JPS60259619A - ポリエステル繊維の製造法 - Google Patents

ポリエステル繊維の製造法

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JPS60259619A
JPS60259619A JP11439984A JP11439984A JPS60259619A JP S60259619 A JPS60259619 A JP S60259619A JP 11439984 A JP11439984 A JP 11439984A JP 11439984 A JP11439984 A JP 11439984A JP S60259619 A JPS60259619 A JP S60259619A
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黒田 俊正
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は紡糸孔に嵌入され、しかも吐出面より突出せし
められた紡糸液案内棒より構成された紡糸口金を使用す
ることにより通常の紡糸口金で溶融紡糸する際に必要さ
れる紡糸口金温度よりも低い紡糸口金温度でポリエステ
ル線維を製造する方法に関するものである。
更に詳しくは、かかる低紡糸口金温度で溶融紡糸しても
通常の紡糸口金温度で製造されるポリエステル繊維と伺
ら遜色のない紡糸性性能を有するポリエステル繊維の製
造法に関する。
〈従来技術〉 ポリエステルに代表される熱可塑性ポリマ−より製造さ
れる合成繊維は、ポリマーをその融点以上の温度で紡糸
口金細孔より押出し、冷却細化して線状の固体としつつ
引取るか又は巻取る、〜・わゆる溶融紡糸法により製造
さ第1ている。通常、紡糸口金細孔(以下吐出孔と略す
)は直径0.1〜0.8B、長さ数譚の通常円形の細管
(ノズル)で、その吐出先端は口金吐出面に平行にかつ
細管軸に垂直に切断された形をとっている。
かかる通常の紡糸口金を用いて紡糸する過程では、ホリ
マー流が吐出面を出た時点で応力が集中して急激な変形
を受けると云われており、適正紡糸条件を設定の為には
ポリマーの融点、溶融粘度、紡糸口金温度、吐出孔形状
等が1賛な役割を持っている。特に、紡糸口金温度が低
すぎると溶融粘度が上り、極端な場合は弱糸化、断糸増
加に至り、シャークスキンやメルトフラクチャーと云わ
れる現象1 を見るに至る。通常σ)口金では口金温度
を下げて来ると断糸する口金温度、即ち、弱糸化る温度
があるが、通常ポリエチレンテレフタレートの場合、固
有粘度〔η〕f等のポリマー特性と関連しておおよそ2
80〜300℃の間の口金温度が採用されている。この
紡糸口金温度は、ポリエチレンテレフタレートの融点で
ある254〜260℃に比較して25℃以上もの高温で
あり、又、可納下限の紡糸温度でさえ融点より25℃位
高い、約278℃以上であるのが通常である。
一般にポリエステルは融点以上の高温に長時間曝すと熱
分解等の熱劣化により溶融粘度の低下を伴ない、分子量
低下を起こすので、高温状態での熱履歴時間を極力短縮
することに努力が払われている。特に高強力、高モジュ
ラス繊維を得る為に高〔η〕fのポリマーを紡糸する場
合、通常口金を用いて安定紡糸するには、的述の紡糸口
金温度を相当高温にして、適正な溶融粘度にする必要が
あり、その際のζ 高温熱履歴による分子I低下(〔η〕f低下)は (普
通〔η〕fのポリマーより極めて大であるのが現状であ
り、〔η〕f低下の少ないポリマーあるいは高に筋〔η
〕fポリマーの製造に多大な努力が払われている。一方
、ポリエチレンテレフタレートの改質を目的として機能
性付与の為、各種添加剤が混合さねたり、共重合ポリエ
ステルや他種のポリマー等、物理的、化学的に異質な熱
可塑性ポリマーとの複合紡糸が広く行なわれているが、
添加剤や共存ポリマーの熱安定性と現状の紡糸口金温度
との関係で、安定紡糸達成の為には厳密な紡糸条件が強
いらねたり、又、ポリエチレンテレフタレートの改質の
可能性拡大の大きな障害となっている。
〈発明の目的〉 従って、本発明の目的は当業者にとっては永年の夢であ
るポリエステルテレフタレートの低紡糸口金温度による
紡糸(低温紡糸)を可能ならしめ、以て熱劣化防止〔η
〕f低下防止等圧よるポリエチレンテレフタレート自体
の性能ポテンシャル向上及びポリエチレンテレフタレー
ト改質の為の各種複合化紡糸技術の大巾な拡大を容易に
17、加えて、胡、在注入されている多大な労力の大巾
低減を図ることにある。
〈発明の構成〉 かかる状況をかんがみ、本発明らはポリエチレンテレフ
タレートの低温紡糸化実現の為、鋭意検討した結果、紡
糸液案内棒を吐出孔を通過して吐出面下流迄突出せしめ
た紡糸口金を用いることで容易に低温紡糸できることを
見い出し、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、エチレンテレフタレートを主成分とす
るポリエステル繊維を溶融紡糸により製造するに際し、
ポリエステルポリマーを(融点+30)℃以上の溶融温
度で完全溶融した後、紡糸液導入孔とそれに連なる紡糸
液吐出孔から成る紡糸孔を少な(とも1個以上有する紡
糸口金板に於いて、下部を針状になした紡糸液案内棒が
各紡糸孔に嵌入されており該案内棒はその軸が少な(と
も紡糸液導入孔下部から吐出孔を経て、先端に至る範囲
に亘って導入孔及び吐出孔の軸と一致しており、しかも
該案内棒が吐出孔を経て吐出面より下方に突出せしめら
れて成る紡糸口金を用いて、紡糸口金温度T (”C)
を(融点+5)℃以上(融点+20 )’C以下で溶融
紡糸することを特徴とするポリエステル繊維の製造法で
ある。
ここで本発明で使用する語句・記号の説明をする。
ビ) 固有粘度〔η〕fは溶融紡糸により得られた紡出
糸で測定したものであり、次式で決定される。
(ロ)融点Tm(℃)は、ポリエステルポリマーのチッ
プを示差熱測定装置を用いて昇温速度10℃/lthで
測定した時の融解のピーク温度である。
本発明について更に詳細に説明する。要約するならば、
本発明は次の2点にその最大の%徴を有している。即ち
、 ■ 紡糸口金が通常の紡糸口金と異なり、針状を成す紡
糸液案内棒を吐出孔を通過して吐出面下流迄突出するよ
うに配置した紡糸口金であること、 ■ 上記紡糸口金を用いて、紡糸口金温度が(融点+5
)℃以上(融点+20ン℃以下の条件で紡糸すること。
換言するならば、通常口金での可動下限紡糸口金温度が
(融点+20)℃にはぼ相当することから、通常口金の
可動下限紡糸口金温度より低温側で溶融紡糸すること、
 1 である。
本発明においても5ポリエステルとは、M:り返し単位
の85(ル九以上がポリエチレンテレフタレートてt、
す、必仮に応じて少な(ともI aITj上の共重合成
分を共ル合して成る共重合ポリエステルでもよく、又、
艶消剤。
制電剤、防炎剤、滑剤、熱安定剤等の添加剤を含んでい
てもよい。尚、本発明では特定的にポリエチレンテレフ
タレート系重合体を用いて説明するが、本発明のある態
様は溶融紡糸可能な熱可塑性重合体群に対して全般的に
応用可能であることは容易に理解される所である。
本発明で用いるポリエステルの固有粘度(η〕fは%に
制限されるものではなく、衣料。
非衣料を問わず、実用に供される範囲の〔η〕fが用い
られる。又、ポリエステルの融点(Tm)についても特
に制限されるものではなく、一般に熱的に実用に耐え得
るTmを有するポリマーであれば何ら差しつかえない。
本発明において第1K重要なことは、紡糸口金が通常の
紡糸口金と異なり、針状を成す紡糸液案内棒を吐出孔を
通過して吐出面下流迄突出するように配置した紡糸口金
であることが必要である。以下図を用いて本発明の紡糸
口金の特徴を詳細に説明する。
第1図は本発明に於ける紡糸口金の壁部縦断面図、第2
図は本発明の紡糸口金に嵌入する紡糸液の案内棒の一実
施態様を示す斜視図。
第3図は第2図に示す紡糸液案内棒を嵌入して成る紡糸
口金の要部縦断面図←)及び要部横断面図(ロ)である
本発明の紡糸口金は、第1図忙示す如く、上部を大径に
なし下部を漸次小径となした紡糸液導入孔1とそれに連
なる紡糸液吐出孔2とから成る紡糸孔3を少なくとも1
個以上有する紡糸口金板4に於いて、第2図に示す如く
上部の周方向に複数の(本例では4個の)羽根5を等間
隔に設け、下部6を一様な針状K(本例では円柱状にな
した)紡糸液案内棒7が第3図に示す如く各紡糸孔3に
嵌入されて、骸案内棒7の羽根6を含む上部が紡糸液導
入孔10大径の上部に固着されている。更に第3図に示
す如(、該案内棒7の軸は少なくとも紡糸液導入孔1の
下部8から吐出孔2を経て、先端6に至る範囲に亘って
導入孔1及び吐出孔2の軸と一致しており、しかも該 
案内棒7が吐出孔2を経て吐出面9より下方に突出せし
められている1 かかる構造の本発明の紡糸口金によれば紡糸液は各紡糸
孔3に嵌入固着された紡糸液案内棒7の上部羽根5と導
入孔1の大径部の内壁10とで囲まれ、かつ、等間隔に
形成される複数の通路11を通って、次に案内棒7の先
端6の上部12と導入孔10下部8及び吐出孔2とによ
って形成される環状通路13に入り、この環状通路13
の先端より紡糸液案内棒7の柱状部12の外周に沿って
流れ、先11 端6より引出されて繊維状に紡糸される
本発明の紡糸口金において、第1図に示す紡糸孔3の形
状は、概に通常口金のそれと相似しているが、寸法的に
は通常口金の寸法より一般に大きい値(0,8〜5W程
度)が採用される。
第1図に示す紡糸液導入孔10大径部の径は、第2図に
示す紡糸液案内棒7が嵌入可能な寸法が必要であり、案
内棒7の工作上の難易度等から約3闘以上が好ましく、
又、紡糸液吐出孔2の径は、案内棒7の柱状部12の径
より約0.1ml+以上大きい値が好ましいが、紡糸液
の粘度、吐出糸の繊度(De)等によって吐出孔2の径
と柱状部12の径の組合せは任意に調整可能であること
は云うまでもない。
次に第2図に示す紡糸液案内棒7の上部形状は、4枚羽
根型で示しであるが、この部分の働きは案内棒7を紡糸
孔3にしっかりと固着させること、及び紡糸液を吐出孔
2へ導く通路を形成するか、あるいは保持していること
に19・上部形状11何ら限定さt″′もO’lTh 
はたく、第4図に示す案内棒7の上部の周方 を向に複
数の小円形の紡糸液流入孔を等間隔に設けた形状でも差
しつかえない。
又、第2図に示す紡糸液案内棒7の下部柱状部12から
先端6に至る形状は、本例では円柱状に示しであるが、
特に限定されるものではな(、先端が尖鋭子離状を成し
た円錐状でもよ(、ヌ、楕円柱(錐)、三角柱(錐)や
五角柱(錐)等の多角柱(錐)、その他各種の異形断面
柱(錐)であっても差しつかえない。
更に、円管、多角管、その他各種の異形断面の中空管の
形状を成した案内棒を用いることによって中空糸条の紡
出も可能であり、更には、紡糸孔3の紡糸液入口から吐
出孔2の先端忙至る範囲をほぼ2分割する如く配置され
る形状の案内棒7を用いれは、ザイトバイサイド型複合
糸が得られるし、又、通常のシース・コア型複合紡糸口
金に本発明の紡糸液案内棒を適用することも可能である
第3図に示す本発明の紡糸口金で紡糸孔3と紡糸液案内
棒7との組合せ構造において大切なことは、まず案内棒
7の軸が少なくとも紡糸導入孔1の下部8から吐出孔2
を経て、先端6に至る範囲に亘って、導入孔1及び吐出
孔2の軸と実質上一致していることである。
案内棒の軸が極端に偏心していると紡糸液が第3図に示
す通路13を通過する過程で流速に斑が生じ、吐出面9
を出た直後にベンディング等を起こし好ましくない。次
に大切なことは第3図に示す如(、案内棒7の柱状部1
2の下部から先端6が吐出面9より突出していることで
ある。この突出の程度は、吐出孔2の径、案内棒7の柱
状部12の径、紡糸液の粘度、吐出弁、紡糸口金温度等
に依存するが1〜30朋、好ましくは2〜20謔程度で
ある。突出の程度が小さい場合、通常口金と同様、吐出
面9W後の紡糸液の応力変形が急激となり、紡糸口金温
度を通常より下げていくとさほど下げてない条件下でも
弱糸や断糸発生が起こり安定紡糸が難かしく、低温紡糸
の効果が充分得られなくなる。一方、突出の程度が極端
に大であると、紡糸液が案内棒7の柱状部12から先端
6に沿って流下する過程で紡糸液の冷却が進み極端な場
合、紡糸液が固化してしまい曳糸できなくなることがあ
るので好ましくない。
本発明において第2に重要なことは、的述の第3図に示
す如き紡糸口金を用いて、紡糸口金温度T (℃)が(
ポリエステルポリマーの融点+5)℃以上、(融点+2
0)’C以下の条件で紡糸すること、換言するならば通
常口金での可動下限紡糸口金が(融点+25)℃にほぼ
相当することから、通常口金の可動下限紡糸口金温度よ
り低温側で溶融紡糸することである。
〈作 用〉 本発明の紡糸口金によって低温紡糸が可能となる詳細な
原理は定かではないが、恐らく以下の理由によるものと
考えられる。
一般に高分子溶融体の流動は、ずり応力下の流動(主に
剪断流動による)と伸長応力下の流動に分けられ、合成
繊維の紡糸工程について考えれば前者は紡糸孔、特に吐
出孔内の流動であり、後者は紡糸孔外での流動である。
合成繊維の繊維化は、紡糸孔外の伸長応力下で起こるこ
とは周知のところであるが、紡糸孔内の流動特性が繊維
化に種々影響を与えていることも事実である。
通常の紡糸口金忙おいては、紡糸孔、特に吐出孔通過の
過程で受けたすり変形は吐出孔を出た時点以降で緩和の
方向に動くが、引続いて起こる伸長応力によって高分子
溶融体は急激な変形を受け、細化される。従って、紡糸
口金温度が低下すると高分子溶融体は高粘度化、高弾性
化し、その結果、伸長応力による急激な変形が紡糸口金
近傍、極端な場合は吐出孔内部に迄およぶことになり、
紡糸口金での高分子での高分子流が乱れて弱糸になった
り、破断に至るものと考えられる。 (一方、本発明の
紡糸口金においては、紡糸孔内で受けたすり変形は吐出
面を出た後も、高分子流が紡糸液案内棒に沿って流下す
る過程で緩やかに緩和され、引続いて起こる伸長応力の
高分子流への影響も案内棒の先端より上流に行くに従い
、徐々に減少する為、高分子流の受ける変形は案内棒に
泪って流れる長い領域でより緩やかなものとなり、案内
棒先端を離れる時点ではよりスムースに次の伸長応力変
形過程へ移行するものと考えられるC従って、紡糸口金
温度をかなり低くして、高分子流が高粘度化、高弾性化
しても、通常口金におけるような急激な変形を受けるこ
とが少ないので、紡糸できると考えられる。
本発明における紡糸口金温度にはおのずと限界(下限)
があり、即ち、案内棒を流下する過程で高分子流が固化
してしまうような口金温度では伸長応力による弾性変形
から脆性破壊に至り紡糸不能となるから、(ポリエステ
ルポリマーの融点+5)℃以上の口金温度が必要である
一方、本発明における紡糸口金温度の上限は、通常U1
金で可動下限の口金温度以下にそれを僅くべきであり、
この可動下限口金温度V下において、本発明の有用性を
見い出すことができるのである。従って、本発明の口金
温度の上限は上記可動下限口金温度にほぼ相当する(ポ
リエステルポリマーの融点+20)℃とするものである
以上説明した本発明のホリエステル繊維の製造法におい
て得られる紡出糸の繊度(De)や紡糸速度は%に限定
されるものではないが、紡出糸の繊度は約1dρの、い
わゆる極細繊維から、数十deの極太繊維の範囲迄紡糸
可能であり、紡出速度は紡出糸の繊度や紡糸口金温度に
も依存するが、概して数+m/分の低紡速から数千17
分の高紡速域迄紡糸可能である。尚、本発明による紡出
糸条は紡糸工程で一旦巻取った後、次工程の延伸等に供
してもよ(、又、直接延滞(SDY)してもよ(、特に
規定されるものではない。
〈効 果〉 本発明の効果、有用性について述べると、(l’+ 通
常El金の紡糸口金温度で紡糸可能である、即ち低温紡
糸が可能であることから、耐熱性に乏しい添加剤等を含
むポリエステル、ブレンドあるいは共重合ポリエステル
口金汚れや異物の多いポリエステル等の安定紡糸が容易
にできる。又、融点がかなり異なる異種ポリエステル間
の複合紡糸も、高融点側ポリエステルの紡糸温度が下げ
られる結果、従来よりも容易にできる。
■ 紡糸口金温度低下でポリマーの溶融粘度を上げるこ
とができる為、従来難かしいとされた低(η〕fポリエ
ステルの紡糸が可能である。
、■ 紡糸口金の紡糸孔や紡糸液案内棒の形状を大幅に
変更する必要な(、極細から極太の繊度の紡糸が可能で
ある。
■ 高粘度性ポリエステル、高結晶性ポリエステルは口
金温度を通常口金の如く高温にする性徴なく紡糸するこ
とができる。従って、高粘度や^結晶性ホリマーの持つ
本来の特性を有効に活用することができる。
Q) 本発明の紡糸口金で低温紡糸したものは通常口金
で同じ紡速で得られた通常紡出糸より低伸度、低NDR
の傾向にあり、本発明の口金と通常口金を同−口金内に
併設することによって任意の伸度差を有する紡糸混繊糸
を容易に得ることができる。
■ 本発明により得られる紡出糸は通常口金からの糸条
の同一伸度のものよりも濃染化傾向にあり、これは同一
条件下での延伸熱処理又は仮撚加工した糸においてもそ
の傾向があり通常より染着性が向上する。
このように、本発明は通常紡糸では達成するのが困難で
あった、いくつかの問題点を克服し5る、工業的に極め
て有意義な作用効果をもたらすものである。 1 以下、実施例により本発明を説明する。
〈実施例1〉 第1図に示す紡糸[]金板3(導入孔1の太径5闘;吐
出孔2の径1.3mm+長さ1.0藺;吐出孔2の数1
2)と第2図に示す紡糸液案内棒7(柱状部12の径1
.0m++長さ5 ms )を組み合せて成る、第3図
に示す紡糸口金(吐出’1ln9より下方に突出してい
る案内棒の長さ3闘)を用いて、固有粘度〔η〕fが0
.60゜ポリマーチップの融点255℃のポリエチレン
テレフタレートを溶融温度295℃で溶融紡糸した。紡
出糸の延伸抜の単糸Daが約3 de +破断伸度が約
25%になるように吐出量を調整し、紡糸口金温度と紡
速を種々変更して紡糸した結果を表−IK示す。
比較例とし【、通常口金(吐出孔の径0.3酵、長さ0
.6m+吐出孔数12)を用い、上記と同じポリエチレ
ンテレフタレートを溶融温度295℃で、紡糸口金温度
と紡速を変えて紡糸した結果も併せて表−1に示す、1
表−Iにおいて実験?l&11〜13は、本発明の紡糸
口金を用いてC]金温度と紡速を変えて紡糸性と糸物性
をみたものである。No、 1は、口金温度が255℃
と低い為、実験紡速2000m/分では断糸が多発して
紡糸できなかった。
Na2〜5は口金温度260℃での結果であるが、紡速
4000m/分(伸度67%)で時々単糸切れが発生し
、弱糸化するが、これより低い紡速の広い範囲で紡糸で
きた。陶6〜13は口金温度265.275℃での結果
であるが、実験紡速(4000m/分)以下の範囲にお
いて特に問題なく紡糸することができた。歯2〜13に
おいて特徴的な点は、口金温度を下げると、同一紡速で
得られる紡出糸条の伸度が低下する傾向がよくでている
一方、Nα14〜23は通常口金を用いて口金温度と紡
速を変えてみたものである。口金温度が通常採用されて
いる温度である283℃(Na21〜23 )では、紡
速6000 m /分(伸度66X)で単糸切れが発生
するが、これ以下の広い紡速範囲では安定紡糸ができる
口金温度を275℃に下げると風17〜20に示される
ように低紡速では紡糸できても高紡速では単糸切れが発
生し、極端な場合断糸多発で紡糸できない。更に口金温
度を270℃に下げると(翫14〜16)断糸発生で紡
糸が困難であり、例に低紡速で紡糸できてもCP&t1
4)延伸時ラップが出やすい。このように本発明によれ
ば相当の低口金温度下でも安定紡糸が可能であることが
わかる。
又、本発明の低温紡糸による付随効果として表−1でも
わかるように、同一紡速において通常紡出糸の伸度より
低伸度になることから、より低紡速で通常の高速紡速盤
の糸条が得られる有用性を持っている。
〈実施例2〉 実施例1で用いた紡糸口金において吐出面より下方に突
出している案内棒の長さく4を3゜10.15.20酊
にする以外は変えずK、しかも実施例1と同じポリエチ
レンテレフタレートを用いて溶融温度295°C9口金
温度275℃、紡出糸条の単糸デニール約5de+紡速
1500m/分で溶融紡糸した結果を表−21C示も 表 −2 表−2からもわかるようK、案内棒の長さを長くするこ
とで案内棒を流下するポリマーの冷却効果が促進され、
紡速相当よりもかなり低伸度の紡出糸が得られる。翫2
7の実施1 例では低紡速(1500rr+/分)であ
りながら、中間配向糸(いわゆるPOY;紡速3300
〜3500m/分)並の低伸度糸条となっている。この
ように案内棒の長さと口金温度、更には紡速との組合わ
せによって、相当広範囲に亘る任意の伸度を有する紡出
糸条を得ることが可能である、 以上、実施例で説明したように本発明によれば通常紡糸
より相当低い口金温度で安定紡糸が可能であること、得
られた紡出糸条の物性が通常紡出糸に見られない特徴を
有している等、本発明の工業的意義が極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に於ける紡糸口金の要部縦断面図、第2
図は本発明の紡糸口金に於ける紡糸液案内棒の一実流態
様を示す斜視図、第3図は第2図に示す紡糸液案内棒を
嵌入して成る紡糸口金の要部縦断面図(イ)及び←)の
A−A’面での要部横断面図(+:+)である。 1:紡糸液導入孔; 2:紡糸液吐出孔3:紡糸孔; 
4:紡糸口金板: 5:羽根 16二案内棒先端; 7
:案内棒; 8:導入孔下部; 9:吐出面; 10:導入孔大径部内壁;11:通路:12:案内棒柱
状部;13:環状通路 °・ 、シ/ 第1図 第2.、図 グ 第31図 (イ) (ロ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fi+ エチレンテレフタレート単位を主成分とするポ
    リエステル繊維を溶融紡糸により製造する釦際し、ホリ
    エステルポリマーを(融点+30)℃以上の溶融温度で
    完全溶融した後、紡糸液導入孔とそれに連なる紡糸液吐
    出孔から成る紡糸孔を少な(とも1個以上有する紡糸口
    金板に於いて、下部を針状になした紡糸液案内棒が各紡
    糸孔に嵌入されており、該案内棒はその軸が少な(とも
    紡糸液導入孔下部から吐出孔を経て、先端に至る範囲に
    亘って導入孔及び吐出孔の軸と一致しており、しかも該
    案内棒が吐出孔を経て吐出面より下方に突出せしめられ
    て成る紡糸口金を用いて、紡糸EJ金温度(T ℃)が
    下記式を満足するように溶融紡糸することを特徴とする
    ポリエステル繊維の製造法。 Tm + 5 s T≦Tm + 20 (℃)
JP11439984A 1984-06-06 1984-06-06 ポリエステル繊維の製造法 Granted JPS60259619A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20230039950A (ko) * 2021-09-15 2023-03-22 주식회사 대영합섬 벌키성 및 유연성이 우수한 cotton-like 리사이클 폴리에스테르 복합가연가공사의 제조방법

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JPS56140116A (en) * 1980-04-04 1981-11-02 Teijin Ltd Preparation of polyester fiber
JPS5756337A (en) * 1980-07-28 1982-04-03 Nat Res Dev Fiber manufacture and apparatus

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