JPS61268649A - 3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製造方法 - Google Patents

3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製造方法

Info

Publication number
JPS61268649A
JPS61268649A JP11052385A JP11052385A JPS61268649A JP S61268649 A JPS61268649 A JP S61268649A JP 11052385 A JP11052385 A JP 11052385A JP 11052385 A JP11052385 A JP 11052385A JP S61268649 A JPS61268649 A JP S61268649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfuric acid
reaction
acid
concentration
tetrafluorophthalonitrile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11052385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0442374B2 (ja
Inventor
Isao Okitaka
沖高 勲
Koitsu Hirota
広田 幸逸
Hideki Ito
伊東 秀記
Osamu Kaieda
修 海江田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP11052385A priority Critical patent/JPS61268649A/ja
Publication of JPS61268649A publication Critical patent/JPS61268649A/ja
Publication of JPH0442374B2 publication Critical patent/JPH0442374B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、硫酸水溶液中で3.4.5.6−テトラフル
オロフタロニトリルを加水分解せしめて、3、4.5.
6−テトラフルオロフタル酸を工業的に製造する方法に
関する。
3、4.5.6−テトラフルオロフタル酸は、ポリマー
材料あるいは医薬、農薬の中間体として有用なものであ
る。
(従来の技術) 3、4.5.6−テトラフルオロフタロニトリルを硫酸
水溶液中で加水分解させて3.4.5.6−テトラフル
オロフタル酸を製造する方法は、石川ら、工業化学雑誌
、第73巻、第447頁(1970年)に記載されてい
る。この方法によると3゜4、5.6−テトラフルオロ
フタロニトリル80gを60%の硫酸水溶液5ooId
中で5時間煮沸させた後、放冷し、析出した結晶を濾過
して18%濃度の塩酸で洗浄し、乾燥して3.4.5.
6−テトラフルオロフタル酸をえている(収率88゜5
%)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この方法は、余りにも原料濃度が低いために3
.4.5.6−チトラフルオロフタル酸の生産効率は低
いものとならざるをえなく、工業的規模の生産に適用す
るには種々の改良されるべき問題点を含んでいる。すな
わち、■原料濃度が低いために生産効率が低い。■粗製
の3.4゜5.6−チトラフルオロフタル酸の精製処理
を塩酸水溶液を用いて洗浄・再結晶を行なっているが、
塩酸は装置に対する腐食が大きいので実装置での適用は
困難である。■3.4.5.6−チトラフルオロフタル
酸の反応収率にはまだ改善される余地がある。以上のよ
うな技術的問題点を指摘することができる。
そこで、本発明の目的は3.4.5.6−テトラフルオ
ロフタロニトリルを硫酸水溶液中、高濃度の状態で加水
分解して工業的に有利に3.4.5.6−チトラフルオ
ロフタル酸を製造することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、3.4.5.6−テトラフルオロフタロ
ニトリルの硫酸水溶液中での加水分解による3、 4.
5.6−チトラフルオロフタル酸の製造法において、高
濃度原料を用いた加水分解反応について種々検討を加え
てきた。その結果、加水分解によって副生ずる硫酸アン
モニウムと目的物である3、 4.5.6−チトラフル
オロフタル酸との両者の硫酸水溶液に対する溶解度はそ
の硫酸濃度の特定の範囲内で大きく変化する変曲点を有
し、硫酸アンモニウムを全く析出させず、3゜4.5.
6−チトラフルオロフタル酸のみを選択的に析出させる
ことができることを見い出し本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、3.4.5.6−テトラフルオロ
フタロニトリルを硫酸水溶液中で加水分解して3.4.
5.6−チトラフルオロフタル酸を製造する際に、加水
分解終了後の反応液の硫M11度を約57重量%以下に
調整し、かつ、その反応液の温度を0〜40℃の範囲に
保ちつつ、3,4゜5.6−チトラフルオロフタル酸を
選択的に析出せしめることを特徴とする3、 4.5.
6−チトラフルオロフタル酸の製造方法である。
以下、本発明を3.4.5.6−チトラフルオロフタル
酸および硫酸アンモニウムの硫酸水溶液に対する溶解度
を示した第1図を参照しながら具体的に説明する。
第1図には上記二者の液温10℃および35・℃におけ
る溶解度を示しているが、この図から理解されるように
、硫酸濃度が50〜60重量%の範囲の中で、硫酸アン
モニウムの溶解度は大きく変化し、60重量%以上の硫
酸濃度ではその溶解度はかなり小さくなるが、50重量
%以下の濃度ではその溶解度はほぼ一定の高い値を維持
している。そして、この硫酸アンモニウムの溶解度曲線
における変曲点は約57!l量%硫酸濃度である。
一方、3.4,5.6−チトラフルオロフタル酸の溶解
度は硫酸濃度が約20重量%以上の場合にはその硫酸濃
度と液温の影響を受けず低い値となっているが、硫酸濃
度が20重饋%より低い場合には、10℃程の低温の時
にはその溶解度は低い値を示すが、35℃と液温が上昇
するにつれその溶解度も急激に大きくなる。
以上のような知見に基づいて本発明は完成されたもので
ある。
すなわち、3.4.5.6−テトラフルオロフタロニト
リルを硫酸水溶液中で加水分解して生成する3、 4.
5.6−チトラフルオロフタル酸および硫酸アンモニウ
ムはそれぞれ硫酸濃度に対する溶解度に異なる変曲点を
有しているので、加水分解終了後の反応液の硫酸濃度を
ほず57重量%以下に調整し、かつ、その反応液の温度
を0〜40℃の範囲に保てば、3.4.5.6−チトラ
フルオロフタル酸は極めて溶解度が低いために高い収量
で析出するが、一方、硫酸アンモニウムは溶解度が高く
全く析出しないのである。そして、高濃度原料を用いた
場合(すなわち、副生ずる1ilN酸アンモニウムの濃
度が高くなる。)でも本発明が特定する条件に加水分解
終了後の反応液を調整することによって、3.4.5.
6−テトラフルオロフタル酸のみを選択的に析出させる
ことができるのである。
以下、さらに本発明に係る製造例を説明するが、これら
に限定されるものではない。
本発明で使用する3、 4.5.6−テトラフルオロフ
タロニトリルは、たとえばフタロニトリルを塩素と共に
活性炭上に270〜350℃の温度範囲で供給すること
によって合成できる。
生産性を高めようとするならば、3.4.5.6−テト
ラフルオロフタロニトリル100部に対して硫酸水溶液
100〜700部の範囲で仕込むのが望ましい。
水媒体に対する硫酸濃度は20〜80重量%の範囲の濃
度で行うのが良いが、好ましくは35〜57重量%の範
囲が良い。硫酸濃度が高い場合急激な反応が起り易く、
発熱反応の為危険である。硫酸濃度が低い場合、反応速
度が低下し、生産性が落ちるので好ましくない。よって
適度な硫酸濃度を選ぶ必要がある。
加水分解の反応温度は、100〜170℃の範囲で選ぶ
のが好ましいが、特に120〜150℃の範囲が好まし
い。
反応温度が高い場合、急激な反応が起り発熱反応の為危
険である。反応温度が低い場合、反応速度が低下し、生
産性が落ちるので好ましくない。
反応温度は、還流下で行う場合、特に硫酸濃度に支配さ
れるが、反応は還流下で行うのが望ましい。しかしなが
ら、温度が硫酸濃度に支配されない様にオートクレーブ
を使って加圧下で行ってもよいし、また常圧で行う場合
でも必ずしも還流下で行う必要がなく、更に低い温度に
制御して行っても良い。
反応時間は、特に制限はないが、5〜40時間の範囲で
行うのが望ましい。
反応終了後、水媒体に対する硫酸濃度は約57重量%以
下、好ましくは20〜57重量%になる様に水−で希釈
するが、あらかじめ反応終了後の硫酸濃度が上記の範囲
になる様に硫酸および水を仕込んで反応させてもよい。
反応終了後上記の硫酸濃度に保ち、かつ、0〜40℃、
好ましくは10〜35℃に液温を調整することによって
3.4.5.6−テトラフルオロフタル酸の沈殿物がえ
られる。それらは例えば一般的な方法であるが過等の手
段によって水性媒体中から取り出すことができる。
かくしてえられた3、 4.5.6−テトラフルオロフ
タル酸の結晶中には、水が含有しており、よって硫酸、
硫酸アンモニウムもわずかに残存している。それらを精
製する方法としてはひとつには3.4.5.6−テトラ
フルオロフタル酸の飽和または飽和に近い水溶液で洗浄
して、硫酸、硫酸アンモニウムを除去する方法がある。
あるいは3.4.5.6−テトラフルオロフタル酸の水
への溶解度が急激に低下する温度15℃以下の水を使用
して洗浄させてもよい。この場合洗浄した水溶液の一部
は反応の水媒体にも、または本発明で云う希釈水にも利
用でき、洗浄水に含有させた3、 4.5.6−テトラ
フルオロフタル酸は再び有効に回収される。
さらに別の方法といては、エーテル類、ケトン類等の溶
媒で水媒体から3.4.5.6−テトラフルオロフタル
酸を抽出する方法である。抽出後溶媒を蒸発乾固によっ
て除去し、3.4.5.6−テトラフルオロフタル酸を
取り出すことができる。
本発明ではいずれの方法を用いて精製しても良い。場合
によっては精製しないで次の反応の原料としてそのま)
使用できる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
実施例 1 1j!の3つロフラスコ中に、3.4.5.6−テトラ
フルオロフタロニトリル200.1 g(1,00モル
)および60重量%の硫酸水溶液600.09を仕込み
、還流下(約135〜140℃)撹拌しながら16時間
反応せしめた。
反応終了後値Ha度約47重M%に下げる為に127Q
の水を滴下し希釈した。
次に放冷後(液温20℃)沈殿物を濾過し、水媒体から
分離した。3.4.5.6−チトラフルオロフタル酸の
飽和水溶液で洗浄し1.その後乾燥して3.4.5.6
−チトラフルオロフタルIlt 229゜Og(対3.
4.5.6−テトラフルオロフタロニトリル収率96,
2モル%、純度99.5%)をえることができた。
実施例 2 54重量%の硫酸水溶液700. OQを仕込み、還流
下(約129〜131℃)17時間反応させた以外は、
実施例1と同じ様に仕込み反応させた。反応終了後その
ま)放冷させて沈殿物を濾過し、その後実施例1と同じ
様に操作して3゜4、5.6−チトラフルオロフタル酸
231.70(対3.4.5.6−テトラフルオロフタ
ロニトリル収率9733モル%)をえることができた。
実施例 3 3、4.5.6−テトラフルオロフタロニトリル133
.4 a (0,67モル)および51.5重量%の硫
酸水溶液543.30を仕込み、還流下(約124〜1
27℃)25時間反応させ、また反応終了後硫酸濃度約
35重量%になる様に水182qで希釈した。次に放冷
後液温20℃で沈殿物を濾過し、水媒体から分離した。
10℃の水で洗浄し、その後乾燥して3゜4、5.6−
チトラフルオロフタル酸146.9g(対3.4.5.
6−テトラフルオロフタロニトリル収率92.1モル%
)をえることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、3.4,5.6−チトラフルオロフタル酸お
よび硫酸アンモニウムの硫酸水溶液に対するそれぞれの
溶解度を示したグラフである。 1・・・・・・35℃における硫酸アンモニウムの溶解
度曲線 2・・・・・・10℃における硫酸アンモニウムの溶解
度曲線 3・・・・・・35℃における3、 4.5.6−チト
ラフルオロフタル酸の溶解度曲線 4・・・・・・10℃における3、 4.5.6−チト
ラフルオロフタル酸の溶解度曲線 特許出願人  日本触媒化学工業株式会社手  続  
補  正  書  (自発)1.事件の表示 昭和60年特許願第110523号 2、発明の名称 3、4.5.6−チトラフルオロフタル酸の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市東区高H橋5丁目1番地 (462)  日本触媒化学工業株式会社代表取締役 
石 川 三 部 4、代理人 〒−100 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号 日本触媒化学工業株式会社 東京支社内5、補正の対象
。 出願用It書の発明の詳細な説明の項 6、補正の内容 (1)明細書第7頁第9行において、 「・・・・・・で供給することによって・・・・・・」
とあるのを 「・・・・・・で供給し、その後ハロゲン交換すること
によって・・・・・・」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3,4,5,6−テトラフルオロフタロニトリル
    を硫酸水溶液中で加水分解して3,4,5,6−テトラ
    フルオロフタル酸を製造する際に、加水分解終了後の反
    応液の硫酸濃度を約57重量%以下に調整し、かつ、そ
    の反応液の温度を0〜40℃の範囲に保ちつつ、3,4
    ,5,6−テトラフルオロフタル酸を選択的に析出せし
    めることを特徴とする3,4,5,6−テトラフルオロ
    フタル酸の製造方法。
JP11052385A 1985-05-24 1985-05-24 3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製造方法 Granted JPS61268649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052385A JPS61268649A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052385A JPS61268649A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61268649A true JPS61268649A (ja) 1986-11-28
JPH0442374B2 JPH0442374B2 (ja) 1992-07-13

Family

ID=14537956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11052385A Granted JPS61268649A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61268649A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111909035A (zh) * 2020-08-18 2020-11-10 周敏 一种降低废弃物排放的四氟对苯二酸的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111909035A (zh) * 2020-08-18 2020-11-10 周敏 一种降低废弃物排放的四氟对苯二酸的制备方法
CN111909035B (zh) * 2020-08-18 2024-01-16 周敏 一种降低废弃物排放的四氟对苯二酸的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0442374B2 (ja) 1992-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08333312A (ja) バリンの精製法
JPS61268649A (ja) 3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製造方法
JPH0393753A (ja) α―アミノ酸の製造方法
JPS60231647A (ja) パラフインのスルホ酸化で生じた反応混合物から残留硫酸を除く方法
JPH0393757A (ja) α―アミノ酸の製造方法
JPH0395145A (ja) α―アミノ酸の製造方法
JP2870151B2 (ja) 1,3―フェニレンジオキシジ酢酸の製法
JP2915515B2 (ja) O―メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法
JPS62111942A (ja) 3,4,5,6−テトラフルオロフタル酸の製法
JPH02229135A (ja) 2―ヒドロキシ―4―フェニル酪酸の製造方法
JPS63159339A (ja) モノクロル酢酸ナトリウムの製造方法
JPH02172969A (ja) ジチオールジ(メタ)アクリレートの製造法
JPH0395146A (ja) α―アミノ酸の製造法
CN100393697C (zh) 制备2,4'-二羟基二苯砜的方法
JPS63159353A (ja) ニトロ置換4―トリフルオロメチル安息香酸の製造方法
JPH0413657A (ja) 2,4―ジアミノベンゼンスルホン酸の製造方法
JPH0393756A (ja) α―アミノ酸の製法
JPS5962554A (ja) イソロイシン塩酸塩の精製方法
JPS6183164A (ja) ヒダントインの製造方法
JPS61148165A (ja) N―2―イミダゾリジニリデン―p―アミノ安息香酸の製造方法
JPS6157537A (ja) クロロアラニンの精製法
JPS6028988A (ja) ペプチドの製造方法
JPS60132971A (ja) 2−チオシアノメチルチオベンゾチアゾ−ル誘導体の製法
JPS62164660A (ja) 2−スルフアミド安息香酸メチルエステルの製造方法
JPS5865255A (ja) γ−アミノ酪酸カルシウム塩の製法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees