JPS6142313Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142313Y2 JPS6142313Y2 JP8743481U JP8743481U JPS6142313Y2 JP S6142313 Y2 JPS6142313 Y2 JP S6142313Y2 JP 8743481 U JP8743481 U JP 8743481U JP 8743481 U JP8743481 U JP 8743481U JP S6142313 Y2 JPS6142313 Y2 JP S6142313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turn
- heating coil
- flange
- open end
- turn portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- General Induction Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波加熱コイルに関し、さらに詳し
くは有機接着剤層によつて接合された側面接合部
を有するスチール缶胴体のフランジ部又はカール
部等の開口端部に沿い蓋部を実質的に均一に熱接
着することが可能な高周波加熱コイルに関する。
くは有機接着剤層によつて接合された側面接合部
を有するスチール缶胴体のフランジ部又はカール
部等の開口端部に沿い蓋部を実質的に均一に熱接
着することが可能な高周波加熱コイルに関する。
第1図に示されるように、側面接合部2が例え
ばナイロン12のような有機接着剤の層(第3図
の12参照)を介して重ね合せ接合することによ
つて形成されたスチール缶胴体1のフランジ部3
の上に蓋部4を載置して、フランジ部3を蓋部4
の周縁部4aと熱接着(熱融着を含む)するため
の高周波誘導加熱コイルとして、第1図、第2図
に示すような、フランジ部3と対応する形状を有
する1ターンの加熱コイル5が考えられる。なお
第1図において、6は加熱コイル5の下面に貼着
された耐熱性弾性薄膜(例えばシリコンゴムより
なる)であつて、フランジ部3上面の若干の凹凸
(例えば第3図に示すような側面接合部2にもと
づく段差部7)にかゝわらず、フランジ部3の全
周に沿い実質的に均一な押圧力が加熱コイルによ
つて加えられるようにするため設けられたもので
ある。8は磁芯(例えばフエライトよりなる)で
あつて、加熱コイル5とフランジ部3の電磁結合
度を高めるために設けられており、磁芯8に固着
された押圧ロツド9(例えばベークライトよりな
る)を介して、加熱コイル5は図示されない押圧
機構によつて蓋部の周縁部4aをフランジ部3に
対して押圧しうるように構成されている。なお加
熱コイル5には冷却水を貫流(第2図の矢印方向
に)させるための導孔5aが設けられており、加
熱コイル5はフイーダ10を介して図示されない
高周波発振装置に接続される。なお11は加熱コ
イル5の出入口部の対向する面を絶縁するための
電気絶縁性膜である。
ばナイロン12のような有機接着剤の層(第3図
の12参照)を介して重ね合せ接合することによ
つて形成されたスチール缶胴体1のフランジ部3
の上に蓋部4を載置して、フランジ部3を蓋部4
の周縁部4aと熱接着(熱融着を含む)するため
の高周波誘導加熱コイルとして、第1図、第2図
に示すような、フランジ部3と対応する形状を有
する1ターンの加熱コイル5が考えられる。なお
第1図において、6は加熱コイル5の下面に貼着
された耐熱性弾性薄膜(例えばシリコンゴムより
なる)であつて、フランジ部3上面の若干の凹凸
(例えば第3図に示すような側面接合部2にもと
づく段差部7)にかゝわらず、フランジ部3の全
周に沿い実質的に均一な押圧力が加熱コイルによ
つて加えられるようにするため設けられたもので
ある。8は磁芯(例えばフエライトよりなる)で
あつて、加熱コイル5とフランジ部3の電磁結合
度を高めるために設けられており、磁芯8に固着
された押圧ロツド9(例えばベークライトよりな
る)を介して、加熱コイル5は図示されない押圧
機構によつて蓋部の周縁部4aをフランジ部3に
対して押圧しうるように構成されている。なお加
熱コイル5には冷却水を貫流(第2図の矢印方向
に)させるための導孔5aが設けられており、加
熱コイル5はフイーダ10を介して図示されない
高周波発振装置に接続される。なお11は加熱コ
イル5の出入口部の対向する面を絶縁するための
電気絶縁性膜である。
以上のような型式の加熱コイル5を用いて、フ
ランジ部5に蓋部4の周縁部4aを押圧して、加
熱コイル5を通電した場合に、フランジ部3の側
面接合部2に対応する部分、すなわち段差部7の
昇温が他の部分に比べて低く、段差部7における
熱接着が十分に行なわれないという問題を有す
る。その理由は必ずしも明らかでないが、およそ
次のように推測される。すなわち第3図に示すよ
うに、段差部7におけるフランジ部3の上層3a
と下層3bは有機接着剤層12によつて電気的に
絶縁されている。そのために加熱コイル5を流れ
る高周波電流によつて誘起されてフランジ部3に
流れる誘導電流13は、段差部7以外のフランジ
部3の部分においては大部分がフランジ部3に沿
い矢印A方向に流れるが、段差部7従つて上層3
aおよびその近傍においてフランジ部3から下方
の胴壁部14に回り込み、胴壁部14に沿い矢印
B方向に流れ、下層3bに隣接するフランジ部3
の部分3cにおいて再びフランジ部3に戻つて矢
印A方向に流れる。従つて上層3aに流れる誘導
電流は他のフランジ部3の部分の夫よりも小さ
く、そのため上層3aの誘導加熱量は他のフラン
ジ部3の部分より少なく、さらに下層3bには殆
んど誘導電流が流れないため、下層3bは殆んど
誘導加熱されないので、上層3aの温度上昇を妨
げるように働くことによるものと推測される。
ランジ部5に蓋部4の周縁部4aを押圧して、加
熱コイル5を通電した場合に、フランジ部3の側
面接合部2に対応する部分、すなわち段差部7の
昇温が他の部分に比べて低く、段差部7における
熱接着が十分に行なわれないという問題を有す
る。その理由は必ずしも明らかでないが、およそ
次のように推測される。すなわち第3図に示すよ
うに、段差部7におけるフランジ部3の上層3a
と下層3bは有機接着剤層12によつて電気的に
絶縁されている。そのために加熱コイル5を流れ
る高周波電流によつて誘起されてフランジ部3に
流れる誘導電流13は、段差部7以外のフランジ
部3の部分においては大部分がフランジ部3に沿
い矢印A方向に流れるが、段差部7従つて上層3
aおよびその近傍においてフランジ部3から下方
の胴壁部14に回り込み、胴壁部14に沿い矢印
B方向に流れ、下層3bに隣接するフランジ部3
の部分3cにおいて再びフランジ部3に戻つて矢
印A方向に流れる。従つて上層3aに流れる誘導
電流は他のフランジ部3の部分の夫よりも小さ
く、そのため上層3aの誘導加熱量は他のフラン
ジ部3の部分より少なく、さらに下層3bには殆
んど誘導電流が流れないため、下層3bは殆んど
誘導加熱されないので、上層3aの温度上昇を妨
げるように働くことによるものと推測される。
また蓋部4がアルミニウム箔のような金属箔
(図示されないがフランジ部3と該金属箔との間
には熱可塑性プラスチツクフイルムのような熱接
着性層が介在している)を含む場合は、段差部7
上の金属箔の部分が焼損するという問題を有す
る。その理由も必ずしも明らかでないが、段差部
7上の金属箔部分に誘導電流が集中するように段
差部7附近に磁界が生ずるためと推測される。
(図示されないがフランジ部3と該金属箔との間
には熱可塑性プラスチツクフイルムのような熱接
着性層が介在している)を含む場合は、段差部7
上の金属箔の部分が焼損するという問題を有す
る。その理由も必ずしも明らかでないが、段差部
7上の金属箔部分に誘導電流が集中するように段
差部7附近に磁界が生ずるためと推測される。
本考案は以上に述べたような問題点の解消を図
ることを目的とする。上記目的を達成するため、
本考案は、有機接着剤層によつて接合された側面
接合部を有するスチール缶胴体のフランジ部又は
カール部等の開口端部に蓋部を押圧して熱接着す
るための高周波加熱コイルであつて、該加熱コイ
ルの第1のターン部は該開口端部に対応する形状
を有し、かつその該開口端部に対応すべき面に耐
熱性弾性薄膜が着設されており、第2のターン部
は該第1のターン部により該開口端部を押圧する
さい、該開口端部に近接して該開口端部の外周近
傍を包囲するよう配設されており、該第1のター
ン部と該第2のターン部の電流方向が逆向きであ
ることを特徴とする高周波加熱コイルを提供する
ものである。
ることを目的とする。上記目的を達成するため、
本考案は、有機接着剤層によつて接合された側面
接合部を有するスチール缶胴体のフランジ部又は
カール部等の開口端部に蓋部を押圧して熱接着す
るための高周波加熱コイルであつて、該加熱コイ
ルの第1のターン部は該開口端部に対応する形状
を有し、かつその該開口端部に対応すべき面に耐
熱性弾性薄膜が着設されており、第2のターン部
は該第1のターン部により該開口端部を押圧する
さい、該開口端部に近接して該開口端部の外周近
傍を包囲するよう配設されており、該第1のター
ン部と該第2のターン部の電流方向が逆向きであ
ることを特徴とする高周波加熱コイルを提供する
ものである。
以下実施例を示す図面を参照しながら、本考案
について説明する。
について説明する。
第4図、第5図、第6図(第7図の場合も同
じ)において、第1図、第2図と同一符号の部分
は、同一部分又は同一機能の部分を示す。
じ)において、第1図、第2図と同一符号の部分
は、同一部分又は同一機能の部分を示す。
本考案のスチール缶胴体1とはスチールによつ
て形成された缶胴体を意味し、本明細書において
スチールとは、低炭素薄鋼板、およびぶりき(錫
めつき鋼板)、テインフリースチール(電解クロ
ム酸処理鋼板)等の低炭素薄鋼板をベースとする
表面処理鋼板(表面に有機塗膜を形成されたもの
を含む)等を指称する。また蓋部4とフランジ部
3が熱接着されるものであるから、蓋部4とフラ
ンジ部3の対向する面の少なくとも一方は熱接着
性層(図示されない;例えばポリエチレン層のよ
うな熱可塑性プラスチツクフイルムよりなる層、
もしくは感熱性接着剤層)によつて形成されてい
る。また蓋部4のガスバリヤー層を確保するた
め、蓋部4は通常金属箔層(図示されない;例え
ばアルミニウム箔層)を有している。加熱コイル
15の第1のターン部15aの下面に貼着されて
いる弾性薄膜6の厚さは、通常0.5〜4mmである
ことが好ましい。0.5mmより薄いと押圧のさいの
緩衝性が失われて、フランジ部3の凹凸部、例え
ば段差部7に実質的に均一な押圧を加えることが
できず、従つてフランジ部3の全周に沿いピンホ
ールや不完全接着部等のない実質的に均一かつ満
足な熱接着部を実現することが困難となるからで
ある。一方4mmより厚いと加熱コイル15の第1
のターン部15aとフランジ部3との電磁結合度
が小さくなく、加熱効率が低下するからである。
て形成された缶胴体を意味し、本明細書において
スチールとは、低炭素薄鋼板、およびぶりき(錫
めつき鋼板)、テインフリースチール(電解クロ
ム酸処理鋼板)等の低炭素薄鋼板をベースとする
表面処理鋼板(表面に有機塗膜を形成されたもの
を含む)等を指称する。また蓋部4とフランジ部
3が熱接着されるものであるから、蓋部4とフラ
ンジ部3の対向する面の少なくとも一方は熱接着
性層(図示されない;例えばポリエチレン層のよ
うな熱可塑性プラスチツクフイルムよりなる層、
もしくは感熱性接着剤層)によつて形成されてい
る。また蓋部4のガスバリヤー層を確保するた
め、蓋部4は通常金属箔層(図示されない;例え
ばアルミニウム箔層)を有している。加熱コイル
15の第1のターン部15aの下面に貼着されて
いる弾性薄膜6の厚さは、通常0.5〜4mmである
ことが好ましい。0.5mmより薄いと押圧のさいの
緩衝性が失われて、フランジ部3の凹凸部、例え
ば段差部7に実質的に均一な押圧を加えることが
できず、従つてフランジ部3の全周に沿いピンホ
ールや不完全接着部等のない実質的に均一かつ満
足な熱接着部を実現することが困難となるからで
ある。一方4mmより厚いと加熱コイル15の第1
のターン部15aとフランジ部3との電磁結合度
が小さくなく、加熱効率が低下するからである。
加熱コイル15は第1のターン部15aと第2
のターン部15bよりなつており、内部に冷却水
を貫流するため導孔15cを備えている。第1の
ターン部15aは第1図の加熱コイル5と実質的
に同一の形状(すなわちフランジ部3に対応する
形状)、構造および機能を有している。第5図に
示されるように第2のターン部は、第1のターン
部15aのフイーダ15a′の近傍で第1のターン
部15aに接続し、第1のターン部に沿つて1周
して、フイーダ15a′の近傍でフイーダ15b′に
接続する。従つて第1のターン部15aと第2の
ターン部5bに流れる電流の方向は矢印に示すよ
うに逆向きになつている。また第2のターン部1
5bの内径はフランジ部3の外径より僅かに大き
く定められている。第2のターン部15bをフラ
ンジ部3に対し、両者間の電磁結合度をあまり低
減することなく、挿脱可能とするためである。さ
らに第2のターン部15bの上面15b1がフラン
ジ部3の下面3dより僅かに低い位置にくるよう
に、第2のターン部15bは配設されている。フ
ランジ部3と第2のターン部15bとの大きな電
磁結合度を確保するためである。
のターン部15bよりなつており、内部に冷却水
を貫流するため導孔15cを備えている。第1の
ターン部15aは第1図の加熱コイル5と実質的
に同一の形状(すなわちフランジ部3に対応する
形状)、構造および機能を有している。第5図に
示されるように第2のターン部は、第1のターン
部15aのフイーダ15a′の近傍で第1のターン
部15aに接続し、第1のターン部に沿つて1周
して、フイーダ15a′の近傍でフイーダ15b′に
接続する。従つて第1のターン部15aと第2の
ターン部5bに流れる電流の方向は矢印に示すよ
うに逆向きになつている。また第2のターン部1
5bの内径はフランジ部3の外径より僅かに大き
く定められている。第2のターン部15bをフラ
ンジ部3に対し、両者間の電磁結合度をあまり低
減することなく、挿脱可能とするためである。さ
らに第2のターン部15bの上面15b1がフラン
ジ部3の下面3dより僅かに低い位置にくるよう
に、第2のターン部15bは配設されている。フ
ランジ部3と第2のターン部15bとの大きな電
磁結合度を確保するためである。
以上の構造の加熱コイル15を使用することに
より、段差部7を、フランジ部3の他の部分とほ
ぼ同一温度に誘導加熱することができる。その理
由は次のように推測される。第6図に示すよう
に、先づ第1のターン部15aを流れる電流によ
つて、第3図の場合と同じように、誘導電流13
が矢印A方向にフランジ部3に沿い、また矢印B
方向に胴壁部14の上方に沿い流れる。また第1
のターン部15aに流れる電流と逆向きに流れる
第2のターン部15bの電流によつて、矢印C方
向にフランジ部3に沿い、また矢印D方向に胴壁
部14の上方に沿い流れる誘導電流16が生ず
る。誘導電流16は段差部7の上層3aをほとん
ど誘導加熱しないが、下層3bを若干誘導加熱す
る。一方フランジ部3の段差部7以外の部分を流
れる誘導電流13と16は方向が逆向きであるた
め一部打消しあい(第1のターン部15aと第2
のターン部15bのフランジ部3に対する電磁結
合度の相違および表皮効果等のため完全な打消は
行なわれない)、そのため当該部分の誘導加熱に
よる温度上昇は、第1のターン部15aのみの場
合よりも小さくなる。一方上層3aの温度上昇
は、下層3bの若干の誘導加熱のため、第1のタ
ーン部15aのみの場合よりも大きくなる。従つ
て上記打消し現象による加熱効率の低下に対処す
るため、通電量を第1のターン部15aのみより
なるコイルの場合にくらべて大きくすることによ
つて、フランジ部3をその全体に沿い実質的に均
一に熱接着可能温度に加熱することができる。
より、段差部7を、フランジ部3の他の部分とほ
ぼ同一温度に誘導加熱することができる。その理
由は次のように推測される。第6図に示すよう
に、先づ第1のターン部15aを流れる電流によ
つて、第3図の場合と同じように、誘導電流13
が矢印A方向にフランジ部3に沿い、また矢印B
方向に胴壁部14の上方に沿い流れる。また第1
のターン部15aに流れる電流と逆向きに流れる
第2のターン部15bの電流によつて、矢印C方
向にフランジ部3に沿い、また矢印D方向に胴壁
部14の上方に沿い流れる誘導電流16が生ず
る。誘導電流16は段差部7の上層3aをほとん
ど誘導加熱しないが、下層3bを若干誘導加熱す
る。一方フランジ部3の段差部7以外の部分を流
れる誘導電流13と16は方向が逆向きであるた
め一部打消しあい(第1のターン部15aと第2
のターン部15bのフランジ部3に対する電磁結
合度の相違および表皮効果等のため完全な打消は
行なわれない)、そのため当該部分の誘導加熱に
よる温度上昇は、第1のターン部15aのみの場
合よりも小さくなる。一方上層3aの温度上昇
は、下層3bの若干の誘導加熱のため、第1のタ
ーン部15aのみの場合よりも大きくなる。従つ
て上記打消し現象による加熱効率の低下に対処す
るため、通電量を第1のターン部15aのみより
なるコイルの場合にくらべて大きくすることによ
つて、フランジ部3をその全体に沿い実質的に均
一に熱接着可能温度に加熱することができる。
また蓋部4が金属箔を含む場合でも、段差部7
上の金属箔の部分は他の部分とほぼ同じ温度に加
熱されるので、当該部分が焼損するという現象は
起らない。
上の金属箔の部分は他の部分とほぼ同じ温度に加
熱されるので、当該部分が焼損するという現象は
起らない。
第7図は開口端部がカール部17(内側に形成
された)よりなるスチール缶胴体1′に適用され
る加熱コイル15′の実施例を示したものであつ
て、この場合は第2のターン部15′bの内径が
カール部17の外径より僅かに大きく、かつその
上面15b′1がカール部17の上面とほぼ等しい
レベルに位置する点を除いては、第4図の実施例
の場合と構造、作用効果は殆んど同じである。
された)よりなるスチール缶胴体1′に適用され
る加熱コイル15′の実施例を示したものであつ
て、この場合は第2のターン部15′bの内径が
カール部17の外径より僅かに大きく、かつその
上面15b′1がカール部17の上面とほぼ等しい
レベルに位置する点を除いては、第4図の実施例
の場合と構造、作用効果は殆んど同じである。
なお上記実施例では各ターン部は1巻きのコイ
ルよりなつているが、複数巻きのコイルよりなつ
てもよい。
ルよりなつているが、複数巻きのコイルよりなつ
てもよい。
本考案の高周波誘導加熱コイルは、スチール缶
胴体の開口端部に対し蓋部を押圧する第1のター
ン部の他に、開口端部に近接して開口端部の外周
近傍を包囲するように配設された第2のターン部
が設けられており、かつ第1のターン部と第2の
ターン部を流れる電流の方向が逆向きになるよう
に形成されているので、各ターン部と開口端部の
電磁結合度を適宜調節(磁芯8の形状、配置なら
びに各ターン部の配置等の調節により)すること
により、該スチール缶胴体が有機接着剤層によつ
て接合された側面接合部を有し、そのため開口端
部が段差部を有する場合でも、開口端部とその全
周に沿い実質的に均一に加熱することができる。
また蓋部が金属箔を含む場合でも、段差部上の金
属箔の部分が焼損するおそれがないという効果を
有する。そして第1のターン部の開口端部と対向
する面には耐熱性弾性薄膜が着設されているの
で、側面接合部にもとづく前記段差部のような若
干の凹凸が開口端部に存在しても、開口端部をそ
の全周に沿い実質的に均一に押圧することができ
る。従つて蓋部を段差部を有する開口端部に対し
て、ピンホールや不完全接着部を形成することな
く、その全周に沿い実質的に均一に、かつ満足に
熱接着することができるという効果を有する。
胴体の開口端部に対し蓋部を押圧する第1のター
ン部の他に、開口端部に近接して開口端部の外周
近傍を包囲するように配設された第2のターン部
が設けられており、かつ第1のターン部と第2の
ターン部を流れる電流の方向が逆向きになるよう
に形成されているので、各ターン部と開口端部の
電磁結合度を適宜調節(磁芯8の形状、配置なら
びに各ターン部の配置等の調節により)すること
により、該スチール缶胴体が有機接着剤層によつ
て接合された側面接合部を有し、そのため開口端
部が段差部を有する場合でも、開口端部とその全
周に沿い実質的に均一に加熱することができる。
また蓋部が金属箔を含む場合でも、段差部上の金
属箔の部分が焼損するおそれがないという効果を
有する。そして第1のターン部の開口端部と対向
する面には耐熱性弾性薄膜が着設されているの
で、側面接合部にもとづく前記段差部のような若
干の凹凸が開口端部に存在しても、開口端部をそ
の全周に沿い実質的に均一に押圧することができ
る。従つて蓋部を段差部を有する開口端部に対し
て、ピンホールや不完全接着部を形成することな
く、その全周に沿い実質的に均一に、かつ満足に
熱接着することができるという効果を有する。
第1図は比較例である加熱コイルを缶胴体の開
口端部に押圧した状態を示す一部切断正面図、第
2図は第1図の−線に沿う横断面図、第3図
は第1図に示す加熱コイルによる誘導電流の流れ
を示す開口端部附近の斜視図、第4図は本考案の
第1の実施例で加熱コイルを缶胴体の開口端部
(フランジ部)に押圧した状態を示す一部切断正
面図、第5図は第4図の−線に沿う横断面
図、第6図は第4図に示す加熱コイルによる誘導
電流の流れを示す開口端部附近の斜視図、第7図
は本考案の第2の実施例である加熱コイルを缶胴
体の開口端部(カール部)に押圧した状態を示す
一部切断正面図である。 1,1′……スチール缶胴体、2……側面接合
部、3……フランジ部(開口端部)、4……蓋
部、6……耐熱性弾性薄膜、12……有機接着剤
層、15,15′……加熱コイル、15a,1
5′a……第1のターン部、15b,15′b……
第2のターン部、17……カール部(開口端
部)。
口端部に押圧した状態を示す一部切断正面図、第
2図は第1図の−線に沿う横断面図、第3図
は第1図に示す加熱コイルによる誘導電流の流れ
を示す開口端部附近の斜視図、第4図は本考案の
第1の実施例で加熱コイルを缶胴体の開口端部
(フランジ部)に押圧した状態を示す一部切断正
面図、第5図は第4図の−線に沿う横断面
図、第6図は第4図に示す加熱コイルによる誘導
電流の流れを示す開口端部附近の斜視図、第7図
は本考案の第2の実施例である加熱コイルを缶胴
体の開口端部(カール部)に押圧した状態を示す
一部切断正面図である。 1,1′……スチール缶胴体、2……側面接合
部、3……フランジ部(開口端部)、4……蓋
部、6……耐熱性弾性薄膜、12……有機接着剤
層、15,15′……加熱コイル、15a,1
5′a……第1のターン部、15b,15′b……
第2のターン部、17……カール部(開口端
部)。
Claims (1)
- 有機接着剤層によつて接合された側面接合部を
有するスチール缶胴体のフランジ部又はカール部
等の開口端部に蓋部を押圧して熱接着するための
高周波加熱コイルであつて、該加熱コイルの第1
のターン部は該開口端部に対応する形状を有し、
かつその該開口端部と対応すべき面に耐熱性弾性
薄膜が着設されており、第2のターン部は該第1
のターン部により該開口端部を押圧するさい、該
開口端部に近接して該開口端部の外周近傍を包囲
するよう配設されており、該第1のターン部と該
第2のターン部の電流方向が逆向きであることを
特徴とする高周波加熱コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8743481U JPS6142313Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8743481U JPS6142313Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57199994U JPS57199994U (ja) | 1982-12-18 |
| JPS6142313Y2 true JPS6142313Y2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=29882640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8743481U Expired JPS6142313Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6142313Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024000181A (ja) * | 2022-06-20 | 2024-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | 成形加工方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HUE032116T2 (en) * | 2011-11-23 | 2017-09-28 | Crown Packaging Technology Inc | A method for sealing metal boxes with a pull-off lid and an apparatus for doing so |
-
1981
- 1981-06-16 JP JP8743481U patent/JPS6142313Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024000181A (ja) * | 2022-06-20 | 2024-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | 成形加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57199994U (ja) | 1982-12-18 |
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