JPS623416Y2 - - Google Patents
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- JPS623416Y2 JPS623416Y2 JP1984004684U JP468484U JPS623416Y2 JP S623416 Y2 JPS623416 Y2 JP S623416Y2 JP 1984004684 U JP1984004684 U JP 1984004684U JP 468484 U JP468484 U JP 468484U JP S623416 Y2 JPS623416 Y2 JP S623416Y2
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- Japan
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- lining
- warp
- fabric
- woven
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、織物地の一部を風通組織として形成
される袋部に板状装飾品を織り込んだ和装帯地に
関するものである。
される袋部に板状装飾品を織り込んだ和装帯地に
関するものである。
織物地の一部を風通組織にし、その形成される
袋部に装飾物を挿入し織り込んで所要の模様を描
出することは、登録実用新案第18189号及び実公
昭45−4386号により公知である。
袋部に装飾物を挿入し織り込んで所要の模様を描
出することは、登録実用新案第18189号及び実公
昭45−4386号により公知である。
登録実用新案第18189号に係る織物地では、風
通組織の袋部を形成する表地と裏地とは共に緻密
に織成されており、その袋部に挿入する装飾物は
糸(燈心)であるから、その挿入した糸は表地と
裏地に被覆されて織物地の表面に直接現れること
はなく、その風通組織の部分が稍々地厚な凸部と
なつて現れるに過ぎないため、その挿入した装飾
物の美観をそのまま織物地の表面に表すことは出
来ない。
通組織の袋部を形成する表地と裏地とは共に緻密
に織成されており、その袋部に挿入する装飾物は
糸(燈心)であるから、その挿入した糸は表地と
裏地に被覆されて織物地の表面に直接現れること
はなく、その風通組織の部分が稍々地厚な凸部と
なつて現れるに過ぎないため、その挿入した装飾
物の美観をそのまま織物地の表面に表すことは出
来ない。
この点で実公昭45−4386号に係る織物地では、
織目を荒くし一部を表地と裏地とに上下に分けて
二重にした風通織組織の袋部を形成するので、そ
の袋部に挿入した装飾物は織目を通して織物地の
表面に直接現れて織物地の美観をたかめることに
なるが、折り目の荒い緯糸と経糸とが表地と裏地
に分けられるので、袋部を形成する表地と裏地の
織目は更に荒いものとなり、その挿入した装飾物
を把持する袋部周辺がほつれ易く、又、装飾物の
把持具合が不安定になり、従つて、細かい装飾物
の挿入し把持させるには不向きで、而も、挿入し
た装飾物が織物地の表裏両面に突き出てしまう。
織目を荒くし一部を表地と裏地とに上下に分けて
二重にした風通織組織の袋部を形成するので、そ
の袋部に挿入した装飾物は織目を通して織物地の
表面に直接現れて織物地の美観をたかめることに
なるが、折り目の荒い緯糸と経糸とが表地と裏地
に分けられるので、袋部を形成する表地と裏地の
織目は更に荒いものとなり、その挿入した装飾物
を把持する袋部周辺がほつれ易く、又、装飾物の
把持具合が不安定になり、従つて、細かい装飾物
の挿入し把持させるには不向きで、而も、挿入し
た装飾物が織物地の表裏両面に突き出てしまう。
このため実公昭45−4386号に係る方法は、スダ
レや壁飾りの様に太く弾力性の強い糸条によつて
織成した織物地に比較的大きい板状装飾品を装着
させるには好都合であるが、その様な織物地を帯
地に用いたのでは第一その織物地自体が肌触りが
悪く、挿入された袋部も板状装飾品によつてゴワ
ゴワした硬いものとなり、板状装飾品が表裏に突
き出て異物感を肌身に与えるので、結局、実公昭
45−4386号に係る織物地は和装帯に適しないもの
であつた。
レや壁飾りの様に太く弾力性の強い糸条によつて
織成した織物地に比較的大きい板状装飾品を装着
させるには好都合であるが、その様な織物地を帯
地に用いたのでは第一その織物地自体が肌触りが
悪く、挿入された袋部も板状装飾品によつてゴワ
ゴワした硬いものとなり、板状装飾品が表裏に突
き出て異物感を肌身に与えるので、結局、実公昭
45−4386号に係る織物地は和装帯に適しないもの
であつた。
そこで本考案は、織物地の一部を風通織組織に
して袋部を形成し、そこに板状装飾品を挿入保持
させるに当たり、袋部の片面の織目だけを荒くし
て挿入した装飾物が織物地の片面にだけ突き出る
様にし、袋部の他の面は袋部の周縁に緻密な織目
をもつて連続する様に袋部を形成し、その袋部の
周辺の織目を緻密にしてほつれにくくすると共に
織物地の形崩れが起きない様にし、そうすること
によつて、袋部を小さくして細かい板状装飾品を
挿入することが出来、その板状装飾品が織物地全
体の可撓性や肌触りを損なわず、和装帯に使用し
得る織物地をつくることを目的とする。
して袋部を形成し、そこに板状装飾品を挿入保持
させるに当たり、袋部の片面の織目だけを荒くし
て挿入した装飾物が織物地の片面にだけ突き出る
様にし、袋部の他の面は袋部の周縁に緻密な織目
をもつて連続する様に袋部を形成し、その袋部の
周辺の織目を緻密にしてほつれにくくすると共に
織物地の形崩れが起きない様にし、そうすること
によつて、袋部を小さくして細かい板状装飾品を
挿入することが出来、その板状装飾品が織物地全
体の可撓性や肌触りを損なわず、和装帯に使用し
得る織物地をつくることを目的とする。
即ち本考案に係る和装帯織物地21は、(a)数本
の裏地緯糸1,2,3と5,6,7,10,1
1,12と14,15,16と、数本の裏地経糸
AとBとで織組織を構成する裏地20と、(b)数本
の裏地緯糸1,2,3,5,6,7,10,1
1,12,14,16,16につき一本の割合で
打ち込まれる箔緯糸4,8,13,17と、裏地
経糸AとBの間に配列される表地経糸XとYとで
前記の裏地20の上に織組織を構成する表地19
とを、(c)表地19の箔緯糸4の下に潜る表地経糸
X,Yを、何れかの表地緯糸1,2又は3の下に
潜らせて接結し、(d)これらの裏地20と表地19
とから成る経緯二重織組織22を構成した二重織
物地24の所要の箇所において、(e)表地19の織
組織に接結することなく表地19の裏側に止め緯
糸9,18を打込み、(f)その止め緯糸9,18
と、裏地20の織組織の一完全を構成する一部裏
地経糸Aとが、表地19の所要の箇所の上を越え
て、その表地19の当該所要の個所の上に、(g)そ
れらの止め緯糸9,18と裏地経糸A,A5,A
6,A7,A8によつて、表地19の織組織に接
結しない織組織による目粗な覆地25を形成し
て、(h)当該所要の個所の織組織を覆地25と表地
19と裏地20から成る経緯三重織組織23とし
て覆地25と表地19の間に袋部27を形成し、
(i)その袋部27の織成過程において、覆地25と
表地19の間に板状装飾品28を挿入しそのまま
織り込んだ、これらの技術的事項(a),(b),(c),
(d),(e),(f),(g),(h)及び(i)を必須の要素として構
成されることを特徴とするものである。
の裏地緯糸1,2,3と5,6,7,10,1
1,12と14,15,16と、数本の裏地経糸
AとBとで織組織を構成する裏地20と、(b)数本
の裏地緯糸1,2,3,5,6,7,10,1
1,12,14,16,16につき一本の割合で
打ち込まれる箔緯糸4,8,13,17と、裏地
経糸AとBの間に配列される表地経糸XとYとで
前記の裏地20の上に織組織を構成する表地19
とを、(c)表地19の箔緯糸4の下に潜る表地経糸
X,Yを、何れかの表地緯糸1,2又は3の下に
潜らせて接結し、(d)これらの裏地20と表地19
とから成る経緯二重織組織22を構成した二重織
物地24の所要の箇所において、(e)表地19の織
組織に接結することなく表地19の裏側に止め緯
糸9,18を打込み、(f)その止め緯糸9,18
と、裏地20の織組織の一完全を構成する一部裏
地経糸Aとが、表地19の所要の箇所の上を越え
て、その表地19の当該所要の個所の上に、(g)そ
れらの止め緯糸9,18と裏地経糸A,A5,A
6,A7,A8によつて、表地19の織組織に接
結しない織組織による目粗な覆地25を形成し
て、(h)当該所要の個所の織組織を覆地25と表地
19と裏地20から成る経緯三重織組織23とし
て覆地25と表地19の間に袋部27を形成し、
(i)その袋部27の織成過程において、覆地25と
表地19の間に板状装飾品28を挿入しそのまま
織り込んだ、これらの技術的事項(a),(b),(c),
(d),(e),(f),(g),(h)及び(i)を必須の要素として構
成されることを特徴とするものである。
板状装飾品28は、風通織組織をもつて覆地2
5が表地19の上に織成され、その覆地を構成す
る裏地経糸Aが再び表地19の下に潜つて他の裏
地経糸Bと共に裏地20を形成し袋部27を閉じ
る直前に挿入するとよい。
5が表地19の上に織成され、その覆地を構成す
る裏地経糸Aが再び表地19の下に潜つて他の裏
地経糸Bと共に裏地20を形成し袋部27を閉じ
る直前に挿入するとよい。
表地19は、綴織組織にしてもよく、それが裏
地20の全面を覆う様に織成される限り、その織
組織の種類は制限されず、袋部ないし経緯二重織
組織23の周辺で図柄が織り出されていてもよ
い。
地20の全面を覆う様に織成される限り、その織
組織の種類は制限されず、袋部ないし経緯二重織
組織23の周辺で図柄が織り出されていてもよ
い。
板状装飾品としては天然又は人工のオパール、
エメラルド、ルビー等の宝石や大理石或は金銀そ
の他プラスチツク等で造られたものが用いられ、
これらは裏面に補強材を裏打ちし周縁の角取りを
して袋部27の輪郭模様に合わせて板状に仕上げ
ておくとよく、それらは帯地の前身頃や太鼓にな
る部分に織込むと見栄えがしてよい。
エメラルド、ルビー等の宝石や大理石或は金銀そ
の他プラスチツク等で造られたものが用いられ、
これらは裏面に補強材を裏打ちし周縁の角取りを
して袋部27の輪郭模様に合わせて板状に仕上げ
ておくとよく、それらは帯地の前身頃や太鼓にな
る部分に織込むと見栄えがしてよい。
以下、実施例により本考案を説明するに、第1
図は本考案に係る和装帯地21の経緯二重織組織
22と経緯三重織組織23とが隣り合う箇所での
組織図を示し、裏地緯糸1,2,3と箔緯糸4と
裏地緯糸5,6,7と箔緯糸8と、止め緯糸9と
箔緯糸13と裏地緯糸14,15,16と、箔緯
糸17と、止め緯糸18との合計18本の緯糸が順
次打込まれて経方向に一完全が構成される。
図は本考案に係る和装帯地21の経緯二重織組織
22と経緯三重織組織23とが隣り合う箇所での
組織図を示し、裏地緯糸1,2,3と箔緯糸4と
裏地緯糸5,6,7と箔緯糸8と、止め緯糸9と
箔緯糸13と裏地緯糸14,15,16と、箔緯
糸17と、止め緯糸18との合計18本の緯糸が順
次打込まれて経方向に一完全が構成される。
緯方向では、順次配列された裏地経糸A1,B
1,A2,B2,A3,B3,A4,B4の8本
とこれらの間に配列される表地経糸X1,Y1,
X2,Y2,X3,Y3,X4,Y4の8本との
合計16本で経緯二重織組織22の表地19と裏地
20の一完全が構成され、これらに順次続く裏地
経糸A5,B5,A6,B6,A7,B7,A
8,B8の8本と、これらの間に配列される表地
経糸X5,Y5,X6,Y6,X7,Y7,X
8,Y8の8本との合計16本で経緯三重織組織2
3の表地19と裏地20と覆地25の一完全が構
成される。
1,A2,B2,A3,B3,A4,B4の8本
とこれらの間に配列される表地経糸X1,Y1,
X2,Y2,X3,Y3,X4,Y4の8本との
合計16本で経緯二重織組織22の表地19と裏地
20の一完全が構成され、これらに順次続く裏地
経糸A5,B5,A6,B6,A7,B7,A
8,B8の8本と、これらの間に配列される表地
経糸X5,Y5,X6,Y6,X7,Y7,X
8,Y8の8本との合計16本で経緯三重織組織2
3の表地19と裏地20と覆地25の一完全が構
成される。
これらの経糸と緯糸とは、第1図に示す組織図
の経糸と緯糸の交又個所の「〇印」を付した個所
では経糸が緯糸の上を越え、「無印(空白)」の個
所では経糸が緯糸の下に潜る織組織を以て織込ま
れる。
の経糸と緯糸の交又個所の「〇印」を付した個所
では経糸が緯糸の上を越え、「無印(空白)」の個
所では経糸が緯糸の下に潜る織組織を以て織込ま
れる。
経緯二重織組織部22について言えば、裏地緯
糸1,2,3,5,6,7,10,11,12,
14,15及び16は裏地経糸AとBとで裏地2
0を平織組織し、箔緯糸4,8,13及び17は
表地経糸XとYとで表地19を平組織し、止め緯
糸9と18は経糸A,B,X及びYの下に潜つて
表地19にも裏地20にも接結しない。そして、
表地経糸XとYは、裏地緯糸4,8,13及び1
7の上を超える前後の2本の裏地緯糸を合わせ合
計五本の裏地緯糸の上を続けて越え、且つ、箔緯
糸4,8,13及び17の下に潜る直前の二本の
裏地緯糸3と5,7と10,12と14及び16
と1を同時に越える。従つて、表地経糸XとYと
で表地19を平織組織する箔緯糸4,8,13及
び17は第2図と第3図に示す如く、裏地緯糸
1,2,3,5,6,7,10,11,12,1
4,15及び16と表地経糸A及びBとで平織組
織する裏地20の表側に三越引箔組織を形成す
る。
糸1,2,3,5,6,7,10,11,12,
14,15及び16は裏地経糸AとBとで裏地2
0を平織組織し、箔緯糸4,8,13及び17は
表地経糸XとYとで表地19を平組織し、止め緯
糸9と18は経糸A,B,X及びYの下に潜つて
表地19にも裏地20にも接結しない。そして、
表地経糸XとYは、裏地緯糸4,8,13及び1
7の上を超える前後の2本の裏地緯糸を合わせ合
計五本の裏地緯糸の上を続けて越え、且つ、箔緯
糸4,8,13及び17の下に潜る直前の二本の
裏地緯糸3と5,7と10,12と14及び16
と1を同時に越える。従つて、表地経糸XとYと
で表地19を平織組織する箔緯糸4,8,13及
び17は第2図と第3図に示す如く、裏地緯糸
1,2,3,5,6,7,10,11,12,1
4,15及び16と表地経糸A及びBとで平織組
織する裏地20の表側に三越引箔組織を形成す
る。
経緯三重織組織部23について言えば、箔緯糸
4,8,13及び17と表地経糸XとYとは、経
緯二重織組織部22と同様の三越引箔組織の表地
19を形成する。経緯二重織組織部22の裏地2
0を形成していた裏地経糸は、この三越引箔組織
の表地19の上を越える裏地経糸Aと、下に潜る
裏地経糸Bとに分けられる。そして、裏地経糸A
は止め緯糸9と18とで平織組織して三越引箔組
織の表地19の上に覆地25を形成し、他方、裏
地経糸Bは裏地緯糸1,2,3,5,6,7,1
0,11,12,14,15及び16と平織組織
して三越引箔組織の表地19の裏側で表地経糸X
とYに接結された裏地20を形成する。
4,8,13及び17と表地経糸XとYとは、経
緯二重織組織部22と同様の三越引箔組織の表地
19を形成する。経緯二重織組織部22の裏地2
0を形成していた裏地経糸は、この三越引箔組織
の表地19の上を越える裏地経糸Aと、下に潜る
裏地経糸Bとに分けられる。そして、裏地経糸A
は止め緯糸9と18とで平織組織して三越引箔組
織の表地19の上に覆地25を形成し、他方、裏
地経糸Bは裏地緯糸1,2,3,5,6,7,1
0,11,12,14,15及び16と平織組織
して三越引箔組織の表地19の裏側で表地経糸X
とYに接結された裏地20を形成する。
こうして袋部27は第2図と第3図に示す如
く、経緯二重織組織22の二重織物地24の上に
覆地25に覆われる恰好で形成される。
く、経緯二重織組織22の二重織物地24の上に
覆地25に覆われる恰好で形成される。
この袋部27を形成する経緯三重織組織23の
織り始めと織り終わりでは、裏地経糸A5,A
6,A7及びA8と裏地経糸B5,B6,B7及
びB8とが一緒に織込まれて経緯二重織組織を形
成し袋部27を閉じる。
織り始めと織り終わりでは、裏地経糸A5,A
6,A7及びA8と裏地経糸B5,B6,B7及
びB8とが一緒に織込まれて経緯二重織組織を形
成し袋部27を閉じる。
この実施例では和装帯地全体21が綴織になつ
ており、補強材で裏打された板状の人工オパール
が装飾品28として用いられている。
ており、補強材で裏打された板状の人工オパール
が装飾品28として用いられている。
板状装飾品28は、この経緯三重織組織23の
織り終わり箇所で、つまり表地19を挟んで上下
に分けられた裏地経糸A5,A6,A7及びA8
と裏地経糸B5,B6,B7及びB8とが再び一
緒に織込まれる直前の未だ裏地経糸A5,A6,
A7及びA8と裏地経糸B5,B6,B7,B8
とが上下に別れて開口している状態において、風
通織組部23の織り終わりとなる袋口から挿入し
てそのまま織込み、かくして風通組織23の袋部
27の中に封じ込められその後帯地21から脱落
することがない。
織り終わり箇所で、つまり表地19を挟んで上下
に分けられた裏地経糸A5,A6,A7及びA8
と裏地経糸B5,B6,B7及びB8とが再び一
緒に織込まれる直前の未だ裏地経糸A5,A6,
A7及びA8と裏地経糸B5,B6,B7,B8
とが上下に別れて開口している状態において、風
通織組部23の織り終わりとなる袋口から挿入し
てそのまま織込み、かくして風通組織23の袋部
27の中に封じ込められその後帯地21から脱落
することがない。
本考案に係る和装帯地21は、織目が緻密な表
地19と裏地20に成る二重織物地24として構
成され、板状装飾品28を挿入する袋部27は、
その緻密な二重織物地24の上に別途止め緯糸
9,18を打込んで織成される覆地25をもつて
形成され、覆地25の経糸Aと緯糸9,18の
端々は緻密な二重織物地24の織目の中にしつか
りと把持されて二重織物地24の裏面に連続して
いる。
地19と裏地20に成る二重織物地24として構
成され、板状装飾品28を挿入する袋部27は、
その緻密な二重織物地24の上に別途止め緯糸
9,18を打込んで織成される覆地25をもつて
形成され、覆地25の経糸Aと緯糸9,18の
端々は緻密な二重織物地24の織目の中にしつか
りと把持されて二重織物地24の裏面に連続して
いる。
このため袋部27の周縁はほころびにくく、而
も挿入する板状装飾品28が形崩れのしにくい二
重織物地24に支持されているので離脱の虞れが
なく、従つて板状装飾品28の形を細くすること
も出来、それと共にその支持するベース織地が二
重織物地24なので板状装飾品28が裏側に突き
出ることなく、それ故に裏側の肌触りの悪いゴロ
ゴロした異物感を与えるものとならない。
も挿入する板状装飾品28が形崩れのしにくい二
重織物地24に支持されているので離脱の虞れが
なく、従つて板状装飾品28の形を細くすること
も出来、それと共にその支持するベース織地が二
重織物地24なので板状装飾品28が裏側に突き
出ることなく、それ故に裏側の肌触りの悪いゴロ
ゴロした異物感を与えるものとならない。
特に本考案によれば、帯地21の表面を構成す
る表地19の織組織は、経緯二重織組織部22と
経緯三重織組織部23との間で変わることなく一
定に連続するので、板状装飾品28の周辺を形取
る袋部27の周縁の織目が荒くならず均一に揃つ
て美しく、それと共に経緯三重織組織23(風通
組織部)の覆地25の織密度は経緯二重織組織部
22に比して粗いので板状装飾品28の光沢が覆
地25の織目隙間から透視することができ、帯地
全体が腰のある綴織なので板状装飾品の折損の虞
れがなく、而も、表面に現れる板状装飾品28も
表地19の箔緯糸4,8,13,17も平面光沢
を有するものであるからそれらの間に違和感がな
く、この装飾品を帯地の前身頃や太鼓において模
様の一部として配置することにより一層見栄えの
する格調高い和装帯地21が得られ、よつて本考
案は実用上頗る好都合である。
る表地19の織組織は、経緯二重織組織部22と
経緯三重織組織部23との間で変わることなく一
定に連続するので、板状装飾品28の周辺を形取
る袋部27の周縁の織目が荒くならず均一に揃つ
て美しく、それと共に経緯三重織組織23(風通
組織部)の覆地25の織密度は経緯二重織組織部
22に比して粗いので板状装飾品28の光沢が覆
地25の織目隙間から透視することができ、帯地
全体が腰のある綴織なので板状装飾品の折損の虞
れがなく、而も、表面に現れる板状装飾品28も
表地19の箔緯糸4,8,13,17も平面光沢
を有するものであるからそれらの間に違和感がな
く、この装飾品を帯地の前身頃や太鼓において模
様の一部として配置することにより一層見栄えの
する格調高い和装帯地21が得られ、よつて本考
案は実用上頗る好都合である。
第1図は本考案の実施例に係る帯地の一部の織
組織図、第2図は第1図に示す織組織図により織
り上げられた帯地の一部を模型的に示す平面図、
第3図は第2図に示す帯地のZ−Z線の箇所での
経緯三重織組織部の袋部に板状装飾品の挿入され
た状態を示す断面図である。 1,2,3……裏地緯糸、4……箔緯糸、5,
6,7……裏地緯糸、8……箔緯糸、9……止め
緯糸、10,11,12……裏地緯、13……箔
緯糸、14,15,16……裏地緯糸、17……
箔緯糸、18……止め緯糸、19……表地、20
……裏地、21……帯地、22……経緯二重織組
織、23……経緯三重織組織、24……二重織物
地、25……覆地、27……袋部、28……板状
装飾品、A,B……裏地経糸、X,Y……表地経
糸。
組織図、第2図は第1図に示す織組織図により織
り上げられた帯地の一部を模型的に示す平面図、
第3図は第2図に示す帯地のZ−Z線の箇所での
経緯三重織組織部の袋部に板状装飾品の挿入され
た状態を示す断面図である。 1,2,3……裏地緯糸、4……箔緯糸、5,
6,7……裏地緯糸、8……箔緯糸、9……止め
緯糸、10,11,12……裏地緯、13……箔
緯糸、14,15,16……裏地緯糸、17……
箔緯糸、18……止め緯糸、19……表地、20
……裏地、21……帯地、22……経緯二重織組
織、23……経緯三重織組織、24……二重織物
地、25……覆地、27……袋部、28……板状
装飾品、A,B……裏地経糸、X,Y……表地経
糸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 数本の裏地緯糸1,2,3と5,6,7,
(10,11,12と14,15,16)と、
数本の裏地経糸AとBとで織組織を構成する裏
地20と、 (b) 数本の裏地緯糸1,2,3,5,6,7,1
0,11,12,14,15,16につき一本
の割合で打ち込まれる箔緯糸4,8,13,1
7と、裏地経糸AとBの間に配列される表地経
糸XとYとで、前記の裏地20の上に織組織を
構成する表地19とを、 (c) 表地19と箔緯糸4の下に潜る表地経糸X,
Yを、何れかの表地緯糸12又は3の下に潜ら
せて接結し、 (d) これらの裏地20と表地19によつて経緯二
重織組織22を構成した二重織物地24の所要
の箇所において、 (e) 表地19の織組織に接結することなく表地1
9の裏側に止め緯糸9,18を打込み、 (f) その止め緯糸9,18と、裏地20の織組織
を構成する一部の裏地経糸Aとが、表地19の
所要の箇所の上を越えて、 (g) その表地19の当該所要の個所の上に、それ
らの止め緯糸9,18と裏地経糸A,A5,A
6,A7,A8によつて、表地19の織組織に
接結しない織組織による目粗な覆地25を形成
して、 (h) 当該所要の個所の織組織を覆地25と表地1
9と裏地20から成る経緯三重織組織23とし
て覆地25と表地19の間に袋部27を形成
し、 (i) その袋部27の織成過程において、覆地25
と表地19の間に板状装飾品28を挿入しその
まま織り込んだことを特徴とする和装帯地2
1。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP468484U JPS60117881U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 和装帯地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP468484U JPS60117881U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 和装帯地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60117881U JPS60117881U (ja) | 1985-08-09 |
| JPS623416Y2 true JPS623416Y2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=30480489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP468484U Granted JPS60117881U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 和装帯地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60117881U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11181652A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-07-06 | Shindo Seni Kogyo Kk | 光反射シートを内在する生地 |
| JP2000045146A (ja) * | 1998-05-25 | 2000-02-15 | Tayu Kigyo Kk | 接結たて二重織絹生地およびその製造法 |
| JP2018066094A (ja) * | 2016-10-22 | 2018-04-26 | 清美 中村 | 原糸を内包した織物とその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS454386Y1 (ja) * | 1967-06-02 | 1970-02-27 |
-
1984
- 1984-01-17 JP JP468484U patent/JPS60117881U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60117881U (ja) | 1985-08-09 |
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