JPS6251178B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6251178B2 JPS6251178B2 JP18064380A JP18064380A JPS6251178B2 JP S6251178 B2 JPS6251178 B2 JP S6251178B2 JP 18064380 A JP18064380 A JP 18064380A JP 18064380 A JP18064380 A JP 18064380A JP S6251178 B2 JPS6251178 B2 JP S6251178B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- valve
- pressure
- hydraulic pressure
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 72
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 21
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 2
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両等の少なくとも2個の車輪のス
キツド状態を独立に評価し、それぞれの車輪のブ
レーキシリンダのブレーキ液圧をその評価に基づ
いて独立に制御するようにしたアンチスキツド装
置用の液圧制御装置、特に、ブレーキシリンダの
ブレーキ液圧を低下させる際、ブレーキシリンダ
のブレーキ圧液をリザーバに排出し、そのリザー
バに排出されたブレーキ液を液圧ポンプにより加
圧して液圧制御弁の入力口側に還流する形式の装
置に関する。
キツド状態を独立に評価し、それぞれの車輪のブ
レーキシリンダのブレーキ液圧をその評価に基づ
いて独立に制御するようにしたアンチスキツド装
置用の液圧制御装置、特に、ブレーキシリンダの
ブレーキ液圧を低下させる際、ブレーキシリンダ
のブレーキ圧液をリザーバに排出し、そのリザー
バに排出されたブレーキ液を液圧ポンプにより加
圧して液圧制御弁の入力口側に還流する形式の装
置に関する。
従来から、摩擦係数の均一な路面のみでなく、
例えば中央部がコンクリート面で路肩部が凍結面
であるような摩擦係数の不均一な路面においても
より効果的で、かつ安全なブレーキ作用を行わせ
るため、車両の各車輪のブレーキ力を独立に制御
し、あるいは、前軸または後軸の左右の車輪を独
立に制御し、他軸の左右の車輪を共通に制御する
ようにしたアンチスキツド装置が提案されてい
る。この種のアンチスキツド装置においては、コ
ントロール・ユニツトによつて、独立に制御する
各車輪のスキツド状態を別々に評価し、その評価
に基づいて、それぞれの車輪のブレーキシリンダ
に供給されるブレーキ液圧を低下させ、上昇さ
せ、あるいは一定に保持するようにし、各車輪に
路面との摩擦係数に応じた最適のブレーキ力を作
用させるようにしている。
例えば中央部がコンクリート面で路肩部が凍結面
であるような摩擦係数の不均一な路面においても
より効果的で、かつ安全なブレーキ作用を行わせ
るため、車両の各車輪のブレーキ力を独立に制御
し、あるいは、前軸または後軸の左右の車輪を独
立に制御し、他軸の左右の車輪を共通に制御する
ようにしたアンチスキツド装置が提案されてい
る。この種のアンチスキツド装置においては、コ
ントロール・ユニツトによつて、独立に制御する
各車輪のスキツド状態を別々に評価し、その評価
に基づいて、それぞれの車輪のブレーキシリンダ
に供給されるブレーキ液圧を低下させ、上昇さ
せ、あるいは一定に保持するようにし、各車輪に
路面との摩擦係数に応じた最適のブレーキ力を作
用させるようにしている。
そして、少なくとも2個の車輪のブレーキ力を
独立に制御するための液圧制御装置として、マス
タシリンダと、コントロール・ユニツトによつて
スキツド状態が独立して評価される少なくとも2
個の車輪のそれぞれに装着されたブレーキシリン
ダとを接続する各管路に介在し、前記コントロー
ル・ユニツトからの指令を受けて該ブレーキシリ
ンダのブレーキ液圧を制御する液圧を低下する
際、各前記ブレーキシリンダから排出されたブレ
ーキ液を貯える共通のリザーバと、該リザーバに
排出されたブレーキ液を加圧して、前記各管路の
前記液圧制御弁の入力口側に圧液還流管路を介し
て還流する液圧ポンプとを備えたものが、例えば
特開昭55−76732号公報に示されている。
独立に制御するための液圧制御装置として、マス
タシリンダと、コントロール・ユニツトによつて
スキツド状態が独立して評価される少なくとも2
個の車輪のそれぞれに装着されたブレーキシリン
ダとを接続する各管路に介在し、前記コントロー
ル・ユニツトからの指令を受けて該ブレーキシリ
ンダのブレーキ液圧を制御する液圧を低下する
際、各前記ブレーキシリンダから排出されたブレ
ーキ液を貯える共通のリザーバと、該リザーバに
排出されたブレーキ液を加圧して、前記各管路の
前記液圧制御弁の入力口側に圧液還流管路を介し
て還流する液圧ポンプとを備えたものが、例えば
特開昭55−76732号公報に示されている。
更に、上記の液圧制御装置においては、液圧制
御弁がブレーキ弛め位置またはブレーキ保持位置
にあり、マスタシリンダとブレーキシリンダとの
連通が該液圧制御弁によつて遮断された状態で、
リザーバに排出されたブレーキ液が加圧されて該
液圧制御弁の入力口側に還流されると、その還流
圧液がマスタシリンダに逆流し、ブレーキペダル
を急激に押し戻すという、通称キツクバツクとい
う現象を生じるので、これを防止するため、マス
タシリンダと液圧ポンプの圧液還流管路との間
に、該液圧ポンプにより還流されたブレーキ圧液
がマスタシリンダ側に逆流するのを防止する逆止
弁装置を設けることが本出願人によつて提案され
ている。(特開昭56−142733号公報参照) ところで、独立に制御される複数の車輪のうち
一方がコンクリート等のような高い摩擦係数の路
面を他方が凍結面等のような低い摩擦係数の路面
を転動している状態で車両にブレーキがかけられ
ると、低摩擦側の車輪のみがスキツド傾向を生じ
その車輪のブレーキシリンダの液圧のみが制御さ
れるという現象を生じる。この場合、上記形式の
液圧制御装置においては、ブレーキシリンダから
排出されたブレーキ液を貯えるリザーバが共通に
設けられ、そのリザーバに排出されたブレーキ液
が液圧ポンプによつて加圧され、両方の管路の液
圧制御弁の入力口側に還流されるようになつてい
るため、低摩擦側の車輪のブレーキシリンダから
排出されたブレーキ液が液圧ポンプによつて加圧
され、その加圧されたブレーキ液が高摩擦側の車
輪のブレーキシリンダに供給されることとなる。
すなわち、低摩擦側車輪のブレーキシリンダのブ
レーキ液圧はその管路に介在する液圧制御弁によ
つて最適に制御されるのに対し高摩擦側の車輪は
スキツド傾向になく、そのブレーキシリンダに接
続する管路に介在する液圧制御弁は非制御状態、
すなわちマスクシリンダ側とブレーキシリンダ側
とが連通する位置にあり、かつ上述の逆止弁装置
が液圧制御弁とマスタシリンダとの間に設けられ
ているため、液圧ポンプにより加圧されたブレー
キ圧液が高摩擦側車輪のブレーキシリンダに直接
供給される。
御弁がブレーキ弛め位置またはブレーキ保持位置
にあり、マスタシリンダとブレーキシリンダとの
連通が該液圧制御弁によつて遮断された状態で、
リザーバに排出されたブレーキ液が加圧されて該
液圧制御弁の入力口側に還流されると、その還流
圧液がマスタシリンダに逆流し、ブレーキペダル
を急激に押し戻すという、通称キツクバツクとい
う現象を生じるので、これを防止するため、マス
タシリンダと液圧ポンプの圧液還流管路との間
に、該液圧ポンプにより還流されたブレーキ圧液
がマスタシリンダ側に逆流するのを防止する逆止
弁装置を設けることが本出願人によつて提案され
ている。(特開昭56−142733号公報参照) ところで、独立に制御される複数の車輪のうち
一方がコンクリート等のような高い摩擦係数の路
面を他方が凍結面等のような低い摩擦係数の路面
を転動している状態で車両にブレーキがかけられ
ると、低摩擦側の車輪のみがスキツド傾向を生じ
その車輪のブレーキシリンダの液圧のみが制御さ
れるという現象を生じる。この場合、上記形式の
液圧制御装置においては、ブレーキシリンダから
排出されたブレーキ液を貯えるリザーバが共通に
設けられ、そのリザーバに排出されたブレーキ液
が液圧ポンプによつて加圧され、両方の管路の液
圧制御弁の入力口側に還流されるようになつてい
るため、低摩擦側の車輪のブレーキシリンダから
排出されたブレーキ液が液圧ポンプによつて加圧
され、その加圧されたブレーキ液が高摩擦側の車
輪のブレーキシリンダに供給されることとなる。
すなわち、低摩擦側車輪のブレーキシリンダのブ
レーキ液圧はその管路に介在する液圧制御弁によ
つて最適に制御されるのに対し高摩擦側の車輪は
スキツド傾向になく、そのブレーキシリンダに接
続する管路に介在する液圧制御弁は非制御状態、
すなわちマスクシリンダ側とブレーキシリンダ側
とが連通する位置にあり、かつ上述の逆止弁装置
が液圧制御弁とマスタシリンダとの間に設けられ
ているため、液圧ポンプにより加圧されたブレー
キ圧液が高摩擦側車輪のブレーキシリンダに直接
供給される。
従つて、液圧ポンプからブレーキ圧液が吐出さ
れる度に、マスタシリンダの吐出液圧とは無関係
に液圧ポンプにより発生した高い液圧が高摩擦側
車輪のブレーキシリンダに加わることになり、高
摩擦側車輪のブレーキ液圧が脈動して、運転者に
不快感を与え、また、運転者の意図より大きいブ
レーキ力が車両に作用するため、運転者に不安感
を与えるという問題があつた。
れる度に、マスタシリンダの吐出液圧とは無関係
に液圧ポンプにより発生した高い液圧が高摩擦側
車輪のブレーキシリンダに加わることになり、高
摩擦側車輪のブレーキ液圧が脈動して、運転者に
不快感を与え、また、運転者の意図より大きいブ
レーキ力が車両に作用するため、運転者に不安感
を与えるという問題があつた。
本発明は、以上述べた従来の液圧制御装置の有
する問題点に鑑みてなされたものであつて、ブレ
ーキベダルへのキツクバツク現象を防止すると共
に、摩擦係数の不均一な路面を走行するときでも
上述のような不快感もしくは不安感を運転者に与
えることのないアンチスキツド装置用液圧制御装
置を提供することを目的とする。
する問題点に鑑みてなされたものであつて、ブレ
ーキベダルへのキツクバツク現象を防止すると共
に、摩擦係数の不均一な路面を走行するときでも
上述のような不快感もしくは不安感を運転者に与
えることのないアンチスキツド装置用液圧制御装
置を提供することを目的とする。
以上の目的は本発明によれば、マスタシリンダ
と、コントロール・ユニツトによつてスキツド状
態が独立して評価される少なくとも2個の車輪の
それぞれに装着されたブレーキシリンダとを接続
する各管路に介在し、前記コントロール・ユニツ
トからの指令を受けて該ブレーキシリンダのブレ
ーキ液圧を制御する液圧制御弁と、該液圧制御弁
の制御によりブレーキ液圧を低下する際、各前記
ブレーキシリンダから排出されたブレーキ液を貯
える共通のリザーバと、該リザーバに排出された
ブレーキ液を加圧して、前記各管路の前記液圧制
御弁の入力口側に圧液還流管路を介して還流する
液圧ポンプと、該液圧ポンプにより還流されたブ
レーキ圧液が前記マスタシリンダに逆流するのを
防止する逆止弁装置とを備えたアンチスキツド装
置用液圧制御装置において、前記圧液還流管路
に、前記液圧制御弁が非制御状態のとき閉鎖し、
該液圧制御弁が制御状態になると開放する切換装
置弁を介設したことを特徴とするアンチスキツド
装置用液圧制御装置、によつて達成される。
と、コントロール・ユニツトによつてスキツド状
態が独立して評価される少なくとも2個の車輪の
それぞれに装着されたブレーキシリンダとを接続
する各管路に介在し、前記コントロール・ユニツ
トからの指令を受けて該ブレーキシリンダのブレ
ーキ液圧を制御する液圧制御弁と、該液圧制御弁
の制御によりブレーキ液圧を低下する際、各前記
ブレーキシリンダから排出されたブレーキ液を貯
える共通のリザーバと、該リザーバに排出された
ブレーキ液を加圧して、前記各管路の前記液圧制
御弁の入力口側に圧液還流管路を介して還流する
液圧ポンプと、該液圧ポンプにより還流されたブ
レーキ圧液が前記マスタシリンダに逆流するのを
防止する逆止弁装置とを備えたアンチスキツド装
置用液圧制御装置において、前記圧液還流管路
に、前記液圧制御弁が非制御状態のとき閉鎖し、
該液圧制御弁が制御状態になると開放する切換装
置弁を介設したことを特徴とするアンチスキツド
装置用液圧制御装置、によつて達成される。
以下、本発明の詳細につき図示した実施例に基
づき説明する。
づき説明する。
第1図は第1実施例によるアンチスキツド装置
用液圧制御装置の両前輪に対する配管系統図を示
し、両後輪に対してはほぼ同一の構成であるので
図示省略している。図においてマスタシリンダ1
は公知の構造を有し、ブレーキペダル1aによつ
て駆動される。その内部の第1液圧発生室は配管
2を介して、図示した液圧制御装置とほゞ同様な
後輪用の配管系統が接続されている。マスタシリ
ンダ1の第2液圧発生室には配管3が接続され、
これは右側前輪用圧液供給管路3rと左側圧液供
給管路3lとに分岐される。なお以下の説明にお
いて参照符号の接尾のr及びlはそれぞれ前輪の
右側用及び左側用を意味するものとする。
用液圧制御装置の両前輪に対する配管系統図を示
し、両後輪に対してはほぼ同一の構成であるので
図示省略している。図においてマスタシリンダ1
は公知の構造を有し、ブレーキペダル1aによつ
て駆動される。その内部の第1液圧発生室は配管
2を介して、図示した液圧制御装置とほゞ同様な
後輪用の配管系統が接続されている。マスタシリ
ンダ1の第2液圧発生室には配管3が接続され、
これは右側前輪用圧液供給管路3rと左側圧液供
給管路3lとに分岐される。なお以下の説明にお
いて参照符号の接尾のr及びlはそれぞれ前輪の
右側用及び左側用を意味するものとする。
圧液供給管路3l,3rから管路80,81,
82が分岐しており、これらは後にその詳細を説
明する逆止弁装置14の入力口83,84,85
にそれぞれ接続され、その左右両端に形成された
出力口37a,38aは管路43l,43rを介
して3位置電磁切換弁7l,7rの入力口に接続
される。
82が分岐しており、これらは後にその詳細を説
明する逆止弁装置14の入力口83,84,85
にそれぞれ接続され、その左右両端に形成された
出力口37a,38aは管路43l,43rを介
して3位置電磁切換弁7l,7rの入力口に接続
される。
3位置電磁切換弁7l,7rによつてそれぞれ
液圧制御弁が構成され、それぞれの送出口は管路
62l,62rを介して前輪4l,4rのブレー
キシリンダ5l,5rに接続される。またそれぞ
れの排出口は管路63l,63rを介してリザー
バ8に接続される。このリザーバ8はシリンダ孔
65を有する本体64、比較的弱いばね66によ
つて上方に附勢され、シールリング69によりシ
ールされてシリンダ孔65に摺動自在に嵌入され
ているピストン67から成つており、ピストン6
7と本体64とによつて管路63l,63rと連
通するリザーバ室68が形成される。後に説明す
るようにブレーキシリンダ5l,5rから管路6
3l,63rを介して排出されたブレーキ液はリ
ザーバ8のリザーバ室68に一時的に貯えられ
る。
液圧制御弁が構成され、それぞれの送出口は管路
62l,62rを介して前輪4l,4rのブレー
キシリンダ5l,5rに接続される。またそれぞ
れの排出口は管路63l,63rを介してリザー
バ8に接続される。このリザーバ8はシリンダ孔
65を有する本体64、比較的弱いばね66によ
つて上方に附勢され、シールリング69によりシ
ールされてシリンダ孔65に摺動自在に嵌入され
ているピストン67から成つており、ピストン6
7と本体64とによつて管路63l,63rと連
通するリザーバ室68が形成される。後に説明す
るようにブレーキシリンダ5l,5rから管路6
3l,63rを介して排出されたブレーキ液はリ
ザーバ8のリザーバ室68に一時的に貯えられ
る。
管路63l,63rは更にモータ10によつて
駆動される液圧ポンプ9の吸込口に接続され、液
圧ポンプ9の吐出口は管路98を介して、アキユ
ムレータ11、後に詳細に述べる切換弁装置15
l,15r、遮断弁16及び逆止弁装置14に接
続される。アキユムレータ11はシリンダ孔10
0を有する本体101と比較的強いばね102に
よつて図において下方へと附勢され、シールリン
グ103によつてシールされ、シリンダ孔100
に摺動自在に嵌入されているピストン104とか
ら成つており、ピストン104と本体101との
間に、開口105を介して管路98と連通する貯
圧室106が形成される。この貯圧室106は、
開口105に伝達される圧力が所定の値、例えば
150Kg/cm2以上になるとピストン104はばね1
02に抗して上方へと移動したときにブレーキ圧
液を貯蓄する働らきをする。また、本体101の
上方に形成された開口107にアキユムレータ作
動検出スイツチ12が設けられ、ブレーキ圧液を
貯蓄するためにピストン104が上方に所定距離
移動するとその接点ピン12aが押圧されて、液
圧ポンプ9が正常に作動していることを知らせる
信号をコントロール・ユニツト17に供給する。
駆動される液圧ポンプ9の吸込口に接続され、液
圧ポンプ9の吐出口は管路98を介して、アキユ
ムレータ11、後に詳細に述べる切換弁装置15
l,15r、遮断弁16及び逆止弁装置14に接
続される。アキユムレータ11はシリンダ孔10
0を有する本体101と比較的強いばね102に
よつて図において下方へと附勢され、シールリン
グ103によつてシールされ、シリンダ孔100
に摺動自在に嵌入されているピストン104とか
ら成つており、ピストン104と本体101との
間に、開口105を介して管路98と連通する貯
圧室106が形成される。この貯圧室106は、
開口105に伝達される圧力が所定の値、例えば
150Kg/cm2以上になるとピストン104はばね1
02に抗して上方へと移動したときにブレーキ圧
液を貯蓄する働らきをする。また、本体101の
上方に形成された開口107にアキユムレータ作
動検出スイツチ12が設けられ、ブレーキ圧液を
貯蓄するためにピストン104が上方に所定距離
移動するとその接点ピン12aが押圧されて、液
圧ポンプ9が正常に作動していることを知らせる
信号をコントロール・ユニツト17に供給する。
切換弁装置15l,15rは管路43l,43
rから分岐している圧液還流管路79l,79r
に介設され、遮断弁16は管路79l,79rか
ら分岐している補償管路121に介設されてい
る。
rから分岐している圧液還流管路79l,79r
に介設され、遮断弁16は管路79l,79rか
ら分岐している補償管路121に介設されてい
る。
他方、上述の圧液供給管路3l,3rの管路8
0,82との接続部とブレーキシリンダ5l,5
rの間にはブレーキシリンダ5l,5rからマス
タシリンダ1への方向を順方向とする逆止弁13
l,13rが接続される。前輪4l,4rにはこ
れらの回転速度を検出するように車輪速センサー
6l,6rが設けられ、これらの出力はコントロ
ール・ユニツト17に供給される。このコントロ
ール・ユニツト17は公知の回路構成を備え、車
輪速センサー6l,6rの出力を受けて、車輪速
度、減速度、加速度、スリツプ率などを演算し、
これらの演算結果に基づいて液圧制御弁制御信号
Sl,Srを発生する。これらの制御信号Sl,Srはそ
れぞれ3位置電磁切換弁7l,7bのソレノイド
71l,71rに供給される。3位置電磁切換弁
7l,7rはそのソレノイド71l,71rに供
給される制御信号Sl,Srの電圧の大きさによつて
3つの位置A、B、Cのいずれかをとるように構
成されている。すなわち、制御信号Sl,Srの電圧
が0のとき、従つて電圧が印加されていないとき
には、ブレーキ込め位置としての第1の位置Aを
とる。この位置ではマスタシリンダ1側とブレー
キシリンダ5l,5r側とは連通の状態におかれ
る。制御信号Sl,Srの電圧が“1/2”の大きさの
ときには、すなわちブレーキ保持信号が発生した
ときには、、ブレーキ保持位置としての第2の位
置Bをとる。この位置では、マスタシリンダ1側
とブレーキシリンダ5l,5r側との間及び、ブ
レーキシリンダ5l,5r側とリザーバ8側との
間の連通を遮断する状態におかれる。また、制御
信号Sl,Srの電圧が“1”の大きさのときには、
すなわわちブレーキ弛め信号が発生したときに
は、ブレーキ弛め位置としての第3の位置Cをと
る。この位置ではマスタシリンダ1側とブレーキ
シリンダ5l,5r側との間は遮断の状態におか
れるが、ブレーキシリンダ5l,5r側とリザー
バ8側との間は連通の状態におかれ、ブレーキシ
リンダ5l,5rのブレーキ圧液はリザーバ8に
管路63l,63rを通つて排出される。
0,82との接続部とブレーキシリンダ5l,5
rの間にはブレーキシリンダ5l,5rからマス
タシリンダ1への方向を順方向とする逆止弁13
l,13rが接続される。前輪4l,4rにはこ
れらの回転速度を検出するように車輪速センサー
6l,6rが設けられ、これらの出力はコントロ
ール・ユニツト17に供給される。このコントロ
ール・ユニツト17は公知の回路構成を備え、車
輪速センサー6l,6rの出力を受けて、車輪速
度、減速度、加速度、スリツプ率などを演算し、
これらの演算結果に基づいて液圧制御弁制御信号
Sl,Srを発生する。これらの制御信号Sl,Srはそ
れぞれ3位置電磁切換弁7l,7bのソレノイド
71l,71rに供給される。3位置電磁切換弁
7l,7rはそのソレノイド71l,71rに供
給される制御信号Sl,Srの電圧の大きさによつて
3つの位置A、B、Cのいずれかをとるように構
成されている。すなわち、制御信号Sl,Srの電圧
が0のとき、従つて電圧が印加されていないとき
には、ブレーキ込め位置としての第1の位置Aを
とる。この位置ではマスタシリンダ1側とブレー
キシリンダ5l,5r側とは連通の状態におかれ
る。制御信号Sl,Srの電圧が“1/2”の大きさの
ときには、すなわちブレーキ保持信号が発生した
ときには、、ブレーキ保持位置としての第2の位
置Bをとる。この位置では、マスタシリンダ1側
とブレーキシリンダ5l,5r側との間及び、ブ
レーキシリンダ5l,5r側とリザーバ8側との
間の連通を遮断する状態におかれる。また、制御
信号Sl,Srの電圧が“1”の大きさのときには、
すなわわちブレーキ弛め信号が発生したときに
は、ブレーキ弛め位置としての第3の位置Cをと
る。この位置ではマスタシリンダ1側とブレーキ
シリンダ5l,5r側との間は遮断の状態におか
れるが、ブレーキシリンダ5l,5r側とリザー
バ8側との間は連通の状態におかれ、ブレーキシ
リンダ5l,5rのブレーキ圧液はリザーバ8に
管路63l,63rを通つて排出される。
コントロール・ユニツト17からは更に、制御
信号Sl,Srのいづれかゞ“1/2”または“1”に
なると発生する駆動信号Sがモータ10に供給さ
れる。この駆動信号Sはいつたん発生するとアン
チスキツド制御中は持続するように構成されてい
る。
信号Sl,Srのいづれかゞ“1/2”または“1”に
なると発生する駆動信号Sがモータ10に供給さ
れる。この駆動信号Sはいつたん発生するとアン
チスキツド制御中は持続するように構成されてい
る。
次に圧液供給管路3l,3rに持続される逆止
弁装置14について詳述する。
弁装置14について詳述する。
弁装置14の本体36は左右対称の形状を有し
中央部にシリンダ孔21,22、左右両端部に弁
孔19,20を備えている。弁本体36には更に
上述の入力口83,84,85及び液圧ポンプ圧
供給口88,89が形成され、入力口83,8
4,85は管路80,81,82に接続され、マ
スタシリンダ1の液圧を受けている。また液圧ポ
ンプ圧供給口88,89は管路99を介して液圧
ポンプ9の吐出口に接続されている。
中央部にシリンダ孔21,22、左右両端部に弁
孔19,20を備えている。弁本体36には更に
上述の入力口83,84,85及び液圧ポンプ圧
供給口88,89が形成され、入力口83,8
4,85は管路80,81,82に接続され、マ
スタシリンダ1の液圧を受けている。また液圧ポ
ンプ圧供給口88,89は管路99を介して液圧
ポンプ9の吐出口に接続されている。
弁本体36の一方の弁孔19の開口端は蓋部材
37が螺合され、シール部材39により液密に閉
塞されており、弁本体36の他方の弁孔20の開
口端は蓋部材38が螺合され、シール部材40に
より液密に被覆されている。これらの蓋部材3
7,38には上述の出力口37a,38aが形成
され、これらは液圧制御弁7l,7rに接続され
ると共に弁孔19,20と連通している。
37が螺合され、シール部材39により液密に閉
塞されており、弁本体36の他方の弁孔20の開
口端は蓋部材38が螺合され、シール部材40に
より液密に被覆されている。これらの蓋部材3
7,38には上述の出力口37a,38aが形成
され、これらは液圧制御弁7l,7rに接続され
ると共に弁孔19,20と連通している。
弁本体36のシリンダ孔21,22にはそれぞ
れシールリング90,91によりシールされて、
摺動自在にピストン23,24が嵌入されてお
り、これらピストン23,24の間に張設された
ばね25により外方へすなわち離間する方向に附
勢され通常は図示すように弁本体36の隔壁8
6,87の一部に当接している。シリンダ孔2
1,22はピストン23,24によつて中央のマ
スタシリンダ圧室94と左右のポンプ室95,9
6とに区画される。マスタシリンダ圧室94は入
力口84を介してマスタシリンダ1の液圧発生室
と連通しており、ポンプ圧室95,96は供給口
88,89、管路98を介して液圧ポンプ9の吐
出口と連通している。
れシールリング90,91によりシールされて、
摺動自在にピストン23,24が嵌入されてお
り、これらピストン23,24の間に張設された
ばね25により外方へすなわち離間する方向に附
勢され通常は図示すように弁本体36の隔壁8
6,87の一部に当接している。シリンダ孔2
1,22はピストン23,24によつて中央のマ
スタシリンダ圧室94と左右のポンプ室95,9
6とに区画される。マスタシリンダ圧室94は入
力口84を介してマスタシリンダ1の液圧発生室
と連通しており、ポンプ圧室95,96は供給口
88,89、管路98を介して液圧ポンプ9の吐
出口と連通している。
弁孔19,20には球弁28,29が配設さ
れ、弁ばね32,33によつて図においてそれぞ
れ右方へ及び左方へ附勢され、通常は、ピストン
23,24に固定され、弁本体36の隔壁86,
87を貫通しているロツド26,27の先端部と
当接している。ロツド26,27はシールリング
92,93によつてシールされ、摺動自在に隔壁
86,87を貫通している。弁孔19,20の段
部にはテーパ加工が施され、球弁28,29に対
する弁座30,31を形成している。図示したた
状態では球弁28,29はロツド26,27に当
接してそれぞれの右方位置及びその左方位置をと
り弁座30,31から離れていて、出力口37
a,38a、弁孔19,20及び入力口83,8
5は連通の状態にある。以上のようにして、弁本
体36の両端部には球弁28,29、弁座30,
31及び弁ばね32,33により左右の車輪4
l,4r用の逆止弁部34,35が構成される。
そしてこれら逆止弁部34,35は弁本体36の
中央部に配設されたピストン23,24の移動に
よつて制御される。
れ、弁ばね32,33によつて図においてそれぞ
れ右方へ及び左方へ附勢され、通常は、ピストン
23,24に固定され、弁本体36の隔壁86,
87を貫通しているロツド26,27の先端部と
当接している。ロツド26,27はシールリング
92,93によつてシールされ、摺動自在に隔壁
86,87を貫通している。弁孔19,20の段
部にはテーパ加工が施され、球弁28,29に対
する弁座30,31を形成している。図示したた
状態では球弁28,29はロツド26,27に当
接してそれぞれの右方位置及びその左方位置をと
り弁座30,31から離れていて、出力口37
a,38a、弁孔19,20及び入力口83,8
5は連通の状態にある。以上のようにして、弁本
体36の両端部には球弁28,29、弁座30,
31及び弁ばね32,33により左右の車輪4
l,4r用の逆止弁部34,35が構成される。
そしてこれら逆止弁部34,35は弁本体36の
中央部に配設されたピストン23,24の移動に
よつて制御される。
次に圧液還流管路79l,79rに介設される
切換弁装置15l,15rの詳細について説明す
る。なお、切換弁装置15l,15rは相互に左
右対称であつて構造は全く同一であるので一方の
装置15lについてのみ以下説明する。(但し管
路との接続関係については同時に説明する)。
切換弁装置15l,15rの詳細について説明す
る。なお、切換弁装置15l,15rは相互に左
右対称であつて構造は全く同一であるので一方の
装置15lについてのみ以下説明する。(但し管
路との接続関係については同時に説明する)。
切換弁装置15lの弁本体50はその中央部に
形成された隔壁110の上方にシリンダ孔41、
及び下方に弁孔111を備えている。弁本体50
には更にシリンダ孔41と連通する孔116が形
成され、また弁孔111と開弁時に連通する11
7が形成されている。シリンダ孔41の開口端は
蓋部材112が螺着され、シール部材114によ
り液密にシールされる。弁孔111の開口端は蓋
部材113が螺着され、シール部材115により
液密にシールされる。シリンダ孔41にはシール
リング119によりシールされて摺動自在にピス
トン42が嵌挿され、ばね44により上方に附勢
され、通常は蓋部材112と図示すように当接し
ている。このピストン42の上面側は蓋部材11
2の孔112aから電磁切換弁7lの入力口側の
圧力を管路78l,78rを介して受け、下面側
は孔116に接続されるブレーキシリンダ5l,
5rの圧力を受ける。
形成された隔壁110の上方にシリンダ孔41、
及び下方に弁孔111を備えている。弁本体50
には更にシリンダ孔41と連通する孔116が形
成され、また弁孔111と開弁時に連通する11
7が形成されている。シリンダ孔41の開口端は
蓋部材112が螺着され、シール部材114によ
り液密にシールされる。弁孔111の開口端は蓋
部材113が螺着され、シール部材115により
液密にシールされる。シリンダ孔41にはシール
リング119によりシールされて摺動自在にピス
トン42が嵌挿され、ばね44により上方に附勢
され、通常は蓋部材112と図示すように当接し
ている。このピストン42の上面側は蓋部材11
2の孔112aから電磁切換弁7lの入力口側の
圧力を管路78l,78rを介して受け、下面側
は孔116に接続されるブレーキシリンダ5l,
5rの圧力を受ける。
弁孔111内には球弁45が配置され、弁ばね
46により上方に賦勢され、弁孔111の上底部
にテーパ加工により形成された弁座47に通常は
着座している。すなわち、シリンダ孔41に嵌挿
されたピストン42に固定されたロツド49はシ
ールリング118によりシールされて隔壁110
を摺動自在に貫通しており、その先端部が球弁4
5と当接しているが、ピストン42が図示するよ
うに上方位置にあるときには球弁45を弁座47
から離座させることはない。従つて球弁45、弁
座47及び弁ばね46により構成される切換弁4
8は図示の通常の状態では閉じており、蓋部材1
13の孔113aと弁本体50に形成された孔1
17とは遮断の状態にある。蓋部材113の孔1
13aは管路98に接続され、液圧ポンプ9の吐
出圧力を受け、弁孔111と連通している。ま
た、孔117は圧液還流管路79l,79rに接
続されている。
46により上方に賦勢され、弁孔111の上底部
にテーパ加工により形成された弁座47に通常は
着座している。すなわち、シリンダ孔41に嵌挿
されたピストン42に固定されたロツド49はシ
ールリング118によりシールされて隔壁110
を摺動自在に貫通しており、その先端部が球弁4
5と当接しているが、ピストン42が図示するよ
うに上方位置にあるときには球弁45を弁座47
から離座させることはない。従つて球弁45、弁
座47及び弁ばね46により構成される切換弁4
8は図示の通常の状態では閉じており、蓋部材1
13の孔113aと弁本体50に形成された孔1
17とは遮断の状態にある。蓋部材113の孔1
13aは管路98に接続され、液圧ポンプ9の吐
出圧力を受け、弁孔111と連通している。ま
た、孔117は圧液還流管路79l,79rに接
続されている。
次に、圧液還流管路79lから分岐している補
償管路121に介設される遮断弁16の詳細につ
いて説明する。
償管路121に介設される遮断弁16の詳細につ
いて説明する。
遮断弁16の本体55は段付シリンダ孔58を
有し、シールリング56,57によりシールされ
て段付ピストン54が摺動自在にシリンダ孔58
に嵌挿されている。弁本体55には更に孔55
a,55b,55cが形成され、孔55aは管路
121を介して圧液還流管路79lに接続され、
ピストン54の左方に形成されるマスタシリンダ
圧室と連通しており、孔55bは管路98に接続
され、ピストン54の小形部が突出している弁室
59内と連通している。また孔55cは大気に開
放されており、ピストン54の右側に形成される
大気圧と連通している。弁本体55の右端部には
一体的に突起51が弁要素として形成されてお
り、ピストン54の貫通孔53の開口端に形成さ
れる弁座52に着座する構成となつている。すな
わち、ピストン54の大径部の径は小径部の径に
比べて充分に大きく、管路43lの液圧がわずか
でも上昇すると、その液圧によつてピストン54
は右方に移動して図示の位置となり、管路43l
と液圧ポンプ9との間の連通を遮断し、また管路
43lの液圧がなくなると、ピストン54は液圧
ポンプ9の吐出液圧によつて左方に移動し、弁要
素51がが弁座52から離座して液圧ポンプ9の
吐出圧液が管路43lに戻るように構成されてい
る。
有し、シールリング56,57によりシールされ
て段付ピストン54が摺動自在にシリンダ孔58
に嵌挿されている。弁本体55には更に孔55
a,55b,55cが形成され、孔55aは管路
121を介して圧液還流管路79lに接続され、
ピストン54の左方に形成されるマスタシリンダ
圧室と連通しており、孔55bは管路98に接続
され、ピストン54の小形部が突出している弁室
59内と連通している。また孔55cは大気に開
放されており、ピストン54の右側に形成される
大気圧と連通している。弁本体55の右端部には
一体的に突起51が弁要素として形成されてお
り、ピストン54の貫通孔53の開口端に形成さ
れる弁座52に着座する構成となつている。すな
わち、ピストン54の大径部の径は小径部の径に
比べて充分に大きく、管路43lの液圧がわずか
でも上昇すると、その液圧によつてピストン54
は右方に移動して図示の位置となり、管路43l
と液圧ポンプ9との間の連通を遮断し、また管路
43lの液圧がなくなると、ピストン54は液圧
ポンプ9の吐出液圧によつて左方に移動し、弁要
素51がが弁座52から離座して液圧ポンプ9の
吐出圧液が管路43lに戻るように構成されてい
る。
本発明の実施例による液圧制御装置は以上のよ
うに構成されるが、次にこの作用につき説明す
る。今、この液圧制御装置を装備した自動車が等
速度で走行しており、ブレーキペダル1aを踏み
こんだものとする。
うに構成されるが、次にこの作用につき説明す
る。今、この液圧制御装置を装備した自動車が等
速度で走行しており、ブレーキペダル1aを踏み
こんだものとする。
ブレーキペダル1aの踏みこみ始めにおいて
は、未だコントロール・ユニツト17では減速度
信号もスリツプ信号も得られず、制御信号Sl,Sr
は0であり、3位置電磁切換弁7l,7rはブレ
ーキ込め位置Aをとつており、逆止弁装置14も
図示の状態にあるので、マスタシリンダ1からの
ブレーキ液は管路80,82、弁装置14の入力
口83,85、弁孔19,20、出力口37a,
38a、及び切換弁7l,7rを通つて車輪4
l,4rのブレーキシリンダ5l,5rに流され
る。この結果、車輪4l,4rにブレーキがかけ
られ、車輪4l,4rが所定の減速度またはスリ
ツプ率に達すると、コントロール・ユニツト17
は“1/2”または“1”なる制御信号Sl,Srを発
生する。これらは切換弁7l,7rのソレノイド
71l,71rに供給され、切換弁7l,7rの
位置が切り換えられる。今、自動車が摩擦係数の
ほゞ均一な路面を走行しており、説明を容易にす
るために、制御信号Sl,Srが同時に“1”になつ
た場合を考えると、切換弁7l,7rはブレーキ
弛め位置Cに切り換えられる。これによつてマス
タシリンダ1とブレーキシリンダ5l,5rとの
間の液連通は遮断され、ブレーキシリンダ5l,
5rとリザーバ8とが管路63l,63rを介し
て連通される。
は、未だコントロール・ユニツト17では減速度
信号もスリツプ信号も得られず、制御信号Sl,Sr
は0であり、3位置電磁切換弁7l,7rはブレ
ーキ込め位置Aをとつており、逆止弁装置14も
図示の状態にあるので、マスタシリンダ1からの
ブレーキ液は管路80,82、弁装置14の入力
口83,85、弁孔19,20、出力口37a,
38a、及び切換弁7l,7rを通つて車輪4
l,4rのブレーキシリンダ5l,5rに流され
る。この結果、車輪4l,4rにブレーキがかけ
られ、車輪4l,4rが所定の減速度またはスリ
ツプ率に達すると、コントロール・ユニツト17
は“1/2”または“1”なる制御信号Sl,Srを発
生する。これらは切換弁7l,7rのソレノイド
71l,71rに供給され、切換弁7l,7rの
位置が切り換えられる。今、自動車が摩擦係数の
ほゞ均一な路面を走行しており、説明を容易にす
るために、制御信号Sl,Srが同時に“1”になつ
た場合を考えると、切換弁7l,7rはブレーキ
弛め位置Cに切り換えられる。これによつてマス
タシリンダ1とブレーキシリンダ5l,5rとの
間の液連通は遮断され、ブレーキシリンダ5l,
5rとリザーバ8とが管路63l,63rを介し
て連通される。
他方、液圧ポンプ9はコントロール・ユニツト
17の制御信号Sl,Srのいずれか一方が“1/2”
または“1”になると、モータ10に駆動信号S
が供給され、モータ10により駆動され始める。
従つて、リザーバ8のリザーバ室68内にブレー
キシリンダ5l,5rから排出されたブレーキ液
は液圧ポンプ9によつて管路98へと送り込まれ
る。
17の制御信号Sl,Srのいずれか一方が“1/2”
または“1”になると、モータ10に駆動信号S
が供給され、モータ10により駆動され始める。
従つて、リザーバ8のリザーバ室68内にブレー
キシリンダ5l,5rから排出されたブレーキ液
は液圧ポンプ9によつて管路98へと送り込まれ
る。
ブレーキペダル19の踏みこみ始めにおいて
は、逆止弁装置14のピストン23,24は図示
の位置にあるが、液圧ポンプ9が作動して、その
吐出圧力が上昇してくると、すなわちポンプ圧室
95,96の圧力が上昇してくると、ピストン2
3,24を離間する方向に押圧するマスタシリン
ダ1側の圧力とばね25の附勢力との和より大き
くなつて、ピストン23,24を相近接するよう
に移動させる。これと共にロツド26,27もマ
スタシリンダ圧室94側へと移動し、球弁28,
29はばね32,33の附勢力により弁座30,
31に着座可能となる。すなわち、この時点から
逆止弁装置14は逆止弁として働らき、マスタシ
リンダ1側からのブレーキ液は液圧制御弁側へと
通されるが、液圧制御弁側からのブレーキ液はマ
スタシリンダ1側へ流れることを阻止される。
は、逆止弁装置14のピストン23,24は図示
の位置にあるが、液圧ポンプ9が作動して、その
吐出圧力が上昇してくると、すなわちポンプ圧室
95,96の圧力が上昇してくると、ピストン2
3,24を離間する方向に押圧するマスタシリン
ダ1側の圧力とばね25の附勢力との和より大き
くなつて、ピストン23,24を相近接するよう
に移動させる。これと共にロツド26,27もマ
スタシリンダ圧室94側へと移動し、球弁28,
29はばね32,33の附勢力により弁座30,
31に着座可能となる。すなわち、この時点から
逆止弁装置14は逆止弁として働らき、マスタシ
リンダ1側からのブレーキ液は液圧制御弁側へと
通されるが、液圧制御弁側からのブレーキ液はマ
スタシリンダ1側へ流れることを阻止される。
他方、制御信号Sl,Srが“1”になると電磁切
換弁7l,7rがCの位置に切り換えられ、ブレ
ーキシリンダ5l,5rからブレーキ液はリザー
バ8内に排出されるのであるが、このときブレー
キシリンダ5l,5rのブレーキ圧力、すなわち
切換弁装置15l,15rのピストン42の下側
の圧力が、電磁切換弁7l,7rの入力口側の圧
力、すなわちピストン42の上側の圧力より小さ
くなるので、ピストン42は下方へと移動する。
これによつてロツド49により、球弁45は下方
へ押し下げられ、切換弁48は開放の状態にな
り、液圧ポンプ9の吐出口と液圧制御弁側圧液還
流管路79l,79rとは連通の状態になる。従
つて、リザーバ8に排出されたブレーキ液は液圧
ポンプ9により加圧されて、切換弁装置15l,
15rの切換弁48及び圧液環流管路79l,7
9rを通つて、管路43l,43rに還流され
る。このときすでに、上述したように逆止弁装置
14の逆止弁34,35は逆止弁として働らいて
いるので、マスタシリンダ1側にブレーキ液が還
流されることはなく、ブレーキペダル1aにキツ
クバツク作用を及ぼすことはない。なお、遮断弁
16はブレーキペダル1aの踏み込みと共に図示
の状態になつており、液圧ポンプ9からのブレー
キ液を遮断している。
換弁7l,7rがCの位置に切り換えられ、ブレ
ーキシリンダ5l,5rからブレーキ液はリザー
バ8内に排出されるのであるが、このときブレー
キシリンダ5l,5rのブレーキ圧力、すなわち
切換弁装置15l,15rのピストン42の下側
の圧力が、電磁切換弁7l,7rの入力口側の圧
力、すなわちピストン42の上側の圧力より小さ
くなるので、ピストン42は下方へと移動する。
これによつてロツド49により、球弁45は下方
へ押し下げられ、切換弁48は開放の状態にな
り、液圧ポンプ9の吐出口と液圧制御弁側圧液還
流管路79l,79rとは連通の状態になる。従
つて、リザーバ8に排出されたブレーキ液は液圧
ポンプ9により加圧されて、切換弁装置15l,
15rの切換弁48及び圧液環流管路79l,7
9rを通つて、管路43l,43rに還流され
る。このときすでに、上述したように逆止弁装置
14の逆止弁34,35は逆止弁として働らいて
いるので、マスタシリンダ1側にブレーキ液が還
流されることはなく、ブレーキペダル1aにキツ
クバツク作用を及ぼすことはない。なお、遮断弁
16はブレーキペダル1aの踏み込みと共に図示
の状態になつており、液圧ポンプ9からのブレー
キ液を遮断している。
アンチスキツド制御中は、車輪4l,4rのス
キツド状態に応じて、コントロール・ユニツト1
7からの制御信号Sl,Srの電圧は“0”“1/2”
“1”のいづれかになるが、液圧ポンプ9は常に
作動しており、逆止弁装置14のピストン23,
24は相近接した位置にあつて、従つて球弁2
8,29は弁座30,31に着座可能な状態にあ
つて、弁装置14は常に逆止弁としての機能を果
している。なお、3位置電磁切換弁7l,7rが
ブレーキ保持位置Bに切り換えられるときは、マ
スタシリンダ1側とブレーキシリンダ5l,5r
側との液連通及びブレーキシリンダ5l,5r側
とリザーバ8側との液連通が遮断されるが、電磁
切換弁7l,7rの入力口側の圧力がブレーキシ
リンダ5l,5rのブレーキ圧力より高いので、
切換弁装置15l,15rのピストン42はやは
り下方位置にあつて、切換弁48を開放してい
る。他方、液圧ポンプ9はアンチスキツド制御中
は常に作動しているが、逆止弁装置14は逆止弁
として働らいているので、やはりブレーキ液はマ
スタシリンダ1側に流入することはなく、ブレー
キペダル1aへのキツクバツク作用はない。
キツド状態に応じて、コントロール・ユニツト1
7からの制御信号Sl,Srの電圧は“0”“1/2”
“1”のいづれかになるが、液圧ポンプ9は常に
作動しており、逆止弁装置14のピストン23,
24は相近接した位置にあつて、従つて球弁2
8,29は弁座30,31に着座可能な状態にあ
つて、弁装置14は常に逆止弁としての機能を果
している。なお、3位置電磁切換弁7l,7rが
ブレーキ保持位置Bに切り換えられるときは、マ
スタシリンダ1側とブレーキシリンダ5l,5r
側との液連通及びブレーキシリンダ5l,5r側
とリザーバ8側との液連通が遮断されるが、電磁
切換弁7l,7rの入力口側の圧力がブレーキシ
リンダ5l,5rのブレーキ圧力より高いので、
切換弁装置15l,15rのピストン42はやは
り下方位置にあつて、切換弁48を開放してい
る。他方、液圧ポンプ9はアンチスキツド制御中
は常に作動しているが、逆止弁装置14は逆止弁
として働らいているので、やはりブレーキ液はマ
スタシリンダ1側に流入することはなく、ブレー
キペダル1aへのキツクバツク作用はない。
やがて、自動車が所望の走行速度に達すると、
または停止するとブレーキペダル1aへの踏みこ
みは解除され、マスタシリンダ1の液圧は零へと
減少させられる。これと共にブレーキ液はブレー
キシリンダ5l,5rから逆止弁13l,13r
を通つてマスタシリンダ1へと還流する。このよ
うにしてアンチスキツド制御は終了するのである
が、管路3l,3rに配設された逆止弁13l,
13rのブレーキシリンダ5l,5r側のブレー
キ圧力がそれらの最低作動圧力以下になつて、ブ
レーキ液を還流させなくつても、アンチスキツド
制御の終了後は液圧ポンプ9が停止しており、3
位置電磁切換弁7l,7rも位置Aをとつている
ので、逆止弁装置14のピストン23,24は図
示した復帰位置にあり、ブレーキ液はブレーキシ
リンダ5l,5rから切換弁7l,7r、弁装置
14の出力口37a,38a及び入力口83,8
5を通つて、ブレーキシリンダ5l,5rのブレ
ーキ液圧がほゞ零になるまで、ほゞ完全にマスタ
シリンダ1に還流することができる。従つてブレ
ーキシリンダ5l,5rへの逆止弁13l,13
rによる残圧の心配は全くない。
または停止するとブレーキペダル1aへの踏みこ
みは解除され、マスタシリンダ1の液圧は零へと
減少させられる。これと共にブレーキ液はブレー
キシリンダ5l,5rから逆止弁13l,13r
を通つてマスタシリンダ1へと還流する。このよ
うにしてアンチスキツド制御は終了するのである
が、管路3l,3rに配設された逆止弁13l,
13rのブレーキシリンダ5l,5r側のブレー
キ圧力がそれらの最低作動圧力以下になつて、ブ
レーキ液を還流させなくつても、アンチスキツド
制御の終了後は液圧ポンプ9が停止しており、3
位置電磁切換弁7l,7rも位置Aをとつている
ので、逆止弁装置14のピストン23,24は図
示した復帰位置にあり、ブレーキ液はブレーキシ
リンダ5l,5rから切換弁7l,7r、弁装置
14の出力口37a,38a及び入力口83,8
5を通つて、ブレーキシリンダ5l,5rのブレ
ーキ液圧がほゞ零になるまで、ほゞ完全にマスタ
シリンダ1に還流することができる。従つてブレ
ーキシリンダ5l,5rへの逆止弁13l,13
rによる残圧の心配は全くない。
なお、ブレーキペダル1aの踏み込みの解除と
共に電磁切換弁7l,7rの入力口側の圧力がブ
レーキシリンダ5l,5rのブレーキ圧力より小
さくなつて、切換弁装置15l,15rのピスト
ン42は上昇して図示の位置をとり、切換弁48
を閉鎖して、液圧ポンプ9の吐出口と液圧制御弁
側圧液還流管路79l,79rとの連通を遮断す
るが、これを共に遮断弁16のピストン54が左
方へと液圧ポンプ9の吐出圧力により移動し、ア
キユムレータ11に貯えられていたブレーキ液は
遮断弁16及び圧液還流管路79lを通つて、管
路43lに戻される。そして今や両方向の液連通
を許容する状態となつている逆止弁装置14の逆
止弁部34を通つてマスタシリンダ1へと戻され
る。従つて、アンチスキツド制御の終了後、アキ
ユムレータ11、すなわち液圧ポンプ9の吐出口
側にブレーキ圧液が残存することはない。
共に電磁切換弁7l,7rの入力口側の圧力がブ
レーキシリンダ5l,5rのブレーキ圧力より小
さくなつて、切換弁装置15l,15rのピスト
ン42は上昇して図示の位置をとり、切換弁48
を閉鎖して、液圧ポンプ9の吐出口と液圧制御弁
側圧液還流管路79l,79rとの連通を遮断す
るが、これを共に遮断弁16のピストン54が左
方へと液圧ポンプ9の吐出圧力により移動し、ア
キユムレータ11に貯えられていたブレーキ液は
遮断弁16及び圧液還流管路79lを通つて、管
路43lに戻される。そして今や両方向の液連通
を許容する状態となつている逆止弁装置14の逆
止弁部34を通つてマスタシリンダ1へと戻され
る。従つて、アンチスキツド制御の終了後、アキ
ユムレータ11、すなわち液圧ポンプ9の吐出口
側にブレーキ圧液が残存することはない。
以上では自動車が摩擦係数のほゞ均一な路面を
走行しており、説明を容易にするために制御信号
Sl,Srが同時に“1”になつた場合を特に説明し
たが、次に自動車が摩擦係数の不均一な路面、例
えば中央部がコンクリート面で路肩部が凍結面で
あるような路面を走行しており、ブレーキペダル
1aを踏んだ場合について説明する。
走行しており、説明を容易にするために制御信号
Sl,Srが同時に“1”になつた場合を特に説明し
たが、次に自動車が摩擦係数の不均一な路面、例
えば中央部がコンクリート面で路肩部が凍結面で
あるような路面を走行しており、ブレーキペダル
1aを踏んだ場合について説明する。
今、左側の車輪4lが凍結面上にあり、右側の
車輪4rがコンクリート面上にあるとすると、左
側の車輪4lの方が先にスキツド状態になつて、
コントロール・ユニツト17から“1/2””または
“1”なる制御信号Slを発生し、これが電磁切換
弁7lのソレノイド71lに加えられ、電磁切換
弁17lはAからB又はCの位置に切り換えられ
る。他方、右側の車輪4rは未だスキツド状態に
達していないため、電磁切換弁7rのソレノイド
71rに加えられている制御信号Srは“0”で
あり、電磁切換弁7rはAの位置を保持してい
る。
車輪4rがコンクリート面上にあるとすると、左
側の車輪4lの方が先にスキツド状態になつて、
コントロール・ユニツト17から“1/2””または
“1”なる制御信号Slを発生し、これが電磁切換
弁7lのソレノイド71lに加えられ、電磁切換
弁17lはAからB又はCの位置に切り換えられ
る。他方、右側の車輪4rは未だスキツド状態に
達していないため、電磁切換弁7rのソレノイド
71rに加えられている制御信号Srは“0”で
あり、電磁切換弁7rはAの位置を保持してい
る。
制御信号Slが“1”になつた場合を考えると、
電磁切換弁7lによりマスタシリンダ1側とブレ
ーキシリンダ5l側との液連通が遮断されると共
に、ブレーキシリンダ5l側とリザーバ8側とが
液連通の状態におかれる。これによつて、ブレー
キシリンダ5lから信号8へとブレーキ液が排出
され、車輪4lのブレーキが弛められる。液圧ポ
ンプ9は制御信号Slが“1”になると共に駆動開
始しているので、リザーバ8図に排出されたブレ
ーキ液は直ちに加圧されて、切換弁装置15lの
今や開放状態となつている切換弁48及圧液還流
管路79lを通つて、管路43lに戻される。
電磁切換弁7lによりマスタシリンダ1側とブレ
ーキシリンダ5l側との液連通が遮断されると共
に、ブレーキシリンダ5l側とリザーバ8側とが
液連通の状態におかれる。これによつて、ブレー
キシリンダ5lから信号8へとブレーキ液が排出
され、車輪4lのブレーキが弛められる。液圧ポ
ンプ9は制御信号Slが“1”になると共に駆動開
始しているので、リザーバ8図に排出されたブレ
ーキ液は直ちに加圧されて、切換弁装置15lの
今や開放状態となつている切換弁48及圧液還流
管路79lを通つて、管路43lに戻される。
他方、電磁切換弁7rはAの位置に保持されて
いるので、マスタシリンダ1からのブレーキ液は
逆止弁装置14の逆止弁部35、電磁切換弁7
r、及び管路62rを通つてブレーキシリンダ5
rへと流れ続け、右側の車輪4rは更にブレーキ
を込められる。このとき電磁切換弁7rの入力口
側に接続されている切換弁装置15rの孔112
aにおける圧力は、ブレーキシリンダ5rに接続
されている切換弁装置15rの孔116における
圧力と同じであるので、ピストン42は上方位置
を保持して、切換弁48は閉鎖している。
いるので、マスタシリンダ1からのブレーキ液は
逆止弁装置14の逆止弁部35、電磁切換弁7
r、及び管路62rを通つてブレーキシリンダ5
rへと流れ続け、右側の車輪4rは更にブレーキ
を込められる。このとき電磁切換弁7rの入力口
側に接続されている切換弁装置15rの孔112
aにおける圧力は、ブレーキシリンダ5rに接続
されている切換弁装置15rの孔116における
圧力と同じであるので、ピストン42は上方位置
を保持して、切換弁48は閉鎖している。
従つて、上述したように左側の車輪4lのブレ
ーキシリンダ5lからリザーバ8内に排出された
ブレーキ液は、液圧ポンプ9によつて加圧されて
一方の切換弁装置15lを通つて、一方の管路4
3lにのみ戻され、他方の切換弁装置15rの切
換弁48は閉鎖の状態にあるので、ブレーキ液は
管路43rには戻されない。従つて、従来のよう
に右側の車輪4rのブレーキシリンダ5rに液圧
ポンプ9の吐出圧力が加えられることなく、ブレ
ーキ圧力は滑らかに上昇して行く。やがて、この
車輪4rもスキツド状態になると、制御信号Sr
は“1/2”又は“1”となり、以下上述と同じ作
用がくり返される。
ーキシリンダ5lからリザーバ8内に排出された
ブレーキ液は、液圧ポンプ9によつて加圧されて
一方の切換弁装置15lを通つて、一方の管路4
3lにのみ戻され、他方の切換弁装置15rの切
換弁48は閉鎖の状態にあるので、ブレーキ液は
管路43rには戻されない。従つて、従来のよう
に右側の車輪4rのブレーキシリンダ5rに液圧
ポンプ9の吐出圧力が加えられることなく、ブレ
ーキ圧力は滑らかに上昇して行く。やがて、この
車輪4rもスキツド状態になると、制御信号Sr
は“1/2”又は“1”となり、以下上述と同じ作
用がくり返される。
第2図は本発明の第2実施例による液圧制御装
置の部分的な配管系統図であつて、図において第
1図の部分と対応する部分については同一の符号
を付するものとする。
置の部分的な配管系統図であつて、図において第
1図の部分と対応する部分については同一の符号
を付するものとする。
すなわち、本実施例では第1実施例の切換弁装
置15lが制御状態検出器70lと2位置電磁切
換弁74lとによつて構成される切換弁装置に変
更されている点を除いては第1実施例と全く同一
である。なお、右側車輪4r用の切換弁装置は図
示省略したが第2図に図示のものと全く同一であ
り、同様な接続関係にあるものとする。また、第
1図の遮断弁16も図示省略した。
置15lが制御状態検出器70lと2位置電磁切
換弁74lとによつて構成される切換弁装置に変
更されている点を除いては第1実施例と全く同一
である。なお、右側車輪4r用の切換弁装置は図
示省略したが第2図に図示のものと全く同一であ
り、同様な接続関係にあるものとする。また、第
1図の遮断弁16も図示省略した。
第2図において制御状態検出器70lは比較器
122とオフ遅延タイマ72とから成る。比較器
122は制御信号Slが“1”になつたかどうか、
すなわちブレーキ弛め信号が発生したかどうかを
検出するためのものであつて、配線73の電圧が
零または1/2電圧のときは、その出力は“0”で
あり、配線73の電圧が全電圧(ブレーキ弛め信
号の発生)になるとその出力は“1”になる。従
つて比較電圧Voは例えば0.7電圧である。オフ遅
延タイマ72は比較器122の出力が“1”にな
ると同時に“1”になり、比較器122の出力が
“0”になつた後も所定の時間T“1”の出力を
保つ。この時間Tは、ブレーキシリンダ5lのブ
レーキ液圧が制御されている間はオフ遅延タイマ
72の出力が“1”を保つよう設定されている。
122とオフ遅延タイマ72とから成る。比較器
122は制御信号Slが“1”になつたかどうか、
すなわちブレーキ弛め信号が発生したかどうかを
検出するためのものであつて、配線73の電圧が
零または1/2電圧のときは、その出力は“0”で
あり、配線73の電圧が全電圧(ブレーキ弛め信
号の発生)になるとその出力は“1”になる。従
つて比較電圧Voは例えば0.7電圧である。オフ遅
延タイマ72は比較器122の出力が“1”にな
ると同時に“1”になり、比較器122の出力が
“0”になつた後も所定の時間T“1”の出力を
保つ。この時間Tは、ブレーキシリンダ5lのブ
レーキ液圧が制御されている間はオフ遅延タイマ
72の出力が“1”を保つよう設定されている。
電磁切換弁74lのソレノイド174lにはオ
フ遅延タイマ72の出力端子が接続され、電磁切
換弁74lはオフ遅延タイマ72の出力が“0”
のときには、管路43lと液圧ポンプ9の吐出口
との連通を遮断する位置Dをとる。また、オフ遅
延タイマ72の出力が“1”のときには、管路4
3lと液圧ポンプ9の吐出口とを連通させる位置
Eをとる。
フ遅延タイマ72の出力端子が接続され、電磁切
換弁74lはオフ遅延タイマ72の出力が“0”
のときには、管路43lと液圧ポンプ9の吐出口
との連通を遮断する位置Dをとる。また、オフ遅
延タイマ72の出力が“1”のときには、管路4
3lと液圧ポンプ9の吐出口とを連通させる位置
Eをとる。
上述の場合と同様に摩擦係数の不均一な路面を
走行中にブレーキペダル1aを踏み込むと、第1
図の装置と同様な作用を行ない、左側の車輪4l
が先にスキツド状態になり、制御信号Slが“1/
2”または“1”になると、モータ10は回転し
始め、液圧ポンプ9が作動する。制御信号Slが
“1/2”のときには、電磁切換弁74lは切り換え
られずDの位置のまゝであるが、このときにはリ
ザーバ8にブレーキ液は排出されないので、管路
43lにブレーキ液を戻す必要はないので何ら支
障はない。制御信号Slが“1”になると、電磁切
換弁74lはEの位置をとり、ブレーキシリンダ
5lからリザーバ8に排出されたブレーキ液は液
圧ポンプ9により加圧されて、電磁切換弁74l
を通つて管路43lに戻される。他方、第2図に
図示しない右側車輪4rはスキツド状態になく、
ブレーキを込められているが、電磁切換弁74l
に対応する図示しない電磁切換弁はDの位置をと
つているので、液圧ポンプ9の吐出圧がブレーキ
シリンダ5rに加えられることなく、滑らかにブ
レーキ圧力は上昇して行く。
走行中にブレーキペダル1aを踏み込むと、第1
図の装置と同様な作用を行ない、左側の車輪4l
が先にスキツド状態になり、制御信号Slが“1/
2”または“1”になると、モータ10は回転し
始め、液圧ポンプ9が作動する。制御信号Slが
“1/2”のときには、電磁切換弁74lは切り換え
られずDの位置のまゝであるが、このときにはリ
ザーバ8にブレーキ液は排出されないので、管路
43lにブレーキ液を戻す必要はないので何ら支
障はない。制御信号Slが“1”になると、電磁切
換弁74lはEの位置をとり、ブレーキシリンダ
5lからリザーバ8に排出されたブレーキ液は液
圧ポンプ9により加圧されて、電磁切換弁74l
を通つて管路43lに戻される。他方、第2図に
図示しない右側車輪4rはスキツド状態になく、
ブレーキを込められているが、電磁切換弁74l
に対応する図示しない電磁切換弁はDの位置をと
つているので、液圧ポンプ9の吐出圧がブレーキ
シリンダ5rに加えられることなく、滑らかにブ
レーキ圧力は上昇して行く。
なお、制御状態検出器70lにおける比較器1
22は必ずしも必要ではない。これは車輪が路面
の小さな凹みなどにはまつたときなどに生ずる制
御信号のノイズにより電磁切換弁74lを切り換
えないようにするために設けられている。従つ
て、このようなノイズの必配のない場合には省略
することができる。あるいは、オフ遅延タイマ7
2の代わりにオン・オフ遅延タイマを用いれば、
パルス状のノイズには対処することができる。
22は必ずしも必要ではない。これは車輪が路面
の小さな凹みなどにはまつたときなどに生ずる制
御信号のノイズにより電磁切換弁74lを切り換
えないようにするために設けられている。従つ
て、このようなノイズの必配のない場合には省略
することができる。あるいは、オフ遅延タイマ7
2の代わりにオン・オフ遅延タイマを用いれば、
パルス状のノイズには対処することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、勿
論、本発明はこれら実施例に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が
可能である。
論、本発明はこれら実施例に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が
可能である。
例えば、第1図における切換弁装置15lにお
いて、第3図に示すように弁座47の一部に切欠
き60を設ければ、遮断弁16を省略することが
できる。すなわち、この切欠き60に充分な流れ
抵抗をもたせておけば、切換弁48が閉鎖してい
るときには液圧ポンプ9の吐出圧力を管路43l
に伝えることがなく、しかもブレーキペダル1a
への踏み込みを解除して管路43lのブレーキ圧
力が零になつたときには液圧ポンプ9の吐出口側
からのブレーキ液を除々に戻しアンチスキツド制
御後に液圧ポンプ9の吐出口側、例えばアキユム
レータ11に残在させるということはない。
いて、第3図に示すように弁座47の一部に切欠
き60を設ければ、遮断弁16を省略することが
できる。すなわち、この切欠き60に充分な流れ
抵抗をもたせておけば、切換弁48が閉鎖してい
るときには液圧ポンプ9の吐出圧力を管路43l
に伝えることがなく、しかもブレーキペダル1a
への踏み込みを解除して管路43lのブレーキ圧
力が零になつたときには液圧ポンプ9の吐出口側
からのブレーキ液を除々に戻しアンチスキツド制
御後に液圧ポンプ9の吐出口側、例えばアキユム
レータ11に残在させるということはない。
あるいは、また、第1図の遮断弁16の代わり
に何らかの絞り機構を設けて、液圧ポンプ9の吐
出液が管路43lに急激に流入することは阻止す
るが、除々に戻すようにしてもよい。
に何らかの絞り機構を設けて、液圧ポンプ9の吐
出液が管路43lに急激に流入することは阻止す
るが、除々に戻すようにしてもよい。
また、以上の実施例では3位置電磁切換弁が使
用され、ブレーキシリンダ5l,5rのブレーキ
圧力を、上昇、低下及び一定保持させる場合を説
明したが、単に低下及び上昇させる場合にも本発
明の適用が可能であり、この場合には、3位置電
磁切換弁に代えて、2位置電磁切換弁が用いられ
ることになる。
用され、ブレーキシリンダ5l,5rのブレーキ
圧力を、上昇、低下及び一定保持させる場合を説
明したが、単に低下及び上昇させる場合にも本発
明の適用が可能であり、この場合には、3位置電
磁切換弁に代えて、2位置電磁切換弁が用いられ
ることになる。
また、第1図において逆止弁装置14の代わり
に、逆止弁13l,13rのような簡単な構成の
逆止弁を2個用いるようにしてもよい。この場合
には逆止弁はそれぞれマスタシリンダ1側からブ
レーキシリンダ5l,5r側への方向を順方向と
し、管路80と管路43lとの間、及び管路82
と管路43rとの間に接続されゝばよい。
に、逆止弁13l,13rのような簡単な構成の
逆止弁を2個用いるようにしてもよい。この場合
には逆止弁はそれぞれマスタシリンダ1側からブ
レーキシリンダ5l,5r側への方向を順方向と
し、管路80と管路43lとの間、及び管路82
と管路43rとの間に接続されゝばよい。
また、本発明は自動車に限らず、自動二輪車に
も適用可能である。
も適用可能である。
以上述べたように本発明によるアンチスキツド
装置用液圧制御装置は、アンチスキツド制御に際
しブレーキペダルへのキツクバツク作用は全くな
く、極めて良好なペダルフイーリングを運転者に
与えるものであり、しかも摩擦係数の不均一な路
面上を走行しているときでも、何らの不安感もし
くは不快感をも与えないアンチスキツド制御を行
うものである。
装置用液圧制御装置は、アンチスキツド制御に際
しブレーキペダルへのキツクバツク作用は全くな
く、極めて良好なペダルフイーリングを運転者に
与えるものであり、しかも摩擦係数の不均一な路
面上を走行しているときでも、何らの不安感もし
くは不快感をも与えないアンチスキツド制御を行
うものである。
第1図は本発明の第1実施例によるアンチスキ
ツド装置用液圧制御装置の配管系統図、第2図は
本発明の第2実施例によるアンチスキツド装置用
液圧制御装置の一部の配管系統図、及び第3図は
第1図における切換弁装置の変形例を示す断面図
である。 なお、図において、1……マスタシリンダ、5
l,5r……ブレーキシリンダ、7l,7r……
3位置電磁切換弁、8……リザーバ、9……液圧
ポンプ、14……逆止弁装置、15l,15r…
…切換弁装置、17……コントロール・ユニツ
ト、79l,79r……圧液還流管路。
ツド装置用液圧制御装置の配管系統図、第2図は
本発明の第2実施例によるアンチスキツド装置用
液圧制御装置の一部の配管系統図、及び第3図は
第1図における切換弁装置の変形例を示す断面図
である。 なお、図において、1……マスタシリンダ、5
l,5r……ブレーキシリンダ、7l,7r……
3位置電磁切換弁、8……リザーバ、9……液圧
ポンプ、14……逆止弁装置、15l,15r…
…切換弁装置、17……コントロール・ユニツ
ト、79l,79r……圧液還流管路。
Claims (1)
- 1 マスタシリンダと、コントロール・ユニツト
によつてスキツド状態が独立して評価される少な
くとも2個の車輪のそれぞれに装着されたブレー
キシリンダとを接続する各管路に介在し、前記コ
ントロール・ユニツトからの指令を受けて該ブレ
ーキシリンダのブレーキ液圧を制御する液圧制御
弁と、該液圧制御弁の制御によりブレーキ液圧を
低下する際、各前記ブレーキシリンダから排出さ
れたブレーキ液を貯える共通のリザーバと、該リ
ザーバに排出されたブレーキ液を加圧して、前記
各管路の前記液圧制御弁の入力口側に圧液還流管
路を介して還流する液圧ポンプと、該液圧ポンプ
により還流されたブレーキ圧液が前記マスタシリ
ンダに逆流するのを防止する逆止弁装置とを備え
たアンチスキツド装置用液圧制御装置において、
前記圧液還流管路に、前記液圧制御弁が非制御状
態のとき閉鎖し、該液圧制御弁が制御状態になる
と開放する切換弁装置を介設したことを特徴とす
るアンチスキツド装置用液圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18064380A JPS57104445A (en) | 1980-12-20 | 1980-12-20 | Liquid pressure controller for antiskid equipment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18064380A JPS57104445A (en) | 1980-12-20 | 1980-12-20 | Liquid pressure controller for antiskid equipment |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57104445A JPS57104445A (en) | 1982-06-29 |
| JPS6251178B2 true JPS6251178B2 (ja) | 1987-10-28 |
Family
ID=16086773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18064380A Granted JPS57104445A (en) | 1980-12-20 | 1980-12-20 | Liquid pressure controller for antiskid equipment |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57104445A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61122057A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Nippon Denso Co Ltd | 液圧制御弁 |
| JPS6288647A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-23 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 車両のアンチロツクシステム用のゲ−ト弁装置 |
-
1980
- 1980-12-20 JP JP18064380A patent/JPS57104445A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57104445A (en) | 1982-06-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4453782A (en) | Brake fluid pressure control apparatus in skid control system | |
| US5501514A (en) | Hydraulic brake device having an anti-skid system | |
| US6030056A (en) | On-vehicle brake system | |
| JP2704739B2 (ja) | 車両用ブレーキ液圧制御装置 | |
| JPS6133738B2 (ja) | ||
| JPH06298063A (ja) | アンチロックブレーキ装置を備えた液圧式の車両ブレーキ装置 | |
| US5129714A (en) | Anti-lock hydraulic brake system with hydraulically controlled inlet valve | |
| KR100516557B1 (ko) | 브레이크유압제어장치 | |
| JPH0373509B2 (ja) | ||
| JPH0930398A (ja) | 車両用ブレーキ制御装置 | |
| JPS6251178B2 (ja) | ||
| GB2169974A (en) | Hydraulic booster | |
| JPH0143663B2 (ja) | ||
| JPS6116656B2 (ja) | ||
| US4854649A (en) | Anti-skid control apparatus for a vehicle braking system | |
| JPH0210750B2 (ja) | ||
| JPS592962A (ja) | アンチスキツド液圧制御装置 | |
| US6217132B1 (en) | Hydraulic control unit having a master cylinder and anti-lock braking valves integrally mounted therein | |
| JPS6116657B2 (ja) | ||
| JPS6154619B2 (ja) | ||
| JP3146954B2 (ja) | 車輌の制動力制御装置 | |
| JP2514345B2 (ja) | アンチスキツド装置用液圧制御装置 | |
| JPH0218153A (ja) | 車両用液庄ブレーキ制御装置 | |
| JP2506270Y2 (ja) | アンチスキッドブレ―キ制御装置 | |
| JPH0210749B2 (ja) |