JPS6253411A - 湿式糸条処理方法及びその装置 - Google Patents

湿式糸条処理方法及びその装置

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JPS6253411A
JPS6253411A JP18657285A JP18657285A JPS6253411A JP S6253411 A JPS6253411 A JP S6253411A JP 18657285 A JP18657285 A JP 18657285A JP 18657285 A JP18657285 A JP 18657285A JP S6253411 A JPS6253411 A JP S6253411A
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rolls
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Kazunari Nishiyama
西山 和成
Kanji Kyoya
京屋 幹治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、連続的に供給される糸条を湿式処理する対ロ
ール式湿式糸条処理方法および装置に関し、特に、生産
性を上げるために2本の糸条を1対のロールで処理する
に際し2本の糸条の不均一性をなくすための改善に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、一般に対ロール式、湿式糸条処理では、繊維便覧
443頁、図2・42(昭和43年11月30日発行、
丸善)に示される如く、軸線を互いに傾けた一対の上下
ロールを用い、供給され゛る1本の糸条をこの上下ロー
ルにラセン状に巻付けて走行せしめ、精練、乾燥処理し
た後、糸条を巻き取っていた。この工程は効率が悪く、
その改善案が種々提案されているが、工業的に実施する
には、それぞれ問題点を抱えており、その改善が永く望
まれていた。
装置が提案されている(例えば、特公昭31−2364
号および米国特許第2883259号明細書)。しかし
ながら、この方法及び装置では、各糸条間の走行路長及
びロールとの接触長を同一にすることができず、従って
、各糸条間の不均一性を解消させることができなかった
複数本の処理された糸条の不均一性を解決させるため、
各糸条間の走行路長及びロールとの接触長を同一にする
方法として、2本の糸条を1対のロール上で相離れた2
重ラセン状に走行させる方法が提案されている=(特公
昭53−49119号および米国特許第2294871
号明細書)。しかしながら、この方法では、常に2本の
糸条を相離して走行させるため、隣り合う糸条が付着し
て絡み合う現象を防止するために一定以上のラセン間隔
をとる必要があり、ロールは長大なものが必要となるた
めに工業的実施には大きな困難を伴う。
これらの方法によるそれぞれの抱える欠点を改良すべく
、特開昭59−204907号において、対ロール式連
続湿式紡糸方法及び装置に関する提案がなされている。
この提案は複数の糸条を対ロール上に走行せしめ、各糸
条が上ロールを経て下ロールに達する間は同一走行路を
とり、下ロールを経て上ロールに達する間は分離ロール
により、各糸条が分離されて異った走行路をとるもので
あった。
この試みは各糸条間の物性差をなくし、処理速度の上昇
にも有効な手段ではあったが、分離ロールが高回転であ
るため、作業上の危険性が高く、また分離ロールを存す
るため、設備費が高くなるという欠点があった。この欠
点は糸条走行速度を上昇させるに従って増大し、工業的
実施に対して不利であった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述のような従来の対ロール式湿式糸
条処理方法及び装置にみられる欠点、すなわち、得られ
た糸条の物性の不均一性、長大なロールの必要性等、工
業的に不利な点を改善し、糸条の物性を均一にするとと
もに、設備の効率を向上させ、さらには工業的運転上安
全で且つ安定な方法および装置を供給することにある。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の湿式糸条処理方法においては、2本の糸条を同
一ラセン状で対ロール上に巻付けて走行させ、上ロール
から下ロール、あるいは下ロールから上ロールへ向って
走行する2本の糸条は、そのロール間の走行路上に配置
したバーにより、そのバーの設置された側では各糸条が
分離されて異った走行路をとり、上下ロール上及びロー
ルから離された後、1本目のバーに至る間の走行糸条は
同一の走行路を走行せしめられる。つまり糸条がロール
から離された後最初に接触する1本目のバーには2本の
糸条が同一周面に接触し、次いで、糸条がロールから離
された後2番目に接触する2本目のバーには、そのバー
を挾んで互いにバーの反対周面に当接しながら走行させ
る。
このようにして、2本の糸条のロール入口位置を同一に
しても、上下ロールを糸条が1周する毎に繰返し絶えず
分離され、ロール上で発生する仮撚が破壊され、ロール
出口では容易に元の2本の糸条に分離され、安定した糸
条走行状態が得られる。また、2本の糸条のラセン間隔
を1本だけ走行させる場合に対して拡大しなくともよい
ので、長大なロールを設置する必要がなく、設備費の増
大を極めて小さくすることができる。
更に、2本の糸条を対ロール上に導き、同一ラセン状で
上下ロールの外周を走行させ、その間に糸条の反応、精
練、乾燥処理を施す。2本の糸条の分離点においては、
2本の糸条をその走行路上に設置した2本目のバーを挟
んで互いに該バーの反対周面に当接させながら、各糸条
は分離されて異った走行路をとるが、その走行路は対称
になっており、走行路長に差異を生じない。したがって
、2本の糸条は極めて均等な条件で反応、精練、乾燥等
の処理を受けており、得られた糸条間の物性差を小さく
することができる。
本発明の方法のように1本目のバーに2本の糸条を該バ
ーの片側周面に当接させ、その下流で2本の糸条を分離
する方法においては、1本目のバーにより糸条がしごか
れ、2本目のバーと、次に糸条が走行するロールとの間
の糸条張力を適正に調節することができ、糸条の走行性
を安定させることができる。逆に、1本目のバーに当接
する前の糸条張力は低くなるが、バーの位置を調節する
ことにより、走行路長を短くすれば、糸の横ゆれも小さ
くなり、これらのバーを使用することによる糸条走行の
不安定化を回避することができる。
、1本目のバーの役割は、回転するロールから離れる2
本の糸条の分離位置を同一にすることにある。回転して
いるロールから2本の糸条を分離するとき、その分離位
置が互に異なる場合は先に分離される糸条の単糸が後か
ら分離される糸条に取られ易く、2本の糸条の繊度斑、
毛羽、切糸を発生し易い。これは先に分離された糸条と
後から分離される糸条の間にできる液膜が、先に分離さ
れた糸条を後から分離される糸条の方向へ引っ張るため
に発生するものである。これを防ぐためには、さらに、
本発明方法においては、1本目のバーにより、糸条の付
着液滴の液切りが行われるため糸条の走行安定性が向上
するとともに、精練薬液の入れ替りが充分に行われるた
め、精練効率も向上させることができる。
さらには、処理速度や糸条の持込み水量等、供給される
糸条の条件によって2本目のバーの径の選択が制約され
る度合が低くなり、処理糸条の条件に合せて、より適し
たバーの選択ができるとともに、糸条にとってより好適
な条件で処理できるようになる。
本発明方法はビスコースレーヨン、銅アンモニアレーコ
ン、アクリロニトリル系ポリマー糸条、全芳香族ポリア
ミド糸条等の湿式糸条の処理に使用できる。
次に、本発明方法の実施に使用する対ロール式湿式糸条
処理装置を説明する。
本発明のように、糸条がロールから離れた後、接触する
1本目と2本目のバーを使用して2本の糸条を分離する
装置は、2本のバーを下ロールが上向きに回転する側、
上ロールが下向きに回転する側のいずれの側に配置して
もよく、これは装置の設計上、あるいは作業性により選
択することができる。
バーの設置位置は下ロールが上向きに回転する側に設置
する場合は、下ロールに近り、十;と−=弐;上ロール
が下向きに回転する側に設置する場合は、上ロール近く
にそれぞれ設置することが好ましい。詳しくは、2本目
のバーにより分離された糸条がロールに入る地点では2
本の糸条が互いに接触して、ラセン間隔が同一になって
いることが好ましく、このためには、糸条に付着してい
る凝固液や精練薬液の表面張力により、糸条を互いに接
触させることができる位置に第2のバーを設置すること
が望ましい。すなわち、2本目のバーを通過した後のロ
ールまでの糸条走行路が長くなるように設置することが
望ましい。
また、2本の糸条を2本目のバーを挟んで互いに該バー
の反対周面に当接させるために、2本目のバーの中心は
、1本目のバーの中心が上下ロールの共通外接線の内側
にある場合は1本目のバーと糸条走行方向のロールとめ
共通内接線上もしくの共通外接線の外側にある場合は1
本目のバーと糸条走行方向のロールとの共通外接線上も
しくは、該外接線からの距離が2本目のバーの半径以内
の位置に設置することが必要である。
2本の糸条を2本目のバーを挟んで互いに該バーの反対
周面に当接させる必要性は、2本の糸条の走行路長およ
び糸条張力を均等化するとともに、糸条に同伴する凝固
液、精練薬液等がバーによってしごかれてバー上で液滴
となるが、この液滴を成長させずに接している糸条に持
ち去らせることにある。2本目のバーの片側のみに糸条
を当接させた場合には、バー上に液滴が成長し、この液
滴の表面張力により、隣接して走行する糸条のラセンと
接触し、互いに絡まって糸切れを発生する。
更に、本発明をより好適に実施するためには、2本目の
バーの中心は、1本目のバーの中心が上下ロールの共通
外接線の内側にある場合は1本目のバーと糸条走行方向
のロールとの共通内接線上に、1本目のバーの中心が上
下ロールの共通外接線の外側にある場合は1本目のバー
と糸条走行方向のロールとの共通外接線上に設置するこ
とがよい。これにより、2本の糸条の走行路長および糸
条張力を実質的に同一とすることができるとともに、バ
ーによってしごかれバー上で液滴となった凝固液、精練
薬液等を糸条が持ち去る効果も大きくなり、糸条の物性
の均一性および糸条の走行安定性が一層良好なものとな
る。
バーの直径はいずれも2.0m111φ〜30mmφの
範囲であることが望ましい。2.0 mmφ未満の直径
が極めて小さいバーを1本目のバーとして使用すると、
糸条の張力によりバーが弓状となり、2番目のバーの両
面に2本の糸条を当接させることができにくくなり、液
滴の成長による隣接糸条の接触による切糸、2本の糸条
の張力履歴の差の増大による物性差の増大1等が発生す
る。2.01φ未満の直径が極めて小さいバーを2番目
のバーとして使用すると、2本の糸条の分離角度が小さ
くなり、一方の糸条の単糸が他方の糸条に取られ易くな
り、2本の糸条間の繊度及び単糸数の不揃いが発生し易
くなるとともに毛羽数の増加、切糸の増加を生じ易い。
30mmφを超える直径の大きいバーを1番目のバーと
して使用すると、糸条にかかる摩擦力が大きくなり、ロ
ールと1本目のバーの間の糸条張力が減少して、糸条ス
パイラルの横揺れや、ロールへの単糸巻付が発生し易く
なるとともに、1本目のバーから次のロール間の糸条張
力が増大し、その結果、伸度が低下していく。2本目の
バーに30mmφを超える直径の大きいバーを使用する
と、バーの下部に生成する液滴が多量に落下し、2本の
糸条走行路の分離位置の不揃いや、糸条の走行ラセンの
横揺れを発生させ易くする。また、糸条にかかる摩擦力
が大きくなり、1本目と2本目のバーの間の糸条張力の
減少による糸条スパイラルの横揺れや、2本目のバーか
ら次のロール間の糸条張力が増大し、その結果、伸度の
低下をきたし易い。
さらに好ましくは、バーの直径を3mmφ〜10mmφ
の範囲にするとよい。その理由は、糸条にかかる摩擦力
を小さくして、糸条の走行ラセンの横揺れや伸度の低下
を小さく抑えるとともに、2本目のバーの下部に生ずる
液滴をバーの両面を走行している糸条に持ち去らせ、成
長して落下する液滴を減らすことによって、2本の糸条
走行路の分離位置の不揃いや、糸条の走行ラセンの横揺
れの頻度を減少させることにある。糸条の走行速度を大
きくすると、この効果はさらに顕著になる。
また、バーの直径は、走行する糸条の張力、同拌液量、
糸条走行速度等により、適宜選定することが好ましく、
特に、ロール上で反応・精練・乾燥等の処理を行う場合
、たとえば、精練薬液を積極的にかけ、糸条の同拌液量
が多くなり、かつその薬液によって糸条が膨潤するよう
な精練をロール上で行う場合には、2本目のバーの直径
を太きくして、糸条の分離角度を大きくするとともに、
糸条張力を増して走行させることが好ましい。
バーは静止したものであっても支障はないが、長期にね
たり糸条を安定して走行させるためにはバーを緩やかに
動かすことが望ましい。対ロール上で、反応・精練・乾
燥等の処理を行う場合反応副生成物、低重合度物、薬液
の分解物等がバーに付着あるいは成長し、糸条の走行安
定性や品質の低下をきたすことがあるが、これは、バー
を緩やかに動かす、好ましくは、緩やかに回転させ、か
つ軸線方向に緩やかに往復運動させることによって解消
させることができる。バーの回転および往復運動速度は
極めてゆっくりしたものでもよく、たとえば10分間に
1回転もしくは1往復の速度でも充分である。
ここで言う「ゆっくり」とは40回転/分以下の回転速
度および10往復/分以下の往復動速度であり、このよ
うな速度では作業上の危険を伴う心配も少く、かつ糸条
の走行方向と逆方向、もしくは直角方向の運動による糸
条走行安定性の悪化をきたさない。
以下、本発明を添付図面について具体的に説明する。
第1図は、本発明に係る対ロール式温式糸条処理装置の
一例を示す斜視図である。1対の上ロールlと下ロール
2に対し、糸条が、下ロールが上側に回転する側の内側
(上下ロールの共通接線の内側)に2本のバー11及び
12を設けた例である。この湿式糸条処理装置は、互い
に軸線を傾けた上ロールl、下ロール2とバー11及び
12がらなり、ここでは精練薬液供給装置5と乾燥装置
7゜及び8が付加されている。糸条1o及び10’の上
ロールlへの入口位置、上ロール1がら下ロール2に向
う側の上下ロール間の糸条走行路、下ロール2上、及び
下ローノLから1本目のバー11までの糸条走行路を同
一になるようにしである。
次いで、1本目のバー11から上ロール1へ向う走行路
では、その走行路上に配置した2本目のバー12を挾ん
で2本の糸条10 、10 ’がバー12の反対周面に
当接しながら異った走行路をとる。2本目のバー12に
より分離された糸条io 、 io ’は上ロール1に
到達する点では互いに付着し、同一の走行路をとりなが
ら上ロール1上を走行する。
以上の走行形態を繰り返しながら、糸条は乾燥装置7及
び8に達し、乾燥処理後巻き取られる。
第1図では糸条が下ロール2が上向きに回転する側の内
側に2本のバー11及び12を設置した例を示している
が、第2図(イ)、fol、&荀およびに)に数例を示
したように、バー11 、12の設置位置は、下ロール
2が上向きに回転する側の内側(イ)或は外側(o)、
上ロール1が下向きに回転する側の内側Q→もしくは外
側(ニ)のいずれであってもよい。
さらに、図示はしていないが、下ロール2が上向きに回
転する側と上ロール1が下向きに回転する側の両方に、
それぞれ2本のバー11 、12を設置し、処理するこ
とも可能である。
(ホ)発明の効果 本発明の方法においては、2本の糸条を処理するのに、
1本の糸条を処理する場合と同一のロールを採用するこ
とができるとともに、回転するロールから糸条が離れる
点を同一にすることができるため処理する2本の糸条の
走行路長、ロールとの接触長を同一にすることができ、
2本の糸条を均等な条件下で反応、洗練等の処理を行う
ことができる。その結果、得られる2本の糸条の物性の
不均一性を極めて小さくすることができる。
また、1本目と2本目のバーを用いるためロール上の糸
条の処理条件に応じて好適なバーの直径を選択すること
が容易であり、糸条の張力の調整及び糸条持込液量等の
好適な状態維持が可能となり、糸条の走行安定性を大巾
に向上させることができるとともに、糸条の走行速度を
大きくすることができる。
本発明の装置は、1本の糸条を処理する場合と同一のロ
ールが採用でき、さらに、はとんどあるることができる
。また、バーへの糸条の巻きつきが発生せず、しかも回
転させる場合もその回転速度も極めて小さくてよいため
、作業上の安全性も格段に向上させることができる。
(へ)実施例 以下、本発明を実施例にて具体的に説明する。
実施例1 本発明の対ロール式湿式糸条処理方法及び装置を利用し
て、ビスコースレーヨン糸を処理した。
用いた装置は第1図に示すタイプのもので、バーの設置
位置は第2図(イ)のとおりとした。
上、下ロールの直径は150mmとし、バーの直径は2
本とも6mn+とじた。バーの取付は位置は、1本目の
バーを下ロールの中心から90mm、上下ロールの共通
外接線からの距離が内側へ10LLIffi位置に固定
して取り付け、2本目のバーを1本目のバーと上ロール
との共通内接線上で1本目のバーの中心から20mmの
位置に固定して取り付けた。糸条ラセン間隔は5mmと
して、75デニール/26フイラメントの糸条を走行速
度300m /分で2本供給し、ロールに入る位置を同
一として、対ロール上を走行させた。2本の糸条には、
上ロールから下ロールを経て1本目のバーまでの間は同
一の走行路をとらせ、1本目のバーから上ロールまで走
行させる間は別々の走行路を第2図(イ)に示す状態で
走行させた。糸条が上下ロールを走行する間に、ロール
上の一部で、糸条に精練処理と乾燥処理を行い、す。
*l 染色差は、得られた糸条を筒編し、染色した後、
JIS LO804の変退色用グレースケールの色差を
基準とし目視で測定した。なお、糸条1を基準として、
糸条2の色差を測定した。またJISLO804の変退
色用グレースケールの色差は、アダムス・ニラカーリン
の色差式(NBS単位)によって求められているので、
染色差の単位をNBSと表示した。
*2.  白色度の測定はJTS L1013による。
*3 糸条1は第2図(イ)において糸条10で示され
るものであり、糸条2は同様に糸条10’で示される糸
条である。
表1に示されるように、得られた2本の糸条は均一な品
質を示しており、糸条の走行状態も良好であった。
実施例2 本発明の対ロール式、湿式糸条処理方法及び装置を利用
して銅アンモニア式レーヨン糸を処理した。用いた装置
は第1図に示すタイプのもので、バーの取付位置は第2
図to)のとおりとした。上下ロールの直径は1501
とし、バーの直径は1本目のバーを5mm、2本目のバ
ーの直径を811Imとした。
バーの取付は位置は、1本目のバーを下ロールの中心か
ら110vw、上下ロールの共通外接線からの距離が外
側へ15mmの位置に取り付け、2本目のバーを1本目
のバーと上ロールとの共通外接線上で、1本目のバーの
中心から301の位置に取り付けた。
取り付けた2本のバーはいずれも1回転/分で下ロール
と反対方向に回転させ、かつ軸方向に0.2往復/分の
速度で5fflI11動かした。糸条ラセン間隔は5■
として、60デニール/46フイラメントの糸条を走行
速“度400m/分にて、2本の糸条を供給し、ロール
に入る位置を同一として、対ロール上に走行させた。2
本の糸条には、上ロールから下ロールを経て、1本目の
バーまでの間は同一の走行路をとらせ、1本目のバーか
ら上ロールまで走行させる間は別々の走行路を第2図(
olに示す状態で走行させた。糸条が上下ロールを走行
する間に、ロール上の一部で、10%硫酸による処理と
水洗処理、乾燥処理を行った後、巻取機にて糸条を巻き
取った。
得られた糸条の性質と処理中の切糸率を表2に示す。
表  2 *1 染色差は糸条1と糸条2間の色差を実施例1と同
様の測定法で測定した。
*2 糸条1は第2図(olにおいて、糸条10で示さ
れるものであり、糸条2は、同様に糸条10′で示され
る糸条である。
表2に示されるように、得られた2本の糸条は均一な品
質を示しており、糸条の走行状態も良好であった。
実施例3 本発明の対ロール式湿式糸条処理装置を利用して、ビス
コースレーヨン糸を漂白処理した。用いた装置は第1図
に対応するもので、糸条が対ロールに入る前に水分を糸
条にく付与するノズル及び、精練処理の前に漂白液をか
ける装置を付加した他は実施例F1)と同様の装置で処
理を行った。漂白液・  とじて、0.05%の過酸化
水素水溶液を用いた。
得られた糸条の性質と処理中の切糸率を表3に示す。
表  3 *1 染色差は糸条1と糸条2間の色差を実施例1と同
様の測定法で測定した。
*2 糸条lは第2図(イ)において糸条工0で示され
るものであり、糸条2は同様に糸条10’で示される糸
条である。
表3に示されるように、得られた2本の糸条は均一な品
質を示しており、糸条の走行状態も良好であった。
比較例 2本目のバーを1本目のバーと上ロールとの共通内接線
の外側5III11の位置に設置し、他の条件は実施例
1と同一にして2本の糸条を走行させ処理を行った。処
理中の糸条走行状態は、精練処理部分で特に悪く、糸条
ラセンの揺れ、2本の糸条の分離点の不揃い等が多発し
、切糸率も4.50回/24”と悪いものであった。
実施例4〜21 対ロール≠櫻式湿式糸条処理装置を用いてビスコースレ
ーヨン糸を処理し、本発明の方法及び装置の効果を確認
した。用いた装置は第1図に示すタイプのものである。
本発明の効果を確認すべく、実施例4〜11では1本目
のバーの直径を、実施例7及び12〜18では2本目の
バーの直径を、実施例7及び19〜21ではバーの取付
は位置を変えて、2木の糸条を処理した例をそれぞれ比
較テストした。
上下ロールの直径は150mmφのものを用い、またバ
ーの取付は位置は第2図に示す位置を用い、表4中のバ
ーの取付は位置の欄に示した。上下ロール上を走行する
糸条のラセン間隔を5mmとし、120デニール/40
フイラメントの糸条を300m/minの走行速度で処
理し、ロール上に入る位置を同一とした。糸条の走行状
態は第2図に示す如く、1本目のバーを糸条が通過後、
2本目のバーを経て、糸条走行方向の次のロールに入る
迄の間は糸条は別々の走行路を通り、それ以外の部分は
同一の走行路を通過させた。上下ロール間を糸条が走行
する間に、糸条に精練処理と乾燥処理を行った後、巻取
機で糸条を巻取った。
処理中の切糸率を表4に示す。
表4の切糸率の結果から本発明の効果は明らかであり、
対ロール式、湿式糸条処理において、本発明の方法及び
装置を用いれば、複数の糸条を効率よく処理できること
が判る。
以下余白 表4
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の湿式糸条処理装置及び方法を示す斜
視図である。第2図(イ)、(ol、(I東に)は本発
明の湿式糸条処理装置及び方法におけるロールおよびバ
ーの設置位置の数例を示す側面図である。 1・・・対ロールの上ロール、 2…対ロールの下ロール、 3・・・上ロールの回転方向を示す矢印、4・・・下ロ
ールの回転方向を示す矢印、5・・・精練薬液供給ノズ
ル、 6・・・精練域、 7及び8・・・乾燥装置、 9・・・糸道、 10及び10′・・・糸条、 11・・・1本目のパ゛−1 12・・・2本口のバー、 13・・・糸条のラセン間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上ロール及び下ロールからなる対ロールを用い、糸
    条をこの対ロールにラセン状に巻付けて進行させながら
    連続的に湿式処理する方法において、2本の糸条を対ロ
    ール上に走行せしめ、糸条がロールから離された後、最
    初に接触する1本目のバーに2本の糸条を同一の側に接
    触させ、次いで糸条がロールから離された後、2番目に
    接触する2本目のバーにはそのバーを挟んで互いに反対
    周面に当接させて各糸条が分離されて異った走行路をと
    り、かつ、少くとも上下ロールの周上とロールから離さ
    れた後1本目のバーに至る間とを走行する糸条は同一走
    行路を走行せしめることを特徴とする湿式糸条処理方法
    。 2、バーの直径が2mmφ〜30mmφの範囲のものを
    用いる特許請求の範囲第1項に記載の湿式糸条処理方法
    。 3、回転せぬよう固定したバーを用いる特許請求の範囲
    第1項に記載の湿式糸条処理方法。 4、ゆっくり回転し、かつ軸線方向にゆっくり往復運動
    するバーを用いる特許請求の範囲第1項に記載の湿式糸
    条処理方法。 5、上ロール及び下ロールからなる対ロールを用い、糸
    条をこの対ロールにラセン状に巻付けて進行させながら
    連続的に湿式処理する装置において、糸条がロールから
    離された後最初に接触する1本目のバーと糸条走行方向
    のロールとの間に糸条がロールから離された後2番目に
    接触する2本目のバーを設置し、かつ該2本目のバーを
    、1本目のバーの片側周面を通過した2本の糸条が2本
    目のバーの互に反対の周面にそれぞれ当接する位置に設
    置することを特徴とする湿式糸条処理装置。 6、バーの直径が2mmφ〜30mmφの範囲である特
    許請求の範囲第5項に記載の湿式糸条処理装置。 7、バーは回転せぬよう固定したものである特許請求の
    範囲第5項に記載の湿式糸条処理装置。 8、バーがゆっくり回転し、かつ軸線方向にゆっくりピ
    ストン運動する特許請求の範囲第5項に記載の湿式糸条
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03130230U (ja) * 1990-04-12 1991-12-27

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JPS5349119A (en) * 1976-10-13 1978-05-04 Asahi Chem Ind Co Ltd Continuous treatment of spun filaments using drum and device therefor
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