JPS6313912B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313912B2 JPS6313912B2 JP200383A JP200383A JPS6313912B2 JP S6313912 B2 JPS6313912 B2 JP S6313912B2 JP 200383 A JP200383 A JP 200383A JP 200383 A JP200383 A JP 200383A JP S6313912 B2 JPS6313912 B2 JP S6313912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- amorphous metal
- handrail
- tensile strength
- tensile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、エスカレータ等に用いられる手摺
ベルトの改良、特に抗張力心体の改良に関するも
のである。
ベルトの改良、特に抗張力心体の改良に関するも
のである。
従来の移動通路用手摺ベルトは、抗張力心体と
して例えば、強度の比較的大きな有機質繊維のコ
ードやスチール等の結晶金属テープあるいはワイ
ヤロープを用いて、手摺ベルトの伸びを防止して
いた。しかし、有機質繊維のものでは、他の構成
材料との接着性は良いが、伸び止めにはその効果
は十分でない。一方結晶金属のものでは、伸び止
めには十分効果はあるが、ベルトの屈撓性を阻害
するうえに、特に環境条件が悪い。例えば屋外用
手摺ベルトに用いる場合に、手摺内に雨水の侵入
および接着剤からの腐食性有害イオンの遊離によ
る腐食疲労を起こす恐れがあり、信頼性の面から
問題があつた。
して例えば、強度の比較的大きな有機質繊維のコ
ードやスチール等の結晶金属テープあるいはワイ
ヤロープを用いて、手摺ベルトの伸びを防止して
いた。しかし、有機質繊維のものでは、他の構成
材料との接着性は良いが、伸び止めにはその効果
は十分でない。一方結晶金属のものでは、伸び止
めには十分効果はあるが、ベルトの屈撓性を阻害
するうえに、特に環境条件が悪い。例えば屋外用
手摺ベルトに用いる場合に、手摺内に雨水の侵入
および接着剤からの腐食性有害イオンの遊離によ
る腐食疲労を起こす恐れがあり、信頼性の面から
問題があつた。
この発明は、ベルトの屈撓性が良好で、しかも
環境が悪い使用条件のもとでも、ベルトの伸び止
めとして十分な効果と信頼性を有する移動通路用
手摺ベルトを提供することを目的としている。
環境が悪い使用条件のもとでも、ベルトの伸び止
めとして十分な効果と信頼性を有する移動通路用
手摺ベルトを提供することを目的としている。
第1図は、この発明の一実施例として、板厚
40μ、板巾45mmのFe−Cr−P−C系非晶質金属
(組成割合、順に70%−10%−13%−7%、ただ
し数字は原子%を表わす)テープを抗張力心体と
し、補強布内に長手方向に沿つて、汎布を介して
複数枚を重ねて、埋設接着した移動通路用手摺ベ
ルトの断面を示したもので、1は帯状に長い複数
枚の帆布で接着剤によつて積層された補強布、2
はこの帆布層を被覆する化粧ゴム層、3は補強布
内に抗張力心体として埋設接着された非晶質金属
テープである。
40μ、板巾45mmのFe−Cr−P−C系非晶質金属
(組成割合、順に70%−10%−13%−7%、ただ
し数字は原子%を表わす)テープを抗張力心体と
し、補強布内に長手方向に沿つて、汎布を介して
複数枚を重ねて、埋設接着した移動通路用手摺ベ
ルトの断面を示したもので、1は帯状に長い複数
枚の帆布で接着剤によつて積層された補強布、2
はこの帆布層を被覆する化粧ゴム層、3は補強布
内に抗張力心体として埋設接着された非晶質金属
テープである。
ここで非晶質金属は、結晶金属に比べて強度、
靭性が大きいという特性がある。例えば鉄合金系
非晶質金属(組成成分Fe−Cr−Mo−C)あるい
はニツケル合金系非晶質金属(組成成分Ni−Cr
−Mo−C)の引張強さは400Kg/mm2以上にも達
し、また、従来の同一巾の結晶金属を抗張力心体
としたものと比べ厚みが1/2以下ですむ。さらに
この実施例において、抗張力心体は複数枚の極め
て薄い非晶質金属テープを帆布で積層した構造に
なつているので、ベルトの屈撓性はより良くなつ
ている。
靭性が大きいという特性がある。例えば鉄合金系
非晶質金属(組成成分Fe−Cr−Mo−C)あるい
はニツケル合金系非晶質金属(組成成分Ni−Cr
−Mo−C)の引張強さは400Kg/mm2以上にも達
し、また、従来の同一巾の結晶金属を抗張力心体
としたものと比べ厚みが1/2以下ですむ。さらに
この実施例において、抗張力心体は複数枚の極め
て薄い非晶質金属テープを帆布で積層した構造に
なつているので、ベルトの屈撓性はより良くなつ
ている。
また、非晶質金属の疲れ特性は通常の結晶金属
の高強度材とほぼ同程度であるが、耐食性につい
ては格段の差があり、例えば60℃で10%塩化第2
鉄溶液のもとでの腐食試験において、市販の18−
8ステンレス鋼の腐食速度が120mm/年であるの
に対し、上記組成の非晶質金属では、ほとんどゼ
ロである 従つて、環境条件の悪いもとで使用し
ても腐食疲労による寿命劣化は少なく、結晶金属
を抗張力心体に用いた手摺ベルトに比べて遥かに
信頼性が高くなる。
の高強度材とほぼ同程度であるが、耐食性につい
ては格段の差があり、例えば60℃で10%塩化第2
鉄溶液のもとでの腐食試験において、市販の18−
8ステンレス鋼の腐食速度が120mm/年であるの
に対し、上記組成の非晶質金属では、ほとんどゼ
ロである 従つて、環境条件の悪いもとで使用し
ても腐食疲労による寿命劣化は少なく、結晶金属
を抗張力心体に用いた手摺ベルトに比べて遥かに
信頼性が高くなる。
第2図は、巾0.5〜1.0mm、板厚40μの非晶質金
属リボンにカーボン繊維等の無機質繊維を横糸に
して編んだ複合体を抗張力心体とした移動通路用
手摺ベルトの断面を示したもので、前記の実施例
と同様な効果を有する他、抗張力心体材の取り扱
いが簡便となり作業能率の向上および屈撓性もよ
り改善される。また横糸としてレーヨン、ナイロ
ン、木綿、アラミツド繊維等な有機質繊維を用い
れば、さらに接着性が強固となり、各構成相互層
の剥離が少なくなる。
属リボンにカーボン繊維等の無機質繊維を横糸に
して編んだ複合体を抗張力心体とした移動通路用
手摺ベルトの断面を示したもので、前記の実施例
と同様な効果を有する他、抗張力心体材の取り扱
いが簡便となり作業能率の向上および屈撓性もよ
り改善される。また横糸としてレーヨン、ナイロ
ン、木綿、アラミツド繊維等な有機質繊維を用い
れば、さらに接着性が強固となり、各構成相互層
の剥離が少なくなる。
第3図は、非晶質金属リボンを縦糸に、カーボ
ン繊維を横糸にして編んだ帯状の複合体の一部を
拡大した平面図である。図において、4は非晶質
金属リボン、5はカーボン繊維である。
ン繊維を横糸にして編んだ帯状の複合体の一部を
拡大した平面図である。図において、4は非晶質
金属リボン、5はカーボン繊維である。
なお、手摺ベルト内の各構成層を一体化するた
めの接着剤の加流温度は約150℃であり、非晶質
金属の特性が急変する結晶化温度(上記組成の非
晶質金属で約400℃)に比べてかなり低く問題は
ない。
めの接着剤の加流温度は約150℃であり、非晶質
金属の特性が急変する結晶化温度(上記組成の非
晶質金属で約400℃)に比べてかなり低く問題は
ない。
以上のように、この発明による手摺ベルトは、
非晶質金属を抗張力心体としたので、ベルトの屈
撓性が良く、また使用環境が悪い条件のもとでも
長期間の使用に耐えられ、高い信頼性を有すると
いう効果がある。
非晶質金属を抗張力心体としたので、ベルトの屈
撓性が良く、また使用環境が悪い条件のもとでも
長期間の使用に耐えられ、高い信頼性を有すると
いう効果がある。
第1図、第2図は、それぞれこの発明に係る手
摺ベルトの一実施例を示す横断面図、第3図は非
晶質金属リボンとカーボン繊維との複合体から成
る抗張力心体の一部拡大平面図である。 図において、1は補強布、2は化粧ゴム層、3
は抗張力心体、4は非晶質金属リボン、5はカー
ボン繊維である。なお図中同一符号は同一または
相当部分を示す。
摺ベルトの一実施例を示す横断面図、第3図は非
晶質金属リボンとカーボン繊維との複合体から成
る抗張力心体の一部拡大平面図である。 図において、1は補強布、2は化粧ゴム層、3
は抗張力心体、4は非晶質金属リボン、5はカー
ボン繊維である。なお図中同一符号は同一または
相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 補強材中に、ベルトの長手方向に複数個の非
晶質金属帯又は金属線を抗張力心体として配置
し、一体成形した移動通路用手摺ベルト。 2 補強布内にベルトの長手方向に複数個の非晶
質金属帯又は金属線を抗張力心体として配置し、
一体成形した特許請求の範囲第1項記載の移動通
路用手摺ベルト。 3 複数個の非晶質金属帯又は金属線を縦糸とし
て、繊維を横糸にして織つた複合体を抗張力心体
として配置した特許請求の範囲第2項記載の移動
通路用手摺ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP200383A JPS59128184A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 移動通路用手摺ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP200383A JPS59128184A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 移動通路用手摺ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59128184A JPS59128184A (ja) | 1984-07-24 |
| JPS6313912B2 true JPS6313912B2 (ja) | 1988-03-28 |
Family
ID=11517230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP200383A Granted JPS59128184A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 移動通路用手摺ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59128184A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117083U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-19 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008140560A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Nidec-Read Corp | 多極コネクタ |
-
1983
- 1983-01-10 JP JP200383A patent/JPS59128184A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117083U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59128184A (ja) | 1984-07-24 |
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