JPS6316349Y2 - - Google Patents

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JPS6316349Y2
JPS6316349Y2 JP13444983U JP13444983U JPS6316349Y2 JP S6316349 Y2 JPS6316349 Y2 JP S6316349Y2 JP 13444983 U JP13444983 U JP 13444983U JP 13444983 U JP13444983 U JP 13444983U JP S6316349 Y2 JPS6316349 Y2 JP S6316349Y2
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JP
Japan
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pvat
amount
nonwoven fabric
cleaning tool
resin
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JP13444983U
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JPS6044715U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は顔面、手足等皮膚の角質化した部分を
効果的に除去し、かつ皮膚そのものを損傷しな
い、化粧用洗浄具に関するものである。 従来、上記目的に使用される素材としては、ヘ
チマ、合成のスポンジ、獣毛を植毛したブラシ、
合成皮革あるいは不織布を樹脂加工したもの等が
多く使用されていた。これらに要求される性能と
しては適度な剛性及び角質部分に対する研磨力を
持ちクツシヨン性を有する事、耐摩耗性、機械的
強度にすぐれている事等があげられ、また水に対
するなじみが良い程肌に対するフイツト性、感触
にすぐれていると言える。 前述の素材のうち、不織布の樹脂加工品が汎用
品として比較的多く利用されているが、原料とし
て比較的疎水性の合成繊維が使用され、更にこれ
がやゝ親水性に欠けるアクリル系、ポリエステル
系、ポリアミド系、ポリオレフイン系、ポリウレ
タン系あるいはこれ等の変性系樹脂等で処理され
ている為、親水性に欠けまた柔軟性も不十分であ
る。従つて肌に対する感触が荒く、ざらつき刺激
が強くあまり好ましいものではなかつた。樹脂加
工する目的は、肌に対する感触や親水性を向上さ
せるという事よりもむしろ、不織布のバインダー
として機能させる点にあり、この意味からも化粧
用洗浄具として決して十分なものとは言い得なか
つた。 本考案者等は、上述の合成繊維製の不織布を基
材とする化粧用洗浄具欠点に鑑み、鋭意研究を行
なつた結果、本考案を完成するに至つたものであ
りその目的とする所は親水性にすぐれ角質部分に
対する研磨力がよく肌へのフイツト性、感触の良
好な化粧用洗浄具を提供する点にある。 上述の目的は合成繊維不織布の繊維交絡部乃至
その周囲にその重量に対し5〜300%のポリビニ
ールアセタール(以下PVAtと略称する)系樹脂
を付着せしめた化粧用洗浄具にて達成しうる。 PVAt系樹脂が多孔質体であれば更に好まし
い。 不織布の厚味方向に対して表層部分のPVAt系
樹脂多孔質体の付着量を100〜300%、内層部分の
付着量を5〜100%とすれば本考案達成の為に特
に好適である。 不織布にPVAt系多孔質体を付着せしめる方法
は、すでに本出願人により提唱されたところであ
る(特許番号838674号)が、本考案はこれを更に
改良し化粧用洗浄具としての使用に好適なる素材
を提供せんとするものである。 本考案の肝要は、合成繊維不織布と、親水性に
すぐれたPVAt系樹脂とを特定比において一体化
し双方の特徴を相剰効果として引き出す事にあ
り、更にPVAt系樹脂を多孔質弾性体構造と成す
事によりその効果は極めてすぐれたものとなる事
に存する。即ち多孔質弾性体構造と成す事により
他の樹脂加工品に見られる如くフイルム状あるい
は塊状で被覆される構造とは本質的に異なるもの
を得る事が出来るのである。 本考案になる化粧用洗浄具素材はPVAt系樹脂
あるいはその多孔質体をもつて特定の比において
合成繊維不織布と複合化することに依つてマクロ
的な多孔構造を有する合成繊維不織布を骨格と
し、その糸条上乃至糸条交絡部上にPVAt系樹脂
あるいはその多孔質体を形成せしめて一体化した
ものである。就中、PVAt系樹脂が多孔質体とし
て形成されたものは、その構造に由来する連続性
の微細気孔特性と残存水酸基及び大なる気孔率に
基き、湿時の弾性耐摩耗性にすぐれかつ吸水、抱
水性にすぐれた化粧用洗浄具素材となりうるもの
である。即ち、マクロ的気孔骨格とミクロ的気孔
肉付けとの相剰効果として、両者の特性に加えて
使用感の良さ、肌へのフイツト性の良さ、速吸水
性という特性が得られるものである。更にフイル
ム状あるいは塊状で被覆したものに見られる欠点
即ち感触の硬さ、刺激の強すぎる点、ザラつき、
ボロつきと言つた面も十分にカバーし得るもので
ある。 不織布の材質としては、天然繊維から合成繊維
まで様々なものが挙げられるが、本考案実施にあ
たつては剛性の面、角質部分に対する研磨力及び
加工時の耐酸性の面から、合成繊維を素材とした
ものが好ましい。 合成繊維の不織布としてはポリエステル系、ポ
リアミド系、アクリル系、モダクリル系、ポリオ
レフイン系、ビニロン系等々があげられこれ等は
いずれも使用出来る。 また不織布の形態としては、繊維を積層したタ
イプ、更にそれを樹脂をバインダーとして処理し
たものニードルパンチにて処理したものあるいは
自己融着させたもの等があげられるが、これ等は
いずれも本考案実施の為に使用出来る。 上述の如き、合成繊維の不織布にポリビニール
アルコール水溶液あるいはPVAt系樹脂多孔質体
の反応原液(後述)を付着せしめ熱処理によつて
反応を完結する事により本考案になる化粧用洗浄
具が得られるのであるが、付着方法としては通常
の液体付着方式がいずれも使用しうる。例えば浸
漬−絞り法、スプレー法、コート法等があげられ
よう。 付着量は、不織布重量に対する重量%で表示さ
れるが付着量が150%程度までは第1図に示す如
く糸条の交絡部分に樹脂が選択的に吸着し糸条部
分は被覆されない状態で残るため、双方の特徴が
顕在し本考案実施の為には特に好適である。この
場合PVAt系樹脂あるいはその多孔質体は不織布
の糸条のバインダーとしての効果も十分に有する
ものである。150%を超えると糸条部分もある程
度被覆されるようになるが300%を超えると糸条
部分は完全に被覆され不織布補強のPVAt系樹脂
多孔質体となつてしまう為、本考案の目的の範囲
から逸脱してしまう。 PVAt系樹脂多孔質体の場合不織布の内層部分
と表層部分との付着量を変化させる事、具体的に
は、表面より厚み方向に対し約20%までの付着量
を100〜300%、それ以外の内層部分の付着量を5
〜100%とする事により、皮膚感触及び角質部分
の研磨力にすぐれ、尚かつクツシヨン性にすぐれ
た素材を得る事が出来るものである。 次に本考案になる化粧用洗浄具の製法について
簡単にのべる。 PVAt系樹脂を付着せしめるには該当する不織
布をポリビニールアルコールの1〜20%水溶液に
浸漬し絞つた後100〜180℃の温度にて熱処理し、
ポリビニールアルコールを熱硬化させ、PVAt系
樹脂とすればよい。 付着量は、ポリビニールアルコール水溶液の濃
度、あるいは浸漬後の絞り圧等によつて自由にコ
ントロール可能である。 PVAt系樹脂多孔質体の反応原液は平均重合度
300〜2000ケン化度80%以上のポリビニールアル
コールを一種又はそれ以上適宜混合し水溶液とな
し架橋剤としてのアルデヒド類、触媒としての鉱
酸類及び気孔生成剤としての澱粉類を加え、均一
に混合すると言う公知の方法によるものであり、
これを不織布に必要量適当な手段をもつて付着さ
せた後40〜90℃の温度にて1〜20時間反応させる
事により本考案になる化粧用洗浄具素材を得る事
が出来る。 付着量は、反応原液の濃度、浸漬後の絞り圧等
で必要に応じてコントロール可能である。 更に付着量を内層と外層で変化させる場合は、
一度完成した素材に対し、再度ローラーあるいは
スプレー等の手段をもつて反応原液を施与し、同
様な条件にて反応を完結させれば良い。 この様にして得られた素材を、第2図に示す如
く円形に打抜いたり、あるいは第3図、第4図に
示す如く必要な形状に成形して受具を取つたり、
第5図に示す如く指サツク状に成形したり、更に
は他の素材と貼り合わせたりする事によつて美感
を伴なう商品形態となしうる。 以下実施例に従い本考案の実施態様を具体的に
説明する。 〈実施例 1〉 繊度6デニール、カツト長2インチのポリエス
テル短繊維を原料とした嵩密度0.007g/cm3、厚
味3.3cmのノーバインダーの不織布を選定。 完全ケン化、重合度500のポリビニールアルコ
ール10%水溶液に浸漬し、絞りロールを用いて絞
つた後120℃5時間の熱処理を行ないポリビニー
ルアルコールを熱硬化せしめPVAt系樹脂とし
た。 不織布に対するPVAt系樹脂の付着量は52%の
ものが得られた。 これをヒジ、カカト等の角質部分の洗浄具とし
て使用した所、クツシヨン性、曲面部分に対する
フイツト性、研磨力が極めて良好であつた。 顔面に対する使用感は硬すぎて刺激がやゝ強く
不良であつた。 〈実施例 2〉 繊度6デニール、カツト長2インチのポリエス
テル短繊維を原料とした嵩密度0.007g/cm3、厚
味3.3cmのノーバインダーの不織布を選定PVAt系
樹脂多孔質体の付着量を各々3.5%,8.9%,25.0
%,43.8%,57.7%,102.5%,155.0%,251.0%,
305.3%,496.8%のものを調整し、化粧用洗浄具
として使用した。 その結果を下表に示す。
【表】
【表】 〈実施例 3〉 実施例−2の実験No−6のものを基材とし、
その表面に再度PVAt系樹脂多孔質体の反応原液
をローラーをもつて塗布し、表面より厚味方向に
対し6mmの層の付着量をアツプした。この部分の
付着量は198%であつた。 このものを化粧用洗浄具として使用した結果、
クツシヨン性良好でかつ皮膚に対する感触、刺激
が好適なものが得られた。 〈実施例 4〉 繊度20デニール、カツト長1.5インチで三角断
面形状のナイロン短繊維を原料とし、見かけ密度
0.083g/cm3厚味0.4cmの不織布でニードルパンチ
を行なつたものを選定、PVAt系樹脂多孔質体の
付着量を81.2%としたものを試作。化粧用洗浄具
として試用した結果、実施例−2のものと比較し
てやゝクツシヨン性に欠けるが、使用に耐える製
品が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図…不織布を構成する糸条上にPVAt系樹
脂多孔質体が付着した状態を示す説明図、第2図
〜第5図は本考案の実施態様を示すものである、
第2図…円形に打抜いたもの、第3,4図…簡易
形のもので、柄をとりつけたもの、第5図…指サ
ツク状に成形したもの、 図面において、1……不織布を構成する糸条、
2……PVAt系樹脂多孔質体、3……化粧用洗浄
具素材、4……柄(受具)を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成繊維不織布の繊維交絡部乃至その周囲に
    その重量の5〜300%のポリビニールアセター
    ル系樹脂を付着せしめた事を特徴とする化粧用
    洗浄具。 2 ポリビニールアセタール系樹脂が多孔質体で
    ある事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の化粧用洗浄具。 3 合成繊維不織布の厚味方向に対して表層部分
    のポリビニールアセタール系樹脂多孔質体の付
    着量を100〜300%内層部分の付着量を5〜100
    %とした事を特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の化粧用洗浄具。
JP13444983U 1983-09-01 1983-09-01 化粧用洗浄具 Granted JPS6044715U (ja)

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JP13444983U JPS6044715U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 化粧用洗浄具

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JP13444983U JPS6044715U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 化粧用洗浄具

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Publication Number Publication Date
JPS6044715U JPS6044715U (ja) 1985-03-29
JPS6316349Y2 true JPS6316349Y2 (ja) 1988-05-10

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JP13444983U Granted JPS6044715U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 化粧用洗浄具

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JPH0428474Y2 (ja) * 1986-07-31 1992-07-09

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JPS6044715U (ja) 1985-03-29

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