JPS63227741A - 車両用ナックル構造体 - Google Patents
車両用ナックル構造体Info
- Publication number
- JPS63227741A JPS63227741A JP5822687A JP5822687A JPS63227741A JP S63227741 A JPS63227741 A JP S63227741A JP 5822687 A JP5822687 A JP 5822687A JP 5822687 A JP5822687 A JP 5822687A JP S63227741 A JPS63227741 A JP S63227741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knuckle
- spindle
- bearing
- wheel hub
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/18—Steering knuckles; King pins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鋼製のナックルスピンドルを球状黒鉛鋳鉄製
のナックル本体に組み付けてなる車両用ナックル構造の
改良に関する。
のナックル本体に組み付けてなる車両用ナックル構造の
改良に関する。
(従来の技術)
従来より、このような車両用ナックル構造として、例え
ば特開昭60−138049号公報に開示されているよ
うに、ブレーキマウンティングブラケット部、ステアリ
ングアーム部、タイロッドアーム部およびナックルスピ
ンドル部を球状黒鉛鋳鉄で一体に成形したトラック用ス
テアリングナックルにオーステンパー処理を施すことに
より、その組織をベイナイトと残留オーステナイトとの
混在組織に改質し、これにより靭性2強度および耐摩耗
性等の物性を向上せしめるようにしたものが知られてい
る。
ば特開昭60−138049号公報に開示されているよ
うに、ブレーキマウンティングブラケット部、ステアリ
ングアーム部、タイロッドアーム部およびナックルスピ
ンドル部を球状黒鉛鋳鉄で一体に成形したトラック用ス
テアリングナックルにオーステンパー処理を施すことに
より、その組織をベイナイトと残留オーステナイトとの
混在組織に改質し、これにより靭性2強度および耐摩耗
性等の物性を向上せしめるようにしたものが知られてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上述の如くオーステンパー処理によって生成
される残留オーステナイトは熱膨張を助長するという特
性を有しているため、上記の従来のものでは、ステアリ
ングナックル全体の熱膨張係数が大きくなる。特に、ナ
ックルスピンドル部は、ホイールハブがベアリングを介
して組み付けられるところであることから、熱膨張量が
大きくなると組付は時に設定したベアリングのプリロー
ドが大幅に変化してベアリングの信頼性が低下するとい
う問題がある。
される残留オーステナイトは熱膨張を助長するという特
性を有しているため、上記の従来のものでは、ステアリ
ングナックル全体の熱膨張係数が大きくなる。特に、ナ
ックルスピンドル部は、ホイールハブがベアリングを介
して組み付けられるところであることから、熱膨張量が
大きくなると組付は時に設定したベアリングのプリロー
ドが大幅に変化してベアリングの信頼性が低下するとい
う問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上述の如き車両のステアリングナッ
クルにおいて、その主構成部材であるナックル本体の組
織のみを改質することにより、その組織の特性によって
ナックル本体の靭性等の物性の向上を図り、なおかつ組
織の改質が行われていないナックルスピンドルにあって
は、その回転駆動時つまり実用温度範囲において、ナッ
クルスピンドルの熱膨張度合をナックル本体に比べて小
さくし得、これによりナックルスピンドルの軸受部とホ
イールハブとの間に介装されたベアリングのプリロード
の大幅な変化をなくしてベアリングの信頼性の向上を図
らんとすることにおる。
的とするところは、上述の如き車両のステアリングナッ
クルにおいて、その主構成部材であるナックル本体の組
織のみを改質することにより、その組織の特性によって
ナックル本体の靭性等の物性の向上を図り、なおかつ組
織の改質が行われていないナックルスピンドルにあって
は、その回転駆動時つまり実用温度範囲において、ナッ
クルスピンドルの熱膨張度合をナックル本体に比べて小
さくし得、これによりナックルスピンドルの軸受部とホ
イールハブとの間に介装されたベアリングのプリロード
の大幅な変化をなくしてベアリングの信頼性の向上を図
らんとすることにおる。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、ベイ
ナイトと残留オーステナイトとの混在組織を有する球状
黒鉛鋳鉄製のナックル本体に鋼製のナックルスピンドル
を組み付ける構成とする。
ナイトと残留オーステナイトとの混在組織を有する球状
黒鉛鋳鉄製のナックル本体に鋼製のナックルスピンドル
を組み付ける構成とする。
また、この際、上記ナックル本体の残留オーステナイト
量を25〜45容量%の範囲に設定することが好ましい
。
量を25〜45容量%の範囲に設定することが好ましい
。
(作用)
上記の構成により、本発明では、上述の如きステアリン
グナックルの主構成部材でおる球状黒鉛鋳鉄製のナック
ル本体は、その組織がオーステンパー処理によりベイナ
イトと残留オーステナイトとの混在組織に改質されてい
ることから、この残留オーステナイトの特性によりナッ
クル本体の靭性等の物性の向上が図られることとなる。
グナックルの主構成部材でおる球状黒鉛鋳鉄製のナック
ル本体は、その組織がオーステンパー処理によりベイナ
イトと残留オーステナイトとの混在組織に改質されてい
ることから、この残留オーステナイトの特性によりナッ
クル本体の靭性等の物性の向上が図られることとなる。
ざらに、ナックルスピンドルは鋼材にて形成されている
ことから、該ナックルスピンドルの回転駆動時つまり実
用温度範囲において、ナックルスピンドルの熱膨張度合
はナックル本体に比べて小さくなされ、これによりナッ
クルスピンドルの軸受部とホイールハブとの間に介装さ
れたベアリングのプリロードはオーステンパー処理した
場合に比べて大幅に変化することがなく、よってベアリ
ングの信頼性の向上が図られることとなる。
ことから、該ナックルスピンドルの回転駆動時つまり実
用温度範囲において、ナックルスピンドルの熱膨張度合
はナックル本体に比べて小さくなされ、これによりナッ
クルスピンドルの軸受部とホイールハブとの間に介装さ
れたベアリングのプリロードはオーステンパー処理した
場合に比べて大幅に変化することがなく、よってベアリ
ングの信頼性の向上が図られることとなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る車両ナックル構造を自動
車の前輪懸架装置部分であるステアリングナックル1に
適用した場合を示し、2は該ステアリングナックル1の
主構成部材としてのナックル本体の1つを構成するナッ
クルアーム、3は一端側に軸受部3aが形成され、他端
側か上記ナックルアーム2のスピンドル圧へ部2aに圧
入されたナックルスピンドル、4は該ナックルスピンド
ル3の軸受部3aにベアリング5を介して支承されたホ
イールハブである。
車の前輪懸架装置部分であるステアリングナックル1に
適用した場合を示し、2は該ステアリングナックル1の
主構成部材としてのナックル本体の1つを構成するナッ
クルアーム、3は一端側に軸受部3aが形成され、他端
側か上記ナックルアーム2のスピンドル圧へ部2aに圧
入されたナックルスピンドル、4は該ナックルスピンド
ル3の軸受部3aにベアリング5を介して支承されたホ
イールハブである。
上記ナックルアーム2は、C2,6〜4.0重量%、s
; 1.5〜3.5重層%、MrlO。
; 1.5〜3.5重層%、MrlO。
1〜1.0重量%、Mg 0.005〜0.08重母%
、P0.05重量%未満、30.03重量%未満、Mo
0.03〜0.401i%。
、P0.05重量%未満、30.03重量%未満、Mo
0.03〜0.401i%。
Cu 0.3〜1.5重量%、Ni 0.1〜1゜5
重量%、残部がFeよりなり、かつ残留オーステナイト
量が25〜45容量%の範囲になるようオーステンパー
処理された。ベイナイトと残留オーステナイトとの混在
組織を有する球状黒鉛鋳鉄製のものである。
重量%、残部がFeよりなり、かつ残留オーステナイト
量が25〜45容量%の範囲になるようオーステンパー
処理された。ベイナイトと残留オーステナイトとの混在
組織を有する球状黒鉛鋳鉄製のものである。
上記Cの含有量を2.6〜4.0重量%に設定したのは
、2.6重量%未満では鋳造性が悪化して健全な製品の
製造が困難となる一方、4.0重厘%を越えるとドロス
が発生し易くなって強度および耐摩耗性が低下すること
となって好ましくないからである。
、2.6重量%未満では鋳造性が悪化して健全な製品の
製造が困難となる一方、4.0重厘%を越えるとドロス
が発生し易くなって強度および耐摩耗性が低下すること
となって好ましくないからである。
また、3iの含有量を1.5〜3.5重量%に設定した
のは、これ以外の範囲では鋳造性が悪化することとなっ
て好ましくないからでおる。
のは、これ以外の範囲では鋳造性が悪化することとなっ
て好ましくないからでおる。
さらに、Mnの含有量を0.1〜1.0重石%に設定し
たのは、0.1重ff1%未満では焼入れ性を減じ、パ
ーライトの析出によって熱膨張iが小さくなるので不適
当でおる一方、1.0重量%を越えると炭化物が晶出し
易くなり、疲労強度特性を悪化させることとなって好ま
しくないからである。
たのは、0.1重ff1%未満では焼入れ性を減じ、パ
ーライトの析出によって熱膨張iが小さくなるので不適
当でおる一方、1.0重量%を越えると炭化物が晶出し
易くなり、疲労強度特性を悪化させることとなって好ま
しくないからである。
また、Mgの含有量を0.005〜0.08重量%に設
定したのは、黒鉛を球状化させるためにはこれたけ必要
だからでおる。
定したのは、黒鉛を球状化させるためにはこれたけ必要
だからでおる。
ざらに、Pの含有量を0.05重量%未満に、Sの含有
量を0.03@母%未満にそれぞれ設定したのは、耐熱
性や強度等を確保するために不可欠だからである。
量を0.03@母%未満にそれぞれ設定したのは、耐熱
性や強度等を確保するために不可欠だからである。
また、MOの含有量を0.03〜0.40重量%に設定
したのは、0.03重量%未満では焼入れ性を増し、疲
労強度を向上させ、ナックルアーム1仝体を均一なオー
ステナイト/黒鉛球状鋳鉄の組織となして適性な熱膨張
を得るというMOの効果を得ることができなくなる一方
、0.40重量%を越えると共晶セル境界に炭化物とし
て晶出し、靭性が低下することとなって好ましくないか
らである さらに、Cuの含有量を0.3〜1.5重量%に設定し
たのは、0.3型組%未満では焼入れ性を向上させ、さ
らに残留オーステナイトの生成を促進させるというCu
の効果を得ることができなくなる一方、1.5重量%を
越えると球状化を阻害して機械的性質を損うこととなっ
て好ましくないからでおる。
したのは、0.03重量%未満では焼入れ性を増し、疲
労強度を向上させ、ナックルアーム1仝体を均一なオー
ステナイト/黒鉛球状鋳鉄の組織となして適性な熱膨張
を得るというMOの効果を得ることができなくなる一方
、0.40重量%を越えると共晶セル境界に炭化物とし
て晶出し、靭性が低下することとなって好ましくないか
らである さらに、Cuの含有量を0.3〜1.5重量%に設定し
たのは、0.3型組%未満では焼入れ性を向上させ、さ
らに残留オーステナイトの生成を促進させるというCu
の効果を得ることができなくなる一方、1.5重量%を
越えると球状化を阻害して機械的性質を損うこととなっ
て好ましくないからでおる。
また、Niの含有量を0.1〜1.5重量%に設定した
のは、0.1重量%未満では上記Cuの場合と同様に焼
入れ性を向上させ、ざらに残留オーステナイトの生成を
促進させるというNiの効果を得ることができなくなる
一方、1.5重団%を越えると靭性が低下することとな
って好ましくないからでおる。なお、上記成分中、MO
,QuおよびNiについてはナックルアーム2の肉厚に
応じて1種又は2種以上を選定すればよく、例えばMo
−N i、Mo−CuおよびNi −CLJ等の組合わ
せで用いると焼入れ性向上の効果が著しく、かつそれぞ
れ少量を複合化することで過剰添加による弊害を回避す
ることが可能となって好ましい。
のは、0.1重量%未満では上記Cuの場合と同様に焼
入れ性を向上させ、ざらに残留オーステナイトの生成を
促進させるというNiの効果を得ることができなくなる
一方、1.5重団%を越えると靭性が低下することとな
って好ましくないからでおる。なお、上記成分中、MO
,QuおよびNiについてはナックルアーム2の肉厚に
応じて1種又は2種以上を選定すればよく、例えばMo
−N i、Mo−CuおよびNi −CLJ等の組合わ
せで用いると焼入れ性向上の効果が著しく、かつそれぞ
れ少量を複合化することで過剰添加による弊害を回避す
ることが可能となって好ましい。
ざらに、残留オーステナイト量は、鋳鉄の熱膨張係数、
疲労強度および硬度に影響を与、えるものであり、これ
を25〜45容量%の範囲に設定したのは、25容量%
未満では衝撃強度が劣化し、足まわり部品として信頼性
を確保することができなくなる一方、45容量%を越え
ると熱膨張係数が過大となってナックルアーム2のスピ
ンドル圧へ部2aの温度変化が大きくなって好ましくな
く、さらには強度が低下するため部品設計重団が重くな
るからである。なお、残留オーステナイト量が25〜4
5容量%の範囲に設定されたナックルアーム2の熱膨張
係数は、約15 x 10−6/℃〜17.5X10’
/’Cである。
疲労強度および硬度に影響を与、えるものであり、これ
を25〜45容量%の範囲に設定したのは、25容量%
未満では衝撃強度が劣化し、足まわり部品として信頼性
を確保することができなくなる一方、45容量%を越え
ると熱膨張係数が過大となってナックルアーム2のスピ
ンドル圧へ部2aの温度変化が大きくなって好ましくな
く、さらには強度が低下するため部品設計重団が重くな
るからである。なお、残留オーステナイト量が25〜4
5容量%の範囲に設定されたナックルアーム2の熱膨張
係数は、約15 x 10−6/℃〜17.5X10’
/’Cである。
そして、上述の如きベイナイトと残留オーステナイトと
の混在組織を有する球状黒鉛鋳鉄製のナックルアーム2
を製作する手順は、下記の如くでおる。
の混在組織を有する球状黒鉛鋳鉄製のナックルアーム2
を製作する手順は、下記の如くでおる。
まず、上記組成の鋳鉄つまりナックルアーム2の素材を
前処理工程に搬入して、加熱温度650〜950″C1
加熱時間0.5〜4.0時間の前処理条件の下で1段又
は2段の焼鈍を行い、フェライト量が70容ε%になる
ように組織の均質化および鋳造歪の除去を行う。なお、
この前処理工程は例えば鋳造による残留歪が大きくなる
とき等に必要に応じて行われるものである。
前処理工程に搬入して、加熱温度650〜950″C1
加熱時間0.5〜4.0時間の前処理条件の下で1段又
は2段の焼鈍を行い、フェライト量が70容ε%になる
ように組織の均質化および鋳造歪の除去を行う。なお、
この前処理工程は例えば鋳造による残留歪が大きくなる
とき等に必要に応じて行われるものである。
次に、この前処理を終えたナックルアーム素材を1次加
工工程に搬入して、ナックルスピンドル3が圧入される
スピンドル圧へ部2aのみ加工代を残し、その他の部分
に仕上げ加工を施す。
工工程に搬入して、ナックルスピンドル3が圧入される
スピンドル圧へ部2aのみ加工代を残し、その他の部分
に仕上げ加工を施す。
その後、この一部を残して仕上げ加工が施されたナック
ルアーム素材を、オーステナイト化処理工程と恒温変態
処理工程とからなるオーステンパー処理工程に搬入して
、該ナックルアーム素材に対しオーステンパー処理を施
す。この際における上記オーステナイト化処理工程での
オーステナイト化処理温度および時間は800〜b 5分以上に設定するのが好ましく、かつそれに続く恒温
変態処理工程での恒温変態処理温度および時間は330
〜b するのが好ましい。
ルアーム素材を、オーステナイト化処理工程と恒温変態
処理工程とからなるオーステンパー処理工程に搬入して
、該ナックルアーム素材に対しオーステンパー処理を施
す。この際における上記オーステナイト化処理工程での
オーステナイト化処理温度および時間は800〜b 5分以上に設定するのが好ましく、かつそれに続く恒温
変態処理工程での恒温変態処理温度および時間は330
〜b するのが好ましい。
上記オーステナイト化処理温度は高いほど熱膨張量が大
きくなるという特性を有するが、この温度を800〜9
30℃に設定したのは、aoo’c未満では均質なオー
ステナイト固溶体を得ることができなくなる一方、93
0℃を越えると固溶炭素量が過剰となり、その結果、残
留オーステナイト量が増加して熱膨張係数の過大および
強度の低下をきたすこととなって好ましくないからであ
る。
きくなるという特性を有するが、この温度を800〜9
30℃に設定したのは、aoo’c未満では均質なオー
ステナイト固溶体を得ることができなくなる一方、93
0℃を越えると固溶炭素量が過剰となり、その結果、残
留オーステナイト量が増加して熱膨張係数の過大および
強度の低下をきたすこととなって好ましくないからであ
る。
また、オーステナイト化処理時間を15分以上に設定し
たのは、15分以上あれば十分に組織を均質化すること
ができるからでおる。
たのは、15分以上あれば十分に組織を均質化すること
ができるからでおる。
また、上記恒温変態処理温度を330〜410°Cに設
定したのは、330℃未満では引張強さは高いものの、
残留オーステナイト量が過少となる結果、伸びが大幅に
低下しかつ疲労強度が低下することとなって好ましくな
い一方、410℃を越えると引張強さおよび伸び共に低
下することとな好ましくないからである。また、恒温変
態処理時間を4.0時間以内に設定したのは、4.0時
間を越えると伸びが低下することとなって好ましくない
からである。
定したのは、330℃未満では引張強さは高いものの、
残留オーステナイト量が過少となる結果、伸びが大幅に
低下しかつ疲労強度が低下することとなって好ましくな
い一方、410℃を越えると引張強さおよび伸び共に低
下することとな好ましくないからである。また、恒温変
態処理時間を4.0時間以内に設定したのは、4.0時
間を越えると伸びが低下することとなって好ましくない
からである。
しかる後、上述の如くしてオーステンパー処理を終えた
ナックルアーム素材を防詰塗装工程に搬入して、該ナッ
クルアーム素材に対して電着塗装を施する。
ナックルアーム素材を防詰塗装工程に搬入して、該ナッ
クルアーム素材に対して電着塗装を施する。
次いで、この電着塗装が施されたナックルアーム素材を
2次加工工程に搬入して、該ナックルアーム素材の上記
スピンドル圧入部2aに対して仕上げ加工を施し、ナッ
クルアーム2を得る。
2次加工工程に搬入して、該ナックルアーム素材の上記
スピンドル圧入部2aに対して仕上げ加工を施し、ナッ
クルアーム2を得る。
一方、上記ナックルアーム2に組み付けられるナックル
スピンドル3は、例えば調質炭素鋼材。
スピンドル3は、例えば調質炭素鋼材。
合金鋼材、非調質鋼材および浸炭焼入鋼材等にて所定の
形状に成形されており、このナックルスピンドル3を圧
入力2〜8トンの圧入条件の下で上記ナックルアーム素
材のスピンドル圧入部2aに圧入する。なお、このナッ
クルスピンドル3の熱膨張係数は11 X 10’/℃
〜13 x 10−6/’Cである。
形状に成形されており、このナックルスピンドル3を圧
入力2〜8トンの圧入条件の下で上記ナックルアーム素
材のスピンドル圧入部2aに圧入する。なお、このナッ
クルスピンドル3の熱膨張係数は11 X 10’/℃
〜13 x 10−6/’Cである。
また、上記ナックルスピンドル3の軸受部3aにベアリ
ング5を介して組み付けられるホイールハブ4は、一般
によく用いられている鋳鉄製のものであり、このナック
ルスピンドル3と上記ナックルアーム2とは熱膨張係数
が近似しており、実用温度範囲において両者の間に好適
なメタルクリアランスを維持できるようにつまりベアリ
ング5のプリロードを低減することができるようになさ
れている。
ング5を介して組み付けられるホイールハブ4は、一般
によく用いられている鋳鉄製のものであり、このナック
ルスピンドル3と上記ナックルアーム2とは熱膨張係数
が近似しており、実用温度範囲において両者の間に好適
なメタルクリアランスを維持できるようにつまりベアリ
ング5のプリロードを低減することができるようになさ
れている。
なお、上記ナックルスピンドル3とホイールハブ4との
間に介装されるベアリング5としては、熱膨張係数が例
えばホイールハブ4と同一か、あるいはナックルスピン
ドル3とホイールハブ4との中間である鋳鉄製のものを
用いるのが好ましい。
間に介装されるベアリング5としては、熱膨張係数が例
えばホイールハブ4と同一か、あるいはナックルスピン
ドル3とホイールハブ4との中間である鋳鉄製のものを
用いるのが好ましい。
また、メタル材料を直接溶射等の手段を用いてホィール
ハブ4軸受部の内壁に接着することも採用可能である。
ハブ4軸受部の内壁に接着することも採用可能である。
次に、このようにして構成された本実施例の具体例を比
較例と共に説明する。
較例と共に説明する。
(具体例■)
C3,60重量%、s+ 2.55重量%。
Mn0.21重足%、Ni O,45重fi%。
Cu 0.80t4%、P 0.021重1%。
So、009@量%、Mg O,035@量%。
残部がl”eよりなる球状黒鉛鋳鉄製のナックルアーム
素材を用意し、このナックルアーム素材を、まず、前処
理工程に搬入して、加熱温度920℃、加熱時間2.0
時間の第1段目の焼鈍と、それに続く加熱温度730℃
、加熱時間3.0時間の第2段目の焼鈍とを行い、その
侵、550℃に温度に保持した状態で炉冷を行い、組織
の均質化および鋳造歪の除去を行う。次いで、1次加工
工程でスピンドル圧入部2aを除く部分に対して仕上げ
加工を施した後、オーステンパー処理工程で、オーステ
ナイト化処理温度および7時間が890’CX2.0時
間の条件下で均質なオーステナイト固溶体とした後、3
95℃のソルトヘ焼入れし、この温度で2.0時間恒温
変態させたのち空冷するオーステンパー処理を施すこと
により、球状黒鉛、ベイナイトおよび残留オーステナイ
トの混在した組織を生成せしめ、その後、2次加工工程
で上記スピンドル圧入部2aに対して仕上げ加工を施し
てナックルアーム2を得た。この場合における機械的性
質は引張強さが100Kgf/Mr12、伸びが14%
であり、かつ残留オーステナイト量が38容母%、熱膨
張係数が16.3x’IO−”/’Cであった。
素材を用意し、このナックルアーム素材を、まず、前処
理工程に搬入して、加熱温度920℃、加熱時間2.0
時間の第1段目の焼鈍と、それに続く加熱温度730℃
、加熱時間3.0時間の第2段目の焼鈍とを行い、その
侵、550℃に温度に保持した状態で炉冷を行い、組織
の均質化および鋳造歪の除去を行う。次いで、1次加工
工程でスピンドル圧入部2aを除く部分に対して仕上げ
加工を施した後、オーステンパー処理工程で、オーステ
ナイト化処理温度および7時間が890’CX2.0時
間の条件下で均質なオーステナイト固溶体とした後、3
95℃のソルトヘ焼入れし、この温度で2.0時間恒温
変態させたのち空冷するオーステンパー処理を施すこと
により、球状黒鉛、ベイナイトおよび残留オーステナイ
トの混在した組織を生成せしめ、その後、2次加工工程
で上記スピンドル圧入部2aに対して仕上げ加工を施し
てナックルアーム2を得た。この場合における機械的性
質は引張強さが100Kgf/Mr12、伸びが14%
であり、かつ残留オーステナイト量が38容母%、熱膨
張係数が16.3x’IO−”/’Cであった。
また、ナックルスピンドル3としては、引張強ざが95
KIf/mtn2 、伸びが20%、熱膨張係数が11
、7X 10’/’Cの調質炭素鋼材製のもの(JI
S 555C)を用意した。
KIf/mtn2 、伸びが20%、熱膨張係数が11
、7X 10’/’Cの調質炭素鋼材製のもの(JI
S 555C)を用意した。
ざらに、ホイールハブ4としては、硬さがHB195、
熱膨張係数が11 、 Ox 10−6/℃の片状黒鉛
鋳鉄製ものく組成:C3,5重量%、Si2.offi
ff1%、Mn0.7重量%、Cr0.2重量%、残部
がFe)を用意した。
熱膨張係数が11 、 Ox 10−6/℃の片状黒鉛
鋳鉄製ものく組成:C3,5重量%、Si2.offi
ff1%、Mn0.7重量%、Cr0.2重量%、残部
がFe)を用意した。
そして、上記ナックルアーム2のスピンドル圧入部2a
にナックルスピンドル3を5トンの圧入力でもって圧入
し、かつ該ナックルスピンドル3の軸受部3aに鋳鉄製
のベアリング5を介してホイールハブ4を組み付けた。
にナックルスピンドル3を5トンの圧入力でもって圧入
し、かつ該ナックルスピンドル3の軸受部3aに鋳鉄製
のベアリング5を介してホイールハブ4を組み付けた。
(比較例工)
上記具体例工におけるナックルアーム素材と同様の素材
を用いてナックルアームとナックルスピンドルとが一体
化したものを上記と同様の工程を経てオーステンパー処
理した。
を用いてナックルアームとナックルスピンドルとが一体
化したものを上記と同様の工程を経てオーステンパー処
理した。
また、ホイールハブとしては、上記具体例工と同様の片
状黒鉛鋳鉄製ものを用意した。
状黒鉛鋳鉄製ものを用意した。
そして、上記ナックルスピンドルの軸受部に鋳鉄製のベ
アリングを介してホイールハブを組み付けた。
アリングを介してホイールハブを組み付けた。
(比較例■)
ナックルアームおよびナックルスピンドルとして上記具
体例工と同一材質のものを、ホイールハブとしては、ア
ルミニウム合金製もの(JISAC4G>を用意した。
体例工と同一材質のものを、ホイールハブとしては、ア
ルミニウム合金製もの(JISAC4G>を用意した。
そして、上記ナックルアームのスピンドル圧入部にナッ
クルスピンドルを圧入し、かつ該ナックルスピンドルの
軸受部に鋳鉄製のベアリングを介してホイールハブを組
み付けた。
クルスピンドルを圧入し、かつ該ナックルスピンドルの
軸受部に鋳鉄製のベアリングを介してホイールハブを組
み付けた。
そして、上記具体例工および両比較例1.IIにおいて
、各々ナックルスピンドルをベアリングを介して支承せ
しめた状態で、該ベアリングのプリロードの変化を調べ
た。その要領は、ナックルスピンドルを下に、ホイール
ハブを上に向けた状態で上記ナックルスピンドルをテー
ブル等の固定台上に固定し、ばね秤の掛合部を上記ホイ
ールハブのハブボルトに掛合させた状態で、上記ばね秤
をホイールハブの周方向に引っ張ることにより、ホイー
ルハブを回転させるのに要する引張り力をナックルスピ
ンドルの温度条件を変化せしめて測定した。このときの
測定データを第2図に示す。なお、測定順序としては、
まず、ナックルスピンドルを25℃の状態で2時間保持
した直後に第1回目の測定を行い、次に50’Cの状態
で2時間保持した直後に第2回目の測定をと、順次温度
を25℃ずつ上昇させながら175℃まで測定を行った
。
、各々ナックルスピンドルをベアリングを介して支承せ
しめた状態で、該ベアリングのプリロードの変化を調べ
た。その要領は、ナックルスピンドルを下に、ホイール
ハブを上に向けた状態で上記ナックルスピンドルをテー
ブル等の固定台上に固定し、ばね秤の掛合部を上記ホイ
ールハブのハブボルトに掛合させた状態で、上記ばね秤
をホイールハブの周方向に引っ張ることにより、ホイー
ルハブを回転させるのに要する引張り力をナックルスピ
ンドルの温度条件を変化せしめて測定した。このときの
測定データを第2図に示す。なお、測定順序としては、
まず、ナックルスピンドルを25℃の状態で2時間保持
した直後に第1回目の測定を行い、次に50’Cの状態
で2時間保持した直後に第2回目の測定をと、順次温度
を25℃ずつ上昇させながら175℃まで測定を行った
。
なお、第2図中、・印は具体例■、X印は比較例■、Q
印は比較例■であることをそれぞれ示す。
印は比較例■であることをそれぞれ示す。
この測定データから明らかなように、ナックルスピンド
ルの温度が25℃である初期セット時においては、具体
例工および両比較例■、■共、ホイールハブに対する引
張り力は約8009の範囲にめった。そして、ナックル
スピンドルの温度が高くなるに従って、上記比較例工で
はホイールハブに対する引張り力が上昇している。この
ことは、ナックルスピンドルの熱膨張係数がオーステン
パー処理によって大きくなり、このため組付は時に設定
したベアリングのプリロードが高くなっていることによ
るものと推量される。また、比較例■ではナックルスピ
ンドルの温度が高くなるに従ってホイールハブに対する
引張り力が急激に低下している。このことは、ホイール
ハブがA、l1合金製でおるため熱膨張係数がナックル
スピンドルに比べて高く、このためベアリングのプリロ
ードが低下してがたつきが生じているものと推最される
。
ルの温度が25℃である初期セット時においては、具体
例工および両比較例■、■共、ホイールハブに対する引
張り力は約8009の範囲にめった。そして、ナックル
スピンドルの温度が高くなるに従って、上記比較例工で
はホイールハブに対する引張り力が上昇している。この
ことは、ナックルスピンドルの熱膨張係数がオーステン
パー処理によって大きくなり、このため組付は時に設定
したベアリングのプリロードが高くなっていることによ
るものと推量される。また、比較例■ではナックルスピ
ンドルの温度が高くなるに従ってホイールハブに対する
引張り力が急激に低下している。このことは、ホイール
ハブがA、l1合金製でおるため熱膨張係数がナックル
スピンドルに比べて高く、このためベアリングのプリロ
ードが低下してがたつきが生じているものと推最される
。
しかし、上記具体例■では、ナックルスピンドル3の温
度上昇に伴うホイールハブ4に対する引張り力は上記両
比較例工、■の場合に比べて変化が小さかった。このこ
とは、上記ナックルスピンドル3の熱膨張係数が比較例
工の場合に比べて小さく、つまりナックルスピンドル3
とホイールハブ4との熱膨張差が比較例工、■の場合に
比べて小さく、これによりメタルクリアランスが小さく
抑制されていることによるものである。したがって、具
体例■ではベアリング5のプリロードの変化が低減され
、その信頼性の向上を図り得ることが判る。しかも、ス
テアリングナックルの主構成部材であるナックルアーム
2の組織がオーステンパー処理によってベイナイトと残
留オーステナイトとの混在組織に改質されていることか
ら、全体としての靭性等の物性の向上を図ることができ
る。
度上昇に伴うホイールハブ4に対する引張り力は上記両
比較例工、■の場合に比べて変化が小さかった。このこ
とは、上記ナックルスピンドル3の熱膨張係数が比較例
工の場合に比べて小さく、つまりナックルスピンドル3
とホイールハブ4との熱膨張差が比較例工、■の場合に
比べて小さく、これによりメタルクリアランスが小さく
抑制されていることによるものである。したがって、具
体例■ではベアリング5のプリロードの変化が低減され
、その信頼性の向上を図り得ることが判る。しかも、ス
テアリングナックルの主構成部材であるナックルアーム
2の組織がオーステンパー処理によってベイナイトと残
留オーステナイトとの混在組織に改質されていることか
ら、全体としての靭性等の物性の向上を図ることができ
る。
また、上記具体例■におけるホイールハブ4の機械的強
度の試験をレギュレーション(運輸省技術基準)に基づ
き行った。その試験要領は、空気圧2.6Kfl/cr
iに設定したタイA7をディスクホイールを介してホイ
ールハブ4に組み付け、該ホイールハブ4がベアリング
5を介して軸受部3aに組み付けられたナックルスピン
ドル3を支持台の傾斜部にセットし、1トンの重りをク
インチ高さから上記タイヤに落下させることにより、損
傷の有無を調べるものである。そして、この衝撃試験の
結果、上記具体例のホイールハブ4には損傷が見られず
、上記基準を十分に満足するものであった。
度の試験をレギュレーション(運輸省技術基準)に基づ
き行った。その試験要領は、空気圧2.6Kfl/cr
iに設定したタイA7をディスクホイールを介してホイ
ールハブ4に組み付け、該ホイールハブ4がベアリング
5を介して軸受部3aに組み付けられたナックルスピン
ドル3を支持台の傾斜部にセットし、1トンの重りをク
インチ高さから上記タイヤに落下させることにより、損
傷の有無を調べるものである。そして、この衝撃試験の
結果、上記具体例のホイールハブ4には損傷が見られず
、上記基準を十分に満足するものであった。
また、上記ナックルアーム2の組成およびオーステンパ
ー処理条件は用途に応じて適宜選定すればよく、その具
体例■〜X■を比較例■〜Vと共に実験データを付して
表1および表2に示す。なお、画表1,2における熱処
理条件欄の上段はオーステナイト化処理条件を、下段は
恒温変態処理条件をそれぞれ示す。また、上記組成比欄
では各ナックルスピンドルの構成元素でおるFeは省略
した。また、各元素の含有量の単位は重量%でおる。
ー処理条件は用途に応じて適宜選定すればよく、その具
体例■〜X■を比較例■〜Vと共に実験データを付して
表1および表2に示す。なお、画表1,2における熱処
理条件欄の上段はオーステナイト化処理条件を、下段は
恒温変態処理条件をそれぞれ示す。また、上記組成比欄
では各ナックルスピンドルの構成元素でおるFeは省略
した。また、各元素の含有量の単位は重量%でおる。
この実験データからも明らかなように、具体例■〜X■
においては、引張強ざおよび伸び共に上記具体例工の場
合と同様にtI足する結果を得ることができ、かつ残留
オーステナイト量も25〜45容量%の範囲内にあった
。しかし、比較例■および比較例Vにおいては、恒温変
態処理温度が低いために引張強さは高いものの残留オー
ステナイト量が過少となる結果、伸びが大幅に低下した
。
においては、引張強ざおよび伸び共に上記具体例工の場
合と同様にtI足する結果を得ることができ、かつ残留
オーステナイト量も25〜45容量%の範囲内にあった
。しかし、比較例■および比較例Vにおいては、恒温変
態処理温度が低いために引張強さは高いものの残留オー
ステナイト量が過少となる結果、伸びが大幅に低下した
。
また、比較例IVにおいては、オーステナイト化処理温
度が高いために固溶炭素層が過剰となり、その結果、残
留オーステナイト量が増加し、しかも恒温変態処理温度
も高いために引張強さおよび伸び共に低下した。したが
って、上記具体例■〜X■においても、具体例工の場合
と同様にベアリング5のプリロードの変化を低減せしめ
てその信頼性の向上を図ることができるものでおる。
度が高いために固溶炭素層が過剰となり、その結果、残
留オーステナイト量が増加し、しかも恒温変態処理温度
も高いために引張強さおよび伸び共に低下した。したが
って、上記具体例■〜X■においても、具体例工の場合
と同様にベアリング5のプリロードの変化を低減せしめ
てその信頼性の向上を図ることができるものでおる。
なお、上記実施例では、車両用ナックル構造を自動車の
前輪懸架装置部分であるステアリングナックルに適用し
た場合を示したが、これに限らず、例えばフォークリフ
ト等の後輪懸架装置部分に適用することも採用可能であ
る。
前輪懸架装置部分であるステアリングナックルに適用し
た場合を示したが、これに限らず、例えばフォークリフ
ト等の後輪懸架装置部分に適用することも採用可能であ
る。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、球状黒鉛鋳鉄製
のナックル本体の組織をオーステンパー処理によりベイ
ナイトと残留オーステナイトとの混在組織に改質したの
で、残留オーステナイトの特性によりナックル本体の靭
性等の物性の向上を図ることができる。
のナックル本体の組織をオーステンパー処理によりベイ
ナイトと残留オーステナイトとの混在組織に改質したの
で、残留オーステナイトの特性によりナックル本体の靭
性等の物性の向上を図ることができる。
さらに、上記ナックルスピンドルの回転駆動時つまり実
用温度節回において、ナックルスピンドルの熱膨張度合
がナックル本体に比べて小さくなっているので、ナック
ルスピンドルの軸受部とホイールハブとの間に介装され
たベアリングのプリロードはオーステンパー処理した場
合に比べて大幅に変化することがなく、よってベアリン
グの信頼性の向上を図ることができる。
用温度節回において、ナックルスピンドルの熱膨張度合
がナックル本体に比べて小さくなっているので、ナック
ルスピンドルの軸受部とホイールハブとの間に介装され
たベアリングのプリロードはオーステンパー処理した場
合に比べて大幅に変化することがなく、よってベアリン
グの信頼性の向上を図ることができる。
第1図は本発明の実施例に係る車両ナックル構造を自動
車の前輪懸架装置部分であるステアリングナックルに適
用した場合を一部破断して示す正面図、第2図は温度変
化に対するベアリングのプリロード変化を調べるために
測定した。ホイールハブに対するナックルスピンドルの
回転力を示す測定データである。 2・・・ナックルアーム、3・・・ナックルスピンドル
第2図 湿炭(”C) 第1図
車の前輪懸架装置部分であるステアリングナックルに適
用した場合を一部破断して示す正面図、第2図は温度変
化に対するベアリングのプリロード変化を調べるために
測定した。ホイールハブに対するナックルスピンドルの
回転力を示す測定データである。 2・・・ナックルアーム、3・・・ナックルスピンドル
第2図 湿炭(”C) 第1図
Claims (2)
- (1)ベイナイトと残留オーステナイトとの混在組織を
有する球状黒鉛鋳鉄製のナックル本体に鋼製のナックル
スピンドルを組み付けてなることを特徴とする車両のナ
ックル構造。 - (2)ナックル本体は、残留オーステナイト量が25〜
45容量%の範囲に設定されていることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載の車両のナックル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62058226A JP2563920B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 車両用ナックル構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62058226A JP2563920B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 車両用ナックル構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63227741A true JPS63227741A (ja) | 1988-09-22 |
| JP2563920B2 JP2563920B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=13078167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62058226A Expired - Fee Related JP2563920B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 車両用ナックル構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2563920B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02101142A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-12 | Mazda Motor Corp | 被削性に優れた球状黒鉛鋳鉄鋳物 |
| JP2011101899A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Georg Fischer Automobilguss Gmbh | 鋳込まれた鋼芯を備える鋳造ナックルおよびその製造方法 |
| US8240922B2 (en) * | 2005-07-20 | 2012-08-14 | Ntn Corporation | Bearing device for wheel |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5718506A (en) * | 1980-07-10 | 1982-01-30 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Structure for supporting driven wheel of vehicle |
| JPS60138049A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-22 | Hitachi Metals Ltd | トラツク用ステアリングナツクル |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP62058226A patent/JP2563920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5718506A (en) * | 1980-07-10 | 1982-01-30 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Structure for supporting driven wheel of vehicle |
| JPS60138049A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-22 | Hitachi Metals Ltd | トラツク用ステアリングナツクル |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02101142A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-12 | Mazda Motor Corp | 被削性に優れた球状黒鉛鋳鉄鋳物 |
| US8240922B2 (en) * | 2005-07-20 | 2012-08-14 | Ntn Corporation | Bearing device for wheel |
| JP2011101899A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Georg Fischer Automobilguss Gmbh | 鋳込まれた鋼芯を備える鋳造ナックルおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2563920B2 (ja) | 1996-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |