JPS6341907B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341907B2 JPS6341907B2 JP9405578A JP9405578A JPS6341907B2 JP S6341907 B2 JPS6341907 B2 JP S6341907B2 JP 9405578 A JP9405578 A JP 9405578A JP 9405578 A JP9405578 A JP 9405578A JP S6341907 B2 JPS6341907 B2 JP S6341907B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caprolactam
- amino
- chloroform
- mol
- allyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polyamides (AREA)
Description
本発明は一般式
(ここでR1は−CH2−CH=CH2、R2は水素また
は−CH2−CH=CH2を示す) で表わされる新規なα−置換アミノ−ε−カプロ
ラクタムに関する。 本発明の化合物は、次式 もしくは で示されるポリマーの原料またはアミン系エポキ
シ硬化促進剤として有用な物質である。 従来から知られているα−置換アミノ−ε−カ
プロラクタムとしてはアルキルまたはアラルキル
アミノ置換体がある。α−ジメチルアミノ−ε−
カプロラクタムはα−アミノ−ε−カプロラクタ
ムにホルマリンとパラジウムで処理して製造し、
N〓−ジメチルリジン金属塩合成の中間体として
報告されている(特公昭42−11926号公報)。また
α−クロル−ε−カプロラクタムとアルキルまた
はアラルキルアミンを反応させてα−アルキルま
たはα−アラルキルアミノ−ε−カプロラクタム
を製造し、殺菌剤としても報告されている(フラ
ンス特許第1441071号)。 本発明者らはα−アミノ−ε−カプロラクタム
に活性な官能基を導入することにより、更に有用
な物質を合成すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明に到達した。 即ち本発明のα−置換アミノ−ε−カプロラク
タムは前記一般式で表わされる化合物であるが、
具体的には次のような化合物である。 α−アリルアミノ−ε−カプロラクタム、α−
ジアリルアミノ−ε−カプロラクタムおよびこれ
らの塩。 本発明の化合物の製造方法は特に限定されるも
のではないが、例えば下式に示すごとくα−アミ
ノ−ε−カプロラクタムとアリルクロリドを反応
させることにより、得ることができる。 出発物質であるα−アミノ−ε−カプロラクタ
ムはα−クロル−ε−カプロラクタムのアミノ化
(特公昭46−23747号公報)、α−ニトロ−ε−カ
プロラクタムの還元(スイス国特許第375720号)、
α−アミノシクロヘキサノンオキシムのベツクマ
ン転位(特公昭41−18089号公報)、リジン低級ア
ルキルエステルの脱アルコール環化(特公昭46−
37352号公報)など種々の製造法が知られており、
これらいずれの方法で製造されたα−アミノ−ε
−カプロラクタムを使用しても良い。 反応温度は室温〜80℃で、反応温度によりアリ
ルクロライド1モル反応生成物、2モル反応生成
物を選択的に製造できる。すなわち低温条件では
アリルクロライド1モル反応生成物が、高温条件
では2モル反応生成物がそれぞれ選択的に多量に
製造できる。反応溶媒は水、アルコール類、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化アルキル
類、ベンゼン、トルエン等のハイドロカーボン
類、エーテル類、又はアリルクロライド自身を溶
媒にすることができる。 以下実施例により本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明の化合物は特にこの製造法によつて
限定されるものではない。 実施例 1 特公昭41−18089号公報に示された方法により、
α−アミノシクロヘキサノンオキシム塩酸塩をベ
ツクマン転位して得たα−アミノ−ε−カプロラ
クタム12.8g(0.1モル)をクロロホルム100mlに
とかし、撹拌装置、滴下ロート、還流管を装着し
た三口フラスコに仕込み、室温中にて撹拌した。
アリルクロライド3.8g(0.05モル)をクロロホ
ルム50mlにとかし、ゆつくり室温中で滴下し、滴
下終了後、更に2時間反応させた。析出した結晶
をロ別し、クロロホルム層を水20mlで洗浄したの
ち、硫酸マグネシウムで脱水した。クロロホルム
を減圧で除去し濃縮した後蒸留し、bp119℃/0.1
mmHgの留分としてα−アリルアミノ−ε−カプ
ロラクタム7.5gを得た。収率74.3%、mp46〜7
℃。
は−CH2−CH=CH2を示す) で表わされる新規なα−置換アミノ−ε−カプロ
ラクタムに関する。 本発明の化合物は、次式 もしくは で示されるポリマーの原料またはアミン系エポキ
シ硬化促進剤として有用な物質である。 従来から知られているα−置換アミノ−ε−カ
プロラクタムとしてはアルキルまたはアラルキル
アミノ置換体がある。α−ジメチルアミノ−ε−
カプロラクタムはα−アミノ−ε−カプロラクタ
ムにホルマリンとパラジウムで処理して製造し、
N〓−ジメチルリジン金属塩合成の中間体として
報告されている(特公昭42−11926号公報)。また
α−クロル−ε−カプロラクタムとアルキルまた
はアラルキルアミンを反応させてα−アルキルま
たはα−アラルキルアミノ−ε−カプロラクタム
を製造し、殺菌剤としても報告されている(フラ
ンス特許第1441071号)。 本発明者らはα−アミノ−ε−カプロラクタム
に活性な官能基を導入することにより、更に有用
な物質を合成すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明に到達した。 即ち本発明のα−置換アミノ−ε−カプロラク
タムは前記一般式で表わされる化合物であるが、
具体的には次のような化合物である。 α−アリルアミノ−ε−カプロラクタム、α−
ジアリルアミノ−ε−カプロラクタムおよびこれ
らの塩。 本発明の化合物の製造方法は特に限定されるも
のではないが、例えば下式に示すごとくα−アミ
ノ−ε−カプロラクタムとアリルクロリドを反応
させることにより、得ることができる。 出発物質であるα−アミノ−ε−カプロラクタ
ムはα−クロル−ε−カプロラクタムのアミノ化
(特公昭46−23747号公報)、α−ニトロ−ε−カ
プロラクタムの還元(スイス国特許第375720号)、
α−アミノシクロヘキサノンオキシムのベツクマ
ン転位(特公昭41−18089号公報)、リジン低級ア
ルキルエステルの脱アルコール環化(特公昭46−
37352号公報)など種々の製造法が知られており、
これらいずれの方法で製造されたα−アミノ−ε
−カプロラクタムを使用しても良い。 反応温度は室温〜80℃で、反応温度によりアリ
ルクロライド1モル反応生成物、2モル反応生成
物を選択的に製造できる。すなわち低温条件では
アリルクロライド1モル反応生成物が、高温条件
では2モル反応生成物がそれぞれ選択的に多量に
製造できる。反応溶媒は水、アルコール類、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化アルキル
類、ベンゼン、トルエン等のハイドロカーボン
類、エーテル類、又はアリルクロライド自身を溶
媒にすることができる。 以下実施例により本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明の化合物は特にこの製造法によつて
限定されるものではない。 実施例 1 特公昭41−18089号公報に示された方法により、
α−アミノシクロヘキサノンオキシム塩酸塩をベ
ツクマン転位して得たα−アミノ−ε−カプロラ
クタム12.8g(0.1モル)をクロロホルム100mlに
とかし、撹拌装置、滴下ロート、還流管を装着し
た三口フラスコに仕込み、室温中にて撹拌した。
アリルクロライド3.8g(0.05モル)をクロロホ
ルム50mlにとかし、ゆつくり室温中で滴下し、滴
下終了後、更に2時間反応させた。析出した結晶
をロ別し、クロロホルム層を水20mlで洗浄したの
ち、硫酸マグネシウムで脱水した。クロロホルム
を減圧で除去し濃縮した後蒸留し、bp119℃/0.1
mmHgの留分としてα−アリルアミノ−ε−カプ
ロラクタム7.5gを得た。収率74.3%、mp46〜7
℃。
【表】
構造は赤外吸収スペクトル(IR)および核磁
気共鳴スペクトル(NMR)によつて確認した。 実施例 2 α−アミノ−ε−カプロラクタム12.8g(0.1
モル)をベンゼン200mlにとかし、実施例1と同
様の装置に仕込み60℃にて撹拌した。アリルクロ
ライド7.7g(0.1モル)をベンゼン50mlにとか
し、ゆつくり撹拌しながら滴下し、滴下終了後さ
らに2時間反応したのち、析出した結晶をロ別
し、ロ液を全濃縮した。残渣に水を加えてよく撹
き混ぜ、水層と結晶を分離した。水層は濃縮後蒸
留してα−アリルアミノ−ε−カプロラクタム
5.1gを得た。水不溶結晶はエタノールで再結晶
し、α−ジアリルアミノ−ε−カプロラクタム
3.9gを得た。mp86〜7℃
気共鳴スペクトル(NMR)によつて確認した。 実施例 2 α−アミノ−ε−カプロラクタム12.8g(0.1
モル)をベンゼン200mlにとかし、実施例1と同
様の装置に仕込み60℃にて撹拌した。アリルクロ
ライド7.7g(0.1モル)をベンゼン50mlにとか
し、ゆつくり撹拌しながら滴下し、滴下終了後さ
らに2時間反応したのち、析出した結晶をロ別
し、ロ液を全濃縮した。残渣に水を加えてよく撹
き混ぜ、水層と結晶を分離した。水層は濃縮後蒸
留してα−アリルアミノ−ε−カプロラクタム
5.1gを得た。水不溶結晶はエタノールで再結晶
し、α−ジアリルアミノ−ε−カプロラクタム
3.9gを得た。mp86〜7℃
【表】
構造はIRおよびNMRによつて確認した。
実施例 3
α−アミノ−ε−カプロラクタム12.8g(0.1
モル)をクロロホルム100mlにとかし、実施例1
と同様の装置に仕込み、この中ヘカセイソーダ20
%、水溶液50mlを入れ、30℃にて撹拌した。アリ
ルクロライド15.3g(0.2モル)をクロロホルム
50mlにとかし、撹拌しながら滴下した。終了後、
さらに2時間反応したのち、クロロホルム層を分
液した。水層はクロロホルム100mlで抽出し、全
クロロホルム層を一緒にして、全濃縮し、実施例
2と同様にしてα−アリルアミノ−ε−カプロラ
クタム3.4g、α−ジアリルアミノ−ε−カプロ
ラクタム12.5gを得た。 実施例 4 実施例1で製造したα−アリルアミノ−ε−カ
プロラクタム3gをエタノールにとかし、エタノ
ール性塩酸でPH4に調整したのち全濃縮した。エ
タノールで再結晶してα−アリルアミノ−ε−カ
プロラクタム塩酸塩を得た。mp246〜7℃ 実施例 5 実施例4と同様にしてα−ジアリルアミノ−ε
−カプロラクタム塩酸塩を得た。mp226〜7℃。
モル)をクロロホルム100mlにとかし、実施例1
と同様の装置に仕込み、この中ヘカセイソーダ20
%、水溶液50mlを入れ、30℃にて撹拌した。アリ
ルクロライド15.3g(0.2モル)をクロロホルム
50mlにとかし、撹拌しながら滴下した。終了後、
さらに2時間反応したのち、クロロホルム層を分
液した。水層はクロロホルム100mlで抽出し、全
クロロホルム層を一緒にして、全濃縮し、実施例
2と同様にしてα−アリルアミノ−ε−カプロラ
クタム3.4g、α−ジアリルアミノ−ε−カプロ
ラクタム12.5gを得た。 実施例 4 実施例1で製造したα−アリルアミノ−ε−カ
プロラクタム3gをエタノールにとかし、エタノ
ール性塩酸でPH4に調整したのち全濃縮した。エ
タノールで再結晶してα−アリルアミノ−ε−カ
プロラクタム塩酸塩を得た。mp246〜7℃ 実施例 5 実施例4と同様にしてα−ジアリルアミノ−ε
−カプロラクタム塩酸塩を得た。mp226〜7℃。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (ここでR1は−CH2−CH=CH2、R2は水素また
は−CH2−CH=CH2を示す) で表わされるα−置換アミノ−ε−カプロラクタ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9405578A JPS5520743A (en) | 1978-08-01 | 1978-08-01 | Alpha-substituted amino-epsilon-caprolactam |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9405578A JPS5520743A (en) | 1978-08-01 | 1978-08-01 | Alpha-substituted amino-epsilon-caprolactam |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5520743A JPS5520743A (en) | 1980-02-14 |
| JPS6341907B2 true JPS6341907B2 (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=14099850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9405578A Granted JPS5520743A (en) | 1978-08-01 | 1978-08-01 | Alpha-substituted amino-epsilon-caprolactam |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5520743A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005538060A (ja) * | 2002-06-12 | 2005-12-15 | ケモセントリックス, インコーポレイテッド | 抗炎症性組成物および使用の方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8621792D0 (en) * | 1986-09-10 | 1986-10-15 | Ici Plc | Hydrodesulphurisation |
-
1978
- 1978-08-01 JP JP9405578A patent/JPS5520743A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005538060A (ja) * | 2002-06-12 | 2005-12-15 | ケモセントリックス, インコーポレイテッド | 抗炎症性組成物および使用の方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5520743A (en) | 1980-02-14 |
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