JPS6352099B2 - - Google Patents
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- JPS6352099B2 JPS6352099B2 JP8421085A JP8421085A JPS6352099B2 JP S6352099 B2 JPS6352099 B2 JP S6352099B2 JP 8421085 A JP8421085 A JP 8421085A JP 8421085 A JP8421085 A JP 8421085A JP S6352099 B2 JPS6352099 B2 JP S6352099B2
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は反射型溶解炉で溶湯撹拌を行ないなが
ら、溶解したアルミニウムおよびアルミニウム合
金溶湯の精錬を行なうに用いるフラツクスに関す
るものである。 (従来技術とその問題点) 反射型溶解炉で溶解直後のアルミニウムおよび
アルミニウム合金溶湯は、水素ガス、酸化物等の
介在物が共存するため、鋳造工程に先立ち脱ガス
および脱介在物の処理が必要である。このため、
通常フラツクスを投入して酸化物等と溶湯との濡
れ性を低下させ、かつ酸化物等とのかさ比重をも
小さくし、除滓を容易にするため、酸化物と混在
して溶湯表面に浮上存在する微量のメタル分を溶
湯温度により発熱したフラツクスとの反応により
燃焼させる方法が用いられている。しかしなが
ら、現在反射型溶解炉の溶湯成分の均一化のた
め、溶湯撹拌法が導入されつつあり、酸化物が浮
上存在する溶湯表面の温度が約50℃以上低下す
る。このため、除滓に必要な発熱反応が生じず、
酸化物等と溶湯との分離が悪くなつて、除滓作業
効率が低下する原因となつている。 (本発明の課題) 本発明の第一の課題は現在使用されている反射
型溶解炉の溶湯撹拌法において溶湯表面撹拌下に
効率良く除滓することのできるフラツクスを提供
することにある。 本発明の第二の課題は単に溶湯表面に散布する
だけでも除滓に必要な発熱反応が生ずる反応性に
優れたフラツクスを提供することにある。 (本発明の要旨) 本発明は弗化物AlF3100重量部に対し塩化物
KCl110〜140重量部、助燃剤として硫酸塩20〜50
重量部を配合してなることを特徴とするアルミニ
ウムおよびアルミニウム合金精錬用フラツクス、
および上記フラツクスの弗化物分AlF3の一部を
反応性に富んだ複合弗化物K2AlF6にて置換して
なり、弗化物100重量部に対し塩化物130〜140重
量部、助燃剤として硫酸塩20〜50重量部を配合し
てなることを特徴とするアルミニウムおよびアル
ミニウム合金精錬用フラツクスにある。 アルミニウムおよびアルミニウム合金反射炉精
錬において、KCl−AlF3系フラツクスが汎用さ
れているが、溶湯撹拌法においては比較例に示す
ように、ある限定された範囲において着火状態が
普通であるにすぎず、発熱状態にあつては全ての
範囲において否であるが、助燃剤として一般に使
用されている硫酸塩、炭酸塩、硝酸塩等の内、特
に硫酸塩を添加配合すると、フラツクス散布後の
溶湯表面での撹拌により除滓にとつて好ましい発
熱状態が得られる。 さらに、弗化物AlF3の一部をより反応性に富
んだ複合弗化物K2AlF6に置換すると、フラツク
ス散布するだけで発熱反応が開始されることが見
出されている。 本発明で使用する硫酸塩としては、K2SO4が好
ましい。 本発明に係るフラツクスは、アルミニウムおよ
びアルミニウム合金を反射型溶解炉において溶湯
撹拌法にて精錬する場合において使用するに適す
る。その使用条件は精錬開始直前における溶湯の
温度を700〜750±10℃とするのが好ましい。 本発明に係るフラツクスを散布後、溶湯表面は
適宜必要に応じ撹拌されるが、撹拌方法は電磁撹
拌、溶湯ポンプ撹拌、不活性ガス吹き込み撹拌等
が使用されてよいが、反応炉(30トン)に対して
はフラツクス散布を兼ねて約4分間、鉄パイプよ
り窒素ガスを毎分100〜3000Nl流し、これで溶湯
表面を撹拌するのがよい。 (実施例 1) 溶解炉 30トン反射型 溶湯品種 JIS 3004 溶湯温度 電磁撹拌により700±2℃ フラツクス組成 KCl−AlF3−K2SO4系 配合比率 第1表および第2表に示す通
り 使用量 30Kg 散布方法 窒素ガスによる吹き込み
ら、溶解したアルミニウムおよびアルミニウム合
金溶湯の精錬を行なうに用いるフラツクスに関す
るものである。 (従来技術とその問題点) 反射型溶解炉で溶解直後のアルミニウムおよび
アルミニウム合金溶湯は、水素ガス、酸化物等の
介在物が共存するため、鋳造工程に先立ち脱ガス
および脱介在物の処理が必要である。このため、
通常フラツクスを投入して酸化物等と溶湯との濡
れ性を低下させ、かつ酸化物等とのかさ比重をも
小さくし、除滓を容易にするため、酸化物と混在
して溶湯表面に浮上存在する微量のメタル分を溶
湯温度により発熱したフラツクスとの反応により
燃焼させる方法が用いられている。しかしなが
ら、現在反射型溶解炉の溶湯成分の均一化のた
め、溶湯撹拌法が導入されつつあり、酸化物が浮
上存在する溶湯表面の温度が約50℃以上低下す
る。このため、除滓に必要な発熱反応が生じず、
酸化物等と溶湯との分離が悪くなつて、除滓作業
効率が低下する原因となつている。 (本発明の課題) 本発明の第一の課題は現在使用されている反射
型溶解炉の溶湯撹拌法において溶湯表面撹拌下に
効率良く除滓することのできるフラツクスを提供
することにある。 本発明の第二の課題は単に溶湯表面に散布する
だけでも除滓に必要な発熱反応が生ずる反応性に
優れたフラツクスを提供することにある。 (本発明の要旨) 本発明は弗化物AlF3100重量部に対し塩化物
KCl110〜140重量部、助燃剤として硫酸塩20〜50
重量部を配合してなることを特徴とするアルミニ
ウムおよびアルミニウム合金精錬用フラツクス、
および上記フラツクスの弗化物分AlF3の一部を
反応性に富んだ複合弗化物K2AlF6にて置換して
なり、弗化物100重量部に対し塩化物130〜140重
量部、助燃剤として硫酸塩20〜50重量部を配合し
てなることを特徴とするアルミニウムおよびアル
ミニウム合金精錬用フラツクスにある。 アルミニウムおよびアルミニウム合金反射炉精
錬において、KCl−AlF3系フラツクスが汎用さ
れているが、溶湯撹拌法においては比較例に示す
ように、ある限定された範囲において着火状態が
普通であるにすぎず、発熱状態にあつては全ての
範囲において否であるが、助燃剤として一般に使
用されている硫酸塩、炭酸塩、硝酸塩等の内、特
に硫酸塩を添加配合すると、フラツクス散布後の
溶湯表面での撹拌により除滓にとつて好ましい発
熱状態が得られる。 さらに、弗化物AlF3の一部をより反応性に富
んだ複合弗化物K2AlF6に置換すると、フラツク
ス散布するだけで発熱反応が開始されることが見
出されている。 本発明で使用する硫酸塩としては、K2SO4が好
ましい。 本発明に係るフラツクスは、アルミニウムおよ
びアルミニウム合金を反射型溶解炉において溶湯
撹拌法にて精錬する場合において使用するに適す
る。その使用条件は精錬開始直前における溶湯の
温度を700〜750±10℃とするのが好ましい。 本発明に係るフラツクスを散布後、溶湯表面は
適宜必要に応じ撹拌されるが、撹拌方法は電磁撹
拌、溶湯ポンプ撹拌、不活性ガス吹き込み撹拌等
が使用されてよいが、反応炉(30トン)に対して
はフラツクス散布を兼ねて約4分間、鉄パイプよ
り窒素ガスを毎分100〜3000Nl流し、これで溶湯
表面を撹拌するのがよい。 (実施例 1) 溶解炉 30トン反射型 溶湯品種 JIS 3004 溶湯温度 電磁撹拌により700±2℃ フラツクス組成 KCl−AlF3−K2SO4系 配合比率 第1表および第2表に示す通
り 使用量 30Kg 散布方法 窒素ガスによる吹き込み
【表】
【表】
かかる精錬方法では撹拌を伴わないと発火状態
および着火状態は否であつたが、フラツクス散布
を兼ねて4分間、鉄パイプより窒素ガスを毎分
100〜3000Nl流し、これで溶湯表面を撹拌する
と、発熱状態および着火状態は良好となつた。 (実施例 2) フラツクス組成を下記第3表および第4表に示
す通りとする以外は実施例1と同様にして精錬を
行なつた。
および着火状態は否であつたが、フラツクス散布
を兼ねて4分間、鉄パイプより窒素ガスを毎分
100〜3000Nl流し、これで溶湯表面を撹拌する
と、発熱状態および着火状態は良好となつた。 (実施例 2) フラツクス組成を下記第3表および第4表に示
す通りとする以外は実施例1と同様にして精錬を
行なつた。
【表】
【表】
本フラツクス組成では電磁撹拌以外に特に溶湯
表面を撹拌せずとも、良好な発熱状態および着火
状態が得られた。 (実施例 3) 溶湯品種をJIS 1100、JIS 2014とし、精錬の溶
湯温度を713±3℃とし、実施例2と同様にして
15分間精錬した。その結果、脱ガスおよび脱介在
物状態は検査合格であり、良好な除滓が行なわれ
ていた。 (実施例 4) 溶湯品種JIS 3004、JIS 1100、JIS 2014に対し
てフラツクス(吹き込み量10Kg)を窒素ガス(圧
力0.2Kg/cm2、流量600Nl/分)で吹き込み、溶湯
表面を撹拌する以外は実施例3と同様にして精錬
した。その結果、フラツクス使用量は略3分の1
量にて脱ガスおよび脱介在物状態は検査合格であ
り、良好な除滓が行なわれていることがわかつ
た。 (比較例) 下記に示すKCl−AlF3系組成のフラツクスを
使用する以外は実施例1と同様にして精錬を行な
つたが、溶湯撹拌を伴つても除滓を行なうに充分
に良好な発熱状態および着火状態が得られず、反
射炉における溶湯撹拌法による精錬には使用でき
なかつた。
表面を撹拌せずとも、良好な発熱状態および着火
状態が得られた。 (実施例 3) 溶湯品種をJIS 1100、JIS 2014とし、精錬の溶
湯温度を713±3℃とし、実施例2と同様にして
15分間精錬した。その結果、脱ガスおよび脱介在
物状態は検査合格であり、良好な除滓が行なわれ
ていた。 (実施例 4) 溶湯品種JIS 3004、JIS 1100、JIS 2014に対し
てフラツクス(吹き込み量10Kg)を窒素ガス(圧
力0.2Kg/cm2、流量600Nl/分)で吹き込み、溶湯
表面を撹拌する以外は実施例3と同様にして精錬
した。その結果、フラツクス使用量は略3分の1
量にて脱ガスおよび脱介在物状態は検査合格であ
り、良好な除滓が行なわれていることがわかつ
た。 (比較例) 下記に示すKCl−AlF3系組成のフラツクスを
使用する以外は実施例1と同様にして精錬を行な
つたが、溶湯撹拌を伴つても除滓を行なうに充分
に良好な発熱状態および着火状態が得られず、反
射炉における溶湯撹拌法による精錬には使用でき
なかつた。
【表】
(発明の作用効果)
以上の説明で明らかなように、本発明に係るフ
ラツクスを使用すれば、従来のフラツクスでは除
滓が困難であつた反射炉における溶湯撹拌法によ
る精錬であつても、良好な発熱状態および着火状
態が得られ、良好な除滓が行なわれ、脱ガスおよ
び脱介在物状態は良好となる。特に、弗化物の一
部を反応性の高い複合弗化物で置換して用いる
と、溶湯表面を撹拌せずとも良好な除滓が可能で
あり、溶湯撹拌を行なうと、比較的少量の使用量
で所定の除滓が行なわれる。
ラツクスを使用すれば、従来のフラツクスでは除
滓が困難であつた反射炉における溶湯撹拌法によ
る精錬であつても、良好な発熱状態および着火状
態が得られ、良好な除滓が行なわれ、脱ガスおよ
び脱介在物状態は良好となる。特に、弗化物の一
部を反応性の高い複合弗化物で置換して用いる
と、溶湯表面を撹拌せずとも良好な除滓が可能で
あり、溶湯撹拌を行なうと、比較的少量の使用量
で所定の除滓が行なわれる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弗化物AlF3100重量部に対し塩化物KCl110
〜140重量部、助燃剤として硫酸塩20〜50重量部
を配合してなることを特徴とするアルミニウムお
よびアルミニウム合金精錬用フラツクス。 2 硫酸塩としてK2SO4を用いる前記第1項記載
のフラツクス。 3 弗化物AlF3およびK2AlF6合計100重量部に
対し塩化物KCl130〜140重量部、助燃剤として硫
酸塩20〜50重量部を配合してなることを特徴とす
るアルミニウムおよびアルミニウム合金精錬用フ
ラツクス。 4 硫酸塩としてK2SO4を用いる前記第3項記載
のフラツクス。 5 弗化物AlF3および複合弗化物K2AlF6の配合
比が略等量である前記第3項または第4項記載の
フラツクス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8421085A JPS61243136A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | アルミニウムおよびアルミニウム合金精錬用フラツクス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8421085A JPS61243136A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | アルミニウムおよびアルミニウム合金精錬用フラツクス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61243136A JPS61243136A (ja) | 1986-10-29 |
| JPS6352099B2 true JPS6352099B2 (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=13824116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8421085A Granted JPS61243136A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | アルミニウムおよびアルミニウム合金精錬用フラツクス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61243136A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6479329A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-24 | Kobe Steel Ltd | Method for refining molten al or molten al alloy |
| JPH02270924A (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-06 | Kobe Steel Ltd | アルミニウムおよびアルミニウム合金溶湯の精錬法 |
| JPH05331568A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Kobe Steel Ltd | AlまたはAl合金低温溶解用フラックスとそのフラックスを用いた溶解法 |
| JP3668081B2 (ja) | 1998-12-25 | 2005-07-06 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム合金溶湯の精錬方法およびアルミニウム合金溶湯精錬用フラックス |
| JP4274142B2 (ja) | 2005-04-07 | 2009-06-03 | 日本軽金属株式会社 | 非ナトリウム系フラックスおよびそれを用いたアルミニウム合金溶湯の処理方法 |
| JP5576701B2 (ja) * | 2010-04-23 | 2014-08-20 | 東洋アルミニウム株式会社 | アルミニウム粉末の溶解方法 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8421085A patent/JPS61243136A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61243136A (ja) | 1986-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |