明 細 書 ポリ 才キシプロ ピレン脂肪酸ィ ソプロパノールァミ ド界面活性剤精 製物、 その製造方法及びそれを含む洗浄剤組成物 技術分野
本発明は、 ポリ オキシプロ ピレン脂肪酸アル力ノール Tミ ド型界 面活性剤精製物、 その製造方法及びそれを含む洗浄剤組成物に関す るものである。 背景技術
近年、 洗浄剤用界面活性剤には洗浄力のみならず、 環境への適合 性、 安全性、 及び低刺激性等が高いことが求められている。 このよ うな観点から、 生物分解性及び安全性に優れている脂肪酸アミ ド型 の界面活性剤の実用化が検討されてきた。 その中でも低刺激性に優 れている脂肪酸アミ ド型界面活性剤の一種と して、 ポリォキシプロ ピレン脂肪酸ィソプロパノールアミ ド型界面活性剤等の実用化が検 討されている。
特開平 9 - 20740 号公報に.は、 ポリオキシプロピレン脂肪酸ィソ プロパノールアミ ド型界面活性剤が開示されている。 ポリオキシプ 口 ピレン脂肪酸ィソプロパノールァミ ド型界面活性化合物は、 その 化学構造中に化学的に安定な第 2級アミ ド結合 (_ C O N H _ ) を 有しているため、 幅広い範囲の pH値にわたり、 その安定性が優れて いる。 また、 ポリオキシプロ ピレン脂肪酸イ ソプロパノールアミ ド 型界面活性剤は、 優れた増粘性能、 増泡性能、 起泡安定化性能、 乳 化性能、 分散性能、 可溶化性能を有している。 しかしながら、 その 色相安定性及び匂いに問題があり、 その実用化のためには、 上記問
題点の解消が強く求められていた。
また、 上記公報によ り開示されている製造方法により製造された ポリ 才キシプロ ピレン脂肪酸アル力 ノールァミ ド型界面活性剤は、 その製造条件の選択によっては、 感作性を示すことがあり、 その原 因の究明と改良が強く望まれてきた。 発明の開示
本発明は、 優れた増粘性能、 増泡性能、 起泡安定化性能、 乳化性 能、 分散性能及び可溶化性能を維持したまま、 安全性が高く、 長期 間にわたり色相の変化がなく、 また臭いがない又は少ないポリオキ シプロ ピレン脂肪酸ィ ソプロパノールアミ ド型界面活性剤精製物、 その製造方法及びそれを含む洗浄剤組成物を提供しよう とするもの である。
本発明者らは、 上記目的を達成するために、 ポリオキシプロ ピレ ン脂肪酸ィソプロパノールアミ ド型界面活性剤を各種条件で合成し 、 分析した結果、 合成されたポリオキシプロ ピレン脂肪酸イソプロ パノールアミ ド型界面活性剤中に副生するォキサゾリ ン化合物の存 在量によ り、 得られる界面活性剤の色相、 及び臭いの安全性、 およ び感作性の有無が決定されることを見出した。
また、 ポリオキシプロピレン脂肪酸ィソプロパノールアミ ド型界 面活性剤の製造時に副生するォキサゾリ ン化合物の量は、 脂肪酸ィ ソプロパノールアミ ドにプロ ピレンォキサイ ドを付加反応させる反 応条件によ り定まること、 及びォキサゾリ ン化合物を含有するポリ ォキシプロ ピレン脂肪酸ィ ソプロパノールァ ミ ド型界面活性剤混合 物に、 水或いはアルカ リ水を加え加熱反応させることにより、 容易 に色相、 臭いの安定性、 感作性を生じない程度にォキサゾリ ン化合 物を加水分解し得ることを見出し、 本発明を完成した。
本発明のポリォキシプロ ピレン脂肪酸イソプロパノールアミ ド型 界面活性精製物は、 主成分と して、 下記一般式 ( I ) により示され るポリオキシプロ ピレン脂肪酸イソプロパノールアミ ド型界面活性 化合物 :
O
II
R1 C -NH-CH2 CH - X^- OH ( I )
I
CH3
〔但し、 上記式 ( I ) 中、 R1 は、 5〜19個の炭素原子を有するァ ルキル基又はアルケニル基を表し、 Xはォキシプロピレン基を表し 、 nは前記 X基の平均付加モル数 0.5〜: L0.0を表す〕
を含み、 それに不純物として含まれる下記一般式 (Π ) によ り表さ れるォキサゾリ ン化合物 :
〔但し、 上記式 (Π) 中、 R1 は前記定義のとおり〕
の含有量が、 前記式 ( I ) の化合物重量に対し、 0.1 重量%以下 に規定されている、 ことを特徴とするものである。
本発明のポリオキシプロ ピレン脂肪酸ィソプロパノールァミ ド型 界面活性剤精製物において、 前記一般式 ( I ) により表されるポリ ォキシプロピレン脂肪酸ィソプロパノールアミ ド型界面活性化合物 及び一般式 ( Π) によ り表されるォキサゾリ ン化合物は、 下記一般 式 (ΠΙ) によ り表される脂肪酸モノィソプロパノールアミ ド :
O
χ II
R1 一 C—匪一 CH2— CH— OH
I
CH3
〔但し、 上記式 (m) 中、 R1 は、 前記定義のとおり〕
にプロ ピレンオキサイ ドを、 前記式 (m) の化合物 1モル当りの平 均付加モル数が 0.5〜10.0になるように付加させる付加反応によつ て得ることができる。
本発明のポリオキシプロ ピレン脂肪酸イソプロパノールアミ ド型 界面活性剤精製の製造方法は、 下記一般式 (m) で表される脂肪酸 モノイ ソプロパノールアミ ド : o
, II
R1 - C -NH-CH2 -CH-0H (m)
CH3
〔但し、 上記式 (ΠΙ) において、 R1 は、 5〜: L9個の炭素原子を有 するアルキル基又はアルケニル基を表す〕
に、 そのモル量の 0.5〜10倍モル量のプロ ピンオキサイ ドを付加反 応させて、 下記一般式 ( I ) のポリオキシプロ ピレン脂肪酸イソプ ロパノールアミ ド型界面活性化合物と、 副生物と して、 下記一般式 ( Π ) によ り表されるォキサゾリ ン化合物 :
O
II
R C -NH-CH2 CH Χ τ- OH ( I )
I
〔伹し、 上記式 ( I ) 及び (Π ) において、 R 1 は前記定義のとお りであり、 Xはォキシプロ ピレン基を表し、 nは、 X基の平均付加 モル数 0. 5〜10を表す〕
を含む反応混合物を製造し、
前記反応混合物に、 水又はアルカ リ性水溶液を添加して、 精製反 応系を調製し、
前記精製反応系を、 50〜: L00°C の温度に加熱して、 前記一般式 ( Π ) のォキサゾリ ン化合物を加水分解し、 それによつて、 前記一般 式 ( I ) の化合物重量に対する前記一般式 (Π ) のォキサゾリ ン化 合物の含有率を、 0. 1重量%以下に減少させ、
前記反応系から、 前記一般式 ( I ) の化合物を含むポリオキシプ 口ピレン脂肪酸ィ ソプロパノールアミ ド型界面活性剤精製物を採取 する、
ことを特徴とするものである。
本発明のポリオキシプロ ピレン脂肪酸ィソプロパノールァミ ド型 界面活性剤精製物の製造方法において、 前記精製反応系の pH 値が
、 7. 5〜12. 0に調節されることが好ましい。
本発明のポリオキシプロ ピレン脂肪酸イソプロパノールアミ ド型 界面活性剤精製物の製造方法において、 前記精製反応系調製の際に 添加されるアル力リ性水溶液が、 水酸化ナト リ ウム、 水酸化力 リ ゥ ム、 及び水酸化リチウムから選ばれた 1種以上の水溶液から選ばれ ることが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は前記本発明のポリオキシプロ ピレン脂肪
酸イ ソプロパノールァミ ド型界面活性剤精製物を、 0.:!〜 50 重量 %の含有率で含有するものである。 二 発明を実施するための最良の形態
本発明の界面活性剤精製物は、 一般式 ( 1 ) で示されるポリ オキ シプロ ピレン脂肪酸ィ ソプロパノール'アミ ド型界面活性化合物の精 製物である。
一般式 ( 1 ) の化合物において、 ォキシプロ ピレン (X) 基の平 均付加モル数 nは、 0.5〜10であり、 好ましく は 0.7〜5.0 であり 、 よ り好ま しく は 0.7〜2.0 である。 平均付加モル数 nが 0.5未満 である と、 得られる界面活性剤化合物精製物の低温安定性が低下し 、 その融点が上昇し、 このため、 得られる界面活性剤精製物を含有 する組成物のハン ドリ ング性が不良になる。 また付加モル数 nが 1 0 を超える と、 得られる本発明の界面活性剤精製物の特徴の一つで ある増粘効果が不十分になつてしま う という不都合を生ずる。
式 ( 1 ) のポリ オキシプロ ピレン脂肪酸ィ ソプロパノールァミ ド 型界面活性化合物と しては、 具体的には、 ポリ オキシプロ ピレン ( 1 ) ラウ リ ン酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポリ オキシプロ ピレン ( 1 . 5 ) ラウ リ ン酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポリ オキシプロ ピレ ン ( 2 ) ラウ リ ン酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポリ オキシプロ ピレ ン ( 5 ) ラウ リ ン酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポリ オキシプロ ピレ ン (1· 5) ミ リ スチン酸ィ ソプロパノールァミ ド、 ポリ オキシプロ ピレン ( 3 ) ミ リ スチン酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポリ オキシプ ロ ピレン ( 2 ) ォレイ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド、 ポリオキシプ ロ ピレン ( 5 ) ォレイ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド、 ポリ オキシプ ロ ピレン (0.8) ヤシ油脂肪酸ィ ソプロパノールァミ ド、 ポリ ォキ シプロ ピレン ( 1 ) ヤシ油脂肪酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポリオ
キシプロ ピレン (1.4) ヤシ油脂肪酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポ リオキシプロ ピレン (1.8) ヤシ油脂肪酸イソプロパノールアミ ド
、 ポリ オキシプロ ピレン ( 1 ) パーム脂肪酸イ ソプロパノールアミ ド、 ポリオキシプロピレン ( 2 ) パーム脂肪酸イソプロパノールァ ミ ド、 及びポリ オキシプロ ピレン ( 5 ) パーム脂肪酸イ ソプロパノ ールアミ ドなどが挙げられる。
これらのポリオキシプロ ピレン脂肪酸ィソプロパノールァミ ド型 界面活性化合物は、 通常、 式 (ΠΙ) で示される脂肪酸モノイソプロ パノールアミ ドにプロ ピレンォキサイ ドを付加反応させることによ り製造されている。
式 (IE) で示される脂肪酸モノイ ソプロパノールアミ ドは、 脂肪 酸、 脂肪酸エステル類及び脂肪酸ハライ ド類を出発原料として用い て従来の方法を用いて製造することが出来る。
脂肪酸エステル類を原料と して製造する方法と しては、 一般式 (
IV) によ り表される脂肪酸低級アルキルエステル :
O
R 1 - C - OR2 (IV)
〔但し、 上記式 (IV) において、 R1 は前記定義のとおりであり、 R2 は、 1〜 3個の炭素原子を有するアルキル基を表す〕
と、 モノイ ソプロノ、。ノールァミ ンとを、 モル比 1 : 1〜 1 : 1.2 で 混合して、 無触媒、 もしく は例えば、 ナト リ ウムメ トキシドなどの 塩基性触媒の存在下に、 例えば反応温度 80〜200°C 、 好ましく は 80 °C〜120°C 、 反応圧力 1.3kPa〜101.3kPa の条件下で、 反応させて
、 一般式 (m) で表される脂肪酸モノイ ソプロパノールアミ ドを調 製し、 反応系中の残留モノイソプロパノールアミンを除去すること
により容易にすることが製造できる。
原料と して用いられる式 (IV ) の脂肪酸低級アルキルエステルと しては、 ラウリ ン酸メチルエステル、 ラウリ ン酸ェチルエステル、 ラウリ ン酸ィソプロ ピルエステル、 ミ リ スチン酸メチルエステル、 ミ リ スチン酸ェチルエステル、 ヤシ脂肪酸メチルエステル、 ヤシ脂 肪酸ェチルエステル、 パーム脂肪酸メチルエステル、 パーム脂肪酸 ェチルエステル等が挙げられ、 これらは単独或いは混合して用いら れる。 入手の容易性、 入手コス ト、 反応性の面から各種脂肪酸のメ チルエステルを用いることが特に好ましい。
脂肪酸類を原料と して製造する方法と しては、 6〜20個の炭素原 子を有する一塩基性脂肪酸と、 モノイ ソプロパノールァミンとを、 モル比 1 : 1〜 1 : 2、 好ましくは、 1 : 1〜 1 : 1. 3 で混合し、 触媒の存在下、 又は不存在下において、 例えば反応温度 80〜: 180°C 、 好ましく は、 140〜160°C の条件下で反応させて、 一般式 (Π ) で表される脂肪酸イソプロパノールアミ ドを調製し、 反応系中の残 留モノイ ソプロパノールアミ ンを除去する方法などによって容易に 製造することができる。 モノイソプロパノールァミ ンの使用量につ いては、 その全量を一挙に反応に供してもよく、 或いは数回に分け て使用してもよい。
原料と して用いられる脂肪酸と しては、 ラウリ ン酸、 ミ リスチン 酸、 ヤシ脂肪酸、 パーム脂肪酸等が挙げられ、 これらは単独で用い られてもよく或いは混合して用いられてもよい。
上記の方法によって得られた式 (m ) の脂肪酸モノイソプロパノ ールアミ ドにプロ ピレンォキサイ ドを付加させることにより式 ( I ) のポリ オキシプロ ピレン脂肪酸モノイ ソプロパノールァミ ド界面 活性化合物が得られる。
反応に供する脂肪酸モノィ ソプロパノールのモル量の 0. 5〜10倍
のプロ ピレンォキサイ ドを付加反応に供し、 一般式 (Π ) のポリオ キシプロ ピレン脂肪酸イソプロパノールアミ ド型界面活性化合物を 調製する。 付加するプロピレンォキサイ ドの仕込み量は、 得られる ポリオキシプロ ピレン脂肪酸イ ソプロパノールアミ ドの平均プロ ピ レンォキサイ ド付加モル数に反映されるので、 ポリオキシプロピレ ン脂肪酸ィ ソプロパノールアミ ド界面活性剤の使用目的に応じて所 望平均付加数を設定すればよい。
脂肪酸モノイ ソプロパノールァミ ドに対するプ口 ピレンォキサイ ドの付加方法には特に制限はない。 例えば三フッ化ホウ素、 塩化チ タ ン、 塩化スズ、 等のルイス酸触媒、 或いは水酸化ナト リ ウム、 水 酸化カ リ ウム、 ナト リ ウムメ トキシ ド、 ナ ト リ ウムエ トキシドなど の塩基触媒、 或いは焼成ハイ ドロタルサイ ト、 アモルファス化ハイ ド口タルサイ トの複合金属酸化物などをプロピレンォキサイ ド付加 触媒と して用いる事ができる。 しかし、 本発明方法では、 その精製 工程において、 アルカリ性水溶液を使用することが好ましいので上 記付加反応の触媒として塩基性触媒を用いることが好ましい。 また 、 水又は水酸化物イオンは、 プロ ピレンオキサイ ドと反応し、 副生 成物と してポリ プロピレンダリ コールを形成することがあるので、 塩基性触媒としてナト リ ウムメ トキシド或いはナト リ ウムエ トキシ ドのようなナト リ ゥムアルコキシドを用いることがとく に好ましい プロ ピレンォキサイ ドの付加反応温度は、 脂肪酸モノィソプロパ ノールアミ ドの融点以上であればよいが、 80°C〜180°C であること が好ましく、 よ り好ましくは 100°C〜140°C である。 反応温度が 80 °Cよ り低いと、 反応が遅く、 またそれが 180°Cを越えると、 得られ る活性剤混合物が着色し、 次の段階で式 ( Π ) のォキサゾリ ン化合 物に加水分解処理を施しても、 着色が解消しないことがある。 この
反応時の着色を防ぐためには、 反応容器内を不活性ガスであらかじ め置換しておく ことが有効である。
プロピレンォキサイ ドの仕込み法と しては、
( a ) 加熱前に仕込んでおく
( b ) 反応温度に加熱後、 液体状で仕込む
( c ) 反応温度に加熱後、 ガス状で仕込む
等のいずれの方法を用いてもよいが、 付加反応は発熱を伴うので、
( a ) の方法では温度制御が困難になるため、 ( b ) 又は ( c ) の 方法を採用することが好ましい。
上記合成法を用いて製造された一般式 ( I ) の界面活性化合物又 はそれを含む組成物には、 その色相安定性を悪化させる化合物と し て、 一般式 (Π) で表されるォキサゾリ ン化合物が、 副生成物と し て生成し、 式 ( 1 ) の化合物中に混合してこれを汚染している。 式 ( Π ) のォキサゾリ ン化合物は、 4一メチル— 2—ゥンデシル 一 2—ォキサゾリ ン、 4一メチル一 2 _ ト リデシルー 2—ォキサゾ リ ン、 4ーメチルー 2—ヘプチル— 2 _ォキサゾリ ン、 4一メチル - 2ーノュルー 2—ォキサゾリ ンなどを包含する。
これらのォキサゾリ ン化合物は、 一般式 (m) で示される脂肪酸 モノイソプロパノールアミ ドが分子内で脱水縮合した構造 (一般式 (π) ) を有する。
本発明者らの検討によると、 式 (Π) のォキサゾリ ン化合物は、 脂肪酸或いは脂肪酸ハライ ドから脂肪酸モノィ ソプロパノールアミ ドに合成する際よ り も、 脂肪酸モノイ ソプロパノールアミ ドにプロ ピレンォキサイ ドを付加させる合成条件下でよ り多く副生しするこ とが判明した。 特に付加反応温度が 150°C以上に設定されると、 ォ キサゾリ ン化合物の生成量が増大する。
式 (m) の脂肪酸モノイ ソプロパノールアミ ドを原料とし、 プロ
ピレンォキサイ ドを付加させる従来の合成法において、 反応条件の 選定によっても異なるが、 実務的な反応温度 130°C以上の反応条件 においては、 式 (Π ) のォキサゾリ ン化合物が 1重量%乃至 5重量 %程度の比率で副生する。
この副生したォキサゾリ ン化合物は、 式 ( I ) の界面活性化合物 中に 0. 1重量%よ り多量に含まれると、 式 ( I ) の化合物及びそれ を含む組成物の色相安定性に悪影響を与えることが本発明者らによ り見出された。
本発明の界面活性剤精製物中の式 (Π ) のォキサゾリ ン化合物の 含有量は 0. 1重量%以下でぁり、 好ましくは 0. 05重量%以下である ォキサゾリ ン化合物の含有量を上記範囲に収める方法に関しては 特に制限が無い。
脂肪酸モノイソプロパノールアミ ドにプロピレンォキサイ ドを付 加させる際に、 その反応温度を 100°C以下の低温に設定することに より、 得られる反応生成物中のォキサゾリ ン含有率を 0. 1重量%以 下にすることも可能であるが、 そのようにすると所要反応時間が長 くなる等の不都合が生じ好ましくない。 ォキサゾリ ン化合物の発生 量を低減化させるためには、 活性炭、 活性アルミナ、 シリカゲル等 の吸着剤にこれを吸着し除去する方法がある。 その他ォキサゾリ ン を還元して変質させる方法、 或いはこれらの方法に分子蒸留などの 精製法を組み合わせる等の方法も考えられるが、 コス ト、 反応時間 などの評価を加味すると、 本発明の、 水、 よ り好ましくはアルカ リ 水を用いて生成したォキサゾリ ン化合物を加水分解する方法が最も 有利な方法である。
本発明者らは、 上記製造法で製造したォキサゾリ ン高含有のポリ ォキシプロピレン脂肪酸ィソプロパノールァミ ド反応系のォキサゾ
リ ンが、 それに水或いはアルカ リ水を加えて加熱することによ り、 容易に分解されて、 その含有量が色相安定性等の問題が発生しない 程度にまで低下することを見出した。
本発明の界面活性剤精製物を製造するには、 式 (ΠΙ ) の脂肪酸モ ノイソプロパノールアミ ドに対するプロ ピレンォキサイ ドの付加反 応の終了の後、 得られた反応系に精製処理を施す。 すなわち、 ポリ ォキシプロ ピレン脂肪族ィ ソプロパノールアミ ド型界面活性剤含有 反応系に、 水又はアルカリ性水溶液を添加し、 この反応系を 50°C〜 100°C の温度で加熱することにより、 この反応系に副生物と して含 まれる一般式 ( 2 ) のォキサゾリ ン化合物を加水分解し、 それによ り、 ォキサゾリ ン化合物の含有率を、 前記ポリオキシプロ ピレン脂 肪酸イソプロパノールアミ ド型界面活性剤重量に対して、 0. 1重量 %以下に減少させる。 次にこの反応系から、 ポリオキシプロ ピレン 脂肪酸イ ソプロパノールアミ ド型界面活性剤精製物を捕集する。
このとき、 添加されるアルカリ と しては、 水酸化ナ ト リ ウム、 水 酸化カリ ウム、 水酸化リチウム、 水酸化マグネシウム、 水酸化カル シゥム、 水酸化パリ ウム、 水酸化アルミニゥムらを用いることがで きるが、 ォキサゾリ ン化合物の加水分解反応を促進させるためには
、 水に溶解しやすく任意の濃度に調整できる水酸化ナ ト リ ウム、 水 酸化カリ ウム、 又は水酸化リチウムを用いることが好ましく、 更に 入手のしゃすさ、 コス トを考慮すれば水酸化ナト リ ウム、 水酸化力 リ ゥム、 或いは 2者の混合物を用いてォキサゾリ ンの加水分解を行 う ことがさ らに好ましい。
本発明方法の精製工程において、 反応系に添加されるアルカリ量 は、 それが過度に高い場合には、 一般式 ( 1 ) で示されるポリオキ シプロピレン脂肪酸ィ ソプロパノールアミ ド型界面活性化合物が加 水分解を起こすことがあるため、 この界面活性化合物含有反応系の
重量に対して 0. 001重量%から 5重量%の範囲で加えることが好ま しく、 0. 01重量%から 1重量%の範囲で加えることがさらに好まし い
アル力リ性水溶液を調製する際に使用する水の量には、 格別の制 限はないがそれをアルカ リ性水溶液と して用いられるときは、 当該 アルカリが溶解する量であればよく、 一般には界面活性剤化合物含 有反応系の重量に対して 1重量%から 10重量%であることが好まし い
ォキサゾリ ンの加水分解反応に要する時間は、 加水分解温度によ つても異なるが、 およそ 15分間から 10時間の反応で終結する。 ォキ サゾリ ン化合物の加水分解反応の終了は、 反応精製物をガスク ロマ トグラフィー又は高速液体クロマ トグラフィーで分析して、 ォキサ ゾリ ン化合物の含有量を定量することにより容易に判別できる。 ォキサゾリ ンの加水分解反応の終結を確認した後、 製品が水を含 んでいてもよい場合にはそのまま洗浄剤原料と して用いてもよく、 必要によ り、 反応系を減圧することによ り、 内在する水を留出させ てもよく、 このようにすることによ り、 反応系中に、 微少で残留す るプロ ピレンオキサイ ドを同時に除去することができる。
ポリ オキシプロ ピレン脂肪酸ィ ソプロパノールァ ミ ド型非ィォン 性界面活性剤と類似の構造を有するものとして、 ポリオキシプロ ピ レン脂肪酸モノェタノールァ ミ ド型非ィオン性界面活性剤が知られ ている。 ポリオキシプロピレン脂肪酸モノェタノールァミ ド型界面 活性剤は、 ポリ才キシプロ ピレン脂肪酸ィソプロパノールアミ ド型 非イオン性界面活性剤と比べて、 ォキシプロ ピレン鎖長及び脂肪酸 の種類等が同一である場合、 増粘性及び起泡性などにほとんど違い は認められないが、 モノエタ ノールアミ ド構造を有することから、 イソプロパノールァミ ド構造を有するポリオキシプロピレン脂肪酸
イソプロパノールアミ ド型非ィォン性界面活性剤と比較して融点が 高い特徴がある。 ォキシプロ ピレン鎖長により融点の差に違いはあ るものの、 融点が相対的に高いために、 ポリオキシプロ ピレン脂肪 酸モノェタノールァミ ド型界面活性剤は、 ポリォキシプロピレン脂 肪酸ィ ソプロパノールアミ ド型非イオン性界面活性剤と比べて、 ハ ンドリ ング性は低く、 かつ、 洗浄剤組成物に配合したときの低温安 定性などが不十分である事が判明している。
本発明の界面活性剤精製物を洗浄剤に配合して用いる場合は、 そ れが、 得られる洗浄剤組成物中に 0. 1〜50重量%の、 好ましく は 3 〜 20重量%の含有率に含まれるようにすることが好ましく、 それに よつて優れた洗浄力を有する洗浄剤組成物を得ることができる。 また、 本発明の界面活性剤精製物を洗浄剤に配合する際、 この組 成物には、 通常洗浄剤又は化粧品に用いられる他の成分、 例えば、 動物、 植物、 魚貝類及び微生物由来の抽出物、 粉末成分、 液体油脂 、 固体油脂、 ロ ウ、 炭化水素、 高級脂肪酸、 高級アルコール、 エス テル類、 シリ コーン、 ァニオン界面活性剤、 カチオン界面活性剤、 両性界面活性剤、 非イオン界面活性剤、 保湿剤、 水溶性高分子、 増 粘剤、 被膜剤、 紫外線吸収剤、 消炎剤、 金属封鎖剤、 低級アルコー ル、 糖類、 アミ ノ酸類、 有機アミ ン類、 合成樹脂ェマルジヨ ン、 PH 調整剤、 皮膚栄養剤、 ビタ ミ ン類、 酸化防止剤、 酸化防止助剤、 香 料、 水などを、 必要に応じて一種又は 2種以上用いてもよい。
前記動物、 植物、 魚貝類、 及び微生物由来の抽出物としては、 例 えば、 茶エキス、 アロエエキス、 イチヨ ウエキス、 センブリエキス 、 ョモギエキス、 ニンニクエキス、 才ゥゴンエキス、 ローズマリ ー エキス、 へチマエキス、 胎盤抽出物、 乳酸菌培養抽出物、 海草ェキ ス等の抽出物を用いることができる。
前記粉末成分としては、 無機粉末、 例えばタルク.、 カオリ ン、 雲
母、 絹雲母 (セリサイ ト) 、 白雲母、 金雲母、 合成雲母、 紅雲母、 黒雲母、 リチア雲母、 パーキュムライ ト、 炭酸マグネシウム、 珪酸 ジルコニウム、 珪酸アルミニウム、 珪酸バリ ウム、 珪酸カルシウム 、 珪酸亜鉛、 珪酸マグネシウム、 珪酸ス トロンチウム、 タンダステ ン酸金属塩、 マグネシゥム、 シリカ、 ゼォライ ト、 硫酸パリ ウム、 焼成硫酸カルシウム (焼セッコゥ) 、 燐酸カルシウム、 フッ素ァパ タイ ト、 ヒ ドロキシアパタイ ト、 セラミ ックパウダー、 活性炭、 薬 用炭、 金属石鹼 (ミ リ スチン酸亜鉛、 パルミチン酸カルシウム、 ス テアリ ン酸アルミニウム等) 、 及び窒化ホウ素等並びに有機粉末、 例えば、 ポリ アミ ド樹脂粉末 (ナイ 口ン粉末) 、 ポリエチレン粉末 、 ポリ メ タク リル酸メチル粉末、 ポリ スチレン粉末、 スチレンとァ ク リル酸の共重合体樹脂粉末、 ベンゾグアナミ ン樹脂粉末、 ポリ四 弗化工チレン粉末、 セルロース粉末が挙げられる。
前記液体油脂と しては、 アポガド油、 ツバキ油、 グレープシード 油、 ター トル油、 マ力ディ ミアナッツ油、 トウモロコシ油、 ミ ンク 油、 ォリーブ油、 ヒマヮリ油、 ナタネ油、 卵黄油、 ゴマ油、 パーシ ック油、 小麦胚芽油、 サザン力油、 ヒマシ油、 アマ二油、 サフラヮ 一油、 綿実油、 エノ油、 大豆油、 落花生油、 茶実油、 カャ油、 コメ ヌカ油、 シナギリ油、 日本キリ油、 ホホパ油、 胚芽油、 ト リ グリセ リ ン、 ト リオクタン酸グリセリ ン及びト リィソパルミチン酸グリセ リ ンが挙げられる。
前記固体油脂と しては、 カカオ脂、 ヤシ油、 馬脂、 硬化ヤシ油、 パーム油、 牛脂、 羊脂、 硬化牛脂、 パーム核油、 豚脂、 牛骨脂、 モ クロウ核脂、 硬化油、 牛脚脂、 モクロウ、 及び硬化ヒマシ油等が挙 げられる。
前記ロウ類としては、 ミツロウ、 カンデリ ラロウ、 綿ロウ、 カル ナウノ ロウ、 べィベリーロウ、 イボタロウ、 貌ロウ、 モンタンロウ
、 ヌカロ ウ、 ラノ リ ン、 カポック ロ ウ、 酢酸ラノ リ ン、 液状ラノ リ ン、 サ トウキビロ ウ、 ラノ リ ン脂肪酸イ ソプロ ピル、 ラウ リ ン酸へ キシル、 還元ラノ リ ン、 ホホパロ ウ、 硬質ラノ リ ン、 セラック ロ ウ
、 P0E ラノ リ ンアルコールエーテル、 P0E ラノ リ ンァノレコールァセ テー ト、 P0E コ レステロールエーテル、 ラノ リ ン脂肪酸ポリ エチレ ングリ コール、 P0E 及び水添ラノ リ ンアルコールエーテル等が挙げ られる。
前記炭化水素油と しては、 流動パラフィ ン、 ォゾケライ ト、 スク ワ レン、 プリ スタ ン、 ハ。ラフィ ン、 セレシン、 スク ヮ ラ ン、 ヮセ リ ン、 マイ ク ロ ク リ スタ リ ンワ ックス等が挙げられる。
前記高級脂肪酸と しては、 ラウ リ ン酸、 ミ リ スチン酸、 パルミチ ン酸、 ステアリ ン酸、 ベへニン酸、 ォレイ ン酸、 12— ヒ ドロキシス テアリ ン酸、' ゥンデシレン酸、 トール油脂肪酸、 ヤシ油脂肪酸、 パ ーム脂肪酸、 パーム核脂肪酸、 イ ソステアリ ン酸、 リ ノール酸、 リ ノ レイ ン酸、 エイ コサペンタエン酸、 及び ドコサへキサェン酸等が 挙げられる。
前記合成エステル油と しては、 ミ リ スチン酸イ ソプロ ピル、 ォク タン酸セチノレ、 ミ リ スチン酸ォクチル ドデシル、 パルミチン酸ィ ソ プロ ピル、 ステアリ ン酸プチル、 ラウ リ ン酸へキシル、 ミ リ スチン 酸ミ リ スチル、 ォレイ ン酸デシル、 ジメチルオクタン酸へキシルデ シル、 乳酸セチル、 乳酸ミ リ スチル、 酢酸ラノ リ ン、 ステアリ ン酸 イ ソセチル、 イ ソステアリ ン酸イ ソセチル、 12—ヒ ドロキシステア リ ン酸コレステリノレ、 ジ一 2 —ェチノレへキシノレ酸エチレングリ コー ル、 ジペンタエリ ス リ トール脂肪酸エステル、 力プリ ン酸ネオペン チルダリ コール、 リ ンゴ酸ジィ ソステアリノレ、 ジー 2 —へプチルゥ ンデカン酸グリセリ ン、 ト リ 一 2—ェチルへキシル酸ト リ メチロー ルプロパン、 ト リイ ソステアリ ン酸 ト リ メチロールプロパン、 テ ト
ラー 2 _ェチルへキシル酸ペンタエリ ス リ トール、 ト リ — 2—ェチ ルへキシル酸グリセリ ン、 ト リイ ソステアリ ン酸ト リ メチロールプ 口 パ ン、 セチノレ一 2—ェチノレへキサノエー ト、 2—ェチノレへキシノレ パルミテー ト、 ト リ ミ リ スチン酸グリ セリ ン、 ト リ 一 2—ヘプチル ゥンデカン酸グリ セライ ド、 ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、 ォレ ィ ン酸オイル、 セ トステアリルアルコール、 ァセ トグリセライ ド、 パルミチン酸一 2 —ヘプチルゥンデシル、 アジピン酸ジィ ソブチル 、 N—ラウ ロイル一 L一グルタ ミ ン酸一 2—ォクチル ドデシルエス テル、 アジピン酸— 2 _へプチルゥンデシル、 ェチノレラウレー ト、 セパシン酸ジ— 2 —ェチルへキシル、 ミ リ スチン酸一 2—へキシル デシル、 パルミチン酸— 2 _へキシルデシル、 アジピン酸— 2—へ キシノレデシノレ、 セバシン酸ジィ ソプロ ピノレ、 コハク酸一 2ーェチノレ へキシル、 酢酸ェチル、 酢酸ブチル、 酢酸ァミル、 及びタエン酸ト リェチル等が挙げられる。
前記シリ コ一ン類と してはジメチルシリ コーンオイル、 メチルポ リ シロキサン、 ォクタメチルト リ シロキサン、 高重合度メチルポリ シロキサン、 デカメチルポリ シロキサン、 ドデカメチルポリ シロキ サンテ トラメチルテ トラハイ ドロジエンポリ シロキサン、 ジメチル シロキサン . メチル (ポリ オキシエチレン) シロキサン共重合体、 ジメチルシロキサン ' メチノレ (ポリ ォキシエチレン) シロキサン · メチル (ポリ オキシプロ ピレン) シロキサン共重合体、 及びアミ ノ 変性シリ コ ー ン等が挙げられる。
前記ァニオン活性剤と しては脂肪酸セッケン、 たとえばセッケン 用素地、 ラウ リ ン酸ナ ト リ ウム、 パルミチン酸ナ ト リ ウム、 ヤシ力 リセッケン ; 高級アルキル硫酸エステル塩、 たとえばラウリル硫酸 ナ ト リ ウム、 ラウ リル硫酸カ リ ウム、 ラウ リル硫酸ト リエタノール ァミ ン ; アルキルエーテル硫酸エステル塩、 たとえば、 P0E ラウ リ
ル硫酸ト リエタノールァミ ン、 P0E ラウ リル硫酸ナ ト リ ウム ; N— ァシルアミ ノ酸塩、 たとえば、 ラウロイルサルコシンナ ト リ ウム、 ラウロイル一 β ーァラニンナ ト リ ゥム、 ラウロイル— Ν—メチル一 ーァラニンナ ト リ ウム、 N—ラウロイルグルタミ ン酸モノナ ト リ ゥム、 N —ステアロイルグルタ ミ ン酸ジナ ト リ ウム、 N—ミ リ ス ト ィル _ L—グルタミ ン酸モノナ ト リ ウム、 N—パルミ トイルァスパ ラギン酸ジエタノーノレアミ ン、 N—ラウ口イノレシノレクペプチ ド、 ャ シ脂肪酸シルクペプチ ド ; 高級脂肪酸ァミ ドスルホン酸塩、 たとえ ば N—ミ リ ス トイルー N —メチルタゥリ ンナ ト リ ウム、 ヤシ脂肪酸 メチルタウ リ ンナ ト リ ゥム、 ラウロイルメチルタウ リ ンナ ト リ ゥム ; リ ン酸エステル塩、 たとえば P0E ォレイルエーテルリ ン酸ナ ト リ ゥム、 P0E ステアリルエーテルリ ン酸、 P0E ラウ リルアミ ドエーテ ルリ ン酸ナ ト リ ウム ; スルホコハク酸塩、 たとえばジ一 2 —ェチル へキシノレスノレホコノヽク酸ナト リ ゥム、 モノ ラウロ イ ノレモノエタノー ルアミ ドポリ ォキシエチレンスルホコハク酸ナ ト リ ゥム及びラウ リ ルポリ プロ ピレンダリ コールスルホコハク酸ナト リ ゥム ; アルキル ベンゼンスノレホン酸塩、 たとえばリ ニァ ドデシノレベンゼンスノレホン 酸ナ ト リ ゥム、 リ ニア ドデシノレベンゼンスノレホン酸ト リエタノーノレ ァミ ン、 リ ニア ドデシルベンゼンスルホン酸 ; 高級脂肪酸エステル 硫酸エステル塩、 たとえば硬化ヤシ油脂肪酸グリセリ ン硫酸ナ ト リ ゥム ; ロート油などの硫酸化油、 例えば α—ォレフイ ンスルホン酸 塩、 高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、 二級アルコール硫酸エステ ル塩 ; 高級脂肪酸アルキロールアミ ド硫酸エステル塩、 ラウロイル モノエタノ一ルァミ ドコハク酸ナ ト リ ウム ; ァシルイセチオン酸塩 ; 並びにカゼイ ンナ ト リ ゥム等が挙げられる。
前記カチオン性界面活性剤と しては、 アルキルト リ メチルアンモ ニゥム塩、 たとえば塩化ステアリル ト リ メチルアンモニゥム、 塩化
ラウ リ ル ト リ メチルアンモニゥム、 臭化ラウ リ ル ト リ メチルアンモ 二ゥム。 ジァノレキルジメチルアンモニゥム塩、 たとえば塩化ジステ ァリルジメチルアンモニゥム塩 ; アルキルピリ ジゥム塩、 たとえば 塩化セチルピリ ジゥム ; 並びにアルキルジメチルベンジルアンモニ ゥム塩、 塩化べンゼ トニゥム、 及び塩化ベンザルコニゥム等があげ られる。
前記両性界面活性剤と しては、 アミ ドアミ ン系两性界面活性剤、 たとえば 2—ゥンデシルー N—カルボキシメチルー N—ヒ ドロキシ ェチルイ ミダゾリ ゥムベタイ ン、 N —ラウ ロイルー N ' 一力ルポキ シメチルー N ' ーヒ ドロキシェチルエチレンジアミ ンナ ト リ ゥム、 N—ヤシ脂肪酸ァシル— N ' —力ルポキシェチル— N ' —ヒ ドロキ シェチルエチレンジァミ ンナ ト リ ゥム ; アミ ド酢酸べタイ ン型両性 界面活性剤、 たとえばラウ リ ン酸アミ ドプロ ピルべタイ ン、 ヤシ脂 肪酸ァミ ドプロ ピルべタイ ン、 ミ リ スチン酸ァミ ドプロ ピルべタイ ン ; アミ ドスルホべタイ ン型両性界面活性剤、 たとえばラウ リ ン酸 アミ ドプロ ピルヒ ドロキシスルホベタイ ン ; アミ ンォキサイ ド型両 性界面活性剤、 たとえばラウ リルジメチルアミ ンォキシ ド、 ラウ リ ン酸アミ ドプロ ピルアミ ンォキシ ド ; 並びにアルキル酢酸べタイ ン 型両性界面活性剤、 及びアルキルスルホベタイン型両性界面活性剤 等があげられる。
前記非イオン界面活性剤と しては、 グリセリ ン脂肪酸エステル類 、 たとえばモノ ステアリ ン酸グリセリル、 自己乳化型モノステアリ ン酸グリセリル、 モノイ ソステアリ ン酸グリセリル ; ポリオキシェ チレングリセ リ ン脂肪酸エステル類、 たとえばモノ ステアリ ン酸、 P0E グリセリルモノォレイン酸 P0E グリセリノレ ; ポリ グリセリ ン脂 肪酸エステル類、 たとえばモノ ステアリ ン酸ジグリセリル、 ト リ ス テアリ ン酸テ トラグリセリル、 ペンタステアリ ン酸デカグリセリル.
; ソルビタン脂肪酸エステル類、 たとえばモノ ラウ リ ン酸ソルビタ ン、 セスキステアリ ン酸ソノレビタン、 モノォレイ ン酸ソルビタン ; ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、 たとえばモノヤ シ脂肪酸 P0E ソルビタン、 ト リ ステアリ ン酸 P0E ソルビタン、 ト リ ォレイ ン酸 P0E ソルビタン ; ポリ ォキシエチレンソルビッ ト脂肪酸 エステル類、 たとえばモノ ラウ リ ン酸 P0E ソノレビッ ト、 テ トラオレ ィ ン酸 P0E ソルビッ ト ; ポリエチレングリ コール脂肪酸エステル類 、 たとえば、 モノ ラウ リ ン酸ポリエチレングリ コール、 モノステア リ ン酸ポリ エチレングリ コール、 モノォレイ ン酸ポリ エチレングリ コール、 ジステアリ ン酸ポリエチレングリ コール ; ポリ オキシェチ レンアルキルエーテル類、 たとえば P0E ラウ リルエーテル、 P0E セ チルエーテル、 P0E ステアリルエーテル ; ポリ オキシエチレンポリ ォキシプロ ピレンァノレキルエーテル類、 たとえば P0E · POPセチルェ 一テル、 P0E · POPデシルテ トラデシルエーテル ; ポリ ォキシェチレ ンアルキルフエニルエーテル類、 例えば P0E ノニノレフエニノレエーテ ル、 P0E ォクチルフエニルエーテル、 P0E 分鎖ォクチノレフエ二/レエ 一テル ; ポリ ォキシエチレンアルキルアミ ン類、 たとえば P0E ステ ァ リ ルァ ミ ン、 P0E ォレイルァ ミ ン ; 脂肪酸アル力ノ ールァ ミ ド類 、 たとえばヤシ脂肪酸ジエタノールアミ ド、 ヤシ脂肪酸モノエタノ ールアミ ド、 ラウ リ ン酸ジエタノールアミ ド、 パーム核油脂肪酸ジ エタノールアミ ド ; ポリ ォキシエチレンアル力ノールアミ ド類、 た とえば P0E ラウ リ ン酸モノエタノールァミ ド、 P0E ヤシ脂肪酸モノ ェタノールァミ ド、 P0E 牛脂脂肪酸モノェタノールァミ ド ; 並びに アセチレングリ コーノレ、 P0E アセチレングリ コーノレ、 P 0E ラノ リ ン 、 P0E ラノ リ ンアルコール、 P0E ヒマシ油、 P0E 硬化ヒマシ油、 P0 E フィ トステロール、 P0E コ レスタノ一ノレ、 及び P0E ノニノレフエ二 ルホルムアルデヒ ド縮合物などが挙げられる。
前記保湿剤と しては、 グリセリ ン、 プロ ピレングリ コール、 1 , 3 —プチレングリ コール、 ソルビ トール、 乳酸ナ ト リ ウム、 ピロ リ ドンカルボン酸及びその塩、 などが挙げられる。
前記水溶性高分子と しては、 グァーガム、 クィーンシー ド、 ぺク チン、 ゼラチン、 キサンタ ンガム、 メチノレセノレロース、 ェチノレセノレ ロース、 ヒ ドロ キシェチノレセノレロース、 ヒ ドロ キシプロ ピノレセノレ口 ース、 カルポキシメチルセルロース及び塩、 アルギン塩、 ポリ ビニ ルアルコール、 カルボキシビュルポ リ マー、 ポリ アク リ ル酸ソーダ 、 ベン トナイ ト、 キチン . キ トサン誘導体、 ヒアルロ ン酸及び塩、 コラーゲン及びその誘導体などが挙げられる。
前記増粘剤と しては、 ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミ ド、 ラウ リ ン酸ジエタノールァミ ド、 ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド、 ポリ ォキシェチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールァミ ドなどが挙げ られる。
前記被膜剤と しては、 ポリ ビニルアルコール、 ポリ ビュルピロ リ ドン、 力チオンィヒセノレ口—ス、 カチオンィヒセノレ口ース、 シリ コーン などが挙げられる。
前記紫外線吸収剤と しては、 2 —ヒ ドロキシ一 4ーメ トキシベン ゾフエノ ン、 2—ヒ ドロキシ _ 4 —メ トキシベンゾフエノ ン一 5 _ スルホン酸及び塩、 ジヒ ドロキシジメ トキシベンゾフエノ ンなどの ベンゾフエノ ン誘導体、 パラアミ ノ安息香酸、 パラアミ ノ安息香酸 ェチルなどのパラアミ ノ安息香酸誘導体、 パラメ トキシ桂皮酸ェチ ル、 パラメ トキシ桂皮酸ィ ソプロ ピル、 パラメ トキシ桂皮酸ォクチ ル、 メ トキシ桂皮酸誘導体、 サリチル酸ォクチル、 サリチル酸フエ ニルなどのサリ チル酸誘導体、 ゥロカニン酸及び誘導体、 4—t e r t ーブチルー 4 ' ーメ トキシジベンゾィルメ タン、 2 一 (ヒ ドロキシ 一 5 ' —メチルフエニル) ベンゾト リ アゾール、 アン トラニル酸メ
チルなどが挙げられる。
前記消炎剤と しては、 グリチルリ チン酸及びその誘導体、 グリ チ ルレチン酸及びその誘導体、 アラン トイ ン、 酢酸ヒ ドロ コーチゾン 、 ァズレンなどが挙げられる。
前記金属封鎖剤と しては、 エチレンジアミ ン四酢酸及びナ ト リ ウ ム塩、 リ ン酸、 クェン酸、 ァスコルビン酸、 コハク酸、 ダルコン酸 、 ポリ リ ン酸ナ ト リ ウム、 メ タ リ ン酸ナ ト リ ウムなどが挙げられる 前記低級アルコールと しては、 エタノール、 プロ ピルアルコール 、 エチレングリ コール、 ジエチレングリ コールなどが挙げられる。 前記糖類と しては、 ブドウ糖、 乳糖、 白糖、 デンプン、 カルボキ シメチルデンプン、 シク ロデキス ト リ ンなどが挙げられる。
前記アミ ノ酸類と しては、 ァスパラギン酸及び塩、 ァラニン、 ァ ノレギニン、 リ ジン及び塩、 グリ シン、 シスチン、 スレオニン、 セリ ン、 メチォニンなどが挙げられる。
前記有機アミ ン類と しては、 モノエタノールァミ ン、 ジエタノー ルァミ ン、 ト リ エタノールァミ ン、 ジィ ソプロパノールアミ ン、 ト リ ェチルアミ ンなどが挙げられる。
前記合成樹脂ェマルジヨ ンと しては、 ポリ アク リル酸エステル共 重合体、 ポリ酢酸ビニルなどが挙げられる。
前記 pH調整剤と しては、 クェン酸、 塩酸、 硫酸、 リ ン酸、 水酸化 ナ ト リ ウム、 アンモニア、 などが挙げられる。
前記皮膚栄養剤と しては、 ビタ ミ ン A, B l, B 2 , Β 6 , Ε及 びその誘導体、 パン トテン酸及びその誘導体、 ビォチンなどが挙げ られる。
前記酸化防止剤と しては、 ビタミ ン Ε、 ジブチルヒ ドロキシ トル ェン、 プチルヒ ドロキシァニソール、 没食子酸エステル類などが挙
げられる。
酸化防止助剤としては、 ァスコルビン酸、 フィチン酸、 ケファ リ ン、 マレイン酸などが挙げられる。 しかし、 配合成分は、 前記の物 質に限定されるものではない。
本発明の化粧料を製造するには、 従来慣用の配合操作により、 所 望成分を混合すればよい。 実施例
下記実施例により本発明を具体的に説明するが、 本発明の範囲は これら実施例により限定されるものではない。
製造例 1 脂肪酸エステルを原料とするラウリ ン酸モノイソプロパ ノールアミ ドの製造
ラウリ ン酸メチル 214 gに、 イソプロパノールァミ ン 76 g及びナ ト リ ウムメ トキサイ ド l gを加え、 この反応系を加熱撹拌 (2. 7kPa 、 90°C、 6時間) しながら、 この反応系中に副生成したメタノール を減圧留去して、 ラウ リ ン酸イソプロパノールアミ ド 258 gを調製 した。
製造例 2 (脂肪酸を原料とするラウリ ン酸モノイ ソプロパノールァ ミ ドの調製)
ラウリ ン酸 200 gに、 イ ソプロパノールアミ ン 76 gを加え、 この 反応系を加熱撹拌(0. 3kPa〜33. 3kPa 、 150°C、 5時間) しながら、 この反応系から生成した水を減圧留去して、 ラウ リ ン酸ィソプロパ ノールアミ ド 258 gを調製した。
製造例 3 ( 2—ゥンデシルー 4ーメチルー 2 —ォキサゾリ ンの調製 一 )
製造例 1で製造したラウ リ ン酸モノイソプロパノールアミ ド 258 gを減圧しながら、 加熱撹拌 (26. 7kPa、 190°C、 4時間) した後、
反応系内の減庄度を上げて、 減圧蒸留を行い、 157〜158°C (0.5kPa ) の留分と して 2 —ゥンデシル一 4 —メチルー 2 _ォキサゾリ ンを 調製した (収量 97 g ) 。
<同定 >
前記ォキサゾリ ン化合物が 2 —ゥンデシル一 4ーメチルォキサゾ リ ンであることを
1 H— NMR及び赤外吸収分光法によ り確認した。
1 H—NMRスペク トルの測定には、 BRUKER製 AC250Pを使用し、 赤外吸 収スぺク トノレの根 I]定 こ ίま PERKIN ELMER製 FT— IR Spectrometer PARA GON 1000を使用した。
1 H— NMRスぺク トル (CDCL
3, 250MHz ) よ り 、 δ =0· 85〜0.90 (t ,3H,CH3CH
2) 、 1.17〜: L 20 (d,3H, OCHCCHg )) 、 1.25〜1.33 (m,16H,CH
3 (Ci^ )
8 ) 、 1.58〜: 1.64 (m,2H,CH
3 (CH
2 )
8 C 、 2.21〜2· 30 (m,2H,CH
3 (CH
2 )
9Cl2) 、 3.32〜3.95 (πι^Η,ΝΟΙ^ CH) 、 4.58〜4.72 (m, 1H, 0CH(CH
3 )) に吸収が認められ、 赤外吸収 スペク トル (液膜法) よ り、
1 ( V C - Η) 、 1650- 1670cm—
1 ( v C = N) 、 1170〜: !235cnT
1 ( v C - O ) に特性吸収が 認められた。
実施例 1 ポリオキシプロ ピレン (1.5) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノ ールァミ ド精製物の調製
製造例 1で製造したラウ リ ン酸モノイソプロパノールアミ ド 258 gに、 プロ ピレンォキサイ ド 87 gを添加してオー トクレーブに仕込 み、 120°Cで 3時間加熱撹拌してポ リ オキシプロ ピレン (1.5) ラ ゥリ ン酸イソプロパノールアミ ド含有反応系を調製した (収量 345 g ) 。 サンプリ ングしてォキサゾリ ン化合物の含有量を定量した。 、更にこのポリオキシプロ ピレン (1.5) ラウ リ ン酸イ ソプロパノ ールアミ ド含有反応系 100 gに、 5 %水酸化ナト リ ウム水溶液 10 g を添加して、 加熱撹拌 (80°C、 1時間) した。 その後、 この反応系 に、 水分含有率が 0.1%以下になるように減圧留去 (2.7kPa、 80°C
、 1時間) を施して、 低ォキサゾリ ン化したポリオキシプロ ピレン
(1.5) ラウ リ ン酸イ ソプロパノールアミ ドを得た。
実施例 2 (ポリ オキシプロ ピレン ( 3 ) ラウ リ ン酸イ ソプロパノー ルアミ ド精製物の調製)
製造例 2で製造したラゥ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド 258 g、 ナ ト リ ウムメ トキサイ ド l g、 及びプロ ピレンォキサイ ド 174 gを オー トク レーブに仕込み、 加熱撹拌 (120°C、 3時間) してポリ オ キシプロ ピレン ( 3 ) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ドを調製し た (収量 432 g ) 。 更に、 このポリ オキシプロ ピレン ( 3 ) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド含有反応系 100 gに 5 %水酸化ナ ト リ ゥム水溶液 10 gを添加して、 加熱撹拌 (80°C、 1時間) した。 その 後、 この反応系内に、 水分含有量が 0.1%以下となるよ うに、 反応 系に減圧留去 (2.7kPa、 80°C、 1時間) を施し、 低ォキサゾリ ン化 したポリオキシプロ ピレン ( 1 ) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールアミ ドを得た。
比較例 1 (未精製ポリ オキシプロ ピレン ( 2 ) ラウ リ ン酸モノイ ソ プロパノールァ ミ ドの調製)
製造例 1で製造したラゥ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド 258 g と 、 プロ ピレンオキサイ ド 116 g とをオー トク レーブに仕込み、 150 °Cで 3時間加熱撹拌してポリ オキシプロ ピレン ( 2 ) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールアミ ド含有反応混合物を調製した (収量 374g ) 。 比較例 2 (未精製ポリ オキシプロ ピレン (1.5) ラウ リ ン酸イ ソプ ロパノールアミ ドの調製)
製造例 1で製造したラウ リ ン酸イ ソプロパノールアミ ド 258 g と 、 プロ ピレンォキサイ ド 87 g とをオー トク レープに仕込み、 加熱撹 拌 (180°C、 3時間) してポリ ォキシプロ ピレン (1.5) ラウ リ ン酸 イ ソプロパノールアミ ド含有反応混合物を調製した (収量 345g )
実施例 3 (低ォキサゾリ ン化したポリ オキシプロ ピレン ( 2 ) ラウ リ ン酸イ ソプロパノールアミ ド精製物の調製)
比較例 1 で製造した未精製ポリオキシプロ ピレン ( 1 ) ラウ リ ン 酸イ ソプロパノールァミ ド 100 gに、 5 %水酸化ナ ト リ ゥム水溶液 10 g を添加して、 加熱撹拌 (80°C、 1時間) した。 その後、 この反 応系に、 水分含有量が 0. 1 %以下になるよ う に減圧留去 (2. 7kPa、 80°C、 1時間) を施して、 低ォキサゾリ ン化したポリ オキシプロ ピ レン ( 2 ) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ドを得た。
実施例 4 (低ォキサゾリ ン化したポリ オキシプロ ピレン ( 1 ) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド精製物の調製)
比較例 2で製造した未精製ポリ オキシプロ ピレン ( 1 ) ラウ リ ン 酸イ ソプロパノールアミ ド 100 gに、 5 %水酸化カ リ ウム水溶液 10 gを添加して、 加熱撹拌 (80°C、 1時間) した。 その後、 この反応 系に水分の含有量が 0. 1 %以下になるよ う に、 減圧留去 (2. 7kPa、 80°C、 1時間) を施して、 低ォキサゾリ ン化したポリ オキシプロ ピ レン ( 1 ) ラウ リ ン酸ィ ソプロパノールアミ ド精製物を得た。
実施例 5 (低温反応によるポリ オキシプロ ピレン (1. 5) ラウ リ ン 酸イ ソプロパノールァミ ドの調製)
製造例 1 で製造したラゥ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド 258 g と 、 プロ ピレンオキサイ ド 87 g とをオー トク レーブに仕込み、 加熱撹 拌 (100°C、 6時間) してポリオキシプロ ピレン (1. 5) ラウ リ ン酸 イ ソプロパノールアミ ド含有反応系を調製した (収量 345 g ) 。 比較例 2 (未精製ポリオキシプロ ピレン ( 1 ) ラウ リ ン酸イ ソプロ パノールァミ ドの調製)
製造例 1 において製造したラウ リ ン酸ィ ソプロパノールァミ ド 2 58 g と、 プロ ピレンォキサイ ド 58 g とをォー トク レープに仕込み、
180°Cで 3時間撹拌してポリオキシプロ ピレン ( 1 ) ラウリ ン酸ィ ソプロパノールアミ ド含有反応系を調製した (収量 316 g ) 。
試験
( 1 ) 分析
前記製造例 1, 2、 実施例 1〜 5及び比較例 1 〜 3の各々におい て得られた生成物をヒユーレッ ト · パッカー ド社製のガスク口マ ト グラフィに供し、 下記条件下に各成分の含量を測定した。
( G L C条件)
キャ リ アーガス : ヘリ ウム
カラム : ヒ ューレッ ト ' ノ、°ッカー ド社製キヤビラ リ 一力ラム ULTRA1
50m X 0. 2mm Χ 0. 33 μ
注入口温度 : 280°C
初期温度 : 100°C
昇温温度 : 10°C Z分
最終温度 : 300°C
分析結果を表 1に示す。
( 2 ) 保存安定性試験
実施例 1 〜 5及び比較例 1〜 3の界面活性剤の各々の保存安定性 を下記の方法で評価した。
(評価方法)
lOOmL ガラス製サンプルビンにふたをして 50°C恒温装置に 1ヶ月 保存したときの保存前と比べたときの 50°Cにおける色相 (APHA) の 変化を評価する。
〇 : 色相 (APHA) の変化量が 100以下である。
△ : 色相 (APHA) の変化量が 100よ り大きく 200以下である。
X : 色相 (APHA) の変化量が 200よ り大きい。
結果を表 1に示す。
( 3 ) 官能評価試験
実施例 1 〜 3及び比較例 1〜 4の界面活性剤の各々において下記 の方法で評価した。
(評価方法)
各試料につき、 20代から 40代の男女各 5名、 計 10名のパネラーに よ りにおいの官能評価を行った。 各試料を 25°C及び 50°Cの恒温槽に 1 日保存した後、 そのときのにおいについて評価し、 25°C及び 50°C においてもにおいがないものについては 5点、 25°Cではにおいがな いが、 50°Cではわずかににおいがするものについては 4点、 25°Cに おいてわず力、ににおい、 50°Cにおいてもわずかににおいがするもの については 3点、 25°Cにおいてわずかににおい、 50°Cにおいて明ら かににおいがするものについては 2点、 25°C及び 50°Cにおいて明ら かににおいがするものについては 1点とする。
◎ ; パネラーの評価点の平均が 4. 0以上
〇 : パネラーの評価点の平均が 3. 0以上 4. 0未満
△ : パネラーの評価点の平均が 2. 0以上 3. 0未満 ·
X : パネラーの評価点の平均が 2. 0未満
結果を表 1 に示す。
〔表 1〕
実施例 6 ~ 8及び比較例 4〜 7
実施例 6〜 8及び比較例 4〜 7 の各々において、 実施例 1で製造 されたポリオキシプロ ピレン (1. 5) ラウリ ン酸イ ソプロパノール アミ ドと、 製造例 1で製造されたォキサゾリ ンとを、 表 2に示す配 合比で混合し、 得られた混合物の色相及び保存安定性を前記試験方 法により試験した。
さらに、 各混合物のォキサゾリ ン含有率を、 下記高速クロマ トグ ラフィ法によ り測定した。
(測定条件) ポンプ : 日本分光製 PU— 980
カラムオーブン : 日本分光製 CO— 965
UV検出器 : UV—970
デガッサー : DG— 980— 50
カラム : GLサイエンス製 I ner t s i l 0DS-2 4. 6mm X 250mm
移動相 : ァセ トニ ト リル一 0. 03M リ ン酸水素ナト リ ゥム水溶液 ( pH= 2. 1) ( 50: 50)
流量 : 1 mL/min
サンプル量 : 20 μ L
力ラム温度 : 40°C—定
検出器 (検出波長) : UV検出器 (210nm)
試験測定結果を表 2に示す。
〔表 2〕
表 2によ り、 ォキサゾリ ン含有量測定法が高い信頼度を有するも のであることが確認された。
ポリオキシプロ ピレン脂肪酸ィソプロパノールァミ ド型非ィオン 性界面活性剤において、 弱い皮膚感作性がまれに認められることが あるが、 実施例 1〜実施例 5で製造された低ォキサゾリ ン化ポリォ キシプロ ピレン脂肪酸イソプロパノールアミ ドには全く皮膚感作性 が認められなかった。 これに対して実施例 4に対応する比較例 2の 未精製品においては、 軽度の皮膚感作が認められた。 このことから 、 本発明によりォキサゾリ ン化合物含有率を低減化することによ り
、 安全性の高い製品が得られることが確認された。
実施例 9及び比較例 8
実施.例 9及び比較例 8の各々において、 下記表 3に記載の組成の 液体洗浄剤を調製した。 . この液体洗浄剤の色相安定性及びにおいについて測定した。. その 測定結果を表 3に示す。
〔表 3〕
実施例 9の液体洗浄剤はすぐれた色相安定性を有し、 かつにおい の変化の少ないものである。
実施例 10
下記組成のコンディショニングシャンプーを調製した。
ラウリ ン酸アミ ドプロ ピルアミ ンォキシド 30 %溶液 16. 60 % N —ラウロイル一 N—メチル一 ァラニン
ナト リ ウム 30%溶液 23.30%
N—ラウロイルー j8—ァラニンナト リ ゥム 30%溶液 16.60% 実施例 1の製造物 3.00% カチオン化セノレ 口 ース 0.20% アラ ン トイ ン 0.80% メチノレ/ ラベン 0.20% プロピルパラベン 0.10% クェン酸 pH=6.2となる量 精製水 全量を 100%とする量 すべての成分を反応器に入れ、 80°Cまで撹拌下加熱し、 全体が均 一に溶解している事を確認して、 撹拌下 40°Cまで冷却し目的とする シャンプ一組成物を取り上げた。 40°C 3 ヶ月の加速試験でも色相、 臭いの変化は見られなかった。
実施例 11
下記組成のパール状シャンプーを調製した。
ラウリ ン酸アミ ドプロピル酢酸べタイ ン 30%溶液 26.60% N—ヤシ脂肪酸グルタミ ン酸 TEA塩 30%溶液 10.00% N—ラウロイルサルコシンナト リ ウム 30%溶液 20.00% 実施例 2の製造物 5.00% グリセリ ン 1.50% ピロタ トンオラミ ン 0.80% エチレングリ コ一/レジステアレー ト 1.50% メチルパラベン 0.20% プ口 ピルパラベン 0.10% クェン酸 ρΗ=7·0となる量 精製水 全量を 100%とする量
すべての成分を反応器に入れ、 80°Cまで撹拌下加熱し、 全体が均 一に溶解している事を確認して、 撹拌下 40°Cまで冷却し目的とする シャンプ一組成物を得た。 淡黄色パール光沢を有するシャンプ一組 成物となり、 本発明のポリォキシプロ ピレン脂肪酸ィ ソプロパノー ルァミ ドはパール光沢を付与させるのに有用な界面活性剤であるこ とが確認された。
実施例 12
下記組成の透明シャンプーを調製した。
ヤシ脂肪酸ァシルメチルタウリ ンナト リ ウム塩 30%溶液 12.5% ラウ リ ン酸アミ ドプロピル酢酸べタイン 30%溶液 12.5% P0E ( 2 ) ラウ リルエーテルサルフェート Na塩 25%溶液 30,0% 実施例 2の製造物 6.0% グリチルリ チン酸ジカリ ウム 0.1% クェン酸 pH=6.5とする量 メチルパラベン 0.1% 精製水 全量を 100%とする量 すべての成分を反応器に入れ、 80°Cまで撹拌下加熱し、 全体が均 一に溶解している事を確認して、 撹拌下 40°Cまで冷却し目的'とする シャンプー組成物を得た。 40°C 3 ヶ月の加速試験でも色相、 におい の変化は認められなかった。
実施例 13
下記組成のボディシャンプーを調製した。
P0E ( 2 ) ラウリルエーテルサルフェー ト Na塩 25%溶液 28% モノラウリルリ ン酸エステル Na塩 85%溶液 5.9% ヤシ脂肪酸 2.5% 実施例 2の製造物 6.0%
ト リエタノールァミ ン ρΗ=8· 7とする量 エチレングリ コ ーノレジステアレ 0.5% メチノレ/ ラベン 0.1% 精製水 全量を 100%とする量 すべての成分を反応器に入れ、 80°Cまで撹拌下加熱し、 全体が均 一に溶解している事を確認して、 撹拌下 40°Cまで冷却し、 目的とす るシャンプー組成物を得た。 40°C 3ヶ月の加速試験でも色相、 にお いの変ィ匕は認、められなかった。
実施例 14
下記組成の透明ゲル状洗浄剤組成物を調製した。
ラウ リ ン酸 7· 4% ミ リ スチン酸 8.5%
L—アルギニン 14.1% 実施例 1の製造物 5.00% グリチルリチン酸ジカ リ ウム 0.10% 精製水 全量を 100%とする量 すべての成分を反応器に入れ、 80°Cまで撹拌下加熱し、 全体が均 一に溶解している事を確認し 60°Cまで撹拌下冷却、 後に容器に移し 静置して 30°Cまで冷却した。 40°C 3ヶ月保存後でも形態は安定して おり、 着色は認められなかった。
実施例 15
下記組成の石鹼組成物を調製した。
石鹼チップ (含水率 13%) 96.9% 実施例 1の製造物 3.00% 酸化チタン 0.10%
すべての成分をミキサーに入れ、 混練り した後に、 3本ロールに 3回通し均一化した後、 押出し機に投入し、 石験パーを取り出し整 形した。 50°C 3ヶ月後でも、 石験チップのみで整形した物との色相 差は認められなかった。
実施例 16
下記組成の透明石鹼組成物を調製した。
牛脂脂肪酸ナト リ ウム 32. 0 ヤシ脂肪酸ナト リ ウム 8. 0 N—ココイ ノレーダノレタミン酸ナト リ ウム 2. 0 濃グリセリ ン 6. 0 白糖 10. 0 エタノーノレ 20. 0 実施例 1の製造物 1. 0 グリチルリチン酸ジ力リ ウム 0. 1 色素
水 20. 9 すべての成分をコンデンサー付きの反応器に入れ、 80°Cまで加熱 し均一に溶解したことを確認した後、 これを冷却固化し、 所定の大 きさと形状に切断した。 そして、 室温で約 40日間、 水とエタノール とを徐々に揮散させて乾燥した。 これによ り透明石鹼組成物が得ら れた。 実施例 2の製造物を配合することによ り泡質が小さくなるな どの使用感の面で改善できた。 実施例 1の製造物に代えて比較例 2 の製造物で同様に試作したところ、 泡質など感触については実施例 1 と同等であつたが、 40°C 3 ヶ月の加速試験では、 比較例 2の製造 物を用いたサンプルは黄色変色したのに対して、 実施例 13の透明石 鹼においては色相に変化が無かった。
産業上の利用可能性
本発明のポリオキシプロ ピレン脂肪酸ィソプロパノールァミ ン型 界面活性剤精製物は、 保存安定性が高く、 においの変化も少なく、 実用上有用なものである。 このような精製物は、 本発明方法によ り 効率よく製造することができる。 またこの精製物を含有する洗浄剤 組成物は、 着色やにおいの変化がなく、 保存安定性、 増粘性、 起泡 性、 起泡安定性、 乳化性、 分散性、 可溶化性などにおいて優れたも のである。