明 細 書 紙幣結束機 技術分 野
本発明は、 所定枚数の集積紙幣をテープにより結束するとともに、 その結束テ 一プに金種別のカラー印刷を行う機能を有する紙幣結束機に関する。 背景技術
従来から、 所定枚数 (通常 1 0 0枚) の紙幣を結束テープにより結束 (帯封) し、 束単位で取り扱えるようにするための紙幣結束機が用 、られている。
ところで、 紙幣結束機が用いられる巿場においては、 近時、 結束紙幣の金種を 結束テープで判別する動きがある。 その対応策として、 紙幣結束機のテープリー ル部に装填される結束テープについて、 金種ごとに赤、 黄、 緑等の色の異るテ一 プを用意することがなされていた。 すなわち、 結束すべき紙幣の金種が変更され る度に、 テープリール部に装填されているテープリールを取り外し、 結束すべき 紙幣の金種に対応する色のテープが卷かれたテープリールを装填するようになさ れていた。
この場合、 結束すべき紙幣の金種が変更される都度、 テープリール部のリール を交換することが余儀なくされる。 このため、 金種変更の少ない分野では実用化 をみても、 金種変更頻度の高い分野ではテープの交換回数が多くなり、 頗らわし い交換作業が強いられるとともに、 交換のために多くの時間を費すことになる。 そのため金種変更が頻繁に行われる市場では、 未だ実用化までには至っていない 現状におかれている。
このようなことから、 上記の問題点を解消することを目差して次のような方策 を思考した。
すなわち、 紙幣結束機のテープリール部に、 複数金種の紙幣に対し共通に使用 する (対応する金種が特定されない) テープを装填しておく。 そして、 テープリ 一/レ部から引き出されたテープを紙幣結束部へ向けてさらに引き出すテープ供給
P T/JP2003/010019 ール部から引き出されたテープを紙幣結束部へ向けてさらに引き出すテープ供給 通路上に、 テープに対して結束紙幣の金種に対応する色の金種別カラー印刷を行 う印刷機構を設ける。 これにより、 紙幣を結束するためのテープ送り時にテープ の表面に金種別カラー印刷を行うようにする。 以上のことを、 試作機によって試 みた。
ところで、 集積紙幣に巻き付けられるテープは、 結束工程の所定の時期に、 そ の先端がテープ供給通路の末端位置より突出した状態で位置される。 そして、 こ のテープは、 テープ供給通路の末端位置に臨むテープ挟持予定位置にあるテープ チャックで挟持される。 次に、 このテープチャックが、 テープの先端を挟持した まま、 紙幣結束部におかれる集積紙幣の周囲を周回する。 そして、 テープチヤッ クの周回の際に、 テープ供給通路に設けられているテープ搬送手段が、 テープに 所定量の弛みを保たせるための正転動作を行うことで、 テープが集積紙幣の周囲 に弛み状態で巻き付けられる。 次いで、 テープ搬送手段が逆転動作して、 集積紙 幣の周囲に卷き付いているテープの弛み分を巻き戻し、 テープを卷き締めるよう に作用する。
以上のことからも分かるように、 集積紙幣の結束工程では、 紙幣結束部へ送り 込まれるテープの長さは、 結束に必要とする長さに比べて著しく長いものとなつ てしまう。
そのため、 前述の試作機では、 ある金種に対応する色の金種別カラー印刷時に 、 次に結束する他の金種の紙幣に使用されるべきテープ域へも同じ金種を示す金 種別カラー印刷が施されてしまう。 そのため、 ここで金種変更が行われると、 金 種変更前の金種別カラー印刷が施された未使用のテープ域を、 鋏等を用いて人手 により切除し、 新たなテープ先端をテープ供給通路末端位置に位置させることが 必要となる。
このように、 上記試作機によっても、 金種変更時に、 金種変更前の金種別カラ 一印刷が施されたテープ域の切断除去と、 新たなテープ先端の位置合わせを行う 作業が加わるという問題点が生じた。
また、 仮に同一金種紙幣の結束が続く場合であっても、 前回の紙幣結束時に金 種別カラー印刷が行われたテープの未使用のテープ域に、 今回再び金種別カラー
印刷が行われることになる。 そのため、 印刷のずれが生じやすく、 結束後の紙幣 束の美感を損なうという問題があることが判明した。 発明の開示
本発明は、 紙幣の金種に応じて、 結束に要するテープ 所定の さ範囲のみに 的確に金種表示の印刷が行えるようにして、 金種変更時のテープ交換作業を全廃 し、 結束作業の効率化と紙幣束の金種表示ミスの発生を皆無とすることを課題と してなされたものである。
上記課題を解決する手段として本発明は、 集積紙幣が装填される結束空間を有 し、 装填された集積紙幣の周囲にテープを卷き付けて結束する紙幣結束部と、 卷 回状態のテープを保持するテープリール部と、 このテープリール部から引き出さ れるテープ域を前記紙幣結束部へ向けて供給するとともに、 その供給時の所定の 時期に引き出されたテープ域のうちテープ先端部位を前記紙幣結束部の結束空間 へ突出した状態で位置させるテープ供給通路と、 移動可能なテープチャックを有 し、 前記テープ供給通路の末端位置から前記結束空間へ突出しているテープ先端 部位をテープ挟持予定位置にある前記テープチヤックにより挟持するとともに、 該テープチヤックの移動によりテープを集積紙幣の周囲に卷き付けるテープ卷き 付け部と、 前記テープ供給通路に設けられ、 テープ先端部位挟持後の前記テープ チャックがテープを集積紙幣の周囲に卷き付ける際にそのテープに所定量の弛み を保つテープ送り用の正転動作、 および集積紙幣の周囲に巻き付けられるテープ の弛み部分を巻き戻して集積紙幣の周囲に卷き付けられる部分を卷き締める逆転 動作を行うテープ搬送手段と、 前記紙幣結束部に設けられ、 前記テープ搬送手段 の逆転動作により集積紙幣の周囲に卷き締めされたテープの後端部位の切断およ び熱接着を行うカツタ部および接着鏝部と、 を備えた紙幣結束機において、 '前記 テープリール部が、 複数金種の紙幣に共通して用いられる卷回状態のテープを保 持するとともに、 前記テープ供給通路の途中部に設けられ、 結束すべき紙幣の金 種に応じてテープ上にその金種に対応する金種別カラー印刷を行う印刷機構と、 前記テープ搬送手段と前記印刷機構とを制御する制御部と、 を更に備え、 前記制 御部は、 (a ) 前記紙幣結束部へ送り込まれる集積紙幣の結束に備えてテープ先
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PCT/JP2003/010019 端部位を前記テープ供給通路の末端位置より上流側のテープ供給通路の印刷用ス タート位置に位置させるとともに、 結束工程の開始と共にテープ先端部位を前記 印刷用スタート位置から前記紙幣結束部のテープ挟持予定位置へ向けて搬送し、
( b ) その搬送時および/または前記テープ搬送手段の正転動作時に、 前記印刷 機構により金種別カラー印刷を行わせ、 その印刷期間は結束された際の集積紙幣 の周囲最外側に位置するテープの略全域の印刷が可能となるテープ送り期間とし
( c ) テープカット後の次に使用すべきテープ域のテープ先端部位を、 前記テ ープ搬送手段の逆転動作により前記印刷用スタート位置に位置させ、 次回の印刷 に備えしめる、 ような制御を行う、 ことを特徴とする紙幣結束機を提供する。
上記 「印刷用スタート位置」 とは、 印刷モード時のテープ先端の位置を指し、 テープの送り方向略全域に印刷する場合は、 印刷用スタート位置は印刷機構近傍 の位置であり、 集積紙幣の最外側のテープ域のみに印刷する場合は、 印刷用スタ ート位置は印刷機構より所定寸法下流側 (紙幣結束部側) の位置となる。 なお、 印刷用スタート位置は印刷機構近傍とし、 印刷無しの状態で所定期間テープを送 つたのち最外側のテープ域の印刷を開始させる態様としてもよい。 また 「テープ 挟持予定位置」 とは、 テープチャックが一時停止する一位置で、 テープ先端の挟 持に備える位置であり、 テープでいえばテープ先端部位がテープ搬送路から紙幣 結束部側め結束空間へ突出した位置である。
また、 本発明は、 結束すべき集積紙幣が人手により装填される結束空間を有し
、 装填された集積紙幣の周囲にテープを卷き付けて結束する紙幣結束部と、 巻回 状態のテープを保持するテープリール部と、 このテープリール部から引き出され るテープ域を前記紙幣結束部へ向けて供給するとともに、 その供給時の所定の時 期に引き出されたテープ域のうちテープ先端部位を前記紙幣結束部の結束空間へ 突出した状態で位置させるテープ供給通路と、 移動可能なテープチャックを有し 、 前記テープ供給通路末端位置から前記結束空間へ突出しているテープ先端部位 をテープ挟持予定位置にある前記テープチヤックにより挟持するとともに、 該テ ープチャックの移動によりテープを集積紙幣の周囲に卷き付けるテープ卷き付け 部と、 前記テープ供給通路に設けられ、 テープ先端部位挟持後の前記テープチヤ ックがテープを集積紙幣の周囲に巻き付ける際にそのテープに所定量の弛みを保
つテープ送 用の正転動作、 および集積紙幣の周囲に巻き付けられるテープの弛 み部分を卷き戻して集積紙幣の周囲に巻き付けられる部分を卷き締める逆転動作 を行うテープ搬送手段と、 前記紙幣結束部に設けられ、 前記テープ搬送手段の逆 転動作により集積紙幣の周囲に巻き締めされたテープの後端部位の切断および熱 接着を行うカツタ部および接着鏝部とを備えた紙幣結束機において、 前記テープ リール部が、 複数金種の紙幣に共通して用いられる卷回状態のテープを保持する とともに、 前記テープ供給通路の途中部に設けられ、 結束すべき紙幣の金種に応 じてテープ上にその金種に対応する金種別カラー印刷を行う印刷機構と、 結束す べき集積紙幣の金種を自動または手動で入力する金種入力手段と、 この金種入力 手段による金種入力に基づいて前記テープ搬送手段と前記印刷機構とを制御する 制御部と、 を更に備え、 前記制御部は、 (a ) 前記紙幣結束部へ送り込まれる集 積紙幣の結束に備えてテープ先端部位を前記テープ供給通路の末端位置より上流 側のテープ供給通路の印刷用スタート位置に位置させるとともに、 結束工程の開 始と共にテープ先端部位を前記印刷用スタ一ト位置から前記紙幣結束部のテープ 挟持予定位置へ向けて搬送し、 (b ) その搬送時おょぴ Zまたは前記テープ搬送 手段の正転動作時に、 前記印刷機構により金種別カラー印刷を行わせ、 その印刷 期間は結束された際の集積紙幣の周囲最外側に位置するテープの略全域の印刷が 可能となるテープ送り期間とし、 (c ) テープカット後の次に使用すべきテープ 域のテープ先端部位を、 前記テープ搬送手段の逆転動作により前記印刷用スター ト位置に位置させ、 次回の印刷に備えしめる、 ような制御を行う、 ことを特徴と する紙幣結束機を提供する。
また、 本発明は、 特定金種の紙幣が所定枚数集積される集積部と、 この集積部 に集積された集積紙幣が送り込まれて装填される結束空間を有し、 装填された集 積紙幣の周囲にテープを巻き付けて結束を行う紙幣結束部と、 前記集積部に所定 枚数の紙幣が集積され、 かつ前記紙幣結束部が紙幣の結束準備状態に至ったとき 、 前記集積部の紙幣を挟持状態で前記紙幣結束部へ送り込む紙幣挟持搬送機構と 、 巻回状態のテープを保持するテープリール部と、 このテープリール部から引き 出されるテープ域を前記紙幣結束部へ向けて供給するとともに、 その供給時の所 定の時期に引き出されたテープ域のうちテープ先端部位を前記紙幣結束部の結束
空間へ突出した状態で位置させるテープ供給通路と、 軸を中心に回転可能なテー プチヤックを有し、 前記テープ供給通路の末端位置から前記結束空間へ突出して いるテープ先端部位をテープ挟持予定位置にある前記テープチャックにより挟持 するとともに、 前記テープチヤック力 集積紙幣が前記紙幣結束部へ送り込まれ て装填される紙幣待機位置まで回転して停止し、 その後、 装填された集積紙幣の 周囲にテープを卷き付けるよう回転するように構成されたテープ巻き付け部と、 前記テープ供給通路に設けられ、 テープ先端部位挟持後の前記テープチヤックが テープを集積紙幣の周囲に巻き付ける際にそのテープに所定量の弛みを保つテー プ送り用の正転動作、 および集積紙幣の周囲に卷き付けられるテープの弛み部分 を巻き戻して集積紙幣の周囲に卷き付けられる部分を巻き締める逆転動作を行う テープ搬送手段と、 前記紙幣結束部に設けられ、 前記テープ搬送手段の逆転動作 により集積紙幣の周囲に卷き締めされたテープの後端部位の切断および熱接着を 行うカツタ部および接着鏝部と、 を備えた紙幣結束機において、 前記テープリー ル部が、 複数金種の紙幣に共通して用いられる卷回状態のテープを保持するとと もに、 前記テープ供給通路の途中部に設けられ結束すべき紙幣の金種に応じてテ ープ上にその金種に対応する金種別カラー印刷を行う印刷機構と、 前記テープ搬 送手段と、 前記印刷機構と、 前記テープ巻き付け部と、 前記カツタ部および接着 鏝部とを制御する制御部と、 を更に備え、 前記制御部は、 (a ) 前記紙幣結束部 へ送り込まれる集積紙幣の結束に備えてテープ先端部位を前記テープ供給通路の 末端位置より上流側のテープ供給通路の印刷用スタート位置に位置させるととも に、 結束工程の開始と共にテープ先端部位を前記印刷用スタート位置から前記紙 幣結束部のテープ挟持予定位置へ向けて搬送し、 (b ) その搬送時および Zまた は前記テープ搬送手段の正転動作時に、 前記印刷機構により金種別カラー印刷を 行わせ、 その印刷期間は結束された際の集積紙幣の周囲最外側に位置するテープ の略全域の印刷が可能となるテープ送り期間とし、 (c ' ) 前記テープ巻き付け部 のテープ挟持予定位置から紙幣待機位置への移動、 この紙幣待機位置での集積紙 幣の送り込み、 集積紙幣送り込み後の前記テープ巻き付け部によるテープの卷き 付け、 テープ巻き付け後のテープ卷き締め、 および卷き締めされたテープ域のテ ープカットの後、 次回の結束に使用すべきテープ域のうちテープ先端部位を、 前
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PCT/JP2003/010019 記テープ搬送手段の逆転動作により前記印刷用スタート位置に位置させ、 次の印 刷に備えしめる、 ような制御を行う、 ことを特徴とする紙幣結束機を提供する。
なお、 ここにおいて、 テープ搬送手段としてはローラ構造、 ベルト構造、 また はその併用等適宜選択することができる。 またテープ搬送手段として正逆駆動の ローラとするほ力、 正転送りローラ (逆回転時にはワンウェイクラッチでフリー ) と逆転送りローラ (正転時にはワンウェイクラッチでフリー) とを用いるよう にしてもよい。
また、 本発明は、 特定金種の紙幣がそれぞれ所定枚数集積される複数の集積部 と、 これらの集積部のいずれかに集積された集積紙幣が送り込まれて装填される 結束空間を有し、 その集積紙幣の周囲にテープを卷き付けて結束を行う紙幣結束 部と、 前記集積部の少なくとも 1つに所定枚数の紙幣が集積され、 かつ前記紙幣 結束部が紙幣の結束準備状態に至ったとき、 前記集積部の紙幣を挟持状態で前記 紙幣結束部へ送り込む紙幣挟持搬送機構と、 卷回状態のテープを保持するテープ リール部と、 このテープリ一ル部から引き出されるテープ域を前記紙幣結束部へ 向けて供給するとともに、 その供給時の所定の時期に引き出されたテープ域のう ちテープ先端部位を前記紙幣結束部の結束空間へ突出した状態で位置させるテー プ供給通路と、 軸を中心に回転可能なテープチヤックを有し、 前記テープ供給通 路の末端位置から前記結束空間へ突出しているテープ先端部位をテープ挟持予定 位置にある前記テープチヤックにより挟持するとともに、 前記テープチヤックが 、 集積紙幣が前記紙幣結束部へ送り込まれて装填される紙幣待機位置まで回転し て停止し、 その後、 装填された集積紙幣の周囲にテープを巻き付けるよう回転す るように構成されたテープ巻き付け部と、 前記テープ供給通路に設けられ、 テー プ先端部位挟持後の前記テープチャックがテープを集積紙幣の周囲に巻き付ける 際にそのテープに所定量の弛みを保つテープ送り用の正転動作、 および集積紙幣 の周囲に巻き付けられるテープの弛み部分を巻き戻して集積紙幣の周囲に卷き付 けられる部分を卷き締める逆転動作を行うテープ搬送手段と、 前記紙幣結束部に 設けられ、 前記テープ搬送手段の逆転動作により集積紙幣の周囲に卷き締めされ たテープの後端部位の切断および熱接着を行う力ッタ部および接着鏝部と、 を備 えた紙幣結束機において、 前記テープリール部が、 複数金種の紙幣に共通して用
麵麵 019 いられる卷回状態のテープを保持するとともに、 前記テープ供給通路の途中部に 設けられ結束すべき紙幣の金種に応じてテープ上にその金種に対応する金種別力 ラー印刷を行う印刷機構と、 前記集積部の少なくとも 1つに所定枚数の紙幣が集 積され、 力つ前記紙幣結束部が集積紙幣の結束準備状態に至ったことに基づいて 、 前記テープ搬送手段と、 前記印刷機構と、 前記テープ巻き付け部と、 前記カツ タ部および接着鏝部とを制御する制御部と、 を更に備え、 前記制御部は、 (a ) 前記紙幣結束部へ送り込まれる集積紙幣の結束に備えてテープ先端部位を前記テ ープ供給通路の末端位置より上流側のテープ供給通路の印刷用スタート位置に位 置させるとともに、 結束工程の開始と共にテープ先端部位を前記印刷用スタート 位置から前記紙幣結束部のテープ挟持予定位置へ向けて搬送し、 (b ) その搬送 時および Zまたは前記テープ搬送手段の正転動作時に、 前記印刷機構により金種 別力ラ一印刷を行わせ、 その印刷期間は結束された際の集積紙幣の周囲最外側に 位置するテープの略全域の印刷が可能となるテープ送り期間とし、 (c ' ) 前記テ ープ巻き付け部のテープ挟持予定位置から紙幣待機位置への移動、 この紙幣待機 位置での集積紙幣の送り込み、 集積紙幣送り込み後の前記テープ巻き付け部によ るテープの巻き付け、 テープ巻き付け後のテープ卷き締め、 およぴ卷き締めされ たテープ域のテープカツトの後、 次回の結束に使用すべきテープ域のうちテープ 先端部位を、 前記テープ搬送手段の逆転動作により前記印刷用スタート位置に位 置させ、 次回の印刷に備えしめる、 ような制御を行う、 ことを特徴とする紙幣結 束機を提供する。
以上の各紙幣結束機において、 '前記印刷機構は、 前記テープ供給通路に位置す るテープの表裏面の一方側に回転可能に設けられた回転ディスクと、 この回転デ イスクに対してそれぞれ自転可能に軸支されて同一円周上に配置された複数の金 種別力ラースタンプローラと、 前記テープ供給通路に対し進退動可能に設けられ 、 前記テープ供給通路に位置するテープの一面側に前記スタンプローラの一つが 位置するとき、 該ローラに対しテープを押圧させる圧胴ローデとを有するように 構成することができる。
なお、 印刷機構はィンクジエツトプリンタで構成することもできる。 また、 印 刷機構による金種表示印刷は、 連続または断続する色彩線、 文字、 模様等、 適宜
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PCT/JP2003/010019 な表示形態を選択することができる。
以上のように、 本発明の紙幣結束機は、 結束すべき集積紙幣の金種を表示する 結束テープへの印刷を結束に先立って行うようにしている。 このため、 結束すベ き紙幣の変更に対しても、 その都度結束テープを交換する必要がなくなる。 した がって、 集積紙幣を手挿入する紙幣結束機、 あるいは多金種の選別計数機能を有 する紙幣結束機等への搭載が可能となり、 金種表示の印刷を伴う紙幣結束の高能 率化を図ることができる。
また集積紙幣の結束時には、 1束分のテープ長のみに金種表示印刷を施すこと が可能となるの。 このため、 金種変更時において、 テープ上に前回結束した金種 の印刷が一部残って金種表示が入り交じるといったことがなく、 明確な金種表示 を実現することができる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明による紙幣結束機の第 1実施形態の外観斜視図。
図 2は、 同、 内部構造を示す正面図。
図 3は、 同、 紙幣の結束状況を示す正面図。
図 4は、 同、 印刷機構部分を取り出して示す斜視図。
図 5は、 図 4の印刷機構によりテープに印刷される金種表示の例示図。
図 6は、 図 2におけるテープのチヤックを示す側面図。
図 7は、 図 6のチャックに.おける第 1挟持片を示す (A) 側面図および (B ) 平面図。
図 8は、 同、 第 2挟持片を示す (A) 側面図および (B ) 平面図。
図 9は、 図 2の具体的構成例を示す正面図。
図 1 0は、 同、 側面図。
図 1 1は、 図 9における移動枠体部分の正面図。
図 1 2は、 同、 側面図。
図 1 3は、 図 1 1および図 1 2における第 1押圧体およびカツタ部分を取り出 して示す側面図。
図 1 4は、 同、 接着鏝部の正面図。
図 1 5は、 同、 制御プロック図。
図 1 6は、 図 2における印刷機構をインクジエツトプリンタとした場合の図 2 相当図。
図 1 7は、 インクジエツトプリンタによるテープへの金種表示印刷の例示図。 図 1 8は、 本発明による紙幣結束機の第 2実施形態の内部構造を示す正面図。 図' 1 9は、 同、 制御プロック図。
図 2 0は、 同、 結束動作図。
図 2 1は、 同、 結束動作図。
図 2 2は、 同、 結束動作図。
図 2 3は、 紙幣結束機の第 3実施形態を示す概要図。
図 2 4は、 同、 制御プロック図。
図 2 5は、 (A) テープ長と印刷長の関係、 および (B ) 結束状態と無印刷域 の関係を示す図。 発明を実施するための最良の形態
以下、 図面に示す本発明を実施の形態を説明する。
図 1〜図 1 4は本発明の第 1実施形態を示すもので、 図 1はその外観を、 図 2 はその概要の正面図を示しており、 基本形態としては、 偏平状をなす外筐 1の前 面に横長に開口された開口部 2から集積紙幣 Pを人手によりその長手方向に挿入 して結束する形態とされている。
この実施形態においては、 紙幣結束部 G!は集積紙幣 Pの周囲をテープが周回し て巻き付ける構成となっており、 下記の構成を備えている。 すなわちテープ T端 を挟持して集積紙幣 Pに巻き付けるためのテープチャック 3 (以下チャックと略 称する) の旋回機構は無端ベルト 4により構成され、 この無端ベルト 4にはタイ ミングベルトが用いられていて、 外筐 1の前記開口部 2の内方に横長短形配置と された 4個の歯付きプーリー 5, 6, 7 , 8に卷装され、 その一つのプーリー 5 が正逆駆動のモータ (図 1 5のモータ群 M xの 1つ) により正転時に無端ベル ト 4が図 2に矢印で示す方向に周回されるようになっている。
前記無端ベルト 4で囲まれた空間のうち結束空間 1 A (詳細は後述する) 内に
は、 集積紙幣 Pを水平姿勢で揷入方向 (図 2の紙面に対し裏面方向) を長手方向 として載置する載置台 9が固設され、 この載置台 9はステンレス鋼板等の薄い金 属板からなっていて集積紙幣 Pの紙面より一周り小さい平面形状を有し、 その奥 端には集積紙幣 Pの挿入位置 (長手方向背部位置) を定めるストッパ (図示省略 ) と挿入幅方向を定める規制板 (図示省略) とが設けられている。 ' 前記無端ベルト 4にはテープ Tの先端を挟持する前記のチヤック 3が支持され ており、 このチャック 3の周回車 Λ跡の内側が前記結束空間 1 Aとなる。
また、 チャック 3、 無端ベルト 4、 後述のチャック 3の開閉機構等によりテー プ卷き付け部を構成している。
前記外筐 1側には、 図 2、 図 3に模式的に示すように、 前記载置台 9の集積紙 幣 Pを载置する面とは反対側の面 (以下裏面という) に対向して、 テープ Tの 2 点を載置台 9の裏面に押し付けて保持するテープ押圧手段としての第 1押圧体 1 1および第 2押圧体 1 2が前記载置台 9の裏面に向けて進退移動自在に設けられ ている。
また前記第 1押圧体 1 1の側面にそってテープカツタ 1 0が、 このカツタ 1 0 と前記第 2押圧体 1 2との間に接着こて 1 3がそれぞれ載置台 9の裏面に向けて 進退移動自在に設けられている。
以上が紙幣結束部 G iの構成である。
前記無端べノレト 4の外側方にはテープ Tの繰り出しおよぴ卷き締めを行ぅテー プリール部 1 4が配置されている。 このテープリール部 1 4は、 回転自在に支持 される回転板 1 4 aと、 その中心位置に立設される軸 1 5とを有し、 テープリー ノレ 1 6は軸 1 5に中心孔が嵌合されてリール端縁が回転板 1 4 aに支持され、 ま たテープリー/レ 1 6から卷き出されるテープ Tを搬送するローラ群からなるテー プ供給搬送系 1 7を具え、 末端の一対のローラ 1 8, 1 8間からテープ供給通路 2 0の末端を通じてテープ Tの先端を定位置におかれるチャック 3に向けて給送 するようになつている。 なおテープ供給搬送系 1 7とテープ供給通路 2 0の詳細 は後述する。
前記テープ供給搬送系 1 7の途中域に印刷機構 2 1が配設されている。
この印刷機構 2 1は、 図 4、 図 5に取り出して示しているように、 軸 2 2を中
心に回転自在に支持された回転ディスク 2 3と、 この回転ディスク 2 3の一側面 の同一円周上に自転 ·公転自在に軸支された複数 (図では 6個) の各色別のカラ 一スタンプローラ 2 4 , 2 4…と、 前記途中域を通るテープ Tを挟んで前記カラ 一スタンプローラ 2 4, 2 4…の一つと対向し、 テープ Tを当該カラースタンプ ローラ 2 4に押圧させるべく軸 2 5を支点に揺動するアーム 2 6に軸支された圧 胴ローラ 2 7とで構成されている。
前記カラースタンプローラ 2 4は、 図示の例ではその周面に 2つの大径部 2 4 a , 2 4 aを有し、 前記圧胴ローラ 2 7でテープ Tが押し付けられたときテープ Tに図 5に示すように 2条のカラーライン L, L (実線図示) が印刷され、 1束 分のテープ長に印刷がなされると、 圧胴ローラ 2 7がテープ Tから離反したとき は無印刷の余白部 2 8が形成されるようになっている。
印刷されたテープ Tは、 紙幣束へのテープ卷きつけ時の緊縛時にカツタ 1 0で 切断されるが、 その切断位置が図 5の Z線である。
その次の結束工程では、 テープ Tの先端は上記 Z線の位置となり、 この Z線が 後述のセンサ S t , S i位置であって、 この Z線よりテープ Tの送り方向に僅かの 余白部 2 8 (センサ と圧胴ローラ 2 7との間の距離分の余白) をおいて 次の印刷 (1点鎖線で示す 2条のカラーライン L , L ) が行われる。 .
なおこの実施例では、 図 5において印刷最終位置 (Z線位置) と次の印 開始 ラインとの間にテープ Tの送り方向の前記余白部 2 8が存在するが、 この実施例 では紙幣の周囲に 1 . 3卷き程度の巻きつけを行うテープ長であり、 この余白部 2 8はテープ 2卷き部位の内側に位置するので支障がないことになる。
必要によりテープ Tの先端をセンサ S i, S i位置から圧胴ローラ 2 7位置へ戻 すようにして印刷を開始させるようにしてもよい。 その場合には、 図 5において 次の結束工程では印刷はテープ T先端の Z線から開始されることになる。
結束工程のテープ切断前においては、 図 5の Z線の後方に非常に長い余白部 2 8が形成される力 S、 紙幣の結束のためにテープ Tが図において左方へ引き戻され 、 その結果図 5では僅かの余白部 2 8をおいて次の結束工程の印刷が行われるこ とになる。
前記圧胴ローラ 2 7のテープ Tへの離接動は、 前記アーム 2 6の中間位置にソ
レノイド 29のプランジャ 29 aが連結され、 ソレノイド 29の解磁時に引張り パネ 26の付勢力で圧胴ローラ 27が進出し、 励磁時に退去するように構成され ている。
前記テープ供給搬送系 1 7は、 テープ Tの搬送方向下流側から上流側にかけて 設けられたローラ 18, 18, 19, 19, 19, , 19' , 19" , 19" , 30, 30, 3 1, 31, 32, 32, 32' , 32' , 33, 34で構成され ている。
これらのローラ群のうち、 ローラ 18, 18, 19, 19, 19, , 19, , 19" , 19" , 30, 30, 31, 31は周速が等しく設定され、 駆動指令信 号により正転または逆転駆動される。 ローラ 32, 32, 32' , 32' は、 各 ワンウェイクラッチを介して前述の駆動ローラ群と連動されるようになっており 、 正転時のみ駆動ローラ群と等しい周速でテープ送り方向に回動され、 逆転時は ワンウェイクラッチを介して回転が阻止される。
またローラ 33, 34は自由回転口 ラであり、 特にローラ 33, 34はそれ ぞれローラ 30, 30, 31, 31間、 および ーラ 31, 31, 32, 32間 に位置し、 テープ Tの引き出し時の弛みをテープ引き戻し時に吸収するため、 さ らにはテープ Tの切断後のテープ引き戻し時に弛みを吸収するために矢印方向に 移動自在に配設されている。
前記ローラ 33, 34は各移動機構 (図示せず) に支持され、 テープ Tのロー ラ 18, 18, 1 9, 19, 19' , 19' , 1 9" , 19" , 30, 30によ る巻き戻し量に対応する各分担量分を緊張させるように移動する。 そして次の結 束工程でテープ Tの送出時にその送出動作に合わせて図 2の実線位置に戻される 前述のローラ 18, 18, 1 9, 1 9, 1 9' , 1 9' , 19", 19", 3 0, 30, 31, 31, 32, 32, 32, , 32, はモータ Mx (図 15のモ ータ群の 1つ) で駆動されるが、 その駆動に関しては次のようになっている。 上記ローラ群のうちローラ 18, 18, 19, 19, 19' , 1 9' とモータ Mxとの間には電磁クラッチ (1) (図示せず) が介在され、 ローラ 19", 1 9", 30, 30, 31, 31, 32, 32, 32, , 32' と前記モータ Mx
JP2003/010019
14 との間には電磁クラッチ (2) (図示せず) が介在されている。
これは印刷モード時におけるローラ 18, 18, 19, 19, 19' , 19, , 1 9" , 19" , 30, 30, 31, 31, 32, 32, 32' , 32 ' の駆 動を考慮したもので、 印刷無しモード時は、 モータ Mxの正転駆動、 逆転,駆動時 に電磁クラッチ (1) および (2) を同時に作動状態とすればよい。
ところが印刷モード時の印刷動作中は圧胴ローラ 27がテープ Tの圧胴ローラ 27部位を撓ませることにより、 そのためにローラ 18, 18, 19, 1 9, 1 9, , 1 9, は停止状態においてローラ 19" , 19" , 30, 30, 3 1, 3 1, 32, 32, 32' , 32' をその弛み達成のための所定量だけテープ Tを 送る必要がある。
それ故、 圧胴ローラ 27がテープ Tをカラースタンプローラ 24に押しつける とき、 モータ Mxと電磁クラッチ (2) が作動状態となり、 まずローラ 1 9" , 19" , 30, 30, 31, 31, 32, 32, 32, , 32 ' が所定量テープ Tを送り、 圧胴ローラ 27がテープ Tをカラースタンプローラ 24に押圧させる その後、 電磁クラッチ (1) (図示せず) が作動状態となり、 ローラ 18, 1 8, 19, 19, 19' , 19' も口一ラ 19" , 19" , 30, 30, 31 , 31, 32, 32, 32' , 32' と等周速で正転駆動され、 テープ Tの送りが 行われる。 またテープ Tの送り途中で紙幣束 1束分の印刷が終り、 圧胴ローラ 2 7が退去するとき、 それまでに圧胴ローラ 27が形成したテープ Tの橈みをなく して緊張させる必要がある。
そのためローラ 18, 1 8, 19, 19, 19' , 19, の正転駆動時 (モー タ Mxと電磁クラッチ (1) の作動状態) において、 圧胴ローラ 27の退避作動 に合わせて電磁クラッチ (2) を一時的に非作動とし、 ローラ 19" , 1 9" , 30, 30, 3 1 , 31 , 32, 32, 32' , 32' を一時停止させる。
その結果、 テープ Tの圧胴ローラ 27の部分の撓みが解消されてテープ Tを緊 張させる。 その直後に電磁クラッチ (2) が作動状態に復帰し、 ローラ 18, 1 8, 1 9, 1 9, 1 9' , 19, と等周速でローラ 19" , 19" , 30, 30 , 3 1, 31, 32, 32, 32' , 32' が正転駆動され、 テープ Tの送りが
続けられる。
なお、 テープ Tの先端が図 2において解放状態のチャック 3へ揷入された段階 でテープ Τの送りは一時停止する。 これはチャック 3によりテープ Τの先端を挟 持する動作を行うためであり、 モータ Μχが駆動状態での電磁クラッチ (1) 、 (2) による一時的な不作動によりローラ 18, 18, 19, 19, 19' , 1 9 ' , 19" , 19" , 30, 30, 31, 31, 32, 32, 32' , 32 ' が一時停止されることによる。
そのとき、 圧胴ローラ 27もテープ Τの押圧を解き、 テープ Τの面から退避す る。 これはテープ Τが停止状態において圧胴ローラ 27がテープ Τをカラースタ ンプローラ 24に押圧しているとテープ Τの面にインクが滲み出ることを防ぐだ めである。
この圧胴ローラ 27のテープ Τ面からの退避時には、。圧胴ローラ 27域のテー プ Τは弛み状態のままであり、 圧胴ローラ 27のその後の進出に合わせて電磁ク ラッチ (1) および (2) が作動状態になると、 モータ Μχは駆動状態のままで ある故、 ローラ 18, 18, 19, 1 9, 19' , 19' , 19", 1 9", 3 0, 30, 31, 31, 32, 32, 32, , 32, が正転駆動される。
このようにテープ Τの先端がチャック 3に挟持されるときのテープ Τの一時停 止、 チャック 3のテープ Τ挟持後のテープ送り時は、 電磁クラッチ (1) 、 (2 ) の不作動■作動のタイミングをずらせる必要はない。
テープ Τの搬送手段の詳細は以上の通りであるが、 以後の説明においては便宜 上ローラ 18, 18等の正転駆動および圧胴ローラ 27によるテープ Τ面のカラ 一スタンプローラ 24への押圧により印刷が開始され、 圧胴ローラ 27のテープ Τ面からの退避移動で印刷が終了することとする。
以上のテープ供給搬送系 17が本発明でいうテープ搬送手段に相当する。 前記ローラ 30, 30からその下流のローラ 18, 18直後の位置 (第 1押圧 体 1 1の直前位置) にわたつてテープ Τの表裏面をガイドする通路ガイド 2 OA (ローラ 1 9, 19からローラ 18, 18直後の末端位置までは図示しているが 、 他は図示省略) が設けられ、 テープ供給搬送系 17と通路ガイド 20A、 第 1 押圧体— 1 1、 さらには後述のセンサ Si, Si等によりテープ供給通路 20を構成
している。 そして図 2の第 1押圧体 1 1の右側面 (テープカツタ 10の移動面) がテープ供給通路 20の末端となる。
上記センサ Si, は、 ローラ 19, , 19' とローラ 1 9, 19との間で口 ーラ 19, , 1 9, 直後の位置に配設され、 テープ Tの存否を検知するものであ る。
前記チャック 3は、 図 6〜図 8に示すように第 1挟持片 35と第 2挟持片 36 とで鋏状に構成され、 これら挟持片 35, 36はその軸受部 37, 38がピン 3 9により枢支されていて第 1挟持片 35の基部 35 aが前記無端ベルト 4に固着 され、 その挟時端 35 b, 36 bが無端ベルト 4で囲まれた結束空間 1 Aの内方 へ向け該無端ベルト 4に対し直角に突出されている。
前記第 1挟持片 35の挟持端 35 bは、 図 7にみられるようにその長手方向に 長孔状の窓孔 40を有し、 他方の第 2挟持片 36の挟持端 36 bは図 8にみられ るように前記窓孔 40に可及的密に嵌合し得る細長形状とされていて、 両挟持端 35 b, 36 b間でテープ Tを挟持したときテープ Tが凹字状に曲げられて外れ にくいように形成されている。 なお前記第 1、 第 2挟持片 35, 36間にはバネ (図示省略) が掛けられていて、 第 2挟持片 36が第 1挟持片 35に対し常時閉 方向に付勢されている。
前記チャック 3の開閉機構は、 図 9にみられるようにソレノィド 41の励磁、 解磁により軸 42を中心に揺動する摇動レバー 43の水平方向の先端 43 aが前 記チャック 3の前記第 2挟持片 36の基部 36 aの下面に当接するようになって おり、 ソレノィド 41の励磁により揺動レバー 43の先端 43 aが第 2挟持片 3 6の基部 36 aを押動したときその挟持端 36 bが下方へ揺動して両挟持片 35 , 36の挟持端 35 b, 36 b間が開き、 ソレノイド 41の解磁により第 2挟持 片 36の挟持端 36 bがパネの作用で上方へ揺動して挟持端 35 b, 36 b間が 閉じられてテープ Tを挟持するようになっている。
上記チャック 3の開閉時期は、 チャック 3がスタート位置 A (図 2示) と卷き 終り位置 E (図 3示) にあるとき前記摇動レバー 43によりテープ T端を挟持ま たは解放動作させるように設定されている。
前記第 1、 第 2押圧体 1 1, 12、 カツタ 10、 接着とて 13は、 図 11に示
すようにいずれも載置台 9の裏面に向けて進退移動する移動枠体 4 4に具えられ 、 それぞれが移動枠体 4 4に単独で進退移動自在に支持されている。
前記移動枠体 4 4は、 外筐 1内に設置された 2本のガイドロッド 4 5, 4 5を ガイドとして上下方向に移動されるもので、 図示しないモータ (図 1 5のモータ M Xの 1つ) により作動する上下駆動機構 (実際はカムを用いているが、 図示省 略) により所定のストロークにわたり上下移動される。
前記第 1押圧体 1 1はスタート位置 Aにおかれるチャック 3からみて図におい て左側に位置し、 第 2押圧体 1 2は同右方向に位置していて、 前記第 1押圧体 1
1の先端 1 1 aは図 1 1に示すように前記第 2押圧体 1 2の先端 1 2 aより若干 上方に突出した状態におかれ、 この第 1押圧体 1 1の先端 1 1 a近くにはテープ Tが通るテープ揷通孔 4 6が形成されている。
前記第 1、 第 2押圧体 1 1 , 1 2の後端には圧縮パネ 4 7 , 4 8が当接されて いて各押圧体 1 1, 1 2が突出する方向に付勢されており、 その先端 1 1 a, 1
2 aが载置台 9の裏側に位置するテープ Tに当接したのちバネ 4 7, 4 8を圧縮 して相対的に後退可能とされている。
前記力ッタ 1 0は、 前記第 1押圧体 1 1の図 2において右側の側面にそって上 下に進退移動自在に設けられるとともに、 図 2のように第 1押圧体 1 1側が鋭角 なエッジ状とされ、 その刃先 1 0 aは図 1 3にみられるように鋸歯状とされてお り、 後退時にはその刃先 1 0 aが第 1押圧体 1 1のテープ揷通孔 4 6の基部直近 位置におかれるようになつていて、 第 1、 第 2押圧体 1 1, 1 2と同様にその後 端に圧縮パネ 4 9が当接され、 この圧縮バネ 4 9に抗して相対的に後退移動が可 能とされている。
前記接着こて 1 3は、 先端部にヒータを内蔵し、 そのヒータにより加熱される 押圧面 1 3 aは前記力ッタ 1 0の刃先 1 0 aよりやや後退した位置におかれ、 こ の接着こて 1 3もカツタ 1 0と同様に圧縮パネ (図示省略) により突出する方向 に付勢されている。
前記第 1、 第 2押圧体 1 1, 1 2、 カツタ 1 0、 接着こて 1 3のストロークは ピンと長孔とで定められている。
したがって移動枠体 4 4 (図 9および図 1 1示) が上下動機構により上昇した
とき、 最先に第 1押圧体 1 1の先端 1 1 aが载置台 9の下面に位置するテープ T に当接し、 次いで第 1押圧体 1 1は圧縮パネ 47を圧縮しながら相対的に後退し て第 2押圧体 1 2の先端 1 2 aがテープ Tに当接し、 これによりテープ Tの所定 範囲 (熱接着区間) の両側を押えたのちカツタ 10の刃先 10 aが当接し、 さら に接着こて 13が当接するという順に作動する。 1回の作業が終了して移動枠体 44が戻ると、 第 1、 第 2押圧体 1 1, 12、 カツタ 10、 接着こて 1 3は共に パネ付勢を受けて初期の状態に復する。
図 2、 図 3において S 2は装填検知センサで、 前記载置台 9の裏面に向けて配置 され、 該載置台 9に形成された検知孔 (図示 ず) を通じて载置台 9上の正規の 位置 (揷入方向と揷入幅方向が図示しないストツバと規制板とで規制された位置 ) に置かれた集積紙幣 Pが装填されたことを検知するものであり、 特にこの装填 検知センサ S 2は金種検知機能も併有していて、 载置台 9の正規の位置に位置され た集積紙幣 Pの金種も検知する。
図 1 5は制御プロック図で、 制御部 50は紙幣結束機の駆動制御を行うもので あり、 この制御部 5◦には、 選択指定部 51、 金種指定部 52、 枚数指定部 53 、 センサ群 S Xからの信号がそれぞれ入力される。 また制御部 50には、 紙幣結 束部およびテープ供給通路 20に設けられるモータ群 Mx、 ソレノィド群 SDx が接続される。
制御部 50内には、 テープ印刷■結束テーブル 50 aが設けられており、 この テーブル 50 a 通じて制御部 50で印刷機構 21の圧胴ローラ 27のテープ T 面への進出時期と期間、 ローラ 18, 18, 19, 19, 1 9, , 19, , 19 " , 19" , 30, 30, 3 1, 31, 32, 32, 32, , 32' を駆動する モータ Mxの正転駆動パルス数、 および逆転駆動パルス数を設定する。 なおその 具体例は後述の作用の項で説明する。
刖 '己 r選択指定部 5 1は、 「 (A_l) 自動設定印刷モード」 、 「 (A—2) 金 種設定印刷モード」 、 「 (A_3) 金種'枚数設定印刷モード」 、 「 (B) 印刷 無しモード」 を指定することができる。
上記モードのうち、 「 (A— 1) 自動設定印刷モード」 が指定されると、 その 指定段階で制御部 50では (A— 1) モードが設定され、 このモード設定信号と
装填検知センサ S 2による 2つの信号 (集積紙幣装填信号と金種検知信号) との三 条件信号に基づいて紙幣結束部およびテープ供給通路 20のモータ群 Mx、 ソレ - ノイド群 S D Xが制御部 50により制御される。
この (A—1) モード、 .後述の (A— 2) モード、 (B) モードの設定時は結 束枚数は 100枚で一定である。
次に 「 (A— 2) 金種設定印刷モード」 は、 選択指定部 5 1により (A— 2) モードが指定されたときに制御部 50で (A— 2) モードが設定され、 この場合 は金種指定部 52による金種指定で制御部 50により金種が設定される。 ( A— 2) モードにおいては、 金種設定部 52での金種指定の変更がなされない限り同 金種であるが、 1束ごとに金種をクリアし、 1束の結束ごとに金種指定部 52に より金種指定するようにしてもよい。
そしてこの (A— 2) モードの設定信号と金種指定信号と装填検知センサ S 2に よる集積紙幣装填検知信号 (この場合は、 センサ S2による金種検知は無効化され ている) の三条件信号が制御部 50へ入力されていることに基づいて紙幣結束部 およびテープ供給通路 20のモータ群 Mx、 ソレノィド群 SDxが制御部 50に より駆動制御される。
次に 「 (A— 3) 金種 '枚数設定印刷モード」 は、 選択指定部 51による 「 ( A— 3 ) 金種 .枚数設定印刷モード」 の指定で制御部 50は (A— 3 ) モードに 設定され、 金種指定部 52による金種指定、 枚数指定部 53による枚数指定 (5 0枚、 40枚、 20枚のうち例えば 50枚の指定) で金種と枚数が制御部 50で 設定される。
そしてこの (A— 3) モード設定信号、 金種設定信号、 枚数設定信号と装填検 知センサ S 2による集積紙幣装填検知 (この場合は、 センサ S 2の金種検知は無効 化されている) の条件信号が制御部 50へ入力されることに基づいて紙幣結束部 Giおよびテープ供給通路 20のモータ群 Mx、 ソレノィド群 SDxが制御部 50 により制御される。
(A-3) モードにおいては、 金種指定部 52への金種指定の変更、 枚数指定 部 53への枚数指定の変更がない限り同金種、 同枚数とするが、 1束結束ごとに クリアし、 その都度金種と枚数とを指定するようにしてもよい。
「 (B) 印刷無しモード」 が選択指定部 51で入力されるときは、 このモード の指定信号が制御部 50へ入力された段階で (B) モードが設定される。 そして この (B) モードの設定信号と装填検知センサ S 2の信号 (集積紙幣 Pの装填検知 と金種検知の両信号) の条件信号に基づいて紙幣結束部 およびテープ供給通路 20のモータ群 Mxおよぴソレノィド群 SDxが制御部 50により制御される。 なおこの例における各モード (A— 1) 、 (A— 2) 、 (A— 3) 、 (B) は 、 各モード設定後の装填検知センサ S 2の信号で自動スタートするようにしたもの であるが、 これに加えてスタートポタンを設け、 このスタートポタンの操作によ り紙幣の結束動作をスタートさせるようにしてもよい。 この場合には、 1束結束 する度にスタートポタンを押圧操作することになる。
上述の各モードを変更する際には、 テープ T先端の位置合わせがなされるが、 その詳細に関しては作用の頃で説明することとする。
次に上記第 1実施形態の作用を説明する。
1) 「 (B) 印刷無しモード」 の場合;
まず、 単に集積紙幣 Pを結束するだけの 「 (B) 印刷無しモード」 時の結束動 作について説明すると、 待機状態においてはチャック 3は待機位置 A (スタート 位置) におかれており、 テープ T先端は原則として第 1押圧体 1 1のテープ揷通 孔 46を通ってカツタ 10の位置 (第 1押圧体 1 1の右側面) に至っている。 こ のとき印刷機構 21の圧胴ローラ 27はテープ Tから離反した退避位置におかれ ている。
上記のテープ T先端の位置合わせについては、 前日の結束作業終了時、 すなわ ち電源 OFFの時点で 「 (B) 印刷無しモード」 であった場合にはその日に電源 を ONとした時点 (選択指定部 51のモード未指定段階) では前述の 「 (B) 印 刷無しモード」 の結束終了時と同じで、 テープ Tの先端はカツタ 10の位置 (第 1押圧体 1 1の右側面) におかれている。
その後、 その Sに選択指定部 51で 「 (B) 印刷無しモード」 が指定されても 、 テープ Tの先端位置は変わらない。 この状態で (B) モ^"ドによる結束に備え る。
また、 他のモード ( 「 (A—1) 自動設定印刷モード」 、 「 (A— 2) 金種設
定印刷モード」 、 「 (A— 3) 金種■枚数設定印刷モード」 ) から 「 (B) 印刷 無しモード」 に変更される場合は、 選択指定部 5 1が 「 (B) 印刷無しモード」 を指定した段階 (このとき (B) モードが制御部 50で設定されている) でテー プ Tの所定量の送り動作が行われる。
すなわち他モード ( (A— 1) 、 (A-2) 、 (A-3) ) による結束工程終 了時には、 テープ T先端はセンサ Si, Siの位置にある。 そして 「 (B) 印刷無 しモード」 が選択指定部 5 1で指定されると、 制御部 50は (B) モードを設定 し、 このモード設定に従うテープ印刷 ·結束テーブル 50 aを通じモード変更時 のテープ T先端の位置合わせ用の正転パルス数が設定され、 ローラ 18, 18, 19, 1 9, 1 9' , 19, 等がその設定パルス分だけ正転駆動され、 テープ T 先端をカツタ 10の位置に位置させて (B) モードの結末に備える。
また、 電源 ON前のモード、 または ®¾SON状態でモードの如何に拘わらずテ ープ Tがなくなったとき (図示しないセンサによる検知) は、 'テープリール 16 を入れ替え、 人手によりテープリール 16のテープ Tの先端のテープ T域をテー プ供給通路 20に通し、 テープ T先端をカツタ 10の位置に位置させて (B) モ 一ドの結束に備える。
(B) モードの設定に従ってテープ印刷 ·結束テーブル 50 aを通じローラ 1 8〜32' が駆動される。 そのときのモータ群 Mxの正転駆動パルス数、 逆転駆 動パルス数が制御部 50で設定される。 この (B) モードでは、 圧胴ローラ 27 は退避状態のままで当然ながらテープ Tへの印刷は行われない。
前記待機位置 Aに位置するチヤック 3は、 ソレノイド 41の励磁により第 2挟 持片 36の基部 36 aが揺動レバー 43の先端 43 aで押し上げられてその挟持 端 36 bが下方へ揺動することにより第 1、 第 2挟持片 35, 36の挟持端 35 b, 36 b間は開いており、 テープ T先端の送り込みに備えている (テープ挟持 予定位置) 。
ここで外筐 1の開口部 2から載置台 9上に集積紙幣 Pを揷入載置し、 その先端 を図示しないストッパおよび規則板に当てて位置を定める。
そのときセンサ S 2が集積紙幣 Pの载置台 9への装填を検知し、 その検知に基づ いてローラ 18, 18…等の所定パルス分の回転でテープ T先端がセンサ S S
i位置から開放状態におかれている第 1、 第 2挟持片 3 5, 3 6の挟持端3 5 3 6 b間 (ソレノイド 4 4の励磁により開、 テープ挟持予定位置) に込り込まれ る。 そしてローラ 1 8, 1 8…の回転を停止させる。
制御部 5 0によりソレノイド 4 1 (図 1 5のソレノイド S D xのうちの 1つ) が解磁され、 第 2挟持片 3 6の挟持端 3 6 bが閉じ方向に回動して第 1、 第 2挟 持片 3 5 , 3 6でテープ Tの先端が挟持される。
続いて無端ベルト駆動用のモータ Μι_ (図 1 5のモータ M xのうちの 1つ) が起 動して無端ベルト 4が図 2において矢印方向へ回動するとともにテープ供給搬送 系 1 7 (ローラ 1 8〜3 2 ) によりテープ Tが所定期間繰り出され、 テープ丁に 弛みが保たれる。
無端ベルト 4の回動によりチャック 3は図 3に示すように A位置から B , C , D位置を巡って E位置へ到達し、 その位置 Eにチャック 3が到来したことを図示 しないセンサ (図 1 5のセンサ S Xのうちの 1つ) が検知してモータ Mi (図 1 5 のモータ M xのうちの 1つ) が停止される。 そしてチャック 3の周回動作中にテ ープ Tは載置台 9を含んで集積紙幣 Pの周囲の所定位置に巻回される。
図 9、 図 1 1、 図 1 2に示す移動枠体 4 4の上昇に伴って第 1押圧体 1 1の先 端 1 1 aが载置台 9の裏面に位置するテープ Tに当接したのちテープ供給搬送系 1 7のローラ群 1 8 , 1 8…等が所定パルス分逆転駆動してテープ Tを引き戻し て緊張を与え、 これにより載置台 9と一緒に集積紙幣 Pが緊縛される。 上記テー プ Tの引き戻しに連動して移動ローラ 3 3, 3 4が図 3に示すようにテープ丁の 搬送経路と交差する方向へ進出移動してテープ Tの弛み分を吸収し、 緊張させる 前記緊縛後、 第 1押圧体 1 1は圧縮パネ 4 7を撓ませながら相対的に後退し、 その間パネ圧によりテープ Tを押え続ける。 続いて第 2押圧体 1 2の先端 1 2 a がテープ Tに当接し、 前記第 1押圧体 1 1と第 2押圧体 1 2とでテープ Tの 2箇 所を押圧して保持する。
さらに移動枠体 4 4の上昇により図 3示のカツタ 1 0の刃先 1 0 aが第 1押圧 体 1 1の側面にそって上昇し、 第 1押圧体 1 1のテープ揷通孔 4 6の際でテープ Tの切断が行われると共に接着こて 1 3の押圧面 1 3 aが 2枚重ねとなっている
区間のテープ Tに当接して熱接着が行われる。 このとき新たに形成されるテープ Τの先端はカツタ 10の位置にある。
上記テープ Τの切断動作が行われる時期にはソレノイド 41 (図 9示) が励磁 されて第 2挟持片 36の挟持端 36 bが開放可能状態となるが、 テープ Tが巻か れているので、 閉じたままであり、 結束済みの紙幣束の引き出しに備える。 次に 集積紙幣 Pの手前端を持って引き出せば、 テープ Tは载置台 9から抜けて結束済 みの紙幣束を取り出すことができる。
次いでセンサ S 2による紙幣束取り出し検知により無端ベルト 4が逆転駆動され てチャック 3が E位置からスタート位置 Aへ戻され、 その結束工程は終了し、 次 回の結束工程のスタートに備える。
上記 「 (B) 印刷無しモード」 において、 テープ T先端の結束工程におけるス タート位置はカツタ 10位置であるが、 第 1、 第 2挟持片 35, 36の挟持端 3 5 b, 36 b間にテープ T先端を位置させ、 この挟持予定位置をスタート位置と してもよい。 '
この場合は、 結束済みの紙幣束を載置台 9から取り出すと、 無端ベルト 4が逆 転駆動してチャック 3が E位置からスタート位置 Aに戻される。 このスタート位 置 Aにおいても、 第 1、 第 2挟持片 35, 36の挟持端 35 b, 36 bは開放状 態におかれており、 ローラ 18, 18…等が所定パルス分正転されてテープ T先 端はカツタ 10の位置から第 1、 第 2挟持片 35, 36の開放状態にある挟持端 35 b, 36 b間に送り込まれる。 この状態で結束工程のスタートに備える。 こ の場合、 結束工程は、 テープ T先端が第 1、 第 2挟持片 35, 36の挟持端 35 b, 36 bで挟持されることから始まる。
上記スタート位置の例では、 他のモード (A— 1) , (A— 2) , (A— 3) からの変更の場合に、 「 (B) 印刷無しモード」 が選択指定部 51で指定された 段階でローラ 18, 18, 19, 19, 19' , 19, 等に所定パルス分の正転 回転が与えられ、 センサ Si, の位置に位置していたテープ τ先端は第 1、 第 2挟持片 35, 36の開放状態のまま挟持端 35 b, 36 b間へ送り込まれ、 結 束工程のスタートに備える。
電源 OFF時が (B) モードの場合は、 テープ T先端の位置は第 1、 第 2挟持
片 35, 36間に挟持されているので、 電源 ON時の (B) モード指定時には第 1、 第 2挟持片 35, 36は開放状態になり、 テープ Tは既に結束工程のスター トに備える状態におかれている。
またテープ無しの場合 (電源 OFFのときは電源 ON状態とする) は、 テープ リーノレ 16をテープリール部 14に装填し、 A位置にあるチャック 3の開放状態 にある第 1、 第 2挟持片 35, 36の挟持端 35 b, 36 b間へテープ T先端を 送り込めばテープ T先端は結束工程のスタートに備える状態となる。
以上が 「 (B) 印刷無しモード」 においてテープ T先端のスタート位置を挟持 端 35 b, 36 b間での挟持予定位置とする例である。
2) 「印刷に関する各モード」 の場合;
次に印刷に関する各モードについて説明する。
このモードとしては、 「 (A— 1) 自動設定印刷モード」 、 「 (A— 2) 金種 設定印刷モード」 、 「 (A— 3) 金種 '枚数設定印刷モード」 の 3種がある。
2-1) 「 (A— 1) 自動設定印刷モード」 の場合;
まず、 「 (A— 1) 自動設定印刷モード」 が設定された場合について説明する 選択指定部 51で 「 (A— 1) 自動設定印刷モード」 が指定される場合で、 そ れまでが (A—1) (電源 ONの前段階) 、 (A— 2) , (A— 3) のモードで あった場合は、 テープ T先端はセンサ Si, Siの位置におかれており、 既に結束 工程の準備状態となっている。
また (A— 1) のモードの前が 「 (B) 印刷無しモード」 であった場合は、 選 択指定部 51で (A—1) モードが指定された段階においてローラ 18, 18, 19, 19, 19' , 19, 等が所定パルス分だけ制御部 50のテーブル 50 a に従って逆転され、 センサ Si, Siの位置 F (印刷用スタート位置) にテープ T 先端が位置して結束工程の準備状態となる。
以上がモード変更時におけるテープ T先端の位置合わせである。
上記 (A— 1) モードの結束工程の準備状態において、 集積紙幣 Pが載置台 9 の正規の位置に装填されたことの検知、 およびその金種の検知がセンサ S 2でな'さ れることに基づいて印刷機構 21の回転ディスク 23を回動させて上記読みとら
れた金種用のカラースタンプローラ 2 4が印刷位置へ位置される。
次に圧胴ローラ 2 7が進出し、 テープ供給搬送系 1 7用のモータ M xが、 テー ープ印刷■制御テーブル 5 0 aに基づいて制御部 5 0で設定された正転パルス値 に従い各ローラを正転駆動してテープ Tを送り出す。 この搬送系 1 7のローラ 1 8の回転量 (パルス) を図示しないパルスカウンタにより検知し、 テープ T先端 は位置 Fから所定長さ送り出したところでそのモータ] Vl xの正転一時停止に従い ローラ 1 8を含む他のローラの正転駆動が一時停止する。
このときテープ Tの先端はスタート位置 Aに位置しているチャック 3に挟持さ れ得る位置 (テープ挟持予定位置) まで進出しており、 ローラ 1 8 , 1 8 , 1 9 , 1 9…等の一時停止を条件に制御部 5 0からの指令によりチャック 3が挟持作 動してテープ T先端を挟持する。 次いで無端ベルト 4が正転回動するとともに口 ーラ 1 8 , 1 8, 1 9, 1 9 ' …も正転する。
こうしてチャック 3に挟持されたテープ Tは、 チャック 3のスタート位置 Aか ら B—C— Dを経て E位置へ周回して一且停止する。 このときのテープ Tの引き 出し状況は、 図 2、 図 3の 位置 (チャック 3のスタート位置 A) にあったテー プ T先端部分が前述のようにローラ 1 8 , 1 8…等の正転回動によるテープ丁の 正転送りによりテープ Tの後続部分に弛みを持たせた状態で図 3の T 2位置 (チヤ ック 3の位置 E ) へ移行して停止する。
このテープ Tの正転送り中において、 圧胴ローラ 2 7はテープ T先端が F位置 (センサ S i, S iの位置) から所定長さ分だけ移行した段階 (チャック 3のスタ ート位置 Aでのテープ Tの一時停止を含む) で退避する。 この圧胴ローラ 2 7の 進出時期と進出期間は、 モードが設定されたことに従うテープ印刷 ·結束テープ ル 5 0 aに基づいて設定され、 具体的にはローラ 1 8, 1 8…等を正転駆動する モータ M Xに印加する正転パルス量の所定パルス分に設定される。
特に集積紙幣 Pの周囲に卷き締められてカツタ 1 0で切断される予定のテープ
Tの送り長さ分全域に相当する期間、 テープ Tに印刷し、 それ以降の部分は無印 刷となる。
それ故、 図 3に示す状態においては、 紙幣の周囲に弛み状態で巻きつけられて いるテープ T部分のうち、 テープ T先端から所定部分 (結束された場合の 1束分
のテープ部分) は印刷が施され、 その後続部分には印刷されず、 無印刷となる。 この状態でテープ供給搬送系 1 7のローラ 1 8〜3 1までのローラ群が逆転駆 動 (モータ M xの所定パルス分の逆転) して集積紙幣 Pの周囲に卷かれたテープ Tを巻き締める。 その結果、 テープ Tの T 2位置より後続の 2枚目部分は巻き締め 状態まで引き戻され、 ここでテープ供給搬送系 1 7の前記ローラ群は停止する。 すなわちテープ供給搬送系 1 7のローラ 1 8のパルスカウンタによる逆転パルス の所定量分のカウントによりモータ Μ χの停止を通じて停止される。
そしてこのときのテープ Τの巻き戻し分は移動ローラ 3 3, 3 4のバネ付勢に よる進出により緊張状態に保たれる。 すなわちテープ Τの引き戻し時にはローラ 1 8から 3 0までが等しい周速で回転し、 3 2は停止したままにおかれ、 また口 ーラ 3 1は或る時期までは一時停止し、 その期間 (ローラ 3 3のテープ緊張期間 分) が済むとローラ 3 0と等速回転する。 次にローラ 3 2の停止状態でローラ 3 4が緊張位置へ移動する。 このようにローラ 3 3, 3 4は分担してテープ Τを緊 張させる位置まで移動する。
ここでカツタ 1 0と接着こて 1 3とで前述のようにテープ Τの切断と熱接着が 行われる。 位置 Εにあるチャック 3は、 カツタ 1 0によるテープ切断時期にソレ ノイド 4 4が励磁され、 第 1、 第 2挟持片 3 5, 3 6は開放状態となるが、 テー プ Τが卷かれているので閉じたままである。
切断された次位のテープ Τの先端は、 テープ供給搬送系 1 7の上記ローラ 1 8 〜3 1が必要パルス数に対応した所定量逆転 (モータ Μ χの所定パルス分の逆転 ) することと移動ローラ 3 3, 3 4の移動とによりセンサ S i , S iによる検知位 置 F (印刷用スタート位置) に至って停止し、 次の結束工程に備える。
一方、 結束済みの紙幣は載置台 9から抜きとられる。 次にセンサ S 2の紙幣束取 り出し検知により無端ベルト 4が逆転駆動され、 チャック 3が位置 Eから位置 A へ戻され、 これにて結束工程が終了する。
次いで新たな集積紙幣 Pが载置台 9上にセットされると次の結束工程がスター トする。 すなわちセンサ S 2がその紙幣 Pの装填と金種を検知し、 その金種検知信 号に基づいて印刷機構 2 1の回転ディスク 2 3が回動し、 その金種用の力ラース タンプローラ 2 4が印刷位置に位置付けされ、 圧胴ローラ 2 7が進出し (1束分
のテープの期間のみ) 、 センサ Si位置 (位置 F) にテープ T先端が位置し ていたテープ Tはローラ 18〜32の正転回転により送られるとともに 1束分の テープ Tに印刷が行われる。
チャック 3は、 テープ T先端が送り込まれるまでは位置 Aにあって開放状態に ある。 テープ T先端が位置 Aにあるチャック 3内へ送り込まれると、 ローラ 18 〜32は一時停止 (テープ Tへの印刷途中、 この一時停止中は印刷の惨みを防ぐ ため圧胴ローラ 27も一時的に退避させ、 ローラ 18〜32の再度の正転時にテ ープ T面へ進出する) し、 チャック 3が位置 Aでテープ T先端を挟持するとチヤ ック 3が移動を開始し、 ローラ 18〜32の正転と圧胴ローラ 27による印刷が 再開する。
こうしてチヤック 3が位置 Aから位置 B→C→D→Eまで移動して一時停止し 、 ローラ 18~32も一時停止する。 また圧胴ローラ 27は、 それまでの時点で 印刷を終え、 テープ T面から退避している。
次にローラ 18〜31 (ローラ 31は一時的に停止) が逆転し、 テープ Tに緊 張を与えて集積紙幣 Pの周囲にテープ Tを巻き締める (モータ Mxの逆転による ) 。 次いでテープ Tの切断、 熱接着が行われる。 切断後の後続のテープ T先端は ローラ 18〜3 1の逆転を通じて前回と同様位置 Fまで戻され、 次回の結束に待 機する。
2-2) 「 (A— 2) 金種指定印刷モード」 の場合;
次に 「 (A_ 2) 金種設定印刷モード」 について説明する。
選択指定部 5 1で 「 (A— 2) 金種設定印刷モード」 が指定され、 かつ金種指 定部 52により金種指定がなされて初めてテープ印刷 ·制御テーブル 50 aが設 定される。
この 「 (A— 2) 金種指定印刷モード」 が選択指定部 51で指定され、 かつ金 種が金種指定部 52で指定された場合で、 その前が (A—2) (電源 ONの前段 階) 、 (A— 1) , (A— 3) である場合は、 テープ T先端はセンサ Si, Stの 位置 (位置 F、 印刷用スタート位置) に位置しているので既に結束工程の準備状 態となつている。
また (A— 2) モードの前が 「 (B) 印刷無しモード」 であった場合は、 選択
指定部 51と金種指定部 52とにより 「 (A— 2) 金種指定印刷モード」 と金種 が指定された段階でローラ 18, 18, 19, 1 9, 19' , 19' 等用のモー タ Mxが所定パルス分 ( (A— 2) モードと金種が設定されたことに基づくテー プ印刷 ·結束テープ 50 aに従い、 制御部 50で設定された設定パルス分) 逆転 され、 カツタ 10位置にあったテープ T先端はセンサ Si, Siの位置 F (印刷用 スタート位置) に位置して結束工程の準備状態となる。
一方、 (A— 2 ) モード設定時の金種信号に従い、 制御部 50からの出力信号 で印刷機構 21の回転ディスク 23を回動させ、 設定された金種用のカラースタ ンプローラ 24が印刷位置に位置される。
この (A— 2) モードでは、 センサ S 2は集積紙幣 Pが載置台 9の装填位置へ装 填されたことの検知はするが、 既に述べたとおり金種の検知は行わないようにな つている。
そして 「 (A— 2) 金種指定印刷モード」 が選択指定部 51で金種が金種指定 部 52で指定されることにより制御部 50で (A— 2) モードと金種設定され、 载置台 9の装填位置に集積紙幣 Pが装填されたことをセンサ S 2で検知されること で結束動作が行われる。
この (A— 2) モードでは金種設定がなされるので金種変更がなされない限り 既に金種用カラースタンプローラ 24は印刷位置に位置している。 そのため (A 一 1 ) モードの結束工程開始時の金種用力ラースタンプローラ 24の印刷位置へ の位置合わせが省略され、 圧胴ローラ 27の進出とテープ供給搬送系 1 7の各口 ーラ 18 ~ 32の正転駆動とで結束工程が開始し、 以後の結束動作は (A— 1 ) モードと同じである。 なお (A— 2) モードで金種の変更がある場合は、 金種別 カラースタンプローラ 24の印刷位置への位置合わせは必要である。
そして集積紙幣 Pの周囲にテープ Tの結束が行われた後、 次のテープ T先端は カツタ 10位置からセンサ Si, Siによる検知位置 F (印刷用スタート位置) に 戻されて停止し、 次の結束工程に備える。
一方、 結束済み紙幣は載置台 9から抜きとられる。 次にセンサ S 2の紙幣束取り 出し検知により無端べノレト 4が逆転駆動され、 チャック 3が位置 Eから位置 Aベ 戻されて、 結束工程が終了する。
次の結束工程では、 載置台 9の載置位置に集積紙幣 Pが装填されたことをセン サ S2で検知されることで (A— 2) モードの結束工程 (結束動作) がスタートし 、 以後は前記と同じである。
なお (A— 2) モードにおいて、 1束の結束ごとに金種のクリアを行う場合は 毎回金種設定を行い、 前回と異る金種の場合は金種別カラースタンプローラ 24 の印刷位置への位置合わせが必要となる。
2-3) 「 (A— 3 ) 金種 ·枚数設定印刷モード」 の場合;
次に 「 (A— 3) 金種 ·枚数設定印刷モード」 について説明する。
この 「 (A— 3) 金種.枚数設定印刷モード」 の場合は、 選択指定部 51によ る金種.枚数設定印刷モードの指定、 金種指定部 52による金種指定、 枚数指定' 部 53による枚数指定 (例えば 50枚指定) によつて制御部 50でそれぞれのモ ードと金種と枚数が設定され、 この設定に伴う制御部 50からの指令信号に基づ いて印刷機構 21の回転ディスク 23を回動させ、 設定された金種用の力ラース タンプローラ 24が印刷位置へ位置される。
またこの (A—3) モードでは、 (A— 2) モードと同様にセンサ S 2は集積紙 幣 Pが載置台 9の装填位置に装填されたことの検知はするが、 金種の検知は行わ ない。 ―
さらにこの (A— 3) モードでは、 設定枚数 (50枚、 40枚、 20枚) によ りローラ 18〜 32の正転駆動期間および逆転駆動期間を定める正転パルス数、 逆転パルス数が変更設定されるようになっている。 '
なお、 紙幣の金種に拘わらず日本国の紙幣は同幅故、 (A— 1) , (A-2) 、 (B) の各モードのように結束枚数が 100枚であるように一定の場合は、 前 述のテープ供給搬送系 17の正転駆動、 逆転駆動の各設定パルス数も一定 (但し 正転と逆転ではそのパルス数は異り、 また (A- 1) , (A— 2) に対し (B) はそのパルス数は異るが) である。
ところが外国紙幣のように金種によって幅が異なると、 (A—1) , (A-2 ) 、 (B) においても金種ごとに前述の正転駆動、 逆転駆動の各設定パルス数を 変更して設定することになる。 また (A— 3) モードにおいても、 金種と枚数と によって前述の正転駆動、 逆転駆動の各パルス数を変更設定するようにする。
その場合は、 図 15の制御部 50におけるテープ印刷 ·結束テーブル 50 aに おいて、 外国紙幣の金種と枚数 (100枚、 50枚、 40枚、 20枚) に対応す る正転パルス値、 逆転パルス値、 印刷時期と期間とをを定めるパルス値を記憶さ せておき、 (A— 1) と金種検知条件、 (A— 2) , (B) と金種検知条件と ( A— 3 ) と金種およぴ枚数検知条件によつて制御部 50による正転および逆転設 定パルス値を設定するようにすればよい。
上記 (A— 3) モードを、 金種に拘らず同一幅の日本国の紙幣について説明す ると、 この場合には枚数指定部 53による設定枚数によりパルス設定数が異るが 、 結束動作 (結束工程) は (A— 2) の動作と同じである。
この (A— 3) モードと金種と枚数が制御部 50で設定された状態において、 その前の工程が (A— 2) モード (電源 ONの前段階) 、 (A- 1) , (A- 3 ) モードであった場合は、 テープ T先端はセンサ S1; Siの位置 (印刷用スター ト位置) におかれているので、 既に結束工程の準備状態になっている。
また (A— 3) モードの前が (B) 印刷無しモードである場合は、 (A—3) モードが設定された段階でローラ 18等の駆動用モータ Mxが所定パルス分逆転 し、 テープ T先端はカツタ 10位置から逆送りされ、 センサ Si, Si位置 (位置 F) に位置して結束工程の準備状態となる。
この (A—' 3) モードが設定されたときには、 (A— 3) モードと金種と枚数 の設定に基づいてテープ印刷 ·結束テーブル 50 aに従いローラ 18等の駆動用 モータ Mxの正転駆動パルス数、 逆転駆動パルス数、 印刷時期と印刷期間とを定 めるパルス数 (その期間、 圧胴ローラ進出用ソレノイド SDxを励磁) が制御部 50で設定される。
そして制御部 50による (A_3) モード時の金種の設定はなされているので 、 載置台 9の装填位置に集積紙幣 Pが装填されたことがセンサ S 2で検知されると 結束動作が行われる。 なおこの場合、 センサ S 2は金種検知は行わない。
この (A— 3) モードでは、 (A— 2) モードと同様に金種設定により既に金 種用カラースタンプローラ 24は印刷位置に位置されている。 そのため金種の変 更がない限り (A— 1) モードの結束工程開始時の金種用カラースタンプローラ 24の印刷位置への位置合わせが省略され、 (A— 2) モードと同様に圧胴ロー
ラ 2 7のテープ T面への進出とテープ供給搬送系 1 7の各ローラの正転駆動によ つて結束工程が開始され、 以後の結束動作は (Α— 1 ) , (Α- 2 ) モード時と 同様に行われる。 なお (Α— 3 ) モードで金種変更がある場合は金種別力ラース タンプローラ 2 4の印刷位置への位置合わせは必要である。
そして集積紙幣 Ρの周囲にテープ Τが巻きつけられて結束が行われた後、 次の テープ Τ先端はカツタ 1 0位置から位置 Fに戻されて停止し、 次回の結束に備え る。
一方、 結束済みの紙幣束は載置台 9から抜きとられる。 次にセンサ S 2の紙幣束 取り出し検知により無端ベルト 4が逆転駆動され、 チャック 3が位置 Eから位置 Aへ戻されて結束工程が終了となる。
次の結束工程では、 載置台 9の載置位置に集積紙幣 Pが装填されたことをセン サ S 2が検知することで (A—3 ) モードの結束工程 (結束動作) がスタートし、 それ以降は前記と同様である。
なお (A— 3 ) モードにおいて、 1束結束ごとに金種と枚数のクリアを行う場 合は毎回金種と枚数の設定を行い、 前回と異る金種の場合は金種別カラースタン プローラ 2 4の印刷位置への位置合わせが必要となる。
図 1 6は印刷機構 2 1にインクジエツトプリンタ 5 4を用いた場合の図 2相当 図を示し、 図 1 7はインクジェットプリンタ 5 4による印刷形態の一例を示すも ので、 図 1 7 (A) は文字印刷、 同 (B ) はライン印刷の場合を示している。 インクジェットプリンタ 5 4は、 例えば図 1 7に記載のように 「赤、 黄、 白、 茶、 青、 黒」 の各色のインクを噴射するノズル 5 4 aを有し、 図 1 7 (A) , ( B ) のいずれの印刷形態の場合も金種変更時にィンクジェットプリンタ 5 4をテ ープ Tの幅方向、 すなわち矢印 (X) 方向に移動させ、 金種に対応する色のノズ ル 5 4 aをテープ Tの幅方向中央に位置させる。 なお使用するテープ Tの地肌は
「灰色」 とされており、 ノズル 5 4 aから噴射する 「赤、 黄、 白、 茶、 青、 黒」 のいずれの色も鮮明に見えるように考慮されている。 また図 1 7では、 「白色」 のノズル 5 4 aが金種設定された場合を示している。
次に印刷動作について説明する。
図 1 7 (A) の文字印刷の場合は、 テープ Tの間欠送り移動とインクジェット
プリンタ 5 4のテープ T幅方向の間欠移動、 それに応ずるノズル 5 4 aからのィ ンクの間欠噴射で文字印刷が行われる。
図 1 7 (B ) のライン印刷の場合は、 金種設定された後はインクジェットプリ ンタ 5 4は一定位置におかれ、 テープ Tの送りに合わせて必要区間インクを連続 噴射させればよい。
このインクジェットプリンタ 5 4の金種設定 (金種変更) の開始時期、 すなわ ちインクジエツトプリンタ 5 4をテープ Tの幅方向へ移動させて設定希望金種に 対応する色のノズル 5 4 aをテープ Tの幅方向中央に位置させる際の移動開始時 期は、 図 2の実施形態における回転ディスク 2 3の回転開始時期と同じであり、 回転ディスク 2 3の回転指令と同じ信号でインクジエツトプリンタ 5 4のテープ Tの幅方向移動が開始される。
回転ディスク 2 3による場合は、 希望金種のカラースタンプローラ 2 4が印刷 待機位置へ移動するとその位置を検知する図示しない位置検知センサからの信号 で回転ディスク 2 3が停止し、 金種設定が終了するが、 インクジエツトプリンタ 5 4の場合は、 テープ Tの幅方向に移動するインクジェットプリンタ 5 4の設定 金種に対応する色のノズル 5 4 aがテープ Tの幅方向中央に位置した段階でその インクジエツトプリンタ 5 4の位置を検知する図示しない位置検知センサにより インクジエツトプリンタ 5 4の移動が停止され、 金種設定が終了する。
印刷開始時期については、 図 2においては圧胴ローラ 2 7がテープ Tのテープ 面を押圧する時期であるが、 図 1 7のインクジェットプリンタ 5 4の場合はそれ と同時期にノズル 5 4 aからインクが噴射されることで印刷が開始される。 印刷終了時期は、 図 2の場合は圧胴ローラ 2 7がテープ Tのテープ面から退去 する時期であるが、 図 1 7の場合は上記の時期にノズル 5 4のインク噴射を停め ることで終了する。 なお図 1 7 (A) の場合にはテープ Tの切断長さの終わりで 力つ完全な文字が印刷され終った時点で印刷を終了することが好ましい。 また印 刷期間の制御は、 図 2の場合と同様にローラ 1 8 , 1 8…等の回転時のパルス量 によって決められる。 そしてこのインクジェットプリンタ 5 4を用いる場合、 圧 胴ローラ 2 7によるものと異り、 テープ Tに弛みを形成する必要がないので、 口 —ラ 1 8, 1 8 , 1 9, 1 9, 1 9 ' , 1 9 ' , 1 9 ", 1 9 " , 3 0, 3 0,
3 1, 3 1, 3 2 , 3 2, 3 2 ' , 3 2 ' はモータ M xにより直接駆動すればよ い。
図示の第 1実施形態では、 集積紙幣 Pを水平姿勢で紙幣結束部 G tへ挿入する形 式とした場合について示したが、 集積紙幣 Pを縦姿勢で揷入する形式としても各 構成部分が 9 0 ° 位相を変更させるだけで実施することができる。
図 1 8〜図 2 2は本発明の第 2実施形態を示すもので、 結束機としての基本形 態は特許第 2 8 4 8 8 6 3号の公報に記載されている紙葉類結束機に本発明を遍 用した場合として示している。 なおこの結束機自体の構成に関しては上記公報に 詳記してあるのでそれに委ねるとして主要部についてのみ図 1 8に示す断面図 ( 上記公報中の第 3図に相当) を参照して説明することとする。
外筐 6 0に設けられている図示していないホッパに装填された紙幣は順次繰り 出されて搬送路 6 1を搬送される間に金種識別部により金種が識別され、 結束す べき金種紙幣のみが搬送路 6 1の末端へ送られる。
紙幣結束部 の前段には、 前記搬送路 6 1を送られてくる紙幣が長手方向 (図 1 8の紙面に対し表裏方向) および短手方向を揃えて一定枚数整列状態に集積さ れる集積部 6 2が設けられ、 この集積部 6 2の下部に該集積部 6 2で集積された 集積紙幣 Pを挟持してその下方の紙幣結束部 G iの結束位置 G 2へ移送させる集積 紙幣挟持搬送機構 6 3 (一対の挟持部材 6 3 a, 6 3 aを有する) を有し、 紙幣 結束部 には結束位置へ移行した集積紙幣 Pの前記一対の挟持部材 6 3 a , 6 3 aによる挟持位置とは長手方向にずれたテープ Tの幅方向両側位置を両側面から 押圧挟持して締め付ける一対のクランプ片 6 4 a , 6 4 aを有するクランプ手段 6 4と、 クランプ手段 6 4による集積紙幣 Pの押圧挟持前にテープ Tを集積紙幣 Pに卷き付けるテープ巻き付け手段 6 5と、 テープ Tを切断するカツタ 6 6およ びその切断端を熱接着する接着鏝部 6 7とが設けられているものである。
また進出位置と退避位置とをとる規制片 6 5 Aが設けられ、 この規制片 6 5 A は結束位置 G 2へ送り込まれる集積紙幣 Pの下縁を規制する役目を果し、 図 1 8に おけるテープ巻き付け手段 6 5より紙面に対し裏面方向位置で集積紙幣挟持搬送 機構 6 3の移動に干渉しな 、位置に設けられている。
この規制片 6 5 Aは、 集積紙幣挟持搬送機構 6 3による集積紙幣 Pの挟持搬送
0019
34 時はその集積紙幣 Pの下縁を支持する進出位置におかれ、 結束終了直前までその 位置を保ち、 クランプ部材 64のクランプ片 64 a, 64 aが集積紙幣 Pの挟持 を解く前に結束済みの紙幣束の下方への放出 (クランプ片 64 a, 64 aの挟持 開放) に備える退避位置に位置し、 結束紙幣の両面からクランプ片 64 a, 64 aが退避移動して結束済みの紙幣束が下方の収納部へ収納されると規制片 65 A は元の位置へ進出して復帰し、 集積紙幣挟持搬送機構 63による集積紙幣 Pの送 り込みに備える。
次にテープリール部 68、 テープ供給通路、 およびテープ搬送手段について説 明する。
テープリール部 68は外筐 60の下底部に傾斜姿勢に配設されており、 テープ リール 69とリール载置台 70と軸 71とを有し、 テープ Tが卷回されたテープ リール 69はその中心孔がリ一ル载置台 70上の軸 71に嵌合されることで傾斜 面内で回転自在に支持され、 このテープリール 69から引き出されたテープ Tは 、 テープ誘導路 72、 ガイド 73を経由してテープ供給搬送系 74へ受け渡され て給送されるようになっている。 なおこのテープリーノレ部 68には適宜なブレー キ手段が付設されていて、 引き出されたテープ Tに所定のテンションが負荷され るようになされている。
上記テープ供給搬送系 74は、 テープ Tを挟持して搬送するローラ群からなつ ており、 この搬送系 74は前記テープリール部 68から引き出されたテープ Tを 直角方向へ送るローラ構造の傾斜上昇搬送域 74 a (ローラ 78, 78からロー ラ 19" , 19" までの域) と、 この傾斜上昇搬送域 74 aから略直角に方向変 換して送るローラ構造の傾斜下降搬送域 74 b (ローラ 19" , 19" からロー ラ 80 aまでの域) とを有し、 その傾斜下降搬送域 74 bの末端位置の上下に対 をなすローラ 75, 76が対置され、 一方のローラ 75は正逆回転可能なパルス モータ Mx (図示しないが、 図 19の紙幣結束収納装置 93に含まれる) により テープ Tの所定量の送り出しと引き戻しを行う。 またローラ 19' , 19, , 1 9" , 19" , 77, 77, 78, 78までのローラ群も前記ローラ 75と同期 して回転する。
前記傾斜上昇搬送域 74 aの上部側のローラ 77, 77と下部側の口ーラ 78
, 78との間には、 テープ Tの引き戻し時における弛み分を吸収してテンション を与えるための移動ローラ 79が図 18において矢印方向に移動自在に配設され 、 前記テープ供給搬送系 74の各ローラの逆転時に同期して移動ローラ 79が傾 斜上昇搬送域 74 aから離反する方向へ移動し、 テープ Tの戻し分を吸収するよ うになっている。
なお前記下部側のローラ 78, 78は正転時にはローラ 75, 76等と同期回 転するが、 逆転時にはブレーキローラとされ、 テープ供給搬送系 74によるテー プ Tの供給時にテープ Tに緊張を与え、 弛みを生じないようにしている。
ノ ノレスモータ Mxによるローラ 75 , 76, 1 9' , 19' , 1 9" , 19" , 77, 77, 78, 78の駆動について詳述すると、 ローラ 75, 76, 1 9 , , 19, , 19", 19", 77, 77, 78, 78はモータ Mxにより正逆 駆動 (ローラ 78, 78はモータ Mxとローラ 78, 78との間に介装されたヮ ンウェイクラッチにより正転駆動のみ行われ、 逆転駆動はしない) される。 これらのうちローラ 75, 76, 1 9' , 1 9' とモータ Mxとの間には電磁 クラッチ (1) (図示せず) が介在され、 ローラ 19" , 19" , 77, 77, 78, 78とモータ Mxとの間には電磁クラッチ (2) (図示せず) が介在され ている.。
これは印刷モード時のローラ 75, 76, 1 9' , 19' , 19" , 19", 77, 77, 78, 78の駆動を考慮したもので、 印刷無しモード時はモータ M Xの正転駆動、 逆転駆動時に電磁クラッチ (1) および (2) を同時に作動状態 とすればよい。 なおモータ Mxに加え電磁クラッチ (1) 、 (2) も図 19の紙 幣結束収納装置 93に含まれている。 '
ところが、 印刷モード時の印刷動作中は印刷機構 21 (第 1実施形態と同じ構 造) の圧胴ローラ 27がテープ Tの圧胴ローラ 27の部位を撓ませることになり 、 そのためにローラ 75, 76, 19' , 19' は停止状態においてローラ 19 ", 1 9" , 77, 77, 78, 78をその橈み達成のための所定量のテープ T を送る必要がある。
それ故、 印刷機構 21の圧胴ローラ 27がテープ Tをカラースタンプローラ 2 4に押圧するとき、 モータ Mxと電磁クラッチ (2) が作動状態となり、 まず口
9
36 ーラ 1 9" , 1 9" , 77, 77, 78, 78が所定量テープ Tを送り、 圧胴口 ーラ 27がテープ Τをカラースタンプローラ 24に押しつける。
その後、 電磁クラッチ (1) (図示せず) が作動状態となり、 ローラ 75, 7 6, 19' , 1 9' もローラ 19" , 1 9" , 77, 77, 78, 78と等速で 正転駆動され、 テープ Τの送りが行われる。
また、 テープ Τの送り途中で紙幣 1束分の印刷が終り、 圧胴ローラ 27が退避 するとき、 それまでに圧胴ローラ 27が形成したテープ Τの橈みをなくして緊張 させる必要がある。
そのためローラ 75, 76, 19' , 19' は馬区動状態 (モータ Μχと電磁ク ラッチ (1) の作動状態) において、 圧胴ローラ 27の退避移動に合わせて電磁 クラッチ (2) を一時的に不作動とし、 ローラ 19", 19" , 77, 77, 7 8, 78を一時停止せしめる。 その結果、 テープ Τの圧胴ローラ 27の部位の撓 みが解消されて緊張される。 その直後に電磁クラッチ (2) が作動状態となり、 ローラ 75, 76, 19' , 19' と一体的にローラ 19" , 19,,., 77, 7 7, 78, 78も正転駆動され、 テープ Τの送りが行われる。
なお、 テープ Τ先端が、 図 20 (Α) において a 位置から a 位置へ移動し た段階でテープ Tの送りが一時停止 (電磁クラッチ (1) , (2) の一時的な不 作動によるローラ 75, 76, 19, , 19' , 19", 1 9", 77, 77, 78, 78の一時停止) され、 圧胴ローラ 27も一時的に退避する (テープ T面 へのインクの惨み防止のため) 力 S、 圧胴ローラ 27の部位のテープ T域は弛み状 態のままであり、 圧胴ローラ 27の進出に合わせてモータ Mxと電磁クラッチ ( 1) および (2) を作動状態とし、 ローラ 75, 76, 1 9' , 19' , 19" , 1 9", 77, 77, 78, 78を同時に正転駆動させればよい。 具体的には テープ T先端が図 20 (A) の a i, 位置において一時停止し、 その状態からテー プ Tの送りを再開するときである。
しかして便宜上、 ローラ 75, 76等の正転および圧胴ローラ 27によるテー プ T面のカラースタンプローラ 24への押圧で印刷が開始され、 圧胴ローラ 27 のテープ T面からの退避移動で印刷が終了するとして説明することにする。
前記テープ供給搬送系 74に続いてテープ送出通路 80が設けられ、 このテー
プ送出通路 80の出口近傍にはテープ T先端をテープ送出通路 80の出口に保持 するガイドローラ 80 aが設けられており、 このガイドローラ 80 aと前記テー プ送出通路 80に対向するテープガイド 73' (テープ Tの表裏面と幅方向のガ イドを司る) との間にテープ T先端が保持される。
上記テープ送出通路 80の出口には、 前記テープ卷き付け手段のチャック 81 が定位置 (図 1 8に示す位置) にあるときそのチャック 81がそのチャック片 8 1 a, 81 aが開放姿勢で臨むように位置されている。
カツタ 66は、 移動するアーム 83の先端にこれと直角の方向に取り付けられ ており、 前記アーム 83の図 18において右方向への移動によりテープ Tを所定 の位置で切断するようになっている。
前記テープ供給搬送系 74の傾斜下降搬送域 74 bの領域に印刷機構 21が配 設され、 圧胴ローラ 27直後のローラ 19' , 1 9' の直後の後流位置にテープ Tの端部を検知するセンサ S1; Siが配設されている。 上記印刷機構 21につい ては前述の第 1実施形態における印刷機構 21と実質的に同じ構成であるからこ れと同一符号を付すに留め、 詳細説明は省略する。
図 18において符号 84は集積部 62に紙幣を立位姿勢で送入するため搬送路 61の末端に設けられた羽根車、 85は集積部 62の底部を構成し、 集積紙幣 P の紙幣結束部 への移行時には軸 86を中心に回動して退去する受け部材、 87 , 8 7は前記クランプ手段 64の各クランプ部材 64 a, 64 aを離接方向に作 動するための作動機構を示す。
なお、 テープ供給搬送系 74 (ローラ 78, 78、 ローラ 79、 ローラ 77, 77、 ローラ 1 9", 1 9" 、 ローラ 19' , 1 9' 、 ローラ 75, 76) およ ぴテープ送出通路 80のガイドローラ 80 aが本発明におけるテープ搬送手段に 相当する。 そしてテープ送出通路 80にもローラ 75, 76に相当する正逆駆動 口一ラを設けるようにしてもよく、 その場合にはこれらの正逆駆動ローラもテー プ搬送手段となる。
またテープ供給搬送系 74と、 その搬送系 74に設けられるテープガイド板、 その前段のテープ誘導路 72、 テープ送出通路 80 (テープガイド 73' とガイ ドローラ 80 a) 、 センサ Si. テープ T先端がテープ送出通路 80の出口
部に位置したことを検知するセンサ S 3 , S 3等により本発明におけるテープ供給 通路が構成される。 なおこのセンサ S i , S 3, S 3等は後述の図 1 9では便 宜上検知部に含めてある。 なおここで紙幣結束部 G 1の結束空間とはチャック 8 1 の回転時の外周円 R (図 1 8 ) の内部空間をいう。
上記図 1 9は図 1 8の実施形態の制御プロック図であり、 図中 8 8は制御部、 8 9は集積部 6 2へ集積すべき紙幣の金種と枚数の指定、 印刷有りの結束モード 、 印刷なしの結束モードの指定を行う操作部である。
この制御部 8 8により紙幣分類集積部 9 1、 集積紙幣挟持搬送部 9 2、 紙幣結 束収納装置 9 3が制御され、 また検知部 9 0は、 紙幣分類集積部 9 1、 集積紙幣 挟持搬送部 9 2、 紙幣結束収納装置 9 3の各部の位置に配設されているセンサ S 1 , S i , S 3 , S 3等を含む。
ちなみに図 1 8と図 1 9との関係は次の通りとなる。 すなわち図 1 9における 紙幣分類集積部 9 1には、 図 1 8における搬送路 6 1、 羽根車 8 4、 集積部 6 2 、 その受け部材 8 5、'軸 8 6等が含まれる。 また図 1 9における集積紙幣挟持搬 送部 9 2には、 図 1 8における集積紙幣挟持搬送機構 6 3 (挟持部材 6 3 a , 6 3 a ) およびその上下■水平移動機構を含む。
図 1 9における紙幣結束収納装置 9 3には、 テープリール部 6 8、 テープ供給 通路、 印刷機構 2 1、 紙幣結束部 G i、 図示しない結束紙幣収納部が含まれる。 次に上記第 2実施形態において、 .印刷無しモード時 (図 1 8に示す圧胴ローラ 2 7は実線図示の退避位置のまま) で、 集積紙幣結束時の一般的な動作を図 1 8 〜図 2 2を参照して説明する。
テープリール部 6 8のテープリール 6 9から引き出されたテープ Tのうち、 テ ープ T先端は図 2 0 (A) のテープ送出通路 8 0の出口端位置 a に位置し、 1束 分のテープ長の末端位置は で示す位置である。 そのときのテープ T先端は、 ガ ィドローラ 8 0 aと、 これに対向してテープ通路を構成するテープガイド 7 3 ' との間に保持されている。 前記テープ T先端の a i位置での停止はセンサ S 3, S 3の検知による。
一方、 テープ卷きつけ手段 6 5のチャック 8 1は、 テープ送出通路 8 0の出口 に臨む位置 (図 2 0 (A) の (X) 位置) に位置される。 このときチャック片 8
1 a, 81 aは開放状態におかれている。 この状態が紙幣 束収納装置 93の結 束準備位置 (定位置) である (図 20 (A) ) 。
図 19における操作部 89により、 印刷無しモードと集積紙幣の金種と集積枚 数とが事前に設定されており、 集積部 62に設定金種紙幣が設定枚数集積される と、 制御部 88によりまず紙幣結束収納装置 93が作動する。
すなわちテープ供給搬送系 74の口一ラ 75, 76, 1 9, , 19' , 19" , 19" , 77, 77, 78, 78がモータ Mx、 電磁クラッチ (1) , (2) を通じて所定量正転駆動される。 その結果、 ガイドローラ 80 aの位置にあった テープ T先端 (図 20 (A) の a i位置) はテープ送出通路 80から結束空間 (R の内側) へ所定量突出し、 開放状態にあるチャック片 80 a, 80 a間に位置し て停止する。 そのときテープ T先端は図 20 (A) の a i' 位置 (テープ挟持予定 位置) におかれる。
次にチャック片 8 l a, 81 aがテープ T先端を挟持する。 この状態でテープ T先端を挟持したチャック 81は、 これを支持するアーム65 aが軸 65 bを回 転駆動することによ'りこの軸 65 bを中心に図 20 (A) において反時計方向に 旋回動する。
このアーム 65 aの旋回動に合わせてテープ供給搬送系 74のローラ 75, 7 6, 19' , 19' , 19" , 19" , 77, 77, 78, 78も正転駆動し、 テープ Tのチャック 81による挟持位置とテープ送出通路 80の出口との間に弛 みを持たせる。 '
こうしてチャック 8 1は円形軌道を画いて図 20 (A) の (X) 位置から反時 計方向に旋回し、 図 20 (B) の (Y) 位置に至って停止する。 そのときのテー プ T先端は図 20 (B) において a "位置であり、 紙幣 1束分のテープ長の末端 は b '位置である。 ·
一方、 テープ供給搬送系 74のローラ 75, 76, 19' , 1 9' , 19" , 19" , 77, 77, 78, 78 (以下これらローラの全部が正転または逆転す る場合はローラ 75, 76…等と略称する) もチャック 81が図 20 (B) の ( Y) 位置に至つた時点で停止する。
チャック 81が図 20 (B) の (Y) 位置に至ったことが図 1 9の検知部 90
のセンサにより検知されると、 制御部 88を通じて集積紙幣挟持搬送部 92が駆 動される。 その結果、 挟持部材 63 a, 63 aが図 18において上昇し、 集積部 62に集積された設定枚数の集積紙幣 Pを挟持して再び下降し、 図 20 (B) に おいて結束位置 G2に位置させる。 このとき集積紙幣 Pの下縁は規制片 65 A上に 乗る。
挟持部材 63 a, 63 aは上記の位置で集積紙幣 Pの挟持を継続する。 この挟 持部材 63 a, 63 aによる挟持は、 図 22 (A) の結束終了直前まで持続され 、 その時点で集積紙幣 Pの挟持を解いて図 18の位置まで上昇し、 次の集積紙幣 Pの挟持搬送に備えることになる。
チャック 81は、 集積紙幣 Pが結束位置 G2に位置したことを図 19の検知部 9 0で検知することにより図 20 (B) の (Y) 位置から再び反時計方向への旋回 を再開し、 集積紙幣 Pの図において左側面に接触した時点で停止する。 その位置 は図 21 (A) における (Z) 位置である。 またそのときのテープ T先端は a "位置、 1束分のテープ長の末端は b '"位置にある。
チャック 81が図 20 (B) の (Y) 位置から図 21 (A) の (Z) 位置へ移 動する期間、 テープ供給搬送系 74のローラ 75, 76…等は停止状態のままで あるが、 集積紙幣 Pの周囲に巻かれたテープ Tの弛みはローラ 75, 76…等に よるそれまでのテープ Tの送り出しにより保たれている。
チャック 81が図 21 (A) の (Z) 位置に位置した段階で図 18のクランプ 手段 64が集積紙幣 Pを挟持する。 このクランプ手段 64は左右一対のクランプ 片 64 a, 64 aを有しており、 これらクランプ片 64 a, 64 aがテープ Tの 幅方向の両側位置で集積紙幣 Pの両面を挟持するとともに、 テープ Tの幅方向両 側をガイドし、 後述のテープ T引き戻し時にテープ Tを適正な位置におくよう機 能する。
図 21 (A) の (Z) 位置へチャック 81が位置しかつクランプ片 64 a, 6 4 aが集積紙幣 Pを挟持したとき、 テープ供給搬送系 74のローラ 75, 76, 19' , 19' , 1 9" , 19" , 77, 77 (78, 78は停止状態) を所定 パルス分逆転駆動させ、 テープ Tの緊張のためその引き戻しの送りに合わせて移 動ローラ 79をテープ T面に押しつけ、 傾斜上昇搬送域 74 aから離反する方向
へ移動する。 .
こうしてテープ Tの引き戻しにより集積紙幣 Pの周囲に卷回されたテープ Tは 図 2 1 (B) に示すように緊縛状態となり、 この状態でテープ供給搬送系 74の ローラ 75, 76…等は停止する。 上記図 2 1 (B) におけるテープ T先端位置 は a ',、 1束分のテープ長の末端は b ''の位置である。
ここで接着鏝部 6 7が進出してテープ Tの重なり部分を押え、 接着開始と共に カツタ 6 6が進出回動してテープ Tを切断し、 接着鏝部 6 7による熱接着が行わ れたのち接着鏝部 6 7およびカツタ 6 6が元位置へ戻る。 その状態が図2 2 (A ) であり、 そのときのテープ T先端は a ,'、 1束分のテープ長の末端は b ,' の位置である。 そして切断された次のテープ T先端は a i '''位置にある。
前記のように接着鏝部 6 7および力ッタ 66が元位置に復帰した直後に図 1 9 の検知部 90内のセンサがそれを検知してローラ 75, 76, 1 9, , 1 9' , 1 9" , 1 9" , 7 7, 77を逆転させ、 ローラ 79はテープ Tを緊張させるた めに傾斜上昇搬送域 74 aから離反する方向へ移動する。 このときローラ 78, 78は停止状態のままである。
図 22 (A) においてテープ T先端が切断された a ''位置から定位置 a に復 帰すると、 センサ S3, S3 (図 1 9の検知部 90の 1つ) がそれを検知し、 ロー ラ 7 5, 76— 7 7, 77を停止させる。 この状態で挟持部材 63 a , 6 3 a力 S 集積紙幣 Pの挟持を解き、 定位置へ上昇復帰する。
次にチャック片 8 1 a, 8 1 aがテープ T先端の挟持解除状態 (テープ Tは卷 かれているので挟持位置にある) となり、 図 22 (B) の (Z) 位置のまま紙面 に対し裏面方向へ引き抜かれる。
次いで集積紙幣 pの下端縁を支持していた規制片 6 5 Aが結束済み紙幣の下方 への放出に支障をきたさない位置に退避し、 その後各クランプ片 64 a, 64 a が結束済み紙幣の挟持を解く方向 (当該紙幣の紙面から離反する左右方向) へ移 動し、 結束された紙幣束は下方にある収納部 (図示せず) へ収納される。
そのときチャック 8 1のチャック片 8 1 a, 8 1 aは、 図 22 (B) の (Z) 位置でかつ紙面に対し裏面方向の位置にあって開放状態におかれており、 その位 置から図において時計方向に旋回し、 図 22 (B) の (X) 位置へ移動したとき
旋回動が停止し、 次いでこのチャック 81が紙面に対し表面方向へ進出して次の 結束に備える定位置 ( (X) 位置) に至る。
この状態において、 集積部 62に設定金種紙幣が設定枚数分集積されていると 、 集積紙幣挟持搬送機構 63により引き続き紙幣結束部 への集積紙幣送り込み 動作に移り、 集積部 62に設定金種紙幣が設定枚数分集積されていない場合は、 その所定枚数分が集積された段階で前記の集積紙幣送り込み動作に移る。 その動 作は前述の通り図 20 (A) 〜図 22 (B) の工程である。 なお図 22 (B) と 図 20 (A) とは同じ状態である。
次に上記第 2実施形態において集積紙幣 Pの結束時で印刷モード時、 すなわち 図 20における圧胴ローラ 27がテープ T面に選択的に押接してその押接期間に テープ Tに印刷を行う場合について説明する。
この場合は、 まず図 19の操作部 89で印刷モードと紙幣の金種と集積枚数と が設定される。
この設定により、 第 1実施形態の場合と同様に図 4の軸 22を中心に回転ディ スク 23が回転し、 設定された金種に対応する色のカラースタンプローラ 24が 印刷準備位置 (図 20 (A) 示) に位置する。 このとき圧胴ローラ 27は、 図 2 0 (A) に 1点鎖線示す退避位置におかれている。
この状態で、 前記のように金種に対応したカラースタンプローラ 24が印刷準 備位置に位置したことが図 19の検知部 90のセンサで検知されたことに基づき 制御部 88を通じ紙幣結束収納装置 9 3のローラ 75, 76, 19' , 1 9, , 19" , 19" , 77, 77が逆転 (ローラ 78, 78は停止状態) し、 ローラ 79もテープ T緊張維持のために前記離反移動をする。
こうしてテープ T先端がセンサ S3, S3の位置から戻され、 センサ Si, Siで 検知されたときローラ 75, 76, 1 9' , 19' , 19" , 19" , 77, 7 7の逆転が停止し、 ローラ 19の前記離反移動も停止してその位置に保たれる。 このように印刷モード時のテープ T先端位置 (図 20 (A) においてセンサ S 1; Si位置、 すなわち a2位置で、 印刷用スタート位置) のセットがなされる。 この状態において図 19の操作部 8 9を通じスタートボタン操作を行うと、 集 積部 62へ設定金種の紙幣が順次集積され、 設定枚数が集積される。
PC蘭 003/010019
43 設定金種の紙幣が設定枚数集積されると、 検知部 9 0、 制御部 8 8を通じて紙 幣結束収納装置 9 3へ検知信号が入力される。 その結果、 ローラ 7 5, 7 6…等 の正転でテープ Tの正転送りがなされるとともに、 正転送りと同時に圧胴ローラ 2 7がテープ Tをカラースタンプローラ 2 4に押接 (図 2 0 (A) の実線図示状 態) してテープ T面にカラー印刷が行われる。
テープ T先端がテープ送出通路 8 0の出口のガイドローラ 8 0 aと対向するテ ープガイド 7 3 ' との間に位置したとき (図 2 0 (A) のテープ T先端の a i相当 位置、 そのときの 1束分のテープ長の末端の 相当位置のとき) 、 センサ S 3, S 3のテープ T先端検知によりモータ M xが正転駆動を停止し、 ローラ 7 5, 7 6 …等も回転が停止する (図 2 0 (A) の状態) 。
この一時停止時には、 圧胴ローラ 2 7はインクの惨みを防ぐため、 カラースタ ンプローラ 2 4から一時的に退避してい.る。 この状態からローラ 7 5, 7 6…等 が再度所定量正転駆動され、 テープ T先端は図 2 0 (A) の a ' の位置に位置さ れる。 この状態でチャック 8 1のチャック片 8 1 a , 8 l aがテープ T先端をチ ャックする。
次にチャック 8 1がテープ T先端をチャックした状態で図 2 0 (A) の (X) 位置から同図 (B ) の (Y) 位置へ移動して停止する。 このチャック 8 1の上記 移動中、 ローラ 7 5, 7 6…等も正転駆動してテープ Tを送り、 図 2 0 ( B ) の (Y) 位置へチヤック 8 1が移動した段階でローラ 7 5 , 7 6…等の正転駆動が 停止される。
チャック 8 1が図 2 0 (A) の (X) 位置から前述の旋回を再開すると、 圧胴 ローラ 2 7もテープ Tを押圧してテープ Tへの印刷を続けるが、 テープ Tの 1束 分の印刷がなされた段階で圧胴ローラ 2 7がテープ T面から退避する。 その退避 時期は、 チャック 8 1が図 2 0 (A) の (X) 位置から同図 (B ) の (Y) 位置 へ至る途中の位置である。
図 2 0 ( B ) において、 チャック 8 1力 (Y) 位置で停止し、 ローラ 7 5 , 7 6…等も停止した状態においてチャック 8 1が図 2 0 (B ) の (Y) 位置に至 つたことが図 1 9の検知部 9 0のセンサで検知されると、 制御部 8 8を通じて集 積紙幣挟持搬送部 9 2が駆動される。
その結果、 挟持移送片 63 a, 63 aが図 18において上昇し、 集積部 62に 集積された設定枚数の集積紙幣 Pを挟持して再度下降し、 紙幣結束部 G!の結束位 置 G2 (図 20 (B) に示す位置) に位置する。 このとき集積紙幣 Pの下端縁は規 制片 65 A上に乗る。
挟持部材 63 a, 63 aは引き続きその位置で集積紙幣 Pの挟持を持続する。 この挟持部材 63 a, 63 aによる挟持は、 図 22 (A) の結束終了直前まで継 続し、 その時点で集積紙幣 Pの挟持を解いて図 18示の位置まで上昇し、 次の集 積紙幣 Pの挟持搬送に備える。
次にチャック 81は、 図 20 (B) の (Y) 位置から再び図において反時計方 向の旋回を開始し、 集積紙幣 Pの図において左側面に接触した時点で停止する。 その状態が図 21 (A) の (Z) 位置である。
チャック 81が図 20 (B) の (Y) 位置から図 21 (A) の (Z) 位置へ移 動する期間、 テープ供給搬送系 74のローラ 75, 76…等は停止状態のままで あるが、 集積紙幣 Pの周囲に巻かれたテープ Tの弛みはローラ 75, 76…等に よるそれまでのテープ Tの送り出しにより保たれている。
チャック 81が図 21 (A) の (Z) 位置に位置した段階で図 18のクランプ 手段 64が集積紙幣 Pを挟持する。 このクランプ手段 64は、 左右一対のクラン プ片 64 a, 64 aを有し、 これらクランプ片 64 a , 64 aはそれぞれテープ Tの幅方向両側部の集積紙幣 Pの両面を挟持するとともに、 テープ Tの幅方向両 側縁をガイドし、 テープ Tの引き戻し時にテープ Tを適正な幅方向位置に位置さ せる機能を持つ。
図 21 (A) の (Z) 位置にチャック 81が位置しかつクランプ片 64 a, 6 4 aが集積紙幣 Pを挟持したとき、 テープ供給搬送系 74のローラ 75, 76, 19' , 19, 19" , 1 9", 77, 77 (ローラ 78, 78は停止状態) を 所定パルス分逆転駆動し、 テープ Tの緊張のためその引き戻し送りに合わせて移 動ローラ 77をテープ T面に押し付ける。
こうしてテープ Tが引き戻されることにより、 集積紙幣 Pに卷かれているテー プ Tは図 21 (B) のように緊縛状態となり、 この状態でテープ供給搬送系 74 のローラ 75, 76…等は停止する。
3010019
45
.ここで接着鏝部 67が進出してテープ Tの重なり部分を押さえ、 接着開始と共 にカツタ 66が進出回動してテープ Tを切断レ、 接着鏝部 67による熱接着が行 われたのち接着鏝部 67およびカツタ 66が元位置に戻る。 この状態が図 22 ( A) である。
接着鏝部 67およびカツタ 66が元位置に復帰した直後に、 図 19の検知部 9 0内のセンサがそれを検知し、 ローラ 75, 76, 19' , 19, 1 9", 19 " , 77, 77を逆転させ、 ローラ 79がテープ Tを緊張させるため前記離反移 動 (このときローラ 78, 78は停止のまま) し、 図 22 (A) においてテープ T先端が切断された a i,,',相当位置から印刷モード時の定位置 (図 22 (A) の センサ Si, Si位置、 すなわち a 2位置、 印刷用スタート位置) に復帰する。
検知部 90のセンサ S , Siがテープ T先端を検知すると、 制御部 88は紙幣 結束収納装置 93中のモータ Mxを停止させ、 ローラ 75, 76…等を停止させ る。 この状態で挟持部材 6 3 a, 63 aが集積紙幣 Pの挟持を解き、 定位置 (図 18に示す位置) へ上昇復帰する。
次にチャック片 81 a, 81 aがテープ T先端の挟持解除状態となり、 図 22 (A) に示す位置のまま紙面に対し裏面方向へ引き抜かれる。
次いで集積紙幣 Pの下端縁を支持していた規制片 65 Aが結束済み紙幣の下方 への放出に支障のない位置へ退避し、 その後各クランプ片 64 a, 64 aが結束 済み紙幣の挟持を開放する方向へ移動し、 結束紙幣は下方の収納部へ収納される そのときチャック 81のチャック片 81 a, 8 l aは図 22 (B) に 1点鎖,锒 で示す (Z) 位置にあって開放状態におかれており、 その位置から図において時 計方向に旋回して図 22 (B) の (X) 位置へ移動したとき停止し、 次にこのチ ャック 81が紙面に対し表面方向へ進出して次回の結束に備えるべく (図 20 ( A) と同じ) をとる。 なおこのときテープ T先端は既述の通りセンサ Si, Si位 置、 すなわち a 2の定位置にある。
この状態において集積部 62に設定金種紙幣が設定枚数分集積されると、 引き 続き結束動作に移り、 集積部 62に設定金種紙幣が設定枚数分集積されていない 場合には、 設定枚数分が集積された段階で結束動作に入る。 その結束動作に関し
ては前述したと同様に図 2 0 (A) 〜図 2 2 ( B ) の工程で行われる。 印刷モード時で金種を変更するときは、 図 1 9の操作部 8 9により新たな金種 と枚数を設定する。 これにより図 2 0 (A) の状態において金種に対応するカラ ースタンプローラ 2 4が印刷位置へ位置される。 また集積部 6 2の残存紙幣をす ベて取り出して空にし、 その取り出した紙幣を繰り出し用収納部へ収納して操作 部 8 9のスタートポタンを押せば、 設定された金種の印刷モードによる結束が可 能な状態となる。
印刷モードから印刷無しモードへの変更は、 操作部 8 9により印刷無しモード を設定すると図 2 0 (A) においてテープ T先端が a 2位置から a i位置へ移行し 、 結束動作に備える。 そして操作部 8 9のスタートボタン操作で集積部 6 2への 紙幣の集積が開始され、 設定枚数分の紙幣が集積されると前述の結束動作に入る 上記の第 2実施形態においても、 印刷機構 2 1として図 1 6、 図 1 7に示した インクジ工ット方式を採用し得ることはもちろんであり、 第 1実施形態の場合と 同様の作用を行わせればよい。
次に図 2 3〜図 2 5により本発明の第 3実施形態につき説明する。
図 2 3は第 3実施形態における集積部の集積形態を示すもので、 装填部 1 0 0 に集積された集積紙幣 Pが繰り出し機構 1 0' 1により 1枚ずつ繰り出されて搬送 手段 1 0 2により搬送し、 その途中に設けられた識別部 1 0 3により金種等が識 別されてその識別結果に基づき各金種別集積部 1 0 ^, 1 0 4 2, 1 0 4 3, 1 0 4 4へ振り分けて集積するようになっており、 リジエタト紙幣はリジエタト部 1 0 5へ集積するようになっている。
前記金種別集積部 1 0 4 i〜 1 0 4 4は紙幣 Pを立位姿勢で集積するもので、 末 端に位置する金種集積部 1 0 4 4を除く他の金種別集積部 1 0 4 , 1 0 4 2, 1 0 4 3はその入口部に分岐爪 1 0 6 t〜l 0 6 3が設けられ、 識別部 1 0 3による識別 結果により対応する金種の集積部の分岐爪が切り換って集積させるようになって いる。
上記分岐爪 1◦ 6 〜 1 0 6 3で分岐された紙幣 Pは、 羽根車 1 0 7 i〜 1 0 7 4 、 ベルト 1 0 8 〜1 0 8 4により送り込まれ、 受台 1 0 9 〜1 0 9 4上に立位姿
勢で集積される。
前記金種別集積部 104 i〜 1044の下部には集積紙幣挟持搬送機構 (一対の 挟持部材 1 10を有する) が各集積部 104 〜 1044の真下で停止するよう矢 印方向に移動自在に設けられ、 各金種別集積部 104 〜1044の位置で集積紙 幣 Pを挟持すベく上昇自在とされるとともに紙幣結束部 1 1 1の真上位置で下降 して紙幣結束部 1 1 1の前記第 2実施形態におけるクランプ部材に受け渡し、 結 束を行う方式のものである。 なお 112はテープ供給部 (第 1および第 2実施形 態におけるテープリール部とテープリール、 テープ供給通路、 印刷機構に対応す る構造を含む) 、 1 1 3は結束紙幣収納部、 P ' は結束済みの紙幣束を示す。 な お紙幣結束部 1 1 1およびテープ供給部 1 12は、 前記第 2実施形態の図 18に 示した構造がそのまま用いられる。
図 24は制御プロック図を示すもので、 図 23との関係は次の通りであり、 1 15は制御部である。
図 24の紙幣分類集積部 1 16は、 図 23における装填部 100、 繰り出し機 構 1◦ 1、 搬送手段 102、 識別部 103、 金種別集積部 10
04
4、 リ ジェクト部 105、 分岐爪 106i〜l 06
3、 羽根車 10ァ 〜丄 07
4、 ベルト 108
1〜108
4、 受台 l O Si l O S を含む。
また図 24の集積紙幣挟持搬送部 1 1 7には、 図 23における挟持部材 1 10 , 1 10の水平移動と上下移動、 該挟持部材 1 10, 1 10による紙幣挟持のた めの移動、 紙幣結束部 1 1 1への挟持送り込み機構、 受台 l O Si l O S の退 避移動機構 (挟持部材 1 10, 110による紙幣挟持後の下降時に退避。 挟持部 材 1 10, 1 10は図 18の挟持部材 63 a, 63 aに相当) を含んでいる。 図 24の紙幣結束収納装置 118には、 図 23の紙幣結束部 1 11、 テープ供 給部 1 12、 結束紙幣収納部 113を含んでおり、 これら紙幣結束部 1 11、 テ ープ供給部 1 1 2は図 18示の第 2実施形態と同じ構造である。
なお図 24の操作部 1 1 9は、 印刷モードによる結束、 印刷無しモードによる 結束の選択、 結束枚数設定等を行うものである。
図 24の検知部 1 20は、 図 23における識別部 103を含み、 さらに図 24 の紙幣分類集積部 1 16、 集積紙幣挟持搬送部 1 17、 紙幣結束収納装置 118
に含まれるセンサを含んでいる。
次に上記第 3実施形態による使用モードについて説明する。
「金種分類バッチモード」
このモードにおいては、 通常は集積部 1 0 4 i〜l 0 4 4を異る 4金種紙幣の設 定枚数集積として使用する 「金種分類バッチモード」 であり、 その設定は図 2 4 の操作部 1 1 9で行う。
装填部 1 0 0カゝら送出された紙幣のうち、 識別部 1 0 3による識別の結果、 正 規の前記 4金種の紙幣は順次対応する金種用の集積部 1 0 4 i〜 1 0 4 4に、 また それ以外の金種紙幣とリジェクト紙幣はリジエタ ト部 1 0 5に集積される。 そし ていずれかの集積部 1 0 4 〜 1 0 4 4の集積紙幣が設定枚数に達したとき、 すな わち実際には識別部 1 0 3の識別結果により制御部 1 1 5が前記 4金種の紙幣の 枚数をチェックしており、 いずれかの金種紙幣の枚数が設定枚数に至った段階で 装填部 1 0 0の紙幣の搬送手段 1 0 2への送出を停止させる。 したがって設定枚 数に至った或る金種紙幣以降の紙幣は装填部 1 0 0から送出されない。
このようにして例えば集積部 1 0 4 に対する金種の紙幣が設定枚数集積される と、 紙幣結束部 1 1 1とテープ T先端が結束工程に備えた定位置 (図 2 0 (A) ) の位置でテープ T先端は a 位置 (印刷無しモード) または a 2位置 (印刷モー ド) に復帰していることを条件にまず図 2 4の紙幣結束収納装置 1 1 8が作動す る。
すなわち前述の第 2実施形態における結束装置 (図 1 8示) が作動し、 テープ Tが図 2 0 (A) 〜 (B ) に至る。 このとき印刷モードと印刷無しモードとでテ ープ T先端は a 2位置 (印刷モード時) から、 あるいは a 位置 (印刷モード時) からとスタート位置に違いがあることと、 印刷モード時は a 2位置から 1束分のテ ープ長に印刷され、 印刷無しモードでは印刷されないことと、 印刷モードでは集 積部 1 0 4 i〜 1 0 4 4のいずれの金種が設定枚数集積されたかによって、 図 2 4 の制御部 1 1 5を通じ紙幣結束収納部 1 1 8の印刷機構 2 1をその集積済み金種 に設定する動作が、 集積部 1 0 4 〜 1 0 4 4の設定枚数紙幣の紙幣結束部 1 1 1 への送り込み前に行われる。
こうして紙幣結束部 ( 1 1 1に同じ) のチャック 8 1が図 2 0 ( B ) の (Y
) 位置へ至って一時停止した段階 (印刷モード時ではその金種のテープ印刷は終 わっている) で一対の挟持部材 1 10, 1 10により設定枚数集積済みの設定金 種紙幣の紙幣結束部 1 1 1への送り込みが行われる。
なお上記一対の挟持部材 110, 1 10は、 紙幣結束部 1 11の直上の定位置 から設定枚数集積された集積部 104 i〜 1044の下部への横方向移動、 次いで 上昇移動、 設定枚数集積された金種紙幣の挟持、 再度の下降、 横方向移動を経て 図 23の実線図示位置 (実際は一対の挟持部材 1 10, 1 10はその位置よりも つと接近して紙幣を挟持している) に至る。
上記の動作は、 設定金種の 4金種のうちいずれか一金種が設定枚数に至ったこ とが、 図 24の制御部 1 15で判定されたとき集積紙幣挟持搬送部 1 1 7へ入力 されることで行われる。
こうして一対の挟持部材 1 10, 1 10で挟持された紙幣が図 23の実線図示 位置に位置した段階で集積部 100の紙幣の繰り出しが再開し、 正規紙幣はその 金種に対応する集積部 104 i〜 1044に集積され、 レ、ずれかの集積部 104丄〜 1044が設定枚数に達すると前回同様繰り出しが停止する。
一方、 紙幣結束部 のチャック 81が図 20 (B) の (Y) 位置に位置してい るか否かが制御部 1 15で判断される。 もしチャック 81が図 20 (B) の (Y ) 位置に位 Sしているときはその時点で、 また図 20 (B) の (Y) 位置にチヤ ック 81が位置していないときはそこに位置した段階で一対の挟持部材 1.10, 1 10が集積紙幣 Pを図 20 (B) に示す結束位置 G 2に位置させてその紙幣の挟 持状態を維持する。 この動作は前述の図 18の挟持部材 63 a, 63 aと同じで あり、 上方への復帰タイミングも同じである。
このようにして結束工程が図 22 (A) の状態になった段階で一対の挟持部材 1 10, 1 10は挟持を解き、 図 23の実線図示位置へ至る。 この段階で集積部 104 〜1044のいずれかが設定枚数になっていると、 その段階で、 また集積 部 104 〜1044がいずれも設定枚数に至っていないときはいずれかの集積部 104 i〜 1044が設定枚数になった段階で一対の挟持部材 1 10, 1 10を水 平移動させ、 対応する集積部 104i〜l 044の下部に位置させて上昇させ、 集 積紙幣の挟持、 下降移動、 水平移動を経て図 23の実線図示位置に位置する。 こ
のときは一対の挟持部材 1 1 0, 1 1 0は紙幣を挟持した状態にある。 一方、 集積部 1 0 4 〜 1 0 4 4のいずれかの金種紙幣が設定枚数に至った段階 で印刷モードが設定されている場合は、 紙幣結束部 1 1 1とテープ T先端が結束 工程の開始に備える定位置 (図 2 0 (A) の位置でテープ T先端は a 2位置) に位 置していることの検知を条件に印刷機構 2 1が対応する金種に設定される。
これは、 具体的にはいずれかの集積部 1 0 4 〜 1 0 4 4の金種紙幣が識別部 1 0 3と制御部 1 1 5を通じて設定枚数に達したことが判定され、 かつ図 2 0 (A ) においてチャック 8 1力 (X) 位置 (定位置) に位置していることが図示し ないセンサ (図 1 9の検知部 9 0に含まれるセンサ) で検知され、 またテープ T 先.端が図 2 0 (A) の a 2位置に位置されていることがセンサ S l t S iで検知され た段階で行われる。 但し印刷モード時だけで、 印刷無しモード時にはこの動作 ( 印刷機構 2 1の金種設定動作) は行われない。
このように印刷モードでは、 印刷機構 2 1の金種設定動作が済んだ段階で、 ま た印刷無しモードでは印刷機構 2 1の金種設定動作は不要であるので、 集積部 1 0 4 〜 1 0 4 4のいずれかの金種紙幣が設定枚数に至ったことと、 紙幣結束部 1 1 1およびテープ T先端が結束工程の開始に備える定位置 (図 2 0 (A) におい てチャック 8 1が定位置である (X) 位置に位置し、 テープ T先端がセンサ S i , の検知位置である a i位置に位置する定位置) に位置した段階で紙幣結束部 1 1 1 (図 2 0 (A) の に同じ) の結束工程が開始される。
すなわち印刷無しモード時には、 テープ T先端は図 2 0 (A) の a 位置から、 また印刷モード時にはテープ T先端は図 2 0 (A) の a 2位置 (印刷用スタート位 置) からテープ Tの送りが開始され、 前記第 2実施形態と同じステップを経て図 2 0 (B ) の (Y) 位置へチャック 8 1を位置させる。
—対の挟持部材 1 1 0, 1 1 0が図 2 3の実線図示位置へ紙幣挟持状態で位置 した段階でチャック 8 1が図 2 0 ( B ) の (Y) 位置へ至ったときに、 あるいは 既に (Y) 位置に至っているときは、 直ちに挟持部材 1 1 0, 1 1 0が紙幣を挟 持した状態で下降し、 集積紙幣を図 2 0 ( B ) の 1点鎖線図示位置 (結束位置 G 2) に位置させるとともに、 図 2 1 ( ) 〜図2 2 ( B ) を経て図 2 0 (A) に復 帰する。 挟持部材 1 1 0, 1 1 0の図 2 3の実線図示位置への復帰は、 前述の通
り図 2 2 (A) の段階であり、 結束済み紙幣が紙幣結束部 から排出され、 図 2 3の結束紙幣収納部 1 1 3へ収納されるのも図 2 2 (A) の段階である。
上記第 3実施形態として示した機械では、 図 2 4の操作部 1 1 9により集積部 1 0 4 t〜 1 0 4 4に同一金種紙幣を設定枚数ずつ集積する 「同一金種パツチモー ド」 に設定することができる。
「同一金種バッチモード」
この場合、 例えば万円紙幣を 1 0 0枚ずつ集積し、 集積部 1 0 4 に 1 0 0枚集 積されると集積部 1 0 4 2に、 この集積部 1 0 4 2に 1 0 0枚集積されると集積部 1 0 4 3に、 同様にして集積部 1 0 4 4に集積されるようにし、 他の金種紙幣はリ ジェクト紙幣と共にリジエタト部 1 0 5へ収納するようにする。
この場合、 図 2 4の操作部 1 1 9で同一金種バツチモードが設定されかつ印刷 モードと金種が設定された場合は図 2 0 (A) の印刷機構 2 1を対応する金種の カラースタンプローラ 2 4に設定する。 印刷無しモードであれば当然ながらカラ 一スタンプローラ 2 4の設定はない。 そしてテープ T先端は、 操作部 1 1 9 (図 2 4示) の操作時に印刷無しモード時は、 図 2 0 (A) の a 位置を定位置とし、 印刷モード時は a 2位置 (図 2 0 (A) 、 印刷用スタート位置) を定位置として位 置が合わされる。 その位置合わせは、 具体的にはローラ 7 5 , 7 6等の正逆転に より行われる。
次に動作について説明する。
まず、 図 2 4の操作部 1 1 9により、 同一金種バッチモード、 印刷モード、 あ るいは印刷無しモード、 金種を設定する。 これによりテープ T先端の a 位置また は a 2位置への位置合わせ、 印刷モードの場合の印刷機構 2 1の金種設定が行われ る。
次に装填部 1 0 0に紙幣を装填し、 図 2 4の操作部 1 1 9のスタートボタンを 押す。 集積部 1 0 4 に 1 0 0枚の紙幣がバツチされると、 分岐爪 1 0 6 iが後流 側へ搬送可能なように切り換えられ、 集積部 1 0 4 2へ紙幣を搬送して集積する。 その集積枚数が 1 0 0枚に至ったら次の集積部 1 0 4 3へさらに集積部 1 0 4 4へ と順次 1 0 0枚ずつ集積する。
このバッチ集積において、 集積部 1 0 4 iに集積された 1 0 0枚の紙幣が一対の
挟持部材 1 10, 1 10に挟持されて紙幣結束部 1 1 1、 テープ供給部 112の 結束装置へ送られると、 仮に集積部 1044まで 100枚バッチが行われていたと すると装填部 100からの紙幣の繰り出しは一時停止し、 集積部 104 の 100 枚の紙幣が挟持部材 1 10, 1 10で挟持されてその集積部 104 iから取り出さ れた後、 集積部 104 iへの集積が再開される。
また集積部 104 i, 1042, 1043が 100枚バッチされ、 集積部 104丄 のバッチ紙幣の結束が済み、 集積部 1042のバッチ紙幣の紙幣結束部 11 1への 送り込み段階、 例えば紙幣結束部 1 1 1の上部位置で挟持部材 1 10, 1 10に よる挟持待機状態、 あるいは紙幣結束部 1 11への送り込み状態の場合は集積部 1044への 100枚バッチが続けられる。
例えば集積部 104 iの 100枚バッチがおこなわれると一対の挟持部材 1 10 , 1 10が集積部 104 iの下部へ横方向移動、 その位置での上昇、 100枚バッ チ紙幣の挟持部材 1 10, 1 10による挟持、 集積部 104 i下部への下降、 図 2 3の実線図示の一対の挟持部材 1 10, 110位置への復帰 (伹しこのときの挟 持部材 1 10, 1 10は 100枚バッチ紙幣の挟持状態) を行う。
一方、 集積部 104 iの 100枚バッチが完了したとき、 検知部 120力 ら制御 部 1 15へ信号が入力され、 紙幣結束部 およびテープ T先端が定位置であるこ とを条件に結束工程が開始される。
そしてテープ T先端が前記 a または a 2位置から図 20 (B) の a "位置に至 つた段階で、 挟持部材 1 10, 1 10が 100枚パッチ紙幣を図 23の紙幣結束 部 1 1 1へ、 すなわち図 20 (B) の結束位置 G2へ送り込む。
挟持部材 1 10, 1 10は図 22 (A) 時点まで紙幣の挟持を維持した後挟持 を解き、 上昇して図 23の実線図示位置に位置する。 集積部 1042がバッチ枚数 である 100枚に達していると、 挟持部材 110, 1 10は集積部 1042の下部 への水平移動、 集積部 1042への上昇移動、 集積部 1042のバッチ紙幣の挟持 、 集積部 1042下部への下降、 図 23の実線図示位置への復帰を行って図 20 ( B) の結束位置への送り込みに備える。
集積部 104 iのバッチ紙幣は、 図 20 (B) から図 21 (A) , (B) 、 図 2 2 (A) を経て結束され、 収納部へ放出される。 また,衹幣結束部 Giは図 22 (B
) を経て図 20 (A) へ復帰する。
そのとき集積部 1042の紙幣がバッチ数である 100枚に達していると、 集積 部 104 のバッチ紙幣のときと同様、 テープ T先端を図 20 (A) の a 位置ま たは a 2位置から図 20 (B) の a " 位置に位置させる。 この時点で挟持部材 1 10, 110が図 23の実線図示位置に待機 (バッチ紙幣挟持状態) の場合はそ の時点で、 またその待機状態にない場合は挟持部材 1 10, 1 10が 100枚の バッチ紙幣を挟持して図 23の実線図示位置へ位置した時点で挟持部材 110, 1 10が図 23の紙幣結束部 1 1 1へ、 すなわち図 20 (B) の結束位置 G2へ送 り込み、 紙幣の結束、 放出と、 挟持部材 1 10, 1 10の図 23の実線図示位置 への復帰が行われる。
上記動作は、 集積部 104tのバッチ紙幣の処理と同じである。 また集積部 10 43, 1044のバッチ紙幣の結束、 元の集積部 104 への集積再開後のバッチ紙 幣の結束も同様である。
なお印刷モード時の印刷は、 テープ T先端が a 2位置から 1束分のテープ長の送 り時に印刷が行われる点は前述の第 1、 第 2実施形態と同様に行われる。
なお、 テープ Tへの印刷長に関して付言すると、 上記の説明では 1束分のテー プ長の略全長にわたって印刷する場合を例示したが、 図 25 (A) に示すように 1束分のテープ長 のうち内卷き部分 (図 25 (B) の L2の長さ分) は印刷無 しとし、 外卷き部分 (L —L2) の長さ分のみに印刷するようにしてもよい。 またその場合のテープ T先端の印刷用スタート位置を、 例えば図 2においてセ ンサ Si, Si位置とし、 テープ送り時に L 2のテープ長は無印刷とし、 テープ長 L 2分が通過したのち圧胴ローラ 27をカラースタンプローラ 24に押しつけるよう にすればよい。
さらに別法としては、 圧胴ローラ 27の位置より L 2の長さ分だけ下流の位置 ( 圧胴ローラ 27よりセンサ Si, S i側の位置) を印刷時のテープ T先端の定位置 (印刷用スタート位置) とする。
第 1〜第 3実施形態では、 センサ Si, St位置をテープ T先端位置としている 、 このセンサ Si, Siを圧胴ローラ 27より長さ L2分下流位置に設けるように し、 そのセンサ S , Si位置をテープ T先端の印刷用スタート位置とする。 図 2
.
54
0 (A) でいうと、 センサ S1; Siをローラ 75, 76とローラ 80 aとの間の テープ送出通路 20に設けるようにする。
また第 1〜第 3実施形態では、 テープ T先端の印刷無しモード時のスタート位 置は、 チャック 3, 81にテープ Tを揷入する前段階の位置 (結束空間近傍の外 部位置) を定位置としているが、 開放状態のチャック 3, 81へテープ T先端を 挿入した状態を定位置とするようにしてもよい。