WO2023026541A1 - 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information

Definitions

  • the storage unit 120 is realized by, for example, a semiconductor memory device such as a RAM or flash memory, or a storage device such as a hard disk or an optical disk. As shown in FIG. 3 , storage unit 120 has NW request information storage unit 121 and communication information storage unit 122 .
  • the NW selection unit 134 controls the communication network used by the terminal devices 10 to 40 according to the NW request information and the communication information.
  • the communication network can be distributed appropriately according to 40 demands. In particular, it is possible to allocate a stable communication network that can use the minimum band required by the terminal device to the terminal device that requires stable communication. On the other hand, an unstable communication network that satisfies the requested bandwidth can be assigned to the terminal device 10 that requires a large bandwidth, even if the terminal device requires unstable communication. As a result, it is possible to prevent a situation in which connections are concentrated in one communication network and requests from the terminal devices 10 to 40 cannot be met.
  • the NW selection unit 134 uses 5G (Sub6) 2 by other terminal devices, and if the average bandwidth of 100 Mbps cannot be secured, the other terminal devices using 5G (Sub6) 2 to another bearer (step S203). In this way, when priority traffic comes in, the NW selection unit 134 preferably moves other traffic to another bearer to optimize the traffic.
  • the user attributes are registered in the external server 200 in advance, and the acquisition unit 131 acquires them from the external server 200 as appropriate.
  • user attributes information such as whether it is a member of the Self-Defense Forces or an ambulance service, whether a call is required, or whether network bandwidth is required for transferring images and videos for reporting the disaster situation. May register network requirements including:

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Abstract

情報処理装置は、取得部と、制御部とを備える。取得部は、ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、複数の端末装置が利用可能な複数の通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得する。制御部は、複数のネットワーク要求情報と通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する。

Description

情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
 本開示は、情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
 従来、ユーザが利用する端末装置によって、5G(sub6)、5G(mmW)、4G(LTE)、又はWi-Fi(登録商標)等の複数の通信ネットワークを利用可能な場合がある。特許文献1には、通信品質によって接続するアクセスポイントを選択する技術が開示されている。
国際公開第2014/034255号
 しかしながら、特許文献1の技術では、各端末装置の通信品質に応じてアクセスポイントを選択することができるものの、複数の端末装置による各通信ネットワークの利用状況を加味して各端末装置が利用する通信ネットワークを選択することができないという課題があった。また、各端末装置が要求するネットワーク量やネットワーク特性、端末装置の移動状況の違いについても加味されていなかった。例えば、スタジアムのイベントでは、放送用の動画を撮影するカメラ、画像(写真)を撮像するカメラ、一般の観客のスマートフォン等の端末機器が用いられ、それぞれが要求するネットワーク量やネットワーク特性、端末装置の移動状況が異なるが、各端末装置に適切な通信ネットワークを利用させることができなかった。
 そこで、本開示では、複数の端末装置が複数の通信ネットワークを利用可能な場合に、各端末装置が利用する通信ネットワークを適切に選択すすることができる情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提案する。
 上記の課題を解決するために、本開示に係る一形態の情報処理装置は、ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、前記複数の端末装置が利用可能な複数の通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得する取得部と、前記複数のネットワーク要求情報と前記通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する制御部と、を備える。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、情報処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、通信ネットワークの一例を示す図である。 図6は、通信ネットワークの一例を示す図である。 図7は、情報処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、通信ネットワークの構成例を示す図である。 図9は、通信ネットワークの構成例を示す図である。 図10は、情報処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャート示す図である。 図11は、端末装置の優先度を示す図である。 図12は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
 以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
 また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
 なお、説明は以下の順序で行うものとする。
  1.情報処理システムの構成
  2.端末装置の構成
  3.情報処理装置の構成
  4.情報処理装置の処理1
  5.情報処理装置の処理2
  6.情報処理装置の処理3
  7.情報処理装置の処理4
  8.ネットワーク量が不足する場合
   8-1.ネットワーク総量が不足している場合
   8-2.特定ベアラのネットワーク帯域が不足している場合
  9.変形例1
 10.変形例2
 11.変形例3
 12.ハードウェア構成
 13.その他
〔1.情報処理システムの構成〕
 図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1には、端末装置10~40と、情報処理装置100と、外部サーバ200とが含まれる。端末装置10~40と、情報処理装置100と、外部サーバ200とは所定の通信網を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。図1には、通信ネットワークの一例として、インターネット回線であるネットワークN、5G(Sub6)2、5G(mmW)3、4G(LTE)4、及びWi-Fi5が利用可能な例を示す。なお、情報処理システム1には、複数台の端末装置10~40や、複数台の情報処理装置100や、複数台の外部サーバ200が含まれてもよい。
 端末装置10~40は、ユーザが利用する情報処理装置である。端末装置10~40は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、端末装置10~40は、通信可能な撮影機器や、通信可能な撮像機器や、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等の装置であってもよい。図1に示す例においては、端末装置10が動画を撮影する撮影機器、端末装置20が静止画を撮像する撮像機器、端末装置30及び40がスマートフォンである場合を示す。
 情報処理装置100は、端末装置10~40が利用する通信ネットワークを制御するために用いられる。情報処理装置100は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、端末装置10~40からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。情報処理装置100は、端末装置10~40からのネットワーク(以下において、NW(Network)とも記載する)要求情報や通信情報に基づいて、端末装置10~40が利用する通信ネットワークを制御する。
 外部サーバ200は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、ユーザ属性等の情報を情報処理装置100へ提供するために用いられる。
〔2.端末装置の構成〕
 次に、図2を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。なお、端末装置20~40も同様の構成であってよいので説明を省略する。図2は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図2に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
(通信部11)
 通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと5G(Sub6)2~Wi-Fi5等の有線又は無線の通信ネットワークで接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
 入力部12は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
 出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部14)
 制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置10を動作させるOS(Operating System)や端末装置10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
 図2に示すように、制御部14は、送信部141と、受信部142と、通信制御部143とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現又は実行する。
(送信部141)
 送信部141は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部141は、情報処理装置100、外部サーバ200等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部141は、NW要求情報を送信する。NW要求情報は、例えば、端末装置10~40が要求する帯域、トラフィック特性、又は遅延量を含む情報である。
(受信部142)
 受信部142は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部142は、情報処理装置100、外部サーバ200等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部142は、情報処理装置100から指示情報を受信する。
(通信制御部143)
 通信制御部143は、各種情報の通信を制御する。通信制御部143は、通信ネットワークへの接続及び通信ネットワークの切り替え等を制御する。通信制御部143は、情報処理装置100等の他の情報処理装置からの指示情報に応じて通信ネットワークを利用する制御を行う。
〔3.情報処理装置の構成〕
 次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
 通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10~40等との間で情報の送受信を行う。また、通信部110は、複数の通信ネットワークに選択的に接続して通信してもよい。
(記憶部120)
 記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、NW要求情報記憶部121と、通信情報記憶部122とを有する。
(NW要求情報記憶部121)
 NW要求情報記憶部121は、NW要求情報を記憶する。
(通信情報記憶部122)
 通信情報記憶部122は、通信ネットワークに関する情報を記憶する。
(制御部130)
 制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。制御部130は、複数のNW要求情報と通信情報とに応じて、端末装置10~40が利用する通信ネットワークを制御する。
 図3に示すように、制御部130は、取得部131と、NW品質計測部132と、算出部133と、NW選択部134と、指示部135とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現又は実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
 取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、端末装置10~40、及び外部サーバ200等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
 また、取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、NW要求情報記憶部121や通信情報記憶部122から各種情報を取得する。
 また、取得部131は、取得した各種情報を記憶部120に格納する。取得部131は、NW要求情報記憶部121や通信情報記憶部122に各種情報を格納する。
 また、取得部131は、他の機能構成により生成、算出、判定された各種情報を取得する。
 また、取得部131は、端末装置10~40からそれぞれ送信されるNW要求情報と、端末装置10~40が利用可能な通信ネットワーク(5G(Sub6)2~Wi-Fi5)の状況を示す通信情報とを取得する。
(NW品質計測部132)
 NW品質計測部132は、端末装置10~40が利用可能な通信ネットワーク(5G(Sub6)2~Wi-Fi5)の通信品質を計測する。
(算出部133)
 算出部133は、各種情報を算出する。算出部133は、記憶部120から取得した情報に基づいて各種情報を算出する。算出部133は、NW要求情報記憶部121や通信情報記憶部122から各種情報を算出する。
 また、算出部133は、算出した各種情報を記憶部120に格納する。算出部133は、NW要求情報記憶部121や通信情報記憶部122に各種情報を格納する。
 また、算出部133は、他の機能構成により取得、生成、判定された各種情報を算出する。算出部133は、他の機能構成により取得、生成、判定された各種情報に基づいて、各種情報を算出する。
 また、算出部133は、端末装置10~40に対する優先度を算出する。算出部133は、端末装置10~40を利用するユーザのユーザ属性や課金情報に応じて、各端末装置10~40に対する優先度を算出する。
(NW選択部134)
 NW選択部134は、各端末装置10~40が利用する通信手段を選択する。NW選択部134は、NW要求情報記憶部121や通信情報記憶部122から取得した情報に基づいて、各端末装置10~40が利用する通信ネットワークを選択する。
(指示部135)
 指示部135は、NW選択部134が選択した結果に基づいて、各端末装置10~40が利用する通信ネットワークを各端末装置10~40に指示する指示情報を作成する。
〔4.情報処理装置の処理1〕
 スタジアム等でイベントが開催される場合、撮影カメラマンであるユーザが動画を撮影する撮影機器である端末装置10を用いて中継を行う。そして、端末装置10は、撮影した動画を5G(Sub6)2~Wi-Fi5のいずれかを用いて外部の記憶装置にアップロードする。また、撮像カメラマン(スチルカメラマン)であるユーザが画像を撮像する撮像装置である端末装置20を用いて画像を撮像する。そして、端末装置20は、撮像した画像(写真)を5G(Sub6)2~Wi-Fi5のいずれかを用いて外部の記憶装置にアップロードする。さらに、一般の観客は、スマートフォンである端末装置30又は端末装置40を用いて、各種通信を行うため5G(Sub6)2~Wi-Fi5を用いる場合がある。
 このように、複数の端末装置が複数の通信ネットワークを利用可能な場合に、どの端末装置がどの通信ネットワークを利用するかを適切に制御することが好ましい。特許文献1の技術を用いると、各端末装置の通信品質に応じて通信ネットワークを選択することができる。しかしながら、端末装置が通信ネットワークを利用する場合に、その通信ネットワークを他の端末装置が利用していると、十分な帯域を保証できずに、適切に通信ネットワークを利用することができない場合がある。特に、端末装置10が撮影した動画や、端末装置20が撮像した画像が適切にアップロードできないと、中継等に支障をきたす場合があるため、端末装置10~40が用いる通信ネットワークを適切に制御することが求められる。
 図4は、情報処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。まず、情報処理装置100の取得部131は、端末装置10~40からNW要求情報を取得する(ステップS101)。NW要求情報は、例えば、端末装置10~40が要求する帯域、トラフィック特性、又は遅延量等を含む情報である。端末装置10~40は、NW要求情報を含むNW要求ファイルを情報処理装置100に送信する。具体的には、NW要求情報は、例えば期待するスループットや、瞬間的にスループットが出ればよいのか、継続して一定のスループットが必要なのか(stable/unstable)、最低何秒間に一度通信できればよいか、というような要件を記載した情報である。
 端末装置10は、中継に用いる動画をアップロードするため、放送に用いる映像サイズに応じて、時刻同期のためにジッターの少ない安定的な通信を要求する。そのため、端末装置10のNW要求情報は、例えば要求する平均帯域が100Mbps、要求するトラフィック特性がstableである。
 これに対して、端末装置20は、大量の画像データ(写真)をアップロードするため、高速な通信を必要とするが、撮像したタイミングでアップロードしてもよく、SDカード等の記憶媒体にある程度データを保存した後にアップロードしてもよい。そのため、端末装置20のNW要求情報は、例えば要求する平均帯域が10Gbps、要求するトラフィック特性がunstableである。なお、中継用ではなく記録用に動画を撮影してアップロードする場合も、瞬間的なスループットは高いほうがよいが、一時的に記憶部等に記憶させることができるため、トラフィック特性はunstableでよい。
 また、端末装置30及び端末装置40は、ユーザの利用状況に応じて、適宜NW要求情報を送信する。
 続いて、情報処理装置100の取得部131は、5G(Sub6)2~Wi-Fi5の通信情報を取得する(ステップS102)。図5は、通信ネットワークの一例を示す図である。図5には、左から通信ネットワーク(以下において、「ベアラ」とも記載する)の名称、利用可能な平均帯域、通信のトラフィック特性、及び通信における遅延量を示す。図5に示すように、例えば、5G(mmW)3は、平均帯域が10Gbps、トラフィック特性がunstable(通信が不安定的)、遅延量が2msの通信が可能である。同様に、5G(Sub6)2は、平均帯域が100Mbps、トラフィック特性がstable(通信が安定的)、遅延量が10msの通信が可能である。同様に、4G(LTE)4は、平均帯域が10Mbps、トラフィック特性がstable(通信が安定的)、遅延量が100msの通信が可能である。
 なお、情報処理装置100の取得部131は、通信情報として、5G(Sub6)2~Wi-Fi5の通信品質に関する情報も取得することが好ましい。情報処理装置100は、端末装置10~40と常にセッションを張り、端末装置10~40から定期的に、又は情報処理装置100が指示した際に、通信品質を報告させる。
 Wi-Fi5の通信品質に関連するパラメータとして、具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、PHYプロトコルタイプ(a/b/g/n/ac/ax)、MACプロトコルタイプ(d/e/h/i/j/k/p/v/w/y/z)、信号強度(RSSI)、使用周波数、SSID、BSSID,割り当て帯域幅、APに対する無線区間のRTT、S/N比、周波数スペクトル、同一BSS(Basic Service Set)内にいる端末数、認証方式、MIMOレイヤー数、信号衝突回数、単位時間あたりのRTS/CTSの個数、Probe Request数、ビーコン受信数、受信/送信パケットカウンタ値、送信成功数、受信成功数、送信再送数、フレーム破損数、インターフェイスエラー回数、cca_busy_time、contentionAverageTime、RadioOnTime、Wi-fiの送信バッファーのキュー内に存在するフレーム数などの情報を取得する。なお、情報処理装置100は、Wi-Fi5に関連する情報であれば、上記の例に限らず、どのようなパラメータを取得してもよい。
 また、5G(Sub6)2、5G(mmW)3、4G(LTE)4等のセルラーネットワークの通信品質に関連するパラメータとして、具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、Component Carrier数、平均レート(MCS:Modulation and Coding Scheme)、Capability(LTE/HSPA+/GSM(登録商標)(Global System of Mobile communications))、信号強度、MIMOレイヤー数、通信割り当て時間数、実際のリソースブロック数、受信/送信パケットカウンタ値、送信成功数、受信成功数、フレーム再送数(MAC)、RLC数、インターフェイスエラー回数、スループット(PHY/IP)、cell情報(セルID、DLの参照信号の送信電力、隣接セル情報、セル収容人数、バックボーン帯域情報)、AsuLvel、Cqi、dbm、Level、RSRP、RSSI、RSSNR、TimingAdvance、ユーザの通信プラン、通信プラン中の月における残通信可能容量などの情報を取得する。なお、情報処理装置100は、セルラーネットワークに関連する情報であれば、上記の例に限らず、どのようなパラメータを取得してもよい。
 そして、情報処理装置100のNW品質計測部132は、情報処理装置100が観測できるパラメータと、端末装置10~40から取得されたパラメータとを用いて、通信品質を計測し、数秒後のネットワーク状況を予測する。予測する方法は単純な線形回帰モデルでもよいし、より複雑なニューラルネットワークを用いてもよい。
 その後、情報処理装置100のNW選択部134は、端末装置10~40が利用する通信ネットワーク(5G(Sub6)2~Wi-Fi5)を選択する(ステップS103)。具体的には、端末装置10は、stableな100Mbpsの通信を要求しているため、NW選択部134は、この条件を満たす5G(mmW)3を端末装置10が利用すると選択する。また、端末装置20は、unstableな10Gbpsの通信を要求しているため、NW選択部134は、この条件を満たす5G(Sub6)2を端末装置20が利用すると選択する。
 そして、情報処理装置100の指示部135は、各端末装置10~40が利用する通信ネットワークを指示する指示情報を送信する(ステップS104)。具体的には、指示部135は、端末装置10に対して、NW選択部134が選択した5G(mmW)3を利用するよう指示情報を送信する。すると、端末装置10の通信制御部143は、指示情報に応じて5G(mmW)3を利用するよう接続を試みる。同様に、指示部135は、端末装置20に対して、NW選択部134が選択した5G(Sub6)2を利用するよう指示情報を送信する。すると、端末装置20の通信制御部は、指示情報に応じて5G(Sub6)2を利用するよう接続を試みる。
 なお、情報処理装置100が、端末装置10~40に利用させる各通信ネットワークの帯域を保証する方法は、従来の帯域保証の技術を用いてよい。例えば、IntServ型の帯域保証を実施してもよいし、各ルータやスイッチに対してフローごとのポリシングを実施したり、クライアントの送出キューに対してシェイピングを掛けたりすればよい。また、QoSフィールドやVLANタグなどによって帯域を優先的に利用させてもよい。また、MPLSのTE機能を使用してもよいし、SRv6でネットワーク帯域を実現できるパスをつかっても構わない。
 また、NW選択部134は、各種ネットワーク機器に対してトラフィック制御を掛ける。これらは、ベアラの状況やクライアントの状況に応じて逐次変化するため、動的に各種ネットワーク機器の設定を変更することが好ましい。
 以上説明したように、情報処理装置100によれば、NW選択部134が、NW要求情報と通信情報とに応じて、端末装置10~40が利用する通信ネットワークを制御するため、端末装置10~40の要求に応じて適切に通信ネットワークを分配することができる。特に、stableな通信を要求する端末装置に対して、端末装置が要求する最小限の帯域を利用可能なstableな通信ネットワークを割り当てることができる。一方、要求する帯域が大きい端末装置であっても、unstableな通信でよい端末装置10に対しては、要求する帯域を満たすunstableな通信ネットワークを割り当てることができる。その結果、1つの通信ネットワークに接続が集中し、各端末装置10~40の要求に対応できない状況となることを防ぐことができる。
〔5.情報処理装置の処理2〕
 図6は、通信ネットワークの一例を示す図である。図6に示すように、例えばスタジアム等の多くの人が集まる場所において、5G(Sub6)2、5G(mmW)3、4G(LTE)4、及びWi-Fi5の各通信ネットワークが図示する領域において利用可能であるとする。
 図7は、情報処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、情報処理装置100の取得部131は、端末装置10~40からNW要求情報を取得する(ステップS101)。ここで、NW要求情報は、例えば、端末装置10~40が要求する帯域、トラフィック特性、又は遅延量のみならず、各端末装置10~40が要求する経時的に変化する位置情報に紐づいた帯域、又は経時的に変化する要求する帯域に関する情報を含む情報である。具体的には、端末装置10は、地点Aで冒頭の30分、平均帯域が10Mbpsでstableな通信を要求し、その後、地点Bに移動し、平均帯域が100Mbpsでstableな通信を要求する。なお、位置情報は、図6に示すスタジアムのような対象領域をメッシュ状に分割して振り分けた番地によって指定してもよいし、GPSによって測位した緯度、経度、高度によって指定してもよい。また、時刻は、日時により絶対時刻を指定してもよいし、所定の時間(例えば、プログラムの開始時点)から何分後のように相対的に指定してもよい。
 続いて、情報処理装置100の取得部131は、5G(Sub6)2~Wi-Fi5の通信情報を取得する(ステップS102)。通信情報は、図5と同様であってよいから説明を省略する。
 その後、情報処理装置100のNW選択部134は、端末装置10~40が利用する通信ネットワーク(5G(Sub6)2~Wi-Fi5)を選択する(ステップS103)。具体的には、端末装置10は、地点Aで冒頭の30分、stableな10Mbpsの通信を要求しているため、NW選択部134は、この条件を満たす4G(LTE)4を端末装置10が利用すると選択する。
 そして、情報処理装置100の指示部135は、各端末装置10~40が利用する通信ネットワークを指示する指示情報を送信する(ステップS104)。具体的には、指示部135は、端末装置10に対して、NW選択部134が選択した4G(LTE)4を利用するよう指示情報を送信する。すると、端末装置10の通信制御部143は、指示情報に応じて4G(LTE)4を利用する。
 続いて、情報処理装置100のNW選択部134は、端末装置10が地点Aから地点Bに移動した際に選択されたベアラ(4G(LTE)4)がNW要求を満たすか否かを判定する(ステップS201)。ここで、端末装置10は、地点Bにおいて、平均帯域が100Mbpsでstableな通信を要求しており、4G(LTE)4の平均帯域は10Mbpsであるから、NW選択部134は、端末装置10が地点Bに移動した際に選択されたベアラ(4G(LTE)4)がNW要求を満たしていないと判定し(ステップS201:No)、再度、NW選択部134は、端末装置10が利用する通信ネットワークを選択する(ステップS202)。NW選択部134は、地点Bにおいて、平均帯域が100Mbpsでstableな通信が可能な5G(Sub6)2を端末装置10が利用する通信ネットワークとして選択する。
 このとき、NW選択部134は、5G(Sub6)2を他の端末装置が利用しており、100Mbpsの平均帯域が確保できない場合には、5G(Sub6)2を利用している他の端末装置を他のベアラに移動させるよう選択する(ステップS203)。このように、NW選択部134は、優先すべきトラフィックが流入してきた場合、他のトラフィックを別のベアラに移動させることを実施し、トラフィックの最適化をすることが好ましい。
 そして、情報処理装置100の指示部135は、NW選択部134の選択結果に基づき、各端末装置10~40が利用する通信ネットワークを指示する指示情報を送信する(ステップS204)。その後、ステップS201に戻り、処理が継続される。
 一方、ステップS201において、NW選択部134が、端末装置10が地点Bに移動した際に選択されたベアラ(4G(LTE)4)がNW要求を満たしていると判定した場合(ステップS201:Yes)、NW選択部134は、端末装置10が選択されたベアラ(4G(LTE)4)を継続して利用するよう通信ネットワークを選択する(ステップS205)。
 そして、情報処理装置100の指示部135は、NW選択部134の選択結果に基づき、各端末装置10~40が利用する通信ネットワークを指示する指示情報を送信し(ステップS206)、一連の処理が終了する。
 以上説明したように、NW要求情報が、各端末装置10~40が要求する経時的に変化する位置情報に紐づいた帯域に関する情報を含む場合、NW選択部134は、位置情報に応じて利用可能な通信ネットワークを選択する。また、NW要求情報が、経時的に変化する要求する帯域に関する情報を含む場合、NW選択部134は、時間に応じて利用可能な通信ネットワークを選択する。その結果、位置や時間に応じてNW要求情報が変化する場合であっても、各端末装置が利用する通信ネットワークを適切に選択することができる。
 なお、上述した例では、端末装置10が要求する帯域が10Mbpsから100Mbpsに移行することにより、端末装置10の要求する帯域が利用していたベアラ(4G(LTE)4)の帯域を超過し、他のベアラ(5G(Sub6)2)を利用する例を説明した。このように、NW選択部134は、端末装置が要求する帯域をベアラが提供できなくなった場合に、他のベアラを利用させてもよい。
 例えば、NW選択部134は、各ベアラが利用可能なエリアから、そのエリア外に移動する際に、他のベアラを利用させてもよい。具体的には、図6に示すスタジアムにおいて、端末装置10が、平均帯域10Mbpsでstableな通信を要求しており、5G(Sub6)2を利用しているとする。そして、端末装置10が、5G(Sub6)2を利用可能なエリアから外に出た場合、NW選択部134は、端末装置10に4G(LTE)4を利用させ、平均帯域10Mbpsでstableな通信を利用可能とすればよい。
〔6.情報処理装置の処理3〕
 図8は、通信ネットワークの構成例を示す図である。図8に示すように、Private コアNWであるネットワークN1には、通信ネットワークとしてPrivate 5G、Private LTE、Wi-Fiが接続されている。このように、プライベートなネットワーク網を制御する場合、各通信ネットワークを情報処理装置101によって制御することが可能である。なお、情報処理装置101は、情報処理装置100と同様の構成であってよいから説明を省略する。
 情報処理装置101は、通信ネットワークを選択するアルゴリズムによって、端末装置に対してベアラ(Private 5G、Private LTE、又はWi-Fi)を利用する指示を行う指示情報を送信する。指示情報の中には、使用するベアラ、時間、認められた通信特性(スループットや遅延量)などの情報が含まれている。端末装置は、この指示情報に従って、適切なベアラに接続する。ただし、情報処理装置101は、Private 5G、Private LTE、及びWi-Fiを制御するコントローラに指示情報を送信してもよい。なお、端末装置は、指示情報に応じて、複数のベアラを利用してもよい。
〔7.情報処理装置の処理4〕
 図9は、通信ネットワークの構成例を示す図である。図9に示すように、インターネット回線であるネットワークN2には、Public コアNWであるネットワークN3とPrivate コアNWであるネットワークN4とが接続されている。ネットワークN3には、通信ネットワークとしてPublic 5G、Public LTEが接続されている。ネットワークN4には、通信ネットワークとしてPrivate 5G、Private LTE、Wi-Fiが接続されている。このように、パブリックなネットワーク網とプライベートなネットワーク網とが混在する回線を制御する場合、ネットワークN2に接続されている情報処理装置102が、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する。
 情報処理装置102は、通信ネットワークを選択するアルゴリズムによって、端末装置に対してベアラ(Private 5G、Private LTE、Wi-Fi、Public 5G、又はPublic LTE)を使用する指示を行う指示情報を送信する。ただし、情報処理装置102は、端末装置にパブリックネットワーク(ネットワークN2)を利用させる場合、Public 5G、及びPublic LTEを制御する情報処理装置103に指示情報を送信してもよい。また、情報処理装置102は、端末装置にプライベートネットワークを利用させる場合、Private 5G、Private LTE、及びWi-Fiを制御する情報処理装置104に指示情報を送信してもよい。また、情報処理装置104が、端末装置や情報処理装置103等に指示情報を送信してもよい。なお、端末装置は、指示情報に応じて、複数のベアラを利用してもよい。
〔8.ネットワーク量が不足する場合〕
 NW選択部134が、通信ネットワーク(例えば、5G(Sub6)2~Wi-Fi5)を選択する場合、各端末装置の要求に対応できない場合がある。
(8-1.ネットワーク総量が不足している場合)
 端末装置がそれぞれ要求するネットワーク量の総和が、各通信ネットワークのネットワーク量の総和を超えている場合、NW選択部134は、算出部133が算出した優先度が低い端末装置による通信ネットワークの利用に制限をかける、又は算出部133が算出した優先度が低い端末装置による通信ネットワークの利用を停止する。
 図10は、情報処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャート示す図である。図10に示すように、図4と同様にステップS101~S104を実行する。図11は、端末装置の優先度を示す図である。図11に示すように、NW選択部134は、クライアントID1~3に対応する端末装置に対して通信ネットワークを選択し、各端末装置は、選択された通信ネットワークを利用する。具体的には、クライアントID1に対応する端末装置が、5G(mmW)の通信ネットワークに対して、1000Mbpsの帯域でunstable、かつ遅延量2msの通信を利用している。同様に、クライアントID2に対応する端末装置が、5G(Sub6)の通信ネットワークに対して、100Mbpsの帯域でstable、かつ遅延量10msの通信を利用している。さらに、クライアントID3に対応する端末装置が、4G(LTE)の通信ネットワークに対して、10Mbpsの帯域でstable、かつ遅延量100msの通信を利用している。
 ここで、取得部131が、新たにNW要求情報を取得した場合、NW選択部134は、通信ネットワークの総和がNW要求情報により要求されたネットワーク量を満たすか否かを判定する(ステップS301)。
 NW選択部134が、通信ネットワークの総和が要求されたネットワーク量を満たさないと判定した場合(ステップS301:No)、算出部133は、各端末装置の優先度を算出する(ステップS302)。算出部133が算出したクライアントID1~3に対応する端末装置の優先度は、それぞれ8、6、0である。取得部131は、外部サーバ200からサービスへの課金状況、別のネットワークを有しているか等の情報を取得する。算出部133は、課金額の多寡やネットワーク保証サービスへの加入の有無等の情報に基づいて、優先度を算出する。また、算出部133は、別のネットワークを利用可能な場合、そのネットワークを利用するよう通知し、その端末装置が現在利用している通信ネットワークを切断してもよい。
 その後、NW選択部134は、優先度が低い端末装置に提示するトラフィックを算出し(ステップS303)、算出したトラフィックを優先度が最も低いであるクライアントID3に対応する端末装置に提示する。NW選択部134は、端末装置10に提示する値として、現状で提供可能な最大値を算出してもよい。具体的には、ベアラごとに提供可能なネットワーク量の総和を端末装置の数で割った値を算出してもよい。また、NW選択部134は、新たにNW要求情報を送信した端末装置が必要とするネットワーク量を確保するために必要なトラフィックを算出し、優先度の低いベアラが利用するネットワーク量を低減させてもよい。
 そして、NW選択部134は、端末装置に提示したトラフィックに対して、端末装置が受け入れを了承したか否かを判定する(ステップS304)。
 NW選択部134が、端末装置が受け入れを了承したと判定した場合(ステップS304:Yes)、指示部135は、端末装置に提示したトラフィックに応じた指示情報を送信し、各端末装置が利用するフローを制御し、各通信端末のネットワークの流用を調整する(ステップS305)。その後、ステップS301に戻り、処理が継続される。
 一方、NW選択部134が、端末装置が受け入れを了承しないと判定した場合(ステップS304:No)、NW選択部134は、次に優先度が低い端末装置にトラフィックを低減するよう提示する。なお、全ての端末装置が提示したトラフィックを受け入れない場合、NW選択部134は、優先度が低い端末装置による通信ネットワークの利用を停止することを決定し、指示部135は、この決定に基づいて、優先度が低い端末装置による通信ネットワークの利用を停止させる指示情報を送信する(ステップS306)。なお、利用を停止する端末装置のトラフィック特性がunstableであれば、一時的にネットワークを停止し、この端末装置には、ネットワークが空いた時間を使い通信させてもよい。このときのスケジューリング方法は、デッドラインベース、エイジング等であってよいが、どのようなスケジューリング方法を用いてもよい。その後、ステップS301に戻り、処理が継続される。
 一方、ステップS301において、NW選択部134が、通信ネットワークの総和が要求されたネットワーク量を満たすと判定した場合(ステップS301:Yes)、NW選択部134は、各端末装置が利用する通信ネットワークを維持するとともに、新たにNW要求情報を送信した端末装置が利用する通信ネットワークを選択する(ステップS307)。
 そして、情報処理装置100の指示部135は、NW選択部134の選択結果に基づき、各端末装置10~40が利用する通信ネットワークを指示する指示情報を送信し(ステップS308)、一連の処理が終了する。
 以上説明したように、新たなNW要求情報を取得した際に、通信ネットワークの総和が要求されたネットワーク量を満たさない場合に、優先度が低い端末装置によるネットワークの利用を制限又は停止することにより、優先度が高い端末装置による通信ネットワークの利用を保証することができる。
(8-2.特定ベアラのネットワーク帯域が不足している場合)
 通信ネットワーク(例えば、5G(Sub6)2~Wi-Fi5)のうち、特定のベアラに対して要求されているネットワーク量がそのベアラの提供可能なネットワーク総和を超えている場合、NW選択部134は、特定のベアラに対する要求を他のベアラで提供可能かネットワークの再配分を検討する。そして、ネットワークを再配分することにより、各端末装置の要求を満たすことができる場合には、NW選択部134の選択に応じて指示部135が指示情報を送信する。
 一方、ネットワークを再配分しても各端末装置の要求を満たせない場合には、NW選択部134は、算出部133が算出した優先度が低い端末装置10~40端末装置による通信ネットワークの利用に制限をかける、又は算出部133が算出した優先度が低い端末装置10~40による通信ネットワークの利用を停止する。
〔9.変形例1〕
 情報処理装置100により、災害時におけるネットワークを制御してもよい。災害時において、緊急性を有する自衛隊職員や救急隊が所持する端末装置の通信にセルラーリソース(例えば、5G(Sub6)2~4G(LTE)4等)を優先的に割り当てる。一方、避難所などにいるユーザ属性が一般の人々は、Wi-Fi5のネットワークを割り当てる。なお、被災者の中には、救助を求めている人のように、緊急性を有する人もいるため、ユーザ属性が一般の人であっても、状況に応じた優先度を付与することが好ましい。また、ユーザ属性が一般の人であっても、ボランティアなどの場合もあるので、ユーザ属性のみで単一に認識するのではなく、状況に応じて細かく割り当てることが好ましい。
 ここで、ユーザ属性は、外部サーバ200に予め登録されており、取得部131が適宜外部サーバ200から取得する。ユーザ属性として、自衛隊職員や救急隊であるか否か、また、通話が必要であるか、災害の状況を報告するための画像や映像の転送用のネットワーク帯域を必要とするか等の情報を含むネットワークの要件を登録してもよい。
 複数のベアラが利用可能である場合、NW選択部134は、このネットワークの要件を満たすようなベアラを選択してもよい。一方、地方で4G(LTE)しか利用できない場合など、ベアラが1つしか利用できない場合、NW選択部134は、4G(LTE)のリソースを予約する。NW選択部134は、セルラー網やルータに対して帯域保証を実施するように設定を実施する。
 NW選択部134は、緊急隊以外のユーザ(被災者など)であって、避難所などに移動して比較的安定した状況にある人に関しては、セルラー網への接続を停止し、災害所に設置されたWi-Fiを利用するよう制御する。また、NW選択部134は、救助が必要な人がいるエリアに関してはセルラー網を積極的に利用させることもできる。NW選択部134は、外部サーバ200から取得したユーザ属性と、端末装置の位置情報とにより、ユーザの状態を推定し、通信ネットワークを制御することができる。また、情報処理装置100を管理するオペレータが、外部サーバ200から取得したユーザ属性と、端末装置の位置情報とにより、各端末装置が利用する通信ネットワークを選択してもよい。なお、情報処理装置100は、端末装置が送信した位置情報を取得してもよいが、端末装置と接続された基地局の位置情報から端末装置の位置情報を推定してもよい。
〔10.変形例2〕
 情報処理装置100により、ゲーム大会におけるネットワークを制御してもよい。スマートフォンのオンラインゲームの大会などを実施する場合には、多数のプレイヤーが一度に通信をすることがある。ゲームにおいては、集中的にネットワークを使う瞬間(ゲーム画面をローディングする際など)があるが、通常時にはリアルタイム(stable)な通信は必要ない。一方、ゲーム内において対戦中などは、トラフィックは少量でよいが安定的(stable)かつ低遅延なネットワークが必要である。個別にゲームをプレイしている場合には対戦中のトラフィックの確保が問題となることはないが、大規模なオンラインのゲームの大会を実施する場合には、限られたネットワークを有効に使う必要がある。
 ゲーム大会の主催者は、各端末装置がどの時間に対戦を行うかを大会プログラムに基づいてスケジューリングし、NW要求情報として記憶部120に記憶させる。そして、情報処理装置100のNW選択部134は、記憶されたNW要求情報に基づいて、対戦中の端末装置に要求された帯域のstableな通信ネットワークを優先的に利用させる。一方、NW選択部134は、対戦中でない端末装置にunstableな通信ネットワークを利用させる。これにより、対戦中のユーザに安定的なトラフィックを提供するとともに、対戦中でないユーザにも通信ネットワークを利用させることができる。なお、NW選択部134は、ゲームの参加者ではない観客のトラフィックの優先度を最低に設定し、必要に応じて通信ネットワークの利用を停止してもよい。
〔11.変形例3〕
 情報処理装置100により、展示会におけるネットワークを制御してもよい。展示会においては、来場者用にWi-Fiを用意している場合がある。そして、NW選択部134は、展示者がデモやリモート会議の参加などを行う際に、展示者に優先的にWi-Fiを利用させ、展示者の通信ネットワーク利用を保証する。その際、NW選択部134は、一般の来場客にセルラー網(5G(Sub6)、5G(mmW)、4G(LTE)等)を利用させる。
〔12.ハードウェア構成〕
 また、上述してきた実施形態に係る端末装置10~40、情報処理装置100、及び外部サーバ200は、例えば、図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、端末装置10~40、情報処理装置100、及び外部サーバ200の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
 CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
 HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
 CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
 メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等である。
 例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10~40、及び情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14、及び制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔13.その他〕
 また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
 また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
 また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
 以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
 また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
 なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
 ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、前記複数の端末装置が利用可能な複数の通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得する取得部と、
 前記複数のネットワーク要求情報と前記通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する制御部と、
 を備える情報処理装置。
(2)
 前記制御部は、
 各端末装置に対する優先度に応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する、
 前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
 前記制御部は、
 前記優先度が低い端末装置による前記通信ネットワークの利用に制限をかける、
 前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
 前記制御部は、
 前記優先度が低い端末装置による前記通信ネットワークの利用を停止する、
 前記(2)又は(3)に記載の情報処理装置。
(5)
 前記制御部は、
 各端末装置を利用するユーザの属性情報に応じて、前記優先度を算出する、
 前記(2)~(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)
 前記制御部は、
 各端末装置を利用するユーザの課金情報に応じて、前記優先度を算出する、
 前記(2)~(5)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(7)
 前記複数のネットワーク要求情報は、
 各端末装置が要求する帯域、トラフィック特性、又は遅延量を含む、
 前記(1)~(6)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(8)
 前記複数のネットワーク要求情報は、
 経時的に変化する各端末装置の位置情報を含む、
 前記(1)~(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(9)
 前記複数のネットワーク要求情報は、
 経時的に変化する各端末装置が要求する帯域情報を含む、
 前記(1)~(8)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(10)
 ネットワーク要求情報を送信する送信部と、
 前記ネットワーク要求情報と利用可能な通信ネットワークの状況を示す通信情報とに応じた指示情報に応じて通信ネットワークを利用する通信制御部と、
 を備える端末装置。
(11)
 コンピュータが、
 ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、前記複数の端末装置が利用可能な通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得し、
 前記複数のネットワーク要求情報と前記通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する、
 情報処理方法。
(12)
 コンピュータに、
 ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、前記複数の端末装置が利用可能な通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得させ、
 前記複数のネットワーク要求情報と前記通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御させる、
 情報処理プログラム。
     1 情報処理システム
     2 5G(Sub6)
     3 5G(mmW)
     4 4G(LTE)
     5 Wi-Fi
    10 端末装置
    20 端末装置
    30 端末装置
    40 端末装置
   100 情報処理装置
   110 通信部
   120 記憶部
   121 NW要求情報記憶部
   122 通信情報記憶部
   130 制御部
   131 取得部
   132 NW品質計測部
   133 優先度算出部
   134 NW選択部
   135 指示部
   200 外部サーバ
   N   ネットワーク

Claims (12)

  1.  ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、前記複数の端末装置が利用可能な複数の通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得する取得部と、
     前記複数のネットワーク要求情報と前記通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する制御部と、
     を備える情報処理装置。
  2.  前記制御部は、
     各端末装置に対する優先度に応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する、
     請求項1に記載の情報処理装置。
  3.  前記制御部は、
     前記優先度が低い端末装置による前記通信ネットワークの利用に制限をかける、
     請求項2に記載の情報処理装置。
  4.  前記制御部は、
     前記優先度が低い端末装置による前記通信ネットワークの利用を停止する、
     請求項2に記載の情報処理装置。
  5.  前記制御部は、
     各端末装置を利用するユーザの属性情報に応じて、前記優先度を算出する、
     請求項2に記載の情報処理装置。
  6.  前記制御部は、
     各端末装置を利用するユーザの課金情報に応じて、前記優先度を算出する、
     請求項2に記載の情報処理装置。
  7.  前記複数のネットワーク要求情報は、
     各端末装置が要求する帯域、トラフィック特性、又は遅延量を含む、
     請求項1に記載の情報処理装置。
  8.  前記複数のネットワーク要求情報は、
     経時的に変化する各端末装置の位置情報を含む、
     請求項1に記載の情報処理装置。
  9.  前記複数のネットワーク要求情報は、
     経時的に変化する各端末装置が要求する帯域情報を含む、
     請求項1に記載の情報処理装置。
  10.  ネットワーク要求情報を送信する送信部と、
     前記ネットワーク要求情報と利用可能な通信ネットワークの状況を示す通信情報とに応じた指示情報に応じて通信ネットワークを利用する通信制御部と、
     を備える端末装置。
  11.  コンピュータが、
     ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、前記複数の端末装置が利用可能な通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得し、
     前記複数のネットワーク要求情報と前記通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御する、
     情報処理方法。
  12.  コンピュータに、
     ユーザが利用する複数の端末装置からそれぞれ送信される複数のネットワーク要求情報と、前記複数の端末装置が利用可能な通信ネットワークの状況を示す通信情報とを取得させ、
     前記複数のネットワーク要求情報と前記通信情報とに応じて、各端末装置が利用する通信ネットワークを制御させる、
     情報処理プログラム。
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