JP2000002494A - プレート式熱交換器および冷凍サイクル装置 - Google Patents

プレート式熱交換器および冷凍サイクル装置

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compressor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレート式熱交換器内の冷媒の急激な温度変
化を抑え、その寿命を長くできるプレート式熱交換器を
用いた冷凍サイクル装置を得る。 【解決手段】 プレート式熱交換器3と切換弁2を接続
する冷媒配管途中に、開閉弁14と、減圧装置5と並列
に冷媒配管により接続した開閉弁13と、開閉弁14と
並列に冷媒配管により接続した減圧装置15と、デフロ
スト運転時に、開閉弁13を開にし、開閉弁14を閉に
する制御装置とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレート式熱交
換器および冷凍サイクル装置に係わり、さらに詳しく
は、ほぼ平行に配列された複数枚のプレート間に冷媒流
路と利用側流体流路とが交互に形成されたプレート式熱
交換器を凝縮器あるいは蒸発器として用いる冷凍サイク
ル装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、HCFC22などの冷媒を凝
縮あるいは蒸発させて、熱交換を行う冷凍サイクル技術
を用いて、冷暖房装置や給湯装置などを構成した冷凍サ
イクル装置が使われている。
【0003】この種の冷凍サイクル装置は、例えば、冷
媒であるHCFC22を圧縮する圧縮機と、冷媒を凝縮
させる凝縮器として作用し、温度上昇した冷媒を空気な
どで冷却する空気側熱交換器と、冷媒を減圧する減圧装
置と、冷媒を蒸発させる蒸発器として作用し、気化熱を
利用して被冷却媒体である水などを冷却する複数枚のプ
レートを用いたプレート式熱交換器などにより構成され
ている。上記各部間は、冷媒が循環可能なように順次冷
媒配管により接続されており、プレート式熱交換器から
排出された冷媒を再度圧縮機に戻すことにより、冷却運
転を連続して行うことができる。
【0004】また、上記とは逆の経路で冷媒を循環さ
せ、プレート式熱交換器を凝縮器とし、空気側熱交換器
を蒸発器とした場合は、加熱運転を連続して行うことが
できる。
【0005】従来における冷凍サイクル装置は、例え
ば、図11に示されるように構成されている。ここで、
四方切換弁2は、圧縮機1の吐出側と空気側熱交換器4
との間およびプレート式熱交換器3と圧縮機1の吸入側
との間に配備され、冷却運転時と加熱運転時とで主回路
の冷媒流路を反転させる。
【0006】また、図12に示すプレート式熱交換器
は、表面を冷媒あるいは水が流動するヘリンボーン状の
波形突起を有し、伝熱プレート55が複数枚並べられた
主構成となっている。これらの伝熱プレート55間には
冷媒通路56と水通路57が交互に形成されている。一
方の最外端に設けられた前記伝熱プレート55より肉厚
の大きい平板状のカバープレート51には、冷媒出入口
管61,62が貫通して設けられており、他方の最外端
に設けられた前記伝熱プレート55より肉厚の大きい平
板状のカバープレート52には水入口管64および水出
口管63(図示では見えない)が貫通して設けられてい
る。また、各プレート55には、冷媒入口管61および
冷媒出口管62からそれぞれ各冷媒通路56に連通する
冷媒連通穴54と、水入口管64及び水出口管63から
それぞれ各水通路57に連通する水連通穴58とが構成
されている。
【0007】また、図13には図12に示すプレート式
熱交換器を平面Aで切断した場合の断面図(以下、断面
図と表記しているのはすべてプレート式熱交換器を平面
Aで切断した場合の断面を表す)を示す。伝熱プレート
55の表面の形状が表と裏でほぼ同一であるために、伝
熱プレート55により形成される冷媒の流路56と利用
側流体の流路57が、断面積についてA■=B■で示す
ように、ほぼ同等である。
【0008】冷媒の流れについて説明する。冷房運転
時、圧縮機1から吐出された冷媒は凝縮器として作用す
る空気側熱交換器4に流入する。空気側熱交換器4にて
凝縮された冷媒は、減圧装置5に流入され、減圧されて
低温・低圧の状態となった後、プレート式熱交換器3に
流入される。そして、プレート式熱交換器3にて蒸発し
た後、アキュームレータ6を介して圧縮機1に戻され
る。
【0009】暖房あるいは給湯運転時、圧縮機1から吐
出された冷媒は凝縮器として作用するプレート式熱交換
器3に流入する。プレート式熱交換器3にて凝縮された
冷媒は、減圧装置5に流入され、減圧されて低温・低圧
の状態となった後、空気側熱交換器4に流入する。そし
て、空気側熱交換器4にて蒸発した後、アキュームレー
タ6を介して圧縮機1に戻される。
【0010】また、暖房運転時に、空気側熱交換器4を
大気との熱交換により、蒸発器として作用させるため
に、大気の温度が低く湿度が高い場合には、空気側交換
器4が着霜してしまう。その霜を取り除くために、いわ
ゆるデフロスト運転を行う。デフロスト運転は、冷房運
転時と同様の経路を冷媒は流れ、プレート式熱交換器3
を蒸発器として使用する。ただし、冷房運転時とは装置
の構成機器の動作に関してファン4aが運転しないとい
う違いがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍サイクル装
置は以上のように構成されているので、下記に示す問題
点があった。プレート式熱交換器での熱交換効率を決定
する因子として、水側の熱伝達率とプレートの材質およ
び肉厚と冷媒側の熱伝達率がある。そして、冷房運転時
に冷媒循環量が少ない条件で運転される場合、水側の熱
伝達率に比べて冷媒側の熱伝達率が非常に悪いために、
熱交換率が悪いという問題があった。
【0012】暖房運転時、凝縮器として作用していたプ
レート式熱交換器がデフロスト運転時は蒸発器として作
用する。そのために、プレート式熱交換器を流れる冷媒
の温度が大きく変化する。特に、加熱運転時に冷媒の入
口付近に相当する伝熱プレート55の部位ば最も温度変
化がはげしい(加熱運転時に圧縮機1より吐出された高
温冷媒ガスが流入するため)。したがって、暖房運転中
にデフロスト運転が頻繁に行われると、プレート式熱交
換器が早く破壊(冷媒ガスが大気中に漏れること)して
しまう危険がある。つまり、カバープレートと伝熱プレ
ートとの肉厚が違うこと、そのため熱による膨張の特性
が異なること、伝熱プレートとカバープレートが規則的
かつ部分的に接合されていることにより、デフロスト等
により急激な温度変化が繰り返し起こると、プレートが
疲労して破壊してしまうという問題があった。
【0013】この発明は、冷媒側の熱伝達率が利用側流
体の熱伝達率に比べてそれほど差がなく、効率のよい熱
交換が行えるプレート式熱交換器を得ると共に、デフロ
スト等によるプレート式熱交換器内を流れる冷媒の急激
な温度変化を抑制してプレート式熱交換器の寿命を延長
できる冷凍サイクル装置を得ようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るプレー
ト式熱交換器では、前記プレート式の第2の熱交換器
を、複数の溝を有し、表面の形状が表と裏とで異なるプ
レート複数枚を並べて、前記プレート間に、流路断面積
が小さくなる方に第1の流体である冷媒の通路と流路断
面積が大きくなる方に第2の利用側の流体である通路と
を交互に形成されるよう構成した。
【0015】第2の発明に係る冷凍サイクル装置では、
圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、減圧装置と、プレ
ート式の第2の熱交換器とを順次冷媒配管により接続し
た主回路と、冷却運転時と加熱運転時とで前記圧縮機の
吐出側から前記第1の熱交換器への冷媒通路を前記プレ
ート式の第2の熱交換器に切り換えると共に、前記プレ
ート式の第2の熱交換器から前記圧縮機の吸入側への冷
媒通路を前記第1の熱交換器に切り換える切換弁と、前
記減圧装置と並列に冷媒配管により接続した開閉弁と、
デフロスト運転時に、前記開閉弁を開にする制御装置と
を備えた。
【0016】第3の発明に係る冷凍サイクル装置では、
圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第1の減圧装置
と、プレート式の第2の熱交換器と、第1の開閉弁とを
順次冷媒配管により接続した主回路と、冷却運転時と加
熱運転時とで前記圧縮機の吐出側から前記第1の熱交換
器への冷却回路を前記プレート式の第2の熱交換器に切
り換えると共に、前記プレート式の第2の熱交換器から
前記圧縮機の吸入側への冷媒通路を前記第1の熱交換器
に切り換える切換弁と、前記第1の減圧装置と並列に冷
媒配管により接続した第2の開閉弁と、前記第1の開閉
弁と並列に冷媒配管により接続した第2の減圧装置と、
デフロスト運転時に、第2の開閉弁を開にし、前記第1
の開閉弁を閉にする制御装置とを備えた。
【0017】第4の発明に係る冷凍サイクル装置では、
圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第1の減圧装置
と、内部に熱交換機能を備えたチャージモジュレータ
と、プレート式の第2の熱交換器とを順次冷媒配管によ
り接続した主回路と、冷却運転時と加熱運転時とで前記
圧縮機の吐出側から前記第1の空気側熱交換器への冷媒
通路を前記プレート式の第2の熱交換器に切り換えると
共に、前記プレート式の第2の熱交換器から前記圧縮機
の吸入側への冷媒通路を前記第1の空気側熱交換器に切
り換える切換弁と、前記第1の空気側熱交換器と前記第
1の開閉弁を接続する冷媒配管より分岐し、第2の開閉
弁と第2の減圧装置と前記チャージモジュレータとを冷
媒配管により接続し、前記プレート式の熱交換器と圧縮
機とを接続する冷媒配管にバイパスしたバイパス回路
と、前記バイパス回路に冷媒流し方向を前記プレート式
熱交換器と圧縮機とを接続する冷媒配管側に向けて配置
した逆止弁と、デフロスト運転時に、前記第2の開閉弁
を開にし、前記第1の開閉弁を閉にする制御装置とを備
えた。
【0018】第5の発明に係る冷凍サイクル装置では、
圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第1の減圧装置
と、プレート式の第2の熱交換器とを順次冷媒配管によ
り接続した冷媒回路と、冷却運転時と加熱運転時とで前
記圧縮機の吐出側から前記第1の熱交換器への冷媒通路
を前記プレート式の第2の熱交換器に切り換えると共
に、前記プレート式の第2の熱交換器から前記圧縮機の
吸入側への冷媒通路を前記第1の熱交換器に切り換える
切換弁とを備えた冷凍サイクル装置において、前記プレ
ート式の第2の熱交換器の構成が、伝熱プレート複数枚
を並べて、前記伝熱プレート間に第1の流体である冷媒
の通路と第2の利用側の流体である通路とを交互に形成
し、前記複数枚並べられた伝熱プレートの外端に第1お
よび第2の流体の流路を形成しないプレートを複数枚並
べて、前記一方の最外端のプレートまたは他方の最外端
のプレートに冷媒入口管および冷媒出口管を設け、前記
一方の最外端のプレートまたは他方の最外端のプレート
に利用側流体入口管および利用側流体出口管を設け、前
記各冷媒通路と前記冷媒入口管とをそれぞれ連通する冷
媒連通穴と前記各冷媒通路と前記冷媒出口管とをそれぞ
れ連通する冷媒連通穴と前記各利用側流体通路と前記利
用側流体入口管および前記利用側流体出口管とをそれぞ
れ連通する利用側流体連通穴とを、前記各プレートに設
けた構成としたものである。
【0019】第6の発明に係る冷凍サイクル装置では、
圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第1の減圧装置
と、3つの流体が通る複数の流路を有したプレート式の
第2の熱交換器の2つを並列に順次冷媒配管により接続
した冷媒回路と、冷却運転時と加熱運転時とで前記圧縮
機の吐出側から前記第1の熱交換器への冷媒通路を前記
プレート式の第2の熱交換器に切り換えると共に、前記
プレート式の第2の熱交換器から前記圧縮機の吸入側へ
の冷媒通路を前記第1の熱交換器に切り換える切換弁
と、前記第1の減圧装置側に前記のプレート式の第2の
熱交換器の2つの流路のうちの一方に配置した第1の開
閉弁と、前記切換弁側に前記のプレート式の第2の熱交
換器の2つの流路のうちの第1の開閉弁を配置した側に
配置した第2の開閉弁と、第1の空気側熱交換器と第1
の減圧装置を接続する冷媒配管より分岐して前記第2の
開閉弁のプレート式の第2の熱交換器側に第3の開閉弁
を介してバイパスして接続される第1のバイパス回路
と、前記第1の開閉弁のプレート式の第2の熱交換器側
より分岐して第2の減圧装置を介して前記のプレート式
の第2の熱交換器の2つの流路のうちのもう一方の流路
の前記第1の減圧装置側にバイパスして接続される第2
のバイパス回路と、前記空気側熱交換器に空気の流れを
起すファンと、デフロスト運転時に、前記第1および第
2の開閉弁を閉にし、前記第3の開閉弁を開にする制御
装置とから構成された冷凍サイクル装置であって、前記
プレート式の熱交換器の構成が、プレート複数枚を並べ
て、前記プレート間に、最外端から順に第1の流体であ
る冷媒の通路と第2の流体である冷媒の通路と第3の利
用側の流体である通路とを交互に形成し、前記一方の最
外端のプレートまたは他方の最外端のプレートに第1の
流体の入口管および出口管を設け、前記一方の最外端の
プレートまたは他方の最外端のプレートに第2の流体の
入口管および出口管を設け、前記一方の最外端のプレー
トまたは他方の最外端のプレートに利用側流体入口管お
よび利用側流体出口管を設け、前記各第1の流体の通路
と前記第1の流体の入口管とをそれぞれ連通する連通穴
と前記各第1の流体の通路と前記第1の流体の出口管と
をそれぞれ連通する連通穴と前記各第2の流体の通路と
前記第2の流体の入口管とをそれぞれ連通する連通穴と
前記各第2の流体の通路と前記第2の流体の出口管とを
それぞれ連通する連通穴と前記各利用側流体通路と前記
利用側流体入口管および前記利用側流体出口管とをそれ
ぞれ連通する利用側流体連通穴とを、前記各プレートに
設けた構成とした。
【0020】第7の発明に係る冷凍サイクル装置では、
圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第1の開閉弁と、
第1の減圧装置と、内部に熱交換機能を備えたチャージ
モジュレータと、前記チャージモジュレータよりも低い
位置に配置され前記チャージモジュレータとは各々下部
で接続されるプレート式の第2の熱交換器と第2の開閉
弁とを順次冷媒配管により接続した主回路と、冷却運転
時と加熱運転時とで前記圧縮機の吐出側から前記第1の
空気側熱交換器への冷媒通路を前記プレート式の第2の
熱交換器に切り換えると共に、前記プレート式の第2の
熱交換器から前記圧縮機の吸入側への冷媒通路を前記第
1の空気側熱交換器に切り換える切換弁と、前記第1の
空気側熱交換器と前記第1の開閉弁を接続する冷媒配管
より分岐し、第3の開閉弁と第2の減圧装置と前記チャ
ージモジュレータの熱交換器部とを冷媒配管により接続
し、前記プレート式の熱交換器と圧縮機とを接続する冷
媒配管にバイパスした第1のバイパス回路と、前記バイ
パス回路に冷媒流し方向を前記プレート式熱交換器と圧
縮機とを接続する冷媒配管側に向けて配置した逆止弁
と、前記チャージモジュレータ上部から、プレート式熱
交換器と第2の開閉弁を接続する冷媒配管へ第4の開閉
弁を介してバイパスして接続される第2のバイパス回路
と、デフロスト運転時に、前記第3の開閉弁と第4の開
閉弁を開にし、前記第1の開閉弁と第2の開閉弁を閉に
する制御装置とを備えた。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1は、この発明
の実施の形態1に関わるプレート式の第2の熱交換器の
分解斜視図である。また、図2(a),(b)は、図1
に示すプレート式熱交換器を平面Aで切断した場合の断
面図を示す。
【0022】図において、3はプレート式の第2の熱交
換器、51,52はプレート式の第2の熱交換器3にお
ける外周カバーを構成する角筒状体(図示せず)の両端
面を閉塞し、その内部に熱交換用空間を形成する最外端
のプレート、55は、それぞれ複数の溝を有し表面の形
状が表と裏で異なる複数枚の伝熱プレートである。
【0023】この実施の形態1による冷凍サイクル装置
に用いるプレート式熱交換器3は、複数の溝を有し表面
の形状が表と裏で異なる伝熱プレート55を複数枚並べ
て、伝熱プレート55間に流路断面積が小さくなる方に
冷媒の通路56と流路断面積が大きくなる方に利用側の
流体である通路57とを交互に形成し、一方の最外端の
プレート51に冷媒入口管61及び冷媒出口管62を設
け、他方の最外端のプレート52に利用側流体入口管6
4および利用側流体出口管63を設け、各冷媒通路56
と冷媒入口管61および冷媒出口管62とをそれぞれ連
通する冷媒連通穴54と各利用側流体通路57と利用側
流体入口管64および利用側流体出口管63とをそれぞ
れ連通する利用側流体連通穴53とを各伝熱プレート5
5に設けた構成となっている。
【0024】つぎに、冷房運転時(蒸発器として使用し
た場合)のプレート式熱交換器3を流れる冷媒および利
用側流体(水などの被冷却流体)の流れの状況について
説明する。冷媒入口管61からプレート式熱交換器内に
流入した冷媒は、プレート間に形成された複数の冷媒通
路56を通り、蒸発した後、冷媒出口管62から流出す
る。一方、利用側流体は利用側流体入口管64からプレ
ート式熱交換器内に流入し、プレート間に形成された複
数の利用側流体通路57を通り、冷却された後、利用側
流体出口管63より流出する。
【0025】また、図2(a),(b)によれば、伝熱
プレート55は表面の形状が表と裏で異なるために、伝
熱プレート55により形成される冷媒の流路56と利用
側流体の流路57が、断面積について、断面積A■>B
■で示すように、冷媒の流路56の方が狭くなってお
り、サイクル内の冷媒の循環量が同一でも、プレート式
熱交換器内を流れる冷媒の流速が速くなり、冷媒側の熱
伝達率が利用側流体の熱伝達率に比べてそれほど差がな
くなる。ここで、図2(a),(b)に示す伝熱プレー
ト55の断面形状については、図(a)または図2
(b)のような断面形状を持つ伝熱プレート55の何れ
かを選択的に用いることができるものである。
【0026】この実施の形態1によるプレート式熱交換
器は以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。すなわち、この実施の形態1では、プレート
式熱交換器3の構成が、プレート間に形成される冷媒と
利用側の流体の流路に関して、利用側の流体である通路
57に対して冷媒の通路56を流路断面積が小さくなる
ように構成しているために、冷媒側の熱伝達率が利用側
流体の熱伝達率に比べてそれほど差がなく、効率のよい
熱交換が行えるようになった。
【0027】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2に係る冷凍サイクル装置を示す冷媒回路構成図で
あり、従来装置と同様の部分は同一の符号で示す。この
実施の形態2におけるプレート式熱交換器としては、そ
の内部構造が、図1,図2に示す実施の形態1の構成の
もの、あるいは、図12,図13に示す従来の構成のも
のを用いるものである。
【0028】この実施の形態2による冷凍サイクル装置
は、圧縮機1と、四方切換弁2と、第1の空気側熱交換
器4と、減圧装置5と、開閉弁13と、プレート式の第
2の熱交換器3と、切換弁2と、第1の空気側熱交換器
4に空気の流れを起すファン4aと、開閉弁13を制御
する制御装置(図示せず)から構成されている。
【0029】通常加熱運転時、冷媒は次のように流れ
る。圧縮機1を吐出した冷媒は、切換弁2を経て、プレ
ート式熱交換器3に流入し、凝縮する。凝縮した冷媒は
減圧装置5により減圧され、低温・低圧冷媒となった
後、空気側熱交換器4に流入する。次いで、冷媒は空気
側熱交換器4にて蒸発し、切換弁2とアキュームレータ
6を経て圧縮機1に吸入される。
【0030】また、デフロスト運転時の冷媒の流れにつ
いて説明する。圧縮機1を吐出した冷媒は、切換弁2を
経て、空気側熱交換器4に流入し、凝縮する。凝縮した
冷媒は、制御装置(図示せず)により開状態となった開
閉弁13を経て、高圧・高温状態のまま、プレート式熱
交換器3に流入する。次いで、冷媒はプレート式熱交換
器3にて蒸発し、切換弁2とアキュームレータ6を経
て、圧縮機1に吸入される。
【0031】この実施の形態2による冷凍サイクル装置
は、以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。すなわち、この実施の形態2では、デフロス
ト運転時に制御装置(図示せず)により開閉弁13が開
状態となるため、冷媒は高温・高圧状態のままプレート
式熱交換器に流入し蒸発する。したがって、デフロスト
等により、プレート式熱交換器内を流れる冷媒の急激な
温度変化が起らないため、プレート式熱交換器の寿命
(プレートが疲労し破壊に至るまでの時間)が長くな
る。
【0032】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3に係る冷凍サイクル装置を示す冷媒回路構成図で
あり、図3と同様の部分は同一の符号で示す。この実施
の形態3におけるプレート式熱交換器としては、その内
部構造が、図1,図2に示す実施の形態1の構成のも
の、あるいは、図12,図13に示す従来の構成のもの
を用いるものである。
【0033】ここで、この実施の形態3の冷凍サイクル
装置が図3に示す実施の形態2と構成上異なるところ
は、プレート式熱交換器3と切換弁2を接続する冷媒配
管に開閉弁14と、開閉弁14と並列に減圧装置15を
設けていることと、開閉弁14と減圧装置15を制御す
る制御装置(図示せず)を設けていることである。
【0034】この実施の形態3において、通常加熱運転
時、冷媒は次のように流れる。圧縮機1を吐出した冷媒
は切換弁2および制御装置(図示せず)により開状態と
なっている開閉弁14を経て、プレート式熱交換器3に
流入し、凝縮する。凝縮した冷媒は減圧装置5により減
圧され、低温・低圧冷媒となった後、空気側熱交換器4
に流入する。次いで、冷媒は空気側熱交換器4にて蒸発
し、切換弁4とアキュームレータ6を経て、圧縮機1に
吸入される。
【0035】また、デフロスト運転時の冷媒の流れにつ
いて説明する。圧縮機1を吐出した冷媒は切換弁2を経
て、空気側熱交換器4に流入し、凝縮する。凝縮した冷
媒は、制御装置(図示せず)により開状態となった開閉
弁13を経て、高圧・高温状態のまま、プレート式熱交
換器3に流入する。次いで、冷媒はプレート式熱交換器
3にて蒸発し、制御装置(図示せず)により開閉弁14
は閉状態となっているために、冷媒は減圧装置15によ
り減圧され、低温・低圧冷媒となった後、切換弁2とア
キュームレータ6を経て、圧縮機1に吸入される。
【0036】この実施の形態3による冷凍サイクル装置
は、以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。すなわち、この実施の形態3では、デフロス
ト運転時に制御装置(図示せず)により開閉弁13が開
状態となっているため、冷媒は高温・高圧状態のままプ
レート式熱交換器3に流入し蒸発する。したがって、デ
フロスト等により、プレート式熱交換器の寿命(プレー
トが疲労し破壊に至るまでの時間)が長くなる。また、
実施の形態2では、圧縮機1の吸入冷媒が減圧されてお
らず、圧縮機の寿命が短くなる危険があるが、実施の形
態3では、減圧装置15により減圧され、低温・低圧冷
媒となった後、圧縮機1に吸入されるため、圧縮機1の
寿命は低下されることがはない。
【0037】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4に係る冷凍サイクル装置を示す冷媒回路構成図で
あり、従来と同様の部分は同一の符号で示す。この実施
の形態4におけるプレート式熱交換器としては、その内
部構造が、図1,図2に示す実施の形態1の構成のも
の、あるいは、図12,図13に示す従来の構成のもの
を用いるものである。
【0038】この実施の形態4による冷凍サイクル装置
は、圧縮機1と、空気側熱交換器4と、開閉弁20と、
減圧装置5と、内部に熱交換機能を備えたチャージモジ
ュレータ19と、プレート式の第2の熱交換器3とアキ
ュームレータ6とを順次冷媒配管により接続した主回路
31と、冷却運転時と加熱運転時とで圧縮機1の吐出側
から空気側熱交換器4への冷媒通路をプレート式熱交換
器3に切り換えるとともに、プレート式熱交換器3から
圧縮機1の吸入側への冷媒通路を空気側熱交換器4に切
り換える切換弁2と、空気側熱交換器4と開閉弁20を
接続する冷媒配管より分岐し、開閉弁21と減圧装置1
6とチャージモジュレータ19の熱交換器部19aとを
冷媒配管により接続し、プレート式熱交換器3と圧縮機
1とを接続する冷媒配管にバイパスしたバイパス回路3
2と、バイパス回路32に冷媒流し方向をプレート式熱
交換器3と圧縮機1とを接続する冷媒配管側に向けて配
置した逆止弁18と、空気側熱交換器4に空気の流れを
起すファン4aと、デフロスト運転時に、開閉弁21を
開にし、開閉弁20を閉にする制御装置(図示せず)と
から構成されている。
【0039】通常加熱運転時、冷媒は次のように流れ
る。圧縮機1を吐出して冷媒は、切換弁2を経て、プレ
ート式熱交換器3に流入し、凝縮する。凝縮した冷媒は
チャージモジュレータ19を経て、減圧装置5により減
圧され、低温・低圧冷媒のなった後、開閉弁20を介し
て空気側熱交換器4に流入する。次いで、冷媒は空気側
熱交換器4にて蒸発し、切換弁2とアキュームレータ6
を経て、圧縮機1に吸入される。
【0040】また、デフロスト運転時の冷媒の流れにつ
いて説明する。圧縮機1を吐出した冷媒は、切換弁2を
経て、空気側熱交換器4に流入し、凝縮する。凝縮した
冷媒は、制御装置(図示せず)により開閉弁20を閉状
態かつ開閉弁21が開状態となっているために、開状態
となった切換弁21を経て、減圧装置16により減圧さ
れた後、チャージモジュレータ19内部の熱交換器19
aに流入する。次いで、冷媒は、チャージモジュレータ
19内部に暖房運転時に蓄えられた高温の液冷媒を熱源
に、蒸発し、逆止弁18と切換弁2とアキュームレータ
6を経て、圧縮機1に吸入される。プレート式熱交換器
3の内部の冷媒について説明する。プレート式熱交換器
3の内部の圧力は、制御装置(図示せず)により開閉弁
20が閉状態になるために、加熱運転時にプレート式熱
交換器3にて冷媒の凝縮熱により製造した高温の利用側
流体の温度に相当する飽和圧力とほぼ同等となる。その
圧力と圧縮機吸入圧力の差に応じて冷媒はプレート式熱
交換器3から圧縮機に流入する。またプレート式熱交換
器3内部の冷媒温度は、チャージモジュレータ19内部
の熱交換器19aにより冷やされた熱量のうち、チャー
ジモジュレータ19内に加熱運転時に貯留された冷媒の
熱量で足りない分だけ温度低下がおこる。それに応じて
プレート式熱交換器3の内部を流れる利用側流体の温度
が低下する。したがって、プレート式熱交換器内部の冷
媒温度の変化が従来の装置と比較してかなり緩和され
る。また、従来の装置において特に問題となるプレート
式熱交換器3の部位、加熱運転時とデフロスト運転時で
もっとも流れる冷媒の温度の差が大きくなる部位、つま
り加熱運転時に冷媒の入口付近に相当するプレート式熱
交換器3の部位の温度が、本装置では利用側流体によっ
て加熱され、利用側流体とほぼ同じ温度になり、従来の
蒸発温度よりもはるかに高くなる。したがって、プレー
ト式熱交換器3内部の冷媒温度の変化が従来の装置と比
較してかなり緩和される。
【0041】この実施の形態4による冷凍サイクル装置
は、以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。すなわち、この実施の形態4では、デフロス
ト運転時に制御装置(図示せず)により開閉弁20が閉
状態となること、及び内部に熱交換器を有するチャージ
モジュレータ19を設けたため、プレート式熱交換器内
の冷媒の急激な温度変化が緩和されるので、プレート式
熱交換器の寿命(プレートが疲労し破壊に至るまでの時
間)が長くなる。
【0042】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5に係る冷凍サイクル装置に用いるプレート式熱交
換器の内部構造図であり、従来装置と同様の部分は同一
の符号で示す。またこの実施の形態5における冷媒回路
としては、その構成が、図3,図4,図5に示すこの発
明に係る実施の形態による構成のもの、あるいは、図1
1に示す従来の構成のものを用いるものである。
【0043】図6に示すように、プレート式熱交換器3
の構成は、伝熱プレート55を複数枚並べて、伝熱プレ
ート55間に冷媒の通路56と利用側流体の通路57と
を交互に形成し、前記複数枚並べられた伝熱プレート5
5の外端に冷媒および利用側流体の流路を形成しないプ
レート59を複数枚並べて、一方の最外端のプレート5
1に冷媒入口管および冷媒出口管を設け、他方の最外端
のプレート52に利用側流体入口管64および利用側流
体出口管63を設け、各冷媒通路56と冷媒入口管61
と冷媒出口管62とをそれぞれ連通する冷媒連通穴54
と各利用側流体通路57と利用側流体入口管64および
利用側流体出口管63とをそれぞれ連通する利用側流体
連通穴58とを前記各伝熱プレート55とプレート59
に設けた構成となっている。
【0044】この実施の形態5による冷凍サイクル装置
は、以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。すなわち、この実施の形態5では、デフロス
ト運転時に、プレート式熱交換器内の冷媒の急激な温度
変化が起ったとしても、最外端のプレートと伝熱プレー
トとの間にプレート59を何枚か設けることにより、伝
熱プレート55と最外端のプレート51,52との間に
緩やかな温度の勾配が形成されるために、強度的にプレ
ート式熱交換器の寿命(プレートが疲労し破壊に至るま
での時間)が長くなる。
【0045】実施の形態6.図7は、この発明の実施の
形態6に係る冷凍サイクル装置を示す冷媒回路構成図で
あり、従来装置と同様の部分は同一の符号で示す。ま
た、図8は、この発明の実施の形態6に係る冷凍サイク
ル装置に用いるプレート式熱交換器の分解斜視図であ
り、図9は、この発明の実施の形態6に係る冷凍サイク
ル装置に用いるプレート式熱交換器の断面図を示す。な
お、従来装置と同様の部分は同一の符号で示す。
【0046】この実施の形態6による冷凍サイクル装置
は、圧縮機1と、空気側熱交換器4と、第1の減圧装置
5と、3つの流体が通る複数の流路を有したプレート式
熱交換器3の2つを並列に順次冷媒配管により接続した
主回路31と、冷却運転時と加熱運転時とで前記圧縮機
1の吐出側から空気側熱交換器4への冷媒通路を前記プ
レート式熱交換器3に切り換えるとともに、プレート式
熱交換器3から圧縮機1の吸入側への冷媒通路を空気側
熱交換器に切り換える切換弁2と、前記第1の減圧装置
5側に前記のプレート式の第2の熱交換器の2つの流路
のうちの一方に配置した第1の開閉弁11と、前記切換
弁2側に前記のプレート式熱交換器の2つの流路のうち
の第1の開閉弁11を配置した側に配置した第2の開閉
弁10と、空気側熱交換器4と第1の減圧装置5を接続
する冷媒配管より分岐して前記第2の開閉弁10のプレ
ート式熱交換器3側に第3の開閉弁9を介しバイパスし
て接続される第1のバイパス回路32と、前記第1の開
閉弁のプレート式熱交換器3側より分岐して第2の減圧
装置12を介してプレート式熱交換器3の2つの流路の
うちのもう一方の流路の第1の減圧装置5側にバイパス
して接続される第2のバイパス回路33と、前記空気側
熱交換器に空気の流れを起すファン4aと、デフロスト
運転時に、前記第1の開閉弁11および第2の開閉弁1
0を閉にし、前記第3の開閉弁9を開にする制御装置
(図示せず)とから構成されている。
【0047】また、プレート式の熱交換器の構成は、図
8,図9に示すように、伝熱プレート55を複数枚並べ
て、前記プレート間に最外端から順に第1の流体である
冷媒の通路56と第2の流体である冷媒の通路56’と
第3の利用側の流体57である通路とを交互に形成し、
前記一方の最外端のプレートまたは他方の最外端のプレ
ートに第1の流体の入口管61および出口管62を設
け、もう一方の最外端のプレートに第2の流体の入口管
61’および出口管62’と利用側流体入口管64およ
び利用側流体出口管63を設け、第1の流体の通路56
と第1の流体の入口管61および第1の流体の出口管6
2とをそれぞれ連通する連通穴54と、第2の流体の通
路56’と第2の流体の入口管61’および第2の流体
の通路と前記第2の流体の出口管62’とをそれぞれ連
通する連通穴54’と前記各利用側流体通路57と前記
利用側流体入口管64および前記利用側流体出口管63
とをそれぞれ連通する利用側流体連通穴58とを前記各
伝熱プレート55に設けた構成となっている。
【0048】次に冷媒の流れについて説明する。通常加
熱運転時、圧縮機1を吐出して冷媒は、切換弁2を経
て、一方の冷媒は冷媒接続配管を通ってプレート式熱交
換器3の冷媒入口管61から流入し、冷媒通路56を通
って凝縮した後、冷媒出口管からプレート式熱交換器3
を流出する。次いで、冷媒は、減圧装置5で減圧された
後、空気側熱交換器4に流入する。もう一方の冷媒は、
制御装置74により開状態となった開閉弁10を介して
プレート式熱交換器3の冷媒入口管61’から流入し、
冷媒通路56’を通って凝縮した後、冷媒出口管62’
からプレート式熱交換器3を流出する。次いで、冷媒
は、制御装置74により開状態となった開閉弁11を介
して、減圧装置5で減圧された後、空気側熱交換器4に
流入する。そして、冷媒は、空気側熱交換器で蒸発し、
切換弁2,アキュームレータ6を介して圧縮機1に流入
する。
【0049】デフロスト運転時、圧縮機1を吐出した冷
媒は、切換弁2を経て、空気側熱交換器4に流入し、凝
縮する。凝縮した冷媒は、制御装置(図示せず)により
開閉弁9を経て、冷媒入口管61’よりプレート式熱交
換器3に流入し、過冷却状態となる。次いで、冷媒は、
冷媒出口管62’より流出し、減圧装置12で減圧され
た後、再び冷媒出口管62よりプレート式熱交換器3に
流入する。そして、冷媒は、プレート式熱交換器で蒸発
し、冷媒入口管61より流出し、切換弁2,アキューム
レータ6を介して圧縮機1に流入する。
【0050】この実施の形態6による冷凍サイクル装置
は、以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。すなわち、この実施の形態6では、温度変化
の激しい冷媒の流路を最外端のプレート51,52から
遠く離すことにより、プレート式熱交換器の寿命(プレ
ートが疲労し破壊に至るまでの時間)が長くなる。
【0051】実施の形態7.図10は、この発明の実施
の形態7に係る冷凍サイクル装置を示す冷媒回路構成図
であり、従来装置と同様の部分は同一の符号で示す。こ
の実施の形態7におけるプレート式熱交換器としては、
その内部構造が、図1,図2に示す実施の形態1の構成
のもの、あるいは、図12,図13に示す従来の構成の
ものを用いるものである。
【0052】この実施の形態7による冷凍サイクル装置
は、圧縮機1と、空気側熱交換器4と、第1の開閉弁2
0と、第1の減圧装置5と、内部に熱交換機能19aを
備えたチャージモジュレータ19と、前記チャージモジ
ュレータ19よりも低い位置に配置され前記チャージモ
ジュレータとは各々下部で接続されるプレート式熱交換
器3と、第2の開閉弁14と、アキュームレータ6とを
順次冷媒配管により接続した主回路31と、冷却運転時
と加熱運転時とで圧縮機1の吐出側から空気側熱交換器
4への冷媒通路を前記プレート式熱交換器3に切り換え
るとともに、プレート式熱交換器3から圧縮機1の吸入
側への冷媒通路を前記第1の空気側熱交換器に切り換え
る切換弁2と、空気側熱交換器4と開閉弁20を接続す
る冷媒配管より分岐し、開閉弁21と減圧装置16とチ
ャージモジュレータ19の熱交換器部19aとを冷媒配
管により接続し、プレート式熱交換器3と圧縮機1とを
接続する冷媒配管にバイパスした第1のバイパス回路3
2と、バイパス回路32に冷媒流し方向をプレート式熱
交換器3と圧縮機1とを接続する冷媒配管側に向けて配
置した逆止弁18と、前記チャージモジュレータ19上
部から、プレート式熱交換器3と第2の開閉弁14を接
続する冷媒配管へ第4の開閉弁22を介してバイパスし
て接続される第2のバイパス回路33と、空気側熱交換
器に空気の流れを起すファンと4a、デフロスト運転時
に、前記第3の開閉弁21と第4の開閉弁22を開に
し、前記第1の開閉弁20と第2の開閉弁14を閉にす
る制御装置(図示せず)とから構成されている。
【0053】通常加熱運転時、冷媒は次のように流れ
る。圧縮機1を吐出して冷媒は、切換弁2と第1の開閉
弁14を経て、プレート式熱交換器3の上部に配置され
た冷媒入口管61からプレート式熱交換器3に流入し、
凝縮する。凝縮した冷媒は、プレート式熱交換器3の下
部に配置された冷媒出口管62からプレート式熱交換器
3を流出し、チャージモジュレータ19の上部からチャ
ージモジュレータ19に流入する。次いで、冷媒はチャ
ージモジュレータ19の上部からチャージモジュレータ
19を流出し、減圧装置5により減圧され、低温・低圧
冷媒となった後、開閉弁20を介して空気側熱交換器4
に流入する。次いで、冷媒は空気側熱交換器4にて蒸発
し、切換弁2とアキュームレータ6を経て、圧縮機1に
吸入される。
【0054】また、デフロスト運転時の冷媒の流れにつ
いて説明する。圧縮機1を吐出した冷媒は、切換弁2を
経て、空気側熱交換器4に流入し、凝縮する。凝縮した
冷媒は、制御装置(図示せず)により開閉弁20が閉状
態かつ開閉弁21が開状態となっているために、開状態
となった開閉弁21を経て、減圧装置16により減圧さ
れた後、チャージモジュレータ19内部の熱交換器19
aに流入する。次いで、冷媒は、チャージモジュレータ
19内部の熱交換器19aにて蒸発し、逆止弁18と切
換弁2とアキュームレータ6を経て、圧縮機1に吸入さ
れる。
【0055】また、一方、プレート式熱交換器3内部の
冷媒は、加熱運転時からデフロスト運転に切り替わった
と同時に開閉弁14と20が閉状態となるために、高温
・高圧の状態で蒸発する(圧力は加熱運転時にプレート
式熱交換器3にて冷媒の凝縮熱により製造した利用側流
体の温度に相当する飽和圧力とほぼ同等になる)。そし
て蒸発した冷媒は、上部に位置するチャージモジュレー
タに移動し、熱交換器19aで冷やされ凝縮し、プレー
ト式熱交換器に流入する。この時、循環する冷媒量は非
常に少ない。これはチャージモジュレータ19内部の圧
力とプレート式熱交換器3内部の圧力に差がそれほどな
いためである(圧力差はプレート式熱交換器3とチャー
ジモジュレータ19の物理的な高低差で決定されるため
である)。そのために、従来の装置において特に問題と
なるプレート式熱交換器3の部位、加熱運転時とデフロ
スト運転時でもっとも流れる冷媒の温度の差が大きくな
る部位、つまり加熱運転時に冷媒の入口付近に相当する
プレート式熱交換器3の部位の温度が、本装置では利用
側流体によって加熱され、利用側流体とほぼ同温度にな
り、従来の蒸発温度よりもはるかに高くなる。したがっ
て、プレート式熱交換器3内部の冷媒温度の変化が従来
の装置と比較してかなり緩和される。
【0056】この実施の形態7による冷凍サイクル装置
は、以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。すなわち、この実施の形態7では、デフロス
ト運転時に制御装置75により開閉弁20が閉状態とな
るため、プレート式熱交換器内の冷媒の急激な温度変化
が緩和されるので、プレート式熱交換器の寿命(プレー
トが疲労し破壊に至るまでの時間)が長くなる。
【0057】
【発明の効果】以上説明した通り、第1の発明に係わる
冷凍サイクル装置では、前記プレート式の第2の熱交換
器を、複数の溝を有し表面の形状が表と裏で異なるプレ
ート複数枚を並べて、前記プレート間に流路断面積が小
さくなる方に第1の流体である冷媒の通路と流路断面積
が大きくなる方に第2の利用側の流体である通路とを交
互に形成されるよう構成したので、冷媒側の熱伝達率が
利用側流体の熱伝達率に比べてそれほど差がなく、効率
のよい熱交換が行えるようになった。
【0058】第2の発明によれば、デフロスト運転時に
減圧装置と並列に冷媒配管により接続した開閉弁を開に
する制御装置を備えたので、デフロスト運転状態では冷
媒は高温・高圧状態のままプレート式熱交換器に流入し
蒸発する。したがって、デフロスト等により、プレート
式熱交換器内を流れる冷媒の急激な温度変化が起らない
ため、プレート式熱交換器の寿命(プレートが疲労し破
壊に至るまでの時間)が長くなる。
【0059】第3の発明によれば、デフロスト運転時に
制御装置により第2の開閉弁が開状態となるため、冷媒
は高温・高圧状態のままプレート式熱交換器に流入し蒸
発する。したがって、デフロストとうにより、プレート
式熱交換器内を流れる冷媒の急激な温度変化が起らない
ため、プレート式熱交換器の寿命(プレートが疲労し破
壊に至るまでの時間)が長くなる。また、デフロスト運
転時に制御装置により第1の開閉弁が閉状態となるた
め、圧縮機に吸入される冷媒は第2の減圧装置を通るこ
とにより低温・低圧となって、圧縮機の寿命を低下させ
ることはない。
【0060】第4の発明によれば、第1の減圧装置と、
プレート式の第2の熱交換器とを接続する冷媒配管途中
に、第1の開閉弁と、内部に熱交換機能を備えたチャー
ジモジュレータと、第1の空気側熱交換器と第1の開閉
弁を接続する冷媒配管より分岐し、第2の開閉弁と第2
の減圧装置と前記チャージモジュレータとを冷媒配管に
より接続し、前記プレート式の熱交換器と圧縮機とを接
続する冷媒配管にバイパスしたバイパス回路と、前記バ
イパス回路に冷媒流し方向を前記プレート式熱交換器と
圧縮機とを接続する冷媒配管側に向けて配置した逆止弁
と、デフロスト運転時に、前記第2の開閉弁を開にし、
前記第1の開閉弁を閉にする制御装置とを備えたので、
デフロスト運転時に制御装置により第2の開閉弁が開状
態となるため、プレート式熱交換器内冷媒の急激な温度
変化が緩和されるため、プレート式熱交換器の寿命(プ
レートが疲労し破壊に至るまでの時間)が長くなる。
【0061】第5の発明によれば、プレート式の第2の
熱交換器の構成を、伝熱プレート複数枚を並べて、前記
伝熱プレート間に第1の流体である冷媒の通路と第2の
利用側の流体である通路とを交互に形成し、前記複数枚
並べられた伝熱プレートの外端に第1および第2の流体
の流路を形成しないプレートを複数枚並べて、前記一方
の最外端のプレートまたは他方の最外端のプレートに冷
媒入口管および冷媒出口管を設け、前記一方の最外端の
プレートまたは他方の最外端のプレートに利用側流体入
口管および利用側流体出口管を設け、前記各冷媒通路と
前記冷媒入口管とをそれぞれ連通する冷媒連通穴と前記
各冷媒通路と前記冷媒出口管とをそれぞれ連通する冷媒
連通穴と前記各利用側流体通路と前記利用側流体入口管
および前記利用側流体出口管とをそれぞれ連通する利用
側流体連通穴とを前記各プレートに設けた構成としたの
で、デフロスト運転時に、プレート式熱交換器内の急元
気な温度変化が起ったとしても、最外端のプレートと伝
熱プレートの間にプレートを何枚か設けることにより、
伝熱プレートと最外端のプレートとの間に緩やかな温度
の勾配が形成されるために、強度的にプレート式熱交換
器の寿命(プレートが疲労し破壊に至るまでの時間)が
長くなる。
【0062】第6の発明によれば、圧縮機と、第1の空
気側熱交換器と、第1の減圧装置と、3つの流体が通る
複数の流路を有したプレート式の第2の熱交換器の2つ
を並列に順次冷媒配管により接続した冷媒回路と、冷却
運転時と加熱運転時とで前記圧縮機の吐出側から前記第
1の熱交換器への冷媒通路を前記プレート式の第2の熱
交換器に切り換えるとともに、前記プレート式の第2の
熱交換器から前記圧縮機の吸入側への冷媒通路を前記第
1の熱交換器に切り換える切換弁と、前記第1の減圧装
置側に前記のプレート式の第2の熱交換器の2つの流路
のうちの一方に配置した第1の開閉弁と、前記切換弁側
に前記のプレート式の第2の熱交換器の2つの流路のう
ちの第1の開閉弁を配置した側に配置した第2の開閉弁
と、第1の空気側熱交換器と第1の減圧装置を接続する
冷媒配管より分岐して前記第2の開閉弁のプレート式の
第2の熱交換器側に第3の開閉弁を介してバイパスして
接続される第1のバイパス回路と、前記第1の開閉弁の
プレート式の第2の熱交換器側より分岐して第2の減圧
装置を介して前記のプレート式の第2の熱交換器の2つ
の流路のうちのもう一方の流路の前記第1の減圧装置側
にバイパスして接続される第2のバイパス回路と、前記
空気側熱交換器に空気の流れを起すファンと、デフロス
ト運転時に、前記第1および第2の開閉弁を閉にし、前
記第3の開閉弁を開にする制御装置とから構成された冷
凍サイクル装置であって、前記プレート式の熱交換器の
構成が、プレート複数枚を並べて、前記プレート間に、
最外端から順に第1の流体である冷媒の通路と第2の流
体である冷媒の通路と第3の利用側の流体である通路と
を交互に形成し、前記一方の最外端のプレートまたは他
方の最外端のプレートに第1の流体の入口管および出口
管を設け、前記一方の最外端のプレートまたは他方の最
外端のプレートに第2の流体の入口管および出口管を設
け、前記一方の最外端のプレートまたは他方の最外端の
プレートに利用側流体入口管および利用側流体出口管を
設け、前記各第1の流体の通路と前記第1の流体の入口
管とをそれぞれ連通する連通穴と前記各第1の流体の通
路と前記第1の流体の出口管とをそれぞれ連通する連通
穴と前記各第2の流体の通路と前記第2の流体の入口管
とをそれぞれ連通する連通穴と前記各第2の流体の通路
と前記第2の流体の出口管とをそれぞれ連通する連通穴
と前記各利用側流体通路と前記利用側流体入口管および
前記利用側流体出口管とをそれぞれ連通する利用側流体
連通穴とを前記各プレートに設けた構成としたので、温
度変化の激しい冷媒の流路を最外端のプレートから遠く
離すことにより、プレート式熱交換器の寿命(プレート
が疲労し破壊に至るまでの時間)が長くなる。
【0063】第7の発明によれば、第1の減圧装置とプ
レート式の第2の熱交換器とを接続する冷媒配管途中
に、第1の開閉弁と、内部に熱交換機能を備えたチャー
ジモジュレータと、前記チャージモジュレータよりも低
い位置に配置され前記チャージモジュレータとは各々下
部で接続されるプレート式の第2の熱交換器と、第1の
空気側熱交換器と前記第1の開閉弁を接続する冷媒配管
より分岐し、第3の開閉弁と第2の減圧装置と前記チャ
ージモジュレータの熱交換器部とを冷媒配管により接続
し、前記プレート式の熱交換器と圧縮機とを接続する冷
媒配管にバイパスした第1のバイパス回路と、前記バイ
パス回路に冷媒流し方向を前記プレート式熱交換器と圧
縮機とを接続する冷媒配管側に向けて配置した逆止弁
と、前記チャージモジュレータ上部から、プレート式熱
交換器と第2の開閉弁を接続する冷媒配管へ第4の開閉
弁を介してバイパスして接続される第2のバイパス回路
と、前記空気側熱交換器に空気の流れを起すファンと、
デフロスト運転時に、前記第1の開閉弁と第4の開閉弁
を開にし、前記第2の開閉弁と第3の開閉弁を閉にする
制御装置とを備えたので、デフロスト運転時に制御装置
により第2の開閉弁と第3の開閉弁が閉状態となるた
め、プレート式熱交換器内の冷媒の急激な温度変化が緩
和されるため、プレート式熱交換器の寿命(プレートが
疲労し破壊に至るまでの時間)が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係わる冷凍サイク
ル装置に用いるプレート熱交換器の分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係わる冷凍サイク
ル装置に用いるプレート熱交換器の断面を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2に係わる冷凍サイク
ル装置を示す冷媒回路構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係わる冷凍サイク
ル装置を示す冷媒回路構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係わる冷凍サイク
ル装置を示す冷媒回路構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係わる冷凍サイク
ル装置に用いるプレート熱交換器の断面を示す図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態6に係わる冷凍サイク
ル装置を示す冷媒回路構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5,6に係わる冷凍サ
イクル装置に用いるプレート熱交換器の分解斜視図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態5、6に係わる冷凍サ
イクル装置に用いるプレート熱交換器の断面を示す図で
ある。
【図10】 この発明の実施の形態7に係わる冷凍サイ
クル装置を示す冷媒回路構成図である。
【図11】 従来の冷凍サイクル装置を示す冷媒回路構
成図である。
【図12】 従来の冷凍サイクル装置に用いるプレート
熱交換器の分解斜視図である。
【図13】 従来の冷凍サイクル装置に用いるプレート
熱交換器の断面を示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 切換弁、3 プレート式熱交換器、4
空気側熱交換器、4a ファン、5 減圧装置、6
アキュームレータ、8 利用側流体流路、13,14
開閉弁、15,16 減圧装置、20,21,22 開
閉弁、19 チャージモジュレータ、19a チャージ
モジュレータ内部の熱交換器、18 逆止弁、51,5
2 最外端のプレート、54 冷媒連通穴、55 伝熱
プレート、56,56′各伝熱プレート間に形成された
冷媒流路、57 各伝熱プレート間に形成された利用側
流体通路、58 利用側流体連通穴、59 プレート、
61,61′冷媒入口管、62,62′冷媒出口管、6
3 利用側流体出口管、64 利用側流体入口管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 多佳志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 隅田 嘉裕 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L092 AA02 AA05 AA14 BA05 BA12 BA27 DA02 EA20 FA22 3L103 AA10 BB42 CC02 CC18 CC28 CC30 DD15 DD57

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の溝を有し、表面の形状が表と裏と
    で異なるプレート複数枚を並べて、前記プレート間に、
    流路断面積が小さくなる方に第1の流体である冷媒の通
    路と流路断面積が大きくなる方に第2の利用側の流体で
    ある通路とを交互に形成し、前記一方の最外端のプレー
    トまたは他方の最外端のプレートに冷媒入口管および冷
    媒出口管を設け、前記一方の最外端のプレートまたは他
    方の最外端のプレートに利用側流体入口管および利用側
    流体出口管を設け、前記各冷媒通路と前記冷媒入口管と
    をそれぞれ連通する冷媒連通穴と前記各冷媒通路と前記
    冷媒出口管とをそれぞれ連通する冷媒連通穴と前記各利
    用側流体通路と前記利用側流体入口管および前記利用側
    流体出口管とをそれぞれ連通する利用側流体連通穴とを
    前記各プレートに設けた構成としたことを特徴とするプ
    レート式熱交換器。
  2. 【請求項2】 圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第
    1の減圧装置と、プレート式の第2の熱交換器とを順次
    冷媒配管により接続した主回路と、冷却運転時と加熱運
    転時とで前記圧縮機の吐出側から前記第1の熱交換器へ
    の冷媒通路を前記プレート式の第2の熱交換器に切り換
    えると共に、前記プレート式の第2の熱交換器から前記
    圧縮機の吸入側への冷媒通路を前記第1の熱交換器に切
    り換える切換弁と、前記減圧装置と並列に冷媒配管によ
    り接続した開閉弁と、デフロスト運転時に、前記開閉弁
    を開にする制御装置とを備えたことを特徴とする冷凍サ
    イクル装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第
    1の減圧装置と、プレート式の第2の熱交換器と、第1
    の開閉弁とを順次冷媒配管により接続した主回路と、冷
    却運転時と加熱運転時とで前記圧縮機の吐出側から前記
    第1の熱交換器への冷却回路を前記プレート式の第2の
    熱交換器に切り換えると共に、前記プレート式の第2の
    熱交換器から前記圧縮機の吸入側への冷媒通路を前記第
    1の熱交換器に切り換える切換弁と、前記第1の減圧装
    置と並列に冷媒配管により接続した第2の開閉弁と、前
    記第1の開閉弁と並列に冷媒配管により接続した第2の
    減圧装置と、デフロスト運転時に、第2の開閉弁を開に
    し、前記第1の開閉弁を閉にする制御装置とを備えたこ
    とを特徴とする冷凍サイクル装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第
    1の開閉弁と、第1の減圧装置と、内部に熱交換機能を
    備えたチャージモジュレータと、プレート式の第2の熱
    交換器とを順次冷媒配管により接続した主回路と、冷却
    運転時と加熱運転時とで前記圧縮機の吐出側から前記第
    1の空気側熱交換器への冷媒通路を前記プレート式の第
    2の熱交換器に切り換えると共に、前記プレート式の第
    2の熱交換器から前記圧縮機の吸入側への冷媒通路を前
    記第1の空気側熱交換器に切り換える切換弁と、前記第
    1の空気側熱交換器と前記第1の開閉弁を接続する冷媒
    配管より分岐し、第2の開閉弁と第2の減圧装置と前記
    チャージモジュレータとを冷媒配管により接続し、前記
    プレート式の熱交換器と圧縮機とを接続する冷媒配管に
    バイパスしたバイパス回路と、前記バイパス回路に冷媒
    流し方向を前記プレート式熱交換器と圧縮機とを接続す
    る冷媒配管側に向けて配置した逆止弁と、デフロスト運
    転時に、前記第2の開閉弁を開にし、前記第1の開閉弁
    を閉にする制御装置とを備えたことを特徴とする冷凍サ
    イクル装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第
    1の減圧装置と、プレート式の第2の熱交換器とを順次
    冷媒配管により接続した冷媒回路と、冷却運転時と加熱
    運転時とで前記圧縮機の吐出側から前記第1の熱交換器
    への冷媒通路を前記プレート式の第2の熱交換器に切り
    換えると共に、前記プレート式の第2の熱交換器から前
    記圧縮機の吸入側への冷媒通路を前記第1の熱交換器に
    切り換える切換弁とを備えた冷凍サイクル装置におい
    て、前記プレート式の第2の熱交換器の構成が、伝熱プ
    レート複数枚を並べて、前記伝熱プレート間に第1の流
    体である冷媒の通路と第2の利用側の流体である通路と
    を交互に形成し、前記複数枚並べられた伝熱プレートの
    外端に第1および第2の流体の流路を形成しないプレー
    トを複数枚並べて、前記一方の最外端のプレートまたは
    他方の最外端のプレートに冷媒入口管および冷媒出口管
    を設け、前記一方の最外端のプレートまたは他方の最外
    端のプレートに利用側流体入口管および利用側流体出口
    管を設け、前記各冷媒通路と前記冷媒入口管とをそれぞ
    れ連通する冷媒連通穴と前記各冷媒通路と前記冷媒出口
    管とをそれぞれ連通する冷媒連通穴と前記各利用側流体
    通路と前記利用側流体入口管および前記利用側流体出口
    管とをそれぞれ連通する利用側流体連通穴とを前記各プ
    レートに設けた構成としたことを特徴とする冷凍サイク
    ル装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第
    1の減圧装置と、3つの流体が通る複数の流路を有した
    プレート式の第2の熱交換器の2つを並列に順次冷媒配
    管により接続した冷媒回路と、冷却運転時と加熱運転時
    とで前記圧縮機の吐出側から前記第1の熱交換器への冷
    媒通路を前記プレート式の第2の熱交換器に切り換える
    と共に、前記プレート式の第2の熱交換器から前記圧縮
    機の吸入側への冷媒通路を前記第1の熱交換器に切り換
    える切換弁と、前記第1の減圧装置側に前記のプレート
    式の第2の熱交換器の2つの流路のうちの一方に配置し
    た第1の開閉弁と、前記切換弁側に前記のプレート式の
    第2の熱交換器の2つの流路のうちの第1の開閉弁を配
    置した側に配置した第2の開閉弁と、第1の空気側熱交
    換器と第1の減圧装置を接続する冷媒配管より分岐して
    前記第2の開閉弁のプレート式の第2の熱交換器側に第
    3の開閉弁を介してバイパスして接続される第1のバイ
    パス回路と、前記第1の開閉弁のプレート式の第2の熱
    交換器側より分岐して第2の減圧装置を介して前記のプ
    レート式の第2の熱交換器の2つの流路のうちのもう一
    方の流路の前記第1の減圧装置側にバイパスして接続さ
    れる第2のバイパス回路と、前記空気側熱交換器に空気
    の流れを起すファンと、デフロスト運転時に、前記第1
    および第2の開閉弁を閉にし、前記第3の開閉弁を開に
    する制御装置とから構成された冷凍サイクル装置であっ
    て、前記プレート式の熱交換器の構成が、プレート複数
    枚を並べて、前記プレート間に、最外端から順に第1の
    流体である冷媒の通路と第2の流体である冷媒の通路と
    第3の利用側の流体である通路とを交互に形成し、前記
    一方の最外端のプレートまたは他方の最外端のプレート
    に第1の流体の入口管および出口管を設け、前記一方の
    最外端のプレートまたは他方の最外端のプレートに第2
    の流体の入口管および出口管を設け、前記一方の最外端
    のプレートまたは他方の最外端のプレートに利用側流体
    入口管および利用側流体出口管を設け、前記各第1の流
    体の通路と前記第1の流体の入口管とをそれぞれ連通す
    る連通穴と前記各第1の流体の通路と前記第1の流体の
    出口管とをそれぞれ連通する連通穴と前記各第2の流体
    の通路と前記第2の流体の入口管とをそれぞれ連通する
    連通穴と前記各第2の流体の通路と前記第2の流体の出
    口管とをそれぞれ連通する連通穴と前記各利用側流体通
    路と前記利用側流体入口管および前記利用側流体出口管
    とをそれぞれ連通する利用側流体連通穴とを、前記各プ
    レートに設けた構成としたことを特徴とする冷凍サイク
    ル装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機と、第1の空気側熱交換器と、第
    1の開閉弁と、第1の減圧装置と、内部に熱交換機能を
    備えたチャージモジュレータと、前記チャージモジュレ
    ータよりも低い位置に配置され前記チャージモジュレー
    タとは各々下部で接続されるプレート式の第2の熱交換
    器と第2の開閉弁とを順次冷媒配管により接続した主回
    路と、冷却運転時と加熱運転時とで前記圧縮機の吐出側
    から前記第1の空気側熱交換器への冷媒通路を前記プレ
    ート式の第2の熱交換器に切り換えると共に、前記プレ
    ート式の第2の熱交換器から前記圧縮機の吸入側への冷
    媒通路を前記第1の空気側熱交換器に切り換える切換弁
    と、前記第1の空気側熱交換器と前記第1の開閉弁を接
    続する冷媒配管より分岐し、第3の開閉弁と第2の減圧
    装置と前記チャージモジュレータの熱交換器部とを冷媒
    配管により接続し、前記プレート式の熱交換器と圧縮機
    とを接続する冷媒配管にバイパスした第1のバイパス回
    路と、前記バイパス回路に冷媒流し方向を前記プレート
    式熱交換器と圧縮機とを接続する冷媒配管側に向けて配
    置した逆止弁と、前記チャージモジュレータ上部から、
    プレート式熱交換器と第2の開閉弁を接続する冷媒配管
    へ第4の開閉弁を介してバイパスして接続される第2の
    バイパス回路と、デフロスト運転時に、前記第3の開閉
    弁と第4の開閉弁を開にし、前記第1の開閉弁と第2の
    開閉弁を閉にする制御装置とを備えたことを特徴とする
    冷凍サイクル装置。
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