JP2000002811A - 光ケーブル分岐部の構造 - Google Patents
光ケーブル分岐部の構造Info
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Abstract
ーブルと分岐光ケーブルとの接続作業、光ファイバの余
長処理作業等の作業性を向上できる光ケーブル分岐部の
構造の開発が求められていた。 【解決手段】 布設前の光ケーブル11側部に予め設け
られた分岐部保護体12に、前記光ケーブル11から引
き出した光ファイバ16先端を、分岐光ケーブル19側
の光ファイバ20に対してコネクタ接続可能に成端する
光コネクタ18、18cを固定するコネクタ固定部13
と、前記光ファイバの余長16aを湾曲収納する余長収
納部14とを備えてなる光ケーブル分岐部の構造を提供
する。
Description
分岐光ケーブルと分岐接続する光ケーブル分岐部の構造
に関する。
ゆるプレハブケーブルが多用されている。このプレハブ
ケーブルは、予め分岐の予定された区間毎若しくは箇所
に枝分岐用の分岐部が予め設けられた光ケーブル(ある
いはメタル線が複合されたいわゆる光複合ケーブル)で
あり、布設後、予め形成した分岐部に、分岐ケーブルを
分岐接続して構築される。このプレハブケーブルでは、
光ファイバ(主として光ファイバ心線)やメタル線の引
き出し作業等は、布設前に予めなされているので、分岐
部では、布設後に接続作業のみを行えば良く、分岐接続
の作業性の向上が図れるものとして、フロア間での接続
を要する建物内部への光線路の布設等、複雑な光線路の
布設に多用されている。
ーブル1の分岐部1aの構造を示すものである。図4
(a)に示すように、この分岐部1aは、布設前のプレ
ハブケーブル1に予め形成されるものであり、光ファイ
バ2(主として光ファイバ心線)やメタル線(図示せ
ず)の引き出し、光ファイバ2先端への光コネクタ3の
取り付け、メタル線先端への電気コネクタの取り付け等
が予めなされている。電気コネクタは、電気端子を具備
する光コネクタ3が兼ねることが一般的である。分岐部
1aは、プレハブケーブル1の布設作業によって目的位
置に設置される。プレハブケーブル1の布設作業後、光
ファイバ2には余長2aを確保し、この光ファイバ2先
端の光コネクタ3、メタル線接続用の電気コネクタ、こ
の光コネクタ3が接続される光コネクタアダプタ4を、
建物の柱等の固定構造物に固定する。これら作業は、現
場にて作業者が行う。光コネクタアダプタ4には、別
途、引き込まれた分岐ケーブル5から引き出した光ファ
イバ6先端の光コネクタ7が着脱可能に接続され、これ
により、プレハブケーブル1側の目的の光ファイバ2
に、分岐ケーブル5側の光ファイバ6が光接続される。
また、光複合ケーブルであるプレハブケーブル1から引
き出されたメタル線には、その先端の電気コネクタを介
して、分岐ケーブル5側のメタル線が接続される。これ
ら光ファイバ2、6の接続、メタル線同士の接続が完了
したら、図4(b)に示すように、光コネクタ3、4、
7や、電気コネクタは、外側から被せた保護カバー8に
よって収納される。保護カバー8は、ビニールテープ等
で固定される。
ような分岐部1a構造では、光ケーブル1、5同士の接
続現場にて、作業者が多数の部品を持ち込んで、コネク
タ接続、光ファイバ2の余長処理、保護カバー8による
光コネクタ3や光コネクタアダプタ4等の収納、保護カ
バー8の固定等の作業を行わねばならず、作業スペース
が狭隘であると、作業性の向上が困難であるといった問
題があった。
ので、現場にて行う作業を削減でき、しかも、狭隘な作
業スペースであっても、光ファイバの余長処理等の作業
を効率良く行うことができる光ケーブル分岐部の構造を
提供することを目的とするものである。
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の発明では、光ケーブルの長手方向1カ所または
複数箇所に設けられ、前記光ケーブルを分岐光ケーブル
と分岐接続する光ケーブル分岐部の構造であって、布設
前の前記光ケーブル側部に予め設けられた分岐部保護体
に、前記光ケーブルから引き出した光ファイバ先端を、
前記分岐光ケーブル側の光ファイバに対してコネクタ接
続可能に成端する光コネクタを固定するコネクタ固定部
と、引き出された前記光ファイバを湾曲収納するファイ
バ収納部とを備えてなることを特徴とする光ケーブル分
岐部の構造を前記課題の解決手段とした。この光ケーブ
ル分岐部の構造では、幹線となる光ケーブルから引き出
された光ファイバを、ファイバ収納部にて予め湾曲処理
しておくので、分岐光ケーブル側の光ファイバとのコネ
クタ接続時にあらためて湾曲処理する必要は無く、コネ
クタ接続時の作業を大幅に削減できる。接続現場での光
ファイバの湾曲処理は、周囲に確保すべき作業スペース
が他の作業と比べて大きく、光ファイバに確保した余長
が長い場合は、その湾曲処理にさらに大きい作業スペー
スを要するが、この光ケーブル分岐部の構造では、この
湾曲処理作業が不要であるので、光ケーブルに予め形成
した分岐部を目的の分岐作業スペースに引き込めば、こ
の作業スペースが狭隘であっても、光ファイバ同士のコ
ネクタ接続等の作業を行うことができる。また、コネク
タ固定部では、光コネクタを定位置に固定しているの
で、分岐光ケーブル側の光ファイバ先端の光コネクタ
を、このコネクタ固定部に固定された光コネクタに接続
するだけで、光ケーブル側、分岐光ケーブル側の両光フ
ァイバを簡便に光接続することができる。
ケーブル分岐部の構造において、前記分岐部保護体が、
前記光ケーブルの側部に充填、固化された樹脂からな
り、この分岐部保護体の樹脂に、前記光ケーブルから引
き出された光ファイバ先端の光コネクタを固定するコネ
クタ固定部と、引き出された前記光ファイバを埋設固定
するファイバ収納部とを備えることを特徴とする。この
光ケーブル分岐部の構造によれば、樹脂によって分岐部
保護体を極めて簡便に形成することができるので、施工
時間の短縮、低コスト化が可能である。また、光コネク
タ、光ファイバを分岐部保護体によって、安定に固定す
ることができので、光ケーブルの布設作業によっても位
置ずれを生じる心配が無く、布設作業性の向上を一層向
上できる。
記載の光ケーブル分岐部の構造において、前記コネクタ
固定部には、メタル線同士を電気的に接続する電気コネ
クタを備え、この電気コネクタを介して、前記光ケーブ
ルから前記分岐部保護体内へ引き出されたメタル線が、
前記分岐光ケーブル側のメタル線に対して電気的に接続
されるようになっていることを特徴とする。この発明
は、光ファイバおよびメタル線を収納してなるいわゆる
光複合ケーブルに適用されるものである。電気コネクタ
は、光コネクタとは別のものであっても良いが、例えば
光コネクタにメタル端子を組み込んで電気コネクタとし
ての機能を兼ねさせることも可能であり、この場合に
は、コネクタ固定部にて固定すべきコネクタ数を減少で
きるため、光ケーブル分岐部全体の小型化や低コスト化
を実現できる。
構造の第1実施形態を、図1および図2を参照して説明
する。図1は、光ケーブル分岐部10の構造を示す正面
図、図2は、光ケーブル分岐部10の内部構造を示す正
断面図である。図1および図2に示すように、光ケーブ
ル分岐部10は、光ケーブル11(プレハブケーブル)
の長手方向途中に取り付けられた分岐部保護体としての
分岐部ケース12の内部に、コネクタ固定部13と、フ
ァイバ収納部14とを備え、さらに、前記分岐部ケース
12側面に露出された前記コネクタ固定部13を外側か
ら覆う着脱自在の保護カバー15が取り付けられて構成
されている。
6(主として光ファイバ心線)および、図示しない複数
本のメタル線とを収納してなる複数本のユニット17か
らなる、いわゆる光複合ケーブルである。ユニット17
からは、その外被を切断して形成した引出口11aか
ら、分岐する目的の光ファイバ16を分岐部ケース12
内へ複数本引き出し、各光ファイバ16先端をコネクタ
接続可能に成端する光コネクタ18を、それぞれコネク
タ固定部13に固定している。分岐部ケース12内に引
き出した光ファイバ16の余長16aは、分岐部ケース
12内に確保した空間であるファイバ収納部14内に、
光特性に影響与えない規定以上の湾曲半径(R30以
上)を確保して湾曲収納される。ユニット17の切断部
には、端末処理を施し、浸水等を防止しておく。また、
ユニット17内に収納された複数の光ファイバ16の一
部のみを、ユニット17から引き出して分岐させること
も可能であり、この場合には、引出口11aに露出する
光ファイバ16を補強チューブに収納するなどによっ
て、保護する。分岐部ケース12内へ引き出した光ファ
イバ16には、必ずしも、余長16aを確保する必要は
無く、張力が作用しない程度の若干の余裕を以てコネク
タ固定部13までの間に布線すれば良く、この場合に
は、引出口11aから引き出した光ファイバ16自体を
余長無しに湾曲処理することとなる。
19側の光ファイバ20先端の光コネクタ21が接続さ
れる。すると、光ケーブル11側の光ファイバ16と、
分岐光ケーブル19側の光ファイバ20とが光接続され
る。光ファイバ16としては、単心、多心のいずれも採
用可能である。また、引出口11aからは、メタル線を
も引き出している。これらメタル線先端は、光コネクタ
18に内蔵あるいは隣接されたメタル端子に接続され、
光ファイバ16に、分岐光ケーブル19側のメタル線が
接続された光コネクタ21が接続されることで、これら
光コネクタ18、21のメタル端子同士の電気導通が確
保され、分岐光ケーブル19側の図示しないメタル線と
電気的に接続される。なお、光ファイバ16、20は、
メタル線と一体のもの、別体のもののいずれも採用可能
であり、一体のものであれば、光ケーブル11、19か
らの取り出した光ファイバ16、20同士の対照がなさ
れれば、両光ケーブル11、19間でメタル線同士の対
照も決まり、接続作業が容易になる。電気コネクタとし
ては、光コネクタ18と一体のものに限定されず、別体
のものも採用可能である。
可能である。図2では、単心の光ファイバ16先端に取
り付けられた光コネクタプラグ18aを、コネクタ固定
部13に固定された光コネクタアダプタ18bに接続し
てなるものを示している。単心の光ファイバ16に適用
される光コネクタプラグ18aおよび光コネクタアダプ
タ18bとしては、JIS C 5973に制定される
SC形光コネクタ(Single fiber Coupling optical fi
ber connector)が採用される。多心の光ファイバに適
用される光コネクタプラグおよび光コネクタアダプタと
しては、例えば、JIS C 5982に制定されるM
PO形光コネクタ18c(Multifiber Push On)が適用
される(図1参照)。多心の光コネクタとして採用した
MPO形光コネクタ18cには、分岐光ケーブル19側
の多心光ファイバ20aをコネクタ接続可能に成端する
MPO形光コネクタ21aが接続される。なお、光コネ
クタプラグ18aと光コネクタアダプタ18bとからな
る光コネクタ18では、コネクタ固定部13に固定され
た光コネクタアダプタ18bに対して、光コネクタプラ
グ18aを接続するようになっているため、ケーブル分
岐部10を分解すれば、光コネクタアダプタ18bに対
する光ファイバ16の接続を切り換えることも可能であ
る。ケーブル分岐部10の組み立て時には、光コネクタ
アダプタ18bに対する光ファイバ16の対照が容易に
なり、組み立て作業性が向上する。
接続方向(本実施形態において具体的には、光コネクタ
アダプタ18bに対する光コネクタプラグ18aの接続
方向)は、光ケーブル11の長手方向と平行になってい
る。この場合、引出口11aから引き出した光ファイバ
16は、光ケーブル11とほぼ平行に、光コネクタ18
まで布線されるため、余長16aの発生が少なくて済
み、ファイバ収納部14および分岐部ケース12を小型
化できる。また、光ファイバ16の湾曲は微小で済むの
で、光ファイバ16の光特性の維持が容易になる利点も
ある。分岐部ケース12が小型化すれば、目的の設置へ
の光ケーブル分岐部10の引き込み作業が容易になる。
また、光コネクタ18に対する光ファイバ16の接続方
向は、光ケーブル11長手方向に垂直であっても良い。
但し、この場合には、十分な余長16aを光ファイバ1
6に確保すべく、ファイバ収納部14および分岐部ケー
ス12を大型化する必要がある。
に、例えば、光コネクタレセプタクル等の、雌形ハウジ
ングを備える各種光コネクタも採用可能である。この場
合は、光ケーブル11側の光ファイバ16と、分岐光ケ
ーブル19側の光ファイバ20との光接続を、光コネク
タアダプタ18bの介在無しに行うことができ、部品点
数を削減できる。また、本出願人が既に出願している例
えば特願平8年207478号等に記載の、メカニカル
スプライスタイプの光ファイバ接続器も適用可能であ
る。この種の光ファイバ接続器では、例えば、光ケーブ
ル11側の光ファイバ16を予め光ファイバ接続器内に
挿入固定しておき、別途光ファイバ接続器に分岐光ケー
ブル19側の光ファイバ20を挿入して、光ファイバ1
6、20同士を光ファイバ接続器内の調心機構によって
突き合わせ接続する。この種の光ファイバ接続器では、
突き合わせ接続される光ファイバ16、20を挟み込む
二つ割り構造の素子が、楔等の開放部材により開閉可能
になっているので、これにより、光ファイバ16、20
間の切替接続が可能である。なお、分岐光ケーブル19
側の光ファイバ20の心数や、光ファイバ20先端の光
コネクタ21としては、光ケーブル11側の光ファイバ
16や、光コネクタ18の構成に対応して、適宜変更さ
れることは言うまでもない。
プタ18bとからなる光コネクタ18は、分岐光ケーブ
ル19側の光ファイバ20先端の光コネクタ21を光コ
ネクタアダプタ18bに差し込むようにして接続するこ
とで、光ファイバ16、20同士を簡便に接続でき、良
好な接続作業性が得られる。この点は、MPO形光コネ
クタ18c等の多心光コネクタについても、同様であ
る。また、図1に示すように、光コネクタ18は、コネ
クタ固定部13に複数配列状態に固定され、保護カバー
15を開放すると、これら全ての光コネクタ18が露出
されるため、分岐光ケーブル19側の光ファイバ20
は、目的の光コネクタ18を選択して光コネクタ21を
接続するだけで、光ケーブル11側の光ファイバ16と
簡便に光接続することができ、接続作業性が向上する。
しかも、光コネクタ18、21間は着脱可能であるの
で、これにより、切替接続をも容易に行うことができ
る。
の光ケーブル11の目的箇所に予め組み立てておくこと
で、光ケーブル11の布設によって目的の設置場所に設
置される。そして、別途、布設された枝分岐用の分岐光
ケーブル19から引き出された光ファイバ20先端の光
コネクタ21を、コネクタ固定部13の目的の光コネク
タ18に接続し、光ケーブル11側、分岐光ケーブル1
9側の光ファイバ16、20同士を接続することで、光
ケーブル11が分岐光ケーブル19と分岐接続される。
この時、コネクタ固定部13の光コネクタ18は、コネ
クタ固定部13に固定されているため変位せず、ファイ
バ収納部14内の余長16aには変動が無いため、光コ
ネクタ11側の光ファイバ16に係る余長処理は必要無
い。したがって、光ケーブル分岐部10の周囲には、余
長処理のための作業スペースを確保する必要が無く、狭
隘な作業スペースであっても、光ファイバ16、20同
士の接続作業を効率良く行うことができる。
15を閉じてコネクタ固定部13を覆っておくことで、
コネクタ固定部13の光コネクタ18、18cを保護す
ることができ、これにより、光ケーブル11の布設を、
光ケーブル分岐部10を設けていない光ケーブルと同様
の作業により行うことができる。光ファイバ16、20
同士のコネクタ接続時には、保護カバー15を開放(取
り外し)し、接続作業の完了後には、保護カバー15は
再度閉じ(取り付け)、光コネクタ18、21を保護す
る。したがって、この光ケーブル分岐部10では、従来
行われていた、固定構造物等への保護カバーの取付、固
定作業ではなく、コネクタ固定部13に保護カバー15
を着脱するだけで、コネクタ固定部13を極めて簡便に
保護、露出することができ、別途、コネクタを固定する
ための固定構造物や、作業スペースの確保が不要であ
る。なお、保護カバーとしては、ヒンジ等によって回転
して開閉される構成等、簡便に着脱、開閉できる各種構
成が採用可能である。このように、この光ケーブル分岐
部の構造によれば、両光ケーブル11、19の光ファイ
バ16、20同士の接続、余長処理、保護カバー15の
着脱のいずれも、極めて簡便に行うことができ、しか
も、接続現場に持ち込む部品や工具等も極めて少なくて
済み、作業性を向上でき、接続の作業時間を短縮でき
る。
ル分岐部の構造を示す。なお、図中、図1、図2と同一
の構成部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化す
る。この光ケーブル分岐部30は、引出口11a近傍の
光ケーブル11を含んでその側部にまで設けられた樹脂
によって形成された分岐保護体31内に、光ファイバ1
6、その余長16a、光コネクタ18を埋設固定した構
成になっている。
されたものであり、例えば、引出口11aの周囲に設置
した型枠内への充填、硬化等によって設けられる。光コ
ネクタ18は、分岐部保護体31の一側部であるコネク
タ固定部31aに半埋設状態に固定され、コネクタ固定
部31aから露出する部分には、分岐光ケーブル19側
の光ファイバ20先端の光コネクタ21が接続可能にな
っている。コネクタ固定部31aには、複数の光コネク
タ18が配列状態に固定される。また、コネクタ固定部
31a近傍には、着脱自在の保護カバー15が取り付け
られ、保護カバー15を着脱することで、光コネクタ1
8およびこの光コネクタ18に接続された光コネクタ2
1の保護収納、露出が簡便に切り換えられることは、前
記第1実施形態と同様である。図示していないが、この
光ケーブル分岐部の構造においても、ユニット17から
多心の光ファイバを引き出し、その先端をコネクタ接続
可能に成端する多心用の光コネクタをコネクタ固定部3
1aに固定しても良いことは言うまでも無い。
固定部31aと引出口11aとの間のファイバ収納部3
1bに埋設固定されるので、分岐部保護体31の変形や
破壊が生じない限り、湾曲半径が安定に維持される。し
かも、分岐部保護体31によって、ほぼ完全に止水性が
確保されるため、光ファイバ15の光特性や、メタル線
の電気特性を、長期に亘って安定に維持することができ
る。分岐部保護体31の樹脂中への埋設によって、メタ
ル線の耐酸化性、耐薬品性等も得られる。止水性等によ
って得られる、光特性や電気特性の安定は、光ケーブル
11についても同様である。
出口11a周囲に配設した型枠等によって画成した一定
の領域内に樹脂を充填するだけで、分岐部保護体31を
簡便に形成することができ、しかも、これにより、光フ
ァイバ16の余長16aや、光コネクタ18等を一挙に
固定することができるので、組み立て作業性が大幅に向
上し、短時間で組み立てることができる。また、部品点
数を削減できるため、組み立て作業工程数の減少による
組み立て時間の一層の短縮や、低コスト化が可能とな
る。両光ケーブル11、19の光ファイバ16、20同
士の接続、余長処理、保護カバー15の着脱のいずれ
も、極めて簡便に行うことができ、しかも、接続現場に
持ち込む部品や工具等も極めて少なくて済み、作業性を
向上でき、接続の作業時間を短縮できる点は、第1実施
形態と同様である。
ァイバ収納部31b内に埋設固定されるため、例えば、
光ケーブル11の目的の布設位置への引き込み作業の振
動等によって、余長16aの湾曲半径が変動することが
防止され、光特性を安定に維持することができる。な
お、分岐部保護体31を複数の分割体から形成する場合
には、余長16aを取り出し可能とする構成も採用可能
である。
16の引き出しに伴うユニット17の切断等によって、
引出口11a近傍の光ケーブル11の強度が低くなって
いる場合があるが、分岐部保護体31によって引出口1
1a近傍の強度を確保することができるため、光ケーブ
ル11の牽引布設時の牽引力によって捻れを生じる等の
不都合を防止でき、布設作業を安定に行うことができる
といった利点もある。
は、前記実施形態に限定されず、各種変更が可能である
ことは言うまでも無い。例えば、光ケーブル11は、光
複合ケーブル以外、メタル線を内蔵複合していない光ケ
ーブル等、各種構成が採用可能である。また、前記実施
形態では、光ケーブル11として複数本のユニット17
を集合してなる構成のものを示したが、光ケーブルとし
ては、これに限定されず、例えば、ユニットを備えず、
一つのシース内に多数の光ファイバやメタル線を収納し
てなる構造のものも採用可能である。この場合には、ケ
ーブル内に収納したスロットによって、多数本の光ファ
イバやメタル線を整理して収納する構成のいわゆるスロ
ット形光ケーブル等が採用可能である。また、ユニット
を具備する光ケーブルとしては、ユニット内への圧送エ
アあるいは陰圧によって、光ファイバやメタル線を送り
込む、いわゆるエアバルーン形の光ケーブルも採用可能
である。分岐光ケーブルについても、各種構成が採用可
能である。分岐光ケーブルとしては、単心あるいは多心
の光コード等も含まれる。また、前記実施形態にて、分
岐部保護体として採用した、分岐部ケースや、成形樹脂
の形状は、図示したものに限定されず、各種形状の採用
が可能である。
ケーブル分岐部の構造によれば、光ケーブルに予め設け
た分岐部保護体内のファイバ収納部に、光ケーブルから
引き出した光ファイバを湾曲収納し、分岐光ケーブル側
の光ファイバとの接続時には、光ケーブル側の光ファイ
バに分岐光ケーブル側の光ファイバをコネクタ接続する
のみで、前記ファイバ収納部内の光ファイバを引き出さ
ないので、光ファイバ同士の接続作業に伴う湾曲処理が
不要になり、狭隘な作業スペースであっても、光ファイ
バ同士のコネクタ接続等の作業を行うことができる。ま
た、コネクタ固定部では、光コネクタを定位置に固定し
ているので、分岐光ケーブル側の光ファイバ先端の光コ
ネクタを、このコネクタ固定部に固定された光コネクタ
に接続するだけで、光ケーブル側、分岐光ケーブル側の
両光ファイバを簡便に光接続することができ、接続作業
性が向上するといった優れた効果を奏する。
よれば、前記分岐部保護体が、前記光ケーブルの側部に
充填、固化された樹脂からなり、この分岐部保護体の樹
脂に、前記光ケーブルから引き出された光ファイバ先端
の光コネクタを固定するコネクタ固定部と、引き出され
た前記光ファイバを埋設固定するファイバ収納部とを備
えるので、樹脂によって分岐部保護体を極めて簡便に形
成することができ、これにより、光コネクタ、光ファイ
バを安定に固定することができ、低コスト化、光ケーブ
ルの布設作業性の向上が一層容易になるといった優れた
効果を奏する。
よれば、前記分岐部ケースの前記コネクタ固定部には、
メタル線同士を電気的に接続する電気コネクタを備え、
この電気コネクタを介して、前記ケーブル本体に内蔵複
合されたメタル線が、前記分岐光ケーブル側のメタル線
に対して電気的に接続されるようになっているので、メ
タル線についても、光ファイバと同様にコネクタ接続に
より、短時間で接続作業を行うことができるといった優
れた効果を奏する。
形態を示す正面図である。
図である。
形態を示す正断面図である。
あって、(a)は光ケーブル分岐部を目的位置に引き込
んで設置した状態を示す正面図、(b)は光ケーブルと
分岐ケーブルとの分岐接続状態を示す正面図である。
ーブル、プレハブケーブル)、12…分岐部保護体(分
岐部ケース)、13…コネクタ固定部、14…ファイバ
収納部、16…光ファイバ、16a…光ファイバ(余
長)、18…光コネクタ、18a…多心光コネクタ(M
PO形光コネクタ)、19…分岐光ケーブル、20…光
ファイバ、30…光ケーブル分岐部、31…分岐部保護
体(樹脂)、31a…コネクタ固定部、31b…ファイ
バ収納部。
Claims (3)
- 【請求項1】 光ケーブル(11)の長手方向1カ所ま
たは複数箇所に設けられ、前記光ケーブルを分岐光ケー
ブル(19)と分岐接続する光ケーブル分岐部の構造で
あって、 布設前の前記光ケーブル側部に予め設けられた分岐部保
護体(12、31)に、前記光ケーブルから引き出した
光ファイバ(16)先端を、前記分岐光ケーブル側の光
ファイバ(20)に対してコネクタ接続可能に成端する
光コネクタ(18、18c)を固定するコネクタ固定部
(13、31a)と、引き出された前記光ファイバを湾
曲収納するファイバ収納部(14、31b)とを備えて
なることを特徴とする光ケーブル分岐部の構造(10、
30)。 - 【請求項2】 前記分岐部保護体(31)が、前記光ケ
ーブルの側部に充填、固化された樹脂からなり、この分
岐部保護体の樹脂に、前記光ケーブルから引き出された
光ファイバ先端の光コネクタを固定するコネクタ固定部
(31a)と、引き出された前記光ファイバを埋設固定
するファイバ収納部(31b)とを備えることを特徴と
する請求項1記載の光ケーブル分岐部の構造。 - 【請求項3】 前記コネクタ固定部には、メタル線同士
を電気的に接続する電気コネクタを備え、この電気コネ
クタを介して、前記光ケーブルから前記分岐部保護体内
へ引き出されたメタル線が、前記分岐光ケーブル側のメ
タル線に対して電気的に接続されるようになっているこ
とを特徴とする請求項1または2記載の光ケーブル分岐
部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16741698A JP3623362B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 光ケーブル分岐部の構造、光ケーブル分岐部の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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