JP2000003046A - 感光性平版印刷版 - Google Patents
感光性平版印刷版Info
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Abstract
い感光性平版印刷版を提供すること。 【解決手段】 ポリオルガノシロキサンと光触媒能を有
する微粒子および/またはゾルを含有する組成物を塗布
して感光性平版印刷版とする。これに所望の形状に光を
照射し、照射部を親水性として平版印刷版を得る。
Description
り、さらに詳しくは光重合性組成物からなる塗布膜を必
要とせず、溶剤等による現像を必要としない感光性平版
印刷版に関する。
公報に記載されているように、通常、アルミニウム板上
に光重合性組成物からなる塗布膜を設けた感光性平版印
刷版が使用されている。従来の感光性平版印刷版は、ネ
ガ型とポジ型とあるが、いずれもアルミニウム板等の支
持体上に光重合性組成物を塗布して感光層を形成し、所
望の形状に、例えば、陰画像を通して紫外線等の活性光
線を照射(以下、「露光」という。)する。ネガ型感光
性の場合、露光部を重合あるいは架橋させたのち現像し
て未露光部を除去する。ポジ型感光性の場合、露光部を
可溶化させた後現像して露光部を除去する。残存した塗
膜層は水を反発してインクを受容する画像部となり、塗
膜を除去した部分は水を受容してインクを反発する非画
像部とすることにより平版印刷版が製作される。
物とバインダー樹脂からなる感光層が広く用いられてお
り、このジアゾ化合物としては、4−ジアゾジフェニル
アミンとホルムアルデヒドとの縮合物に代表されるジア
ゾ樹脂が一般に常用されている。一方、上記バインダー
樹脂は、その性質により、未露光部が水性アルカリ現像
液により現像されるアルカリ現像型と、有機溶剤系現像
液により現像される溶剤現像型に分けられる。
ら、アルカリ現像型の感光性平版印刷版が注目されてお
り、そのためのバインダー樹脂として、例えば特公昭52
-7364号公報に記載されているヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートを主体とする共重合体や、特公昭57-5
1656号公報に記載されているヒドロキシフェノキシプロ
ピル(メタ)アクリレートを主体とする共重合体等が知
られている。しかしながら、これらの(メタ)アクリレ
ート系共重合体を使用した感光性平版印刷版は、インク
着肉性や耐刷性が劣ったり、印刷時の処理に用いる薬品
によって画像部が溶解あるいは膨潤するなどの欠点があ
る。これらの欠点は現像性付与のための親水性バインダ
ーに由来するものであり、本質的に湿式現像では不可避
な問題である。すなわち、環境面、安全面、省エネの面
から湿式現像システム不要な印刷版が理想とされてき
た。
合性組成物を使わない新規な感光性平版印刷版を提供す
ることにある。本発明の別の課題は、感光性平版印刷版
において問題となる現像に関し、溶剤もアルカリ水も使
用せずに、露光により親水部分と疎水部分のコントラス
トを得ることができる感光性平版印刷版を提供すること
にある。本発明のさらなる課題は、機械的強度が高く、
耐薬品性があり、かつ刷版を長時間保存した後も安定し
た印刷特性が確保される平版印刷版を提供することにあ
る。
問題を克服した新規な発想に基づく感光性平版印刷版を
得るために鋭意研究した結果、光触媒機能を有する材料
が高度な親水性を発揮することを応用することで課題を
解決できることを見出し、本発明に到達した。即ち本発
明の要旨は、(A)造膜性基材ならびに(B)光触媒能
を有する微粒子および/またはゾルを含有する組成物
(以下、「コーティング組成物」ともいう。)を塗布し
てなる感光性平版印刷版にある。造膜性基材としては特
にポリオルガノシロキサンが好ましい。
成物が次の(イ)および(ロ)から選ばれたものである
ことを特徴とする感光性平版印刷版にある。 (イ)(A1)下記一般式(1) (R1)nSi(OR2)4-n ...(1) (式中、R1は水素原子または1価の有機基を示し、R2
はアルキル基、アシル基またはフェニル基を示し、nは
0、1または2の整数である。)で表されるオルガノシ
ランの加水分解物および/またはその部分縮合物である
ポリオルガノシロキサン、(B)光触媒能を有する微粒
子および/またはゾルならびに(D)水および/または
有機溶剤を含有する組成物。
シル基を示し、mは0、1または2の整数である。)で
表されるオルガノシラン、該オルガノシランの加水分解
物および該オルガノシランの部分縮合物から選ばれる少
なくとも1種の成分であるポリオルガノシロキサン、
(B)光触媒能を有する微粒子および/またはゾル、
(C)加水分解性基および/または水酸基と結合したケ
イ素原子を有するシリル基を重合体分子鎖に有する重合
体ならびに(D)水および/または有機溶剤を含有する
組成物。さらに本発明の要旨は、前記の感光性平版印刷
版に陰画像を通じて光を照射し、照射部を親水性とした
平版印刷版にある。
する。 (A)造膜性基材:本発明で用いる造膜性基材は、
(B)成分が混合可能で且つ(B)成分により分解、劣
化等が生じ難いこと、および親水性/疎水性が中間領域
にあることが必要である。さらにガラス転移温度が高め
でないと、印刷時に紙粉を拾いやすい問題が生じる。こ
れらの条件を満たすポリマーとして、ポリオルガノシロ
キサン、熱硬化型シリコーン、フッ素樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂等があるが、前記の条件を満たす造
膜性樹脂であれば使用可能である。これらの中、ポリオ
ルガノシロキサンが化学的に安定であり、親水性/疎水
性のバランスが適度であって好ましい。本発明では造膜
性基材としてポリオルガノシロキサンを主にして記載す
るが、前記その他の樹脂を用いる場合は、それぞれの樹
脂の特性に応じて、(B)成分を混合し、造膜すればよ
い。
り返し単位を有するものである。 〔−Si(R)2O−〕 ここでRは、水素原子または1価の有機基を示し、Rの
40〜100%は好ましくは炭素数1〜8のアルキル基
であるが、Rの40%以下は水素原子および前記アルキ
ル基以外の有機基であってもよい。ポリオルガノシロキ
サンの好ましい例は次の(A1)と(A2)である。(A1) 下記一般式(1) (R1)nSi(OR2)4-n ...(1) (式中、R1は水素原子または1価の有機基を示し、R2
はアルキル基、アシル基またはフェニル基を示し、nは
0、1または2の整数である。)で表されるオルガノシ
ランの加水分解物および/またはその部分縮合物。(A2) 下記一般式(2) (R3)mSi(OR4)4-m ...(2) (式中、R3は有機基を示し、R4はアルキル基またはア
シル基を示し、mは0、1または2の整数である。)で
表されるオルガノシラン、該オルガノシランの加水分解
物および該オルガノシランの部分縮合物から選ばれる少
なくとも1種の成分。
子および/またはゾル (B)成分は、好ましくは光触媒能を有する半導体の微
粒子および/またはゾルからなる。光触媒能を有する半
導体としては、例えば、TiO2、TiO3、SrTiO
3、FeTiO3、WO3、SnO2、Bi2O3、In
2O3、ZnO、Fe2O3、RuO2、CdO、CdFe
O3、LaRhO3等の金属酸化物およびCdS、CdS
e、GaP、GaAs、MoS2等を挙げることがで
き、好ましくは金属酸化物であり、特に好ましくはTi
O2とZnOである。さらに好ましくはアナターゼ型T
iO2である。本願発明は外部からの光照射による微粒
子の光触媒能を活用するものであるため、該微粒子とし
ては、光活性を妨げるような表面処理を施していないも
のの使用が好ましい。(B)成分の存在形態には、微粒
子からなる粉体、微粒子が水中に分散した水系ゾル、微
粒子がイソプロピルアルコ−ル等の極性溶媒やトルエン
等の非極性溶媒中に分散した溶媒系ゾルの3種類があ
る。溶媒系ゾルの場合、半導体微粒子の分散性によって
はさらに水や溶媒で希釈して用いてもよい。これらの存
在形態における半導体微粒子の平均粒子径は、光触媒能
の観点では小さいほど好ましく、通常、1μm以下、好
ましくは0.5μm以下、特に好ましくは0.1μm以
下である。(B)成分が水系ゾルあるいは溶媒系ゾルで
ある場合の固形分濃度は、50重量%以下が好ましく、
さらに好ましくは40重量%以下である。
ては、(i)前記(A1)成分と後述する(D)〜
(L)成分等からなる組成物の調製後に、あるいは前記
(A2)成分と後述する(C)〜(L)成分等からなる
組成物の調製後に(B)成分を添加する方法、(ii)
上記(i)の組成物を調製する時に(B)成分を添加す
る方法がある。また、(B)成分が水系ゾルである場合
は、(i)の方法で添加するのが好ましく、また後述す
る(G)成分の配合により系内の粘性が上昇する場合に
も、(ii)の方法で(B)成分を(i)の組成物の調
製時に添加する方が好ましい。組成物(イ)および組成
物(ロ)において、(B)成分は、単独または2種以上
を組み合わせて使用することができる。
(B)成分を含有するコーティング組成物を構成する各
成分について、順次説明する。(A1)成分 組成物(イ)における(A1)成分は、前記一般式
(1)で表されるオルガノシラン(以下、「オルガノシ
ラン(1)」という。)の加水分解物および/またはそ
の部分縮合物からなり、一般式(1)のnが0、1また
は2の整数である成分を少なくとも1種含有する加水分
解物および/またはその部分縮合物からなり、組成物
(イ)中において主たる結合剤として作用するものであ
る。一般式(1)において、R1で表される有機基とし
ては、炭素数1〜8の有機基が好ましく、例えば、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘ
プチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基等の
アルキル基や、ビニル基、アリル基、アシル基、グリシ
ジル基、(メタ)アクリルオキシ基、ウレイド基、アミ
ド基、フルオロアセトアミド基、イソシアナート基等の
ほか、これらの基の置換誘導体を挙げることができる。
は、例えば、ハロゲン原子、置換もしくは非置換のアミ
ノ基、水酸基、メルカプト基、イソシアナ−ト基、ウレ
イド基、アンモニウム塩基等を挙げることができる。但
し、これらの置換誘導体からなるR1の炭素数は、置換
基中の炭素原子を含めて8以下である。一般式(1)中
にR1が複数存在するときは、相互に同一でも異なって
もよい。
が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基等のアルキル基を挙
げることができ、アシル基としては、例えば、アセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基、カプロ
イル基等を挙げることができる。一般式(1)中に複数
存在するR2は、相互に同一でも異なってもよい。
ン(1)の具体例としては、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシ
ラン、エチルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメ
トキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、i−
プロピルトリメトキシシラン、i−プロピルトリエトキ
シシラン、n−ブチルトリメトキシシラン、n−ブチル
トリエトキシシラン、n−ペンチルトリメトキシシラ
ン、n−ペンチルトリエトキシシラン、シクロヘキシル
トリメトキシシラン、シクロヘキシルトリエトキシシラ
ン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−
3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプ
ロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、2−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラ
ン、3−(メタ)アクリルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、3−(メタ)アクリルオキシプロピルトリエト
キシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ビニルトリ
アセトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシ
ラン、3−クロロプロピルトリエトキシシラン、3−ト
リフロロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−ト
リフロロプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエト
キシシラン、2−ヒドロキシエチルトリメトキシシラ
ン、2−ヒドロキシエチルトリエトキシシラン、2−ヒ
ドロキシプロピルトリメトキシシラン、2−ヒドロキシ
プロピルトリエトキシシラン、3−ヒドロキシプロピル
トリメトキシシラン、3−ヒドロキシプロピルトリエト
キシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−
イソシアナートプロピルトリメトキシシラン、3−イソ
シアナートプロピルトリエトキシシラン、3−ウレイド
プロピルトリメトキシシラン、3−ウレイドプロピルト
リエトキシシラン等のトリアルコキシシラン類のほか、
メチルトリアセチルオキシシラン、メチルトリフェノキ
シシラン等を挙げることができる。
ガノシラン(1)は、単独でまたは2種以上を混合して
使用することができる。
ン(1)の具体例としては、ジメチルジメトキシシラ
ン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチルジメトキシシ
ラン、ジエチルジエトキシシラン、ジ−n−プロピルジ
メトキシシラン、ジ−n−プロピルジエトキシシラン、
ジ−i−プロピルジメトキシシラン、ジ−i−プロピル
ジエトキシシラン、ジ−n−ブチルジメトキシシラン、
ジ−n−ブチルジエトキシシラン、n−ペンチル・メチ
ルジメトキシシラン、n−ペンチル・メチルジエトキシ
シラン、シクロヘキシル・メチルジメトキシシラン、シ
クロヘキシル・メチルジエトキシシラン、フェニル・メ
チルジメトキシシラン、フェニル・メチルジエトキシシ
ラン、ジ−n−ペンチルジメトキシシラン、ジ−n−ペ
ンチルジエトキシシラン、ジ−n−ヘキシルジメトキシ
シラン、ジ−n−ヘキシルジエトキシシラン、ジ−n−
ヘプチルジメトキシシラン、ジ−n−ヘプチルジエトキ
シシラン、ジ−n−オクチルジメトキシシラン、ジ−n
−オクチルジエトキシシラン、ジシクロヘキシルジメト
キシシラン、ジシクロヘキシルジエトキシシラン、ジフ
ェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン
等のジアルコキシシラン類のほか、ジメチルジアセチル
オキシシラン、ジメチルジフェノキシシラン等を挙げる
ことができる。これらの一般式(1)のnが2であるオ
ルガノシラン(1)は、単独でまたは2種以上を混合し
て使用することができる。
は、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テ
トラ−n−プロポキシシラン、テトラ−i−プロポキシ
シラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトラアセチル
オキシシラン、テトラフェノキシシラン等を挙げること
ができる。これらのオルガノシランのうち、トリアルコ
キシシラン類が好ましく、さらに好ましくはメチルトリ
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルト
リメトキシシラン、エチルトリエトキシシランである。
(A1)成分の市販品には、三菱化学(株)製のMKC
シリケート、多摩化学(株)製のシリケート、東レ・ダ
ウコーニング・シリコーン社製のシリコンレジン、東芝
シリコーン(株)製のシリコンレジン、日本ユニカ
(株)製のシリコンオリゴマー等があり、これらを使用
してもよい。これらのオルガノシランは、単独でまたは
2種以上を混合して使用することができる。
部分縮合させて(A1)成分として使用することもでき
るが、後述するように、オルガノシラン(1)を残りの
成分と混合して組成物を調製する際に、適量の水
((D)成分)を添加することにより、オルガノシラン
(1)を加水分解・部分縮合させて、(A1)成分とす
ることが好ましい。
るとき、該部分縮合物のポリスチレン換算重量平均分子
量(以下、「Mw」という。)は、通常、8,000〜
10,000、好ましくは1,000〜50,000の
範囲にある。部分縮合物からなる(A1)成分のMw
は、組成物の成膜性、あるいは塗膜の硬度や柔軟性等に
応じて適宜選定される。
(2)で表されるオルガノシラン(以下、「オルガノシ
ラン(2)」という。)、オルガノシラン(2)の加水
分解物およびオルガノシラン(2)の部分縮合物から選
ばれる少なくとも1種からなり、組成物(ロ)中におい
て主たる結合剤として作用するものである。
ては炭素数1〜8の有機基が好ましく、例えば、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−
ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチ
ル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル
基、2−エチルヘキシル基等のアルキル基や、ビニル
基、アリル基、シクロヘキシル基、フェニル基、アシル
基、グリシジル基、(メタ)アクリルオキシ基、ウレイ
ド基、アミド基、フルオロアセトアミド基、イソシアナ
ート基等のほか、これらの基の置換誘導体等を挙げるこ
とができる。
は、例えば、ハロゲン原子、置換もしくは非置換のアミ
ノ基、水酸基、メルカプト基、イソシアナ−ト基、グリ
シドキシ基、3,4−エポキシシクロヘキシル基、(メ
タ)アクリルオキシ基、ウレイド基、アンモニウム塩基
等を挙げることができる。但し、これらの置換誘導体か
らなるR3 の炭素数は、置換基中の炭素原子を含めて8
以下である。一般式(2)中にR3が複数存在するとき
は、相互に同一でも異なってもよい。
が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基等のアルキル基を挙
げることができ、アシル基としては、例えば、アセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基、カプロ
イル基等を挙げることができる。一般式(2)中に複数
存在するR4は、相互に同一でも異なってもよい。
としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラ
ン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラ−i−プロ
ポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン等のテトラ
アルコキシシラン類;メチルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エ
チルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシ
ラン、n−プロピルトリエトキシシラン、i−プロピル
トリメトキシシラン、i−プロピルトリエトキシシラ
ン、n−ブチルトリメトキシシラン、n−ブチルトリエ
トキシシラン、n−ペンチルトリメトキシシラン、n−
ヘキシルトリメトキシシラン、n−ヘプチルトリメトキ
シシラン、n−オクチルトリメトキシシラン、ビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、シクロ
ヘキシルトリメトキシシラン、シクロヘキシルトリエト
キシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルト
リエトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシ
ラン、3−クロロプロピルトリエトキシシラン、3,
3,3−トリフロロプロピルトリメトキシシラン、3,
3,3−トリフロロプロピルトリエトキシシラン、3−
アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、2−ヒドロキシエチルトリメト
キシシラン、2−ヒドロキシエチルトリエトキシシラ
ン、2−ヒドロキシプロピルトリメトキシシラン、2−
ヒドロキシプロピルトリエトキシシラン、3−ヒドロキ
シプロピルトリメトキシシラン、3−ヒドロキシプロピ
ルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシ
ラン、3−イソシアナートプロピルトリメトキシシラ
ン、3−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン、
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グ
リシドキシプロピルトリエトキシシラン、2−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リエトキシシラン、3−(メタ)アクリルオキシプロピ
ルトリメトキシシラン、3−(メタ)アタクリルオキシ
プロピルトリエトキシシラン、3−ウレイドプロピルト
リメトキシシラン、3−ウレイドプロピルトリエトキシ
シラン等のトリアルコキシシラン類;ジメチルジメトキ
シシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチルジメト
キシシラン、ジエチルジエトキシシラン、ジ−n−プロ
ピルジメトキシシラン、ジ−n−プロピルジエトキシシ
ラン、ジ−i−プロピルジメトキシシラン、ジ−i−プ
ロピルジエトキシシラン、ジ−n−ブチルジメトキシシ
ラン、ジ−n−ブチルジエトキシシラン、ジ−n−ペン
チルジメトキシシラン、ジ−n−ペンチルジエトキシシ
ラン、ジ−n−ヘキシルジメトキシシラン、ジ−n−ヘ
キシルジエトキシシラン、ジ−n−ヘプチルジメトキシ
シラン、ジ−n−ヘプチルジエトキシシラン、ジ−n−
オクチルジメトキシシラン、ジ−n−オクチルジエトキ
シシラン、ジ−n−シクロヘキシルジメトキシシラン、
ジ−n−シクロヘキシルジエトキシシラン、ジフェニル
ジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン等のジ
アルコキシシラン類;トリメチルメトキシシラン、トリ
メチルエトキシシラン等のモノアルコキシシラン類のほ
か、メチルトリアセチルオキシシラン、ジメチルジアセ
チルオキシシラン、トリメチルアセチルオキシシラン等
を挙げることができる。
ジアルコキシシラン類が好ましく、またトリアルコキシ
シラン類としては、メチルトリメトキシシラン、メチル
トリエトキシシランが好ましく、またジアルコキシシラ
ン類としては、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジ
エトキシシランが好ましい。(A2)成分の市販品に
は、三菱化学(株)製のMKCシリケート、多摩化学
(株)製のシリケート、東レ・ダウコーニング・シリコ
ーン社製のシリコンレジン、東芝シリコーン(株)製の
シリコンレジン、日本ユニカ(株)製のシリコンオリゴ
マー等があり、これらを使用してもよい。(A2)成分
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。
しては、特に、トリアルコキシシランのみ、あるいはト
リアルコキシシラン80モル%以上とジアルコキシシラ
ン20モル%未満との組み合わせが好ましい。ジアルコ
キシシランをトリアルコキシシランと併用することによ
り、得られる塗膜を柔軟化し、耐アルカリ性を向上させ
ることができる。
いは加水分解物または部分縮合物として使用される。オ
ルガノシラン(2)を加水分解物および/または部分縮
合物として使用する場合は、予め加水分解・部分縮合さ
せて(A2)成分として使用することもできるが、後述
するように、オルガノシラン(2)を残りの成分と混合
して組成物を調製する際に、適量の水を添加することに
より、オルガノシラン(2)を加水分解・部分縮合させ
て、(A2)成分とすることが好ましい。(A2)成分
が部分縮合物として使用されるとき、該部分縮合物のM
wは、好ましくは800〜100,000、さらに好ま
しくは1,000〜50,000である。
は、(B)成分の光触媒能により、微弱な光によっても
短時間で塗膜表面が親水性化され、その結果他の塗膜性
能を実質的に損なうことなく、塗膜の耐汚染性を著しく
改善できることが明らかとなった。しかも、組成物
(イ)および組成物(ロ)から得られる塗膜中では、
(B)成分が前記(A1)成分あるいは(A2)成分等
と共縮合しており、塗膜の親水性、耐汚染性が長期にわ
たり持続される。
ては、前記(A1)または(A2)成分と後述する
(A)、(B)以外の成分からなる組成物の調製後に添
加してもよく、あるいは該組成物の調製時に添加し、
(B)成分の存在下で(A1)成分あるいは(A2)成
分等を加水分解・部分縮合させることもできる。(B)
成分を組成物の調製時に添加すると、(B)成分中の半
導体化合物を(A1)成分あるいは(A2)成分等と共
縮合させることができ、得られる塗膜の防汚染性の長期
耐久性が改善される。また、(B)成分が水系ゾルであ
る場合は、組成物の調製時に添加するのが好ましく、ま
た後述する(G)成分の配合により系内の粘性が上昇す
る場合にも、(B)成分を組成物の調製時に添加する方
が好ましい。組成物(イ)、(ロ)において、(B)成
分は、単独でまたは2種以上を混合して使用することが
できる。
(A)成分100重量部に対して、固形分で、通常、1
〜500重量部、好ましくは5〜400重量部である。
(B)成分の量がこの範囲以下では光照射後の親水化の
程度が印刷版用として不足であり、他方、この範囲以上
では造膜が困難となる。
よび/または有機溶剤からなる。組成物(イ)、(ロ)
における水の使用量は、(A1)および(A2)成分中
のオルガノシランの合計1モルに対して、通常、0.5
〜3モル、好ましくは0.7〜2モル程度である。
と(B)成分および後述する(C)成分を必須とし、目
的に応じて後述する(E)〜(L)成分等を含有するも
のであるが、通常、組成物を調製する際に、水が、オル
ガノシラン(2)や(D)成分を加水分解・部分縮合反
応させ、あるいは粒子状成分を分散させるために添加す
ることが好ましい。
2)におけるオルガノシラン(2)1モルに対して通
常、0.5〜3モル、好ましくは0.7〜2モル程度で
ある。組成物(イ)における有機溶剤(D)としては、
前記各成分を均一に混合できるものであれば特に限定さ
れないが、例えば、アルコール類、芳香族炭化水素類、
エーテル類、ケトン類、エステル類等の1種類以上を挙
げることができる。
具体例としては、メタノール、エタノール、n−プロピ
ルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルア
ルコール、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアル
コール、n−ヘキシルアルコール、n−オクチルアルコ
ール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、エチレングリコールモノブチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート等を挙げることができる。
は、ベンゼン、トルエン、キシレン等を、エーテル類の
具体例としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
を、ケトン類の具体例としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケト
ン等を、エステル類の具体例としては、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸プロピレン等を挙げるこ
とができる。
性組成物)は組成物(イ)、組成物(ロ)共に全固形分
濃度は、好ましくは5〜50重量%であり、使用目的に
応じて適宜調整される。例えば、薄膜形成基材への含浸
を目的とするときには、通常、5〜30重量%であり、
また厚膜形成を目的で使用するときには、通常、20〜
50重量%、好ましくは30〜45重量%である。組成
物の全固形分濃度が5重量%未満では塗膜形成が劣り、
一方50重量%を超えると、保存安定性が低下する傾向
がある。
(D)成分を必須とし、場合により後述する(E)〜
(H)成分等を含有するものである。組成物(ロ)は、
前記(A2)、(B)、(D)および次に述べる(C)
成分を必須とし、場合により後述する(E)〜(H)成
分等を含有するものである。(D)成分の水は、組成物
を調製する際に、オルガノシランを加水分解・部分縮合
反応させ、あるいは粒子状成分を分散させるために添加
される。
び/または水酸基と結合したケイ素原子を有するシリル
基(以下、「特定シリル基」という。)を重合体分子鎖
の末端および/または側鎖に有する重合体からなる。こ
のような(C)成分は、組成物(ロ)のコーティング用
組成物から得られる塗膜を硬化させる際に、そのシリル
基中の加水分解性基および/または水酸基が前記(A
2)成分および(B)成分と共縮合することにより、優
れた塗膜性能をもたらす成分である。(C)成分におけ
る特定シリル基の含有量は、ケイ素原子の量に換算し
て、特定シリル基の導入前の重合体に対して、通常、
0.001〜20重量%である。
(4)
基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェノキシ基、チオ
アルコキシ基、アミノ基等の加水分解性基または水酸基
を示し、R5は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基
または炭素数1〜10のアラルキル基を示し、iは1〜
3の整数である。)で表される。
一般式(4)に対応するヒドロシラン化合物(以下、
「ヒドロシラン化合物(i)」という。)を、炭素−炭
素二重結合を有するビニル系重合体(以下、「不飽和ビ
ニル系重合体」という。)中の該炭素−炭素二重結合に
付加反応させる方法、(b)下記一般式(5)
けるそれぞれX、R5、iと同義であり、R6は重合性二
重結合を有する有機基を示す。)で表されるシラン化合
物(以下、「不飽和シラン化合物(ii)」という。)
と、他のビニル系単量体とを共重合する方法等により製
造されるものを挙げることができる。
ン化合物(i)としては、例えば、メチルジクロルシラ
ン、トリクロルシラン、フェニルジクロルシラン等のハ
ロゲン化シラン類;メチルジエトキシシラン、メチルジ
メトキシシラン、フェニルジメトキシシラン、トリメト
キシシラン、トリエトキシシラン等のアルコキシシラン
類;メチルジアセトキシシラン、フェニルジアセトキシ
シラン、トリアセトキシシラン等アシロキシシラン類;
メチルジアミノキシシラン、トリアミノキシシラン、ジ
メチル・アミノキシシラン等のアミノキシシラン類等を
挙げることができる。これらのヒドロシラン化合物
(i)は、単独でまたは2種以上を混合して使用するこ
とができる。
和ビニル系重合体は、水酸基を有する重合体以外であれ
ば特に限定されず、例えば、下記(a−1)や(a−
2)の方法あるいはこれらの組み合わせ等によって製造
することができる。即ち、(a−1)官能基(以下、
「官能基(α)」という。)を有するビニル系単量体を
(共)重合したのち、該(共)重合体中の官能基(i)
に、該官能基(α)と反応しうる官能基(以下、「官能
基(β)」という。)と炭素・炭素二重結合とを有する
不飽和化合物を反応させることにより、重合体分子鎖の
側鎖に炭素−炭素二重結合を有する不飽和ビニル系重合
体を製造することができる。(a−2)官能基(α)を
有するラジカル重合開始剤(例えば4,4−アゾビス−
4−シアノ吉草酸等)を使用し、あるいはラジカル重合
開始剤と連鎖移動剤の双方に官能基(α)を有する化合
物(例えば4,4−アゾビス−4−シアノ吉草酸とジチ
オグリコール酸等)を使用して、ビニル系単量体を
(共)重合して、重合体分子鎖の片末端あるいは両末端
にラジカル重合開始剤や連鎖移動剤に由来する官能基
(α)を有する(共)重合体を合成したのち、該(共)
重合体中の官能基(α)に、官能基(β)と炭素・炭素
二重結合とを有する不飽和化合物を反応させることによ
り、重合体分子鎖の片末端あるいは両末端に炭素−炭素
二重結合を有する不飽和ビニル系重合体を製造すること
ができる。
る官能基(α)と官能基(β)との反応の例としては、
カルボキシル基と水酸基とのエステル化反応、カルボン
酸無水物基と水酸基との開環エステル化反応、カルボキ
シル基とエポキシ基とのエステル化反応、カルボキシル
基とアミノ基とのアミド化反応、カルボン酸無水物基と
アミノ基との開環アミド化反応、エポキシ基とアミノ基
との開環付加反応、水酸基とイソシアネート基とのウレ
タン化反応や、これらの反応の組み合わせ等を挙げるこ
とができる。
ては、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸;
無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和カルボン酸
無水物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、N−メチロー
ル(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシエチルビニ
ルエーテル等の水酸基含有ビニル系単量体;2−アミノ
エチル(メタ)アクリレート、2−アミノプロピル(メ
タ)アクリレート、3−アミノプロピル(メタ)アクリ
レート、2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
2−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、3
−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、2−
アミノエチルビニルエーテル、N,N−ジメチルアミノ
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノ(メ
タ)アクリルアミド等のアミノ基含有ビニル系単量体;
1,1,1−トリメチルアミン(メタ)アクリルイミ
ド、1−メチル−1−エチルアミン(メタ)アクリルイ
ミド、1,1−ジメチル−1−(2−ヒドロキシプロピ
ル)アミン(メタ)アクリルイミド、1,1−ジメチル
−1−(2’−フェニル−2’−ヒドロキシエチル)ア
ミン(メタ)アクリルイミド、1,1−ジメチル−1−
(2’−ヒドロキシ−2’−フェノキシプロピル)アミ
ン(メタ)アクリルイミド等のアミンイミド基含有ビニ
ル系単量体、グリシジル(メタ)アクリレート、アリル
グリシジルエーテル等のエポキシ基含有ビニル系単量体
等を挙げることができる。これらの官能基(α)を有す
るビニル系単量体は、単独でまたは2種以上を混合して
使用することができる。
重合させる他のビニル系単量体としては、例えば、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸
i−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メ
タ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エ
チルヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、
(メタ)アクリルアミド、クロトンアミド、マレイン酸
ジアミド、フマル酸ジアミド、イタコン酸ジアミド、α
−エチルアクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)
アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、スチレ
ン、α−メチルスチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル等を挙げることができる。これらの他
のビニル系単量体は、単独でまたは2種以上を混合して
使用することができる。
する不飽和化合物としては、例えば、官能基(α)を有
するビニル系単量体と同様のビニル系単量体や、前記水
酸基含有ビニル系単量体とジイソシアネート化合物とを
等モルで反応させることにより得られるイソシアネート
基含有不飽和化合物等を挙げることができる。
和シラン化合物(ii)の具体例として次が挙げられ
る。CH2=CH(CH3)Si(OCH3)2、CH2=
CHSi(OCH3)3、CH2=CH(CH3)SiCl
2、CH2=CHSiCl3、CH2=CHCOO(C
H2)3Si(OCH3)3、CH2=CHCOO(CH2)
3Si(CH3)(OCH3)2、CH2=CHCOO(C
H2)3Si(CH3)Cl2、CH2=CHCOO(C
H2)3SiCl3、CH2=C(CH3)COO(CH2)
3Si(CH3)(OCH3)2、CH2=C(CH3)CO
O(CH2)3Si(CH3)(OCH3)2、CH2=C
(CH3)COO(CH2)2SiCl3、CH2=C(C
H3)COO(CH2)3SiCl3、
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。
合させる他のビニル系単量体としては、例えば、前記
(a−1)の方法について例示した官能基(α)を有す
るビニル系単量体や他のビニル系単量体等の1種以上を
挙げることができる。
ましい例を、より具体的に示すと、下記一般式(6)で
表されるトリアルコキシシリル基含有(メタ)アクリレ
ート系共重合体を挙げることができる。
示し、R8はメチル基、エチル基、n−プロピル基、i
−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、n−ペン
チル基、n−ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基
を示し、R9はR7と同義であり、R10はメチレン基、エ
チレン基、プロピレン基、ブチレン基等の炭素数1〜4
のアルキレン基を示し、R11はR8と同義であり、k/
(j+k)=0.01〜0.4、好ましくは0.02〜
0.2である。)
特定シリル基含有エポキシ樹脂、特定シリル基含有ポリ
エステル樹脂、特定シリル基含有フッ素樹脂等を挙げる
ことができる。
えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノー
ルF型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、脂肪族ポリグリシジルエーテル、脂肪族ポリグリ
シジルエステル等のエポキシ樹脂中のエポキシ基に、特
定シリル基を有するアミノシラン類、ビニルシラン類、
カルボキシシラン類、、グリシジルシラン類等を反応さ
せることにより製造することができる。また、前記特定
シリル基含有ポリエステル樹脂は、例えば、ポリエステ
ル樹脂中に含有されるカルボキシル基や水酸基に、特定
シリル基を有するアミノシラン類、カルボキシシラン
類、グリシジルシラン類等を反応させることにより製造
することができる。
は、例えば、フッ化エチレン等の(共)重合体中に含有
されるカルボキシル基や水酸基に、特定シリル基を有す
るアミノシラン類、カルボキシシラン類、グリシジルシ
ラン類等を反応させることにより製造することができ
る。(C)成分のポリスチレン換算数平均分子量(以
下、「Mn」という。)は、好ましくは2,000〜1
00,000、さらに好ましくは4,000〜50,0
00である。
独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
組成物(ロ)における(C)成分の使用量は、(A2)
成分におけるオルガノシラン(I)100重量部に対し
て、通常、2〜900重量部、好ましくは10〜400
重量部、さらに好ましくは20〜200重量部である。
さらに、組成物(イ)および組成物(ロ)には、下記の
(E)〜(L)成分を配合することができる。
等の加水分解・縮合反応を促進し、また組成物(ロ)に
おいては、(A2)成分、(C)成分等の加水分解・縮
合反応を促進する触媒からなる。
は、(E)成分を使用することにより、得られる膜の硬
化速度を高めるとともに、使用されるオルガノシラン成
分の重縮合反応により生成するポリシロキサン樹脂のM
nが大きくなり、強度、長期耐久性等に優れた塗膜を得
ることができ、かつ膜の厚膜化やコーティング作業も容
易となる。このような(E)成分としては、酸性化合
物、アルカリ性化合物、有機金属化合物および/または
その部分加水分解物(以下、有機金属化合物および/ま
たはその部分加水分解物をまとめて「有機金属化合物
等」という。)が好ましい。(E)成分のうち、酸性化
合物としては、例えば、酢酸、塩酸、硫酸、リン酸、ア
ルキルチタン酸、p−トルエンスルホン酸、フタル酸等
を挙げることができ、好ましくは酢酸である。
ば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を挙げること
ができ、好ましくは水酸化ナトリウムである。
ば、下記一般式 M(OR12)p(R13COCHCOR14)q (式中、Mはジルコニウム、チタンまたはアルミニウム
を示し、R12およびR13は、それぞれ独立にエチル基、
n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、se
c−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘ
キシル基、シクロヘキシル基、フェニル基等の炭素数1
〜6の1価の炭化水素基を示し、R14は、R12およびR
13と同様の炭素数1〜6の1価の炭化水素基のほか、メ
トキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポ
キシ基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブ
トキシ基、ラウリルオキシ基、ステアリルオキシ基等の
炭素数1〜16のアルコキシル基を示し、pおよびqは
0〜4の整数で、(p+q)=(Mの原子価)であ
る。)で表される化合物、あるいはこれらの化合物の部
分加水分解物を挙げることができる。
ラ−n−ブトキシジルコニウム、トリ−n−ブトキシ・
エチルアセトアセテートジルコニウム、ジ−n−ブトキ
シ・ビス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム、n
−ブトキシ・トリス(エチルアセトアセテート)ジルコ
ニウム、テトラキス(n−プロピルアセトアセテート)
ジルコニウム、テトラキス(アセチルアセトアセテー
ト)ジルコニウム、テトラキス(エチルアセトアセテー
ト)ジルコニウム等の有機ジルコニウム化合物;テトラ
−i−プロポキシチタニウム、ジ−i−プロポキシ・ビ
ス(エチルアセトアセテート)チタニウム、ジ−i−プ
ロポキシ・ビス(アセチルアセテート)チタニウム、ジ
−i−プロポキシ・ビス(アセチルアセトン)チタニウ
ム等の有機チタン化合物;トリ−i−プロポキシアルミ
ニウム、ジ−i−プロポキシ・エチルアセトアセテート
アルミニウム、ジ−i−プロポキシ・アセチルアセトナ
ートアルミニウム、i−プロポキシ・ビス(エチルアセ
トアセテート)アルミニウム、i−プロポキシ・ビス
(アセチルアセトナート)アルミニウム、トリス(エチ
ルアセトアセテート)アルミニウム、トリス(アセチル
アセトナート)アルミニウム、モノアセチルアセトナー
ト・ビス(エチルアセトアセテート)アルミニウム等の
有機アルミニウム化合物や、これらの化合物の部分加水
分解物等を挙げることができる。
ルアセトアセテートジルコニウム、ジ−i−プロポキシ
・ビス(アセチルアセトナート)チタニウム、ジ−i−
プロポキシ・エチルアセトアセテートアルミニウム、ト
リス(エチルアセトアセテート)アルミニウム、あるい
はこれらの化合物の部分加水分解物が好ましい。(E)
成分は、単独でまたは2種以上を混合して使用すること
ができる。
(E)成分の使用量は、有機金属化合物等以外の場合、
前記(A1)成分におけるオルガノシランの合計100
重量部あるいは前記(A2)成分におけるオルガノシラ
ンの合計100重量部に対して、通常、0〜100重量
部、好ましくは0.01〜80重量部、さらに好ましく
は0.1〜50重量部であり、有機金属化合物等の場
合、前記(A1)成分におけるオルガノシランの合計1
00重量部あるいは前記(A2)成分におけるオルガノ
シランの合計100重量部に対して、通常、0〜100
重量部、好ましくは0.1〜80重量部、さらに好まし
くは0.5〜50重量部である。この場合、(E)成分
の使用量が100重量部を超えると、組成物の保存安定
性が低下したり、膜がわれやすくなる傾向がある。
おける各一般式のそれぞれR13およびR14と同義であ
る。)で表されるβ−ジケトン類および/またはβ−ケ
トエステル類からなる。このような(F)成分は、前記
(E)成分のうち有機金属化合物等を使用する場合に併
用することが好ましい。
セトン、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト
酢酸−n−プロピル、アセト酢酸−i−プロピル、アセ
ト酢酸−n−ブチル、アセト酢酸−sec−ブチル、ア
セト酢酸−t−ブチル、ヘキサン−2,4−ジオン、ヘ
プタン−2,4−ジオン、ヘプタン−3,5−ジオン、
オクタン−2,4−ジオン、ノナン−2,4−ジオン、
5−メチルヘキサン−2,4−ジオン等を挙げることが
できる。これらのうち、アセチルアセトン、アセト酢酸
エチルが好ましい。
合して使用することができる。組成物(イ)および組成
物(ロ)における(F)成分の使用量は、前記有機金属
化合物等における有機金属化合物1モルに対して、通
常、2モル以上、好ましくは3〜20モルである。
子および/またはゾルもしくはコロイドからなり、塗膜
の所望の特性に応じて配合される。
は、SiO2、Al2O3、Al(OH)3、Sb2O5、Si
3N4、Sn−In2O3、Sb−In2O3、MgF、Ce
F3、CeO2、3Al2O3・2SiO2、BeO、Si
C、AlN、Fe、Fe2O3、Co、CrO2、Fe
4N、Baフェライト、SmCo5、YCo5、CeC
o5、PrCo5、Sm2Co17、Nd2Fe14B、ZrO
2、Al4O3等を挙げることができる。
る粉体、微粒子が水中に分散した水系のゾルもしくはコ
ロイド、微粒子がイソプロピルアルコ−ル等の極性溶媒
やトルエン等の非極性溶媒中に分散した溶媒系のゾルも
しくはコロイドがある。溶媒系のゾルもしくはコロイド
の場合、半導体微粒子の分散性によってはさらに水や溶
媒にて希釈して用いてもよい。
および溶媒系のゾルもしくはコロイドである場合の固形
分濃度は、40重量%以下が好ましい。(G)成分は、
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。
ては、組成物の調製後に添加してもよく、あるいは組成
物の調製時に添加して、(G)成分を、第1組成物にお
いては、前記(A1)成分、(B)成分等と共加水分解
・部分縮合させてもよく、また第2組成物においては、
前記(A2)成分、(B)成分、(C)成分等と共加水
分解・部分縮合させてもよい。組成物(イ)および組成
物(ロ)における(G)成分の使用量は、前記(A1)
成分におけるオルガノシランの合計100重量部あるい
は前記(A2)成分におけるオルガノシランの合計10
0重量部に対して、固形分で、通常、0〜500重量
部、好ましくは0.1〜400重量部である。
る。このような(H)成分を使用することにより、組成
物(イ)および組成物(ロ)のコーティング用組成物か
ら形成された塗膜の硬化速度を高めることができ、比較
的低い温度で硬化させるためには、(H)をさらに添加
する方が効果的である。
酸、オクチル酸、亜硝酸、亜硫酸、アルミン酸、炭酸等
のアルカリ金属塩;エチレンジアミン、ヘキサンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン、ピペリジン、ピペラジン、
メタフェニレンジアミン、エタノールアミン、トリエチ
ルアミン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3
−(2−アミノエチル)−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、3−(2−アミノエチル)−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、3−アニリノプロピルトリメト
キシシランや、エポキシ樹脂の硬化剤として用いられる
各種変性アミン等のアミン系化合物;(C4H9)2Sn
(OCOC11H23)2、(C4H9)2Sn(OCOCH=
CHCOOCH3)2、(C4H9)2Sn(OCOCH=
CHCOOC4H9)2、(C8H17)2Sn(OCOC11
H23)2、(C8H17)2Sn(OCOCH=CHCOO
CH3)2、(C8H17)2Sn(OCOCH=CHCOO
C4H9)2、(C8H17)2Sn(OCOCH=CHCO
OC8H17)2、Sn(OCOCC8H17)2等のカルボン
酸型有機錫化合物;(C4H9)2Sn(SCH2COOC
8H17)2、(C4H9)2Sn(SCH2CH2COOC8H
17)2、(C8H17)2Sn(SCH2COOC8H17)2、
(C8H17)2Sn(SCH2CH2COOC8H17)2、
(C8H17)2Sn(SCH2COOC12H25)2、(C8
H17)2Sn(SCH2CH2COOC12H25)2、
H9)2Sn=S、(C8H17)2Sn=S、
4H9)2SnO、(C8H17)2SnO等の有機錫オキサ
イドや、これらの有機錫オキサイドとエチルシリケー
ト、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、フタル
酸ジオクチル等のエステル化合物との反応生成物等を挙
げることができる。(H)成分は、単独でまたは2種以
上を混合して使用することができる。
いては、前記(A1)成分におけるオルガノシラン
(1)100重量部に対して、通常、0〜100重量
部、好ましくは0.1〜80重量部、さらに好ましくは
0.5〜50重量部であり、また第2組成物において
は、前記(A2)成分におけるオルガノシラン(2)1
00重量部に対して、通常、0〜100重量部、好まし
くは0.1〜80重量部、さらに好ましくは0.5〜5
0重量部である。(H)成分の使用量が100重量部を
越えると、平版印刷版としての耐久性に劣る。
に応じて(J)染料、(K)可塑剤、(L)界面活性剤
(レベリング剤)等の常套の添加剤を配合することもで
きる。コーティング組成物の着色に使用される好ましい
(J)染料としては、油溶性染料、塩基性染料を挙げる
ことができる。このような染料の具体例としては、クリ
スタルバイオレット、マラカイトグリーン、ビクトリア
ブルー、メチレンブルー、メチルバイオレット、エチル
バイオレット、ローダミンB、ビクトリアピュアーブル
ーBOH(保土谷化学工業(株)製)、オイルブルー#
613(オリエント化学工業(株)製)、パーマネント
ブルー#47(大同化学工業(株)製)等を挙げること
ができる。
組成物の0.1〜5重量%が好ましい。0.1重量%以
下では染料添加による着色効果に乏しく、また5重量%
を越えると感光性平板印刷版として重要な特性である感
度が低下する。前記(K)可塑剤や(L)界面活性剤
は、コーティング組成物の塗布性を良くしたり、コーテ
ィング組成物の支持体への接着性を向上させる目的で用
いられる。
タレート、ジエチルフタレート、ジ−n−ブチルフタレ
ート、ジ−n−ヘプチルフタレート、ジ−2−エチルヘ
キシルフタレート、ジ−n−オクチルフタレート、ジイ
ソデシルフタレート、n−ブチルベンジルフタレート、
ジイソノニルフタレート、エチルフタリルエチルグリコ
ール、ジメチルイソフタレート、トリ−n−ブチルフォ
スフェート、トリクレジルフォスフェート、トリ−n−
オクチルフォスフェート、トリフェニルフォスフェー
ト、トリ(2−クロロエチル)フォスフェート、クエン
酸トリ−n−ブチル等を挙げることができる。これらの
可塑剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用するこ
とができる。前記可塑剤の配合量は、全感光性組成物の
0.5〜3重量%が好ましい。
活性剤、フッ素系界面活性剤、シリコン系界面活性剤等
を挙げることができる。
る有機金属化合物等と(F)成分とを使用しない場合
は、各成分の混合方法は特に限定されないが、有機金属
化合物等と(F)成分とを使用する場合は、好ましく
は、(A1)〜(F)成分のうち(F)成分を除いた混
合物を得たのち、これに(F)成分を添加する方法、具
体的には下記〜の方法が採用される。 (A1)成分を構成するオルガノシラン(1)、
(B)成分、必要量の有機溶剤および(E)成分からな
る混合物に、所定量の水を加えて加水分解・部分縮合反
応を行ったのち、(F)成分を添加する方法。 (A1)成分を構成するオルガノシラン(1)、
(B)成分および必要量の有機溶剤からなる混合物に、
所定量の水を加えて加水分解・部分縮合反応を行い、次
いで(E)成分を加えて混合して、さらに部分縮合反応
を行ったのち、(F)成分を添加する方法。
物は、場合により (B)成分を除いた各成分を用いて前記あるいは
の方法を実施したのち、(B)成分を添加する方法、
によっても調製することができる。なお、組成物(イ)
においては、(A1)〜(F)成分以外の成分は、組成
物を調整する適宜の段階で添加することができる。
は、(E)成分における有機金属化合物等と(F)成分
とを使用しない場合は、各成分の混合方法は特に限定さ
れないが、有機金属化合物等と(F)成分とを使用する
場合は、好ましくは、(A2)〜(F)成分のうち
(F)成分を除いた混合物を得たのち、これに(F)成
分を添加する方法、具体的には下記〜の方法が採用
される。 (A2)成分を構成するオルガノシラン(2)、
(B)成分、(C)成分、(E)成分および必要量の有
機溶剤からなる混合物に、所定量の水を加えて加水分解
・部分縮合反応を行ったのち、(F)成分を添加する方
法。 (A2)成分を構成するオルガノシラン(2)、
(B)成分および必要量の有機溶剤からなる混合物に、
所定量の水を加えて加水分解・部分縮合反応を行い、次
いで(C)成分および(D)成分を加えて混合して、さ
らに部分縮合反応を行ったのち、(F)成分を添加する
方法。 (A2)成分を構成するオルガノシラン(2)、
(B)成分、(E)成分および必要量の有機溶剤からな
る混合物に、所定量の水を加えて加水分解・部分縮合反
応を行い、次いで(C)成分を加えて混合してさらに部
分縮合反応を行ったのち、(E)成分を添加する方法。
いはの方法を実施したのち、(B)成分を添加する方
法 によっても調製することができる。なお、組成物(ロ)
においては、(A2)〜(F)成分以外の成分は、組成
物を調整する適宜の段階で添加することができる。
成物を支持体表面に塗布し、乾燥して製作する。前記支
持体としては、紙、プラスチックフィルム、あるいは
銅、亜鉛、アルミニウム、ステンレス等の金属板や、こ
れらを二種以上組み合わせた複合材料を用いることがで
きる。これらの中で、特に、ブラシ研磨またはボール研
磨したアルミニウム板、ブラシ研磨したのち陽極酸化処
理を施したアルミニウム板、電解研磨したのち陽極酸化
を施したアルミニウム板が軽くて持ち運びやすいこと、
形状安定性に優れること等から好ましい。
には、さらに、ケイ酸アルカリ、リン酸ソーダ、フッ化
ナトリウム、フッ化ジルコニウム、アルキルチタネー
ト、トリヒドロキシ安息香酸等の単独液あるいは混合液
による化成処理;ベーマイト処理、酢酸ストロンチウ
ム、酢酸亜鉛、酢酸マグネシウム、安息香酸カルシウム
等の水溶液による被覆処理;ポリビニルピロリドン、ポ
リアミンスルホン酸、ポリビニルスルホン酸、ポリ(メ
タ)アクリル酸、ポリ−2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート等による被覆処理等を後処理として行うこともでき
る。
密着性向上を目的に支持体に各種シランカップリング剤
処理を行うこともできる。使用されるカップリング剤と
しては、アミノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、
エポキシ基、ポリエチレノキシド基より選ばれる少なく
とも一つの基を有するアルコキシシラン系カップリング
剤が好ましい。また、本発明の平版印刷板の耐磨耗性向
上を目的として、まず基板に下層としてコーティング組
成物のバインダー材料である、アルコキシシラン化合物
を塗布して層を形成させ、その上層としてコーティング
組成物を塗布、乾燥して平版とすることもできる。ま
た、必要に応じて下層は各種有機ポリマー層を塗布利用
することもできる。コーティング組成物の塗布方法につ
いても特に制約はなく、バーコーター、ディップコータ
ー、ダイコーター等の各種塗布機あるいはスクリーン印
刷等の各種印刷機を用いて塗布することができる。ま
た、従来公知の方法、例えば回転塗布、押出し塗布、ワ
イヤーバー塗布、ロール塗布、エアーナイフ塗布、ディ
ップ塗布、カーテン塗布等を採用することもできる。コ
ーティング組成物の塗布量は、用途により異なるが、固
形分として0.1〜10g/m2が好ましい。また塗布
後の乾燥も、ホットプレート、オーブン、熱風乾燥機、
赤外線乾燥機等の各種加熱型乾燥機であればいずれでも
良く、基材にもよるが80〜200C、好ましくは80
〜150Cにて1〜30分程度加熱することにより乾燥
することができる。
平版印刷版に、所望のパターンに露光して平板印刷版を
製作する。露光方法については、従来から感光性平版の
露光に使用される各種露光装置を利用することができ
る。露光に使用される活性光線の光源としては、例えば
水銀灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ケミ
カルランプ、カーボンアーク灯、アルゴンレーザー、ヘ
リウム・カドミニウムレーザー、エキシマレーザー等を
用いることができる。露光の仕方としては、例えばまず
感光性平版の表面に所望の印刷用マスクを置き、これに
上記光源を利用して露光させることで潜像を得ることが
できる。この際、光照射された部分が親水部分であり、
マスクされた部分が疎水性を示す。すなわち水性インキ
を用いるのであればマスクはネガマスクとなり、油性イ
ンキを用いるのであればマスクはポジマスクとなる。必
要露光量は通常100mJ〜5000mJであり、安定
的にコントラストを得る意味で500mJ以上の露光が
好ましい。また、本感光性平版印刷版に直接レーザーを
用いて潜像を直描で描くこともできる。レーザー露光の
光量はレーザー波長にも依存さるが、上記露光量と同様
の範囲が好ましい。露光面は、表面洗浄等を目的に、純
水あるいはアルコール等で処理することも必要に応じて
可能である。露光後の平版の保存に特に制限はないが、
可能な限り低温且つ暗所での保管が好ましい。
をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、その要旨
を越えない限り、これらの実施例に何ら制約されるもの
ではない。以下において部は重量部であり、%は重量%
である。 コーティング組成物の製造(合成例の原料は表1に一覧
した) 評価方法 解像性:line/space=1/2のマスクで解像できた最
小ライン幅で評価した。 汚れ :印刷時に本来無地の部分にインキが付着しない
ものを“なし”とし、インキが付着したものを“あり”
とした。 保存性:印刷特性(解像性と汚れ)の評価をした平版
を、常温暗所で3カ月間保管後に再度印刷特性を評価し
た。その結果が3ヶ月前と変わらず、保存性が優れてい
るものを「良好」とした。
キシシラン100部、酸化チタンの水系ゾル100部
〔アナターゼ型酸化チタン含量40%(平均粒径10n
m)、水40%、アルコール20%〕、シリカの溶媒系
ゾル75部(シリカ含量30%)、i−プロピルアルコ
ール200部を加えて混合し、攪拌下、60℃で4時間
反応させたのち、室温まで冷却し、3−アミノプロピル
トリメトキシシラン20部を後添加して、固形分濃度2
3%の透明コーテイング組成物(I-a)を製造した。
して、固形分濃度20%の、透明コーテイング組成物
(I-b)および(I-c)を製造した。固形分濃度はそれぞ
れ23%、21%であった。 合成例4 合成例1において、塗料用酸化チタン(ルチル型)50
部をさらに添加し、且つi−プロピルアルコールの添加
量を400部として反応を行った以外は、合成例1〜3
と同様にして、固形分濃度22%の着色コーテイング組
成物(I-a')を製造した。
キシシラン100部、ジメチルジメトキシシラン50
部、酸化チタンの水系ゾル200部〔アナターゼ型酸化
チタン含量40%(平均粒径10nm)、水10%、ア
ルコール50%)、シリコン変性アクリル樹脂(鐘淵化
学工業(株)製カネカゼムラック、固形分濃度50%)
50部、ジ−i−プロポキシ・エチルアセトアセテート
アルミニウム20部、i−プロピルアルコール200部
を加えて混合し、攪拌下、60℃で4時間反応させた。
次いで室温まで冷却し、アセチルアセトン20部を後添
加して、固形分濃度33%の透明組成物(II-a)を得
た。
した他は合成例1と同様にして反応を行い、固形分濃度
20%の透明コーテイング組成物(III-a)を製造し
た。
ブラシと400メッシュのバミストンの水性懸濁液を用
いて表面研磨したのち、よく水洗した。このアルミニウ
ム板を、10重量%水酸化ナトリウム水溶液中に、70
℃で60秒間浸漬してエッチングし、流水で水洗したの
ち、塩酸(濃度35g/リットル)、ホウ酸(濃度20
g/リットル)、およびアルミニウムイオン(濃度20
g/リットル)からなる電解液中、45℃にて、30A
/dm2の電流密度で、30秒間電解研磨し、その後水
洗、乾燥させた。
成例1の組成物(I-a)をバーコーターを用いて塗布
し、120度にて10分間乾燥して感光性平版印刷版を
得た。これらの平版印刷版の感光層の乾燥重量は、それ
ぞれ2.5g/m2であった。得られた感光性平版印刷
版に、ネガフィルムおよびコダック社製ステップタブレ
ットNo.2を真空密着し、100mWの高圧水銀ラン
プを有するカールズース社製アライナーMA100型を
用いて60秒露光した。光量は420nm波長にて18
mW/cm2の照度であり、1080mJの露光を行う
ことにより平版印刷版試料(1)を得た。
印刷機にて印刷したところ、印刷汚れのない良好な印刷
物が得られた。また、line/spaceが1/2の解像性評
価用フィルムマスクを用いて、平版を試作し、印刷を行
ったところ、解像できた最も細いライン幅は60μmで
あった。さらに、この平版印刷版を常温にて3ヶ月放置
後に、再度印刷特性を評価した結果、ほぼ初期と同等の
特性を有することから保存性もよいことが判明した。ま
た、感光性平版印刷版の片面をアルミホイルで覆い、先
と同様にアライナーを用いて1100mJの露光を行っ
た。本試料の露光部と非露光部(アルミホイルで覆われ
ていた部分)について、純水による接触角を測定したと
ころそれぞれ10度と154度であった。
った。結果は表1に示す。なお、合成例6の組成物(II
I-a)は比較例1である。
組成物を必要とせず、したがってその現像が不要という
画期的な特徴を有する環境に優しい技術である。本発明
の感光性平版印刷版に露光して製作した平版印刷版は、
耐汚染性、耐刷性および保存性に優れている。
Claims (5)
- 【請求項1】 (A)造膜性基材ならびに(B)光触媒
能を有する微粒子および/またはゾルを含有する組成物
を塗布してなる感光性平版印刷版。 - 【請求項2】 (A)造膜性基材がポリオルガノシロキ
サンである請求項1記載の感光性平版印刷版。 - 【請求項3】 組成物が下記(イ)であることを特徴と
する請求項1記載の感光性平版印刷版。 (イ)(A1)下記一般式(1) (R1)nSi(OR2)4-n ...(1) (式中、R1は水素原子または1価の有機基を示し、R2
はアルキル基、アシル基またはフェニル基を示し、nは
0、1または2の整数である。)で表されるオルガノシ
ランの加水分解物および/またはその部分縮合物、
(B)光触媒能を有する微粒子および/またはゾルなら
びに(D)水および/または有機溶剤を含有する組成
物。 - 【請求項4】 組成物が下記(ロ)であることを特徴と
する請求項1記載の感光性平版印刷版。 (ロ)(A2)下記一般式(2) (R3)mSi(OR4)4-m ...(2) (式中、R3は有機基を示し、R4はアルキル基またはア
シル基を示し、mは0、1または2の整数である。)で
表されるオルガノシラン、該オルガノシランの加水分解
物および該オルガノシランの部分縮合物から選ばれる少
なくとも1種の成分、(B)光触媒能を有する微粒子お
よび/またはゾル、(C)加水分解性基および/または
水酸基と結合したケイ素原子を有するシリル基を重合体
分子鎖に有する重合体ならびに(D)水および/または
有機溶剤を含有する組成物。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4から選ばれた
感光性平版印刷版に所望の形状に光を照射し、照射部を
親水性とした平版印刷版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14558698A JP4120045B2 (ja) | 1998-04-17 | 1998-05-27 | 感光性平版印刷版 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10727198 | 1998-04-17 | ||
| JP10-107271 | 1998-04-17 | ||
| JP14558698A JP4120045B2 (ja) | 1998-04-17 | 1998-05-27 | 感光性平版印刷版 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000003046A true JP2000003046A (ja) | 2000-01-07 |
| JP4120045B2 JP4120045B2 (ja) | 2008-07-16 |
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ID=26447316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14558698A Expired - Lifetime JP4120045B2 (ja) | 1998-04-17 | 1998-05-27 | 感光性平版印刷版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4120045B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004067947A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Nippon Soda Co Ltd | 光触媒層形成用塗布液および光触媒担持構造体 |
| US6851364B1 (en) | 1999-02-05 | 2005-02-08 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Printing plate material and production and regenerating methods thereof |
| JP2007206303A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | 感光性シロキサン組成物、それから形成された硬化膜、および硬化膜を有する素子 |
| CN116500863A (zh) * | 2022-01-18 | 2023-07-28 | 上海艾深斯科技有限公司 | 组合的ARC和Si基硬掩模薄膜的组合物 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14558698A patent/JP4120045B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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| JP2004067947A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Nippon Soda Co Ltd | 光触媒層形成用塗布液および光触媒担持構造体 |
| JP2007206303A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | 感光性シロキサン組成物、それから形成された硬化膜、および硬化膜を有する素子 |
| CN116500863A (zh) * | 2022-01-18 | 2023-07-28 | 上海艾深斯科技有限公司 | 组合的ARC和Si基硬掩模薄膜的组合物 |
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| JP4120045B2 (ja) | 2008-07-16 |
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