JP2000003441A - 指紋画像処理方法および指紋画像処理装置 - Google Patents

指紋画像処理方法および指紋画像処理装置

Info

Publication number
JP2000003441A
JP2000003441A JP10165214A JP16521498A JP2000003441A JP 2000003441 A JP2000003441 A JP 2000003441A JP 10165214 A JP10165214 A JP 10165214A JP 16521498 A JP16521498 A JP 16521498A JP 2000003441 A JP2000003441 A JP 2000003441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
fingerprint
pixel
fingerprint image
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10165214A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Wada
拓也 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10165214A priority Critical patent/JP2000003441A/ja
Publication of JP2000003441A publication Critical patent/JP2000003441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Collating Specific Patterns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法ないし処理によって指紋画像から
指紋の中心を検出できるようにする。 【解決手段】 指紋押捺面に押捺された指紋を光学的に
読み取るなどによって得られた多値画像の指紋画像の、
注目画素の画素値Siと注目画素周辺の複数画素の平均
画素値Thiとの差分Sdの絶対値Sdzを、指紋画像
のそれぞれの画素ごとに求め、その得られた差分絶対値
Sdzを基準値Thoと比較して二値化する。その得ら
れた二値画像の、画素に応じて画素値が0または1とな
る画像領域を、指紋画像の指が置かれた画像部分として
検出し、その画像領域の重心位置を、指紋の中心として
算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指紋登録照合シ
ステムにおいて指紋を登録する場合などに用いる指紋画
像処理方法および指紋画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】指紋登録照合システムにおいて、指紋押
捺面に押捺された指紋を光学的に読み取るなどによって
得られた指紋画像を本人の指紋として登録するととも
に、同様の方法で得られた照合すべき指紋を登録されて
いる指紋と照合する方法としては、登録時には、上記の
ように得られた指紋画像から、指紋の特徴を最も良く表
している複数の部分画像(テンプレート)を抽出して、
指紋として登録し、照合時には、これら部分画像と照合
すべき指紋画像との間でテンプレートマッチングを行っ
て、一致度の高い点の位置関係から、照合すべき指紋が
登録されている指紋と一致するか否かを判定する方法
が、知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、照合
時に、照合すべき指紋が登録されている指紋と一致する
か否かを正確に判定するには、登録時に、上記のように
得られた指紋画像から、指紋の特徴を最も良く表してい
る部分を正確に抽出することが、重要となる。しかしな
がら、このように指紋の特徴を最も良く表している部分
を正確に抽出するのは、簡単ではなく、複雑な処理を必
要とする。
【0004】そこで、この発明は、簡単な方法ないし処
理によって指紋画像から指紋の中心を検出することがで
き、これによって、指紋を登録する際などには、指紋画
像から指紋の特徴を最も良く表している部分を正確かつ
容易に抽出することができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の指紋画像処理
方法では、多値画像の指紋画像を、二値化しきい値と比
較して二値化し、その得られた二値画像の、画素に応じ
て画素値が0または1となる画像領域を、指紋画像の指
が置かれた画像部分として検出し、その画像領域の重心
位置を、指紋の中心として算出する。
【0006】指紋押捺面に押捺された指紋を光学的に読
み取ると、指紋の隆起部では読み取り光の乱反射によっ
て暗くなり、指紋の谷部では読み取り光の全反射によっ
て明るくなるような、多値画像(グレイスケール画像)
の指紋画像が得られるとともに、指紋押捺面の指が置か
れた所では、上記のような指紋の隆起部と谷部との違い
によって、多値画像の指紋画像の画素値が最小値と最大
値との間で大きく変動し、指紋押捺面の指が触れない所
では、読み取り光が全反射することによって、多値画像
の指紋画像の画素値が最小値または最大値(最小値が最
も明るいとすれば最小値、最大値が最も明るいとすれば
最大値)に近い値となるとともに、その変動が小さくな
る。
【0007】したがって、その多値画像の指紋画像を、
適切な二値化しきい値によって二値化すれば、得られた
二値画像は、指紋画像の指が置かれた画像部分では、画
素に応じて画素値が0または1となるのに対して、指が
触れない画像部分では、画素にかかわらず画素値が0ま
たは1(上記のように最小値が最も明るいとすれば0、
最大値が最も明るいとすれば1)に保持される。
【0008】この発明の指紋画像処理方法では、このよ
うに多値画像の指紋画像を二値化し、その得られた二値
画像の、画素に応じて画素値が0または1となる画像領
域を、指紋画像の指が置かれた画像部分として検出する
ので、指紋画像の指が置かれた画像部分を確実かつ容易
に検出することができ、この画像領域の重心位置を、指
紋の中心として算出するので、指紋の中心を確実かつ容
易に検出することができる。
【0009】そして、このように指紋の中心を検出する
ことによって、指紋を登録する際などには、指紋画像か
ら指紋の特徴を最も良く表している部分を正確かつ容易
に抽出することができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、指紋登録照合システムで
用いられる画像取り込み部の一例を示し、この例の画像
取り込み部10では、三角プリズム11の一面が指紋押
捺面とされて、これに指が置かれ、指紋が押捺される。
そして、光源12からの読み取り光が三角プリズム11
を介して指に照射され、指からの反射光が三角プリズム
11を介してCCDカメラ3のCCD上に結像される。
【0011】指紋の隆起部では、読み取り光が乱反射し
て、CCDに照射される反射光の光量が少なくなり、指
紋の谷部では、読み取り光が全反射して、CCDに照射
される反射光の光量が多くなるので、CCDカメラ3か
らは、指紋の隆起部では暗く、谷部では明るい指紋画像
が得られる。
【0012】この指紋画像は、ADコンバータによって
適当な時間間隔で標本化され、例えば、水平方向256
画素、垂直方向128画素、各画素につき8ビット、0
から255までの256階調のデジタル多値画像(グレ
イスケール画像)とされる。
【0013】この多値画像の指紋画像は、適当な方法に
よって、各画素が0または1の画素値を有する二値画像
に変換され、さらに細線化などの前処理がなされた後、
登録すべきものについては登録のための処理がなされ
る。図2は、二値化された指紋画像の例を示し、黒い部
分が指紋の隆起部、白い部分が指紋の谷部を示す。
【0014】この発明では、以下のような方法で、上記
のような多値画像の指紋画像を二値化し、指紋の中心を
算出する。具体的に、以下の実施形態は、二値化のため
に、まず、多値画像の指紋画像の、注目画素の画素値と
注目画素周辺の複数画素の平均画素値との差分の絶対値
を、指紋画像のそれぞれの画素ごとに求める場合であ
る。
【0015】多値画像の指紋画像は、例えば、上述した
ように、水平方向256画素、垂直方向128画素、各
画素につき8ビットのデジタルデータで、この場合、水
平方向を指の短手方向、垂直方向を指の長手方向とす
る。
【0016】図3は、二値化のために上記のような差分
絶対値を求める差分検出部の一例を示し、この例の差分
検出部20では、それぞれ256バイトの7個のFIF
O(first-in,first-out)21〜27が直列に接続さ
れ、上記の指紋画像の多値画像データが、FIFO21
に供給されて、FIFO21〜27により順次、1ライ
ン期間ずつ遅延される。
【0017】さらに、FIFO21〜27からの多値画
像データが、それぞれ水平方向総和ブロック31〜37
に供給される。水平方向総和ブロック31では、それぞ
れ8ビット幅のDフリップフロップ31aが7個、直列
に接続され、FIFO21からの多値画像データが、各
段のDフリップフロップ31aにより順次、1画素期間
ずつ遅延されるとともに、各段のDフリップフロップ3
1aからの多値画像データが、加算器31bで加算され
る。他の水平方向総和ブロック32〜37も、同様であ
る。
【0018】水平方向総和ブロック31〜37のそれぞ
れの加算器からの、それぞれNライン目〜(N−6)ラ
イン目における、それぞれ水平方向に連続する7個の画
素の画素値の総和は、加算器41で加算されて、加算器
41から、注目画素周辺(注目画素を含む)の7×7個
の画素の画素値の総和が得られ、さらに、この49個の
画素の画素値の総和が、除算器42で1/49の値にさ
れて、除算器42から、注目画素周辺の49個の画素の
平均画素値Thiが得られる。
【0019】そして、水平方向総和ブロック34の4段
目のDフリップフロップからの多値画像データが、注目
画素の画素値Siとして取り出され、減算器43におい
て、その注目画素の画素値Siと、除算器42からの平
均画素値Thiとの差分Sdが求められ、さらに絶対値
算出回路44において、その差分Sdの絶対値Sdzが
求められる。
【0020】図4は、二値化のための他の回路部を含む
中心算出部の一例を示し、この例の中心算出部50で
は、図3の差分検出部20の絶対値算出回路44から得
られた差分絶対値Sdzが比較器51に供給され、シス
テムを制御するCPU61によって予めレジスタ52に
設定された基準値Thoが比較器51に供給されて、比
較器51から、差分絶対値Sdzが基準値Thoより大
きくなる画素では1となり、差分絶対値Sdzが基準値
Tho以下となる画素では0となる二値画像データSo
が得られる。
【0021】上述したように、指紋画像の指が置かれた
画像部分では、多値画像の指紋画像の画素値が最小値と
最大値との間で大きく変動し、指が触れない画像部分で
は、多値画像の指紋画像の画素値が最小値または最大値
(最小値が最も明るいとすれば最小値、最大値が最も明
るいとすれば最大値)に近い値となるとともに、その変
動が小さくなる。
【0022】すなわち、指紋画像の上述した8ビット、
256階調の多値画像は、最小値0が最も明るいとすれ
ば、その多値画像データ、すなわち図3の減算器43の
プラス入力である注目画素の画素値Siは、指が置かれ
た画像部分では、図5の左側最上段に示すように、最小
値0と最大値255との間で大きく変動し、指が触れな
い画像部分では、同図の右側最上段に示すように、最小
値0に近い値となるとともに、その変動が小さくなる。
【0023】したがって、図5で「しきい値」として示
す、図3の減算器43のマイナス入力である平均画素値
Thiは、指が置かれた画像部分では、図5の左側に示
すように、大きい値となり、指が触れない画像部分で
は、同図の右側に示すように、小さい値となり、図3の
減算器43の出力である差分Sd、および絶対値算出回
路44の出力である差分絶対値Sdzは、それぞれ、指
が置かれた画像部分では、図5の左側に示すようにな
り、指が触れない画像部分では、同図の右側に示すよう
になる。
【0024】したがって、図4のレジスタ52に設定す
る基準値Thoを、図5に示すように、指が置かれた画
像部分での差分絶対値Sdzの変化範囲の中間で、かつ
指が触れない画像部分での差分絶対値Sdzの最大値よ
り大きい値とすることによって、図4の比較器51の出
力の二値画像データSoは、指が置かれた画像部分で
は、図5の左側最下段に示すように、画素に応じて0ま
たは1となるのに対して、指が触れない画像部分では、
同図の右側最下段に示すように、画素にかかわらず0に
保持される。
【0025】図6は、このようにして得られた二値画像
の例を示し、右上の黒い部分は、指が触れない画像部分
である。
【0026】そして、図4の中心算出部50では、さら
に、この二値画像データSoの、画素に応じて画素値が
0または1となる画像領域、すなわち、この場合には画
素値が1となる画素で囲まれた画像領域が、指紋画像の
指が置かれた画像部分として検出され、その画像領域の
重心位置が、指紋の中心として算出される。
【0027】具体的に、比較器51からの二値画像デー
タSoが、水平方向256ビット、垂直方向128ビッ
ト、各アドレスが1ビットの深さのメモリ62に書き込
まれる。この場合、書き込みアドレスは、アドレスジェ
ネレータ63からセレクタ64を通じてメモリ62に与
えられ、そのアドレス値は、それぞれの画素の指紋画像
上での位置を示すものとされる。
【0028】そして、指紋画像の全ての画素についての
二値画像データSoがメモリ62に書き込まれたら、C
PU61は、セレクタ64を通じてメモリ62に読み出
しアドレスを供給し、メモリ62から二値画像データS
oを読み出して、上記の画像領域、すなわち指紋画像の
指が置かれた画像部分を検出し、その画像領域の重心位
置を算出する。
【0029】図7および図8は、このCPU61が行う
中心算出処理ルーチンの一例を示し、この例の中心算出
処理ルーチン70では、CPU61は、まず、ステップ
71において、後述する輪郭内画素数総和を記憶するレ
ジスタsuma、水平方向アドレス和総和を記憶するレ
ジスタsumb、および垂直方向アドレス和総和を記憶
するレジスタsumcを、それぞれ0に初期設定する。
【0030】次に、CPU61は、ステップ72におい
て、垂直アドレスjを最小値0にセットし、ステップ7
3において、水平アドレスiを最小値0にセットし、さ
らにステップ74において、アドレス(i,j)の内容
b(i,j)を読み出して、それが0であるか否かを判
断する。
【0031】そして、アドレス(i,j)の内容b
(i,j)が0であるときには、ステップ74からステ
ップ75に進んで、水平アドレスiを1だけインクリメ
ントし、さらにステップ76に進んで、水平アドレスi
が256に達したか否かを判断し、達していなければ、
ステップ74に戻って、内容b(i,j)が初めて1に
なるまで、水平アドレスiの増加方向に順次、内容b
(i,j)を読み出す。
【0032】垂直アドレスjが0のときに、水平アドレ
スiが最大値255に達しても、内容b(i,j)が1
にならなければ、ステップ75で水平アドレスiを25
5から256にインクリメントし、ステップ76で水平
アドレスiが256に達したと判断した上で、ステップ
76からステップ85に進んで、垂直アドレスjを1だ
けインクリメントし、さらにステップ86に進んで、垂
直アドレスjが128に達したか否かを判断し、達して
いなければ、ステップ73に戻って、水平アドレスiを
0にセットして、上記の処理を繰り返す。
【0033】内容b(i,j)が初めて1になって、ス
テップ74で、それを確認したら、ステップ74からス
テップ77に進んで、そのときの水平アドレスiを、開
始アドレスとして、レジスタstart・adrsに記
憶し、次にステップ78に進んで、水平アドレスiを最
大値255にセットし、さらにステップ79に進んで、
アドレス(i,j)の内容b(i,j)を読み出して、
それが0であるか否かを判断する。
【0034】そして、アドレス(i,j)の内容b
(i,j)が0であるときには、ステップ79からステ
ップ81に進んで、水平アドレスiを1だけデクリメン
トし、さらにステップ79に戻って、内容b(i,j)
が初めて1になるまで、水平アドレスiの減少方向に順
次、内容b(i,j)を読み出す。
【0035】水平アドレスiの減少方向に内容b(i,
j)が初めて1になって、ステップ79で、それを確認
したら、ステップ79からステップ82に進んで、その
ときの水平アドレスiを、終了アドレスとして、レジス
タend・adrsに記憶する。
【0036】次に、ステップ83に進んで、二値画像の
画素値が1となる画素で囲まれた画像領域の一次重心を
求めるために、式(1)で示す輪郭内画素数を求めると
ともに、開始アドレスと終了アドレスに挟まれた画素の
それぞれの水平アドレスを加えた、式(2)で示す水平
方向アドレス和、および開始アドレスと終了アドレスに
挟まれた画素のそれぞれの垂直アドレスを加えた、式
(3)で示す垂直方向アドレス和を求め、これら輪郭内
画素数、水平方向アドレス和および垂直方向アドレス和
を、それぞれレジスタnum、hadrs・sumおよ
びvadrs・sumに記憶する。
【0037】 輪郭内画素数 =(終了アドレス−開始アドレス)+1 …(1) 水平方向アドレス和 =(開始アドレス+終了アドレス)×輪郭内画素数/2…(2) 垂直方向アドレス和 =垂直アドレス×輪郭内画素数 …(3)
【0038】次に、ステップ84に進んで、輪郭内画素
数総和、水平方向アドレス和総和および垂直方向アドレ
ス和総和として、上記のレジスタnum、hadrs・
sumおよびvadrs・sumの内容、すなわち輪郭
内画素数、水平方向アドレス和および垂直方向アドレス
和を、ステップ71で示したレジスタsuma,sum
bおよびsumcの内容に加える。
【0039】次に、ステップ85に進んで、垂直アドレ
スjを1だけインクリメントし、さらにステップ86に
進んで、垂直アドレスjが128に達したか否かを判断
し、達していなければ、ステップ73に戻って、水平ア
ドレスiを0にセットして、上記の処理を繰り返す。
【0040】このように垂直アドレスjが最大値127
に達するまで上記の処理を繰り返して、ステップ86で
垂直アドレスjが128に達したと判断したら、ステッ
プ86からステップ87に進んで、二値画像の画素値が
1となる画素で囲まれた画像領域の一次重心として、そ
れまでにレジスタsuma,sumbおよびsumcに
得られた輪郭内画素数総和、水平方向アドレス和総和お
よび垂直方向アドレス和総和から、水平方向アドレス和
総和を輪郭内画素数総和で除した、式(4)で示す水平
方向中心アドレス、および垂直方向アドレス和総和を輪
郭内画素数総和で除した、式(5)で示す垂直方向中心
アドレスを求める。
【0041】 水平方向中心アドレス =水平方向アドレス和総和/輪郭内画素数総和 …(4) 垂直方向中心アドレス =垂直方向アドレス和総和/輪郭内画素数総和 …(5)
【0042】以上のようにして、画素値が1となる画素
で囲まれた画像領域を、指紋画像の指が置かれた画像部
分として検出し、その画像領域の重心位置を、指紋の中
心として算出することができる。
【0043】なお、上述した例のように、全ての垂直ア
ドレスで、輪郭内画素数、水平方向アドレス和および垂
直方向アドレス和を求める処理を行うと、全体の処理に
時間がかかる場合には、垂直方向に適当に間引いた垂直
アドレスでのみ、上記の処理を行うようにすればよい。
例えば、8ライン中の1ラインについてのみ、上記の処
理を行うようにすれば、全体の処理に要する時間を1/
8に短縮することができる。
【0044】また、上述した例の二値化方法では、例え
ば、水平方向256画素、垂直方向128画素の指紋画
像の外側では多値画像データの値が0になるとすると、
指紋画像の周辺部では、注目画素周辺の複数画素に指紋
画像の外側の画素が含まれることによって、図5の右側
に示した平均画素値Thiが非常に小さくなり、図5の
右側に示した差分絶対値Sdzが基準値Thoより大き
くなって、二値画像データSoが1になる恐れがある。
【0045】そこで、この場合には、水平方向、垂直方
向ともに、指紋画像の外側のデータの影響を受けないよ
うに、例えば、上記の例であれば、水平方向にはアドレ
ス3からアドレス252まで、垂直方向にはアドレス3
からアドレス124までの範囲内で、画像の走査を行う
ようにする。
【0046】上述した例の二値化方法によれば、画像読
み取り時、外光の影響などによって図5に示した平均画
素値Thiが変動する場合でも、多値画像データSiお
よび差分絶対値Sdzの変動の大きさ(振幅)は変化せ
ず、指が置かれた画像部分では、図5の左側に示すよう
に、変動が大きくなり、指が触れない画像部分では、同
図の右側に示すように、変動が小さくなるので、指が置
かれた画像部分と指が触れない画像部分とで、二値画像
データSoに図5に示したような違いを確実に生じ、指
が置かれた画像部分を確実に検出することができる。
【0047】しかし、外光の影響などが無ければ、上述
したような二値化方法によらずに、多値画像の指紋画像
を、単純に所定のしきい値と比較して二値化するように
してもよい。例えば、図5に示すような多値画像データ
Siを、同図の左側に示すような値のしきい値Thiと
比較すれば、同図の左側に示すような指が置かれた画像
部分では、画素に応じて0または1となるのに対して、
同図の右側に示すような指が触れない画像部分では、画
素にかかわらず0に保持される二値画像データが得られ
る。
【0048】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、簡
単な方法ないし処理によって指紋画像から指紋の中心を
検出することができ、これによって、指紋を登録する際
などには、指紋画像から指紋の特徴を最も良く表してい
る部分を正確かつ容易に抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】指紋登録照合システムで用いられる画像取り込
み部の一例を示す図である。
【図2】二値化された指紋画像の例を示す図である。
【図3】この発明の指紋画像処理方法の一実施形態に用
いる差分検出部を示す図である。
【図4】この発明の指紋画像処理方法の一実施形態に用
いる中心算出部を示す図である。
【図5】この発明の指紋画像処理方法の一実施形態にお
ける二値化方法の説明に供する図である。
【図6】この発明の指紋画像処理方法の一実施形態にお
ける二値化方法によって得られた二値画像の例を示す図
である。
【図7】この発明の指紋画像処理方法の一実施形態にお
ける中心算出処理ルーチンの一例の一部を示す図であ
る。
【図8】図7の中心算出処理ルーチンの続きを示す図で
ある。
【符号の説明】
10…画像取り込み部、20…差分検出部、50…中心
算出部、70…中心算出処理ルーチン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多値画像の指紋画像を、二値化しきい値と
    比較して二値化し、その得られた二値画像の、画素に応
    じて画素値が0または1となる画像領域を、指紋画像の
    指が置かれた画像部分として検出し、その画像領域の重
    心位置を、指紋の中心として算出する指紋画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1の指紋画像処理方法において、 前記二値化は、前記多値画像の指紋画像の、注目画素の
    画素値と注目画素周辺の複数画素の平均画素値との差分
    の絶対値を、指紋画像のそれぞれの画素ごとに求め、そ
    の得られた差分絶対値を基準値と比較することによっ
    て、行うことを特徴とする指紋画像処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2の指紋画像処理方法にお
    いて、 前記画像領域の重心位置は、前記画像領域を構成する画
    素のアドレスから算出することを特徴とする指紋画像処
    理方法。
  4. 【請求項4】多値画像の指紋画像を、二値化しきい値と
    比較して二値化する二値化部と、 この二値化部から得られた二値画像の、画素に応じて画
    素値が0または1となる画像領域を、指紋画像の指が置
    かれた画像部分として検出し、その画像領域の重心位置
    を、指紋の中心として算出する中心算出部と、 を備える指紋画像処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4の指紋画像処理装置において、 前記二値化部は、前記多値画像の指紋画像の、注目画素
    の画素値と注目画素周辺の複数画素の平均画素値との差
    分の絶対値を、指紋画像のそれぞれの画素ごとに求める
    差分検出部と、その得られた差分絶対値を基準値と比較
    する比較部と、からなることを特徴とする指紋画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5の指紋画像処理装置にお
    いて、 前記中心算出部は、前記画像領域を構成する画素のアド
    レスから、前記画像領域の重心位置を算出することを特
    徴とする指紋画像処理装置。
JP10165214A 1998-06-12 1998-06-12 指紋画像処理方法および指紋画像処理装置 Pending JP2000003441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10165214A JP2000003441A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 指紋画像処理方法および指紋画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10165214A JP2000003441A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 指紋画像処理方法および指紋画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000003441A true JP2000003441A (ja) 2000-01-07

Family

ID=15808026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10165214A Pending JP2000003441A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 指紋画像処理方法および指紋画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000003441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1305002C (zh) * 2004-07-15 2007-03-14 清华大学 多注册指纹融合方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1305002C (zh) * 2004-07-15 2007-03-14 清华大学 多注册指纹融合方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150278626A1 (en) Character recognition device and character segmentation method
JPS59106079A (ja) 図形照合装置の二値化装置
US5621825A (en) Image processor, image processing method and apparatus applying same
US8005262B2 (en) System and method for video object identification
EP0627844B1 (en) Image processor
KR101192365B1 (ko) 얼굴 검출 시스템 및 그 방법
US6597805B1 (en) Visual inspection method for electronic device, visual inspecting apparatus for electronic device, and record medium for recording program which causes computer to perform visual inspecting method for electronic device
JP2903788B2 (ja) 指紋画像入力装置
JP2000003441A (ja) 指紋画像処理方法および指紋画像処理装置
JPS63205783A (ja) 画調識別装置
JPH08287259A (ja) 指紋照合方法
US6795592B2 (en) Architecture for processing fingerprint images
JPH03269780A (ja) 指紋データの2値化方法
JP2590099B2 (ja) 文字読取方式
JPH0581416A (ja) 濃淡画像の二値化処理方法
JP2606498B2 (ja) 指紋画像入力装置
Park et al. Skew correction of business card images in PDA
Mishra et al. Offline Signature Verification Scheme
EP0917089A2 (en) Apparatus and method for image recognition
JPS59226978A (ja) スキユ−補正方式
JP2003123080A (ja) 画像認識方法及び画像認識装置
JPS6091484A (ja) 画像処理装置
JPS6310277A (ja) 画質検査装置
JPH0535870A (ja) 多値化データを用いた輪郭点抽出法
JPH11232463A (ja) 画像認識装置および方法