JP2000020902A - ヘッドアンプ回路及び同回路を備えた磁気ディスク装置 - Google Patents

ヘッドアンプ回路及び同回路を備えた磁気ディスク装置

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JP2000020902A
JP2000020902A JP10189127A JP18912798A JP2000020902A JP 2000020902 A JP2000020902 A JP 2000020902A JP 10189127 A JP10189127 A JP 10189127A JP 18912798 A JP18912798 A JP 18912798A JP 2000020902 A JP2000020902 A JP 2000020902A
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head
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amplifier circuit
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Makoto Katsumata
信 勝間田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MRヘッドにバイアス電流より大きな電流を任
意方向に短時間流せるようにすることで、ピン層が変化
したMRヘッドを元に戻すことを可能とする。 【解決手段】第1のバイアス電流回路3から連続的に流
される一定のバイアス電流をバイアス電流制御回路4の
制御によりMRヘッド2-iに流し、第2のバイアス電流
回路8により負点源またはGNDに流し、その際にMR
ヘッド2-iの両端に発生する電位差をリードアンプ回路
5-iにより増幅し、その出力のDC成分をDC電圧増幅
回路7により増幅する、そして、DC電圧増幅回路7の
出力に応じた電流量と、電流のON/OFF時間と、電
流方向と、MRヘッドとを外部の指定に応じてコントロ
ール回路11に設定することで、その電流量の電流が定
電流回路9から出力され、電流制御回路10により、指
定のMRヘッド2-iに指定の時間だけ指定の方向に流さ
れる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピン層を持つ磁気
抵抗効果型素子を用いて構成される磁気抵抗効果型ヘッ
ドにより再生された信号を増幅するヘッドアンプ回路に
係り、特に磁気抵抗効果型ヘッドにバイアス電流より大
きな値の電流を任意方向に流すことが可能なヘッドアン
プ回路及び同回路を備えた磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置においてデータの読み
書きを行うための磁気ヘッドは、その動作原理から、誘
導型ヘッドと磁束応答型ヘッドとに大別される。現在主
に用いられているMIG(Metal In Gap)ヘッド、薄膜
ヘッド等は、このうち誘導型ヘッドに属している。
【0003】しかし、磁気ディスク装置の記録密度が上
がると、1ビット当たり(単位情報当たり)のヘッド再
生信号は微弱になってくるので、その信号を正しく読み
取るためには、更に高感度の磁気ヘッドが求められてい
る。近年、この高感度の磁気ヘッドとして、磁気抵抗効
果型(Magneto-resistive )ヘッドが商品化され、広く
用いられるようになってきた。この磁気抵抗効果型ヘッ
ド(以下、MRヘッドと称する)は磁界(磁束)による
磁気抵抗効果型素子(以下、MR素子と称する)内の磁
気抵抗変化を利用する(磁束応答型の)磁気ヘッドであ
り、従来の誘導型ヘッドに対して3倍以上の再生感度を
有している。更に最近では、このMRヘッドを発展させ
たものとして、スピンバルブ膜と呼ばれるMR素子(ス
ピンバルブMR素子)を用いたMRヘッドが注目されて
いる。
【0004】ここでスピンバルブMR素子(以下、単に
MR素子と称する)の一般的な構造の概念図を図6に示
すと共に動作原理を簡単に説明する。まずMR素子60
は、基本的には図6に示すように4層の膜構造となって
いるのが一般的であり、2層の磁性層61,62の間に
非磁性層(導体層)63が形成され、−方の磁性層61
の上に反強磁性層(Exchange Layer)64が形成された
構造となっている。この反強磁性層64は、それに接続
される磁性層61の磁化方向をある方向に固定(固着)
するという役割を持っている。この反強磁性層64によ
り磁化方向が固定される磁性層61は一般にピン層(Pi
nning Layer )と呼ばれている。もう一方の磁性層62
は軟磁性膜からなり、外部磁界(磁気記録媒体からの漏
洩磁界)により磁化方向が変化する。この磁性層62
は、一般に自由層、フリー層(Free Layer)、あるいは
磁界検出層と呼ばれている。ここでは、磁性層62をフ
リー層62と呼ぶ。
【0005】次に、図6に示した構造のMR素子60
(により構成されるMRヘッド)の動作原理について、
図7を参照して簡単に説明する。まず、図7(a)にお
いて矢印で示すように、フリー層62の磁化方向71が
ピン層61の磁化方向72と一致する(平行磁化配列
の)場合には、電子73がフリー層(磁性層)62と非
磁性層63の間を自由に移動できるためMR素子全体の
抵抗は小さい。
【0006】一方、図7(b)において矢印で示すよう
に、フリー層62の磁化方向71がピン層61の磁化方
向72と逆になった(反平行磁化配列の)場合には、フ
リー層(磁性層)62と非磁性層63の間で電子73が
散乱し、抵抗が急激に増加する。この抵抗変化の割合
(抵抗変化率)は従来の(形状異方性)MRヘッドに比
べて更に数倍大きくなることから、更なる高記録密度の
記録再生が可能となる。
【0007】図8に図6の構造のMR素子60を用いて
構成されるMRヘッドを磁気ディスク装置に適用する場
合の動作原理を示す。まず、MR素子60を磁気ディス
ク装置の磁気ヘッドに用いるためには、その抵抗変化量
が磁気記録媒体(磁気ディスク)からの漏洩磁束に比例
していることが望ましい。そのため、長手記録を行う磁
気ディスク装置において記録再生するスピンバルブMR
素子利用のMRヘッドは、一般には図8に示すように、
MR素子60のピン層61の磁化方向が対向する記録媒
体に対して垂直方向となり、フリー層62の磁化が加わ
っていない(イニシャルの)場合の磁化方向が記録媒体
に平行になるように、上記2つの層61,62の磁化方
向を直交させるように配置し(直交磁化配列)、記録媒
体からの漏洩磁束(漏洩磁界)70の量に対してフリー
層62の磁化方向が比例して回転(磁化回転)し、その
回転量に対してMR素子60の抵抗値が変化するような
設計がなされている。なお、図8では、MR素子60の
一部をなす反強磁性層(64)は省略されている。
【0008】以上に述べた構造のMR素子により構成さ
れたMRヘッドを磁気ディスク装置に適用して、磁気記
録媒体に記録された情報を再生可能とするために、当該
ヘッドからの再生信号を増幅するヘッドアンプ回路は、
およそ10mA以下に設定された一定の電流を一定方向
に連続的に流すように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ピン層を持つMR素子
により構成されるMRヘッドでは、静電気放電(ES
D)等によりダメージを受けると、ピン層の磁化方向が
反転または変化し、記録媒体に記録された情報を正常に
再生できなくなることがある。この場合、MRヘッド
(を構成するMR素子)に電流を流すと、MRヘッドの
状態を元に戻し得ることが知られている。ここで重要な
点は、電流値と電流の方向、及び電流を流す時間であ
る。即ち、ピン層が反転または変化したMRヘッドの状
態を元に戻すには、当該ヘッドにおよそ20〜50mA
の電流を任意の方向(当該ヘッドの種類で決まる方向)
に短時間だけ(およそ100μs以下)流す必要があ
る。
【0010】しかし従来のヘッドアンプ回路は、磁気記
録媒体に記録された情報を単にMRヘッドにより再生可
能とするために、当該ヘッドに対し、およそ10mA以
下に設定された一定の電流(バイアス電流)を一定方向
に連続的に流すように構成されているだけであり、ピン
層が反転または変化したMRヘッドの状態を元に戻すた
めに必要な電流を流す構成、つまり通常使用時のバイア
ス電流より大きな電流を任意の方向に流す構成とはなっ
ておらず、ESD等によりダメージを受けてピン層が反
転または変化したMRヘッドの状態を元に戻すことはで
きなかった。
【0011】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、ピン層を持つMRヘッドにバイアス電流
より大きな電流を任意の方向に流すことができ、もって
ESD等によりダメージを受けてピン層が反転または変
化したMRヘッドの状態を元に戻すことが可能なヘッド
アンプ回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピン層を持つ
磁気抵抗効果型素子を用いて構成される少なくとも1つ
のMRヘッドのうちの指定のヘッドに、設定された一定
のバイアス電流を連続的に供給するためのバイアス電流
供給手段と、上記MRヘッドに対応して設けられ、当該
ヘッドの両端の電位差を増幅する少なくとも1つのリー
ドアンプ回路と、この少なくとも1つのリードアンプ回
路の出力の交流成分を増幅して外部に出力するAC電圧
増幅回路とを備えたヘッドアンプ回路において、上記少
なくとも1つのリードアンプ回路の出力の直流成分を増
幅して外部に出力するDC電圧増幅回路と、上記バイア
ス電流より大きい値の設定された一定の電流を流すこと
が可能な定電流回路と、上記少なくとも1つのMRヘッ
ドのうちの指定されたヘッドに対し、上記定電流回路か
らの電流のオン/オフを行うと共に当該電流を指定され
た方向に流す電流制御回路と、外部からの制御データに
従い、上記バイアス電流供給手段への電流量の設定並び
に方向の指定と、上記DC電圧増幅回路の出力に応じて
決定される上記定電流回路への電流量の設定と、上記電
流制御回路に対する上記定電流回路からの電流のオン/
オフ時間並びに方向の指定と、上記MRヘッドの指定の
少なくとも1つを行うコントロール回路とを備えたこと
を特徴とする。
【0013】このような構成のヘッドアンプ回路におい
ては、バイアス電流供給手段から当該MRヘッドに一定
のバイアス電流を流したときの当該MRヘッド両端の電
位差のDC成分をDC信号増幅回路の出力信号により外
部から測定可能であるため、ピン層が反転または変化し
たMRヘッドを元に戻す必要がある場合に、その電圧を
外部の制御手段(例えばCPU)にて測定し、その電圧
に対応する電流量、更に具体的に述べるならば、その電
圧とバイアス電流とから求められる上記MRヘッドの抵
抗値に対応する電流量(一般には、抵抗値に反比例する
電流量)と、電流時間と、当該MRヘッドの種類で決ま
る電流方向とが、当該制御手段からパラレルまたはシリ
アルポートの信号(制御データ)によりコントロール回
路に設定されることで、当該コントロール回路の制御の
もとで、当該MRヘッドに対し、電流制御回路により定
電流回路からの(バイアス電流より大きな値の)電流を
指定の時間だけ指定の方向に流すことが可能となり、こ
れによりピン層が反転または変化したものを元に戻すこ
とができる。
【0014】ここで、上記DC電圧増幅回路の出力に対
応する電流量を上記定電流回路に設定する電流設定回路
を設けるならば、外部の制御手段が上記DC電圧増幅回
路の出力電圧を測定し、その測定結果に応じて上記定電
流回路に設定する電流量を決定する必要がなくなる。
【0015】また、ピン層が反転または変化したMRヘ
ッドを元に戻すのに必要な電流量と当該MRヘッドの抵
抗値とはほぼ反比例し、その際のMRヘッドの両端の電
位差はほぼ一定であることが分かっている。そこで上記
電流設定回路に、上記DC電圧増幅回路の出力が外部か
ら設定された電圧になるような電流量を上記定電流回路
に設定する機能を持たせるならば、当該電流設定回路で
の電流量決定のための計算処理は不要となる。
【0016】また、リードアンプ回路として、上記した
ようなMRヘッドの両端の電位差を増幅するリードアン
プ回路、つまり差動型のリードアンプ回路ではなく、M
Rヘッドの一端側の電圧信号を増幅するリードアンプ回
路、つまりシングルエンド型のリードアンプ回路を用い
る場合には、MRヘッドの他端側と接地端間の接続/切
り離しを行うスイッチ回路を設けるとよい。
【0017】このスイッチ回路を設けることで、ピン層
が反転または変化したMRヘッドを元に戻すためにMR
ヘッドに流す電流の方向が、当該MRヘッドの上記他端
側から上記一端側の向きの場合にも、対処できる。
【0018】また本発明は、ライト電流回路が出力する
ライト電流の電流量は、ピン層が反転または変化したM
Rヘッドを元に戻すためにMRヘッドに流す電流の電流
量と同程度(例えば20〜50mA)であることに着目
して、上記の定電流回路をライト電流回路で兼ねる構成
とし、当該ライト電流回路で生成されるライト電流を、
ピン層が反転または変化したMRヘッドを元に戻すため
にMRヘッドに流す電流として用いるようにしたことを
特徴とする。
【0019】この構成によれば、定電流回路が不要とな
るため、回路規模を小さくできる。以上の構成のヘッド
アンプ回路を磁気ディスク装置に組み込むことで、ピン
層が反転あるいは変化したMRヘッドを元に戻すことが
可能な磁気ディスク装置を実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。 [第1の実施形態]図1は本発明の第1の実施形態に係
る電流バイアス/電圧センス方式の差動型リードアンプ
内蔵のヘッドアンプ回路を中心とする構成を示すブロッ
ク図である。
【0021】図1において、MRヘッド2-i(i=0,
1…)には、第1のバイアス電流回路3により正電源
(Vcc)から後述するコントロール回路11にて設定
された一定のバイアス電流を連続的に流すように構成さ
れている。MRヘッド2-iは、ピン層を持つ磁気抵抗効
果型素子を用いて構成される。MRヘッド2-iは、図示
せぬ磁気記録媒体の各データ面に対応してそれぞれ設け
られ、対応する磁気記録媒体のデータ面に磁気的に記録
された情報を磁気抵抗効果により検出する。図では複数
のMRヘッド2-iが設けられているが、1つの場合もあ
り得る。
【0022】MRヘッド2-iに流れたバイアス電流は第
2のバイアス電流回路8により負電源(Vee)または
GND(接地端)に流れるようになっている。ここでM
Rヘッド2-iに連続的に流されるバイアス電流の値は1
0mA以下である。
【0023】バイアス電流制御回路4は、CPU22か
らの指示のもとでコントロール回路11にて指定された
MRヘッド2-iに対し、第1のバイアス電流回路3から
の電流(バイアス電流)のON/OFF制御を行う。
【0024】MRヘッド2-iの両端に発生する電位差
(の信号)は、差動型のリードアンプ回路5-iで増幅さ
れる。このリードアンプ回路5-iの出力はAC電圧増幅
回路6及びDC電圧増幅回路7に導かれる。
【0025】AC電圧増幅回路6は、リードアンプ回路
5-iの出力信号のAC成分(交流電圧成分)、つまり磁
気記録媒体からMRヘッド2-iにより読み取られた再生
信号成分を増幅する。このAC電圧増幅回路6の出力は
ヘッドアンプ回路外に設けられた信号処理回路21に送
られる。信号処理回路21は、AC電圧増幅回路6の出
力信号(再生信号)から例えばNRZコードのデータに
再生するのに必要な信号処理を行う。この信号処理回路
21は、磁気記録媒体への情報記録に必要な信号処理等
も行う。
【0026】DC電圧増幅回路7は、リードアンプ回路
5-iの出力信号のDC成分(直流電圧成分)を増幅す
る。このDC電圧増幅回路7で増幅されたDC成分、つ
まりMRヘッド2-iに流れるバイアス電流により当該ヘ
ッド2-iの両端に発生するDC電圧(DC成分の電位
差)は、ヘッドアンプ回路外に設けられた磁気ディスク
装置全体を制御するためのCPU22に(当該CPU2
2に内蔵のA/D変換器を通して)読み込まれて、その
電圧値が測定される。CPU22は、測定した電圧値
(から決定されるMRヘッド2-iの抵抗値)に対応する
電流量の電流がMRヘッド2-iに流れるように、当該電
流量をコントロール回路11に設定する。
【0027】定電流回路9は、コントロール回路11に
て設定された一定の電流を流すように構成されている。
ここで定電流回路9により流すことができる電流の範囲
は、例えば20〜50mAであり、上記バイアス電流よ
り十分大きいことに注意されたい。
【0028】電流制御回路10は、CPU22からの指
示のもとでコントロール回路11にて指定されたMRヘ
ッド2-iに対し、定電流回路9からの電流のON/OF
F制御を行うと共に、その電流の方向の制御を行う。
【0029】コントロール回路11は、CPU22から
の指示により、更に具体的に述べるならばCPU22か
らのパラレルまたはシリアルポートの信号(制御デー
タ)の示す指示により、バイアス電流回路3,8並びに
定電流回路9の電流量の設定と、バイアス電流制御回路
4のバイアス電流のON/OFF時間の指定と、電流制
御回路10の電流のON/OFF時間並びに方向の指定
と、電流の供給先のMRヘッド2-iの指定を行う。
【0030】以上の構成のヘッドアンプ回路において
は、CPU22の指示に従うコントロール回路11の指
定を受けて、バイアス電流制御回路4により選択された
MRヘッド2-iには、当該バイアス電流制御回路4の制
御により(10mAを上限とする)一定のバイアス電流
が予め定められた所定方向に連続的に流れる。
【0031】これにより、MRヘッド2-iに対向する磁
気記録媒体のデータ面上の位置に磁気的に記録されてい
る情報が、当該MRヘッド2-iの磁気抵抗効果により検
出される。すると、MRヘッド2-iの両端には電位差が
発生する。この電位差の信号(電圧信号)は、MRヘッ
ド2-iにより検出された、つまり再生された(読み取ら
れた)再生信号の電圧成分(AC電圧成分)と、MRヘ
ッド2-iに流れるバイアス電流と当該MRヘッド2-iの
抵抗値で決まる電圧信号の電圧成分(DC電圧成分)と
を含む。
【0032】このMRヘッド2-iの両端の電位差は差動
型のリードアンプ回路5-iにより増幅され、そのうちの
AC成分、つまり再生信号成分は更にAC電圧増幅回路
6により増幅され、DC成分は更にDC電圧増幅回路7
により増幅される。
【0033】AC電圧増幅回路6により増幅された再生
信号は信号処理回路21に送られて所定の信号処理をさ
れ、データが再生・抽出される。ところが、MRヘッド
2-iを構成するMR素子がESD等によりダメージを受
け、当該MR素子のピン層の磁化方向が反転または変化
すると、磁気記録媒体に記録された情報をMRヘッド2
-iにより正常に再生することができなくなる。つまり、
信号処理回路21により正しいデータを再生・抽出する
ことができなくなる。この場合、ある大きさの電流をM
Rヘッド2-iに短時間ある方向に流すことにより、ピン
層の状態を元に戻すことが可能となる。この電流の最適
値は、MRヘッド2-iの抵抗値で決まる。
【0034】そこでCPU22は、上記DC電圧増幅回
路7の出力信号を読み込んで、その電圧値と指定のバイ
アス電流値とをもとに、MRヘッド2-iの抵抗値を算出
する。そしてCPU22は、算出した抵抗値に対応した
(例えば反比例した)電流値(ここでは20〜50mA
の範囲)と電流のON/OFF時間と電流の方向を決定
し、パラレルまたはシリアルポートの信号によりコント
ロール回路11に設定する。ここでON時間は100μ
s以下の予め定められた値に決定される。また方向は、
使用するMRヘッド2-iの種類で決まる。
【0035】すると定電流回路9からは、CPU22に
よってコントロール回路11に設定された値の電流が生
成出力され、その電流は、CPU22の指示に従ってコ
ントロール回路11により選択指定されたMRヘッド2
-iに、電流制御回路10によって指定の時間だけ指定の
方向に流される。これによりピン層が反転あるいは変化
したMRヘッド2-iの状態を元に戻すことが可能とな
る。
【0036】[第2の実施形態]図2は本発明の第2の
実施形態に係る電流バイアス/電圧センス方式の差動型
リードアンプ内蔵のヘッドアンプ回路を中心とする構成
を示すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号
を付してある。
【0037】図2のヘッドアンプ回路が図1のヘッドア
ンプ回路と異なる点は、定電流回路9の電流量の設定を
行う電流設定回路12を設けたことにある。ここでは、
コントロール回路による定電流回路9への電流量設定が
不要となり、CPUによるDC電圧増幅回路7の出力の
読み取り(と読み取った値に基づくMRヘッド2-iの抵
抗値の算出)が不要となるため、図1中のコントロール
回路11、CPU22に代えて、コントロール回路11
0、CPU220が用いられる。コントロール回路11
0は、定電流回路9への電流量設定を行わない点を除け
ばコントロール回路11と同様であり、CPU220は
DC電圧増幅回路7の出力の読み取り(と読み取った値
に基づく最適電流値の算出)を行わない点を除けばCP
U22と同様である。
【0038】図2の構成のヘッドアンプ回路において、
電流設定回路12は、DC電圧増幅回路7の出力信号
(の電圧)から、前記第1の実施形態におけるCPU2
2と同様にして、MRヘッド2-iのピン層の磁化方向が
反転あるいは変化した状態を元に戻すのに必要な最適電
流量を決定し、定電流回路9に設定する。
【0039】すると定電流回路9からは、電流設定回路
12によって設定された値の電流が生成出力され、その
電流は、CPU220の指示に従ってコントロール回路
110により選択指定されたMRヘッド2-iに、電流制
御回路10によって指定の時間だけ指定の方向に流され
る。これによりピン層が反転あるいは変化したMRヘッ
ド2-iの状態を元に戻すことが可能となる。
【0040】さて、MRヘッド2-iの抵抗値と当該ヘッ
ド2-iの状態を元に戻すのに必要な電流量とで決まる当
該ヘッド2-iの両端の電位差は、ほぼ一定であることが
分かっている。
【0041】そこで図2に示す構成では、CPU220
により、電流設定回路12に対してMRヘッド2-iの両
端のDC成分の目標となる電位差(目標電位差)を設定
し、DC電圧増幅回路7からの出力がCPU220の設
定した電圧になるように、電流設定回路12が当該DC
電圧増幅回路7からの出力を監視しながら、定電流回路
9に対して電流量を設定するようにしても構わない。こ
の場合、DC電圧増幅回路7からの出力がCPU220
の設定した電圧になるような電流を定電流回路9から生
成出力させ、その電流をMRヘッド2-iに、電流制御回
路10によって指定の時間だけ指定の方向に流すことに
より、ピン層が反転あるいは変化した当該MRヘッド2
-iの状態を元に戻すことができる。
【0042】[第3の実施形態]図3は本発明の第3の
実施形態に係る電流バイアス/電圧センス方式のシング
ルエンド型リードアンプ内蔵のヘッドアンプ回路を中心
とする構成を示すブロック図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付してある。
【0043】図3において、図示せぬ磁気記録媒体に磁
気的に記録された情報を磁気抵抗効果により検出するM
Rヘッド2-i(i=0,1…)には、バイアス電流回路
13により正電源(Vcc)からコントロール回路11
1にて設定された一定のバイアス電流を連続的に流すよ
うに構成されている。ここでMRヘッド2-iに連続的に
流されるバイアス電流の値は10mA以下である。MR
ヘッド2-iは、磁気記録媒体の各データ面に対応してそ
れぞれ設けられる。図では複数のMRヘッド2-iが設け
られているが、1つの場合もあり得る。
【0044】バイアス電流制御回路4は、CPU22か
らの指示のもとでコントロール回路111にて指定され
たMRヘッド2-iに対し、バイアス電流回路13からの
電流(バイアス電流)のON/OFF制御を行う。
【0045】MRヘッド2-iの一端側の電圧信号はシン
グルエンド型のリードアンプ回路50-iで増幅される。
このリードアンプ回路50-iの出力はAC電圧増幅回路
6及びDC電圧増幅回路7に導かれる。
【0046】AC電圧増幅回路6は、リードアンプ回路
50-iの出力信号のAC成分(交流電圧成分)、つまり
磁気記録媒体からMRヘッド2-iにより読み取られた再
生信号成分を増幅する。このAC電圧増幅回路6の出力
はヘッドアンプ回路外に設けられた信号処理回路21に
送られる。信号処理回路21は、AC電圧増幅回路6の
出力信号(再生信号)から例えばNRZコードのデータ
に再生するのに必要な信号処理を行う。この信号処理回
路21は、磁気記録媒体への情報記録に必要な信号処理
等も行う。
【0047】DC電圧増幅回路7は、リードアンプ回路
50-iの出力信号のDC成分(直流電圧成分)を増幅す
る。このDC電圧増幅回路7で増幅されたDC成分、つ
まりMRヘッド2-iに流れるバイアス電流により当該ヘ
ッド2-iの一端側(リードアンプ回路50-iの入力との
接続端側)に発生するDC電圧信号は、ヘッドアンプ回
路外に設けられた磁気ディスク装置全体を制御するため
のCPU22に(当該CPU22に内蔵のA/D変換器
を通して)読み込まれて、その電圧値が測定される。C
PU22は、測定した電圧値(から決定されるMRヘッ
ド2-iの抵抗値)に対応する電流値の電流がMRヘッド
2-iに流れるように、当該電流値をコントロール回路1
11に設定する。
【0048】MRヘッド2-iとGND間は、スイッチ回
路14によりON/OFFされ、CPU22からの指示
のもとでコントロール回路111にて指定されたMRヘ
ッド2-iに流れるバイアス電流をGNDに流すようにな
っている。
【0049】定電流回路9は、コントロール回路111
にて設定された一定の電流を流すように構成されてい
る。ここで定電流回路9により流すことができる電流の
範囲は、例えば20〜50mAであり、上記バイアス電
流より十分大きいことに注意されたい。
【0050】電流制御回路10は、CPU22からの指
示のもとでコントロール回路111にて指定されたMR
ヘッド2-iに対し、定電流回路9からの電流のON/O
FF制御を行うと共に、その電流の方向の制御を行う。
【0051】コントロール回路111は、CPU22か
らの指示により、更に具体的に述べるならばCPU22
からのパラレルまたはシリアルポートの信号の示す指示
により、バイアス電流回路13並びに定電流回路9の電
流量の設定と、バイアス電流制御回路4のバイアス電流
のON/OFF時間の指定と、スイッチ回路14のON
/OFFの指定と、電流制御回路10の電流のON/O
FF時間並びに方向の指定と、電流の供給先のMRヘッ
ド2-iの指定とを行う。
【0052】以上の構成のヘッドアンプ回路において
は、DC電圧増幅回路7からの出力信号をCPU22で
測定し、その測定値に対応した電流量をCPU22から
コントロール回路111に設定することで、その設定し
た値の電流を定電流回路9から生成出力させる。そして
定電流回路9からの電流を、CPU22の指示に従って
コントロール回路11により選択指定されたMRヘッド
2-iに、電流制御回路10によって指定の時間だけ指定
の方向に流す。これによりピン層が反転あるいは変化し
たMRヘッド2-iの状態を元に戻すことが可能となる。
ここで、定電流回路9からの電流を流す際には、MRヘ
ッド2-iとGND間を、スイッチ回路14により切り離
す。
【0053】[第4の実施形態]図4は本発明の第4の
実施形態に係る電流バイアス/電圧センス方式のシング
ルエンド型リードアンプ内蔵のヘッドアンプ回路を中心
とする構成を示すブロック図であり、図3と同一部分に
は同一符号を付してある。
【0054】図4のヘッドアンプ回路が図3のヘッドア
ンプ回路と異なる点は、(前記第2の実施形態と同様
に)定電流回路9の電流量の設定を行う電流設定回路1
2を設けたことにある。ここでは、コントロール回路に
よる定電流回路9への電流量設定が不要となり、CPU
によるDC電圧増幅回路7の出力の読み取り(と読み取
った値に基づく最適電流値の算出)が不要となるため、
図3中のコントロール回路111、CPU22に代え
て、コントロール回路112、CPU220が用いられ
る。コントロール回路112は、定電流回路9への電流
量設定を行わない点を除けばコントロール回路111と
同様であり、CPU220はDC電圧増幅回路7の出力
の読み取り(と読み取った値に基づく最適電流値の算
出)を行わない点を除けばCPU22と同様である。
【0055】図4の構成のヘッドアンプ回路において、
電流設定回路12は、DC電圧増幅回路7の出力信号か
ら、MRヘッド2-iのピン層の磁化方向が反転あるいは
変化した状態を元に戻すのに必要な最適電流量を決定
し、定電流回路9に設定する。
【0056】すると定電流回路9からは、電流設定回路
12によって設定された値の電流が生成出力され、その
電流は、CPU220の指示に従ってコントロール回路
112により選択指定されたMRヘッド2-iに、電流制
御回路10によって指定の時間だけ指定の方向に流され
る。これによりピン層が反転あるいは変化したMRヘッ
ド2-iの状態を元に戻すことが可能となる。
【0057】[第5の実施形態]図5は本発明の第5の
実施形態に係る電流バイアス/電圧センス方式の差動型
リードアンプ内蔵のヘッドアンプ回路を中心とする構成
を示すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号
を付してある。
【0058】図において、図示せぬ磁気記録媒体に磁気
的に記録された情報を磁気抵抗効果により検出するMR
ヘッド2-i(i=0,1…)には、第1のバイアス電流
回路3により正電源(Vcc)から後述するコントロー
ル回路113にて設定された一定のバイアス電流を連続
的に流すように構成されている。MRヘッド2-iは、磁
気記録媒体の各データ面に対応してそれぞれ設けられ
る。図では複数のMRヘッド2-iが設けられているが、
1つの場合もあり得る。
【0059】再生専用ヘッドであるMRヘッド2-iは、
磁気記録媒体に磁気的に情報の記録を行う記録専用のラ
イトヘッド15-iと対をなして、複合分離型の磁気ヘッ
ドを構成する。
【0060】MRヘッド2-iに流れたバイアス電流は第
2のバイアス電流回路8により負電源(Vee)または
GND(接地端)に流れるようになっている。ここでM
Rヘッド2-iに連続的に流されるバイアス電流の値は1
0mA以下である。
【0061】バイアス電流制御回路4は、CPU22か
らの指示のもとでコントロール回路113にて指定され
たMRヘッド2-iに対し、第1のバイアス電流回路3か
らの電流(バイアス電流)のON/OFF制御を行う。
【0062】MRヘッド2-iの両端に発生する電位差
(の信号)は、差動型のリードアンプ回路5-iで増幅さ
れる。このリードアンプ回路5-iの出力はAC電圧増幅
回路6及びDC電圧増幅回路7に導かれる。
【0063】AC電圧増幅回路6は、リードアンプ回路
5-iの出力信号のAC成分(交流電圧成分)、つまり磁
気記録媒体からMRヘッド2-iにより読み取られた再生
信号成分を増幅する。このAC電圧増幅回路6の出力は
ヘッドアンプ回路外に設けられた信号処理回路21に送
られる。信号処理回路21は、AC電圧増幅回路6の出
力信号(再生信号)から例えばNRZコードのデータに
再生するのに必要な信号処理を行う。この信号処理回路
21は、磁気記録媒体への情報記録に必要な信号処理等
も行う。この信号処理回路21でのライト時の信号処理
により当該処理回路21から出力されるライトデータ信
号は、後述するライト電流制御回路17に供給される。
【0064】DC電圧増幅回路7は、リードアンプ回路
5-iの出力信号のDC成分(直流電圧成分)を増幅す
る。このDC電圧増幅回路7で増幅されたDC成分、つ
まりMRヘッド2-iに流れるバイアス電流により当該ヘ
ッド2-iの両端に発生するDC電圧(DC成分の電位
差)は、ヘッドアンプ回路外に設けられた磁気ディスク
装置全体を制御するためのCPU22に(当該CPU2
2に内蔵のA/D変換器を通して)読み込まれて、その
電圧値が測定される。CPU22は、測定した電圧値
(から決定されるMRヘッド2-iの抵抗値)に対応する
電流量の電流がMRヘッド2-iに流れるように、当該電
流量をコントロール回路113に設定する。コントロー
ル回路113は、当該電流量を次に述べるライト電流回
路16に設定し、対応する電流を電流制御回路10に生
成出力させる。
【0065】ライト電流回路16は、ライトヘッド15
にコントロール回路113で設定された一定の電流を流
す他、当該コントロール回路113により設定された電
流を電流制御回路10に流すように構成されている。こ
こでライト電流回路16により流すことができる電流の
範囲は、例えば20〜50mAであり、上記バイアス電
流より十分大きいことに注意されたい。
【0066】ライト電流制御回路17は、CPU22か
らの指示のもとでコントロール回路113にて指定され
たライトヘッド15-iに対し、ライト電流回路16から
の電流のON/OFF制御を行うと共に、信号処理回路
21からのライトデータ信号により電流の方向の切換え
を行う。
【0067】電流制御回路10は、CPU22からの指
示のもとでコントロール回路113にて指定されたMR
ヘッド2-iにライト電流回路16からの電流を選択的に
供給するON/OFF制御を行うと共に、当該MRヘッ
ド2-iに対して指定した方向に電流を流す制御を行う。
【0068】コントロール回路113は、CPU22か
らの指示により、更に具体的に述べるならばCPU22
からのパラレルまたはシリアルポートの信号の示す指示
により、バイアス電流回路3,8のバイアス電流量の設
定と、ライト電流回路16のライト電流量の設定と、バ
イアス電流制御回路4のバイアス電流のON/OFF時
間の指定と、電流制御回路10の電流のON/OFF時
間並びに方向の指定と、MRヘッド2-iの指定と、ライ
トヘッド15-iの指定とを行う。
【0069】以上の構成において、MRヘッド2-iのピ
ン層の磁化方向が反転または変化している可能性がある
ために、元の状態に戻す必要があるものとする。この場
合、CPU22はコントロール回路113に、MRヘッ
ド2-iに流す電流の電流量を設定すると共に、電流制御
回路10の電流のON/OFF時間並びに方向の指定
と、MRヘッド2-iの指定とを行う。
【0070】するとコントロール回路113は、ライト
電流回路16に対して電流量を設定する。このようにし
て、設定した電流をライト電流回路16から電流制御回
路10に生成出力させ、その電流をCPU22がコント
ロール回路113を通して指定したMRヘッド2-iに、
電流制御回路10によって指定の時間だけ指定の方向に
流すことにより、ピン層が反転あるいは変化した当該M
Rヘッド2-iの状態を元に戻すことができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、M
Rヘッドの抵抗値に対応するバイアス電流より大きな値
の電流を当該ヘッドに指定の方向に必要に応じて流すこ
とができるため、ESD等によりダメージを受けてピン
層が反転または変化したMRヘッドの状態を元に戻すこ
とができる。
【0072】また本発明によれば、ピン層が反転または
変化したMRヘッドの状態を元に戻すのに必要な、当該
ヘッドに流すバイアス電流より大きな値の電流を流すの
に、ライト電流回路からのライト電流を利用することが
できるため、回路規模を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電流バイアス/
電圧センス方式の差動型リードアンプ内蔵のヘッドアン
プ回路を中心とする構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る電流バイアス/
電圧センス方式の差動型リードアンプ内蔵のヘッドアン
プ回路を中心とする構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る電流バイアス/
電圧センス方式のシングルエンド型リードアンプ内蔵の
ヘッドアンプ回路を中心とする構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る電流バイアス/
電圧センス方式のシングルエンド型リードアンプ内蔵の
ヘッドアンプ回路を中心とする構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第5の実施形態に係る電流バイアス/
電圧センス方式の差動型リードアンプ内蔵のヘッドアン
プ回路を中心とする構成を示すブロック図。
【図6】MR素子の一般的な構造の概念図。
【図7】図6に示したMR素子の動作原理を説明するた
めの図。
【図8】図6に示したMR素子を用いて構成されるMR
ヘッドを磁気ディスク装置に適用する場合の動作原理を
説明するための図
【符号の説明】
2-0,2-1…MRヘッド 3…第1のバイアス電流回路 4…バイアス電流制御回路 5-0,5-1…差動型リードアンプ回路 6…AC電圧増幅回路 7…DC電圧増幅回路 8…第2のバイアス電流回路 9…定電流回路 10…電流制御回路 11,110〜113…コントロール回路 12…電流設定回路 13…バイアス電流回路 14…スイッチ回路 15-0,15-1…ライトヘッド 16…ライト電流回路 17…ライト電流制御回路 21…信号処理回路 22,220…CPU 50-0,50-1…シングルエンド型リードアンプ回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン層を持つ磁気抵抗効果型素子を用い
    て構成される、磁気記録媒体に磁気的に記録された情報
    を磁気抵抗効果により検出する少なくとも1つの磁気抵
    抗効果型ヘッドのうちの指定のヘッドに、設定された一
    定のバイアス電流を連続的に供給するためのバイアス電
    流供給手段と、 前記ヘッドに対応して設けられ、当該ヘッドの両端の電
    位差を増幅する少なくとも1つのリードアンプ回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の交流成
    分を増幅して外部に出力するAC電圧増幅回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の直流成
    分を増幅して外部に出力するDC電圧増幅回路と、 前記バイアス電流より大きい値の設定された一定の電流
    を流すことが可能な定電流回路と、 前記少なくとも1つのヘッドのうちの指定されたヘッド
    に対し、前記定電流回路からの電流のオン/オフを行う
    と共に当該電流を指定された方向に流す電流制御回路
    と、 外部からの制御データに従い、前記バイアス電流供給手
    段への電流量の設定並びに方向の指定と、前記DC電圧
    増幅回路の出力に応じて決定される前記定電流回路への
    電流量の設定と、前記電流制御回路に対する前記定電流
    回路からの電流のオン/オフ時間並びに方向の指定と、
    前記磁気抵抗効果型ヘッドの指定の少なくとも1つを行
    うコントロール回路とを具備することを特徴とするヘッ
    ドアンプ回路。
  2. 【請求項2】 ピン層を持つ磁気抵抗効果型素子を用い
    て構成される、磁気記録媒体に磁気的に記録された情報
    を磁気抵抗効果により検出する少なくとも1つの磁気抵
    抗効果型ヘッドのうちの指定のヘッドに、設定された一
    定のバイアス電流を連続的に供給するためのバイアス電
    流供給手段と、 前記ヘッドに対応して設けられ、当該ヘッドの両端の電
    位差を増幅する少なくとも1つのリードアンプ回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の交流成
    分を増幅して外部に出力するAC電圧増幅回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の直流成
    分を増幅して外部に出力するDC電圧増幅回路と、 前記バイアス電流より大きい値の設定された一定の電流
    を流すことが可能な定電流回路と、 前記少なくとも1つのヘッドのうちの指定されたヘッド
    に対し、前記定電流回路からの電流のオン/オフを行う
    と共に当該電流を指定された方向に流す電流制御回路
    と、 前記DC電圧増幅回路の出力に対応する電流量を前記定
    電流回路に設定する電流設定回路と、 外部からの制御データに従い、前記バイアス電流供給手
    段への電流量の設定並びに方向の指定と、前記電流制御
    回路に対する前記定電流回路からの電流のオン/オフ時
    間並びに方向の指定と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの指
    定の少なくとも1つを行うコントロール回路とを具備す
    ることを特徴とするヘッドアンプ回路。
  3. 【請求項3】 ピン層を持つ磁気抵抗効果型素子を用い
    て構成される、磁気記録媒体に磁気的に記録された情報
    を磁気抵抗効果により検出する少なくとも1つの磁気抵
    抗効果型ヘッドのうちの指定のヘッドに、設定された一
    定のバイアス電流を連続的に供給するためのバイアス電
    流供給手段と、 前記ヘッドに対応して設けられ、当該ヘッドの両端の電
    位差を増幅する少なくとも1つのリードアンプ回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の交流成
    分を増幅して外部に出力するAC電圧増幅回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の直流成
    分を増幅して外部に出力するDC電圧増幅回路と、 前記バイアス電流より大きい値の設定された一定の電流
    を流すことが可能な定電流回路と、 前記少なくとも1つのヘッドのうちの指定されたヘッド
    に対し、前記定電流回路からの電流のオン/オフを行う
    と共に当該電流を指定された方向に流す電流制御回路
    と、 前記DC電圧増幅回路の出力が外部から設定された電圧
    になるような電流量を前記定電流回路に設定する電流設
    定回路と、 外部からの制御データに従い、前記バイアス電流供給手
    段への電流量の設定並びに方向の指定と、前記電流制御
    回路に対する前記定電流回路からの電流のオン/オフ時
    間並びに方向の指定と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの指
    定の少なくとも1つを行うコントロール回路とを具備す
    ることを特徴とするヘッドアンプ回路。
  4. 【請求項4】 ピン層を持つ磁気抵抗効果型素子を用い
    て構成される、磁気記録媒体に磁気的に記録された情報
    を磁気抵抗効果により検出する少なくとも1つの磁気抵
    抗効果型ヘッドのうちの指定のヘッドに、設定された一
    定のバイアス電流を連続的に供給するためのバイアス電
    流供給手段と、 前記ヘッドに対応して設けられ、当該ヘッドの一端側の
    電圧信号を増幅する少なくとも1つのリードアンプ回路
    と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の交流成
    分を増幅して外部に出力するAC電圧増幅回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の直流成
    分を増幅して外部に出力するDC電圧増幅回路と、 前記バイアス電流より大きい値の設定された一定の電流
    を流すことが可能な定電流回路と、 前記少なくとも1つのヘッドのうちの指定されたヘッド
    に対し、前記定電流回路からの電流のオン/オフを行う
    と共に当該電流を指定された方向に流す電流制御回路
    と、 前記少なくとも1つのヘッドの他端側と接地端間の接続
    /切り離しを行うスイッチ回路と、 外部からの制御データに従い、前記バイアス電流供給手
    段への電流量の設定並びに方向の指定と、前記DC電圧
    増幅回路の出力に応じて決定される前記定電流回路への
    電流量の設定と、前記電流制御回路に対する前記定電流
    回路からの電流のオン/オフ時間並びに方向の指定と、
    前記スイッチ回路の接続/切り離しの指定の少なくとも
    1つを行うコントロール回路とを具備することを特徴と
    するヘッドアンプ回路。
  5. 【請求項5】 ピン層を持つ磁気抵抗効果型素子を用い
    て構成される、磁気記録媒体に磁気的に記録された情報
    を磁気抵抗効果により検出する少なくとも1つの磁気抵
    抗効果型ヘッドのうちの指定のヘッドに、設定された一
    定のバイアス電流を連続的に供給するためのバイアス電
    流供給手段と、 前記ヘッドに対応して設けられ、当該ヘッドの一端側の
    電圧信号を増幅する少なくとも1つのリードアンプ回路
    と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の交流成
    分を増幅して外部に出力するAC電圧増幅回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の直流成
    分を増幅して外部に出力するDC電圧増幅回路と、 前記バイアス電流より大きい値の設定された一定の電流
    を流すことが可能な定電流回路と、 前記少なくとも1つのヘッドのうちの指定されたヘッド
    に対し、前記定電流回路からの電流のオン/オフを行う
    と共に当該電流を指定された方向に流す電流制御回路
    と、 前記DC電圧増幅回路の出力に対応する電流量を前記定
    電流回路に設定する電流設定回路と、 前記少なくとも1つのヘッドの他端側と接地端間の接続
    /切り離しを行うスイッチ回路と、 外部からの制御データに従い、前記バイアス電流供給手
    段への電流量の設定並びに方向の指定と、前記電流制御
    回路に対する前記定電流回路からの電流のオン/オフ時
    間並びに方向の指定と、前記スイッチ回路の接続/切り
    離しの指定と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの指定の少な
    くとも1つを行うコントロール回路とを具備することを
    特徴とするヘッドアンプ回路。
  6. 【請求項6】 ピン層を持つ磁気抵抗効果型素子を用い
    て構成される、磁気記録媒体に磁気的に記録された情報
    を磁気抵抗効果により検出する少なくとも1つの磁気抵
    抗効果型ヘッドのうちの指定のヘッドに、設定された一
    定のバイアス電流を連続的に供給するためのバイアス電
    流供給手段と、 前記ヘッドに対応して設けられ、当該ヘッドの両端の電
    位差を増幅する少なくとも1つのリードアンプ回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の交流成
    分を増幅して外部に出力するAC電圧増幅回路と、 前記少なくとも1つのリードアンプ回路の出力の直流成
    分を増幅して外部に出力するDC電圧増幅回路と、 前記磁気記録媒体に磁気的に情報を記録する少なくとも
    1つのライトヘッドのうちの外部から指定されたヘッド
    に、設定された一定の電流を流すことが可能なライト電
    流回路と、 前記少なくとも1つのライトヘッドのうちの指定された
    ヘッドに対し、前記ライト電流回路からの電流のオン/
    オフを行うと共に当該ヘッドに流れる前記電流の方向を
    外部からのライトデータ信号に応じて切り換えるライト
    電流制御回路と、 前記少なくとも1つの磁気抵抗効果型ヘッドのうちの指
    定されたヘッドに対し、前記ライト定電流回路からの電
    流のオン/オフを行うと共に指定された方向に当該電流
    を流す電流制御回路と、 外部からの制御データに従い、前記バイアス電流供給手
    段への電流量の設定並びに方向の指定と、前記ライト電
    流回路に対するライト時の電流量の設定と、前記電流制
    御回路に対する前記ライト電流回路からの電流のオン/
    オフ時間並びに方向の指定と、前記DC電圧増幅回路の
    出力に対応して外部から設定される電流量の前記ライト
    電流回路への設定と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの指定
    と、前記ライトヘッドの指定の少なくとも1つを行うコ
    ントロール回路とを具備することを特徴とするヘッドア
    ンプ回路。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のヘッドアンプ回路と、 少なくとも1つの磁気記録媒体と、 前記磁気記録媒体のデータ面に対応して設けられる、ラ
    イトヘッド及びピン層を持つ磁気抵抗効果型素子を用い
    て構成される磁気抵抗効果型ヘッドの対と、 前記ヘッドアンプ中の少なくとも前記コントロール回路
    を前記制御データにより制御する制御手段とを具備する
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
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