JP2000077238A - 静止誘導電器 - Google Patents
静止誘導電器Info
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Abstract
作工数が少なく、耐震性能が高い静止誘導電器を提供す
る。 【解決手段】 基礎6の上に、内部に静止誘導電器本体
1を収容し、絶縁油又は絶縁ガスを充填したタンク2を
設置する。タンク側面3に、上下に水平方向に上部補強
ビーム4と下部補強ビーム5とを取り付ける。上部補強
ビーム4に、L字型の断面を有する上部共通支持部材2
1を取り付ける。上部共通支持部材21の内側に、上部
支持点36を配置し、タンク側面3の下部に、下部支持
点9を配置する。上部支持点36と下部支持点9との間
に、タンク側面3の外面を覆うように遮音板7を取り付
ける。タンク側面3に、遮音板7を3枚取り付ける。そ
れぞれの遮音板7の上部支持点36を、全てL字型の上
部共通支持部材21の内側に配置する。
Description
導電器本体を収容した静止誘導電器に係り、特に、防音
対策としてタンク周囲に遮音板を取り付けた静止誘導電
器に関する。
る規制が厳しくなっており、変圧器などの静止誘導電器
の低騒音化が強く望まれている。静止誘導電器の騒音の
原因としては、まず、静止誘導電器本体の鉄心や巻線に
働く電磁力による振動が挙げられる。そして、これらの
振動が、静止誘導電器本体を収容しているタンクに伝播
し、タンク側面が振動することにより周囲に音を放射す
る。
手段としては、静止誘導電器を鉄板などでできた防音建
屋内に収納する方法が考えられるが、かかる方法では、
据付面積が増大するという問題がある。そこで、従来か
ら、タンクの周囲に遮音板を設けるという対策が、広く
実施されている。この遮音板は、音が遮音板を透過する
ときの低減効果、すなわち、透過損失により、タンク側
面から放射された音を低減させるものである。また、タ
ンク側面の振動を受けて、遮音板自身が振動し、騒音を
発生しないように、構成上の配慮がなされている。
いた静止誘導電器の一例を、図15〜18を参照して具
体的に説明する。すなわち、図15に示すように、静止
誘導電器本体1がタンク2内に収容されている。タンク
側面3には、タンク2の上部補強ビーム4、下部補強ビ
ーム5が設けられている。上部補強ビーム4には、上部
支持点8が設けられ、タンク側面3下部には下部支持点
9が設けられている。上部支持点8と下部支持点9との
間には、タンク側面3を覆う遮音板7が、タンク2の周
囲に取り付けられている。遮音板7は、遮音板本体1
4、弾性要素15,16、シール材料17,18によっ
て構成されている。遮音板本体14は、図16に示すよ
うに、平板11に、その周囲を囲む帯状の補強リブ12
と、表面を区分する帯状の補強リブ13とを取り付けた
ものである。弾性要素15は、遮音板本体14と上部支
持点8との間に配置され、弾性要素16は、遮音板本体
14と下部支持点9との間に配置されている。シール材
料17,18は、柔軟性を有し、弾性要素16,15を
配置したことによって遮音板本体14とタンク側面3と
の間に生じた隙間を密閉している。
7は、これによって覆われたタンク側面3から放射され
た音を、透過損失により減衰させる効果がある。同時
に、遮音板7自身からの騒音の発生を低減するため、弾
性要素15,16により、遮音板本体14の振動絶縁を
行っている。また、補強リブ12,13により、遮音板
本体14の曲げ剛性を高めることによって、遮音板本体
14の曲げ振動を防止し、弾性要素15,16と遮音板
本体14からなる振動系を、理想的な1自由度系に近づ
けている。従って、弾性要素15,16による振動絶縁
効果は向上し、遮音板本体14の振動が抑制されるの
で、遮音板本体14から放射する騒音を低減することが
可能になる。
より、遮音板本体14とタンク側面3の間に隙間が生じ
る。しかし、柔軟なシール材料17,18により、タン
ク側面3から放射された音が、遮音板1の内側の空間か
ら、この隙間を通って外部に漏れ出すことが防止され
る。
し、遮音板の制振効果を高めることも可能である。制振
鋼板は、複数の鋼板間に高分子粘弾性材料を挟んで一体
に成形したもので、振動に対する減衰能力が高いことは
公知の通りである。
枚、タンク側面3に取り付けたものも提案されている。
このように複数枚の分割された遮音板7を用いることに
より、1枚の遮音板7を小型にし、製造と輸送を容易に
することができる。
14の内壁に、グラスウールなどからなる吸音材18を
貼り付けたものも提案されている。このように吸音材1
9を用いることによって、音の反射を減らすことがで
き、遮音板7の内側の空間の騒音レベルを低減すること
が可能となるので、遮音板本体14を透過する騒音や、
シール材料17,18を透過して漏れ出す騒音が更に低
減される。
す従来技術においては、補強リブ12,13により、曲
げ剛性を高めた遮音板本体14と、弾性要素15,16
とによって防振支持を構成し、タンク側面3から振動絶
縁を行っている。これは、連続体を弾性支持した振動系
に相当するが、一般的な1自由度系の場合と同様、質量
とばね定数から計算した固有振動数が低いほど、入力に
対する振動絶縁性能は向上するという性質を持つ。よっ
て、振動抑制を進めるには、弾性支持15,16を柔軟
にして、遮音板7の固有振動数を低く設定することが望
ましい。しかし、これは同時に、遮音板7の固有振動数
を地震の卓越周波数領域に近づけることになり、固有振
動数を低く設定することにより、地震入力に対する遮音
板本体14の応答が増大し、過大な振動を起こす可能性
がある。このように、振動抑制を進めると、遮音板7の
耐震性能が低下することになる。
遮音板7の枚数が増えると、タンク側面3に設ける上部
支持点8及び下部支持点9のための部品も増える。そし
て、タンク側面3にフランジや配管などが配置されてい
る場合、最適な位置に上部支持点8及び下部支持点9を
配置できなかったり、複雑な形状の部材が必要になるこ
とがある。さらに、組立誤差のために、遮音板本体1
4、上部支持点8、下部支持点9の位置が相互にずれた
場合、両者の隙間の位置と間隔の両方ともが、遮音板7
ごとに異なるので、シール材料17,18を隙間に取り
付けることが容易ではなくなる。このように、遮音板7
の数を増やすと、製作工数が増加することになる。
遮音板7とタンク側面3との隙間は、シール材料17,
18により塞がれ、隙間からの音漏れを防いでいる。こ
のため、遮音板7の内部は密閉空間となるが、保守作業
の安全性の面からは、このような密閉空間の存在は好ま
しくない。一方、遮音板7の内側の騒音レベルを十分低
くできれば、隙間を開口したままでも、漏れ出す騒音を
低く抑えることは可能である。そこで、例えば、図18
の従来技術に示すように、遮音板本体14の内壁に吸音
材19を貼り付けて、遮音板7の内側の騒音レベルを低
減することが考えられるが、このような従来技術によっ
ても、シール材料17,18が必要なくなるほどの十分
な効果を得ることは困難である。その理由は、遮音板7
の内側に発生する騒音の定在波と、吸音材19の位置に
関係がある。
音響モードが励起された状態であり、モードの腹と呼ば
れる空気の粒子速度の速い部分と、モードの節と呼ばれ
る空気の粒子速度の遅い部分が交互に発生し、騒音レベ
ルの上昇を招く。そして、吸音材は、空気の粒子速度の
速い、腹の部分に配置すると効果的に作用することが知
られている。しかし、従来技術における吸音材19は、
遮音板7の内側の空間に発生する高さ方向の定在波20
に対し、空気の粒子速度の速い、腹の部分には多く配置
されておらず、大きな吸音効果が期待できない。従っ
て、従来技術により、隙間を開口したままで、シール材
料17,18を用いた場合と同等の遮音性能を得ること
はできない。
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
高い振動絶縁性能と騒音低減性能を持ちつつ、製作工数
が少なく、耐震性能が高い静止誘導電器を提供すること
にある。
めに、本発明は、静止誘導電器本体を収容したタンク側
面の上下に、上部支持点及び下部支持点が取り付けら
れ、前記上部支持点と前記下部支持点との間のタンク側
面外面を覆う位置に、複数の遮音板が取り付けられ、前
記遮音板と前記上部支持点及び前記下部支持点との間
に、それぞれ弾性要素が配置された静止誘導電器におい
て、以下のような技術的特徴を有する。
の一辺側がタンク側面側に取り付けられ、対向する他辺
側が下方に且つタンク側面と平行な方向に屈曲された上
部共通支持部材を有し、前記上部支持点は、前記上部共
通支持部材の内側に設けられていることを特徴とする。
以上のような請求項1記載の発明では、上部共通支持部
材の内側の任意の位置に、上部支持点を配置することが
できるので、複数の遮音板ごとに上部支持点用の部材を
設ける必要がない。また、遮音板によって高さ方向の位
置がずれる場合であっても、遮音板と上部共通支持部材
との隙間の間隔を一定にすることができるので、遮音板
の取り付けが容易となり、製作工数が低減する。
止誘導電器において、前記遮音板の下端が、前記タンク
が設置された基礎の近傍に配置され、前記遮音板の下端
と前記基礎との隙間に、シール材料が設けられているこ
とを特徴とする。以上のような請求項2記載の発明で
は、遮音板により高さ方向の位置がずれる場合であって
も、基礎の位置は常に変わらないので、遮音のためのシ
ール材料の取り付けが容易となり、製作工数が低減す
る。
止誘導電器において、前記タンク側面に、ビーム状の下
部共通支持部材の一端が取り付けられ、前記下部共通支
持部材の他端には、複数の前記遮音板の下部支持点が設
けられていることを特徴とする。以上のような請求項3
記載の発明では、遮音板ごとに下部支持点用の部材を設
ける必要がなく、下部共通支持部材における任意の位置
に下部支持点を配置することができるので、製作工数が
低減する。
タンク側面と前記遮音板との間の空間に、吸音材が配置
されていることを特徴とする。以上のような請求項4及
び請求項6記載の発明では、空気の粒子速度の速い空間
に吸音材を配置して、吸音効果を高めることができるの
で、遮音板の隙間を開口したままでも、十分な遮音性能
が得られる。
タンク側面と前記遮音板との間の空間が、仕切りにより
分割され、前記吸音材が、前記分割された空間毎に配置
されていることを特徴とする。以上のような請求項5及
び請求項7記載の発明では、吸音材による吸音ととも
に、仕切りによって定在波の発生を防止することができ
るので、遮音性能が更に高まる。
ずれか1項に記載の静止誘導電器において、前記弾性要
素近傍における前記タンク側面と前記遮音板との間の隙
間の内側に、吸音材が配置されていることを特徴とす
る。以上のような請求項8記載の発明では、隙間からの
音漏れを、吸音材により低減することができるので、遮
音性能が更に高まる。
ずれか1項に記載の静止誘導電器において、前記弾性要
素近傍における前記タンク側面と前記遮音板との間の隙
間に、シール材料が配置されていることを特徴とする。
以上のような請求項9記載の発明では、シール材料の配
置によって、隙間からの音漏れを防止することができる
ので、遮音性能が更に高まる。
いずれか1項に記載の静止誘導電器において、隣接する
前記遮音板同士が、互いに連結されていることを特徴と
する。以上のような請求項10記載の発明では、隣接す
る遮音板が互いに支え合うことによって、地震に対する
応答を低減できるので、耐震性能が高まる。
の静止誘導電器において、前記タンクの角部において直
交する前記遮音板同士が、互いに連結されていることを
特徴とする。以上のような請求項11記載の発明では、
直交する遮音板が互いに支え合うことによって、地震に
対する応答を低減できるので、更に耐震性能が高まる。
つの実施の形態を、図1及び図2を参照して以下に説明
する。なお、図1は本実施の形態の静止誘導電器の透視
側面図、図2は正面図である。なお、図15〜18に示
した従来技術と同一の部材には、同一の符号を付す。
に、内部に静止誘導電器本体1を収容し、絶縁油又は絶
縁ガスを充填したタンク2が設置されている。タンク側
面3には、上下に水平方向に上部補強ビーム4と下部補
強ビーム5とが取り付けられている。この上部補強ビー
ム4には、上部共通支持部材21が取り付けられてい
る。上部共通支持部材21は、L字型の断面を有し、そ
の水平部の端辺側が、上部補強ビーム4に取り付けられ
ている。この上部共通支持部材21における垂直部の内
側には、上部支持点36が配置され、タンク側面3の下
部には下部支持点9が配置されている。上部支持点36
と下部支持点9との間には、タンク側面3の外面を覆う
ように遮音板7が取り付けられている。
に、遮音板7が一側面につき3枚取り付けられている。
それぞれの遮音板7の上部支持点36は、全てL字型の
上部共通支持部材21の内側に配置されている。また、
遮音板7は、図16に示した従来技術と同様の構成であ
る。なお、弾性要素25,26は支持点36,9の振動
方向に、すなわち、タンク側面3の水平方向(図1中x
方向)及び垂直方向(図1中z方向)に弾性変形するば
ねであり、例えば、ゴムや金属などから構成されてい
る。また、シール材料27,28は、隙間22,23を
密閉し、両者の相対変位に合わせて柔軟に変形する性質
を持つ材料、例えばゴム製のチューブなどから形成され
ている。
実施の形態の作用効果は、以下の通りである。すなわ
ち、本実施の形態においては、3枚の遮音板7ともに、
上部支持点36が上部共通支持部材21に配置されてい
るので、遮音板7ごとに上部支持点36用の部材を設け
る必要がない。従って、上部共通支持部材21上の任意
の位置に上部支持点36を配置することができ、部品点
数を削減することができる。
取り付け位置が、高さ方向にずれる場合であっても、遮
音板本体14と上部共通支持部材21との隙間22の間
隔を一定にすることができるので、シール材料27の取
り付けが容易になり、製作工数を低減することが可能と
なる。
態を、図3及び図4を参照して以下に説明する。なお、
図3は本実施の形態の静止誘導電器の透視側面図であ
り、図4は正面図である。すなわち、図3及び図4に示
すように、遮音板本体14の下端が基礎6の近くに配置
され、遮音板本体14の下端と基礎6との隙間33に、
第2のシール材料38が配置されている。その他の構成
は、上記の第1の実施の形態と同様である。
実施の形態の作用効果は、以下の通りである。すなわ
ち、遮音板本体14と基礎6との隙間33を、シール材
料38で塞いでいるので、3枚の遮音板7の取り付け位
置が異なる場合に、隙間33の間隔が異なることはあっ
ても、基礎の位置は常に変わらないので、シール材料3
8の取り付けが容易になり、製作工数を低減することが
可能となる。
態を、図5及び図6を参照して以下に説明する。なお、
図5は本実施の形態の静止誘導電器の透視側面図、図6
は正面図である。すなわち、図5に示すように、遮音板
7の下部支持点39が、タンク側面3に取り付けられた
ビーム状の下部共通支持部材31の上に設けられてい
る。また、図6に示すように、タンク側面3には遮音板
7が3枚取り付けられているが、それぞれの遮音板7の
下部支持点39は、全て下部共通支持部材31の内側に
配置されている。その他の構成は、上記の第2の実施の
形態と同様である。
作用効果は、以下の通りである。すなわち、3枚の遮音
板7ともに、下部支持点39が下部共通支持部材31に
配置されているので、遮音板7ごとに支持点用の部材を
設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
どが配置されている場合であっても、これらに関係な
く、下部共通支持部材31上の任意の位置に、下部支持
点39を配置することができるので、製作工数を低減す
ることが可能となる。
形態を、図7を参照して以下に説明する。なお、図7は
本実施の形態の静止誘導電器の正面図である。すなわ
ち、本実施の形態は、タンク側面3に取り付けた3枚の
遮音板7に対し、隣同士の遮音板本体14を連結部材3
5によって連結したものである。なお、その他の構成は
上記第3の実施の形態と同様である。
実施の形態の作用効果は以下に説明する。すなわち、遮
音板1枚の固有振動数が地震の卓越周波数領域に近く、
地震入力に対して過大な振動を起こす可能性がある場合
であっても、隣合う遮音板14が連結部材35で連結さ
れているので、遮音板7同士が支え合うことになり、地
震に対する応答を低減することができる。従って、振動
絶縁性能を維持しつつ、耐震性能を高めることが可能と
なる。
形態を、図8を参照して以下に説明する。なお、図8は
本実施の形態の静止誘導電器の平面図である。すなわ
ち、本実施の形態は、タンク角部において直交している
遮音板本体14と遮音板本体37とを、連結部材44に
よって連結したものである。なお、その他の構成は上記
の第4の実施の形態と同様である。
実施の形態の作用効果は以下の通りである。すなわち、
隣合う遮音板本体14に加え、角部で直交する遮音板本
体14,37も連結されているので、直角方向からも支
え合うことになり、地震に対する応答低減効果が増し、
さらに耐震性能が高まる。
図9を参照して以下に説明する。なお、図9は本実施の
形態の静止誘導電器の透視側面図である。すなわち、基
礎6の上に、内部に静止誘導電器本体1を収容し、絶縁
油又は絶縁ガスを充填したタンク2が設置されている。
タンク側面3には、上下に水平方向に上部補強ビーム4
と下部補強ビーム5とが取り付けられている。この上部
補強ビーム4には、上部支持点8が配置され、タンク側
面3の下部には、下部支持点9が配置されている。上部
支持点8と下部支持点9との間には、タンク側面3の外
面を覆うように遮音板7が取り付けられている。さら
に、遮音板7とタンク側面3との間の空間には、ブロッ
ク状の塊に成形された吸音材41が配置されている。遮
音板7の構成は、上記の第1の実施の形態と同様であ
る。
実施の形態の作用効果は、以下の通りである。すなわ
ち、本実施の形態では、遮音板7とタンク側面3との間
の空間に、ブロック状の吸音材41が配置されている。
このため、上記の空間に発生する高さ方向の定在波20
に対して、空気の粒子速度の速い部分に、吸音材41が
多く配置されることになり、吸音効果を高めることがで
きる。従って、遮音板7とタンク側面3との間の空間の
騒音レベルを低く抑えることができ、支持点8,9と遮
音板本体14との間の隙間42,43を塞がずに開口し
たままとして保守作業の安全性を維持しつつも、十分な
遮音性能を得ることが可能となる。
態を、図10を参照して以下に説明する。なお、図10
は本実施の形態の静止誘導電器の側面図である。すなわ
ち、本実施の形態は、タンク側面3と遮音板7との間の
空間が仕切り45により分割され、分割されたそれぞれ
の空間に、ブロック状の塊に成形された吸音材46が配
置されている。その他の構成は上記の第6の実施の形態
と同様である。
実施の形態の作用効果は、以下の通りである。すなわ
ち、タンク側面3と前記遮音板7の間の空間を、仕切り
45によって分割することにより、定在波20の発生を
防止することができる。従って、遮音板7とタンク側面
3の間の空間の騒音レベルを、第6の実施の形態よりも
低く抑えることができ、遮音板7の隙間を開口したまま
でも十分な遮音性能を得ることが可能となる。
態を、図11を参照して以下に説明する。なお、図11
は本実施の形態の静止誘導電器の透視側面図である。す
なわち、本実施の形態は、第1の弾性要素15を配置し
たことによって遮音板本体14とタンク側面3との間に
生じた隙間42の内側に、吸音材48を配置し、第2の
弾性要素16を配置したことによって遮音板本体14と
タンク側面3との間に生じた隙間43の内側に、吸音材
49を配置したものである。その他の構成は上記の第6
の実施の形態と同様である。
実施の形態の作用効果は、以下の通りである。すなわ
ち、隙間42,43からの音漏れを、吸音材48,49
により低減することができるので、さらに遮音性能を高
めることが可能となる。
態を、図12を参照して以下に説明する。なお、図12
は本実施の形態の静止誘導電器の透視側面図である。す
なわち、本実施の形態は、第1の弾性要素25を配置し
たことにより生じた隙間22と、第2の弾性要素26を
設けたことにより生じた隙間33を塞がずに、遮音板本
体14とタンク側面3との間の空間に、ブロック塊に成
形した吸音材51を配置したものである。その他の構成
は、上記の第3の実施の形態と同様である。
実施の形態の作用効果は、以下の通りである。すなわ
ち、本実施の形態においては、遮音板7とタンク側面3
の間の空間に、ブロック状の吸音材51を配置されてい
る。このため、上記の空間に発生する高さ方向の定在波
20に対して、空気の粒子速度の速い部分に、吸音材5
1が多く配置されることになり、吸音効果を高めること
ができる。従って、遮音板7とタンク側面3との間の空
間の騒音レベルを低く抑えることができ、隙間22,3
3を塞がずに開口したままとして保守作業の安全性を維
持しつつも、十分な遮音性能を得ることが可能となる。
態を、図13を参照して以下に説明する。なお、図13
は、本実施の形態の静止誘導電器の透視側面図である。
すなわち、本実施の形態は、タンク側面3と遮音板7と
の間の空間を仕切り55により分割し、分割されたそれ
ぞれの空間に、ブロック状の塊に成形した吸音材56を
配置したものである。その他の構成は上記の第9の実施
の形態と同様である。
作用効果は、以下の通りである。すなわち、本実施の形
態では、タンク側面3と遮音板7との間の空間を、仕切
り55により分割することにより、定在波20の発生を
防止することができる。従って、遮音板7とタンク側面
3の間の空間の騒音レベルを、さらに低く抑えることが
でき、隙間22,33を開口したままでも十分な遮音性
能を得ることが可能となる。
を、図14を参照して以下に説明する。なお、図14は
本実施の形態の静止誘導電器の側面図である。すなわ
ち、本実施の形態は、第1の弾性要素25を配置したこ
とにより生じた隙間22の内側に吸音材58を配置し、
第2の弾性要素26を設けたことにより生じた隙間33
の内側に吸音材59を配置したものである。その他の構
成は、上記の第9の実施の形態と同様である。
作用効果は、以下の通りである。すなわち、本実施の形
態によれば、隙間22,33からの音漏れを、吸音材5
8,59により低減することができる。従って、遮音性
能を更に高めることが可能となる。
はなく、各部材の数、材質、形状等は適宜変更可能であ
る。例えば、上記の実施の形態における遮音板7の枚数
は、3枚に限定する必然性はなく、タンク側面3の大き
さに合わせて任意に変更可能である。また、シール材料
27,28は、上記の実施の形態に示した性質が満足さ
れれば、その材料と形状は任意であり、ゴム製のシー
ト、箔状に成形した鉛などの金属や、隙間に直接埋め込
む充填材等であってもよい。
通支持部材31は、タンク側面3に沿って取り付けたビ
ーム状の部材であれば、その断面形状、タンク側面3と
の接合方法は任意に変更可能である。
高い振動絶縁性能と騒音低減性能を持ちつつ、製作工数
が少なく、耐震性能が高い静止誘導電器を提供すること
ができる。
す透視側面図である。
す透視側面図である。
す透視側面図である。
す正面図である。
す平面図である。
す透視側面図である。
示す透視側面図である。
示す透視側面図である。
示す透視側面図である。
を示す透視側面図である。
を示す透視側面図である。
る。
の一例を示す正面図である。
である。
面図である。
音材 45,55…仕切り
Claims (11)
- 【請求項1】 静止誘導電器本体を収容したタンク側面
の上下に、上部支持点及び下部支持点が取り付けられ、
前記上部支持点と前記下部支持点との間のタンク側面外
面を覆う位置に、複数の遮音板が取り付けられ、前記遮
音板と前記上部支持点及び前記下部支持点との間に、そ
れぞれ弾性要素が配置された静止誘導電器において、 水平面の一辺側がタンク側面側に取り付けられ、対向す
る他辺側が下方に且つタンク側面と平行な方向に屈曲さ
れた上部共通支持部材を有し、 前記上部支持点は、前記上部共通支持部材の内側に設け
られていることを特徴とする静止誘導電器。 - 【請求項2】 前記遮音板の下端が、前記タンクが設置
された基礎の近傍に配置され、 前記遮音板の下端と前記基礎との隙間に、シール材料が
設けられていることを特徴とする請求項1記載の静止誘
導電器。 - 【請求項3】 前記タンク側面に、ビーム状の下部共通
支持部材の一端が取り付けられ、 前記下部共通支持部材の他端には、複数の前記遮音板の
下部支持点が設けられていることを特徴とする請求項2
記載の静止誘導電器。 - 【請求項4】 前記タンク側面と前記遮音板との間の空
間に、吸音材が配置されていることを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1項に記載の静止誘導電器。 - 【請求項5】 前記タンク側面と前記遮音板との間の空
間が仕切りにより分割され、 前記吸音材が、前記分割された空間毎に配置されている
ことを特徴とする請求項4記載の静止誘導電器。 - 【請求項6】 静止誘導電器本体を収容したタンク側面
の上下に、上部支持点及び下部支持点が取り付けられ、
前記上部支持点と前記下部支持点との間のタンク側面外
面を覆う位置に、複数の遮音板が取り付けられ、前記遮
音板と前記上部支持点及び前記下部支持点との間に、そ
れぞれ弾性要素が配置された静止誘導電器において、 前記タンク側面と前記遮音板との間の空間に、吸音材が
配置されていることを特徴とする静止誘導電器。 - 【請求項7】 前記タンク側面と前記遮音板との間の空
間が、仕切りにより分割され、 前記吸音材が、前記分割された空間毎に配置されている
ことを特徴とする請求項6記載の静止誘導電器。 - 【請求項8】 前記弾性要素近傍における前記タンク側
面と前記遮音板との間の隙間の内側に、吸音材が配置さ
れていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項
に記載の静止誘導電器。 - 【請求項9】 前記弾性要素近傍における前記タンク側
面と前記遮音板との間の隙間に、シール材料が配置され
ていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に
記載の静止誘導電器。 - 【請求項10】 隣接する前記遮音板同士が、互いに連
結されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
1項に記載の静止誘導電器。 - 【請求項11】 前記タンクの角部において直交する前
記遮音板同士が、互いに連結されていることを特徴とす
る請求項10記載の静止誘導電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10245946A JP2000077238A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 静止誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10245946A JP2000077238A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 静止誘導電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000077238A true JP2000077238A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17141218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10245946A Pending JP2000077238A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 静止誘導電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000077238A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009076523A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Toshiba Corp | 防音パネルおよび防音壁 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP10245946A patent/JP2000077238A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009076523A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Toshiba Corp | 防音パネルおよび防音壁 |
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