JP2000077256A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

金属化フィルムコンデンサ

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JP2000077256A
JP2000077256A JP10246683A JP24668398A JP2000077256A JP 2000077256 A JP2000077256 A JP 2000077256A JP 10246683 A JP10246683 A JP 10246683A JP 24668398 A JP24668398 A JP 24668398A JP 2000077256 A JP2000077256 A JP 2000077256A
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metallized
plastic film
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JP10246683A
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Ichiji Sato
一司 佐藤
Tatsuo Abe
達雄 阿部
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Lincstech Circuit Co Ltd
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Hitachi AIC Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温使用環境下においても静電容量,誘電正
接(%)の劣化等の故障が生じることのない金属化フィ
ルムコンデンサを提供すること。 【解決手段】 コンデンサ素子4の端面5及び6に第1
メタリコン層7及び8組成をSn,Cu,Sb,Si等
の材料より形成し、さらに第2メタリコン層9及び10
組成をCu,Sb,P,Si等の材料より形成し、これ
によって、誘電正接(tanδ%)、接続信頼性の劣化を
防ぐことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属化フィルムコ
ンデンサにおける外部電極になるメタリコン層構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高精度化及び高機能化のため
に、最近電子部品の小形化率が大幅に上がっている。コ
ンデンサもこの列にもれず、小形化率が急速に開発され
ているが、しかし、金属化フィルムコンデンサの場合、
素子19の端面20及び21にメタリコン層22及び2
3を形成しているがこれに引出し線26及び27を接合
するのにはんだ付け26及び27によるがこの際に生ず
る熱量により電気的な特性劣化や素子19変形等の問題
を保有していた。
【0003】以下、従来の技術の製造工程について、図
2に基づき説明する。
【0004】まず、誘電体であるプラスチックフィルム
16(ポリプロピレンフィルム)に亜鉛17の金属を蒸
着して、金属薄膜を形成し、この金属薄膜を内部電極2
5とした金属化プラスチックフィルムを用い、この金属
化プラスチックフィルムを複数重ね合せ巻回したものを
素子19とし、この素子19の端面20及び21に1.
6mmφ亜鉛メタリコンを電気溶射吹付け、メタリコン層
22及び23を形成し、このメタリコン層22及び23
に生じている突起やバリ等を除去して素子含浸後、この
素子に付着している含浸剤ワックスを除去し、このメタ
リコン層22及び23に引出し線28及び29をはんだ
付け24及び25接合する。
【0005】次いで、耐湿性及び一般電気特性を保持す
るため、外装材料(アルミ,ブリキ,樹脂ケース)を用
い、被覆・格納してなる従来の技術に係る金属化フィル
ムコンデンサ30を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術においては、メタリコン電極部において、高
温下の高周波高電圧においても電気的な接続信頼性に問
題点を有していた。
【0007】その第1としては、前記メタリコン層22
及び23の形成に亜鉛メタリコンを用いた場合には、周
囲の大気中水分と反応して、亜鉛金属が溶け出す恐れが
あり、前記誘電体であるプラスチックフィルム1の表面
に形成した蒸着金属薄膜との接続不具合が生じ、誘電正
接(tanδ%)の上昇、さらには断線故障を起す等の問
題をもつため、高い電気的な接続信頼性を確保すること
が困難であった(図3参照のこと。)。
【0008】その第2としては、前記メタリコン層22
及び23の形成において、鉛メタリコンを用いると、蒸
着金属である亜鉛17に対して高い接続性が得られな
く、また正常な誘電正接特性も得られなく、さらに急速
充放電に極めて弱いという欠点を有していた(図5参照
のこと。)。
【0009】本発明の目的は、上述の欠点を改良し、耐
熱性,耐湿性及び高い電気的な接続信頼性を実現できる
金属化フィルムコンデンサ15を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、プラスチックフィルム(例えばPE
T)の表面に亜鉛2またはアルミニウム蒸着してなる内
部電極12を形成し得た金属化プラスチックフィルム
(例えばMPET)を用い、この金属化プラスチックフ
ィルムを複数重ね合せ、巻回した後にシール用フィルム
3(PET)を重ね巻回して素子4とし、この素子4の
端面5及び6に外部電極である第1メタリコン層7及び
8の材料の組成が、Snを80%以上,Cuを4〜6%
範囲,Sbを2〜4%範囲,Siを3%以上含むからな
る材料で構成された前記第1メタリコン層7及び8を設
け得、この上に第2メタリコン層9及び10を形成する
ことによって、高温下で高周波特性においても電気的な
接続信頼性に優れ、さらに安全性の高い金属化フィルム
コンデンサ15を実現しようとするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の外部電極を電気溶射吹付
け法により形成した第1メタリコン層7及び8の材料
は、Sn80%以上,Cu4〜6%,Sb2〜4%,S
iを3%以上からなる物質にて構成され、この構成材料
は、Zn,Pd金属合金を含有しなく、この材料融点
は、233〜348℃程であり、前記プラスチックフィ
ルム1のポリエチレンテレフタレート(PET)の融点
は、約263℃程である。
【0012】また、前記第1メタリコン層7及び8の上
に電気溶射吹付け法により形成した第2メタリコン層9
及び10の材料は、Cu89%以上,Sn6〜7.0
%,P0.04〜0.09%,Si3%以上からなる物
質にて構成され、この構成材料には、Zn,Pd金属合
金を含有しないものである。
【0013】従って、上述の第1メタリコン層7及び8
と第2メタリコン層9及び10をコンデンサ素子11の
端面5及び6に外部電極として構成することにより、耐
湿性及び電気的な特性劣化を防止することを実現しよう
とするものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す、図1,図2,
図3,図4及び図5等に基づいて具体的に説明する。
【0015】(実施例1)まず、図1に示すように、厚
み10μm以下程のプラスチックフィルム1(例えばP
ET)に亜鉛2またはアルミニウム金属を蒸着して金属
薄膜を形成しこれを内部電極12とした金属化プラスチ
ックフィルム(例えばMPET)を用い、この金属化プ
ラスチックフィルムを複数互いにずらし自動巻取機(日
立エーアイシー(株)製商品名AW型)により巻回後、
これにシール用フィルム(例えばPET)3を挿入巻回
して素子4を形成後、この素子4の端面5及び6に電気
溶射吹付け法で第1メタリコン層7及び8を形成し、こ
の第1メタリコン層7及び8の上に電気溶射吹付け法に
より第2メタリコン層9及び10を形成してコンデンサ
素子11を得る。
【0016】また、前記素子4の端面5及び6にSn8
0%以上,Cu4〜6%,Sb2〜4%,Si3%以上
からなる材料、直径1.2mmの線を用い電気マーク溶射
方法によって、素子4の端面5及び6に第1メタリコン
層7及び8を形成する。
【0017】さらに、電気アーク溶射条件としては、印
加電圧20〜40V.D.C,吹付空気圧力4〜6kg/
平方センチメートル,流量1.5〜1.7立方メートル
/分,線の送り40〜60mm/秒,溶射距離150〜2
50mm,溶射速度45〜55mm/秒とする。
【0018】次いで前記第1メタリコン層7及び8の上
に直径1.6mmでメタリコン材料,Cu80%以上,S
b6〜7.0%,P0.04〜0.9%,Si3%以上
からなる材料を用い、第2メタリコン層9及び10を形
成する。またこの電気アーク溶射条件としては、前記第
1メタリコン層7及び8形成と同一条件であり、線径は
1.6mmを用いる。
【0019】次いで、前記コンデンサ素子11のメタリ
コン突起部を除去し、電圧処理を施した後ワックス(例
えばMC.MAX)を用い真空加圧含浸した後に、機械
的に余剰なワックスを除去しコンデンサ素子11含浸品
が形成される。
【0020】次いで、前記コンデンサ素子11含浸品の
第2メタリコン層9及び10の面上を機械的に平滑に仕
上する。
【0021】次いで、前記コンデンサ素子11含浸品の
第2メタリコン層9及び10の上に引出し線13A及び
13Bを所定位置に仮設して、熱量200〜300℃範
囲で、はんだ付け12A及び12Bを施し、しかる後に
外包材料(アルミ,ブリキ,プラスチックケース)にお
いて被覆格納して本発明の金属化フィルムコンデンサ1
5が得られるものである。
【0022】次いで、図3に示すように、従来品30と
本発明品15の周波数特性に対する誘電正接(%)を示
すもので、特に周波数1KHzにおいて、顕著に有意差
が比較でき約0.1%程改良された本発明の金属化フィ
ルムコンデンサ15を得られるものである。
【0023】次いで、図4に示すように、コンデンサ素
子11の第2メタリコン層9及び10上に引出し線13
A及び13Bを仮設して、はんだ付け12A及び12B
を施す際にこの熱量が第2メタリコン層9及び10,第
1メタリコン層7及び8へ伝導に対する誘電正接(%)
を示すもので、本発明品15においては、初期値が温度
270℃に変化しても殆ど上昇しなく、従来品30は、
メタリコン層22及び23が発熱し、約0.6%以上に
上昇し暴走状態になり断線に到るものである。
【0024】次いで、図5に示すように、本発明品15
と従来品30の充放電回数に対する誘電正接(%)を示
すもので、特に充放電回数30回程に到ると従来品30
においては、約0.5%以上に上昇しその後の充放電回
数にあって、メタリコン層22及び23にクラックが生
じ、断線故障に到るものであり、これに比較し、本発明
品15にあっては、約200回数になっても初期値0.
4%と殆ど変化なく一定値を示すものである。
【0025】
【発明の効果】(1)本発明の金属化フィルムコンデン
サ15によれば、コンデンサ素子11を構成する第1メ
タリコン層7及び8、第2メタリコン層9及び10の材
料組成を改良したことによって周波数特性の1KHzに
て従来例よりも約0.1%誘電正接が向上し、また高温
下200〜270℃にても誘電正接0.4%の初期値と
殆ど同一に改良され、さらに、充放電回数0〜200回
数においても初期値(0.4%)と殆ど同一な誘電正接
(%)が得られ、産業上寄与する効果は極めて大きいも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のコンデンサ素子を示す断面
図。
【図2】従来の技術に係る従来例のコンデンサ素子を示
す断面図。
【図3】周波数に対する誘電正接(%)を示す図。
【図4】はんだ付け温度に対する誘電正接(%)を示す
図。
【図5】充放電回数(回)に対する誘電正接(%)を示
す図。
【符号の説明】
1…プラスチックフィルム 2…亜鉛(Zn)またはア
ルミニウム 3…シール用フィルム(PET) 4…素子 5,6…端
面 7,8…第1メタリコン層 9,10…第2メタリコン
層 11…コンデンサ素子 12…内部電極 12A,12B
…はんだ付け 13A,13B…引出し線 15…本発明の金属化フィ
ルムコンデンサ 16…プラスチックフィルム 17…亜鉛(Zn) 18…シール用フィルム(PPS) 19…素子 20,
21…端面 22,23…メタリコン層 24…コンデンサ素子 25
…内部電極 26,27…はんだ付け 28,29…引出し線 30…従来技術に係る金属化フィルムコンデンサ 整理番号p2465
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E082 AB04 BC30 EE07 EE24 EE25 EE37 FF18 FG06 FG36 FH05 FH18 GG04 HH01 HH06 HH22 HH43 HH47 JJ04 JJ05 JJ12 JJ13 JJ15 JJ22 JJ27 MM23 PP03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルム(1)の表面に亜
    鉛(2)またはアルミニウム蒸着してなる内部電極(1
    2)を形成し得た金属化プラスチックフィルムを用い、
    この金属化プラスチックフィルムを複数重ね合せ、巻回
    した後にシール用フィルム(3)を重ね巻回して素子
    (4)とし、この素子(4)の端面(5)及び(6)に
    外部電極である第1メタリコン層(7)及び(8)の材
    料の組成が、Sn80%以上,Cuを4〜6%範囲,S
    bを2〜4%範囲,Siを3%以上含むからなる材料で
    構成された前記第1メタリコン層(7)及び(8)を設
    け得、この上に第2メタリコン層(9)及び(10)を
    形成することを特徴とする、本発明の金属化フィルムコ
    ンデンサ(15)。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2メタリコン
    層(9)及び(10)の材料の組成が、Sbを6.0〜
    7.0%範囲,Siを3%以上,Pを0.04〜0.0
    9%範囲,Cuを80.0%以上含む第2メタリコン層
    (9)及び(10)を設けることを特徴とする、本発明
    の金属化フィルムコンデンサ(15)。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044618A (ja) * 2009-08-22 2011-03-03 Nichicon Corp 電極箔型フィルムコンデンサ

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JP2011044618A (ja) * 2009-08-22 2011-03-03 Nichicon Corp 電極箔型フィルムコンデンサ

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