JP2000077336A - 半導体成長用基板およびその製造方法ならびに半導体装置 - Google Patents
半導体成長用基板およびその製造方法ならびに半導体装置Info
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- JP2000077336A JP2000077336A JP24348698A JP24348698A JP2000077336A JP 2000077336 A JP2000077336 A JP 2000077336A JP 24348698 A JP24348698 A JP 24348698A JP 24348698 A JP24348698 A JP 24348698A JP 2000077336 A JP2000077336 A JP 2000077336A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 一主面がIII−V族窒化物系半導体からな
る基板上に無機マスクを用い横方向エピタキシャル成長
をさせる際、成長層を薄くでき、マスクエッジ部の形状
が成長層の欠陥伝搬方向に影響を与えず、成長層とマス
ク間に空隙発生の確率が極く低い半導体成長用基板とそ
の製造方法、及びこの基板を用いた半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 サファイア基板1上にGaN層2を成長
させ、その表面に無機マスク3をGaN層表面が実質平
坦になるよう形成し、半導体成長用基板とする。無機マ
スク3はGaN層2にSiとOまたはNをイオン注入後
加熱するか、GaN層2にSiをイオン注入後、Oまた
はNを含む雰囲気中で加熱するか、GaN層上にSi膜
を選択的に形成後Si膜を酸化または窒化することによ
り形成される。この基板上にGaN層を横方向エピタキ
シャル成長させ、その上に素子層を成長させてGaN系
半導体レーザなどの半導体装置を製造する。
る基板上に無機マスクを用い横方向エピタキシャル成長
をさせる際、成長層を薄くでき、マスクエッジ部の形状
が成長層の欠陥伝搬方向に影響を与えず、成長層とマス
ク間に空隙発生の確率が極く低い半導体成長用基板とそ
の製造方法、及びこの基板を用いた半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 サファイア基板1上にGaN層2を成長
させ、その表面に無機マスク3をGaN層表面が実質平
坦になるよう形成し、半導体成長用基板とする。無機マ
スク3はGaN層2にSiとOまたはNをイオン注入後
加熱するか、GaN層2にSiをイオン注入後、Oまた
はNを含む雰囲気中で加熱するか、GaN層上にSi膜
を選択的に形成後Si膜を酸化または窒化することによ
り形成される。この基板上にGaN層を横方向エピタキ
シャル成長させ、その上に素子層を成長させてGaN系
半導体レーザなどの半導体装置を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体成長用基板
およびその製造方法ならびに半導体装置に関し、特に、
窒化物系III−V族化合物半導体を用いた半導体レー
ザや発光ダイオードあるいは電子走行素子などに適用し
て好適なものである。
およびその製造方法ならびに半導体装置に関し、特に、
窒化物系III−V族化合物半導体を用いた半導体レー
ザや発光ダイオードあるいは電子走行素子などに適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体層のエピタキシャル成長におい
て、半導体層中の欠陥密度を減少させるために、横方向
エピタキシャル成長(Epitaxial Lateral Overgrowth,
ELO)法と呼ばれる成長技術が知られており(例え
ば、J.Jpn.Appl.Phys.,vol.28,no.3,pp.L337-339,198
9)、GaNの成長に適用する試みが行われている(例え
ば、日本学術振興会短波長光デバイス第162委員会第
7回研究会および光電相互変換第125委員会第160
回研究会の合同研究会資料(平成9年9月26日)、p
p.18−24)。この横方向エピタキシャル成長法に
おいては、成長させる半導体層の欠陥密度を下げるため
に、基板上にSiO2 膜などからなる無機マスクを形成
した後、その上に半導体層を成長させる。
て、半導体層中の欠陥密度を減少させるために、横方向
エピタキシャル成長(Epitaxial Lateral Overgrowth,
ELO)法と呼ばれる成長技術が知られており(例え
ば、J.Jpn.Appl.Phys.,vol.28,no.3,pp.L337-339,198
9)、GaNの成長に適用する試みが行われている(例え
ば、日本学術振興会短波長光デバイス第162委員会第
7回研究会および光電相互変換第125委員会第160
回研究会の合同研究会資料(平成9年9月26日)、p
p.18−24)。この横方向エピタキシャル成長法に
おいては、成長させる半導体層の欠陥密度を下げるため
に、基板上にSiO2 膜などからなる無機マスクを形成
した後、その上に半導体層を成長させる。
【0003】従来、この横方向エピタキシャル成長法に
おいて用いられる無機マスクの形成は、次のようにして
行われていた。すなわち、まず、基板上に化学気相成長
(CVD)法により例えばSiO2 膜を成膜する。この
SiO2 膜の厚さは、通常、0.1μm以上である。次
に、このSiO2 膜上にフォトリソグラフィーにより所
定形状のレジストパターンを形成する。次に、このレジ
ストパターンをマスクとしてSiO2 膜をドライエッチ
ング法またはウエットエッチング法によりエッチングし
た後、レジストパターンを除去する。これによって、無
機マスクが形成される。
おいて用いられる無機マスクの形成は、次のようにして
行われていた。すなわち、まず、基板上に化学気相成長
(CVD)法により例えばSiO2 膜を成膜する。この
SiO2 膜の厚さは、通常、0.1μm以上である。次
に、このSiO2 膜上にフォトリソグラフィーにより所
定形状のレジストパターンを形成する。次に、このレジ
ストパターンをマスクとしてSiO2 膜をドライエッチ
ング法またはウエットエッチング法によりエッチングし
た後、レジストパターンを除去する。これによって、無
機マスクが形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
層の欠陥密度を下げるための無機マスクとしてSiO2
膜を用いる上述の従来の横方向エピタキシャル成長法で
は、少なくともSiO2膜の厚さの分だけは余計に半導
体層を成長させなければならないため、成長時間が余計
にかかり、特に半導体層の成長速度が遅い場合は不利で
ある。
層の欠陥密度を下げるための無機マスクとしてSiO2
膜を用いる上述の従来の横方向エピタキシャル成長法で
は、少なくともSiO2膜の厚さの分だけは余計に半導
体層を成長させなければならないため、成長時間が余計
にかかり、特に半導体層の成長速度が遅い場合は不利で
ある。
【0005】また、SiO2 膜からなる無機マスクのエ
ッジ部分のエッチング形状(特に、角度)は、横方向エ
ピタキシャル成長法により成長される半導体層における
欠陥の伝搬方向に影響を与えるため、厳密な制御を行う
必要があるが、これは実際上極めて困難である。
ッジ部分のエッチング形状(特に、角度)は、横方向エ
ピタキシャル成長法により成長される半導体層における
欠陥の伝搬方向に影響を与えるため、厳密な制御を行う
必要があるが、これは実際上極めて困難である。
【0006】さらに、無機マスクを構成するSiO2 膜
は基板上にCVD法により成膜されたものであるので、
基板表面にはこのSiO2 膜の厚さ分の高さの段差が存
在する。このため、この基板上に横方向エピタキシャル
成長を行う際に、成長する半導体層と無機マスクとの間
に空隙(ボイド)が生じるおそれがあり、好ましくな
い。
は基板上にCVD法により成膜されたものであるので、
基板表面にはこのSiO2 膜の厚さ分の高さの段差が存
在する。このため、この基板上に横方向エピタキシャル
成長を行う際に、成長する半導体層と無機マスクとの間
に空隙(ボイド)が生じるおそれがあり、好ましくな
い。
【0007】したがって、この発明の目的は、少なくと
も一主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる
基板上に無機マスクを用いて横方向エピタキシャル成長
を行う場合に、成長層の厚さを薄くすることができ、無
機マスクのエッジ部分の形状が成長層における欠陥の伝
搬方向に影響を与える問題がなく、しかも成長層と無機
マスクとの間に空隙が生じるおそれが非常に少ない半導
体成長用基板およびその製造方法ならびにこの半導体成
長用基板を用いた半導体装置を提供することにある。
も一主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる
基板上に無機マスクを用いて横方向エピタキシャル成長
を行う場合に、成長層の厚さを薄くすることができ、無
機マスクのエッジ部分の形状が成長層における欠陥の伝
搬方向に影響を与える問題がなく、しかも成長層と無機
マスクとの間に空隙が生じるおそれが非常に少ない半導
体成長用基板およびその製造方法ならびにこの半導体成
長用基板を用いた半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の発明は、少なくとも一主面が窒化
物系III−V族化合物半導体からなる基板の一主面
に、横方向エピタキシャル成長用マスクとしての無機マ
スクが、一主面が実質的に平坦な状態で設けられている
ことを特徴とする半導体成長用基板である。
に、この発明の第1の発明は、少なくとも一主面が窒化
物系III−V族化合物半導体からなる基板の一主面
に、横方向エピタキシャル成長用マスクとしての無機マ
スクが、一主面が実質的に平坦な状態で設けられている
ことを特徴とする半導体成長用基板である。
【0009】この発明の第2の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンおよび酸素を選択的に導入した後、基
板を加熱してシリコンと酸素とを反応させることにより
一主面に酸化シリコンを選択的に形成するようにしたこ
とを特徴とする半導体成長用基板の製造方法である。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンおよび酸素を選択的に導入した後、基
板を加熱してシリコンと酸素とを反応させることにより
一主面に酸化シリコンを選択的に形成するようにしたこ
とを特徴とする半導体成長用基板の製造方法である。
【0010】この発明の第3の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を少なく
とも酸素を含む雰囲気中において加熱してシリコンと酸
素とを反応させることにより基板の一主面に酸化シリコ
ンを選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導
体成長用基板の製造方法である。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を少なく
とも酸素を含む雰囲気中において加熱してシリコンと酸
素とを反応させることにより基板の一主面に酸化シリコ
ンを選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導
体成長用基板の製造方法である。
【0011】この発明の第4の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を酸素プ
ラズマ処理してシリコンと酸素とを反応させることによ
り基板の一主面に酸化シリコンを選択的に形成するよう
にしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法で
ある。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を酸素プ
ラズマ処理してシリコンと酸素とを反応させることによ
り基板の一主面に酸化シリコンを選択的に形成するよう
にしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法で
ある。
【0012】この発明の第5の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンおよび窒素を選択的に導入した後、基
板を加熱してシリコンと窒素とを反応させることにより
基板の一主面に窒化シリコンを選択的に形成するように
したことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法であ
る。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンおよび窒素を選択的に導入した後、基
板を加熱してシリコンと窒素とを反応させることにより
基板の一主面に窒化シリコンを選択的に形成するように
したことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法であ
る。
【0013】この発明の第6の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を少なく
とも窒素を含む雰囲気中において加熱してシリコンと窒
素とを反応させることにより基板の一主面に窒化シリコ
ンを選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導
体成長用基板の製造方法である。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を少なく
とも窒素を含む雰囲気中において加熱してシリコンと窒
素とを反応させることにより基板の一主面に窒化シリコ
ンを選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導
体成長用基板の製造方法である。
【0014】この発明の第7の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を窒素プ
ラズマ処理してシリコンと窒素とを反応させることによ
り基板の一主面に窒化シリコンを選択的に形成するよう
にしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法で
ある。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面にシリコンを選択的に導入した後、基板を窒素プ
ラズマ処理してシリコンと窒素とを反応させることによ
り基板の一主面に窒化シリコンを選択的に形成するよう
にしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法で
ある。
【0015】この発明の第8の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を少
なくとも酸素を含む雰囲気中において加熱してシリコン
膜のシリコンと酸素とを反応させることにより基板の一
主面に酸化シリコン膜を選択的に形成するようにしたこ
とを特徴とする半導体成長用基板の製造方法である。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を少
なくとも酸素を含む雰囲気中において加熱してシリコン
膜のシリコンと酸素とを反応させることにより基板の一
主面に酸化シリコン膜を選択的に形成するようにしたこ
とを特徴とする半導体成長用基板の製造方法である。
【0016】この発明の第9の発明は、少なくとも一主
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を酸
素プラズマ処理してシリコン膜のシリコンと酸素とを反
応させることにより基板の一主面に酸化シリコン膜を選
択的に形成するようにしたことを特徴とする半導体成長
用基板の製造方法である。
面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板の
一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を酸
素プラズマ処理してシリコン膜のシリコンと酸素とを反
応させることにより基板の一主面に酸化シリコン膜を選
択的に形成するようにしたことを特徴とする半導体成長
用基板の製造方法である。
【0017】この発明の第10の発明は、少なくとも一
主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板
の一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を
少なくとも窒素を含む雰囲気中において加熱してシリコ
ン膜のシリコンと窒素とを反応させることにより基板の
一主面に窒化シリコン膜を選択的に形成するようにした
ことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法である。
主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板
の一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を
少なくとも窒素を含む雰囲気中において加熱してシリコ
ン膜のシリコンと窒素とを反応させることにより基板の
一主面に窒化シリコン膜を選択的に形成するようにした
ことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法である。
【0018】この発明の第11の発明は、少なくとも一
主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板
の一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を
窒素プラズマ処理してシリコン膜のシリコンと窒素とを
反応させることにより基板の一主面に窒化シリコン膜を
選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導体成
長用基板の製造方法である。
主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなる基板
の一主面上にシリコン膜を選択的に形成した後、基板を
窒素プラズマ処理してシリコン膜のシリコンと窒素とを
反応させることにより基板の一主面に窒化シリコン膜を
選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導体成
長用基板の製造方法である。
【0019】この発明の第12の発明は、少なくとも一
主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなり、一
主面に横方向エピタキシャル成長用マスクとしての無機
マスクが一主面が実質的に平坦な状態で設けられている
基板と、基板の一主面上に横方向エピタキシャル成長さ
れた窒化物系III−V族化合物半導体層とを有するこ
とを特徴とする半導体装置である。
主面が窒化物系III−V族化合物半導体からなり、一
主面に横方向エピタキシャル成長用マスクとしての無機
マスクが一主面が実質的に平坦な状態で設けられている
基板と、基板の一主面上に横方向エピタキシャル成長さ
れた窒化物系III−V族化合物半導体層とを有するこ
とを特徴とする半導体装置である。
【0020】この発明において、半導体成長用基板は、
典型的には窒化物系III−V族化合物半導体の成長に
用いられるが、その他の半導体の成長に用いてもよい。
典型的には窒化物系III−V族化合物半導体の成長に
用いられるが、その他の半導体の成長に用いてもよい。
【0021】この発明において、窒化物系III−V族
化合物半導体は、Ga、Al、InおよびBからなる群
より選ばれた少なくとも一種のIII族元素と、少なく
ともNを含み、場合によってさらにAsまたはPを含む
V族元素とからなる。この窒化物系III−V族化合物
半導体は典型的にはGaを含むものであり、具体的に
は、例えば、GaN、AlGaN、GaInN、AlG
aInNなどである。
化合物半導体は、Ga、Al、InおよびBからなる群
より選ばれた少なくとも一種のIII族元素と、少なく
ともNを含み、場合によってさらにAsまたはPを含む
V族元素とからなる。この窒化物系III−V族化合物
半導体は典型的にはGaを含むものであり、具体的に
は、例えば、GaN、AlGaN、GaInN、AlG
aInNなどである。
【0022】この発明において、基板は、典型的には、
サファイア(単結晶Al2 O3 )基板などの上に単結晶
の窒化物系III−V族化合物半導体層、例えば単結晶
GaN層を成長させたものである。また、この基板は、
十分に厚い窒化物系III−V族化合物半導体層、例え
ばGaN層からなるものであってもよい。
サファイア(単結晶Al2 O3 )基板などの上に単結晶
の窒化物系III−V族化合物半導体層、例えば単結晶
GaN層を成長させたものである。また、この基板は、
十分に厚い窒化物系III−V族化合物半導体層、例え
ばGaN層からなるものであってもよい。
【0023】この発明の第1および第12の発明におい
て、「一主面が実質的に平坦」とは、無機マスクの表面
が基板の一主面と同一平面内にある場合のほか、無機マ
スクの表面が基板の一主面と異なる高さにあるが、この
無機マスクの表面と基板の一主面との高さの差が、横方
向エピタキシャル成長を行う際に成長層と無機マスクと
の間に空隙が生じない値以下である場合も含むことを意
味する。この無機マスクの表面と基板の一主面との高さ
の差は、成長層の材料、無機マスクの材料、無機マスク
の開口部の幅などによって異なることもあるが、例え
ば、50nm以下、好適には30nm以下、より好適に
は10nm以下である。
て、「一主面が実質的に平坦」とは、無機マスクの表面
が基板の一主面と同一平面内にある場合のほか、無機マ
スクの表面が基板の一主面と異なる高さにあるが、この
無機マスクの表面と基板の一主面との高さの差が、横方
向エピタキシャル成長を行う際に成長層と無機マスクと
の間に空隙が生じない値以下である場合も含むことを意
味する。この無機マスクの表面と基板の一主面との高さ
の差は、成長層の材料、無機マスクの材料、無機マスク
の開口部の幅などによって異なることもあるが、例え
ば、50nm以下、好適には30nm以下、より好適に
は10nm以下である。
【0024】この発明の第1および第12の発明におい
て、無機マスクは、典型的には、基板の改質層、具体的
には、例えば、基板を構成する窒化物系III−V族化
合物半導体と酸化シリコン(SiOx )、窒化シリコン
(SiNx )またはこれらの両者とが混合したものから
なる。あるいは、この無機マスクは、基板の一主面上に
選択的に形成されたシリコン膜を酸化または窒化するこ
とにより少なくともその表面に形成された酸化シリコン
膜または窒化シリコン膜からなるものであってもよい。
また、この無機マスクの厚さは、この半導体成長用基板
上に横方向エピタキシャル成長を行うのに必要な成長の
選択性が得られる範囲内で自由に選ぶことができ、この
無機マスクを構成する膜の膜質が良好であれば、1原子
層ないし数原子層の厚さで足りる場合もあり得る。
て、無機マスクは、典型的には、基板の改質層、具体的
には、例えば、基板を構成する窒化物系III−V族化
合物半導体と酸化シリコン(SiOx )、窒化シリコン
(SiNx )またはこれらの両者とが混合したものから
なる。あるいは、この無機マスクは、基板の一主面上に
選択的に形成されたシリコン膜を酸化または窒化するこ
とにより少なくともその表面に形成された酸化シリコン
膜または窒化シリコン膜からなるものであってもよい。
また、この無機マスクの厚さは、この半導体成長用基板
上に横方向エピタキシャル成長を行うのに必要な成長の
選択性が得られる範囲内で自由に選ぶことができ、この
無機マスクを構成する膜の膜質が良好であれば、1原子
層ないし数原子層の厚さで足りる場合もあり得る。
【0025】この発明の第2〜第7の発明において、基
板の一主面へのシリコン、酸素または窒素の導入には、
イオン注入法、イオンクラスタービーム法、プラズマド
ーピング法などを用いることができる。
板の一主面へのシリコン、酸素または窒素の導入には、
イオン注入法、イオンクラスタービーム法、プラズマド
ーピング法などを用いることができる。
【0026】この発明の第3または第8の発明におい
て、酸素を含む雰囲気としては、O2を含む雰囲気のほ
か、O3 (オゾン)を含む雰囲気を用いてもよい。
て、酸素を含む雰囲気としては、O2を含む雰囲気のほ
か、O3 (オゾン)を含む雰囲気を用いてもよい。
【0027】この発明の第8〜第11の発明において、
シリコン膜は、基本的には結晶性を問わないが、典型的
には、非晶質または多結晶である。このシリコン膜の厚
さは、このシリコン膜のシリコンと酸素または窒素との
反応により、基板の一主面に横方向エピタキシャル成長
用の無機マスクとして必要な厚さの酸化シリコン膜また
は窒化シリコン膜を形成することができ、かつ、この酸
化シリコン膜または窒化シリコン膜の基板の一主面から
の高さが、横方向エピタキシャル成長を行う際に成長層
と無機マスクとの間に空隙が生じない厚さに選ばれ、通
常は無機マスクとして従来より用いられているSiO2
膜に比べてかなり薄くて済む。具体的には、このシリコ
ン膜の厚さは、例えば、1原子層分の厚さ以上で、50
nm以下、好適には30nm以下、より好適には10n
m以下に選ばれる。
シリコン膜は、基本的には結晶性を問わないが、典型的
には、非晶質または多結晶である。このシリコン膜の厚
さは、このシリコン膜のシリコンと酸素または窒素との
反応により、基板の一主面に横方向エピタキシャル成長
用の無機マスクとして必要な厚さの酸化シリコン膜また
は窒化シリコン膜を形成することができ、かつ、この酸
化シリコン膜または窒化シリコン膜の基板の一主面から
の高さが、横方向エピタキシャル成長を行う際に成長層
と無機マスクとの間に空隙が生じない厚さに選ばれ、通
常は無機マスクとして従来より用いられているSiO2
膜に比べてかなり薄くて済む。具体的には、このシリコ
ン膜の厚さは、例えば、1原子層分の厚さ以上で、50
nm以下、好適には30nm以下、より好適には10n
m以下に選ばれる。
【0028】この発明の第12の発明において、半導体
装置は、窒化物系III−V族化合物半導体を用いたも
のであれば基本的にはどのようなものであってもよい
が、具体的には、半導体レーザや発光ダイオードなどの
半導体発光素子、あるいは、GaN系FETなどの電子
走行素子である。
装置は、窒化物系III−V族化合物半導体を用いたも
のであれば基本的にはどのようなものであってもよい
が、具体的には、半導体レーザや発光ダイオードなどの
半導体発光素子、あるいは、GaN系FETなどの電子
走行素子である。
【0029】上述のように構成されたこの発明の第1お
よび第12の発明によれば、横方向エピタキシャル成長
用マスクとしての無機マスクが、基板の一主面が実質的
に平坦な状態で設けられていることにより、従来のよう
にCVD法により成膜されたSiO2 膜を無機マスクと
して用いる場合における問題が一挙に解決される。すな
わち、無機マスクの厚さ分だけ余計に成長を行う必要が
なくなるか、余計に成長を行う必要があるにしても少し
で済むので、成長層の厚さを薄くすることができ、ま
た、無機マスクのエッジ部分の形状が成長層における欠
陥の伝搬方向に影響を与える問題がなく、しかも成長層
と無機マスクとの間に空隙が生じるおそれが非常に少な
い。
よび第12の発明によれば、横方向エピタキシャル成長
用マスクとしての無機マスクが、基板の一主面が実質的
に平坦な状態で設けられていることにより、従来のよう
にCVD法により成膜されたSiO2 膜を無機マスクと
して用いる場合における問題が一挙に解決される。すな
わち、無機マスクの厚さ分だけ余計に成長を行う必要が
なくなるか、余計に成長を行う必要があるにしても少し
で済むので、成長層の厚さを薄くすることができ、ま
た、無機マスクのエッジ部分の形状が成長層における欠
陥の伝搬方向に影響を与える問題がなく、しかも成長層
と無機マスクとの間に空隙が生じるおそれが非常に少な
い。
【0030】上述のように構成されたこの発明の第2〜
第7の発明によれば、少なくとも一主面が窒化物系II
I−V族化合物半導体からなる基板の一主面へのシリコ
ン、酸素などの導入およびその後の加熱処理あるいはプ
ラズマ処理により、その基板の一主面に無機マスクを基
板の一主面が実質的に平坦な状態で形成することができ
る。
第7の発明によれば、少なくとも一主面が窒化物系II
I−V族化合物半導体からなる基板の一主面へのシリコ
ン、酸素などの導入およびその後の加熱処理あるいはプ
ラズマ処理により、その基板の一主面に無機マスクを基
板の一主面が実質的に平坦な状態で形成することができ
る。
【0031】上述のように構成されたこの発明の第8〜
第11の発明によれば、少なくとも一主面が窒化物系I
II−V族化合物半導体からなる基板の一主面へのシリ
コン膜の形成およびその後の酸化または窒化処理によ
り、その基板の一主面に無機マスクを基板の一主面が実
質的に平坦な状態で形成することができる。
第11の発明によれば、少なくとも一主面が窒化物系I
II−V族化合物半導体からなる基板の一主面へのシリ
コン膜の形成およびその後の酸化または窒化処理によ
り、その基板の一主面に無機マスクを基板の一主面が実
質的に平坦な状態で形成することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0033】図1は、この発明の第1の実施形態による
半導体成長用基板を示す。
半導体成長用基板を示す。
【0034】図1に示すように、この第1の実施形態に
よる半導体成長用基板においては、例えばc面方位のサ
ファイア基板1上に単結晶のGaN層2が積層され、こ
のGaN層2の表面にライン・アンド・スペース形状の
無機マスク3が、GaN層2の表面が実質的に平坦な状
態で設けられている。この無機マスク3はGaNにSi
Ox 成分が混じった改質層からなる。GaN層2の厚さ
は例えば2μmである。また、この無機マスク3のライ
ン幅およびスペース幅は、例えばそれぞれ0.5μmお
よび1μmである。
よる半導体成長用基板においては、例えばc面方位のサ
ファイア基板1上に単結晶のGaN層2が積層され、こ
のGaN層2の表面にライン・アンド・スペース形状の
無機マスク3が、GaN層2の表面が実質的に平坦な状
態で設けられている。この無機マスク3はGaNにSi
Ox 成分が混じった改質層からなる。GaN層2の厚さ
は例えば2μmである。また、この無機マスク3のライ
ン幅およびスペース幅は、例えばそれぞれ0.5μmお
よび1μmである。
【0035】次に、上述のように構成された半導体成長
用基板の製造方法について説明する。
用基板の製造方法について説明する。
【0036】まず、図2Aに示すように、サファイア基
板1上にGaN層2をエピタキシャル成長させる。この
GaN層2のエピタキシャル成長には、例えば有機金属
化学気相成長(MOCVD)法を用いる。このGaN層
2の成長条件の一例を挙げると、成長原料としてトリメ
チルガリウム(TMG)およびアンモニア(NH3 )を
用い、それらの流量をそれぞれ50SCCMおよび20
SLMとし、反応圧力を500Torr、基板温度を7
00〜1000℃とする。
板1上にGaN層2をエピタキシャル成長させる。この
GaN層2のエピタキシャル成長には、例えば有機金属
化学気相成長(MOCVD)法を用いる。このGaN層
2の成長条件の一例を挙げると、成長原料としてトリメ
チルガリウム(TMG)およびアンモニア(NH3 )を
用い、それらの流量をそれぞれ50SCCMおよび20
SLMとし、反応圧力を500Torr、基板温度を7
00〜1000℃とする。
【0037】次に、図2Bに示すように、GaN層2上
に紫外線を用いたフォトリソグラフィーにより所定のラ
イン・アンド・スペース形状のレジストパターン4を形
成する。このレジストパターン4の形成は、具体的には
次のようにして行う。すなわち、まず、GaN層2の全
面にポジ型のレジストを塗布し、このレジストをマスク
アライナーにおいて所定のフォトマスクを用いて例えば
高圧水銀ランプによるg線(波長436nm)により露
光した後、レジストの現像を行うことにより、レジスト
パターン4を形成する。このレジストパターン4のライ
ン幅およびスペース幅は、例えばそれぞれ1μmおよび
0.5μmである。
に紫外線を用いたフォトリソグラフィーにより所定のラ
イン・アンド・スペース形状のレジストパターン4を形
成する。このレジストパターン4の形成は、具体的には
次のようにして行う。すなわち、まず、GaN層2の全
面にポジ型のレジストを塗布し、このレジストをマスク
アライナーにおいて所定のフォトマスクを用いて例えば
高圧水銀ランプによるg線(波長436nm)により露
光した後、レジストの現像を行うことにより、レジスト
パターン4を形成する。このレジストパターン4のライ
ン幅およびスペース幅は、例えばそれぞれ1μmおよび
0.5μmである。
【0038】次に、レジストパターン4が形成されたG
aN層2の全面にシリコン(Si)をイオン注入する
(図2B中、GaN層2中に注入されたSiを・で示
す)。このSiのイオン注入の加速エネルギーは、無機
マスク3を効率よく形成するために、GaN層2の表面
付近のSi濃度が高くなるように低めに設定され、具体
的には例えば20keVに選ばれ、また、ドーズ量は例
えば1×1017cm-2に選ばれる。
aN層2の全面にシリコン(Si)をイオン注入する
(図2B中、GaN層2中に注入されたSiを・で示
す)。このSiのイオン注入の加速エネルギーは、無機
マスク3を効率よく形成するために、GaN層2の表面
付近のSi濃度が高くなるように低めに設定され、具体
的には例えば20keVに選ばれ、また、ドーズ量は例
えば1×1017cm-2に選ばれる。
【0039】次に、図2Cに示すように、レジストパタ
ーン4が形成されたGaN層2の全面に酸素(O)をイ
オン注入する(図2C中、GaN層2中に注入されたO
を×で示す)。このOのイオン注入の加速エネルギー
は、GaN層2の表面に注入されたSiの分布とこのO
の分布とが重なるように選ばれ、具体的には例えば10
keVに選ばれ、ドーズ量は例えばSiのドーズ量の2
倍の2×1017cm-2に選ばれる。
ーン4が形成されたGaN層2の全面に酸素(O)をイ
オン注入する(図2C中、GaN層2中に注入されたO
を×で示す)。このOのイオン注入の加速エネルギー
は、GaN層2の表面に注入されたSiの分布とこのO
の分布とが重なるように選ばれ、具体的には例えば10
keVに選ばれ、ドーズ量は例えばSiのドーズ量の2
倍の2×1017cm-2に選ばれる。
【0040】次に、レジストパターン4を除去した後、
図2Dに示すように、サファイア基板1を例えば真空に
保持されたアニール炉6中で加熱することにより、Ga
N層2に注入されたSiとOとを反応させてSiOx を
形成し、GaNにSiOx 成分が混じった改質層からな
る無機マスク3を形成する。この加熱温度は、SiとO
との反応によりSiOx が形成される温度以上であるこ
とが必要とされ、例えば800℃程度である。また、加
熱時間は例えば30分である。
図2Dに示すように、サファイア基板1を例えば真空に
保持されたアニール炉6中で加熱することにより、Ga
N層2に注入されたSiとOとを反応させてSiOx を
形成し、GaNにSiOx 成分が混じった改質層からな
る無機マスク3を形成する。この加熱温度は、SiとO
との反応によりSiOx が形成される温度以上であるこ
とが必要とされ、例えば800℃程度である。また、加
熱時間は例えば30分である。
【0041】以上により、目的とする図1に示すような
半導体成長用基板が容易に製造される。
半導体成長用基板が容易に製造される。
【0042】以上のように、この第1の実施形態によれ
ば、GaN層2の表面に無機マスク3がこのGaN層2
の表面が実質的に平坦な状態で設けられていることによ
り、この半導体成長用基板上にGaN系半導体の横方向
エピタキシャル成長を行う場合に、従来と異なり、その
GaN系半導体を無機マスク3の厚さの分だけ余計にエ
ピタキシャル成長させる必要がなく、また、無機マスク
3のエッジ部分の形状が欠陥の伝搬方向に影響を与える
おそれもなく、さらに、再成長層と無機マスク3との間
に空隙が生じる可能性も非常に少ない。
ば、GaN層2の表面に無機マスク3がこのGaN層2
の表面が実質的に平坦な状態で設けられていることによ
り、この半導体成長用基板上にGaN系半導体の横方向
エピタキシャル成長を行う場合に、従来と異なり、その
GaN系半導体を無機マスク3の厚さの分だけ余計にエ
ピタキシャル成長させる必要がなく、また、無機マスク
3のエッジ部分の形状が欠陥の伝搬方向に影響を与える
おそれもなく、さらに、再成長層と無機マスク3との間
に空隙が生じる可能性も非常に少ない。
【0043】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。この第2の実施形態においては、第1の実施
形態による半導体成長用基板の他の製造方法について説
明する。
説明する。この第2の実施形態においては、第1の実施
形態による半導体成長用基板の他の製造方法について説
明する。
【0044】この第2の実施形態においては、図3Aに
示すように、まず、サファイア基板1上にGaN層2を
エピタキシャル成長させる。このGaN層2のエピタキ
シャル成長には、例えばMOCVD法を用いる。このG
aN層2の成長条件は第1の実施形態と同様である。
示すように、まず、サファイア基板1上にGaN層2を
エピタキシャル成長させる。このGaN層2のエピタキ
シャル成長には、例えばMOCVD法を用いる。このG
aN層2の成長条件は第1の実施形態と同様である。
【0045】次に、図3Bに示すように、GaN層2上
に紫外線を用いたフォトリソグラフィーにより所定のラ
イン・アンド・スペース形状のレジストパターン4を形
成する。このレジストパターン4の形成方法は第1の実
施形態と同様である。
に紫外線を用いたフォトリソグラフィーにより所定のラ
イン・アンド・スペース形状のレジストパターン4を形
成する。このレジストパターン4の形成方法は第1の実
施形態と同様である。
【0046】次に、レジストパターン4が形成されたG
aN層2の全面にSiをイオン注入する(図3B中、G
aN層2中に注入されたSiを・で示す)。このSiの
イオン注入の条件は第1の実施形態と同様である。
aN層2の全面にSiをイオン注入する(図3B中、G
aN層2中に注入されたSiを・で示す)。このSiの
イオン注入の条件は第1の実施形態と同様である。
【0047】次に、レジストパターン4を除去した後、
図3Cに示すように、サファイア基板1をアニール炉5
内に入れ、このサファイア基板1を800℃程度に加熱
した状態で、アニール炉5内にO2 ガスを流して圧力を
760Torrに設定し、60分間保持する。この結
果、GaN層2中に注入されたSiとアニール炉5内の
O2 とが反応してSiOx が形成され、GaNにSiO
x 成分が混じった改質層からなる無機マスク3が形成さ
れる。
図3Cに示すように、サファイア基板1をアニール炉5
内に入れ、このサファイア基板1を800℃程度に加熱
した状態で、アニール炉5内にO2 ガスを流して圧力を
760Torrに設定し、60分間保持する。この結
果、GaN層2中に注入されたSiとアニール炉5内の
O2 とが反応してSiOx が形成され、GaNにSiO
x 成分が混じった改質層からなる無機マスク3が形成さ
れる。
【0048】以上により、目的とする図1に示すような
半導体成長用基板が製造される。
半導体成長用基板が製造される。
【0049】以上のように、この第2の実施形態によれ
ば、イオン注入技術、熱処理技術などにより、第1の実
施形態による半導体成長用基板を容易に製造することが
できる。
ば、イオン注入技術、熱処理技術などにより、第1の実
施形態による半導体成長用基板を容易に製造することが
できる。
【0050】次に、この発明の第3の実施形態について
説明する。この第3の実施形態においては、第1の実施
形態による半導体成長用基板のさらに他の製造方法につ
いて説明する。
説明する。この第3の実施形態においては、第1の実施
形態による半導体成長用基板のさらに他の製造方法につ
いて説明する。
【0051】この第3の実施形態においては、第2の実
施形態におけるアニール炉5においてO2 ガスを流して
酸化を行う代わりに、図示省略したチャンバー内で酸素
プラズマ処理を行うことにより、GaN層2中に注入さ
れたSiとO2 とを反応させてSiOx を形成し、Ga
NにSiOx 成分が混じった改質層からなる無機マスク
3を形成する。この酸素プラズマ処理の条件の一例を挙
げると、アニール炉5内にO2 ガスを500SCCM流
して圧力を300mTorrに保ち、13.56MHz
のRF電源から500Wの電力を投入してO2 プラズマ
を平行平板電極間に発生させ、このO2 プラズマ中にサ
ファイア基板1を10分保持する。その他のことは、第
1の実施形態による半導体成長用基板の製造方法と同様
であるので、説明を省略する。
施形態におけるアニール炉5においてO2 ガスを流して
酸化を行う代わりに、図示省略したチャンバー内で酸素
プラズマ処理を行うことにより、GaN層2中に注入さ
れたSiとO2 とを反応させてSiOx を形成し、Ga
NにSiOx 成分が混じった改質層からなる無機マスク
3を形成する。この酸素プラズマ処理の条件の一例を挙
げると、アニール炉5内にO2 ガスを500SCCM流
して圧力を300mTorrに保ち、13.56MHz
のRF電源から500Wの電力を投入してO2 プラズマ
を平行平板電極間に発生させ、このO2 プラズマ中にサ
ファイア基板1を10分保持する。その他のことは、第
1の実施形態による半導体成長用基板の製造方法と同様
であるので、説明を省略する。
【0052】次に、この発明の第4の実施形態について
説明する。この第4の実施形態においては、第1の実施
形態による半導体成長用基板のさらに他の製造方法につ
いて説明する。
説明する。この第4の実施形態においては、第1の実施
形態による半導体成長用基板のさらに他の製造方法につ
いて説明する。
【0053】この第4の実施形態においては、図4Aに
示すように、まず、サファイア基板1上にGaN層2を
エピタキシャル成長させる。このGaN層2のエピタキ
シャル成長には、例えばMOCVD法を用いる。このG
aN層2の成長条件は第1の実施形態と同様である。
示すように、まず、サファイア基板1上にGaN層2を
エピタキシャル成長させる。このGaN層2のエピタキ
シャル成長には、例えばMOCVD法を用いる。このG
aN層2の成長条件は第1の実施形態と同様である。
【0054】次に、図4Bに示すように、GaN層2上
に所定のライン・アンド・スペース形状のレジストパタ
ーン4を形成する。このレジストパターン4の形成方法
は第1の実施形態と同様である。
に所定のライン・アンド・スペース形状のレジストパタ
ーン4を形成する。このレジストパターン4の形成方法
は第1の実施形態と同様である。
【0055】次に、図4Cに示すように、レジストパタ
ーン4が形成されたGaN層2の全面に例えばプラズマ
CVD法により十分に薄い水素化アモルファスSi(a
−Si:H)膜6を成膜する。このa−Si膜6の厚さ
は例えば5nmである。
ーン4が形成されたGaN層2の全面に例えばプラズマ
CVD法により十分に薄い水素化アモルファスSi(a
−Si:H)膜6を成膜する。このa−Si膜6の厚さ
は例えば5nmである。
【0056】次に、図4Dに示すように、リフトオフ法
によりレジストパターン4を除去することにより、ライ
ン・アンド・スペース形状のa−Si:H膜6をGaN
層2上に残す。具体的には、例えば、サファイア基板1
をアセトン中に漬け、超音波振動を与えることにより、
レジストパターン4をその上に成膜されたa−Si:H
膜6とともに除去し、GaN層2上に直接成膜されたa
−Si:H膜6のみを残すことにより、ライン・アンド
・スペース形状のa−Si:H膜6を得る。
によりレジストパターン4を除去することにより、ライ
ン・アンド・スペース形状のa−Si:H膜6をGaN
層2上に残す。具体的には、例えば、サファイア基板1
をアセトン中に漬け、超音波振動を与えることにより、
レジストパターン4をその上に成膜されたa−Si:H
膜6とともに除去し、GaN層2上に直接成膜されたa
−Si:H膜6のみを残すことにより、ライン・アンド
・スペース形状のa−Si:H膜6を得る。
【0057】次に、図4Eに示すように、サファイア基
板1をアニール炉5内に入れ、このサファイア基板1を
800℃程度に加熱した状態で、アニール炉5内にO2
ガスを流して圧力を760Torrに設定し、30分間
保持する。これによって、a−Si:H膜6のSiとア
ニール炉内のO2 とが反応してSiOx が形成され、G
aNにSiOx 成分が混じった改質層からなる無機マス
ク3が形成される。
板1をアニール炉5内に入れ、このサファイア基板1を
800℃程度に加熱した状態で、アニール炉5内にO2
ガスを流して圧力を760Torrに設定し、30分間
保持する。これによって、a−Si:H膜6のSiとア
ニール炉内のO2 とが反応してSiOx が形成され、G
aNにSiOx 成分が混じった改質層からなる無機マス
ク3が形成される。
【0058】次に、この発明の第5の実施形態について
説明する。この第5の実施形態においては、図5に示す
ように、第1の実施形態による半導体成長用基板上に例
えばMOCVD法によりGaN層7を横方向エピタキシ
ャル成長させる。
説明する。この第5の実施形態においては、図5に示す
ように、第1の実施形態による半導体成長用基板上に例
えばMOCVD法によりGaN層7を横方向エピタキシ
ャル成長させる。
【0059】この第5の実施形態によれば、半導体成長
用基板のGaN層2の表面に無機マスク3がこのGaN
層2の表面が実質的に平坦な状態で設けられていること
により、この基板上に再成長されるGaN層7の厚さを
薄くすることができ、また、無機マスク3のエッジ部分
の角度がGaN層7における欠陥の伝搬方向に影響を与
えるおそれもなく、さらに、GaN層7と無機マスク3
との間に空隙が生じる可能性も非常に少ない。
用基板のGaN層2の表面に無機マスク3がこのGaN
層2の表面が実質的に平坦な状態で設けられていること
により、この基板上に再成長されるGaN層7の厚さを
薄くすることができ、また、無機マスク3のエッジ部分
の角度がGaN層7における欠陥の伝搬方向に影響を与
えるおそれもなく、さらに、GaN層7と無機マスク3
との間に空隙が生じる可能性も非常に少ない。
【0060】次に、この発明の第6の実施形態によるG
aN系半導体レーザについて説明する。図6にこのGa
N系半導体レーザを示す。このGaN系半導体レーザは
リッジ構造およびSCH(Separate Confinement Heter
ostructure) 構造を有するものである。
aN系半導体レーザについて説明する。図6にこのGa
N系半導体レーザを示す。このGaN系半導体レーザは
リッジ構造およびSCH(Separate Confinement Heter
ostructure) 構造を有するものである。
【0061】図6に示すように、このGaN系半導体レ
ーザにおいては、第1の実施形態による半導体成長用基
板と同様な基板が用いられている。すなわち、例えばc
面方位のサファイア基板21上に単結晶のGaN層22
が積層され、このGaN層22の表面にライン・アンド
・スペース形状の無機マスク23が、GaN層22の表
面が実質的に平坦な状態で設けられている。この無機マ
スク23はGaNにSiOx 成分が混じった改質層から
なる。GaN層22の厚さは例えば2μmである。ま
た、この無機マスク23のライン幅およびスペース幅
は、例えばそれぞれ0.5μmおよび1μmである。
ーザにおいては、第1の実施形態による半導体成長用基
板と同様な基板が用いられている。すなわち、例えばc
面方位のサファイア基板21上に単結晶のGaN層22
が積層され、このGaN層22の表面にライン・アンド
・スペース形状の無機マスク23が、GaN層22の表
面が実質的に平坦な状態で設けられている。この無機マ
スク23はGaNにSiOx 成分が混じった改質層から
なる。GaN層22の厚さは例えば2μmである。ま
た、この無機マスク23のライン幅およびスペース幅
は、例えばそれぞれ0.5μmおよび1μmである。
【0062】そして、無機マスク23が形成されたGa
N層22上にアンドープGaN層24、n型GaNコン
タクト層25、n型AlGaNクラッド層26、n型G
aN光導波層27、Ga1-x Inx N/Ga1-y Iny
N多重量子井戸構造の活性層28、p型AlGaNキャ
ップ層29、p型GaN光導波層30、p型AlGaN
クラッド層31およびp型GaNコンタクト層32が順
次積層されている。ここで、p型AlGaNキャップ層
29は、p型GaN光導波層30、p型AlGaNクラ
ッド層31およびp型GaNコンタクト層32を100
0℃程度の温度で成長させる際にGa1-x Inx N/G
a1-y Iny N多重量子井戸構造の活性層28からIn
Nが分解するのを防止するためのものである。
N層22上にアンドープGaN層24、n型GaNコン
タクト層25、n型AlGaNクラッド層26、n型G
aN光導波層27、Ga1-x Inx N/Ga1-y Iny
N多重量子井戸構造の活性層28、p型AlGaNキャ
ップ層29、p型GaN光導波層30、p型AlGaN
クラッド層31およびp型GaNコンタクト層32が順
次積層されている。ここで、p型AlGaNキャップ層
29は、p型GaN光導波層30、p型AlGaNクラ
ッド層31およびp型GaNコンタクト層32を100
0℃程度の温度で成長させる際にGa1-x Inx N/G
a1-y Iny N多重量子井戸構造の活性層28からIn
Nが分解するのを防止するためのものである。
【0063】n型GaNコンタクト層25の上層部、n
型AlGaNクラッド層26、n型GaN光導波層2
7、Ga1-x Inx N/Ga1-y Iny N多重量子井戸
構造の活性層28、p型AlGaNキャップ層29、p
型GaN光導波層30、p型AlGaNクラッド層31
およびp型GaNコンタクト層32は所定幅のメサ形状
を有する。また、このメサ部におけるp型AlGaNク
ラッド層31の上層部およびp型GaNコンタクト層3
2には一方向に延在する所定幅のリッジ部33が形成さ
れている。メサ部の表面およびメサ部以外の部分のn型
GaNコンタクト層25の表面にはSiO2 膜のような
絶縁膜33が設けられている。この絶縁膜33には、リ
ッジ部33の上の部分に開口34aが、メサ部に隣接す
る部分のn型GaNコンタクト層25の上の部分に開口
34bが設けられている。そして、リッジ部33をまた
ぐようにp側電極35が設けられており、絶縁膜34の
開口34aを通じてリッジ部33のp型GaNコンタク
ト層32とオーミックコンタクトしている。また、絶縁
膜34の開口34bを通じてn型GaNコンタクト層2
5上にn側電極36がオーミックコンタクトして設けら
れている。
型AlGaNクラッド層26、n型GaN光導波層2
7、Ga1-x Inx N/Ga1-y Iny N多重量子井戸
構造の活性層28、p型AlGaNキャップ層29、p
型GaN光導波層30、p型AlGaNクラッド層31
およびp型GaNコンタクト層32は所定幅のメサ形状
を有する。また、このメサ部におけるp型AlGaNク
ラッド層31の上層部およびp型GaNコンタクト層3
2には一方向に延在する所定幅のリッジ部33が形成さ
れている。メサ部の表面およびメサ部以外の部分のn型
GaNコンタクト層25の表面にはSiO2 膜のような
絶縁膜33が設けられている。この絶縁膜33には、リ
ッジ部33の上の部分に開口34aが、メサ部に隣接す
る部分のn型GaNコンタクト層25の上の部分に開口
34bが設けられている。そして、リッジ部33をまた
ぐようにp側電極35が設けられており、絶縁膜34の
開口34aを通じてリッジ部33のp型GaNコンタク
ト層32とオーミックコンタクトしている。また、絶縁
膜34の開口34bを通じてn型GaNコンタクト層2
5上にn側電極36がオーミックコンタクトして設けら
れている。
【0064】次に、上述のように構成されたこの第6の
実施形態によるGaN系半導体レーザの製造方法につい
て説明する。
実施形態によるGaN系半導体レーザの製造方法につい
て説明する。
【0065】このGaN系半導体レーザを製造するに
は、まず、無機マスク23が選択的に形成されたGaN
層22上に、MOCVD法により、アンドープGaN層
24を横方向エピタキシャル成長させる。次に、同じく
MOCVD法により、アンドープGaN層24上に、n
型GaNコンタクト層25、n型AlGaNクラッド層
26、n型GaN光導波層27、Ga1-x Inx N/G
a1-y Iny N多重量子井戸構造の活性層28、p型A
lGaNキャップ層29、p型GaN光導波層30、p
型AlGaNクラッド層31およびp型GaNコンタク
ト層32を順次成長させる。ここで、Inを含まない層
であるアンドープGaN層24、n型GaNコンタクト
層25、n型AlGaNクラッド層26、n型GaN光
導波層27、p型AlGaNキャップ層29、p型Ga
N光導波層30、p型AlGaNクラッド層31および
p型GaNコンタクト層32の成長温度は1000℃程
度とし、Inを含む層であるGa1-x Inx N/Ga
1-y Iny N多重量子井戸構造の活性層28の成長温度
は700〜800℃とする。これらのGaN系半導体層
の成長原料は、例えば、III族元素であるGaの原料
としてはトリメチルガリウム(TMG)を、III族元
素であるAlの原料としてはトリメチルアルミニウム
(TMA)を、III族元素であるInの原料としては
トリメチルインジウム(TMI)を、V族元素であるN
の原料としてはアンモニア(NH3 )を用いる。また、
キャリアガスとしては、例えば、水素(H2 )と窒素
(N2 )との混合ガスを用いる。ドーパントについて
は、n型ドーパントとしては例えばモノシラン(SiH
4 )を、p型ドーパントとしては例えばメチルシクロペ
ンタジエニルマグネシウム((MCp)2 Mg)を用い
る。
は、まず、無機マスク23が選択的に形成されたGaN
層22上に、MOCVD法により、アンドープGaN層
24を横方向エピタキシャル成長させる。次に、同じく
MOCVD法により、アンドープGaN層24上に、n
型GaNコンタクト層25、n型AlGaNクラッド層
26、n型GaN光導波層27、Ga1-x Inx N/G
a1-y Iny N多重量子井戸構造の活性層28、p型A
lGaNキャップ層29、p型GaN光導波層30、p
型AlGaNクラッド層31およびp型GaNコンタク
ト層32を順次成長させる。ここで、Inを含まない層
であるアンドープGaN層24、n型GaNコンタクト
層25、n型AlGaNクラッド層26、n型GaN光
導波層27、p型AlGaNキャップ層29、p型Ga
N光導波層30、p型AlGaNクラッド層31および
p型GaNコンタクト層32の成長温度は1000℃程
度とし、Inを含む層であるGa1-x Inx N/Ga
1-y Iny N多重量子井戸構造の活性層28の成長温度
は700〜800℃とする。これらのGaN系半導体層
の成長原料は、例えば、III族元素であるGaの原料
としてはトリメチルガリウム(TMG)を、III族元
素であるAlの原料としてはトリメチルアルミニウム
(TMA)を、III族元素であるInの原料としては
トリメチルインジウム(TMI)を、V族元素であるN
の原料としてはアンモニア(NH3 )を用いる。また、
キャリアガスとしては、例えば、水素(H2 )と窒素
(N2 )との混合ガスを用いる。ドーパントについて
は、n型ドーパントとしては例えばモノシラン(SiH
4 )を、p型ドーパントとしては例えばメチルシクロペ
ンタジエニルマグネシウム((MCp)2 Mg)を用い
る。
【0066】次に、p型GaNコンタクト層32の全面
に例えばCVD法、真空蒸着法、スパッタリング法など
により例えば厚さが0.4μmのSiO2 膜を形成した
後、このSiO2 膜上にリソグラフィーにより所定形状
のレジストパターン(図示せず)を形成し、このレジス
トパターンをマスクとして例えばフッ酸系のエッチング
液を用いたウエットエッチングによりSiO2 膜をエッ
チングする。これによって、p型GaNコンタクト層3
2上にSiO2 膜からなるエッチングマスクが形成され
る。
に例えばCVD法、真空蒸着法、スパッタリング法など
により例えば厚さが0.4μmのSiO2 膜を形成した
後、このSiO2 膜上にリソグラフィーにより所定形状
のレジストパターン(図示せず)を形成し、このレジス
トパターンをマスクとして例えばフッ酸系のエッチング
液を用いたウエットエッチングによりSiO2 膜をエッ
チングする。これによって、p型GaNコンタクト層3
2上にSiO2 膜からなるエッチングマスクが形成され
る。
【0067】次に、このエッチングマスクを用いて例え
ば反応性イオンエッチング(RIE)法によりn型Ga
Nコンタクト層25に達するまでエッチングを行う。こ
のとき、例えば、n型GaNコンタクト層25が0.5
μmエッチングされるようにする。このRIEのエッチ
ングガスとしては例えば塩素系ガスを用いる。
ば反応性イオンエッチング(RIE)法によりn型Ga
Nコンタクト層25に達するまでエッチングを行う。こ
のとき、例えば、n型GaNコンタクト層25が0.5
μmエッチングされるようにする。このRIEのエッチ
ングガスとしては例えば塩素系ガスを用いる。
【0068】次に、エッチングマスクをエッチング除去
した後、再び基板全面に例えばCVD法、真空蒸着法、
スパッタリング法などにより例えば厚さが0.2μmの
SiO2 膜を形成した後、このSiO2 膜上にリソグラ
フィーにより所定形状のレジストパターン(図示せず)
を形成し、このレジストパターンをマスクとして例えば
フッ酸系のエッチング液を用いたウエットエッチングに
よりSiO2 膜をエッチングする。これによって、メサ
部を含む基板表面にSiO2 膜からなるエッチングマス
クが形成される。
した後、再び基板全面に例えばCVD法、真空蒸着法、
スパッタリング法などにより例えば厚さが0.2μmの
SiO2 膜を形成した後、このSiO2 膜上にリソグラ
フィーにより所定形状のレジストパターン(図示せず)
を形成し、このレジストパターンをマスクとして例えば
フッ酸系のエッチング液を用いたウエットエッチングに
よりSiO2 膜をエッチングする。これによって、メサ
部を含む基板表面にSiO2 膜からなるエッチングマス
クが形成される。
【0069】次に、このエッチングマスクを用いて例え
ばRIE法によりp型GaNコンタクト層32の厚さ方
向の所定の深さまでエッチングを行うことにより、リッ
ジ部33を形成する。このRIEのエッチングガスとし
ては例えば塩素系ガスを用いる。
ばRIE法によりp型GaNコンタクト層32の厚さ方
向の所定の深さまでエッチングを行うことにより、リッ
ジ部33を形成する。このRIEのエッチングガスとし
ては例えば塩素系ガスを用いる。
【0070】次に、リソグラフィーによりn側電極形成
領域を除いた領域の表面を覆うレジストパターン(図示
せず)を形成する。
領域を除いた領域の表面を覆うレジストパターン(図示
せず)を形成する。
【0071】次に、このレジストパターンをマスクとし
て絶縁膜34をエッチングすることにより、開口34b
を形成する。
て絶縁膜34をエッチングすることにより、開口34b
を形成する。
【0072】次に、このレジストパターンを残したまま
の状態で基板全面に例えば真空蒸着法によりTi膜、A
l膜、Pt膜およびAu膜を順次形成した後、レジスト
パターンをその上に形成されたTi膜、Al膜、Pt膜
およびAu膜とともに除去する(リフトオフ)。これに
よって、絶縁膜34の開口34bの部分におけるn型G
aNコンタクト層25上にTi/Al/Pt/Au構造
のn側電極36が形成される。
の状態で基板全面に例えば真空蒸着法によりTi膜、A
l膜、Pt膜およびAu膜を順次形成した後、レジスト
パターンをその上に形成されたTi膜、Al膜、Pt膜
およびAu膜とともに除去する(リフトオフ)。これに
よって、絶縁膜34の開口34bの部分におけるn型G
aNコンタクト層25上にTi/Al/Pt/Au構造
のn側電極36が形成される。
【0073】次に、例えば、窒素ガス雰囲気中において
800℃で10分熱処理を行うことにより、p型AlG
aNキャップ層29、p型GaN光導波層30、p型A
lGaNクラッド層31およびp型GaNコンタクト層
32にドープされたp型不純物の電気的活性化を行うと
ともに、n側電極36のアロイ処理を行う。
800℃で10分熱処理を行うことにより、p型AlG
aNキャップ層29、p型GaN光導波層30、p型A
lGaNクラッド層31およびp型GaNコンタクト層
32にドープされたp型不純物の電気的活性化を行うと
ともに、n側電極36のアロイ処理を行う。
【0074】次に、リソグラフィーによりリッジ部33
の領域を除いた領域の表面を覆うレジストパターン(図
示せず)を形成する。
の領域を除いた領域の表面を覆うレジストパターン(図
示せず)を形成する。
【0075】次に、このレジストパターンをマスクとし
て絶縁膜34をエッチングすることにより開口34aを
形成し、リッジ部33の上面を露出させる。
て絶縁膜34をエッチングすることにより開口34aを
形成し、リッジ部33の上面を露出させる。
【0076】次に、リソグラフィーによりp側電極形成
領域を除いた領域の表面を覆うレジストパターン(図示
せず)を形成する。
領域を除いた領域の表面を覆うレジストパターン(図示
せず)を形成する。
【0077】次に、基板全面に例えば真空蒸着法により
Ni膜、Pt膜およびAu膜を順次形成した後、レジス
トパターンをその上に形成されたNi膜、Pt膜および
Au膜とともに除去する。これによって、リッジ部33
にまたがって、Ni/Pt/Au構造のp側電極35が
形成される。次に、例えば、窒素ガス雰囲気中において
600℃で20分熱処理を行うことにより、p側電極3
5のアロイ処理を行う。
Ni膜、Pt膜およびAu膜を順次形成した後、レジス
トパターンをその上に形成されたNi膜、Pt膜および
Au膜とともに除去する。これによって、リッジ部33
にまたがって、Ni/Pt/Au構造のp側電極35が
形成される。次に、例えば、窒素ガス雰囲気中において
600℃で20分熱処理を行うことにより、p側電極3
5のアロイ処理を行う。
【0078】この後、上述のようにしてレーザ構造が形
成されたc面サファイア基板21をバー状に加工して両
共振器端面を形成し、さらに端面コーティングを施した
後、このバーをチップ化する。これによって、目的とす
るリッジ構造およびSCH構造のGaN系半導体レーザ
が製造される。
成されたc面サファイア基板21をバー状に加工して両
共振器端面を形成し、さらに端面コーティングを施した
後、このバーをチップ化する。これによって、目的とす
るリッジ構造およびSCH構造のGaN系半導体レーザ
が製造される。
【0079】この第6の実施形態によれば、無機マスク
23が選択的に形成されたGaN層22上に横方向エピ
タキシャル成長によりアンドープGaN層24を良好な
結晶性で成長させることができるので、その上に成長さ
れるGaN系半導体層も良好な結晶性とすることがで
き、このため特性の良好なGaN系半導体レーザを製造
することができる。
23が選択的に形成されたGaN層22上に横方向エピ
タキシャル成長によりアンドープGaN層24を良好な
結晶性で成長させることができるので、その上に成長さ
れるGaN系半導体層も良好な結晶性とすることがで
き、このため特性の良好なGaN系半導体レーザを製造
することができる。
【0080】以上、この発明の実施形態について具体的
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
【0081】例えば、上述の第1〜第6の実施形態にお
いて挙げた数値、材料、形状、構造、原料、プロセスな
どはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異
なる数値、材料、形状、構造、原料、プロセスなどを用
いてもよい。
いて挙げた数値、材料、形状、構造、原料、プロセスな
どはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異
なる数値、材料、形状、構造、原料、プロセスなどを用
いてもよい。
【0082】具体的には、上述の第1〜第6の実施形態
においては、GaN系半導体のエピタキシャル成長にM
OCVD法を用いているが、このGaN系半導体のエピ
タキシャル成長には、例えばハイドライド気相エピタキ
シャル成長(HVPE)法を用いてもよく、さらには分
子線エピタキシー(MBE)法を用いてもよい。
においては、GaN系半導体のエピタキシャル成長にM
OCVD法を用いているが、このGaN系半導体のエピ
タキシャル成長には、例えばハイドライド気相エピタキ
シャル成長(HVPE)法を用いてもよく、さらには分
子線エピタキシー(MBE)法を用いてもよい。
【0083】また、上述の第2の実施形態においては、
GaN層2にSiが選択的にイオン注入されたサファイ
ア基板1をO2 ガス雰囲気中で加熱することによりSi
Oxを形成し、無機マスク3を形成しているが、O3 ガ
ス雰囲気中で加熱することによりSiOx を形成し、無
機マスク3を形成してもよい。このときの条件の一例を
挙げると、加熱温度は400℃、圧力は常圧、加熱時間
は60分間である。
GaN層2にSiが選択的にイオン注入されたサファイ
ア基板1をO2 ガス雰囲気中で加熱することによりSi
Oxを形成し、無機マスク3を形成しているが、O3 ガ
ス雰囲気中で加熱することによりSiOx を形成し、無
機マスク3を形成してもよい。このときの条件の一例を
挙げると、加熱温度は400℃、圧力は常圧、加熱時間
は60分間である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による半
導体成長用基板によれば、基板の一主面に、横方向エピ
タキシャル成長用マスクとしての無機マスクが、上記一
主面が実質的に平坦な状態で設けられていることによ
り、その上に横方向エピタキシャル成長を行う場合に、
成長層の厚さを薄くすることができ、また、無機マスク
のエッジ部分の形状が成長層における欠陥の伝搬方向に
影響を与える問題がなく、しかも成長層と無機マスクと
の間に空隙が生じるおそれがない。
導体成長用基板によれば、基板の一主面に、横方向エピ
タキシャル成長用マスクとしての無機マスクが、上記一
主面が実質的に平坦な状態で設けられていることによ
り、その上に横方向エピタキシャル成長を行う場合に、
成長層の厚さを薄くすることができ、また、無機マスク
のエッジ部分の形状が成長層における欠陥の伝搬方向に
影響を与える問題がなく、しかも成長層と無機マスクと
の間に空隙が生じるおそれがない。
【0085】この発明による半導体成長用基板の製造方
法によれば、少なくとも一主面が窒化物系III−V族
化合物半導体からなる基板の上記一主面に、横方向エピ
タキシャル成長用マスクとしての無機マスクが、上記一
主面が実質的に平坦な状態で設けられている半導体成長
用基板を容易に製造することができる。
法によれば、少なくとも一主面が窒化物系III−V族
化合物半導体からなる基板の上記一主面に、横方向エピ
タキシャル成長用マスクとしての無機マスクが、上記一
主面が実質的に平坦な状態で設けられている半導体成長
用基板を容易に製造することができる。
【0086】この発明による半導体装置によれば、基板
の一主面に、横方向エピタキシャル成長用マスクとして
の無機マスクが、上記一主面が実質的に平坦な状態で設
けられていることにより、この基板上に横方向エピタキ
シャル成長された半導体層は良好な結晶性のものとな
り、このためこの半導体層上に成長される素子層も良好
な結晶性のものとなり、これによって特性の良好な半導
体装置を実現することができる。
の一主面に、横方向エピタキシャル成長用マスクとして
の無機マスクが、上記一主面が実質的に平坦な状態で設
けられていることにより、この基板上に横方向エピタキ
シャル成長された半導体層は良好な結晶性のものとな
り、このためこの半導体層上に成長される素子層も良好
な結晶性のものとなり、これによって特性の良好な半導
体装置を実現することができる。
【図1】この発明の第1の実施形態による半導体成長用
基板を示す断面図である。
基板を示す断面図である。
【図2】この発明の第1の実施形態による半導体成長用
基板の製造方法を説明するための断面図である。
基板の製造方法を説明するための断面図である。
【図3】この発明の第2の実施形態による半導体成長用
基板の製造方法を説明するための断面図である。
基板の製造方法を説明するための断面図である。
【図4】この発明の第4の実施形態による半導体成長用
基板の製造方法を説明するための断面図である。
基板の製造方法を説明するための断面図である。
【図5】この発明の第5の実施形態による半導体成長用
基板の製造方法を説明するための断面図である。
基板の製造方法を説明するための断面図である。
【図6】この発明の第6の実施形態によるGaN系半導
体レーザを示す断面図である。
体レーザを示す断面図である。
1、21・・・サファイア基板、2、7・・・GaN
層、3、23・・・無機マスク、24・・・アンドープ
GaN層
層、3、23・・・無機マスク、24・・・アンドープ
GaN層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F041 AA40 CA04 CA05 CA34 CA40 CA46 CA54 CA57 CA65 CA71 CA73 CA74 CA77 CB05 5F045 AA04 AB04 AB09 AB14 AB17 AC01 AC08 AC09 AC11 AD08 AD11 AD12 AD13 AF04 AF09 AF20 BB12 DC68 HA15
Claims (23)
- 【請求項1】 少なくとも一主面が窒化物系III−V
族化合物半導体からなる基板の上記一主面に、横方向エ
ピタキシャル成長用マスクとしての無機マスクが、上記
一主面が実質的に平坦な状態で設けられていることを特
徴とする半導体成長用基板。 - 【請求項2】 上記無機マスクが上記基板の改質層から
なることを特徴とする請求項1記載の半導体成長用基
板。 - 【請求項3】 上記無機マスクが上記窒化物系III−
V族化合物半導体と酸化シリコンおよび/または窒化シ
リコンとが混合したものからなることを特徴とする請求
項1記載の半導体成長用基板。 - 【請求項4】 少なくとも一主面が窒化物系III−V
族化合物半導体からなる基板の上記一主面にシリコンお
よび酸素を選択的に導入した後、上記基板を加熱して上
記シリコンと上記酸素とを反応させることにより上記基
板の上記一主面に酸化シリコンを選択的に形成するよう
にしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法。 - 【請求項5】 イオン注入法、イオンクラスタービーム
法またはプラズマドーピング法により上記基板の上記一
主面に上記シリコンおよび上記酸素を選択的に導入する
ようにしたことを特徴とする請求項4記載の半導体成長
用基板の製造方法。 - 【請求項6】 少なくとも一主面が窒化物系III−V
族化合物半導体からなる基板の上記一主面にシリコンを
選択的に導入した後、上記基板を少なくとも酸素を含む
雰囲気中において加熱して上記シリコンと上記酸素とを
反応させることにより上記基板の上記一主面に酸化シリ
コンを選択的に形成するようにしたことを特徴とする半
導体成長用基板の製造方法。 - 【請求項7】 イオン注入法、イオンクラスタービーム
法またはプラズマドーピング法により上記基板の上記一
主面に上記シリコンを選択的に導入するようにしたこと
を特徴とする請求項6記載の半導体成長用基板の製造方
法。 - 【請求項8】 少なくとも一主面が窒化物系III−V
族化合物半導体からなる基板の上記一主面にシリコンを
選択的に導入した後、上記基板を酸素プラズマ処理して
上記シリコンと上記酸素とを反応させることにより上記
基板の上記一主面に酸化シリコンを選択的に形成するよ
うにしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方
法。 - 【請求項9】 イオン注入法、イオンクラスタービーム
法またはプラズマドーピング法により上記基板の上記一
主面に上記シリコンを選択的に導入するようにしたこと
を特徴とする請求項8記載の半導体成長用基板の製造方
法。 - 【請求項10】 少なくとも一主面が窒化物系III−
V族化合物半導体からなる基板の上記一主面にシリコン
および窒素を選択的に導入した後、上記基板を加熱して
上記シリコンと上記窒素とを反応させることにより上記
基板の上記一主面に窒化シリコンを選択的に形成するよ
うにしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方
法。 - 【請求項11】 イオン注入法、イオンクラスタービー
ム法またはプラズマドーピング法により上記基板の上記
一主面に上記シリコンおよび上記窒素を選択的に導入す
るようにしたことを特徴とする請求項10記載の半導体
成長用基板の製造方法。 - 【請求項12】 少なくとも一主面が窒化物系III−
V族化合物半導体からなる基板の上記一主面にシリコン
を選択的に導入した後、上記基板を少なくとも窒素を含
む雰囲気中において加熱して上記シリコンと上記窒素と
を反応させることにより上記基板の上記一主面に窒化シ
リコンを選択的に形成するようにしたことを特徴とする
半導体成長用基板の製造方法。 - 【請求項13】 イオン注入法、イオンクラスタービー
ム法またはプラズマドーピング法により上記基板の上記
一主面に上記シリコンを選択的に導入するようにしたこ
とを特徴とする請求項12記載の半導体成長用基板の製
造方法。 - 【請求項14】 少なくとも一主面が窒化物系III−
V族化合物半導体からなる基板の上記一主面にシリコン
を選択的に導入した後、上記基板を窒素プラズマ処理し
て上記シリコンと上記窒素とを反応させることにより上
記基板の上記一主面に窒化シリコンを選択的に形成する
ようにしたことを特徴とする半導体成長用基板の製造方
法。 - 【請求項15】 イオン注入法、イオンクラスタービー
ム法またはプラズマドーピング法により上記基板の上記
一主面に上記シリコンを選択的に導入するようにしたこ
とを特徴とする請求項14記載の半導体成長用基板の製
造方法。 - 【請求項16】 少なくとも一主面が窒化物系III−
V族化合物半導体からなる基板の上記一主面上にシリコ
ン膜を選択的に形成した後、上記基板を少なくとも酸素
を含む雰囲気中において加熱して上記シリコン膜のシリ
コンと上記酸素とを反応させることにより上記基板の上
記一主面に酸化シリコン膜を選択的に形成するようにし
たことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法。 - 【請求項17】 少なくとも一主面が窒化物系III−
V族化合物半導体からなる基板の上記一主面上にシリコ
ン膜を選択的に形成した後、上記基板を酸素プラズマ処
理して上記シリコン膜のシリコンと上記酸素とを反応さ
せることにより上記基板の上記一主面に酸化シリコン膜
を選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導体
成長用基板の製造方法。 - 【請求項18】 少なくとも一主面が窒化物系III−
V族化合物半導体からなる基板の上記一主面上にシリコ
ン膜を選択的に形成した後、上記基板を少なくとも窒素
を含む雰囲気中において加熱して上記シリコン膜のシリ
コンと上記窒素とを反応させることにより上記基板の上
記一主面に窒化シリコン膜を選択的に形成するようにし
たことを特徴とする半導体成長用基板の製造方法。 - 【請求項19】 少なくとも一主面が窒化物系III−
V族化合物半導体からなる基板の上記一主面上にシリコ
ン膜を選択的に形成した後、上記基板を窒素プラズマ処
理して上記シリコン膜のシリコンと上記窒素とを反応さ
せることにより上記基板の上記一主面に窒化シリコン膜
を選択的に形成するようにしたことを特徴とする半導体
成長用基板の製造方法。 - 【請求項20】 窒化物系III−V族化合物半導体を
用いた半導体装置において、 少なくとも一主面が窒化物系III−V族化合物半導体
からなり、上記一主面に横方向エピタキシャル成長用マ
スクとしての無機マスクが上記一主面が実質的に平坦な
状態で設けられている基板と、 上記基板の上記一主面上に横方向エピタキシャル成長さ
れた窒化物系III−V族化合物半導体層とを有するこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項21】 上記無機マスクが上記基板の改質層か
らなることを特徴とする請求項20記載の半導体装置。 - 【請求項22】 上記無機マスクが上記窒化物系III
−V族化合物半導体と酸化シリコンまたは窒化シリコン
とが混合したものからなることを特徴とする請求項20
記載の半導体装置。 - 【請求項23】 上記半導体装置が半導体発光素子であ
ることを特徴とする請求項20記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24348698A JP2000077336A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 半導体成長用基板およびその製造方法ならびに半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24348698A JP2000077336A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 半導体成長用基板およびその製造方法ならびに半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000077336A true JP2000077336A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17104613
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24348698A Pending JP2000077336A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 半導体成長用基板およびその製造方法ならびに半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000077336A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000057460A1 (en) * | 1999-03-23 | 2000-09-28 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | METHOD FOR GROWING GaN COMPOUND SEMICONDUCTOR CRYSTAL AND SEMICONDUCTOR SUBSTRATE |
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| JP2002305356A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 窒化物系半導体素子および窒化物系半導体の形成方法 |
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