JP2000077381A - エッチング方法、エッチング装置、及び分析方法 - Google Patents
エッチング方法、エッチング装置、及び分析方法Info
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- JP2000077381A JP2000077381A JP10248626A JP24862698A JP2000077381A JP 2000077381 A JP2000077381 A JP 2000077381A JP 10248626 A JP10248626 A JP 10248626A JP 24862698 A JP24862698 A JP 24862698A JP 2000077381 A JP2000077381 A JP 2000077381A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P50/00—Etching of wafers, substrates or parts of devices
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P72/00—Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
- H10P72/04—Apparatus for manufacture or treatment
- H10P72/0402—Apparatus for fluid treatment
- H10P72/0418—Apparatus for fluid treatment for etching
- H10P72/0422—Apparatus for fluid treatment for etching for wet etching
- H10P72/0426—Apparatus for fluid treatment for etching for wet etching with the semiconductor substrates being dipped in baths or vessels
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 酸による基板のエッチングが一様となるよう
なエッチング方法、エッチング装置を提供するととも
に、これらのエッチング方法を用いた分析方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 基板を部分的に加熱、冷却することによ
り、温度むらを制御する。同時にエッチング液の対流も
抑制することができる。さらに、エッチングの初期にお
いては低温で、終期においては昇温してエッチングする
ことにより、均一で迅速なエッチングが可能となる。ま
た、ドロップエッチング法においては、基板と対向する
部材に気体放出口を設けることにより気泡の発生を防い
で、エッチングを均一にすることができる。
なエッチング方法、エッチング装置を提供するととも
に、これらのエッチング方法を用いた分析方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 基板を部分的に加熱、冷却することによ
り、温度むらを制御する。同時にエッチング液の対流も
抑制することができる。さらに、エッチングの初期にお
いては低温で、終期においては昇温してエッチングする
ことにより、均一で迅速なエッチングが可能となる。ま
た、ドロップエッチング法においては、基板と対向する
部材に気体放出口を設けることにより気泡の発生を防い
で、エッチングを均一にすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エッチング方法、
エッチング装置、及び分析方法に関する。より詳細に
は、本発明は、半導体基板や半導体薄膜などに含有され
る不純物を化学分析法により高い感度で検出するために
用いるエッチング方法、エッチング装置及び分析方法に
関する。
エッチング装置、及び分析方法に関する。より詳細に
は、本発明は、半導体基板や半導体薄膜などに含有され
る不純物を化学分析法により高い感度で検出するために
用いるエッチング方法、エッチング装置及び分析方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体薄膜や半導体基板中に存在するナ
トリウム(Na)や鉄(Fe)をはじめとする各種の金
属不純物は、酸化膜の絶縁耐圧の劣化や結晶欠陥の形成
をもたらし、半導体デバイス特性に大きな影響を与え
る。そのため、デバイス製造工程においては、洗浄やゲ
ッタリングなどにより金属不純物を素子形成領域から除
去することが行われている。しかし、近年、半導体デバ
イスの高集積化、微細化そして高性能化が急速に進めら
れている。これに伴い、許容される金属不純物濃度はよ
り一層低くなり、汚染の把握管理のために不純物分析手
法に関しても、より一層の高感度化、高信頼性化が求め
られている。同時に、従来の表面分析だけでなく、実際
にデバイスが形成される半導体薄膜および基板表面層の
バルク中に含有される不純物を分析できる手法が強く求
められている。
トリウム(Na)や鉄(Fe)をはじめとする各種の金
属不純物は、酸化膜の絶縁耐圧の劣化や結晶欠陥の形成
をもたらし、半導体デバイス特性に大きな影響を与え
る。そのため、デバイス製造工程においては、洗浄やゲ
ッタリングなどにより金属不純物を素子形成領域から除
去することが行われている。しかし、近年、半導体デバ
イスの高集積化、微細化そして高性能化が急速に進めら
れている。これに伴い、許容される金属不純物濃度はよ
り一層低くなり、汚染の把握管理のために不純物分析手
法に関しても、より一層の高感度化、高信頼性化が求め
られている。同時に、従来の表面分析だけでなく、実際
にデバイスが形成される半導体薄膜および基板表面層の
バルク中に含有される不純物を分析できる手法が強く求
められている。
【0003】基板のバルク中に含有される不純物を分析
する手法としては、SIMS(Secondary Ion Mass Spe
ctroscopy)が広く用いられている。この手法は、分解能
が1μm以下であり、深さ方向の分析が可能で、水素
(H)からウラン(U)まで分析可能といった大きな利
点がある。しかし、代表的な汚染元素であるFeに対す
る検出限界が1015原子/cm3と高く、現状の汚染把
握には感度が不足している。
する手法としては、SIMS(Secondary Ion Mass Spe
ctroscopy)が広く用いられている。この手法は、分解能
が1μm以下であり、深さ方向の分析が可能で、水素
(H)からウラン(U)まで分析可能といった大きな利
点がある。しかし、代表的な汚染元素であるFeに対す
る検出限界が1015原子/cm3と高く、現状の汚染把
握には感度が不足している。
【0004】一方、DLTS(Deep Level Transient S
pectroscopy)や、μ−PCD(PhotoCondutivity Deca
y)あるいは、SPV(Surface Photo Voltage)法といっ
た電気的手法は、検出限界が1010原子/cm3 と非常
に高感度であるものの、測定できる基板や元素に大きな
制約があり応用範囲が限られている。
pectroscopy)や、μ−PCD(PhotoCondutivity Deca
y)あるいは、SPV(Surface Photo Voltage)法といっ
た電気的手法は、検出限界が1010原子/cm3 と非常
に高感度であるものの、測定できる基板や元素に大きな
制約があり応用範囲が限られている。
【0005】これに対して、基板をエッチングし、その
エッチング溶液中の不純物分析を行う化学分析は、操作
がやや煩雑で熟練が必要であるが、検出限界が1011〜
1014原子/cm3 と高感度で、基板・元素の制約もほ
とんど受けないという大きな利点がある。代表的な手法
としては、まず、竹中らが「分析化学」(Vol.4
3,pp.173−176(1994))に開示してい
る手法を挙げることができる。これは、テフロン製分解
容器に基板を固定し基板表面にHF/HNO3 混合溶液
を注ぎエッチングを行うステップエッチング(Step Etc
hing)法である。また、M.Shabaniらが第41
回応用物理学関係連合講演会予稿集No.2.p598
で開示している手法も挙げることができる。これは、テ
フロンプレートとシリコン基板とでHF/HNO3 混合
溶液を挟み、シリコン基板の表層をエッチングするドロ
ップエッチング(Drop Etching)法である。
エッチング溶液中の不純物分析を行う化学分析は、操作
がやや煩雑で熟練が必要であるが、検出限界が1011〜
1014原子/cm3 と高感度で、基板・元素の制約もほ
とんど受けないという大きな利点がある。代表的な手法
としては、まず、竹中らが「分析化学」(Vol.4
3,pp.173−176(1994))に開示してい
る手法を挙げることができる。これは、テフロン製分解
容器に基板を固定し基板表面にHF/HNO3 混合溶液
を注ぎエッチングを行うステップエッチング(Step Etc
hing)法である。また、M.Shabaniらが第41
回応用物理学関係連合講演会予稿集No.2.p598
で開示している手法も挙げることができる。これは、テ
フロンプレートとシリコン基板とでHF/HNO3 混合
溶液を挟み、シリコン基板の表層をエッチングするドロ
ップエッチング(Drop Etching)法である。
【0006】これらの手法は、いずれも、以下に示す3
の式により表される発熱反応によりシリコン(Si)を
溶解し、そしてHF/HNO3 混合溶液中のHF濃度を
変化させることによりエッチング深さを変化させ(HF
濃度とエッチング深さは比例する)、深さ方向の分析を
可能とすることを特徴とする。 Si+2HNO3 → SiO2 +2N2 O3↑+H2
O SiO2 +4HF → SiF4↑ SiO2 +2HF → H2SiF6↑ また、エッチング溶液をさらに濃縮することによってさ
らに高感度化を図ることができる。
の式により表される発熱反応によりシリコン(Si)を
溶解し、そしてHF/HNO3 混合溶液中のHF濃度を
変化させることによりエッチング深さを変化させ(HF
濃度とエッチング深さは比例する)、深さ方向の分析を
可能とすることを特徴とする。 Si+2HNO3 → SiO2 +2N2 O3↑+H2
O SiO2 +4HF → SiF4↑ SiO2 +2HF → H2SiF6↑ また、エッチング溶液をさらに濃縮することによってさ
らに高感度化を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、化学分析に
おいて検出限界を下げて高感度化するためには、外部か
らの汚染の低減と分析装置の高感度化が必要である。分
析装置に関しては容易に対応することができないため、
現状では外部汚染の低減を中心に手法の開発が行われて
いる。ここでいう「外部汚染」とは、(1)使用試薬か
らの汚染(試薬中に含まれる汚染)、(2)分析環境
(クリーンルームおよび分析ブース)からの汚染、
(3)分析治具からの汚染、の3つを示す。
おいて検出限界を下げて高感度化するためには、外部か
らの汚染の低減と分析装置の高感度化が必要である。分
析装置に関しては容易に対応することができないため、
現状では外部汚染の低減を中心に手法の開発が行われて
いる。ここでいう「外部汚染」とは、(1)使用試薬か
らの汚染(試薬中に含まれる汚染)、(2)分析環境
(クリーンルームおよび分析ブース)からの汚染、
(3)分析治具からの汚染、の3つを示す。
【0008】これらのうちで、現状で最も問題となって
いるのは、(1)試薬からの汚染である。つまり、試薬
に含有される不純物の量が多いと、不純物のバックグラ
ウンドレベルが高くなって検出感度が低下するという問
題がある。この問題を回避するために、分析用として超
高純度の試薬を用いる必要があるが、その使用量が増え
るとその分だけ汚染量も大きくなり不純物のバックグラ
ウンドレベルも高くなってしまう。そこで、不純物分析
においては使用する試薬量を極力少なくすることが重要
である。
いるのは、(1)試薬からの汚染である。つまり、試薬
に含有される不純物の量が多いと、不純物のバックグラ
ウンドレベルが高くなって検出感度が低下するという問
題がある。この問題を回避するために、分析用として超
高純度の試薬を用いる必要があるが、その使用量が増え
るとその分だけ汚染量も大きくなり不純物のバックグラ
ウンドレベルも高くなってしまう。そこで、不純物分析
においては使用する試薬量を極力少なくすることが重要
である。
【0009】一方、(2)環境からの汚染についても、
現在のクラス(class)100以上の清浄度を有するク
リーンルームに設置されたクラス10以上のクリーンブ
ース内の作業でも、元素によってはまだ汚染を受ける可
能性がある。そこで、分析(分解・濃縮)作業は極力短
時間で終了させる必要がある。なお分析治具に関して
は、材質としてテフロンを使用し分析前に十分洗浄する
ことで、汚染のゼロ化を達成している。以上の説明に関
連して、ステップエッチング法およびドロップエッチン
グ法の利点と問題点を表1にまとめる。 表1 ステップエッチング法およびドロップエッチング法の利点と問題点 ステップエッチング法 ドロップエッチング法 エッチング深さ 0.01〜10μm 0.1〜1μm (6インチ) 薬 液 量 10ml 1ml 分解時間 5分 5分 利 点 ・深い領域までエッチング ・試薬起因の汚染なし 可能 (使用試薬量が非常に少ない) (HNO3 過剰の条件下 ・環境からの汚染なし でエッチング) (濃縮時間が短い(<1hr)) 問 題 点 ・試薬起因の汚染あり ・最大エッチング深さ1μm (使用試薬量が比較的多い) (HNO3が不足するため1 ・環境からの汚染あり μm以上反応が進まない) (濃縮時間が長い) ・基板中央部に向かってす ・エッチング面内に複数の山 り鉢状にオーバーエッチ が存在しエッチングが不均 ング(図7) 一(図18) 表1に示した中で現在の最大の問題点は、エッチングの
不均一性である。このようなエッチングの不均一性は、
エピタキシャルウェーハやSOI(Silicon OnInsulato
r)ウェーハなどのように各層ごとの分析を必要とする
場合に特に大きな問題となる。エッチングの面内均一性
を上げるための手段としては、HF(フッ酸)濃度を低
くしておだやかなエッチングを行うこと方法も考えられ
る。しかし、これはエッチング溶液量の増大を招き、前
述したように不純物のバックグラウンドレベルが高くな
るという問題を生ずるために実用的でない。また、各々
の手法の試薬量は手法の開発の時点で最適化されてお
り、現状の液量を変更することはエッチング精度の点か
らも好ましくない。
現在のクラス(class)100以上の清浄度を有するク
リーンルームに設置されたクラス10以上のクリーンブ
ース内の作業でも、元素によってはまだ汚染を受ける可
能性がある。そこで、分析(分解・濃縮)作業は極力短
時間で終了させる必要がある。なお分析治具に関して
は、材質としてテフロンを使用し分析前に十分洗浄する
ことで、汚染のゼロ化を達成している。以上の説明に関
連して、ステップエッチング法およびドロップエッチン
グ法の利点と問題点を表1にまとめる。 表1 ステップエッチング法およびドロップエッチング法の利点と問題点 ステップエッチング法 ドロップエッチング法 エッチング深さ 0.01〜10μm 0.1〜1μm (6インチ) 薬 液 量 10ml 1ml 分解時間 5分 5分 利 点 ・深い領域までエッチング ・試薬起因の汚染なし 可能 (使用試薬量が非常に少ない) (HNO3 過剰の条件下 ・環境からの汚染なし でエッチング) (濃縮時間が短い(<1hr)) 問 題 点 ・試薬起因の汚染あり ・最大エッチング深さ1μm (使用試薬量が比較的多い) (HNO3が不足するため1 ・環境からの汚染あり μm以上反応が進まない) (濃縮時間が長い) ・基板中央部に向かってす ・エッチング面内に複数の山 り鉢状にオーバーエッチ が存在しエッチングが不均 ング(図7) 一(図18) 表1に示した中で現在の最大の問題点は、エッチングの
不均一性である。このようなエッチングの不均一性は、
エピタキシャルウェーハやSOI(Silicon OnInsulato
r)ウェーハなどのように各層ごとの分析を必要とする
場合に特に大きな問題となる。エッチングの面内均一性
を上げるための手段としては、HF(フッ酸)濃度を低
くしておだやかなエッチングを行うこと方法も考えられ
る。しかし、これはエッチング溶液量の増大を招き、前
述したように不純物のバックグラウンドレベルが高くな
るという問題を生ずるために実用的でない。また、各々
の手法の試薬量は手法の開発の時点で最適化されてお
り、現状の液量を変更することはエッチング精度の点か
らも好ましくない。
【0010】また、面内均一性を上げるための手段とし
て、エッチングが発熱反応であることに着目し、反応を
低温度で行う方法も考えられる。しかし、本発明者の実
験によれば、これはエッチング反応自体が遅くなり、所
要時間が大幅に増大するという問題があることがわかっ
た。本発明者は、さらに、エッチング溶液を常に攪拌し
て均一なエッチングを試みたが、これも面内均一性を改
善できなかった上に、攪拌することにより環境からの汚
染を招きやすくなり、解決手段とはならなかった。
て、エッチングが発熱反応であることに着目し、反応を
低温度で行う方法も考えられる。しかし、本発明者の実
験によれば、これはエッチング反応自体が遅くなり、所
要時間が大幅に増大するという問題があることがわかっ
た。本発明者は、さらに、エッチング溶液を常に攪拌し
て均一なエッチングを試みたが、これも面内均一性を改
善できなかった上に、攪拌することにより環境からの汚
染を招きやすくなり、解決手段とはならなかった。
【0011】本発明はかかる課題の認識に基づいてなさ
れたものである。すなわち、その目的は、酸による基板
のエッチングが一様となるようなエッチング方法、エッ
チング装置を提供するとともに、これらのエッチング方
法を用いた分析方法を提供することにある。
れたものである。すなわち、その目的は、酸による基板
のエッチングが一様となるようなエッチング方法、エッ
チング装置を提供するとともに、これらのエッチング方
法を用いた分析方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、温度制御することにより一様な
エッチングを可能とする。エッチングの不均一性がエッ
チング反応速度に起因する場合、オーバエッチングが生
じる部位例えば基板中央部を冷却できる分解容器に基板
を固定し、基板を冷却しながらエッチングを行う。この
ことにより基板中央部のエッチング反応を抑制すること
ができ、一様なエッチングが可能である。
に、本発明においては、温度制御することにより一様な
エッチングを可能とする。エッチングの不均一性がエッ
チング反応速度に起因する場合、オーバエッチングが生
じる部位例えば基板中央部を冷却できる分解容器に基板
を固定し、基板を冷却しながらエッチングを行う。この
ことにより基板中央部のエッチング反応を抑制すること
ができ、一様なエッチングが可能である。
【0013】またエッチングの不均一性がエッチング反
応により生じた溶液中の対流に起因する場合、例えば基
板中央部から上昇し外周部で下降する対流が生じた場
合、エッチング中に基板中央部を冷却することで前記対
流の発生を制御し、エッチングの均一性を大幅に向上す
ることができる。
応により生じた溶液中の対流に起因する場合、例えば基
板中央部から上昇し外周部で下降する対流が生じた場
合、エッチング中に基板中央部を冷却することで前記対
流の発生を制御し、エッチングの均一性を大幅に向上す
ることができる。
【0014】または、本発明においては、エッチングの
不均一性がエッチング反応により生じた気体に起因する
場合に対処する。すなわち、分解容器に気体の放出口を
設けて生じた気体をエッチング装置から放出させエッチ
ング溶液を基板表面に均一に接触させ、かつ温度ムラを
発生させることにより一様なエッチングを可能とするも
のである。
不均一性がエッチング反応により生じた気体に起因する
場合に対処する。すなわち、分解容器に気体の放出口を
設けて生じた気体をエッチング装置から放出させエッチ
ング溶液を基板表面に均一に接触させ、かつ温度ムラを
発生させることにより一様なエッチングを可能とするも
のである。
【0015】具体的には、本発明のエッチング方法は、
対象物の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象
物の前記表面をエッチングするエッチング方法であっ
て、前記対象物の前記表面を部分的に加熱あるいは冷却
することを特徴とする。
対象物の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象
物の前記表面をエッチングするエッチング方法であっ
て、前記対象物の前記表面を部分的に加熱あるいは冷却
することを特徴とする。
【0016】ここで、エッチング時に前記エッチング液
に曝された前記表面における中央部と周辺部との間で生
ずる温度の差を縮小するように前記加熱あるいは冷却す
ることを特徴とする。
に曝された前記表面における中央部と周辺部との間で生
ずる温度の差を縮小するように前記加熱あるいは冷却す
ることを特徴とする。
【0017】または、前記表面の中央部と前記表面の周
辺部との間で生ずる前記エッチング液の対流を抑制する
ように前記加熱あるいは冷却することを特徴とする。
辺部との間で生ずる前記エッチング液の対流を抑制する
ように前記加熱あるいは冷却することを特徴とする。
【0018】または、本発明のエッチング方法は、対象
物とこれに対向した板状部材との間隙にエッチング液を
狭持することにより、前記対象物の表面をエッチングす
るエッチング方法であって、前記板状部材に気体を透過
させる透過手段を設けることにより、前記エッチングに
より生ずる気体を前記透過手段を介して外部に放出させ
るようにしたことを特徴とする。
物とこれに対向した板状部材との間隙にエッチング液を
狭持することにより、前記対象物の表面をエッチングす
るエッチング方法であって、前記板状部材に気体を透過
させる透過手段を設けることにより、前記エッチングに
より生ずる気体を前記透過手段を介して外部に放出させ
るようにしたことを特徴とする。
【0019】ここで、前記気体を透過させる透過手段
は、前記板状部材に設けられた貫通穴であることを特徴
とする。
は、前記板状部材に設けられた貫通穴であることを特徴
とする。
【0020】または、本発明のエッチング方法は、対象
物の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象物の
前記表面をエッチングするエッチング方法であって、前
記対象物の前記表面の温度をエッチングの初期段階より
もエッチングの終期段階において高くなるように制御す
ることを特徴とする。
物の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象物の
前記表面をエッチングするエッチング方法であって、前
記対象物の前記表面の温度をエッチングの初期段階より
もエッチングの終期段階において高くなるように制御す
ることを特徴とする。
【0021】ここで、前記対象物は、シリコンであり、
前記エッチング液は、酸性溶液であることを特徴とす
る。
前記エッチング液は、酸性溶液であることを特徴とす
る。
【0022】一方、本発明のエッチング装置は、対象物
の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象物の前
記表面をエッチングするエッチング装置であって、前記
対象物の前記表面を部分的に加熱あるいは冷却する手段
を備えたことを特徴とする。ここで、前記加熱あるいは
冷却する手段は、エッチング時に前記エッチング液に曝
された前記表面における中央部と周辺部との間で生ずる
温度の差を縮小するように構成されていることを特徴と
する。
の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象物の前
記表面をエッチングするエッチング装置であって、前記
対象物の前記表面を部分的に加熱あるいは冷却する手段
を備えたことを特徴とする。ここで、前記加熱あるいは
冷却する手段は、エッチング時に前記エッチング液に曝
された前記表面における中央部と周辺部との間で生ずる
温度の差を縮小するように構成されていることを特徴と
する。
【0023】または、前記加熱あるいは冷却する手段
は、前記表面の中央部と前記表面の周辺部との間で生ず
る前記エッチング液の対流を抑制するように構成されて
いることを特徴とする。
は、前記表面の中央部と前記表面の周辺部との間で生ず
る前記エッチング液の対流を抑制するように構成されて
いることを特徴とする。
【0024】または、本発明のエッチング装置は、対象
物とこれに対向した板状部材との間隙にエッチング液を
狭持することにより、前記対象物の表面をエッチングす
るエッチング装置であって、前記板状部材は、前記エッ
チングにより生ずる気体を外部に放出させる透過手段を
有することを特徴とする。
物とこれに対向した板状部材との間隙にエッチング液を
狭持することにより、前記対象物の表面をエッチングす
るエッチング装置であって、前記板状部材は、前記エッ
チングにより生ずる気体を外部に放出させる透過手段を
有することを特徴とする。
【0025】ここで、前記透過手段は、前記板状部材に
設けられた貫通穴であることを特徴とする。
設けられた貫通穴であることを特徴とする。
【0026】または、本発明のエッチング装置は、対象
物の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象物の
前記表面をエッチングするエッチング装置であって、前
記対象物の前記表面の温度をエッチングの初期段階より
もエッチングの終期段階において高くなるように制御す
る手段を備えたことを特徴とする。
物の表面をエッチング液に曝すことにより前記対象物の
前記表面をエッチングするエッチング装置であって、前
記対象物の前記表面の温度をエッチングの初期段階より
もエッチングの終期段階において高くなるように制御す
る手段を備えたことを特徴とする。
【0027】一方、本発明の分析方法は、請求項1〜7
のいずれか1つに記載のエッチング方法によりエッチン
グした後の前記エッチング液を、原子吸光分析法、高周
波プラズマ質量分析法、或いは全反射蛍光X線分析法の
いずれかにより分析することにより、前記対象物に含有
される不純物の濃度を測定することを特徴とする。
のいずれか1つに記載のエッチング方法によりエッチン
グした後の前記エッチング液を、原子吸光分析法、高周
波プラズマ質量分析法、或いは全反射蛍光X線分析法の
いずれかにより分析することにより、前記対象物に含有
される不純物の濃度を測定することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明による
エッチング方法を概念的に表す説明図である。図中10
1はテフロン製分解容器、102はシリコン(Si)基
板、103はHF/HNO3(フッ酸/硝酸)混合溶
液、104は冷却装置である。
の実施の形態について説明する。図1は、本発明による
エッチング方法を概念的に表す説明図である。図中10
1はテフロン製分解容器、102はシリコン(Si)基
板、103はHF/HNO3(フッ酸/硝酸)混合溶
液、104は冷却装置である。
【0029】また、図2は、冷却装置104の平面構成
を例示する概念図である。本実施形態において用いる冷
却装置104は、基板の中央付近を外周部よりも強く冷
却するように構成されている。図2に例示した冷却装置
においては、冷媒の流路が渦巻状に配置され、その中心
側から外側に向けて流体または気体の冷媒を流すことが
できる。このように中心側から冷媒を流すことにより、
基板の中心部の方が外周部よりも強く冷却される。
を例示する概念図である。本実施形態において用いる冷
却装置104は、基板の中央付近を外周部よりも強く冷
却するように構成されている。図2に例示した冷却装置
においては、冷媒の流路が渦巻状に配置され、その中心
側から外側に向けて流体または気体の冷媒を流すことが
できる。このように中心側から冷媒を流すことにより、
基板の中心部の方が外周部よりも強く冷却される。
【0030】本発明によるエッチングの手順としては、
まず、分解容器101にシリコン基板102を固定す
る。そして、冷却装置104に冷却水(4℃)などの冷
媒を流し、分解容器101と基板102の中央部を十分
冷却する。その後、基板102の上にHF/HNO3
(弗硝酸)混合溶液103(HF:7.4%、HNO
3 :54.8%)を注ぎエッチングを開始する。混合溶
液103の量は、6インチ径のシリコンウェーハに対し
ては、10ml程度とすることが望ましい。混合溶液1
03を注ぐとエッチングの進行に伴って発熱により基板
102の温度が上昇する。
まず、分解容器101にシリコン基板102を固定す
る。そして、冷却装置104に冷却水(4℃)などの冷
媒を流し、分解容器101と基板102の中央部を十分
冷却する。その後、基板102の上にHF/HNO3
(弗硝酸)混合溶液103(HF:7.4%、HNO
3 :54.8%)を注ぎエッチングを開始する。混合溶
液103の量は、6インチ径のシリコンウェーハに対し
ては、10ml程度とすることが望ましい。混合溶液1
03を注ぐとエッチングの進行に伴って発熱により基板
102の温度が上昇する。
【0031】また、本発明者は、比較のために、従来の
エッチング方法によるエッチングも試みた。図3は、比
較のために行ったエッチング方法を表す概略断面図であ
る。すなわち、同図のエッチング方法においては、冷却
装置を有しないテフロン製分解容器901に、シリコン
基板902を載置し、HF/HNO3 混合溶液903を
注いでエッチングを行った。
エッチング方法によるエッチングも試みた。図3は、比
較のために行ったエッチング方法を表す概略断面図であ
る。すなわち、同図のエッチング方法においては、冷却
装置を有しないテフロン製分解容器901に、シリコン
基板902を載置し、HF/HNO3 混合溶液903を
注いでエッチングを行った。
【0032】図4は、本発明によりシリコン基板表層を
エッチングした際の基板の熱分布を表す説明図である。
また、図5は、従来の方法によりシリコン基板表層をエ
ッチングをした際の熱分布を表す説明図である。
エッチングした際の基板の熱分布を表す説明図である。
また、図5は、従来の方法によりシリコン基板表層をエ
ッチングをした際の熱分布を表す説明図である。
【0033】従来の方法によりエッチングを行うと、図
5に示したように基板の中央部の温度が高く周辺部の温
度が低くなるような急峻な「温度むら」が生ずることが
わかる。これに対して、本発明の場合は、基板の「温度
むら」は緩和され、温度分布が一様な分布に近づいてい
る。これは、渦巻状の流路を有する冷却手段104に内
側から冷媒を流す結果として、基板の中心部が最も冷却
され、外周部に向かうに従って冷却の度合いが緩やかに
なるからである。すなわち、冷却装置104を設けるこ
とにより、基板の中心部と外周部との温度差を小さくす
ることができる。このように、温度分布が異なるため
に、オーバーエッチング量も異なる。
5に示したように基板の中央部の温度が高く周辺部の温
度が低くなるような急峻な「温度むら」が生ずることが
わかる。これに対して、本発明の場合は、基板の「温度
むら」は緩和され、温度分布が一様な分布に近づいてい
る。これは、渦巻状の流路を有する冷却手段104に内
側から冷媒を流す結果として、基板の中心部が最も冷却
され、外周部に向かうに従って冷却の度合いが緩やかに
なるからである。すなわち、冷却装置104を設けるこ
とにより、基板の中心部と外周部との温度差を小さくす
ることができる。このように、温度分布が異なるため
に、オーバーエッチング量も異なる。
【0034】図6は、本実施形態によりエッチングした
シリコン基板102のエッチング量の分布を表すプロフ
ァイル図である。また、図7は、従来の方法によるエッ
チング量の分布を表すプロファイル図である。
シリコン基板102のエッチング量の分布を表すプロフ
ァイル図である。また、図7は、従来の方法によるエッ
チング量の分布を表すプロファイル図である。
【0035】従来の方法によれば、図7に示したように
基板の中央部に向かってすり鉢状にオーバーエッチング
が生じていたのに対して、本発明によれば、図6に示し
たように、エッチング量は基板の面内において極めて均
一で、平坦なエッチング面が得られていることが分か
る。これは、本発明においては、冷却装置104により
基板の中央付近を特に冷却した結果として、温度の上昇
によるエッチング速度の増大が抑制されたからであると
考えられる。
基板の中央部に向かってすり鉢状にオーバーエッチング
が生じていたのに対して、本発明によれば、図6に示し
たように、エッチング量は基板の面内において極めて均
一で、平坦なエッチング面が得られていることが分か
る。これは、本発明においては、冷却装置104により
基板の中央付近を特に冷却した結果として、温度の上昇
によるエッチング速度の増大が抑制されたからであると
考えられる。
【0036】すなわち、本発明によれば、冷却装置を設
けて基板の中央付近を優先的に冷却することにより、基
板中央部での過剰なエッチングが抑制され、均一なエッ
チングプロファイルを実現することができる。その結果
として、エピタキシャルウェーハやSOIウェーハなど
のような薄膜の多層構造について、各層毎に精密に化学
分析を実施することができるようになる。
けて基板の中央付近を優先的に冷却することにより、基
板中央部での過剰なエッチングが抑制され、均一なエッ
チングプロファイルを実現することができる。その結果
として、エピタキシャルウェーハやSOIウェーハなど
のような薄膜の多層構造について、各層毎に精密に化学
分析を実施することができるようになる。
【0037】この化学分析法の詳細は、例えば、前述し
た「分析化学,Vol.43,pp.173−176
(1994)」に開示されている。同文献においては、
「加熱気化/ICP(誘導結合プラズマ)質量分析法」
に関して詳細に説明され、当業者は、これを基に容易に
分析を実施することができる。具体的には、前述のよう
にしてエッチングした溶液をマイクロピペットなどによ
り抽出し、分析装置の黒鉛炉に注入して分析を行うこと
ができる。
た「分析化学,Vol.43,pp.173−176
(1994)」に開示されている。同文献においては、
「加熱気化/ICP(誘導結合プラズマ)質量分析法」
に関して詳細に説明され、当業者は、これを基に容易に
分析を実施することができる。具体的には、前述のよう
にしてエッチングした溶液をマイクロピペットなどによ
り抽出し、分析装置の黒鉛炉に注入して分析を行うこと
ができる。
【0038】加熱気化/ICP質量分析法を用いれば、
最大エッチング深さを10μmとした場合に、クロム
(Cr)及び鉄(Fe)の検出限界が0.01ng/g
(8×1011原子/cm3)、ニッケル(Ni)及び銅
(Cu)の検出限界が0.005ng/g(4×1011
原子/cm3)と極めて感度の高い分析も可能となる。
最大エッチング深さを10μmとした場合に、クロム
(Cr)及び鉄(Fe)の検出限界が0.01ng/g
(8×1011原子/cm3)、ニッケル(Ni)及び銅
(Cu)の検出限界が0.005ng/g(4×1011
原子/cm3)と極めて感度の高い分析も可能となる。
【0039】また、これ以外にも、例えば、原子吸光分
析法、全反射蛍光X線分析法などの方法によっても精度
の高い分析を行うことができる。
析法、全反射蛍光X線分析法などの方法によっても精度
の高い分析を行うことができる。
【0040】なお、図2においては、冷却装置104を
渦巻状にして冷却水を基板中央から端に向かって流すこ
とで基板中央部をより低温に保ち基板端をあまり冷却し
ないような構造とした。しかし、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
渦巻状にして冷却水を基板中央から端に向かって流すこ
とで基板中央部をより低温に保ち基板端をあまり冷却し
ないような構造とした。しかし、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0041】図8は、冷却装置の他の具体例104aを
表す概略平面図である。同図に示したように、同心円状
に配置された複数の流路を設け、それぞれの流路に流す
冷媒の流量や温度を調節することにより、基板の温度分
布を調節してエッチングむらを抑制しても良い。
表す概略平面図である。同図に示したように、同心円状
に配置された複数の流路を設け、それぞれの流路に流す
冷媒の流量や温度を調節することにより、基板の温度分
布を調節してエッチングむらを抑制しても良い。
【0042】また、図1においては、テフロン製分解容
器101に冷却装置104を設けたが、図9に示すよう
にシリコン基板102に冷却装置104を直接接触させ
て冷却してもよい。
器101に冷却装置104を設けたが、図9に示すよう
にシリコン基板102に冷却装置104を直接接触させ
て冷却してもよい。
【0043】さらに、図2及び図8においては、冷媒を
流すことにより基板を冷却する冷却装置を例示したが、
これ以外にも、基板を冷却する手段としては、例えば、
氷で冷却したり、ペルチェ素子とセンサーを用いて冷却
するなどの方法でも良い。また、気体を用いて冷却して
も良い。さらに、アセトンなどの沸点の低い液体を噴霧
して気化する際の熱吸収を利用して冷却してもよい。
流すことにより基板を冷却する冷却装置を例示したが、
これ以外にも、基板を冷却する手段としては、例えば、
氷で冷却したり、ペルチェ素子とセンサーを用いて冷却
するなどの方法でも良い。また、気体を用いて冷却して
も良い。さらに、アセトンなどの沸点の低い液体を噴霧
して気化する際の熱吸収を利用して冷却してもよい。
【0044】また、基板の温度分布を均一にする方法と
して、冷却する代わりに、部分的に基板を加熱しても良
い。例えば、基板の周辺部を中央部よりも加熱すること
により、基板の温度むらを低減してエッチングを均一に
進行させることも可能である。但し、この場合には、エ
ッチング溶液が蒸発してシリコン基板の表面が露出しな
いように加熱を調節することが望ましい。
して、冷却する代わりに、部分的に基板を加熱しても良
い。例えば、基板の周辺部を中央部よりも加熱すること
により、基板の温度むらを低減してエッチングを均一に
進行させることも可能である。但し、この場合には、エ
ッチング溶液が蒸発してシリコン基板の表面が露出しな
いように加熱を調節することが望ましい。
【0045】また、エッチング溶液としては、弗硝酸混
合溶液以外にも、例えば塩酸、硫酸、リン酸など酸類も
同様に用いて同様の効果を得ることができる。
合溶液以外にも、例えば塩酸、硫酸、リン酸など酸類も
同様に用いて同様の効果を得ることができる。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。本実施形態は、エッチング溶液中の対流を抑
制することに主眼をおいたものである。
説明する。本実施形態は、エッチング溶液中の対流を抑
制することに主眼をおいたものである。
【0047】図10は、本実施形態におけるエッチング
方法を概念的に表す説明図である。図中201はテフロ
ン製分解容器、202はシリコン基板、203はHF/
HNO3 混合溶液、204は冷却装置、205はエッチ
ング溶液中に発生した対流をそれぞれ表す。ここで、冷
却装置204は、基板202を部分的に冷却または加熱
することにより、温度むらが生じないように構成されて
いる。この点では、図2や図8に関して前述した冷却装
置と類似した構成を有する。
方法を概念的に表す説明図である。図中201はテフロ
ン製分解容器、202はシリコン基板、203はHF/
HNO3 混合溶液、204は冷却装置、205はエッチ
ング溶液中に発生した対流をそれぞれ表す。ここで、冷
却装置204は、基板202を部分的に冷却または加熱
することにより、温度むらが生じないように構成されて
いる。この点では、図2や図8に関して前述した冷却装
置と類似した構成を有する。
【0048】また、図11は、本発明者が比較のために
行った方法を表す説明図である。同図において、911
はテフロン製分解容器、912はSi基板、913はH
F/HNO3 混合溶液、914はテフロン製分解容器9
11全体を均一に冷却する装置、915はエッチング溶
液中に発生した対流である。
行った方法を表す説明図である。同図において、911
はテフロン製分解容器、912はSi基板、913はH
F/HNO3 混合溶液、914はテフロン製分解容器9
11全体を均一に冷却する装置、915はエッチング溶
液中に発生した対流である。
【0049】本発明者は、図10に示した分解容器20
1にシリコン基板202を載置し、冷却装置204を用
いて分解容器201および基板202の中央部を十分冷
却した。そして、基板202の上にHF/HNO3混合
溶液203(HF6.3%、HNO3 56.7%)20
mlを注ぎエッチングを開始した。
1にシリコン基板202を載置し、冷却装置204を用
いて分解容器201および基板202の中央部を十分冷
却した。そして、基板202の上にHF/HNO3混合
溶液203(HF6.3%、HNO3 56.7%)20
mlを注ぎエッチングを開始した。
【0050】また、図11に示した比較例のエッチング
方法についても同様にエッチングを開始した。そして、
それぞれについてエッチング開始直後に、シリコン基板
の上の数箇所に水面を動かさないようインクをそっとた
らしその動きを観察した。
方法についても同様にエッチングを開始した。そして、
それぞれについてエッチング開始直後に、シリコン基板
の上の数箇所に水面を動かさないようインクをそっとた
らしその動きを観察した。
【0051】図12は、本実施形態においてHF/HN
O3 混合溶液203にインクを数滴たらして、エッチン
グ反応中の動きを図示した説明図である。また、図13
は、比較例の方法によりエッチングをした際のインクの
動きを図示した説明図である。
O3 混合溶液203にインクを数滴たらして、エッチン
グ反応中の動きを図示した説明図である。また、図13
は、比較例の方法によりエッチングをした際のインクの
動きを図示した説明図である。
【0052】本発明のエッチング方法においては、図1
2に示したように、インクは滴下点を中心として狭い範
囲で非常にゆっくりと同心円状に広がった。これに対し
て、比較例のエッチング方法においては、図13に示し
たように、インクはどの滴下点においても基板中央部か
ら端部に向かう流れにのって大きく広がった。
2に示したように、インクは滴下点を中心として狭い範
囲で非常にゆっくりと同心円状に広がった。これに対し
て、比較例のエッチング方法においては、図13に示し
たように、インクはどの滴下点においても基板中央部か
ら端部に向かう流れにのって大きく広がった。
【0053】つまり、比較例のエッチング方法において
は、シリコン基板上のエッチング溶液層は、その液厚が
1mm以下であるにもかかわらず、エッチング溶液中に
大きな対流が生じていることが分かった。これは、図1
1において、符号915で示した通りである。比較例に
おいては分解容器全体を冷却しているため、シリコン基
板912の中央部の温度が周辺部よりも高くなるような
温度分布が生ずる。その結果として、エッチング溶液9
13中のインクの動きが示すように、ウェーハの中央部
から周辺部に向かう大きな対流915が生ずる。このよ
うな大きな対流が生ずると、図7に例示したような不均
一なエッチングがされやすくなる。例えば、図7に符号
Aで示したように、基板の外周部においてオーバーエッ
チングされている部分がある。これは、図11に示した
対流915により、エッチング溶液913が分解容器9
11の内壁に沿って下方に流れて基板912の外周部に
当たることに起因すると考えられる。
は、シリコン基板上のエッチング溶液層は、その液厚が
1mm以下であるにもかかわらず、エッチング溶液中に
大きな対流が生じていることが分かった。これは、図1
1において、符号915で示した通りである。比較例に
おいては分解容器全体を冷却しているため、シリコン基
板912の中央部の温度が周辺部よりも高くなるような
温度分布が生ずる。その結果として、エッチング溶液9
13中のインクの動きが示すように、ウェーハの中央部
から周辺部に向かう大きな対流915が生ずる。このよ
うな大きな対流が生ずると、図7に例示したような不均
一なエッチングがされやすくなる。例えば、図7に符号
Aで示したように、基板の外周部においてオーバーエッ
チングされている部分がある。これは、図11に示した
対流915により、エッチング溶液913が分解容器9
11の内壁に沿って下方に流れて基板912の外周部に
当たることに起因すると考えられる。
【0054】これに対して、本実施形態によれば、基板
を部分的に冷却しているので、エッチング溶液中に大き
な対流(ウェーハ中央から端にむかう水平成分)は発生
しない。その結果として、図6に例示したように、基板
全面にわたって均一なエッチングが実現することができ
る。
を部分的に冷却しているので、エッチング溶液中に大き
な対流(ウェーハ中央から端にむかう水平成分)は発生
しない。その結果として、図6に例示したように、基板
全面にわたって均一なエッチングが実現することができ
る。
【0055】本発明者は、P+型シリコン基板の上に、
P型シリコン層をエピタキシャル成長したP/P+エピ
タキシャルウェーハ(エピタキシャル層厚5μm)に強
制的に鉄(Fe)を拡散させたサンプルをそれぞれ本実
施形態および比較例の方法を用いて分析した。表2に、
この分析の結果を表す。 表2 分析結果 エッチング深さ (μm) 0〜5 5〜10 10〜15 本実施形態のFe検出量(ng/g) <0.3 4.0 3.2 比較例のFe検出量 (ng/g) 0.9 3.6 3.3 一般にP+基板はFeに対して強いゲッタリング能力を
有すことが知られており、ウェーハ内に導入されたFe
の大部分はP+基板にトラップされてエピタキシャル層
にはほとんど存在しない。
P型シリコン層をエピタキシャル成長したP/P+エピ
タキシャルウェーハ(エピタキシャル層厚5μm)に強
制的に鉄(Fe)を拡散させたサンプルをそれぞれ本実
施形態および比較例の方法を用いて分析した。表2に、
この分析の結果を表す。 表2 分析結果 エッチング深さ (μm) 0〜5 5〜10 10〜15 本実施形態のFe検出量(ng/g) <0.3 4.0 3.2 比較例のFe検出量 (ng/g) 0.9 3.6 3.3 一般にP+基板はFeに対して強いゲッタリング能力を
有すことが知られており、ウェーハ内に導入されたFe
の大部分はP+基板にトラップされてエピタキシャル層
にはほとんど存在しない。
【0056】しかし、表2に示した結果から、比較例に
おいては、表面から5μmまでの範囲において、0.9
(ng/g)の鉄(Fe)が検出されている。これは、エッ
チングに際して、膜厚5μmのエピタキシャル層だけで
なく、P+基板へのオーバーエッチングが生じてしまっ
たことを示している。これに対して、本実施形態によれ
ば、表面から5μmまでの範囲においては、鉄(Fe)
の検出量は検出限界(0.3ng/g)未満であり、基板へ
のオーバーエッチングが抑制されて、極めて均一にエッ
チングされていることがわかる。つまり、本実施形態に
よれば、オーバーエッチングを抑制してエピ層のみのエ
ッチングが可能となり、不純物の深さ方向の濃度分布を
極めて正確に把握することができる。
おいては、表面から5μmまでの範囲において、0.9
(ng/g)の鉄(Fe)が検出されている。これは、エッ
チングに際して、膜厚5μmのエピタキシャル層だけで
なく、P+基板へのオーバーエッチングが生じてしまっ
たことを示している。これに対して、本実施形態によれ
ば、表面から5μmまでの範囲においては、鉄(Fe)
の検出量は検出限界(0.3ng/g)未満であり、基板へ
のオーバーエッチングが抑制されて、極めて均一にエッ
チングされていることがわかる。つまり、本実施形態に
よれば、オーバーエッチングを抑制してエピ層のみのエ
ッチングが可能となり、不純物の深さ方向の濃度分布を
極めて正確に把握することができる。
【0057】このように、本実施形態によれば、基板を
部分的に冷却することにより、エッチング溶液の対流を
抑制して、エッチングの均一性をさらに改善することが
できる。
部分的に冷却することにより、エッチング溶液の対流を
抑制して、エッチングの均一性をさらに改善することが
できる。
【0058】ここで、エッチング溶液の対流を抑制する
ためには、図10に例示した構成以外にも種々の構成が
考えられる。例えば、図10では基板の一部のみを冷却
したが、基板の全体を冷却しかつ部分的に低温度領域を
設けてもよい。
ためには、図10に例示した構成以外にも種々の構成が
考えられる。例えば、図10では基板の一部のみを冷却
したが、基板の全体を冷却しかつ部分的に低温度領域を
設けてもよい。
【0059】あるいは、エッチングにより生ずる発熱量
と周囲温度との関係や、分解容器の形状などによって
は、基板の外周部や外周の一部のみを冷却しても良い。
と周囲温度との関係や、分解容器の形状などによって
は、基板の外周部や外周の一部のみを冷却しても良い。
【0060】図14は、基板の外周部を冷却する場合の
温度分布を例示したプロファイル図である。
温度分布を例示したプロファイル図である。
【0061】これらの具体例に例示したように、本実施
形態によれば、基板の温度分布を制御することにより、
エッチング溶液の対流を抑制して、エッチングの均一性
を改善することが可能となる。
形態によれば、基板の温度分布を制御することにより、
エッチング溶液の対流を抑制して、エッチングの均一性
を改善することが可能となる。
【0062】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。本実施形態においては、いわゆるドロップエ
ッチング法により極めて微量のエッチング溶液を用いて
均一にエッチングすることにより、非常に検出感度の高
い元素分析が可能となるエッチング方法を実現する。
説明する。本実施形態においては、いわゆるドロップエ
ッチング法により極めて微量のエッチング溶液を用いて
均一にエッチングすることにより、非常に検出感度の高
い元素分析が可能となるエッチング方法を実現する。
【0063】以下、本実施形態について図15〜図18
および表3を参照しつつ説明する。図15は、本実施形
態によるエッチング方法を表す概念図である。同図中3
01はテフロン板、302はシリコン基板、303はH
F/HNO3混合溶液、304はテフロン板301に設
けられた気体の放出口である。
および表3を参照しつつ説明する。図15は、本実施形
態によるエッチング方法を表す概念図である。同図中3
01はテフロン板、302はシリコン基板、303はH
F/HNO3混合溶液、304はテフロン板301に設
けられた気体の放出口である。
【0064】一方、図16は、比較例によるエッチング
方法を表す概念図である。同図中921はテフロン板、
922はシリコン基板、923はHF/HNO3混合溶
液をそれぞれ表す。
方法を表す概念図である。同図中921はテフロン板、
922はシリコン基板、923はHF/HNO3混合溶
液をそれぞれ表す。
【0065】図15や図16のように、基板とテフロン
板との間にエッチング溶液をサンドイッチ状に挟むと、
極めて微量のエッチング溶液によりエッチングすること
が可能となる。具体的には、基板として8インチ径のシ
リコンウェーハを用いた場合においても、必要なエッチ
ング溶液の量は2ml程度であり、図1や図10に例示
した方法と比較しても、1/10程度と極めて微量であ
る。その結果として、エッチング溶液にもともと含有さ
れるバックグラウンド不純物の絶対量を減らして、分析
の検出感度を大幅に改善することができる。
板との間にエッチング溶液をサンドイッチ状に挟むと、
極めて微量のエッチング溶液によりエッチングすること
が可能となる。具体的には、基板として8インチ径のシ
リコンウェーハを用いた場合においても、必要なエッチ
ング溶液の量は2ml程度であり、図1や図10に例示
した方法と比較しても、1/10程度と極めて微量であ
る。その結果として、エッチング溶液にもともと含有さ
れるバックグラウンド不純物の絶対量を減らして、分析
の検出感度を大幅に改善することができる。
【0066】具体的なエッチングの手順は、以下の如く
である。まず、テフロン板301の上にHF/HNO3
混合溶液303(HF:0.15%、NHO3 :67.
7%)を所定量滴下する。この量は、例えば、6インチ
ウェーハでは、約1mlで良い。次に、その上に分析面
を下にして基板302を重ね、基板302とテフロン板
301とでHF/HNO3混合溶液303を挟み、エッ
チングを行う。ここで、本実施形態においては、エッチ
ングに際して基板302を鉛直下側、テフロン板301
を鉛直上側に配置することが望ましい。
である。まず、テフロン板301の上にHF/HNO3
混合溶液303(HF:0.15%、NHO3 :67.
7%)を所定量滴下する。この量は、例えば、6インチ
ウェーハでは、約1mlで良い。次に、その上に分析面
を下にして基板302を重ね、基板302とテフロン板
301とでHF/HNO3混合溶液303を挟み、エッ
チングを行う。ここで、本実施形態においては、エッチ
ングに際して基板302を鉛直下側、テフロン板301
を鉛直上側に配置することが望ましい。
【0067】図17は、本実施形態によりエッチングし
たシリコン基板の鳥瞰図である。また、図18は、図1
6に示した比較例の方法によりエッチングしたシリコン
基板の鳥瞰図である。本発明によれば、図17に示した
ように基板の表面は平滑であり、均一なエッチングが実
現されている。これに対して、比較例においては、図1
8に示したように、基板表面の凹凸が激しく、エッチン
グが不均一であることがわかる。
たシリコン基板の鳥瞰図である。また、図18は、図1
6に示した比較例の方法によりエッチングしたシリコン
基板の鳥瞰図である。本発明によれば、図17に示した
ように基板の表面は平滑であり、均一なエッチングが実
現されている。これに対して、比較例においては、図1
8に示したように、基板表面の凹凸が激しく、エッチン
グが不均一であることがわかる。
【0068】このように両者のエッチング表面が異なる
のは、エッチング反応に伴うガスの影響による。すなわ
ち、HF/HNO3によるシリコンのエッチング反応は
下式のように進むため、反応が進むに従い気体が発生す
る。 Si+2HNO3 → SiO2 +2N2 O3↑+H2 O SiO2+4HF → SiF4↑ SiO2+2HF → H2SiF6↑ このようにして発生した硝酸系ガス(N2O3 ,NO2
など)や弗化ケイ素(SiF4,H2SiF6 など)は、
図16に示した比較例においては、HF/HNO3混合
溶液中に蓄積されて基板の表面に気泡を形成し、エッチ
ングを非常に不均一にする。このために、図18に示し
たように激しい凹凸を有するエッチング面が形成され
る。
のは、エッチング反応に伴うガスの影響による。すなわ
ち、HF/HNO3によるシリコンのエッチング反応は
下式のように進むため、反応が進むに従い気体が発生す
る。 Si+2HNO3 → SiO2 +2N2 O3↑+H2 O SiO2+4HF → SiF4↑ SiO2+2HF → H2SiF6↑ このようにして発生した硝酸系ガス(N2O3 ,NO2
など)や弗化ケイ素(SiF4,H2SiF6 など)は、
図16に示した比較例においては、HF/HNO3混合
溶液中に蓄積されて基板の表面に気泡を形成し、エッチ
ングを非常に不均一にする。このために、図18に示し
たように激しい凹凸を有するエッチング面が形成され
る。
【0069】これに対して、本実施形態においては、エ
ッチングにより発生したガスは、テフロン板301に設
けた放出口304を抜けて外部に放出される。その結果
として、エッチング溶液中に気泡が形成されることがな
くなり、図17に示したように均一なエッチングが実現
される。
ッチングにより発生したガスは、テフロン板301に設
けた放出口304を抜けて外部に放出される。その結果
として、エッチング溶液中に気泡が形成されることがな
くなり、図17に示したように均一なエッチングが実現
される。
【0070】なお、この放出口304は、その直径をあ
る程度小さく、すりばち状に開口することにより、エッ
チング溶液303は図15に示すように表面張力の作用
で放出口304の開口部に保持される。その結果とし
て、エッチング溶液は放出口304から流れ出ることが
なく、発生した気体のみを外部に逃がすことが可能であ
る。
る程度小さく、すりばち状に開口することにより、エッ
チング溶液303は図15に示すように表面張力の作用
で放出口304の開口部に保持される。その結果とし
て、エッチング溶液は放出口304から流れ出ることが
なく、発生した気体のみを外部に逃がすことが可能であ
る。
【0071】本発明者は、本実施形態のエッチング方法
を用いて薄膜SOI(Silicon On Insulator)基板の不
純物分析を行った。表3は、この分析の結果を表す。
を用いて薄膜SOI(Silicon On Insulator)基板の不
純物分析を行った。表3は、この分析の結果を表す。
【0072】 表3 分析結果 不純物 試料 薄膜SOI層 埋込み酸化膜 支持基板 支持基板 0〜0.2μm 0.2〜0.4 0.4〜0.6 0.6〜0.8 鉄(Fe) 貼合わせ基板 <8.8 <8.8 <8.8 <8.8 鉄(Fe) SIMOX <8.8 <8.8 <8.8 <8.8 銅(Cu) 貼合わせ基板 234 63 41 <23 銅(Cu) SIMOX <23 <23 406 29 (単位:ng/g) ここで、「試料」として示した「貼合わせ基板」とは、
2枚のウェーハを貼合わせることにより作成したSOI
基板であり、「SIMOX(Separation by Implanted
Oxygen)」とは、酸素をイオン注入することにより作成
したSOI基板である。
2枚のウェーハを貼合わせることにより作成したSOI
基板であり、「SIMOX(Separation by Implanted
Oxygen)」とは、酸素をイオン注入することにより作成
したSOI基板である。
【0073】表3から、貼合わせ基板とSIMOXとの
間の製造方法の相違に起因する銅(Cu)の検出プロフ
ァイルに明確な相違が検出されていることがわかる。す
なわち、本実施形態によれば、0.2μmと極めて薄い
薄膜シリコン中の不純物プロファイルを正確に分析する
ことができるようになる。
間の製造方法の相違に起因する銅(Cu)の検出プロフ
ァイルに明確な相違が検出されていることがわかる。す
なわち、本実施形態によれば、0.2μmと極めて薄い
薄膜シリコン中の不純物プロファイルを正確に分析する
ことができるようになる。
【0074】本実施形態における放出口304の位置や
個数については、基板の寸法やエッチング溶液の種類な
どに応じて適宜決定することができる。さらに、このよ
うな放出口304の代わりに、シリコン板301の一部
を、気体に対する透過性を有する多孔質材料やゴアテッ
クス(商標名)などの各種の材料に置き換えても良い。
さらに、シリコン板301の代わりにこれらの気体透過
性を有する材料により形 さらに、気体の溶解度が低温
になるほど大きくなることを利用し、冷却することによ
ってエッチング溶液中に気体を溶解させて気泡の発生を
抑制し、エッチング溶液が均一に広がるようにしても良
い。
個数については、基板の寸法やエッチング溶液の種類な
どに応じて適宜決定することができる。さらに、このよ
うな放出口304の代わりに、シリコン板301の一部
を、気体に対する透過性を有する多孔質材料やゴアテッ
クス(商標名)などの各種の材料に置き換えても良い。
さらに、シリコン板301の代わりにこれらの気体透過
性を有する材料により形 さらに、気体の溶解度が低温
になるほど大きくなることを利用し、冷却することによ
ってエッチング溶液中に気体を溶解させて気泡の発生を
抑制し、エッチング溶液が均一に広がるようにしても良
い。
【0075】また、十分に脱気したエッチング溶液を用
いて減圧下でエッチングを行い、気体をエッチング溶液
中から放出させても良く、あるいは逆に加圧して気体を
エッチング溶液中に溶解させて気泡の発生を抑制しても
よい。
いて減圧下でエッチングを行い、気体をエッチング溶液
中から放出させても良く、あるいは逆に加圧して気体を
エッチング溶液中に溶解させて気泡の発生を抑制しても
よい。
【0076】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
説明する。
【0077】本実施形態においては、エッチング時の温
度を時間とともに変化させることにより、エッチング時
間を短くしつつ均一なエッチングを実現する。
度を時間とともに変化させることにより、エッチング時
間を短くしつつ均一なエッチングを実現する。
【0078】図19は、本実施形態のエッチング方法を
説明する概念図である。同図中、401はテフロン製分
解容器、402はシリコン基板、403はHF/HNO
3混合溶液、404は冷却装置である。ここで、冷却装
置404は、基板402の中央部付近を部分的に冷却す
ることができるように構成されている。
説明する概念図である。同図中、401はテフロン製分
解容器、402はシリコン基板、403はHF/HNO
3混合溶液、404は冷却装置である。ここで、冷却装
置404は、基板402の中央部付近を部分的に冷却す
ることができるように構成されている。
【0079】また、図20は、エッチング時の温度プロ
ファイルを表すグラフ図である。
ファイルを表すグラフ図である。
【0080】本実施形態においても、分解容器401に
シリコン基板402を固定し、冷却装置404で基板4
02を18℃に保持する。次に、基板402の上にHF
/HNO3混合溶液403(HF:0.08%、HN
O3:67.8%)10mlを注ぎエッチングを開始す
る。エッチング開始2分後に、0.1℃/分の速さで室
温(25℃)までエッチング溶液403の温度を上げて
いき、最後に2分間室温で保持する。
シリコン基板402を固定し、冷却装置404で基板4
02を18℃に保持する。次に、基板402の上にHF
/HNO3混合溶液403(HF:0.08%、HN
O3:67.8%)10mlを注ぎエッチングを開始す
る。エッチング開始2分後に、0.1℃/分の速さで室
温(25℃)までエッチング溶液403の温度を上げて
いき、最後に2分間室温で保持する。
【0081】本実施形態によれば、このように最初は温
度を低く維持することによりエッチングを均一に進行さ
せることができる。すなわち、通常のエッチング反応に
おいては、エッチング液が新鮮な初期の段階において激
しい反応が生じやすい。そして、このような激しいエッ
チング反応が生ずると、エッチングが不均一になりやす
く、オーバーエッチングによりエッチング面が凹凸状と
なりやすい。これに対して、エッチング反応を緩和する
ために、濃度の低いエッチング溶液を用いると、エッチ
ング溶液の絶対量を増加しなければならなく、バックグ
ラウンド不純物のレベルが高くなるという問題が生ず
る。一方、温度を下げることにより、エッチング反応を
緩和することができるが、エッチング速度が低下するた
めに、エッチングの所要時間が増大するという問題が生
ずる。
度を低く維持することによりエッチングを均一に進行さ
せることができる。すなわち、通常のエッチング反応に
おいては、エッチング液が新鮮な初期の段階において激
しい反応が生じやすい。そして、このような激しいエッ
チング反応が生ずると、エッチングが不均一になりやす
く、オーバーエッチングによりエッチング面が凹凸状と
なりやすい。これに対して、エッチング反応を緩和する
ために、濃度の低いエッチング溶液を用いると、エッチ
ング溶液の絶対量を増加しなければならなく、バックグ
ラウンド不純物のレベルが高くなるという問題が生ず
る。一方、温度を下げることにより、エッチング反応を
緩和することができるが、エッチング速度が低下するた
めに、エッチングの所要時間が増大するという問題が生
ずる。
【0082】これに対して、本実施形態によれば、エッ
チング反応が激しい初期の段階にやおいてエッチング溶
液の温度を低く維持して均一なエッチングを確保し、そ
の後昇温することにより、比較的短時間でエッチングを
完了することができる。しかも、エッチング溶液の量を
増加する必要もないために、不純物の検出感度を低下さ
せる心配もない。
チング反応が激しい初期の段階にやおいてエッチング溶
液の温度を低く維持して均一なエッチングを確保し、そ
の後昇温することにより、比較的短時間でエッチングを
完了することができる。しかも、エッチング溶液の量を
増加する必要もないために、不純物の検出感度を低下さ
せる心配もない。
【0083】本発明者は、析出熱処理を施したCZ(Cz
ochralski)基板(IG(IntrinsicGettering)基板)内
部に銅(Cu)およびニッケル(Ni)を強制的に拡散
させ、本実施形態によるエッチングを行い、そのバルク
中の不純物分析を行った。表4は、この分析結果を表
す。 表4 分析結果 エッチング深さ(μm) 0〜6 6〜12 12〜18 18〜24 銅(Cu) 0.40 <0.36 4.5 45 ニッケル(Ni) <0.41 <0.41 9.3 84 BMD <2E+4 <2E+4 2E+5 1E+6 ここで、銅(Cu)及びニッケル(Ni)の検出量の単
位は、ng/gである。また、「BMD」とは、酸素析
出物(Bulk Micro Defect)の略であり、その単位は個/
cm2である。なお、BMDの密度は、ライトエッチン
グ(Wright Etching)後のピット密度を計測することに
より求めた。
ochralski)基板(IG(IntrinsicGettering)基板)内
部に銅(Cu)およびニッケル(Ni)を強制的に拡散
させ、本実施形態によるエッチングを行い、そのバルク
中の不純物分析を行った。表4は、この分析結果を表
す。 表4 分析結果 エッチング深さ(μm) 0〜6 6〜12 12〜18 18〜24 銅(Cu) 0.40 <0.36 4.5 45 ニッケル(Ni) <0.41 <0.41 9.3 84 BMD <2E+4 <2E+4 2E+5 1E+6 ここで、銅(Cu)及びニッケル(Ni)の検出量の単
位は、ng/gである。また、「BMD」とは、酸素析
出物(Bulk Micro Defect)の略であり、その単位は個/
cm2である。なお、BMDの密度は、ライトエッチン
グ(Wright Etching)後のピット密度を計測することに
より求めた。
【0084】表4の結果より不純物濃度とBMDの密度
との間には明確な相関がみられ、不純物がBMDにゲッ
タリングされていることが分かる。
との間には明確な相関がみられ、不純物がBMDにゲッ
タリングされていることが分かる。
【0085】ここで、図19においては、基板402の
中央部のみを冷却する冷却装置404を設けたが、基板
全体を冷却する冷却装置を設けて温度制御をしても良
い。
中央部のみを冷却する冷却装置404を設けたが、基板
全体を冷却する冷却装置を設けて温度制御をしても良
い。
【0086】また、図20においては、初期温度を18
℃、昇温速度を0.1℃/分、保持温度を室温(25
℃)としたが、本発明者の実験によれば、シリコン基板
をエッチングする場合には、これ以外にも、初期温度は
0〜27℃、昇温速度は0.01〜10℃/分、保持温
度は4〜50℃の範囲内であれば良い。
℃、昇温速度を0.1℃/分、保持温度を室温(25
℃)としたが、本発明者の実験によれば、シリコン基板
をエッチングする場合には、これ以外にも、初期温度は
0〜27℃、昇温速度は0.01〜10℃/分、保持温
度は4〜50℃の範囲内であれば良い。
【0087】さらに、図20においては、低温保持のス
テップと昇温のステップと高温保持のステップとにより
温度プロファイルを形成したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これらのステップを任意に複数回組
み合わせたものであっても良い。
テップと昇温のステップと高温保持のステップとにより
温度プロファイルを形成したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これらのステップを任意に複数回組
み合わせたものであっても良い。
【0088】例えば、図21は、薄膜SOI基板内部に
強制的に鉄(Fe)および銅(Cu)を拡散させたサン
プルについてエッチングを行う場合の冷却シーケンスを
例示したものである。すなわち、同図(a)は、薄膜シ
リコン層第1層目(0〜0.1μm)を、同図(b)は
薄膜シリコン層第2層目(0.1〜0.2μm)を、同
図(c)は、埋め込み酸化膜の下の支持基板をエッチン
グする際の温度プロファイルをそれぞれ表す。図21の
ように、各エッチング層に最適な温度シーケンスを組む
ことにより、Si/SiO2選択性の低いHF/HNO3
でも、薄膜シリコン層と埋め込み酸化膜層とを分離した
エッチングが可能となる。
強制的に鉄(Fe)および銅(Cu)を拡散させたサン
プルについてエッチングを行う場合の冷却シーケンスを
例示したものである。すなわち、同図(a)は、薄膜シ
リコン層第1層目(0〜0.1μm)を、同図(b)は
薄膜シリコン層第2層目(0.1〜0.2μm)を、同
図(c)は、埋め込み酸化膜の下の支持基板をエッチン
グする際の温度プロファイルをそれぞれ表す。図21の
ように、各エッチング層に最適な温度シーケンスを組む
ことにより、Si/SiO2選択性の低いHF/HNO3
でも、薄膜シリコン層と埋め込み酸化膜層とを分離した
エッチングが可能となる。
【0089】図22は、図21の温度プロファイルを用
いてエッチングし、分析した薄膜SOI基板の不純物分
析結果である。また、図23は、同様の基板をSIMS
(Secondary Ion Mass Spectroscopy)分析した結果であ
る。これらの結果から、化学分析の結果とSIMSの結
果とは良く一致しており、本実施形態によれば、薄膜シ
リコン層と埋め込み酸化膜層とをきれいに分離してエッ
チングしていることがわかる。
いてエッチングし、分析した薄膜SOI基板の不純物分
析結果である。また、図23は、同様の基板をSIMS
(Secondary Ion Mass Spectroscopy)分析した結果であ
る。これらの結果から、化学分析の結果とSIMSの結
果とは良く一致しており、本実施形態によれば、薄膜シ
リコン層と埋め込み酸化膜層とをきれいに分離してエッ
チングしていることがわかる。
【0090】これらの結果からわかるように、本実施形
態によれば、SOIウェーハの各層について、それぞれ
エッチング時の温度を経時的に制御しながらエッチング
することにより、オーバーエッチングを生ずることな
く、各層ごとに正確に分離してエッチングして、分析す
ることができる。
態によれば、SOIウェーハの各層について、それぞれ
エッチング時の温度を経時的に制御しながらエッチング
することにより、オーバーエッチングを生ずることな
く、各層ごとに正確に分離してエッチングして、分析す
ることができる。
【0091】以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の
形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具
体例に限定されるものではない。例えば、エッチングす
る対象物は、シリコンに限定されず、その他にも、ゲル
マニウム(Ge)、シリコンゲルマニウム(SiG
e)、GaAs、InP、GaP、SiO2、SiN、
AlNなどの各種の単元素材料または化合物材料につい
ても同様に適用して同様の効果を得ることができる。
形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具
体例に限定されるものではない。例えば、エッチングす
る対象物は、シリコンに限定されず、その他にも、ゲル
マニウム(Ge)、シリコンゲルマニウム(SiG
e)、GaAs、InP、GaP、SiO2、SiN、
AlNなどの各種の単元素材料または化合物材料につい
ても同様に適用して同様の効果を得ることができる。
【0092】また、エッチングに際して用いるエッチン
グ溶液も、HF/HNO3溶液には、限定されず、エッ
チングの対象物やエッチング条件に応じて当業者が適宜
選択した他の種々の溶液を用いて同様の効果を得ること
ができる。
グ溶液も、HF/HNO3溶液には、限定されず、エッ
チングの対象物やエッチング条件に応じて当業者が適宜
選択した他の種々の溶液を用いて同様の効果を得ること
ができる。
【0093】
【発明の効果】本発明は以上説明した形態で実施され、
以下に説明する効果を奏する。まず、本発明によれば、
基板を酸でエッチングする際に基板の温度を部分的に制
御することにより、簡便にかつ外部汚染を生じることな
く一様なエッチングが可能となる。すなわち、基板を酸
でエッチングする際に、従来のエッチングではオーバー
エッチングが生ずる部分に相当する基板、保持具あるい
はエッチング溶液を選択的に冷却し、あるいはエッチン
グが遅い部位を加熱することによりエッチング反応を制
御して、一様なエッチングを実現することができる。
以下に説明する効果を奏する。まず、本発明によれば、
基板を酸でエッチングする際に基板の温度を部分的に制
御することにより、簡便にかつ外部汚染を生じることな
く一様なエッチングが可能となる。すなわち、基板を酸
でエッチングする際に、従来のエッチングではオーバー
エッチングが生ずる部分に相当する基板、保持具あるい
はエッチング溶液を選択的に冷却し、あるいはエッチン
グが遅い部位を加熱することによりエッチング反応を制
御して、一様なエッチングを実現することができる。
【0094】さらに、本発明によれば、基板を酸でエッ
チングする際に、基板、保持具あるいはエッチング溶液
を部分的に冷却あるいは加熱することによりエッチング
反応において発生する対流を制御して基板全面に均等に
未反応のエッチング溶液を接触させ、一様なエッチング
を実現することができる。
チングする際に、基板、保持具あるいはエッチング溶液
を部分的に冷却あるいは加熱することによりエッチング
反応において発生する対流を制御して基板全面に均等に
未反応のエッチング溶液を接触させ、一様なエッチング
を実現することができる。
【0095】また、本発明を用いれば、治具に放出口を
開けることでエッチング反応において発生した気体が系
外に放出され、気泡の発生を防ぎ、エッチング溶液が均
一に基板表面に接触し、均一なエッチングが促進され
る。
開けることでエッチング反応において発生した気体が系
外に放出され、気泡の発生を防ぎ、エッチング溶液が均
一に基板表面に接触し、均一なエッチングが促進され
る。
【0096】このように弗化水素酸/硝酸系混合溶液に
よる面内均一性の良い基板のエッチングが可能になるこ
とにより、例えばエピタキシャル基板のエピタキシャル
層やBSP(Back Side Poly)付基板のBSP層あるい
は薄膜SOI(Silicon On Insulator)基板の薄膜層な
どの精度良いエッチングおよび分析が可能となる。
よる面内均一性の良い基板のエッチングが可能になるこ
とにより、例えばエピタキシャル基板のエピタキシャル
層やBSP(Back Side Poly)付基板のBSP層あるい
は薄膜SOI(Silicon On Insulator)基板の薄膜層な
どの精度良いエッチングおよび分析が可能となる。
【図1】本発明によるエッチング方法を概念的に表す説
明図である。
明図である。
【図2】冷却装置104の平面構成を表す概念図であ
る。
る。
【図3】比較のために行った従来のエッチング方法を表
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図4】本発明によりシリコン基板表層をエッチングし
た際の基板の熱分布を表す説明図である。
た際の基板の熱分布を表す説明図である。
【図5】従来の方法によりシリコン基板表層をエッチン
グをした際の熱分布を表す説明図である。
グをした際の熱分布を表す説明図である。
【図6】本実施形態によりエッチングしたシリコン基板
102のエッチング量の分布を表すプロファイル図であ
る。
102のエッチング量の分布を表すプロファイル図であ
る。
【図7】従来の方法によるエッチング量の分布を表すプ
ロファイル図である。
ロファイル図である。
【図8】冷却装置の他の具体例104aを表す概略平面
図である。
図である。
【図9】シリコン基板102に冷却装置104を直接接
触させて冷却させる構成を表す概念図である。
触させて冷却させる構成を表す概念図である。
【図10】第2実施形態におけるエッチング方法を概念
的に表す説明図である。
的に表す説明図である。
【図11】本発明者が比較のために行った方法を表す説
明図である。
明図である。
【図12】第2実施形態においてHF/HNO3 混合溶
液203にインクを数滴たらして、エッチング反応中の
動きを図示した説明図である。
液203にインクを数滴たらして、エッチング反応中の
動きを図示した説明図である。
【図13】比較例の方法によりエッチングをした際のイ
ンクの動きを図示した説明図である。
ンクの動きを図示した説明図である。
【図14】基板の外周部を冷却する場合の温度分布を例
示したプロファイル図である。
示したプロファイル図である。
【図15】本実施形態によるエッチング方法を表す概念
図である。
図である。
【図16】比較例によるエッチング方法を表す概念図で
ある。
ある。
【図17】本実施形態によりエッチングしたシリコン基
板の鳥瞰図である。
板の鳥瞰図である。
【図18】図16に示した比較例の方法によりエッチン
グしたシリコン基板の鳥瞰図である。
グしたシリコン基板の鳥瞰図である。
【図19】第4実施形態のエッチング方法を説明する概
念図である。
念図である。
【図20】エッチング時の温度プロファイルを表すグラ
フ図である。
フ図である。
【図21】薄膜SOI基板内部に強制的に鉄(Fe)お
よび銅(Cu)を拡散させたサンプルについてエッチン
グを行う場合の冷却シーケンスを例示したものである。
よび銅(Cu)を拡散させたサンプルについてエッチン
グを行う場合の冷却シーケンスを例示したものである。
【図22】図21の温度プロファイルを用いてエッチン
グし、分析した薄膜SOI基板の不純物分析結果であ
る。
グし、分析した薄膜SOI基板の不純物分析結果であ
る。
【図23】同様の基板をSIMS(Secondary Ion Mass
Spectroscopy)分析した結果である。
Spectroscopy)分析した結果である。
101、201、301、401 テフロン製分解容
器、 102、202、302、402 シリコン基板 103、203、303、403 HF/HNO3 混合
溶液 104、204、304、404 914 冷却装置 205、915 対流 901、911、921 テフロン製分解容器 902、912、922 シリコン(Si)基板 903、913、923 HF/HNO3 混合溶液
器、 102、202、302、402 シリコン基板 103、203、303、403 HF/HNO3 混合
溶液 104、204、304、404 914 冷却装置 205、915 対流 901、911、921 テフロン製分解容器 902、912、922 シリコン(Si)基板 903、913、923 HF/HNO3 混合溶液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/66 G01N 21/31 610Z H01L 21/306 J Fターム(参考) 2G001 AA01 BA04 CA01 GA01 JA12 KA01 LA11 MA05 RA02 RA03 RA04 RA20 2G059 AA01 BB10 DD03 EE01 EE06 NN01 4M106 AA01 BA20 CA48 CB01 5F043 AA01 AA02 AA09 BB01 DD07 DD10 EE10 GG10
Claims (14)
- 【請求項1】対象物の表面をエッチング液に曝すことに
より前記対象物の前記表面をエッチングするエッチング
方法であって、 前記対象物の前記表面を部分的に加熱あるいは冷却する
ことを特徴とするエッチング方法。 - 【請求項2】エッチング時に前記エッチング液に曝され
た前記表面における中央部と周辺部との間で生ずる温度
の差を縮小するように前記加熱あるいは冷却することを
特徴とする請求項1記載のエッチング方法。 - 【請求項3】前記表面の中央部と前記表面の周辺部との
間で生ずる前記エッチング液の対流を抑制するように前
記加熱あるいは冷却することを特徴とする請求項1また
は2に記載のエッチング方法。 - 【請求項4】対象物とこれに対向した板状部材との間隙
にエッチング液を狭持することにより、前記対象物の表
面をエッチングするエッチング方法であって、 前記板状部材に気体を透過させる透過手段を設けること
により、前記エッチングにより生ずる気体を前記透過手
段を介して外部に放出させるようにしたことを特徴とす
るエッチング方法。 - 【請求項5】前記気体を透過させる透過手段は、前記板
状部材に設けられた貫通穴であることを特徴とする請求
項4記載のエッチング方法。 - 【請求項6】対象物の表面をエッチング液に曝すことに
より前記対象物の前記表面をエッチングするエッチング
方法であって、 前記対象物の前記表面の温度をエッチングの初期段階よ
りもエッチングの終期段階において高くなるように制御
することを特徴とするエッチング方法。 - 【請求項7】前記対象物は、シリコンであり、 前記エッチング液は、酸性溶液であることを特徴とする
請求項1〜6のいずれか1つに記載のエッチング方法。 - 【請求項8】対象物の表面をエッチング液に曝すことに
より前記対象物の前記表面をエッチングするエッチング
装置であって、 前記対象物の前記表面を部分的に加熱あるいは冷却する
手段を備えたことを特徴とするエッチング装置。 - 【請求項9】前記加熱あるいは冷却する手段は、エッチ
ング時に前記エッチング液に曝された前記表面における
中央部と周辺部との間で生ずる温度の差を縮小するよう
に構成されていることを特徴とする請求項7記載のエッ
チング装置。 - 【請求項10】前記加熱あるいは冷却する手段は、前記
表面の中央部と前記表面の周辺部との間で生ずる前記エ
ッチング液の対流を抑制するように構成されていること
を特徴とする請求項8または9に記載のエッチング装
置。 - 【請求項11】対象物とこれに対向した板状部材との間
隙にエッチング液を狭持することにより、前記対象物の
表面をエッチングするエッチング装置であって、 前記板状部材は、前記エッチングにより生ずる気体を外
部に放出させる透過手段を有することを特徴とするエッ
チング装置。 - 【請求項12】前記透過手段は、前記板状部材に設けら
れた貫通穴であることを特徴とする請求項11記載のエ
ッチング装置。 - 【請求項13】対象物の表面をエッチング液に曝すこと
により前記対象物の前記表面をエッチングするエッチン
グ装置であって、 前記対象物の前記表面の温度をエッチングの初期段階よ
りもエッチングの終期段階において高くなるように制御
する手段を備えたことを特徴とするエッチング装置。 - 【請求項14】請求項1〜7のいずれか1つに記載のエ
ッチング方法によりエッチングした後の前記エッチング
液を、原子吸光分析法、高周波プラズマ質量分析法、或
いは全反射蛍光X線分析法のいずれかにより分析するこ
とにより、前記対象物に含有される不純物の濃度を測定
することを特徴とする分析方法。
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