JP2000077771A - 半導体光増幅装置 - Google Patents
半導体光増幅装置Info
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Abstract
導体光増幅装置の共振器損失を連続的に制御して特性を
用途に応じて最適化する。 【解決手段】 半導体光増幅器2と、この半導体光増幅
器2を内部に含むレーザ共振器とで構成した利得クラン
プ型の半導体光増幅装置1に、信号光7に対する実効的
な透過損失量が一定値を維持しながら、レーザ発振光に
対する共振器損失量が制御可能である可変光減衰機構を
設ける。
Description
関するものであり、特に、波長多重(WDM)通信方式
に用いる許容入射パワーの調整機構に特徴のある広い波
長帯域を有する利得クランプ型の半導体光増幅装置に関
するものである。
波長の異なる複数の信号光を多重化して一本の光ファイ
バで同時に伝送させる波長多重通信システムの導入が検
討されており、この波長多重通信システムに用いる光増
幅装置には広い波長帯域が要求される。
としては、半導体光増幅装置が知られており、この半導
体光増幅装置は小型で低消費電力動作が可能であるた
め、波長多重通信システム用の光増幅装置として有望視
されている。
増幅する過程でキャリアが消費されるため、信号光のパ
ワーが大きくなると誘導放出によるキャリア減少が顕著
になり、その結果、利得が低下する利得飽和という現象
が生ずる。
リア寿命が数百ピコ秒と短いため、変調による信号光の
パワーの変動に利得飽和が追従できるので、利得変調が
起こり信号光が歪む場合があり、特に、多数の信号光が
半導体光増幅装置において同時に増幅される状況では、
信号光間相互の利得変調でクロストークが発生すること
もある。
号光のパワー変化によらずにキャリア密度が一定となる
機構を半導体光増幅装置に付加する必要があり、最も有
力な方法は、レーザ発振機構を半導体光増幅装置に導入
し、キャリア密度が発振しきい値キャリア密度にロック
される現象を利用する方法である。
のパワーより小さく、レーザ発振が持続する限りにおい
て、半導体光増幅装置の利得は一定にクランプされるこ
とになる。この利得クランプ型半導体光増幅装置では、
信号光に対しては共振せずに進行波型光増幅装置とする
ために、レーザ発振光の波長を信号光の波長から離して
設定し、レーザ発振光の波長に対してのみ高反射率とな
る波長選択性を有する反射鏡を用いることが広く行われ
ている。
して、回折格子を用いること(必要ならば、J.C.S
imon et al,Electronics Le
tters,vol.30,pp.49−50,199
4参照)、或いは、ファイバグレーティング(ファイバ
回折格子)を用いること(必要ならば、L.Lablo
nde et al,ECOC’94,proceed
ings,pp.715−718,1994参照)が提
案されている。
いる例として、モノリシック型のDFB(分布帰還型)
レーザを用いること(必要ならば、P.Doussie
reet al,International Sem
iconductor Laser Conferen
ce,proceedings,pp.185−18
6,1994参照)、或いは、DBR(分布ブラッグ反
射型)レーザを用いること(必要ならば、L.F.Ti
emeijer et al,IEEE Photon
ics Technology Letters,p
p.284−286,1995参照)が提案されてい
る。
を構成する他の方法としては、半導体光増幅媒質以外の
領域においてはレーザ発振光と信号光が空間的に分離さ
れるように、2つの2対2型の光合分岐器、即ち、2×
2型の光合分岐器からなるマッハツェンダー干渉器の両
方のアームに半導体光増幅媒質を設け、入力側光合分岐
器の入力ポートの一方と、そのクロス(Cross)位
置にある出力側光合分岐器の出力ポートに多層誘電体膜
からなる反射鏡を配置してレーザ共振器を構成して利得
クランプ型半導体光増幅装置とすることも提案されてい
る(必要ならば、Ch Holtsmann et a
l,ECOC’96,proceedings,pp.
199−202,1996参照)。
プ型半導体光増幅装置においては、共振器損失は利得と
信号光の許容入射パワーを決める重要なパラメータとな
るので、この事情を図18を参照して説明する。 図18(a)参照 図18(a)は、半導体光増幅装置における利得−光出
力特性の共振器損失依存性を示す図であり、利得が1/
2(=10log102≒3.01≒3dB)となる飽和
光出力パワーを合わせて示している。アンプ1 は、非利
得クランプ型の通常の半導体光増幅装置の場合を示して
おり、光出力Pの増大と共に、利得Gは漸減し光出力P
s1が飽和光出力パワーとなるが、利得クランプ型半導体
光増幅装置においては、レーザ発振が停止するまで利得
が一定値にクランプされる。
の場合には、発振しきい値キャリア密度が大きいため利
得は大きな値G2 でクランプされるが、ある注入電流に
対するレーザ発振光のパワーが小さくなるので、信号光
の許容入射パワーが低くなる。一方、共振器損失の小さ
なレーザ3 の場合には、発振しきい値キャリア密度が小
さいため利得は小さな値G3 (<G2 )でクランプされ
るが、ある注入電流に対するレーザ発振光のパワーが大
きくなるので、信号光の許容入射パワーが大きくなり、
例えば、飽和光出力パワーで見ると、レーザ2 →レーザ
3 へと利得がG 2 →G3 と小さくなるにつれて、飽和光
出力パワーはPS2→PS3と大きくなり、従って、共振器
損失を小さくすることによって適正に増幅することので
きる信号光の許容入力パワーを高くすることができるの
で、この事情を図18(b)及び(c)を参照して説明
する。
力−電流特性(L−I特性)を示す図であり、共振器損
失が相対的に大きなレーザ2 においてはしきい値電流I
th-2がレーザ3 のしきい値電流Ith-3より大きくなり、
それによって、ある同じ電流を流した場合の光出力は共
振器損失が相対的に小さなレーザ3 の方が大きくなり、
適正に増幅することのできる信号光の許容入力パワーを
高くすることができる。
性を有する利得クランプ型半導体光増幅装置を用いて各
種の用途(アプリケーション)に用いる場合には、用途
に応じて利得クランプ型半導体光増幅装置の特性を最適
化する必要があるが、特性を最適化するためには、上述
の共振器損失を連続的に任意に制御できることが望まし
い。
体光増幅装置においては、共振器損失が固定されてしま
うため、共振器損失を用途に応じて可変にすることがで
きないという問題がある。
置においては、外部共振器を構成する回折格子やファイ
バ回折格子を交換すれば共振器損失を変えることはでき
るものの、これらを連続的に変えて最適化することは困
難であり、且つ、モジュール化した場合には、モノリシ
ックタイプと同様に共振器損失が固定されてしまうとい
う問題がある。
導体光増幅装置の共振器損失を連続的に制御し、利得ク
ランプ型半導体光増幅装置の特性を用途に応じて最適化
することを目的とする。
光とレーザ光との分離特性に優れ、且つ、高い飽和光入
出力特性を有する利得クランプ型半導体光増幅装置を提
供することを目的とする。
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図1は本
発明の半導体光増幅装置の概念的構成図である。 図1参照 (1)本発明は、半導体光増幅器2と、この半導体光増
幅器2を内部に含むレーザ共振器とで構成した利得クラ
ンプ型の半導体光増幅装置1において、信号光7に対す
る実効的な透過損失量が一定値を維持しながら、レーザ
発振光に対する共振器損失量が制御可能である可変光減
衰機構を有することを特徴とする。
対する実効的な透過損失量が一定値を維持しながら、レ
ーザ発振光に対する共振器損失量が制御可能である可変
光減衰機構、即ち可変光減衰器3を設けることによっ
て、共振器損失を連続的に任意に制御することができ、
それによって、利得クランプ型の半導体光増幅装置1の
特性を用途に応じて最適化することができる。なお、本
願明細書においては、「半導体光増幅器」及び「可変光
減衰器」とは、単体の「半導体光増幅器」及び「可変光
減衰器」を意味するとともに、所定の半導体領域に電極
等を設けて光増幅作用或いは光減衰作用を持たせた半導
体光増幅領域或いは可変光減衰領域をも意味するもので
ある。
て、レーザ共振器を、少なくとも一方が波長選択性のあ
る反射鏡4によって構成するとともに、レーザ共振器内
に可変光減衰機構として、可変光減衰器3を設けたこと
を特徴とする。
ある反射鏡4によってレーザ共振器を構成することによ
ってレーザ発振波長に対してだけフィードバック機構を
形成し、それによって、信号光7の波長におけるレーザ
発振を抑制することができる。
て、レーザ共振器内に信号光7が通過しない部分を設
け、この信号光7が通過しない部分に可変光減衰器3を
配置したことを特徴とする。
過しない部分を設け、この信号光7が通過しない部分に
可変光減衰器3を配置することによって、信号光7の可
変光減衰器3による減衰を考慮する必要がないので、使
用できる可変光減衰器3の自由度を高めることができ
る。
て、レーザ共振器を波長選択性のある反射鏡4と波長選
択性のない反射鏡5からなる外部共振器構造とし、波長
選択性のある反射鏡4と半導体光増幅装置1との間にビ
ームスプリッタ6を挿入すると共に、ビームスプリッタ
6を介してレーザ共振器に垂直な方向から信号光7を入
射させ、波長選択性のある反射鏡4とビームスプリッタ
6との間を信号光7が通過しない部分としたことを特徴
とする。
ームスプリッタ6により強度が半分になった信号光7を
半導体光増幅器2に入射するので、信号光7が大きな場
合にも利得飽和が起きにくく、信号光7の許容入射パワ
ーの上限を2倍にすることができる。
て、レーザ共振器を波長選択性のある反射鏡4と波長選
択性のない反射鏡5からなる外部共振器構造とし、波長
選択性のある反射鏡4と半導体光増幅装置1との間にビ
ームスプリッタ6を挿入すると共に、ビームスプリッタ
6を介してレーザ共振器に垂直な方向から信号光7を出
射させ、波長選択性のある反射鏡4とビームスプリッタ
6との間を信号光7が通過しない部分としたことを特徴
とする。
号光7は入口側ではロスすることなく半導体光増幅器2
に入射するので、信号光7が微弱な場合にも適正な増幅
信号を得ることができ、許容入射パワーの下限を半分に
することができる。
て、レーザ共振器を一対の波長選択性のある反射鏡4か
らなる外部共振器構造とし、半導体光増幅器2と両方の
波長選択性のある反射鏡4との間に各々ビームスプリッ
タ6を挿入すると共に、ビームスプリッタ6を介してレ
ーザ共振器に垂直な方向から信号光7を入出射させ、一
対の波長選択性のある反射鏡4とビームスプリッタ6と
の間の二箇所の領域を信号光7が通過しない部分とした
ことを特徴とする。
号光7のロスは大きくなるものの、光ファイバの入出射
端面を反射鏡の一部として利用する必要はないので、光
ファイバの入出射端面における不所望な反射による信号
光7の戻り光を防止することができる。
て、レーザ共振器内に信号光7が通過しない部分を設け
ずに、可変光減衰器3としてレーザ発振波長に対しては
光減衰量を変えられるが、信号光7は実効的に減衰しな
い可変光減衰器3を配置したことを特徴とする。
過しない部分を設けないことによって、ビームスプリッ
タ6によるロスが無くなるので信号光7を効率的に用い
ることができ、且つ、部品点数を低減することができる
が、信号光7は可変光減衰器3を通過するので、信号光
7が実効的に減衰されないように可変光減衰器3の減衰
特性を考慮する必要がある。なお、本願において「信号
光7が実効的に減衰されない」ということは、減衰が生
じることは意図せず、且つ、不可避的に生ずる減衰があ
ってもそれを減衰されたと見なさないことを意味する。
て、波長選択性のある反射鏡4によりレーザ発振波長を
信号光7の波長よりも短波長に設定するとともに、可変
光減衰器3としてレーザ発振波長より短波長側に吸収端
波長がある電界吸収型光変調器を用いたことを特徴とす
る。
且つ、レーザ発振光のみを選択的に減衰させる可変光減
衰器3としては、レーザ発振波長より短波長側に吸収端
波長がある電界吸収型光変調器が好適である。
て、半導体光増幅器2と電界吸収型光変調器からなる可
変光減衰器3とをモノリシックに集積化したことを特徴
とする。
in構造で形成することができるので、モノリシック化
に好適であり、モノリシックに集積化することによって
半導体光増幅器2と可変光減衰器3との位置合わせが不
要になり、また、レンズが不要になるので部品点数を低
減することができるとともに、装置全体を小型化するこ
とができる。
(9)のいずれかにおいて、波長選択性のある反射鏡4
として、ファイバグレーティングを用いたことを特徴と
する。
過しない部分を設けない場合には、波長選択性のある反
射鏡4としてファイバグレーティング、即ち、ファイバ
回折格子を用いることによって、波長選択性のあるレー
ザ共振器構造を簡素化することができる。
いて、波長選択性のある反射鏡4として分布ブラッグ反
射器を用い、この分布グラッグ反射器を半導体光増幅器
2と電界吸収型光変調器からなる可変光減衰器3にモノ
リシックに一体化したことを特徴とする。
て分布ブラッグ反射器(DBR)を用いた場合には、こ
の分布グラッグ反射器を半導体光増幅器2と電界吸収型
光変調器からなる可変光減衰器3にモノリシックに一体
化することによって、装置の主要構成部分を半導体製造
プロセスのみによって形成することができる。
いて、上記半導体光増幅器2を2つの2×2型光合分岐
器からなるマッハツェンダー干渉器の2つのアームに設
けるとともに、レーザ共振器を入力側の光合分岐器の入
力ポートの一方と、その入力ポートに対してクロス位置
にある出力側の光合分岐器の出力ポートに配置した反射
鏡によって構成し、可変光減衰機構としての可変光減衰
器をレーザ共振器内の光合分岐器と反射鏡との間に設け
たことを特徴とする。
なるマッハツェンダー干渉器を用いることによって、ビ
ームスプリッタ等の使用に起因する信号光のロスをなく
して増幅することができ、装置構成が簡素化されるとと
もに、半導体光増幅器以外の領域においてはレーザ発振
光と信号光を空間的に分離しているので、レーザ共振器
に波長選択性を持たせなくともレーザ共振器において信
号光の共振が生ずることがない。
おいて、2×2型光合分岐器として、方向性結合器を用
いたことを特徴とする。
向性結合器を用いることによって、マッハツェンダー干
渉器を小型に構成することができる。
おいて、2×2型光合分岐器として、マルチモード干渉
器を用いたことを特徴とする。
チモード結合器を用いることによって、2×2型光合分
岐器として方向性結合器を用いた場合より製作トレラン
スを向上することができる。
至(14)において、反射鏡の内の少なくとも一方を波
長選択性のある反射鏡で構成したことを特徴とする。
の内の少なくとも一方を波長選択性のある反射鏡で構成
することによって、レーザ発振波長を安定化して信号光
の波長とレーザ発振波長との差を安定して維持すること
ができ、それによって、信号光とレーザ光との不所望な
相互作用による非線型効果、例えば、4光波混合による
位相共役波等が生ずることがなく、増幅された信号光の
みを出力ポートから出力することができる。
至(15)において、可変光減衰器として、電界吸収型
光変調器を用いたことを特徴とする。
用いた場合には、信号光は可変光減衰器を通過しないの
で、可変光減衰器として電界吸収型光変調器を用いる必
要は必ずしもないが、電界吸収型光変調器を用いても良
いものであり、特に、モノリシックに集積化する場合に
は、pin構造によって形成することのできる電界吸収
型光変調器を用いることが好適である。
至(16)において、半導体光増幅器、2つの2×2型
光合分岐器、可変光減衰器3、及び、反射鏡をモノリシ
ックに集積化したことを特徴とする。
2型光合分岐器、可変光減衰器、及び、反射鏡をモノリ
シックに集積化することによって全体構成が小型化され
るとともに、2×2型光合分岐器と可変光減衰器との間
のレンズ系が不要になる。
2と、この半導体光増幅器2を内部に含むレーザ共振器
とで構成した利得クランプ型の半導体光増幅装置1にお
いて、半導体光増幅器2をサニャック型光干渉計のアー
ムに設けるとともに、このサニャック型光干渉計の一方
の入出力ポートにつながる光導波路に反射鏡を配置して
レーザ共振器を構成し、他方の入出力ポートにつながる
光導波路を信号光7に対する入出力用光導波路としたこ
とを特徴とする。
場合には、半導体光増幅器2は一つだけで良いので、一
対の半導体光増幅器2を用いた対称構造の利得クランプ
型の半導体光増幅装置1に比べて半導体光増幅器2に要
求される対称動作性に関する要件が不要になるので、レ
ーザ発振光と信号光7が混ざる可能性がより低減され、
安定した光増幅動作が可能になる。
おいて、反射鏡として、波長選択性のある反射鏡を用い
たことを特徴とする。
レーザ発振光と信号光7とが空間的に分離されるので、
レーザ共振器に波長選択性を持たせなくともレーザ共振
器において信号光7の共振が生ずることがないが、レー
ザ発振波長を安定化して信号光7の波長とレーザ発振波
長との差を安定して維持するためには、反射鏡として、
波長選択性のある反射鏡を用いることが望ましく、それ
によって、信号光7とレーザ光との不所望な相互作用に
よる非線型効果、例えば、4光波混合による位相共役波
等が生ずることがなく、増幅された信号光7のみを入出
力用光導波路につながる他方の入出力ポートから出力す
ることができる。
たは(19)において、サニャック型光干渉計におけ
る、半導体光増幅器2以外の光導波路部及び光カップラ
ー部分を光ファイバによって構成することを特徴とす
る。
半導体光増幅器2以外の光導波路部及び光カップラー部
分を光ファイバによって構成することによって、特別の
微細加工技術を要することなく、利得クランプ型の半導
体光増幅装置1を簡単に構成することができる。
たは(19)において、サニャック型光干渉計におけ
る、半導体光増幅器2以外の光導波路部及び光カップラ
ー部分をプレーナ型誘電体光回路によって構成すること
を特徴とする。
る、半導体光増幅器2以外の光導波路部及び光カップラ
ー部分をプレーナ型誘電体光回路(PLC)によって構
成することによって、光ファイバを用いた場合より利得
クランプ型の半導体光増幅装置1を小型化することがで
きる。
たは(19)において、サニャック型光干渉計を構成す
る光導波路、光カップラー部分、アーム、及び、半導体
光増幅器2を半導体によりモノリシックに一体化したこ
とを特徴とする。
る光導波路、光カップラー部分、アーム、及び、半導体
光増幅器2を半導体によりモノリシックに一体化するこ
とによって、利得クランプ型の半導体光増幅装置1をよ
り小型化することができ、且つ、半導体光増幅器2のハ
イブリッド実装が不要になるので、半導体光増幅器2と
アームとの光軸合わせ等の精度に伴う問題が解消され
る。
おいて、サニャック型光干渉計を構成する光導波路、光
カップラー部分、及び、アームも半導体光増幅領域とし
たことを特徴とする。
る光導波路、光カップラー部分、及び、アームも半導体
光増幅領域とすることにより、光導波路、光カップラー
部分、及び、アームにおけるレーザ発振光及び信号光7
の減衰を防止することができ、また、製造工程も大幅に
簡素化される。
至(22)のいずれかにおいて、レーザ共振器を構成す
る光導波路内に可変光減衰器3を配置したことを特徴と
する。
場合にも、レーザ共振器を構成する光導波路内に可変光
減衰器3を配置することにより、共振器損失を連続的に
任意に制御することができ、それによって、利得クラン
プ型の半導体光増幅装置1の特性を用途に応じて最適化
することができる。
て、本発明の第1乃至第6の実施の形態を説明するが、
まず、図2を参照して本発明の第1の実施の形態を説明
する。 図2参照 図2は、本発明の第1の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、信号光である光
入力11を入射するための光ファイバ12、光ファイバ
12からの光入力11を平行光束に変換するレンズ1
3、変換された光入力11の1/2を透過し、残りの1
/2を反射するビームスプリッタ14、反射された光入
力11を集束するレンズ15、集束された光入力11を
増幅する半導体光増幅器16、半導体光増幅器16にお
いて増幅され、且つ、拡がって出射された光入力11を
集束して光ファイバ19へ導く一対のレンズ17,1
8、及び、光ファイバ19によって信号光の光増幅系が
構成され、増幅された信号光は光ファイバ19から光出
力20として出射される。
置は、可変光減衰器21及び回折格子22を備えてお
り、回折格子22と光ファイバ19の入射側を劈開して
形成した劈開端面によって半導体光増幅器16に対する
波長選択性のあるレーザ共振器を構成するとともに、ビ
ームスプリッタ14と回折格子22との間の信号光が通
過しない部分に可変光減衰器21を配置し、レーザ共振
器の共振器損失を制御する。
分」とは、信号光として有効に利用される光入力11が
通過しない領域という意味であり、光入力11は光ファ
イバ19の劈開端面で反射して可変光減衰器21を通過
して回折格子22に到達することになるが、回折格子2
2に波長選択性があるので、反射した光入力11が信号
光として再び半導体光増幅器側へ向かうことはないの
で、この様な信号光として有効に利用される光入力11
が通過しない領域を「信号光が通過しない部分」と定義
するものである。
入出射端面において反射が生じないように多層誘電体膜
からなる無反射コーティング(ARコーティング)を施
したものを用い、また、活性層の光軸に垂直な断面形状
を正方形にするか、或いは、引張歪を有する歪MQW
(多重量子井戸)構造を用いることによって利得に偏波
依存性が生じないように構成することが望ましい。
光通信に用いる光ファイバにおける減衰特性の観点から
は、活性層の材質及び構造を考慮することによって発振
波長が1.5μm帯(1.5〜1.6μm)になるよう
に設定することが望ましく、1.5μm帯のある設定発
振波長に対してのみレーザ共振器を構成するように回折
格子22の光軸に対する傾きを制御する。
各種の可変光減衰器を用いるものであり、信号光として
有効に利用される光入力11は可変光減衰器21を通過
しないので可変光減衰器21の減衰特性としては、レー
ザ発振波長、例えば、1.51μmの波長の光を減衰で
きるものであればどの様な構成の可変光減衰器を用いて
も良いものであり、減衰量を任意に制御するものであ
る。
増幅器16によって増幅する前にビームスプリッタ14
によって信号光は1/2に減衰されて半導体増幅器16
に入射するので、光ファイバ12からみた系の実効的な
飽和入力パワーが大きくなり、光ファイバ12に入射す
る段階における信号光としての光入力11の許容入射パ
ワーの上限を2倍にすることができる。したがって、こ
の構成は、信号光のパワーが大きな時に向いている。
開端面によって構成される外部共振器は回折格子22の
傾斜角度に依存した波長依存性を有しているので、半導
体光増幅器16の活性層の材質及び構造によって規定さ
れる波長に対してのみレーザ共振器として作用し、信号
光の波長におけるレーザ発振を生ずることないので、キ
ャリア密度を共振器損失で決定される発振しきい値キャ
リア密度にロックすることができ、それによって、利得
を所定の値にクランプすることができる。
外部共振器内に可変光減衰器21を設けているので、こ
の可変光減衰器21の減衰量によって共振器損失を任意
の値に連続的に制御することができ、それによって、半
導体光増幅装置の特性を各種の用途に応じて最適な値に
設定することができる。
の形態を説明するが、この第2の実施の形態は、上記の
第1の実施の形態の入力側と出力側を反対にしたもので
あり、その他の構成は第1の実施の形態と全く同様であ
る。 図3参照 図3は、本発明の第2の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、半導体光増幅器
16の光軸と平行な信号光となる光入力11を入射する
ための光ファイバ19、光ファイバ19からの光入力1
1を集束する一対のレンズ18,17、集束された光入
力11を増幅する半導体光増幅器16、半導体光増幅器
16において増幅され、且つ、拡がって出射された光入
力11を平行光束に変換するレンズ15、変換された光
入力11の1/2を透過し、残りの1/2を垂直方向に
反射するビームスプリッタ14、反射された光入力11
を集束して光ファイバ12へ導くレンズ13、及び、光
ファイバ12によって信号光の増幅系が構成され、増幅
された信号光は光ファイバ12から光出力20として出
射される。
置も、可変光減衰器21及び回折格子22を備えてお
り、回折格子22と光ファイバ19の出射側を劈開して
形成した劈開端面によって半導体光増幅器16に対する
波長選択性のあるレーザ共振器を構成するとともに、ビ
ームスプリッタ14と回折格子22との間の信号光が通
過しない部分に可変光減衰器21を配置し、レーザ共振
器の共振器損失を制御する。
回折格子22との間の領域にも増幅された光入力11の
1/2が通過するが、回折格子22に波長選択性がある
ので、この増幅された1/2の光入力11が反射して再
び信号光として有効に利用されることはないので、この
第2の実施の形態においてもビームスプリッタ14と回
折格子22との間の領域を「信号光が通過しない部分」
と定義するものである。
は半導体増幅器16によって増幅された後にビームスプ
リッタ14によって1/2に減衰されるので光入力11
の許容入射パワーを大きくすることはできないが、1/
2に減衰される前に増幅するので、信号光としての光入
力11が微弱な場合にも適正に増幅することができる。
外部共振器内に可変光減衰器21を設けているので、こ
の可変光減衰器21の減衰量によって共振器損失を任意
の値に連続的に制御することができ、半導体光増幅装置
の特性を各種の用途に応じて最適な値に設定することが
できる。
ビームスプリッタ14と回折格子22との間の信号光が
通過しない部分に配置しているので、使用できる可変光
減衰器21の減衰特性の自由度を大きくすることができ
る。
の形態を説明するが、この第3の実施の形態において
は、光入力11をビームスプリッタ14を介して入射す
るとともに、光出力20をビームスプリッタ23を介し
て取り出すようにしたものであり、その他の構成は上記
の第1の実施の形態と全く同様である。 図4参照 図4は、本発明の第3の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、信号光である光
入力11を入射するための光ファイバ12、光ファイバ
12からの光入力11を平行光束に変換するレンズ1
3、変換された光入力11の1/2を透過し、残りの1
/2を反射するビームスプリッタ14、反射された光入
力11を集束するレンズ15、集束された光入力11を
増幅する半導体光増幅器16、半導体光増幅器16にお
いて増幅され、且つ、拡がって出射された光入力11を
平行光束に変換するレンズ17、変換された光入力11
の1/2を透過し、残りの1/2を反射するビームスプ
リッタ23、反射された光入力11を集束して光ファイ
バ19へ導く一対のレンズ24、及び、光ファイバ19
によって信号光の増幅系が構成され、増幅された信号光
は光ファイバ19から光出力20として出射される。
回折格子22,25及び可変光減衰器21を備えてお
り、この一対の回折格子22,25によって波長選択性
のある外部共振器を構成するとともに、ビームスプリッ
タ23と回折格子22との間の信号光が通過しない部分
に可変光減衰器21を配置し、レーザ共振器の共振器損
失を用途に応じて任意に連続的に制御することができ
る。
スプリッタ14,23においてロスとなるので損失が大
きくなるが、光ファイバ12或いは光ファイバ19を外
部共振器の構成要素として用いていないので、入出力端
となる光ファイバ12及び光ファイバ19の入力端面或
いは出射端面を劈開端面とする必要がなく、したがっ
て、無反射面或いは低反射面にすることができるので、
入出力端における反射損失が低減する。
可変光減衰器21は、ビームスプリッタ23と回折格子
22との間の信号光が通過しない部分に配置しているの
で、使用できる可変光減衰器21の減衰特性の自由度を
大きくすることができる。なお、この可変光減衰器21
は、反対側のビームスプリッタ14と回折格子25との
間の信号光が通過しない部分に配置しても良い。
の形態を説明するが、この第4の実施の形態において
は、ビームスプリッタを用いることなく信号光を入出力
するものであり、したがって、レーザ共振器内に信号光
が通過しない部分が存在しないものである。 図5参照 図5は、本発明の第4の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、信号光である光
入力11を入射し、且つ、出射端側に外部共振器を構成
するための回折格子を設けたファイバグレーティング、
即ち、ファイバ回折格子26、ファイバ回折格子26か
らの光入力11を集束する一対のレンズ13,15、集
束された光入力11を減衰せずに透過し、且つ、レーザ
発振光を任意に減衰する可変光減衰器21、可変光減衰
器21を透過した光入力11を集束する一対のレンズ1
8,17、集束された光入力11を増幅する半導体光増
幅器16、半導体光増幅器16において増幅され、且
つ、拡がって出射された光入力11を集束して入射端側
に外部共振器を構成するための回折格子を設けたファイ
バ回折格子29へ導く一対のレンズ27,28、及び、
ファイバ回折格子29によって構成され、増幅された信
号光はファイバ回折格子29から光出力20として出射
される。
は出射端面側に屈折率分布を設けて回折格子とした一対
のファイバ回折格子26,29との間で構成されてお
り、通常の回折格子を用いていないので構成が簡素化さ
れるが、この外部共振器の波長依存性はファイバ回折格
子26,29に設けた回折格子の周期によって決定され
るので、ファイバ回折格子26,29を交換しない限り
固定されることになる。但し、通常は、半導体光増幅器
16のレーザ発振波長は素子設計の際に決定されている
ので問題はない。なお、ファイバ回折格子26,29の
一方を端面を劈開した通常の光ファイバに置き換えて、
ファイバ回折格子と通常の光ファイバの組合せにしても
良い。
変光減衰器21を設けているので、この可変光減衰器2
1において信号光が減衰されないように、可変光減衰器
21の減衰特性を正確に設定する必要がある。例えば、
この様な可変光減衰器21としてpin構造の電界吸収
型光変調器を用い、この電界吸収型光変調器の吸収端波
長がレーザ発振波長より短波長側になり、且つ、電界を
印加した場合に吸収端波長が長波長側に移動することに
よってレーザ発振光を吸収するように正確に設定する必
要があり、且つ、信号光の波長を、電界印加によっても
吸収されないようにレーザ発振波長より長波長側に設定
する必要がある。
ている半導体光増幅器16の構成は上記の第1の実施の
形態の場合と全く同様であり、端面において反射が生じ
ないように多層誘電体膜からなる無反射コーティングを
施したものを用い、また、活性層の光軸に垂直な断面形
状を正方形にするか、或いは、引張歪を有する歪MQW
(多重量子井戸)構造を用いることによって利得に偏波
依存性が生じないように構成することが望ましく、さら
には、長距離光通信に用いる光ファイバにおける減衰特
性の観点からは、活性層の材質及び構造を考慮すること
によって利得波長が1.5μm帯になるように設定する
ことが望ましい。
ームスプリッタを用いていないので、ビームスプリッタ
に起因する光損失、即ち、透過光損失をなくすことがで
き、また、通常の回折格子を用いていないので装置の全
体構成が簡素化・小型化され、さらに、ファイバ回折格
子26,29の入出射端面自体は外部共振器を構成しな
いので、劈開端面である必要はなく、したがって、端面
をテーパにしてレンズ機能を持たせたり、また、入出射
端面を無反射或いは低反射とすることによって信号光の
反射損失や不所望な戻り光を防止することができる。
の形態を説明するが、この第5の実施の形態において
は、半導体光増幅器と可変光減衰器をモノリシックに集
積化したものであり、その他の構成は上記の第4の実施
の形態と全く同様である。 図6参照 図6は、本発明の第5の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、信号光である光
入力11を入射し、且つ、出射端側に外部共振器を構成
するための回折格子を設けたファイバ回折格子26、フ
ァイバ回折格子26からの光入力11を集束する一対の
レンズ13,15、集束された光入力11を減衰せずに
透過し、且つ、レーザ発振光を任意に減衰する可変光減
衰器、即ち、可変光減衰領域33と、光入力11を増幅
する半導体光増幅器、即ち、半導体光増幅領域32とを
半導体基板31上にモノリシックに集積化したモノリシ
ック光半導体装置30、半導体光増幅領域32において
増幅され、且つ、拡がって出射された光入力11を集束
して入射端側に外部共振器を構成するための回折格子を
設けたファイバ回折格子29へ導く一対のレンズ17,
18、及び、ファイバ回折格子29によって構成され、
増幅された信号光はファイバ回折格子29から光出力2
0として出射される。なお、この場合も、ファイバ回折
格子26,29の一方を端面を劈開した通常の光ファイ
バに置き換えて、ファイバ回折格子と通常の光ファイバ
の組合せにしても良い。
は、例えば、n型InPからなる半導体基板31上に、
通常のエピタキシャル成長法によってInGaAsP/
InP系のダブルヘテロ接合構造を形成し一方の領域を
半導体光増幅領域32とし、他方の領域をpin構造の
電界吸収型光変調器からなる可変光減衰領域33とする
ものである。
るレーザ発振波長は、例えば、1.51μmになるよう
に光ファイバ回折格子26,29の周期を設定するとと
もに、利得の偏波依存性をなくすために活性層の光軸に
垂直な断面形状を正方形にするか、或いは、引張歪を有
する歪MQW(多重量子井戸)構造とする。
の減衰を防止し、且つ、電界を印加しない場合における
レーザ発振光の減衰を防止するために、例えば、InG
aAsP光吸収層の組成を1.48μm組成になるよう
にし、半導体光増幅領域32の一部を除去した部分に再
成長により可変光減衰領域33を形成すれば良いので、
可変光減衰領域の減衰特性を素子設計段階で正確に決定
することができる。なお、この場合にも、モノリシック
光半導体装置30の入出射端面において反射が生じない
ように多層誘電体膜からなる無反射コーティングを施
す。
ームスプリッタを用いていないので、ビームスプリッタ
に起因する光損失をなくすことができ、また、半導体光
増幅器と可変光減衰器をモノリシックに集積化している
ので、可変光減衰器を小型化することができ、さらに、
半導体光増幅器と可変光減衰器の間に設ける一対のレン
ズが不要になるので、装置の全体構成を簡素化・小型化
することができる。
6,29の入出射端面自体は外部共振器を構成しないの
で、劈開端面である必要はなく、したがって、入出射端
面を無反射或いは低反射とすることによって、信号光の
反射損失や不所望な戻り光を防止することができる。
の形態を説明するが、この第6の実施の形態において
は、半導体光増幅器及び可変光減衰器に対しレーザ共振
器を構成する反射鏡をDBR(分布ブラッグ反射器)領
域としてモノリシックに集積化したものである。 図7参照 図7は、本発明の第6の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、信号光である光
入力11を入射する光ファイバ12、光ファイバ12か
らの光入力11を集束する一対のレンズ13,15、集
束された光入力11を減衰せずに透過し、且つ、レーザ
発振光を任意に減衰する可変光減衰領域33と、光入力
11を増幅する半導体光増幅領域32とを半導体基板3
5上にモノリシックに集積化するとともに、その入出力
端面側にレーザ共振器を構成するための一対のDBR領
域36,37を集積化したモノリシック光半導体装置3
4、半導体光増幅領域32において増幅され、且つ、D
BR領域37から拡がって出射された光入力11を集束
して入射端側に外部共振器を構成するための回折格子を
設けた光ファイバ19へ導く一対のレンズ17,18、
及び、光ファイバ19によって構成され、増幅された信
号光は光ファイバ19から光出力20として出射され
る。
は、例えば、n型InPからなる半導体基板31上に、
通常のエピタキシャル成長法によってInGaAsP/
InP系のダブルヘテロ接合構造を形成し一方の領域を
半導体光増幅領域32とし、他方の領域をpin構造の
電界吸収型光変調器からなる可変光減衰領域33とする
と共に、両端面側に周期的凹凸を設けて回折格子を形成
しDBR領域36,37としたものである。
発振波長も、例えば、1.51μmになるようにDBR
領域36,37の回折格子の周期を設定するとともに、
利得に偏波依存性が生じないように活性層の光軸に垂直
な断面形状を正方形にするか、或いは、引張歪を有する
歪MQW(多重量子井戸)構造とし、また、可変光減衰
領域33における信号光の減衰を防止し、且つ、電界を
印加しない場合におけるレーザ発振光の減衰を防止する
ために可変光減衰領域33を構成するInGaAsP光
吸収層の組成を1.48μm組成になるように設定する
ことが望ましい。
ザ発振光の吸収が生じないように、DBR領域36,3
7の光導波用コア層の組成をレーザ発振波長より短波長
側に、例えば、1.30μm組成になるように設定し、
この光導波用コア層の近傍に周期的凹凸を形成すれば良
い。
ームスプリッタを用いていないので、ビームスプリッタ
による光損失をなくすことができ、また、半導体光増幅
器16と可変光減衰器21、及び、DBR領域36,3
7をモノリシックに集積化しているので、レーザ共振器
構造をはじめとする装置の全体構成を簡素化、小型化す
ることができる。
のDBR領域36,37によって構成されるので、ファ
イバ回折格子等を用いて外部共振器を構成する必要はな
く、したがって、入出力用光ファイバとしては通常の光
ファイバ12,19を用いれば良く、且つ、光ファイバ
12,19の入出射端面を無反射或いは低反射とするこ
とによって信号光の反射損失や不所望な戻り光を防止す
ることができる。
の第7乃至第11の実施の形態のマッハツェンダー干渉
器を用いた利得クランプ型半導体光増幅装置を説明す
る。 図8参照 図8は、本発明の第7の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得クラン
プ型半導体光増幅装置の基本構成部となるマッハツェン
ダー干渉器40は、半導体基板45上に形成された2つ
の方向性結合器46,47を2つの2×2(2対2)型
光合分岐器として用い、2つの方向性結合器46,47
の間の一対のアームの双方に半導体光増幅器48,49
を設けたものであり、先端にレンズが設けられた集束光
ファイバ42から前段の方向性結合器46の一方の入力
ポートへ入力された信号光としての光入力41は、方向
性結合器46の結合部において1/2づつに分岐されて
半導体光増幅器48,49において増幅されたのち、後
段の方向性結合器47の結合部において結合され、信号
光が入力した入力ポートとクロス(Cross)位置の
出力ポートから集束光ファイバ43を介して光出力44
として出力される。
器47の他方の出力ポートの劈開端面に設けられた多層
誘電体膜からなる高反射膜50と、可変光減衰器52の
外側の端面に設けた多層誘電体膜からなる高反射膜53
によって形成され、このレーザ共振器内にレンズ対51
を介して可変光減衰器52を挿入し、可変光減衰器52
によって共振器損失を任意に連続的に制御することがで
きる。
は、n型InPからなる半導体基板45上に、例えば、
活性層が1.55μm波長組成の歪MQW構造となるI
nGaAsP/InP系のダブルヘテロ接合構造を積層
させて半導体光増幅器48,49を形成するための積層
構造を形成し、半導体光増幅器48,49を形成するた
めの領域以外を除去したのち、除去部に波長組成が、例
えば、1.30μmとなる光導波コア層を備えたダブル
ヘテロ接合構造を積層させ、図に示すような形状にメサ
エッチングすることによって、2つの2×2型の方向性
結合器46,47とその間に挟まれた半導体光増幅器4
8,49を形成したものである。
発振光と信号光が増幅領域以外に領域においては空間的
に分離されるので、レーザ共振器に波長依存性を持たせ
る必要はなく、通常の劈開面自体や劈開面に設けた高反
射率の多層誘電体膜等で反射鏡を構成することができる
ので共振器構造が簡素化され、また、キャリア密度を共
振器損失で決定される発振しきい値キャリア密度にロッ
クすることができ、それによって、利得を所定の値にク
ランプすることができる。
しない部分に設けられているので、可変光減衰器52と
しては、レーザ発振光に対する減衰特性のみを考慮すれ
ば良いので使用し得る可変光減衰器52の自由度が大き
くなり、市販されている各種の光減衰器を用いることが
できる。
ビームスプリッタを用いていないので、ビームスプリッ
タに起因する光損失をなくすことができるとともに装置
全体の構成が簡素化される。なお、入出力のための光フ
ァイバとして集束性光ファイバ42,43を用いている
が、集束性光ファイバに限られるものではなく、上記の
第6の実施の形態と同様に一対のレンズと通常の光ファ
イバとの組合せを用いても良いものである。
の形態を説明するが、この第8の実施の形態において
は、2×2型光合分岐器として3dBのマルチモード干
渉器を用いたものであり、その他の構成は上記の第7の
実施の形態と全く同様である。 図9参照 図9は、本発明の第8の実施の形態の利得クランプ型半
導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得クラン
プ型半導体光増幅装置の基本構成部となるマッハツェン
ダー干渉器60は、半導体基板65上に形成された2つ
の3dBのマルチモード干渉器66,67を2つの2×
2型光合分岐器として用い、2つのマルチモード干渉器
66,67の間の一対のアームの双方に半導体光増幅器
68,69を設けたものであり、先端にレンズが設けら
れた集束光ファイバ62から前段のマルチモード干渉器
66の一方の入力ポートへ入力された信号光としての光
入力61は、マルチモード干渉器66の干渉部において
1/2づつに分岐されて半導体光増幅器68,69にお
いて増幅されたのち、後段のマルチモード干渉器67の
干渉部において結合され、信号光が入力した入力ポート
とクロス位置の出力ポートから集束光ファイバ63を介
して光出力64として出力される。
モード干渉器67の他方の出力ポートの劈開端面に設け
られた多層誘電体膜からなる高反射膜70と、可変光減
衰器72の外側の端面に設けた多層誘電体膜からなる高
反射膜73によって形成され、このレーザ共振器内にレ
ンズ対71を介して可変光減衰器72を挿入し、可変光
減衰器72によって共振器損失を任意に連続的に制御す
ることができる。
は、n型InPからなる半導体基板65上に、例えば、
活性層が1.55μm波長組成の歪MQW構造となるI
nGaAsP/InP系のダブルヘテロ接合構造を積層
させて半導体光増幅器68,69を形成するための積層
構造を形成し、半導体光増幅器68,69を形成するた
めの領域以外を除去したのち、除去部に波長組成が、例
えば、1.30μmとなる光導波コア層を備えたダブル
ヘテロ接合構造を積層させ、図に示すような形状にメサ
エッチングすることによって、2つの2×2型のマルチ
モード干渉器66,67とその間に挟まれた半導体光増
幅器68,69を形成したものである。
型光合分岐器として3dBのマルチモード干渉器66,
68を用いているので、上記の第7の実施の形態のよう
に2×2型光合分岐器として方向性結合器46,47を
用いた場合より2×2型光合分岐器の製作トレランスを
大きく、即ち、寸法精度の許容度を大きくすることがで
き、それによって半導体光増幅装置を高歩留りで製造す
ることができる。
レーザ発振光と信号光が増幅領域以外に領域においては
空間的に分離されるので、レーザ共振器に波長依存性を
持たせる必要はないので、通常の劈開面自体や劈開面に
設けた高反射率の多層誘電体膜等で反射鏡を構成するこ
とができるので共振器構造が簡素化され、さらに、ビー
ムスプリッタを用いていないので、ビームスプリッタに
起因する光損失をなくすことができるので、装置全体の
構成をさらに簡素化することができる。なお、この場合
も、入出力のための光ファイバとして集束性光ファイバ
42,43を用いているが、集束性光ファイバに限られ
るものではなく、上記の第6の実施の形態と同様に一対
のレンズと通常の光ファイバとの組合せを用いても良い
ものである。
しない部分に設けられているので、可変光減衰器72と
しては、レーザ発振光に対する減衰特性のみを考慮すれ
ば良いので使用し得る可変光減衰器72の自由度が大き
くなる、市販されている各種の光減衰器を用いることが
できる。
施の形態を説明するが、この第9の実施の形態において
は、ファイバ回折格子を用いてレーザ共振器に波長選択
性を持たせたものであり、その他の構成は上記の第8の
実施の形態と全く同様である。 図10参照 図10は、本発明の第9の実施の形態の利得クランプ型
半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得クラ
ンプ型半導体光増幅装置の基本構成部となるマッハツェ
ンダー干渉器60は、上記の第8の実施の形態と全く同
様に、半導体基板65上に形成された2つの3dBのマ
ルチモード干渉器66,67を2つの2×2型光合分岐
器として用い、2つのマルチモード干渉器66,67の
間の一対のアームの双方に半導体光増幅器68,69を
設けたものであり、先端にレンズが設けられた集束光フ
ァイバ62から前段のマルチモード干渉器66の一方の
入力ポートへ入力された信号光としての光入力61は、
マルチモード干渉器66の干渉部において1/2づつに
分岐されて半導体光増幅器68,69において増幅され
たのち、後段のマルチモード干渉器67の干渉部におい
て結合され、信号光が入力した入力ポートとクロス位置
の出力ポートから集束光ファイバ63を介して光出力6
4として出力される。
マルチモード干渉器67の他方の出力ポートの端面に設
けられた多層誘電体膜からなる高反射膜70と、可変光
減衰器72の外側に配置されたファイバ回折格子74に
よって構成され、この共振器内にレンズ対71を介して
可変光減衰器72が挿入された構成となり、可変光減衰
器72によって共振器損失を任意に連続的に制御するこ
とができる。
バ回折格子74によってレーザ共振器に波長選択性を持
たせているので、レーザ発振波長が安定し、信号光との
不所望な非線型相互作用が生ずることがなく、安定した
信号光の増幅が可能になる。例えば、レーザ発振波長が
不安定な場合、レーザ発振波長が所期の波長より長波長
側に遷移すると、信号光との波長差λ1 −λ2 小さくな
って4光混合による位相共役波が発生し、出力ポートよ
り信号光と一緒に光出力64として出射されるので、光
通信を安定に行うためには位相共役波を分離・除去する
ためのフィルタ等を設ける必要が生ずるが、この第9の
実施の形態においては、その様な問題は発生しない。
2×2型光合分岐器として3dBのマルチモード干渉器
66,67を用いているので、上記の第7の実施の形態
のように2×2型光合分岐器として方向性結合器46,
47を用いた場合より2×2型光合分岐器の製作トレラ
ンスを大きくすることができ、それによって半導体光増
幅装置を高歩留りで製造することができる。なお、その
他の作用効果、特性等は上記の第8の実施の形態と同様
である。
実施の形態を説明するが、この第10の実施の形態にお
いては、一対のファイバ回折格子を用いてレーザ共振器
に波長選択性を持たせると共に、可変光減衰器をマッハ
ツェンダー干渉器60内に電界吸収型光変調器としてモ
ノリシックに一体に組み込んだものであり、その他の構
成は上記の第9の実施の形態と全く同様である。 図11参照 図11は、本発明の第10の実施の形態の利得クランプ
型半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得ク
ランプ型半導体光増幅装置の基本構成部となるマッハツ
ェンダー干渉器60は、上記の第8の実施の形態と同様
に、半導体基板65上に形成された2つの3dBのマル
チモード干渉器66,67を2つの2×2型光合分岐器
として用い、2つのマルチモード干渉器66,67の間
の一対のアームの双方に半導体光増幅器68,69を設
けたものであり、先端にレンズが設けられた集束光ファ
イバ62から前段のマルチモード干渉器66の一方の入
力ポートへ入力された信号光としての光入力61は、マ
ルチモード干渉器66の干渉部において1/2づつに分
岐されて半導体光増幅器68,69において増幅された
のち、後段のマルチモード干渉器67の干渉器において
結合され、信号光が入力した入力ポートとクロス位置の
出力ポートから集束光ファイバ63を介して光出力64
として出力される。
マルチモード干渉器67の他方の出力ポートの端面側に
設けられた光ファイバ回折格子76と、前段のマルチモ
ード干渉器66の他方の入力ポートの端面側に設けられ
た光ファイバ回折格子74によって構成され、また、こ
の第10の実施の形態おいては、可変光減衰器を電界吸
収型光変調器75として、前段のマルチモード干渉器6
6の他方の入力ポート側にモノリシックに一体に設けた
ものである。
は、n型InPからなる半導体基板65上に、例えば、
活性層が1.55μm波長組成の歪MQW構造となるI
nGaAsP/InP系のダブルヘテロ接合構造を積層
させて半導体光増幅器68,69を形成するための積層
構造を形成し、半導体光増幅器68,69を形成するた
めの領域以外を除去したのち、除去部に波長組成が、例
えば、1.30μmとなる光導波コア層を備えたダブル
ヘテロ接合構造を積層させ、次いで、前段のマルチモー
ド干渉器66を形成する領域の近傍の積層構造の一部を
除去したのち、吸収層として波長組成が1.48μmの
InGaAsP層からなる電界吸収型光変調器を形成す
るためのpin構造を積層させ、図に示すような形状に
メサエッチングすることによって、2つの2×2型のマ
ルチモード干渉器66,67とその間に挟まれた半導体
光増幅器68,69、及び、電界吸収型光変調器75を
形成したものであり、この電界吸収型光変調器75によ
って共振器損失を任意に連続的に制御することができ
る。
電界吸収型光変調器75を用いることによって可変光減
衰器を小型化することができ、さらに、電界吸収型光変
調器75と前段のマルチモード干渉器66との間のレン
ズ対71も不要になるので、半導体光増幅装置をより小
型化することができる。
ザ共振器を1対のファイバ回折格子74,76で構成し
ているので、レーザ発振波長がより安定し、信号光との
不所望な非線型相互作用が生ずることがなく、安定した
信号光の増幅が可能になるものであり、その他の作用効
果、特性等は上記の第8の実施の形態と同様である。
は、可変光減衰器として集積化が容易な電界吸収型光変
調器75を用いているが、この場合にはマッハツェンダ
ー干渉器60を用いているので信号光とレーザ発振光が
増幅領域以外の領域においては空間的に分離され、した
がって、電界吸収型光変調器75に特別な光吸収特性が
要求されないので、他の構成の可変光減衰器、例えば、
電流注入型の半導体光吸収素子等を用いても良いもので
ある。
実施の形態を説明するが、この第11の実施の形態にお
いては、レーザ共振器として波長選択性を有する反射鏡
となるDBR領域をマルチモード干渉器の入出力ポート
側にモノリシックに一体に組み込んだものであり、その
他の構成は上記の第10の実施の形態と全く同様であ
る。 図12参照 図12は、本発明の第11の実施の形態の利得クランプ
型半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得ク
ランプ型半導体光増幅装置の基本構成部となるマッハツ
ェンダー干渉器60は、上記の第8の実施の形態と同様
に、半導体基板65上に形成された2つの3dBのマル
チモード干渉器66,67を2つの2×2型光合分岐器
として用い、2つのマルチモード干渉器66,67の間
の一対のアームの双方に半導体光増幅器68,69を設
けたものであり、先端にレンズが設けられた集束光ファ
イバ62から前段のマルチモード干渉器66の一方の入
力ポートへ入力された信号光としての光入力61は、マ
ルチモード干渉器66の干渉部において1/2づつに分
岐されて半導体光増幅器68,69において増幅された
のち、後段のマルチモード干渉器67の干渉部において
結合され、信号光が入力した入力ポートとクロス位置の
出力ポートから集束光ファイバ63を介して光出力64
として出力される。
マルチモード干渉器67の他方の出力ポート側に設けら
れたDBR領域77と、前段のマルチモード干渉器66
の他方の入力ポート側に設けられたDBR領域78によ
って構成され、また、この第11の実施の形態おいて
は、可変光減衰器79として、電界吸収型光変調器を前
段のマルチモード干渉器66の他方の入力ポート側にモ
ノリシックに一体に設けたものである。
も、n型InPからなる半導体基板65上に、例えば、
活性層が1.55μm波長組成の歪MQW構造となるI
nGaAsP/InP系のダブルヘテロ接合構造を積層
させて半導体光増幅器68,69を形成するための積層
構造を形成し、半導体光増幅器68,69を形成するた
めの領域以外を除去したのち、除去部に波長組成がレー
ザ発振波長より短波長側に、例えば、1.30μmとな
る光導波コア層を備えたダブルヘテロ接合構造を積層さ
せ、次いで、前段のマルチモード干渉器66を形成する
領域近傍の積層構造の一部を除去したのち、吸収層とし
て波長組成が1.48μmのInGaAsP層からなる
電界吸収型光変調器を形成するためのpin構造を積層
させ、図に示すような形状にメサエッチングすることに
よって、2つの2×2型のマルチモード干渉器66,6
7とその間に挟まれた半導体光増幅器68,69、可変
光減衰器79、及び、DBR領域77,78を形成した
ものであり、この可変光減衰器79によって共振器損失
を任意に連続的に制御することができる。なお、DBR
領域77,78は、光導波用コア層を成長したのち、或
いは、光導波用コア層の成長前に、光導波用コア層の近
傍に周期的凹凸を形成して回折格子を形成し、その後、
所定の層構造を積層させて形成する。
7,78を用いて内部共振器として形成しているので、
装置構成が簡素化されるので装置の組立が容易になり、
また、可変光減衰器79も集積化しているので可変光減
衰器79も小型化することができ、それによって、半導
体光増幅装置をより小型化することができる。
ザ共振器を1対のDBR領域77,78で構成している
ので、レーザ共振器の波長選択性を素子設計段階及び製
造段階で設定しているので、外部共振器を用いる場合に
様な波長選択性に関する注意が軽減されるものであり、
その他の作用効果、特性等は上記の第10の実施の形態
と同様である。
は、可変光減衰器79として集積化が容易な電界吸収型
光変調器を用いているが、この場合にも可変光減衰器7
9に特別な光吸収特性は要求されないので、他の構成の
可変光減衰器、例えば、電流注入型の半導体光吸収素子
等を用いても良いものである。
明の第12乃至第16の実施の形態のサニャック型干渉
計を用いた利得クランプ型半導体光増幅装置を説明す
る。 図13参照 図13は、本発明の第12の実施の形態の利得クランプ
型半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得ク
ランプ型半導体光増幅装置を構成するサニャック型干渉
計80は、光ファイバで構成された信号光に対する入出
力側光導波路82、同じく光ファイバで構成された方向
性結合器83、アーム84,86、アーム84,86の
中間に配置された半導体光増幅器85、同じく光ファイ
バで構成されレーザ共振器を構成するレーザ側光導波路
88、及び、多層誘電体膜からなる高反射膜89によっ
て構成される。
9、レーザ側光導波路88、方向性結合器、アーム8
4,85、及び、半導体光増幅器85によって構成さ
れ、半導体光増幅器85で発生したレーザ発振光は、高
反射膜89によって反射され、再びアーム側に向かい、
その際、光カップラーを構成する方向性結合器83にお
いて右回りのレーザ発振光と、左回りのレーザ発振光と
に2等分されるが、方向性結合器83においてクロス側
に伝搬される左回りのレーザ発振光の位相はπ/2だけ
ずれることになり、一方、右回りのレーザ発振光もアー
ム84から方向性結合83においてクロス側のレーザ側
光導波路88に帰還する際に、位相がπ/2だけずれる
ので、レーザ側光導波路88においては左回りのレーザ
発振光も右回りのレーザ発振光も同じ位相になり、干渉
によって消滅することがない。
84から方向性結合器83を介して入出力側光導波路8
2に向かう成分の位相に変化はないものの、左回りのレ
ーザ発振光の内、アーム86から方向性結合器83を介
してクロス側の入出力側光導波路82に向かう成分は、
方向性結合器83を二度クロスするのでその位相は(π
/2)×2=πだけずれるので、入出力側光導波路82
において右回りのレーザ発振光と左回りのレーザ発振光
とが逆位相になり、干渉して消滅するので、入出力側光
導波路82からレーザ発振光が出力されることがない。
力側光導波路82に入力される光入力81は、半導体光
増幅器85で増幅され、環状のアーム84,86を伝搬
したのち、再び、入出力側光導波路82から増幅された
光出力87として出力され、レーザ側光導波路88を伝
搬することがない。
0においては、レーザ発振光と信号光とが完全に空間的
に分離されることになるので、レーザ共振器に波長依存
性を持たせる必要はなく、通常の光ファイバの劈開面自
体や劈開面に設けた高反射率の多層誘電体膜等で反射鏡
を構成することができるので共振器構造が簡素化され
る。
ャック型光干渉計80を用いているので、半導体光増幅
器85は一つだけで良く、一対の半導体光増幅器を用い
る上記の第7乃至第11の実施の形態に比べて、半導体
光増幅器85に要求される対称動作に関する要件をなく
すことができ、したがって、より安定にレーザ発振光と
信号光を空間的に分離することができる。
は、サニャック型光干渉計80の光増幅器85以外の部
分を光ファイバを用いて構成しているので、特別の微細
加工技術を必要とすることなく安定動作が可能な利得ク
ランプ型の半導体光増幅装置を構成することができる。
実施の形態を説明するが、この第13の実施の形態にお
いては、上記の第12の実施の形態における高反射膜8
9の代わりにレーザ側光導波路88の端部に回折格子9
0を設けたものであり、即ち、レーザ側光導波路88を
ファイバ回折格子で構成したものであり、その他の構成
は上記の第12の実施の形態と全く同様であるので、説
明は簡単にする。 図14参照 図14は、本発明の第13の実施の形態の利得クランプ
型半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得ク
ランプ型半導体光増幅装置を構成するサニャック型干渉
計80は、光ファイバで構成された信号光に対する入出
力側光導波路82、同じく光ファイバで構成された方向
性結合器83、アーム84,86、アーム84,86の
中間に配置された半導体光増幅器85、同じく光ファイ
バで構成されレーザ共振器を構成するレーザ側光導波路
88、及び、レーザ側光導波路88の一端に形成した回
折格子90によって構成される。
上記の第12の実施の形態と同様であるが、この第13
の実施の形態においては、レーザ側光導波路88の一端
に回折格子90を形成して、波長選択性を有する反射鏡
としているので、レーザ発振光の発振波長が安定化し、
信号光の波長とレーザ発振光の波長との差を安定して維
持することができ、それによって、信号光とレーザ発振
光との不所望な相互作用による非線型効果等の発生を防
止することができる。
実施の形態を説明するが、この第14の実施の形態にお
いては、半導体光増幅器以外の部分を誘電体を用いたプ
レーナ光回路(PLC)によって構成したものである。 図15参照 図15は、本発明の第14の実施の形態の利得クランプ
型半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得ク
ランプ型半導体光増幅装置を構成するサニャック型干渉
計100は、石英基板等のPLC基板102に設けられ
た信号光に対する入出力側光導波路103、方向性結合
器104、アーム105,107、アーム105,10
7の中間にハイブリッド的に設けられた半導体光増幅器
106、レーザ共振器を構成するレーザ側光導波路10
9、及び、レーザ側光導波路109の一端に形成した回
折格子110によって構成される。
例えば、石英基板等のPLC基板102上にCVD法を
用いてSiO2 膜からなる下部クラッド層及びGeO2
をドープして屈折率を高くしたSiO2 膜からなるコア
層を堆積させたのち、反応性イオンエッチングによっ
て、入出力側光導波路103、方向性結合器104、ア
ーム105,107、レーザ側光導波路109を構成す
る「Ω」状のパターンにコア層をエッチングする。
膜からなる上部クラッド層を堆積させたのち、レーザ側
光導波路109の一端に干渉露光法を用いて回折格子1
10を形成したのち、アーム105,107を構成する
環状部の光導波路の中央部に半導体光増幅器106をハ
イブリッド実装するためのPLC基板102に達する凹
部を形成し、最後に、この凹部に半導体光増幅器106
をアーム105,107に対して光軸合わせした状態で
ハイブリッド実装する。なお、この場合の半導体光増幅
器106としては、例えば、活性層が1.55μm波長
組成の歪MQW構造となるInGaAsP/InP系半
導体光増幅器を用いれば良い。
ャック型干渉計100の半導体光増幅器以外の部分を誘
電体を用いたプレーナ光回路(PLC)によって形成し
ているので、光ファイバを用いた上記第12及び第13
の実施の形態に比べて装置構成を大幅に簡素化・小型化
することができる。なお、動作原理及び主要な特徴点
は、上記の第13の実施の形態と同様であり、光入力1
01は半導体光増幅器106で増幅されたのち光出力1
08として入出力側光導波路103から出力される。
は、PLCの材料構成及び製造方法は、上記の材料構成
及び製造方法に限られるものではなく、例えば、クラッ
ド層及びコア層の成膜方法は、通常の常圧CVD法に限
られるものではなく、プラズマCVD法或いは減圧CV
D法を用いても良いものであり、さらには、火炎堆積法
を用いても良いものである。
ドープするドーパントは、GeO2に限られるものでは
なく、TiO2 或いはP2 O5 等をドープしても良いも
のであり、さらには、コア層をSiOx Ny Hz 等の別
の材料系を用いて構成しても良いものである。
実施の形態を説明するが、この第15の実施の形態にお
いては、サニャック型光干渉計全体を半導体を用いてモ
ノリシックに構成したものである。 図16参照 図16は、本発明の第15の実施の形態の利得クランプ
型半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得ク
ランプ型半導体光増幅装置を構成するサニャック型干渉
計120は、半導体基板122に設けられた信号光に対
する入出力側光導波路123、方向性結合器124、ア
ーム125,127、アーム125,127の中間に設
けられた半導体光増幅器126、レーザ共振器を構成す
るレーザ側光導波路129、及び、レーザ側光導波路1
29の一端に形成した回折格子130によって構成され
る。
例えば、n型InPからなる半導体基板122上に、例
えば、活性層が1.55μm波長組成の歪MQW構造と
なるInGaAsP/InP系のダブルヘテロ接合構造
を積層させて半導体光増幅器126を形成するための積
層構造を形成し、半導体光増幅器126を構成するため
の領域以外を除去したのち、除去部に波長組成がレーザ
発振波長より短波長側に、例えば、1.30μmとなる
光導波コア層を備えたダブルヘテロ接合構造を積層さ
せ、次いで、「Ω」状にメサエッチングすることによっ
て入出力側光導波路123、方向性結合器124、アー
ム125,127、及び、レーザ側光導波路129を形
成したものである。なお、回折格子130、即ち、DB
R領域は、光導波用コア層を成長したのち、或いは、光
導波用コア層の成長前に、光導波用コア層の近傍に周期
的凹凸を形成して回折格子を形成し、その後、前述の所
定の層構造を積層させて形成するものである。
おいては、サニャック型干渉計120の全体構成を半導
体を用いてモノリシックに形成しているので、全体構成
をさらに小型化することができ、また、上記の第14の
実施の形態の様なハイブリッド実装が必要ではないの
で、実装の際の光軸合わせが不要になり、光軸合わせの
精度に依存する光学特性の劣化等が発生することがな
い。なお、動作原理及び主要な特徴点は、上記の第14
の実施の形態と同様であり、光入力121は半導体光増
幅器126で増幅されたのち光出力128として入出力
側光導波路123から出力される。
実施の形態を説明するが、この第16の実施の形態にお
いては、上記の第15の実施の形態のサニャック型光干
渉計に可変光減衰器として電界吸収型光変調器をモノリ
シックに組み込んだものである。 図17参照 図17は、本発明の第16の実施の形態の利得クランプ
型半導体光増幅装置の概念的構成図であり、この利得ク
ランプ型半導体光増幅装置を構成するサニャック型干渉
計120は、半導体基板122に設けられた信号光に対
する入出力側光導波路123、方向性結合器124、ア
ーム125,127、アーム125,127の中間に設
けられた半導体光増幅器126、レーザ共振器を構成す
るレーザ側光導波路129、レーザ側光導波路129の
中間部に設けられた電界吸収型光変調器131、及び、
レーザ側光導波路129の一端に設けられた回折格子1
30によって構成される。
例えば、n型InPからなる半導体基板122上に、例
えば、活性層が1.55μm波長組成の歪MQW構造と
なるInGaAsP/InP系のダブルヘテロ接合構造
を積層させて半導体光増幅器126を形成するための積
層構造を形成し、半導体光増幅器126を構成するため
の領域以外を除去したのち、除去部に波長組成がレーザ
発振波長より短波長側に、例えば、1.30μmとなる
光導波コア層を備えたダブルヘテロ接合構造を積層さ
せ、次いで、レーザ側光導波路129を構成する領域の
中間部の積層構造の一部を除去したのち、吸収層として
波長組成が1.48μmのInGaAsP層からなる電
界吸収型光変調器131を形成するためのpin構造を
積層させ、次いで、「Ω」状にメサエッチングすること
によって入出力側光導波路123、方向性結合器12
4、アーム125,127、レーザ側光導波路129、
及び、電界吸収型光変調器131を形成したものであ
る。なお、回折格子130、即ち、DBR領域は、光導
波用コア層を成長したのち、或いは、光導波用コア層の
成長前に、光導波用コア層の近傍に周期的凹凸を形成し
て回折格子を形成し、その後、前述の所定の層構造を積
層させて形成するものである。
おいては、サニャック型干渉計120の全体構成を半導
体を用いてモノリシックに形成する際に、可変光減衰器
となる電界吸収型光変調器131もモノリシックに組み
込んでいるので、上記の第1乃至第11の実施の形態と
同様に、電界吸収型光変調器131の減衰量によって共
振器損失を任意の値に連続的に制御することができ、半
導体光増幅装置の特性を各種の用途に応じて最適な値に
設定することができる。なお、動作原理及び主要な特徴
点は、上記の第15の実施の形態と同様であり、光入力
121は半導体光増幅器126で増幅されたのち光出力
128として入出力側光導波路123から出力される。
は、可変光減衰器として集積化が容易な電界吸収型光変
調器131を用いているが、この場合にも可変光減衰器
に特別な光吸収特性は要求されないので、他の構成の可
変光減衰器、例えば、電流注入型の半導体光吸収素子等
を用いても良いものである。
たが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られる
ものではなく、各種の変更が可能である。例えば、半導
体光増幅器を光長距離通信用ファイバにおける減衰が少
ないように、その活性層を1.55μm波長組成として
いるが、1.3μm波長組成等の他の組成のものでも良
く、その場合には、活性層の波長組成に応じて可変光減
衰器における吸収端波長等の減衰特性、或いは、2×2
型光合分岐器、サニャック型光干渉計、或いは、DBR
領域等を構成する光導波用コア層の組成を変更すれば良
い。
変光減衰器、光導波路、或いは、光カップラー等を半導
体で構成する場合には、InGaAsP/InP系に限
られるものではなく、GaAs/AlGaAs系等の他
の化合物半導体を用いて形成しても良いものである。
おける第8の実施の形態に対する変更点、即ち、ファイ
バ回折格子等の波長選択性を有する反射鏡を用いる点、
可変光減衰器をモノリシックに集積化する点、及び、D
BR領域をモノリシックに集積化する点は、上記の第7
の実施の形態に対してもそのまま適用されるものであ
る。
おいては、入力側の2×2型光合分岐器の入力ポート側
に可変光減衰器を設けているが、出力側の2×2型光合
分岐器の出力ポート側に可変光減衰器を設けても良いも
のである。
説明においては、レーザ発振光の不所望な吸収を防止す
るために、DBR領域或いは2×2型光合分岐器の光導
波用コア層の波長組成を半導体光増幅器の活性層の波長
組成より短波長側に設定しているが、半導体光増幅器と
同じ構造としても良いものであり、その場合には、吸収
損失を相殺するようにDBR領域或いは2×2型光合分
岐器を順バイアスすれば良い。
態の説明においては、サニャック型光干渉計を用いた利
得クランプ型半導体光増幅装置自体が新規なものである
ことを前提としているため、可変光減衰器を設けていな
いが、上記の第16の実施の形態と同様に、レーザ側光
導波路の中間に可変光減衰器を設けても良いものであ
り、それによって、共振器損失を任意の値に連続的に制
御して半導体光増幅装置の特性を各種の用途に応じて最
適な値に設定することができる。
の可変光減衰器を用いるものであり、信号光として有効
に利用される光入力は可変光減衰器を通過しないので可
変光減衰器の減衰特性としては、レーザ発振波長、例え
ば、1.51μmの波長の光を減衰できるものであれば
どの様な構成の可変光減衰器を用いても良いものであ
り、この様な可変光減衰器をハイブリッド実装すること
によって、減衰量を任意に制御することができる。
の説明においても、レーザ発振光の不所望な吸収を防止
するために、入出力側光導波路、方向性結合器、アー
ム、レーザ側光導波路、及び、DBR領域の光導波用コ
ア層の波長組成を半導体光増幅器の活性層の波長組成よ
り短波長側に設定しているが、半導体光増幅器と同じ構
造としても良いものであり、全体を同じ構成にすること
によって、製造工程を大幅に簡素化することができる。
なお、その場合には、吸収損失を相殺するように各領域
を順バイアスする必要がある。
態の説明においては、レーザ側光導波路に回折格子を設
けて波長選択性を持たせているが、上記の第12の実施
の形態と同様にレーザ側光導波路の端面に高反射膜を設
けただけでも良く、或いは、誘電体或いは半導体の劈開
面を利用しても良いものである。
射パワーの連続的な調整が可能となり、一つの構造によ
ってアプリケーションの要求ごとに特性を最適化するこ
とのできる利得クランプ型半導体光増幅装置を実現する
ことができ、波長多重光通信システムの実用化に寄与す
るところが大きい。
クランプ型半導体光増幅装置を構成することによって、
半導体光増幅器の対称動作特性が不要になるので、レー
ザ発振光と信号光とを確実に空間的に分離することがで
き、且つ、装置の全体構成をより小型化することができ
るので、この点からも波長多重光通信システムの実用化
に寄与するところが大きい。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
ある。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
器損失依存性の説明図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 半導体光増幅器と、前記半導体光増幅器
を内部に含むレーザ共振器とで構成した利得クランプ型
の半導体光増幅装置において、信号光に対する実効的な
透過損失量が一定値を維持しながら、レーザ発振光に対
する共振器損失量が制御可能である可変光減衰機構を有
することを特徴とする半導体光増幅装置。 - 【請求項2】 上記レーザ共振器を少なくとも一方が波
長選択性のある反射鏡によって構成するとともに、上記
可変光減衰機構として前記レーザ共振器内に可変光減衰
器を設けたことを特徴とする請求項1記載の半導体光増
幅装置。 - 【請求項3】 上記レーザ共振器内に信号光が通過しな
い部分を設け、前記信号光が通過しない部分に上記可変
光減衰器を配置したことを特徴とする請求項2記載の半
導体光増幅装置。 - 【請求項4】 上記レーザ共振器を波長選択性のある反
射鏡と波長選択性のない反射鏡からなる外部共振器構造
とし、前記波長選択性のある反射鏡と上記半導体光増幅
装置との間にビームスプリッタを挿入すると共に、前記
ビームスプリッタを介してレーザ共振器に垂直な方向か
ら信号光を入射させ、前記波長選択性のある反射鏡とビ
ームスプリッタとの間を上記信号光が通過しない部分と
したことを特徴とする請求項3記載の半導体光増幅装
置。 - 【請求項5】 上記レーザ共振器を波長選択性のある反
射鏡と波長選択性のない反射鏡からなる外部共振器構造
とし、前記波長選択性のある反射鏡と上記半導体光増幅
装置との間にビームスプリッタを挿入すると共に、前記
ビームスプリッタを介してレーザ共振器に垂直な方向か
ら信号光を出射させ、前記波長選択性のある反射鏡とビ
ームスプリッタとの間を上記信号光が通過しない部分と
したことを特徴とする請求項3記載の半導体光増幅装
置。 - 【請求項6】 上記レーザ共振器を一対の波長選択性の
ある反射鏡からなる外部共振器構造とし、上記半導体光
増幅器と前記両方の波長選択性のある反射鏡との間に各
々ビームスプリッタを挿入すると共に、前記ビームスプ
リッタを介してレーザ共振器に垂直な方向から信号光を
入出射させ、前記一対の波長選択性のある反射鏡とビー
ムスプリッタとの間の二箇所の領域を上記信号光が通過
しない部分としたことを特徴とする請求項3記載の半導
体光増幅装置。 - 【請求項7】 上記レーザ共振器内に信号光が通過しな
い部分を設けずに、上記可変減衰器としてレーザ発振波
長に対しては光減衰量を変えられるが、前記信号光は実
効的に減衰しない可変光減衰器を配置したことを特徴と
する請求項2記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項8】 上記波長選択性のある反射鏡によりレー
ザ発振波長を信号光の波長よりも短波長に設定するとと
もに、上記可変光減衰器として前記レーザ発振波長より
短波長側に吸収端波長がある電界吸収型光変調器を用い
たことを特徴とする請求項7記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項9】 上記半導体光増幅器と上記電界吸収型光
変調器からなる可変光減衰器とをモノリシックに集積化
したことを特徴とする請求項8記載の半導体光増幅装
置。 - 【請求項10】 上記波長選択性のある反射鏡として、
ファイバグレーティングを用いたことを特徴とする請求
項7乃至9のいずれか1項に記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項11】 上記波長選択性のある反射鏡として分
布ブラッグ反射器を用い、この分布グラッグ反射器を上
記半導体光増幅器と上記電界吸収型光変調器からなる可
変光減衰器にモノリシックに一体化したことを特徴とす
る請求項9記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項12】 上記半導体光増幅器を2つの2×2型
光合分岐器からなるマッハツェンダー干渉器の2つのア
ームに設けると共に、上記レーザ共振器を入力側の前記
光合分岐器の入力ポートの一方と、前記入力ポートに対
してクロス位置にある出力側の前記光合分岐器の出力ポ
ートに配置した反射鏡によって構成し、上記可変光減衰
機構としての可変光減衰器を前記レーザ共振器内の前記
光合分岐器と前記反射鏡との間に設けたことを特徴とす
る請求項1記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項13】 上記2×2型光合分岐器として、方向
性結合器を用いたことを特徴とする請求項12記載の半
導体光増幅装置。 - 【請求項14】 上記2×2型光合分岐器として、マル
チモード干渉器を用いたことを特徴とする請求項12記
載の半導体光増幅装置。 - 【請求項15】 上記反射鏡の内の少なくとも一方を、
波長選択性のある反射鏡で構成したことを特徴とする請
求項12乃至14のいずれか1項に記載の半導体光増幅
装置。 - 【請求項16】 上記可変光減衰器として、電界吸収型
光変調器を用いたことを特徴とする請求項12乃至15
のいずれか1項に記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項17】 上記半導体光増幅器、上記2つの2×
2型光合分岐器、上記可変光減衰器、及び、上記反射鏡
をモノリシックに集積化したことを特徴とする請求項1
2乃至16のいずれか1項に記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項18】 半導体光増幅器と、前記半導体光増幅
器を内部に含むレーザ共振器とで構成した利得クランプ
型の半導体光増幅装置において、前記半導体光増幅器を
サニャック型光干渉計のアームに設けるとともに、前記
サニャック型光干渉計の一方の入出力ポートにつながる
光導波路に反射鏡を配置してレーザ共振器を構成し、他
方の入出力ポートにつながる光導波路を信号光に対する
入出力用光導波路としたことを特徴とする半導体光増幅
装置。 - 【請求項19】 上記反射鏡として、波長選択性のある
反射鏡を用いたことを特徴とする請求項18記載の半導
体光増幅装置。 - 【請求項20】 上記サニャック型光干渉計における、
半導体光増幅器以外の光導波路部及び光カップラー部分
を、光ファイバによって構成することを特徴とする請求
項18または19に記載の半導体光増幅装置。 - 【請求項21】 上記サニャック型光干渉計における、
上記半導体光増幅器以外の光導波路部及び光カップラー
部分を、プレーナ型誘電体光回路によって構成すること
を特徴とする請求項18または19に記載の半導体光増
幅装置。 - 【請求項22】 上記サニャック型光干渉計を構成する
光導波路、光カップラー部分、アーム、及び、半導体光
増幅器を、半導体によりモノリシックに一体化したこと
を特徴とする請求項18または19に記載の半導体光増
幅装置。 - 【請求項23】 上記サニャック型光干渉計を構成する
光導波路、光カップラー部分、及び、アームも、半導体
光増幅領域としたことを特徴とする請求項22記載の半
導体光増幅装置。 - 【請求項24】 上記レーザ共振器を構成する側の光導
波路内に、可変光減衰器を配置したことを特徴とする請
求項18乃至23のいずれか1項に記載の半導体光増幅
装置。
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