JP2000105937A - 光ピックアップ - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の光ピックアップは、固定部材52に第
1と第2充填部54、55が並設された構成であるた
め、第1充填部54に充填された接着剤56と第2充填
部55に充填されたダンパ剤57が混合してしまい、ワ
イヤWに対する接着とダンパの機能が悪くなると共に、
タンゼンシャル方向の制振機能が悪くなると言う問題が
ある。 【解決手段】 本発明の光ピックアップにおいて、固定
部材2には、第1充填部4と第2充填部6との間に分離
区画部5を設けて、第1充填部4に充填した接着剤7と
第2充填部6に充填したダンパ剤8とが混合することが
無く、従来に比して、ワイヤWに対する接着とダンパの
機能が向上した光ピックアップを提供できる。
1と第2充填部54、55が並設された構成であるた
め、第1充填部54に充填された接着剤56と第2充填
部55に充填されたダンパ剤57が混合してしまい、ワ
イヤWに対する接着とダンパの機能が悪くなると共に、
タンゼンシャル方向の制振機能が悪くなると言う問題が
ある。 【解決手段】 本発明の光ピックアップにおいて、固定
部材2には、第1充填部4と第2充填部6との間に分離
区画部5を設けて、第1充填部4に充填した接着剤7と
第2充填部6に充填したダンパ剤8とが混合することが
無く、従来に比して、ワイヤWに対する接着とダンパの
機能が向上した光ピックアップを提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク等
の光ディスクを用いた光ディスク装置に好適な光ピック
アップに関する。
の光ディスクを用いた光ディスク装置に好適な光ピック
アップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップを図19に基づい
て説明すると、図19はムービング・マグネット方式
(MM方式)の光ピックアップを示し、支持部材51は
板状の合成樹脂の成型品からなり、また、固定部材52
は矩形状の合成樹脂の成型品からなり、この固定部材5
2と支持部材51は、同時成形により一体に形成されて
いる。そして、固定部材52は、上部52aと底部52
bと前、後部52c、52d、及び左右側面52eを有
して矩形状をなすと共に、左右両側面52eの一部を
前、後部52c、52dにわたって切り欠いて、両側面
52eの上下に一対設けられたワイヤ取付部53を有し
ている。
て説明すると、図19はムービング・マグネット方式
(MM方式)の光ピックアップを示し、支持部材51は
板状の合成樹脂の成型品からなり、また、固定部材52
は矩形状の合成樹脂の成型品からなり、この固定部材5
2と支持部材51は、同時成形により一体に形成されて
いる。そして、固定部材52は、上部52aと底部52
bと前、後部52c、52d、及び左右側面52eを有
して矩形状をなすと共に、左右両側面52eの一部を
前、後部52c、52dにわたって切り欠いて、両側面
52eの上下に一対設けられたワイヤ取付部53を有し
ている。
【0003】また、ワイヤ取付部53は、取り付けする
ワイヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部5
3は、V字状に切り欠き形成された第1充填部54と、
この第1充填部54と並設され、U字状に切り欠き形成
された第2充填部55を有している。また、前記第1充
填部54は、底面壁54aが側面52eから上部52a
に向かって傾斜すると共に、上面壁54bが側面52e
から底部52bに向かって傾斜したV字状の切り欠きに
より形成され、また、前記第2充填部55は、第1充填
部54のV字状の切り欠きの底よりも深い底を有したU
字状の切り欠きで形成されている。
ワイヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部5
3は、V字状に切り欠き形成された第1充填部54と、
この第1充填部54と並設され、U字状に切り欠き形成
された第2充填部55を有している。また、前記第1充
填部54は、底面壁54aが側面52eから上部52a
に向かって傾斜すると共に、上面壁54bが側面52e
から底部52bに向かって傾斜したV字状の切り欠きに
より形成され、また、前記第2充填部55は、第1充填
部54のV字状の切り欠きの底よりも深い底を有したU
字状の切り欠きで形成されている。
【0004】そして、4本のワイヤWの一端が第1と第
2充填部54、55に跨って配設され、各ワイヤWは、
第1充填部54においてV字状の底に当接し、また、第
2充填部55においてU字状の底から離れた状態となっ
ている。この状態で、第1充填部54には、紫外線硬化
型の軟弾性の接着剤56を設けて、ワイヤWを第1充填
部54で保持すると共に、第2充填部55には、紫外線
硬化型のシリコン系ゲル状のダンピング材からなるダン
パ剤57を設けて、振動を制振するようになっている。
2充填部54、55に跨って配設され、各ワイヤWは、
第1充填部54においてV字状の底に当接し、また、第
2充填部55においてU字状の底から離れた状態となっ
ている。この状態で、第1充填部54には、紫外線硬化
型の軟弾性の接着剤56を設けて、ワイヤWを第1充填
部54で保持すると共に、第2充填部55には、紫外線
硬化型のシリコン系ゲル状のダンピング材からなるダン
パ剤57を設けて、振動を制振するようになっている。
【0005】また、レンズ58を保持するための合成樹
脂の成型品からなるレンズホルダ59は、レンズ58を
取り付けるための取付部60と、ワイヤWを保持するた
めの保持部61とを有し、取付部60と保持部61は成
型品により一体に形成されている。そして、保持部61
は、上部61aと底部61bと前、後部61c、61
d、及び左右側面61eを有して矩形状をなすと共に、
左右両側面61eの一部を前、後部61c、61dにわ
たって切り欠いて、両側面61eの上下に一対設けられ
たワイヤ取付部62を有している。
脂の成型品からなるレンズホルダ59は、レンズ58を
取り付けるための取付部60と、ワイヤWを保持するた
めの保持部61とを有し、取付部60と保持部61は成
型品により一体に形成されている。そして、保持部61
は、上部61aと底部61bと前、後部61c、61
d、及び左右側面61eを有して矩形状をなすと共に、
左右両側面61eの一部を前、後部61c、61dにわ
たって切り欠いて、両側面61eの上下に一対設けられ
たワイヤ取付部62を有している。
【0006】また、ワイヤ取付部62は、取り付けする
ワイヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部6
2は、底面壁62aが側面61eから上部61aに向か
って傾斜すると共に、上面壁62bが側面61eから底
部61bに向かって傾斜したV字状の切り欠きにより形
成されている。そして、固定部材52に取り付けられた
4本のワイヤWの他端がワイヤ取付部62に配設され、
各ワイヤWは、ワイヤ取付部62のV字状の底に当接し
た状態で、ワイヤ取付部62に紫外線硬化型の軟弾性の
接着剤63を設けて、ワイヤWをワイヤ取付部62で保
持するようになっている。
ワイヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部6
2は、底面壁62aが側面61eから上部61aに向か
って傾斜すると共に、上面壁62bが側面61eから底
部61bに向かって傾斜したV字状の切り欠きにより形
成されている。そして、固定部材52に取り付けられた
4本のワイヤWの他端がワイヤ取付部62に配設され、
各ワイヤWは、ワイヤ取付部62のV字状の底に当接し
た状態で、ワイヤ取付部62に紫外線硬化型の軟弾性の
接着剤63を設けて、ワイヤWをワイヤ取付部62で保
持するようになっている。
【0007】また、合成樹脂の成型品からなる筒状のボ
ビン64には、その外周に巻回されたフォーカス用のコ
イル65と、前方部に設けられたトラッキング用のコイ
ル66とが設けられ、そして、このようなボビン64
は、その底部を支持部材51に載置した状態で、適宜手
段により支持部材51に取り付けられている。また、磁
性材からなるヨーク部材67は、U字状のヨーク部67
aと、板状のヨーク部67bとを備え、このヨーク部材
67は、U字状のヨーク部67aがレンズホルダ59に
取り付けられている。そして、U字状のヨーク部67a
は、その一部をボビン64の孔の下方から上方に突出さ
せ、U字状のヨーク部67aの開放部に、板状のヨーク
部67bを取り付けることによりヨーク部材67が構成
されている。
ビン64には、その外周に巻回されたフォーカス用のコ
イル65と、前方部に設けられたトラッキング用のコイ
ル66とが設けられ、そして、このようなボビン64
は、その底部を支持部材51に載置した状態で、適宜手
段により支持部材51に取り付けられている。また、磁
性材からなるヨーク部材67は、U字状のヨーク部67
aと、板状のヨーク部67bとを備え、このヨーク部材
67は、U字状のヨーク部67aがレンズホルダ59に
取り付けられている。そして、U字状のヨーク部67a
は、その一部をボビン64の孔の下方から上方に突出さ
せ、U字状のヨーク部67aの開放部に、板状のヨーク
部67bを取り付けることによりヨーク部材67が構成
されている。
【0008】また、矩形状の磁石68は、ボビン64の
孔内に位置するU字状のヨーク部67aに取り付けら
れ、コイル65、66に対して可動するようになってい
る。そして、コイル65、66とヨーク部材67と磁石
68とで電磁駆動機構が構成されている。このような構
成を有する従来の光ピックアップは、電磁駆動機構のフ
ォーカス用のコイル65に流れる電流によって、固定部
材52のワイヤ取付部53の第1充填部54を支持部と
したワイヤWに支持にされたレンズホルダ59がレンズ
58を伴ってフォーカス方向に駆動され、また、トラッ
キング用のコイル66に流れる電流によって、レンズホ
ルダ59がレンズ58を伴ってトラッキング方向に駆動
されるようなっている。
孔内に位置するU字状のヨーク部67aに取り付けら
れ、コイル65、66に対して可動するようになってい
る。そして、コイル65、66とヨーク部材67と磁石
68とで電磁駆動機構が構成されている。このような構
成を有する従来の光ピックアップは、電磁駆動機構のフ
ォーカス用のコイル65に流れる電流によって、固定部
材52のワイヤ取付部53の第1充填部54を支持部と
したワイヤWに支持にされたレンズホルダ59がレンズ
58を伴ってフォーカス方向に駆動され、また、トラッ
キング用のコイル66に流れる電流によって、レンズホ
ルダ59がレンズ58を伴ってトラッキング方向に駆動
されるようなっている。
【0009】そして、第2充填部55に設けられたダン
パ剤57によって、レンズホルダ59のフォーカス方
向、及びトラッキング方向の振動を制振すると共に、第
1充填部54に設けられた軟弾性の接着剤56によっ
て、ヨーイングやピッチングなど、特にタンゼンシャル
方向(4本のワイヤWにおける軸芯方向)の振動が制振
される。
パ剤57によって、レンズホルダ59のフォーカス方
向、及びトラッキング方向の振動を制振すると共に、第
1充填部54に設けられた軟弾性の接着剤56によっ
て、ヨーイングやピッチングなど、特にタンゼンシャル
方向(4本のワイヤWにおける軸芯方向)の振動が制振
される。
【0010】次に、上記光ピックアップのワイヤWの組
立方法を説明すると、先ず、コイル65、66を設けた
ボビン64が支持部材51に取り付けられ、レンズ58
を設けたレンズホルダ59にヨーク部材67が取り付け
られ、このヨーク部材67がボビン64に組み合わせら
れた半製品を用意する。次に、このような半製品を、固
定部材52と保持部61の一方の側面52e、61eを
下方にして治具(図示せず)で保持し、もう一方の側面
52e、61eを上方に位置した状態にする。次に、2
本のワイヤWを、固定部材52のワイヤ取付部53とレ
ンズホルダ59のワイヤ取付部62に掛け渡して、ワイ
ヤ取付部53、59のV字状の底にワイヤWを載置す
る。
立方法を説明すると、先ず、コイル65、66を設けた
ボビン64が支持部材51に取り付けられ、レンズ58
を設けたレンズホルダ59にヨーク部材67が取り付け
られ、このヨーク部材67がボビン64に組み合わせら
れた半製品を用意する。次に、このような半製品を、固
定部材52と保持部61の一方の側面52e、61eを
下方にして治具(図示せず)で保持し、もう一方の側面
52e、61eを上方に位置した状態にする。次に、2
本のワイヤWを、固定部材52のワイヤ取付部53とレ
ンズホルダ59のワイヤ取付部62に掛け渡して、ワイ
ヤ取付部53、59のV字状の底にワイヤWを載置す
る。
【0011】そして、次に、固定部材52の第1充填部
54と、レンズホルダ59のワイヤ取付部61に接着剤
56、63を充填すると共に、第2充填部55にダンパ
剤57を充填する。しかる後、接着剤56、63とダン
パ剤57に紫外線を照射して、硬化させることにより片
側の2本のワイヤWの取付が完了する。次に、半製品を
裏返しにして、前述と同様に、固定部材52と保持部6
1のワイヤWを取り付けた側面52e、61eを下方に
して治具(図示せず)で保持し、ワイヤWが取り付けら
れていない側面52e、61eを上方に位置した状態に
する。その後は、前述した取付方法と同様の手順により
2本のワイヤWの取付を行って、もう一方の片側の2本
のワイヤWの取付が完了する。このようにして、4本の
ワイヤWの取付が行われるものである。
54と、レンズホルダ59のワイヤ取付部61に接着剤
56、63を充填すると共に、第2充填部55にダンパ
剤57を充填する。しかる後、接着剤56、63とダン
パ剤57に紫外線を照射して、硬化させることにより片
側の2本のワイヤWの取付が完了する。次に、半製品を
裏返しにして、前述と同様に、固定部材52と保持部6
1のワイヤWを取り付けた側面52e、61eを下方に
して治具(図示せず)で保持し、ワイヤWが取り付けら
れていない側面52e、61eを上方に位置した状態に
する。その後は、前述した取付方法と同様の手順により
2本のワイヤWの取付を行って、もう一方の片側の2本
のワイヤWの取付が完了する。このようにして、4本の
ワイヤWの取付が行われるものである。
【0012】また、固定部材52と保持部61の底部5
2b、61bを下にして、固定部材52、及び保持部6
1を立てた状態、即ち、図19で示すような状態で、ワ
イヤ取付部53、62にワイヤWを載置し、且つ、接着
剤56、63を充填すると、V字状の切り欠きの底面壁
54a、62aが側面52e、61eから上部52a、
61aに向かって傾斜したものとなっているため、ワイ
ヤWが側面52b、61bから脱落、及び接着剤56、
63が側面52e、61e側から垂れ落ちを生じること
から、前述したように半製品を横倒しにしてワイヤWの
取付を行うようになっている。
2b、61bを下にして、固定部材52、及び保持部6
1を立てた状態、即ち、図19で示すような状態で、ワ
イヤ取付部53、62にワイヤWを載置し、且つ、接着
剤56、63を充填すると、V字状の切り欠きの底面壁
54a、62aが側面52e、61eから上部52a、
61aに向かって傾斜したものとなっているため、ワイ
ヤWが側面52b、61bから脱落、及び接着剤56、
63が側面52e、61e側から垂れ落ちを生じること
から、前述したように半製品を横倒しにしてワイヤWの
取付を行うようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ピックアップ
は、固定部材52に第1と第2充填部54、55が並設
された構成であるため、第1充填部54に充填された接
着剤56と第2充填部55に充填されたダンパ剤57が
混合してしまい、ワイヤWに対する接着とダンパの機能
が悪くなると共に、タンゼンシャル方向の制振機能が悪
くなると言う問題がある。
は、固定部材52に第1と第2充填部54、55が並設
された構成であるため、第1充填部54に充填された接
着剤56と第2充填部55に充填されたダンパ剤57が
混合してしまい、ワイヤWに対する接着とダンパの機能
が悪くなると共に、タンゼンシャル方向の制振機能が悪
くなると言う問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、ワイヤを取り付けるための固
定部材を備え、該固定部材には、前記ワイヤに沿って一
部を切り欠いて形成されたワイヤ取付部を設け、該ワイ
ヤ取付部は、前記ワイヤに沿って形成された第1充填部
と第2充填部、及び前記第1と前記第2充填部と間に設
けられた分離区画部とを有し、前記第1充填部には接着
剤が充填され、また、前記第2充填部にはダンパ剤が充
填されて、前記接着剤と前記ダンパ剤との間に、前記分
離区画部によって空隙を持たせた構成とした。また、第
2の解決手段として、前記分離区画部において、前記ワ
イヤと前記固定部材との間に空隙を持たせて、前記ワイ
ヤを前記固定部材に非接触状態とした構成とした。ま
た、第3の解決手段として、前記第1、第2充填部、及
び分離区画部を切り欠き溝で構成し、前記分離区画部を
構成する切り欠き溝を、前記第1充填部を構成する切り
欠き溝よりも深くした構成とした。また、第4の解決手
段として、前記分離区画部を構成する溝と前記第2充填
部を構成する溝との間に仕切壁を設けた構成とした。
の第1の解決手段として、ワイヤを取り付けるための固
定部材を備え、該固定部材には、前記ワイヤに沿って一
部を切り欠いて形成されたワイヤ取付部を設け、該ワイ
ヤ取付部は、前記ワイヤに沿って形成された第1充填部
と第2充填部、及び前記第1と前記第2充填部と間に設
けられた分離区画部とを有し、前記第1充填部には接着
剤が充填され、また、前記第2充填部にはダンパ剤が充
填されて、前記接着剤と前記ダンパ剤との間に、前記分
離区画部によって空隙を持たせた構成とした。また、第
2の解決手段として、前記分離区画部において、前記ワ
イヤと前記固定部材との間に空隙を持たせて、前記ワイ
ヤを前記固定部材に非接触状態とした構成とした。ま
た、第3の解決手段として、前記第1、第2充填部、及
び分離区画部を切り欠き溝で構成し、前記分離区画部を
構成する切り欠き溝を、前記第1充填部を構成する切り
欠き溝よりも深くした構成とした。また、第4の解決手
段として、前記分離区画部を構成する溝と前記第2充填
部を構成する溝との間に仕切壁を設けた構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の光ピックアップを図1〜
図16に基づいて説明すると、図1〜図16は何れも本
発明のMM方式の光ピックアップを示し、図1は光ピッ
クアップの斜視図、図2は支持部材の斜視図、図3はコ
イルを取り付けたコイルボビンの斜視図、図4は支持部
材にコイルボビンを取り付けた状態を示す斜視図、図5
は固定部材の斜視図、図6は固定部材の要部を示す斜視
図、図7は固定部材にワイヤを取り付けた状態を示す要
部の斜視図、図8はレンズの斜視図、図9はレンズホル
ダの斜視図、図10はレンズホルダの要部を示す斜視
図、図11はレンズホルダにワイヤを取り付けた状態を
示す要部の斜視図、図12は固定部材とレンズホルダに
ワイヤを取り付けた状態を示す要部の断面図、図13は
ヨーク部材の斜視図、図14は磁石の斜視図、図15は
バランサーの斜視図、図16はレンズホルダとヨーク部
材の組立状態を示す斜視図である。
図16に基づいて説明すると、図1〜図16は何れも本
発明のMM方式の光ピックアップを示し、図1は光ピッ
クアップの斜視図、図2は支持部材の斜視図、図3はコ
イルを取り付けたコイルボビンの斜視図、図4は支持部
材にコイルボビンを取り付けた状態を示す斜視図、図5
は固定部材の斜視図、図6は固定部材の要部を示す斜視
図、図7は固定部材にワイヤを取り付けた状態を示す要
部の斜視図、図8はレンズの斜視図、図9はレンズホル
ダの斜視図、図10はレンズホルダの要部を示す斜視
図、図11はレンズホルダにワイヤを取り付けた状態を
示す要部の斜視図、図12は固定部材とレンズホルダに
ワイヤを取り付けた状態を示す要部の断面図、図13は
ヨーク部材の斜視図、図14は磁石の斜視図、図15は
バランサーの斜視図、図16はレンズホルダとヨーク部
材の組立状態を示す斜視図である。
【0016】次に、本発明のMM方式の光ピックアップ
を図1〜図16に基づいて説明すると、特に、図1、図
2に示すように、アルミ材の金属板からなる支持部材1
は、一側縁が開放された切り欠き部1aと、複数個の孔
1bが形成されている。また、図1、図5〜図7に示す
ように、固定部材2は合成樹脂の成型品からなり、この
固定部材2は、上部2aと底部2bと前、後部2c、2
d、及び左右側面2eを有して矩形状をなすと共に、底
部2bから下方に突出した突部2fと、底部2bから下
方に突出したバネ性のある掛け止め部2gと、左右両側
面2eの一部を前、後部2c、2dにわたって切り欠い
て、両側面2eの上下に一対設けられたワイヤ取付部3
を有している。そして、この固定部材2は、底部2bを
支持部材1に載置すると共に、突部2fと掛け止め部2
gを支持部材1の孔1bに嵌入して、掛け止め部2gを
支持部材1に掛け止めすることにより支持部材1上に取
り付けられている。
を図1〜図16に基づいて説明すると、特に、図1、図
2に示すように、アルミ材の金属板からなる支持部材1
は、一側縁が開放された切り欠き部1aと、複数個の孔
1bが形成されている。また、図1、図5〜図7に示す
ように、固定部材2は合成樹脂の成型品からなり、この
固定部材2は、上部2aと底部2bと前、後部2c、2
d、及び左右側面2eを有して矩形状をなすと共に、底
部2bから下方に突出した突部2fと、底部2bから下
方に突出したバネ性のある掛け止め部2gと、左右両側
面2eの一部を前、後部2c、2dにわたって切り欠い
て、両側面2eの上下に一対設けられたワイヤ取付部3
を有している。そして、この固定部材2は、底部2bを
支持部材1に載置すると共に、突部2fと掛け止め部2
gを支持部材1の孔1bに嵌入して、掛け止め部2gを
支持部材1に掛け止めすることにより支持部材1上に取
り付けられている。
【0017】また、ワイヤ取付部3は、取り付けするワ
イヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部3
は、L字状に切り欠き形成された第1充填部4と、この
第1充填部4と並設され、U字状に切り欠き形成された
分離区画部5と、この分離区画部5と並設され、U字状
に切り欠き形成された第2充填部6とを有し、分離区画
部5は第1充填部4と第2充填部6と間に位置して、両
者を分離するようになっている。また、前記第1充填部
4は、底面壁4aが側面2eに対して略垂直に設けられ
ると共に、上面壁4bが上部2aから底部2bに向かっ
て垂直に設けられたL字状の切り欠きにより形成され、
また、第1充填部4は、L字状の切り欠きの底に設けら
れ、ワイヤWを嵌入する凹部4cと、この凹部4cに繋
がって形成され、凹部4cより大きな窪み部4dを有し
ている。
イヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部3
は、L字状に切り欠き形成された第1充填部4と、この
第1充填部4と並設され、U字状に切り欠き形成された
分離区画部5と、この分離区画部5と並設され、U字状
に切り欠き形成された第2充填部6とを有し、分離区画
部5は第1充填部4と第2充填部6と間に位置して、両
者を分離するようになっている。また、前記第1充填部
4は、底面壁4aが側面2eに対して略垂直に設けられ
ると共に、上面壁4bが上部2aから底部2bに向かっ
て垂直に設けられたL字状の切り欠きにより形成され、
また、第1充填部4は、L字状の切り欠きの底に設けら
れ、ワイヤWを嵌入する凹部4cと、この凹部4cに繋
がって形成され、凹部4cより大きな窪み部4dを有し
ている。
【0018】また、前記分離区画部5は、切り欠き溝5
aで構成され、この溝5aは、窪み部4dより深い底を
有する切り込みとなっている。また、前記第2充填部6
は、分離区画部5と同等の深い底を有したU字状の切り
欠きで形成されると共に、分離区画部5との間に設けら
れた仕切壁6aと、前部2cとの間に設けられた壁部6
bとを有している。
aで構成され、この溝5aは、窪み部4dより深い底を
有する切り込みとなっている。また、前記第2充填部6
は、分離区画部5と同等の深い底を有したU字状の切り
欠きで形成されると共に、分離区画部5との間に設けら
れた仕切壁6aと、前部2cとの間に設けられた壁部6
bとを有している。
【0019】そして、図7、図12に示すように、4本
のワイヤWの一端が第1と第2充填部4、6、及び分離
区画部5に跨って配設され、各ワイヤWは、第1充填部
4においてL字状の底の凹部4cに嵌入されると共に、
ワイヤWは、第1充填部4の窪み部4d、分離区画部
5、及び第2充填部6において固定部材2との間に空隙
を持って配置されている。この状態で、第1充填部4に
は、紫外線硬化型の樹脂であるウレタンアクリレート樹
脂やシリコン系接着剤等ならなる軟弾性の接着剤7を設
けて、ワイヤWを第1充填部4で保持すると共に、第2
充填部6には、紫外線硬化型のシリコン系ゲル状のダン
ピング材からなるダンパ剤8を設けて、振動を制振する
ようになっている。この時、ワイヤ取付部3に設けられ
た水平状の底面壁4aは、ワイヤ取付部3からのワイヤ
Wの脱落を防止するための脱落防止部としての機能を有
すると共に、ワイヤ取付部3からの接着剤7の垂れ落ち
を防止するための垂れ落ち防止部としての機能を有して
いる。また、第1充填部4に充填された接着剤7と第2
充填部6に充填されたダンパ剤8とは、分離区画部5に
よって分離されて、両者の混合を防止している。
のワイヤWの一端が第1と第2充填部4、6、及び分離
区画部5に跨って配設され、各ワイヤWは、第1充填部
4においてL字状の底の凹部4cに嵌入されると共に、
ワイヤWは、第1充填部4の窪み部4d、分離区画部
5、及び第2充填部6において固定部材2との間に空隙
を持って配置されている。この状態で、第1充填部4に
は、紫外線硬化型の樹脂であるウレタンアクリレート樹
脂やシリコン系接着剤等ならなる軟弾性の接着剤7を設
けて、ワイヤWを第1充填部4で保持すると共に、第2
充填部6には、紫外線硬化型のシリコン系ゲル状のダン
ピング材からなるダンパ剤8を設けて、振動を制振する
ようになっている。この時、ワイヤ取付部3に設けられ
た水平状の底面壁4aは、ワイヤ取付部3からのワイヤ
Wの脱落を防止するための脱落防止部としての機能を有
すると共に、ワイヤ取付部3からの接着剤7の垂れ落ち
を防止するための垂れ落ち防止部としての機能を有して
いる。また、第1充填部4に充填された接着剤7と第2
充填部6に充填されたダンパ剤8とは、分離区画部5に
よって分離されて、両者の混合を防止している。
【0020】また、レンズ9を保持するための合成樹脂
の成型品からなるレンズホルダ10は、図1、図9〜図
11に示すように、レンズ9を取り付けるための取付部
11と、取付部11の両側に張り出して設けられたワイ
ヤWを保持するための一対の保持部12と、取付部11
の後部に設けられた支持部13とを有し、取付部11と
保持部12と支持部13は成型品により一体に形成され
ている。そして、一対の保持部12は、上部12aと底
部12bと前、後部12c、12d、及び外側に位置す
る側面12eを有すると共に、側面12eの一部を前、
後部12c、12dにわたって切り欠いて、側面12e
の上下に一対設けられたワイヤ取付部14を有してい
る。
の成型品からなるレンズホルダ10は、図1、図9〜図
11に示すように、レンズ9を取り付けるための取付部
11と、取付部11の両側に張り出して設けられたワイ
ヤWを保持するための一対の保持部12と、取付部11
の後部に設けられた支持部13とを有し、取付部11と
保持部12と支持部13は成型品により一体に形成され
ている。そして、一対の保持部12は、上部12aと底
部12bと前、後部12c、12d、及び外側に位置す
る側面12eを有すると共に、側面12eの一部を前、
後部12c、12dにわたって切り欠いて、側面12e
の上下に一対設けられたワイヤ取付部14を有してい
る。
【0021】また、ワイヤ取付部14は、取り付けする
ワイヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部1
4は、底面壁14aが側面12eに対して略垂直に設け
られると共に、上面壁14bが上部12aから底部12
bに向かって垂直に設けられたL字状の切り欠きにより
形成され、また、ワイヤ取付部14は、L字状の切り欠
きの底に設けられ、ワイヤWを嵌入する凹部14cと、
この凹部14cに繋がって隣接して形成され、凹部14
cより大きなU字状の窪み部14dを有している。そし
て、固定部材2に取り付けられた4本のワイヤWの他端
がワイヤ取付部14に配設され、各ワイヤWは、ワイヤ
取付部14のL字状の底の凹部14cに嵌入した状態
で、図11、図12に示すように、ワイヤ取付部14に
紫外線硬化型の軟弾性の接着剤15を設けて、ワイヤW
をワイヤ取付部14で保持するようになっている。そし
て、ワイヤWは、窪み部14dにおいて固定部材2との
間に空隙を持って配置されている。この時、ワイヤ取付
部14に設けられた水平状の底面壁14aは、ワイヤ取
付部14からのワイヤWの脱落を防止するための脱落防
止部としての機能を有すると共に、ワイヤ取付部14か
らの接着剤15の垂れ落ちを防止するための垂れ落ち防
止部としての機能を有している。
ワイヤWに沿って形成されており、このワイヤ取付部1
4は、底面壁14aが側面12eに対して略垂直に設け
られると共に、上面壁14bが上部12aから底部12
bに向かって垂直に設けられたL字状の切り欠きにより
形成され、また、ワイヤ取付部14は、L字状の切り欠
きの底に設けられ、ワイヤWを嵌入する凹部14cと、
この凹部14cに繋がって隣接して形成され、凹部14
cより大きなU字状の窪み部14dを有している。そし
て、固定部材2に取り付けられた4本のワイヤWの他端
がワイヤ取付部14に配設され、各ワイヤWは、ワイヤ
取付部14のL字状の底の凹部14cに嵌入した状態
で、図11、図12に示すように、ワイヤ取付部14に
紫外線硬化型の軟弾性の接着剤15を設けて、ワイヤW
をワイヤ取付部14で保持するようになっている。そし
て、ワイヤWは、窪み部14dにおいて固定部材2との
間に空隙を持って配置されている。この時、ワイヤ取付
部14に設けられた水平状の底面壁14aは、ワイヤ取
付部14からのワイヤWの脱落を防止するための脱落防
止部としての機能を有すると共に、ワイヤ取付部14か
らの接着剤15の垂れ落ちを防止するための垂れ落ち防
止部としての機能を有している。
【0022】また、液晶ポリマの合成樹脂の成型品から
なる筒状のコイルボビン16は、図3、図4に示すよう
に、筒部16aと、筒部16aの前部に設けられた取付
部16bと、筒部16aの下部に設けられた掛け止め部
16cを有している。そして、筒部16aの外周には、
巻回されたフォーカス用のコイル17が設けられ、ま
た、取付部16bには、トラッキング用のコイル18と
が設けられた構成となっている。そして、このようなコ
イルボビン16は、その下部を支持部材1に載置した状
態で、掛け止め部16cを切り欠き部1aに位置させ、
掛け止め部16cを支持部材1に掛け止めすることによ
り取り付けられている。そして、合成樹脂からなるコイ
ルボビン16と金属板からなる支持部材1とは、線膨張
係数のほぼ等しい材料で形成されており、この実施例で
は、コイルボビン16の材料を液晶ポリマ(線膨張係
数:約2×10-5)を用い、また、支持部材1の材料を
アルミ材(線膨張係数:2.3×10-5)を用いてい
る。
なる筒状のコイルボビン16は、図3、図4に示すよう
に、筒部16aと、筒部16aの前部に設けられた取付
部16bと、筒部16aの下部に設けられた掛け止め部
16cを有している。そして、筒部16aの外周には、
巻回されたフォーカス用のコイル17が設けられ、ま
た、取付部16bには、トラッキング用のコイル18と
が設けられた構成となっている。そして、このようなコ
イルボビン16は、その下部を支持部材1に載置した状
態で、掛け止め部16cを切り欠き部1aに位置させ、
掛け止め部16cを支持部材1に掛け止めすることによ
り取り付けられている。そして、合成樹脂からなるコイ
ルボビン16と金属板からなる支持部材1とは、線膨張
係数のほぼ等しい材料で形成されており、この実施例で
は、コイルボビン16の材料を液晶ポリマ(線膨張係
数:約2×10-5)を用い、また、支持部材1の材料を
アルミ材(線膨張係数:2.3×10-5)を用いてい
る。
【0023】また、磁性材からなるヨーク部材19は、
図1、図13〜図16に示すように、U字状のヨーク部
19aと、板状のヨーク部19bとを備え、このヨーク
部材19は、U字状のヨーク部19aがレンズホルダ1
0に取り付けられている。そして、U字状のヨーク部1
9aは、その一部をコイルボビン16の孔の下方から上
方に突出させ、U字状のヨーク部19aの開放部に、板
状のヨーク部19bを取り付けることによりヨーク部材
19が構成されている。また、矩形状の磁石20は、コ
イルボビン16の孔内に位置するU字状のヨーク部19
aに取り付けられ、コイル17、18に対して可動する
ようになっている。そして、コイル17、18とヨーク
部材19と磁石20とで電磁駆動機構が構成されてい
る。また、金属板からなるバランサー21は、図15、
図16に示すように、U字状をなし、このバランサー2
1は、ヨーク部材19のヨーク部19aの後部に取り付
けられて、可動部材であるレンズホルダ10等の重心を
調整するものである。
図1、図13〜図16に示すように、U字状のヨーク部
19aと、板状のヨーク部19bとを備え、このヨーク
部材19は、U字状のヨーク部19aがレンズホルダ1
0に取り付けられている。そして、U字状のヨーク部1
9aは、その一部をコイルボビン16の孔の下方から上
方に突出させ、U字状のヨーク部19aの開放部に、板
状のヨーク部19bを取り付けることによりヨーク部材
19が構成されている。また、矩形状の磁石20は、コ
イルボビン16の孔内に位置するU字状のヨーク部19
aに取り付けられ、コイル17、18に対して可動する
ようになっている。そして、コイル17、18とヨーク
部材19と磁石20とで電磁駆動機構が構成されてい
る。また、金属板からなるバランサー21は、図15、
図16に示すように、U字状をなし、このバランサー2
1は、ヨーク部材19のヨーク部19aの後部に取り付
けられて、可動部材であるレンズホルダ10等の重心を
調整するものである。
【0024】このような構成を有する本発明の光ピック
アップは、電磁駆動機構のフォーカス用のコイル17に
流れる電流によって、固定部材2のワイヤ取付部3の第
1充填部4を支持部としたワイヤWに支持されたレンズ
ホルダ10がレンズ9を伴ってフォーカス方向に駆動さ
れ、また、トラッキング用のコイル18に流れる電流に
よって、レンズホルダ10がレンズ9を伴ってトラッキ
ング方向に駆動されるようなっている。そして、第2充
填部6に設けられたダンパ剤8によって、レンズホルダ
10のフォーカス方向、及びトラッキング方向の振動を
制振すると共に、第1充填部4に設けられた軟弾性の接
着剤7によって、ヨーイングやピッチングなど、特にタ
ンゼンシャル方向(4本のワイヤWにおける軸芯方向)
の振動が制振される。
アップは、電磁駆動機構のフォーカス用のコイル17に
流れる電流によって、固定部材2のワイヤ取付部3の第
1充填部4を支持部としたワイヤWに支持されたレンズ
ホルダ10がレンズ9を伴ってフォーカス方向に駆動さ
れ、また、トラッキング用のコイル18に流れる電流に
よって、レンズホルダ10がレンズ9を伴ってトラッキ
ング方向に駆動されるようなっている。そして、第2充
填部6に設けられたダンパ剤8によって、レンズホルダ
10のフォーカス方向、及びトラッキング方向の振動を
制振すると共に、第1充填部4に設けられた軟弾性の接
着剤7によって、ヨーイングやピッチングなど、特にタ
ンゼンシャル方向(4本のワイヤWにおける軸芯方向)
の振動が制振される。
【0025】次に、上記光ピックアップのワイヤWの組
立方法を説明すると、先ず、コイル17、18を設けた
コイルボビン16が支持部材1に取り付けられ、レンズ
9を設けたレンズホルダ10にヨーク部材19が取り付
けられ、このヨーク部材19がコイルボビン16に組み
合わせられた半製品を用意する。次に、このような半製
品は、固定部材2とレンズホルダ10の保持部12の底
部2b、12bを下にして、固定部材2と保持部12を
立てた状態にし、この状態で半製品を治具(図示せず)
で保持して、固定部材2の4個のワイヤ取付部3とレン
ズホルダ10の4個のワイヤ取付部14が側部に位置し
た状態にする。次に、4本のワイヤWを、固定部材2の
ワイヤ取付部3とレンズホルダ10のワイヤ取付部14
に掛け渡して、ワイヤ取付部3、14の底の凹部4c、
14cにワイヤWを嵌入する。
立方法を説明すると、先ず、コイル17、18を設けた
コイルボビン16が支持部材1に取り付けられ、レンズ
9を設けたレンズホルダ10にヨーク部材19が取り付
けられ、このヨーク部材19がコイルボビン16に組み
合わせられた半製品を用意する。次に、このような半製
品は、固定部材2とレンズホルダ10の保持部12の底
部2b、12bを下にして、固定部材2と保持部12を
立てた状態にし、この状態で半製品を治具(図示せず)
で保持して、固定部材2の4個のワイヤ取付部3とレン
ズホルダ10の4個のワイヤ取付部14が側部に位置し
た状態にする。次に、4本のワイヤWを、固定部材2の
ワイヤ取付部3とレンズホルダ10のワイヤ取付部14
に掛け渡して、ワイヤ取付部3、14の底の凹部4c、
14cにワイヤWを嵌入する。
【0026】そして、次に、固定部材2の第1充填部4
と、レンズホルダ10のワイヤ取付部14に接着剤7、
15を充填すると共に、第2充填部6にダンパ剤8を充
填する。しかる後、接着剤7、15とダンパ剤8に紫外
線を照射して硬化させることにより、両側に4本のワイ
ヤWが同時に取り付けられて、ワイヤWの取付が完了す
る。このようにして、4本のワイヤWの取付が行われる
ものである。また、このように、固定部材2と保持部1
2の底部2b、12bを下にして、固定部材2、及び保
持部12を立てた状態、即ち、図1で示すような状態
で、ワイヤ取付部3、14に接着剤7、15を充填する
ことにより、一度の作業で4本のワイヤWの取付が行え
ると共に、ワイヤ取付部3、14に設けられた水平状の
底面壁4a、14aは、ワイヤWの脱落を防止するため
の脱落防止部としての機能を果たすと共に、接着剤7、
15の垂れ落ちを防止するための垂れ落ち防止部として
の機能を果たすようになっている。
と、レンズホルダ10のワイヤ取付部14に接着剤7、
15を充填すると共に、第2充填部6にダンパ剤8を充
填する。しかる後、接着剤7、15とダンパ剤8に紫外
線を照射して硬化させることにより、両側に4本のワイ
ヤWが同時に取り付けられて、ワイヤWの取付が完了す
る。このようにして、4本のワイヤWの取付が行われる
ものである。また、このように、固定部材2と保持部1
2の底部2b、12bを下にして、固定部材2、及び保
持部12を立てた状態、即ち、図1で示すような状態
で、ワイヤ取付部3、14に接着剤7、15を充填する
ことにより、一度の作業で4本のワイヤWの取付が行え
ると共に、ワイヤ取付部3、14に設けられた水平状の
底面壁4a、14aは、ワイヤWの脱落を防止するため
の脱落防止部としての機能を果たすと共に、接着剤7、
15の垂れ落ちを防止するための垂れ落ち防止部として
の機能を果たすようになっている。
【0027】また、図17は、本発明の固定部材2の他
の実施例を示し、この実施例は、前記実施例におけるワ
イヤ取付部3の第1充填部4の構成を変えたものであ
り、この実施例においては、第1充填部4の底面壁4
a、及び上面壁4bが側面2eから底部2bに向かって
傾斜して形成されたものである。その他の構成は、前記
実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、
ここではその説明を省略する。そして、このように傾斜
した底面壁4aを設けることにより、ワイヤWの脱落防
止と接着剤7の垂れ落ち防止をより確実にしたものであ
る。
の実施例を示し、この実施例は、前記実施例におけるワ
イヤ取付部3の第1充填部4の構成を変えたものであ
り、この実施例においては、第1充填部4の底面壁4
a、及び上面壁4bが側面2eから底部2bに向かって
傾斜して形成されたものである。その他の構成は、前記
実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、
ここではその説明を省略する。そして、このように傾斜
した底面壁4aを設けることにより、ワイヤWの脱落防
止と接着剤7の垂れ落ち防止をより確実にしたものであ
る。
【0028】また、図18は、本発明のレンズホルダ1
0の他の実施例を示し、この実施例は、前記実施例にお
けるワイヤ取付部14の構成を変えたものであり、この
実施例においては、ワイヤ取付部14の底面壁14a、
及び上面壁14bが側面12eから底部12bに向かっ
て傾斜して形成されたものである。その他の構成は、前
記実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付
し、ここではその説明を省略する。そして、このように
傾斜した底面壁14aを設けることにより、ワイヤWの
脱落防止と接着剤15の垂れ落ち防止をより確実にした
ものである。
0の他の実施例を示し、この実施例は、前記実施例にお
けるワイヤ取付部14の構成を変えたものであり、この
実施例においては、ワイヤ取付部14の底面壁14a、
及び上面壁14bが側面12eから底部12bに向かっ
て傾斜して形成されたものである。その他の構成は、前
記実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付
し、ここではその説明を省略する。そして、このように
傾斜した底面壁14aを設けることにより、ワイヤWの
脱落防止と接着剤15の垂れ落ち防止をより確実にした
ものである。
【0029】
【発明の効果】本発明の光ピックアップにおいて、固定
部材2には、第1充填部4と第2充填部6との間に分離
区画部5を設けて、第1充填部4に充填した接着剤7と
第2充填部6に充填したダンパ剤8とが混合することが
無く、従来に比して、ワイヤWに対する接着とダンパの
機能が向上した光ピックアップを提供できる。また、分
離区画部5によって、接着剤7とダンパ剤8との間にワ
イヤWに空間部を設けることにより、タンゼンシャル方
向に対する制振効果が向上した光ピックアップを提供で
きる。また、分離区画部5において、ワイヤWが固定部
材2に非接触状態にすることにより、制振機能が向上
し、より精度の良い光ピックアップを提供できる。ま
た、第1、第2充填部4、6、及び分離区画部5を切り
欠き溝で構成することにより、構成が簡単で、安価な光
ピックアップを提供できる。また、第1充填部4の溝よ
りも分離区画部5の溝を深くすることにより、第1充填
部4に充填した接着剤7の量が多くなっても、第2充填
部6に至らすことが無く、接着剤7とダンパ剤8との分
離の確実な光ピックアップを提供できる。また、分離区
画部5と第2充填部6との間に仕切壁6aをもうけるこ
とにより、第2充填部6に充填されたダンパ剤8の分離
区画部5への垂れ落ちを防止でき、ダンパ剤8の充填作
業を容易にすると共に、接着剤7とダンパ剤8との分離
の確実な光ピックアップを提供できる。
部材2には、第1充填部4と第2充填部6との間に分離
区画部5を設けて、第1充填部4に充填した接着剤7と
第2充填部6に充填したダンパ剤8とが混合することが
無く、従来に比して、ワイヤWに対する接着とダンパの
機能が向上した光ピックアップを提供できる。また、分
離区画部5によって、接着剤7とダンパ剤8との間にワ
イヤWに空間部を設けることにより、タンゼンシャル方
向に対する制振効果が向上した光ピックアップを提供で
きる。また、分離区画部5において、ワイヤWが固定部
材2に非接触状態にすることにより、制振機能が向上
し、より精度の良い光ピックアップを提供できる。ま
た、第1、第2充填部4、6、及び分離区画部5を切り
欠き溝で構成することにより、構成が簡単で、安価な光
ピックアップを提供できる。また、第1充填部4の溝よ
りも分離区画部5の溝を深くすることにより、第1充填
部4に充填した接着剤7の量が多くなっても、第2充填
部6に至らすことが無く、接着剤7とダンパ剤8との分
離の確実な光ピックアップを提供できる。また、分離区
画部5と第2充填部6との間に仕切壁6aをもうけるこ
とにより、第2充填部6に充填されたダンパ剤8の分離
区画部5への垂れ落ちを防止でき、ダンパ剤8の充填作
業を容易にすると共に、接着剤7とダンパ剤8との分離
の確実な光ピックアップを提供できる。
【図1】本発明の光ピックアップの斜視図。
【図2】本発明の光ピックアップに係る支持部材の斜視
図。
図。
【図3】本発明の光ピックアップに係り、コイルを取り
付けたコイルボビンの斜視図。
付けたコイルボビンの斜視図。
【図4】本発明の光ピックアップに係り、支持部材にコ
イルボビンを取り付けた状態を示す斜視図。
イルボビンを取り付けた状態を示す斜視図。
【図5】本発明の光ピックアップに係る固定部材の斜視
図。
図。
【図6】本発明の光ピックアップに係る固定部材の要部
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図7】本発明の光ピックアップに係り、固定部材にワ
イヤを取り付けた状態を示す要部の斜視図。
イヤを取り付けた状態を示す要部の斜視図。
【図8】本発明の光ピックアップに係るレンズの斜視
図。
図。
【図9】本発明の光ピックアップに係るレンズホルダの
斜視図。
斜視図。
【図10】本発明の光ピックアップに係るレンズホルダ
の要部の斜視図。
の要部の斜視図。
【図11】本発明の光ピックアップに係り、レンズホル
ダにワイヤを取り付けた状態を示す要部の斜視図。
ダにワイヤを取り付けた状態を示す要部の斜視図。
【図12】本発明の光ピックアップに係り、固定部材と
レンズホルダにワイヤを取り付けた状態を示す要部の断
面図。
レンズホルダにワイヤを取り付けた状態を示す要部の断
面図。
【図13】本発明の光ピックアップに係るヨーク部材の
斜視図。
斜視図。
【図14】本発明の光ピックアップに係る磁石の斜視
図。
図。
【図15】本発明の光ピックアップに係るバランサーの
斜視図。
斜視図。
【図16】本発明の光ピックアップに係り、レンズホル
ダとヨーク部材の組立状態を示す斜視図。
ダとヨーク部材の組立状態を示す斜視図。
【図17】本発明の光ピックアップの他の実施例に係
り、固定部材の要部を示す斜視図。
り、固定部材の要部を示す斜視図。
【図18】本発明の光ピックアップの他の実施例に係
り、レンズホルダの要部を示す斜視図。
り、レンズホルダの要部を示す斜視図。
【図19】従来の光ピックアップの斜視図。
1 支持部材 1a 切り欠き部 1b 孔 2 固定部材 2a 上部 2b 底部 2c 前部 2d 後部 2e 側面 2f 突部 2g 掛け止め部 3 ワイヤ取付部 4 第1充填部 4a 底面壁 4b 上面壁 4c 凹部 4d 窪み部 5 分離区画部 5a 溝 6 第2充填部 6a 仕切壁 6b 壁部 7 接着剤 8 ダンパ剤 9 レンズ 10 レンズホルダ 11 取付部 12 保持部 12a 上部 12b 底部 12c 前部 12d 後部 12e 側面 13 支持部 14 ワイヤ取付部 14a 底面壁 14b 上面壁 14c 凹部 14d 窪み部 15 接着剤 16 コイルボビン 16a 筒部 16b 取付部 16c 掛け止め部 17 コイル 18 コイル 19 ヨーク部材 19a ヨーク部 19b ヨーク部 20 磁石 21 バランサー W ワイヤ
Claims (4)
- 【請求項1】 ワイヤを取り付けるための固定部材を備
え、該固定部材には、前記ワイヤに沿って一部を切り欠
いて形成されたワイヤ取付部を設け、該ワイヤ取付部
は、前記ワイヤに沿って形成された第1充填部と第2充
填部、及び前記第1と前記第2充填部と間に設けられた
分離区画部とを有し、前記第1充填部には接着剤が充填
され、また、前記第2充填部にはダンパ剤が充填され
て、前記接着剤と前記ダンパ剤との間に、前記分離区画
部によって空隙を持たせたことを特徴とする光ピックア
ップ。 - 【請求項2】 前記分離区画部において、前記ワイヤと
前記固定部材との間に空隙を持たせて、前記ワイヤを前
記固定部材に非接触状態としたことを特徴とする請求項
1記載の光ピックアップ。 - 【請求項3】 前記第1、第2充填部、及び分離区画部
を切り欠き溝で構成し、前記分離区画部を構成する切り
欠き溝を、前記第1充填部を構成する切り欠き溝よりも
深くしたことを特徴とする請求項1、又は2記載の光ピ
ックアップ。 - 【請求項4】 前記分離区画部を構成する溝と前記第2
充填部を構成する溝との間に仕切壁を設けたことを特徴
とする請求項2、又は3記載の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274160A JP2000105937A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10274160A JP2000105937A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 光ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000105937A true JP2000105937A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17537880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10274160A Withdrawn JP2000105937A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000105937A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100505644B1 (ko) * | 2002-10-16 | 2005-08-03 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 데이터 기록/재생 장치 |
| JP2017107208A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 台湾東電化股▲ふん▼有限公司 | 電磁駆動アセンブリおよびそれを用いたカメラ装置 |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10274160A patent/JP2000105937A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100505644B1 (ko) * | 2002-10-16 | 2005-08-03 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 데이터 기록/재생 장치 |
| JP2017107208A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 台湾東電化股▲ふん▼有限公司 | 電磁駆動アセンブリおよびそれを用いたカメラ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041129 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050118 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050218 |