JP2000131270A - ガスセンサ - Google Patents
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- JP2000131270A JP2000131270A JP11228180A JP22818099A JP2000131270A JP 2000131270 A JP2000131270 A JP 2000131270A JP 11228180 A JP11228180 A JP 11228180A JP 22818099 A JP22818099 A JP 22818099A JP 2000131270 A JP2000131270 A JP 2000131270A
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Abstract
上で十分な軸断面積を有しつつ、ケーシング内への外気
の流通を効率良く行うことができるガスセンサを提供す
る。 【解決手段】 酸素センサは、複数のセパレータ側リー
ド線挿通孔72が軸方向に貫通して形成されたセラミッ
クセパレータの本体部75の第一部分18aが、フィル
タ保持部51の内側に入り込むように配置される。そし
て、その第一部分18aの軸断面外形が円でない形状、
例えば正方形状などの多角形状に形成される。セラミッ
クセパレータ18の本体部75の軸断面外形を、このよ
うに円から逸脱したものとすることで、セラミックセパ
レータ18の外周面とフィルタ保持部51の内面との隙
間92を局部的に拡張することができる。これにより、
リード線を挿通するための十分な軸断面積をセラミック
セパレータ18が有しつつ、ケーシング内への外気の流
通も効率良く行うことができるようになる。
Description
センサ、NOxセンサなど、測定対象となるガス中の被
検出成分を検出するためのガスセンサに関する。
て、被検出成分を検出する検出部が先端に形成された棒
状ないし筒状の検出素子を、金属製のケーシングの内側
に配置した構造のものが知られている。例えば酸素セン
サなど、大気を基準ガスとして使用するガスセンサの場
合、検出素子を収容するケーシング又はケーシングの後
端部に連結されるフィルタ支持筒に大気導入部を設ける
必要がある。このような大気導入部は、例えばケーシン
グ又はフィルタ支持筒の後端部側壁に気体流通孔を孔設
し、これを撥水性フィルタで覆うことにより形成するこ
とができる。また、リード線の引出口を封止するゴム製
のグロメットのリード線挿通孔が大気導入部とされるこ
ともある。この場合、リード線の外側を覆う被覆材とリ
ード線挿通孔との間に形成される隙間を通って大気がケ
ーシング内に導入される形となる。
なガスセンサにおいては、検出素子やヒータからのリー
ド線同士が短絡することを防止するために、リード線挿
通孔が形成されたセラミックセパレータがケーシング
(又はフィルタ支持筒)内に設けられることが多い。こ
のセラミックセパレータはケーシング(又はフィルタ支
持筒)に合わせた円筒状に形成され、通常、リード線の
引出し側となるケーシング(又はフィルタ支持筒)の後
端部内側に配置される。他方、ケーシング(又はフィル
タ支持筒)の後端部には前述のような大気導入部が形成
され、セラミックセパレータの外周面とケーシング(又
はフィルタ支持筒)の内周面との間に形成される隙間
は、その導入された大気の通路となることが多い。しか
しながら、昨今のセンサのサイズ縮小化の傾向を考慮す
ると、ケーシング(又はフィルタ支持筒)の外径はでき
る限り小さくすることが望ましく、セラミックセパレー
タとケーシング(又はフィルタ支持筒)との間に十分な
隙間を確保することは次第に困難になりつつある。この
場合、隙間を大きくするために、セラミックセパレータ
の外径を小さくすることも考えられるが、リード線の短
絡防止というセラミックセパレータの基本機能を確保す
る前提ではその寸法縮小にも限界がある。
る上でセラミックセパレータが十分な軸断面積を有しつ
つ、ケーシング内への外気の流通を効率良く行うことが
できるガスセンサを提供することにある。
を解決するために、本発明のガスセンサの第一の構成
は、軸状をなす検出素子と、該検出素子を収容する筒状
のケーシングと、該ケーシングの軸線方向に配置され、
前記検出素子からの各リード線がそれぞれ挿通される複
数のリード線挿通孔が前記軸線方向に貫通して形成され
た柱状形態のセラミックセパレータとを有し、該セラミ
ックセパレータは、前記軸線と直交する平面であって、
当該セラミックセパレータの外形が連続した単一の輪郭
で表される任意の切断面(以下、輪郭形成軸断面とい
う)の外形線に対し、その幾何学的重心を中心とする内
接円と外接円とを描き、さらにそれら内接円と外接円と
の中間に位置する仮想的な基準円を描いた場合に、前記
輪郭形成軸断面の外形線の一部が前記基準円の内側に位
置し、他の部分が該基準円の外側に位置する形態をなす
ことを特徴とする。
の輪郭形成軸断面の外形線が、円形形状から少なくとも
部分的に逸脱しているということにある。図8は例えば
本体部の輪郭形成軸断面の外形線SHを正方形状とした
場合の例であり、外形線SHに対し、その幾何学的重心
Gを中心とする内接円ICと外接円OCとを描き、それ
らの中間に基準円SCを描いているが、外形線SHの一
部が基準円SCの内側に位置し、他の部分が外側に位置
していることがわかる。これは、外形線SHが正方形状
の場合に限らず、円形形状から少なくとも部分的に逸脱
した形状(多角形、楕円形等)であれば必然的に成立す
る。
セラミックセパレータは輪郭形成軸断面形状が例外なく
円状であり、前述の通りケーシング又はフィルタ支持筒
の内面との隙間を拡張するのには限界があった。しかし
ながら、本発明では、その常識を破って、セラミックセ
パレータの輪郭形成軸断面の外形線を円から逸脱したも
のとすることで、セラミックセパレータ外周面とケーシ
ング又はフィルタ支持筒の内面との隙間を局部的に拡張
することができる。これにより、リード線を挿通するた
めの十分な軸断面積をセラミックセパレータが有しつ
つ、ケーシング内への外気の流通を効率良く行うことが
できるようになる。
状形態の本体部とこの本体部の外周面に突出形成された
フランジ状のセパレータ側支持部とを有する場合には、
前記輪郭形成軸断面の外形線は、本体部に対する外形線
とセパレータ側支持部に対する外形線の内の少なくとも
一方を対象とすることができる。
は、軸状をなす検出素子と、該検出素子を収容する筒状
のケーシングと、該ケーシングの後端部外側に、当該ケ
ーシングに対して略同軸状に設けられるフィルタ支持筒
と、該フィルタ支持筒の軸線方向に配置され、前記検出
素子からの各リード線がそれぞれ挿通される複数のリー
ド線挿通孔が前記軸線方向に貫通して形成された柱状形
態のセラミックセパレータとを有し、該セラミックセパ
レータの外周面にはフランジ状のセパレータ側支持部が
形成され、該セパレータ側支持部の後方側で前記フィル
タ支持筒の後端側に、液体の透過は阻止し、かつ気体の
透過は許容するフィルタが配置され、前記セパレータ側
支持部には、気体連通部が前記軸線方向に形成されてい
ることを特徴とする。
方向においてその先端部に向かう側を「前方側(先端
側)」、これと反対方向に向かう側を「後方側(後端
側)」とする。
周面にフランジ状のセパレータ側支持部を形成し、この
セパレータ側支持部の後方側でフィルタ支持筒の後端側
に、液体の透過は阻止し、かつ気体の透過は許容するフ
ィルタを配置し、セパレータ側支持部に気体連通部を軸
線方向に形成することによって、フィルタから導入され
た外気は、セパレータ側支持部に軸線方向に形成された
気体連通部を経てスムーズにかつスピーディにケーシン
グ内へ導かれるようになる。しかも、液体の透過は阻止
し、かつ気体の透過は許容するフィルタを配置している
ので、例えば車両の足回り部分に近い排気管等に取り付
けられた場合に、雨中走行時や洗車時等に水滴の噴射を
受けても外気の導入ができる。したがって、センサの性
能を阻害せずにガスセンサの外径を小さくすることが可
能になる。
クセパレータの外周面に沿ってケーシングの内部先端側
へ向かう外気の流通経路の一部を形成することができ
る。このようにして、フィルタから導入された外気を最
短の流通経路でケーシングの内部先端側へ導くことがで
きる場合には、基準ガスとなる外気の循環が促進され、
換気性能がよくなって、ガス濃度の検出が精度よく行え
る。
る輪郭形成軸断面の外形線が多角形状を呈するととも
に、気体連通部は、フィルタ支持筒の内面と、外形線を
含む形態のセパレータ側支持部の外周面との間に形成す
ることができる。この場合には、セパレータ側支持部の
外周面とフィルタ支持筒の内面との隙間を局部的に拡張
することができ、ケーシング内への外気の流通量を確保
することができる。また、輪郭形成軸断面の外形線を多
角形状としたので、周方向において均一な外気の流通状
態を形成することが可能となる。
側支持部の外周面に平坦面状又は溝状に形成することが
でき、あるいはセパレータ側支持部を貫通する孔状に形
成することができる。いずれも、セラミックセパレータ
の型成形時に気体連通部を一体成形できるので、製造が
容易かつ安価である。
第二の構成に関して、次のような態様も考えられる。す
なわち、ケーシングの後端側には、壁部に1ないし複数
の気体導入孔が形成された筒状のフィルタ保持部と、フ
ィルタ保持部の気体導入孔を塞ぐように配置され、液体
の透過は阻止し気体の透過は許容するフィルタとを有
し、気体導入孔及びフィルタを経て外気をケーシング内
に導入させる気体導入構造部が形成され、セラミックセ
パレータの本体部は、検出素子の軸方向において、その
後方側がフィルタ保持部の内側に入り込むように配置さ
れるとともに、本体部外周面と、フィルタ保持部内周面
との間に形成される隙間が、フィルタを経てケーシング
の内部先端側へ向かう外気の流通経路の一部を形成する
ようになすこともできる。
すなわち、セラミックセパレータは、本体部の軸方向中
間位置において外周面から突出するフランジ状のセパレ
ータ側支持部が形成され、本体部は、セパレータ側支持
部よりも軸方向前方側に位置する部分をケーシングの後
端部内側に入り込ませた状態で、セパレータ側支持部に
おいてケーシングの後端面に対し直接又は他部材を介し
て間接的に当接する一方、軸方向後方側の部分をケーシ
ングの外側に突出させた状態で配置され、かつその突出
部分が、ケーシングとは別体の筒状に形成されたフィル
タ保持部で覆われており、さらに、セパレータ側支持部
には、フィルタ保持部内側からケーシング内側への気体
の流通を許容する気体連通部を軸線方向に形成するよう
になすこともできる。
に示す実施例に基づき説明する。図1は本発明のガスセ
ンサの一実施例たる酸素センサの内部構造を示してい
る。該酸素センサ1は、先端が閉じた中空軸状の固体電
解質部材である酸素検出素子(検出素子)2と、発熱体
3とを備える。酸素検出素子2は、ジルコニア等を主体
とする酸素イオン伝導性固体電解質により中空に形成さ
れている。また、この酸素検出素子2の外側には金属製
のケーシング10が設けられている。
等の取付部に取り付けるためのねじ部9bを有する主体
金具9、その主体金具9の一方の開口部に内側が連通す
るように結合された主筒14、該主筒14とは反対側か
ら主体金具9に取り付けられたプロテクタ11等を備え
る。図2に示すように、酸素検出素子2の内面及び外面
には、そのほぼ全面を覆うように、例えばPtあるいは
Pt合金により多孔質に形成された一対の電極層2b,
2cが設けられている。
には、前述の主筒14がインシュレータ6との間にリン
グ15を介して加締められ、この主筒14に筒状のフィ
ルタアセンブリ16が外側から嵌合・固定されている。
このフィルタアセンブリ16の後端側開口部はゴム等で
構成されたグロメット17で封止され、またこれに続い
てさらに内方にセラミックセパレータ18が設けられて
いる。そして、それらセラミックセパレータ18及びグ
ロメット17を貫通するように、酸素検出素子2用のリ
ード線20,21及び発熱体3用のリード線(図示して
いない)が配置されている。
レータ18には、各リード線20,21を挿通するため
の複数のセパレータ側リード線挿通孔72(リード線挿
通孔)が軸方向に貫通して形成されており、その軸方向
中間位置には、外周面から突出する形態でフランジ状の
セパレータ側支持部73が形成されている。そして、該
セラミックセパレータ18は、セパレータ側支持部73
よりも前方側に位置する部分を主筒14の後端部内側に
入り込ませた状態で、該セパレータ側支持部73におい
て主筒14の後端面に当接するとともに、セパレータ側
支持部73よりも後方側に位置する部分を主筒14の外
側に突出させた状態で配置される。
ード線20は、固定金具23を経て、前述の酸素検出素
子2の内側の電極層2c(図2)と電気的に接続されて
いる。一方、他方のリード線21は、別の固定金具33
を経て、酸素検出素子2の外側の電極層2b(図2)と
電気的に接続されている。酸素検出素子2は、その内側
に配置された発熱体3で加熱することで活性化される。
発熱体3は棒状のセラミックヒータであり、抵抗発熱線
部(図示せず)を有する発熱部42がリード線(図示せ
ず)を経て通電されることにより、酸素検出素子2の先
端部(検出部)を加熱する。
ブリ16は、主筒14(ケーシング10)に対し後方外
側からほぼ同軸的に連結される筒状形態をなすととも
に、内部が主筒14の外部と連通し、かつ壁部に複数の
気体導入孔52が形成されたフィルタ保持部51(フィ
ルタ支持筒)を備える。そして、そのフィルタ保持部5
1の外側には、上記気体導入孔52を塞ぐ筒状のフィル
タ53が配置され、さらに、そのフィルタ53の外側に
は、壁部に1ないし複数の補助気体導入孔55が形成さ
れるとともに、フィルタ53をフィルタ保持部51との
間で挟み付けて保持する補助フィルタ保持部54が配置
される。具体的には、気体導入孔52及び補助気体導入
孔55は、フィルタ保持部51及び補助フィルタ保持部
54に対し、各軸方向中間部において互いに対応する位
置関係で周方向に沿って所定の間隔で形成されており、
フィルタ53は、フィルタ保持部51を周方向に取り囲
むように配置されている。なお、フィルタ53は、例え
ばポリテトラフルオロエチレンの多孔質繊維構造体(商
品名:例えばゴアテックス(ジャパンゴアテックス
(株)))等により、水滴等の水を主体とする液体の透
過は阻止し、かつ空気及び/又は水蒸気などの気体の透
過は許容する撥水性フィルタとして構成されている。な
お、主筒14及びフィルタ保持部51は、いずれも円筒
状の形態を有している。
4には、補助気体導入孔55の列を挟んでその軸方向両
側に、環状のフィルタ加締め部56,57(以下、単に
加締め部56,57ともいう)が形成されている。加締
め部56,57により、フィルタ53を挟んで補助フィ
ルタ保持部54はフィルタ保持部51に対して結合され
る。また、フィルタ保持部51の外面とフィルタ53と
の間には隙間58が形成されている。他方、フィルタ保
持部51は、自身の軸方向中間部に形成された段付き部
60により、該段付き部60に関して軸方向前方側を第
一部分61、同じく軸方向後方側を第二部分62とし
て、該第二部分62が第一部分61よりも径小となるよ
うに構成されている。気体導入孔52はその第二部分6
2の壁部に形成されている。さらに、補助フィルタ保持
部54はフィルタ保持部51の第一部分61の外径より
も小さい内径を有する。
ミックセパレータ18の突出部分を第二部分62の内側
まで進入させてこれを覆うとともに、段付き部60にお
いてセパレータ側支持部73に対し、主筒14とは反対
側から金属弾性部材74を介して当接するように配置さ
れる。他方、該フィルタ保持部51の先端側、すなわち
第一部分61において主筒14(ケーシング10)に対
し外側からこれに重なりを生じるように配置され、その
重なり部には、フィルタ保持部51を主筒14に対し気
密状態となるように連結するケーシング加締め部76が
形成されている。
の防護カバー64がこれを覆うように設けられている。
この防護カバー64は、図3に示すように気体滞留空間
65を生じるように配置され、フィルタ保持部51に対
し、加締め部66,67により接合されている。なお、
図4に示すように、フィルタ保持部51の第一部分61
の外周面には、防護カバー64内への気体導入部となる
溝部69が周方向に沿って所定の間隔で複数形成されて
いる。
は、酸素検出素子2の軸方向において後方側がフィルタ
保持部51の内側に入り込み、同じく前方側が主筒14
(ケーシング10)の内側に入り込むように配置され、
各リード線20,21等がセパレータ側リード線挿通孔
72において軸方向に挿通される。一方、グロメット1
7は、フィルタ保持部51の後方側開口部51aに対し
その内側に弾性的にはめ込まれ、各リード線20,21
等を挿通するためのシール側リード線挿通孔91を有す
るとともに、それらリード線20,21等の外面とフィ
ルタ保持部51の内面との間をシールする。
方向において気体導入孔52よりも後方側に位置すると
ともに、その後端面中央に形成された隙間規定突出部9
6の頂面は、グロメット17の前端面と密着している。
その隙間規定突出部96により、グロメット17とセラ
ミックセパレータ18との間には所定量の隙間98が形
成されている。なお、隙間規定突出部96は、セラミッ
クセパレータ18にではなく、グロメット17の前端面
に形成してもよい。また、フィルタ保持部51の内周面
とセラミックセパレータ18の外周面との間にも隙間9
2が形成されている。そして、気体導入孔52からの気
体は該隙間92内に供給され、さらにセラミックセパレ
ータ18に形成された気体導入部93を通ってケーシン
グ10内に導かれる。具体的には、セラミックセパレー
タ18には、セパレータ側リード線挿通孔72とは別に
軸方向の気通用貫通孔95が形成されており、またその
後端面には、一端が貫通孔95に連通し、他端側がセラ
ミックセパレータ18の外周面に開放する気通用溝部9
4が形成されている。すなわち、これら気通用貫通孔9
5及び気通用溝部94が気体導入部93を形成してい
る。
は筒状のプロテクタ装着部9aが形成され、ここに、酸
素検出素子2の先端側(検出部)を所定の空間を隔てて
覆うようにキャップ状のプロテクタ11が装着されてい
る。プロテクタ11には、排気ガスを透過させる複数の
ガス透過口12が貫通形態で形成されている。
補助フィルタ保持部54のフィルタ53を介して基準ガ
スとしての大気が導入される一方、酸素検出素子2の外
面にはプロテクタ11のガス透過口12を介して導入さ
れた排気ガスが接触し、該酸素検出素子2には、その内
外面の酸素濃度差に応じて酸素濃淡電池起電力が生じ
る。そして、この酸素濃淡電池起電力を、排気ガス中の
酸素濃度の検出信号として電極層2b,2c(図2)か
らリード線21,20を介して取り出すことにより、排
気ガス中の酸素濃度を検出できる。
に対する組付けは、例えば以下のようにして行う。すな
わち、図14(a)に示すように、セラミックセパレー
タ18に金属弾性部材74を外挿し、さらにそのセラミ
ックセパレータ18の前端側を主筒14に挿入する。一
方、フィルタアセンブリ16は図4に示すように予め組
み立てておき、これを図14(a)に示すように、その
フィルタ保持部51においてセラミックセパレータ18
及び主筒14の外側から被せる。なお、酸素検出素子2
及び発熱体3等(図1)は主筒14内に予め組みつけて
おき、それらからのリード線20,21等はセラミック
セパレータ18のセパレータ側リード線挿通孔72(図
3)に通し、さらにフィルタ保持部51の後端側開口部
から外側に延出した状態にしておく。
14とフィルタアセンブリ16とに軸方向の圧縮力を付
加する。これにより、金属弾性部材74はフィルタ保持
部51とセラミックセパレータ18のセパレータ側支持
部73との間で圧縮変形し、セラミックセパレータ18
を主筒14とフィルタ保持部51との間で挟み付けるた
めの付勢力を発生する。そして、この状態を維持しつ
つ、図14(c)に示すように、フィルタ保持部51と
主筒14とにケーシング加締め部76を形成し、両者を
結合する。次いで、図14(d)に示すように、フィル
タ保持部51の後端側開口部にゴムグロメット17を嵌
め入れ、さらに防護カバー64を被せるとともに、同図
(e)に示すように加締め部66及び67を形成して酸
素センサ1の組立てが完了する。
クセパレータ18の本体部75は、円形形状から少なく
とも部分的に逸脱した形状、具体的には正方形状の軸断
面外形を有している。本実施例では本体部75は(以
下、図3も参照のこと)、フィルタ保持部51の第二部
分62内に入り込む部分(以下、第一部分という)18
aと、主筒14の内側に入り込む部分(以下、第二部分
という)18bとの2部分からなるが、その少なくとも
第一部分18aが四角柱状となることで、図7(a)に
示すように、フィルタ保持部51内面との間に隙間92
を比較的大きく確保することが可能となり、外気のスム
ーズな流通を確保することができる。なお、本体部75
の第二部分18bは円柱状に形成してもよい。また、図
5(a)では、隙間規定突出部96も四角柱状としてい
るが、これは円柱状あるいはその他の形状としてもよ
い。
3に示すように、ケーシング10の後端部外側には、壁
部に気体導入孔52が形成された筒状のフィルタ保持部
51(フィルタ支持筒)が、ケーシング10に対して後
方側から同軸状に被せられている。フィルタアセンブリ
16には、液体の透過は阻止し気体の透過は許容するフ
ィルタ53が、フィルタ保持部51の気体導入孔52を
塞ぐように配置され、気体導入孔52及びフィルタ53
を経て外気をケーシング10内に導入させる気体導入構
造部を形成している。また、セラミックセパレータ18
の本体部75は、後方側の第一部分18aがフィルタ保
持部51の内側に入り込むように配置されるとともに、
その第一部分18a(本体部75)の外周面と、フィル
タ保持部51の内周面との間に形成される隙間92が、
フィルタ53を経てケーシング10内へ導かれる外気の
流通経路の一部を形成する形となっている。この構成に
おいては、フィルタ53側から十分広い隙間92内にま
ず流入する形となっているので、ケーシング10内の外
気の流通を一層スムーズなものとすることができる。
75の後端面は、フィルタ保持部51に設けられた気体
導入孔52よりも後方側に位置しており、本体部75に
は気通用貫通孔95が軸方向に貫通して形成されてい
る。この場合、気体導入孔52から導入された外気は、
隙間92を通って検出素子2の先端部へ導かれていくの
であるが、その流通経路は以下のようになる。すなわ
ち、導入された外気は隙間92からセラミックセパレー
タ18の後方側へ回り込み、さらに気通用貫通孔95を
通って検出素子2の内部先端側へと流れていく。そし
て、セラミックセパレータ18の本体部75(の第一部
分18a)が多角形状とされていることで、隙間92を
経たスムーズな気体の流通が実現される。
に、セラミックセパレータ18には、酸素検出素子2及
び発熱体3からの各リード線を挿通するための4つのセ
パレータ側リード線挿通孔72が、各々その中心が仮想
的な円周経路(セパレータ側ピッチ円)C1上に位置し
て配列するように形成されている。また、気通用貫通孔
95は、セラミックセパレータ18の中央部において、
それら4つのセパレータ側リード線挿通孔72により囲
まれる領域に形成されている。さらに、気通用溝部94
は、セラミックセパレータ18の後端面において、4つ
のセパレータ側リード線挿通孔72と干渉しない位置に
十字形態で形成されている。グロメット17の前端面
は、気通用貫通孔95の開口位置においてセラミックセ
パレータ18と接するが、気通用溝部94が形成されて
いるので、隙間92から気通用貫通孔95への気体の流
通が妨げられることがない。
シール側リード線挿通孔91が、シール側ピッチ円上に
位置して配列するように形成されており、前述のセパレ
ータ側ピッチ円(直径D1)とシール側ピッチ円(直径
D2)とは、その一方が他方よりも直径が大きくなるよ
うに設定されている。例えば図3においてはD1>D2と
なっており、図5(a)に示すように、隙間規定突出部
96は、セパレータ側ピッチ円上に配列したセパレータ
側リード線挿通孔72よりも内側に位置する領域に形成
されている。この場合、各リード線にはグロメット17
とセラミックセパレータ18との間で曲がりが生ずる
が、グロメット17とセラミックセパレータ18との間
には隙間規定突出部96に基づく隙間98が形成されて
いることから、センサ1の組立て時等にリード線が強く
曲げられて痛んだり、断線したりするトラブルが生じに
くくなる。また、グロメット17に軸方向の押込力が作
用しても、隙間規定突出部96によりグロメット17の
移動が止められるので隙間量が変化しにくく、リード線
に強い屈曲等が生じることが防止される。
の本体部75の軸断面形状を各種多角形状とした例を示
す。図7(a)はすでに示した四角柱状のものであり、
(b)は三角柱状とした例、(c)は六角柱状とした例
である。これを見ればわかる通り、本体部75の軸断面
外形を多角形とする場合は、辺数が多くなるほど円形に
近づくため、フィルタ保持部51(の第二部分62)と
の間の隙間92を拡大する効果は顕著でなくなる。一
方、セパレータ側ピッチ円については、リード線が例え
ば4本存在する場合、(b)の三角柱状の形態ではピッ
チ円が小さくなりすぎることがある。従って、十分な隙
間92を確保しつつ、ピッチ円を十分大きく確保できる
四角柱状の形状が、セラミックセパレータ18の本体部
75の形状としてより望ましいといえる。
応して気体導入孔52を設ければ、セラミックセパレー
タ18とフィルタ保持部51との間の隙間92に効率よ
く気体を導入することができる。また、各稜線部に面取
あるいはアールを施すことで、組立の際にケーシングを
傷付けたりする不具合が軽減される。
形以外の形状とした例である。(a)では、円状の軸断
面の軸線を挟んで両側部分を切り欠くことにより、互い
に略平行な1対の平坦部75a,75aを形成した例で
ある。他方、(b)は、軸断面を楕円状とした例であ
る。
ータ18は、同図(a)のような気通用溝部94あるい
は気通用貫通孔95等を含む気体導入部93が形成され
ていない。また、セラミックセパレータ18の後端面の
中央部に隙間規定突出部96が形成されている。この場
合、図6に示すように、セパレータ側リード線挿通孔7
2と各リード線20,21等との間に、周方向に沿って
気通用隙間99(図6参照)が形成されており、気体導
入孔52から導入された外気が、隙間72から該気通用
隙間99を通って検出素子2へ導かれる構成となってい
る。こうすれば、気体導入部93を形成する手間が省か
れ、また、図5(a)のように隙間規定突出部96にま
たがる溝部94等も形成されないので形状も単純であ
り、製造が容易である。
レータ18においては、同図(c)に示すように、その
後端面外周縁から各セパレータ側リード線挿通孔72に
向けて気通用溝部94を形成してもよい。これにより、
ケーシング内部の検出素子2(図1)への外気の流通が
より一層効果的に行われるようになる。
パレータ18のセパレータ側支持部73の変更例を示
す。図10に示すセラミックセパレータ18は、フラン
ジ状のセパレータ側支持部73の外周面を、主筒14
(ケーシング10)の開口内縁14aよりも内側に引っ
込ませることにより、セパレータ側支持部73による開
口の遮蔽状態を部分的に解消して外気の主筒14内部へ
の流通を許容する、引っ込み流通部80(気体連通部)
を軸線方向に形成した例である。各引っ込み流通部80
は、平坦面状に形成されている。これにより、主筒14
の開口内縁14aとセパレータ側支持部73の外縁との
間に比較的大きな隙間81が形成され、一層スムーズな
気体の流通を確保することができる。ここでは、セパレ
ータ側支持部73は、その外周面に平坦面状の上記引っ
込み流通部80が周方向に複数連なる形で形成されるこ
とにより、全体が多角形状(本実施例では正方形状)の
外形をなしている。これにより、セパレータ側支持部7
3の周方向において、より均一なガスの流通状態を形成
することが可能となる。
支持部73の外周面に溝状の引っ込み流通部83(気体
連通部)を形成するようにしてもよい。また、図12
は、引っ込み流通部に代えて、セパレータ側支持部73
を軸線方向に貫通する気通孔84(気体連通部)を形成
した例である。さらに、図13に示すように、図10
(a)の本体部75を円柱状に形成してもよい。
18は、その軸線方向後端側の外周面に、全周にわたり
外向きに一体的に突出する形態でフランジ状のセパレー
タ側支持部73が形成されている。セラミックセパレー
タ18の後端面において、通気溝100(気体連通部)
が4個のセパレータ側リード線挿通孔72と干渉しない
位置に十字形態で軸線と直交する方向に形成され、後端
面の外周に達した各通気溝100はそこから直角に向き
を変え、セパレータ側支持部73の外周面に沿って軸線
方向前方側へ延びている。
を組み込んだ酸素センサの一例を示す。円筒状の外筒部
材101(フィルタ支持筒)の軸線方向前方側は大径に
形成され、主体金具9(ケーシング10)に対して外側
から嵌合される。一方、外筒部材101の軸線方向後方
側は小径に形成され、セラミックセパレータ18がその
内部に収容され、後端開口部にはグロメット17が嵌入
される。外筒部材101の外筒側支持部102は、セラ
ミックセパレータ18のセパレータ側支持部73を受け
止め支持している。また、グロメット17の径方向中央
部には中央貫通孔17bが設けられ、この中央貫通孔1
7bにフィルタ53が嵌入されている。フィルタ53の
通気面は後端部の端面に設けられ、その円筒状周面部に
は、内側から円筒状のフィルタ支持金具53aが嵌合し
ている。
としての大気はフィルタ53の通気端面部→セラミック
セパレータ18の通気溝73→外筒部材101とセラミ
ックセパレータ18との間の径方向の隙間S1,S2→中
空部2aを経て酸素検出素子2の内面(内部電極層2
c)に導入される(図16矢印R参照)。なお、図16
において図3又は6と共通する部分には同一符号を付し
て、説明を省略する。
も、気体連通部(引っ込み流通部83、気通孔84又は
通気溝100)は、セパレータ側支持部73の周方向に
沿って所定の間隔で複数設けられ、軸線方向に形成され
ている。したがって、この気体連通部は、フィルタ53
からセラミックセパレータ18の外周面に沿ってケーシ
ング10の内部先端側へ向かう外気の流通経路の一部を
形成している。なお、上記のように気体連通部をセパレ
ータ側支持部73に形成する場合、セラミックセパレー
タ18の本体部75を軸線方向に貫通する気体流通部
(例えば、図3の気通用溝部94あるいは気通用貫通孔
95、あるいは図6の気通用隙間99)を特に形成しな
い構成(例えば、図15及び16参照)としてもよい。
素センサ以外のガスセンサ、例えばHCセンサやNOX
センサなどにも同様に適用することができる。
を示す縦断面図。
す斜視図。
素センサの拡大断面図。
面形状をその変形例とともに示す断面図。
徴を説明する図。
の変形例を示す断面図。
の第一の変形例を示す斜視図及びセパレータ側支持部の
輪郭形成軸断面形状の外形線の特徴を説明する図。
図。
の第五の変形例を示す斜視図。
センサの拡大断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 軸状をなす検出素子と、 該検出素子を収容する筒状のケーシングと、 該ケーシングの軸線方向に配置され、前記検出素子から
の各リード線がそれぞれ挿通される複数のリード線挿通
孔が前記軸線方向に貫通して形成された柱状形態のセラ
ミックセパレータとを有し、 該セラミックセパレータは、前記軸線と直交する平面で
あって、当該セラミックセパレータの外形が連続した単
一の輪郭で表される任意の切断面(以下、輪郭形成軸断
面という)の外形線に対し、その幾何学的重心を中心と
する内接円と外接円とを描き、さらにそれら内接円と外
接円との中間に位置する仮想的な基準円を描いた場合
に、前記輪郭形成軸断面の外形線の一部が前記基準円の
内側に位置し、他の部分が該基準円の外側に位置する形
態をなすことを特徴とするガスセンサ。 - 【請求項2】 前記セラミックセパレータは、前記輪郭
形成軸断面の外形線が多角形状を呈する請求項1記載の
ガスセンサ。 - 【請求項3】 軸状をなす検出素子と、 該検出素子を収容する筒状のケーシングと、 該ケーシングの後端部外側に、当該ケーシングに対して
略同軸状に設けられるフィルタ支持筒と、 該フィルタ支持筒の軸線方向に配置され、前記検出素子
からの各リード線がそれぞれ挿通される複数のリード線
挿通孔が前記軸線方向に貫通して形成された柱状形態の
セラミックセパレータとを有し、 該セラミックセパレータの外周面にはフランジ状のセパ
レータ側支持部が形成され、 該セパレータ側支持部の後方側で前記フィルタ支持筒の
後端側に、液体の透過は阻止し、かつ気体の透過は許容
するフィルタが配置され、 前記セパレータ側支持部には、気体連通部が前記軸線方
向に形成されていることを特徴とするガスセンサ。 - 【請求項4】 前記気体連通部は、前記フィルタから前
記セラミックセパレータの外周面に沿って前記ケーシン
グの内部先端側へ向かう外気の流通経路の一部を形成し
ている請求項3記載のガスセンサ。 - 【請求項5】 前記セパレータ側支持部における輪郭形
成軸断面の外形線が多角形状を呈するとともに、 前記気体連通部は、前記フィルタ支持筒の内面と、前記
外形線を含む形態の前記セパレータ側支持部の外周面と
の間に形成されている請求項3又は4記載のガスセン
サ。 - 【請求項6】 前記気体連通部は、前記セパレータ側支
持部の外周面に平坦面状又は溝状に形成されている請求
項3又は4記載のガスセンサ。 - 【請求項7】 前記気体連通部は、前記セパレータ側支
持部を貫通する孔状に形成されている請求項3又は4記
載のガスセンサ。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP22818099A JP4137305B2 (ja) | 1998-08-19 | 1999-08-12 | ガスセンサ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-232701 | 1998-08-19 | ||
| JP23270198 | 1998-08-19 | ||
| JP22818099A JP4137305B2 (ja) | 1998-08-19 | 1999-08-12 | ガスセンサ |
Related Child Applications (1)
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Family
ID=26528099
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP22818099A Expired - Lifetime JP4137305B2 (ja) | 1998-08-19 | 1999-08-12 | ガスセンサ |
Country Status (1)
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1653229A1 (en) * | 2004-10-27 | 2006-05-03 | Hitachi, Ltd. | Oxygen sensor |
| JP2008139278A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-06-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ |
| JP2018105661A (ja) * | 2016-12-23 | 2018-07-05 | 株式会社デンソー | ガスセンサ |
| CN111830105A (zh) * | 2019-04-16 | 2020-10-27 | 日本特殊陶业株式会社 | 传感器元件的制造方法 |
-
1999
- 1999-08-12 JP JP22818099A patent/JP4137305B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111830105B (zh) * | 2019-04-16 | 2024-06-04 | 日本特殊陶业株式会社 | 传感器元件的制造方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4137305B2 (ja) | 2008-08-20 |
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