JP2000200087A - 非調和音発生装置及び非調和音発生方法 - Google Patents
非調和音発生装置及び非調和音発生方法Info
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- JP2000200087A JP2000200087A JP10377415A JP37741598A JP2000200087A JP 2000200087 A JP2000200087 A JP 2000200087A JP 10377415 A JP10377415 A JP 10377415A JP 37741598 A JP37741598 A JP 37741598A JP 2000200087 A JP2000200087 A JP 2000200087A
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
- G10H7/002—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions, e.g. programs, to control the sequence thereof
-
- G—PHYSICS
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/02—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
- G10H1/06—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】基本周波数f1に対して、fn=f1・n・ル
ート(1+C・n2)/ルート(1+C)(Cは定数、
nは高調波番号、ルートは続く括弧内の平方根を示す)
の関係にある周波数の高調波信号を発生し、高調波合成
を行い、これにより人間の耳に心地よく聞こえる高調波
合成音を発生する。 【構成】アサインメントメモリ60から時分割に読み出
される周波数ナンバデータFN及びトーンナンバデータ
TNは、非調和定数テーブル85で非調和定数Cに変換
され、非調和周波数演算回路91で高調波番号データn
とともに演算される;高調波番号データnは、4つの部
分音(高調波)のものがさらに時分割に非調和周波数演
算回路91に送られる;この演算はfn=f1・n・ル
ート(1+C・n2)/ルート(1+C)であり、4つ
の部分音(高調波)の周波数が求められ、加算器82で
時分割に累算され、楽音波形メモリ43から各部分音の
楽音波形データMWが時分割に読み出され、累算器46
で累算合成される。
ート(1+C・n2)/ルート(1+C)(Cは定数、
nは高調波番号、ルートは続く括弧内の平方根を示す)
の関係にある周波数の高調波信号を発生し、高調波合成
を行い、これにより人間の耳に心地よく聞こえる高調波
合成音を発生する。 【構成】アサインメントメモリ60から時分割に読み出
される周波数ナンバデータFN及びトーンナンバデータ
TNは、非調和定数テーブル85で非調和定数Cに変換
され、非調和周波数演算回路91で高調波番号データn
とともに演算される;高調波番号データnは、4つの部
分音(高調波)のものがさらに時分割に非調和周波数演
算回路91に送られる;この演算はfn=f1・n・ル
ート(1+C・n2)/ルート(1+C)であり、4つ
の部分音(高調波)の周波数が求められ、加算器82で
時分割に累算され、楽音波形メモリ43から各部分音の
楽音波形データMWが時分割に読み出され、累算器46
で累算合成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非調和音発生装置及び
非調和音発生方法に関し、特に発生される楽音に非調和
音を合成する装置及び方法に関する。
非調和音発生方法に関し、特に発生される楽音に非調和
音を合成する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、楽音の倍音合成では、基本周波数の
サイン信号のほか、基本周波数の2倍、4倍、8倍、1
6倍、……の周波数の高調波のサイン信号が発生され、
これら基本波と高調波とが合成されて出力される。この
各高調波のレベルが変化し、各高調波の合成割合が変化
すると、合成音の波形及び音色が変化する。
サイン信号のほか、基本周波数の2倍、4倍、8倍、1
6倍、……の周波数の高調波のサイン信号が発生され、
これら基本波と高調波とが合成されて出力される。この
各高調波のレベルが変化し、各高調波の合成割合が変化
すると、合成音の波形及び音色が変化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高調波合成音を人間に聞かせて実験してみると、以
下のような結果が得られた。各高調波の周波数比が正確
に2倍、4倍、8倍、16倍、……の合成音に対して、
各高調波の周波数比が正確に整数倍比にない合成音の方
が心地よく聞こえる。そこで、この心地よく聞こえる音
の高調波の周波数には法則性があることが発見された。
本発明は、人間の耳に心地よく聞こえる合成音の高調波
の周波数を設定できるようにすることにある。
うな高調波合成音を人間に聞かせて実験してみると、以
下のような結果が得られた。各高調波の周波数比が正確
に2倍、4倍、8倍、16倍、……の合成音に対して、
各高調波の周波数比が正確に整数倍比にない合成音の方
が心地よく聞こえる。そこで、この心地よく聞こえる音
の高調波の周波数には法則性があることが発見された。
本発明は、人間の耳に心地よく聞こえる合成音の高調波
の周波数を設定できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基本周波数f1に対して、fn=f1・
n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)(Cは
定数、nは高調波番号、ルートは続く括弧内の平方根を
示す)の関係にある周波数の高調波信号を発生し、基本
周波数f1の信号と高調波信号とを合成するようにし
た。
に、本発明は、基本周波数f1に対して、fn=f1・
n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)(Cは
定数、nは高調波番号、ルートは続く括弧内の平方根を
示す)の関係にある周波数の高調波信号を発生し、基本
周波数f1の信号と高調波信号とを合成するようにし
た。
【0005】また、基本周波数に対して、2倍音の高調
波の周波数を、基本周波数の2倍の周波数に対して値A
ずらした場合、これ以外のn番目の高調波の周波数を、
基本周波数のn倍の周波数に対して、順次ずらすように
し、このずれを(A×n3)にほぼ比例するようにし
て、これらの周波数の高調波信号を発生し、基本周波数
f1の信号と高調波信号とを合成するようにした。
波の周波数を、基本周波数の2倍の周波数に対して値A
ずらした場合、これ以外のn番目の高調波の周波数を、
基本周波数のn倍の周波数に対して、順次ずらすように
し、このずれを(A×n3)にほぼ比例するようにし
て、これらの周波数の高調波信号を発生し、基本周波数
f1の信号と高調波信号とを合成するようにした。
【0006】さらに、基本周波数に対して、2倍音の高
調波の周波数を、基本周波数の2倍の周波数に対して値
Aずらした場合、これ以外のn番目の高調波の周波数
を、基本周波数のn倍の周波数に対して、順次ずらすよ
うにし、このずれをほぼ(A/6)×(n3−n)とし
て、これらの周波数の高調波信号を発生し、基本周波数
f1の信号と高調波信号とを合成するようにした。
調波の周波数を、基本周波数の2倍の周波数に対して値
Aずらした場合、これ以外のn番目の高調波の周波数
を、基本周波数のn倍の周波数に対して、順次ずらすよ
うにし、このずれをほぼ(A/6)×(n3−n)とし
て、これらの周波数の高調波信号を発生し、基本周波数
f1の信号と高調波信号とを合成するようにした。
【0007】またさらに、基本周波数に対して、2倍音
の高調波の周波数を、基本周波数の2倍の周波数に対し
て値Aずらした場合、これ以外のn番目の高調波の周波
数を、基本周波数のn倍の周波数に対して、順次ずらす
ようにし、このずれをほぼ(A/6)×(n3−n2+
n−1)として、これらの周波数の高調波信号を発生
し、基本周波数f1の信号と高調波信号とを合成するよ
うにした。
の高調波の周波数を、基本周波数の2倍の周波数に対し
て値Aずらした場合、これ以外のn番目の高調波の周波
数を、基本周波数のn倍の周波数に対して、順次ずらす
ようにし、このずれをほぼ(A/6)×(n3−n2+
n−1)として、これらの周波数の高調波信号を発生
し、基本周波数f1の信号と高調波信号とを合成するよ
うにした。
【0008】これにより、人間の耳に心地よく聞こえる
高調波合成音を発生することができる。なお、高調波番
号n=1の高調波は基本波を示し、狭義の高調波からは
除外され、通常1番目の高調波は高調波番号n=2の2
倍音となる。
高調波合成音を発生することができる。なお、高調波番
号n=1の高調波は基本波を示し、狭義の高調波からは
除外され、通常1番目の高調波は高調波番号n=2の2
倍音となる。
【0009】
【発明の実施の形態】1.全体回路 図1は電子音響装置または電子楽器の全体回路を示す。
キーボード11の各キーは、楽音の発音及び消音を指示
するもので、キースキャン回路12によってスキャンさ
れ、キーオン、キーオフを示すデータが検出され、コン
トローラ2によってプログラム/データ記憶部4に書き
込まれる。そして、それまでプログラム/データ記憶部
4に記憶されていた各キーのオン、オフの状態を示すデ
ータと比較され、各キーのオンイベント、オフイベント
の判別が、コントローラ2によって行われる。
キーボード11の各キーは、楽音の発音及び消音を指示
するもので、キースキャン回路12によってスキャンさ
れ、キーオン、キーオフを示すデータが検出され、コン
トローラ2によってプログラム/データ記憶部4に書き
込まれる。そして、それまでプログラム/データ記憶部
4に記憶されていた各キーのオン、オフの状態を示すデ
ータと比較され、各キーのオンイベント、オフイベント
の判別が、コントローラ2によって行われる。
【0010】このキーボード11の各キーには段差タッ
チスイッチが設けられ、各段差スイッチごとに上記スキ
ャンが行われ、各段差スイッチの先頭のオン/オフごと
にオンイベント/オフイベントの検出が行われる。この
段差スイッチによってタッチの速さと強さを示す上記タ
ッチ情報つまりイニシャルタッチデータとアフタタッチ
データとが発生される。
チスイッチが設けられ、各段差スイッチごとに上記スキ
ャンが行われ、各段差スイッチの先頭のオン/オフごと
にオンイベント/オフイベントの検出が行われる。この
段差スイッチによってタッチの速さと強さを示す上記タ
ッチ情報つまりイニシャルタッチデータとアフタタッチ
データとが発生される。
【0011】このキーボード11は、ローアキーボー
ド、アッパーキーボード、ペダルキーボード等から成っ
ており、それぞれにつき異なる音色の楽音、つまりエン
ベロープ波形の異なる楽音が発音される。そして、アッ
パーキーボードについては、1つのキーオンで2音色の
楽音を同時に鳴らすことも可能である。なお、キーボー
ド11は、電子弦楽器、電子吹奏(管)楽器、電子打楽
器(パッド等)、コンピュータのキーボード等で代用さ
れる。
ド、アッパーキーボード、ペダルキーボード等から成っ
ており、それぞれにつき異なる音色の楽音、つまりエン
ベロープ波形の異なる楽音が発音される。そして、アッ
パーキーボードについては、1つのキーオンで2音色の
楽音を同時に鳴らすことも可能である。なお、キーボー
ド11は、電子弦楽器、電子吹奏(管)楽器、電子打楽
器(パッド等)、コンピュータのキーボード等で代用さ
れる。
【0012】パネルスイッチ群13の各スイッチは、パ
ネルスキャン回路14によって、スキャンされる。この
スキャンにより、各スイッチのオン、オフを示すデータ
が検出され、コントローラ2によってプログラム/デー
タ記憶部4に書き込まれる。そして、それまでプログラ
ム/データ記憶部4に記憶されていた各スイッチのオ
ン、オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチの
オンイベント、オフイベントの判別が、コントローラ2
によって行われる。この発音される楽音は上記キーボー
ド11による手動演奏の楽音または自動演奏情報から再
生された自動演奏の楽音である。この手動演奏または自
動演奏の各楽音はミディインターフェース15からも送
られてくる。
ネルスキャン回路14によって、スキャンされる。この
スキャンにより、各スイッチのオン、オフを示すデータ
が検出され、コントローラ2によってプログラム/デー
タ記憶部4に書き込まれる。そして、それまでプログラ
ム/データ記憶部4に記憶されていた各スイッチのオ
ン、オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチの
オンイベント、オフイベントの判別が、コントローラ2
によって行われる。この発音される楽音は上記キーボー
ド11による手動演奏の楽音または自動演奏情報から再
生された自動演奏の楽音である。この手動演奏または自
動演奏の各楽音はミディインターフェース15からも送
られてくる。
【0013】ミディインターフェース15は、外部接続
された電子楽器との間で楽音データの送受を行うための
インタフェースである。この楽音データはMIDI(ミ
ュージカルインスツルメントデジタルインタフェース)
規格のもので、この楽音データに基づいた発音も行われ
る。
された電子楽器との間で楽音データの送受を行うための
インタフェースである。この楽音データはMIDI(ミ
ュージカルインスツルメントデジタルインタフェース)
規格のもので、この楽音データに基づいた発音も行われ
る。
【0014】上記キーボード11またはミディインター
フェース15には、自動演奏装置も含まれる。これらキ
ーボード11、パネルスイッチ群13及びミディインタ
ーフェース15から発生された演奏情報(楽音発生情
報)は、楽音を発生させるための情報である。キーボー
ド11の手動演奏情報は自動演奏情報としてプログラム
/データ記憶部4に書き込まれ記憶される。このミディ
インターフェース15を通じて、他の機器から自動演奏
情報が送られてきたり、プログラム/データ記憶部4内
の自動演奏情報が他の機器へ送られたりする。
フェース15には、自動演奏装置も含まれる。これらキ
ーボード11、パネルスイッチ群13及びミディインタ
ーフェース15から発生された演奏情報(楽音発生情
報)は、楽音を発生させるための情報である。キーボー
ド11の手動演奏情報は自動演奏情報としてプログラム
/データ記憶部4に書き込まれ記憶される。このミディ
インターフェース15を通じて、他の機器から自動演奏
情報が送られてきたり、プログラム/データ記憶部4内
の自動演奏情報が他の機器へ送られたりする。
【0015】上記演奏情報(楽音発生情報)は、音楽的
ファクタ(因子)情報であり、音高(音域)情報(音高
決定因子)、発音時間情報、演奏分野情報、発音数情
報、共鳴度情報などである。発音時間情報は楽音の発音
開始からの経過時間を示す。演奏分野情報は、演奏パー
ト情報、楽音パート情報、楽器パート情報等を示し、例
えばメロディ、伴奏、コード、ベース、リズム、MID
I等に対応したり、または上鍵盤、下鍵盤、足鍵盤、ソ
ロ鍵盤、MIDI等に対応している。
ファクタ(因子)情報であり、音高(音域)情報(音高
決定因子)、発音時間情報、演奏分野情報、発音数情
報、共鳴度情報などである。発音時間情報は楽音の発音
開始からの経過時間を示す。演奏分野情報は、演奏パー
ト情報、楽音パート情報、楽器パート情報等を示し、例
えばメロディ、伴奏、コード、ベース、リズム、MID
I等に対応したり、または上鍵盤、下鍵盤、足鍵盤、ソ
ロ鍵盤、MIDI等に対応している。
【0016】上記音高情報はキーナンバデータKNとし
て取り込まれる。このキーナンバデータKNはオクター
ブデータ(音域データ)と音名データとからなる。演奏
分野情報は、パートナンバデータPNとして取り込ま
れ、このパートナンバデータPNは各演奏エリアを識別
するデータであって、発音操作された楽音がどの演奏エ
リアからのものかによって設定される。
て取り込まれる。このキーナンバデータKNはオクター
ブデータ(音域データ)と音名データとからなる。演奏
分野情報は、パートナンバデータPNとして取り込ま
れ、このパートナンバデータPNは各演奏エリアを識別
するデータであって、発音操作された楽音がどの演奏エ
リアからのものかによって設定される。
【0017】発音時間情報は、トーンタイムデータTM
として取り込まれ、後述のフローチャートによって求め
られたり、キーオンイベントからのタイムカウントデー
タに基づいたり、またはエンベロープフェーズで代用さ
れる。この発音時間情報は特願平6−219324号明
細書及び図面に発音開始からの経過時間情報として詳し
く示される。
として取り込まれ、後述のフローチャートによって求め
られたり、キーオンイベントからのタイムカウントデー
タに基づいたり、またはエンベロープフェーズで代用さ
れる。この発音時間情報は特願平6−219324号明
細書及び図面に発音開始からの経過時間情報として詳し
く示される。
【0018】発音数情報(同時発音数データSS)は同
時に発音している楽音の数を示し、例えばアサインメン
トメモリ60のオン/オフデータが「1」の楽音の数に
基づき、後述するフローチャートの処理によって求めら
れる。
時に発音している楽音の数を示し、例えばアサインメン
トメモリ60のオン/オフデータが「1」の楽音の数に
基づき、後述するフローチャートの処理によって求めら
れる。
【0019】共鳴度情報(共鳴度データKD)は、同時
に発音している1つの楽音と他の楽音との共鳴度を示
す。この1つの楽音の音高周波数と他の楽音の音高周波
数とが小さい整数数倍比であれば共鳴度情報の値は大き
く、大きい整数数倍比であれば共鳴度情報の値は小さく
なり、後述するフローチャートの処理によって求められ
る。この共鳴度情報は、同時に発音している各楽音同志
の音高・周波数の協和度・調和度・協和音関係または同
時に発音している各楽音の共振関係・共振内容も含むも
のである。
に発音している1つの楽音と他の楽音との共鳴度を示
す。この1つの楽音の音高周波数と他の楽音の音高周波
数とが小さい整数数倍比であれば共鳴度情報の値は大き
く、大きい整数数倍比であれば共鳴度情報の値は小さく
なり、後述するフローチャートの処理によって求められ
る。この共鳴度情報は、同時に発音している各楽音同志
の音高・周波数の協和度・調和度・協和音関係または同
時に発音している各楽音の共振関係・共振内容も含むも
のである。
【0020】さらに、上記パネルスイッチ群13には各
種スイッチが設けられ、この各種スイッチは音色タブレ
ット、エフェクトスイッチ、リズムスイッチ、ペダル、
ホイール、レバー、ダイヤル、ハンドル、タッチスイッ
チ等であって楽器用のものである。このペダルはダンパ
ーペダル、サスティンペダル、ミュートペダル、ソフト
ペダル等である。
種スイッチが設けられ、この各種スイッチは音色タブレ
ット、エフェクトスイッチ、リズムスイッチ、ペダル、
ホイール、レバー、ダイヤル、ハンドル、タッチスイッ
チ等であって楽器用のものである。このペダルはダンパ
ーペダル、サスティンペダル、ミュートペダル、ソフト
ペダル等である。
【0021】この各種スイッチより、楽音制御情報が発
生され、この楽音制御情報は発生された楽音を制御する
情報であって音楽的ファクタ(因子)情報であり、音色
情報(音色決定因子)、タッチ情報(発音指示操作の速
さ/強さ)、発音数情報、共鳴度情報、エフェクト情
報、リズム情報、音像(ステレオ)情報、クオンタイズ
情報、変調情報、テンポ情報、ラウドネス(音量)情
報、エンベロープ情報等である。これら音楽的ファクタ
情報も上記演奏情報(楽音情報)に合体され、上記各種
スイッチより入力されるほか、上記自動演奏情報に合体
されたり、上記インターフェイスで送受される演奏情報
に合体される。
生され、この楽音制御情報は発生された楽音を制御する
情報であって音楽的ファクタ(因子)情報であり、音色
情報(音色決定因子)、タッチ情報(発音指示操作の速
さ/強さ)、発音数情報、共鳴度情報、エフェクト情
報、リズム情報、音像(ステレオ)情報、クオンタイズ
情報、変調情報、テンポ情報、ラウドネス(音量)情
報、エンベロープ情報等である。これら音楽的ファクタ
情報も上記演奏情報(楽音情報)に合体され、上記各種
スイッチより入力されるほか、上記自動演奏情報に合体
されたり、上記インターフェイスで送受される演奏情報
に合体される。
【0022】上記音色情報は、鍵盤楽器(ピアノ等)、
管楽器(フルート等)、弦楽器(バイオリン等)、打楽
器(ドラム等)の楽器(発音媒体/発音手段)の種類等
に対応しており、トーンナンバデータTNとして取り込
まれる。上記エンベロープ情報は、上述のエンベロープ
スピードES、エンベロープレベルEL、エンベロープ
タイムET、エンベロープフェーズEFなどである。
管楽器(フルート等)、弦楽器(バイオリン等)、打楽
器(ドラム等)の楽器(発音媒体/発音手段)の種類等
に対応しており、トーンナンバデータTNとして取り込
まれる。上記エンベロープ情報は、上述のエンベロープ
スピードES、エンベロープレベルEL、エンベロープ
タイムET、エンベロープフェーズEFなどである。
【0023】上記ラウドネス(音量)情報はラウドネス
データLNとして取り込まれ、各楽音の大きさを表す。
このラウドネスデータLNは、上記タッチデータTC、
音量データ等に基づいて決定され、場合によって発音
数、共鳴度情報などによっても決定される。
データLNとして取り込まれ、各楽音の大きさを表す。
このラウドネスデータLNは、上記タッチデータTC、
音量データ等に基づいて決定され、場合によって発音
数、共鳴度情報などによっても決定される。
【0024】このような音楽的ファクタ情報は、コント
ローラ2へ送られ、後述の各種信号、データ、パラメー
タの切り換えが行われ、楽音の内容が決定される。上記
演奏情報(楽音発生情報)及び楽音制御情報はコントロ
ーラ2で処理され、各種データが楽音信号発生部5へ送
られ、楽音波形信号MWが発生される。コントローラ2
はCPU、ROM及びRAMなどからなっている。
ローラ2へ送られ、後述の各種信号、データ、パラメー
タの切り換えが行われ、楽音の内容が決定される。上記
演奏情報(楽音発生情報)及び楽音制御情報はコントロ
ーラ2で処理され、各種データが楽音信号発生部5へ送
られ、楽音波形信号MWが発生される。コントローラ2
はCPU、ROM及びRAMなどからなっている。
【0025】プログラム/データ記憶部4(内部記憶媒
体/手段)には、後述する自動演奏情報が記憶されてい
る。この自動演奏情報の中には発音開始タイミング情報
とエンベロープ種類情報とが記憶されている。このエン
ベロープ種類情報に基づいて発音開始タイミング情報が
変更制御される。
体/手段)には、後述する自動演奏情報が記憶されてい
る。この自動演奏情報の中には発音開始タイミング情報
とエンベロープ種類情報とが記憶されている。このエン
ベロープ種類情報に基づいて発音開始タイミング情報が
変更制御される。
【0026】プログラム/データ記憶部4(内部記憶媒
体/手段)はROMまたは書き込み可能なRAM、フラ
ッシュメモリまたはEEPROM等の記憶装置からな
り、光ディスクまたは磁気ディスク等の情報記憶部7
(外部記憶媒体/手段)に記憶されるコンピュータのプ
ログラムが書き写され記憶される(インストール/転送
される)。またプログラム/データ記憶部4には外部の
電子楽器またはコンピュータから上記ミディインターフ
ェース15または送受信装置を介して送信されるプログ
ラムも記憶される(インストール/転送される)。この
プログラムの記憶媒体は通信媒体も含む。
体/手段)はROMまたは書き込み可能なRAM、フラ
ッシュメモリまたはEEPROM等の記憶装置からな
り、光ディスクまたは磁気ディスク等の情報記憶部7
(外部記憶媒体/手段)に記憶されるコンピュータのプ
ログラムが書き写され記憶される(インストール/転送
される)。またプログラム/データ記憶部4には外部の
電子楽器またはコンピュータから上記ミディインターフ
ェース15または送受信装置を介して送信されるプログ
ラムも記憶される(インストール/転送される)。この
プログラムの記憶媒体は通信媒体も含む。
【0027】このインストール(転送/複写)は、情報
記憶部7が本楽音生成装置にセットされたとき、または
本楽音生成装置の電源が投入されたとき自動的に実行さ
れ、または操作者による操作によってインストールされ
る。上記プログラムは、コントローラ2が各種処理を行
うための後述するフローチャートに応じたプログラムで
ある。
記憶部7が本楽音生成装置にセットされたとき、または
本楽音生成装置の電源が投入されたとき自動的に実行さ
れ、または操作者による操作によってインストールされ
る。上記プログラムは、コントローラ2が各種処理を行
うための後述するフローチャートに応じたプログラムで
ある。
【0028】なお、本装置に予め別のオペレーティング
システム、システムプログラム(OS)、その他のプロ
グラムが記憶され、上記プログラムはこれらのOS、そ
の他のプログラムとともに実行されてもよい。このプロ
グラムは本装置(コンピュータ本体)にインストールさ
れ実行されたときに、別のプログラムとともにまたは単
独で請求項(クレーム)に記載された処理・機能を実行
させることができればよい。
システム、システムプログラム(OS)、その他のプロ
グラムが記憶され、上記プログラムはこれらのOS、そ
の他のプログラムとともに実行されてもよい。このプロ
グラムは本装置(コンピュータ本体)にインストールさ
れ実行されたときに、別のプログラムとともにまたは単
独で請求項(クレーム)に記載された処理・機能を実行
させることができればよい。
【0029】また、このプログラムの一部又は全部が本
装置以外の1つ以上の別装置に記憶されて実行され、本
装置と別装置との間には通信手段を介して、これから処
理するデータ/既に処理されたデータ/プログラムが送
受され、本装置及び別装置全体として、本発明が実行さ
れてもよい。
装置以外の1つ以上の別装置に記憶されて実行され、本
装置と別装置との間には通信手段を介して、これから処
理するデータ/既に処理されたデータ/プログラムが送
受され、本装置及び別装置全体として、本発明が実行さ
れてもよい。
【0030】このプログラム/データ記憶部4には、上
述した音楽的ファクタ情報、上述した各種データ及びそ
の他の各種データも記憶される。この各種データには時
分割処理に必要なデータや時分割チャンネルへの割当の
ためデータ等も含まれる。
述した音楽的ファクタ情報、上述した各種データ及びそ
の他の各種データも記憶される。この各種データには時
分割処理に必要なデータや時分割チャンネルへの割当の
ためデータ等も含まれる。
【0031】楽音信号発生部5では、各部分音ごとに楽
音波形信号MWが繰り返し発生されサウンドシステム6
から発音出力される。上記音高情報に応じて、この繰り
返し発生される楽音波形信号MWの発生速度は変化され
る。また上記音色情報などの音楽的ファクタ情報に応じ
て、この繰り返し発生される楽音波形信号MWの波形形
状は切り換えられる。この楽音信号発生部5は時分割処
理によって複数の楽音信号が同時に生成されポリフォニ
ックに発音される。
音波形信号MWが繰り返し発生されサウンドシステム6
から発音出力される。上記音高情報に応じて、この繰り
返し発生される楽音波形信号MWの発生速度は変化され
る。また上記音色情報などの音楽的ファクタ情報に応じ
て、この繰り返し発生される楽音波形信号MWの波形形
状は切り換えられる。この楽音信号発生部5は時分割処
理によって複数の楽音信号が同時に生成されポリフォニ
ックに発音される。
【0032】タイミング発生部3からは、楽音生成装置
の全回路の同期を取るためのタイミングコントロール信
号が各回路に出力される。このタイミングコントロール
信号は、各周期のクロック信号のほか、これらのクロッ
ク信号を論理積または論理和した信号、時分割処理のチ
ャンネル分割時間の周期を持つチャンネルクロック信号
CHφ、この4倍の周波数を持つチャンネルクロック信
号4CHφ、チャンネルナンバデータCHNo、この4
倍インクリメント速度を持つチャンネルナンバデータ4
CHNo、タイムカウントデータTIなどを含む。この
タイムカウントデータTIは、絶対時間つまり時間の経
過を示し、このタイムカウントデータTIのオーバフロ
ーリセットから次のオバーフローリセットまでの周期
は、各楽音のうち最も長い発音時間より長く、場合によ
って数倍に設定される。
の全回路の同期を取るためのタイミングコントロール信
号が各回路に出力される。このタイミングコントロール
信号は、各周期のクロック信号のほか、これらのクロッ
ク信号を論理積または論理和した信号、時分割処理のチ
ャンネル分割時間の周期を持つチャンネルクロック信号
CHφ、この4倍の周波数を持つチャンネルクロック信
号4CHφ、チャンネルナンバデータCHNo、この4
倍インクリメント速度を持つチャンネルナンバデータ4
CHNo、タイムカウントデータTIなどを含む。この
タイムカウントデータTIは、絶対時間つまり時間の経
過を示し、このタイムカウントデータTIのオーバフロ
ーリセットから次のオバーフローリセットまでの周期
は、各楽音のうち最も長い発音時間より長く、場合によ
って数倍に設定される。
【0033】2.楽音信号発生部5 図2は上記楽音信号発生部5を示す。周波数ナンバ累算
器42には、アサインメントメモリ60から読み出され
た各チャンネルのキーナンバデータKN及びトーンナン
バデータTN等の音楽的ファクタが送られ、キーナンバ
データKNに応じた周波数ナンバデータFNが時分割に
累算され、この累算された累算周波数ナンバデータFN
Aは楽音波形メモリ43へ読み出しアドレスデータとし
て時分割に供給される。
器42には、アサインメントメモリ60から読み出され
た各チャンネルのキーナンバデータKN及びトーンナン
バデータTN等の音楽的ファクタが送られ、キーナンバ
データKNに応じた周波数ナンバデータFNが時分割に
累算され、この累算された累算周波数ナンバデータFN
Aは楽音波形メモリ43へ読み出しアドレスデータとし
て時分割に供給される。
【0034】上記楽音波形メモリ43には、複数の楽音
波形データMWが記憶されており、各楽音波形データM
Wは上記累算周波数ナンバデータFNAに基づいて時分
割に読み出される。各楽音波形データMWの選択は、上
記トーンナンバデータTN等の音楽的ファクタまたはパ
ネルスイッチ群13での操作者による選択操作に基づい
て行われる。
波形データMWが記憶されており、各楽音波形データM
Wは上記累算周波数ナンバデータFNAに基づいて時分
割に読み出される。各楽音波形データMWの選択は、上
記トーンナンバデータTN等の音楽的ファクタまたはパ
ネルスイッチ群13での操作者による選択操作に基づい
て行われる。
【0035】このトーンナンバデータTN等の音楽的フ
ァクタは、アサインメントメモリ60から読み出され、
上記周波数ナンバ累算器42へ送られ、バンクデータB
Kに変換され、上記楽音波形メモリ43へ上位読み出し
アドレスデータとして供給される。下位読み出しアドレ
スデータは、上記累算周波数ナンバデータFNAであ
る。
ァクタは、アサインメントメモリ60から読み出され、
上記周波数ナンバ累算器42へ送られ、バンクデータB
Kに変換され、上記楽音波形メモリ43へ上位読み出し
アドレスデータとして供給される。下位読み出しアドレ
スデータは、上記累算周波数ナンバデータFNAであ
る。
【0036】この楽音波形データMWは、ピアノ、バイ
オリン、フルート、シンバル等の楽器音の波形のサンプ
リングデータである。この楽音波形データMWは、サイ
ン波、三角波、短形波等の波形に対応したり、高調波成
分の含有率やノイズ音成分の含有率等、特定成分の含有
率の大きさに対応したり、特定フォルマントに応じたス
ペクトル成分グループに対応したり、発音開始から発音
終了までの全波形の種類に対応したり、タッチデータT
Cまたは/及びキースケーリングデータKSに対応した
りしてもよい。
オリン、フルート、シンバル等の楽器音の波形のサンプ
リングデータである。この楽音波形データMWは、サイ
ン波、三角波、短形波等の波形に対応したり、高調波成
分の含有率やノイズ音成分の含有率等、特定成分の含有
率の大きさに対応したり、特定フォルマントに応じたス
ペクトル成分グループに対応したり、発音開始から発音
終了までの全波形の種類に対応したり、タッチデータT
Cまたは/及びキースケーリングデータKSに対応した
りしてもよい。
【0037】上記アサインメントメモリ60からパラレ
ルに読み出された各部分音の4つのラウドネスデータL
Nは、セレクタ41でシリアルにされ、乗算器47へ送
られ、各部分音の楽音波形データMWに乗算される。こ
れにより、各部分音の大きさつまり各部分音の合成比率
が決定される。このセレクタ41には、上記4倍インク
リメント速度を持つチャンネルナンバデータ4CHNo
の下位2ビットが選択信号として供給される。この4つ
の部分音の各レベルつまり各ラウドネスデータLNを変
えて合成割合を変えれば、合成音の楽音波形の形状が変
化し音色も変化する。
ルに読み出された各部分音の4つのラウドネスデータL
Nは、セレクタ41でシリアルにされ、乗算器47へ送
られ、各部分音の楽音波形データMWに乗算される。こ
れにより、各部分音の大きさつまり各部分音の合成比率
が決定される。このセレクタ41には、上記4倍インク
リメント速度を持つチャンネルナンバデータ4CHNo
の下位2ビットが選択信号として供給される。この4つ
の部分音の各レベルつまり各ラウドネスデータLNを変
えて合成割合を変えれば、合成音の楽音波形の形状が変
化し音色も変化する。
【0038】上記サイン波、三角波、短形波などの単純
形状の楽音波形データMWについては、高速演算処理に
よって発生させる事も可能である。むろん複雑な波形に
ついても、高速演算処理によって発生させる事も可能で
ある。
形状の楽音波形データMWについては、高速演算処理に
よって発生させる事も可能である。むろん複雑な波形に
ついても、高速演算処理によって発生させる事も可能で
ある。
【0039】エンベロープジェネレータ44には、アサ
インメントメモリ60から読み出された各チャンネルの
上記トーンナンバデータTNなどの音楽的ファクタが送
られ、このトーンナンバデータTNなどに応じたエンベ
ロープ波形データENが時分割に発生される。このエン
ベロープ波形データENは、乗算器45で上記楽音波形
メモリ43から読み出された楽音波形データMWに乗算
され、累算器46で全チャンネルにわたって累算され、
上記サウンドシステム6へ送られて発音出力される。な
お、この累算器46は2つに分けられ、先の累算器46
では4つの部分音ごとに累算され、後の累算器46で
は、全楽音について累算されてもよい。
インメントメモリ60から読み出された各チャンネルの
上記トーンナンバデータTNなどの音楽的ファクタが送
られ、このトーンナンバデータTNなどに応じたエンベ
ロープ波形データENが時分割に発生される。このエン
ベロープ波形データENは、乗算器45で上記楽音波形
メモリ43から読み出された楽音波形データMWに乗算
され、累算器46で全チャンネルにわたって累算され、
上記サウンドシステム6へ送られて発音出力される。な
お、この累算器46は2つに分けられ、先の累算器46
では4つの部分音ごとに累算され、後の累算器46で
は、全楽音について累算されてもよい。
【0040】3.各部分音テーブル10 図3は、プログラム/データ記憶部4内の部分音テーブ
ル10を示す。この部分音テーブル10には、各部分音
の音楽的ファクタが記憶されている。上記各楽音のトー
ンナンバデータTNは、この部分音テーブル10で各部
分音ごとの高調波番号データnに変換される。この各部
分音ごとの高調波番号データnに基づいて、各部分音つ
まり各高調波の周波数が求められる。
ル10を示す。この部分音テーブル10には、各部分音
の音楽的ファクタが記憶されている。上記各楽音のトー
ンナンバデータTNは、この部分音テーブル10で各部
分音ごとの高調波番号データnに変換される。この各部
分音ごとの高調波番号データnに基づいて、各部分音つ
まり各高調波の周波数が求められる。
【0041】この各部分音は基本波及び高調波からな
り、高調波合成された楽音が発生される。この高調波番
号データnは、通常は2、3、4、5、6、…の整数で
あり、高調波次数つまり高調波番号を表す。高調波番号
データn=1の高調波は基本波を示し、狭義の高調波か
らは除外され、1番目の高調波は高調波番号n=2とな
る。この高調波番号データnは、通常は、2、4、8で
あるが、場合によって、2、8、32のように飛び越さ
れたり、3、5、9のように奇数次のこともあるし、希
に1.5、3.3、7.1、16.8のように非整数の
こともある。基本波の高調波番号データHNは常に
「1」であるから省略される。
り、高調波合成された楽音が発生される。この高調波番
号データnは、通常は2、3、4、5、6、…の整数で
あり、高調波次数つまり高調波番号を表す。高調波番号
データn=1の高調波は基本波を示し、狭義の高調波か
らは除外され、1番目の高調波は高調波番号n=2とな
る。この高調波番号データnは、通常は、2、4、8で
あるが、場合によって、2、8、32のように飛び越さ
れたり、3、5、9のように奇数次のこともあるし、希
に1.5、3.3、7.1、16.8のように非整数の
こともある。基本波の高調波番号データHNは常に
「1」であるから省略される。
【0042】さらに、上記各楽音のトーンナンバデータ
TNは、この部分音テーブル10で各部分音ごとのレベ
ル比データLRに変換される。この各部分音ごとの4つ
のレベル比データLRは、上記合成楽音全体のラウドネ
スデータLNに乗算され、各部分音のラウドネスデータ
LNが求められる。この各部分音ごとのラウドネスデー
タLNは、上記アサインメントメモリ60の各チャンネ
ルエリアに書き込まれる。この各部分音ごとのラウドネ
スデータLNに基づいて、各部分音の大きさつまりレベ
ルが決定される。この合成楽音全体ののラウドネスデー
タLNは、上記タッチデータTC、音量データ等に基づ
いて決定される。上記レベル比データLRは基本波につ
いても記憶される。
TNは、この部分音テーブル10で各部分音ごとのレベ
ル比データLRに変換される。この各部分音ごとの4つ
のレベル比データLRは、上記合成楽音全体のラウドネ
スデータLNに乗算され、各部分音のラウドネスデータ
LNが求められる。この各部分音ごとのラウドネスデー
タLNは、上記アサインメントメモリ60の各チャンネ
ルエリアに書き込まれる。この各部分音ごとのラウドネ
スデータLNに基づいて、各部分音の大きさつまりレベ
ルが決定される。この合成楽音全体ののラウドネスデー
タLNは、上記タッチデータTC、音量データ等に基づ
いて決定される。上記レベル比データLRは基本波につ
いても記憶される。
【0043】さらに、上記各楽音のトーンナンバデータ
TNは、この部分音テーブル10で各部分音ごとのエン
ベロープデータに変換される。この各部分音ごとのエン
ベロープデータに基づいて、各部分音ごとのエンベロー
プ波形が決定される。この各部分音ごとのエンベロープ
データは、上記アサインメントメモリ60の各チャンネ
ルエリアに書き込まれる。なお、このエンベロープデー
タは、上述したように各エンベロープフェーズごとのエ
ンベロープスピードデータES及びエンベロープレベル
データELからなっている。
TNは、この部分音テーブル10で各部分音ごとのエン
ベロープデータに変換される。この各部分音ごとのエン
ベロープデータに基づいて、各部分音ごとのエンベロー
プ波形が決定される。この各部分音ごとのエンベロープ
データは、上記アサインメントメモリ60の各チャンネ
ルエリアに書き込まれる。なお、このエンベロープデー
タは、上述したように各エンベロープフェーズごとのエ
ンベロープスピードデータES及びエンベロープレベル
データELからなっている。
【0044】なお、この各部分音ごとのエンベロープデ
ータは省略され、合成音全体で1つのエンベロープデー
タが設定されてもよい。また、これら各部分音ごとのト
ーンナンバデータTN、高調波番号データn、エンベロ
ープデータは、楽音のトーンナンバデータTNからでは
なく、楽音の他の音楽的ファクタから変換されてもよ
い。また、これらの部分音の音楽的ファクタの選択は、
パネルスイッチ群13での操作者の選択操作によって
も、切り換え選択される。
ータは省略され、合成音全体で1つのエンベロープデー
タが設定されてもよい。また、これら各部分音ごとのト
ーンナンバデータTN、高調波番号データn、エンベロ
ープデータは、楽音のトーンナンバデータTNからでは
なく、楽音の他の音楽的ファクタから変換されてもよ
い。また、これらの部分音の音楽的ファクタの選択は、
パネルスイッチ群13での操作者の選択操作によって
も、切り換え選択される。
【0045】さらに、各部分音の他の音楽的ファクタに
ついては、各部分音ごとに異なるものではない。しか
し、異なるようにすることも可能である。例えば、タッ
チデータTCは各部分音ごとに異なっていてもよい。こ
れにより、タッチ特性が各部分音ごとに異なるようにな
る。さらに、共鳴度データKDは各部分音ごとに異なっ
ていてもよい。これにより、共鳴特性が各部分音ごとに
異なるようになる。
ついては、各部分音ごとに異なるものではない。しか
し、異なるようにすることも可能である。例えば、タッ
チデータTCは各部分音ごとに異なっていてもよい。こ
れにより、タッチ特性が各部分音ごとに異なるようにな
る。さらに、共鳴度データKDは各部分音ごとに異なっ
ていてもよい。これにより、共鳴特性が各部分音ごとに
異なるようになる。
【0046】なお、各合成楽音全体のトーンナンバデー
タTNは、この部分音テーブル10で各部分音ごとの互
いに異なるトーンナンバデータTNに変換されてもよ
い。これにより、各部分音の楽音波形データMWの形状
が異なり、異なる楽音波形の高調波合成が可能となる。
この各部分音ごとのトーンナンバデータTNは、上記ア
サインメントメモリ60の各チャンネルエリアに書き込
まれる。
タTNは、この部分音テーブル10で各部分音ごとの互
いに異なるトーンナンバデータTNに変換されてもよ
い。これにより、各部分音の楽音波形データMWの形状
が異なり、異なる楽音波形の高調波合成が可能となる。
この各部分音ごとのトーンナンバデータTNは、上記ア
サインメントメモリ60の各チャンネルエリアに書き込
まれる。
【0047】4.アサインメントメモリ60 図4は、楽音信号発生部5のアサインメントメモリ60
を示す。アサインメントメモリ60には、複数(16、
32または64等)のチャンネルメモリエリアが形成さ
れており、上記楽音信号発生部5に形成された複数の楽
音生成チャンネルに割り当てられた合成楽音に関するデ
ータが記憶される。
を示す。アサインメントメモリ60には、複数(16、
32または64等)のチャンネルメモリエリアが形成さ
れており、上記楽音信号発生部5に形成された複数の楽
音生成チャンネルに割り当てられた合成楽音に関するデ
ータが記憶される。
【0048】これら各チャンネルメモリエリアには、チ
ャンネルが割当られた各合成楽音の周波数ナンバデータ
FN、キーナンバデータKN、エンベロープデータなど
が記憶される。なお、トーンナンバデータTN、タッチ
データTC、トーンタイムデータTM、ラウドネスデー
タLN、高調波番号データn、パートナンバデータP
N、上記共鳴度データKD、オン/オフデータ等も記憶
される。
ャンネルが割当られた各合成楽音の周波数ナンバデータ
FN、キーナンバデータKN、エンベロープデータなど
が記憶される。なお、トーンナンバデータTN、タッチ
データTC、トーンタイムデータTM、ラウドネスデー
タLN、高調波番号データn、パートナンバデータP
N、上記共鳴度データKD、オン/オフデータ等も記憶
される。
【0049】オン/オフデータは割り当られ発音する楽
音(部分音)がキーオン中または発音中(“1”)かキ
ーオフ中または消音中(“0”)かを示す。周波数ナン
バデータFNは割り当られ発音する楽音の周波数値を示
し、上記キーナンバデータKNから変換される。上記プ
ログラム/データ記憶部4には、この変換のためのテー
ブル(デコーダ)が設けられている。
音(部分音)がキーオン中または発音中(“1”)かキ
ーオフ中または消音中(“0”)かを示す。周波数ナン
バデータFNは割り当られ発音する楽音の周波数値を示
し、上記キーナンバデータKNから変換される。上記プ
ログラム/データ記憶部4には、この変換のためのテー
ブル(デコーダ)が設けられている。
【0050】上記エンベロープデータは、各エンベロー
プフェーズごとのエンベロープスピードデータES及び
エンベロープレベルデータELからなっている。エンベ
ロープスピードデータESはエンベロープのデジタル演
算1周期当たりの演算のステップ値を示す。エンベロー
プレベルデータELは各フェーズごとのエンベロープ演
算の到達目標値を示す。後述するフェーズカウンタ50
からのカウント値はエンベロープフェーズデータEFと
してこのアサインメントメモリ60に記憶される。これ
らエンベロープデータは上記トーンナンバデータTNな
どの音楽的ファクタまたはパネルスイッチ群13の操作
者による選択操作に基づいてプログラム/データ記憶部
4から読み出される。
プフェーズごとのエンベロープスピードデータES及び
エンベロープレベルデータELからなっている。エンベ
ロープスピードデータESはエンベロープのデジタル演
算1周期当たりの演算のステップ値を示す。エンベロー
プレベルデータELは各フェーズごとのエンベロープ演
算の到達目標値を示す。後述するフェーズカウンタ50
からのカウント値はエンベロープフェーズデータEFと
してこのアサインメントメモリ60に記憶される。これ
らエンベロープデータは上記トーンナンバデータTNな
どの音楽的ファクタまたはパネルスイッチ群13の操作
者による選択操作に基づいてプログラム/データ記憶部
4から読み出される。
【0051】キーナンバデータKNは割り当られ発音す
る楽音の音高(周波数)を示し、上記音高情報に応じて
決定される。このキーナンバデータKNは、オンイベン
トがあって当該部分音がチャンネル割り当てされ合成さ
れるたびに、キーナンバデータKNがアサインメントメ
モリ60の該当チャンネルメモリエリアに記憶され、オ
フイベントのたびに対応するキーナンバデータKNは消
去される。キーナンバデータKNの上位データは音域ま
たはオクターブを示し、下位データは音名を示す。この
キーナンバデータKNは省略可能である。
る楽音の音高(周波数)を示し、上記音高情報に応じて
決定される。このキーナンバデータKNは、オンイベン
トがあって当該部分音がチャンネル割り当てされ合成さ
れるたびに、キーナンバデータKNがアサインメントメ
モリ60の該当チャンネルメモリエリアに記憶され、オ
フイベントのたびに対応するキーナンバデータKNは消
去される。キーナンバデータKNの上位データは音域ま
たはオクターブを示し、下位データは音名を示す。この
キーナンバデータKNは省略可能である。
【0052】トーンナンバデータTNは、割り当てられ
発音する楽音の音色を示し、上記音色情報に応じて決定
される。このトーンナンバデータTNが異なれば音色も
異なり、この楽音の楽音波形も異なる。タッチデータT
Cは、発音操作の速さまたは強さを示し、上記タッチ情
報に応じて決定される。パートナンバデータPNは、上
述したように各演奏エリアを示し、発音操作された楽音
がどの演奏エリアからのものかによって設定される。ト
ーンタイムデータTMは、キーオンイベントからの経過
時間を示す。
発音する楽音の音色を示し、上記音色情報に応じて決定
される。このトーンナンバデータTNが異なれば音色も
異なり、この楽音の楽音波形も異なる。タッチデータT
Cは、発音操作の速さまたは強さを示し、上記タッチ情
報に応じて決定される。パートナンバデータPNは、上
述したように各演奏エリアを示し、発音操作された楽音
がどの演奏エリアからのものかによって設定される。ト
ーンタイムデータTMは、キーオンイベントからの経過
時間を示す。
【0053】4つのラウドネスデータLNは、各部分音
の大きさを表す。この4つのラウドネスデータLNの大
きさによって、各高調波の高調波合成の割合が決定さ
れ、合成楽音の音色も決定される。この各部分音のラウ
ドネスデータLNは、合成楽音全体のラウドネスデータ
LNに対して上記部分音テーブル10からの各部分音の
レベル比データLRが乗算されて求められストアされ
る。
の大きさを表す。この4つのラウドネスデータLNの大
きさによって、各高調波の高調波合成の割合が決定さ
れ、合成楽音の音色も決定される。この各部分音のラウ
ドネスデータLNは、合成楽音全体のラウドネスデータ
LNに対して上記部分音テーブル10からの各部分音の
レベル比データLRが乗算されて求められストアされ
る。
【0054】高調波番号データnは、高調波合成される
各部分音の高調波の次数を示す。このアサインメントメ
モリ60では、3つの高調波の高調波番号データnのほ
か、基本波の高調波番号データn「1」も記憶される。
各部分音の高調波の次数を示す。このアサインメントメ
モリ60では、3つの高調波の高調波番号データnのほ
か、基本波の高調波番号データn「1」も記憶される。
【0055】上記トーンナンバデータTNは、合成楽音
全体として設定されるので、この合成楽音を構成する4
つの部分音は通常は同じトーンナンバデータTNとな
り、同じ楽音波形データMWが読み出される。しかし、
上述したようにこの4つの部分音は異なるトーンナンバ
データTNであってもよい。この場合、各部分音として
異なる波形形状の楽音波形データMWが読み出される。
全体として設定されるので、この合成楽音を構成する4
つの部分音は通常は同じトーンナンバデータTNとな
り、同じ楽音波形データMWが読み出される。しかし、
上述したようにこの4つの部分音は異なるトーンナンバ
データTNであってもよい。この場合、各部分音として
異なる波形形状の楽音波形データMWが読み出される。
【0056】この読み出される楽音波形データMWがサ
イン波のときは、4つの部分音は周波数の異なる4つの
サイン波となるから、いわゆるサイン合成つまり高調波
合成が実行される。この4つの部分音の各レベルつまり
各ラウドネスデータLNを変えて合成割合を変えれば、
合成音の楽音波形の形状が変化し音色も変化する。
イン波のときは、4つの部分音は周波数の異なる4つの
サイン波となるから、いわゆるサイン合成つまり高調波
合成が実行される。この4つの部分音の各レベルつまり
各ラウドネスデータLNを変えて合成割合を変えれば、
合成音の楽音波形の形状が変化し音色も変化する。
【0057】上記4つの部分音は、通常は、基本波、第
1高調波、第2高調波、第3高調波からなる。基本波は
設定された音高に対応した基本周波数f1を持ち、第1
高調波、第2高調波、第3高調波はそれぞれ設定音高の
2倍、3倍、4倍、5倍、6倍、7倍、8倍、…、16
倍、…の整数倍の周波数を持つ。ただし、この整数倍
は、正確には後述するように、基本周波数f1に対し
て、fn=f1・n・ルート(1+C・n2)/ルート
(1+C)(Cは定数、nは高調波番号、ルートは続く
括弧内の平方根)の関係にあり、多少のずれがある。こ
の4つの部分音は合成されて1つの楽音として出力され
る。このように各高調波の周波数は正確に整数倍比ない
ために互いに非調和な関係にある。
1高調波、第2高調波、第3高調波からなる。基本波は
設定された音高に対応した基本周波数f1を持ち、第1
高調波、第2高調波、第3高調波はそれぞれ設定音高の
2倍、3倍、4倍、5倍、6倍、7倍、8倍、…、16
倍、…の整数倍の周波数を持つ。ただし、この整数倍
は、正確には後述するように、基本周波数f1に対し
て、fn=f1・n・ルート(1+C・n2)/ルート
(1+C)(Cは定数、nは高調波番号、ルートは続く
括弧内の平方根)の関係にあり、多少のずれがある。こ
の4つの部分音は合成されて1つの楽音として出力され
る。このように各高調波の周波数は正確に整数倍比ない
ために互いに非調和な関係にある。
【0058】これら各チャンネルメモリエリアの各デー
タは、オンタイミング及び/又はオフタイミングに書き
込まれ、各チャンネルタイミングごとに書き換えられた
り、読み出されたりして、上記楽音信号発生部5で処理
される。このアサインメントメモリ60は、楽音信号発
生部5の中ではなく、プログラム/データ記憶部4また
はコントローラ2の中に設けてもよい。
タは、オンタイミング及び/又はオフタイミングに書き
込まれ、各チャンネルタイミングごとに書き換えられた
り、読み出されたりして、上記楽音信号発生部5で処理
される。このアサインメントメモリ60は、楽音信号発
生部5の中ではなく、プログラム/データ記憶部4また
はコントローラ2の中に設けてもよい。
【0059】上記時分割処理によって形成されるチャン
ネル、すなわち複数の楽音(部分音)を並行して発生す
るための複数の楽音発生システムへの各楽音の割り当て
方法またはトランケート方法は、例えば特願平1−42
298号、特願平1−305818号、特願平1−31
2175号、特願平2−2089178号、特願平2−
409577号、特願平2−409578号に示された
方法が使われる。
ネル、すなわち複数の楽音(部分音)を並行して発生す
るための複数の楽音発生システムへの各楽音の割り当て
方法またはトランケート方法は、例えば特願平1−42
298号、特願平1−305818号、特願平1−31
2175号、特願平2−2089178号、特願平2−
409577号、特願平2−409578号に示された
方法が使われる。
【0060】5.周波数ナンバ累算器42(第1実施
例) 図5は、上記周波数ナンバ累算器42を示すものであ
る。上記アサインメントメモリ60から時分割に読み出
される周波数ナンバデータFN(キーナンバデータK
N)及びトーンナンバデータTNは、ラッチ80を介し
て、非調和定数テーブル85で非調和定数Cに変換され
る。この非調和定数Cは、非調和周波数を求めるための
fn=f1・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1
+C)の中の定数「C」を指す。ここで、f1は基本周
波数つまり上記周波数ナンバデータFNを表し、Cは定
数を表し、nは高調波番号を表し、ルートは続く括弧内
の値の平方根を求めることを表す。
例) 図5は、上記周波数ナンバ累算器42を示すものであ
る。上記アサインメントメモリ60から時分割に読み出
される周波数ナンバデータFN(キーナンバデータK
N)及びトーンナンバデータTNは、ラッチ80を介し
て、非調和定数テーブル85で非調和定数Cに変換され
る。この非調和定数Cは、非調和周波数を求めるための
fn=f1・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1
+C)の中の定数「C」を指す。ここで、f1は基本周
波数つまり上記周波数ナンバデータFNを表し、Cは定
数を表し、nは高調波番号を表し、ルートは続く括弧内
の値の平方根を求めることを表す。
【0061】この非調和定数Cは、乗算器90で、非調
和度調整データHMが乗算され、非調和周波数演算回路
91で演算される。この非調和周波数演算回路91に
は、上記アサインメントメモリ60からの高調波番号デ
ータnもシリアルに供給され、上記n・ルート(1+C
・n2)/ルート(1+C)の演算が実行さる。さらに
乗算器92で上記基本周波数の周波数ナンバデータFN
(f1)が乗算され、fn=f1・n・ルート(1+C
・n2)/ルート(1+C)の演算が実行される。これ
により、各部分音つまり各高調波の各周波数ナンバデー
タfnが算出される。この各部分音の周波数ナンバデー
タfnは、サンプリング変換テーブル93で、実際の上
記楽音波形データMWのサンプリングステップに対応し
たアドレス値に変換される。
和度調整データHMが乗算され、非調和周波数演算回路
91で演算される。この非調和周波数演算回路91に
は、上記アサインメントメモリ60からの高調波番号デ
ータnもシリアルに供給され、上記n・ルート(1+C
・n2)/ルート(1+C)の演算が実行さる。さらに
乗算器92で上記基本周波数の周波数ナンバデータFN
(f1)が乗算され、fn=f1・n・ルート(1+C
・n2)/ルート(1+C)の演算が実行される。これ
により、各部分音つまり各高調波の各周波数ナンバデー
タfnが算出される。この各部分音の周波数ナンバデー
タfnは、サンプリング変換テーブル93で、実際の上
記楽音波形データMWのサンプリングステップに対応し
たアドレス値に変換される。
【0062】上記アサインメントメモリ60の各チャン
ネルの周波数ナンバデータFN(キーナンバデータK
N)、トーンナンバデータTN、タッチデータTC、キ
ーナンバデータKN(上位)、トーンタイムデータT
M、ラウドネスデータLN、高調波番号データn、共鳴
度データKD、パートナンバデータPN及びラッチ28
からの同時発音数データSS、などの音楽的ファクタま
たは操作者の選択指定データ等は、ラッチ89を介して
周波数リピートROM88で、これらの各データTN
(KN)、TC、KN、TM、SS、KD、PNに応じ
たバンクデータBK、イニシャル周波数ナンバデータI
F、リピートトップデータRT、リピートエンドデータ
REに変換される。バンクデータBKは楽音波形メモリ
43へ送られる。
ネルの周波数ナンバデータFN(キーナンバデータK
N)、トーンナンバデータTN、タッチデータTC、キ
ーナンバデータKN(上位)、トーンタイムデータT
M、ラウドネスデータLN、高調波番号データn、共鳴
度データKD、パートナンバデータPN及びラッチ28
からの同時発音数データSS、などの音楽的ファクタま
たは操作者の選択指定データ等は、ラッチ89を介して
周波数リピートROM88で、これらの各データTN
(KN)、TC、KN、TM、SS、KD、PNに応じ
たバンクデータBK、イニシャル周波数ナンバデータI
F、リピートトップデータRT、リピートエンドデータ
REに変換される。バンクデータBKは楽音波形メモリ
43へ送られる。
【0063】上記イニシャル周波数ナンバデータIF
は、オンイベント時にセレクタ81を介して加算器82
で上記周波数ナンバデータfnが加算され、セレクタ8
3を介し、周波数ナンバレジスタ84にセットされる。
この周波数ナンバレジスタ84には、複数チャンネル分
の周波数ナンバデータfnが記憶され、上記チャンネル
クロック信号CHφによって順次シフトされる。従っ
て、16(32、64)チャンネル分の分割タイムごと
に、周波数ナンバデータfnはイニシャル周波数ナンバ
データIFを初期値として順次累算されていく。
は、オンイベント時にセレクタ81を介して加算器82
で上記周波数ナンバデータfnが加算され、セレクタ8
3を介し、周波数ナンバレジスタ84にセットされる。
この周波数ナンバレジスタ84には、複数チャンネル分
の周波数ナンバデータfnが記憶され、上記チャンネル
クロック信号CHφによって順次シフトされる。従っ
て、16(32、64)チャンネル分の分割タイムごと
に、周波数ナンバデータfnはイニシャル周波数ナンバ
データIFを初期値として順次累算されていく。
【0064】上記リピートエンドデータREは、コンパ
レータ86に与えられる。このコンパレータ86には、
上記加算器82からの累算周波数ナンバデータFNAも
与えられており、累算周波数ナンバデータFNAがリピ
ートエンドデータREを越えると、比較検出信号が上記
セレクタ83に与えられる。これにより、累算周波数ナ
ンバデータFNAはリピートエンドデータREからリピ
ートトップデータRTまで戻って順次累算されていく。
レータ86に与えられる。このコンパレータ86には、
上記加算器82からの累算周波数ナンバデータFNAも
与えられており、累算周波数ナンバデータFNAがリピ
ートエンドデータREを越えると、比較検出信号が上記
セレクタ83に与えられる。これにより、累算周波数ナ
ンバデータFNAはリピートエンドデータREからリピ
ートトップデータRTまで戻って順次累算されていく。
【0065】この累算された各部分音の累算周波数ナン
バデータFNAは、上記楽音波形メモリ43へ送られ、
各部分音が時分割に読み出され、上記乗算器47でラウ
ドネスデータLNが乗算されて、それぞれがレベル制御
され、上記累算器46で1つの楽音に合成される。これ
により、高調波合成が達成される。
バデータFNAは、上記楽音波形メモリ43へ送られ、
各部分音が時分割に読み出され、上記乗算器47でラウ
ドネスデータLNが乗算されて、それぞれがレベル制御
され、上記累算器46で1つの楽音に合成される。これ
により、高調波合成が達成される。
【0066】上記アサインメントメモリ60から読み出
された各チャンネルの上記高調波番号データnは、ラッ
チ89を経て、セレクタ94でシリアルにされ、上記非
調和周波数演算回路91へ送られる。このセレクタ94
には、上記4倍インクリメント速度を持つチャンネルナ
ンバデータ4CHNoの下位2ビットが選択信号として
供給される。
された各チャンネルの上記高調波番号データnは、ラッ
チ89を経て、セレクタ94でシリアルにされ、上記非
調和周波数演算回路91へ送られる。このセレクタ94
には、上記4倍インクリメント速度を持つチャンネルナ
ンバデータ4CHNoの下位2ビットが選択信号として
供給される。
【0067】パネルスイッチ群13で操作者によって入
力された上記非調和度調整データHMは、コントローラ
2によってラッチ95にラッチされ、上記乗算器90に
供給される。この非調和度調整データHMによって、高
調波合成される各部分音の非調和度が変更される。この
非調和度調整データHMの値が大きくなると、上記非調
和定数Cの値が大きくなり、高調波合成される各部分音
の調和度が小さくなる。
力された上記非調和度調整データHMは、コントローラ
2によってラッチ95にラッチされ、上記乗算器90に
供給される。この非調和度調整データHMによって、高
調波合成される各部分音の非調和度が変更される。この
非調和度調整データHMの値が大きくなると、上記非調
和定数Cの値が大きくなり、高調波合成される各部分音
の調和度が小さくなる。
【0068】なお、この非調和度調整データHMは、上
記アサインメントメモリ60から読み出される各チャン
ネルごとの周波数ナンバデータFN、トーンナンバデー
タTN、タッチデータTC、キーナンバデータKN、ト
ーンタイムデータTM、ラウドネスデータLN、高調波
番号データn、共鳴度データKD、パートナンバデータ
PN及びラッチ28からの同時発音数データSSなどの
音楽的ファクタから変換されてもよい。
記アサインメントメモリ60から読み出される各チャン
ネルごとの周波数ナンバデータFN、トーンナンバデー
タTN、タッチデータTC、キーナンバデータKN、ト
ーンタイムデータTM、ラウドネスデータLN、高調波
番号データn、共鳴度データKD、パートナンバデータ
PN及びラッチ28からの同時発音数データSSなどの
音楽的ファクタから変換されてもよい。
【0069】なお、この部分音合成つまり高調波合成
は、時分割チャンネルへの楽音割当と各部分音ごとの時
分割読み出しによって達成されていた。しかし、これが
複数のサイン波発生演算回路によって実現されてもよ
い。このサイン波発生演算回路からは上記各部分音ごと
の周波数ナンバデータfnに応じた速度でサイン波が演
算され、各周波数のサイン波が演算出力され、レベル制
御されて加算合成されて出力される。さらにこのような
サイン波発生演算が時分割に実行されてもよい。
は、時分割チャンネルへの楽音割当と各部分音ごとの時
分割読み出しによって達成されていた。しかし、これが
複数のサイン波発生演算回路によって実現されてもよ
い。このサイン波発生演算回路からは上記各部分音ごと
の周波数ナンバデータfnに応じた速度でサイン波が演
算され、各周波数のサイン波が演算出力され、レベル制
御されて加算合成されて出力される。さらにこのような
サイン波発生演算が時分割に実行されてもよい。
【0070】6.周波数ナンバ累算器42(第2実施
例) 図6は上記周波数ナンバ累算器42の第2実施例を示
す。この第2実施例では、非調和ずれテーブル97及び
非調和ずれ演算回路98などは、以下のように構成され
る。上記アサインメントメモリ60から時分割に読み出
される周波数ナンバデータFN(キーナンバデータK
N)及びトーンナンバデータTNは、ラッチ80を介し
て、非調和ずれテーブル97で、第2倍音つまり2番目
の高調波の周波数ナンバのずれデータAに変換される。
このずれデータAは、基本周波数の2倍の周波数値に対
して、高調波番号データn=2の実際の周波数値のずれ
を示す。
例) 図6は上記周波数ナンバ累算器42の第2実施例を示
す。この第2実施例では、非調和ずれテーブル97及び
非調和ずれ演算回路98などは、以下のように構成され
る。上記アサインメントメモリ60から時分割に読み出
される周波数ナンバデータFN(キーナンバデータK
N)及びトーンナンバデータTNは、ラッチ80を介し
て、非調和ずれテーブル97で、第2倍音つまり2番目
の高調波の周波数ナンバのずれデータAに変換される。
このずれデータAは、基本周波数の2倍の周波数値に対
して、高調波番号データn=2の実際の周波数値のずれ
を示す。
【0071】このずれデータAは、乗算器90で、非調
和度調整データHMが乗算され、非調和ずれ演算回路9
8で演算される。この非調和ずれ演算回路98には、上
記アサインメントメモリ60からの高調波番号データn
もシリアルに供給され、n+(A/6)×(n3)、n
+(A/6)×(n3−n)またはn+(A/6)×
(n3−n2+n−1)の演算が実行される。これによ
り、各部分音つまりn番目の各高調波(倍音)ごとの周
波数比が求められる。この周波数比には上記非調和のた
めのずれが盛り込まれている。このずれた周波数比で
は、基本周波数のn倍の周波数に対して、n番目の高調
波周波数のずれが、上記求められた(A/6)×
(n3)、(A/6)×(n3−n)または(A/6)
×(n3−n2+n−1)となる。
和度調整データHMが乗算され、非調和ずれ演算回路9
8で演算される。この非調和ずれ演算回路98には、上
記アサインメントメモリ60からの高調波番号データn
もシリアルに供給され、n+(A/6)×(n3)、n
+(A/6)×(n3−n)またはn+(A/6)×
(n3−n2+n−1)の演算が実行される。これによ
り、各部分音つまりn番目の各高調波(倍音)ごとの周
波数比が求められる。この周波数比には上記非調和のた
めのずれが盛り込まれている。このずれた周波数比で
は、基本周波数のn倍の周波数に対して、n番目の高調
波周波数のずれが、上記求められた(A/6)×
(n3)、(A/6)×(n3−n)または(A/6)
×(n3−n2+n−1)となる。
【0072】この求められたずれ周波数比は、乗算器9
2で、上記基本周波数の周波数ナンバデータFN(f
1)が乗算される。これにより、各部分音つまり各高調
波の各周波数ナンバデータfnが算出される。この各部
分音の周波数ナンバデータfnは、サンプリング変換テ
ーブル93で、実際の上記楽音波形データMWのサンプ
リングステップに対応したアドレス値に変換される。他
の構成・動作は上記図5の第1実施例の周波数ナンバ累
算器42と同じである。
2で、上記基本周波数の周波数ナンバデータFN(f
1)が乗算される。これにより、各部分音つまり各高調
波の各周波数ナンバデータfnが算出される。この各部
分音の周波数ナンバデータfnは、サンプリング変換テ
ーブル93で、実際の上記楽音波形データMWのサンプ
リングステップに対応したアドレス値に変換される。他
の構成・動作は上記図5の第1実施例の周波数ナンバ累
算器42と同じである。
【0073】上記ずれデータAの具体的数値は、図9の
2倍音のところに示される数値の小数点以下の数値であ
る。例えば、ピアノの非調和定数C=1.00×10
−3であれば、「0.002994761」であり、ハ
ープシコードまたはピアノの非調和定数C=1.00×
10−4であれば、「0.000299948」であ
り、ギターの非調和定数C=1.00×10−5であれ
ば、「0.000029999」である。
2倍音のところに示される数値の小数点以下の数値であ
る。例えば、ピアノの非調和定数C=1.00×10
−3であれば、「0.002994761」であり、ハ
ープシコードまたはピアノの非調和定数C=1.00×
10−4であれば、「0.000299948」であ
り、ギターの非調和定数C=1.00×10−5であれ
ば、「0.000029999」である。
【0074】上記ずれデータAは、非調和度調整データ
HMが乗算されので、操作者の操作によって設定される
ことができるともいえる。このずれデータAは、上記音
色のほか、タッチデータTC、トーンタイムデータT
M、ラウドネスデータLN、高調波番号データn、共鳴
度データKD及び同時発音数データSSの音楽的ファク
タによって決定されるようにしてもよい。この場合、タ
ッチデータTC、トーンタイムデータTM、ラウドネス
データLN、高調波番号データn、共鳴度データKDま
たは同時発音数データSSによって上記非調和ずれテー
ブル97の各値が読み出される。
HMが乗算されので、操作者の操作によって設定される
ことができるともいえる。このずれデータAは、上記音
色のほか、タッチデータTC、トーンタイムデータT
M、ラウドネスデータLN、高調波番号データn、共鳴
度データKD及び同時発音数データSSの音楽的ファク
タによって決定されるようにしてもよい。この場合、タ
ッチデータTC、トーンタイムデータTM、ラウドネス
データLN、高調波番号データn、共鳴度データKDま
たは同時発音数データSSによって上記非調和ずれテー
ブル97の各値が読み出される。
【0075】なお、上述したfn=f1・n・ルート
(1+C・n2)/ルート(1+C)、fn=f1・
[n+(A/6)×(n3)]の演算、fn=f1・
[n+(A/6)×(n3−n)]の演算、fn=f1
・[n+(A/6)×(n3−n2+n−1)]の演算
は、プログラム処理によって、コントローラ2(CP
U)で実行されてもよい。
(1+C・n2)/ルート(1+C)、fn=f1・
[n+(A/6)×(n3)]の演算、fn=f1・
[n+(A/6)×(n3−n)]の演算、fn=f1
・[n+(A/6)×(n3−n2+n−1)]の演算
は、プログラム処理によって、コントローラ2(CP
U)で実行されてもよい。
【0076】7.非調和定数テーブル85 図7は、上記周波数累算器42内の非調和定数テーブル
85を示す。この非調和定数テーブル85にはトーンナ
ンバデータTN及び周波数ナンバデータFNが供給さ
れ、上記非調和周波数を求めるための上記fn=f1・
n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の中の
非調和定数「C」が求められる。ここで、f1は基本周
波数(周波数ナンバデータFN)を表し、Cは定数(非
調和定数)を表し、nは高調波番号を表し、ルートは続
く括弧内の値の平方根を求めることを表す。
85を示す。この非調和定数テーブル85にはトーンナ
ンバデータTN及び周波数ナンバデータFNが供給さ
れ、上記非調和周波数を求めるための上記fn=f1・
n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の中の
非調和定数「C」が求められる。ここで、f1は基本周
波数(周波数ナンバデータFN)を表し、Cは定数(非
調和定数)を表し、nは高調波番号を表し、ルートは続
く括弧内の値の平方根を求めることを表す。
【0077】上記非調和定数Cの値は、ピアノで10
−5乃至10−1であり、ハープシコードで10−5乃
至10−3であり、ギターで10−5乃至10−4であ
り、全体として定数Cの値はC=10−5〜10−1で
ある。この非調和定数Cの値は、音高つまりキーナンバ
データKNに応じて変化する。またこの非調和定数Cの
値は、楽器音つまり音色すなわちトーンナンバデータT
Nに応じて変化する。
−5乃至10−1であり、ハープシコードで10−5乃
至10−3であり、ギターで10−5乃至10−4であ
り、全体として定数Cの値はC=10−5〜10−1で
ある。この非調和定数Cの値は、音高つまりキーナンバ
データKNに応じて変化する。またこの非調和定数Cの
値は、楽器音つまり音色すなわちトーンナンバデータT
Nに応じて変化する。
【0078】この図7の非調和定数Cは、実際に種々の
非調和の高調波合成音を人間の耳に聞かせて心地よく聞
こえる非調和高調波周波数値から求めたものである。実
際に求めた周波数比は図9に示される。この周波数比か
ら上述したfn=f1・n・ルート(1+C・n2)/
ルート(1+C)の法則性が導きだされる。このとき同
時に、この非調和定数Cも導き出される。
非調和の高調波合成音を人間の耳に聞かせて心地よく聞
こえる非調和高調波周波数値から求めたものである。実
際に求めた周波数比は図9に示される。この周波数比か
ら上述したfn=f1・n・ルート(1+C・n2)/
ルート(1+C)の法則性が導きだされる。このとき同
時に、この非調和定数Cも導き出される。
【0079】図8は図7の非調和定数Cをグラフに表し
たものである。このように実験から得られた理想的な非
調和定数Cは、音高つまりキーナンバデータKN(周波
数ナンバデータFN)に応じて変化することがわかる。
ここで「…En」は「…×10n」を表し、例えば
「3.0E−03」は「3.0×10−3」を表し、
「1.1E−5」は「1.1×10−5」を表す。
たものである。このように実験から得られた理想的な非
調和定数Cは、音高つまりキーナンバデータKN(周波
数ナンバデータFN)に応じて変化することがわかる。
ここで「…En」は「…×10n」を表し、例えば
「3.0E−03」は「3.0×10−3」を表し、
「1.1E−5」は「1.1×10−5」を表す。
【0080】なお、この非調和定数Cは、音色のほか、
タッチデータTC、トーンタイムデータTM、ラウドネ
スデータLN、高調波番号データn、共鳴度データKD
及び同時発音数データSSの音楽的ファクタによって決
定されるようにしてもよい。この場合、図7の縦の楽器
の種類(トーンナンバデータTN)の代わりに、タッチ
データTC、トーンタイムデータTM、ラウドネスデー
タLN、高調波番号データn、共鳴度データKDまたは
同時発音数データSSの各値が設定される。
タッチデータTC、トーンタイムデータTM、ラウドネ
スデータLN、高調波番号データn、共鳴度データKD
及び同時発音数データSSの音楽的ファクタによって決
定されるようにしてもよい。この場合、図7の縦の楽器
の種類(トーンナンバデータTN)の代わりに、タッチ
データTC、トーンタイムデータTM、ラウドネスデー
タLN、高調波番号データn、共鳴度データKDまたは
同時発音数データSSの各値が設定される。
【0081】9.非調和周波数の具体例 図9は、上記非調和周波数演算回路91及び乗算器92
で演算されるfn=f1・n・ルート(1+C・n2)
/ルート(1+C)の具体的数値を示す。非高調波定数
C=1.0×10−4のとき、高調波番号データn=
2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
13、14、15、16、32、64、128で、基本
周波数f1に対する非調和周波数fnの比率(周波数
比)=2.000299948、3.00119964
0、4.002998576、5.00599580
5、6.010489780、7.01677821
2、8.025157923、9.03592470
1、10.049373165、11.0657966
19、12.085486920、13.108734
344、14.135827455、15.16705
2978、16.202695679、…、33.59
6796358、…、75.981210082、…、
207.901955926となる。他の周波数比につ
いても図9に示す。
で演算されるfn=f1・n・ルート(1+C・n2)
/ルート(1+C)の具体的数値を示す。非高調波定数
C=1.0×10−4のとき、高調波番号データn=
2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
13、14、15、16、32、64、128で、基本
周波数f1に対する非調和周波数fnの比率(周波数
比)=2.000299948、3.00119964
0、4.002998576、5.00599580
5、6.010489780、7.01677821
2、8.025157923、9.03592470
1、10.049373165、11.0657966
19、12.085486920、13.108734
344、14.135827455、15.16705
2978、16.202695679、…、33.59
6796358、…、75.981210082、…、
207.901955926となる。他の周波数比につ
いても図9に示す。
【0082】これらの周波数比は実際の実験及び計測に
基づき、いちばん心地よい非調和高調波周波数値から得
られたものである。この計測値から上記非調和周波数演
算式fn=f1・n・ルート(1+C・n2)/ルート
(1+C)及び非調和定数Cが導かれた。
基づき、いちばん心地よい非調和高調波周波数値から得
られたものである。この計測値から上記非調和周波数演
算式fn=f1・n・ルート(1+C・n2)/ルート
(1+C)及び非調和定数Cが導かれた。
【0083】この比率の各数値のうち、小数点以下の数
値が非調和の比率を示し、整数倍比率からのずれを示
す。このような非調和比率で高調波合成を行うと、人間
の耳に心地よい合成音を生成することができる。
値が非調和の比率を示し、整数倍比率からのずれを示
す。このような非調和比率で高調波合成を行うと、人間
の耳に心地よい合成音を生成することができる。
【0084】また、上記計測値からは、以下のような式
も導きだすことができた。すなわち、基本周波数に対し
て、2倍音の高調波の周波数を、基本周波数の2倍の周
波数に対して値Aずらした場合、これ以外のn番目の高
調波の周波数を、基本周波数のn倍の周波数に対して、
順次ずらすようにし、このずれをほぼ(A/6)×(n
3−n2+n−1)として場合、この式である。つまり
fn=f1・[n+(A/6)×(n3−n2+n−
1)]である。
も導きだすことができた。すなわち、基本周波数に対し
て、2倍音の高調波の周波数を、基本周波数の2倍の周
波数に対して値Aずらした場合、これ以外のn番目の高
調波の周波数を、基本周波数のn倍の周波数に対して、
順次ずらすようにし、このずれをほぼ(A/6)×(n
3−n2+n−1)として場合、この式である。つまり
fn=f1・[n+(A/6)×(n3−n2+n−
1)]である。
【0085】この式によっても、上記非調和高調波周波
数値を導き出すことができる。ただし、上記fn=f1
・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の非
調和周波数演算式の演算結果とは若干差があるが、ほと
んど無視できる。
数値を導き出すことができる。ただし、上記fn=f1
・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の非
調和周波数演算式の演算結果とは若干差があるが、ほと
んど無視できる。
【0086】さらに、上記計測値からは、以下のような
式も導きだすことができた。すなわち、基本周波数に対
して、2倍音の高調波の周波数を、基本周波数の2倍の
周波数に対して値Aずらした場合、これ以外のn番目の
高調波の周波数を、基本周波数のn倍の周波数に対し
て、順次ずらすようにし、このずれをほぼ(A/6)×
(n3−n)として場合、この式である。つまりfn=
f1・[n+(A/6)×(n3−n)]である。
式も導きだすことができた。すなわち、基本周波数に対
して、2倍音の高調波の周波数を、基本周波数の2倍の
周波数に対して値Aずらした場合、これ以外のn番目の
高調波の周波数を、基本周波数のn倍の周波数に対し
て、順次ずらすようにし、このずれをほぼ(A/6)×
(n3−n)として場合、この式である。つまりfn=
f1・[n+(A/6)×(n3−n)]である。
【0087】この式によっても、上記非調和高調波周波
数値を導き出すことができる。ただし、上記fn=f1
・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の非
調和周波数演算式の演算結果とは多少差があるが、ほぼ
無視できる。
数値を導き出すことができる。ただし、上記fn=f1
・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の非
調和周波数演算式の演算結果とは多少差があるが、ほぼ
無視できる。
【0088】またさらに、上記計測値からは、以下のよ
うな式も導きだすことができた。すなわち、基本周波数
に対して、2倍音の高調波の周波数を、基本周波数の2
倍の周波数に対して値Aずらした場合、これ以外のn番
目の高調波の周波数を、基本周波数のn倍の周波数に対
して、順次ずらすようにし、このずれをほぼ(A/6)
×(n3)として場合、この式である。つまりfn=f
1・[n+(A/6)×(n3)]である。
うな式も導きだすことができた。すなわち、基本周波数
に対して、2倍音の高調波の周波数を、基本周波数の2
倍の周波数に対して値Aずらした場合、これ以外のn番
目の高調波の周波数を、基本周波数のn倍の周波数に対
して、順次ずらすようにし、このずれをほぼ(A/6)
×(n3)として場合、この式である。つまりfn=f
1・[n+(A/6)×(n3)]である。
【0089】この式によっても、上記非調和高調波周波
数値を導き出すことができる。ただし、上記fn=f1
・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の非
調和周波数演算式の演算結果とは少々差があるが、一部
の高調波番号データnについては使用でき、この場合に
はほとんど差がない。
数値を導き出すことができる。ただし、上記fn=f1
・n・ルート(1+C・n2)/ルート(1+C)の非
調和周波数演算式の演算結果とは少々差があるが、一部
の高調波番号データnについては使用でき、この場合に
はほとんど差がない。
【0090】具体的には、図9の一番右に示される。ず
れデータA=0.000029999の場合、他の高調
波(倍音)についての(A/6)×(n3)の値が示さ
れる。これによると、3倍音については、実測値と(A
/6)×(n3)との誤差は12.5%あまりあるが、
他の4倍音以上では、6.6%以下まで縮小する。した
がって、3倍音のみ、別の計算式または記憶値を用い、
4倍音以降については(A/6)×(n3)の演算式を
用いてもそれほど問題はない。
れデータA=0.000029999の場合、他の高調
波(倍音)についての(A/6)×(n3)の値が示さ
れる。これによると、3倍音については、実測値と(A
/6)×(n3)との誤差は12.5%あまりあるが、
他の4倍音以上では、6.6%以下まで縮小する。した
がって、3倍音のみ、別の計算式または記憶値を用い、
4倍音以降については(A/6)×(n3)の演算式を
用いてもそれほど問題はない。
【0091】これにより、人間の耳に心地よく聞こえる
高調波合成音を発生することができる。なお、高調波番
号n=1の高調波は基本波を示し、狭義の高調波からは
除外され、通常1番目の高調波は高調波番号n=2の2
倍音となる。
高調波合成音を発生することができる。なお、高調波番
号n=1の高調波は基本波を示し、狭義の高調波からは
除外され、通常1番目の高調波は高調波番号n=2の2
倍音となる。
【0092】10.処理全体 図10はコントローラ(CPU)2によって実行される
処理全体のフローチャートを示す。この処理全体は本楽
音生成装置の電源オンによって開始され、電源オフまで
繰り返し実行される。まず、プログラム/データ記憶部
3の初期化など種々のイニシャライズ処理が行われ(ス
テップ01)、上記演奏情報発生部1での手動演奏また
は自動演奏に基づき、発音処理が行われる(ステップ0
3)。
処理全体のフローチャートを示す。この処理全体は本楽
音生成装置の電源オンによって開始され、電源オフまで
繰り返し実行される。まず、プログラム/データ記憶部
3の初期化など種々のイニシャライズ処理が行われ(ス
テップ01)、上記演奏情報発生部1での手動演奏また
は自動演奏に基づき、発音処理が行われる(ステップ0
3)。
【0093】この発音処理では、空きチャンネルがサー
チされ、サーチされた空きチャンネルにオンイベントに
係る楽音が割り当てられる。この楽音の内容は、上記演
奏情報発生部1からの上記演奏情報(楽音発生情報)、
楽音制御情報の音楽的ファクタ情報及びこのときプログ
ラム/データ記憶部3に既に記憶されている音楽的ファ
クタ情報によって決定される。
チされ、サーチされた空きチャンネルにオンイベントに
係る楽音が割り当てられる。この楽音の内容は、上記演
奏情報発生部1からの上記演奏情報(楽音発生情報)、
楽音制御情報の音楽的ファクタ情報及びこのときプログ
ラム/データ記憶部3に既に記憶されている音楽的ファ
クタ情報によって決定される。
【0094】この場合、サーチされた空きチャンネルの
アサインメントメモリ60のエリアに「1」のオン/オ
フデータ、周波数ナンバデータFN、エンベロープスピ
ードデータES、エンベロープタイムデータEL、
「0」のエンベロープフェーズデータEFなどが書き込
まれる。
アサインメントメモリ60のエリアに「1」のオン/オ
フデータ、周波数ナンバデータFN、エンベロープスピ
ードデータES、エンベロープタイムデータEL、
「0」のエンベロープフェーズデータEFなどが書き込
まれる。
【0095】また、上記部分音テーブル10が使用され
て、上記トーンナンバデータTNに応じた各部分音の4
つのラウドネスデータLN、4つの高調波番号データn
も求められ、サーチされた空きチャンネルのアサインメ
ントメモリ60のエリアに書き込まれる。さらに、トー
ンナンバデータTN、タッチデータTC、パートナンバ
データPN、「0」のトーンタイムデータTMも書き込
まれる。
て、上記トーンナンバデータTNに応じた各部分音の4
つのラウドネスデータLN、4つの高調波番号データn
も求められ、サーチされた空きチャンネルのアサインメ
ントメモリ60のエリアに書き込まれる。さらに、トー
ンナンバデータTN、タッチデータTC、パートナンバ
データPN、「0」のトーンタイムデータTMも書き込
まれる。
【0096】次いで、上記演奏情報発生部1での手動演
奏または自動演奏に基づき、消音(減衰)処理が行われ
る(ステップ05)。この消音(減衰)処理では、オフ
イベント(キーオフイベント、消音イベント)に係る楽
音が割り当てられているチャンネルがサーチされ当該楽
音が減衰され消音される。この場合、キーオフイベント
に係る楽音のエンベロープフェーズがリリースとなり、
エンベロープレベルが次第に「0」になる。
奏または自動演奏に基づき、消音(減衰)処理が行われ
る(ステップ05)。この消音(減衰)処理では、オフ
イベント(キーオフイベント、消音イベント)に係る楽
音が割り当てられているチャンネルがサーチされ当該楽
音が減衰され消音される。この場合、キーオフイベント
に係る楽音のエンベロープフェーズがリリースとなり、
エンベロープレベルが次第に「0」になる。
【0097】さらに、上記演奏情報発生部1の各種スイ
ッチの操作があれば、このスイッチに対応する音楽的フ
ァクタ情報が取り込まれ、プログラム/データ記憶部3
に記憶され、音楽的ファクタ情報が変更される(ステッ
プ06)。この後、その他の処理が実行され(ステップ
07)、上記ステップ02からこのステップ07までの
処理が繰り返される。
ッチの操作があれば、このスイッチに対応する音楽的フ
ァクタ情報が取り込まれ、プログラム/データ記憶部3
に記憶され、音楽的ファクタ情報が変更される(ステッ
プ06)。この後、その他の処理が実行され(ステップ
07)、上記ステップ02からこのステップ07までの
処理が繰り返される。
【0098】なお、上記ステップ03の発音処理つまり
チャンネル割り当て処理で、fn=f1・n・ルート
(1+C・n2)/ルート(1+C)の演算が実行さ
れ、各部分音の周波数ナンバデータfnがプログラム演
算で求められ、アサインメントメモリ60に書き込まれ
てもよい。この4つの周波数ナンバデータfnはセレク
タを介してパラレル−シリアル変換され、上記サンプリ
ング変換テーブル93へ送られる。このセレクタは上記
セレクタ94と同じである。
チャンネル割り当て処理で、fn=f1・n・ルート
(1+C・n2)/ルート(1+C)の演算が実行さ
れ、各部分音の周波数ナンバデータfnがプログラム演
算で求められ、アサインメントメモリ60に書き込まれ
てもよい。この4つの周波数ナンバデータfnはセレク
タを介してパラレル−シリアル変換され、上記サンプリ
ング変換テーブル93へ送られる。このセレクタは上記
セレクタ94と同じである。
【0099】11.発音経過時間、同時発音数及び共鳴
度の処理 図11はコントローラ2によって一定周期ごとに実行さ
れるインタラプト処理のフローチャートを示す。この処
理で上記トーンタイムデータTM(発音経過時間)のイ
ンクリメント、同時発音数データSSのカウント及び共
鳴度データの算出が行われる。
度の処理 図11はコントローラ2によって一定周期ごとに実行さ
れるインタラプト処理のフローチャートを示す。この処
理で上記トーンタイムデータTM(発音経過時間)のイ
ンクリメント、同時発音数データSSのカウント及び共
鳴度データの算出が行われる。
【0100】この処理では、上記アサインメントメモリ
60の各チャンネルエリアにつき(ステップ41、4
8、49)、オン/オフデータが「1」で楽音が発音中
のものについて(ステップ43)、そのトーンタイムデ
ータTMが「+1」される(ステップ44)。
60の各チャンネルエリアにつき(ステップ41、4
8、49)、オン/オフデータが「1」で楽音が発音中
のものについて(ステップ43)、そのトーンタイムデ
ータTMが「+1」される(ステップ44)。
【0101】また、同じくアサインメントメモリ60の
各チャンネルエリアにつき(ステップ41、48、4
9)、いったんラッチ28の同時発音数データSSがク
リアされた後(ステップ42)、オン/オフデータが
「1」で楽音が発音中のものがカウント(ステップ4
3)、同時発音数データSSが順次「+1」される(ス
テップ45)。このカウントされた同時発音数データS
Sは上記ラッチ28に記憶される。
各チャンネルエリアにつき(ステップ41、48、4
9)、いったんラッチ28の同時発音数データSSがク
リアされた後(ステップ42)、オン/オフデータが
「1」で楽音が発音中のものがカウント(ステップ4
3)、同時発音数データSSが順次「+1」される(ス
テップ45)。このカウントされた同時発音数データS
Sは上記ラッチ28に記憶される。
【0102】次いで、上記アサインメントメモリ60の
各チャンネルエリアにつき(ステップ41、48、4
9)、オン/オフデータが「1」で楽音が発音中のもの
について(ステップ43)、そのキーナンバデータKN
(周波数ナンバデータFN)と他のチャンネルエリアの
発音中のキーナンバデータKN(周波数ナンバデータF
N)との差が求められ、この差で当該キーナンバデータ
KN(周波数ナンバデータFN)が除算され、この除算
値の整数部分の逆数値が求められ、上記除算値の小数部
分と「0.5」との差が求められ、この差の1/10ま
たは1/100の値が上記逆数値に加算される(ステッ
プ46)。
各チャンネルエリアにつき(ステップ41、48、4
9)、オン/オフデータが「1」で楽音が発音中のもの
について(ステップ43)、そのキーナンバデータKN
(周波数ナンバデータFN)と他のチャンネルエリアの
発音中のキーナンバデータKN(周波数ナンバデータF
N)との差が求められ、この差で当該キーナンバデータ
KN(周波数ナンバデータFN)が除算され、この除算
値の整数部分の逆数値が求められ、上記除算値の小数部
分と「0.5」との差が求められ、この差の1/10ま
たは1/100の値が上記逆数値に加算される(ステッ
プ46)。
【0103】この算出値はさらに他の各発音中のキーナ
ンバデータKN(周波数ナンバデータFN)の間でも求
められ累算される(ステップ47)。この累算値が当該
チャンネルの楽音についての上記共鳴度情報KDとな
る。この共鳴度データKDは楽音が発音中のものについ
てすべて求められる(ステップ41、48、49、4
3)。
ンバデータKN(周波数ナンバデータFN)の間でも求
められ累算される(ステップ47)。この累算値が当該
チャンネルの楽音についての上記共鳴度情報KDとな
る。この共鳴度データKDは楽音が発音中のものについ
てすべて求められる(ステップ41、48、49、4
3)。
【0104】そして、その他の周期的な処理が行われる
(ステップ50)。こうして、各チャンネルの楽音の発
音経過時間がカウントされ記憶され上記発音時間情報と
して利用され、またそのときどきの全チャンネルの発音
中の楽音の数がカウントされ記憶され上記同時発音数情
報として利用され、さらにそのときどきの全チャンネル
の発音中の楽音の共鳴度が算出され記憶され上記共鳴度
データKDとして利用される。
(ステップ50)。こうして、各チャンネルの楽音の発
音経過時間がカウントされ記憶され上記発音時間情報と
して利用され、またそのときどきの全チャンネルの発音
中の楽音の数がカウントされ記憶され上記同時発音数情
報として利用され、さらにそのときどきの全チャンネル
の発音中の楽音の共鳴度が算出され記憶され上記共鳴度
データKDとして利用される。
【0105】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、上記楽音波形データMWは、ある波形が周期的に繰
り返されるものであったが、複雑な変化をするアタック
部分の波形や、アタックからリリースまで必ずしも周期
的とはいえないPCM波形や、ほとんど周期的に変化し
ないノイズのような音のように、音響信号はもともと周
期性がないものであってもよい。
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、上記楽音波形データMWは、ある波形が周期的に繰
り返されるものであったが、複雑な変化をするアタック
部分の波形や、アタックからリリースまで必ずしも周期
的とはいえないPCM波形や、ほとんど周期的に変化し
ないノイズのような音のように、音響信号はもともと周
期性がないものであってもよい。
【0106】また、上記ずれデータAは、2倍音の高調
波の周波数に対する、基本周波数の2倍の周波数のズレ
を表していたが、2倍音以外のN倍音(例えば3倍音、
…、8倍音、…)の高調波の周波数に対する、基本周波
数のN倍(3倍、…、8倍、…)の周波数のズレを表し
ていてもよい。これに応じて、上記ズレデータの非調和
周波数演算式(A/6)×(n3)、(A/6)×(n
3−n)、(A/6)×(n3−n2+n−1)の演算
内容も変化する。
波の周波数に対する、基本周波数の2倍の周波数のズレ
を表していたが、2倍音以外のN倍音(例えば3倍音、
…、8倍音、…)の高調波の周波数に対する、基本周波
数のN倍(3倍、…、8倍、…)の周波数のズレを表し
ていてもよい。これに応じて、上記ズレデータの非調和
周波数演算式(A/6)×(n3)、(A/6)×(n
3−n)、(A/6)×(n3−n2+n−1)の演算
内容も変化する。
【0107】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、基本周
波数f1に対して、fn=f1・n・ルート(1+C・
n2)/ルート(1+C)(Cは定数、nは高調波番
号、ルートは続く括弧内の平方根を示す)の関係にある
周波数の高調波信号を発生し、基本周波数f1の信号と
高調波信号とを合成するようにした。したがって、人間
の耳に心地よく聞こえる高調波合成音を発生することが
できる等の効果を奏する。
波数f1に対して、fn=f1・n・ルート(1+C・
n2)/ルート(1+C)(Cは定数、nは高調波番
号、ルートは続く括弧内の平方根を示す)の関係にある
周波数の高調波信号を発生し、基本周波数f1の信号と
高調波信号とを合成するようにした。したがって、人間
の耳に心地よく聞こえる高調波合成音を発生することが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】非調和音発生装置または電子楽器の全体回路を
示す。
示す。
【図2】楽音信号発生部5を示す。
【図3】プログラム/データ記憶部4の部分音テーブル
10を示す。
10を示す。
【図4】楽音信号発生部5のアサインメントメモリ60
を示す。
を示す。
【図5】楽音信号発生部5の周波数ナンバ累算器42
(第1実施例)を示す。
(第1実施例)を示す。
【図6】楽音信号発生部5の周波数ナンバ累算器42
(第2実施例)を示す。
(第2実施例)を示す。
【図7】周波数ナンバ累算器42の非調和定数テーブル
85に記憶された非調和定数Cを示す。
85に記憶された非調和定数Cを示す。
【図8】非調和定数Cの音高(キーナンバデータKN)
に対する特性を示す。
に対する特性を示す。
【図9】非調和周波数比の具体例を示す。
【図10】処理全体のフローチャートを示す。
【図11】一定周期ごとに実行されるインタラプト処理
のフローチャートを示す。
のフローチャートを示す。
2…コントローラ(CPU)、3…タイミング発生部、
4…プログラム/データ記憶部、5…楽音信号発生部、
6…サウンドシステム、7…情報記憶部、10…部分音
テーブル、11…キーボード、13…パネルスイッチ
群、15…ミディインターフェース、21…ゆらぎデー
タメモリ、23…ゆらぎROM、25…アドレスレジス
タ、29…コンパレータ、30…変換テーブル、31…
ゆらぎレジスタ、35、36、37、38…乗算器、3
9…加算器、41…セレクタ、42…周波数ナンバ累算
器、43…楽音波形メモリ、44…エンベロープジェネ
レータ、45…乗算器、46…累算器、47…乗算器、
50、130…乱数発生器、51A、51B、51C、
51D、……デジタルフィルタ、54A、54B、54
C、54D、55A、55B、55C、55D…乗算
器、52、57、131、134、136A、136
B、136C、136D…セレクタ、58…加算器、5
9…変換テーブル、60…アサインメントメモリ、66
…加算器、67…セレクタ、68…エンベロープ演算メ
モリ、69…コンパレータ、70…フェーズカウンタ、
71加算器、84…周波数ナンバレジスタ、87…周波
数ナンバROM、88…周波数リピートROM、85…
非調和テーブル、93…サンプリング変換テーブル、9
1…非調和周波数演算回路、94…セレクタ、97…非
調和ずれテーブル、98…非調和ずれ演算回路。
4…プログラム/データ記憶部、5…楽音信号発生部、
6…サウンドシステム、7…情報記憶部、10…部分音
テーブル、11…キーボード、13…パネルスイッチ
群、15…ミディインターフェース、21…ゆらぎデー
タメモリ、23…ゆらぎROM、25…アドレスレジス
タ、29…コンパレータ、30…変換テーブル、31…
ゆらぎレジスタ、35、36、37、38…乗算器、3
9…加算器、41…セレクタ、42…周波数ナンバ累算
器、43…楽音波形メモリ、44…エンベロープジェネ
レータ、45…乗算器、46…累算器、47…乗算器、
50、130…乱数発生器、51A、51B、51C、
51D、……デジタルフィルタ、54A、54B、54
C、54D、55A、55B、55C、55D…乗算
器、52、57、131、134、136A、136
B、136C、136D…セレクタ、58…加算器、5
9…変換テーブル、60…アサインメントメモリ、66
…加算器、67…セレクタ、68…エンベロープ演算メ
モリ、69…コンパレータ、70…フェーズカウンタ、
71加算器、84…周波数ナンバレジスタ、87…周波
数ナンバROM、88…周波数リピートROM、85…
非調和テーブル、93…サンプリング変換テーブル、9
1…非調和周波数演算回路、94…セレクタ、97…非
調和ずれテーブル、98…非調和ずれ演算回路。
Claims (9)
- 【請求項1】発生する楽音の基本周波数f1の信号を発
生する手段と、 この基本周波数f1に対して、fn=f1・n・ルート
(1+C・n2)/ルート(1+C)(Cは定数、nは
高調波番号、ルートは続く括弧内の平方根)の関係にあ
る周波数の高調波信号を発生する手段と、 これら基本周波数f1の信号と高調波信号とを合成して
1つの楽音として出力する手段とを備えたことを特徴と
する非調和音発生装置。 - 【請求項2】発生する楽音の基本周波数f1の信号を発
生させ、 この基本周波数f1に対して、fn=f1・n・ルート
(1+C・n2)/ルート(1+C)(Cは定数、nは
高調波番号、ルートは続く括弧内の平方根)の関係にあ
る周波数の高調波信号を発生させ、 これら基本周波数f1の信号と高調波信号とを合成して
1つの楽音として出力させることを特徴とする非調和音
発生方法。 - 【請求項3】発生する楽音の基本周波数の信号を発生す
る手段と、 この基本周波数に対して、2倍音の高調波の周波数を、
基本周波数の2倍の周波数に対して値Aずらした場合、
これ以外のn番目の高調波の周波数を、基本周波数のn
倍の周波数に対して、順次ずらすようにし、このずれを
(A×n3)にほぼ比例するようにして、これらの周波
数の高調波信号を発生する手段と、 これら基本周波数の信号と高調波信号とを合成して1つ
の楽音として出力する手段とを備えたことを特徴とする
非調和音発生装置。 - 【請求項4】発生する楽音の基本周波数の信号を発生さ
せ、 この基本周波数に対して、2倍音の高調波の周波数を、
基本周波数の2倍の周波数に対して値Aずらした場合、
これ以外のn番目の高調波の周波数を、基本周波数のn
倍の周波数に対して、順次ずらせるようにし、このずれ
を(A×n3)にほぼ比例するようにさせて、これらの
周波数の高調波信号を発生させ、 これら基本周波数の信号と高調波信号とを合成して1つ
の楽音として出力させることを特徴とする非調和音発生
方法。 - 【請求項5】発生する楽音の基本周波数の信号を発生す
る手段と、 この基本周波数に対して、2倍音の高調波の周波数を、
基本周波数の2倍の周波数に対して値Aずらした場合、
これ以外のn番目の高調波の周波数を、基本周波数のn
倍の周波数に対して、順次ずらすようにし、このずれを
ほぼ(A/6)×(n3−n)として、これらの周波数
の高調波信号を発生する手段と、 これら基本周波数の信号と高調波信号とを合成して1つ
の楽音として出力する手段とを備えたことを特徴とする
非調和音発生装置。 - 【請求項6】発生する楽音の基本周波数の信号を発生さ
せ、 この基本周波数に対して、2倍音の高調波の周波数を、
基本周波数の2倍の周波数に対して値Aずらした場合、
これ以外のn番目の高調波の周波数を、基本周波数のn
倍の周波数に対して、順次ずらせるようにし、このずれ
をほぼ(A/6)×(n3−n)とさせて、これらの周
波数の高調波信号を発生させ、 これら基本周波数の信号と高調波信号とを合成して1つ
の楽音として出力させることを特徴とする非調和音発生
方法。 - 【請求項7】発生する楽音の基本周波数の信号を発生す
る手段と、 この基本周波数に対して、2倍音の高調波の周波数を、
基本周波数の2倍の周波数に対して値Aずらした場合、
これ以外のn番目の高調波の周波数を、基本周波数のn
倍の周波数に対して、順次ずらすようにし、このずれを
ほぼ(A/6)×(n3−n2+n−1)として、これ
らの周波数の高調波信号を発生する手段と、 これら基本周波数の信号と高調波信号とを合成して1つ
の楽音として出力する手段とを備えたことを特徴とする
非調和音発生装置。 - 【請求項8】発生する楽音の基本周波数の信号を発生さ
せ、 この基本周波数に対して、2倍音の高調波の周波数を、
基本周波数の2倍の周波数に対して値Aずらした場合、
これ以外のn番目の高調波の周波数を、基本周波数のn
倍の周波数に対して、順次ずらせるようにし、このずれ
をほぼ(A/6)×(n3−n2+n−1)とさせて、
これらの周波数の高調波信号を発生させ、 これら基本周波数の信号と高調波信号とを合成して1つ
の楽音として出力させることを特徴とする非調和音発生
方法。 - 【請求項9】上記定数Cは上記楽音の音色、楽器の種
類、タッチ、音高、発音時間、同時発音数、共鳴度の音
楽的ファクタまたは操作者の選択によって決定され、 上記定数Cの値は、ピアノで10−5乃至10− 1であ
り、ハープシコードで10−5乃至10−3であり、ギ
ターで10−5乃至10−4であり、全体としてC=1
0−5〜10−1であり、 上記基本周波数f1は指定された音高に対応しており、 上記基本波信号及び高調波信号の大きさは音楽的ファク
タに基づいてそれぞれ個別に設定されることを特徴とす
る請求項1記載の非調和音発生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10377415A JP2000200087A (ja) | 1998-12-29 | 1998-12-29 | 非調和音発生装置及び非調和音発生方法 |
| US09/474,805 US6160214A (en) | 1998-12-29 | 1999-12-29 | Non-consonance generating device and non-consonance generating method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10377415A JP2000200087A (ja) | 1998-12-29 | 1998-12-29 | 非調和音発生装置及び非調和音発生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000200087A true JP2000200087A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=18508775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10377415A Pending JP2000200087A (ja) | 1998-12-29 | 1998-12-29 | 非調和音発生装置及び非調和音発生方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6160214A (ja) |
| JP (1) | JP2000200087A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5641929A (en) * | 1994-06-21 | 1997-06-24 | Kawai Musical Inst. Mfg. Co., Ltd. | Apparatus for and method of generating musical tones |
| JP3453044B2 (ja) * | 1997-06-25 | 2003-10-06 | 株式会社河合楽器製作所 | 楽音合成装置 |
-
1998
- 1998-12-29 JP JP10377415A patent/JP2000200087A/ja active Pending
-
1999
- 1999-12-29 US US09/474,805 patent/US6160214A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6160214A (en) | 2000-12-12 |
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