JP2000200491A - 超電導セル及び該セルを用いたメモリ・アレイ - Google Patents
超電導セル及び該セルを用いたメモリ・アレイInfo
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/44—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using super-conductive elements, e.g. cryotron
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】メモリ・アレイのエレメントとして使用可能
で、動作特性が向上する効率的な超電導セルを提供す
る。 【解決手段】記憶ループ12、読み出しループ14、こ
れらを直接結合するインダクタ30、記憶ループ12に
直接及び電磁的に接続されたアドレスy及びxの信号ラ
イン16、18を備えている。記憶ループ12は、切り
替え可能記憶エレメント20を備え、これにより、信号
ライン16、18の電流が同じ極性を有するとき超電導
セルを記憶状態に切り替え、異なる極性を有するとき読
み出し状態に切り替える。また、切り替え可能記憶エレ
メント22により、記憶されている二進情報を信号ライ
ン18上に出力するよう切り替えられる。直接結合を有
する超電導セルを複数個、行列上に配列して、メモリ・
アレイ又はクロスバー・スイッチを形成することができ
る。記憶ループと読み出しループを結合効率が悪い変圧
器結合していないので、回路の特性が向上する。
で、動作特性が向上する効率的な超電導セルを提供す
る。 【解決手段】記憶ループ12、読み出しループ14、こ
れらを直接結合するインダクタ30、記憶ループ12に
直接及び電磁的に接続されたアドレスy及びxの信号ラ
イン16、18を備えている。記憶ループ12は、切り
替え可能記憶エレメント20を備え、これにより、信号
ライン16、18の電流が同じ極性を有するとき超電導
セルを記憶状態に切り替え、異なる極性を有するとき読
み出し状態に切り替える。また、切り替え可能記憶エレ
メント22により、記憶されている二進情報を信号ライ
ン18上に出力するよう切り替えられる。直接結合を有
する超電導セルを複数個、行列上に配列して、メモリ・
アレイ又はクロスバー・スイッチを形成することができ
る。記憶ループと読み出しループを結合効率が悪い変圧
器結合していないので、回路の特性が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、メモリ
・セルのような超電導デバイスに関し、更に特定すれ
ば、渦遷移(VT:vortex-transitional)超電導メモ
リ・セルに関するものである。なお、本願は、ATSP
−超電導クロスバー構成部品に対して空軍省によって行
われた契約第F04606−95−D−0069号の下
で、政府の支援により行われたものである。政府は、本
発明において一定の権利を有する。
・セルのような超電導デバイスに関し、更に特定すれ
ば、渦遷移(VT:vortex-transitional)超電導メモ
リ・セルに関するものである。なお、本願は、ATSP
−超電導クロスバー構成部品に対して空軍省によって行
われた契約第F04606−95−D−0069号の下
で、政府の支援により行われたものである。政府は、本
発明において一定の権利を有する。
【0002】
【従来の技術】メモリ・セルのような集積回路は、でき
るだけ高密度化され、高速で動作することが望まれてい
る。1962年に発見されたジョセフソン効果は、ジョ
セフソン接合と呼ばれる極めて高速な電子スイッチを製
作するために使用することができる。ジョセフソン接合
は、超電導体で作られ、そのスイッチング時間が短いこ
とに加えて、エネルギ消散も非常に少ない。
るだけ高密度化され、高速で動作することが望まれてい
る。1962年に発見されたジョセフソン効果は、ジョ
セフソン接合と呼ばれる極めて高速な電子スイッチを製
作するために使用することができる。ジョセフソン接合
は、超電導体で作られ、そのスイッチング時間が短いこ
とに加えて、エネルギ消散も非常に少ない。
【0003】ポイント・コンタクト接合(point
contact junction)、ブリッジ接合
(bridge junction)、マイクロブリッ
ジ接合(microbridge junctio
n)、及び厚さが変化する接合等に関して、低Tc材料
(Nb,Sn,Pb等)を用いて行われる種々のジョセ
フソン接合技術の研究が行われている。極めて高い動作
速度、少ない電力消散、及び高感度磁界検出特性等の、
これら低Tc材料のジョセフソン接合の卓越した特徴に
も拘らず、ジョセフソン接合は、ある種の用途には非実
用的と見なされることが多い。その理由として、低Tc
超電導体は、液体ヘリウムの温度(4.2°K)に近い
極めて低温でないと超電導が開始しないことがあげられ
る。NbNは、動作温度が10°Kの低Tc材料であ
る。
contact junction)、ブリッジ接合
(bridge junction)、マイクロブリッ
ジ接合(microbridge junctio
n)、及び厚さが変化する接合等に関して、低Tc材料
(Nb,Sn,Pb等)を用いて行われる種々のジョセ
フソン接合技術の研究が行われている。極めて高い動作
速度、少ない電力消散、及び高感度磁界検出特性等の、
これら低Tc材料のジョセフソン接合の卓越した特徴に
も拘らず、ジョセフソン接合は、ある種の用途には非実
用的と見なされることが多い。その理由として、低Tc
超電導体は、液体ヘリウムの温度(4.2°K)に近い
極めて低温でないと超電導が開始しないことがあげられ
る。NbNは、動作温度が10°Kの低Tc材料であ
る。
【0004】しかしながら、最近の高超電導遷移温度に
おける超電導性の発見により、液体窒素の温度よりも遷
移温度が高い酸化物超電導体では、実用的な超電導素子
をこのような材料で製作することが可能となった。Tc
が30°Kに近いLa2-XSrXCuO4型酸化物、及び
Tcが90°Kに近いYba2Cu3O7-y型酸化物の発
見により、液体窒素の温度範囲(77°K)において、
格段に扱い易い動作温度を有するジョセフソン接合が製
作可能となった。
おける超電導性の発見により、液体窒素の温度よりも遷
移温度が高い酸化物超電導体では、実用的な超電導素子
をこのような材料で製作することが可能となった。Tc
が30°Kに近いLa2-XSrXCuO4型酸化物、及び
Tcが90°Kに近いYba2Cu3O7-y型酸化物の発
見により、液体窒素の温度範囲(77°K)において、
格段に扱い易い動作温度を有するジョセフソン接合が製
作可能となった。
【0005】高Tc材料で作られたジョセフソン接合
は、一般にウイーク・リンク(weak link)と
称される、2つの超電導体を分離する小さなバリアであ
り、厚さが約50Åの誘電体バリア、小さな狭窄(co
nstriction)、又はポイント・コンタクト
(点接点)とすることができる。これは、メモリ・セル
のような高速スイッチング・ジョセフソン素子には特に
有用である。よく用いられるジョセフソン・デバイス
は、単接合RF超電導量子干渉デバイス(SQUID:
superconducting quantum i
nterference device)である。この
デバイスは、所定のRF周波数において定電流源によっ
て駆動される共振回路に結合された単一のウイーク・リ
ンクを有する超電導リングと同等である。回路のQ係数
及び共振周波数はともに、SQUIDに対する結合特性
によって、またリングを通過する磁束に応じて変化す
る。
は、一般にウイーク・リンク(weak link)と
称される、2つの超電導体を分離する小さなバリアであ
り、厚さが約50Åの誘電体バリア、小さな狭窄(co
nstriction)、又はポイント・コンタクト
(点接点)とすることができる。これは、メモリ・セル
のような高速スイッチング・ジョセフソン素子には特に
有用である。よく用いられるジョセフソン・デバイス
は、単接合RF超電導量子干渉デバイス(SQUID:
superconducting quantum i
nterference device)である。この
デバイスは、所定のRF周波数において定電流源によっ
て駆動される共振回路に結合された単一のウイーク・リ
ンクを有する超電導リングと同等である。回路のQ係数
及び共振周波数はともに、SQUIDに対する結合特性
によって、またリングを通過する磁束に応じて変化す
る。
【0006】よく用いられる別のジョセフソン・デバイ
スとして、超電導ループに2つのジョセフソン接合を並
列に組み込んだ二接合DC SQUIDがある。このD
CSQUIDでは、デバイスを流れる最大超電導電流、
即ち、臨界電流Icは、超電導ループ内に封入される磁
束の周期関数となる。DC SQUIDは、通常、一定
電流での抵抗モードで動作し、全べての電流は、部分的
に超電導電子によって、そして部分的に通常の電子によ
って決まる。
スとして、超電導ループに2つのジョセフソン接合を並
列に組み込んだ二接合DC SQUIDがある。このD
CSQUIDでは、デバイスを流れる最大超電導電流、
即ち、臨界電流Icは、超電導ループ内に封入される磁
束の周期関数となる。DC SQUIDは、通常、一定
電流での抵抗モードで動作し、全べての電流は、部分的
に超電導電子によって、そして部分的に通常の電子によ
って決まる。
【0007】ジョセフソン接合は、データ・スイッチ、
A/D変換器、SQUID、ミキサ、相関器、及び超高
性能計算機素子のような、多数の複雑な超電導電子デバ
イス及び回路の基本的な構成エレメントである。ジョセ
フソン・コンピュータがジョセフソン・デバイスを用い
るのは、その本質的に高いスイッチング速度及び少ない
電力消散のためである。ジョセフソン素子は、抵抗、コ
ンダクタ、伝送線、インダクタ、及びコンデンサのよう
なその他の別個の構成部品を有することもでき、これら
の一部又は全てを、超電導体で製作することができる。
A/D変換器、SQUID、ミキサ、相関器、及び超高
性能計算機素子のような、多数の複雑な超電導電子デバ
イス及び回路の基本的な構成エレメントである。ジョセ
フソン・コンピュータがジョセフソン・デバイスを用い
るのは、その本質的に高いスイッチング速度及び少ない
電力消散のためである。ジョセフソン素子は、抵抗、コ
ンダクタ、伝送線、インダクタ、及びコンデンサのよう
なその他の別個の構成部品を有することもでき、これら
の一部又は全てを、超電導体で製作することができる。
【0008】ジョセフソン・コンピュータは、超電導ジ
ョセフソン・ランダム・アクセス・メモリ(RAM)・
アーキテクチャを用いることが好ましい。この種のRA
Mは、保持状態では、アクセス時間がナノ秒未満であ
り、電力消散はゼロである。超電導ジョセフソン・ラン
ダム・アクセス・メモリ・アーキテクチャの中心的な構
成部品は、非破壊読み出し(NDRO:non−des
tructive read−out)ラッチ・デバイ
ス等からなる超電導メモリ・セルである。最も効率的で
成功している従来のジョセフソンNDROラッチ・デバ
イスは、渦遷移(VT)メモリ・セルである。これは、
図1に示すように、記憶段及び読み出し段という2つの
別個の部分からなる。VTメモリ・セルは一般に、単一
磁束量子渦遷移非破壊読み出しジョセフソン・メモリ・
セルであり、このセルにおいては、検知ゲートに入る磁
界が急激に増大し、検知段ループにおいて渦遷移が生じ
る。記憶段ループは、単一の磁束量子に対応している持
続的に循環する電流を記憶する。
ョセフソン・ランダム・アクセス・メモリ(RAM)・
アーキテクチャを用いることが好ましい。この種のRA
Mは、保持状態では、アクセス時間がナノ秒未満であ
り、電力消散はゼロである。超電導ジョセフソン・ラン
ダム・アクセス・メモリ・アーキテクチャの中心的な構
成部品は、非破壊読み出し(NDRO:non−des
tructive read−out)ラッチ・デバイ
ス等からなる超電導メモリ・セルである。最も効率的で
成功している従来のジョセフソンNDROラッチ・デバ
イスは、渦遷移(VT)メモリ・セルである。これは、
図1に示すように、記憶段及び読み出し段という2つの
別個の部分からなる。VTメモリ・セルは一般に、単一
磁束量子渦遷移非破壊読み出しジョセフソン・メモリ・
セルであり、このセルにおいては、検知ゲートに入る磁
界が急激に増大し、検知段ループにおいて渦遷移が生じ
る。記憶段ループは、単一の磁束量子に対応している持
続的に循環する電流を記憶する。
【0009】図1に概略図を示した従来例の渦遷移メモ
リ・セルにおいては、その記憶ループ5及び読み出しル
ープ6の間に変圧器が結合され、読み出しループ内にS
QUIDがある。ジョセフソン接合1〜4は、符号
「X」で表わされている。ループ5、6は、電流バイア
ス又は抵抗モードで動作され、変圧器結合エレメント7
によって接続されている。メモリ・セルのデータは、記
憶動作の間に記憶ループ5にセーブされ、磁束の単一量
子の存在(デジタル「1」)又は不存在(デジタル
「0」)によって特徴付けられる二進情報を表わす。
「1」状態は、超電導記憶ループ5内を循環する小さな
持続電流の存在に対応する。読み出しループ6は、二接
合超電導量子干渉素子(SQUID)を利用している。
リ・セルにおいては、その記憶ループ5及び読み出しル
ープ6の間に変圧器が結合され、読み出しループ内にS
QUIDがある。ジョセフソン接合1〜4は、符号
「X」で表わされている。ループ5、6は、電流バイア
ス又は抵抗モードで動作され、変圧器結合エレメント7
によって接続されている。メモリ・セルのデータは、記
憶動作の間に記憶ループ5にセーブされ、磁束の単一量
子の存在(デジタル「1」)又は不存在(デジタル
「0」)によって特徴付けられる二進情報を表わす。
「1」状態は、超電導記憶ループ5内を循環する小さな
持続電流の存在に対応する。読み出しループ6は、二接
合超電導量子干渉素子(SQUID)を利用している。
【0010】NDRO回路構造を有する従来のVTメモ
リ・セルについて、米国特許第4,130,893号及
び第4,601,015号、J.Appl.Phys.
50(12)の8143〜8168ページに発表された
“FundamentalCriteria for
the Design of High−Perfor
mance Josephson Nondestru
ctive Readout Random Acce
ss Memory Cells andExperi
mental Confirmation”(高性能ジ
ョセフソン非破壊読み出しランダム・アクセス・メモリ
・セルの設計に対する基本的評価、及び実験による確
認)と題するW.H.Henkelsの論文(1979
年12月)、J.Appl.Phys.65(2)の8
51〜856ページに発表された“Experimen
tal Vortex Transitional N
ondestructive Read−Out Jo
sefphson Memory Cell”(実験的
渦遷移非破壊読み出しジョセフソン・メモリ・セル)と
題するS.Tahara et al.(S.タハラそ
の他)の論文(1989年1月15日)、及びExte
nded Abstracts、Vol2、292〜2
90ページ[sic]、ISEC’97に発表された
“High−Frequency Clock Ope
ration in Josephson RAMs”
(ジョセフソンRAMにおける高周波数クロック動作)
と題するS.Nagasawa et al.の論文に
記載されている。
リ・セルについて、米国特許第4,130,893号及
び第4,601,015号、J.Appl.Phys.
50(12)の8143〜8168ページに発表された
“FundamentalCriteria for
the Design of High−Perfor
mance Josephson Nondestru
ctive Readout Random Acce
ss Memory Cells andExperi
mental Confirmation”(高性能ジ
ョセフソン非破壊読み出しランダム・アクセス・メモリ
・セルの設計に対する基本的評価、及び実験による確
認)と題するW.H.Henkelsの論文(1979
年12月)、J.Appl.Phys.65(2)の8
51〜856ページに発表された“Experimen
tal Vortex Transitional N
ondestructive Read−Out Jo
sefphson Memory Cell”(実験的
渦遷移非破壊読み出しジョセフソン・メモリ・セル)と
題するS.Tahara et al.(S.タハラそ
の他)の論文(1989年1月15日)、及びExte
nded Abstracts、Vol2、292〜2
90ページ[sic]、ISEC’97に発表された
“High−Frequency Clock Ope
ration in Josephson RAMs”
(ジョセフソンRAMにおける高周波数クロック動作)
と題するS.Nagasawa et al.の論文に
記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術文献
に記載されているデバイスでは、メモリ・セルの記憶段
及び読み出し段が物理的に別個であり、これらの段が変
圧器の結合によって磁気的に結合されている。しかしな
がら、変圧器の結合は、結合効率が通常約50%に過ぎ
ないので、回路性能や動作マージンを損なってしまうこ
とが、当技術分野では知られている。更に、変圧器結合
エレメントを有する集積回路を生産するためには、そし
て特に、変圧器結合エレメントが高い結合効率を有さな
ければならない場合には、特殊な製造プロセスが必要と
なる。したがって、メモリ・アレイのエレメントとして
使用可能で、特殊な製造プロセスを必要としない効率的
な超電導セルが必要とされており、本発明の目的は、こ
のような超電導セル、及び該セルを用いたメモリ・アレ
イを提供することである。
に記載されているデバイスでは、メモリ・セルの記憶段
及び読み出し段が物理的に別個であり、これらの段が変
圧器の結合によって磁気的に結合されている。しかしな
がら、変圧器の結合は、結合効率が通常約50%に過ぎ
ないので、回路性能や動作マージンを損なってしまうこ
とが、当技術分野では知られている。更に、変圧器結合
エレメントを有する集積回路を生産するためには、そし
て特に、変圧器結合エレメントが高い結合効率を有さな
ければならない場合には、特殊な製造プロセスが必要と
なる。したがって、メモリ・アレイのエレメントとして
使用可能で、特殊な製造プロセスを必要としない効率的
な超電導セルが必要とされており、本発明の目的は、こ
のような超電導セル、及び該セルを用いたメモリ・アレ
イを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の種々の実施形態
は、直接結合エレメントを有する超電導セルを含み、従
来技術の先に述べた欠点及びその他の欠点を克服してい
る。本発明の一実施形態は、二進情報を記憶する超電導
記憶ループ、読み出しループ、及び記憶ループと読み出
しループとの間にある直接結合エレメントを有する超電
導セルである。直接結合エレメントは、好ましくは、記
憶ループ及び読み出しループに共通なインダクタであ
る。超電導セルは、好ましくは、渦遷移超電導メモリ・
セルである。
は、直接結合エレメントを有する超電導セルを含み、従
来技術の先に述べた欠点及びその他の欠点を克服してい
る。本発明の一実施形態は、二進情報を記憶する超電導
記憶ループ、読み出しループ、及び記憶ループと読み出
しループとの間にある直接結合エレメントを有する超電
導セルである。直接結合エレメントは、好ましくは、記
憶ループ及び読み出しループに共通なインダクタであ
る。超電導セルは、好ましくは、渦遷移超電導メモリ・
セルである。
【0013】記憶ループは、第1アドレス・ラインに直
接接続され、更に第2アドレス・ラインに電磁気的に結
合されている。第1及び第2アドレス・ライン上の電流
が同じ極性を有するとき、超電導セルを記憶状態に切り
替え、第1及び第2アドレス・ライン上の電流が異なる
極性を有するとき、超電導セルを読み出し状態に切り替
える。また、記憶ループは、第2切り替え可能記憶エレ
メントも有し、読み出し状態において、直接結合エレメ
ントを通過した電流を読み出しループに通過させ、記憶
されている二進情報を第1アドレス・ライン上に出力す
る。本発明の他の実施形態では、直接結合を有する複数
の超電導セルを列及び行に配列し、メモリ・アレイを形
成している。
接接続され、更に第2アドレス・ラインに電磁気的に結
合されている。第1及び第2アドレス・ライン上の電流
が同じ極性を有するとき、超電導セルを記憶状態に切り
替え、第1及び第2アドレス・ライン上の電流が異なる
極性を有するとき、超電導セルを読み出し状態に切り替
える。また、記憶ループは、第2切り替え可能記憶エレ
メントも有し、読み出し状態において、直接結合エレメ
ントを通過した電流を読み出しループに通過させ、記憶
されている二進情報を第1アドレス・ライン上に出力す
る。本発明の他の実施形態では、直接結合を有する複数
の超電導セルを列及び行に配列し、メモリ・アレイを形
成している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下の説明は、当業者が本発明を
行いそして使用することを可能にするために提示され、
本発明者によって考えられた当人の発明を実施する最良
の態様を明記するものである。しかしながら、本発明の
全体的な原理がここに具体的に定義されているので、様
々な変更も当業者には容易に明白となろう。本発明の前
述の及びその他の特徴ならびに利点は、以下の詳細な説
明及びそれに続く添付図面から一層明らかとなろう。図
面及び記載した説明では、参照番号によって本発明の種
々の機能を示しており、図面の図及び記載した説明全体
にわたって、同様の参照番号は同様の特徴に言及するも
のとする。
行いそして使用することを可能にするために提示され、
本発明者によって考えられた当人の発明を実施する最良
の態様を明記するものである。しかしながら、本発明の
全体的な原理がここに具体的に定義されているので、様
々な変更も当業者には容易に明白となろう。本発明の前
述の及びその他の特徴ならびに利点は、以下の詳細な説
明及びそれに続く添付図面から一層明らかとなろう。図
面及び記載した説明では、参照番号によって本発明の種
々の機能を示しており、図面の図及び記載した説明全体
にわたって、同様の参照番号は同様の特徴に言及するも
のとする。
【0015】本発明は、超電導セル、好ましくは、記憶
段と読み出し段との間に直接結合を含む渦遷移超電導メ
モリ・セルの改良に関する。これは、極めて高い動作速
度、高い磁界検出感度、ならびに非常に少ないエネルギ
及び電力の消散をもたらす回路を提供する。図2は、本
発明による、直接結合を有する超電導セル10の簡略回
路図である。超電導セル10は、好ましくは、非破壊読
み出し(NDRO)渦遷移メモリ・セルの形態とする。
これは、2つのジョセフソン接合J1(20)、J2
(22)からなる記憶段、及び2つの検知エレメント、
好ましくは、ジョセフソン接合J3(24)、J4(2
6)を有する超電導量子干渉素子(SQUID)を利用
した読み出し段を有する。超電導セル10は、記憶段と
読み出し段との間に直接結合エレメントを用いている。
直接結合エレメントは、好ましくは、記憶段及び読み出
し段に共通なインダクタ30とする。
段と読み出し段との間に直接結合を含む渦遷移超電導メ
モリ・セルの改良に関する。これは、極めて高い動作速
度、高い磁界検出感度、ならびに非常に少ないエネルギ
及び電力の消散をもたらす回路を提供する。図2は、本
発明による、直接結合を有する超電導セル10の簡略回
路図である。超電導セル10は、好ましくは、非破壊読
み出し(NDRO)渦遷移メモリ・セルの形態とする。
これは、2つのジョセフソン接合J1(20)、J2
(22)からなる記憶段、及び2つの検知エレメント、
好ましくは、ジョセフソン接合J3(24)、J4(2
6)を有する超電導量子干渉素子(SQUID)を利用
した読み出し段を有する。超電導セル10は、記憶段と
読み出し段との間に直接結合エレメントを用いている。
直接結合エレメントは、好ましくは、記憶段及び読み出
し段に共通なインダクタ30とする。
【0016】超電導セル10の記憶段は、記憶ループA
CFDを含む。この記憶ループACFDは、第1切り替
え可能記憶エレメント・ジョセフソン接合J1(20)
及び第2切り替え可能記憶エレメント・ジョセフソン接
合J2(22)を有する。第1切り替え可能記憶エレメ
ントJ1は、記憶ループACFD内の単一磁束量子(S
FQ:single flux quantum)の存
在又は不存在に基づいて2つの状態の一方となることが
できる。第2切り替え可能記憶エレメントJ2も、単一
磁束量子の存在又は不存在及び記憶ループACFD内の
電流の振幅に基づいて2つの別個の状態の一方となるこ
とができる。記憶ループACFD内の電流は、読み出し
モードにおいては、インダクタ30によって読み出し段
の読み出しループACFHJIG内に電流を生成する。
記憶段と読み出し段との間には直接結合があるので、読
み出し段に生成される電流は、従来の変圧器結合を有す
るVTメモリ・セルを用いて得ることができる電流の約
2倍である。したがって、本発明の直接結合超電導セル
では、その製造の実現可能性が大幅に向上する。
CFDを含む。この記憶ループACFDは、第1切り替
え可能記憶エレメント・ジョセフソン接合J1(20)
及び第2切り替え可能記憶エレメント・ジョセフソン接
合J2(22)を有する。第1切り替え可能記憶エレメ
ントJ1は、記憶ループACFD内の単一磁束量子(S
FQ:single flux quantum)の存
在又は不存在に基づいて2つの状態の一方となることが
できる。第2切り替え可能記憶エレメントJ2も、単一
磁束量子の存在又は不存在及び記憶ループACFD内の
電流の振幅に基づいて2つの別個の状態の一方となるこ
とができる。記憶ループACFD内の電流は、読み出し
モードにおいては、インダクタ30によって読み出し段
の読み出しループACFHJIG内に電流を生成する。
記憶段と読み出し段との間には直接結合があるので、読
み出し段に生成される電流は、従来の変圧器結合を有す
るVTメモリ・セルを用いて得ることができる電流の約
2倍である。したがって、本発明の直接結合超電導セル
では、その製造の実現可能性が大幅に向上する。
【0017】直接結合超電導セル10は、読み出し信号
がアドレスyの信号ライン18によって搬送されるの
で、2本の信号ライン、すなわち、アドレスx信号ライ
ン16及びアドレスy信号ライン18を用いるだけであ
る。アドレスy信号ライン18は、超電導セル10の記
憶ループACFDに直接接続されている。アドレスx信
号ライン16は、超電導セル10の記憶ループACFD
に電磁的に結合されている。アドレスx信号ライン16
及びアドレスy信号ライン18は、記憶ループ12の第
1切り替え可能記憶エレメントJ1及び第2切り替え可
能記憶エレメントJ2の状態を操作するために用いられ
る。
がアドレスyの信号ライン18によって搬送されるの
で、2本の信号ライン、すなわち、アドレスx信号ライ
ン16及びアドレスy信号ライン18を用いるだけであ
る。アドレスy信号ライン18は、超電導セル10の記
憶ループACFDに直接接続されている。アドレスx信
号ライン16は、超電導セル10の記憶ループACFD
に電磁的に結合されている。アドレスx信号ライン16
及びアドレスy信号ライン18は、記憶ループ12の第
1切り替え可能記憶エレメントJ1及び第2切り替え可
能記憶エレメントJ2の状態を操作するために用いられ
る。
【0018】読み出しループACFHJIGは、本発明
では、記憶ループACFDに直接接続されており、記憶
ループACFDの状態を検知し、アドレスy信号ライン
18上の出力信号を読み出しモードに移行させるために
用いられる。記憶段及び読み出し段の回路は、ラッチン
グ接合又は非ラッチング接合20、22、24、26の
いずれかを用いて実現することができる。しがたって、
本発明の超電導セルは、低温又は高温超電導体のいずれ
を用いても構成することができる。
では、記憶ループACFDに直接接続されており、記憶
ループACFDの状態を検知し、アドレスy信号ライン
18上の出力信号を読み出しモードに移行させるために
用いられる。記憶段及び読み出し段の回路は、ラッチン
グ接合又は非ラッチング接合20、22、24、26の
いずれかを用いて実現することができる。しがたって、
本発明の超電導セルは、低温又は高温超電導体のいずれ
を用いても構成することができる。
【0019】図3は、超電導セル100の実施の一例を
示す回路図であり、このセルも図2の直接結合を有して
いる。第1及び第2切り替え可能記憶エレメント20、
22及び検知ゲート24、26は、符号「X」で表わさ
れており、好ましくは、ジョセフソン接合J1(2
0)、J2(22)、J3(24)及びJ4(26)で
ある。読み出し段14は、好ましくは、タイミング制御
信号を有さず、したがって高速で動作するSQUID回
路である。各ジョセフソン接合J1、J2、J3、及び
J4は、2つの超電導体を分離するウイーク・リンク・
ギャップを有するデバイスであり、超電導遷移温度未満
に冷却されている。ウイーク・リンク・ギャップは、2
つのモード、即ち、超電導モード及び抵抗モードで動作
することができ、これは臨界電流Icに依存する。臨界
電流Icは、デバイスを通過する最大許容超電導電流で
ある。デバイス内にその臨界電流よりも高い電流がある
場合、デバイスは抵抗性動作を行い、各々SFQに等し
い、一連の1つ以上の電圧スパイクが生じる。超電導モ
ードでは、素子のdc(直流)インピーダンスはゼロで
あり、データ記憶に用いることができる。
示す回路図であり、このセルも図2の直接結合を有して
いる。第1及び第2切り替え可能記憶エレメント20、
22及び検知ゲート24、26は、符号「X」で表わさ
れており、好ましくは、ジョセフソン接合J1(2
0)、J2(22)、J3(24)及びJ4(26)で
ある。読み出し段14は、好ましくは、タイミング制御
信号を有さず、したがって高速で動作するSQUID回
路である。各ジョセフソン接合J1、J2、J3、及び
J4は、2つの超電導体を分離するウイーク・リンク・
ギャップを有するデバイスであり、超電導遷移温度未満
に冷却されている。ウイーク・リンク・ギャップは、2
つのモード、即ち、超電導モード及び抵抗モードで動作
することができ、これは臨界電流Icに依存する。臨界
電流Icは、デバイスを通過する最大許容超電導電流で
ある。デバイス内にその臨界電流よりも高い電流がある
場合、デバイスは抵抗性動作を行い、各々SFQに等し
い、一連の1つ以上の電圧スパイクが生じる。超電導モ
ードでは、素子のdc(直流)インピーダンスはゼロで
あり、データ記憶に用いることができる。
【0020】図3に示した超電導セル100は、2つの
超電導ループからなり、各々図2におけるような2つの
ジョセフソン・ウイーク・リンクを有する。アドレス・
ラインは、アドレスx信号ライン16及びアドレスy信
号ライン18であり、dcバイアス・ライン19のよう
な追加の制御ラインがあってもよい。アドレスy信号ラ
イン18は、直接超電導セル100に接続されている。
アドレスx信号ライン16及びdcバイアス・ライン1
9は、電磁的に超電導セル100に結合されている。保
持状態では、アドレスx信号ライン16及びアドレスy
信号ライン18は電流を有さない。
超電導ループからなり、各々図2におけるような2つの
ジョセフソン・ウイーク・リンクを有する。アドレス・
ラインは、アドレスx信号ライン16及びアドレスy信
号ライン18であり、dcバイアス・ライン19のよう
な追加の制御ラインがあってもよい。アドレスy信号ラ
イン18は、直接超電導セル100に接続されている。
アドレスx信号ライン16及びdcバイアス・ライン1
9は、電磁的に超電導セル100に結合されている。保
持状態では、アドレスx信号ライン16及びアドレスy
信号ライン18は電流を有さない。
【0021】書き込み及び読み出し動作を行うには、以
下に説明するように、それぞれIx及びIyの振幅を有
する電流パルスによって、アドレスx信号ライン16及
びアドレスy信号ライン18を活性化する。dcバイア
ス・ライン19は、アドレスx信号ライン16上の電流
の入力振幅レベルを、負及び正の値間でシフトするため
の制御ラインである。したがって、これにより、アドレ
スx信号ライン16上の電流の振幅レベルをオフセット
させ、これを用いて正及び負のIx電流振幅レベルを調
節することにより、アドレスx信号ライン16の電流値
を、ゼロ振幅レベルに関して対称的(異なる極性を有す
る)とする。これは、超電導セル100に記憶されてい
る二進情報に影響を及ぼす。何故なら、対称的にするこ
とにより、記憶段12のループACFD内の電流は、反
時計回り又は時計回り方向の2つの対向する方向の一方
に流れ、同じ振幅レベルを有することができるからであ
る。
下に説明するように、それぞれIx及びIyの振幅を有
する電流パルスによって、アドレスx信号ライン16及
びアドレスy信号ライン18を活性化する。dcバイア
ス・ライン19は、アドレスx信号ライン16上の電流
の入力振幅レベルを、負及び正の値間でシフトするため
の制御ラインである。したがって、これにより、アドレ
スx信号ライン16上の電流の振幅レベルをオフセット
させ、これを用いて正及び負のIx電流振幅レベルを調
節することにより、アドレスx信号ライン16の電流値
を、ゼロ振幅レベルに関して対称的(異なる極性を有す
る)とする。これは、超電導セル100に記憶されてい
る二進情報に影響を及ぼす。何故なら、対称的にするこ
とにより、記憶段12のループACFD内の電流は、反
時計回り又は時計回り方向の2つの対向する方向の一方
に流れ、同じ振幅レベルを有することができるからであ
る。
【0022】図2及び図3の読み出しループACFHJ
IFは同様に、二接合DC SQUIDループは、並列
に接続された2つのジョセフソン接合J3(24)、J
4(26)を組み込んでいる。臨界電流Icは、ループ
ACFHJIG内に封入される磁束の周期関数であり、
超電導セル100の出口における電圧変化は、ループA
CFHJIG内に含まれる磁束変化に関係する。
IFは同様に、二接合DC SQUIDループは、並列
に接続された2つのジョセフソン接合J3(24)、J
4(26)を組み込んでいる。臨界電流Icは、ループ
ACFHJIG内に封入される磁束の周期関数であり、
超電導セル100の出口における電圧変化は、ループA
CFHJIG内に含まれる磁束変化に関係する。
【0023】データを記憶する(書き込む)には、所定
レベルIx、Iyの電流パルスを共に、アドレスx信号
ライン16及びアドレスy信号ライン18にそれぞれ供
給する。アドレスx信号ライン16及びアドレスy信号
ライン18上の電流Ix及びIyは、好ましくは、負の
値を有する。その後、これら信号ライン16及び18に
供給された電流パルスを遮断すると、ジョセフソン接合
J1は超電導状態となり、これによって、記憶段12の
超電導記憶ループACFDに流れる持続的な電流を保持
する。他のジョセフソン接合J2、J3、J4は、記憶
モードでは用いられない。
レベルIx、Iyの電流パルスを共に、アドレスx信号
ライン16及びアドレスy信号ライン18にそれぞれ供
給する。アドレスx信号ライン16及びアドレスy信号
ライン18上の電流Ix及びIyは、好ましくは、負の
値を有する。その後、これら信号ライン16及び18に
供給された電流パルスを遮断すると、ジョセフソン接合
J1は超電導状態となり、これによって、記憶段12の
超電導記憶ループACFDに流れる持続的な電流を保持
する。他のジョセフソン接合J2、J3、J4は、記憶
モードでは用いられない。
【0024】したがって、記憶モードにおいて二進数
「1」を書き込むには、負の電流パルス(−Ix及び−
Iy)を同時に超電導セル100に印加し、それらの結
合効果によって接合J1を切り替えさせ、接合J2から
の電流を全て分流させ、単一の磁束量子SFQ109の
記憶ループABCFDA内への流入を導く。SFQ10
9は、永続的な電流の形態を有し、アドレスx信号ライ
ン16及びアドレスy信号ライン18の電流振幅レベル
がゼロに戻った後も、記憶段12に残る。図3を参照す
ると、この持続的電流は反時計回り方向(ccw)であ
り、SQF106の方向とは逆である。超電導セル10
0を超電導温度に保持しておく限り、循環電流は維持し
続け、電流Ix及びIyが正に変化するまで、全く電力
を印加しなくても、二進数「1」を記憶する。
「1」を書き込むには、負の電流パルス(−Ix及び−
Iy)を同時に超電導セル100に印加し、それらの結
合効果によって接合J1を切り替えさせ、接合J2から
の電流を全て分流させ、単一の磁束量子SFQ109の
記憶ループABCFDA内への流入を導く。SFQ10
9は、永続的な電流の形態を有し、アドレスx信号ライ
ン16及びアドレスy信号ライン18の電流振幅レベル
がゼロに戻った後も、記憶段12に残る。図3を参照す
ると、この持続的電流は反時計回り方向(ccw)であ
り、SQF106の方向とは逆である。超電導セル10
0を超電導温度に保持しておく限り、循環電流は維持し
続け、電流Ix及びIyが正に変化するまで、全く電力
を印加しなくても、二進数「1」を記憶する。
【0025】二進数「0」を書き込むには、アドレスx
信号ライン16及びアドレスy信号ライン18上の電流
Ix及びIyは、正の電流パルスとしなければならな
い。二進数「1」を記憶してあるループに二進数「0」
を書き込むには、正のパルス+Ix及び+Iyを共に記
憶ループ12に印加し、接合J1をccwの逆方向、即
ち、時計回り方向に切り替えさせ、こうして記憶ループ
12からSFQ109を除去する。こうして、超電導セ
ル100はリセットされ、その初期状態に戻る。
信号ライン16及びアドレスy信号ライン18上の電流
Ix及びIyは、正の電流パルスとしなければならな
い。二進数「1」を記憶してあるループに二進数「0」
を書き込むには、正のパルス+Ix及び+Iyを共に記
憶ループ12に印加し、接合J1をccwの逆方向、即
ち、時計回り方向に切り替えさせ、こうして記憶ループ
12からSFQ109を除去する。こうして、超電導セ
ル100はリセットされ、その初期状態に戻る。
【0026】記憶ループACFDから情報を読み出すに
は、所定レベルで反対極性の電流パルス、即ち、+I
x、−Iyを同時にアドレスx信号ライン16及びアド
レスy信号ライン18に供給する。超電導セル100が
「0」状態にある場合、超電導セル100は静止状態に
留まる。超電導セル10が、デジタル値「1」を記憶し
た状態にある場合、アドレスx信号ライン16及びアド
レスy信号ライン18上の電流の振幅レベルの結合効
果、即ち、記憶段12の記憶ループACFD内を持続し
て流れる電流のため、ジョセフソン接合J2が切り替わ
る。「切り替え」は1SFQに等しい電圧遷移を生成
し、次いで、ゼロ電圧状態に戻ることを意味する。
は、所定レベルで反対極性の電流パルス、即ち、+I
x、−Iyを同時にアドレスx信号ライン16及びアド
レスy信号ライン18に供給する。超電導セル100が
「0」状態にある場合、超電導セル100は静止状態に
留まる。超電導セル10が、デジタル値「1」を記憶し
た状態にある場合、アドレスx信号ライン16及びアド
レスy信号ライン18上の電流の振幅レベルの結合効
果、即ち、記憶段12の記憶ループACFD内を持続し
て流れる電流のため、ジョセフソン接合J2が切り替わ
る。「切り替え」は1SFQに等しい電圧遷移を生成
し、次いで、ゼロ電圧状態に戻ることを意味する。
【0027】読み出しモードでは、アドレスx信号ライ
ン16及びアドレスy信号ライン18上の電流極性が異
なるので、Ix及びIy信号振幅の和である全振幅レベ
ルは、デジタル値「1」を記憶するモード(この場合、
Ix及びIy双方が負)よりも大きくなる。このため、
より多くの電流が記憶ループACFDに流れ込み、接合
J2の臨界電流を超えて、接合を切り替える。したがっ
て、SFQ109は、ccw方向でループABCFHG
DAに流れ込むことを許され、電流はインダクタ30及
び追加のインダクタ32を通過する。接合J2が導通モ
ードにあるとき、図3において破線で示すように、ルー
プのインダクタ30、32を介して電流が流れるので、
ここではSFQ109は、検知ゲート24、26を含む
読み出しループ14に結合される。検知ゲート24、2
6は、好ましくは、ジョセフソン接合J3(24)及び
J4(26)で形成する。
ン16及びアドレスy信号ライン18上の電流極性が異
なるので、Ix及びIy信号振幅の和である全振幅レベ
ルは、デジタル値「1」を記憶するモード(この場合、
Ix及びIy双方が負)よりも大きくなる。このため、
より多くの電流が記憶ループACFDに流れ込み、接合
J2の臨界電流を超えて、接合を切り替える。したがっ
て、SFQ109は、ccw方向でループABCFHG
DAに流れ込むことを許され、電流はインダクタ30及
び追加のインダクタ32を通過する。接合J2が導通モ
ードにあるとき、図3において破線で示すように、ルー
プのインダクタ30、32を介して電流が流れるので、
ここではSFQ109は、検知ゲート24、26を含む
読み出しループ14に結合される。検知ゲート24、2
6は、好ましくは、ジョセフソン接合J3(24)及び
J4(26)で形成する。
【0028】電流がインダクタ30を通過すると、検知
ゲートJ3及びJ4は、記憶されているデジタル値
「1」を読み出させる。図3の点H及びG間にあるイン
ダクタ30を通過する電流は、2本の並列な分岐路、H
G分岐路及びHJIG分岐路間で分割される。この状況
では、接合J3及びJ4は交互に切り替わる。この交互
切り替えは非常に高速かつ連続的であり、接合J3及び
J2間にdc電圧を発生させる。接合J3及びJ4がヒ
ステリシス特性(hysteric)を有している場
合、これによりラッチ状態が生じる。したがって、読み
出しループ14の外側の入力点106と出力点140と
の間にあるアドレスy信号ライン18上の超電導セル1
00間の電圧は、増大電圧として、減少電流として、又
は双方として存在し(register)、図示しない
メモリ検出器によって検知される。これが非破壊性メモ
リ・セルであって、読み出し動作の間に記憶されている
情報を変化させない場合、読み出しの後、アドレスx信
号ライン16及びアドレスy信号ライン18上の電流パ
ルスはゼロに戻され、超電導セル100は、読み出し動
作を行う前と同様に、二進数「1」の状態を維持する。
ゲートJ3及びJ4は、記憶されているデジタル値
「1」を読み出させる。図3の点H及びG間にあるイン
ダクタ30を通過する電流は、2本の並列な分岐路、H
G分岐路及びHJIG分岐路間で分割される。この状況
では、接合J3及びJ4は交互に切り替わる。この交互
切り替えは非常に高速かつ連続的であり、接合J3及び
J2間にdc電圧を発生させる。接合J3及びJ4がヒ
ステリシス特性(hysteric)を有している場
合、これによりラッチ状態が生じる。したがって、読み
出しループ14の外側の入力点106と出力点140と
の間にあるアドレスy信号ライン18上の超電導セル1
00間の電圧は、増大電圧として、減少電流として、又
は双方として存在し(register)、図示しない
メモリ検出器によって検知される。これが非破壊性メモ
リ・セルであって、読み出し動作の間に記憶されている
情報を変化させない場合、読み出しの後、アドレスx信
号ライン16及びアドレスy信号ライン18上の電流パ
ルスはゼロに戻され、超電導セル100は、読み出し動
作を行う前と同様に、二進数「1」の状態を維持する。
【0029】本発明においては、記憶段及び読み出し段
が独立している従来のVTセルとは異なり、記憶及び読
み出しループのエレメントに対するパラメータ値は、直
接結合ループにおけるエレメントの相互依存性が高いた
め、分析的に決定することができない。したがって、S
PICEシミュレーションを用いて、本発明の直接結合
を有する超電導セルの最適化回路パラメータを判定し
た。SPICEとは、カリフォルニア大学のElect
ronics Research Laborator
y(エレクトロニクス研究所)が開発した、Simul
ation Program with Integr
ated Circuit Emphasis(集積回
路強調を有するシミュレーション・プログラム)の頭文
字と取った略号であり、1975年に公開されている。
が独立している従来のVTセルとは異なり、記憶及び読
み出しループのエレメントに対するパラメータ値は、直
接結合ループにおけるエレメントの相互依存性が高いた
め、分析的に決定することができない。したがって、S
PICEシミュレーションを用いて、本発明の直接結合
を有する超電導セルの最適化回路パラメータを判定し
た。SPICEとは、カリフォルニア大学のElect
ronics Research Laborator
y(エレクトロニクス研究所)が開発した、Simul
ation Program with Integr
ated Circuit Emphasis(集積回
路強調を有するシミュレーション・プログラム)の頭文
字と取った略号であり、1975年に公開されている。
【0030】図4は、本発明の直接結合を有する超電導
セルの動作(performance)をシミュレート
することによって得られた検査結果の一例を示す。直接
結合を有する超電導セルでは、電流振幅レベルが0.1
mA程度であり、直接結合を有する超電導セルに用いら
れているジョセフソン接合の臨界電流Icにほぼ等し
い。直接結合を有する超電導セルでは、記憶段ループの
電流全体が、読み出し段ループに直接結合され、更に読
み出し段ループにおいて誘発される電流は、従来の変圧
器結合を有するメモリ・セルを用いて得ることができる
電流よりも約2倍大きいことが、図4のグラフによって
確認される。これは、ループ12、14間の洩れを最適
化し、超電導セル100において必要な電流及び電圧の
振幅レベルを低下させる。したがって、図示のデバイス
では、書き込みマージンを増大させる必要なく、検知マ
ージンが改善する。要求される電流及び電圧の振幅レベ
ルが低くて済むことから、直接結合超電導セル100
は、製造歩留まりの改善、ビット・エラー・レートの低
下、小型化及び低コスト化、ならびにそのエレメントの
耐用年数(wear life)延長が得られる。ま
た、グラフに示す結果は、メモリ動作のサイクル時間短
縮の可能性も示しており、したがってセルの動作速度も
向上する。
セルの動作(performance)をシミュレート
することによって得られた検査結果の一例を示す。直接
結合を有する超電導セルでは、電流振幅レベルが0.1
mA程度であり、直接結合を有する超電導セルに用いら
れているジョセフソン接合の臨界電流Icにほぼ等し
い。直接結合を有する超電導セルでは、記憶段ループの
電流全体が、読み出し段ループに直接結合され、更に読
み出し段ループにおいて誘発される電流は、従来の変圧
器結合を有するメモリ・セルを用いて得ることができる
電流よりも約2倍大きいことが、図4のグラフによって
確認される。これは、ループ12、14間の洩れを最適
化し、超電導セル100において必要な電流及び電圧の
振幅レベルを低下させる。したがって、図示のデバイス
では、書き込みマージンを増大させる必要なく、検知マ
ージンが改善する。要求される電流及び電圧の振幅レベ
ルが低くて済むことから、直接結合超電導セル100
は、製造歩留まりの改善、ビット・エラー・レートの低
下、小型化及び低コスト化、ならびにそのエレメントの
耐用年数(wear life)延長が得られる。ま
た、グラフに示す結果は、メモリ動作のサイクル時間短
縮の可能性も示しており、したがってセルの動作速度も
向上する。
【0031】図5は、図3の超電導セル100を複数形
成した本発明の別の実施例を示している。複数の超電導
セル100は、列及び行に配列され、超電導ジョセフソ
ン・ランダム・アクセス・メモリ(RAM)アレイを形
成している。具体的には、図5は、16個の直接結合を
有する超電導セルを有し、各セルが4つのジョセフソン
接合を有する、4x4RAMアレイ・アーキテクチャの
レイアウトを示している。図示のRAMアレイに対して
行った実験では、極低温動作の間の結合アクセス時間
(combined access time)は1ナ
ノ秒よりも遥かに短く、保持状態における電力消散はゼ
ロであった。したがって、かかるRAMアレイは、高性
能計算回路や信号処理回路と共に使用することができ
る。使用可能な回路はジョセフソン・デジタル回路を含
み、しかもこれに限定される訳ではない。更に、本発明
は、キャッシュ・メモリのような多数のその他の超電導
電子メモリ・デバイスや、超電導クロスバー・スイッチ
のような高速機器、磁気測定機及び検出器、ならびにジ
ョセフソン接合を有する2つのループの結合を用いるあ
らゆる場合にも使用可能である。
成した本発明の別の実施例を示している。複数の超電導
セル100は、列及び行に配列され、超電導ジョセフソ
ン・ランダム・アクセス・メモリ(RAM)アレイを形
成している。具体的には、図5は、16個の直接結合を
有する超電導セルを有し、各セルが4つのジョセフソン
接合を有する、4x4RAMアレイ・アーキテクチャの
レイアウトを示している。図示のRAMアレイに対して
行った実験では、極低温動作の間の結合アクセス時間
(combined access time)は1ナ
ノ秒よりも遥かに短く、保持状態における電力消散はゼ
ロであった。したがって、かかるRAMアレイは、高性
能計算回路や信号処理回路と共に使用することができ
る。使用可能な回路はジョセフソン・デジタル回路を含
み、しかもこれに限定される訳ではない。更に、本発明
は、キャッシュ・メモリのような多数のその他の超電導
電子メモリ・デバイスや、超電導クロスバー・スイッチ
のような高速機器、磁気測定機及び検出器、ならびにジ
ョセフソン接合を有する2つのループの結合を用いるあ
らゆる場合にも使用可能である。
【0032】以上、本発明を好適な実施形態(複数の実
施形態)を参照しながら説明したが、その範囲は、特許
請求の範囲及びその均等物によってのみ限定されるもの
とする。前述の説明は純粋に非限定的な例として与えた
に過ぎないことは正に明白である。デジタル値は、純粋
に説明を例示するために与えたものである。前述の好適
な実施形態の様々な適合化や変更も、本発明の範囲及び
精神から逸脱することなく構成可能であることを当業者
は認めよう。したがって、特許請求の範囲内において、
ここに具体的に説明した以外にも本発明は実施可能であ
ることは当然理解すべきことである。
施形態)を参照しながら説明したが、その範囲は、特許
請求の範囲及びその均等物によってのみ限定されるもの
とする。前述の説明は純粋に非限定的な例として与えた
に過ぎないことは正に明白である。デジタル値は、純粋
に説明を例示するために与えたものである。前述の好適
な実施形態の様々な適合化や変更も、本発明の範囲及び
精神から逸脱することなく構成可能であることを当業者
は認めよう。したがって、特許請求の範囲内において、
ここに具体的に説明した以外にも本発明は実施可能であ
ることは当然理解すべきことである。
【図1】従来技術による、変圧器結合を有する従来の渦
遷移メモリ・セルの回路図である。
遷移メモリ・セルの回路図である。
【図2】本発明による、直接結合を有する超電導セルの
簡略回路図である。
簡略回路図である。
【図3】図2の直接結合を有する超電導セルの実施の一
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図4】図3の直接結合を有する超電導セルのシミュレ
ーション動作によって得られた検査結果のタイミング図
である。
ーション動作によって得られた検査結果のタイミング図
である。
【図5】図3の超電導セルを複数個行列上に配列してメ
モリ・セルを形成した、本発明の好適な実施形態の一例
を示す図である。
モリ・セルを形成した、本発明の好適な実施形態の一例
を示す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 超電導セルであって、 二進情報を記憶する超電導記憶ループと、 読み出しループと、 前記超電導記憶ループと前記読み出しループとの間にあ
る直接結合手段とを備えることを特徴とする超電導セ
ル。 - 【請求項2】 請求項1記載の超電導セルにおいて、前
記直接結合手段が、前記超電導記憶ループ及び前記読み
出しループに共通なインダクタを有することを特徴とす
る超電導セル。 - 【請求項3】 請求項2記載の超電導セルにおいて、該
セルは、二進情報を記憶する記憶状態と、二進情報を読
み出す読み出し状態とを有し、前記超電導記憶ループ
が、 前記超電導記憶ループに直接接続された第1アドレス・
ラインと、 前記超電導記憶ループに磁気的に結合された第2アドレ
ス・ラインと、 前記第1及び第2アドレス・ライン上の電流が同じ極性
を有するときに前記超電導デバイスを前記記憶状態に切
り替え、前記第1及び第2アドレス・ライン上の電流が
異なる極性を有するときに前記読み出し状態に切り替え
る第1切り替え可能記憶エレメントと、 読み出し電流を前記直接結合手段に通過させ、前記読み
出し状態において前記読み出しループに前記読み出し電
流を通過させ、前記第1アドレス・ライン上において、
記憶されている二進情報を検知する第2切り替え可能記
憶エレメントとを備えることを特徴とする超電導セル。 - 【請求項4】 請求項3記載の超電導セルにおいて、該
セルは更に、前記記憶ループに磁気的に結合され、前記
第2アドレス・ライン上の電流の振幅レベルを負値と正
値との間でシフトする制御ラインを備えることを特徴と
する超電導セル。 - 【請求項5】 請求項3記載の超電導セルにおいて、前
記第1及び第2切り替え可能記憶エレメントの各々が、
外部シャント抵抗に並列に接続された、低温超電導体の
ジョセフソン接合からなることを特徴とする超電導セ
ル。 - 【請求項6】 請求項5記載の超電導セルにおいて、前
記超電導セルが非破壊的であり、前記読み出しループ
が、2つの検知ゲートを有する二接合超電導量子干渉素
子(SQUID)からなることを特徴とする超電導セ
ル。 - 【請求項7】 請求項3記載の超電導セルにおいて、前
記第1及び第2切り替え可能記憶エレメントの各々が、
高温超電導体の非破壊ジョセフソン接合からなり、前記
読み出しループが、2つの検知ゲートを有する、二接合
超電導量子干渉素子(SQUID)からなることを特徴
とする超電導セル。 - 【請求項8】 メモリ・アレイにおいて、 列及び行に配列された複数のメモリ・セルと、 複数の第1アドレス・ラインと、 複数の第2アドレス・ラインとを備え、 前記メモリ・セルの各々が前記複数の第1アドレス・ラ
インの1つと、前記複数の第2アドレス・ラインの1つ
とに結合されており、 前記メモリ・セルの各々が、 記憶状態において二進情報を記憶する超電導記憶ループ
と、 読み出し状態において前記記憶した二進情報を読み出す
読み出しループと、 前記記憶ループと前記読み出しループとの間にある直接
結合手段とを備えることを特徴とするメモリ・アレイ。 - 【請求項9】 請求項8記載のメモリ・アレイにおい
て、前記直接結合手段が、前記超電導記憶ループ及び前
記読み出しループに共通なインダクタを有することを特
徴とするメモリ・アレイ。 - 【請求項10】 請求項9記載のメモリ・アレイにおい
て、前記メモリ・セルの各々において、前記第1アドレ
ス・ラインが前記メモリ・セルの前記超電導記憶ループ
に直接接続され、前記第2アドレス・ラインが前記メモ
リ・セルの前記記憶ループに磁気的に結合されており、
前記メモリ・セルの各々が、 前記第1及び第2アドレス・ライン上の電流が同じ極性
を有するときに前記メモリ・セルを前記記憶状態に切り
替え、前記第1及び第2アドレス・ライン上の電流が異
なる極性を有するとき前記読み出し状態に切り替える第
1切り替え可能記憶エレメントと、 読み出し電流を前記直接結合手段に供給し、前記読み出
し状態において前記読み出しループに前記読み出し電流
を供給し、前記第1アドレス・ライン上において、記憶
されている二進情報を検知する第2切り替え可能記憶エ
レメントとを備えることを特徴とするメモリ・アレイ。 - 【請求項11】 請求項10記載のメモリ・アレイにお
いて、該アレイは更に、前記メモリ・セルに磁気的に結
合され、前記第2アドレス・ライン上の前記電流の振幅
レベルを負値と正値との間でシフトする制御ラインを備
えることを特徴とするメモリ・アレイ。 - 【請求項12】 請求項10記載のメモリ・アレイにお
いて、前記第1及び第2切り替え可能記憶エレメントの
各々が、外部シャント抵抗に並列に接続された、低温超
電導体のジョセフソン接合からなることを特徴とするメ
モリ・アレイ。 - 【請求項13】 請求項12記載のメモリ・アレイにお
いて、前記メモリ・セルが非破壊的であり、前記読み出
しループが、二接合超電導量子干渉素子(SQUID)
からなることを特徴とするメモリ・アレイ。 - 【請求項14】 請求項10記載のメモリ・アレイにお
いて、前記第1及び第2切り替え可能記憶エレメントの
各々が、低温超電導体の非破壊ジョセフソン接合からな
り、前記読み出しループが、二接合超電導量子干渉素子
(SQUID)からなることを特徴とするメモリ・アレ
イ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/206267 | 1998-12-04 | ||
| US09/206,267 US6078517A (en) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | Superconducting memory cell with directly-coupled readout |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000200491A true JP2000200491A (ja) | 2000-07-18 |
| JP3597096B2 JP3597096B2 (ja) | 2004-12-02 |
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ID=22765651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33459399A Expired - Fee Related JP3597096B2 (ja) | 1998-12-04 | 1999-11-25 | 超電導セル及び該セルを用いたメモリ・アレイ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6078517A (ja) |
| JP (1) | JP3597096B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018508923A (ja) * | 2015-03-05 | 2018-03-29 | ノースロップ グラマン システムズ コーポレイションNorthrop Grumman Systems Corporation | 量子メモリシステムにおけるタイミング制御 |
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| WO2006011451A1 (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-02 | Japan Science And Technology Agency | ジョセフソン量子計算素子及びそれを用いた集積回路 |
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| WO2014197095A2 (en) * | 2013-03-14 | 2014-12-11 | Andrew Bleloch | Flux latching superconducting memory |
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| WO2019160572A2 (en) | 2017-05-16 | 2019-08-22 | PsiQuantum Corp. | Gated superconducting photon detector |
| US10586910B2 (en) | 2017-07-28 | 2020-03-10 | PsiQuantum Corp. | Superconductor-based transistor |
| US10374611B2 (en) | 2017-10-05 | 2019-08-06 | PsiQuantum Corp. | Superconducting logic components |
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| US10461445B2 (en) | 2017-11-13 | 2019-10-29 | PsiQuantum Corp. | Methods and devices for impedance multiplication |
| WO2019157077A1 (en) | 2018-02-06 | 2019-08-15 | PsiQuantum Corp. | Superconducting photon detector |
| WO2019160869A1 (en) | 2018-02-14 | 2019-08-22 | PsiQuantum Corp. | Superconducting logic components |
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| US10541024B2 (en) | 2018-05-25 | 2020-01-21 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Memory system with signals on read lines not phase-aligned with Josephson transmission line (JTL) elements included in the write lines |
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| US10944403B2 (en) | 2018-10-27 | 2021-03-09 | PsiQuantum Corp. | Superconducting field-programmable gate array |
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1998
- 1998-12-04 US US09/206,267 patent/US6078517A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33459399A patent/JP3597096B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| US6078517A (en) | 2000-06-20 |
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