JP2000200829A - トレンチ素子分離領域を有する半導体装置の製造方法 - Google Patents

トレンチ素子分離領域を有する半導体装置の製造方法

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JP2000200829A
JP2000200829A JP10377148A JP37714898A JP2000200829A JP 2000200829 A JP2000200829 A JP 2000200829A JP 10377148 A JP10377148 A JP 10377148A JP 37714898 A JP37714898 A JP 37714898A JP 2000200829 A JP2000200829 A JP 2000200829A
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Yutaka Maruo
豊 丸尾
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 Si基板の上面水準より絶縁層の突出した部
分を等方性エッチングした場合に生じる、絶縁層の上端
部における凹みの形状を制御できるトレンチ素子分離領
域を有する半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 Si基板10の表面にパッド層12を形
成し、パッド層の表面にマスク層14を形成する。マス
ク層及びパッド層を所定のパターンにエッチングする
が、マスク層14はSi基板10から離れるにつれて、
外方に広がる逆傾斜形状にエッチングする。マスク層を
マスクにしてSi基板を異方性エッチングし、素子形成
領域の表面端部を露出させてトレンチ16を形成する。
次に露出基板の表面を酸化することにより、Si基板1
0の上部のエッジ部を円形状にし、さらにトレンチ16
に絶縁層を充填し、トレンチ素子分離領域を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に素子分離溝を有する半導体装置の製造
方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、半導体素子、たとえばMOSトラン
ジスタの微細化に伴い、半導体素子間を分離するための
領域の微細化が必要となっている。この領域の微細化を
達成するため、半導体素子間の基板上に溝部(以下「ト
レンチ」という)を設け、このトレンチに絶縁材を充填
することによって半導体素子間を分離するトレンチ素子
分離技術が検討されている。この技術の一例を次に説明
する。
【0003】図24〜図27は、従来のトレンチ素子分
離技術を利用した、トレンチ素子分離領域123の形成
工程を模式的に示す断面図である。
【0004】まず、図24に示すように、シリコン基板
110上に、パッド層112、ストッパ層114を順次
堆積させた後、ストッパ層114の上に、所定のパター
ンのレジスト層R10を形成し、レジスト層R10をマ
スクとして、ストッパ層114をエッチングする。
【0005】次いで、図25に示すように、レジスト層
R10をアッシング除去し、ストッパ層114をマスク
として、シリコン基板110をエッチングし、トレンチ
116を形成する。その後、トレンチ116におけるシ
リコン基板110の露出面を熱酸化し、トレンチ酸化膜
118を形成する。
【0006】次に、トレンチ116を埋め込むようにし
て、絶縁層120を全面に堆積させ、図26に示すよう
に、ストッパ層114をマスクとして、絶縁層120を
平坦化する。次いで、ストッパ層114を熱りん酸を用
いて除去する。
【0007】その後の工程において、絶縁層120の、
シリコン基板110の上面のレベルより突出した部分を
等方性エッチングし、図27に示すような、トレンチ素
子分離領域123を形成する。
【0008】しかし、以上のようにして、トレンチ素子
分離領域123を形成すると、絶縁層120の上部の端
部において、図27に示すように、くぼみ125が生じ
る。
【0009】このくぼみ125は、図28に示すよう
に、くぼみ125におけるシリコン基板110および絶
縁層120の傾斜が急峻である。その傾斜が急峻である
と、ゲート電極を形成するためのゲート電極材のエッチ
ングにおいて、そのくぼみ125にゲート電極材が残っ
てしまう。ゲート電極材がくぼみ125に残ると、回路
のショートなどの不具合が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、絶縁層の、
シリコン基板の上面のレベルより突出した部分を等方性
エッチングした場合に生じる、絶縁層の上部の端部にお
けるくぼみの形状を制御することができるトレンチ素子
分離領域を有する半導体装置の製造方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のトレンチ素子分
離領域を有する半導体装置の製造方法は、以下の工程
(a)〜(f)を含む。
【0012】(a)シリコン基板の表面にパッド層を形
成する工程、(b)前記パッド層の表面に、マスク層を
形成する工程、(c)前記マスク層および前記パッド層
を所定のパターンにエッチングする工程であって、前記
マスク層を、前記シリコン基板から離れるにしたがっ
て、外方に広がる逆テーパ形状にエッチングする工程、
(d)前記マスク層をマスクとして前記シリコン基板を
エッチングし、素子分離溝を形成する工程であって、前
記シリコン基板を異方性エッチングし、前記シリコン基
板の素子が形成される領域の表面の端部を露出させる工
程、(e)露出した前記シリコン基板の表面を酸化する
ことにより、前記シリコン基板の上部のエッジ部をラウ
ンディング形状にする工程、および(f)前記素子分離
溝に絶縁層を充填し、トレンチ素子分離領域を形成する
工程。
【0013】本発明は、主として、以下の三つの利点を
有する。
【0014】(1)第1に、前記工程(c),(d)お
よび(e)で、シリコン基板の上部のエッジ部(以下
「エッジ部」という)をラウンディング形状にすること
ができる。したがって、特別の工程を付加することな
く、簡易なプロセスによって、エッジ部をラウンディン
グ形状にすることができる。
【0015】(2)第2に、前記端部の露出部分の幅、
酸化条件などを変えることにより、ラウンディング形状
を有するエッジ部の曲率半径を、容易に制御することが
でき、必要に応じて、エッジ部を曲率半径の大きなラウ
ンディング形状にすることができる。
【0016】(3)第3に、エッジ部をラウンディング
形状にしたことにより、絶縁層の、シリコン基板の上面
のレベルより突出した部分(以下「突出部」という)を
等方性エッチングした場合に生じる、絶縁層の上部の端
部におけるくぼみを、エッジ部をラウンディング形状に
しない場合に比べて、小さくすることができる。
【0017】前記工程(c)において形成されるマスク
層は、該マスク層の側面と、前記シリコン基板の素子が
形成される領域(以下「素子形成領域」という)の表面
とのなす角が、70〜85°であることが好ましい。素
子形成領域の表面の端部を、より確実に露出することが
できる。
【0018】前記工程(d)におけるエッチングは、反
応性イオンエッチングであることが好ましい。
【0019】前記工程(d)において形成される、露出
された、前記素子形成領域の表面の端部の幅は、ラウン
ディング形状を有するエッジ部の好ましい曲率半径を考
慮すると、10〜55nmであることが好ましく、より
好ましくは10〜30nmである。
【0020】エッジ部をラウンディング形状にしたこと
で、ゲート電極を形成するための電極材のエッチングの
際、くぼみに充填された電極材を確実に除去することが
できるなどの作用効果を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。
【0022】(デバイスの構造)本発明の製造方法によ
り得られたトレンチ素子分離領域を有する半導体装置に
ついて説明する。
【0023】図23は、本発明の製造方法により得られ
たトレンチ素子分離領域を有する半導体装置(以下「半
導体装置」という)100である。
【0024】図23に示す半導体装置100は、トレン
チ素子分離領域23、n型MOS素子80およびp型M
OS素子82を含む。
【0025】トレンチ素子分離領域23は、シリコン基
板10に設けられたトレンチ16を、絶縁層20で充填
することにより形成された領域である。トレンチ素子分
離領域23は、MOS素子間を分離し、素子領域を画定
する役割を有する。このトレンチ素子分離領域23を境
として、一方の素子領域には、p型レトログレードウエ
ル32が形成され、他方の素子領域には、n型レトログ
レードウエル30が形成されている。
【0026】p型レトログレードウエル32上には、n
型MOS素子80が形成され、n型レトログレードウエ
ル30上には、p型MOS素子82が形成されている。
【0027】n型MOS素子80は、ゲート酸化膜28
と、ゲート電極46と、n型不純物拡散層50とを有す
る。
【0028】n型MOS素子80におけるゲート酸化膜
28は、p型レトログレードウエル32上に形成されて
いる。このゲート酸化膜28上には、ゲート電極46が
形成されている。ゲート電極46は、多結晶シリコン層
40と、多結晶シリコン層40上に形成された金属シリ
サイド層42とからなる。そして、ゲート酸化膜28お
よびゲート電極46の側壁を覆うようにして、サイドウ
ォール絶縁膜70が形成されている。
【0029】n型不純物拡散層50は、ソース/ドレイ
ン領域を構成している。そしてn型不純物拡散層50
は、低濃度のn型不純物拡散層50aと高濃度のn型不
純物拡散層50bとからなり、LDD構造を有してい
る。
【0030】p型MOS素子82は、ゲート酸化膜28
と、ゲート電極46と、p型不純物拡散層60とを有す
る。
【0031】p型MOS素子82におけるゲート酸化膜
28は、n型レトログレードウエル30上に形成されて
いる。ゲート電極46およびサイドウォール絶縁膜70
の詳細は、n型MOS素子80と同様である。
【0032】p型不純物拡散層60は、p型である以外
は、n型不純物拡散層50と同様である。
【0033】(製造プロセス)次に、図22に示す半導
体装置100の製造プロセスについて説明する。図1〜
図21は、半導体装置100の製造工程を示したもので
ある。
【0034】(1)トレンチの形成 まず、図1を参照しながら説明する。シリコン基板10
上に、パッド層12を形成する。パッド層12の材質
は、たとえばSiO2 ,SiONなどを挙げることがで
きる。パッド層12がSiO2 からなる場合には、熱酸
化法,CVD法などにより形成することができ、SiO
Nからなる場合には、CVD法などにより形成すること
ができる。パッド層12の膜厚は、たとえば5〜20n
mである。
【0035】次いで、パッド層12上に、マスク層14
を形成する。ストッパ層14としては、たとえば窒化シ
リコン層,多結晶シリコン層,非晶質シリコン層,窒化
シリコン層と多結晶シリコン層と非晶質シリコン層とか
らなる群から選択される少なくとも2種からなる多層構
造などを挙げることができ、その形成方法としては、公
知の方法たとえばCVD法などを挙げることができる。
マスク層14は、後の化学的機械的研磨(CMP)にお
けるストッパとして機能するのに十分な膜厚、たとえば
50〜200nmの膜厚を有する。
【0036】マスク層14の上に、所定のパターンのレ
ジスト層R1を形成する。レジスト層R1は、図2に示
すように、トレンチ16が形成されることになる領域の
上方において、開口されている。
【0037】次に、図2に示すように、レジスト層R1
をマスクとして、マスク層14をエッチングする。この
エッチングにおいて、マスク層14の形状を、シリコン
基板10から離れるに従って外方に広がる形状、つまり
逆テーパ形状にする。逆テーパ形状を有するマスク層1
4の側面とシリコン基板10の表面とのなす角Θは、好
ましくは70〜85°、より好ましくは75〜80°で
ある。マスク層14を逆テーパ形状にするエッチング法
としては、たとえばマスク層14が多結晶シリコン層で
ある場合には、エッチャントとして、塩素系ガスを用い
ることが好ましい。なお、マスク層14のエッチングの
際、同時にパッド層12もエッチングする。
【0038】次に、レジスト層R1をアッシングにより
除去する。次いで、図3に示すように、マスク層14を
マスクとして、シリコン基板10を異方性エッチング
し、素子形成領域の表面の端部を露出させ、トレンチ1
6を形成する。異方性エッチングの手法としては、素子
形成領域の表面の端部が露出するようなエッチング方法
であれば特に限定されないが、たとえばCl2 とO2
の混合ガスをエッチャントとする異方性エッチングなど
を挙げることができる。露出された、素子形成領域の表
面の端部の幅は、デバイスの設計で異なるが、好ましく
は10〜55nm、より好ましくは10〜30nmであ
る。また、トレンチ16の深さは、デバイスの設計で異
なるが、たとえば300〜500nmである。
【0039】次に、図4に示すように、熱酸化法によ
り、トレンチ16におけるシリコン基板10の露出面を
酸化し、酸化膜(以下「トレンチ酸化膜」という)18
を形成する。また、素子形成領域の表面の端部を露出さ
せたことにより、この熱酸化によって、エッジ部(シリ
コン基板10の上部のエッジ部)は、ラウンド酸化され
て、ラウンディング形状となる。このようにして、エッ
ジ部をラウンディング形状とすると、エッジ部の曲率半
径を大きくすることができる。この曲率半径は、露出さ
れた、素子形成領域の端部の幅、酸化条件などを変化さ
せることで制御することができる。
【0040】熱酸化法は、特に限定されないが、好まし
くはドライ酸化法である。ドライ酸化は、酸素の雰囲気
下,酸素と、窒素またはアルゴンなどの不活性ガスとの
混合ガスの雰囲気下で行われることが好ましい。熱酸化
における温度は、1050〜1150℃の範囲にあるこ
とが好ましい。
【0041】(2)絶縁層のトレンチへの充填および絶
縁層の平坦化図5に示すように、トレンチ16を埋め込
むようにして、絶縁層20を全面に堆積する。絶縁層2
0の膜厚は、トレンチ16を埋め込み、少なくともマス
ク層14を覆うような膜厚、たとえば500〜800n
mである。絶縁層20の材質は、たとえば、酸化シリコ
ンなどからなる。絶縁層20の堆積方法としては、たと
えば高密度プラズマCVD法,熱CVD法,TEOSプ
ラズマCVD法などを挙げることができる。
【0042】次に、図6に示すように、絶縁層20をC
MP法により平坦化する。この平坦化は、マスク層14
が露出するまで行う。つまり、マスク層14をストッパ
として、絶縁層20を平坦化する。
【0043】次いで、図7に示すように、マスク層14
をたとえば熱りん酸液を用いて除去する。
【0044】次に、図示しないが、パッド層12を、フ
ッ酸などのエッチャントを用いてエッチングする。この
エッチングの際、突出部22の一部もエッチングされ
る。
【0045】次いで、図8に示すように、露出した基板
の表面に、犠牲酸化膜24を形成する。犠牲酸化膜24
の膜厚は、たとえば10〜30nmである。
【0046】(3)ウエルの形成 続いて、図9に示すように、犠牲酸化膜24およびトレ
ンチ16を充填する絶縁層20の表面に、所定のパター
ンを有するレジスト層R2を形成する。レジスト層R2
は、nウエルとなる領域の表面が露出するように開口さ
れている。このレジスト層R2をマスクとして、リン,
ヒ素などのn型不純物を1回もしくは複数回にわたって
シリコン基板10に注入することにより、シリコン基板
10内にn型レトログレードウエル30を形成する。な
お、レトログレードウエルは、シリコン基板10の深い
位置において、ウエルの不純物濃度のピークがあるウエ
ルをいう。
【0047】次に、図10に示すように、犠牲酸化膜2
4およびトレンチ16を充填する絶縁層20の表面に、
レジスト層R3を形成する。レジスト層R3は、pウエ
ルとなる領域の表面が露出するように開口されている。
このレジスト層R3をマスクとして、ボロンなどのp型
不純物を1回もしくは複数回にわたってシリコン基板1
0に注入することにより、シリコン基板10内にp型レ
トログレードウエル32を形成する。
【0048】次に、図11に示すように、犠牲酸化膜2
4を、フッ酸などのエッチャントを用いてエッチングす
る。この際、突出部22の一部もエッチングされ、こう
して、トレンチ素子分離領域23が形成される。そし
て、上記のパッド層12のエッチングの工程と犠牲酸化
膜24のエッチングの工程を経ることにより、絶縁層2
0の上部の端部において、図11に示すようなくぼみ2
5が生じる。
【0049】図23は、図11におけるくぼみ25を模
式的に示す拡大断面図である。図23と図28とを比較
することにより、エッジ部をラウンディング形状にした
本実施の形態の方が、くぼみにおけるシリコン基板10
および絶縁層20の傾斜がより緩やかになり、くぼみ2
5は、従来例にかかるくぼみ125より、緩やかな面に
よって形成されているのがわかる。このことによる作用
効果を後に詳述する。
【0050】(4)ゲート電極の形成 次いで、図12に示すように、トレンチ素子分離領域2
3により画定された素子領域の上に、酸化膜26を形成
する。この酸化膜26の一部は、ゲート酸化膜28とな
る。
【0051】図13に示すように、絶縁層20および酸
化膜26の上にCVD法などによって、多結晶シリコン
層40を形成する。多結晶シリコン層40はドーピング
されいる。多結晶シリコン層40を形成したことによ
り、くぼみ25にも、多結晶シリコンが充填される。
【0052】多結晶シリコン層40の表面に、金属シリ
サイド層42を形成する。金属シリサイド層42の材質
としては、タングステン,チタン,モリブデンなどのシ
リサイドなどが挙げられ、その形成方法としては、スタ
ッパリング法などを挙げることができる。
【0053】その後、金属シリサイド層42の表面に酸
化シリコン層44を形成する。酸化シリコン層44の形
成方法としては、たとえばCVD法などが挙げられる。
【0054】図14に示すように、酸化シリコン層44
の上に、ゲート電極46を形成したい領域を被覆するよ
うな、レジスト層R4を形成する。次いで、このレジス
ト層R4をマスクとして、酸化シリコン層44をエッチ
ングする。
【0055】その後、図15に示すように、レジスト層
R4をアッシングにより除去する。
【0056】次に、図16に示すように、酸化シリコン
層44をマスクとして、金属シリサイド層42および多
結晶シリコン層40をエッチングする。このようにし
て、多結晶シリコン層40と金属シリサイド層42とか
らなるゲート電極46を形成する。この多結晶シリコン
層40のエッチングの際、くぼみ25におけるシリコン
基板10および絶縁層20の傾斜を緩やかにしているた
め、くぼみ25に充填された多結晶シリコンを確実に除
去することができ、その結果、くぼみ25に多結晶シリ
コンが残らない。そのため、回路のショートを確実に防
ぐことが可能となる。
【0057】(5)ソース/ドレインの形成 図17に示すように、n型レトログレードウエル30を
覆うレジスト層R5を形成する。このレジスト層R5を
マスクとして、p型レトログレードウエル32中に、リ
ンなどをイオン注入し、ソース/ドレイン領域を構成す
る低濃度のn型不純物拡散層50aを形成する。
【0058】レジスト層R5を除去した後、図18に示
すように、p型レトログレードウエル32を覆うレジス
ト層R6を形成する。このレジスト層R6をマスクとし
て、n型レトログレードウエル30中に、ボロンなどを
イオン注入し、ソース/ドレイン領域を構成する低濃度
のp型不純物拡散層60aを形成する。
【0059】次に、レジスト層R6を除去した後、CV
D法などによって、絶縁層(図示しない)、たとえばシ
リコン窒化膜,シリコン酸化膜などを全面に形成する。
次いで、図19に示すように、反応性イオンエッチング
などによって、絶縁層を異方性エッチングすることによ
り、サイドウォール絶縁膜70を形成する。
【0060】次に、図20に示すように、n型レトログ
レードウエル30を覆うレジスト層R7を形成する。こ
のレジスト層R7と、ゲート電極46と、サイドウォー
ル絶縁膜70とをマスクとして、リンなどの不純物を、
p型レトログレードウエル32中にイオン注入し、高濃
度のn型不純物拡散層50bを形成する。これにより、
LDD構造のn型不純物拡散層50が形成される。
【0061】次に、レジスト層R7を除去した後、図2
1に示すように、p型レトログレードウエル32を覆う
レジスト層R8を形成する。このレジスト層R8と、ゲ
ート電極46と、サイドウォール絶縁膜70とをマスク
として、ボロンなどの不純物を、n型レトログレードウ
エル30中にイオン注入し、高濃度のp型不純物拡散層
60bを形成する。これにより、LDD構造のp型不純
物拡散層60が形成される。
【0062】次に、レジスト層R8をアッシング除去す
ることにより、図22に示すような、本実施の形態に係
る半導体装置100が完成する。
【0063】本実施の形態において特徴的な点は、主と
して、以下の工程を含む方法により、エッジ部をラウン
ディング形状にした点である。
【0064】すなわち、1)マスク層14を逆テーパ状
にエッチングする工程と、2)このマスク層14をマス
クとして、シリコン基板10を異方性エッチングするこ
とにより、素子形成領域の表面の端部を露出させ、トレ
ンチ16を形成する工程と、3)シリコン基板10の露
出面を酸化する工程とを含む方法により、エッジ部をラ
ウンディング形状にした点である。
【0065】この方法によれば、マスク層14のエッチ
ングおよびトレンチ16を形成するためのシリコン基板
10のエッチングを特定の条件で行うこと以外は、従来
と同様の方法で、エッジ部をラウンディング形状にする
ことができる。したがって、本実施の形態は、特別な工
程を付加することなく、簡易なプロセスによって、エッ
ジ部を、ラウンディング形状にすることができるという
利点を有する。
【0066】さらに、本実施の形態においては、以下の
理由で、ラウンディング形状を有するエッジ部の曲率半
径を、容易に制御することができ、必要に応じて、曲率
半径の大きなラウンディング形状を有するエッジ部を得
ることができるという利点を有する。
【0067】第1に、素子形成領域の端部が露出し、従
来例のようにストッパ層14で覆われていないため、エ
ッジ部が酸化される際、そのエッジ部はストッパ層14
の影響を受けないからである。
【0068】第2に、素子形成領域の端部が露出してい
るため、酸化種がエッジ部内に入りこみ易くなり、酸化
時間を短くすることができるからである。
【0069】また、エッジ部をラウンディング形状にし
たことにより、くぼみ25の幅が広くなるため、深さに
対する幅の比(幅/深さ)を小さくすることができ、く
ぼみ25を緩やかにすることができる。このため、その
後の電極材(たとえば多結晶シリコン)をエッチングす
る際、くぼみ25に充填された電極材を確実に除去する
ことができ、その結果、回路のショートを確実に防ぐこ
とが可能となる。
【0070】また、図7に示すように、突出部22は、
シリコン基板10に向かうにしたがって、外方に広がる
形状を有しており、突出部22の端部は、素子形成領域
の端部を被覆している。このような突出部22の端部が
存在するため、くぼみ25における絶縁層の傾斜を確実
に緩やかにすることができる。
【0071】また、上記実施の形態は、本発明の要旨を
越えない範囲において、種々の変更が可能である。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図2】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図3】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図4】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図5】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図6】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図7】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図8】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図9】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の工
程を模式的に示す断面図である。
【図10】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図11】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図12】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図13】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図14】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図15】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図16】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図17】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図18】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図19】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図20】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図21】実施の形態にかかる半導体装置の製造方法の
工程を模式的に示す断面図である。
【図22】実施の形態にかかる半導体装置を模式的に示
す断面図である。
【図23】図11におけるくぼみを拡大した断面模式図
である。
【図24】従来例にかかる半導体装置の製造方法の工程
を模式的に示す断面図である。
【図25】従来例にかかる半導体装置の製造方法の工程
を模式的に示す断面図である。
【図26】従来例にかかる半導体装置の製造方法の工程
を模式的に示す断面図である。
【図27】従来例にかかる半導体装置の製造方法の工程
を模式的に示す断面図である。
【図28】図27におけるくぼみを拡大した断面模式図
である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 パッド層 14 マスク層 16 トレンチ 18 トレンチ酸化膜 20 絶縁層 22 突出部 23 トレンチ素子分離領域 24 犠牲酸化膜 25 くぼみ 26 酸化膜 28 ゲート酸化膜 30 n型のレトログレードウエル 32 p型のレトログレードウエル 40 多結晶シリコン層 42 金属シリサイド層 44 酸化シリコン層 46 ゲート電極 50 n型不純物拡散層 50a 低濃度のn型不純物拡散層 50b 高濃度のn型不純物拡散層 60 p型不純物拡散層 60a 低濃度のp型不純物拡散層 60b 高濃度のp型不純物拡散層 70 サイドウォール絶縁膜 80 n型MOS素子 82 p型MOS素子 100 半導体装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程(a)〜(f)を含むトレン
    チ素子分離領域を有する半導体装置の製造方法。(a)
    シリコン基板の表面にパッド層を形成する工程、(b)
    前記パッド層の表面に、マスク層を形成する工程、
    (c)前記マスク層および前記パッド層を所定のパター
    ンにエッチングする工程であって、 前記マスク層を、前記シリコン基板から離れるにしたが
    って、外方に広がる逆テーパ形状にエッチングする工
    程、(d)前記マスク層をマスクとして前記シリコン基
    板をエッチングし、素子分離溝を形成する工程であっ
    て、 前記シリコン基板を異方性エッチングし、前記シリコン
    基板の素子が形成される領域の表面の端部を露出させる
    工程、(e)露出した前記シリコン基板の表面を酸化す
    ることにより、前記シリコン基板の上部のエッジ部をラ
    ウンディング形状にする工程、および(f)前記素子分
    離溝に絶縁層を充填し、トレンチ素子分離領域を形成す
    る工程。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記工程(c)において形成されるマスク層は、該マス
    ク層の側面と、前記シリコン基板の素子が形成される領
    域の表面とのなす角が、70〜85°である、トレンチ
    素子分離領域を有する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記工程(d)におけるエッチングは、反応性イオンエ
    ッチングである、トレンチ素子分離領域を有する半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、 前記工程(d)において形成される、露出された、前記
    シリコン基板の素子が形成される領域の表面の端部の幅
    は、10〜55nmである、トレンチ素子分離領域を有
    する半導体装置の製造方法。
JP10377148A 1998-12-29 1998-12-29 トレンチ素子分離領域を有する半導体装置の製造方法 Withdrawn JP2000200829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020081901A (ko) * 2001-04-20 2002-10-30 아남반도체 주식회사 트렌치 구조의 소자분리막 제조방법
JP3420103B2 (ja) 1999-04-13 2003-06-23 Necエレクトロニクス株式会社 素子分離用シリコンシャロートレンチエッチング方法

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JP3420103B2 (ja) 1999-04-13 2003-06-23 Necエレクトロニクス株式会社 素子分離用シリコンシャロートレンチエッチング方法
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