JP2000200906A - 電力用半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
電力用半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
構成される電力用半導体装置の小型化を実現するととも
に、IGBTに内蔵されるフリーホイールダイオードの
動作時に電流集中による素子破壊を防止した構成を提供
する。 【解決手段】 シリコン基板1の上主面側にはエミッタ
側構造2が形成され、下主面側にはn型バッファ層3が
形成され、n型バッファ層3の主面内にはp型コレクタ
層4が形成され、p型コレクタ層4と間隔を開けてn型
カソード領域6が選択的に形成され、p型コレクタ層4
に接触するように金属のコレクタ電極5pが形成され、
n型カソード領域6およびn型バッファ層3の一部に接
触するように金属のカソード電極5nが形成され、カソ
ード電極5nとコレクタ端子Cとの間には、ダイオード
13が電流抑制用素子として配設されている。
Description
よびその製造方法に関し、特にインバータに用いられる
電力用半導体装置およびその製造方法に関する。
ば、エアコンディショニングに見るように電動機のイン
バータ駆動化が進んできており、インバータ用の電力用
半導体装置の生産量が増加している。
低損失であるだけでなく、省スペース化の観点から小型
化、低コスト化の要望も強まっている。
図38〜図43を用いて説明する。まず、図38に3相
インバータIVの回路図を示す。
3つのインバータIV1〜IV3で構成されている。イ
ンバータIV1は、電源電圧VDDが与えられる電源線P
と、接地電位に接続される電源線N間に直列に接続され
たIGBT(insulated gatebipolar transistor:以
後、単にトランジスタと呼称する場合もあり)Q1Lお
よびQ1Uと、トランジスタQ1LおよびQ1Uにそれ
ぞれに逆並列接続されたフリーホイールダイオードD1
LおよびD1Uとを備えている。そして、トランジスタ
Q1LおよびQ1Uの接続ノードは負荷LUの一端に接
続されている。
源線P−N間に直列に接続されたトランジスタQ2Lお
よびQ2Uと、トランジスタQ2LおよびQ2Uにそれ
ぞれに逆並列接続されたフリーホイールダイオードD2
LおよびD2Uとを備え、トランジスタQ2LおよびQ
2Uの接続ノードは負荷LWの一端に接続されている。
列に接続されたトランジスタQ3LおよびQ3Uと、ト
ランジスタQ3LおよびQ3Uにそれぞれに逆並列接続
されたフリーホイールダイオードD3LおよびD3Uと
を備え、トランジスタQ3LおよびQ3Uの接続ノード
は負荷LVの一端に接続されている。そして、負荷L
U,LV,LWは互いに共通して接続される他端を有し
ている。
うちトランジスタQ1LとダイオードD1Lとで構成さ
れる部分において、トランジスタQ1Lのエミッタ、コ
レクタ、ゲート端子をそれぞれ、E、C、Gとして示
す。なお、ダイオードD1Lのアノード端子およびカソ
ード端子はエミッタ端子Eおよびコレクタ端子Cに接続
される。
とダイオードD1Lの断面構造の一例について説明す
る。なお、以下の説明においては、トランジスタQ1L
をnチャネル型とし、ダイオードD1Lをn型半導体基
板上に形成されたp型アノードを有するダイオードとし
て説明する。
はn型のシリコン基板1Tの上主面表面内において、p
型ベース領域8が形成され、当該p型ベース領域8を深
さ方向に貫通するように複数のトレンチ型のゲート電極
11が並列に形成されている。ゲート電極11の間のp
型ベース領域8の表面内には、p型不純物を比較的高濃
度に含んだp型半導体領域12が選択的に形成されてい
る。p型半導体領域12はp型ベース領域8とエミッタ
電極19との電気的接続が良好に行われることを目的と
して設けられている。
むように、n型不純物を比較的高濃度に含んだn型エミ
ッタ領域9が形成されている。なおn型エミッタ領域9
はゲート電極11の表面に形成されたゲート絶縁膜(図
示省略)に接触する構成となっている。ここで、シリコ
ン基板1TはIGBTのn型ベース層となる。
にはエミッタ電極19が形成され、エミッタ電極19は
エミッタ端子Eに電気的に接続され、ゲート電極11は
ゲート端子Gに電気的に接続され、複数のIGBT構造
の並列接続によってトランジスタQ1Lが構成されてい
る。これら、p型ベース領域8、n型エミッタ領域9、
ゲート電極11が形成される領域をセル領域2TCと呼
称する。
遊電位の複数のp型半導体領域28が同心状に形成さ
れ、電界緩和リング領域2TGを形成している。なお、
セル領域2TCおよび電界緩和リング領域2TGの構造
を総称して、エミッタ側構造2Tとする。
は、n型バッファ層3a、p型コレクタ層4、金属のコ
レクタ電極5aが順に積層されている。
極側から見た平面構成を図40に示す。図40に示すよ
うにトランジスタQ1Lは矩形形状の基板上に形成さ
れ、矩形のセル領域2TCを矩形の電界緩和リング領域
2TGが取り囲む形状となっている。そして、電界緩和
リング領域2TGを取り囲むように浮遊電位のn型半導
体領域27が形成されている。
Lが並列に形成され、ゲートラインGLの端部はセル領
域2TCの外縁を規定するゲートリング領域GRに接続
され、全ゲートラインGLが共通の電位となる構成とな
っている。また、ゲートラインGLと外部との電気的接
続を行うゲートパッドGPが部分的に設けられている。
19で覆われ、その上には各エミッタ電極19を電気的
に接続する上部エミッタ電極190で覆われているが、
図40においては便宜的に上部エミッタ電極190の一
部を省略している。
の断面構成は、図40におけるA−A線での断面を示し
ており、図39に示すゲート電極11は、ゲートライン
GLの長手方向に沿って垂直に配設された複数のゲート
電極11のごく一部だけである。
ように、n型のシリコン基板1Dの上主面表面内におい
て、p型のアノード層29が形成され、アノード層29
の表面には図示しないアノード電極が形成され、アノー
ド電極はエミッタ端子Eに電気的に接続されている。こ
れらアノード層29、アノード電極が形成される領域を
アノード領域2DAと呼称する。
うに浮遊電位の複数のp型半導体領域28が同心状に形
成され、電界緩和リング領域2DGを形成している。な
お、アノード領域2DAおよび電界緩和リング領域2D
Gの構造を総称して、アノード側構造2Dとする。
は、n型バッファ層3b、n型不純物を比較的高濃度に
含んだn型半導体層6、金属のカソード電極5bが順に
積層されている。また、カソード電極5bはコレクタ端
子Cに電気的に接続されている。
bとn型バッファ層3bとのオーミックコンタクトを達
成するための層であり、シリコン基板1Dはpinダイ
オードのi(intrinsic)層に対応する層である。
から見た平面構成を図41に示す。図41に示すように
ダイオードD1Lは矩形形状の基板上に形成され、矩形
のアノード領域2DAを矩形の電界緩和リング領域2D
Gが取り囲む形状となっている。そして、電界緩和リン
グ領域2DGを取り囲むように浮遊電位のn型半導体領
域27が形成されている。
成は、図41におけるB−B線での断面を示しており、
図39に示すアノード層29はアノード層29のごく一
部だけである。
を実現するための一例としては、別個に形成されたIG
BTとフリーホイールダイオードの2種類の素子を並列
に配置する構成を採用していた。従って、3相インバー
タのモジュール面積が大きくなるという問題があった。
BTに内蔵した構成が開発された。以下、図42および
図43を用いてフリーホイールダイオードを内蔵したI
GBTの構成について説明する。
したIGBT90の断面構成を示す。IGBT90の基
本構成は、図39を用いて説明したトランジスタQ1L
と同様であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複
する説明は省略する。なお、図42におけるエミッタ側
構造2は、図39におけるエミッタ側構造2Tに対応し
ており、両者は実質的に同じものである。また、図39
におけるシリコン基板1Tはシリコン基板1と呼称す
る。
に、p型コレクタ層4がp型ベース領域8の形成領域
(すなわち図39におけるセル領域2TC)にほぼ対応
して選択的に形成され、p型コレクタ層4と間隔を開け
てp型コレクタ層4を囲むようにn型カソード領域6が
選択的に形成された構成となっている。そして、n型バ
ッファ層3、p型コレクタ層4、n型カソード領域6に
接触するように金属のコレクタ電極5が形成された構成
となっている。
びbについて図43を用いて詳細に説明する。
ゲート電極11を含む部分を抜き出した図である。な
お、図43においては、図39、図42において省略し
たゲート絶縁膜10を明示している。ゲート絶縁膜10
はゲート電極11を囲むように形成され、ゲート電極1
1に所定の電位を与えることで、ゲート絶縁膜10の近
傍のp型ベース領域8の一部の導電型が反転し、n型エ
ミッタ領域9とn型ベース層1との間にチャネルが形成
されることになる。
タ電極19、p型半導体領域12、p型ベース領域8、
n型ベース層1、n型バッファ層3、n型カソード領域
6、コレクタ電極5で構成され、電流経路bはコレクタ
電極5、p型コレクタ層4、n型バッファ層3、n型ベ
ース層1、p型ベース領域8、n型エミッタ領域9、エ
ミッタ電極19で構成されている。
に沿っては2つのIGBTが並列に存在するが、電流経
路aに沿ってはIGBTに寄生してフリーホイールダイ
オード構造が存在している。なお、図43においては便
宜的に電流経路aを形成する構成および電流経路bを形
成する構成を別個に示したが、両者の構成は大部分が共
通である。
る。コレクタ端子Cに負の電圧が印加された場合、p型
コレクタ層4とn型バッファ層3とで構成されるpn接
合のため、電流経路bに沿っては電流が流れずに、電流
経路aに沿った電流が流れ、ダイオード動作を行う。
電極5、n型バッファ層3、n型ベース層1、エミッタ
側構造2を共通とするため、コレクタ端子Cに正電圧が
印加された場合、コレクタ電極5からn型カソード領域
6を通ってn型バッファ層3に到る電流経路cが形成さ
れ、n型バッファ層3の電位が上昇し、n型バッファ層
3とp型コレクタ層4との間の電圧Vxが電導度変調を
起こすに十分な電圧となるのが困難となる。その結果、
構造上はIGBTであってもIGBTとして動作せず、
MOS電界効果トランジスタ(MOSトランジスタ)と
して動作してしまう。
ダイオードを構成するn型カソード領域6および、n型
バッファ層3の一部の面積を小さくする一方で、p型コ
レクタ層4の面積を大きくして、抵抗Rxに流れる電流
ixを小さくしなければならない。
バッファ層3の一部)の面積を小さくすると、電流経路
aの構成、すなわちフリーホイールダイオードが動作し
ている場合の、フリーホイールダイオードの順方向電圧
Vfが高くなったり、フリーホイールダイオードのオン
電流およびリカバリ電流が、n型カソード領域6(およ
びn型バッファ層3の一部)に集中して電流密度が高く
なり、素子が破壊することもある。
別個に形成されたIGBTとフリーホイールダイオード
の2種類の素子を並列に配置した構成、あるいはフリー
ホイールダイオードをIGBTに内蔵した構成を採用し
ていたが、前者の場合はインバータのモジュール面積が
大きくなるという問題があり、後者の場合は、IGBT
をオンさせるためには、n型バッファ層3の電位上昇を
抑制するために、n型カソード領域6の面積をできるだ
け小さくする必要があり、フリーホイールダイオードの
動作時に電流集中による素子破壊が発生する可能性が高
いという問題があった。
めになされたもので、IGBTおよびフリーホイールダ
イオードで構成される電力用半導体装置の小型化を実現
するとともに、IGBTに内蔵されるフリーホイールダ
イオードの動作時に電流集中による素子破壊を防止した
構成を提供することを目的とする。
載の電力用半導体装置は、第1導電型の第1の半導体層
と、前記第1の半導体層の第1の主面の表面内に選択的
に形成された第2導電型の第1の半導体領域、前記第1
の半導体領域の表面内に選択的に形成された第1導電型
の第2の半導体領域、少なくとも、前記第2の半導体領
域と前記第1の半導体層の間の前記第1の半導体領域の
表面に接するように形成されたゲート絶縁膜、前記ゲー
ト絶縁膜上に形成されたゲート電極で構成されるユニッ
トの集合体と、少なくとも前記第2の半導体領域に接す
るように形成された第1の主電極と、前記第1の半導体
層の第2の主面の表面内に前記ユニットの集合体の形成
領域に対応して選択的に形成された第2導電型の第2の
半導体層と、前記第2の半導体層の表面に接するように
形成された第2の主電極と、前記第1の半導体領域にチ
ャネルが形成されるように前記ゲート電極に電圧が印加
された場合に、所定の条件下で、前記第2の半導体層の
周囲の前記第1の半導体層に主電流が流入するのを抑制
する電流抑制用素子とを備えている。
装置は、前記電流抑制用素子が、pn接合ダイオードで
あって、前記ダイオードの、第2導電型半導体層が前記
第2の半導体層の周囲の前記第1の半導体層に電気的に
接続され、第1導電型半導体層が前記第2の主電極に電
気的に接続され、前記所定の条件は、前記第2の主電極
に印加される電圧が、前記第1の主電極に印加される電
圧よりも大きい条件を含んでいる。
装置は、前記ダイオードの前記第2導電型半導体層が、
前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導体層の形成
領域上に形成され、前記第1導電型半導体層が、少なく
とも前記第2導電型半導体層上に接するように形成され
ている。
装置は、前記電流抑制用素子がショットキーダイオード
であって、前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導
体層上に形成された金属電極上に、前記ショットキーダ
イオードの第2導電型の半導体層が形成され、前記ショ
ットキーダイオードの金属層が、前記第2の主電極およ
び前記半導体層に接触するように形成され、前記金属層
は、前記半導体層にショットキー接続する材質で構成さ
れ、前記所定の条件は、前記第2の主電極に印加される
電圧が、前記第1の主電極に印加される電圧よりも大き
い条件を含んでいる。
装置は、前記電流抑制用素子がショットキーダイオード
であって、前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導
体層上に形成された金属電極上に、前記ショットキーダ
イオードの第2導電型の半導体層が形成され、前記第2
の主電極は、前記ショットキーダイオードの金属層と兼
用され、前記金属層は、前記第2の半導体層および前記
半導体層に接触するように形成され、前記金属層は、前
記第2の半導体層にはオーミック接続され、前記半導体
層にショットキー接続する材質で構成され、前記所定の
条件は、前記第2の主電極に印加される電圧が、前記第
1の主電極に印加される電圧よりも大きい条件を含んで
いる。
装置は、前記半導体層が電子親和力がシリコンよりも大
きな半導体材料で構成されている。
装置は、前記電流抑制用素子がMOSトランジスタであ
って、前記MOSトランジスタの第1の主電極が前記第
2の半導体層の周囲の前記第1の半導体層に電気的に接
続され、前記MOSトランジスタの第2の主電極が前記
第2の主電極に電気的に接続され、前記ゲート電極と前
記MOSトランジスタのゲート電極は相補的にオン状態
なるように電圧が与えられている。
装置は、前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導体
層の形成領域を厚さ方向に延長した領域中に形成される
第1のライフタイム設定領域と、前記第2の半導体層近
傍の前記第1の半導体層中に、前記第2の半導体層の形
成領域に対応して形成された第2のライフタイム設定領
域とをさらに備え、前記第1および第2のライフタイム
設定領域は、キャリアライフタイムが、前記第1の半導
体層中のキャリアライフタイムよりも短く設定されてい
る。
装置は、前記第2のライフタイム設定領域のキャリアラ
イフタイムが、前記第1のライフタイム設定領域のキャ
リアライフタイムよりも短く設定されている。
体装置は、第1導電型の第1の半導体層と、前記第1の
半導体層の第1の主面の表面内に選択的に形成された第
2導電型の第1の半導体領域、前記第1の半導体領域の
表面内に選択的に形成された第1導電型の第2の半導体
領域、少なくとも、前記第2の半導体領域と前記第1の
半導体層の間の前記第1の半導体領域の表面に接するよ
うに形成された第1のゲート絶縁膜、前記第1のゲート
絶縁膜上に形成された第1のゲート電極で構成される第
1ユニットの集合体と、前記第1の半導体層の第2の主
面の表面内に選択的に形成された第2導電型の第3の半
導体領域、前記第3の半導体領域の表面内に選択的に形
成された第1導電型の第4の半導体領域、少なくとも、
前記第4の半導体領域と前記第1の半導体層の間の前記
第3の半導体領域の表面に接するように形成された第2
のゲート絶縁膜、前記第2のゲート絶縁膜上に形成され
た第2のゲート電極で構成される第2ユニットの集合体
と、少なくとも前記第2の半導体領域に接するように形
成された第1の主電極と、少なくとも前記第4の半導体
領域に接するように形成された第2の主電極とを備えて
いる。
体装置は、前記第1の半導体層の厚み方向の中央部より
も、前記第2ユニットの集合体よりの位置に、少なくと
も、前記第1および第2のユニットの集合体の形成領域
の広さに対応する広さで形成された、ライフタイム設定
領域をさらに備え、前記ライフタイム設定領域のキャリ
アライフタイムは、前記第1の半導体層よりも短く設定
されている。
体装置は、前記第1の半導体層が、前記第1ユニットの
集合体側と、前記第2ユニットの集合体側とで、結晶面
方位および結晶軸方位のうち少なくとも一方が異なって
おり、前記ライフタイム設定領域は、前記ライフタイム
設定領域は、前記第1ユニットの集合体側の前記第1の
半導体層と、前記第2ユニットの集合体側の前記第1の
半導体層の境界領域である。
体装置は、前記第1の半導体層の厚み方向の中央部より
も、前記第2ユニットの集合体よりの所定位置から、前
記第2ユニットの集合体までの前記第1の半導体層のキ
ャリアライフタイムは、前記第1ユニットの集合体側の
前記第1の半導体層よりも短く設定されている。
体装置は、前記第1の半導体層の厚み方向の中央部より
も、前記第2ユニットの集合体よりの位置に、少なくと
も、前記第1および第2のユニットの集合体の形成領域
の広さに対応する広さで形成された、金属層あるいは不
純物濃度が前記第1の半導体層よりも高濃度の第1導電
型の第3の半導体層をさらに備えている。
体装置は、第1導電型半導体層と、前記第1導電型半導
体層の第1の主面の表面内に選択的に形成された第2導
電型半導体層と、前記第2導電型半導体層の周囲の前記
第1導電型半導体層中の電界を緩和する第1の電界緩和
手段と、前記第1導電型半導体層の第2の主面表面上に
選択的に形成された電極層と、前記電極層よりも外側の
前記第1導電型半導体層中の電界を緩和する第2の電界
緩和手段とを備えている。
体装置は、前記第1の電界緩和手段よりも外側の前記第
1導電型半導体層の第1の主面の表面内に選択的に形成
された第1導電型の第1の半導体領域と、前記第2の電
界緩和手段よりも外側の前記第1導電型半導体層の第2
の主面の表面内に選択的に形成された第1導電型の第2
の半導体領域と、前記第1導電型半導体層の側面に選択
的に形成された第1導電型の第3の半導体領域とをさら
に備えている。
体装置は、前記第1の電界緩和手段が、前記第1導電型
半導体層の第1の主面の表面内にリング状に同心で形成
された第2導電型の第1のリング領域を同心状に複数含
み、前記第2の電界緩和手段は、前記第1導電型半導体
層の第2の主面の表面内にリング状に同心で形成された
第2導電型の第2のリング領域を複数含み、前記複数の
第1および第2のリング領域の配設間隔は内側から順に
広くなるように設定されている。
体装置の製造方法は、第1導電型の第1の半導体基板を
準備し、前記第1の半導体基板の第1の主面の表面内に
選択的に第2導電型の第1の半導体領域を形成し、前記
第1の半導体領域の表面内に選択的に第1導電型の第2
の半導体領域を形成し、少なくとも、前記第2の半導体
領域と前記第1の半導体層の間の前記第1の半導体領域
の表面に接するように第1のゲート絶縁膜を形成し、前
記第1のゲート絶縁膜上に第1のゲート電極を形成して
第1ユニットの集合体を形成する工程(a)と、第1導電
型の第2の半導体基板を準備し、前記第2の半導体基板
の第1の主面の表面内に選択的に第2導電型の第3の半
導体領域を形成し、前記第3の半導体領域の表面内に選
択的に第1導電型の第4の半導体領域を形成し、少なく
とも、前記第4の半導体領域と前記第1の半導体層の間
の前記第3の半導体領域の表面に接するように第2のゲ
ート絶縁膜を形成し、前記第2のゲート絶縁膜上に第2
のゲート電極を形成して第2ユニットの集合体を形成す
る工程(b)と、前記第1および第2の半導体基板のそれ
ぞれの第2の主面どうしを貼り合わせ法により接合する
工程(c)とを備えている。
体装置の製造方法は、第1導電型の第1の半導体基板を
準備し、その第1の主面の表面内に選択的に第2導電型
半導体層を形成し、前記第2導電型半導体層の周囲に、
前記第1導電型半導体層中の電界を緩和する第1の電界
緩和手段を形成する工程(a)と、第1導電型の第2の半
導体基板を準備し、その第1の主面上に形成されるべき
電極層よりも外側の前記第2の半導体基板の電界を緩和
する第2の電界緩和手段を形成する工程(b)と、前記第
1および第2の半導体基板のそれぞれの第2の主面どう
しを貼り合わせ法により接合する工程(c)とを備えてい
る。
実施の形態1を図1〜図4を用いて説明する。図1はフ
リーホイールダイオードを内蔵したIGBT100の全
体構成を示す断面図であり、図2は図1における領域Z
部分の詳細構成を示す図である。
1および図2に示すように、n型のシリコン基板1の上
主面表面内において、不純物濃度1×1016〜1×10
19/cm3程度のp型ベース領域8が形成され、当該p
型ベース領域8を深さ方向に貫通するように複数のトレ
ンチ型のゲート電極11が並列に形成されている。な
お、ゲート電極11の周囲にはゲート絶縁膜が形成され
ている。ゲート電極11の間のp型ベース領域8の表面
内には、p型不純物を比較的高濃度(1×1019〜1×
1021/cm3程度)に含んだp型半導体領域12が選
択的に形成されている。p型半導体領域12はp型ベー
ス領域8と後述するエミッタ電極19との電気的接続が
良好に行われることを目的として設けられている。
むように、n型不純物を比較的高濃度(1×1018〜1
×1021/cm3程度)に含んだn型エミッタ領域9が
形成されている。なおn型エミッタ領域9はゲート電極
11の表面に形成されたゲート絶縁膜10に接触する構
成となっている。ここで、シリコン基板1はIGBTの
n型ベース層となる。
ミッタ電極19が形成され、エミッタ電極19はエミッ
タ端子Eに電気的に接続され、ゲート電極11はゲート
端子Gに電気的に接続され、複数のIGBT構造の並列
接続によってIGBT100が構成されている。
p型不純物を1×1017〜1×1020/cm3程度含ん
だ浮遊電位の複数のp型半導体領域28が同心状に形成
されている。
領域9、ゲート電極11、p型半導体領域28で構成さ
れる構造の集まりを総称して、エミッタ側構造2(ユニ
ットの集合体)とする。
純物濃度1×1017〜1×1019/cm3程度のn型バ
ッファ層3が形成され、n型バッファ層3の主面内には
不純物濃度1×1017〜1×1021/cm3程度のp型
コレクタ層4がp型ベース領域8の形成領域にほぼ対応
して選択的に形成され、p型コレクタ層4と間隔を開け
てp型コレクタ層4を挟むように不純物濃度1×1017
〜1×1021/cm3程度のn型カソード領域6が選択
的に形成された構成となっている。なお、p型コレクタ
層4およびn型カソード領域6はシリコン基板1とは距
離を隔てて形成されている。
金属のコレクタ電極5pが形成され、n型カソード領域
6およびn型バッファ層3の一部に接触するように金属
のカソード電極5n(すなわち、IGBTに内蔵された
フリーホイールダイオードのカソード電極)が形成さ
れ、コレクタ電極5pとカソード電極5nの間には絶縁
層7が形成されている。
Cとの間には、アノードがカソード電極5nに接続さ
れ、カソードがコレクタ端子Cに接続されたダイオード
13が電流抑制用素子として配設されている。
作について説明する。まず、コレクタ端子Cに負電圧
(エミッタ端子に比べて負を意味する)が印加された場
合、電流はエミッタ端子Eからエミッタ電極19、p型
半導体領域12、p型ベース領域8、n型ベース層1、
n型バッファ層3、n型カソード6、カソード電極5
n、外部接続されたダイオード13を経てコレクタ端子
Cに達する。
された場合、p型半導体領域12、p型ベース領域8、
n型ベース層1、n型バッファ層3、n型カソード領域
6で構成される内蔵ダイオード(フリーホイールダイオ
ード)と、カソード電極5nを介して外部から直列に接
続されたダイオード13とは、エミッタ端子Eをアノー
ド端子、コレクタ端子Cをカソード端子としていずれも
順バイアスされて動作することになる。
が大きくなり、p型コレクタ層4とn型バッファ領域3
のpn接合の耐圧、いわゆる逆耐圧を超えた場合や、上
記pn接合にリーク電流がある場合にはn型バッファ領
域3、p型コレクタ層4、コレクタ電極5pを経て、コ
レクタ端子Cに達する経路にも電流は流れる。
端子に比べて正を意味する)が印加され、ゲート端子G
の電圧がオフ電位の場合、p型ベース領域8とn型ベー
ス層1との間のpn接合で電圧が保持され、空乏層によ
って電流は遮断される。
れた状態で、ゲート端子Gの電圧がオン電圧となった場
合、コレクタ端子C、コレクタ電極5p、p型コレクタ
層4、n型バッファ領域3、n型ベース層1、p型ベー
ス領域8中のチャネル、n型エミッタ領域9、エミッタ
電極19を経て、エミッタ端子Eに達する電流が流れ
る。
れた場合に、カソード電極5nからn型カソード領域6
を通ってn型バッファ層3に到る電流経路(すなわち図
43に示した電流ix)は、外部接続されたダイオード
13によって遮断されるため、コレクタ端子Cに印加さ
れた電圧が従来の電力用半導体装置に比べて低くても、
n型バッファ層3とp型コレクタ層4との間の電圧(す
なわち図43に示した電圧Vx)は電導度変調を十分に
起こすことができる電圧となる。
れた場合に、MOS電界効果トランジスタ(MOSトラ
ンジスタ)として動作することを防止し、オン電圧の低
いIGBTを動作させることができる。
タ端子Cに正の電圧が印加された場合に、カソード電極
5nを介して電流が流れるのを抑制するものであり、動
作上は高電圧がかからない。すなわち、コレクタ端子C
に正の電圧が印加されれば、IGBT100のp型コレ
クタ層4には順方向の電圧が印加されることになるた
め、n型バッファ層3は印加された電圧とほぼ同じ電圧
となる。従って、ダイオード13は印加された電圧とn
型バッファ層3の電圧との差に相当する耐圧があれば良
いことになる。
度も高くすることができるので、ダイオード13のチッ
プ面積を小さくできる。
2つ配設されているように記載されているが、平面的に
はn型カソード領域6はp型コレクタ層4の周囲に形成
されているのでダイオード13は1つで良い。
続されたIGBT100の外観構成を示す。
GBT100をエミッタ側の外部から見た図であり、図
4は図3のL−L線での断面図である。なお、図4にお
いては主要な構成の断面のみを示している。
上に金属材料で、コレクタ端子C、エミッタ端子E、ゲ
ート端子G、ダイオード接続端子Hがパターニングされ
ている。IGBT100はコレクタ電極5pがコレクタ
端子C上に、カソード電極5nがダイオード接続端子H
上に接触するように載置されている。
ード接続端子H上に接触するように載置されている。そ
して、ダイオード13のカソード層KNは、ワイヤボン
ディングによりコレクタ端子Cに電気的に接続されてい
る。
はゲート端子Gに、上部エミッタ電極190はエミッタ
端子Eにワイヤボンディングにより電気的に接続されて
いる。
に、本発明に係る実施の形態1のIGBT100は、低
耐圧、小面積の電流抑制用のダイオード13をカソード
電極5nとコレクタ端子Cとの間に外部接続したので、
フリーホイールダイオードを内蔵した構成であっても、
コレクタ端子に正電圧が印加された場合に、カソード電
極5nからn型カソード領域6を通ってn型バッファ層
3に電流が流れることが防止され、n型バッファ層3の
電位が上昇することを防止して、IGBTとして動作す
ることが可能となる。電流抑制用のダイオード13を接
続することで、n型カソード領域6の面積を小さくする
必要がなくなるので、フリーホイールダイオードの動作
時に電流集中による素子破壊が発生することを防止でき
る。
3をインバータに採用してモデュール化した場合には、
ダイオード13が小型化できるのでモデュール面積を小
さくできるという効果がある。
たIGBTをインバータに採用する場合、n型ベース層
1にはIGBTがオンするときには、ダイオードがオフ
したときのキャリアが残っており、キャリア発生に費や
す時間が短くなり、IGBTをオンするのに必要な時間
が短くなって、動作速度を早くすることができ、スイッ
チング損失を小さくすることができる。これは、ダイオ
ードのオンに関しても同様である。
本発明に係る実施の形態1においては、IGBT100
にダイオード13が外部接続された例を示したが、ダイ
オード13の代わりに図5に示すように、IGBT10
0のゲートとは相補的な信号が与えられるMOSトラン
ジスタ130を外部接続するようにしても良い。
タ端子Cとの間に、n型MOSトランジスタ130が電
流抑制用トランジスタとして配設された例が示されてい
る。n型MOSトランジスタ130のゲートにはIGB
T100のゲート端子Gの反転信号バーGが与えられる
構成となっている。n型MOSトランジスタ130は、
ゲート端子Gにゲートをオン状態とする(p型ベース領
域8中にチャネルを形成する)電圧が与えられている場
合には導通しないので、カソード電極5nからn型カソ
ード領域6を通ってn型バッファ層3に到る電流経路が
形成されないので、IGBT100のオン動作が妨げら
れることがない。
実施の形態2を図6〜図9を用いて説明する。図6はフ
リーホイールダイオードを内蔵したIGBT200の構
成を示す断面図である。なお、図2において、図1を用
いて説明したIGBT100と同一の構成については同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
1の下主面上にn型バッファ層3が形成され、n型バッ
ファ層3の主面内にはp型コレクタ層4がp型ベース領
域8の形成領域にほぼ対応して選択的に形成され、p型
コレクタ層4と間隔を開けてp型コレクタ層4を挟むよ
うにn型カソード領域6が選択的に形成された構成とな
っている。なお、p型コレクタ層4およびn型カソード
領域6はシリコン基板1とは距離を隔てて形成されてい
る。そして、p型コレクタ層4に接触するように金属の
コレクタ電極5pが形成され、n型カソード領域6およ
びn型バッファ層3の一部に接触するように金属のカソ
ード電極5nが形成されている。
GBTに内蔵されたフリーホイールダイオードのカソー
ド電極)には、p型不純物を1×1015〜1×1018/
cm3程度含むアノード領域14がオーミック接続さ
れ、当該アノード領域14にはn型不純物を1×1018
〜1×1021/cm3程度含むカソード領域15がオー
ミック接続され、カソード電極5nに直列に接続された
電流抑制用ダイオード13Aを構成している。
形成された低抵抗導電体層16がオーミック接続され、
コレクタ電極5pおよび低抵抗導電体層16の積層体
と、カソード電極5n、アノード領域14およびカソー
ド領域15で構成される積層体の間には絶縁層7が形成
されている。
用ダイオードのカソード領域15にオーミック接続する
とともに絶縁層7を覆うように最外部コレクタ電極17
が形成されている。なお、最外部コレクタ電極17はコ
レクタ端子Cに接続されている。
は、図1に示すIGBT100と基本的には同じであ
る。IGBT100と異なる点は、IGBT100にお
いては電流抑制用のダイオード13が外部接続されてい
るのに対し、IGBT200ではフリーホイールダイオ
ードに加えて、アノード領域14およびカソード領域1
5で構成される電流抑制用のダイオード13Aを内蔵し
ているので、コレクタ端子Cが負電位の場合、IGBT
100では外部接続されたダイオード13を通って流れ
ていた電流が、IGBT200では、内蔵されたダイオ
ード13Aを通って流れる点である。
端子Cに正電圧が印加された場合に、カソード電極5n
からn型カソード領域6を通ってn型バッファ層3に電
流が流れることが防止され、n型バッファ層3の電位が
上昇することを防止して、IGBTとして動作させるこ
とが可能となる。
GBT200と実質的に同じ構成のIGBT200Aの
製造方法を、製造工程を順に示す図7〜図9を用いて説
明する。
/cm3程度のn型シリコン基板1を準備し、図7に示
すようにn型シリコン基板1の上主面に、p型ベース領
域8、n型エミッタ領域9、ゲート電極11、p型半導
体領域28で構成されるエミッタ側構造2を形成し、n
型シリコン基板1の上主面から突出した各ゲート電極1
1の上部に個々に層間絶縁膜18を形成する。層間絶縁
膜18は、ゲート電極11と、後に形成されるエミッタ
電極とを電気的に分離するためのものである。なお、エ
ミッタ側構造2の製造方法は従来のIGBTまたはパワ
ーMOSトランジスタと同じであり説明は省略する。
バッファ層3を形成し、n型バッファ層3の主面内に、
p型コレクタ層4をp型ベース領域8の形成領域にほぼ
対応させて選択的に形成し、p型コレクタ層4と間隔を
開けてp型コレクタ層4を挟むようにn型カソード領域
6を選択的に形成する。なお、n型バッファ層3、p型
コレクタ層4、n型カソード領域6はイオン注入などの
通常の半導体製造プロセスで形成する。
層4、n型カソード領域6を覆うように、例えばアルミ
ニウム、モリブデンなどの高融点金属で構成される導電
体層をスパッタリング法などで形成し、当該導電体層を
写真製版とエッチングによりp型コレクタ層4に接触す
るコレクタ電極5p、n型カソード領域6およびn型バ
ッファ層3の一部に接触するカソード電極5nにパター
ニングする。
電極5nを覆うように、例えばシリコン酸化膜などの絶
縁膜を形成し、当該絶縁膜を写真製版とエッチングによ
りコレクタ電極5pとカソード電極5nとの間に埋め込
まれた絶縁層7を形成する。
およびカソード電極5n、絶縁層7を覆うように低濃度
のp型半導体層を形成し、写真製版とエッチングによ
り、カソード電極5n、絶縁層7およびコレクタ電極5
pの一部に接触するアノード領域14にパターニングす
る。そして、アノード領域14に覆われない部分に高濃
度にn型不純物を含んだn型半導体層を形成し、低抵抗
導電体層16とする。
導電体層16となる部分にイオン注入によりn型不純物
を高濃度に注入することで、アノード領域14および低
抵抗導電体層16を形成するようにしても良い。
電体層16に接触するようにn型不純物を高濃度に含ん
だn型半導体層を形成し、カソード領域15とすること
で、電流抑制用のダイオードと並列に、コレクタ電極C
に接続される導電体層が同時に形成される。
15上に、例えば、金を含む多層膜で構成される最外部
コレクタ電極17を形成し、n型エミッタ領域9の表面
に接触するように、例えばアルミニウムの合金で構成さ
れるエミッタ電極19を形成することで、IGBT20
0Aを得ることができる。
との大きな相違点は、IGBT200Aではカソード領
域15が低抵抗導電体層16にも接触し、絶縁層7が最
外部コレクタ電極17にまで達していない点と、低抵抗
導電体層16がIGBT200では金属材料で形成され
ているのに対し、IGBT200Aでは高濃度n型半導
体層で形成されている点である。しかし、コレクタ電極
5pおよびカソード電極5nは、高濃度n型半導体層1
6とアノード領域14のpn接合で分離することができ
るので、IGBT200および200Aの構成は実質的
に同等である。
に、本発明に係る実施の形態2のIGBT200および
200Aは、フリーホイールダイオードに加え、電流抑
制用のダイオードもIGBT内に内蔵されているため、
モデュール内に外部接続の電流抑制用のダイオードを別
個に配置する必要がなくなるので、IGBT200およ
び200Aをインバータ用途としてモデュール化した場
合には、モデュール面積をさらに小さくできる。
実施の形態3を図10〜図12を用いて説明する。図1
0はフリーホイールダイオードを内蔵したIGBT30
0の構成を示す断面図である。なお、図2において、図
1を用いて説明したIGBT100と同一の構成につい
ては同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
1の下主面上にn型バッファ層3が形成され、n型バッ
ファ層3の主面内にはp型コレクタ層4がp型ベース領
域8の形成領域にほぼ対応して選択的に形成され、p型
コレクタ層4と間隔を開けてp型コレクタ層4を挟むよ
うにn型カソード領域6が選択的に形成された構成とな
っている。そして、p型コレクタ層4にオーミック接続
するように例えばアルミニウムの合金で構成されるコレ
クタ電極5pが形成されている。
ファ層3の一部にオーミック接続するように例えばアル
ミニウムの合金で構成されるカソード電極5n(すなわ
ち、IGBTに内蔵されたフリーホイールダイオードの
カソード電極)が形成され、カソード電極5nには、p
型不純物を高濃度(1×1017/cm3程度)に含んだ
p型アノード領域141が接触するように形成されてい
る。そして、コレクタ電極5pおよびp型アノード領域
141に接触するように金属の最外部電極20が形成さ
れている。
1とショットキー接続するように例えばニッケル(N
i)、チタン(Ti)、パラジウム(Pd)などの金属
材料で形成されている。
電極20の間には絶縁層7が形成されている。なお、最
外部電極20はコレクタ端子Cに接続されている。
は、図6に示すIGBT200と基本的には同じであ
る。IGBT200と異なる点は、IGBT200にお
いては電流抑制用のダイオード13Aが、p型アノード
領域14およびn型カソード領域15の接合によるpn
接合ダイオードであったものが、IGBT300におい
ては、p型アノード領域141と最外部電極20とのシ
ョットキー接続によるショットキーダイオード13Bと
なっている点である。
ーダイオードとすることで、そこでの電圧降下はカソー
ド面積が同じであるならばpn接合ダイオードに比べて
大きくなるため、ショットキーダイオード13Bのカソ
ード面積は、例えば図6に示すダイオード13Aに比べ
大きく設定されている。
に、本発明に係る実施の形態3のIGBT300は、電
流抑制用ダイオードをショットキーダイオードとするこ
とで、半導体層一層分が不要になり、製造方法を簡略化
して、製造コストを低減することができる。
ドとしてショットキーダイオードを用いる構成として
は、図10に示すIGBT300以外に、図11に示す
IGBT300Aの構成を用いても良い。
は、p型コレクタ層4にはオーミック接続し、p型アノ
ード領域141とはショットキー接続するように、例え
ばニッケル(Ni)、チタン(Ti)、パラジウム(P
d)などの金属材料で最外部電極21が形成され、p型
アノード領域141と最外部電極21とのショットキー
接続によるショットキーダイオード13Cが形成されて
いる。また、カソード電極5nと最外部電極21との間
には絶縁層7が形成されている。なお、図10に示すI
GBT300と同一の構成については同一の符号を付し
ている。
00のようにコレクタ電極5pを形成する必要がなく、
構成がさらに単純になり、製造方法をさらに簡略化し
て、製造コストをさらに低減することができる。
ドとしてショットキーダイオードを用いる構成として
は、図10に示すIGBT300以外に、図12に示す
IGBT300Bの構成を用いても良い。
は、シリコン基板1の下主面上にn型バッファ層3が形
成され、n型バッファ層3の主面内にはp型コレクタ層
4がp型ベース領域8の形成領域にほぼ対応して選択的
に形成されている。
ッファ層3の主面にオーミック接続するように例えばア
ルミニウムの合金で構成されるカソード電極5n接続さ
れ、カソード電極5nにはp型コレクタ層4とは異なる
半導体材料、例えばゲルマニウム(Ge)、PbS、I
nAs、InSb、PbTeなどの電子親和力がシリコ
ンよりも大きな半導体で、p型不純物を高濃度(1×1
017/cm3程度)に含んで構成されるp型アノード領
域22が接触するように形成されている。そして、p型
コレクタ層4およびp型アノード領域22に接触するよ
うに金属の最外部電極21が形成されている。そして、
カソード電極5nと最外部電極21との間には絶縁層7
が形成されている。
オーミック接続し、p型アノード領域22とはショット
キー接続するように、例えばニッケル(Ni)、チタン
(Ti)、パラジウム(Pd)などの金属材料で形成さ
れ、p型アノード領域22と最外部電極21とのショッ
トキー接続によるショットキーダイオード13Dが形成
されている。なお、図10に示すIGBT300と同一
の構成については同一の符号を付している。
とは異なる半導体材料、すなわち電子親和力がシリコン
よりも大きな半導体で構成することで、最外部電極21
とp型アノード領域22とのショットキー接続がより確
実に行われることになる。
実施の形態4を図13を用いて説明する。図13はフリ
ーホイールダイオードを内蔵したIGBT400の構成
を示す断面図である。なお、図13において、図2を用
いて説明したIGBT200と同一の構成については同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
1のp型半導体領域28を含む周辺領域31(第1のラ
イフタイム設定領域)と、シリコン基板1の下主面のn
型バッファ層3近傍で、p型コレクタ層4の形成領域に
ほぼ対応した領域32(第2のライフタイム設定領域)
と、シリコン基板1の中央部33とで、キャリアライフ
タイムがそれぞれ異なるように構成されている。
フリーホイールダイオードの電流経路が集中する部分
は、キャリアライフタイムが1μsec程度の領域とな
っており、領域32ではキャリアライフタイムが0.1
μsec程度の領域となっている。また、中央部33で
はキャリアライフタイムが10〜100μsec程度の
領域となっている。
ン、ヘリウム、電子線等の粒子線をシリコン基板1に注
入し、注入粒子の飛程位置付近で局所的に結晶欠陥を発
生させ、当該結晶欠陥を少数キャリアの再結合中心とし
て利用することで達成される。その際に、粒子線をステ
ンレス、シリコン等の材料で構成されるマスクを通過さ
せることで、加速エネルギーを加減して飛程位置を調整
したり、注入量を調整して結晶欠陥の発生量を調整す
る。
シリコン基板1の中央部には、ステンレス、シリコン等
の材料で構成されるマスクを配置し、質量が軽い電子線
を1×1014/cm2〜1×1015/cm2の照射量で注
入する。
ン基板1の周辺部には、ステンレス、シリコン等の材料
で構成されるマスクを配置し、質量が比較的重いプロト
ン、ヘリウムを注入する。例えば、プロトンを使用する
場合には、1×1011/cm2〜1×1012/cm2の照
射量で注入する。
有しているキャリアライフタイムとなっている。
は、図6に示すIGBT200と基本的には同じであ
る。IGBT200と異なる点は、フリーホイールダイ
オードの電流経路が集中する周辺領域31と、n型バッ
ファ層3近傍の領域32においてキャリアライフタイム
の改変が行われている点である。
リアライフタイムを短くして、n型ベース層中のキャリ
ア密度を少なくし、1パルス当たりのスイッチング損失
を抑制する手法がとられている。この場合、IGBTの
オン電圧は高くなり、定常損失は大きくなる。ここで、
全消費電力において、スイッチング損失は動作周波数に
ほぼ比例し、定常損失は動作周波数に対してほぼ一定で
あるため、動作周波数に基づいて、消費電力が最小にな
るようにコレクタ側のキャリアライフタイムを設定す
る。
イオード、すなわちフリーホイールダイオードのリカバ
リによる損失、pinダイオードでの定常損失はpin
ダイオードのi層内のキャリア分布、すなわち、キャリ
アライフタイム分布によって決まり、ある動作周波数で
の最適キャリアライフタイム分布はIGBTの消費電力
を最小にする分布とは異なるのが一般的である。
ーホイールダイオードの電流経路が集中する周辺領域3
1と、IGBTの電流経路が形成されるn型バッファ層
3近傍の領域32においてキャリアライフタイム分布を
それぞれ改変している。そして、両領域におけるキャリ
アライフタイム分布は、フリーホイールダイオードとI
GBTのそれぞれの消費電力を最小にする最適のキャリ
アライフタイム分布に設定されている。
イオードの動作時の消費電力が低減されることになる。
に、本発明に係る実施の形態4のIGBT400は、I
GBTと内蔵されたフリーホイールダイオードとで、独
立にほぼ最適にキャリアライフタイム分布が設定でき、
IGBT動作時の消費電力とダイオード動作時の消費電
力を総合した全消費電力が最適化されている。
明したIGBT200と同様に、フリーホイールダイオ
ードに加え、電流抑制用のダイオードもIGBT内に内
蔵されているため、モデュール内に外部接続の電流抑制
用のダイオードを別個に配置する必要がなくなるので、
IGBT400をインバータ用途としてモデュール化し
た場合には、モデュール面積をさらに小さくできること
は言うまでもない。
路が集中する周辺領域と、IGBTの電流経路が形成さ
れる領域においてキャリアライフタイムの改変を行うこ
とは、図1に示したIGBT100および図10〜図1
2に示したIGBT300〜300Bに適用しても良い
ことは言うまでもない。
実施の形態5を図14〜図25を用いて説明する。図1
4は、フリーホイールダイオードを内蔵するとともに、
電流抑制用素子としてMOSトランジスタを内蔵したI
GBT500の構成を示す断面図である。
リコン基板1の上下主面に図1に示すIGBT100に
おけるエミッタ側構造2と同様のソース側構造2aおよ
び2bが形成された構成となっている。
表面内において、p型ベース領域8aが形成され、当該
p型ベース領域8aを深さ方向に貫通するように複数の
トレンチ型のゲート電極11aが並列に形成されてい
る。ゲート電極11aの間のp型ベース領域8aの表面
内には、p型不純物を比較的高濃度に含んだp型半導体
領域12aが選択的に形成されている。p型半導体領域
12aはp型ベース領域8aとソース電極19aとの電
気的接続が良好に行われることを目的として設けられて
いる。
挟むように、n型不純物を比較的高濃度に含んだn型ソ
ース領域9aが形成されている。なおn型ソース領域9
aはゲート電極11aの表面に形成されたゲート絶縁膜
(図示は省略)に接触する構成となっている。ここで、
シリコン基板1はMOSトランジスタのドレイン層とな
る。
ース電極19aが形成され、ソース電極19aはエミッ
タ端子Eに電気的に接続され、ゲート電極11aはゲー
ト端子Gaに電気的に接続されている。また、p型ベー
ス領域8aを取り囲むように浮遊電位の複数のp型半導
体領域28a(第1の電界緩和手段)が同心状に形成さ
れている。
領域9a、ゲート電極11a、p型半導体領域28aで
構成される構造はMOSトランジスタからドレイン層を
省いた構造と同様で、それらが複数集まっているので、
ソース側構造2a(第1ユニットの集合体)と総称す
る。
集合体)も同様であり、p型ベース領域8aがp型ベー
ス領域8b、n型ソース領域9aがn型ソース領域9
b、ゲート電極11aがゲート電極11b、p型半導体
領域28aがp型半導体領域28b(第2の電界緩和手
段)となっている。なお、ソース電極19bがコレクタ
端子Cに電気的に接続され、ゲート電極11bはゲート
端子Gbに電気的に接続されている。
作について説明する。まず、ゲート端子GaおよびGb
に共にゲートをオンさせる電圧が与えられた場合、コレ
クタ端子Cの電圧の正負にかかわらず、IGBT500
は直列接続されたMOSトランジスタとして動作する。
5は、ソース側構造2aおよび2bにおいて、それぞれ
2つのゲート電極11を含むようにIGBT500の一
部を抜き出した図である。図15には、ソース側構造2
aおよび2bでそれぞれ、並列接続されたMOSトラン
ジスタM1、M2の組およびMOSトランジスタM3、
M4の組が形成され、2つの組が直列に接続された状態
が示されている。従って、コレクタ端子Cに与えられる
電圧の正負によって電流の方向を逆転できる。
ゲートをオフさせる電圧が与えられた場合、コレクタ端
子Cの電圧の正負にかかわらず、IGBT500はIG
BTのオフ状態と同じ状態になる。
Gbがオフの場合、コレクタ端子Cに正電圧(エミッタ
端子Eに負電圧)が印加されれば、IGBT500はI
GBTのオン状態として動作し、コレクタ端子Cに負電
圧(エミッタ端子Eに正電圧)が印加された場合は、ダ
イオードを構成するソース側構造2bに逆方向電圧が印
加されたことになり、IGBT500には電流は流れな
い。
Gbがオンの場合、コレクタ端子Cに正電圧(エミッタ
端子Eに負電圧)が印加されれば、ダイオードを構成す
るソース側構造2aに逆方向電圧が印加されたことにな
り、IGBT500には電流は流れない。そして、コレ
クタ端子Cに負電圧(エミッタ端子Eに正電圧)が印加
された場合は、IGBT500はIGBTのオン状態と
して動作するがゲート端子Gaがオンの場合とは逆方向
に電流が流れ、ソース側構造2aがフリーホイールダイ
オードとして動作する。
GaおよびGbに相補的に信号を与えることで、実施の
形態1〜4で説明したと同様に、逆接続されたフリーホ
イールダイオードが内蔵されたIGBTとして動作す
る。
に信号を与えることで、IGBTとフリーホイールダイ
オードとは完全に独立して動作することになるので、フ
リーホイールダイオードの存在によりIGBTとして動
作せず、MOSトランジスタとして動作するという問題
は生じない。
示す。図16は、ソース側構造2aおよび2bにおい
て、それぞれ2つのゲート電極11を含むようにIGB
T500の一部を抜き出した図である。図16には、ソ
ース側構造2aにおいて並列接続されたMOSトランジ
スタ1、M2の組が形成され、ソース側構造2bにおい
てMOSトランジスタM1、M2の組に直列に順方向に
接続されたダイオードD10が形成された状態が示され
ている。
0の製造方法を、製造工程を順に示す図17〜図22を
用いて説明する。
不純物濃度1×1013〜1×1015/cm3程度のn型
シリコン基板1aおよび1bを準備し、それぞれの一方
の主面に、ソース側構造2aおよび2bを形成し、n型
シリコン基板1aおよび1bの上主面から突出したゲー
ト電極11aおよび11bの上部に個々に層間絶縁膜1
8aおよび18bを形成する。なお、ソース側構造2a
および2bの製造方法は従来のIGBTまたはパワーM
OSトランジスタと同じであり説明は省略する。
シリコン基板1aおよび1bのドレイン側を所定の厚さ
に研磨する。
コン基板1aおよび1bをウェハ貼り合わせ法によって
接合し、n型ソース領域9bの表面に接触するように、
例えばアルミニウムの合金で構成されるソース電極19
bを形成する。
領域9aの表面に接触するように、例えばアルミニウム
の合金で構成されるソース電極19aを形成することで
IGBT500が完成する。
法を用いた例を示したが、1枚のシリコン基板の上下主
面に、通常の半導体装置の製造方法を用いてソース側構
造2aおよび2bを交互に作成するようにしても良いこ
とは言うまでもない。
に、ゲート端子GaおよびGbに相補的に信号を与える
ことで、本発明に係る実施の形態5のIGBT500
は、基本的に実施の形態2と同様な効果を有する。
双方向に電流を流すことができるため、トライアックの
代替素子としても用いることができる。
されている場合、ゲート端子Gaをオン、ゲート端子G
bをオフすることで、電流がソース側構造2bから2a
の方向に流れ、ゲート端子Gaをオフ、ゲート端子Gb
をオンすることで、電流が流れなくなる。
れている場合、ゲート端子Gaをオフ、ゲート端子Gb
をオンすることで、電流がソース側構造2aから2bの
方向に流れ、ゲート端子Gaをオン、ゲート端子Gbを
オフすることで、電流が流れなくなる。
圧以上のコレクタ−エミッタ耐圧を有するため、異常電
圧が印加されても破壊することが少なくなるという効果
も有している。
タ領域を設け、そこから得られるモニタ電流に基づい
て、2つのゲート端子のオン・オフを切り換えて、ダイ
オード動作をさせたり、MOSトランジスタ動作をさせ
たりすることができる。
bにそれぞれオン、オフの信号が印加されており、IG
BTがオンからオフにスイッチする場合、オフする1μ
sec前にゲート端子Gbにオン信号を印加し、半導体
基板1内部のホール電流を減衰させた後、両ゲート端子
をオフすることによって、スイッチング損失を低減する
ことができる。
1μsec間の定常損失は増加するが、MOSトランジ
スタの駆動力を定格電流に比べて高く設定しておけば、
全体の損失は低減できる。
レクタ−エミッタ間電圧の与え方によって、ダイオー
ド、IGBT、あるいはMOSトランジスタとして双極
性で動作させることができるので、例えば、インバータ
回路をコンバータ回路に変更することもできる。
T500については、図23に示すIGBT500Aの
ような構成としても良い。
板1の厚み方向の中央部よりもソース側構造2bよりの
位置に、少なくともp型ベース領域8aおよび8bの形
成領域に対応するように主面と平行にライフタイムの短
い短ライフタイム領域25を有している。なお、短ライ
フタイム領域25を境として、便宜的に、ソース側構造
2a側のシリコン基板1を基板1a、ソース側構造2b
側のシリコン基板1を基板1bとする。
したIGBT500Aは図17〜図22を用いて説明し
たIGBT500の製造工程において、図21および図
22に示す工程の後、シリコン基板1aおよび1bの貼
り合わせを行う前に、一方または双方のドレイン側の浅
い領域に粒子線を照射し、結晶欠陥を形成してライフタ
イムを短くしておくことで、シリコン基板1aおよび1
bの貼り合わせ後に、図23の短ライフタイム領域25
が得られることになる。
基板を接合した場合、例えば(100)面と(111)
面、あるいは(100)面と(110)面のように各々
の基板の結晶軸方位が異なっていたり、結晶軸方位が同
じでも基板の面内回転により面方位が異なっている場合
には、接合界面にライフタイムの短いアモルファス層が
形成される。これを利用することでシリコン基板1aお
よび1bの貼り合わせ後に、図23の短ライフタイム領
域25を得るようにしても良い。
とは、端的に言えば2枚のシリコン基板のオリエンテー
ションフラット面が互いにずれるように重ね合わせたと
きに生じる現象である。
ことで、IGBTとして動作する場合に、短ライフタイ
ム領域25がホールのインジェクションを抑制しスイッ
チングによるエネルギー損失を低減することができる。
に高電圧に耐えられるようにMOSトランジスタのチャ
ネルとコレクタ層との間には抵抗値の高いn型半導体層
が存在している。この層の抵抗値を下げるため、コレク
タからホールがインジェクションされるが、IGBTが
オン状態からオフ状態にスイッチングしたとき、ホール
が残った状態になっているのでオフするのに時間がかか
り、エネルギー損失が生じる。従って、IGBTをスイ
ッチングが頻繁に行われる使い方をする場合には、コレ
クタからのホールのインジェクションを抑制して、オン
状態からオフ状態の遷移速度を高めることでエネルギー
損失を低減することができる。
0は図24に示すIGBT500Bのような構成として
も良い。すなわち、IGBT500Bは、シリコン基板
1のライフタイムが、ソース側構造2a側とソース側構
造2b側とで異なっている。
シリコン基板を基板1a、ソース側構造2b側のシリコ
ン基板1を基板1bとし、基板1bライフタイムは基板
1aよりも短く設定されている。
方よりのドレイン層のライフタイムが短くなったIGB
T500Bは、図17〜図22を用いて説明したIGB
T500の製造工程において、図21および図22に示
す工程の後、シリコン基板1aおよび1bの貼り合わせ
を行う前に、一方の基板への粒子線の照射、あるいは基
板濃度の変更により得ることができる。
採用することで、IGBTとして動作する場合に、シリ
コン基板1bがホールのインジェクションを抑制しスイ
ッチングによるエネルギー損失を低減することができ
る。
成においては、ソース側構造2b側、すなわちコレクタ
端子側に短ライフタイム領域25、ライフタイムが短か
い基板1bを設けている。これは、ホールのインジェク
ションを抑制するにはコレクタ端子に近い方にインジェ
クション抑制手段を設けることが有効であり、その領域
も狭い方が有効なので基板1bの厚さは基板1aよりも
薄くなっている。
0は図25に示すIGBT500Cのような構成として
も良い。すなわち、IGBT500Cは、シリコン基板
1の内部に、少なくともp型ベース領域8aおよび8b
の形成領域に対応するように主面と平行に金属層あるい
はn型不純物を高濃度(1×1016〜1×1020/cm
3程度)に含んだn型半導体層26を有している。な
お、金属層26を境として、便宜的に、ソース側構造2
a側のシリコン基板1を基板1a、ソース側構造2b側
のシリコン基板1を基板1bとする。なお、金属層は単
一金属層でも合金層でも良い。
半導体層)26を有したIGBT500Cは図17〜図
22を用いて説明したIGBT500の製造工程におい
て、図21および図22に示す工程の後、シリコン基板
1aおよび1bの貼り合わせを行う前に、一方または双
方のドレイン側にアルミニウムなどの金属層をスパッタ
法などで堆積したり、一方または双方のドレイン側の浅
い領域にリンや砒素などのn型不純物をイオン注入する
ことで得られる。
ことで、金属層(あるいは高濃度n型半導体層)26で
の抵抗が低減され、オン電圧を低くすることができる。
実施の形態6を図26〜図37を用いて説明する。図2
6は独立したIGBTおよびフリーホイールダイオード
で構成される電力用半導体装置のうち、フリーホイール
ダイオード600の構成を示す断面図である。
ード600は、n型のシリコン基板1の上主面表面内に
おいて、p型不純物を1×1013〜1×1018/cm3
程度含んだアノード層29が形成され、アノード層29
の表面には図示しないアノード電極が形成され、アノー
ド電極はアノード端子Aに電気的に接続されている。こ
れらアノード層29が形成される領域をアノード領域2
Aと呼称する。
に浮遊電位の複数のp型半導体領域28aが同心状に形
成され、電界緩和リング領域2Gを形成している。な
お、アノード領域2Aおよび電界緩和リング領域2Gの
構造を総称して、アノード側構造2ANとする。
は、n型バッファ層3が選択的に形成され、n型バッフ
ァ層3の表面内にはn型不純物を比較的高濃度に含んだ
n型半導体層6が選択的に形成されている。そして、n
型バッファ層3、n型半導体層6、シリコン基板1の表
面に接触するように金属のカソード電極5kが形成され
ている。また、カソード電極5kはカソード端子Kに電
気的に接続されている。そして、n型バッファ層3を取
り囲むように浮遊電位の複数のp型半導体領域28bが
同心状に形成されている。なお、n型バッファ層3、n
型半導体層6、p型半導体領域28bを総称してカソー
ド側構造2Kとする。なお、p型半導体領域28aおよ
び28bは、最も内側のものはそれぞれアノード電位お
よびカソード電位となっており、それ以外は浮遊電位と
なっている。
kとn型バッファ層3とのオーミックコンタクトを達成
するための層であり、シリコン基板1はpinダイオー
ドのi層に対応する層である。
の周辺領域の詳細を示す。図27において、p型半導体
領域28aは内側から外側に向けて順に配設間隔が徐々
に広くなるように形成されている。なお、p型半導体領
域28bも内側から外側に向けて順に配設間隔が徐々に
広くなるように形成されているが、その間隔の変化の度
合いはp型半導体領域28aよりも緩やかである。この
ような構成とすることで、カソード電極5kに正電圧を
印加した場合、最も電界緩和を効率的に行うことができ
る。
はn型不純物を1×1018〜1×1020/cm3程度含
んだ浮遊電位のn型半導体領域27が浅く形成され、最
もn型バッファ層3よりのp型半導体領域28bには、
カソード電極5kとの接続を確実に行うため、形成深さ
が浅いp型半導体領域28cが接続されている。
域28aおよび28bは、周辺部での電界を緩和するた
めに設けられたもので、pn接合近傍で空乏層を広げる
ことによって一定の電界を保つようにしている。
合、図39に示したダイオードD1Lなどでは、その周
辺部、すなわち電界緩和リング領域2DGにも上記電圧と
同程度の電圧がかかっていた。しかし、n型バッファ層
3を取り囲むように浮遊電位の複数のp型半導体領域2
8bを形成することで、当該p型半導体領域28bとn
型のシリコン基板1とのpn接合近傍で空乏層が広が
り、電圧降下が発生するので、電界緩和リング領域2G
にかかる電圧が低下し、電界緩和リング領域2Gに設け
るべきp型半導体領域28aの個数および配設間隔を削
減することができる。
域2Gの端縁部に浮遊電位のn型半導体領域27が浅く
形成された例を示したが、n型半導体領域はシリコン基
板1の下主面のp型半導体領域28bが形成される領域
に形成しても良い。n型半導体領域は空乏層が基板端面
に及ぶのを防止することができる。
ルダイオード600の製造方法を、製造工程を順に示す
図28〜図33を用いて説明する。
不純物濃度1×1013〜1×1015/cm3程度のn型
シリコン基板1aおよび1bを準備し、それぞれの一方
の主面に、アノード側構造2ANおよびカソード側構造
2Kを形成する。このとき、p型半導体領域28aの形
成個数および配設間隔は従来のフリーホイールダイオー
ドよりも少なく形成する。その後、後に形成されるアノ
ード電極およびカソード電極とp型半導体領域28aお
よび28bとを電気的に分離するための層間絶縁膜18
aおよび18bを選択的に形成する。なお、p型半導体
領域28bの形成に際してp型半導体領域28cを形成
し、p型半導体領域28aの形成後にn型半導体領域
(図示せず)を形成する。
従来のフリーホイールダイオードの製造方法と同様であ
り、カソード側構造2Kは、一般的なイオン注入法によ
り、シリコン基板1表面内にn型バッファ層3を選択的
に形成し、n型バッファ層3の表面内にn型半導体層6
を選択的に形成し、n型バッファ層3を囲むようにp型
半導体領域28bを形成することで得られる。
シリコン基板1aおよび1bを所定の厚さに研磨する。
このとき、シリコン基板1bの厚さがシリコン基板1a
よりも薄くなるまで研磨する。
コン基板1aおよび1bをウェハ貼り合わせ法によって
接合し、アノード層29の表面に接触するように、例え
ばアルミニウムの合金で構成されるアノード電極29a
を形成する。
ァ層3、n型半導体層6、シリコン基板1の表面に接触
するように、例えばアルミニウムの合金で構成されるカ
ソード電極5kを形成することでフリーホイールダイオ
ード600が完成する。
法を用いた例を示したが、1枚のシリコン基板の上下主
面に、通常の半導体装置の製造方法を用いてアノード側
構造2ANおよびカソード側構造2Kを交互に作成する
ようにしても良いことは言うまでもない。
発明に係る実施の形態6のフリーホイールダイオード6
00は、n型バッファ層3を取り囲むように浮遊電位の
複数のp型半導体領域28bが設けられており、電界緩
和リング領域2Gにかかる電圧が低下し、電界緩和リン
グ領域2Gに設けるべきp型半導体領域28aの個数お
よび配設間隔を削減することができるので、周辺領域の
面積を低減して素子面積を小さくでき、独立したIGB
Tおよびフリーホイールダイオードで構成される電力用
半導体装置の小型化、低コスト化が達成できる。
複数のp型半導体領域で構成される電界緩和リングにつ
いて説明したが、本発明はp型半導体領域の代わりに、
基板主面上に形成された酸化膜と、その上に形成された
電極とで構成されるフィールドプレートを設ける場合で
も同様の効果を有する。なお、フィールドプレートはそ
の電極に電圧を印加することで、印加した電圧と反対極
性の電荷を基板中に誘起し空乏層の電界を緩和する機能
を有している。
ホイールダイオード600については、図34に示すフ
リーホイールダイオード600Aのような構成としても
良い。
Aの周辺領域の詳細を示す図である。図34において、
電界緩和リング領域2Gの端縁部には浮遊電位のn型半
導体領域27aが浅く形成され、シリコン基板1の下主
面のp型半導体領域28bが形成される領域の端縁部に
も浮遊電位のn型半導体領域27bが浅く形成されてい
る。
位のn型半導体領域27cが形成されている。
は、図28〜図33を用いて説明したフリーホイールダ
イオード600の製造工程において、図30および図3
1に示す工程の後、シリコン基板1aおよび1bの貼り
合わせを行う前に、それぞれの基板主面の端縁部に選択
的にn型不純物をイオン注入することによって形成すれ
ば良い。
基板1aおよび1bの貼り合わせを行った後、斜め方向
からn型不純物をイオン注入する方法や、貼り合わせ後
の基板をn型不純物雰囲気にさらす方法で形成する。
にも形成することで、空乏層が基板側面に及ぶのを防止
することができる。
ルダイオード600は、図35に示すフリーホイールダ
イオード600Bのような構成としても良い。
0Bはシリコン基板1の厚み方向の中央部よりもカソー
ド側構造2Kよりの位置にライフタイムの短い短ライフ
タイム領域25を有している。なお、短ライフタイム領
域25を境として、便宜的に、アノード側構造2AN側
のシリコン基板1を基板1a、カソード側構造2K側の
シリコン基板1を基板1bとする。
したフリーホイールダイオード600Bは、図28〜図
33を用いて説明したフリーホイールダイオード600
の製造工程において、図30および図31に示す工程の
後、シリコン基板1aおよび1bの貼り合わせを行う前
に、一方または双方の基板の浅い領域に粒子線を照射
し、結晶欠陥を形成してライフタイムを短くしておくこ
とで、シリコン基板1aおよび1bの貼り合わせ後に、
図35の短ライフタイム領域25が得られることにな
る。
基板を接合した場合、例えば(100)面と(111)
面、あるいは(100)面と(110)面のように各々
の基板の結晶軸方位が異なっていたり、結晶軸方位が同
じでも基板の面内回転により面方位が異なっている場合
には、接合界面にライフタイムの短いアモルファス層が
形成される。これを利用することでシリコン基板1aお
よび1bの貼り合わせ後に、図35の短ライフタイム領
域25を得るようにしても良い。
な構成を採用することで、短ライフタイム領域25がホ
ールのインジェクションを抑制しスイッチングによるエ
ネルギー損失を低減することができる。
ルダイオード600は図36に示すフリーホイールダイ
オード600Cのような構成としても良い。すなわち、
フリーホイールダイオード600Cは、シリコン基板1
のライフタイムが、アノード側構造2AN側とカソード
側構造2K側とで異なっている。
側のシリコン基板を基板1a、カソード側構造2K側の
シリコン基板1を基板1bとし、基板1bのライフタイ
ムは基板1aよりも短く設定されている。
ド600Cは、図28〜図33を用いて説明したフリー
ホイールダイオード600の製造工程において、図30
および図31に示す工程の後、シリコン基板1aおよび
1bの貼り合わせを行う前に、基板1bへの粒子線の照
射、あるいは基板濃度の変更により得ることができる。
Cのような構成を採用することで、シリコン基板1bが
ホールのインジェクションを抑制しスイッチングによる
エネルギー損失を低減することができる。
ルダイオード600は図37に示すフリーホイールダイ
オード600Dのような構成としても良い。すなわち、
フリーホイールダイオード600Dは、シリコン基板1
の厚み方向の中央部よりもカソード側構造2Kよりの位
置に金属層(あるいは高濃度n型半導体層)26を有し
ている。なお、金属層26を境として、便宜的に、アノ
ード側構造2AN側のシリコン基板を基板1a、カソー
ド側構造2K側のシリコン基板1を基板1bとする。な
お、金属層は単一金属層でも合金層でも良い。
半導体層)26を有したフリーホイールダイオード60
0Dは、図28〜図33を用いて説明したフリーホイー
ルダイオード600の製造工程において、図30および
図31に示す工程の後、シリコン基板1aおよび1bの
貼り合わせを行う前に、一方または双方の基板の浅い領
域にアルミニウムなどの金属層をスパッタ法などで堆積
したり、一方または双方の基板の浅い領域にリンや砒素
などのn型不純物をイオン注入することで得られる。
な構成を採用することで、金属層(あるいは高濃度n型
半導体層)26での抵抗が低減され、オン電圧を低くす
ることができる。
実施の形態1〜5においては、本発明をトレンチ型IG
BTに適用した例を示したが、平面型IGBTに適用し
ても同様の効果があること言うまでもない。
いては、本発明をnチャネル型IGBT、nチャネル型
MOSトランジスタ、p+/n-型ダイオードに適用した
例を示したが、nチャネル型IGBT、nチャネル型M
OSトランジスタ、p-/n+型ダイオードに適用しても
同様の効果があること言うまでもない。
び6における、n型カソード領域6およびn型バッファ
層3は電極とのコンタクト抵抗が十分低くできるならば
なくても良い。
ける、p型半導体領域12は電極とのコンタクト抵抗が
十分低くできるならばなくても良い。
体装置によれば、所定の条件下で、第2の半導体層の周
囲の第1の半導体層に主電流が流入するのを抑制する電
流抑制用素子を備えているので、第1の半導体領域およ
び第1の半導体層で構成されるフリーホイールダイオー
ドを内蔵した構成であっても、ゲート電極、ゲート絶縁
膜、第2の半導体領域、第1の半導体領域、第1の半導
体層および第2の半導体層で構成されるIGBTの動作
時に、第2の主電極から第1の半導体層に主電流が流入
するのを抑制できるので、第1の半導体層の電位が上昇
することを防止して、IGBTを動作させることが可能
となる。また、電流抑制用素子を接続することで、第2
の半導体層の周囲の第1の半導体層の面積を小さくする
必要がなくなるので、フリーホイールダイオードの動作
時に電流集中による素子破壊が発生することを防止でき
る。
装置によれば、電流抑制用素子としてpn接合ダイオー
ドを用い、IGBTの動作時に第2の主電極に印加され
る電圧が、第1の主電極に印加される電圧よりも大きく
なる際に、第2の主電極から第1の半導体層に主電流が
流入するのを抑制でき、第1の半導体層の電位が上昇す
ることを防止して、IGBTを動作させることが可能と
なる。
装置によれば、内蔵されたpn接合ダイオードを用いる
ので、別個に設ける場合に比べて装置面積を小さくでき
る。
装置によれば、電流抑制用素子としてショットキーダイ
オードを用いるので、pn接合ダイオードを用いる場合
に比べて半導体層が一層分不要になり、製造方法を簡略
化して、製造コストを低減することができる。
装置によれば、第2の主電極がショットキーダイオード
の金属層と兼用されるので、構成がさらに単純になり、
製造方法をさらに簡略化して、製造コストをさらに低減
することができる。
装置によれば、ショットキーダイオードの半導体層を、
電子親和力がシリコンよりも大きな半導体材料で構成す
ることで、金属層とのショットキー接続を確実にでき
る。
装置によれば、電流抑制用素子としてMOSトランジス
タを用い、ゲート電極とMOSトランジスタのゲート電
極が相補的に動作するように設定することで、ゲート電
極に、ゲート電極をオン状態にする電圧が与えられる際
に、第2の主電極から第1の半導体層に主電流が流入す
るのを抑制でき、第1の半導体層の電位が上昇すること
を防止して、IGBTを動作させることが可能となる。
装置によれば、第1のライフタイム設定領域が各ユニッ
トのフリーホイールダイオードの電流経路が集中する領
域であり、第2のライフタイム設定領域が各ユニットの
IGBTの電流経路に含まれる領域であるので、IGB
T動作時の消費電力とダイオード動作時の消費電力を総
合した全消費電力が最適化できる。
装置によれば、IGBTと内蔵されたフリーホイールダ
イオードとで独立にほぼ最適にキャリアライフタイム分
布が設定できる。
体装置によれば、第1および第2のゲート電極に相補的
に信号を与えることで、IGBTとフリーホイールダイ
オードを内蔵した構成を得ることができ、また、IGB
Tとフリーホイールダイオードとは完全に独立して動作
することになるので、フリーホイールダイオードの存在
によりIGBTとして動作せず、MOSトランジスタと
して動作するという問題は生じない。
体装置によれば、キャリアのライフタイムが第1の半導
体層よりも短く設定されたライフタイム設定領域の存在
により、IGBT動作時にコレクタからのホールのイン
ジェクションを抑制してスイッチングによるエネルギー
損失を低減することができる。
体装置によれば、ライフタイム設定領域を得るための簡
便な構成を得ることができる。
体装置によれば、IGBTとして動作する場合に、第2
ユニットの集合体側のキャリアライフタイムが短く設定
された第1の半導体層の存在により、IGBT動作時に
コレクタからのホールのインジェクションを抑制してス
イッチングによるエネルギー損失を低減することができ
る。
体装置によれば、IGBTとして動作する場合に、金属
層あるいは第3の半導体層の存在によりオン電圧を低く
することができる。
体装置によれば、第2の電界緩和手段の存在により、第
1の電界緩和手段に印加される電圧が低減され、第1の
電界緩和手段の形成領域を小さくでき、電力用半導体装
置の小型化、低コスト化が達成できる。
体装置によれば、第1〜第3の半導体領域の存在によ
り、空乏層が基板側面に及ぶのを完全に防止することが
できる。
体装置によれば、電界緩和を効率的に行うことができ
る。
体装置の製造方法によれば、請求項12記載の電力用半
導体装置を簡便に確実に得ることができる。
体装置の製造方法によれば、請求項15記載の電力用半
導体装置を簡便に確実に得ることができる。
1の構成を説明する図である。
1の詳細な構成を説明する図である。
1の外観構成を示す図である。
1の外観構成を示す図である。
1変形例の構成を説明する図である。
2の構成を説明する図である。
2の製造方法を説明する図である。
2の製造方法を説明する図である。
2の製造方法を説明する図である。
態3の構成を説明する図である。
態3の変形例の構成を説明する図である。
態3の変形例の構成を説明する図である。
態4の構成を説明する図である。
態5の構成を説明する図である。
態5の動作を説明する図である。
態5の動作を説明する図である。
態5の製造方法を説明する図である。
態5の製造方法を説明する図である。
態5の製造方法を説明する図である。
態5の製造方法を説明する図である。
態5の製造方法を説明する図である。
態5の製造方法を説明する図である。
態5の変形例の構成を説明する図である。
態5の変形例の構成を説明する図である。
態5の変形例の構成を説明する図である。
態6の構成を説明する図である。
態6の詳細な構成を説明する図である。
態6の製造方法を説明する図である。
態6の製造方法を説明する図である。
態6の製造方法を説明する図である。
態6の製造方法を説明する図である。
態6の製造方法を説明する図である。
態6の製造方法を説明する図である。
態6の変形例の構成を説明する図である。
態6の変形例の構成を説明する図である。
態6の変形例の構成を説明する図である。
態6の変形例の構成を説明する図である。
る。
図である。
である。
である。
図である。
明する図である。
9,9a,9b n型エミッタ領域、10,10a,1
0b ゲート絶縁膜、11,11a,11b ゲート電
極、19 エミッタ電極、19a,19b ソース電
極、5p コレクタ電極、13,13A 電流抑制用ダ
イオード、13B〜13D ショットキーダイオード、
14 アノード領域、15 カソード領域、28,28
a,28b p型半導体領域。
Claims (19)
- 【請求項1】 第1導電型の第1の半導体層と、 前記第1の半導体層の第1の主面の表面内に選択的に形
成された第2導電型の第1の半導体領域、前記第1の半
導体領域の表面内に選択的に形成された第1導電型の第
2の半導体領域、少なくとも、前記第2の半導体領域と
前記第1の半導体層の間の前記第1の半導体領域の表面
に接するように形成されたゲート絶縁膜、前記ゲート絶
縁膜上に形成されたゲート電極で構成されるユニットの
集合体と、 少なくとも前記第2の半導体領域に接するように形成さ
れた第1の主電極と、 前記第1の半導体層の第2の主面の表面内に前記ユニッ
トの集合体の形成領域に対応して選択的に形成された第
2導電型の第2の半導体層と、 前記第2の半導体層の表面に接するように形成された第
2の主電極と、 前記第1の半導体領域にチャネルが形成されるように前
記ゲート電極に電圧が印加された場合に、所定の条件下
で、前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導体層に
主電流が流入するのを抑制する電流抑制用素子と、を備
える電力用半導体装置。 - 【請求項2】 前記電流抑制用素子は、pn接合ダイオ
ードであって、 前記ダイオードの、第2導電型半導体層が前記第2の半
導体層の周囲の前記第1の半導体層に電気的に接続さ
れ、第1導電型半導体層が前記第2の主電極に電気的に
接続され、 前記所定の条件は、 前記第2の主電極に印加される電圧が、前記第1の主電
極に印加される電圧よりも大きい条件を含む、請求項1
記載の電力用半導体装置。 - 【請求項3】 前記ダイオードは、前記第2導電型半導
体層が、前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導体
層の形成領域上に形成され、 前記第1導電型半導体層が、少なくとも前記第2導電型
半導体層上に接するように形成される、請求項1記載の
電力用半導体装置。 - 【請求項4】 前記電流抑制用素子は、ショットキーダ
イオードであって、 前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導体層上に形
成された金属電極上に、前記ショットキーダイオードの
第2導電型の半導体層が形成され、 前記ショットキーダイオードの金属層が、前記第2の主
電極および前記半導体層に接触するように形成され、 前記金属層は、前記半導体層にショットキー接続する材
質で構成され、 前記所定の条件は、 前記第2の主電極に印加される電圧が、前記第1の主電
極に印加される電圧よりも大きい条件を含む、請求項1
記載の電力用半導体装置。 - 【請求項5】 前記電流抑制用素子は、ショットキーダ
イオードであって、 前記第2の半導体層の周囲の前記第1の半導体層上に形
成された金属電極上に、前記ショットキーダイオードの
第2導電型の半導体層が形成され、 前記第2の主電極は、前記ショットキーダイオードの金
属層と兼用され、 前記金属層は、前記第2の半導体層および前記半導体層
に接触するように形成され、 前記金属層は、前記第2の半導体層にはオーミック接続
され、前記半導体層にショットキー接続する材質で構成
され、 前記所定の条件は、 前記第2の主電極に印加される電圧が、前記第1の主電
極に印加される電圧よりも大きい条件を含む、請求項1
記載の電力用半導体装置。 - 【請求項6】 前記半導体層は、電子親和力がシリコン
よりも大きな半導体材料で構成される、請求項5記載の
電力用半導体装置。 - 【請求項7】 前記電流抑制用素子は、MOSトランジ
スタであって、 前記MOSトランジスタの第1の主電極が前記第2の半
導体層の周囲の前記第1の半導体層に電気的に接続さ
れ、前記MOSトランジスタの第2の主電極が前記第2
の主電極に電気的に接続され、 前記ゲート電極と前記MOSトランジスタのゲート電極
は相補的にオン状態なるように電圧が与えられる、請求
項1記載の電力用半導体装置。 - 【請求項8】 前記第2の半導体層の周囲の前記第1の
半導体層の形成領域を厚さ方向に延長した領域中に形成
される第1のライフタイム設定領域と、 前記第2の半導体層近傍の前記第1の半導体層中に、前
記第2の半導体層の形成領域に対応して形成された第2
のライフタイム設定領域と、をさらに備え、 前記第1および第2のライフタイム設定領域は、キャリ
アライフタイムが、前記第1の半導体層中のキャリアラ
イフタイムよりも短く設定される、請求項1〜7の何れ
かに記載の電力用半導体装置。 - 【請求項9】 前記第2のライフタイム設定領域のキャ
リアライフタイムは、前記第1のライフタイム設定領域
のキャリアライフタイムよりも短く設定される、請求項
8記載の電力用半導体装置。 - 【請求項10】 第1導電型の第1の半導体層と、 前記第1の半導体層の第1の主面の表面内に選択的に形
成された第2導電型の第1の半導体領域、前記第1の半
導体領域の表面内に選択的に形成された第1導電型の第
2の半導体領域、少なくとも、前記第2の半導体領域と
前記第1の半導体層の間の前記第1の半導体領域の表面
に接するように形成された第1のゲート絶縁膜、前記第
1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極で構
成される第1ユニットの集合体と、 前記第1の半導体層の第2の主面の表面内に選択的に形
成された第2導電型の第3の半導体領域、前記第3の半
導体領域の表面内に選択的に形成された第1導電型の第
4の半導体領域、少なくとも、前記第4の半導体領域と
前記第1の半導体層の間の前記第3の半導体領域の表面
に接するように形成された第2のゲート絶縁膜、前記第
2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極で構
成される第2ユニットの集合体と、 少なくとも前記第2の半導体領域に接するように形成さ
れた第1の主電極と、 少なくとも前記第4の半導体領域に接するように形成さ
れた第2の主電極と、を備える電力用半導体装置。 - 【請求項11】 前記第1の半導体層の厚み方向の中央
部よりも、前記第2ユニットの集合体よりの位置に、少
なくとも、前記第1および第2のユニットの集合体の形
成領域の広さに対応する広さで形成された、ライフタイ
ム設定領域をさらに備え、 前記ライフタイム設定領域のキャリアライフタイムは、
前記第1の半導体層よりも短く設定される、請求項10
記載の電力用半導体装置。 - 【請求項12】 前記第1の半導体層は、前記第1ユニ
ットの集合体側と、前記第2ユニットの集合体側とで、
結晶面方位および結晶軸方位のうち少なくとも一方が異
なっており、 前記ライフタイム設定領域は、前記ライフタイム設定領
域は、前記第1ユニットの集合体側の前記第1の半導体
層と、前記第2ユニットの集合体側の前記第1の半導体
層の境界領域である、請求項11記載の電力用半導体装
置。 - 【請求項13】 前記第1の半導体層の厚み方向の中央
部よりも、前記第2ユニットの集合体よりの所定位置か
ら、前記第2ユニットの集合体までの前記第1の半導体
層のキャリアライフタイムは、前記第1ユニットの集合
体側の前記第1の半導体層よりも短く設定される、請求
項10記載の電力用半導体装置。 - 【請求項14】 前記第1の半導体層の厚み方向の中央
部よりも、前記第2ユニットの集合体よりの位置に、少
なくとも、前記第1および第2のユニットの集合体の形
成領域の広さに対応する広さで形成された、金属層ある
いは不純物濃度が前記第1の半導体層よりも高濃度の第
1導電型の第3の半導体層をさらに備える、請求項10
記載の電力用半導体装置。 - 【請求項15】 第1導電型半導体層と、 前記第1導電型半導体層の第1の主面の表面内に選択的
に形成された第2導電型半導体層と、 前記第2導電型半導体層の周囲の前記第1導電型半導体
層中の電界を緩和する第1の電界緩和手段と、 前記第1導電型半導体層の第2の主面表面上に選択的に
形成された電極層と、 前記電極層よりも外側の前記第1導電型半導体層中の電
界を緩和する第2の電界緩和手段とを備える、電力用半
導体装置。 - 【請求項16】 前記第1の電界緩和手段よりも外側の
前記第1導電型半導体層の第1の主面の表面内に選択的
に形成された第1導電型の第1の半導体領域と、 前記第2の電界緩和手段よりも外側の前記第1導電型半
導体層の第2の主面の表面内に選択的に形成された第1
導電型の第2の半導体領域と、 前記第1導電型半導体層の側面に選択的に形成された第
1導電型の第3の半導体領域と、をさらに備える、請求
項15記載の電力用半導体装置。 - 【請求項17】 前記第1の電界緩和手段は、 前記第1導電型半導体層の第1の主面の表面内にリング
状に同心で形成された第2導電型の第1のリング領域を
同心状に複数含み、 前記第2の電界緩和手段は、 前記第1導電型半導体層の第2の主面の表面内にリング
状に同心で形成された第2導電型の第2のリング領域を
複数含み、 前記複数の第1および第2のリング領域の配設間隔は内
側から順に広くなるように設定される、請求項15また
は請求項16記載の電力用半導体装置。 - 【請求項18】 (a)第1導電型の第1の半導体基板を
準備し、前記第1の半導体基板の第1の主面の表面内に
選択的に第2導電型の第1の半導体領域を形成し、前記
第1の半導体領域の表面内に選択的に第1導電型の第2
の半導体領域を形成し、少なくとも、前記第2の半導体
領域と前記第1の半導体層の間の前記第1の半導体領域
の表面に接するように第1のゲート絶縁膜を形成し、前
記第1のゲート絶縁膜上に第1のゲート電極を形成して
第1ユニットの集合体を形成する工程と、 (b)第1導電型の第2の半導体基板を準備し、前記第2
の半導体基板の第1の主面の表面内に選択的に第2導電
型の第3の半導体領域を形成し、前記第3の半導体領域
の表面内に選択的に第1導電型の第4の半導体領域を形
成し、少なくとも、前記第4の半導体領域と前記第1の
半導体層の間の前記第3の半導体領域の表面に接するよ
うに第2のゲート絶縁膜を形成し、前記第2のゲート絶
縁膜上に第2のゲート電極を形成して第2ユニットの集
合体を形成する工程と、 (c)前記第1および第2の半導体基板のそれぞれの第2
の主面どうしを貼り合わせ法により接合する工程と、を
備える電力用半導体装置の製造方法。 - 【請求項19】 (a)第1導電型の第1の半導体基板を
準備し、その第1の主面の表面内に選択的に第2導電型
半導体層を形成し、前記第2導電型半導体層の周囲に、
前記第1導電型半導体層中の電界を緩和する第1の電界
緩和手段を形成する工程と、 (b)第1導電型の第2の半導体基板を準備し、その第1
の主面上に形成されるべき電極層よりも外側の前記第2
の半導体基板の電界を緩和する第2の電界緩和手段を形
成する工程と、 (c)前記第1および第2の半導体基板のそれぞれの第2
の主面どうしを貼り合わせ法により接合する工程と、を
備える電力用半導体装置の製造方法。
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