JP2000200978A - 電子機器用ダイカスト製部品 - Google Patents
電子機器用ダイカスト製部品Info
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Abstract
よる亀裂の発生を抑制できる薄肉の電気機器用ダイカス
ト製部品を提供する。 【解決手段】大型ディスプレイパネルが片面に装着され
る薄肉板状シャーシ1をダイカストにより製造し、その
板面に形成されている薄肉部3に、表面から凹んでいる
区画32を規則的に多数形成することによって、各区画
32で応力集中を分担することで、一個所に応力集中が
発生することによる割れや、撓みの発生を抑制する。
Description
レイ画面を有する電子機器に用いられる部品にかかり、
詳しくはダイカストによって製造される薄肉板状の部品
に関するものである。
主として、電気、電子回路を構成する部品と、これらの
部品を収めるための器を構成する筺体やシャーシなどの
構造に関する部品などがある。電子機器の軽量化の為に
は、まず筺体やシャーシの構造を簡略化したり、部品の
軽量化を図る必要がある。また、電気、電子回路につい
ては、通電によって熱が生じるため、放熱性の良好な構
造や材質とすることが必要となる。
に、大型画面を備えた電子機器などでは、機器自体の設
置場所を広く取るために、例えば、床に設置するのみで
なく、壁にも掛けられる構成とするために、軽量である
ことの他、筺体やシャーシに十分な剛性が要求される。
ために筺体やシャーシの厚さを薄くすると十分な強度が
得られてない場合があり、また筺体やシャーシの体積が
減少すると熱容量が減って、電気回路の熱を吸収する能
力が低下する。さらに、筺体やシャーシなどの構造に関
する部品を製造するにあたっては、ダイカスト製とする
のが、より安価に製造する手段である。しかし、あまり
薄肉とすると、硬化時の収縮によって生ずる内部応力の
作用により、断面形状が極端に変化するリブの基端部分
などに応力集中が起こり、割れを生じさせるといった問
題がある。特に、このような問題は、大型の筺体やシャ
ーシの製造において顕著に表れる。
め、ディスプレイ装置などを壁掛けにする場合など、装
置全体の重量を支えるに十分な強度が得られない怖れが
ある。 また、強度を上げるためにリブを設けると、装
着される電気回路から生ずる熱や、ディスプレイから伝
達される熱がリブの間に溜まるため、熱の外部への放出
が難しくなる。或いは、リブがあると、シャーシに装着
されていくつかの電気基板間を繋ぐリード線の配設の邪
魔となる。さらに、薄肉とすることによって、ダイカス
ト製造をする際、型の隅々まで溶湯を回すことが難しく
なる。
目的は、割れの起こりにくい薄肉の電子機器用ダイカス
ト製部品を提供することである。第2の目的は、熱放出
が良好な、薄肉の電気機器用ダイカスト製部品を提供す
ることである。第3の目的は、薄肉のダイカスト製部品
を製造する際に、他の部品を装着するための構造を一体
として構成することによって、部品点数を少なくし製造
効率を向上させることである。第4の目的は、溶湯の回
りが速くダイカストによる製造が容易な薄肉のダイカス
ト製部品を提供することである。第5の目的は、装置の
設置位置に応じて十分な剛性を有するダイカスト製部品
を提供することである。
の本発明によって達成される。
記シャーシは、ダイカストによって板状に構成され、片
側面には大型ディスプレイパネルが固定されるととも
に、板状の薄肉部と、前記薄肉部の表面からさらに凹ん
でいる区画を有し、該区画は、多角形又は円形に形成さ
れて複数個設けられていることを特徴とする電子機器用
ダイカスト製部品。
持されて、正面側面に大型ディスプレイパネルが固定さ
れ、背面側面に電子部品が装着されるとともに、前記薄
肉部の少なくとも片面に立設された板状の補強部と、前
記補強部に形成された複数の孔とを有する請求項1に記
載の電子機器用ダイカスト製部品。
角形である上記(1)又は(2)に記載の電子機器用ダ
イカスト製部品。
いる上記(1)から(3)のいずれかに記載の電子機器
用ダイカスト製部品。
5mm程度の範囲内である上記(1)から(4)のいずれ
かに記載の電子機器用ダイカスト製部品。
に一体として成形された、電子部品を装着する装着部を
有する上記(1)から(5)のいずれかに記載の電子機
器用ダイカスト製部品
たボス部である上記(6)に記載の電子機器用ダイカス
ト製部品。
た位置から湯口から離れる方向へ向けて連続して形成さ
れた厚肉部を有する上記(1)から(7)のいずれかに
記載の電子機器用ダイカスト製部品。
体として形成された、筺体を接続するための接続部を有
する上記(1)から(7)記載の電子機器用ダイカスト
製部品。
端部から突出した凸部と、凸部に形成され、筺体を接続
するための接続具が相通する孔とを備えた上記(9)に
記載の電子機器用ダイカスト製部品。
に一体として形成され、薄肉部の端部から突出した複数
の挟持部と、挟持部との間に他部品を挟持する締着片
と、挟持部に締着片を締め付け固定する締着手段とを有
する上記(1)から(10)のいずれかに記載の電子機
器用ダイカスト製部品。
に一体として形成され、基台に立設された支持柱が挿入
される接続部を有し、該接続部は、前記薄肉部平面に沿
った方向に向けて、前記薄肉部の端辺に設けられている
上記(1)から(11)のいずれかに記載の電子機器用
ダイカスト製部品。
に一体として形成され、外部掛け具に係合する係合具が
先端に接続される係合部を有する上記(1)から(1
2)のいずれかに記載の電子機器用ダイカスト製部品。
設され、筺体の内側面近傍まで先端が達している掛け具
用ボスである上記(13)に記載の電子機器用ダイカス
ト製部品 。
一体として形成された板状の放熱部を有する上記(1)
から(14)のいずれかに記載の電子機器用ダイカスト
製部品。
る上記(1)から(15)のいずれかに記載の電子機器
用ダイカスト製部品。
る上記(1)から(15)のいずれかに記載の電子機器
用ダイカスト製部品。
子機器用ダイカスト製部品について、添付図面に基づい
て、詳細に説明する。図1は、本発明の電子機器用ダイ
カスト製部品の全体斜視図である。以後、プラズマディ
スプレイ装置のシャーシ1として用いられる場合を例に
挙げて、本発明の電子機器用ダイカスト製部品について
説明する。
は、正面側に放熱シート21を挟んでプラズマディスプ
レイパネル22が固定され、さらに正面側に框体23が
取り付けられる。また、シャーシ1の背面側には、シャ
ーシ1に取り付けられた電子部品を覆うカバー24が取
り付けられる。シャーシ1は、ダイカストにより製造さ
れ、例えば、アルミニウム合金、マグネシウム合金、或
いはこれらを混合したもの等の軽金属又は軽金属合金に
より構成されている。
る。図1に示されているように、シャーシ1は、プラズ
マディスプレイ装置のプラズマディスプレイパネル22
の大きさに合わせた大きさの板状に形成され、全体とし
て矩形に構成されている。シャーシ1は、板状の薄肉部
3と、薄肉部3の片側表面に立設された板状の補強部と
してのリブ41およびフランジ42と、薄肉部3の表面
に形成された複数の凸条部31と、凸条部31で構成さ
れた区画32と、電子基板やその他の部品をシャーシ1
に固定するための装着部51、52と、厚肉部33と、
框体23をシャーシ1に固定するための接続部54と、
プラズマディスプレイプレート22をシャーシ1に固定
するための挟持部61と、基台9の支持柱91が挿入さ
れる挿入部56と、壁掛け用の係合具が装着される壁掛
け用ボス55を備えている。
フランジ42a、42b、42c、42dが形成され、
薄肉部3の強度を補っている。また、薄肉部3の片側面
上には、2つのリブ41a、41bが薄肉部3の長辺方
向に沿って、さらに、3つのリブ41c、41d、41
eが薄肉部3の短辺方向に沿って、それぞれ形成されて
いる。これらのリブ41a、41b、41c、41d、
41eは、ダイカスト製造する際に、薄肉部3と一体と
して形成される。これらのリブ41a、41b、41
c、41d、41eは、複数のリブ孔43が形成されて
いる。リブ孔43の形状は特に限定されず、矩形などの
多角形、円形等とすることができる。上記のようなリブ
孔43は、フランジ42a、42b、42c、42dの
高さを高くした場合に、これらのフランジ42に形成し
てもよい。これらの、リブ41a、41b、41c、4
1d、41eおよびフランジ42a、42b、42c、
42dは、プラズマディスプレイパネル22の熱を放出
する放熱部としての機能も有する。
立てた状態で使用されるため、シャーシ1も起立した状
態で維持される。この時、上記リブ孔43の形成によっ
て、シャーシ1に取り付けられた電子基板から発生する
熱やディスプレイから伝達される熱が、リブ41a、4
1b、41c、41d、41eの間にこもることなく、
熱を上方へ逃すことができる。また、電気基板の間に設
けられるリード線等も、リブ孔43を通すことで、容易
に配設することができる。
1c、41d、41eに形成されたリブ孔43の基端部
には、図3に示されているように、薄肉部3側に孔44
が形成されている。この孔44を介して、シャーシ1の
正面側(図1中、裏側)に重ねられるプラズマディスプ
レイパネル22から導き出される配線等をシャーシ1の
背面側に案内することができる。
d、41eが設けられている薄肉部3の表面には複数の
凸条部31が、シャーシ1の長辺と短辺にそれぞれ沿っ
た方向に、各々等間隔で形成されている。図3に示され
ているように、凸条部31は、薄肉部3の表面から隆起
した凸部が筋状に連続した部分である。凸条部31は格
子状に設けることによって、凸条部31で囲まれた区画
32が構成される。上記のように凸条部31を配置する
ことによって、区画32は矩形に構成される。区画32
は、換言すると薄肉部3の表面に形成された矩形の凹部
となる。例えば、凸条部31の高さは、0.3〜1.7
mm程度であり、幅は0.5〜1.5mm程度であり、
隣接する凸条部31の間隔は、10〜30mm程度であ
る。この範囲は一例であって、この範囲に限定されるも
のではなく、薄肉部3の肉厚や、シャーシ全体の面積、
ダイカスト製造時の条件等に応じて適宜変更される。
によって、ダイカスト成形時の温度低下に基づく収縮に
よって、内部応力が発生し、リブやボスの基端部分に集
中応力が生じて、亀裂が発生し易くなるが、本発明のシ
ャーシ1のように、凸条部31を形成することによっ
て、内部応力によって生ずる歪みを各区画32で負担す
ることができる。このため、応力を分散させることがで
き、亀裂発生を抑制することができる。換言すると、断
面形状が変化する部分を多数設けることにより、応力集
中を分散させている。このような応力分散のための凸条
部31の構成、或いは、凹部となっている区画32の形
状は、他の構成または形状とすることもできる。例え
ば、ハニカム状に凸条部31を構成し、区画32の形状
を六角形としたり、図4に示されているように、区画3
2を円形の凹部としてもよい。区画32の形状を円形と
した場合には、あらゆる収縮方向に対して同じ形をして
いるので、応力集中をより均一に分散させることができ
る。。
としては、凸条部31を設ける構成の他、区画32とし
て構成される部分に孔を空けた構成してもよい。この場
合には、孔の形状は多角形、円形などが挙げられ、シャ
ーシ1の強度を維持するためには、例えば、ハニカム構
造、つまり孔の形状を六角形とすると良い。なお、凸条
部31などの応力集中を緩和させる構成は、シャーシ1
の反応側の面、つまりリブ41が形成されていない面に
設けられていてもよく、また、両面に設けられていても
よい。また、亀裂が生じ易い部分、例えば、応力集中が
特に生じ易い部分の付近、具体的にはリブ41やフラン
ジ42の近傍、後述するボス51、55の近傍、断面形
状が変化する部分の近傍、つまり断面形状に角が出来る
部分の近傍等、この他亀裂が生じ易い部分として、強度
的に弱い所、具体的には肉厚の薄い部分(薄肉部3)な
どが挙げられる。
ることによって、亀裂等のトラブルを抑制する効果が顕
著であるのは、薄肉部3の肉厚が1.0〜3.5mm程
度の範囲内で、特に顕著であるのが1.0〜2.5mm
程度の範囲内である。さらに、凸条部31を設けること
によって、ダイカスト製造時における利点が生じる。つ
まり、湯口から溶湯を型内へ送り込む際、湯口での流入
速度が速いため、型内での溶湯の回りが悪くなる恐れが
ある。特に、薄肉部品を製造するのであるから、鋳型内
の空間も狭くなり、溶湯の回りが特に悪くなる。しか
し、凸条部を構成するための溝が、鋳型に形成されてい
るので、この溝が溶湯の流れに対する抵抗を生じさせ、
湯口を中心として溶湯が均等な方向に分散され、湯回り
が良好となる。
には、湯口から離れた部分には、速く溶湯を流し込みた
い。そこで、シャーシ1に厚肉部33を形成し、ダイカ
スト製造する際の湯口の位置から、湯口から離れる方向
に、或いは、湯口から溶湯が流れ込む方向に沿って、厚
肉部33を形成する。厚肉部33は、鋳型においては、
薄肉部の部分よりも空間が広く採られているため、溶湯
が流れ易い。このため、厚肉部33が湯口から離れる方
向へ向けて形成してあれば、湯口から離れたところへ、
迅速に溶湯を送ることができ、かつ湯口の付近には凸条
部を形成するための溝による抵抗によって、均等に溶湯
が送られることとなる。
51が一体形成されている。ボス部51の先端には、ネ
ジ孔510が形成されており、電了基板等の電子部品が
ネジによって締着される。このボス部51は、ダイカス
ト製造時にシャーシ1に一体として形成されるため、部
品点数の削減を図ることができる。また、図3に示され
ているように、凸条部31が形成されている部分にボス
部51が形成され、ボス部51の基端部に生ずる亀裂が
抑制される。
着の他、図5に示されているように、ピン体512と、
ピン体512に外嵌され、先端が複数に分割された外装
体513とからなる装着具によって基板511を固定す
る構成としてもよい。ボス部51の孔510に挿入した
装着具は、ピン体512をボス部51ないへ押し込む
と、外装体513の先端をピン体512の先端が押し広
げ、外装体513の先端が孔510の内径以上に拡径
し、ボス部51に基板511が固定される。
に応じて適宜位置に設けられている。ボス部51に取り
付けられる電子部品としては、電子基板の他、排気用フ
ァンのモータなどの駆動装置、電気部品等が挙げられ
る。シャーシ1の端辺部には、框体23を固定するため
の接続部54が、一体形成されている。接続部54は、
シャーシ1の長辺及び短辺から突出した状態で設けられ
た板状の凸部で、接続具としての雄ネジ542が挿通す
る孔541が形成されている。図6に示されているよう
に、框体23側には、雌ネジ232が形成された螺合部
231が設けられ、上記雄ネジ542が螺合する。雄ネ
ジ542と、接続部54の間には、アダプタ543、5
44が介挿される。接続部54をシャーシ1と一体形成
することによって、組み立て工程と部品点数を削減する
ことができる。
レイパネル22をシャーシ1に固定するための挟持部6
1、62が一体形成されている。図7に示されているよ
うに、板状の挟持部61には、中央部に孔611が、反
対側に位置する角部にはネジ孔612a、612cが、
切り欠き部近傍には、ネジ孔612bが形成されてい
る。孔611には、裏側から雄ネジ631が挿入され、
挟持部61の表側でピン632と螺合する。そして、雄
ネジ631は、ピン632を挟持部61の中央部分で立
設した状態で固定する。図8及び図9に示されているよ
うに、ピン632は、プラズマディスプレイパネル22
の角部に形成されている切り欠き221に嵌め合わさ
れ、プラズマディスプレイパネル22をシャーシ1に対
して位置決めする。ピン632は、ダイカスト成形時に
シャーシ1と一体形成されていてもよい。
ル22の上から、弾性材料で構成された介挿部材613
を介して、締着片64を覆い被せる。締着片64は、介
挿部材613を収納する収納部643を有し、その外側
には、雄ネジが挿通する孔641a、641b、641
cが形成されている締着部640が設けられている。孔
641a、641b、641cを挿通する雄ネジ642
a、642b、642cは、挟持部61のネジ孔612
a、612b、612cに螺合する。
b、642cで締着片64を固定すると、締着部643
は、挟持部61に接触し、介挿部材613を介して、プ
ラズマディスプレイパネル22がシャーシ1に対して挟
持固定される。プラズマディスプレイパネル22と締着
片64との間に弾性材を介挿することによって、締付け
強度を径時的に一定の幅に維持することができ、雄ネジ
642a、642b、642cの締付け度合いを調整す
る必要がなくなり、取り付け作業も容易となる。このよ
うな挟持部61をダイカスト製造時に、シャーシ1に一
体として取り付けたので、組み立て工程と部品点数を削
減することができる。
部51の他に、このボス部51よりも高さのある係合部
としての係合具装着用ボス部55が形成されている。こ
の係合具装着用ボス部55は、シャーシ1に取り付けら
れる部品よりも高く形成され、先端は背面側に装着され
るカバー24の内面近傍まで達している。
ボス部55は、シャーシ1の四隅近傍位置に設けられて
いる。図10に示されているように、係合具装着用ボス
部55の先端には、雌ネジ551が形成され、係合具5
53を固定する雄ネジ552が螺合する。係合具553
の中央には雄ネジ552が挿通する孔553bが形成さ
れ、周面には溝553aが形成されている。雄ネジ55
2で固定される係合具553は、掛け具用ボス部55と
の間に介挿部材554を有し、介挿部材554は、カバ
ー24と雄ネジ552との間、カバー24と係合具装着
用ボス部55との間に設けられる。この介挿部材554
は、弾性材又は成形品、絶縁材料で構成されている。
3は、例えば壁等に設置された掛け具8の切り欠き81
に、溝553aを嵌め込むことによって、プラズマディ
スプレイ装置を壁に固定する作用を有する。係合具装着
用ボス部55は、ダイカストによりシャーシ1に一体と
して構成されるため、十分な強度を有し、框体自体(背
面側カバー)は軽量なものにすることができる。
れているように、プラズマディスプレイ装置の基台9に
取り付けられた支持柱91が挿入される挿入部56が、
ダイカスト製造によりシャーシ1に一体として形成され
ている。挿入部56には、下方に向けて挿入孔561が
形成されており、挿入孔561に支持柱91が挿入され
る。
の正面側には、ダイカスト成形時の型抜きによって形成
された孔562が形成されている。孔562には、これ
を塞ぐ放熱部材563が取り付けられる。板状に形成さ
れた放熱部材563は、締着固定するためのネジ564
が挿通する孔563a、563b、563cが形成され
ている。ネジ564は、孔562の周囲には、ネジ穴5
62a、562b、562cが形成され、孔563a、
563b、563cを挿通したネジ564がそれぞれ螺
合する。取り付けられた放熱部材563は、シャーシ1
の正面側面と同一平面内に含まれるように構成されてい
る。この放熱部材563によって、孔562の部分のプ
ラズマディスプレイパネル22の熱が吸収される。この
ような放熱部材は、ダイカスト成形時の型抜きによって
形成された、プラズマディスプレイパネル22側の穴を
塞ぐものとして、他の部分に取り付けることができる。
さらに、このような放熱部材をプラズマディスプレイパ
ネル22と同じ大きさに形成し、ダイカスト成形された
枠、シャーシなどの構造体を構成して、構造的強度を負
担する構成としてもよい。
ラズマディスプレイパネル22、框体23、基台9、そ
の他電子基板、ファンモータ等の各種部品を装着するた
めの装着構造が集約されており、シャーシ1を基にして
組み立てができるように構成されている。そして、シャ
ーシ1自体がアルミダイカストにより製造されるため、
各部の装着構造が製造時に一体として構成されるので、
装着用部品の部品点数を削減できるとともに、そのよう
な部品の取り付け工数も削減できる。
よって鋳造時の収縮による応力集中が分散されるため、
歪みによる亀裂の発生を抑制できる。また、多数の区画
を設けることによって、鋳型を流れる溶湯に抵抗を与
え、湯回りを均等にかつ迅速にすることが可能となる。
特に薄肉の部品を鋳造する場合には、湯回りを均等にす
ることが難しいが、区画を設けることで、従来よりも薄
肉の部品をダイカストにより造ることを可能とした。こ
のため、大画面を備えた電子機器において、軽量で大型
のシャーシの製造が可能となる。請求項2に記載の発明
によれば、補強部に孔を形成したので、空気の流通が確
保でき、例えば、電子機器等から発生する熱を放出する
効果が向上する。また、配線等の配設にあたって、孔を
介して行うことができるので、設計の幅が広がる。特
に、シャーシは、起立した状態で維持されているので、
補強部の孔の形成によって、シャーシに取付けられた電
子部品から発生する熱やディスプレイからシャーシに伝
達される熱が、補強部の間にこもることなく、孔を介し
て上方へ熱を逃がすことができる。
よって構成される区画の形状を矩形とする場合には、鋳
型の縦横2方向に溝を形成すればよく、製造が容易であ
る。また、区画の形状を六角形とすれば、角の数が増
え、区画毎に負担する応力の集中度合いが一層分散され
るので、より良い応力拡散効果が得られる。請求項4に
記載の発明によれば、区画を規則的に配置することによ
って、より応力集中の拡散効果が得られる。例えば、応
力集中の生じ易い場所の付近に凸条部を狭い間隔で設
け、応力集中の生じにくい場所には凸条部を広い間隔で
設けたりすることで、応力拡散効果を集中的に発揮させ
ることができる。。
に形成された部分に、補強部を設けることで、強度向上
を図ることができ、また、薄肉の部品にこそ凸条部を設
けること、薄肉の部品の製造が可能となる。請求項6に
記載の発明によれば、電子部品を装着する装着部を一体
形成することで、装着用部品の部品点数が減り、そのよ
うな部品を取り付けるための取り付け工程も削減でき
る。
を装着する装着部をボス部として一体成形することで、
部品点数が減少し、部品の装着能率を向上させることが
できる。また、例えば、雌ネジを形成してネジ止めする
など、ボス部の加工によって各種部品の固定方法に合致
した装着部とすることができる。請求項8に記載の発明
によれば、肉厚部を設けることによって、湯口から離れ
た位置まで溶湯を迅速に送ることができ、隅々まで溶湯
を満たすことができる。特に、一層薄肉の部品につい
て、ダイカスト製造することを容易とした。
続する接続部を一体形成で設けることで、接続用部品の
点数が減り、そのような部品の装着工程も減る。請求項
10に記載の発明によれば、端部から突出した凸部を一
体形成したので、この薄肉部の片面を総て、他の部品の
装着用面として使用できる。例えば、プラズマディスプ
レイパネルの表示画面用部品を片面全面に装着しても、
その上から框体などの部品を固定することが可能とな
る。
を設けて、締着片により挟持固定する構造とすることに
よって、取り付けようの孔を明けるなどのように、取り
付ける部品の構造に手を加えることなく、固定すること
ができる。例えば、プラズマディスプレイパネルのよう
な平面性を必要とする部品の固定では、角部を挟持して
固定することで、画面の平面性を矯正することができる
とともに、確実に固定することができる。請求項12に
記載の発明によれば、基台の支持柱が挿入される挿入部
を設けることによって、基台の脱着が容易となる。例え
ば、床置き状態で使用する場合と、壁掛け状態で使用す
る場合との切換が容易となる。
して係合部を構成することによって、それ自体で壁掛け
のための十分な強度を有し、例えば背面側カバーなどの
框体自体の強度を考慮する必要がなく、框体は軽量なも
のにすることができる。つまり、全体としては、装置の
軽量化が図られる。請求項14に記載の発明によれば、
先端に係合具を装着する構成とし、この係合具を交換す
ることで、設置場所の汎用性を持たせた。
に板状の放熱部を設けることで、装置自体の放熱効果を
向上させることができる。また、例えばプラズマディス
プレイパネルを片面に取り付けた場合には、プラズマデ
ィスプレイパネルから生ずる熱を発散させることができ
る。請求項16に記載の発明にれば、アルミニウムを主
成分とする合金とすることによって、軽量化が図られ、
かつ熱伝導性が高くなるため、例えば、放熱部を設けた
場合には、熱放出効率が向上する。請求項17に記載の
発明によれば、マグネシウムを主成分とする合金とする
ことによって、軽量化が図られ、かつ熱伝導性が高くな
るため、例えば、放熱部を設けた場合には、熱放出効率
が向上する。
る。
解斜視図である。
る。
る。
図である。
ある。
部分斜視図である。
部分断面図である。
示す部分斜視図である。
大断面図である。
す部分拡大図である。
拡大斜視図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 電子機器のシャーシであって、 前記シャーシは、ダイカストによって板状に構成され、
片側面には大型ディスプレイパネルが固定されるととも
に、 板状の薄肉部と、 前記薄肉部の表面からさらに凹んでいる区画を有し、 該区画は、多角形又は円形に形成されて複数個設けられ
ていることを特徴とする電子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項2】 前記シャーシは起立した状態で維持され
て、正面側面に大型ディスプレイパネルが固定され、背
面側面に電子部品が装着されるとともに、 前記薄肉部の少なくとも片面に立設された板状の補強部
と、 前記補強部に形成された複数の孔とを有する請求項1に
記載の電子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項3】 前記区画の形状は、矩形または六角形で
ある請求項1又は2に記載の電子機器用ダイカスト製部
品。 - 【請求項4】 前記区画は、規則的に配置されている請
求項1〜3のいずれかに記載の電子機器用ダイカスト製
部品。 - 【請求項5】 前記薄肉部の厚さが1.0〜3.5mm程
度の範囲内である請求項1から4のいずれかに記載の電
子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項6】 ダイカスト製造時に、前記薄肉部に一体
として成形された、電子部品を装着する装着部を有する
請求項1から5のいずれかに記載の電子機器用ダイカス
ト製部品。 - 【請求項7】 前記装着部は、薄肉部に立設されたボス
部である請求項6に記載の電子機器用ダイカスト製部
品。 - 【請求項8】 ダイカスト製造時の湯口に対応した位置
から湯口から離れる方向へ向けて連続して形成された厚
肉部を有する請求項1から7のいずれかに記載の電子機
器用ダイカスト製部品。 - 【請求項9】 ダイカスト製造時に前記薄肉部に一体と
して形成された、筺体を接続するための接続部を有する
請求項1から7に記載の電子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項10】 前記接続部は、板状の薄肉部の端部か
ら突出した凸部と、凸部に形成され、筺体を接続するた
めの接続具が相通する孔とを備えた請求項9に記載の電
子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項11】 ダイカスト製造時に前記薄肉部に一体
として形成され、薄肉部の端部から突出した複数の挟持
部と、挟持部との間に他部品を挟持する締着片と、挟持
部に締着片を締め付け固定する締着手段とを有する請求
項1から10のいずれかに記載の電子機器用ダイカスト
製部品。 - 【請求項12】 ダイカスト製造時に前記薄肉部に一体
として形成され、基台に立設された支持柱が挿入される
挿入部を有し、 該接続部は、前記薄肉部平面に沿った方向に向けて、前
記薄肉部の端辺に設けられている請求項1から11のい
ずれかに記載の電子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項13】 ダイカスト製造時に前記薄肉部に一体
として形成され、外部掛け具に係合する係合具が先端に
接続される係合部を有する請求項1から12のいずれか
に記載の電子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項14】 前記係合部は、前記薄肉部に立設さ
れ、筺体の内側面近傍まで先端が達している係合具装着
用のボスである請求項13に記載の電子機器用ダイカス
ト製部品 - 【請求項15】 ダイカスト製造時に前記薄肉部に一体
として形成された板状の放熱部を有する請求項1から1
4のいずれかに記載の電子機器用ダイカスト製部品。 - 【請求項16】 アルニミニウムを主成分とする合金か
らなる請求項1から15のいずれかに記載の電子機器用
ダイカスト製部品。 - 【請求項17】 マグネシウムを主成分とする合金から
なる請求項1から15のいずれかに記載の電子機器用ダ
イカスト製部品。
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