JP2000201019A - アンテナ測定・調整装置 - Google Patents

アンテナ測定・調整装置

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JP2000201019A
JP2000201019A JP11001227A JP122799A JP2000201019A JP 2000201019 A JP2000201019 A JP 2000201019A JP 11001227 A JP11001227 A JP 11001227A JP 122799 A JP122799 A JP 122799A JP 2000201019 A JP2000201019 A JP 2000201019A
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reflecting mirror
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定精度を向上させ、かつコンパクトにする
ことができるアンテナ測定・調整装置を得る。 【解決手段】 複数の鏡面パネル1aでなる主反射鏡1
および副反射鏡23を有するアンテナ装置の鏡面測定及
び鏡面パネル1aの調整を行うものであり、電波の位相
分布を測定するプローブ走査装置20と、回転反射鏡1
6の向きを変化させ、1次放射器12からの電波をプロ
ーブ走査装置20に入射させると共に、主反射鏡1から
の電波をプローブ走査装置20に入射させる駆動機構1
9と、1次放射器12からの位相分布と主反射鏡1から
の位相分布とから主反射鏡1の鏡面誤差を算出する鏡面
誤差演算処理装置25と、複数の鏡面パネル1aに設け
られ鏡面パネル1aを偏位させるアクチュエータ1b
と、鏡面誤差に基づいてアクチュエータ1bを動作させ
るアクチュエータ制御装置10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高周波数帯で使
用される反射鏡アンテナ装置の主反射鏡の鏡面精度測
定、あるいは測定と鏡面調整を行うアンテナ測定・調整
装置に関するものであり、特にミリ波やサブミリ波を観
測するために用いられる大口径電波望遠鏡のアンテナ測
定・調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として図7に示すよ
うな供試アンテナ100があった。供試アンテナ100
は、石黒 正人、森田 耕一郎、林 左絵子、増田 剛
徳、蛭子井 貴、別段 信一、“電波ホログラフィによ
る45m電波望遠鏡の鏡面精度測定”、三菱電機技報、
vol.62、no.5、p.625、1988年に示
されたものである。
【0003】図1において、1は鏡面測定の対象である
供試アンテナ100の主反射鏡、1aは主反射鏡1の鏡
面を多数に分割して構成された鏡面パネル、1bは鏡面
パネル1aを偏位あるいは傾斜させるアクチュエータ、
1cは鏡面パネル1aおよびアクチュエータ1bを支持
するバックストラクチャである。
【0004】また、2は静止衛星、3は静止衛星2に搭
載され供試アンテナ100方向にボアサイト方向を向け
た衛星搭載アンテナ、4は衛星搭載アンテナ3から放射
され供試アンテナ100で受信される平面波、5は供試
アンテナ100の主反射鏡1で反射され集束された平面
波4を受信する1次焦点ホーン、6は1次焦点ホーン5
から給電される受信機である。
【0005】さらにまた、7は受信機6から得られる2
次元の放射パターン受信信号、8は放射パターン受信信
号7を得るためにアンテナの姿勢を2軸で変化させるア
ンテナ姿勢角度信号、9は放射パターン受信信号7とア
ンテナ姿勢角度信号8を基にしてフーリエ変換によって
開口面分布を計算する電波ホログラフィ演算処理装置、
10はアクチュエータ1bを制御し鏡面パネル1aを駆
動させるためのアクチュエータ制御装置、11は位相の
基準となる参照受信アンテナである。
【0006】ここで、主反射鏡1を構成している複数の
鏡面パネル1aは、通常、数10枚から数100枚あ
り、例えば、国立天文台野辺山の45m電波望遠鏡の場
合には600枚、国立天文台野辺山のミリ波干渉計用1
0mアンテナの場合には36枚である。
【0007】図7において、供試アンテナ100の主反
射鏡1の凹凸を測定するために電波が用いられる。信号
源としては、供試アンテナ100の主反射鏡1で平面波
4を受信する必要があるため、例えば静止衛星2のよう
に充分遠方の信号源が用いられる。静止衛星2の代わり
に、地上において距離の遠く離れたところに信号源を設
けることもあるが、そのような場合には、地面反射の影
響を小さくするような地形が選ばれる。距離は、主反射
鏡1の開口径をD、波長をλとしたときの2D2/λ以
上にとる必要がある。
【0008】供試アンテナ100の放射パターンは、供
試アンテナ100の姿勢を2軸で変化させながら平面波
4を受信することにより得られる。これを測定すること
により、放射パターン受信信号7と、供試アンテナ10
0の姿勢を表すアンテナ姿勢角度信号8が対となって得
られる。
【0009】電波ホログラフィ演算処理装置9は、電磁
界解析の理論より2次元放射パターンと開口面分布の関
係がフーリエ変換によって表されることを利用したもの
で、高速フーリエ変換などの演算処理を行うことによっ
て供試アンテナ100の開口面分布が計算される。ま
た、鏡面精度は得られた主反射鏡1の開口面分布から求
められ、これを基にアクチュエータ1bによって鏡面パ
ネル1aを駆動することにより鏡面調整が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】アンテナ利得の点から
考えると、鏡面精度は使用波長の1/20以下が必要で
あり、ミリ波やサブミリ波と使用波長が短くなるに従い
さらに高い鏡面精度を実現しなければならない。一方、
図7のような従来の測定方法においては、放射パターン
を測定するとき、供試アンテナ100の姿勢を変化させ
なければならない。そのため、供試アンテナ100の姿
勢によって重力が主反射鏡1の変形に及ぼす影響が異な
る。その結果、図7の方法では正確に鏡面精度を測定す
ることができないという問題があった。
【0011】また、主反射鏡1の開口径が大きくなる
と、このような重力変形は更に大きくなり測定精度が制
限される。また、測定の分解能を上げるためには、放射
パターンの測定角度範囲を広げなければならないが、重
力変形による影響がますます大きくなり測定精度が劣化
するので、分解能を上げることができないという問題が
あった。
【0012】また、供試アンテナ100の姿勢を固定し
て測定を行う場合には、主反射鏡1の開口面近傍におい
て、平面上、円筒面上、球面上のいずれかの面に沿って
プローブを機械的に走査して測定しなければならなかっ
た。そして、プローブの走査範囲は、主反射鏡1の開口
面よりも広い範囲が必要であり、走査装置は主反射鏡1
よりも大型となり、極めて広い範囲を正確に走査するこ
とは困難であった。また、測定精度はプローブの走査精
度によって制限され、したがってこのような方法によっ
ても、測定精度を上げることができないという問題があ
った。
【0013】この発明は上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、測定中にアンテナの姿勢を固定
し、重力による鏡面変形量の変わらない測定を行うこと
によって測定精度を向上させ、かつ主反射鏡の開口径に
依らないコンパクトな走査装置によって、プローブを高
精度に走査し、正確なアンテナ測定およびそれに基づく
鏡面調整によって、高い鏡面精度が達成できるアンテナ
測定・調整装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアンテナ
測定・調整装置は、分割された複数の鏡面パネルでなる
主反射鏡、主反射鏡の電波集束位置に設けられた副反射
鏡、電波を放射する1次放射器、外部からの電波を受信
する受信機、および1次放射器から放射された電波を副
反射鏡方向に反射させると共に、副反射鏡方向から入射
する外部からの電波を受信機に反射させる回転反射鏡を
有し、アンテナ装置が電波を送信する場合には、1次放
射器から放射された電波を回転反射鏡にて反射させ副反
射鏡および主反射鏡を介して外部に放射し、また、アン
テナ装置が電波を受信する場合には、外部からの電波を
主反射鏡で集束させ副反射鏡および回転反射鏡を介して
入射する電波を受信機で受信するアンテナ装置の主反射
鏡の鏡面誤差を測定する鏡面測定および鏡面誤差に基づ
いて鏡面パネルの位置の調整を行うアンテナ測定・調整
装置において、電波の強度を測定するプローブを走査さ
せ所定の範囲の電波の位相分布を測定するプローブ走査
装置と、回転反射鏡に接続され、回転反射鏡の方向を変
化させて、1次放射器から放射された電波をプローブ走
査装置に入射させると共に、主反射鏡および副反射鏡を
介して入射する外部からの電波をプローブ走査装置に入
射させる駆動機構と、1次放射器から放射された電波の
位相分布と主反射鏡および副反射鏡を介して入射する外
部からの電波の位相分布とから主反射鏡の鏡面誤差を算
出する鏡面誤差演算処理装置と、複数の鏡面パネルに各
々設けられ鏡面パネルを偏位させるアクチュエータと、
鏡面誤差演算処理装置の出力に基づいて鏡面誤差が最小
になるようにアクチュエータを動作させるアクチュエー
タ制御装置とを備えている。
【0015】また、参照波を放射する参照波送信アンテ
ナをさらに有し、また、1次放射器からプローブ走査装
置との間には、回転反射鏡の他に少なくとも1個の他の
集束反射鏡を有し、駆動機構は、参照波送信アンテナか
ら放射された電波をプローブ走査装置に入射させると共
に、1次放射器から放射された電波をプローブ走査装置
に入射させ、さらに主反射鏡および副反射鏡を介して入
射する外部からの電波をプローブ走査装置に入射させ、
鏡面誤差演算処理装置は、参照波送信アンテナから放射
された電波の位相分布と1次放射器から放射された電波
の位相分布とから他の集束反射鏡の鏡面誤差である第1
の鏡面誤差を算出し、また、1次放射器から放射された
電波の位相分布と主反射鏡および副反射鏡を介して入射
する外部からの電波の位相分布とから第2の鏡面誤差を
算出し、第1の鏡面誤差と第2の鏡面誤差から主反射鏡
の鏡面誤差を算出する。
【0016】また、駆動機構は、1次放射器から放射さ
れた電波が回転反射鏡にて反射され副反射鏡および主反
射鏡を介して外部に放射される一連の電波通過経路か
ら、回転反射鏡が外れるように回転反射鏡を待避させ
て、1次放射器から放射された電波をプローブ走査装置
に入射させる。
【0017】また、駆動機構の回転反射鏡の待避方向
は、主反射鏡の方位角軸方向である。
【0018】さらに、この発明に係るアンテナ測定・調
整装置は、分割された複数の鏡面パネルでなる主反射
鏡、主反射鏡の電波集束位置に設けられた副反射鏡、電
波を放射する1次放射器、および電波を受信する受信機
を有し、アンテナ装置が電波を送信する場合には、1次
放射器から放射された電波を副反射鏡および主反射鏡を
介して外部に放射し、また、アンテナ装置が電波を受信
する場合には、外部からの電波を主反射鏡で集束させ、
副反射鏡を介して入射する電波を受信機で受信するアン
テナ装置の主反射鏡の鏡面誤差を測定する鏡面測定およ
び鏡面誤差に基づいて鏡面パネルの位置の調整を行うア
ンテナ測定・調整装置において、電波の強度を測定する
プローブを走査させ所定の範囲の電波の位相分布を測定
するプローブ走査装置と、複数の平行なスリットである
グリッドが形成され、1次放射器から放射された電波の
一部をプローブ走査装置に入射させると共に、主反射鏡
および副反射鏡を介して入射する外部からの電波の一部
をプローブ走査装置に入射させるグリッド鏡面反射鏡
と、1次放射器から放射された電波の位相分布と主反射
鏡および副反射鏡を介して入射する外部からの電波の位
相分布とから主反射鏡の鏡面誤差を算出する鏡面誤差演
算処理装置と、複数の鏡面パネルに各々設けられ鏡面パ
ネルを偏位させるアクチュエータと、鏡面誤差演算処理
装置の出力に基づいて鏡面誤差が最小になるようにアク
チュエータを動作させるアクチュエータ制御装置とを備
えている。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
アンテナ測定・調整装置を示す概略構成図である。図1
において、200は供試アンテナ200、1は供試アン
テナ200の主反射鏡である。主反射鏡1は、後述する
が従来例と同じように電波を反射させる反射面を分割し
て構成する複数の図示しない鏡面パネルと、鏡面パネル
を所定の位置に変位させるアクチュエータと、鏡面パネ
ルおよびアクチュエータを保持するバックストラクチャ
から構成されている。
【0020】4は例えば静止衛星2等の充分遠方の信号
源によって得られる平面波である。また、6は受信機、
10はアクチュエータ制御装置を示し、これらの機器
は、図7に示した従来装置と同様に動作する。
【0021】また、12は供試アンテナ200の1次放
射器、13は第1集束反射鏡、14は第2集束反射鏡、
15は第3集束反射鏡、16は回転反射鏡としての第4
集束反射鏡である。4個の集束反射鏡の内、第4集束反
射鏡16は反射鏡を構成し、他の集束反射鏡13,1
4,15は他の集束反射鏡を構成している。17はAz
軸(azimuth:方位角軸)、18はEl軸(elevation:仰
角軸)、19は第4集束反射鏡16に接続された駆動機
構である集束反射鏡昇降回転機構、20はプローブ走査
装置、21は電波をピックアップする測定用プローブ、
22は受信信号である。
【0022】さらに、23は副反射鏡であり、24は副
反射鏡23を支持するステイである。また、25は鏡面
誤差演算処理装置である。26は集束反射鏡昇降回転機
構19が第4集束反射鏡16を昇降させる方向でありA
z軸に対して平行である。27は集束反射鏡昇降回転機
構19が第4集束反射鏡16を回転させる方向であり、
第4集束反射鏡16はAz軸を中心に回転する。28は
供試アンテナ200を送信に用いるときのビーム給電方
向であるビーム給電系光線方向を示す。
【0023】図2および図3は本実施の形態のアンテナ
測定・調整装置の原理を説明する図である。図3におい
て、主反射鏡1は、従来例と同じように、電波を反射さ
せる反射面を分割して構成する複数の鏡面パネル1a
と、鏡面パネル1aを所定の位置に変位させる駆動機構
であるアクチュエータ1bを有している。
【0024】さらに、図2において、32は供試アンテ
ナ200の1次放射器12の近傍における波面、33は
この1次放射器12から放射された電波が伝送されて、
測定用プローブ21によって受信される電波の測定面に
おける波面、一方、30は主反射鏡1開口面近傍の平面
波4の波面、31は平面波4を受信して、主反射鏡1、
副反射鏡23および第4集束反射鏡16を介して伝送さ
れて測定用プローブ21によって受信される電波の測定
面における波面を示す。
【0025】本実施の形態において、アンテナ測定にお
いて基準となる参照波は、供試アンテナ200のビーム
給電系を送信として動作させることによって得られ、ま
ずこの参照波の位相分布が測定される。一方、ビーム給
電系以外の鏡面を用いて受信として動作させることによ
って、平面波4の位相分布が測定され、この位相分布と
参照波の位相分布との差から主反射鏡1の鏡面誤差が得
られる。
【0026】ここで、図1および図2を参照しながら動
作原理について詳細に説明する。まず、図1において、
参照波の測定を行うため、集束反射鏡昇降回転機構19
によって、集束反射鏡昇降方向27方向に第4集束反射
鏡16を移動させ、電波を遮らない位置に待避させる。
【0027】図2に参照波の測定系を示す。供試アンテ
ナ200の1次放射器12から電波を放射させると、図
2中点線32に示すように1次放射器12近傍の電波の
波面は球面となる。この球面波の電波は、ビーム給電系
光線方向28に示すように、第1集束反射鏡13、第2
集束反射鏡14、第3集束反射鏡15によって順次反射
して伝送され、測定用プローブ21によって受信され
る。
【0028】測定用プローブ21は、プローブ走査装置
20によって所定の範囲の面上で走査され、参照波の2
次元位相分布が受信機6によって測定される。測定面に
おける波面は、図2の波面33に示すように局所的な変
化のないグローバルな分布となる。この理由は、波面3
3の波面収差に関しては、第1集束反射鏡13、第2集
束反射鏡14、第3集束反射鏡15および1次放射器1
2のアライメント誤差と、1次放射器12の位相パター
ンの球面からのずれによって生じたグローバルな波面収
差が支配的であり、細かいピッチの凹凸である集束反射
鏡13、14、15の鏡面誤差が通常無視できるほど小
さいためである。
【0029】次に、供試アンテナ200の主反射鏡1に
よるものを測定するため、集束反射鏡昇降回転機構19
によって第4集束反射鏡16を所定の位置に戻し、さら
に反転させるようにして回転させる。このときの測定系
を図3に示す。第4集束反射鏡16は供試アンテナ20
0の送信の使用状態では、第3集束反射鏡15と副反射
鏡23との間の電波を伝送させるように配置されるが、
図3のように送信のアンテナの使用状態とは異なる向き
に設置して、副反射鏡23と測定用プローブ21間で電
波を伝送させるように配置される。また、供試アンテナ
200の主反射鏡1の開口面は、平面波4の波面と平行
になるように向け、供試アンテナ200の姿勢を固定す
る。そして、測定中供試アンテナ200の姿勢は変化さ
せない。
【0030】この測定系において、遠方からの平面波4
を、供試アンテナ200の主反射鏡1、副反射鏡23、
第4集束反射鏡16で順次反射して伝送させ、測定用プ
ローブ21によって受信する。測定用プローブ21は、
プローブ走査装置20によって所定の範囲の面上で走査
され、ピックアップした電波の2次元位相分布が受信機
6によって測定される。平面波4の波面は、図3の波面
30に示すように、主反射鏡1の開口面に対し一様に平
面であり、一方、測定面における波面は、図3の波面3
2に示すように凹凸がみられる。これは、主反射鏡1お
よび副反射鏡23のアライメント誤差によって生じるグ
ローバルな波面収差と、主反射鏡1の細かいピッチの凹
凸の両方が含まれているためである。こうして得られた
平面波4の位相分布と参照波の位相分布の差を求め、そ
れらから主反射鏡1の鏡面誤差を求める。
【0031】この鏡面誤差には、すでに述べたように、
各鏡面のアライメント誤差などのグローバルな波面収差
による成分と主反射鏡1の凹凸が含まれる。そのため、
グローバルな波面収差について評価しない様にするた
め、最小2乗法によって低次の波面収差の関数の成分を
求め、これを取り除く。これによって、主反射鏡1の凹
凸のみが得られる。
【0032】このようにして得られた鏡面誤差分布は、
測定面上のスケールが主反射鏡1の開口面上のスケール
と異なり、鏡面の倍率によって決まる縮尺でスケールダ
ウンしたものとして得られ、一方、鏡面誤差の大きさの
スケールは主反射鏡1の凹凸に対応したものが得られ
る。そして得られた主反射鏡1の凹凸から、主反射鏡1
の凹凸が小さくなるようアクチュエータ1bを制御して
複数の鏡面パネル1aを駆動し、鏡面調整が高精度とな
るように調整をする。このように、測定用プローブ21
を電波の集束している位置に配置することによって、狭
い走査範囲で測定できる。
【0033】従って、このような構成のアンテナ測定・
調整装置においては、主反射鏡1の開口径に比べてプロ
ーブ走査装置20を充分小さくコンパクトでき、機械的
な走査精度を向上させることができると同時に、供試ア
ンテナ200の姿勢を測定中固定でき、重力による変形
も一定に抑えることができ、高精度に測定することがで
きる。
【0034】特に、ミリ波・サブミリ波では、周囲に反
射物となる散乱体があっても、そのような周囲からの入
射波自体が皆無であり周囲反射の影響は無視できるの
で、電波吸収体を床や壁に敷き詰める電波無反射室のよ
うな設備が不要で、測定設備を簡易でかつ低コストに提
供できる。その結果、高精度にアンテナ測定でき、それ
から得られる鏡面誤差を基に高精度に鏡面調整を行うこ
とができる。
【0035】尚、本実施の形態においては、第4集束反
射鏡16に達するまでに、3個の集束反射鏡、すなわ
ち、第1集束反射鏡13、第2集束反射鏡14、第3集
束反射鏡15が設けられているが、この3個の集束反射
鏡は、必ずしもなくてはならないものではない。すなわ
ち、第3集束反射鏡15の位置に1次放射器12を、第
4集束反射鏡16方向に向けて設置した場合の構成にお
いても同様の効果を得ることが出来る。
【0036】また、第4集束反射鏡16を待避させる方
向は、電波を遮らない位置方向であれば、必ずしもAz
軸方向である必要はない。しかし、Az軸方向とすれ
ば、アンテナ装置の空きスペースを有効に活用でき、ア
ンテナ装置の大きさをコンパクトにすることができる。
【0037】さらに、本実施の形態の集束反射鏡昇降回
転機構19は、昇降および回転の動作をするが、例えば
Az軸とEl軸が交わる位置にて、3次元に動作するも
のでもよく、すなわち、集束反射鏡昇降回転機構19の
向きを変化させて、1次放射器12から放射された電波
をプローブ走査装置20に入射させると共に、主反射鏡
1および副反射鏡23を介して入射する外部からの電波
をプローブ走査装置20に入射させる面の動きをさせる
ものであれば良い。
【0038】実施の形態2.図4はこの発明のアンテナ
測定・調整装置の他の例を示す概略構成図である。図4
において、符号1,4,6,10,12,13,14,
15,17,18,20,22,23,24,25は、
図1に示した実施の形態1と同様のものであり、同様の
動作をする。図4において、300は供試アンテナ、4
0はグリッド鏡面反射鏡、41はビーム給電系で伝送さ
れた電波のうちグリッド鏡面反射鏡40を透過する電界
Erの偏波方向、42は主反射鏡1および副反射鏡23
を介して伝送された電波のうちグリッド鏡面反射鏡40
を反射する電界Euの偏波方向、43は測定用偏波共用
プローブである。
【0039】次に動作を説明する。供試アンテナ300
の主反射鏡1の開口面は、平面波4の波面と平行になる
ように向け、供試アンテナ300の姿勢は固定される。
供試アンテナ300の1次放射器12より電波が放射さ
れ、第1集束反射鏡13、第2集束反射鏡14、第3集
束反射鏡15によって順次反射して伝送させ、その電波
のうち偏波方向41の成分がグリッド鏡面反射鏡40を
透過し、測定用偏波共用プローブ43によって受信さ
れ、参照波の2次元位相分布が受信機6によって測定さ
れる。
【0040】次に、平面波4を供試アンテナ300の主
反射鏡1、副反射鏡23で順次反射して伝送させ、その
電波のうち偏波方向42の成分がグリッド鏡面反射鏡4
0によって反射され、測定用偏波共用プローブ43によ
って受信され、2次元位相分布が受信機6によって測定
される。こうして得られた位相分布と参照波の位相分布
の差を求め、グローバルな波面収差による成分を除去し
て主反射鏡1の凹凸が得られる。
【0041】これによって、主反射鏡1の凹凸が小さく
なるようアクチュエータ1bを制御して鏡面パネル1a
を駆動し、鏡面調整を高精度にすることができる。測定
用偏波共用プローブ43を電波の集束している位置にお
くことによって、狭い走査範囲で測定できる。
【0042】従って、このような構成のアンテナ測定・
調整装置においては、主反射鏡1の開口径に比べてプロ
ーブ走査装置20を充分小さくコンパクトでき、機械的
な走査精度を向上させることができると同時に、供試ア
ンテナ300の姿勢を測定中固定できるので、重力によ
る変形も一定に抑えることができ高精度に測定すること
ができる。
【0043】特に、ミリ波・サブミリ波では、周囲に反
射物となる散乱体があっても、そのような周囲からの入
射波自体が皆無であり周囲反射の影響は無視できるの
で、電波吸収体を床や壁に敷き詰める電波無反射室のよ
うな設備が不要で、測定設備を簡易でかつ低コストに提
供できる。その結果、高精度にアンテナ測定でき、それ
から得られる鏡面誤差を基に高精度に鏡面調整を行うこ
とができる。
【0044】実施の形態3.図5はこの発明のアンテナ
測定・調整装置の他の例を示す概略構成図である。図5
において、符号1、4、6、10、12、13、14、
15、16、17、18、19、20、21、22、2
3、24、25、28は、図1に示した実施の形態1と
同様のものであり、同様の動作をする。図5において、
400は供試アンテナ、44は参照波送信アンテナ、4
5は参照波送信アンテナ鏡軸である。供試アンテナ40
0の主反射鏡1の開口面は、平面波4の波面と平行にな
るように向けられ、供試アンテナ400の姿勢は固定さ
れている。
【0045】次に動作を説明する。まず、参照波の測定
を行うため、参照波送信アンテナ44からの電波を測定
用プローブ21の走査面に向けて反射するよう集束反射
鏡昇降回転機構19によって第4集束反射鏡16の向き
を変える。
【0046】図6に本実施の形態のアンテナ測定・調整
装置における参照波の測定系を示す。参照波送信アンテ
ナ44から放射された電波は、第4集束反射鏡16で反
射され、測定用プローブ21によって受信される。測定
用プローブ21はプローブ走査装置20によって所定の
範囲の面上で走査され、参照波の2次元位相分布が受信
機6によって測定される。
【0047】次に、ビーム給電系の波面収差を測定する
ため、集束反射鏡昇降回転機構19によって第4集束反
射鏡16を電波を遮らない位置に待避させる。そして、
供試アンテナ400の1次放射器12より電波を放射さ
せ、第1集束反射鏡13、第2集束反射鏡14、第3集
束反射鏡15によって順次反射して伝送させ、測定用プ
ローブ21によって受信して、2次元位相分布が受信機
6によって測定される。こうして得られた位相分布と参
照波の位相分布の差を求め、ビーム給電系の波面収差が
得られる。この波面収差が小さくなるよう供試アンテナ
400の1次放射器12、第1集束反射鏡13、第2集
束反射鏡14、および第3集束反射鏡15のアライメン
トを調整する。
【0048】次に、供試アンテナ400の主反射鏡1に
よるものを測定するため、集束反射鏡昇降回転機構19
によって第4集束反射鏡16を所定の位置に戻し、さら
に反転させるようにして回転させる。平面波4を供試ア
ンテナの主反射鏡1、副反射鏡23、第4集束反射鏡1
6で順次反射して伝送させ、測定用プローブ21によっ
て受信して、2次元位相分布が受信機6によって測定さ
れる。こうして得られた位相分布と参照波の位相分布の
差を求め、主反射鏡1の凹凸が得られる。これによっ
て、主反射鏡1の凹凸が小さくなるようアクチュエータ
1bを制御して鏡面パネル1aを駆動し、鏡面調整を高
精度に行うことができる。測定用プローブ21を電波の
集束している位置におくことによって、狭い走査範囲で
測定できる。
【0049】従って、このような構成のアンテナ測定・
調整装置においては、主反射鏡1の開口径に比べてプロ
ーブ走査装置20を充分小さくコンパクトできるので、
機械的な走査精度を向上させることができると同時に、
供試アンテナ400の姿勢を測定中固定できるので、重
力による変形も一定に抑えることができ高精度に測定す
ることができる。
【0050】特に、ミリ波・サブミリ波では、周囲に反
射物となる散乱体があっても、そのような周囲からの入
射波自体が皆無であり周囲反射の影響は無視できるの
で、電波吸収体を床や壁に敷き詰める電波無反射室のよ
うな設備が不要で、測定設備を簡易でかつ低コストに提
供できる。その結果、高精度にアンテナ測定でき、それ
から得られる鏡面誤差を基に高精度に鏡面調整を行うこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】この発明に係るアンテナ測定・調整装置
は、分割された複数の鏡面パネルでなる主反射鏡、主反
射鏡の電波集束位置に設けられた副反射鏡、電波を放射
する1次放射器、外部からの電波を受信する受信機、お
よび1次放射器から放射された電波を副反射鏡方向に反
射させると共に、副反射鏡方向から入射する外部からの
電波を受信機に反射させる回転反射鏡を有し、アンテナ
装置が電波を送信する場合には、1次放射器から放射さ
れた電波を回転反射鏡にて反射させ副反射鏡および主反
射鏡を介して外部に放射し、また、アンテナ装置が電波
を受信する場合には、外部からの電波を主反射鏡で集束
させ副反射鏡および回転反射鏡を介して入射する電波を
受信機で受信するアンテナ装置の主反射鏡の鏡面誤差を
測定する鏡面測定および鏡面誤差に基づいて鏡面パネル
の位置の調整を行うアンテナ測定・調整装置において、
電波の強度を測定するプローブを走査させ所定の範囲の
電波の位相分布を測定するプローブ走査装置と、回転反
射鏡に接続され、回転反射鏡の方向を変化させて、1次
放射器から放射された電波をプローブ走査装置に入射さ
せると共に、主反射鏡および副反射鏡を介して入射する
外部からの電波をプローブ走査装置に入射させる駆動機
構と、1次放射器から放射された電波の位相分布と主反
射鏡および副反射鏡を介して入射する外部からの電波の
位相分布とから主反射鏡の鏡面誤差を算出する鏡面誤差
演算処理装置と、複数の鏡面パネルに各々設けられ鏡面
パネルを偏位させるアクチュエータと、鏡面誤差演算処
理装置の出力に基づいて鏡面誤差が最小になるようにア
クチュエータを動作させるアクチュエータ制御装置とを
備えている。そのため、主反射鏡の開口径に比べてプロ
ーブ走査装置を充分小さくコンパクトでき、機械的な走
査精度を向上させることができると同時に、供試アンテ
ナ姿勢を測定中固定することができ、重力による変形も
一定に抑えることができ、高精度に測定することができ
る。
【0052】また、参照波を放射する参照波送信アンテ
ナをさらに有し、また、1次放射器からプローブ走査装
置との間には、回転反射鏡の他に少なくとも1個の他の
集束反射鏡を有し、駆動機構は、参照波送信アンテナか
ら放射された電波をプローブ走査装置に入射させると共
に、1次放射器から放射された電波をプローブ走査装置
に入射させ、さらに主反射鏡および副反射鏡を介して入
射する外部からの電波をプローブ走査装置に入射させ、
鏡面誤差演算処理装置は、参照波送信アンテナから放射
された電波の位相分布と1次放射器から放射された電波
の位相分布とから他の集束反射鏡の鏡面誤差である第1
の鏡面誤差を算出し、また、1次放射器から放射された
電波の位相分布と主反射鏡および副反射鏡を介して入射
する外部からの電波の位相分布とから第2の鏡面誤差を
算出し、第1の鏡面誤差と第2の鏡面誤差から主反射鏡
の鏡面誤差を算出する。そのため、1次放射器から放射
された電波がプローブ走査装置に入射するまでの第1の
鏡面誤差を差し引いて、主反射鏡の鏡面誤差を算出する
ことができ、より高精度に測定することができる。
【0053】また、駆動機構は、1次放射器から放射さ
れた電波が回転反射鏡にて反射され副反射鏡および主反
射鏡を介して外部に放射される一連の電波通過経路か
ら、回転反射鏡が外れるように回転反射鏡を待避させ
て、1次放射器から放射された電波をプローブ走査装置
に入射させる。そのため、駆動機構の動作を簡単とする
ことができ作成が容易とすることができる。
【0054】また、駆動機構の回転反射鏡の待避方向
は、主反射鏡の方位角軸方向である。そのため、アンテ
ナ装置の空きスペースを有効に活用でき、アンテナ装置
の大きさをコンパクトにすることができる。
【0055】さらに、この発明に係るアンテナ測定・調
整装置は、分割された複数の鏡面パネルでなる主反射
鏡、主反射鏡の電波集束位置に設けられた副反射鏡、電
波を放射する1次放射器、および電波を受信する受信機
を有し、アンテナ装置が電波を送信する場合には、1次
放射器から放射された電波を副反射鏡および主反射鏡を
介して外部に放射し、また、アンテナ装置が電波を受信
する場合には、外部からの電波を主反射鏡で集束させ、
副反射鏡を介して入射する電波を受信機で受信するアン
テナ装置の主反射鏡の鏡面誤差を測定する鏡面測定およ
び鏡面誤差に基づいて鏡面パネルの位置の調整を行うア
ンテナ測定・調整装置において、電波の強度を測定する
プローブを走査させ所定の範囲の電波の位相分布を測定
するプローブ走査装置と、複数の平行なスリットである
グリッドが形成され、1次放射器から放射された電波の
一部をプローブ走査装置に入射させると共に、主反射鏡
および副反射鏡を介して入射する外部からの電波の一部
をプローブ走査装置に入射させるグリッド鏡面反射鏡
と、1次放射器から放射された電波の位相分布と主反射
鏡および副反射鏡を介して入射する外部からの電波の位
相分布とから主反射鏡の鏡面誤差を算出する鏡面誤差演
算処理装置と、複数の鏡面パネルに各々設けられ鏡面パ
ネルを偏位させるアクチュエータと、鏡面誤差演算処理
装置の出力に基づいて鏡面誤差が最小になるようにアク
チュエータを動作させるアクチュエータ制御装置とを備
えている。そのため、駆動装置を設けることがなく、簡
単な構成で、主反射鏡を高精度に測定することができ、
コストダウンをすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のアンテナ測定・調整装置を示す概
略構成図である。
【図2】 アンテナ測定・調整装置の原理を説明する図
である。
【図3】 アンテナ測定・調整装置の原理を説明する図
である。
【図4】 この発明のアンテナ測定・調整装置の他の例
を示す概略構成図である。
【図5】 この発明のアンテナ測定・調整装置の他の例
を示す概略構成図である。
【図6】 アンテナ測定・調整装置における参照波の測
定系を示す図である。
【図7】 従来のアンテナ測定・調整装置を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1 主反射鏡、1a 鏡面パネル、1b アクチュエー
タ、6 受信機、10アクチュエータ制御装置、12
1次放射器、13 第1集束反射鏡(他の集束反射
鏡)、14 第2集束反射鏡(他の集束反射鏡)、15
第3集束反射鏡(他の集束反射鏡)、16 第4集束
反射鏡(回転反射鏡)、19 集束反射鏡昇降回転機構
(駆動機構)、20 プローブ走査装置、21 測定用
プローブ、23 副反射鏡、25 鏡面誤差演算処理装
置、40 グリッド鏡面反射鏡、44 参照波送信アン
テナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 操一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J020 AA03 BA09 BC02 BC06 CA02 DA03 DA04 5J021 AA01 AB07 BA01 DA03 DA04 DA05 DA06 DA07 DB03 EA04 FA20 GA01 GA08 HA03 HA04 HA05 HA07 JA10 5J047 AA04 AA09 AB05 AB18 BB09 BB12 BB19 BB20 BB21 BC15 BF10 BG05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割された複数の鏡面パネルでなる主反
    射鏡、上記主反射鏡の電波集束位置に設けられた副反射
    鏡、電波を放射する1次放射器、外部からの電波を受信
    する受信機、および上記1次放射器から放射された電波
    を上記副反射鏡方向に反射させると共に、上記副反射鏡
    方向から入射する外部からの電波を上記受信機に反射さ
    せる回転反射鏡を有し、 アンテナ装置が電波を送信する場合には、上記1次放射
    器から放射された電波を上記回転反射鏡にて反射させ上
    記副反射鏡および上記主反射鏡を介して外部に放射し、
    また、アンテナ装置が電波を受信する場合には、外部か
    らの電波を上記主反射鏡で集束させ上記副反射鏡および
    上記回転反射鏡を介して入射する電波を上記受信機で受
    信するアンテナ装置の上記主反射鏡の鏡面誤差を測定す
    る鏡面測定および該鏡面誤差に基づいて上記鏡面パネル
    の位置の調整を行うアンテナ測定・調整装置において、 電波の強度を測定するプローブを走査させ所定の範囲の
    電波の位相分布を測定するプローブ走査装置と、 上記回転反射鏡に接続され、上記回転反射鏡の方向を変
    化させて、上記1次放射器から放射された電波を上記プ
    ローブ走査装置に入射させると共に、上記主反射鏡およ
    び上記副反射鏡を介して入射する外部からの電波を上記
    プローブ走査装置に入射させる駆動機構と、 上記1次放射器から放射された電波の位相分布と上記主
    反射鏡および上記副反射鏡を介して入射する外部からの
    電波の位相分布とから該主反射鏡の鏡面誤差を算出する
    鏡面誤差演算処理装置と、 上記複数の鏡面パネルに各々設けられ該鏡面パネルを偏
    位させるアクチュエータと、 上記鏡面誤差演算処理装置の出力に基づいて上記鏡面誤
    差が最小になるように上記アクチュエータを動作させる
    アクチュエータ制御装置とを備えたことを特徴とするア
    ンテナ測定・調整装置。
  2. 【請求項2】 参照波を放射する参照波送信アンテナを
    さらに有し、 また、上記1次放射器から上記プローブ走査装置との間
    には、上記回転反射鏡の他に少なくとも1個の他の集束
    反射鏡を有し、 上記駆動機構は、上記参照波送信アンテナから放射され
    た電波を上記プローブ走査装置に入射させると共に、上
    記1次放射器から放射された電波を上記プローブ走査装
    置に入射させ、さらに上記主反射鏡および上記副反射鏡
    を介して入射する外部からの電波を上記プローブ走査装
    置に入射させ、 上記鏡面誤差演算処理装置は、上記参照波送信アンテナ
    から放射された電波の位相分布と上記1次放射器から放
    射された電波の位相分布とから上記他の集束反射鏡の鏡
    面誤差である第1の鏡面誤差を算出し、また、上記1次
    放射器から放射された電波の位相分布と上記主反射鏡お
    よび上記副反射鏡を介して入射する外部からの電波の位
    相分布とから第2の鏡面誤差を算出し、上記第1の鏡面
    誤差と上記第2の鏡面誤差から上記主反射鏡の鏡面誤差
    を算出することを特徴とする請求項1記載のアンテナ測
    定・調整装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動機構は、上記1次放射器から放
    射された電波が上記回転反射鏡にて反射され上記副反射
    鏡および上記主反射鏡を介して外部に放射される一連の
    電波通過経路から、該回転反射鏡が外れるように該回転
    反射鏡を待避させて、上記1次放射器から放射された電
    波を上記プローブ走査装置に入射させることを特徴とす
    る請求項1または2記載のアンテナ測定・調整装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動機構の上記回転反射鏡の待避方
    向は、上記主反射鏡の方位角軸方向であることを特徴と
    する請求項3記載のアンテナ測定・調整装置。
  5. 【請求項5】 分割された複数の鏡面パネルでなる主反
    射鏡、上記主反射鏡の電波集束位置に設けられた副反射
    鏡、電波を放射する1次放射器、および電波を受信する
    受信機を有し、 アンテナ装置が電波を送信する場合には、上記1次放射
    器から放射された電波を上記副反射鏡および上記主反射
    鏡を介して外部に放射し、また、アンテナ装置が電波を
    受信する場合には、外部からの電波を上記主反射鏡で集
    束させ、上記副反射鏡を介して入射する電波を上記受信
    機で受信するアンテナ装置の上記主反射鏡の鏡面誤差を
    測定する鏡面測定および該鏡面誤差に基づいて上記鏡面
    パネルの位置の調整を行うアンテナ測定・調整装置にお
    いて、 電波の強度を測定するプローブを走査させ所定の範囲の
    電波の位相分布を測定するプローブ走査装置と、 複数の平行なスリットであるグリッドが形成され、上記
    1次放射器から放射された電波の一部を上記プローブ走
    査装置に入射させると共に、上記主反射鏡および上記副
    反射鏡を介して入射する外部からの電波の一部を上記プ
    ローブ走査装置に入射させるグリッド鏡面反射鏡と、 上記1次放射器から放射された電波の位相分布と上記主
    反射鏡および上記副反射鏡を介して入射する外部からの
    電波の位相分布とから該主反射鏡の鏡面誤差を算出する
    鏡面誤差演算処理装置と、 上記複数の鏡面パネルに各々設けられ該鏡面パネルを偏
    位させるアクチュエータと、 上記鏡面誤差演算処理装置の出力に基づいて上記鏡面誤
    差が最小になるように上記アクチュエータを動作させる
    アクチュエータ制御装置とを備えたことを特徴とするア
    ンテナ測定・調整装置。
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