JP2000201097A - 複合高周波部品及びそれを用いた移動体通信装置 - Google Patents
複合高周波部品及びそれを用いた移動体通信装置Info
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Abstract
な複合高周波部品及びそれを用いた移動体通信装置を提
供する。 【解決手段】 複合高周波部品10は、ダイプレクサ
2、DCS系3をなす高周波スイッチ3a、ノッチフィ
ルタ3b、及びGSM系4をなす高周波スイッチ4a、
ノッチフィルタ4bからなる。そして、ダイプレクサ2
は、第1のインダクタL11,L12、及び第1のコン
デンサC11〜C15で構成される。また、高周波スイ
ッチ3a,4bは、ダイオードD1d,D2d,D1
g,D2g、第2のインダクタL21d〜L23d,L
21g〜L23g、及び第2のコンデンサC21d〜C
23d,C21g〜C23gで構成される。さらに、ノ
ッチフィルタ3b,4bは、第3のインダクタL31
d,L31g、及び第3のコンデンサC31d,C32
d,C31g,C32gで構成される。
Description
びそれを用いた移動体通信装置に関し、特に、複数の異
なる移動体通信システムに利用可能な複合高周波部品及
びそれを用いた移動体通信装置に関する。
として、複数の周波数帯域、例えば1.8GHz帯を使
用したDCS(Digital Cellular System)と900MH
z帯を使用したGSM(Global System for Mobile comm
unications)とで動作が可能なデュアルバンド携帯電話
器が提案されている。
器の構成の一部を示すブロック図であり、1.8GHz
帯のDCSと900MHz帯のGSMとを組み合わせた
一例を示したものである。デュアルバンド携帯電話器
は、アンテナ1、ダイプレクサ2、及び2つの信号経路
DCS系3、GSM系4を備える。
3あるいはGSM系4からの送信信号を選択し、受信の
際にはDCS系3あるいはGSM系4への受信信号を選
択する役目を担う。DCS系3は、送信部Txdと受信
部Rxdとに分離する高周波スイッチ3a、DCSの基
本波を通過させるとともに、2次高調波及び3次高調波
を減衰させるフィルタであるノッチフィルタ3bからな
り、GSM系4は、送信部Txgと受信部Rxgとに分
離する高周波スイッチ4a、GSMの基本波を通過させ
るとともに、3次高調波を減衰させるフィルタであるノ
ッチフィルタ4bからなる。
についてDCS系3を用いる場合を例に挙げて説明す
る。送信の際には、高周波スイッチ3aにて送信部Tx
dをオンにして送信部Txdからの送信信号をノッチフ
ィルタ3bに送り、ノッチフィルタ3bを通過した送信
信号をダイプレクサ2で合波し、アンテナ1から送信す
る。一方、受信の際には、アンテナ1から受信した受信
信号をダイプレクサ2で分波し、アンテナ1からの受信
信号をノッチフィルタ3bに送り、高周波スイッチ3a
にて受信部Rxdをオンにしてノッチフィルタ3bを通
過した受信信号を受信部Rxdに送る。なお、GSM系
4を用いる場合にも同様の動作にて送受信される。
の移動体通信装置の1つであるデュアルバンド携帯電話
器によれば、アンテナ、ダイプレクサ、及びDCS系、
GSM系を構成する高周波スイッチ、ノッチフィルタが
ディスクリートで1つ、1つ回路基板上に実装されるた
め、整合特性、減衰特性、あるいはアイソレーション特
性を確保するために、ダイプレクサと高周波スイッチと
の間に整合回路を付加する必要がある。そのため、部品
点数の増加、それにともなう実装面積の増加により、回
路基板が大型化し、その結果、デュアルバンド携帯電話
器(移動体通信装置)が大型化するという問題があっ
た。
めになされたものであり、整合回路が不要で、かつ回路
の小型化が可能な複合高周波部品及びそれを用いた移動
体通信装置を提供することを目的とする。
るため本発明の複合高周波部品は、それぞれの周波数に
対応した複数の信号経路を有するマイクロ波回路の一部
を構成する複合高周波部品であって、送信の際には前記
複数の信号経路からの送信信号を結合し、受信の際には
前記複数の信号経路に受信信号を分配するダイプレクサ
と、前記複数の信号経路のそれぞれを送信部と受信部と
に分離する複数の高周波スイッチと、前記信号経路中に
接続された複数のフィルタとからなり、セラミックスか
らなる複数のシート層を積層してなるセラミック多層基
板に一体化されることを特徴とする。
高周波スイッチの後段の前記送信部側に接続されること
を特徴とする。
ルタであることを特徴とする。
クタンス素子、及び第1のキャパシタンス素子で構成さ
れ、前記複数の高周波スイッチが、スイッチング素子、
第2のインダクタンス素子、及び第2のキャパシタンス
素子で構成され、前記複数のフィルタが、第3のインダ
クタンス素子、及び第3のキャパシタンス素子で構成さ
れるとともに、前記スイッチング素子、前記第1乃至第
3のインダクタンス素子、及び前記第1乃至第3のキャ
パシタンス素子が、前記セラミック多層基板に内蔵、あ
るいは搭載され、前記セラミック多層基板の内部に形成
される接続手段によって接続されることを特徴とする。
る第2のインダクタンス素子は並列トラップコイル及び
チョークコイルを含み、該並列トラップコイル及びチョ
ークコイルがチップコイルからなることを特徴とする。
周波部品を用いたことを特徴とする。
周波部品をなすダイプレクサ、高周波スイッチ及びフィ
ルタを、セラミックスからなる複数のシート層を積層し
てなるセラミック多層基板に一体化するため、ダイプレ
クサと高周波スイッチとの間の整合調整が容易となり、
ダイプレクサと高周波スイッチとの間の整合調整を行な
う整合回路が不要となる。
路が不要である複合高周波部品を用いるため、複数の信
号経路を有するマイクロ波回路を形成する回路基板が小
型になる。
施例を説明する。図1は、本発明の複合高周波部品の第
1の実施例の回路図である。複合高周波部品10は、図
7のブロック図に示したダイプレクサ2、DCS系3を
なす高周波スイッチ3a、ノッチフィルタ3b及びGS
M系4をなす高周波スイッチ4a、ノッチフィルタ4b
からなる。
11にはアンテナ1が、第2のポートP12にはDCS
系3のノッチフィルタ3bの第1のポートP31dが、
第3のポートP13にはGSM系4のノッチフィルタ4
bの第1のポートP31gがそれぞれ接続される。
タ3bの第2のポートP32dには高周波スイッチ3a
の第1のポートP21dが接続され、高周波スイッチ3
aの第2のポートP22dには送信部Txdが、第3の
ポートP23dには受信部Rxdがそれぞれ接続され
る。
ルタ4bの第2のポートP32gには高周波スイッチ4
aの第1のポートP21gが接続され、高周波スイッチ
4aの第2のポートP22gには送信部Txgが、第3
のポートP23gには受信部Rxgがそれぞれ接続され
る。
素子である第1のインダクタL11,L12、及び第1
のキャパシタンス素子である第1のコンデンサC11〜
C15で構成される。
トP12との間に第1のコンデンサC11,C12が直
列接続され、それらの接続点が第1のインダクタL11
及び第1のコンデンサC13を介して接地される。
P13との間に第1のインダクタL12と第1のコンデ
ンサC14とからなる並列回路が接続され、その並列回
路の第3のポートP13側が第1のコンデンサC15を
介して接地される。
トP11と第2のポートP12との間に高域通過フィル
タを、第1のポートP11と第3のポートP13との間
にノッチフィルタをそれぞれ配置した構成になってい
る。
ング素子であるダイオードD1d,D2d(D1g,D
2g)、第2のインダクタンス素子である第2のインダ
クタL21d〜L23d(L21g〜L23g)、及び
第2のキャパシタンス素子である第2のコンデンサC2
1d〜C23d(C21g〜C23g)で構成される。
なお、第2のインダクタL21d(L21g)は並列ト
ラップコイルであり、第2のインダクタL22d(L2
2g)はチョークコイルである。
g)と第2のポートP22d(P22g)との間にカソ
ードが第1のポートP21d(P21g)側になるよう
にダイオードD1d(D1g)が接続され、ダイオード
D1d(D1g)には第2のインダクタL21d(L2
1g)と第2のコンデンサC21d(C21g)とから
なる直列回路が並列に接続される。
のポートP22d(P22g)側、すなわちアノードは
第2のインダクタL22d(L22g)及び第2のコン
デンサC22d(C22g)を介して接地され、第2の
インダクタL22d(L22g)と第2のコンデンサC
22d(C22g)との接続点に制御端子Vc1(Vc
2)が接続される。
g)と第3のポートP23d(P23g)との間に第2
のインダクタL23d(L23g)が接続され、第2の
インダクタL23d(L23g)の第3のポートP23
d(P23g)側はダイオードD2d(D2g)及び第
2のコンデンサC23d(C23g)を介して接地さ
れ、ダイオードD2d(D2g)のカソードと第2のコ
ンデンサC23d(C23g)との接続点は抵抗Rd
(Rg)を介して接地される。
ンダクタンス素子である第3のインダクタL31d(L
31g)、及び第3のキャパシタンス素子である第3の
コンデンサC31d,C32d(C31g,C32g)
で構成される。
g)と第2のポートP32d(P32g)との間に第3
のインダクタL31d(L31g)が接続され、第3の
インダクタL31d(L31g)には第3のコンデンサ
C31d(C31g)が並列に接続される。
g)の第2のポートP32d(P32g)側は第3のコ
ンデンサC32d(C32g)を介して接地される。
波部品の透視斜視図である。複合高周波部品10は、セ
ラミック多層基板11を含み、セラミック多層基板11
には、図示していないが、図1におけるダイプレクサ2
を構成する第1のインダクタL11,L12、第1のコ
ンデンサC11〜C15、DCS系3の高周波スイッチ
3a、ノッチフィルタ3bを構成する第2及び第3のイ
ンダクタL21d,L23d,L31d、第2及び第3
のコンデンサC21d,C22d,C31d,C32
d、並びに、GSM系4の高周波スイッチ4a、ノッチ
フィルタ4bを構成する第2及び第3のインダクタL2
1g,L23g,L31g、第2及び第3のコンデンサ
C21g,C22g,C31g,C32gがそれぞれ内
蔵される。
は、チップ部品からなるDCS系3の高周波スイッチ3
aを構成するダイオードD1d,D2d、第2のインダ
クタ(チョークコイル)L22d、第2のコンデンサC
23d及び抵抗Rd、並びに、GSM系4の高周波スイ
ッチ4aを構成するダイオードD1g,D2g、第2の
インダクタ(チョークコイル)L22g、第2のコンデ
ンサC23g及び抵抗Rgがそれぞれ搭載される。
ら底面に架けて、12個の外部端子Ta〜Tlがスクリ
ーン印刷などでそれぞれ形成される。これらの外部端子
Ta〜Tlのうち、5個の外部端子Ta〜Teはセラミ
ック多層基板11の一方長辺側、5個の外部端子Tg〜
Tkはセラミック多層基板11の他方長辺側、残りの2
個の外部端子Tf,Tlはセラミック多層基板11の相
対する短辺のそれぞれの側にスクリーン印刷などにより
形成される。
ダイプレクサ2の第1のポートP11、高周波スイッチ
3a,4aの第2及び第3のポートP22d,P23
d,P22g,P23g、高周波スイッチ3a,4aの
制御端子Vc1,Vc2、並びにグランドとなる。
オードD1d,D2d,D1g,D2g、第2のインダ
クタL22d,L22g、第2のコンデンサC23d,
C23g、及び抵抗Rd、Rgを覆うように金属キャッ
プ12が被せられる。
4(f)は、図2の複合高周波部品のセラミック多層基
板を構成する各シート層の上面図及び下面図である。セ
ラミック多層基板11は、酸化バリウム、酸化アルミニ
ウム、シリカを主成分としたセラミックスからなる第1
〜第13のシート層11a〜11mを上から順次積層
し、1000℃以下の焼成温度で焼成することにより形
成される。
は、セラミック多層基板11の表面に搭載されるダイオ
ードD1d,D2d,D1g,D2g、第2のインダク
タL22d,L22g、第2のコンデンサC23d,C
23g及び抵抗Rd,Rgを実装するためのランドLa
がスクリーン印刷などで印刷され、形成される。
11jの上面には、導体層からなるストリップライン電
極SL1〜SL8がスクリーン印刷などで印刷され、形
成される。さらに、第4〜第8及び第12のシート層1
1d〜11h,11lの上面には、導体層からなるコン
デンサ電極Cp1〜Cp18がスクリーン印刷などで印
刷され、形成される。
ート層11g,11i,11k,11mの上面には、導
体層からなるグランド電極G1〜G4がスクリーン印刷
などで印刷され、形成される。さらに、第13のシート
層11mの下面(図4(f))には、外部端子Ta〜T
lがスクリーン印刷などで印刷され、形成される。
1kには、所定の位置に、ランドLa、ストリップライ
ン電極SL1〜SL8、ストリップライン電極SL1〜
SL8、及びグランド電極G1〜G4を接続するための
ビアホール電極VHa〜VHkが設けられる。
タL11,L12がストリップライン電極SL6,SL
7で形成される。また、DCS系3の高周波スイッチ3
aの第2のインダクタL21d,L23dがストリップ
ライン電極SL2,SL4で、DCS系3のノッチフィ
ルタ3bの第3のインダクタL31dがストリップライ
ン電極SL8で、それぞれ形成される。
の第2のインダクタL21g,L23gがストリップラ
イン電極SL1,SL3で、GSM系4のノッチフィル
タ4bの第3のインダクタL31gがストリップライン
電極SL5で、それぞれ形成される。
C11がコンデンサ電極Cp6,Cp9で、第1のコン
デンサC12がコンデンサ電極Cp3,Cp6で、第1
のコンデンサC13がコンデンサ電極Cp17とグラン
ド電極G4とで、第1のコンデンサC14がコンデンサ
電極Cp9,Cp11で、第1のコンデンサC15がコ
ンデンサ電極Cp16とグランド電極G4とで、それぞ
れ形成される。
の第2のコンデンサC21dがコンデンサ電極Cp5,
Cp8で、第2のコンデンサC22dがコンデンサ電極
Cp13とグランド電極G2とで、それぞれ形成され
る。また、DCS系3のノッチフィルタ3bの第3のコ
ンデンサC31dがコンデンサ電極Cp8,Cp12
で、第3のコンデンサC32dがコンデンサ電極Cp1
8とグランド電極G4とで、それぞれ形成される。
第2のコンデンサC21gがコンデンサ電極Cp4,C
p7で、第2のコンデンサC22gがコンデンサ電極C
p13とグランド電極G2とで、それぞれ形成される。
また、GSM系4のノッチフィルタ4bの第3のコンデ
ンサC31gがコンデンサ電極Cp7,Cp10で、第
3のコンデンサC32gがコンデンサ電極Cp15とグ
ランド電極G4とで、それぞれ形成される。
波部品10の動作について説明する。まず、DCS系3
(1.8GHz帯)の送信信号を送信する場合には、D
CS系3の高周波スイッチ3aにおいて制御端子Vc1
に3Vを印加してダイオードD1d,D2dをオンする
ことにより、DCS系3の送信信号が高周波スイッチ3
a、ノッチフィルタ3b及びダイプレクサ2を通過し、
ダイプレクサ2の第1のポートP11に接続されたアン
テナ1から送信される。
において制御端子Vc2に0Vを印加してダイオードD
1gをオフすることにより、GSM系4の送信信号が送
信されないようにしている。また、ダイプレクサ2を接
続することにより、DCS系3の送信信号がGSM系4
の送信部Txg及び受信部Rxgに回り込まないように
している。さらに、DCS系3のノッチフィルタ3bで
はDCS系3の2次高調波及び3次高調波を減衰させて
いる。
送信信号を送信する場合には、GSM系4の高周波スイ
ッチ4aにおいて制御端子Vc2に3Vを印加してダイ
オードD1g,D2gをオンすることにより、GSM系
4の送信信号が高周波スイッチ4a、ノッチフィルタ4
b及びダイプレクサ2を通過し、ダイプレクサ2の第1
のポートP11に接続されたアンテナ1から送信され
る。
において制御端子Vc1に0Vを印加してダイオードD
1dをオフすることにより、DCS系3の送信信号が送
信されないようにしている。また、ダイプレクサ2を接
続することにより、GSM系4の送信信号がDCS系3
の送信部Txd及び受信部Rxdに回り込まないように
している。さらに、GSM系4のノッチフィルタ4bで
はGSM系4の3次高調波を減衰させている。
信号を受信する場合には、DCS系3の高周波スイッチ
3aにおいて制御端子Vc1に0Vを印加してダイオー
ドD1d,D2dをオフし、GSM系4の高周波スイッ
チ4aにおいて制御端子Vc2に0Vを印加してダイオ
ードD1g,D2gをオフすることにより、DCS系3
の受信信号がDCS系3の送信部Txdに、GSM系4
の受信信号がGSM系4の送信部Txgに、それぞれ回
り込まないようにしている。
り、DCS系3の受信信号がGSM系4に、GSM系4
の受信信号がDCS系4に、それぞれ回り込まないよう
にしている。
れば、複合高周波部品をなすダイプレクサ、高周波スイ
ッチ及びノッチフィルタを、セラミックスからなる複数
のシート層を積層してなるセラミック多層基板に一体化
するため、ダイプレクサと高周波スイッチとの間の整合
調整が容易となり、ダイプレクサと高周波スイッチとの
間の整合調整を行なう整合回路が不要となる。したがっ
て、複合高周波部品の小型化が可能となる。ちなみに、
1つのダイプレクサ、2つの高周波スイッチ、及び2つ
のノッチフィルタを6.3mm×5mm×2mmの大き
さに一体化することが可能となった。
め、減衰させたい2次高調波、3次高調波の近傍のみを
減衰させることができ、その結果、基本波の通過帯域へ
の影響を小さくできる。したがって、低域通過フィルタ
や帯域通過フィルタのように高調波帯域全体を減衰させ
る場合に比べ、基本波の通過帯域における挿入損失を低
減させることができるため、複合高周波部品全体の損失
を改善することが可能となる。
タ、及び第1のコンデンサで構成され、高周波スイッチ
が、ダイオード、第2のインダクタ、及び第2のコンデ
ンサで構成され、ノッチフィルタが、第3のインダク
タ、及び第3のコンデンサで構成されるとともに、それ
らがセラミック多層基板に内蔵、あるいは搭載され、セ
ラミック多層基板の内部に形成される接続手段によって
接続されるため、複合高周波部品が1つのセラミック多
層基板で構成でき、小型化が実現できる。加えて、部品
間の配線による損失を改善することができ、その結果、
複合高周波部品全体の損失を改善することが可能とな
る。
電極がセラミック多層基板に内蔵されているため、波長
短縮効果により、インダクタとなるストリップライン電
極の長さを短縮することができる。したがって、これら
のストリップライン電極の挿入損失を向上させることが
できため、複合高周波部品の小型化及び低損失化を実現
することができる。その結果、この複合高周波部品を搭
載する移動体通信装置の小型化及び高性能化も同時に実
現できる。
実施例の回路図である。複合高周波部品20は、第1の
実施例の複合高周波部品10(図1)と比較してDCS
系3をなすノッチフィルタ3b、及びGSM系4をなす
ノッチフィルタ4bの接続位置が異なる。
タ3bが高周波スイッチ3aの後段の送信部Txd側
に、GSM系4をなすノッチフィルタ4bが高周波スイ
ッチ4aの後段の送信部Txg側に、それぞれ接続され
る。
れば、ノッチフィルタが高周波スイッチの後段の送信部
側に接続されるため、送信の際に、送信部にある高出力
増幅器の歪みをこのノッチフィルタで減衰させることが
できる。したがって、受信側の挿入損失を改善すること
ができる。
実施例の外観を示す斜視図である。複合高周波部品30
は、第1の実施例の複合高周波部品10(図1)と比較
してDCS系3及びGSM系4をなす高周波スイッチ3
a,4aを構成する並列トラップコイルL21d,L2
1g及びチョークコイルL22d,L22gがチップコ
イルからなり、それらがセラミック多層基板11上に搭
載される点で異なる。
れば、高周波スイッチの並列トラップコイル及びチョー
クコイルがQ値の高いチップコイルからなるため、周波
数帯の異なる複数のシステムに対しても同形状のチップ
コイルを使用することができる。したがって、周波数帯
域の変更による設計変更が容易になるため、短時間で設
計変更ができ、その結果、製造コストの低減が実現でき
る。
イルのQ値が高くなるため、通過帯域が広帯域になると
ともに、より低損失が実現できる。
部品が、DCSとGSMとの組み合わせに使用される場
合について説明したが、その使用は、DCSとGSMと
の組み合わせに限定されるものではなく、例えば、PC
S(Personal CommunicationServices)とAMPS(Advan
ced Mobile Phone Services)との組み合わせ、DECT
(Digital European Cordless Telephone)とGSMとの
組み合わせ、PHS(Personal Handy-phone System)と
PDC(Personal Digital Cellular)との組み合わせ、
などに使用することができる。
いて説明したが、3系統以上の信号経路を有する場合に
ついても同様の効果が得られる。
合高周波部品をなすダイプレクサ、高周波スイッチ及び
フィルタを、セラミックスからなる複数のシート層を積
層してなるセラミック多層基板に一体化するため、ダイ
プレクサと高周波スイッチとの間の整合調整が容易とな
り、ダイプレクサと高周波スイッチとの間、及び高周波
スイッチとフィルタとの間に整合調整を行なう整合回路
を設ける必要がなくなる。
るため、複数の信号経路を有するマイクロ波回路を形成
する回路基板の小型化が可能となる。
ルタが高周波スイッチの後段の送信部側に接続されるた
め、送信部に構成する高出力増幅器による送信信号の歪
みを減衰させることができる。したがって、受信部の挿
入損失を改善することができる。
ルタがノッチフィルタであるため、減衰させたい2次高
調波、3次高調波の近傍のみを減衰させることができ、
その結果、基本波の通過帯域への影響を小さくできる。
したがって、低域通過フィルタや帯域通過フィルタのよ
うに高調波帯域全体を減衰させる場合に比べ、基本波の
通過帯域における挿入損失を低減させることができるた
め、複合高周波部品全体の損失を改善することが可能と
なる。
プレクサが、第1のインダクタンス素子、及び第1のキ
ャパシタンス素子で構成され、高周波スイッチが、スイ
ッチング素子、第2のインダクタンス素子、及び第2の
キャパシタンス素子で構成され、フィルタが、第3のイ
ンダクタンス素子、及び第3のキャパシタンス素子で構
成されるとともに、それらがセラミック多層基板に内
蔵、あるいは搭載され、セラミック多層基板の内部に形
成される接続手段によって接続されるため、複合高周波
部品が1つのセラミック多層基板で構成でき、小型化が
実現できる。加えて、部品間の配線による損失を改善す
ることができ、その結果、複合高周波部品全体の損失を
改善することが可能となる。
電極がセラミック多層基板に内蔵、あるいは搭載される
ため、波長短縮効果により、インダクタとなるストリッ
プライン電極の長さを短縮することができる。したがっ
て、これらのストリップライン電極の挿入損失を向上さ
せることができため、複合高周波部品の小型化及び低損
失化を実現することができる。その結果、この複合高周
波部品を搭載する移動体通信装置の小型化及び高性能化
も同時に実現できる。
の高周波スイッチを構成する第2のインダクタンス素子
のうち、チョークコイル及び並列トラップコイルがチッ
プコイルであるため、高周波スイッチを低損失に設計で
きるとともに、広帯域化が可能となる。
でかつ低損失の複合高周波部品を用いているため、この
複合高周波部品を搭載する移動体通信装置の小型化及び
高性能化が実現できる。
回路図である。
構成する(a)第1のシート層〜(h)第8のシートの
上面図である。
構成する(a)第9のシート層〜(e)第13のシート
の上面図及び(f)第13のシートの下面図である。
回路図である。
斜視図である。
信装置)の構成の一部を示すブロック図である。
キャパシタン素子 C31d,C32d,C31g,C32g 第3の
キャパシタン素子 D1d,D2d,D1g,D2g スイッチング素
子 L11,L12 第1のインダクタ素子 L21d〜L23d,L21g〜L23g 第2の
インダクタ素子 L31d,L31g 第3のインダクタ素子
Claims (6)
- 【請求項1】 それぞれの周波数に対応した複数の信号
経路を有するマイクロ波回路の一部を構成する複合高周
波部品であって、 送信の際には前記複数の信号経路からの送信信号を選択
し、受信の際には前記複数の信号経路への受信信号を選
択するダイプレクサと、前記複数の信号経路のそれぞれ
を送信部と受信部とに分離する複数の高周波スイッチ
と、前記信号経路中に接続された複数のフィルタとから
なり、前記ダイプレクサ、高周波スイッチ、及びフィル
タが、セラミックスからなる複数のシート層を積層して
なるセラミック多層基板に一体化されることを特徴とす
る複合高周波部品。 - 【請求項2】 前記複数のフィルタが、前記複数の高周
波スイッチの後段の前記送信部側に接続されることを特
徴とする請求項1に記載の複合高周波部品。 - 【請求項3】 前記複数のフィルタが、ノッチフィルタ
であることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記
載の複合高周波部品。 - 【請求項4】 前記ダイプレクサが、第1のインダクタ
ンス素子、及び第1のキャパシタンス素子で構成され、
前記複数の高周波スイッチが、スイッチング素子、第2
のインダクタンス素子、及び第2のキャパシタンス素子
で構成され、前記複数のフィルタが、第3のインダクタ
ンス素子、及び第3のキャパシタンス素子で構成される
とともに、 前記スイッチング素子、前記第1乃至第3のインダクタ
ンス素子、及び前記第1乃至第3のキャパシタンス素子
が、前記セラミック多層基板に内蔵、あるいは搭載さ
れ、前記セラミック多層基板の内部に形成される接続手
段によって接続されることを特徴とする請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の複合高周波部品。 - 【請求項5】 前記複数の高周波スイッチを構成する第
2のインダクタンス素子は並列トラップコイル及びチョ
ークコイルを含み、該並列トラップコイル及びチョーク
コイルがチップコイルからなることを特徴とする請求項
4に記載の複合高周波部品。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5に記載の複合高周
波部品を用いたことを特徴とする移動体通信装置。
Priority Applications (8)
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