JP2000201100A - スペクトラム拡散通信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信装置

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JP2000201100A
JP2000201100A JP173099A JP173099A JP2000201100A JP 2000201100 A JP2000201100 A JP 2000201100A JP 173099 A JP173099 A JP 173099A JP 173099 A JP173099 A JP 173099A JP 2000201100 A JP2000201100 A JP 2000201100A
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spread
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spread spectrum
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JP173099A
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Akira Shibuta
朗 渋田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ通信方式であっても、通信中の同期
はずれを確実に検出し、速やかに同期捕捉モードに移行
できるスペクトラム拡散通信装置を提供する。 【解決手段】 送信機1は、情報変調信号を生成するア
ナログ変調器2と、情報変調信号からスペクトラム拡散
変調信号を生成する拡散器3と、スペクトラム拡散変調
信号を高周波拡散変調信号に変換増幅するRF送信部4
と、高周波拡散変調信号を放射する送信アンテナ5とを
有し、受信機11は、電波信号を受信するための受信ア
ンテナ19と、受信アンテナからの高周波拡散変調信号
を増幅するRF受信部18と、スペクトラム拡散された
高周波拡散変調信号から情報変調信号を生成する逆拡散
器17と、情報変調信号から情報信号を復調するアナロ
グ復調器14と、情報信号から同期はずれか否かを検出
する同期はずれ検出回路27とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信機と受信機と
から成り、スペクトラム拡散通信方式を用いて相手装置
とコードレス接続されるスペクトラム拡散通信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、FCC(Federal Communications
Commission、米国連邦通信委員会)がスペクトラム拡
散通信用にISM(Industrial,Scientific and Medic
al)バンド(産業科学医療用機器のための周波数バン
ド)を開放して以来、コードレス電話機をはじめとする
さまざまな通信機器分野に、この方式を応用した製品が
登場した。スペクトラム拡散方式は、優れた対干渉性と
秘話性を特徴とする。また、この方式を使用すること
で、従来のアナログ通信方式の場合よりも大きな出力で
送信することがFCCによって認可されており、通信距
離の面でも有利である。
【0003】一方、この方式を使った製品は一般にデジ
タル通信方式をベースにしており、従来のアナログ通信
方式を使った製品に比べて複雑であり、また高価であ
る。そのため、拡散・逆拡散を行う簡単な回路を従来の
アナログ通信装置に付加した安価なスペクトラム拡散通
信装置が考案された。
【0004】以下、図面を参照しながら、上記アナログ
通信方式をベースにした従来のスペクトラム拡散通信装
置について説明する。
【0005】図6(a)は従来のスペクトラム拡散通信
装置を構成する送信機を示すブロック図であり、図6
(b)は従来のスペクトラム拡散通信装置を構成する受
信機を示すブロック図である。このスペクトラム拡散通
信装置は主要構成体として送信機31と、相手側送信機
と無線による通信が可能な受信機41とから成ってい
る。送信機31は、構成要素として、情報信号を高周波
に乗せるための1次変調を行って狭帯域FM信号(情報
変調信号)37を生成するアナログ変調器としてのFM
変調器32と、拡散符号38を生成するPN符号発生器
36と、拡散符号38を入力することにより狭帯域FM
信号37からスペクトラム拡散変調信号39を発生させ
る拡散器33と、スペクトラム拡散変調信号39を高周
波に変換し増幅するRF送信部34と、RF送信部34
からの高周波拡散変調信号(RF拡散変調信号)を送信
するアンテナ35とを備える。また、受信機41は、相
手側送信機からの電波信号を受信して高周波拡散信号を
出力するアンテナ49と、アンテナ49からの高周波拡
散変調信号を増幅するRF受信部48と、逆拡散符号5
6を生成するPN符号発生器43と、逆拡散符号56を
入力することによりスペクトラム拡散変調信号50から
狭帯域FM信号51を発生させる逆拡散器47と、RS
SI回路を備えると共に狭帯域FM信号51から中間周
波信号52を生成する中間周波増幅部(IF部)45
と、IF部45から出力されるRSSI電圧をRSSI
データに変換するA/Dコンバータ(ADC)46と、
A/Dコンバータ46からのRSSIデータに基づいて
受信機41のPN符号の同期を取る為の同期回路42
と、中間周波信号52から情報信号を復調するアナログ
復調器としてのFM復調器44とを備える。
【0006】以上のように構成されたスペクトラム拡散
通信装置について、その動作を説明する。
【0007】送信機31に入力された情報信号は、FM
変調器32によって従来のアナログ通信方式と同じ狭帯
域FM信号37となる。この狭帯域FM信号37は、さ
らにPN符号発生器36で作られた拡散符号38によっ
て拡散器33で変調され、スペクトラム拡散変調信号3
9となる。さらに、RF送信部34は、スペクトラム拡
散変調信号39を高周波に変換・増幅して高周波拡散変
調信号(RF拡散変調信号)40を出力し、この高周波
拡散変調信号40はアンテナ35より電波信号として放
射される。一方、送信機31から送信された電波信号は
受信機41のアンテナ49によって受信され、アンテナ
49は受信信号としての高周波拡散変調信号を出力し、
この高周波拡散変調信号はRF受信部48で増幅され
る。RF受信部48から出力されるRF拡散変調信号5
0とPN符号発生器43で作られた逆拡散符号56とは
逆拡散器47で掛け合わされる。この時、PN符号発生
器43のタイミングを同期回路42によって制御し、R
F拡散変調信号50と同期させることで、逆拡散器47
の出力として、もとの狭帯域FM信号51が得られる。
この狭帯域FM信号51はIF部45で中間周波信号5
2に変換・濾波され、FM復調器44でもとの情報信号
に復調される。
【0008】同期回路42は、IF部45から出力され
るRSSI電圧53を利用したスライディング相関器の
一種であり、その相関動作について説明する。逆拡散に
用いる逆拡散符号56と、拡散時の拡散符号38は符号
及び速度がまったく同じ物である。IF部45で中間周
波信号52に変換・濾波された後の信号レベルをRSS
I電圧53でモニタすると、逆拡散符号56とRF拡散
変調信号50との位相を同期させ相関値が最大のときに
最大のRSSI電圧が得られる。逆拡散符号56の位相
をスライディングさせて、この最大RSSI電圧が得ら
れる位相を捕捉・保持することで、逆拡散をおこなう。
実際には、RSSI電圧53をA/Dコンバータ46で
デジタルデータ化して得られたRSSIデータ54のピ
ーク位置を捕捉・保持するように、同期回路42が、位
相調整信号55によってPN符号発生器43の位相を調
整する。
【0009】同期回路42は、同期捕捉と同期保持の2
種類の動作モードを持つ。この2種類の動作モードの例
を説明する。
【0010】まず、同期捕捉モードでは、次の手順(a
1)〜(a3)で1/2チップ単位のおおまかな同期位
置を決定する。 (a1)まずPN符号発生器43から適当な位相で逆拡
散符号56を一定時間出力してみて、その時のRSSI
データ54と位相を記録する。 (a2)次に、1/2チップだけ位相をずらして、逆拡
散符号56を一定時間出力してみて、その時のRSSI
データ54が記録値より高ければ、RSSIデータ54
の記録値とその時の位相とを記録する。これを繰り返す
と、RSSIデータ54の最大値とその時の位相を記録
することになる。 (a3)この内容を1/2チップ単位でのすべての位相
について繰り返し、RSSIデータ54が最大になった
位置を同期点として、その位相にジャンプして同期捕捉
を完了する。
【0011】同期捕捉完了後、さらに細かな位相調整と
その保持の為に、同期保持モードに移行する。同期保持
モードの手順は(b1)〜(b3)の通りである。 (b1)同期捕捉完了時の位相で、逆拡散符号56を一
定時間出力してみて、その時のRSSIデータ54を記
録する。 (b2)逆拡散符号56の位相を任意の方向に1/8チ
ップずらしてみて、逆拡散符号56を一定時間出力し、
その時のRSSIデータ54と前回記録したデータを比
較して、その結果で次の位相変更方向を決定する。すな
わち、RSSIデータ値が上昇した場合は次回も同じ方
向に1/8チップずらす。RSSIデータ値が下降した
場合は次回は逆方向に1/8チップずらす。RSSIデ
ータ値に変化が無い場合は次回は位相変化無しとする。
(b3)これを繰り返すことで、同期点から±1/8チ
ップ以内の位相を保持する。
【0012】以上のようなアナログ通信方式をベースに
したスペクトラム拡散通信装置は、デジタル通信方式に
比べて、以下のようなメリットがある。 回路構成や動作が非常に簡単になり、コストも安くな
る。 FM復調器44がディジタル通信方式の復調器に対し
て、受信感度の点で有利であり、通話限界距離を伸ばす
ことができる。 特に音声を伝達するシステムで、音声を符号化する必
要がない為、符号化回路に起因する音声の遅れが発生し
ない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスペクトラム拡散装置では、フェージングや混信な
どの要因で同期誤りが発生したときに、デジタル通信方
式のように受信機側で誤り率を監視することができない
ので、同期誤りを検出しにくいという問題を有してい
た。通信中に同期が外れてしまった場合、同期保持モー
ドのままでは回復できないので、システムは速やかに同
期保持モードから同期捕捉モードに移行して、再び同期
を捕捉することを試みる必要がある。デジタル通信方式
の場合は、受信機で最終的に復調された情報の誤り率を
モニターすることで、容易に同期はずれを検出すること
ができる。しかしアナログ通信方式の場合は、この方法
を用いることは容易ではない。アナログ通信方式の場
合、通信中に情報とは別に専用のデータやトーンを流し
ておいて、受信機側でこれを監視する方法が有るが、情
報とこの同期監視用のデータ等とを切り分ける回路など
が必要となり、コストアップ及びシステムの複雑化につ
ながる。また相関に使うRSSIは、相関値と電界強度
の両方が反映される為、これを同期はずれ検知に用いる
事も困難である。
【0014】このスペクトラム拡散通信装置では、アナ
ログ通信方式をベースとした場合でも、通信中の同期は
ずれを確実に検出して、速やかに同期捕捉モードに移行
することが要求されている。
【0015】本発明は、アナログ通信方式をベースとし
た場合でも、通信中の同期はずれを確実に検出して、速
やかに同期捕捉モードに移行することができるスペクト
ラム拡散通信装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するために
本発明のスペクトラム拡散通信装置は、送信機と受信機
とから成り、スペクトラム拡散通信方式を用いて相手装
置とコードレス接続されるスペクトラム拡散通信装置で
あって、送信機は、情報信号を変調して情報変調信号を
生成するアナログ変調器と、情報変調信号を拡散符号に
より変調してスペクトラム拡散変調信号を生成する拡散
器と、スペクトラム拡散変調信号を高周波拡散変調信号
に変換、増幅するRF送信部と、高周波拡散変調信号を
電波信号として放射する送信アンテナとを有し、受信機
は、電波信号を受信するための受信アンテナと、受信ア
ンテナからの高周波拡散変調信号を増幅するRF受信部
と、スペクトラム拡散された高周波拡散変調信号から情
報変調信号を生成する逆拡散器と、情報変調信号から情
報信号を復調するアナログ復調器と、情報信号から同期
はずれか否かを検出する同期はずれ検出回路とを有する
構成を備えている。
【0017】これにより、アナログ通信方式をベースと
した場合でも、通信中の同期はずれを確実に検出して、
速やかに同期捕捉モードに移行することができるスペク
トラム拡散通信装置が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のスペク
トラム拡散通信装置は、送信機と受信機とから成り、ス
ペクトラム拡散通信方式を用いて相手装置とコードレス
接続されるスペクトラム拡散通信装置であって、送信機
は、情報信号を変調して情報変調信号を生成するアナロ
グ変調器と、情報変調信号を拡散符号により変調してス
ペクトラム拡散変調信号を生成する拡散器と、スペクト
ラム拡散変調信号を高周波拡散変調信号に変換、増幅す
るRF送信部と、高周波拡散変調信号を電波信号として
放射する送信アンテナとを有し、受信機は、電波信号を
受信するための受信アンテナと、受信アンテナからの高
周波拡散変調信号を増幅するRF受信部と、スペクトラ
ム拡散された高周波拡散変調信号から情報変調信号を生
成する逆拡散器と、情報変調信号から情報信号を復調す
るアナログ復調器と、情報信号から同期はずれか否かを
検出する同期はずれ検出回路とを有することとしたもの
であり、アナログ復調器から出力される情報信号に基づ
いて同期はずれ検出回路により通信中の同期はずれが検
出されるという作用を有する。
【0019】請求項2に記載のスペクトラム拡散通信装
置は、請求項1に記載のスペクトラム拡散通信装置にお
いて、同期はずれ検出回路はノイズスケルチ回路である
こととしたものであり、同期はずれ検出回路が簡単な構
成で容易に実現されるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1(a)は本発明の実施の形態1に
よるスペクトラム拡散通信装置を構成する送信機を示す
ブロック図であり、図1(b)は本発明の実施の形態1
によるスペクトラム拡散通信装置を構成する受信機を示
すブロック図である。図1において、送信機1、FM変
調器2、拡散器3、RF送信部4、送信アンテナ5、P
N符号発生器6、受信機11、同期回路12、PN符号
発生器13、FM復調器14、IF部15、A/Dコン
バータ16、逆拡散器17、RF受信部18、受信アン
テナ19は図6における送信機31、FM変調器32、
拡散器33、RF送信部34、送信アンテナ35、PN
符号発生器36、受信機41、同期回路42、PN符号
発生器43、FM復調器44、IF部45、A/Dコン
バータ46、逆拡散器47、RF受信部48、受信アン
テナ49に相当するものであり、その説明は省略する。
また、狭帯域FM信号7、拡散符号8、スペクトラム拡
散変調信号9、RF拡散変調信号(高周波拡散変調信
号)10、スペクトラム拡散変調信号20、狭帯域FM
信号21、中間周波信号22、RSSI電圧23、RS
SIデータ24、位相調整信号25、逆拡散符号26は
図6における狭帯域FM信号37、拡散符号38、スペ
クトラム拡散変調信号39、RF拡散変調信号(高周波
拡散変調信号)40、スペクトラム拡散変調信号50、
狭帯域FM信号51、中間周波信号52、RSSI電圧
53、RSSIデータ54、位相調整信号55、逆拡散
符号56に相当するものである。27は同期はずれ検出
回路としてのノイズスケルチ回路である。なお、本実施
の形態では、拡散符号、逆拡散符号として1.28Mcp
s、127chipsのM系列PN符号を用いている。図1に
示すように、本実施の形態の特徴は、受信機11にノイ
ズスケルチ回路27を有し、ノイズスケルチ回路27の
出力信号(同期はずれ検出信号28)をトリガとして同
期回路12が同期保持モードから同期捕捉モードに戻
り、再同期を試みる動作をすることである。
【0021】以上のように構成されたスペクトラム拡散
通信装置について、その動作を図2〜図4を用いて説明
する。図2はノイズスケルチ回路27を詳細に示す回路
図であり、図3はノイズスケルチ回路27のノイズフィ
ルタ部における入力レベル−25dBm時の周波数特性
を示すグラフ、図4は受信機11への入力レベル(単位
はdBm)に対するノイズスケルチ電圧(単位はV)
(可変抵抗器274の出力電圧)を示すグラフである。
図2において、271はノイズフィルタ部、272は検
波部、273はコンパレータ、274はしきい値を設定
するための可変抵抗器である。また、図4において、S
1は同期はずれ(トラッキング停止状態)を示す特性
線、S2は通常受信時特性を示す特性線である。
【0022】図1において、追加されたノイズスケルチ
回路27は、アナログFM受信機に用いられているもの
と同じ簡単な回路で、実際の回路例を図2に示し、その
ノイズフィルタ周波数特性を図3に示す。図2におい
て、ノイズフィルタ部271はFM復調器14から出力
される検波出力信号(情報信号)からホワイトノイズ成
分として30kHz以上の帯域をフィルタアンプで抜き
出し、検波部272は上記ホワイトノイズ成分のレベル
をDCレベルに検波し、コンパレータ273は設定した
しきい値と上記検波DCレベルとを比較してホワイトノ
イズレベルの大小を判定し、ホワイトノイズレベルが大
きいとき、すなわち上記検波DCレベルが設定しきい値
以上の場合には同期はずれと判定し、ホワイトノイズレ
ベルが小さいとき、すなわち上記検波DCレベルが設定
しきい値より低い場合には同期状態と判定する。
【0023】図2のノイズスケルチ回路27を受信機1
1に追加した時の弱電界特性を図4に示す。ノイズスケ
ルチ回路27のしきい値を設定する可変抵抗器274
は、従来のアナログFM受信機の弱電界判定に用いる場
合と同様に、受信機11の受信感度点(受信機の音声出
力でのS/NがSINAD12dBとなる点)にしきい
値が来るように調整する。このように調整した状態で、
同期追跡の動作を止めて意図的に同期が外れた状態を作
ると、図4の様に、スケルチ電圧は入力信号レベルによ
らず、常にしきい値より高い電圧が得られる。これは、
同期が取れていない状態では、PN成分が逆拡散器17
の出力でも消えずにFM復調器14の出力まで現れる為
である。1.28Mcps・127chipsのPN符号では、
最低周波数成分は約10kHzで、FM検波出力信号に
この10kHzとその整数倍の成分が現われ、同期はず
れの場合、図2のノイズスケルチ回路27では、その出
力レベル(ノイズスケルチ電圧値)が弱電界時のホワイ
トノイズレベルよりも大きくなる。
【0024】ノイズスケルチ電圧値について図5を用い
て説明する。図5(a)は正常に同期している場合を示
す周波数特性図、図5(b)は弱電界の場合を示す周波
数特性図、図5(c)は同期はずれの場合を示す周波数
特性図である。正常に同期している場合は、図5(a)
に示すように、音声信号は300〜3400Hzで帯域
制限されており、ノイズフィルタ部271を通過する信
号はなく、ノイズスケルチ電圧値はゼロとなる。弱電界
の場合は、図5(b)に示すように、ホワイトノイズの
うちノイズフィルタ部271を通過するエネルギー分だ
けがノイズスケルチ電圧値となって現れる。同期はずれ
の場合は、図5(c)に示すように、10kHzおきに
PN成分のエネルギーが現われ、ノイズフィルタ部27
1を通過する30kHz以上の成分がノイズスケルチ電
圧値となって現われる。
【0025】従って、図2のノイズスケルチ回路27の
コンパレータ273の出力レベルが「H」レベル(ノイ
ズ量大)のときは、入力レベルが受信感度以下(弱電
界)であるか、同期が取れていないかのいずれかの状態
を示すことになり、従来のアナログFM受信機同様の電
界強度検知と同期はずれ検知との両方の役割を兼ねるこ
とができる。
【0026】このようなノイズスケルチ回路27のコン
パレータ273の出力レベル(同期はずれ検出信号2
8)を通信中に常にモニタしておき、ある一定時間以上
この同期はずれ検出信号28が「H」レベル(ノイズ量
大)となったときに同期が外れてしまったとみなす。こ
のとき同期回路12は、同期捕捉モードに戻って再同期
を試みる。なお、到達距離限界付近の動作については、
コンパレータ273のしきい値レベルがそのままシステ
ムの限界感度となる。再同期動作を行うまでの時定数
(つまり上記ある一定時間)についてはアプリケーショ
ン毎の使用条件に合わせて最適化する必要がある。
【0027】以上のように本実施の形態では、情報信号
から同期はずれか否かを検出する同期はずれ検出回路で
あるノイズスケルチ回路27を有することにより、FM
復調器14から出力される情報信号に基づいて同期はず
れ検出回路27により通信中の同期はずれを検出するこ
とができるので、アナログ通信方式をベースとした場合
でも、通信中の同期はずれを確実に検出して、速やかに
同期捕捉モードに移行することができる。また、同期は
ずれ検出回路としてノイズスケルチ回路27を採用した
ことにより、同期はずれ検出回路を簡単な構成で容易に
実現することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のスペクトラム拡散通信装置によれば、送信機と受
信機とから成り、スペクトラム拡散通信方式を用いて相
手装置とコードレス接続されるスペクトラム拡散通信装
置であって、送信機は、情報信号を変調して情報変調信
号を生成するアナログ変調器と、情報変調信号を拡散符
号により変調してスペクトラム拡散変調信号を生成する
拡散器と、スペクトラム拡散変調信号を高周波拡散変調
信号に変換、増幅するRF送信部と、高周波拡散変調信
号を電波信号として放射する送信アンテナとを有し、受
信機は、電波信号を受信するための受信アンテナと、受
信アンテナからの高周波拡散変調信号を増幅するRF受
信部と、スペクトラム拡散された高周波拡散変調信号か
ら情報変調信号を生成する逆拡散器と、情報変調信号か
ら情報信号を復調するアナログ復調器と、情報信号から
同期はずれか否かを検出する同期はずれ検出回路とを有
することにより、アナログ復調器から出力される情報信
号に基づいて同期はずれ検出回路により通信中の同期は
ずれを検出することができるので、アナログ通信方式を
ベースとした場合でも、通信中の同期はずれを確実に検
出して、速やかに同期捕捉モードに移行することができ
るという有利な効果が得られる。
【0029】請求項2に記載のスペクトラム拡散通信装
置によれば、請求項1に記載のスペクトラム拡散通信装
置において、同期はずれ検出回路はノイズスケルチ回路
であることにより、同期はずれ検出回路を簡単な構成で
容易に実現することができるという有利な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1によるスペクトラ
ム拡散通信装置を構成する送信機を示すブロック図 (b)本発明の実施の形態1によるスペクトラム拡散通
信装置を構成する受信機を示すブロック図
【図2】ノイズスケルチ回路を詳細に示す回路図
【図3】ノイズスケルチ回路のノイズフィルタ部におけ
る入力レベル−25dBm時の周波数特性を示すグラフ
【図4】受信機への入力レベルに対するノイズスケルチ
電圧を示すグラフ
【図5】(a)正常に同期している場合を示す周波数特
性図 (b)弱電界の場合を示す周波数特性図 (c)同期はずれの場合を示す周波数特性図
【図6】(a)従来のスペクトラム拡散通信装置を構成
する送信機を示すブロック図 (b)従来のスペクトラム拡散通信装置を構成する受信
機を示すブロック図
【符号の説明】 1 送信機 2 FM変調器(アナログ変調器) 3 拡散器 4 RF送信部 5 送信アンテナ 6、13 PN符号発生器 11 受信機 12 同期回路 14 FM復調器(アナログ復調器) 15 IF部 16 A/Dコンバータ 17 逆拡散器 18 RF受信部 19 受信アンテナ 27 ノイズスケルチ回路(同期はずれ検出回路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信機と受信機とから成り、スペクトラム
    拡散通信方式を用いて相手装置とコードレス接続される
    スペクトラム拡散通信装置であって、 前記送信機は、情報信号を変調して情報変調信号を生成
    するアナログ変調器と、前記情報変調信号を拡散符号に
    より変調してスペクトラム拡散変調信号を生成する拡散
    器と、前記スペクトラム拡散変調信号を高周波拡散変調
    信号に変換、増幅するRF送信部と、前記高周波拡散変
    調信号を電波信号として放射する送信アンテナとを有
    し、 前記受信機は、前記電波信号を受信するための受信アン
    テナと、前記受信アンテナからの高周波拡散変調信号を
    増幅するRF受信部と、スペクトラム拡散された前記高
    周波拡散変調信号から前記情報変調信号を生成する逆拡
    散器と、前記情報変調信号から前記情報信号を復調する
    アナログ復調器と、前記情報信号から同期はずれか否か
    を検出する同期はずれ検出回路とを有することを特徴と
    するスペクトラム拡散通信装置。
  2. 【請求項2】前記同期はずれ検出回路はノイズスケルチ
    回路であることを特徴とする請求項1に記載のスペクト
    ラム拡散通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002087141A1 (en) * 2001-04-16 2002-10-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Frame synchronization apparatus and frame synchronization method
JP3532531B2 (ja) 2001-04-25 2004-05-31 松下電器産業株式会社 初期同期装置および方法
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