JP2000201569A - 水浄化装置および水槽装置 - Google Patents
水浄化装置および水槽装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光触媒全体に紫外線を照射しやすくして浄化効
率が高くて小形化が可能な水浄化装置およびこれを用い
た水槽装置を提供する。 【解決手段】被処理水を導入する導入口、処理水を導出
する導出口および処理槽を備えた浄化装置本体の処理槽
内に、フッ素樹脂製のメッシュを基体として基体に光触
媒を担持させてなるフィルタを、被処理水がメッシュの
光触媒に接触しながら通流するように配設するととも
に、フィルタの光触媒物質に紫外線を照射するように紫
外線照射手段を配設した。フィルタがガラス繊維製のメ
ッシュを基体としているので、紫外線がメッシュの間を
通過して紫外線照射手段から遠い位置にある光触媒をも
活性化させることができ、浄化効率を高くできる。メッ
シュは、ガラス繊維製であるから、光触媒によって分解
されることなく、安定しているとともに、被処理水に対
しても悪影響を与えないし、被処理水に対する耐久性に
優れている。
率が高くて小形化が可能な水浄化装置およびこれを用い
た水槽装置を提供する。 【解決手段】被処理水を導入する導入口、処理水を導出
する導出口および処理槽を備えた浄化装置本体の処理槽
内に、フッ素樹脂製のメッシュを基体として基体に光触
媒を担持させてなるフィルタを、被処理水がメッシュの
光触媒に接触しながら通流するように配設するととも
に、フィルタの光触媒物質に紫外線を照射するように紫
外線照射手段を配設した。フィルタがガラス繊維製のメ
ッシュを基体としているので、紫外線がメッシュの間を
通過して紫外線照射手段から遠い位置にある光触媒をも
活性化させることができ、浄化効率を高くできる。メッ
シュは、ガラス繊維製であるから、光触媒によって分解
されることなく、安定しているとともに、被処理水に対
しても悪影響を与えないし、被処理水に対する耐久性に
優れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒物質を担持
したフィルタを用いて水を浄化する水浄化装置およびこ
れを用いた水槽装置に関する。
したフィルタを用いて水を浄化する水浄化装置およびこ
れを用いた水槽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】淡水や海水の鑑賞魚用水槽、水生植物鑑
賞用水槽、養魚用水槽、水族館の観覧用水槽などなどで
魚貝類などの生物を飼育する場合、自然界で生育するの
と違って生育密度が高い。このため、魚貝類の排泄物や
飼料が酸素や微生物により分解されて炭酸ガス、アンモ
ニアなどが生成する。さらに、魚貝類の呼吸代射により
炭酸ガスが、また排泄によりアンモニアがそれぞれ直接
生成される。したがって、水槽内で魚貝類などの水生生
物を飼育する場合には、水が悪化しやすいから、水質の
確保が重要な要素の一つである。
賞用水槽、養魚用水槽、水族館の観覧用水槽などなどで
魚貝類などの生物を飼育する場合、自然界で生育するの
と違って生育密度が高い。このため、魚貝類の排泄物や
飼料が酸素や微生物により分解されて炭酸ガス、アンモ
ニアなどが生成する。さらに、魚貝類の呼吸代射により
炭酸ガスが、また排泄によりアンモニアがそれぞれ直接
生成される。したがって、水槽内で魚貝類などの水生生
物を飼育する場合には、水が悪化しやすいから、水質の
確保が重要な要素の一つである。
【0003】魚貝類の排泄物や飼料による水質の悪化の
原因物質のうちアンモニアを除去または分解するには、
従来からの吸着除去法、オゾン処理法および生物化学的
浄化法に加えて、近時光触媒を用いる方法が提案され、
安価で簡単であることから注目されている。
原因物質のうちアンモニアを除去または分解するには、
従来からの吸着除去法、オゾン処理法および生物化学的
浄化法に加えて、近時光触媒を用いる方法が提案され、
安価で簡単であることから注目されている。
【0004】たとえば、特開平8−228636号にお
いては、ゼオライトに光触媒を担持させてなる吸着剤を
用いることにより、溶存アンモニアの処理能力を高めよ
うとしている。(従来技術1) また、特開平10−272462号においては、酸化チ
タンを含む珪藻土パイプ内に紫外線ランプを配置し、珪
藻土パイプ中に処理水を流通させる浄化装置が開示され
ている。(従来技術2) さらに、特開平9−290165号には、光触媒、磁性
体およびフッ素樹脂の粉末を混合、圧延、裁断して細片
状にした光触媒体を処理水に撹はん混合するとともに、
光照射することにより、汚染物質を酸化分解し、磁気分
離手段によって光触媒体を分離回収することが開示され
ている。(従来技術3)
いては、ゼオライトに光触媒を担持させてなる吸着剤を
用いることにより、溶存アンモニアの処理能力を高めよ
うとしている。(従来技術1) また、特開平10−272462号においては、酸化チ
タンを含む珪藻土パイプ内に紫外線ランプを配置し、珪
藻土パイプ中に処理水を流通させる浄化装置が開示され
ている。(従来技術2) さらに、特開平9−290165号には、光触媒、磁性
体およびフッ素樹脂の粉末を混合、圧延、裁断して細片
状にした光触媒体を処理水に撹はん混合するとともに、
光照射することにより、汚染物質を酸化分解し、磁気分
離手段によって光触媒体を分離回収することが開示され
ている。(従来技術3)
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術1
および2は、不透明な光触媒が高密度で担持されている
と、紫外線を光触媒全体に照射することができなくな
り、光触媒に活性化されない部分が多くなり、処理効率
が低下する。
および2は、不透明な光触媒が高密度で担持されている
と、紫外線を光触媒全体に照射することができなくな
り、光触媒に活性化されない部分が多くなり、処理効率
が低下する。
【0005】また、ゼオライトの吸着作用で汚染物質が
吸着されて光触媒の上に堆積すると、紫外線が汚染物質
によって遮断されてしまい、活性化されなくなるという
問題がある。
吸着されて光触媒の上に堆積すると、紫外線が汚染物質
によって遮断されてしまい、活性化されなくなるという
問題がある。
【0006】さらに、ゼオライトや珪藻土は、成形性お
よび機械的強度に劣るため、所望の形状のフィルタを形
成するのが困難である。
よび機械的強度に劣るため、所望の形状のフィルタを形
成するのが困難である。
【0007】一方、従来技術3は、光触媒粉末のバイン
ダとして用いているフッ素樹脂は、光触媒により分解さ
れることがないが、光触媒、磁性体およびフッ素樹脂を
混合、圧延および裁断により細片状に加工する工程が必
要であり、製造が複雑で高価になる。また、処理水に触
媒を撹はん混合して処理した後に触媒を磁気分離するた
め、装置が複雑、高価化し、規模の大きなものにしか適
用することができない。
ダとして用いているフッ素樹脂は、光触媒により分解さ
れることがないが、光触媒、磁性体およびフッ素樹脂を
混合、圧延および裁断により細片状に加工する工程が必
要であり、製造が複雑で高価になる。また、処理水に触
媒を撹はん混合して処理した後に触媒を磁気分離するた
め、装置が複雑、高価化し、規模の大きなものにしか適
用することができない。
【0008】本発明は、フィルタを改良することによ
り、光触媒全体に紫外線照射をしやすくして浄化効率の
高くて小形化が可能な水浄化装置およびこれを用いた水
槽装置を提供することを目的とする。
り、光触媒全体に紫外線照射をしやすくして浄化効率の
高くて小形化が可能な水浄化装置およびこれを用いた水
槽装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の水浄化
装置は、被処理水を導入する導入口、処理水を導出する
導出口および導入口と導出口との間に位置する処理槽を
備えた浄化装置本体と;ガラス繊維製のメッシュを基体
として基体に光触媒物質を担持させてなり、被処理水が
メッシュの光触媒に接触しながら通流するように浄化装
置本体の処理槽内に配設されたフィルタと;フィルタの
光触媒物質に紫外線を照射するように配設された紫外線
照射手段と;を具備していることを特徴としている。
装置は、被処理水を導入する導入口、処理水を導出する
導出口および導入口と導出口との間に位置する処理槽を
備えた浄化装置本体と;ガラス繊維製のメッシュを基体
として基体に光触媒物質を担持させてなり、被処理水が
メッシュの光触媒に接触しながら通流するように浄化装
置本体の処理槽内に配設されたフィルタと;フィルタの
光触媒物質に紫外線を照射するように配設された紫外線
照射手段と;を具備していることを特徴としている。
【0010】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0011】<浄化装置本体について>浄化装置本体の
処理槽は、その内部で光触媒を処理水に接触させて被処
理水中の汚染物質を分解浄化する。
処理槽は、その内部で光触媒を処理水に接触させて被処
理水中の汚染物質を分解浄化する。
【0012】導入口は、処理槽に被処理水を導入する。
【0013】導出口は、処理槽で光触媒によって浄化処
理された処理水を導出する。
理された処理水を導出する。
【0014】浄化装置本体は、水槽の外部または内部に
設置することができるし、水槽に限定しないで単に水路
中に介在させるのでもよい。
設置することができるし、水槽に限定しないで単に水路
中に介在させるのでもよい。
【0015】また、浄化装置本体の内面を紫外線反射性
に形成することにより、フィルタを通過して処理槽の内
面に到達した紫外線を反射させて再びフィルタを照射さ
せることができ、処理効率を高くすることができる。
に形成することにより、フィルタを通過して処理槽の内
面に到達した紫外線を反射させて再びフィルタを照射さ
せることができ、処理効率を高くすることができる。
【0016】さらに、処理装置本体に被処理水を流通さ
せるために、ポンプを用いることができるが、この場合
ポンプを浄化装置本体に付設してもよいし、水路の途中
に浄化装置本体と分離して配設してもよい。また、ポン
プを用いないで、紫外線照射手段の発生熱による対流を
利用して被処理水を流通させることもできる。
せるために、ポンプを用いることができるが、この場合
ポンプを浄化装置本体に付設してもよいし、水路の途中
に浄化装置本体と分離して配設してもよい。また、ポン
プを用いないで、紫外線照射手段の発生熱による対流を
利用して被処理水を流通させることもできる。
【0017】<フィルタについて>本発明におけるフィ
ルタは、基体と、この基体に担持させた光触媒と、を備
えている。
ルタは、基体と、この基体に担持させた光触媒と、を備
えている。
【0018】基体は、ガラス繊維製であり、しかもメッ
シュを構成している。なお、「メッシュ」とは、網目状
構造体だけでなく、ガラス繊維がウール状に緩く集合し
た構造体など紫外線が透過しやすい隙間の多い構造体を
含む意味である。
シュを構成している。なお、「メッシュ」とは、網目状
構造体だけでなく、ガラス繊維がウール状に緩く集合し
た構造体など紫外線が透過しやすい隙間の多い構造体を
含む意味である。
【0019】光触媒は、光照射を受けると、その光エネ
ルギーを吸収して励起し、電子と正孔とが発生して、光
触媒の表面にある酸素や水分と反応して活性酸素やOH
ラジカルが発生し、これらが有機物質と結合して分解し
て炭酸ガスや水となると考えられている。
ルギーを吸収して励起し、電子と正孔とが発生して、光
触媒の表面にある酸素や水分と反応して活性酸素やOH
ラジカルが発生し、これらが有機物質と結合して分解し
て炭酸ガスや水となると考えられている。
【0020】光触媒を構成する物質は、TiO2、WO
3、LaRhP3、FeTiO3、Fe2O3、CdF
e2O4、SrTiO3、CdSe、GaAs、Ga
P、RuO2、ZnO、CdS、MoS3、LaRhO
3、CdFeO3、Bi2O3、MoS2、In2O
3、CdO、SnO2などである。光触媒を得るには、
これらの半導体物質の一種または複数種を混合して用い
ることができる。
3、LaRhP3、FeTiO3、Fe2O3、CdF
e2O4、SrTiO3、CdSe、GaAs、Ga
P、RuO2、ZnO、CdS、MoS3、LaRhO
3、CdFeO3、Bi2O3、MoS2、In2O
3、CdO、SnO2などである。光触媒を得るには、
これらの半導体物質の一種または複数種を混合して用い
ることができる。
【0021】なお、TiO2、WO3、SrTiO2、
Fe2O3、CdS、MoS3、Bi2O3、MoS
2、In2O3、CdOなどは等価電子帯のレドックス
・ポテンシャルの絶対値が伝導帯のレドックス・ポテン
シャルよりも大きいため、酸化力の方が還元力よりも大
きく、有機化合物の分解による消臭作用、防汚作用また
は抗菌作用に優れている。
Fe2O3、CdS、MoS3、Bi2O3、MoS
2、In2O3、CdOなどは等価電子帯のレドックス
・ポテンシャルの絶対値が伝導帯のレドックス・ポテン
シャルよりも大きいため、酸化力の方が還元力よりも大
きく、有機化合物の分解による消臭作用、防汚作用また
は抗菌作用に優れている。
【0022】また、上記各物質の中で原料コスト面にお
いては、TiO2、Fe2O3およびZnOが優れてい
る。
いては、TiO2、Fe2O3およびZnOが優れてい
る。
【0023】しかし、各種の光触媒物質の中でTiO2
は、光触媒作用が顕著であるとともに、安全で工業的に
合理的な価格で、しかも必要量を入手できるので、最も
有望視されている。
は、光触媒作用が顕著であるとともに、安全で工業的に
合理的な価格で、しかも必要量を入手できるので、最も
有望視されている。
【0024】ところで、TiO2には、その結晶構造と
してアナターゼ形およびルチル形があり、光触媒作用は
アナターゼ形の方が優れているといわれている。
してアナターゼ形およびルチル形があり、光触媒作用は
アナターゼ形の方が優れているといわれている。
【0025】フッ素樹脂製のメッシュからなる基体に光
触媒を担持させるには、たとえばフッ素樹脂をバインダ
として用いて結着させればよい。
触媒を担持させるには、たとえばフッ素樹脂をバインダ
として用いて結着させればよい。
【0026】<紫外線照射手段について>フィルタの光
触媒に紫外線を照射して光触媒を活性化させるために、
紫外線照射手段は必須であるが、紫外線光源としては、
人工光源および自然光源のいずれでもよい。人工光源と
しては、波長400nm以下を含む光を発生するランプ
であれば、どのような動作原理によるものでもよいが、
最も効率よく上記波長域の放射を行うのは放電ランプで
ある。放電ランプとしては、紫外線灯や殺菌線灯に限定
するものではない。たとえば、主発光が可視光であっ
て、一部400nm以下の波長の発光成分を含んでいる
ような放電ランプであってもよい。しかし、光触媒を活
性化させるには、波長400nm以下の光が効果的であ
るから、これらの波長域成分の多い発光を行う放電ラン
プを用いるのが効果的である。
触媒に紫外線を照射して光触媒を活性化させるために、
紫外線照射手段は必須であるが、紫外線光源としては、
人工光源および自然光源のいずれでもよい。人工光源と
しては、波長400nm以下を含む光を発生するランプ
であれば、どのような動作原理によるものでもよいが、
最も効率よく上記波長域の放射を行うのは放電ランプで
ある。放電ランプとしては、紫外線灯や殺菌線灯に限定
するものではない。たとえば、主発光が可視光であっ
て、一部400nm以下の波長の発光成分を含んでいる
ような放電ランプであってもよい。しかし、光触媒を活
性化させるには、波長400nm以下の光が効果的であ
るから、これらの波長域成分の多い発光を行う放電ラン
プを用いるのが効果的である。
【0027】波長400nm以下の光は、一般に紫外線
と称されるが、人体に対して有害な315nm以下と、
同じく無害なそれ以上の波長域とに分かれる。前者はさ
らに200〜280nmをUV−Cと称し、280〜3
15nmをUV−Bと称し、後者はUV−Aと称してい
るが、いずれの波長域の紫外線も種々の応用が行われて
いる。
と称されるが、人体に対して有害な315nm以下と、
同じく無害なそれ以上の波長域とに分かれる。前者はさ
らに200〜280nmをUV−Cと称し、280〜3
15nmをUV−Bと称し、後者はUV−Aと称してい
るが、いずれの波長域の紫外線も種々の応用が行われて
いる。
【0028】ところで、波長400nm以下の紫外線を
主として発生する放電ランプには、主として254nm
の紫外線を発生する殺菌ランプ、主波長が351nmま
たは365nmの紫外線を発生するブラックライトと称
される蛍光ランプの他に、主として300〜400nm
にわたる幅広い波長域の紫外線を発生する蛍光ランプも
ある。
主として発生する放電ランプには、主として254nm
の紫外線を発生する殺菌ランプ、主波長が351nmま
たは365nmの紫外線を発生するブラックライトと称
される蛍光ランプの他に、主として300〜400nm
にわたる幅広い波長域の紫外線を発生する蛍光ランプも
ある。
【0029】一方、自然光源としては、太陽光が最も安
定かつ容易に波長400nm以下の放射を得ることがで
きる。
定かつ容易に波長400nm以下の放射を得ることがで
きる。
【0030】次に、紫外線照射手段としてランプを用い
る場合に、ランプを直接被処理水中に浸漬することがで
きる。また、要すれば、ランプを紫外線透過性の保護チ
ューブに収納したうえで被処理水中に浸漬する構成を採
用してもよい。
る場合に、ランプを直接被処理水中に浸漬することがで
きる。また、要すれば、ランプを紫外線透過性の保護チ
ューブに収納したうえで被処理水中に浸漬する構成を採
用してもよい。
【0031】しかし、紫外線照射手段を被処理水の上方
の空気中に配設してもよい。
の空気中に配設してもよい。
【0032】<本発明の作用につい>)本発明において
は、浄化装置本体の導入口から処理槽に導入された被処
理水が処理槽中を通流している間にフィルタのメッシュ
に担持されている光触媒に接触する。その際に被処理水
中のアンモニアまたはアンモニウムイオンなどの汚染物
質が光触媒によって分解されることにより、被処理水が
浄化されるのである。この場合、フィルタがガラス繊維
製のメッシュを基体としているので、紫外線がメッシュ
の間を通過して紫外線照射手段から遠い位置にある光触
媒をも活性化させることができる。このため、浄化効率
を高くすることができる。
は、浄化装置本体の導入口から処理槽に導入された被処
理水が処理槽中を通流している間にフィルタのメッシュ
に担持されている光触媒に接触する。その際に被処理水
中のアンモニアまたはアンモニウムイオンなどの汚染物
質が光触媒によって分解されることにより、被処理水が
浄化されるのである。この場合、フィルタがガラス繊維
製のメッシュを基体としているので、紫外線がメッシュ
の間を通過して紫外線照射手段から遠い位置にある光触
媒をも活性化させることができる。このため、浄化効率
を高くすることができる。
【0033】もちろん、メッシュは、フッ素樹脂製であ
るから、光触媒によって分解されることなく、安定して
いるとともに、機械的強度も大きい。なお、光触媒をガ
ラス繊維製のメッシュをなす基体に担持させるのに熱可
塑性のフッ素樹脂を用いることにより、基体への付着性
に優れ、しかも光触媒によって分解されないから、耐久
性に優れたフィルタを得ることができる。
るから、光触媒によって分解されることなく、安定して
いるとともに、機械的強度も大きい。なお、光触媒をガ
ラス繊維製のメッシュをなす基体に担持させるのに熱可
塑性のフッ素樹脂を用いることにより、基体への付着性
に優れ、しかも光触媒によって分解されないから、耐久
性に優れたフィルタを得ることができる。
【0034】また、ガラス繊維製のメッシュを板状にす
ることができるから、被処理水の通流方向に対してフィ
ルタを多段に配置することにより、紫外線照射を良好に
維持しながら汚染物質の光触媒との接触確率を高くする
ことができる。これによって処理効率を一層高くするこ
とができる。さらに、メッシュを板状に形成することに
より、ランプまたはランプの保護チューブに挿入するだ
けで支持することもできるから、フィルタの支持が容易
になる。
ることができるから、被処理水の通流方向に対してフィ
ルタを多段に配置することにより、紫外線照射を良好に
維持しながら汚染物質の光触媒との接触確率を高くする
ことができる。これによって処理効率を一層高くするこ
とができる。さらに、メッシュを板状に形成することに
より、ランプまたはランプの保護チューブに挿入するだ
けで支持することもできるから、フィルタの支持が容易
になる。
【0035】さらに、被処理水の通流方向に対してフィ
ルタを直角または適当な角度で交差するように配設する
だけでなく、要すればフィルタの面が被処理水の通流方
向に対して平行に配設することもできる。このようなフ
ィルタの配設態様は、処理槽の内面またはおよびランプ
保護チューブの外面に沿ったフィルタの配設を可能にす
る。このような配設の態様であっても、光触媒への紫外
線照射が良好であるとともに、被処理水の通流時に光触
媒との接触が良好に行われる。
ルタを直角または適当な角度で交差するように配設する
だけでなく、要すればフィルタの面が被処理水の通流方
向に対して平行に配設することもできる。このようなフ
ィルタの配設態様は、処理槽の内面またはおよびランプ
保護チューブの外面に沿ったフィルタの配設を可能にす
る。このような配設の態様であっても、光触媒への紫外
線照射が良好であるとともに、被処理水の通流時に光触
媒との接触が良好に行われる。
【0036】請求項2の発明の水浄化装置は、請求項1
記載の水浄化装置において、フィルタは、それぞれ板状
をなしているとともに、被処理水の通流方向に互いに離
間して多段に配置されていることを特徴としている。
記載の水浄化装置において、フィルタは、それぞれ板状
をなしているとともに、被処理水の通流方向に互いに離
間して多段に配置されていることを特徴としている。
【0037】本発明における板状をなしたフィルタは、
たとえばガラス繊維を編組して適当な網目構造体を形成
したり、ウール状に緩く集合したガラス繊維を板状に圧
迫した構造体を形成して基体とし、この基体に光触媒を
担持させることによって得ることができる。
たとえばガラス繊維を編組して適当な網目構造体を形成
したり、ウール状に緩く集合したガラス繊維を板状に圧
迫した構造体を形成して基体とし、この基体に光触媒を
担持させることによって得ることができる。
【0038】そうして、板状をなしたフィルタは、基体
がメッシュであるから、これを多段に配置しても、通流
する被処理水に対して大きな抵抗にならない一方、各フ
ィルタが互いに離間しているので、汚染物質が光触媒に
接触する確率が大きくなり、これにより浄化能力が向上
する。
がメッシュであるから、これを多段に配置しても、通流
する被処理水に対して大きな抵抗にならない一方、各フ
ィルタが互いに離間しているので、汚染物質が光触媒に
接触する確率が大きくなり、これにより浄化能力が向上
する。
【0039】請求項3の発明の水浄化装置は、請求項1
または2記載の水浄化装置において、被処理水が浄化装
置本体内を通流するように水流を形成する脈動ポンプを
具備していることを特徴としている。
または2記載の水浄化装置において、被処理水が浄化装
置本体内を通流するように水流を形成する脈動ポンプを
具備していることを特徴としている。
【0040】本発明において、「脈動ポンプ」とは、ポ
ンプの作動によって形成される吐出水の水圧が一定でな
く、脈を打つように時間的に変化することを意味する。
脈動ポンプの動作原理は問わないが、たとえば渦流ポン
プ、往復ポンプなど脈動が生じやすいものが適してい
る。
ンプの作動によって形成される吐出水の水圧が一定でな
く、脈を打つように時間的に変化することを意味する。
脈動ポンプの動作原理は問わないが、たとえば渦流ポン
プ、往復ポンプなど脈動が生じやすいものが適してい
る。
【0041】そうして、本発明においては、処理槽に通
流する水流が脈動ポンプによって形成されるので、フィ
ルタが脈動する水流によって揺動するため、光触媒の表
面に分解されない固形物が付着しても振り払われやすく
なり、活性の低下を防止するのに効果的であるととも
に、被処理水中の汚染物質の光触媒への接触確率が高く
なる。
流する水流が脈動ポンプによって形成されるので、フィ
ルタが脈動する水流によって揺動するため、光触媒の表
面に分解されない固形物が付着しても振り払われやすく
なり、活性の低下を防止するのに効果的であるととも
に、被処理水中の汚染物質の光触媒への接触確率が高く
なる。
【0042】請求項4の発明の水浄化装置は、請求項1
ないし3のいずれか一記載の水浄化装置において、紫外
線照射手段は、発光部が被処理水中に浸漬され口金部が
被処理水外に突出して配設される屈曲形状を備えた片口
金形の細長い放電ランプであり;浄化装置本体は、処理
槽が放電ランプの発光部を包囲して細長く形成され、導
入口および導出口が処理槽の長手方向の両端側に離間し
て配設されている;ことを特徴としている。
ないし3のいずれか一記載の水浄化装置において、紫外
線照射手段は、発光部が被処理水中に浸漬され口金部が
被処理水外に突出して配設される屈曲形状を備えた片口
金形の細長い放電ランプであり;浄化装置本体は、処理
槽が放電ランプの発光部を包囲して細長く形成され、導
入口および導出口が処理槽の長手方向の両端側に離間し
て配設されている;ことを特徴としている。
【0043】本発明において、放電ランプが「屈曲形状
を備えている片口金形の細長い」とは、放電路の両端の
一対の電極が同一の片側にあって放電ランプの一端を形
成して、放電路の中間部は多様な屈曲形状を形成して放
電ランプの他端部を形成していることを意味する。屈曲
形状としては、たとえばU字状、M字状、コ字状、蛇行
状などが許容される。
を備えている片口金形の細長い」とは、放電路の両端の
一対の電極が同一の片側にあって放電ランプの一端を形
成して、放電路の中間部は多様な屈曲形状を形成して放
電ランプの他端部を形成していることを意味する。屈曲
形状としては、たとえばU字状、M字状、コ字状、蛇行
状などが許容される。
【0044】また、放電ランプは、その一対の電極が熱
陰極および冷陰極のいずれであってもよい。しかし、電
極が熱陰極であることにより、紫外線発生量を増加でき
る利点がある。熱陰極は、熱電子放出作用を有する陰極
であるが、始動時のモードについては冷陰極スタートモ
ードおよび熱陰極スタートモードのものに分かれる。冷
陰極スタートモードは、始動時は冷陰極として作用する
が、点灯時には熱陰極として作用する。熱陰極スタート
モードは、始動時から熱陰極として作用する。熱陰極ス
タートモードは、直熱形および傍熱形に分かれる。直熱
形は、タングステンなどの金属フィラメントを陰極とし
てこれに直接電流を流して過熱して熱電子放出を行う。
傍熱形は、陰極の中に加熱用のヒータを内蔵して熱電子
放射物質を加熱して熱電子放出を行う。いずれのモード
をでもよい。しかし、加熱のためのフィラメントを用い
ると、前述したように小形化が困難になるために、十分
な薄形化が困難になるが、適度に薄形であればよいな
ら、効果的である。しかし、点灯時に熱陰極モードであ
ればよいなら、たとえば特開平6−267404号公報
に記載されているようなセラミック電極材料を用いるこ
とにより、熱陰極を備えていても放電ランプの小形化が
可能になる。さらに、熱陰極を備えた放電ランプは、電
子放出量が多いので、紫外線発生量を所要に維持してさ
らに可視光を発生するように放電ランプを構成すること
もできる。すなわち、紫外線を効率よく発生する蛍光体
に可視光を発生する蛍光体を混合して放電容器の内面側
に蛍光体層を形成することにより、このような放電ラン
プを容易に得ることができる。可視光を適度に含む放電
ランプを用いることにより、放電ランプの点灯を容易に
確認することができる。また、可視光を用いて水槽内を
照明することもできる。
陰極および冷陰極のいずれであってもよい。しかし、電
極が熱陰極であることにより、紫外線発生量を増加でき
る利点がある。熱陰極は、熱電子放出作用を有する陰極
であるが、始動時のモードについては冷陰極スタートモ
ードおよび熱陰極スタートモードのものに分かれる。冷
陰極スタートモードは、始動時は冷陰極として作用する
が、点灯時には熱陰極として作用する。熱陰極スタート
モードは、始動時から熱陰極として作用する。熱陰極ス
タートモードは、直熱形および傍熱形に分かれる。直熱
形は、タングステンなどの金属フィラメントを陰極とし
てこれに直接電流を流して過熱して熱電子放出を行う。
傍熱形は、陰極の中に加熱用のヒータを内蔵して熱電子
放射物質を加熱して熱電子放出を行う。いずれのモード
をでもよい。しかし、加熱のためのフィラメントを用い
ると、前述したように小形化が困難になるために、十分
な薄形化が困難になるが、適度に薄形であればよいな
ら、効果的である。しかし、点灯時に熱陰極モードであ
ればよいなら、たとえば特開平6−267404号公報
に記載されているようなセラミック電極材料を用いるこ
とにより、熱陰極を備えていても放電ランプの小形化が
可能になる。さらに、熱陰極を備えた放電ランプは、電
子放出量が多いので、紫外線発生量を所要に維持してさ
らに可視光を発生するように放電ランプを構成すること
もできる。すなわち、紫外線を効率よく発生する蛍光体
に可視光を発生する蛍光体を混合して放電容器の内面側
に蛍光体層を形成することにより、このような放電ラン
プを容易に得ることができる。可視光を適度に含む放電
ランプを用いることにより、放電ランプの点灯を容易に
確認することができる。また、可視光を用いて水槽内を
照明することもできる。
【0045】そうして、本発明においては、放電ランプ
を片口金形に構成することにより、受電部を放電ランプ
の一端側へ揃えて被処理水外へ突出させて電気絶縁処理
を容易にすることができるとともに、放電路長を大きく
してランプ電圧を高くし、これによって消費電力を放電
ランプの嵩さの割に大きくすることで紫外線発生量を多
くすることができる。
を片口金形に構成することにより、受電部を放電ランプ
の一端側へ揃えて被処理水外へ突出させて電気絶縁処理
を容易にすることができるとともに、放電路長を大きく
してランプ電圧を高くし、これによって消費電力を放電
ランプの嵩さの割に大きくすることで紫外線発生量を多
くすることができる。
【0046】また、浄化装置本体の処理槽を放電ランプ
の発光部を包囲して細長く形成することにより、フィル
タの光触媒全体に紫外線を照射しやすくなる。たとえ
ば、フィルタを処理槽の内面に沿って筒状に屈曲させて
配設することができる。また、放電ランプの発光部の周
囲に中心に放電ランプの挿通口を備えた山傘状に成形し
たフィルタを同心的に、しかもその複数を互いに離間し
て多段に配設することができる。
の発光部を包囲して細長く形成することにより、フィル
タの光触媒全体に紫外線を照射しやすくなる。たとえ
ば、フィルタを処理槽の内面に沿って筒状に屈曲させて
配設することができる。また、放電ランプの発光部の周
囲に中心に放電ランプの挿通口を備えた山傘状に成形し
たフィルタを同心的に、しかもその複数を互いに離間し
て多段に配設することができる。
【0047】請求項5の発明の水槽装置は、水槽本体
と;水槽本体内の水を被処理水として浄化するように配
設された請求項1ないし4のいずれか一記載の水浄化装
置と;を具備していることを特徴としている。
と;水槽本体内の水を被処理水として浄化するように配
設された請求項1ないし4のいずれか一記載の水浄化装
置と;を具備していることを特徴としている。
【0048】水浄化装置は、水槽本体に対してその内部
に配設する態様、水槽本体の外部に一体的に配設する態
様および水槽本体とは水の循環経路でのみ接続してい
て、水槽本体とは別体として配設する態様のいずれであ
ってもよい。また、水浄化装置が水槽本体の内部に配設
される態様の場合、水浄化装置を水槽の水中に浸漬させ
てもよいし、水面に浮かせてもよいし、さらには水槽内
の水面から上に配設させてもよい。
に配設する態様、水槽本体の外部に一体的に配設する態
様および水槽本体とは水の循環経路でのみ接続してい
て、水槽本体とは別体として配設する態様のいずれであ
ってもよい。また、水浄化装置が水槽本体の内部に配設
される態様の場合、水浄化装置を水槽の水中に浸漬させ
てもよいし、水面に浮かせてもよいし、さらには水槽内
の水面から上に配設させてもよい。
【0049】また、水槽に対して複数の水浄化装置を並
列的に、または直列的に接続して用いることができる。
列的に、または直列的に接続して用いることができる。
【0050】さらに、水浄化装置の浄化能力に余裕があ
れば、複数の水槽の水を同時に浄化することも許容され
る。
れば、複数の水槽の水を同時に浄化することも許容され
る。
【0051】請求項6の発明の水槽装置は、請求項5記
載の水槽装置において、水浄化装置は、導入口が相対的
に下層で、導出口が相対的に上層になるよう水槽本体内
において水中に浸漬された状態で作動するように構成さ
れていることを特徴としている。
載の水槽装置において、水浄化装置は、導入口が相対的
に下層で、導出口が相対的に上層になるよう水槽本体内
において水中に浸漬された状態で作動するように構成さ
れていることを特徴としている。
【0052】本発明においては、処理槽内に充満してい
る被処理水がフィルタの光触媒に接触して汚染物質が分
解されると同時に、被処理水は放電ランプの発生熱によ
り加熱されるので、膨張して比重が小さくなることによ
り、処理槽内に下から上に向かう被処理水の対流が生じ
る。このため、処理槽内を上昇した処理水は、導出口か
ら水槽内に排出される。また、これと同時に導入口から
被処理水が導入されて処理槽内に進入し、すなわち水槽
内の水が水浄化装置を通過する循環が行われて、フィル
タの光触媒に接触して汚染物質が分解されて浄化が行わ
れる。以上の動作が放電ランプの点灯中連続的に行われ
るから、ポンプなどの強制的に処理槽に被処理水を供給
する駆動手段が不要になる。
る被処理水がフィルタの光触媒に接触して汚染物質が分
解されると同時に、被処理水は放電ランプの発生熱によ
り加熱されるので、膨張して比重が小さくなることによ
り、処理槽内に下から上に向かう被処理水の対流が生じ
る。このため、処理槽内を上昇した処理水は、導出口か
ら水槽内に排出される。また、これと同時に導入口から
被処理水が導入されて処理槽内に進入し、すなわち水槽
内の水が水浄化装置を通過する循環が行われて、フィル
タの光触媒に接触して汚染物質が分解されて浄化が行わ
れる。以上の動作が放電ランプの点灯中連続的に行われ
るから、ポンプなどの強制的に処理槽に被処理水を供給
する駆動手段が不要になる。
【0053】しかし、放電ランプの発生熱による対流作
用によって水槽中の水温が上昇する場合であって、それ
が不都合な場合には、適当な冷却手段を併用することが
できる。
用によって水槽中の水温が上昇する場合であって、それ
が不都合な場合には、適当な冷却手段を併用することが
できる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0055】図1は、本発明の水浄化装置の第1の実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【0056】図2は、同じく要部拡大断面図である。
【0057】図3は、同じくフィルタを示す要部拡大正
面図である。
面図である。
【0058】各図において、1は浄化装置本体、2はフ
ィルタ、3は紫外線照射手段である。
ィルタ、3は紫外線照射手段である。
【0059】(浄化装置本体1について)浄化装置本体
1は、導入口1a、導出口1bおよび処理槽1cを備え
ている。導入口1aは、処理槽1cの一端に配設されて
いる。
1は、導入口1a、導出口1bおよび処理槽1cを備え
ている。導入口1aは、処理槽1cの一端に配設されて
いる。
【0060】導出口1bは、処理槽1cの他端に配設さ
れている。
れている。
【0061】処理槽1cは、円筒状をなす胴部1c1、
一対の端板1c2、1c2および紫外線透過性保護チュ
ーブ1c3からなる。一対の端板1c2、1c2は、胴
部1c1の両端を水密に閉塞している。また、端板の中
心部には、円形の孔が形成されており、各端板1c2の
それぞれの孔の間紫外線透過性保護チューブ1c3が水
密に装着されている。以上の構造により、処理槽1cは
円筒状をなした密閉形の構成である。
一対の端板1c2、1c2および紫外線透過性保護チュ
ーブ1c3からなる。一対の端板1c2、1c2は、胴
部1c1の両端を水密に閉塞している。また、端板の中
心部には、円形の孔が形成されており、各端板1c2の
それぞれの孔の間紫外線透過性保護チューブ1c3が水
密に装着されている。以上の構造により、処理槽1cは
円筒状をなした密閉形の構成である。
【0062】導入口1aは、一方の端板1c2に水密に
取り付けられ、導出口1bは、他方の端板1c2に取り
付けられている。
取り付けられ、導出口1bは、他方の端板1c2に取り
付けられている。
【0063】また、処理槽1cの内面は、紫外線反射性
に形成されている。
に形成されている。
【0064】(フィルタ2について)フィルタ2は、図
3に示すように、基体2aおよび光触媒2bからなる。
3に示すように、基体2aおよび光触媒2bからなる。
【0065】基体2aは、ガラス繊維製のメッシュから
なる。メッシュは、ガラス繊維を編組して網目構造にし
たものを用いている。
なる。メッシュは、ガラス繊維を編組して網目構造にし
たものを用いている。
【0066】光触媒2bは、酸化チタンを主体として構
成されており、基体2aのメッシュに熱可塑性のフッ素
樹脂を主体とするバインダによって担持されている。
成されており、基体2aのメッシュに熱可塑性のフッ素
樹脂を主体とするバインダによって担持されている。
【0067】また、フィルタ2は、特に図2に詳細に示
すように、中心に紫外線透過性保護チューブ1c3の挿
通口2cを備えた山傘状をなしていて、その複数が互い
に離間して紫外線透過性保護チューブ1c3に挿通され
ることによって、処理槽1c内に配設されている。
すように、中心に紫外線透過性保護チューブ1c3の挿
通口2cを備えた山傘状をなしていて、その複数が互い
に離間して紫外線透過性保護チューブ1c3に挿通され
ることによって、処理槽1c内に配設されている。
【0068】フィルタ2を簡単に山傘状にするには、以
下にようにすればよい。
下にようにすればよい。
【0069】すなわち、予め光触媒を担持させたフィル
タ生地を円盤状に打ち抜く。
タ生地を円盤状に打ち抜く。
【0070】次に、円盤の中心に紫外線透過性チューブ
の径より小さい透光を形成するとともに、透光の周囲に
放射状の好ましくは3個以上の切れ目を入れてフィルタ
2を形成する。
の径より小さい透光を形成するとともに、透光の周囲に
放射状の好ましくは3個以上の切れ目を入れてフィルタ
2を形成する。
【0071】最後に、このフィルタ2を紫外線透過性チ
ューブ1c3に圧入すると、フィルタ2は山傘状に変形
した状態で紫外線透過性チューブ1c3に係止される。
ューブ1c3に圧入すると、フィルタ2は山傘状に変形
した状態で紫外線透過性チューブ1c3に係止される。
【0072】(紫外線照射手段3について)紫外線照射
手段3は、直管形殺菌ランプからなり、紫外線透過性チ
ューブ1c3内に配設されている。そして、点灯によっ
て発生する紫外線は、紫外線透過性チューブ1c3を透
過してフィルタ2を照射する。
手段3は、直管形殺菌ランプからなり、紫外線透過性チ
ューブ1c3内に配設されている。そして、点灯によっ
て発生する紫外線は、紫外線透過性チューブ1c3を透
過してフィルタ2を照射する。
【0073】(動作について)紫外線照射手段3を点灯
して、配管およびポンプ(いずれも図示しない。)を介
して水槽内の水すなわち被処理水を浄化装置本体1の導
入口1aから導入すると、被処理水は多段に配設された
複数のフィルタ2のメッシュの間を通過しながら処理槽
1cの内部を通流していく。フィルタ2の基体2aであ
るメッシュに担持された光触媒2bは、紫外線照射手段
3によって紫外線照射を受けて活性化しているので、被
処理水の通流過程で汚染物質が光触媒に接触すると、酸
化して分解され、被処理水は浄化される。
して、配管およびポンプ(いずれも図示しない。)を介
して水槽内の水すなわち被処理水を浄化装置本体1の導
入口1aから導入すると、被処理水は多段に配設された
複数のフィルタ2のメッシュの間を通過しながら処理槽
1cの内部を通流していく。フィルタ2の基体2aであ
るメッシュに担持された光触媒2bは、紫外線照射手段
3によって紫外線照射を受けて活性化しているので、被
処理水の通流過程で汚染物質が光触媒に接触すると、酸
化して分解され、被処理水は浄化される。
【0074】光触媒は、フィルタ2が山傘状をなしてい
るので、紫外線照射手段3によって各フィルタのほぼ全
面にわたり紫外線が照射される図4は、本発明の水浄化
装置の第2の実施形態を示す一部断面正面図である。
るので、紫外線照射手段3によって各フィルタのほぼ全
面にわたり紫外線が照射される図4は、本発明の水浄化
装置の第2の実施形態を示す一部断面正面図である。
【0075】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0076】本実施形態は、脈動ポンプ4を具備してい
る点で異なる。
る点で異なる。
【0077】すなわち、浄化装置本体1の導入口1aを
渦流ポンプからなる脈動ポンプ4の吐出口4aに接続
し、吸水口4bを水槽(図示しない。)に接続するよう
に構成している。したがって、浄化装置本体1の導出口
1bは、浄化した処理水を水槽に戻すように水槽に接続
される。
渦流ポンプからなる脈動ポンプ4の吐出口4aに接続
し、吸水口4bを水槽(図示しない。)に接続するよう
に構成している。したがって、浄化装置本体1の導出口
1bは、浄化した処理水を水槽に戻すように水槽に接続
される。
【0078】そうして、本実施形態においては、脈動ポ
ンプ4によって水槽内の被処理水を導入口1aを経由し
て処理装置1に送り込むので、吐出水の水圧が脈動する
のに伴ってフィルタ2が振動する。フィルタ2が振動す
るので、光触媒に付着した固形物が振り落とされ、光触
媒作用の低下を防止するとともに、汚染物質の光触媒と
の接触確率を向上する。
ンプ4によって水槽内の被処理水を導入口1aを経由し
て処理装置1に送り込むので、吐出水の水圧が脈動する
のに伴ってフィルタ2が振動する。フィルタ2が振動す
るので、光触媒に付着した固形物が振り落とされ、光触
媒作用の低下を防止するとともに、汚染物質の光触媒と
の接触確率を向上する。
【0079】図5は、本発明の水浄化装置の第3の実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【0080】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0081】本実施形態は、処理槽1c、フィルタ2お
よび紫外線照射手段3が異なる。
よび紫外線照射手段3が異なる。
【0082】すなわち、処理槽1cは、上面が開放して
いる開放形の構成である。
いる開放形の構成である。
【0083】フィルタ2は、ガラス繊維ウール状に比較
的粗い密度に集合させてなるメッシュの基体に光触媒を
熱可塑性のフッ素樹脂をバインダとして担持させた構成
であり、処理槽1c内に収納している。
的粗い密度に集合させてなるメッシュの基体に光触媒を
熱可塑性のフッ素樹脂をバインダとして担持させた構成
であり、処理槽1c内に収納している。
【0084】紫外線照射手段3は、直管形殺菌ランプか
らなる点では第1の実施形態と同様であるが、被処理水
の上方に位置するように、処理槽1cの蓋を兼ねた反射
板3aに支持されている。
らなる点では第1の実施形態と同様であるが、被処理水
の上方に位置するように、処理槽1cの蓋を兼ねた反射
板3aに支持されている。
【0085】図6は、本発明の水浄化装置の第4の実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【0086】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0087】本実施形態は、被処理水中に浸漬して使用
するように構成している点で異なる。
するように構成している点で異なる。
【0088】すなわち、浄化装置本体1は、円筒状をな
し、下端面に導入口1aが形成され、多端部近傍の側面
に導出口1bが形成されている。そして、導入生口1a
の内部側にメカニカルフィルタ5が配設されて、比較的
大きな固形物が処理槽1cの内部に進入しないようにな
っている。
し、下端面に導入口1aが形成され、多端部近傍の側面
に導出口1bが形成されている。そして、導入生口1a
の内部側にメカニカルフィルタ5が配設されて、比較的
大きな固形物が処理槽1cの内部に進入しないようにな
っている。
【0089】フィルタ2は、図3に示すような網目構造
体からなるフッ素樹脂の基体2aに光触媒2bを担持さ
せたものを基体の弾力に抗して円筒状に湾曲させて処理
槽1cの内面に添接させることにより支持されている。
体からなるフッ素樹脂の基体2aに光触媒2bを担持さ
せたものを基体の弾力に抗して円筒状に湾曲させて処理
槽1cの内面に添接させることにより支持されている。
【0090】紫外線照射手段3は、U字状に屈曲した殺
菌ランプからなり、処理槽1cのほぼ中心を長手方向に
沿ってパッキング6によって口金側の基端部で支持され
ている。
菌ランプからなり、処理槽1cのほぼ中心を長手方向に
沿ってパッキング6によって口金側の基端部で支持され
ている。
【0091】パッキング6は、処理槽1cの上端側にお
いて導出口1bより上の部分に装着されて紫外線照射手
段3を支持する他、処理槽1c内を処理槽主体部1c4
と電装部1c5とに水密に区分している。
いて導出口1bより上の部分に装着されて紫外線照射手
段3を支持する他、処理槽1c内を処理槽主体部1c4
と電装部1c5とに水密に区分している。
【0092】処理槽主体部1c4には、フィルタ2およ
び紫外線発生手段3の発光部が収納されている。
び紫外線発生手段3の発光部が収納されている。
【0093】また、紫外線照射手段3の基端部には高周
波点灯装置7が配設されている。
波点灯装置7が配設されている。
【0094】高周波点灯装置7は、電源コード8を介し
て電源から給電される。電源コード8は、ブッシュ9を
介して絶縁および防水的に電装部1c5から外部へ導出
されている。
て電源から給電される。電源コード8は、ブッシュ9を
介して絶縁および防水的に電装部1c5から外部へ導出
されている。
【0095】電装部1c5には、パッキング6により遮
断されているので水槽内からの水の進入はなく、また紫
外線照射手段3の口金側の基端部および高周波点灯装置
7を含む電装部品が収納されている。
断されているので水槽内からの水の進入はなく、また紫
外線照射手段3の口金側の基端部および高周波点灯装置
7を含む電装部品が収納されている。
【0096】そうして、浄化装置本体1は、水槽中に導
出口1bの上までが浸漬された状態で使用されるので、
導入口1aおよび導出口1bから水槽の水が進入して処
理槽1c内入っている。
出口1bの上までが浸漬された状態で使用されるので、
導入口1aおよび導出口1bから水槽の水が進入して処
理槽1c内入っている。
【0097】最初、紫外線照射手段3が点灯していない
か、点灯直後の状態においては、処理槽主体部1c4内
に水流は生じていない。
か、点灯直後の状態においては、処理槽主体部1c4内
に水流は生じていない。
【0098】次に、紫外線照射手段3が点灯して紫外線
をフィルタ2の照射するとともに、温度上昇すると、処
理槽内の水が加熱されて温度上昇するのに伴って処理槽
1c内を上昇する対流を生じて導出口1bから水槽中に
排出される。これと同時に導出口1aからメカニカルフ
ィルタ5を通過して相対的に冷えた水が進入する。水が
処理槽1cの内部を上へ移動する過程でフィルタ2の光
触媒に被処理水中の汚染物質が接触して分解され浄化が
行われる。すなわち、本実施形態においては、被処理中
の温度上昇に伴って生じる対流を利用して被処理水を循
環させるので、ポンプなどの格別の水流発生手段を具備
する必要がなく、構造の簡素化を図るのに好都合であ
る。
をフィルタ2の照射するとともに、温度上昇すると、処
理槽内の水が加熱されて温度上昇するのに伴って処理槽
1c内を上昇する対流を生じて導出口1bから水槽中に
排出される。これと同時に導出口1aからメカニカルフ
ィルタ5を通過して相対的に冷えた水が進入する。水が
処理槽1cの内部を上へ移動する過程でフィルタ2の光
触媒に被処理水中の汚染物質が接触して分解され浄化が
行われる。すなわち、本実施形態においては、被処理中
の温度上昇に伴って生じる対流を利用して被処理水を循
環させるので、ポンプなどの格別の水流発生手段を具備
する必要がなく、構造の簡素化を図るのに好都合であ
る。
【0099】図7は、本発明の水浄化装置の第5の実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【0100】図において、図6と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0101】本実施形態は、水槽への取付手段を備えて
いる点で異なる。
いる点で異なる。
【0102】すなわち、水槽10の上縁に係止する係止
腕11および姿勢補正用凸子12を浄化装置本体1の背
面に形成している。なお、水槽10の上縁には金属枠1
0aが装着されている。
腕11および姿勢補正用凸子12を浄化装置本体1の背
面に形成している。なお、水槽10の上縁には金属枠1
0aが装着されている。
【0103】そうして、水槽10の上縁に金属枠10a
が装着されていても、係止腕11は金属枠10aに係止
可能なように形成されており、姿勢補正用凸子12は水
槽10のガラス板部分の内面に当接するので、浄化装置
本体1は正立状態で所定位置に取り付けられる。
が装着されていても、係止腕11は金属枠10aに係止
可能なように形成されており、姿勢補正用凸子12は水
槽10のガラス板部分の内面に当接するので、浄化装置
本体1は正立状態で所定位置に取り付けられる。
【0104】図8は、本発明の水浄化装置の第6の実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【0105】図において、図6と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0106】本実施形態は気泡による水流発生手段13
を備えている点で異なる。
を備えている点で異なる。
【0107】すなわち、浄化装置本体1の処理槽1cの
上端部に区分された電装部1c5内にエアーポンプ13
aを配設して、エアーポンプ13aからな圧縮空気を、
処理槽主体部1c3の下端部近傍まで延在させたエアー
チューブ13bの先端から吹き出すようにして水流発生
手段13を構成している。
上端部に区分された電装部1c5内にエアーポンプ13
aを配設して、エアーポンプ13aからな圧縮空気を、
処理槽主体部1c3の下端部近傍まで延在させたエアー
チューブ13bの先端から吹き出すようにして水流発生
手段13を構成している。
【0108】そうして、エアーチューブ13bの先端か
ら空気を吹き出すと、吹き出された空気は、多数の気泡
になって処理槽1cの上方に移動し、導出口1bから水
槽内に吹き出す。これに伴って、処理槽1c内には上方
へ向かう水流が生じるとともに、気泡を形成している空
気中の酸素の一部は被処理水中に溶解して溶存酸素濃度
を高める。
ら空気を吹き出すと、吹き出された空気は、多数の気泡
になって処理槽1cの上方に移動し、導出口1bから水
槽内に吹き出す。これに伴って、処理槽1c内には上方
へ向かう水流が生じるとともに、気泡を形成している空
気中の酸素の一部は被処理水中に溶解して溶存酸素濃度
を高める。
【0109】このようにして、処理槽1c中に水流が生
じるので、水槽中の水が循環されながら浄化が行われ
る。
じるので、水槽中の水が循環されながら浄化が行われ
る。
【0110】また、気泡の吹き出しにより、魚貝類に必
要な酸素補給が行われる。
要な酸素補給が行われる。
【0111】さらに、気泡が処理槽1c中を上方へ移動
する際に、フィルタ2の光触媒の表面にたとえ分解され
ない固形物が付着したとしても、気泡と水の交互接触に
よって振るい落とされやすくなる。
する際に、フィルタ2の光触媒の表面にたとえ分解され
ない固形物が付着したとしても、気泡と水の交互接触に
よって振るい落とされやすくなる。
【0112】なお、紫外線は、気泡によって殆ど減衰し
ないので、光触媒作用に悪影響はない。
ないので、光触媒作用に悪影響はない。
【0113】図9は、本発明の水浄化装置の第7の実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【0114】図において、図6と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0115】本実施形態は、フィルタ2が異なる。
【0116】すなわち、フィルタ2は、螺旋状に成形さ
れており、紫外線照射手段3を水密に包囲する紫外線透
過性チューブ14の外側面に装着されている。もちろ
ん、フィルタ2は、基体を構成するガラス繊維からなる
メッシュに光触媒を担持させている。
れており、紫外線照射手段3を水密に包囲する紫外線透
過性チューブ14の外側面に装着されている。もちろ
ん、フィルタ2は、基体を構成するガラス繊維からなる
メッシュに光触媒を担持させている。
【0117】紫外線透過性チューブ14は、有底筒状を
なしており、開放端部をパッキング6に水密に支持する
ことにより処理槽1c中に保持されている。
なしており、開放端部をパッキング6に水密に支持する
ことにより処理槽1c中に保持されている。
【0118】そうして、本実施形態においては、紫外線
照射手段3である放電ランプの点灯により被処理水の温
度上昇によって上方へ移動する水流を生じるが、フィル
タ2のメッシュの間を通過する流れと、フィルタ2の螺
旋面に沿った流れとが生じる。
照射手段3である放電ランプの点灯により被処理水の温
度上昇によって上方へ移動する水流を生じるが、フィル
タ2のメッシュの間を通過する流れと、フィルタ2の螺
旋面に沿った流れとが生じる。
【0119】光触媒を担持する基体のメッシュを相対的
に小さく設定することにより、被処理水はフィルタ2の
螺旋面に沿って螺旋を描きながら導入口1aから導出口
1bへ移動する流れの占める割合が多くなる。
に小さく設定することにより、被処理水はフィルタ2の
螺旋面に沿って螺旋を描きながら導入口1aから導出口
1bへ移動する流れの占める割合が多くなる。
【0120】反対に、基体のメッシュを相対的に大きく
設定することにより、メッシュの間を通過する流れの割
合が多くなる。
設定することにより、メッシュの間を通過する流れの割
合が多くなる。
【0121】上記のいずれの態様においても、被処理水
の光触媒との接触は十分に得られ、浄化処理の高い効率
が高くなる。
の光触媒との接触は十分に得られ、浄化処理の高い効率
が高くなる。
【0122】図10は、本発明の水浄化装置の第8の実
施形態を示す断面図である。
施形態を示す断面図である。
【0123】図において、図8と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0124】本実施形態は、水槽内に浮遊するように構
成した点で異なる。
成した点で異なる。
【0125】すなわち、処理槽1cの電装部1c5の径
を拡大することにより、電装部1c5の容積を大きくし
てフロートを兼ねさせたものである。
を拡大することにより、電装部1c5の容積を大きくし
てフロートを兼ねさせたものである。
【0126】したがって、本実施形態の水浄化装置を水
槽中に投入すると、フロートの部分を水上に出し、処理
槽主体部1c4が水中に垂下して水槽中を浮遊する。
槽中に投入すると、フロートの部分を水上に出し、処理
槽主体部1c4が水中に垂下して水槽中を浮遊する。
【0127】なお、処理槽主体部1c4が軽い場合には
下部に重りを付設すればよい。
下部に重りを付設すればよい。
【0128】そうして、本実施形態においては、水槽の
大きさおよび構造の如何にかかわらず適応性が高い水浄
化装置を得ることができる。
大きさおよび構造の如何にかかわらず適応性が高い水浄
化装置を得ることができる。
【0129】図11は、本発明の水浄化装置の第9の実
施形態を示す断面図である。
施形態を示す断面図である。
【0130】図において、図10と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0131】本実施形態は、横置き状態で水槽内に浮遊
するように構成した点で異なる。
するように構成した点で異なる。
【0132】すなわち、角柱状の処理槽1cの内部を水
密の隔壁1dによって長手方向に沿って上下に2分し
て、下半部を処理槽主体部1c4とし、上半部をフロー
トを兼ねた電装部1c5としたものである。そして、処
理槽主体部1c4の一端に下向きに導入口1aを、また
他端に下向きに導出口1bを、それぞれ配設している。
密の隔壁1dによって長手方向に沿って上下に2分し
て、下半部を処理槽主体部1c4とし、上半部をフロー
トを兼ねた電装部1c5としたものである。そして、処
理槽主体部1c4の一端に下向きに導入口1aを、また
他端に下向きに導出口1bを、それぞれ配設している。
【0133】紫外線発生手段3は、全体としてU字状を
なしているが、口金側の基端部近傍でさらに直角に折曲
されて、長手方向に沿った図に示す断面において逆L字
状をなしている。
なしているが、口金側の基端部近傍でさらに直角に折曲
されて、長手方向に沿った図に示す断面において逆L字
状をなしている。
【0134】水流発生手段13は、モーター13cおよ
びこれによって駆動されるプロペラ13dから構成され
ており、プロペラ13dは導入口1aに近接位置に配設
されている。なお、14はプロペラ軸が回転自在に挿通
している防水ブッシュである。
びこれによって駆動されるプロペラ13dから構成され
ており、プロペラ13dは導入口1aに近接位置に配設
されている。なお、14はプロペラ軸が回転自在に挿通
している防水ブッシュである。
【0135】フィルタ2は、処理槽主体部1c4の横断
面四角形の紫外線反射性の内面に沿って配設されてい
る。
面四角形の紫外線反射性の内面に沿って配設されてい
る。
【0136】そうして、本実施形態においては、電装部
1c5をフロートとして処理槽主体部1c4が水槽内の
水面近くに横置き状態で水没してプロペラ13dの回転
によって生じる水流が導入口1aから被処理水を処理槽
主体部1c4内に導入して、フィルタ2の光触媒によっ
て浄化処理してから、導出口1bから水槽内に戻す。
1c5をフロートとして処理槽主体部1c4が水槽内の
水面近くに横置き状態で水没してプロペラ13dの回転
によって生じる水流が導入口1aから被処理水を処理槽
主体部1c4内に導入して、フィルタ2の光触媒によっ
て浄化処理してから、導出口1bから水槽内に戻す。
【0137】本実施形態においては、水浄化装置が横置
き状態で水槽内に水面近傍に浮遊しながら水を浄化する
ので、水槽内の水深が浅い場合であっても問題なく使用
することができる。
き状態で水槽内に水面近傍に浮遊しながら水を浄化する
ので、水槽内の水深が浅い場合であっても問題なく使用
することができる。
【0138】図12は、本発明の水槽装置の第1の実施
形態を示す概念的正面図である。
形態を示す概念的正面図である。
【0139】図において、21は水槽、22は水浄化装
置、23は吸水ホース、24はメカニカルフィルタ、2
5は吐水ホースである。
置、23は吸水ホース、24はメカニカルフィルタ、2
5は吐水ホースである。
【0140】水浄化装置22は、図4に示すものと同一
構造であり、水槽21とは離間して配設されている。
構造であり、水槽21とは離間して配設されている。
【0141】吸水ホース23は、先端が水槽21内に挿
入され、基端が渦流ポンプからなる脈流ポンプ4の吸水
口4bに接続して、水槽21内から被処理水を吸水して
水浄化装置22に給水する。
入され、基端が渦流ポンプからなる脈流ポンプ4の吸水
口4bに接続して、水槽21内から被処理水を吸水して
水浄化装置22に給水する。
【0142】メカニカルフィルタ24は、吸水ホース2
3の先端に配設されて、比較的大きな固形物をろ過して
水浄化装置22に入らないように阻止する。
3の先端に配設されて、比較的大きな固形物をろ過して
水浄化装置22に入らないように阻止する。
【0143】吐水ホース25は、先端が水槽21内に挿
入され、基端が水浄化装置22の導出口1bに接続され
て浄化済みの処理水を水槽21内に戻す。
入され、基端が水浄化装置22の導出口1bに接続され
て浄化済みの処理水を水槽21内に戻す。
【0144】図13は、本発明の水槽装置の第2の実施
形態を示す概念的正面図である。
形態を示す概念的正面図である。
【0145】図において、図12と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0146】本実施形態は、水浄化装置22が図6に示
すのと基本的に同様な構造である点で異なる。
すのと基本的に同様な構造である点で異なる。
【0147】すなわち、水浄化装置22は、起立状態で
水槽21内に浸漬されて使用に供される。そして、水槽
21に対して浸漬深さおよび姿勢を固定するために、背
面に吸盤22aが取り付けられており、水槽21の内壁
面に吸着されるように構成されている。
水槽21内に浸漬されて使用に供される。そして、水槽
21に対して浸漬深さおよび姿勢を固定するために、背
面に吸盤22aが取り付けられており、水槽21の内壁
面に吸着されるように構成されている。
【0148】
【発明の効果】請求項1ないし4の各発明によれば、導
入口、導出口および処理槽を備えた浄化装置本体の処理
槽内にガラス繊維製のメッシュを基体として基体に光触
媒を担持させてなるフィルタを配設して、被処理水がフ
ィルタのメッシュの光触媒に接触しながら処理槽内を通
流するようにするとともに、光触媒に紫外線を照射する
紫外線照射手段を配設したことにより、紫外線がメッシ
ュの間を通過して紫外線照射手段から遠い位置にある光
触媒をも活性化させ光触媒全体を活性化しやすくなり、
浄化効率を高くして装置の小形化を可能にするととも
に、フィルタがガラス繊維の基体に光触媒を担持させて
なるので、基体が紫外線によって分解されることがない
ばかりか、被処理水に対しても悪影響を与えないし、ま
た被処理水に対する耐久性に優れる水浄化装置を提供す
ることができる。
入口、導出口および処理槽を備えた浄化装置本体の処理
槽内にガラス繊維製のメッシュを基体として基体に光触
媒を担持させてなるフィルタを配設して、被処理水がフ
ィルタのメッシュの光触媒に接触しながら処理槽内を通
流するようにするとともに、光触媒に紫外線を照射する
紫外線照射手段を配設したことにより、紫外線がメッシ
ュの間を通過して紫外線照射手段から遠い位置にある光
触媒をも活性化させ光触媒全体を活性化しやすくなり、
浄化効率を高くして装置の小形化を可能にするととも
に、フィルタがガラス繊維の基体に光触媒を担持させて
なるので、基体が紫外線によって分解されることがない
ばかりか、被処理水に対しても悪影響を与えないし、ま
た被処理水に対する耐久性に優れる水浄化装置を提供す
ることができる。
【0149】請求項2の発明によれば、加えてフィルタ
が板状をなしているとともに、被処理水の通流方向に互
いに離間して多段に配置されていることにより、光触媒
の全体を紫外線照射して活性化しやすいとともに、被処
理水中の汚染物質が光触媒に接触する確率を高めて高い
浄化能力を有する割にフィルタが被処理水の通流に対し
て大きな抵抗にならない水浄化装置を提供することがで
きる。
が板状をなしているとともに、被処理水の通流方向に互
いに離間して多段に配置されていることにより、光触媒
の全体を紫外線照射して活性化しやすいとともに、被処
理水中の汚染物質が光触媒に接触する確率を高めて高い
浄化能力を有する割にフィルタが被処理水の通流に対し
て大きな抵抗にならない水浄化装置を提供することがで
きる。
【0150】請求項3の発明によれば、加えて脈動ポン
プによって被処理水が浄化装置本体内を通流するための
水流を形成させるように構成したことにより、フィルタ
が脈動する水流のために揺動して光触媒の表面に分解さ
れない固形物が付着しても振り払われやすくなり、光触
媒の活性低下を防止するとともに、被処理水中の汚染物
質の光触媒への接触確率が高くなる水浄化装置を提供す
ることができる。
プによって被処理水が浄化装置本体内を通流するための
水流を形成させるように構成したことにより、フィルタ
が脈動する水流のために揺動して光触媒の表面に分解さ
れない固形物が付着しても振り払われやすくなり、光触
媒の活性低下を防止するとともに、被処理水中の汚染物
質の光触媒への接触確率が高くなる水浄化装置を提供す
ることができる。
【0151】請求項4の発明によれば、加えて紫外線照
射手段として片口金形の放電ランプを用いることによ
り、放電ランプを被処理水中に浸漬しても電気絶縁処理
を容易にすると同時に、放電路長を大きくして紫外線出
力を多くした水浄化装置を提供することができる。
射手段として片口金形の放電ランプを用いることによ
り、放電ランプを被処理水中に浸漬しても電気絶縁処理
を容易にすると同時に、放電路長を大きくして紫外線出
力を多くした水浄化装置を提供することができる。
【0152】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
4の効果を有する水槽装置を提供することができる。
4の効果を有する水槽装置を提供することができる。
【0153】請求項6の発明によれば、加えて水槽内に
水浄化装置を浸漬された状態で使用する水槽装置を提供
することができる。
水浄化装置を浸漬された状態で使用する水槽装置を提供
することができる。
【図1】本発明の水浄化装置の第1の実施形態を示す断
面図
面図
【図2】同じく要部拡大断面図
【図3】同じくフィルタを示す要部拡大正面図
【図4】本発明の水浄化装置の第2の実施形態を示す一
部断面正面図
部断面正面図
【図5】本発明の水浄化装置の第3の実施形態を示す断
面図
面図
【図6】本発明の水浄化装置の第4の実施形態を示す断
面図
面図
【図7】本発明の水浄化装置の第5の実施形態を示す断
面図
面図
【図8】本発明の水浄化装置の第6の実施形態を示す断
面図
面図
【図9】本発明の水浄化装置の第7の実施形態を示す断
面図
面図
【図10】本発明の水浄化装置の第8の実施形態を示す
断面図
断面図
【図11】本発明の水浄化装置の第9の実施形態を示す
断面図
断面図
【図12】本発明の水槽装置の第1の実施形態を示す概
念的正面図
念的正面図
【図13】本発明の水槽装置の第2の実施形態を示す概
念的正面図
念的正面図
1…浄化装置本体 1a…導入口 1b…導出口 1c…処理槽 1c1…胴部 1c2…端板 1c3…紫外線透過性チューブ 2…フィルタ 3…紫外線照射手段 4…脈動ポンプ 4a…吐水口 4b…吸水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B104 CA03 EA01 ED09 ED36 EE09 EF09 EF12 4D037 AA09 AB02 AB03 BA18 CA02 4D050 AA08 AB06 AB35 BB20 BC06 BC09 CA07 4G069 AA03 BA48A CA05
Claims (6)
- 【請求項1】被処理水を導入する導入口、処理水を導出
する導出口および導入口と導出口との間に位置する処理
槽を備えた浄化装置本体と;ガラス繊維製のメッシュを
基体として基体に光触媒物質を担持させてなり、被処理
水がメッシュの光触媒に接触しながら通流するように浄
化装置本体の処理槽内に配設されたフィルタと;フィル
タの光触媒物質に紫外線を照射するように配設された紫
外線照射手段と;を具備していることを特徴とする水浄
化装置。 - 【請求項2】フィルタは、それぞれ板状をなしていると
ともに、被処理水の通流方向に互いに離間して多段に配
置されていることを特徴とする請求項1記載の水浄化装
置。 - 【請求項3】被処理水が浄化装置本体内を通流するよう
に水流を形成する脈動ポンプを具備していることを特徴
とする請求項1または2記載の水浄化装置。 - 【請求項4】紫外線照射手段は、発光部が被処理水中に
浸漬され口金部が被処理水外に突出して配設される屈曲
形状を備えた片口金形の細長い放電ランプ;浄化装置本
体は、処理槽が放電ランプの発光部を包囲して細長く形
成され、導入口および導出口が処理槽の長手方向の両端
側に離間して配設されている;ることを特徴とする請求
項1ないし3のいずれか一記載の水浄化装置。 - 【請求項5】水槽本体と;水槽本体内の水を被処理水と
して浄化するように配設された請求項1ないし4のいず
れか一記載の水浄化装置と;を具備していることを特徴
とする水槽装置。 - 【請求項6】水浄化装置は、導入口が相対的に下層で、
導出口が相対的に上層になるよう水槽本体内において水
中に浸漬された状態で作動するように構成されているこ
とを特徴とする請求項5記載の水槽装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11008984A JP2000201569A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 水浄化装置および水槽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11008984A JP2000201569A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 水浄化装置および水槽装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000201569A true JP2000201569A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11707966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11008984A Pending JP2000201569A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 水浄化装置および水槽装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000201569A (ja) |
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