JP2000201841A - 穀粒貯蔵庫 - Google Patents

穀粒貯蔵庫

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JP2000201841A
JP2000201841A JP11008482A JP848299A JP2000201841A JP 2000201841 A JP2000201841 A JP 2000201841A JP 11008482 A JP11008482 A JP 11008482A JP 848299 A JP848299 A JP 848299A JP 2000201841 A JP2000201841 A JP 2000201841A
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cooling
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惣一 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵タンク内に外気が流入するのを防ぎ、穀
粒の残量が少なくなっても貯蔵タンク内を所定の湿度に
保つ穀粒貯蔵庫を得る。 【解決手段】 放熱ファン162による風の一部は、ド
レン管168を介して、貯蔵タンク106とケーシング
102との間の空間部に送り込まれる(矢印C)。この
ドレン管168からの空気により、冷却フィン154間
の隙間で冷却された冷気の一部が孔158から貯蔵タン
ク106内に流入し(矢印D)、この空気は、貯蔵タン
ク106内の空気よりも冷たいので、自重で貯蔵タンク
106の下方へと沈んでゆく(矢印E)。これにより、
貯蔵タンク106内の気圧が外気よりも高くなり、計量
レバー136、トレー140等の隙間から、貯蔵タンク
106内の空気が外部へ押し出される(矢印F)。すな
わち、貯蔵タンク106内が外気に対して正圧になり、
湿気を含んだ外気が貯蔵タンク206内に入り込むを阻
止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒を収容する貯
蔵タンクの内部を常温よりも低い温度に制御する穀粒貯
蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀粒、特に白米を貯蔵するための
米びつは、保存条件(外気の温度、湿度)が悪いと、梅
雨期や夏期に虫がわいたり、カビが生えたり食味が劣化
したりする。そこで、図20に示されるように、米びつ
内を常温よりも低い所定の温度に制御する制御装置を設
け、米びつ内を常に一定の温度(低温)で保持すること
が可能な低温米びつが本発明の出願人によって提案され
ている。
【0003】この米びつ200では、蓋体208を開放
し、白米204を貯蔵タンク206内に投入した後、蓋
体208を閉じることにより、冷却装置210による冷
却が開始される。冷却装置210では、冷却素子252
に所定の電圧を印加することにより、貯蔵部206A側
に向けられた冷却素子252の冷却面が冷却され、周囲
の雰囲気を冷却する。
【0004】冷却フィン254間の隙間で冷却された冷
気は、冷却ファン256により、迅速に貯蔵タンク20
6の周囲(貯蔵タンク206とケーシング202との間
に設けられた空間部)へ循環される。この冷却ファン2
56を回すことにより、冷気の滞留を防止し、貯蔵タン
ク206の周囲に均等に冷気を送り込み、白米204の
冷却むらを防止するようになっている。
【0005】また、貯蔵タンク206の貯蔵部206A
に、複数の孔258が設け、若干の冷気が直接貯蔵部2
06A内に入り込むようになっている。この冷気によっ
て貯蔵タンク206内の除湿を行い、白米204の水分
吸収を抑制することができ、カビの発生等を防止するこ
とができる。
【0006】このように、従来技術(米びつ200)に
より、保存期間が長くても、一定の状態を維持すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、貯蔵タンク
206内に貯蔵している白米の残量が少なくなると、米
層の密度が低くなり通気性が高まる。
【0008】また、従来技術(米びつ200)では、冷
却装置210の放熱フィン260の下部に、放熱ファン
262を取りつけ、放熱フィン260からの熱気を迅速
に排気口264から装置外に排出している。また、放熱
フィン260の下方には、ドレン回収皿270が設置さ
れており、冷却装置210の冷却素子252の冷却面か
ら滴り落ちる水滴がドレン管268を介して集められる
ようになっている。
【0009】したがって、このドレン管268及び孔2
58により、放熱ファン262の吸引側の空間部(図2
0の放熱ファン262の下側)、貯蔵タンク206とケ
ーシング202との間に設けられた空間部、及び貯蔵タ
ンク206の内部が連通状態になっている。
【0010】このため、白米の残量が少ないときに放熱
ファン262が回転すると、放熱ファン262の吸引力
により貯蔵タンク206内が負圧になり、計量レバー2
36、トレー240等から貯蔵タンク206内に湿気を
含んだ外気が入り込んでしまう(図21の太線矢印参
照)。この外気の流入により、貯蔵タンクに貯蔵されて
いる米が湿気によりべたつき、米粒同士がくっつくブリ
ッジ現象が起こり、米が取り出せなくなることがあっ
た。また、貯蔵タンク内の湿度が高くなるため、カビが
発生することがあった。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、貯蔵タンク内
に外気が流入するのを防ぎ、穀粒の残量が少なくなって
も貯蔵タンク内を所定の湿度に保つことができる穀粒貯
蔵庫を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、穀粒を収容する貯蔵タンクと、細径の導入路によっ
て前記貯蔵タンク内の穀粒を案内することによって、流
量を制限し、計量しながら排出する排出手段と、前記貯
蔵タンク内雰囲気を所定の低温低湿に制御する温度調整
部と、前記温度調整部によって低温低湿となった外気を
積極的に貯蔵タンク内に取り入れ、前記貯蔵タンク内に
前記排出手段の導入路から外気が流入しないように、前
記貯蔵タンク内を外気圧に対して正圧にする正圧手段
と、を有している。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、温度調整
部では、穀粒を収容する貯蔵タンク内の雰囲気を所定の
低温低湿となるように温度調整する。穀粒貯蔵庫では、
低温低湿で穀粒を保存することができるようになってい
る。
【0014】貯蔵タンク内に収容されている穀粒を取り
出すときは、排出手段によって細径の導入路に案内して
流量を制限し、計量しながら排出するようになってい
る。
【0015】収容されている穀粒量が少なくなると、穀
粒の密度が低くなって通気性がよくなり、湿気を含んだ
外気が貯蔵タンクの隙間から流入しやすくなる。特に排
出手段の導入路は細径になっているので、流入した外気
の湿気によりブリッジ現象が起こると、導入路が詰まり
穀粒を取り出せなくなる。
【0016】そこで、正圧手段により、温度調整部によ
って低温低湿にされた外気(以下、「冷却気」という)
を積極的に貯蔵タンク内に取り入れ、貯蔵タンク内の気
圧が外気圧によりも高くなるように正圧化する。これに
より、貯蔵タンク内に収容されている穀粒が少なくなっ
ても、排出手段の導入路から貯蔵タンク内に湿度の高い
外気が流入するのを防ぐことができ、貯蔵タンク内の穀
粒を所定の湿度下で保存することができる。また、貯蔵
タンク内に冷却気を導入することにより、貯蔵タンク内
を除湿する効果も得られる。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記正圧手段が、前記温度調整部の近
傍に配設された送風ファンであり、前記貯蔵タンク内に
前記温度調整部による冷却気の一部を強制的に送り込む
ことにより、前記貯蔵タンク内を外気圧に対して正圧に
する、ことを特徴としている。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、送風ファ
ンにより、貯蔵タンク内に温度調整部から発生された冷
却気の一部を送りこむ。これにより、温度差によって発
生する空気の流れに係らず、強制的に所定量の冷却気を
貯蔵タンク内に送り込むことができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記送風ファンが、前記温度調整部か
ら放熱される熱気を装置外に排出させるための放熱ファ
ンと兼用されている、ことを特徴としている。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、温度調整
部で冷却気を発生させた際に生じる熱気を装置外に排出
するために放熱ファンが設けられている。通常、温度調
整部で冷却気を発生させているときは、この放熱ファン
を稼動させ、熱気が装置内にこもらないようにしてい
る。すなわち、冷却気が発生しているときは、放熱ファ
ンも稼動しているので、放熱ファンを熱気の排出だけで
はなく、冷却気を貯蔵タンク内に送り込むためにも利用
することができる。これにより、新たな送風ファンや制
御機構を設けずとも、貯蔵タンク内を正圧化することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には、本発明に係る穀粒貯蔵
庫としての、低温米びつ100の実施の形態が示されて
いる。
【0022】この低温米びつ100は、薄肉鋼板或いは
硬質樹脂製の箱型のケーシング102に覆われている。
このケーシング102内には、穀粒としての精白米10
4(以下、本実施の形態では、単に白米104とい
う。)を貯蔵する貯蔵タンク106が配設されている。
この貯蔵タンク106は、薄肉鋼板或いは硬質樹脂製で
あり、前記ケーシング102と同材質であることが好ま
しい。
【0023】この貯蔵タンク106は、図2に示される
如く、上部は前記ケーシング102よりも外形寸法が小
さい矩形の箱型であり(以下、貯蔵部106Aとい
う)、下部は逆四角錐状に徐々に外形寸法が狭まってい
る(以下、漏斗部106Bという)。この漏斗部106
Bは、貯蔵部106Aに貯蔵された白米104を一部の
領域(漏斗部106Bの頂点近傍)に集めることができ
るようになっている。
【0024】貯蔵タンク106の貯蔵部106Aの上端
面は開口されており、その周縁部は前記ケーシング10
2の上端部と連結されており、貯蔵タンク106は、主
にこの上端部でケーシング102に吊り下げ状態で支持
されるようになっている。そのほか、貯蔵タンク106
は、漏斗部106Bの下の断熱材で受けている。
【0025】また、図1に示される如く、貯蔵部106
Aの上端開口に対応して蓋体108が設けられている。
この蓋体108は、一辺を軸として回転可能とされ、通
常は該開口を閉塞しており、貯蔵タンク106内に白米
104を投入するときに開放するようになっている。
【0026】ここで、貯蔵タンク106の四方の側面と
ケーシング102の四方の側面(外側側面には、断熱材
112が貼り付けられている。)との間には空間が生じ
ている。前記断熱材112は、発砲スチロール等の合成
樹脂製であり、予め型取りがなされた固形の部材を用い
ても良いし、粘度の低い(軟らかい)状態で噴霧等によ
って、該空間部へ充填し、固化させるようにしてもよ
い。
【0027】低温米びつ100の正面となる、図1の右
側側面に対応する貯蔵部106Aには、矩形状の孔11
4が設けられており、これに対応してケーシング102
にも矩形状の孔116が設けられている。
【0028】また、この孔114、116の周縁間は窓
枠118がはめ込まれ、断熱材112が充填される空間
部とは隔離されている。
【0029】この窓枠118には、ガラス製又は合成樹
脂製の透明の薄板120が取り付けられており、これに
より、前記孔114、116は、貯蔵部106Aの内部
を覗くことが可能なのぞき窓としての機能を有する。す
なわち、貯蔵部106Aに貯蔵される白米104の貯蔵
状態の概算を目視で判断することができるようになって
いる。
【0030】貯蔵タンク106の漏斗部106Bの外周
部における、低温米びつ100の裏面と左右面側に対応
する面は、ブロック状の断熱材122に支持されるよう
になっている。これにより、貯蔵タンク106は、前記
上端開口部を除き、ほぼ全域に亘り断熱材が介在されて
いることになり、この結果、貯蔵タンク106は、保温
に優れた構成となっている。
【0031】ここで、低温米びつ100の正面に対応す
る、漏斗部106Bの面は、断熱材112の肉厚寸法
が、前記貯蔵部106Aよりも薄くなっている。このた
め、この部分における保温効果が他の部位よりも、弱く
なっており、外気の温度等に影響され易くなっている。
【0032】漏斗部106Bの下端部は、計量マス12
4が一体形成されている。この計量マス124は、漏斗
部106Bの頂点から延長された筒体形状であり、この
筒体の容積が単位排出量(例えば、1合)となってい
る。なお、この計量マス124の周囲には、断熱材は一
切なく、直接外気の温度等に影響される構造となってい
る。
【0033】図3に示される如く、計量マス124は、
その下端部開口に対応して排出機構部の一部を構成する
第1の開閉蓋126が配設されている。第1の開閉蓋1
26の一端部は軸128によって軸支され、この軸12
8を中心として回転可能となっている。
【0034】また、この軸128からは、前記第1の開
閉蓋126と一体に形成され、かつ略直角に屈曲された
延長板130を介して、前記第1の開閉蓋126と共に
排出機構部を構成する第2の開閉蓋132の一端部が軸
支されており、第1の開閉蓋126と第2の開閉蓋13
2とは、軸128を中心に一体的に回転するようになっ
ている。なお、この第2の開閉蓋132は、前記延長板
130に対して、第1の開閉蓋126とは相反する方向
に略直角に屈曲されている。
【0035】第2の開閉蓋132は、前記漏斗部106
Bの頂点開口に対応されている。ここで、第1の開閉蓋
126が計量マス124の開口を閉塞しているときは、
漏斗部106Bの開口を開放する位置となっており(図
1の実線及び図3(A)参照)、この状態では、計量マ
ス124に白米104が流れ落ち、筒体内を満杯とする
ことができる。
【0036】一方、第1の開閉蓋126が計量マス12
4の開口を開放しているときは、漏斗部106Bの開口
は、第2の開閉蓋132で閉塞する(図1の想像線及び
図3(B)参照)。これにより、筒体内のみの白米10
4が排出され、次の白米104は、漏斗部106Bで保
持されることになる。すなわち、第1の開閉蓋126及
び第2の開閉蓋132による開閉の繰り返しにより、白
米を単位量(1合)毎、排出することができる。
【0037】なお、この第1の開閉蓋126、第2の開
閉蓋132及び延長板130のユニット(以下、開閉ユ
ニット134という)は、軸128に取り付けられたね
じりコイルばね等の付勢手段(図示省略)の付勢力によ
り、通常状態では、第1の開閉蓋126が閉塞、第2の
開閉蓋132が開口状態で保持されるようになってい
る。
【0038】第1の開閉蓋126と第2の開閉蓋132
とを連結する延長板130には、計量レバー136が対
応配置されている。
【0039】計量レバー136は、前記延長板130の
近傍で、そのブロック状の本体が軸138に軸支されて
おり、図示しない付勢手段の付勢力により、図3の反時
計回り方向に付勢されている。計量レバー136は、こ
の軸138に軸支された部分からケーシング102まで
延長され、その先端部が操作部136Aとされている。
なお、この操作部136Aが位置する領域のケーシング
102は、凹陥部102Aが設けられ、操作部136A
は、この凹陥部102Aの底面に設けられた矩形状の孔
102Bから突出されている。この孔102Bは、操作
部136Aの肉厚寸法(図3の上下方向)よりも大きく
開口しており、前記軸138による回転範囲を制限して
いる。
【0040】ここで、通常は、前記付勢手段の付勢力
で、操作部136Aは、孔102Bの上端に当接した状
態で保持されており、使用者が操作部136Aを押下す
ることにより、計量レバー136は、付勢手段の付勢力
に抗して軸138を中心に時計回り方向に回転する。
【0041】計量レバー136には、開閉突起部136
Bが設けられており、前記通常状態で、この開閉突起部
136Bは、前記通常状態の開閉ユニット134の延長
板130に接触している。この開閉突起部136Bの前
記軸138を中心とする回転軌跡は、前記延長板130
に対して干渉する構造となっている。このため、操作部
136Aを押下したときに、開閉突起部136Bは、延
長板130を軸128を中心に反時計回り方向、すなわ
ち、付勢手段の付勢力に抗する方向に回転させ、第1の
開閉蓋126を開放、第2の開閉蓋132を閉塞位置に
移動させることができる。
【0042】計量マス124の下方には、トレー140
が配設されている。図4に示される如く、このトレー1
40は、計量マス124から落下排出してくる白米10
4を受け取るトレー本体140Aと、このトレー本体1
40Aの開口周縁の一辺に取り付けられ、使用者が把持
するための把持部140Bとで構成され、プラスチック
の一体成形品である。
【0043】このトレー140が収容される収容空間1
42は、低温米びつ100の正面が開口されており、使
用者は自由にこのトレー140を取出すことが可能とな
っている。すなわち、計量レバー136の操作部136
Aを操作(押下)し、所定量(1回の操作で1合)の白
米をトレー本体140Aへ収容し、把持部140Bを把
持してトレー140を収容空間142から取り外すこと
により、所望の白米を得ることができる。
【0044】また、図4に示される如くトレー140の
開口面には、把持部140Bから所定の長さとされる透
明の計量板144が取り付けられている。この結果、開
口面が若干小さくなるが、計量マス124からトレー1
40への白米の排出(落下)軌跡とは無関係の位置に配
置されているため、トレー140による計量マス124
からの白米104の受け取りに何ら影響はない。
【0045】計量板144には、把持部140B側から
均等に罫線146がプリントされており、それぞれ把持
部140B側から1〜6の数字が各罫線146に対応し
てプリントされている。この罫線146の1目盛が1合
である。
【0046】白米104の量を計るときは、図5に示さ
れる如く、トレー140の把持部140Bを下向きにし
て、収容された白米104の高さがどの罫線146に一
致するかを判断することにより、このトレー140に収
容されている白米104の量を正確に認識することがで
きる。
【0047】ここで、計量板144が配置可能な範囲
は、前述の如く制限され、計量マス124からの白米の
流出分を確実にトレー140に収容できる開口を残して
おく必要がある。本実施の形態の計量板144では、6
合までの計量しか行うことができない。
【0048】そこで、本実施の形態では、図6に示され
る如く、トレー140の内側側面に、前記罫線146の
延長線147と、この延長線147における5合に対応
する罫線146位置を中心として、所定角度毎に放射す
る罫線148をプリントし、かつこの罫線148に対応
して6〜9までの数字をプリントしている。この罫線1
48の1目盛が1合である。
【0049】ここで、トレー140内の白米104が6
合以上の場合に、トレー140の傾斜角度を変えなが
ら、互いに水平状態で白米104の上面と一致する罫線
148を選択し、この罫線148に対応する数字を目視
することにより、トレー140内の白米104の量を正
確に認識することができる(図7参照)。
【0050】(冷却装置)前述したように、低温米びつ
100の裏面側である、貯蔵タンク106とケーシング
102との間に空間部には、冷却装置110が配設され
ている。
【0051】前記空間部は、縦壁部150によってケー
シング102側と貯蔵タンク106側とに分割されてい
る。
【0052】図8に示される如く、前記縦壁部150に
は、前記冷却装置110が取り付けられている。冷却装
置110は、縦壁部150を貫通して設けられた冷却素
子152を備えている。
【0053】冷却素子152は、ペルチェ効果を応用し
ており、概略構成は以下の通りである。
【0054】すなわち、冷却素子152は、p型半導体
とn型半導体が配置され、それぞれの一方の面には単一
の高熱伝導性の金属板に貼り付けられており、他方の面
にはそれぞれ別々の高熱伝導性の金属板に取り付けられ
ている。この別々とされた高熱伝導性の金属板は、トラ
ンス等を備えた整流回路のプラス側及びマイナス側の出
力端子と接続されており、整流回路に交流電源を通電さ
せることにより、直流電流が流れるようになっている。
【0055】ここで、n型半導体側をプラスとして電流
を流すと、p型半導体とn型半導体とに共通の高熱伝導
性の金属板に吸熱作用が生じ、別々とされた高熱伝導性
の金属板のそれそれに発熱作用が生じる。
【0056】このため、冷却素子152を縦壁部150
に配置する際に、p型半導体とn型半導体とに共通の高
熱伝導性の金属板を貯蔵タンク106側の空間に配置
し、別々の高熱伝導性の金属板をケーシング102側の
空間に配置することにより、貯蔵タンク106内を冷却
することが可能となる。
【0057】この冷却効果は、フロンガス等を用い、圧
縮して循環することにより冷却する所謂一般のエアコン
や冷蔵庫の冷却効果よりも小さいが、白米を低温保存す
るには十分な機能を発揮する。
【0058】冷却素子152の貯蔵タンク106側に向
けられた面には、冷却フィン154が取り付けられ、こ
の冷却フィン154により形成される複数の隙間によっ
て、冷却能力をアップさせている。また、冷却フィン1
54の近傍には、冷却ファン156が設けられており、
前記冷却フィン154間の隙間で冷却された冷気を貯蔵
タンク106の貯蔵部106Aの回りに迅速に送る役目
を有している。
【0059】本実施の形態では、冷気が常温の空気より
も重いことに着目して、貯蔵部106Aの上部に複数の
孔158を設けている。これにより、上部から貯蔵部1
06A内に入り込んだ冷気は、自重によって徐々に下降
していくため、結果として全体的に略均等に冷却(除
湿)することが可能となる。
【0060】ここで、孔158のそれぞれの開口面積及
び形状は、図10に示される如く、白米104がどのよ
うな状態であっても通過しない程度の大きさ、かつ形状
であり、本実施の形態では、白米104の最大径寸法よ
りも小さいスリット幅寸法の長孔としている。なお、こ
の孔158の形状は、長孔に限らず、円孔、楕円孔、矩
形孔、星型孔、十字型孔等、特に限定されるものではな
く、加工し易く、かつ白米104が通過しない開口面
積、かつ形状であればよい。
【0061】一方、図8に示される如く、冷却素子15
2のケーシング102側に向けられた面には、放熱フィ
ン160が取り付けられ、この放熱フィン160によっ
て形成される隙間により、放熱される熱気の流速を早
め、降温効果を助長するようになっている。
【0062】また、放熱フィン160の下部には、放熱
ファン162が取り付けられており、放熱フィン160
間の隙間の熱気を迅速に排出する役目を有している。な
お、ケーシング102の裏面には、排気口164が設け
られ、放熱ファン162によって、該隙間から排出され
る熱気を装置外へ排出できるようになっている。
【0063】冷却装置110における冷却素子152の
冷却側、すなわち貯蔵タンク106に向けられた面は、
雰囲気を冷却するために水滴が発生することがある。
【0064】そこで、冷却装置110の下部で、貯蔵タ
ンク106側の空間部には、ドレン受け皿166が配設
されている(図1参照)。このドレン受け皿166に
は、ドレン管168が設けられ、前記縦壁部150を貫
通している。
【0065】縦壁部150を貫通したドレン管168
は、図11に示されるように、上下方向に枝分かれして
いる。上方に延びたドレン管168は、前述の放熱フィ
ン160と放熱ファン162の間の空間で、略90度屈
曲されている。また、その先端開口が放熱ファン162
に対向するように更に略90度屈曲されている。これに
より、放熱ファン162からの風の一部が、ドレン管1
68を介して貯蔵タンク106とケーシング102との
間の空間部に送り込まれ、冷却装置110の冷却フィン
154によって冷却・除湿され、孔158から貯蔵タン
ク106内に送り込まれるようになっている(図11の
太線矢印参照)。
【0066】一方、下方に延びたドレン管168の先端
開口に対応して、ドレン回収皿170が配設されてい
る。このため、冷却素子152で発生する水滴は、ドレ
ン受け皿166、ドレン管168を介してドレン回収皿
170に集められるようになっている。
【0067】ここで、ドレン回収皿170には、図12
に示される如く、格子状に組み立てられたそれぞれが板
状の不織布172が収容されている。この不織布172
は、水分を吸収し易いため、ドレン回収皿に溜まる水分
を吸収し、貯留された水面よりも高い位置まで水分を吸
い上げることができる。
【0068】このため、ドレン回収皿の表面積よりも外
気に触れる面積が拡大され、ドレン回収皿170の水分
を迅速に蒸発させることができるようになっている(図
13参照)。
【0069】なお、不織布172に限らず、水分を吸収
しやすいスポンジ等を配置してもよく、要は雰囲気に直
接触れる面を拡大するものであればよい。
【0070】図1に示される如く、縦壁部150の下部
には、前記冷却装置110の作動を制御するための制御
部174や、冷却ファン156、放熱ファン162を駆
動するための電源部176を備えた制御ユニット178
が配設されている。なお、この制御ユニット178に対
応してケーシング102には、排気口180が設けら
れ、制御ユニット178自体の発熱による雰囲気温度の
上昇を緩和している。
【0071】ここで、図14に示される如く、冷却装置
110による貯蔵タンク106内の冷却分布は、貯蔵部
106Aに関しては、冷気が十分に行き渡り、断熱材1
12の効果でほぼ均一な温度(例えば、15℃)となる
が、漏斗部106B部分では、断熱材112を薄くして
いるため、外気に影響されやすく、例えば、外気が常温
(20℃)であると、貯蔵部106Aに比べて若干高い
温度となる。さらに、計量マス124では、断熱材11
2が一切設けられていないため、外気の影響をさらに受
け、漏斗部106Bよりも高く、常温に近い温度にな
る。
【0072】すなわち、次に排出される白米104は、
低温保存状態ではなく、徐々に常温に近い状態で保存さ
れており、トレー140に排出されるときに大きな温度
変化が生じず、結露等の発生を防止している。
【0073】なお、上記では、貯蔵部106Aから計量
マス124までの温度分布は、所定の傾きを持って温度
上昇させているが、前記漏斗部106Bの断熱材112
を排除して、貯蔵部106Aのみを温度調整範囲として
もよい。この場合、貯蔵部106Aと漏斗部106Bで
の温度差が大きくなるが、これらは互いに連通している
ため、温度調整がなされている貯蔵部106Aから直接
トレー140へ排出されるよりも、温度変化は少ない。
【0074】(冷却装置の温度制御)図15に示される
如く、本実施の形態に係る制御ユニット178は、電源
部176と制御部174とで構成されており、制御部1
74は、コントローラ175を備えており、このコント
ローラ175はドライバ184を介して冷却素子(ペル
チェ素子)152が接続されている。ペルチェドライバ
184では、コントローラ175から入力される制御信
号に基づいて、所定の電圧が冷却素子152に出力され
るようになっている。この電圧が高ければ高いほど、冷
却効率が高い。この電圧制御は、8ビット(0〜255
の256段階)に制御可能となっている。
【0075】コントローラ175には、それぞれドライ
バ177、179を介して冷却ファン156、放熱ファ
ン162が接続されていると共に、冷却フィン154の
近傍に取り付けられ、冷却気の温度を検出する冷却気温
度センサ186と、貯蔵タンク106の貯蔵部106A
内に設けられて、貯蔵部106A内の雰囲気温度を検出
する貯蔵部温度センサ188と、が接続されている。
【0076】ここで、冷却気の温度、貯蔵部106A内
の温度、を共に検出し、それぞれ独立して、検出温度が
所定温度よりも高い場合には、1ステップ毎に電圧を下
げ、所定温度よりも低い場合には、1ステップ毎に電圧
を上げる制御を行っている。なお、電圧の上げ下げはそ
れぞれ0ステップ、255ステップを限度としている。
【0077】ここで、実際に貯蔵タンク106内を冷却
する場合、温度のみならず相対湿度も設定する必要があ
る。例えば、貯蔵タンク106内の温度を15℃、70%
RH(RHは相対湿度)に設定すると、前記貯蔵部温度
センサ188では、しきい値を15℃とすればよい。一
方、相対温度を加味するため、冷却気の温度の設定を図
16に示す湿り空気線図から求める。すなわち、15
℃、70%RHに対応する温度は9.5 ℃(露点温度)であ
る。冷却気温度センサ186では、この9.5 ℃をしきい
値とすればよい。
【0078】なお、図16の湿り空気線図から、頻繁に
利用され得る温度設定値を抜粋すると、貯蔵タンク10
6内の温度を15℃、相対湿度を60RHとした場合に
は、冷却気の温度は7.3 ℃で制御する。また、温度15
℃は一定で、相対湿度を65RHとした場合は8.5 ℃、75
RHとした場合は10.5℃となる。
【0079】一般的には、貯蔵タンク106内の温度は
10℃〜15℃が最適であり、相対湿度は65RH〜75RHが最適
である。
【0080】上記の如く、実施の貯蔵タンク106内の
温度のみならず、冷却気の温度でも温度調整を計るた
め、適正な温度かつ適正な湿度に貯蔵タンク106内を
維持することが可能となる。
【0081】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0082】蓋体108を開放し、白米104を投入し
た後、蓋体108を閉じることにより、冷却装置110
による冷却が開始される。白米104の貯蔵量は、蓋体
108を開放することにより認識できると共に、薄板1
20が取り付けられた窓枠118ののぞき窓から目視に
より確認することができ、空の状態で冷却装置を作動さ
せるようなことはない。
【0083】冷却装置110では、冷却素子152に所
定の電圧を印加することにより、貯蔵部106A側に向
けられた冷却素子152の冷却面が冷却される。
【0084】このため、周囲の雰囲気が冷却されること
になる。ここで、冷却フィン154を設けているため、
冷却素子152による冷却効果が増し、短時間で冷却す
ることができる。
【0085】(冷却ファン156による作用効果)ここ
で、冷却フィン154と共に冷却素子152の近傍に冷
却ファン156を設け、冷却フィン154間の隙間で冷
却された冷気を迅速に貯蔵タンク106の周囲へ循環さ
せるようにしている。この冷却ファン156がないと、
貯蔵タンク106の裏面側と正面側とで冷気の温度むら
が生じ、白米104を均一に冷却できない場合が生じ
る。そこで、冷却ファン156を回すことにより、冷気
の滞留を防止し、貯蔵タンク106の周囲に均等に冷気
を送り込み、白米104の冷却むらを防止する。
【0086】また、冷却ファンの駆動により、冷気の冷
却フィン154内の滞留も防止できるため、過度の冷却
に起因する冷却素子152での水滴の発生を抑制するこ
ともできる。
【0087】(結露防止用の孔158による作用効果)
貯蔵タンク106の貯蔵部106Aには、複数の孔15
8が設けられており、若干の冷気が直接貯蔵部106A
内に入り込むようになっている。この冷気は、白米10
4を冷却するのが主ではなく、蓋体108の開放時に流
入する外気により、この外気の湿度にもよるが、高湿で
あると、その水分が白米104に吸収されることがあ
る。そこで、冷気の一部を貯蔵部106A内に送り込
み、この冷気によって除湿を行うことにより、白米10
4の水分吸収を抑制することができ、カビの発生等を防
止することができる。
【0088】この孔158は、白米104の最大外径よ
りも小さいスリット幅の長孔であるため、この孔158
を通過して白米104が貯蔵部106Aから出たりする
ような不具合はない。
【0089】(放熱ファン162による作用効果)冷却
素子152に設けられた放熱フィン160の下部には、
放熱ファン162が取り付けられている。
【0090】ここで、図17に、貯蔵されている白米の
残量が少ない場合の、放熱ファン162による空気の流
れを太線矢印で示す。図17に示されるように、放熱フ
ァン162は、排気口180からの空気を吸引して(矢
印A)放熱フィン160に送風し、放熱フィン160間
の隙間の熱気を迅速に排出するようになっている(矢印
B)。
【0091】また、放熱ファン162による風(空気)
の一部は、ドレン管168を介して、貯蔵タンク106
とケーシング102との間の空間部(冷却フィン154
の下方)に送り込まれる(矢印C)。このドレン管16
8からの空気により、冷却フィン154間の隙間で冷却
・除湿された冷気の一部が孔158から押し出される格
好になって、貯蔵タンク106内に流入する(矢印
D)。
【0092】なお、ドレン管168から流入し冷気を押
し出した空気も、冷却装置110の冷却フィン154に
よって冷却・除湿され、さらに後からドレン管を介して
流入した空気によって孔158から押し出されて貯蔵タ
ンク106内に流入する。
【0093】貯蔵タンク106内に流入した空気(冷却
・除湿された冷気)は、貯蔵タンク106内の空気より
も冷たいので、自重で貯蔵タンク106の下方へと沈ん
でゆく(矢印E)。これにより、貯蔵タンク106内の
気圧が外気よりも高くなり、貯蔵タンク106内の計量
レバー136、トレー140等の隙間から、貯蔵タンク
106内の空気が外部へ押し出される(矢印F)。
【0094】すなわち、放熱ファン162の回転によっ
て、孔158から冷却フィン154により冷却・乾燥さ
れた空気を流入させることにより、貯蔵タンク106内
を外気圧に対して正圧にし、計量レバー224、トレー
240等から貯蔵タンク206内に湿気を含んだ外気が
入り込むのを阻止することができる。これにより、貯蔵
タンク内での米のブリッジ現象やカビの発生を防止する
ことができる。
【0095】(変形例)なお、上記実施の形態では、冷
却素子152で発生した水滴をドレン回収皿170に案
内するドレン管168が縦壁部150を貫通しているこ
とに着目し、貯蔵タンク106とケーシング102との
間の空間部と縦壁部150を挟んで反対側に設置されて
いる放熱ファン162からの風をドレン管168を介し
て送るようにしたが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0096】例えば、図18に示されるように、放熱フ
ィン160と冷却フィン154の間の縦壁部150およ
び断熱材112を刳り貫き、送風案内孔250を形成し
てもよい。この送風案内孔250により、貯蔵タンク1
06とケーシング102との間の空間部と、放熱ファン
162から風が送り出される空間部とが連通され、放熱
ファン162からの風(空気)の一部を貯蔵タンク10
6とケーシング102との間の空間部に案内することが
できる。
【0097】また、図19に示されるように、先端開口
を放熱ファン162に対向するように略90度屈曲させ
たガイド管252を送風案内孔250に嵌め込んでもよ
い。これにより、より確実に所定量の風(空気)を貯蔵
タンク106とケーシング102との間の空間部に案内
することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、貯蔵タン
ク内に外気が流入するのを防ぎ、穀粒の残量が少なくな
っても貯蔵タンク内を所定の湿度に保つことができると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る低温米びつの概略構成図で
ある。
【図2】貯蔵タンクの斜視図である。
【図3】計量マス及びその周辺の拡大図である。
【図4】トレーの斜視図である。
【図5】1〜6合までの計量状態を示す、トレーの正面
図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】6合以上の計量状態を示す側面断面図である。
【図8】冷却装置の斜視図である。
【図9】貯蔵部の上部を示す斜視図である。
【図10】図9に示す孔の正面図である。
【図11】図1に示す放熱ファンおよびドレン管近傍の
構成図である。
【図12】不織布の斜視図である。
【図13】ドレン回収皿の側面断面図である。
【図14】低温米びつの貯蔵タンク内の冷却温度分布図
である。
【図15】低温米びつの冷却装置を含む制御ブロック図
である。
【図16】温度と相対湿度との関係を示す湿り空気線図
である。
【図17】低温米びつ内の低貯蔵量時の放熱ファンによ
る空気の流れを示す概念図である。
【図18】変形例に係る放熱ファン近傍の構成図であ
る。
【図19】変形例に係る放熱ファン近傍の構成図であ
る。
【図20】従来の低温米びつの概略構成図である。
【図21】従来の低温米びつ内の低貯蔵量時の空気の流
れを示す概念図である。
【符号の説明】
100 低温米びつ 106 貯蔵タンク 110 冷却装置 124 計量マス 136 計量レバー 140 トレー 152 冷却素子 154 冷却フィン 156 冷却ファン 158 孔 160 放熱フィン 162 放熱ファン 168 ドレン管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月22日(1999.11.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、穀粒を収容する貯蔵タンクと、細径の導入路によっ
て前記貯蔵タンク内の穀粒を案内することによって、流
量を制限し、計量しながら排出する排出手段と、前記貯
蔵タンク内雰囲気となる外気を取り入れて、この外気を
所定の低温低湿に制御する温度調整部と、前記温度調整
部によって低温低湿となった外気を積極的に貯蔵タンク
内に取り入れて、前記貯蔵タンク内を外気圧に対して正
圧とし、前記排出手段の導入路から前記貯蔵タンク内へ
の外気の流入を阻止する正圧手段と、を有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項1に記載の発明によれば、温度調整
部では、穀粒を収容する貯蔵タンク内の雰囲気をとなる
外気を取り入れて、この外気を所定の低温低湿となるよ
うに温度調整する。温度調整部によって低温低湿となっ
た外気は、正圧手段によって、積極的に貯蔵タンク内に
取り入れられるので、穀粒貯蔵庫では、低温低湿で穀粒
を保存することができるようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ここで、正圧手段では、温度調整部によっ
て低温低湿にされた外気(以下、「冷却気」という)を
積極的に貯蔵タンク内に取り入れることにより、貯蔵タ
ンク内の気圧が外気圧によりも高くなるように正圧化す
ようになっている。これにより、貯蔵タンク内に収容
されている穀粒が少なくなっても、排出手段の導入路か
ら貯蔵タンク内に湿度の高い外気が流入するのを防ぐこ
とができ、貯蔵タンク内の穀粒を所定の湿度下で保存す
ることができる。また、貯蔵タンク内に冷却気を導入す
ることにより、貯蔵タンク内を除湿する効果も得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B100 AA02 BD20 GA14 GA27 4B066 DD04 DD18 DD32 DD90 4D043 AA02 AA04 BB01 BB08 BB11 BB21 DB07 JD02 JF08 JF09 JF10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀粒を収容する貯蔵タンクと、 細径の導入路によって前記貯蔵タンク内の穀粒を案内す
    ることによって、流量を制限し、計量しながら排出する
    排出手段と、 前記貯蔵タンク内雰囲気を所定の低温低湿に制御する温
    度調整部と、 前記温度調整部によって低温低湿となった外気を積極的
    に貯蔵タンク内に取り入れ、前記貯蔵タンク内に前記排
    出手段の導入路から外気が流入しないように、前記貯蔵
    タンク内を外気圧に対して正圧にする正圧手段と、 を有する穀粒貯蔵庫。
  2. 【請求項2】前記正圧手段が、前記温度調整部の近傍に
    配設された送風ファンであり、前記貯蔵タンク内に前記
    温度調整部による冷却気の一部を強制的に送り込むこと
    により、前記貯蔵タンク内を外気圧に対して正圧にす
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の穀粒貯蔵庫。
  3. 【請求項3】前記送風ファンが、前記温度調整部から放
    熱される熱気を装置外に排出させるための放熱ファンと
    兼用されている、 ことを特徴とする請求項2に記載の穀粒貯蔵庫。
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