JP2000201930A - 3次元超音波診断装置 - Google Patents
3次元超音波診断装置Info
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Abstract
できる3次元超音波診断装置を提供する。 【解決手段】3次元超音波診断装置は、被検体内の計測
対象の血流路を含む3次元領域を超音波ビームで走査す
ることにより超音波エコーの受信信号を収集する信号収
集手段(1、2、3)と、この信号収集手段により収集
された受信信号から3次元領域の血流情報を得る血流情
報取得手段(5)と、この血流情報取得手段により得ら
れた血流情報に基づいて血流路の長手方向に交差する断
面の血流像を再構成する血流像再構成手段(7)と、こ
の血流像再構成手段により再構成された血流像上に関心
領域を設定する関心領域設定手段(8、10)と、この
関心領域設定手段により設定された関心領域を通過する
血流量を演算する血流量演算手段(9)とを備える。
Description
情報を用いて血流計測を行う3次元超音波診断装置に関
する。
波ドプラ効果に基づく血流計測の中でも血流量の計測は
臨床的に重要とされ、その測定精度を向上させるための
試みが多く行われている(例えば、米国特許第4790
322号参照)。その1つとして、複数の超音波ビーム
走査線に直交する関心領域(ROI:region of inte-r
est)を設定し、その関心領域上の血流情報に元にその
関心領域を通過する血流量を計測する装置が知られてい
る。
を取得する3次元超音波診断装置が提案され、注目され
ている。この装置では、被検体の3次元領域を超音波ビ
ームで走査することによりその3次元領域からの受信信
号を収集し、これを3次元ボリューム情報として再構成
して表示するものである。この場合、超音波ビームの3
次元的走査法としては、手動や機械式でスキャン面を移
動させて行うタイプと、2次元アレイプローブを用いて
電子的にリアルタイムに走査させるタイプとが知られて
いる。
は、2次元の断層像上で体積量である血流量を求めるも
ので、その計測原理上、関心領域を通過する血流はその
関心領域の両側で流速分布が軸対象であるといった仮定
が必要である。また、超音波ビームの走査線方向に沿っ
たドプラ速度から血流路内の流速を演算するには走査線
と血流路との間の角度補正が必要であるため、これを回
避するために血流路の互いに直交する2断面での計測を
行っている。従って、従来の血流量の計測では、関心領
域での流速分布が軸対象であるといった仮定により測定
誤差が生じると共に、超音波ドプラ角度の補正をなくす
ための2断面での計測は一般に煩雑であるといった問題
があった。
も知られているが、特に血流情報を得るために必要とさ
れる時間分解能を意識したものではない。従って、従来
の3次元超音波診断装置は、血流情報の中でも特に時間
分解能が重要とされる血流量の計測には不向きである。
してなされたもので、血流の流量計測を高精度かつ簡便
に行うことができる3次元超音波診断装置を提供するこ
とを目的とする。
達成するため、流路をその長手方向(軸方向)に交差す
る任意の断面(以下「短軸断面」)上の断層像(以下
「血管短軸像」)の関心領域について血流情報を得るた
めに超音波ビームをスキャンさせることにより、血流路
内で短軸断面に平行な複数の短軸断面での血流情報を取
得し、これらの血流情報に基づいて関心領域内の速度分
布情報を決定し、この速度分布情報を用いて血流量を計
測する装置の着想を得た。これにより、従来の2次元画
像に基づく流量計測における流速分布軸対称の仮定や関
心領域の位置ズレによる測定誤差を大幅に低減すると共
に、血流路の短軸断面として超音波ビーム走査線と直交
する断面の血流情報を用いることでビームと血流路との
間の角度依存性のない流量計測を行うことができること
が分かった。
上記の着想に基づいて完成されてものである。
内の計測対象の血流路を含む3次元領域を超音波ビーム
で走査することにより超音波エコーの受信信号を収集す
る信号収集手段と、この信号収集手段により収集された
受信信号から前記3次元領域の血流情報を得る血流情報
取得手段と、この血流情報取得手段により得られた血流
情報に基づいて前記血流路の長手方向に交差する断面の
血流像を再構成する血流像再構成手段と、この血流像再
構成手段により再構成された血流像上に関心領域を設定
する関心領域設定手段と、この関心領域設定手段により
設定された関心領域を通過する血流量を演算する血流量
演算手段とを備えたことを特徴とする。
の血流路を含む3次元領域を超音波ビームで走査するこ
とにより超音波エコーの受信信号を収集する信号収集手
段と、この信号収集手段により収集された受信信号から
前記3次元領域の3次元断層像を得る断層像取得手段
と、この断層像取得手段により得られた3次元断層像上
に関心領域を設定する関心領域設定手段と、この関心領
域設定手段により設定された関心領域に対して超音波ビ
ームを走査することにより前記関心領域のみの血流情報
を得る血流情報取得手段と、この血流情報取得手段によ
り得られた血流情報に基づいて前記関心領域を通過する
血流量を演算する血流量演算手段とを備えたことを特徴
とする。
載の発明において、前記関心領域は、前記血流路の長手
方向に交差する断面と平行な複数の断面を含み、前記血
流量を演算する手段は、前記複数の断面の血流情報から
前記関心領域を通過する血流量を演算する手段であるこ
とを特徴とする。
でのいずれか1項記載の発明において、前記血流路を交
差する断面は、前記超音波ビームの走査線に直交する断
面であることを特徴とする。
でのいずれか1項記載の発明において、前記血流路を交
差する断面の血流像と、前記血流路の基準面の血流像と
を同一画面上に表示する手段をさらに備えたことを特徴
とする。
明において、前記血流路の基準面上に血流方向に関する
情報を指定する手段と、この手段により指定された血流
方向に関する情報を利用して血流速度の絶対値を求める
手段とを備えたことを特徴とする。
でのいずれか1項記載の発明において、前記関心領域を
複数指定する手段と、この手段により指定された複数の
関心領域をそれぞれ通過する血流量を演算する手段と、
この手段により演算される複数の関心領域の血流量から
別の特徴量を算出する手段とをさらに備えたことを特徴
とする。
波診断装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
全体の制御中枢であるシステムコントローラ11と、こ
のコントローラ11による制御の元で動作する装置本体
SSと、この装置本体SSに接続される2Dアレイプロ
ーブ1とを備えている。このうち、装置本体SSには、
送信系2、受信系3、Bモード処理系4、ドプラ処理系
5、ディジタル・スキャン・コンバータ(DSC)6、
3次元ディジタル・スキャン・コンバータ(3D−DS
C)7、表示系8、流量演算部9、及びROI入力部1
0が含まれる。
動子を二次元アレイ状に配列した構成で、この各振動子
を送信系2からの駆動信号を受けて所定の遅延パターン
条件で駆動することにより、図2に示すように超音波ビ
ーム3DBを被検体OB内の計測対称の血流路(血管)
BLを含む3次元領域で空間的にフォーカス可能にボリ
ュームスキャン(3次元スキャン)させると共に、この
超音波ビーム3DBにおける3次元領域内の各点からの
超音波エコーの受信信号を収集し、これを受信系3に送
る。この受信系3にて超音波ビーム3DBの方向毎に得
られた受信信号は、Bモード処理系4にて断層像データ
に変換されると共に、ドプラ処理系5にて血流情報にそ
れぞれ変換され、これらのデータに基づく画像がDSC
6及び3D−DSC7を介して表示系8のモニタ上に表
示される。
すように3D座標演算部10及びその3Dメモリ11
と、再構成画像演算部12及びそのメモリ13とが含ま
れる。そこで、3D座標演算部10にてビーム方向毎の
データから実空間に対応したデータに変換され、3Dメ
モリ11に記憶されると共に、再構成画像演算部12に
て上記の実空間データから任意の断面への投影像または
ボリューム像作成・表示のための演算が行われ、これら
のデータがメモリ13に保存される。そして、再構成さ
れた画像が投影像またはボリューム像として表示系8の
画面に表示される。この表示法としては、通常の2次元
表示、複数断面の分割同時表示、ボリュームレンダリン
グによる3D表示等のいずれも設定可能である。
流計測の原理を図4に基づいて説明する。まず、図4に
示す血流路BL内の軸方向(長軸方向)AXに直交する
短軸断面PL1においては、血流の流量Qは、その短軸
断面PL1の断面積S0 と血流路BLの軸方向AXの流
速v0 との内積により、
定では、血流路BLの軸方向の速度v0ではなく、超音
波ビームの走査線方向BLに沿った速度 がドプラ速度
vdとして検出される。そこで、血流路BL内に走査線
LAと直交する短軸断面(C面)PL2を考え、この走
査線LAと血流路BLの軸方向AXとの成す角度をθと
したとき、前述の流速v0及び断面積S0は、ドプラ速度
vdと、走査線方向BLに直交する短軸断面PL2の断
面積Sとを用いて、
ると、
直交する短軸断面PL2の断面積Sとドプラ速度vdと
が求まると、この両者の積により、θを使わずに、すな
わち角度依存性がなく血流量を直接演算できることが分
かる。
血流路BLを含む血流画像が表示系8のモニタ上に通常
の2次元表示、複断面の分割同時表示、又はボリューム
レンダリングによる3D表示等により表示されると共
に、その画像上でマーカを含むROIの指定が可能とな
っている。ROIは、オペレータによりトラックボー
ル、マウス等のROI入力部10を介して操作される。
5〜図10に基づいて説明する。
像(以下「血管長軸像」)IM1及びその血管長軸像I
M1上の血流量を求めたい任意の測定部位に指定可能な
矩形状のROI30を示す。このROI30は、計測部
位断面として超音波ビームの走査線方向に垂直又は略垂
直な短軸断面を指定するようにその走査線方向に垂直に
設定すると共に、このROI30内のみの血流情報を計
測時に得るようにドプラ用のスキャン領域をROI位置
に一致させることで、それ以外の箇所でのスキャンを省
略し、時間分解能の向上した血流画像を得ることができ
る。
もつため、複数枚の短軸断面を含み、これにより、複数
の血流情報を取得できる。この複数の血流情報を利用す
ることで、計測値の平均効果による精度安定化を図るこ
とができ、ROI30の相対的な位置ズレによる誤差を
低減できる。このROI30の厚みや含まれる断面の枚
数は任意に設定及び変更可能とする。また、このROI
30を複数設定することも可能である。この場合には、
複数の血流路で求められる血流量に基づいて他の特徴量
を算出できる。
示のように血流の方向を指定する角度マーカMA1を表
示させ、このマーカMA1で指定された方向の情報を利
用して血流速度の絶対値を流量演算部9にて求めるよう
に設定することもできる。
CFM像で表示した例を示す。この場合には、ドプラ用
のスキャン領域を絞るように任意に設定・変更可能なR
OI(ACMのROI等)31が表示される。
軸断面における血管短軸像IM2及びその血管短軸像I
M2上に設定されるROI40を示す。このように短軸
断面における血管短軸像IM2を表示させ、この短軸像
IM2上でROI40の指定を行うことにより、複数の
短軸断面を表示画面上で確認しながら計測部位の選定や
その血流量の計測を行うことができ、直感的な操作性も
大幅によくなる。
M2とを同一画面に表示した場合を示す。このように計
測部位の基準面における血管長軸像IM1と短軸断面に
おける血管短軸像IM2とを同一画面に表示すれば、計
測部位の視認性もより一層よくなって、ROI指定等の
操作性もより一層向上する。また、画面表示の選択肢も
増やす例として、例えば図9に示すように単位時間当た
りの流速変化等の流量時間波形DS1や1心拍拍出量
(ストロークボリューム)等の種々の血流計測値DS2
を表示させたり、あるいは図10に示すように計測部位
の基準面A1に直交する面A2での血管長軸像IM1を
表示させたりすることも可能である。
がら、オペレータが計測部位の血流路をROIで指定す
ると、流量演算部9にて上述の計測原理に基づく処理
(例えば、CPUによる流量演算用アルゴリズムの実
行)が行われる。その結果、血流画像の各フレーム毎の
瞬時流量がドプラ処理系5にて得られたドプラ速度を含
む血流速度情報に基づいて短軸断面から演算され、この
瞬時流量をフレーム毎に時間軸上で積分(この時間積分
の幅すなわち関心時間は任意に設定及び変更可能)する
ことにより、計測部位の血流量が計測可能となる。
の計測時に軸対象の仮定を必要としないために従来より
も大幅に測定精度を高めることができると共に、測定対
象の短軸断面が超音波ビームと直交しているため、角度
依存性もなく、互いに直交する2断面での計測も必要と
しないために従来よりも簡便な計測を実現できる。
プローブを用いたリアルタイム式の3次元スキャン法を
採用してあるが、この発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば図11(a)及び(b)に示すように超音
波プローブ1をその軸方向AXを中心に機械的に回転及
び移動させて超音波ビーム2DBを3次元領域でスキャ
ンする方式を適用することも可能である。
ば、流路の短軸断面の流速分布に基づいて血流量を測定
するため、軸対称の仮定や角度依存性もなく測定精度を
大幅に高めることができる。
形態を示す概略ブロック図。
の表示例を示す概要図。
図。
及びROIの表示例を示す概要図。
を示す概要図。
合を示す概要図。
長軸像及びROI表示を加えた場合を示す概要図。
転させる方式の3次元データ収集法を説明する概念図。
DSC) 8 表示系 9 流量演算部 10 ROI入力部 11 コントローラ 20 3D座標演算部 21 3Dメモリ 22 再構成画像演算部 23 メモリ
Claims (7)
- 【請求項1】 被検体内の計測対象の血流路を含む3次
元領域を超音波ビームで走査することにより超音波エコ
ーの受信信号を収集する信号収集手段と、この信号収集
手段により収集された受信信号から前記3次元領域の血
流情報を得る血流情報取得手段と、この血流情報取得手
段により得られた血流情報に基づいて前記血流路の長手
方向に交差する断面の血流像を再構成する血流像再構成
手段と、この血流像再構成手段により再構成された血流
像上に関心領域を設定する関心領域設定手段と、この関
心領域設定手段により設定された関心領域を通過する血
流量を演算する血流量演算手段とを備えたことを特徴と
する3次元超音波診断装置。 - 【請求項2】 被検体の計測対象の血流路を含む3次元
領域を超音波ビームで走査することにより超音波エコー
の受信信号を収集する信号収集手段と、この信号収集手
段により収集された受信信号から前記3次元領域の3次
元断層像を得る断層像取得手段と、この断層像取得手段
により得られた3次元断層像上に関心領域を設定する関
心領域設定手段と、この関心領域設定手段により設定さ
れた関心領域に対して超音波ビームを走査することによ
り前記関心領域のみの血流情報を得る血流情報取得手段
と、この血流情報取得手段により得られた血流情報に基
づいて前記関心領域を通過する血流量を演算する血流量
演算手段とを備えたことを特徴とする3次元超音波診断
装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の発明において、前
記関心領域は、前記血流路の長手方向に交差する断面と
平行な複数の断面を含み、前記血流量を演算する手段
は、前記複数の断面の血流情報から前記関心領域を通過
する血流量を演算する手段であることを特徴とする3次
元超音波診断装置。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項記載
の発明において、前記血流路を交差する断面は、前記超
音波ビームの走査線に直交する断面であることを特徴と
する3次元超音波診断装置。 - 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項記載
の発明において、前記血流路を交差する断面の血流像
と、前記血流路の基準面の血流像とを同一画面上に表示
する手段をさらに備えたことを特徴とする3次元超音波
診断装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の発明において、前記血流
路の基準面上に血流方向に関する情報を指定する手段
と、この手段により指定された血流方向に関する情報を
利用して血流速度の絶対値を求める手段とを備えたこと
を特徴とする3次元超音波診断装置。 - 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項記載
の発明において、前記関心領域を複数指定する手段と、
この手段により指定された複数の関心領域をそれぞれ通
過する血流量を演算する手段と、この手段により演算さ
れる複数の関心領域の血流量から別の特徴量を算出する
手段とをさらに備えたことを特徴とする3次元超音波診
断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01117999A JP4282130B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 3次元超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01117999A JP4282130B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 3次元超音波診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000201930A true JP2000201930A (ja) | 2000-07-25 |
| JP4282130B2 JP4282130B2 (ja) | 2009-06-17 |
Family
ID=11770847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01117999A Expired - Fee Related JP4282130B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 3次元超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4282130B2 (ja) |
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-
1999
- 1999-01-19 JP JP01117999A patent/JP4282130B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2023524945A (ja) * | 2020-04-27 | 2023-06-14 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | 超音波ボリュームフロー測定のための3次元カラードップラー |
| JP7695266B2 (ja) | 2020-04-27 | 2025-06-18 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | 超音波ボリュームフロー測定のための3次元カラードップラー |
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