JP2000201959A - 尿取りパッド - Google Patents

尿取りパッド

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JP2000201959A
JP2000201959A JP11011663A JP1166399A JP2000201959A JP 2000201959 A JP2000201959 A JP 2000201959A JP 11011663 A JP11011663 A JP 11011663A JP 1166399 A JP1166399 A JP 1166399A JP 2000201959 A JP2000201959 A JP 2000201959A
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Takashi Maeno
隆 前野
Kozo Abe
耕三 阿部
Noriyuki Kurita
典之 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の吸収体を有する袋体状の尿取りパッド
は、装着者が動くことによって尿取りパッドに力が加わ
り、尿取りパッドが移動してペニスが開口部から抜ける
などの問題があった。 【解決手段】 内面シート、外面シート、吸収コアから
なる積層体10により袋体1が形成されている。この袋
体に開口部20が設けられており、前記開口部20を囲
むようにして設けられた領域31では、前記積層体の剛
性が他の積層体の部分より低くなっている。剛性の低い
領域31が設けられているため、尿取りパッドに加わる
力は直接開口部20へと伝わらず、ペニスが開口部から
外れにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、尿失禁用などとし
て使用される袋状の尿取りパッドに係り、特に袋体に開
口する開口部が泌尿器に追従して変形しやすくして、尿
漏れが発生しにくくした尿取りパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】尿失禁用などとして使用される尿取りパ
ッドは、液透過性の内面シートと、液不透過性の外面シ
ートと、両シート間に挟まれた液吸収体とから成る積層
体により形成されている。前記液吸収体は、パルプなど
の吸水性繊維、または前記吸収性繊維と高吸収性ポリマ
ー(SAP)との混合体などにより形成されている。
【0003】前記尿取りパッドとして、前記積層体で袋
体を形成し、この袋体に開口部を形成したものがある。
この構造の尿取りパッドは主に男性用として使用され、
前記開口部から袋体内にペニスが挿入され、袋体内に排
出された尿が前記液吸収体で吸収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の尿取りパッ
ドは、袋体を構成する積層体の剛性が均一であり、また
前記開口部の周囲にも前記積層体が存在している。よっ
て、開口部の周囲部分での前記積層体と、開口部から離
れた領域での積層体の剛性とがほぼ同じである。
【0005】したがって、開口部からペニスを挿入した
状態で尿取りパッドが動いたときに、開口部の周囲領域
の積層体が柔軟に変形することができず、ペニスが前記
開口部から外れやすくなる。例えば尿取りパッドをペニ
スに装着した後、尿取りパッドの外側におむつを装着す
るときに、その装着の外力によっておむつ内で尿取りパ
ッドがずれて、または、前記尿取りパッドとおむつを装
着した状態で、寝返りなどをして体を動かしたときに、
尿取りパッドがずれて、その結果ペニスが開口部から外
れ尿が尿取りパッドから外へ漏れやすくなる。
【0006】また、従来の尿取りパッドでは、その外側
からおむつを装着したときに、おむつの締め付け力で袋
体が曲がるあるいは折れるなどの変形が生じ、その結
果、積層体で形成された袋体の内部空間が狭くなり、十
分な保水力を確保できなくなることがある。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、尿取りパットが外力を受けても泌尿器が開口部よ
り外れることがない、すなわち、おむつを装着するとき
や、尿取りパッドの装着状態において人体の体位が変っ
たときにも装着状態を安定できる尿取りパッドを提供す
ることを目的としている。
【0008】また本発明は、袋体の曲がりや折れなどを
防止して、袋体の内部空間の実質的な容積の減少を防止
できる尿取りパッドを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、液透過
性の内面シートと外面シートと両シート間に挟まれた液
吸収体とを有する積層体によって、前記内面シートが内
側に向く袋体が形成され、この袋体に開口部が設けられ
た尿取りパッドにおいて、前記袋体は、開口部を囲む領
域での前記積層体の剛性が、前記領域以外の前記積層体
の剛性よりも低くなっていることを特徴とするものであ
る。
【0010】本発明では、内面シート、外面シートおよ
び液吸収体から成る積層体で形成された袋体が、その外
側におむつを装着する際の外力や、装着時の体位の変化
などにより位置ずれしても、開口部の周囲の積層体の剛
性が低くなっているため、袋体に作用する外力が泌尿器
を保持している開口部付近の低剛性の積層体の変形によ
り吸収される。したがって、泌尿器が開口部から外れに
くくなる。また、開口部の周囲以外では袋体の剛性が高
いため、おむつを装着するときの外力などによって袋体
が曲がったり折れたりしにくくなり、袋体の内部空間の
保水能力を高くできる。なお、本発明では開口部の周囲
には低剛性ではあるが積層体が存在しているため、この
積層体の液吸収層により、開口部周囲においても液吸収
機能を発揮できる。
【0011】上記本発明において、前記開口部を囲む領
域での積層体の剛性を他の領域よりも低くするための構
造としては、前記開口部を囲む領域での前記液吸収体
の厚みを、前記領域以外の前記液吸収体の厚みよりも薄
くする。前記開口部を囲む領域での前記液吸収体の密
度を、前記領域以外の前記液吸収体の密度よりも低くす
る。ことが好ましい。
【0012】さらに、前記尿取りパッドにおいて開口部
を囲む剛性の低い領域と、それ以外の剛性の高い領域と
の境に、前記液吸収体を薄くしまたは液吸収体を除去し
た変形境界部が形成されていることが好ましい。このよ
うに変形しやすい境界部を形成しておくと、開口部を囲
む領域の積層体、すなわち前記変形境界部よりも内側
(開口部側)の積層体が変形しやすくなり、泌尿器が開
口部から外れにくくなる。
【0013】次に第2の本発明は、液透過性の内面シー
トと外面シートと両シート間に挟まれた液吸収体とを有
する積層体によって、前記内面シートが内側に向く袋体
が形成され、この袋体に開口部が設けられた尿取りパッ
ドにおいて、前記袋体には、開口部を囲む領域と、これ
以外の領域との境に、前記液吸収体を薄くしまたは液吸
収体を除去した変形境界部が形成されていることを特徴
とするものである。
【0014】上記第2の本発明では、開口部から距離を
あけて、前記開口部を囲む領域とこれ以外の領域との境
に液吸収体を薄くした又は液吸収体を除去した変形境界
部が形成されているため、開口部の周囲の領域の積層体
が袋体の他の領域と独立して変形しやすくなる。よっ
て、尿取りパッドに外力が作用しても、泌尿器が開口部
からはずれにくくなる。
【0015】本発明の尿取りパッドの前記開口部には、
袋体内に挿入されるペニスに対して前記開口部を締め付
ける締め付け手段が設けられていることが好ましい。
【0016】また、本発明の尿取りパッドでは、前記袋
体内で且つ開口部を囲む領域以外の領域に、弾性シート
が設けられていることが好ましい。上記弾性シートが設
けられていると、外力により袋体が曲がったり、折れた
りしにくくなり、袋体内の保水空間を常に広く確保でき
る。なお、前記弾性シートが前記袋体の内面側に設けら
れる場合、前記弾性シートは液透過性であることが好ま
しい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の尿取りパッドを身
体装着側を手前にして示した斜視図、図2は開口部を開
いた状態を示す斜視図、図3は図1と図2をIII側か
ら見た側面図、図4は身体装着側と逆側から見た背面
図、図5は図3のV−V線の断面図、図6は図3のVI
−VI線の断面図、図7は図6の一部拡大図、図8は積
層体を展開した状態を示す斜視図、図9は図8のIX−
IX線の断面図、図10(A)(B)は本発明の他の実
施の形態の尿取りパッドを示す図9に相当する断面図で
ある。
【0018】図1以下の実施の形態は、大人用の男性用
尿取りパッドに本発明を適用した一例を示している。こ
の男性用尿取りパッドの袋体1は、上端2と下端3を有
し、上端2から下端3に向うY方向が縦方向、これと直
交する左右方向(X方向)が横方向、Z方向が厚さ方向
であり、厚さ方向では、図1、図2の手前側が身体装着
側4、これと逆の図4に現れている側が裏側5である。
【0019】袋体1は積層体10により構成されてい
る。図5および図6の断面図に示すように、積層体10
は、内面シート11と、外面シート12と、両シートの
間に挟まれた吸収コア(液吸収体)13とから構成され
ている。内面シート11は液透過性シートであり、例え
ば疎水性繊維に親水処理したものまたは親水性繊維で形
成された、ポイントボンド、エアースルー、スパンボン
ド、あるいはスパンレースなどの不織布である。この中
でも、目付けが20〜30g/m2のエアースルー不織
布が好ましい。
【0020】外面シート12は液不透過性で、例えばオ
レフィン系の樹脂シートなどで形成されている。好まし
くは目付けが20〜30g/m2、厚みが20〜30μ
であるポリエチレンシートである。または、外面シート
12は透明または半透明のポリエチレンフィルムの外面
にポイントボンド不織布が重ねられたものであってもよ
い。この外面シート12を使用すると、吸収コア13が
多量の尿を吸収して変色したときに、外部から視覚によ
り確認できる。また、図4に示す裏側5の表面に、おむ
つとのずれ止めのための粘着層を設けてもよい。なお、
外面シートは液透過性であってもよい。この場合、吸収
コア13で吸収しきれなかった尿が外面シート12を通
過し、例えば外側に当てられているおむつに吸収され
る。
【0021】吸収コア13は、粉砕パルプあるいは粉砕
パルプと高吸収性ポリマー(SAP)との混合物により
形成され、さらにティッシュなどの吸収性シートで包ま
れて構成されている。パルプとSAPの具体的な混合比
は、パルプ:SAP=70:30〜50:50程度であ
ることが好ましい。または、吸収コア13が、親水性繊
維で形成された不織布とSAPとで構成され、前記SA
Pが前記不織布の間に介在し、不織布どうしが部分的に
接合されているものであってもよい。
【0022】図8は、袋体1を構成する前記積層体10
を展開して示したものであるが、展開状態の積層体10
は平坦なシート状であり、各縁部14,15,16,1
7のそれぞれの部分では吸収コア13が存在せず前記内
面シート11と外面シート12が吸収コア13の外側に
延出し且つ両シート11と12とが接着または熱シール
あるいは接着および熱シールなどで接合されている。
【0023】図8に示す展開状態では、上端の縁部14
と下端の縁部15が平行、横方向両側で且つ上側の縁部
17,17側は互いに平行、横方向両側の縁部16と1
6は下端側で互いに接近する傾斜縁部である。袋体1が
形成された状態で、前記縁部17と17との対向部で図
1に示すような開口部20が形成される。
【0024】積層体10には、縁部17,17を取り囲
む境界部30が形成されている。ここで、境界部30の
内側(開口部側)で開口部20を囲む積層体10の一部
を領域31、それ以外の部分、すなわち境界部30より
も外側を積層体10の領域32とする。
【0025】図8および図9に示すように、前記領域3
1は領域32よりも吸収コア13が薄く形成されて、積
層体10の剛性は領域32よりも領域31の方が低くな
っている。または、領域31と領域32で吸収コア13
の厚みが同じであり、領域31の吸収コア13の密度が
領域32の吸収コア13の密度よりも低くされ、その結
果領域31での積層体10の剛性が領域32よりも低く
なっていてもよい。
【0026】あるいは、領域32において、吸収コア1
3内のSAPに水分が与えられて、SAPと吸収コアを
形成する繊維とが接着され、またはSAPと外面シート
12などとが接着されることによって、領域32での積
層体10の剛性が領域31よりも高く形成されてもよ
い。さらには、領域31と32とで吸収コア13の目付
けが同じであり、領域31にドット状にエンボスまたは
熱エンボスを形成して、領域31の積層体を柔軟化させ
てもよい。
【0027】また剛性の相違する領域31と領域32を
区分する境界部30において、吸収コア13に凹部を形
成して領域31の変形を容易にしてもよい。この場合の
凹部は、前記境界部30において吸収コア13を薄肉に
し、または境界部30において吸収コアを削除し、ある
いは吸収コア13に熱エンボス処理を施すことによって
形成することができる。
【0028】なお、剛性の高い領域32での積層体10
の剛性は、テーパー測定方法で15〜18g・cm程度
であり、領域31での積層体10の剛性は前記範囲より
低いことが好ましい。
【0029】また前記縁部17,17には、ペニスに対
する締め付け手段(保持手段)を構成する弾性材18,
18がそれぞれ接着固定されている。前記弾性材18,
18は、肌に対して柔らかい接触感触を与えるもので、
かつ弾性復元力があまり強くないものが好ましく、例え
ば硬質発泡ウレタンなどで形成される。またはプラスチ
ック板、あるいは樹脂を含浸した厚紙などで形成するこ
とも可能である。
【0030】図8に示す積層体10の下端の縁部15
は、横方向(X方向)の中心で且つ縦方向(Y方向)に
延びる中心線Ly0で谷折りされ、縁部15の左右半分
どうしが厚さ方向(Z方向)に延びる仮想線Lz上で互
いに接合される。上端の縁部14は、横方向(X方向)
の両端からそれぞれほぼ1/4の箇所に設定される折り
曲げ線Ly1で折り曲げられ、縁部14どうしが接着接
合される。
【0031】横方向(X方向)の両側の縁部16と16
は、縦方向に斜めに延びる仮想線Lαの部分で合掌合わ
せで互いに接着接合される。また弾性材18,18が設
けられた縁部17と17は弾性材18,18を除く上下
部分のみが互いに接着接合される。これら各縁部どうし
の接合は、ホットメルト型接着剤を使用した接着、また
は熱シールあるいは接着剤と熱シールとの複合により行
われる。
【0032】その結果、図1と図2に示すように袋体1
が形成されるが、この袋体1は、上端2で縁部14どう
しが接合されて接合部14aが形成されて閉じられ、下
端3で縁部15どうしが接合されて接合部15aが形成
されて閉じられている。上端2の接合部14aは横方向
(X方向)へ延び、下端3の接合部15aは厚さ方向
(Z方向)へ延び、接合部14aと15aは互いに直交
する向きに延びて、袋体1がいわゆるテトラポット型の
立体形状である。
【0033】また身体装着側4では、縁部16どうしが
接合された接合部16aが形成され、また上端2側では
縁部17どうしが接合された接合部17aが形成され、
前記上端2に寄った位置、好ましくは上端2にほぼ連続
した位置に、弾性材18と18とが対向する開口部20
が形成されている。この開口部20は、上端2と下端3
との間で縦方向に延びる縦長形状(スリット形状)であ
る。そして、境界部30が開口部20を取り囲むように
して設けられ、開口部20を囲む一定範囲の領域31で
積層体10の剛性が低くなっている。
【0034】なお、前記開口部20が形成されている部
分よりも下端3側の袋体1の内部には、比較的内容積の
大きい尿吸収空間21が形成されている。なお、図4に
示すように身体装着側4と逆側の裏側5はほぼ三角形状
であるが、この裏側には接合部が形成されていない。
【0035】さらに、好ましい実施の形態では、図3、
図4および図5、図6に示すように、裏側5を形成する
積層体10の内面シート11の内側に弾性シート22が
設けられる。図8に示すように、この弾性シート22は
前記裏側5において、開口部20に対向する位置から前
記尿吸収空間21に向って袋体1の縦方向(Y方向)に
沿って延びるように取付けられている。
【0036】前記弾性シート22は、好ましくは液透過
性であり、例えば厚みが1〜50mm程度の嵩高なエア
ースルー不織布である。具体的には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレン・ポリエステル、ポリエス
テルなどの繊維からなるエアースルー不織布である。
【0037】前記弾性シート22が設けられていると、
図2に示す使用状態で、外側に装着されるおむつの装着
力などの外力で、積層体10で形成された袋体1が曲が
ったり折れたりするのを防止でき、使用中に袋体1の内
部に十分な容積の尿保持空間を形成できる。従って、弾
性シート22は袋体1を補強する機能をもつ。また弾性
シート22が液透過性であると、袋体内に排出された尿
を袋体1の縦方向の下方へ導くように働く。このよう
に、弾性シート22に尿を誘導する機能を持たせること
もできる。
【0038】なお、弾性シートは、外面シート12の外
面に接着されてもよいし、外面シート12と吸収コア1
3との間、または内面シート11と吸収コア13との間
に挟むように設けられてもよい。
【0039】上記男性用尿取りパッドの使用に際して
は、身体装着側4を身体の下腹部に向け、図2に示すよ
うに、弾性材18と18の縦方向(Y方向)両端を指で
掴んで縦方向への圧縮力を与える。すると、各弾性材1
8,18が互いに開く方向へ座屈変形して、開口部20
が左右に開かれる。図3に示すように開口部20から袋
体1内にペニス25を挿入して、弾性材18,18に与
えられている圧縮力を除去すると、弾性材18,18が
弾性復元して、ペニス25の根元部分が、弾性材18,
18により横方向両側から軽く挟圧されて保持される。
【0040】この尿取りパッドを装着した後に外側から
おむつを装着するとき、あるいは装着中に装着者の体位
が変ったときなどにおいて、尿取りパッドに外力が作用
した際に、開口部20の領域31で積層体10が比較的
自由に変形できるため、尿取りパッドが移動したとき
に、この移動力が前記領域31の変形により吸収され、
開口部20に無理な力が作用しにくくなる。したがっ
て、ペニス25が開口部20から外れにくくなる。また
尿取りパッドに外力が作用しても、装着者のペニス25
に無理な力が作用せず、装着者が違和感を感じることが
ない。なお、積層体10の開口部20を囲む領域31に
も吸収コア13が設けられているため、開口部20の周
囲部分の吸収量が極端に低下することがない。
【0041】また、開口部20を囲む領域以外の領域3
2では、積層体10が比較的高い剛性を有しているた
め、前記外力により袋体1が変形しにくい。特にこの実
施の形態では、前記弾性シート22が設けられているた
め、袋体1の曲がりや折れが生じにくい。よって、排泄
された尿を保水して吸収する空間が保たれる。すなわ
ち、安定した吸収性能が得られ、従来のように排泄され
た尿が十分に吸収されず、開口部20へと流れ出ること
がない。
【0042】また、前記弾性材18,18は発泡材など
で形成されて、座屈変形での復帰力でペニス25を軽く
挟圧するものであるため、ペニス25に与えられる圧迫
力はきわめて弱い。また図7に示すように、弾性材1
8,18の対向面に凹部18aおよび凸部18bを形成
しておくと、凹部および凸部がペニス25に当たり、そ
の摩擦によりペニス25と弾性材18,18との間の滑
りを抑制でき、ペニス25が開口部20から外れにくく
なる。
【0043】また、開口部20が、上端2と下端3との
間の側面において、縦方向に長く形成されているため、
開口部20から袋体1内にペニス25を挿入した状態
で、ペニス25が開口部20に対して横方向へ外れにく
くなり、例えば人体の姿勢が動き、おむつ内でパッドが
移動しようとしたときに、開口部20からペニス25が
外れにくくなる。
【0044】図10(A)(B)に示す本発明の他の実
施の形態を説明する。図10に示す実施の形態では、積
層体10を形成している吸収コア13の厚みや密度など
は袋体1の全域において均一である。すなわち開口部2
0を囲む領域31と、それ以外の領域32とで積層体の
剛性が同じである。ただし前記領域31と32の境界部
に変形境界部30aまたは30bが形成されている。
【0045】図10(A)に示すものでは、前記変形境
界部30aにおいて吸収コア13が薄肉にされ、または
エンボス、熱エンボス部35が形成されている。この薄
肉部やエンボス部は領域31と領域32との境界におい
て直線的に形成されていてもよいし、あるいは前記境界
に沿って間欠的に、例えば間欠ドット状に形成されてい
てもよい。
【0046】図10(B)に示すものでは、前記変形境
界部30bにおいて吸収コアが部分的に除去され、積層
体10が前記変形境界部30bにおいて薄肉となった部
分36が形成されている。
【0047】図10(A)(B)に示すものでは、開口
部20を囲む領域31と、それ以外の領域32とで積層
体の剛性が同じであるが、前記領域31と領域32を変
形境界部30aまたは30bにより区分している。した
がって、尿取りパッドを装着している状態で袋体1に外
力が作用したときに、開口部20を囲む領域31が、他
の領域32に対して前記変形境界部30aまたは30b
を境として変形しやすくなり、その結果として開口部2
0がペニス25から外れにくくなる。
【0048】ただし、前記のように、領域31の剛性を
領域32よりも低くし、且つ領域31と32との境界に
図10に示す変形境界部30aまたは30bを設けるこ
とが好ましい。
【0049】なお、上記実施例の男性用尿取りパッドで
は、開口部20に弾性材18,18が設けられている
が、この弾性材18,18を設けず、積層体の縁部の間
でスリット状の開口部20を形成してもよい。また前記
開口部20を横方向(X方向)へやや広がる形状とし、
この部分に尿漏れを含むギャザーなどの身体に密着する
横漏れ防止手段を設けることで、女性の泌尿器に装着し
て使用することもできる。また乳児や幼児の男子用とし
て使用することも可能である。
【0050】また袋体1は図1に示すようなテトラポッ
ト型に限られず、四角状、円筒状や三角錐形状などであ
って、その一端に開口部が形成されているものであって
もよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の尿取りパッドは、
身体に安定して装着され、外力が作用しても泌尿器に装
着されている部分の位置ずれが生じにくくなり、尿の漏
れが生じ難い。
【0052】また、弾性シートが設けられる場合、尿取
りパッドそれ自身が変形することを防止できるので、吸
収性能が安定し、排泄された尿が十分に吸収されず、開
口部へと流れ出ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の尿取りパッドを身体装着側を手前に向
けて示す斜視図、
【図2】図1の尿取りパッドの開口部を開いた状態を示
す斜視図、
【図3】図1と図2に示す尿取りパッドの使用状態を示
すIII方向の側面図、
【図4】図1と図2に示す尿取りパッドの背面図、
【図5】図3のV−V線の断面図、
【図6】図3のVI−VI線の断面図、
【図7】図6の弾性材部分の拡大図、
【図8】図1と図2に示す尿取りパッドの袋体を構成す
る積層体の展開斜視図、
【図9】図8のIX−IX線の断面図、
【図10】(A)(B)は他の実施の形態の尿取りパッ
ドの積層体を示す断面図、
【符号の説明】
1 袋体 2 上端 3 下端 4 身体装着側 5 裏側 10 積層体 11 内面シート 12 外面シート 13 吸収コア(液吸収体) 14,15,16,17 縁部 14a,15a,16a,17a 接合部 18 弾性材 20 開口部 21 尿吸収空間 22 弾性シート 30 境界部 30a,30b 変形境界部 31 開口部を囲む領域 32 それ以外の領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 耕三 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 (72)発明者 栗田 典之 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 4C098 AA09 CC18 CC24 CC38 CE10 DD10 DD13 DD25 DD26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の内面シートと外面シートと両
    シート間に挟まれた液吸収体とを有する積層体によっ
    て、前記内面シートが内側に向く袋体が形成され、この
    袋体に開口部が設けられた尿取りパッドにおいて、 前記袋体は、開口部を囲む領域での前記積層体の剛性
    が、前記領域以外の前記積層体の剛性よりも低くなって
    いることを特徴とする尿取りパッド。
  2. 【請求項2】 前記開口部を囲む領域での前記液吸収体
    の厚みが、前記領域以外の前記液吸収体の厚みよりも薄
    い請求項1記載の尿取りパッド。
  3. 【請求項3】 前記開口部を囲む領域での前記液吸収体
    の密度が、前記領域以外の前記液吸収体の密度よりも低
    い請求項1又は2記載の尿取りパッド。
  4. 【請求項4】 前記開口部を囲む剛性の低い領域と、そ
    れ以外の剛性の高い領域との境に、前記液吸収体を薄く
    しまたは液吸収体を除去した変形境界部が形成されてい
    る請求項1〜3のいずれかに記載の尿取りパッド。
  5. 【請求項5】 液透過性の内面シートと外面シートと両
    シート間に挟まれた液吸収体とを有する積層体によっ
    て、前記内面シートが内側に向く袋体が形成され、この
    袋体に開口部が設けられた尿取りパッドにおいて、 前記袋体には、開口部を囲む領域と、これ以外の領域と
    の境に、前記液吸収体を薄くしまたは液吸収体を除去し
    た変形境界部が形成されていることを特徴とする尿取り
    パッド。
  6. 【請求項6】 前記開口部には、袋体内に挿入されるペ
    ニスに対して前記開口部を締め付ける締め付け手段が設
    けられている請求項1〜5のいずれかに記載の尿取りパ
    ッド。
  7. 【請求項7】 前記袋体内で且つ開口部を囲む領域以外
    の領域に、弾性シートが設けられている請求項1〜6の
    いずれかに記載の尿取りパッド。
  8. 【請求項8】 前記弾性シートは、液透過性であり、前
    記袋体の内面側に設けられている請求項7記載の尿取り
    パッド。
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