JP2000202649A - 中空材の製造方法 - Google Patents
中空材の製造方法Info
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- JP2000202649A JP2000202649A JP11001131A JP113199A JP2000202649A JP 2000202649 A JP2000202649 A JP 2000202649A JP 11001131 A JP11001131 A JP 11001131A JP 113199 A JP113199 A JP 113199A JP 2000202649 A JP2000202649 A JP 2000202649A
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- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/12—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
- B23K20/122—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
- B23K20/1245—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding characterised by the apparatus
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K2101/00—Articles made by soldering, welding or cutting
- B23K2101/04—Tubular or hollow articles
- B23K2101/045—Hollow panels
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一対の長尺材の長手方向に連続する断面コ字
状ないしU字状の枠部同士を突き合わせて溶接すること
により、両枠部が合体した中空部を備える中空材を製造
する方法として、中受け材を簡単に嵌挿・抜出できるよ
うにすることにより、高品質の中空材を能率よく製作可
能とする手段を提供すること。 【解決手段】 一対の長尺材1、1の対向配置した枠部
10、10間で構成する中空部20の内側から、両側片の突合
せ部11、11の内面にそれぞれ当て材7、7を当てる。そ
して、中空部20内に、一方の当て材7の裏面を当接支持
する複数個の第1ローラー51と、他方の当て材7の裏面
を当接支持する複数個の第2ローラー52とを備えた中受
け具5を装填する。この状態で、摩擦撹拌接合で突合せ
部11、11を溶接する。
状ないしU字状の枠部同士を突き合わせて溶接すること
により、両枠部が合体した中空部を備える中空材を製造
する方法として、中受け材を簡単に嵌挿・抜出できるよ
うにすることにより、高品質の中空材を能率よく製作可
能とする手段を提供すること。 【解決手段】 一対の長尺材1、1の対向配置した枠部
10、10間で構成する中空部20の内側から、両側片の突合
せ部11、11の内面にそれぞれ当て材7、7を当てる。そ
して、中空部20内に、一方の当て材7の裏面を当接支持
する複数個の第1ローラー51と、他方の当て材7の裏面
を当接支持する複数個の第2ローラー52とを備えた中受
け具5を装填する。この状態で、摩擦撹拌接合で突合せ
部11、11を溶接する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対の金属製長
尺材の長手方向に連続するコ字状ないしU字状の枠部同
士を突き合わせ、溶接により両枠部を接合一体化して中
空部を形成する、中空材の製造方法に関する。
尺材の長手方向に連続するコ字状ないしU字状の枠部同
士を突き合わせ、溶接により両枠部を接合一体化して中
空部を形成する、中空材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】中空材の製造方法の一つに、例えば、図
5に示すように、2本の長尺なチャンネル材(1)
(1)を用い、互いのコ字状枠部(10)(10)が対向す
る形で、各々の両側片(10a )(10b )の先端同士を突
き合わせ、これら突合せ部(11)(11)を溶接によって
接合一体化することにより、枠部(10)(10)の合体に
よる中空部(20)を有する角筒状の中空材(2)を製造
する方法がある。
5に示すように、2本の長尺なチャンネル材(1)
(1)を用い、互いのコ字状枠部(10)(10)が対向す
る形で、各々の両側片(10a )(10b )の先端同士を突
き合わせ、これら突合せ部(11)(11)を溶接によって
接合一体化することにより、枠部(10)(10)の合体に
よる中空部(20)を有する角筒状の中空材(2)を製造
する方法がある。
【0003】前記両側片(10a )(10b )の突合せ部
(11)(11)を接合一体化する溶接は、TIGやMIG
等のガスシールドアーク溶接等といった溶融溶接により
行うこともできるが、この図では、固相接合の範疇に入
る摩擦撹拌接合により行われている。
(11)(11)を接合一体化する溶接は、TIGやMIG
等のガスシールドアーク溶接等といった溶融溶接により
行うこともできるが、この図では、固相接合の範疇に入
る摩擦撹拌接合により行われている。
【0004】この摩擦撹拌接合で前記溶接を行う場合に
は、径大の円柱状回転子(3b)の肩部(3c)の軸線上に
径小のピン状プローブ(3a)が一体に突設された接合工
具(3)を用い、前記回転子(3b)を回転させることに
より前記プローブ(3a)を回転させながら、該プローブ
(3a)を突合せ部(11)にその外面から挿入し、前記回
転子(3b)の肩部(3c)を側片(10a )(10a )に押し
付けつつ、前記プローブ(3a)を挿入状態で突合せ部
(11)に沿ってチャンネル材(1)(1)に対して相対
移動させる。こうすることにより、突合せ部(11)が溶
接されて両側片(10a )(10a )が接合一体化される。
は、径大の円柱状回転子(3b)の肩部(3c)の軸線上に
径小のピン状プローブ(3a)が一体に突設された接合工
具(3)を用い、前記回転子(3b)を回転させることに
より前記プローブ(3a)を回転させながら、該プローブ
(3a)を突合せ部(11)にその外面から挿入し、前記回
転子(3b)の肩部(3c)を側片(10a )(10a )に押し
付けつつ、前記プローブ(3a)を挿入状態で突合せ部
(11)に沿ってチャンネル材(1)(1)に対して相対
移動させる。こうすることにより、突合せ部(11)が溶
接されて両側片(10a )(10a )が接合一体化される。
【0005】この摩擦撹拌接合は、溶接時の入熱量が溶
融溶接に比して少なく、かつ凝固収縮に伴う応力の発生
もないから、溶接部(W)近傍の熱歪みによる変形や割
れが生じ難い等といった利点を有している。
融溶接に比して少なく、かつ凝固収縮に伴う応力の発生
もないから、溶接部(W)近傍の熱歪みによる変形や割
れが生じ難い等といった利点を有している。
【0006】而して、摩擦撹接合や溶融溶接等の溶接に
より両側片(10a )(10a )を接合一体化する場合に
は、プローブ(3a)の挿入圧や回転子(3b)の肩部(3
c)の押付け圧により生じる両側片(10a )(10a )の
凹みを防止するために、あるいはまた溶接金属の溶け落
ち、酸化、裏波ビードの形成を防止するために、同図に
示すように、中空部(20)内に裏当て材として中受け材
(8)を突合せ部(11)(11)に沿って装填しておくこ
とが望ましい。
より両側片(10a )(10a )を接合一体化する場合に
は、プローブ(3a)の挿入圧や回転子(3b)の肩部(3
c)の押付け圧により生じる両側片(10a )(10a )の
凹みを防止するために、あるいはまた溶接金属の溶け落
ち、酸化、裏波ビードの形成を防止するために、同図に
示すように、中空部(20)内に裏当て材として中受け材
(8)を突合せ部(11)(11)に沿って装填しておくこ
とが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チャン
ネル材(1)(1)が長尺であることから、中受け材
(8)としてチャンネル材(1)(1)の全長に亘る長
さのものを用いる必要があり、そしてこれを突合せ部
(11)(11)の内面と密着するように嵌挿しなければな
らないことから、中受け材(8)の嵌挿時に摩擦抵抗を
強く受けてしまい、そのため中受け材(8)の嵌挿操作
が困難になるし、中受け材(8)の抜出時にも摩擦抵抗
を強く受けるから、中受け材(8)の抜出操作も困難に
なる。
ネル材(1)(1)が長尺であることから、中受け材
(8)としてチャンネル材(1)(1)の全長に亘る長
さのものを用いる必要があり、そしてこれを突合せ部
(11)(11)の内面と密着するように嵌挿しなければな
らないことから、中受け材(8)の嵌挿時に摩擦抵抗を
強く受けてしまい、そのため中受け材(8)の嵌挿操作
が困難になるし、中受け材(8)の抜出時にも摩擦抵抗
を強く受けるから、中受け材(8)の抜出操作も困難に
なる。
【0008】なお、このような問題は、図示したチャン
ネル材(1)(1)同士の接合に限らず、長手方向に連
続する断面コ字状ないしU字状の枠部を有する一対の長
尺材を溶接によって接合一体化して、両枠部の合体によ
る中空部を備えた中空材を製造する場合に共通する課題
である。
ネル材(1)(1)同士の接合に限らず、長手方向に連
続する断面コ字状ないしU字状の枠部を有する一対の長
尺材を溶接によって接合一体化して、両枠部の合体によ
る中空部を備えた中空材を製造する場合に共通する課題
である。
【0009】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、一対の長尺材の長手方向に連続す
る断面コ字状ないしU字状の枠部同士を突き合わせて溶
接することにより、両枠部が合体した中空部を備える中
空材を製造する方法として、中受け材を簡単に嵌挿・抜
出できるようにすることにより、高品質の中空材を能率
良く製作可能とする手段を提供することにある。
もので、その目的は、一対の長尺材の長手方向に連続す
る断面コ字状ないしU字状の枠部同士を突き合わせて溶
接することにより、両枠部が合体した中空部を備える中
空材を製造する方法として、中受け材を簡単に嵌挿・抜
出できるようにすることにより、高品質の中空材を能率
良く製作可能とする手段を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に係る中空材の製造方法は、長
手方向に連続する断面コ字状ないしU字状の枠部(断面
半円状の枠部を含む)を有する一対の長尺材を、互いの
枠部が対向するように配置し、これら枠部の両側片の突
合せ部を溶接によって一体化することにより、両枠部の
合体による中空部を備えた中空材を製造するに当たり、
前記一対の長尺材の対向配置した枠部間で構成する中空
部の内側から、両側片の突合せ部の内面に突合せ部に沿
ってそれぞれ当て材を当てるとともに、前記中空部内
に、一方の当て材の裏面を当接支持する複数個の第1ロ
ーラーと、他方の当て材の裏面を当接支持する複数個の
第2ローラーとを備えた中受け具を装填し、この状態
で、溶接を行うことを特徴としている。
め、この発明の請求項1に係る中空材の製造方法は、長
手方向に連続する断面コ字状ないしU字状の枠部(断面
半円状の枠部を含む)を有する一対の長尺材を、互いの
枠部が対向するように配置し、これら枠部の両側片の突
合せ部を溶接によって一体化することにより、両枠部の
合体による中空部を備えた中空材を製造するに当たり、
前記一対の長尺材の対向配置した枠部間で構成する中空
部の内側から、両側片の突合せ部の内面に突合せ部に沿
ってそれぞれ当て材を当てるとともに、前記中空部内
に、一方の当て材の裏面を当接支持する複数個の第1ロ
ーラーと、他方の当て材の裏面を当接支持する複数個の
第2ローラーとを備えた中受け具を装填し、この状態
で、溶接を行うことを特徴としている。
【0011】この構成にあっては、中受け具は第1及び
第2ローラーを備えているから、これらローラーの転動
によって、摩擦抵抗を強く受けることなく中受け具の嵌
挿操作及び抜出操作を行うことができるようになるか
ら、中受け具を簡単に嵌挿したり抜出したりすることが
でき、その結果、中空材を能率良く製造することができ
る。
第2ローラーを備えているから、これらローラーの転動
によって、摩擦抵抗を強く受けることなく中受け具の嵌
挿操作及び抜出操作を行うことができるようになるか
ら、中受け具を簡単に嵌挿したり抜出したりすることが
でき、その結果、中空材を能率良く製造することができ
る。
【0012】また、突合せ部の内面に当て材が当てられ
ていることから、溶接金属の溶け落ち、酸化、裏波ビー
ドの形成を防止することができる。また、両枠部の両側
片の突合せ部が当て材を介して中受け具により支承され
ることとなり、そのため、溶接を摩擦撹拌接合で行う場
合であっても、プローブの挿入圧や回転子の押付け圧に
より生じる両側片の凹みを防止することができる。
ていることから、溶接金属の溶け落ち、酸化、裏波ビー
ドの形成を防止することができる。また、両枠部の両側
片の突合せ部が当て材を介して中受け具により支承され
ることとなり、そのため、溶接を摩擦撹拌接合で行う場
合であっても、プローブの挿入圧や回転子の押付け圧に
より生じる両側片の凹みを防止することができる。
【0013】また、この発明の請求項2に係る中空材の
製法方法は、長手方向に連続する断面コ字状ないしU字
状の枠部を有する一対の長尺材を、互いの枠部が対向す
るように配置し、これら枠部の両側片の突合せ部を溶接
によって一体化することにより、両枠部の合体による中
空部を備えた中空材を製造するに当たり、前記一対の長
尺材の対向配置した枠部間で構成する中空部内に、両側
片の突合せ部のうちの一方の突合せ部の内面を当接支持
するとともに、近接して並んだ複数個の第1ローラー
と、他方の突合せ部の内面を当接支持するとともに、近
接して並んだ複数個の第2ローラーとを備えた中受け具
を装填し、この状態で、溶接を行うことを特徴としてい
る。
製法方法は、長手方向に連続する断面コ字状ないしU字
状の枠部を有する一対の長尺材を、互いの枠部が対向す
るように配置し、これら枠部の両側片の突合せ部を溶接
によって一体化することにより、両枠部の合体による中
空部を備えた中空材を製造するに当たり、前記一対の長
尺材の対向配置した枠部間で構成する中空部内に、両側
片の突合せ部のうちの一方の突合せ部の内面を当接支持
するとともに、近接して並んだ複数個の第1ローラー
と、他方の突合せ部の内面を当接支持するとともに、近
接して並んだ複数個の第2ローラーとを備えた中受け具
を装填し、この状態で、溶接を行うことを特徴としてい
る。
【0014】この構成にあっては、上記請求項1の発明
と同様の理由により、摩擦抵抗を強く受けることなく中
受け具の嵌挿操作及び抜出操作を行うことができる。
と同様の理由により、摩擦抵抗を強く受けることなく中
受け具の嵌挿操作及び抜出操作を行うことができる。
【0015】また、両枠部の両側片の突合せ部が中受け
具により支承されることとなり、そのため、溶接を摩擦
撹拌接合で行う場合であっても、プローブの挿入圧や回
転子の押付け圧により生じる両側片の凹みを防止するこ
とができる。
具により支承されることとなり、そのため、溶接を摩擦
撹拌接合で行う場合であっても、プローブの挿入圧や回
転子の押付け圧により生じる両側片の凹みを防止するこ
とができる。
【0016】また、この構成において、複数個の第1ロ
ーラー及び第2ローラーは、隣接するローラーの軸間の
距離が50mm以下になるように並んでいる場合には、
両枠部の両側片の突合せ部をしっかりと支承することが
できる。
ーラー及び第2ローラーは、隣接するローラーの軸間の
距離が50mm以下になるように並んでいる場合には、
両枠部の両側片の突合せ部をしっかりと支承することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施形態につい
て、図面を参照して具体的に説明する。図1及び図2は
請求項1の実施形態を示しており、図3及び図4は請求
項2及び3の実施形態を示している。
て、図面を参照して具体的に説明する。図1及び図2は
請求項1の実施形態を示しており、図3及び図4は請求
項2及び3の実施形態を示している。
【0018】まず、図1及び図2に示された実施形態
(第1実施形態)について説明する。
(第1実施形態)について説明する。
【0019】図1及び図2において、(1)は押出形材
として得られる長尺のアルミニウム(その合金を含む、
以下同じ)よりなるチャンネル材であり、その2本が互
いの断面コ字状の枠部(10)(10)を対向して且つ両側
片(10a )(10b )同士を突き合わせた状態で、ローラ
ーコンベア(4)の所定間隔置きに配置した送りローラ
ー(4a)…上に水平状態に載置され、これら送りローラ
ー(4a)…と要所に設けた押さえローラー(4b)の回転
駆動によって定速で一方向へ送られるようになってい
る。
として得られる長尺のアルミニウム(その合金を含む、
以下同じ)よりなるチャンネル材であり、その2本が互
いの断面コ字状の枠部(10)(10)を対向して且つ両側
片(10a )(10b )同士を突き合わせた状態で、ローラ
ーコンベア(4)の所定間隔置きに配置した送りローラ
ー(4a)…上に水平状態に載置され、これら送りローラ
ー(4a)…と要所に設けた押さえローラー(4b)の回転
駆動によって定速で一方向へ送られるようになってい
る。
【0020】また、図示していないが、チャンネル材
(1)(1)の左右両側には、該チャンネル材(1)
(1)を突合せ方向に加圧して両側片(10a )(10b )
を突合せ状態に保持する左右一対の加圧ローラーが配置
されている。なお、この加圧ローラーに代えて、万力等
のクランプ部材を用い、このクランプ部材で両側片(10
a)(10b )を突合せ状態に保持することも可能であ
る。
(1)(1)の左右両側には、該チャンネル材(1)
(1)を突合せ方向に加圧して両側片(10a )(10b )
を突合せ状態に保持する左右一対の加圧ローラーが配置
されている。なお、この加圧ローラーに代えて、万力等
のクランプ部材を用い、このクランプ部材で両側片(10
a)(10b )を突合せ状態に保持することも可能であ
る。
【0021】(3)はローラーコンベア(4)の走行工
程の上方定位置において昇降自在に設置された摩擦撹拌
接合用の接合工具であって、径大の円柱状回転子(3b)
と、該回転子(3b)の肩部(3c)軸線上に一体に設けら
れた径小のピン状プローブ(3a)とを備えている。
程の上方定位置において昇降自在に設置された摩擦撹拌
接合用の接合工具であって、径大の円柱状回転子(3b)
と、該回転子(3b)の肩部(3c)軸線上に一体に設けら
れた径小のピン状プローブ(3a)とを備えている。
【0022】而して、両チャンネル材(1)(1)の突
き合わせた枠部(10)(10)間で構成される中空部(2
0)内には、両側片(10a )(10b )の突合せ部(11)
(11)の内面に該突合せ部(11)(11)に沿ってそれぞ
れ面接触状態に当てられた合計2個の板棒状の当て材
(7)(7)と、中受け具(5)とが装填されている。
き合わせた枠部(10)(10)間で構成される中空部(2
0)内には、両側片(10a )(10b )の突合せ部(11)
(11)の内面に該突合せ部(11)(11)に沿ってそれぞ
れ面接触状態に当てられた合計2個の板棒状の当て材
(7)(7)と、中受け具(5)とが装填されている。
【0023】前記当て材(7)(7)は、チャンネル材
(1)(1)の構成材料であるアルミニウムよりも硬質
の金属材からなり、例えば、鉄やSUS等の鉄系材料か
らなる。このように硬質の金属材からなる当て材(7)
を用いることにより、両側片(10a )(10a )の突合せ
部(11)と一緒に当て材(7)が接合されてしまうこと
を防止することができる。また、これら当て材(7)
(7)は、その長さがチャンネル材(1)(1)の長さ
寸法と略同寸に設定された長尺なもので、両側片(10a
)(10b )の突合せ部(11)(11)の全長に亘って対
向配置されている。さらに、これら当て材(7)(7)
の裏面の幅方向両側縁部には、ローラーガイド用突片
(7a)(7a)が長さ方向に沿って一体に設けられ、これ
により中受け具(5)の嵌挿・抜出時に中受け具(5)
のローラー(51)(52)が当て材(7)(7)の裏面か
ら外れてしまうことを防止できるものとなされている。
(1)(1)の構成材料であるアルミニウムよりも硬質
の金属材からなり、例えば、鉄やSUS等の鉄系材料か
らなる。このように硬質の金属材からなる当て材(7)
を用いることにより、両側片(10a )(10a )の突合せ
部(11)と一緒に当て材(7)が接合されてしまうこと
を防止することができる。また、これら当て材(7)
(7)は、その長さがチャンネル材(1)(1)の長さ
寸法と略同寸に設定された長尺なもので、両側片(10a
)(10b )の突合せ部(11)(11)の全長に亘って対
向配置されている。さらに、これら当て材(7)(7)
の裏面の幅方向両側縁部には、ローラーガイド用突片
(7a)(7a)が長さ方向に沿って一体に設けられ、これ
により中受け具(5)の嵌挿・抜出時に中受け具(5)
のローラー(51)(52)が当て材(7)(7)の裏面か
ら外れてしまうことを防止できるものとなされている。
【0024】前記中受け具(5)は、チャンネル材
(1)(1)の長さ寸法と略同寸に長さを有する長尺な
枠体(50)の上縁部に、上側の当て材(7)の裏面を当
接支持する複数個の第1ローラー(51)…が各々枢軸
(53)…によって遊転自在に取り付けられるとともに、
枠体(50)の下縁部に、下側の当て板(7)の裏面を当
接支持する複数個の第2ローラー(52)…とが各々枢軸
(53)…によって遊転自在に取り付けられているもので
ある。
(1)(1)の長さ寸法と略同寸に長さを有する長尺な
枠体(50)の上縁部に、上側の当て材(7)の裏面を当
接支持する複数個の第1ローラー(51)…が各々枢軸
(53)…によって遊転自在に取り付けられるとともに、
枠体(50)の下縁部に、下側の当て板(7)の裏面を当
接支持する複数個の第2ローラー(52)…とが各々枢軸
(53)…によって遊転自在に取り付けられているもので
ある。
【0025】前記複数個の第1ローラー(51)…は、上
側の当て材(7)の長さ方向に沿って間隔をおいて並ん
でおり、同じく前記複数個の第2ローラー(52)…は、
下側の当て材(7)の長さ方向に沿って間隔をおいて並
んでいる。更に、第1ローラー(51)…と第2ローラー
(52)…の個数は同じであり、かつ第1ローラー(51)
と第2ローラー(52)とは接触している。
側の当て材(7)の長さ方向に沿って間隔をおいて並ん
でおり、同じく前記複数個の第2ローラー(52)…は、
下側の当て材(7)の長さ方向に沿って間隔をおいて並
んでいる。更に、第1ローラー(51)…と第2ローラー
(52)…の個数は同じであり、かつ第1ローラー(51)
と第2ローラー(52)とは接触している。
【0026】前記枠体(50)には、中受け具(5)の嵌
挿抜出操作用の棒状パイプ材からなる操作杆(6)が設
けられている。この操作杆(6)の端部は取手形状に形
成されている。
挿抜出操作用の棒状パイプ材からなる操作杆(6)が設
けられている。この操作杆(6)の端部は取手形状に形
成されている。
【0027】上記構成において、両チャンネル材(1)
(1)により中空材(2)を製造する場合には、まず2
本のチャンネル材(1)(1)の突き合わせた枠部(1
0)(10)間で構成された中空部(20)の内側から、両
側片(10a )(10b )の突合せ部(11)(11)の内面に
それぞれ当て材(7)(7)を当てるとともに、操作杆
(6)を持って中受け具(5)を中空部(20)内に嵌挿
する。この中受け具(5)の嵌挿の際、第1ローラー
(51)…及び第2ローラー(52)…の周面が対応する当
て材(7)(7)の裏面に当接してこれらローラー(5
1)…(52)…が当て材(7)(7)に沿って転動する
から、中受け具(5)は摩擦抵抗を殆ど受けず、したが
って中受け具(5)を簡単に嵌挿することができる。さ
らに、当て材(7)(7)の裏面にはローラーガイド用
突片(7a)(7a)が設けられているから、中受け具
(5)の嵌挿時にローラー(51)…(52)…が対応する
当て材(7)(7)の裏面から外れることもない。
(1)により中空材(2)を製造する場合には、まず2
本のチャンネル材(1)(1)の突き合わせた枠部(1
0)(10)間で構成された中空部(20)の内側から、両
側片(10a )(10b )の突合せ部(11)(11)の内面に
それぞれ当て材(7)(7)を当てるとともに、操作杆
(6)を持って中受け具(5)を中空部(20)内に嵌挿
する。この中受け具(5)の嵌挿の際、第1ローラー
(51)…及び第2ローラー(52)…の周面が対応する当
て材(7)(7)の裏面に当接してこれらローラー(5
1)…(52)…が当て材(7)(7)に沿って転動する
から、中受け具(5)は摩擦抵抗を殆ど受けず、したが
って中受け具(5)を簡単に嵌挿することができる。さ
らに、当て材(7)(7)の裏面にはローラーガイド用
突片(7a)(7a)が設けられているから、中受け具
(5)の嵌挿時にローラー(51)…(52)…が対応する
当て材(7)(7)の裏面から外れることもない。
【0028】こうして中受け具(5)を中空部(20)内
に装填することによって、当て材(7)(7)の裏面が
対応する第1ローラー(51)…及び第2ローラー(52)
…の周面で当接支持される。この状態を保持し、接合工
具(3)が上方の待機位置にある状態で、プローブ(3
a)の直下に突き合わされた両チャンネル材(1)
(1)の前端を位置させ、回転子(3b)を回転させるこ
とによりプローブ(3a)を回転させながら下降させて側
片(10a )(10a )の突合せ部(11)に押接する。これ
によって突合せ部(11)の素材が摩擦熱にて軟化して該
軟化部が塑性流動し、プローブ(3a)が該突合せ部(1
1)に挿入されるとともに、回転子(3b)の肩部(3c)
が該突合せ部(11)の外面に押接するから、このプロー
ブ挿入状態でローラーコンベア(4)を駆動して両チャ
ンネル材(1)(1)を定速で矢印(イ)の方向に送る
ことにより、該プローブ(3a)の前方側で摩擦熱と圧力
によって塑性流動した軟化部が撹拌混練されながら該プ
ローブ(3a)の後方側へ漸次移行し、この後方側では摩
擦熱を失って急速に冷却固化し、もって突き合わされた
側片(10a )(10a )が完全に接合一体化する。同図中
(W)は、この摩擦撹拌接合の溶接部を示している。な
お、接合工具(3)は軸線がローラーコンベア(4)の
送り方向下流側へ若干後傾した状態に設定され、これに
よって塑性流動した軟化部を回転子(3b)の肩部(3c)
で上から押さえて接合表面を均すようになっている。
に装填することによって、当て材(7)(7)の裏面が
対応する第1ローラー(51)…及び第2ローラー(52)
…の周面で当接支持される。この状態を保持し、接合工
具(3)が上方の待機位置にある状態で、プローブ(3
a)の直下に突き合わされた両チャンネル材(1)
(1)の前端を位置させ、回転子(3b)を回転させるこ
とによりプローブ(3a)を回転させながら下降させて側
片(10a )(10a )の突合せ部(11)に押接する。これ
によって突合せ部(11)の素材が摩擦熱にて軟化して該
軟化部が塑性流動し、プローブ(3a)が該突合せ部(1
1)に挿入されるとともに、回転子(3b)の肩部(3c)
が該突合せ部(11)の外面に押接するから、このプロー
ブ挿入状態でローラーコンベア(4)を駆動して両チャ
ンネル材(1)(1)を定速で矢印(イ)の方向に送る
ことにより、該プローブ(3a)の前方側で摩擦熱と圧力
によって塑性流動した軟化部が撹拌混練されながら該プ
ローブ(3a)の後方側へ漸次移行し、この後方側では摩
擦熱を失って急速に冷却固化し、もって突き合わされた
側片(10a )(10a )が完全に接合一体化する。同図中
(W)は、この摩擦撹拌接合の溶接部を示している。な
お、接合工具(3)は軸線がローラーコンベア(4)の
送り方向下流側へ若干後傾した状態に設定され、これに
よって塑性流動した軟化部を回転子(3b)の肩部(3c)
で上から押さえて接合表面を均すようになっている。
【0029】この摩擦撹拌接合においては、プローブ
(3a)の突合せ部(11)への挿入圧と回転子(3b)の肩
部(3c)の突合せ部(11)への押付け圧とによって両枠
部(10)(10)の上側の側片(10a )(10a )に荷重が
加わるが、これら側片(10a )(10a )が中空部(20)
内の上側の当て材(7)を介して中受け具(5)により
支承され、荷重は中受け具(5)、下側の当て材(7)
及び下側の側片(10b )(10b )を介してローラーコン
ベア(4)の送りローラー(4a)…に受け止められるか
ら、上側の側片(10a )(10a )が内側に曲がって凹ん
でしまうことはなく、もって形成された中空部(20)の
上側の接合壁(21)は平坦になる。
(3a)の突合せ部(11)への挿入圧と回転子(3b)の肩
部(3c)の突合せ部(11)への押付け圧とによって両枠
部(10)(10)の上側の側片(10a )(10a )に荷重が
加わるが、これら側片(10a )(10a )が中空部(20)
内の上側の当て材(7)を介して中受け具(5)により
支承され、荷重は中受け具(5)、下側の当て材(7)
及び下側の側片(10b )(10b )を介してローラーコン
ベア(4)の送りローラー(4a)…に受け止められるか
ら、上側の側片(10a )(10a )が内側に曲がって凹ん
でしまうことはなく、もって形成された中空部(20)の
上側の接合壁(21)は平坦になる。
【0030】かくして両チャンネル材(1)(1)を上
側の突合せ部(11)において接合一体化したのち、中空
部(20)内に中受け具(5)を装填したまま、この一体
物の上下を逆にして前と同様にローラーコンベア(4)
上に載置し、側片(10b )(10b )の突合せ部(11)を
摩擦撹拌接合にて接合一体化する。こうすることによ
り、両枠部(10)(10)の合体による中空部(20)を有
する角筒状の中空材(2)が得られる。
側の突合せ部(11)において接合一体化したのち、中空
部(20)内に中受け具(5)を装填したまま、この一体
物の上下を逆にして前と同様にローラーコンベア(4)
上に載置し、側片(10b )(10b )の突合せ部(11)を
摩擦撹拌接合にて接合一体化する。こうすることによ
り、両枠部(10)(10)の合体による中空部(20)を有
する角筒状の中空材(2)が得られる。
【0031】次いで、操作杆(6)を持って中受け具
(5)を中空部(20)内から抜出したのち、当て材
(7)(7)を取り外す。この中受け具(5)の抜出の
際、第1ローラー(51)…及び第2ローラー(52)…が
転動するから、中受け具(5)は摩擦抵抗を殆ど受け
ず、したがって中受け具(5)を簡単に抜出することが
できる。また、当て材(7)(7)は上述したように鉄
系材料等の硬質の金属材からなるので、突合せ部(11)
(11)と一緒に接合されておらず、したがって当て材
(7)(7)を簡単に取り外すことができる。
(5)を中空部(20)内から抜出したのち、当て材
(7)(7)を取り外す。この中受け具(5)の抜出の
際、第1ローラー(51)…及び第2ローラー(52)…が
転動するから、中受け具(5)は摩擦抵抗を殆ど受け
ず、したがって中受け具(5)を簡単に抜出することが
できる。また、当て材(7)(7)は上述したように鉄
系材料等の硬質の金属材からなるので、突合せ部(11)
(11)と一緒に接合されておらず、したがって当て材
(7)(7)を簡単に取り外すことができる。
【0032】得られた中空材(2)は、中空部(20)の
両側の接合壁(21)が平坦であり、高い品質を備えてい
る。さらに、この中空材(2)は、接合時に当て材
(7)(7)が当てられていたことから、溶接金属とな
る軟化部の裏落ちや裏波ビードの形成が阻止された状態
で、摩擦撹拌接合が行われたものであるから、中空材
(2)の接合状態は良好である。
両側の接合壁(21)が平坦であり、高い品質を備えてい
る。さらに、この中空材(2)は、接合時に当て材
(7)(7)が当てられていたことから、溶接金属とな
る軟化部の裏落ちや裏波ビードの形成が阻止された状態
で、摩擦撹拌接合が行われたものであるから、中空材
(2)の接合状態は良好である。
【0033】なお、この第1実施形態では、突合せ部
(11)(11)を接合一体化する溶接は、摩擦撹拌接合に
より行われているが、これをTIG、MIG等のガスシ
ールド溶接で行うことも可能である。このガスシールド
溶接で行う場合であっても、突合せ部(11)の内面に当
て材(7)が当てられているので、溶接金属の溶け落ち
や裏波ビードの形成を防止できる上、溶接金属の酸化も
防止することができる。
(11)(11)を接合一体化する溶接は、摩擦撹拌接合に
より行われているが、これをTIG、MIG等のガスシ
ールド溶接で行うことも可能である。このガスシールド
溶接で行う場合であっても、突合せ部(11)の内面に当
て材(7)が当てられているので、溶接金属の溶け落ち
や裏波ビードの形成を防止できる上、溶接金属の酸化も
防止することができる。
【0034】図3及び図4に示す実施形態(第2実施形
態)では、両チャンネル材(1)(1)の突き合わせた
枠部(10)(10)間で構成される中空部(20)内には、
中受け具(5)だけが装填されている。
態)では、両チャンネル材(1)(1)の突き合わせた
枠部(10)(10)間で構成される中空部(20)内には、
中受け具(5)だけが装填されている。
【0035】この中受け具(5)の枠体(50)の上縁部
には、上側の突合せ部(11)の内面を当接支持する複数
個の第1ローラー(54)…が各々枢軸(56)…によって
遊転自在に取り付けられるとともに、枠体(50)の下縁
部には、下側の突合せ部(11)の内面を当接支持する複
数個の第2ローラー(55)…が各々枢軸(56)…によっ
て遊転自在に取り付けられている。
には、上側の突合せ部(11)の内面を当接支持する複数
個の第1ローラー(54)…が各々枢軸(56)…によって
遊転自在に取り付けられるとともに、枠体(50)の下縁
部には、下側の突合せ部(11)の内面を当接支持する複
数個の第2ローラー(55)…が各々枢軸(56)…によっ
て遊転自在に取り付けられている。
【0036】前記複数個の第1ローラー(54)…は、上
側の突合せ部(11)に沿って間隔をおいて互いに近接し
て並んでおり、隣接するローラーの軸(56)(56)間の
間隔(L1)が50mm以下に設定されている。同じく、
前記複数個の第2ローラー(55)…は、下側の突合せ部
(11)に沿って間隔をおいて互いに近接して並んでお
り、隣接するローラーの軸(56)(56)間の間隔(L2)
が50mm以下に設定されている。このように第1ロー
ラー(54)…及び第2ローラー(55)…を近接配置する
ことにより、これらローラーの周面で対応する突合せ部
(11)(11)の内面を該突合せ部(11)(11)の全長に
亘って安定良くしっかりと当接支持することができる。
他の構成は、図1及び図2に示した第1実施形態と同じ
である。
側の突合せ部(11)に沿って間隔をおいて互いに近接し
て並んでおり、隣接するローラーの軸(56)(56)間の
間隔(L1)が50mm以下に設定されている。同じく、
前記複数個の第2ローラー(55)…は、下側の突合せ部
(11)に沿って間隔をおいて互いに近接して並んでお
り、隣接するローラーの軸(56)(56)間の間隔(L2)
が50mm以下に設定されている。このように第1ロー
ラー(54)…及び第2ローラー(55)…を近接配置する
ことにより、これらローラーの周面で対応する突合せ部
(11)(11)の内面を該突合せ部(11)(11)の全長に
亘って安定良くしっかりと当接支持することができる。
他の構成は、図1及び図2に示した第1実施形態と同じ
である。
【0037】この構成において、中空材(2)の製造
は、当て材を突合せ部(11)(11)の内面に当てる操作
を除き、上記第1実施形態と同じ操作で行われ、その説
明を省略する。
は、当て材を突合せ部(11)(11)の内面に当てる操作
を除き、上記第1実施形態と同じ操作で行われ、その説
明を省略する。
【0038】この構成における摩擦撹拌接合において
は、プローブ(3a)の挿入圧と回転子(3b)の肩部(3
c)の押付け圧とによって両枠部(10)(10)の上側の
側片(10a )(10a )に荷重が加わるが、これら側片
(10a )(10a )が中空部(20)内の中受け具(5)に
より支承され、荷重は該中受け具(5)及び下側の側片
(10b )(10b )を介してローラーコンベア(4)の送
りローラー(4a)に受け止められるから、上側の側片
(10a )(10a )が内側に曲がって凹んでしまうことは
なく、もって形成された中空部(20)の上側の接合壁
(21)は平坦になる。これを同じ理由により、上下を逆
にして摩擦撹拌接合された中空部(20)の同図下側の接
合壁(21)は平坦になり、したがって得られた中空材
(2)は、高い品質を備えるものになる。
は、プローブ(3a)の挿入圧と回転子(3b)の肩部(3
c)の押付け圧とによって両枠部(10)(10)の上側の
側片(10a )(10a )に荷重が加わるが、これら側片
(10a )(10a )が中空部(20)内の中受け具(5)に
より支承され、荷重は該中受け具(5)及び下側の側片
(10b )(10b )を介してローラーコンベア(4)の送
りローラー(4a)に受け止められるから、上側の側片
(10a )(10a )が内側に曲がって凹んでしまうことは
なく、もって形成された中空部(20)の上側の接合壁
(21)は平坦になる。これを同じ理由により、上下を逆
にして摩擦撹拌接合された中空部(20)の同図下側の接
合壁(21)は平坦になり、したがって得られた中空材
(2)は、高い品質を備えるものになる。
【0039】この発明は、例示したチャンネル材(1)
に限らず、長手方向の連続する断面コ字状ないしU字状
の枠部を有する各種の長尺材を原材として、これらの枠
部同士の合体による中空部を備えた中空材を製造する場
合にいずれも適用可能である。
に限らず、長手方向の連続する断面コ字状ないしU字状
の枠部を有する各種の長尺材を原材として、これらの枠
部同士の合体による中空部を備えた中空材を製造する場
合にいずれも適用可能である。
【0040】例えば、断面U字状の枠部として断面半円
状の枠部を有する2本の金属押出形材製長尺材(図示せ
ず)を原材として用い、丸パイプ状の中空材を製造をす
る場合にも適用可能である。
状の枠部を有する2本の金属押出形材製長尺材(図示せ
ず)を原材として用い、丸パイプ状の中空材を製造をす
る場合にも適用可能である。
【0041】また、長尺材として複数の枠部を有するも
のを組み合わせ、接合部に中空部を形成する形で3本以
上の長尺材を接合一体化した中空材とすることも可能で
ある。
のを組み合わせ、接合部に中空部を形成する形で3本以
上の長尺材を接合一体化した中空材とすることも可能で
ある。
【0042】また、この発明では、長尺材の移動用とし
て例示したローラーコンベア(4)以外の種々の移送手
段を採用できる。もとより、長尺材を移動させないでこ
れを固定しておき、接合工具を突合せ部に沿って移動さ
せることにより、溶接を行っても良い。
て例示したローラーコンベア(4)以外の種々の移送手
段を採用できる。もとより、長尺材を移動させないでこ
れを固定しておき、接合工具を突合せ部に沿って移動さ
せることにより、溶接を行っても良い。
【0043】また、突合せ部(11)を接合一体化する溶
接は、上記第1及び第2実施形態で示した摩擦撹拌接合
の他、ガスシールド溶接等の溶融溶接により行っても良
い。
接は、上記第1及び第2実施形態で示した摩擦撹拌接合
の他、ガスシールド溶接等の溶融溶接により行っても良
い。
【0044】
【発明の効果】上述の次第で、請求項1の発明によれ
ば、長手方向に連続する断面コ字状ないしU字状の枠部
を有する一対の長尺材を、互いの枠部が対向するように
配置し、これら枠部の両側片の突合せ部を溶接によって
一体化することにより、両枠部の合体による中空部を備
えた中空材を製造するに当たり、前記一対の長尺材の対
向配置した枠部間で構成する中空部の内側から、両側片
の突合せ部の内面に突合せ部に沿ってそれぞれ当て材を
当てるとともに、前記中空部内に、一方の当て材の裏面
を当接支持する複数個の第1ローラーと、他方の当て材
の裏面を当接支持する複数個の第2ローラーとを備えた
中受け具を装填し、この状態で、溶接を行うことを特徴
とするものであることから、中受け具に備えられた第1
及び第2ローラーの転動によって、摩擦抵抗を強く受け
ることなく中受け具の嵌挿操作及び抜出操作を行い得る
ものとなって、中受け具を簡単に嵌挿したり抜出したり
することができるし、また突合せ部の内面に当て材が当
てられているから、溶接金属の裏落ち、酸化、裏波ビー
ドの形成を防止することができ、その上、両枠部の両側
片の突合せ部が当て材を介して中受け具により支承され
ることとなるから、溶接を摩擦撹拌接合で行う場合であ
っても、プローブの挿入圧や回転子の押付け圧により生
じる両側片の凹みを防止することができる。したがっ
て、溶接金属の裏落ち、酸化、裏波ビードが発生してお
らず且つ接合前の突合せ部の形状を保持した高品質の中
空材を、能率良く製作することができる。
ば、長手方向に連続する断面コ字状ないしU字状の枠部
を有する一対の長尺材を、互いの枠部が対向するように
配置し、これら枠部の両側片の突合せ部を溶接によって
一体化することにより、両枠部の合体による中空部を備
えた中空材を製造するに当たり、前記一対の長尺材の対
向配置した枠部間で構成する中空部の内側から、両側片
の突合せ部の内面に突合せ部に沿ってそれぞれ当て材を
当てるとともに、前記中空部内に、一方の当て材の裏面
を当接支持する複数個の第1ローラーと、他方の当て材
の裏面を当接支持する複数個の第2ローラーとを備えた
中受け具を装填し、この状態で、溶接を行うことを特徴
とするものであることから、中受け具に備えられた第1
及び第2ローラーの転動によって、摩擦抵抗を強く受け
ることなく中受け具の嵌挿操作及び抜出操作を行い得る
ものとなって、中受け具を簡単に嵌挿したり抜出したり
することができるし、また突合せ部の内面に当て材が当
てられているから、溶接金属の裏落ち、酸化、裏波ビー
ドの形成を防止することができ、その上、両枠部の両側
片の突合せ部が当て材を介して中受け具により支承され
ることとなるから、溶接を摩擦撹拌接合で行う場合であ
っても、プローブの挿入圧や回転子の押付け圧により生
じる両側片の凹みを防止することができる。したがっ
て、溶接金属の裏落ち、酸化、裏波ビードが発生してお
らず且つ接合前の突合せ部の形状を保持した高品質の中
空材を、能率良く製作することができる。
【0045】請求項2の発明によれば、上記請求項1と
同じく、中受け具を簡単に嵌挿したり抜出したりするこ
とができるし、両枠部の両側片の突合せ部が中受け具に
より支承されることとなるから、溶接を摩擦撹拌接合で
行う場合であっても、プローブの挿入圧や回転子の押付
け圧により生じる両側片の凹みを防止することができ
る。したがって、接合前の突合せ部の形状を保持した高
品質の中空材を、能率良く製作することができる。
同じく、中受け具を簡単に嵌挿したり抜出したりするこ
とができるし、両枠部の両側片の突合せ部が中受け具に
より支承されることとなるから、溶接を摩擦撹拌接合で
行う場合であっても、プローブの挿入圧や回転子の押付
け圧により生じる両側片の凹みを防止することができ
る。したがって、接合前の突合せ部の形状を保持した高
品質の中空材を、能率良く製作することができる。
【0046】また、請求項2の発明の構成において、複
数個の第1ローラー及び第2ローラーは、隣接するロー
ラーの軸間の距離が50mm以下になるように並んでい
る場合には、両枠部の両側片の突合せ部をしっかりと支
承できるという利点を有する。
数個の第1ローラー及び第2ローラーは、隣接するロー
ラーの軸間の距離が50mm以下になるように並んでい
る場合には、両枠部の両側片の突合せ部をしっかりと支
承できるという利点を有する。
【図1】この発明の請求項1に係る中空材の製造方法の
実施形態(第1実施形態)を示す縦断側面図である。
実施形態(第1実施形態)を示す縦断側面図である。
【図2】図1のII−II線の断面図である。
【図3】この発明の請求項2及び3に係る中空材の製造
方法の実施形態(第2実施形態)を示す縦断側面図であ
る。
方法の実施形態(第2実施形態)を示す縦断側面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線の断面図である。
【図5】従来の中空材の製造方法を説明する斜視図であ
る。
る。
1…チャンネル材(長尺材) 10…枠部 11…突合せ部 2…中空材 20…中空部 3…摩擦撹拌接合用の接合工具 4…ローラコンベア 4a…送りローラー 5…中受け具 51、54…第1ローラー 52、55…第2ローラー 6…嵌挿抜出操作用の操作杆 7…当て材 W…溶接部
Claims (3)
- 【請求項1】 長手方向に連続する断面コ字状ないしU
字状の枠部(10)を有する一対の長尺材(1)(1)
を、互いの枠部が対向するように配置し、これら枠部の
両側片の突合せ部(11)(11)を溶接によって一体化す
ることにより、両枠部の合体による中空部(20)を備え
た中空材を製造するに当たり、 前記一対の長尺材の対向配置した枠部間で構成する中空
部(20)の内側から、両側片の突合せ部(11)(11)の
内面に突合せ部に沿ってそれぞれ当て材(7)(7)を
当てるとともに、 前記中空部(20)内に、一方の当て材(7)の裏面を当
接支持する複数個の第1ローラー(51)と、他方の当て
材(7)の裏面を当接支持する複数個の第2ローラー
(52)とを備えた中受け具(5)を装填し、この状態
で、溶接を行うことを特徴とする中空材の製造方法。 - 【請求項2】 長手方向に連続する断面コ字状ないしU
字状の枠部(10)を有する一対の長尺材(1)(1)
を、互いの枠部が対向するように配置し、これら枠部の
両側片の突合せ部(11)(11)を溶接によって一体化す
ることにより、両枠部の合体による中空部(20)を備え
た中空材を製造するに当たり、 前記一対の長尺材の対向配置した枠部間で構成する中空
部(20)内に、両側片の突合せ部(11)(11)のうちの
一方の突合せ部(11)の内面を当接支持するとともに、
近接して並んだ複数個の第1ローラー(54)と、他方の
突合せ部(11)の内面を当接支持するとともに、近接し
て並んだ複数個の第2ローラー(55)とを備えた中受け
具(5)を装填し、この状態で、溶接を行うことを特徴
とする中空材の製造方法。 - 【請求項3】 前記複数個の第1ローラー(54)及び第
2ローラー(55)は、隣接するローラーの軸間の距離
(L1)(L2)が50mm以下になるように並んでいる請
求項2記載の中空材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00113199A JP3451211B2 (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | 中空材の製造方法 |
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|---|---|---|---|
| JP00113199A JP3451211B2 (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | 中空材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000202649A true JP2000202649A (ja) | 2000-07-25 |
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ID=11492902
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| JP (1) | JP3451211B2 (ja) |
Cited By (7)
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1999
- 1999-01-06 JP JP00113199A patent/JP3451211B2/ja not_active Expired - Fee Related
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