JP2000203099A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JP2000203099A JP2000203099A JP11003151A JP315199A JP2000203099A JP 2000203099 A JP2000203099 A JP 2000203099A JP 11003151 A JP11003151 A JP 11003151A JP 315199 A JP315199 A JP 315199A JP 2000203099 A JP2000203099 A JP 2000203099A
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- traveling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙の大きさに拘わりなく適正な記録動作を
実現することができる記録装置を提供する。 【解決手段】 用紙Sを載置する用紙載置台1の任意の
位置へと記録手段を移動させる走行手段10と、用紙載
置台1上の所望の位置Aを記録基準位置として指定する
基準位置指定手段20と、載置台1における走行手段の
存在位置を、前記基準位置Aを基準として検出する位置
検出手段16,17と、記録手段18及び走行手段10
の駆動を制御する制御手段40とを備える。制御手段4
0は、記録開始指令が入力されると、走行手段10の存
在位置データ及び記録位置データに基づき走行手段10
の駆動して記録手段18を記録開始位置へと移動させた
後、記録情報に基づいて記録手段18を駆動し、用紙S
に対し前記基準位置を基準として記録動作を実行させ
る。
実現することができる記録装置を提供する。 【解決手段】 用紙Sを載置する用紙載置台1の任意の
位置へと記録手段を移動させる走行手段10と、用紙載
置台1上の所望の位置Aを記録基準位置として指定する
基準位置指定手段20と、載置台1における走行手段の
存在位置を、前記基準位置Aを基準として検出する位置
検出手段16,17と、記録手段18及び走行手段10
の駆動を制御する制御手段40とを備える。制御手段4
0は、記録開始指令が入力されると、走行手段10の存
在位置データ及び記録位置データに基づき走行手段10
の駆動して記録手段18を記録開始位置へと移動させた
後、記録情報に基づいて記録手段18を駆動し、用紙S
に対し前記基準位置を基準として記録動作を実行させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット方
式などを採る記録ヘッドを備えた記録手段を有し、個の
記録手段を記録媒体上で移動させることにより記録動作
を行うようにした記録装置に関する。
式などを採る記録ヘッドを備えた記録手段を有し、個の
記録手段を記録媒体上で移動させることにより記録動作
を行うようにした記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタは、記録ヘッド
やインクタンクを備えた記録手段をキャリッジによって
主走査方向へと往復移動させると共に、用紙(記録媒
体)を前記主走査方向と直交する副搬送方向へと移動さ
せることによって用紙全体に対し所望の記録画像を形成
し得るようになっている。
やインクタンクを備えた記録手段をキャリッジによって
主走査方向へと往復移動させると共に、用紙(記録媒
体)を前記主走査方向と直交する副搬送方向へと移動さ
せることによって用紙全体に対し所望の記録画像を形成
し得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の記録装置では、取扱い得る用紙の寸法形状の範囲が
設計段階において予め決定されており、その範囲を超え
る用紙を使用することはできず、汎用性に欠けるという
問題があった。すなわち、従来の記録装置にあっては、
取扱い得る用紙の最大幅は、キャリッジ移動機構による
キャリッジの最大移動幅と、用紙搬送機構による最大搬
送幅とによって規制されるため、その最大移動幅または
最大搬送幅を超えるサイズの用紙に対して記録動作を行
うことは不可能であった。従って、さらに大きなサイズ
の用紙に記録を行うためには、その記録動作を実現し得
るような最大搬送幅を有する用紙搬送機構、及び最大移
動幅を有するキャリッジ移動機構を設けることにより実
現可能であるが、これでは、装置全体が大型化すると共
に、高価なものとなるという問題が生じる。また、取扱
う用紙が数メートル四方に及ぶ極めて大型なものである
場合、その用紙を十分な精度をもって搬送することは極
めて困難であり、用紙搬送機構の大型化には限界があっ
た。
来の記録装置では、取扱い得る用紙の寸法形状の範囲が
設計段階において予め決定されており、その範囲を超え
る用紙を使用することはできず、汎用性に欠けるという
問題があった。すなわち、従来の記録装置にあっては、
取扱い得る用紙の最大幅は、キャリッジ移動機構による
キャリッジの最大移動幅と、用紙搬送機構による最大搬
送幅とによって規制されるため、その最大移動幅または
最大搬送幅を超えるサイズの用紙に対して記録動作を行
うことは不可能であった。従って、さらに大きなサイズ
の用紙に記録を行うためには、その記録動作を実現し得
るような最大搬送幅を有する用紙搬送機構、及び最大移
動幅を有するキャリッジ移動機構を設けることにより実
現可能であるが、これでは、装置全体が大型化すると共
に、高価なものとなるという問題が生じる。また、取扱
う用紙が数メートル四方に及ぶ極めて大型なものである
場合、その用紙を十分な精度をもって搬送することは極
めて困難であり、用紙搬送機構の大型化には限界があっ
た。
【0004】本発明は上記従来技術の問題点に着目して
なされたもので、記録媒体の大きさに拘わりなく適正な
記録動作を実現することができる記録装置の提供を目的
とする。
なされたもので、記録媒体の大きさに拘わりなく適正な
記録動作を実現することができる記録装置の提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定の載置平面上に載置された記録媒体に対し記録デー
タに基づき記録動作を行う記録手段と、前記載置平面上
の任意の位置へと前記記録手段を移動させる走行手段
と、前記載置平面上の所望の位置を基準位置として指定
する基準位置指定手段と、前記載置平面上における走行
手段の存在位置を基準位置を基準として検出し、存在位
置データを出力する位置検出手段と、前記記録手段及び
走行手段の駆動を制御する制御手段とを備え、前記制御
手段は、記録開始指令が入力されることにより、前記走
行手段の存在位置データ及び記録位置データに基づき走
行手段を駆動して記録手段を記録開始位置へと移動させ
ると共に、記録データに基づいて記録ヘッドを駆動し、
記録媒体に対し前記基準位置を基準として記録動作を実
行させるようにしたものである。
所定の載置平面上に載置された記録媒体に対し記録デー
タに基づき記録動作を行う記録手段と、前記載置平面上
の任意の位置へと前記記録手段を移動させる走行手段
と、前記載置平面上の所望の位置を基準位置として指定
する基準位置指定手段と、前記載置平面上における走行
手段の存在位置を基準位置を基準として検出し、存在位
置データを出力する位置検出手段と、前記記録手段及び
走行手段の駆動を制御する制御手段とを備え、前記制御
手段は、記録開始指令が入力されることにより、前記走
行手段の存在位置データ及び記録位置データに基づき走
行手段を駆動して記録手段を記録開始位置へと移動させ
ると共に、記録データに基づいて記録ヘッドを駆動し、
記録媒体に対し前記基準位置を基準として記録動作を実
行させるようにしたものである。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記記録手段によって実行させるべき
記録範囲を設定する記録範囲設定手段と、前記記録範囲
設定手段によって設定された記録範囲データを記憶する
記録範囲記憶手段とを備えたものである。
の発明において、前記記録手段によって実行させるべき
記録範囲を設定する記録範囲設定手段と、前記記録範囲
設定手段によって設定された記録範囲データを記憶する
記録範囲記憶手段とを備えたものである。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、所定のデータ及び指令を入力
する設定操作手段を前記走行手段と別体に設けると共
に、前記設定操作手段と前記制御手段には、両手段の間
で電磁波を用いた通信を可能とする無線通信手段を設
け、前記設定操作手段より入力した情報を前記無線手段
によって前記制御手段へと送信するようにしたものであ
る。
は2記載の発明において、所定のデータ及び指令を入力
する設定操作手段を前記走行手段と別体に設けると共
に、前記設定操作手段と前記制御手段には、両手段の間
で電磁波を用いた通信を可能とする無線通信手段を設
け、前記設定操作手段より入力した情報を前記無線手段
によって前記制御手段へと送信するようにしたものであ
る。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1ない
し3いずれか記載の発明において、前記位置検出手段
が、少なくとも2箇所以上に設定された検出基準位置か
らの距離を検出することによって前記記録手段の位置を
検出するものである。
し3いずれか記載の発明において、前記位置検出手段
が、少なくとも2箇所以上に設定された検出基準位置か
らの距離を検出することによって前記記録手段の位置を
検出するものである。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1ない
し4いずれか記載の発明において、前記位置検出手段
が、載置平面上に設定されたX軸方向に沿って配置され
このX軸方向と交差するY軸線方向へと一定光量の光を
発するY軸光源と、前記Y軸方向に沿って配置されこの
Y軸と交差するX軸方向へと一定量の光を発するX軸光
源と、前記走行手段の前記Y軸光源との対向位置に受光
面を有するY軸受光手段と、前記走行手段の前記X軸光
源との対向位置に受光面を有するX軸受光手段とを備
え、前記X軸受光手段にて受光された受光量に基づきX
軸方向におけるX光源からの距離間隔を判定すると共
に、Y軸受光手段にて受光された受光量に基づきY光源
からの距離間隔を判定し、前記両距離間隔によって載置
平面上における走行手段の位置を判断するものである。
し4いずれか記載の発明において、前記位置検出手段
が、載置平面上に設定されたX軸方向に沿って配置され
このX軸方向と交差するY軸線方向へと一定光量の光を
発するY軸光源と、前記Y軸方向に沿って配置されこの
Y軸と交差するX軸方向へと一定量の光を発するX軸光
源と、前記走行手段の前記Y軸光源との対向位置に受光
面を有するY軸受光手段と、前記走行手段の前記X軸光
源との対向位置に受光面を有するX軸受光手段とを備
え、前記X軸受光手段にて受光された受光量に基づきX
軸方向におけるX光源からの距離間隔を判定すると共
に、Y軸受光手段にて受光された受光量に基づきY光源
からの距離間隔を判定し、前記両距離間隔によって載置
平面上における走行手段の位置を判断するものである。
【0010】請求項6記載の発明は、上記請求項1ない
し5いずれか記載の発明において、前記走行手段が載置
面上に複数存在し、各走行手段毎に独立に設定された記
録開始位置情報及び記録情報に基づき走行するようにし
たものである。
し5いずれか記載の発明において、前記走行手段が載置
面上に複数存在し、各走行手段毎に独立に設定された記
録開始位置情報及び記録情報に基づき走行するようにし
たものである。
【0011】請求項7記載の発明は、上記請求項1ない
し6記載の発明において、前記走行手段が、記録手段を
保持しつつX軸方向及びY軸方向へと移動する本体部
に、その本体部の移動の駆動源であるモータ及び記録ヘ
ッドに電力を供給するバッテリーを搭載したものであ
る。
し6記載の発明において、前記走行手段が、記録手段を
保持しつつX軸方向及びY軸方向へと移動する本体部
に、その本体部の移動の駆動源であるモータ及び記録ヘ
ッドに電力を供給するバッテリーを搭載したものであ
る。
【0012】請求項8記載の発明は、上記請求項7記載
の発明において、前記バッテリーを、所定の電源との接
続によって充電可能としたものである。
の発明において、前記バッテリーを、所定の電源との接
続によって充電可能としたものである。
【0013】請求項9記載の発明は、上記請求項8記載
の発明において、前記走行手段が、バッテリーにおける
充電量が一定値以下となった時点で、載置平面上に設け
られた充電装置へと移動し、前記充電装置によってバッ
テリーの充電を行うようにしたものである。
の発明において、前記走行手段が、バッテリーにおける
充電量が一定値以下となった時点で、載置平面上に設け
られた充電装置へと移動し、前記充電装置によってバッ
テリーの充電を行うようにしたものである。
【0014】請求項10記載の発明は、上記請求項1な
いし9いずれか記載の発明において、前記記録手段が、
記録ヘッドにインクを供給するインクタンクを備え、前
記インクタンクには外部よりインクを導入し得るインク
導入口を備えたものである。
いし9いずれか記載の発明において、前記記録手段が、
記録ヘッドにインクを供給するインクタンクを備え、前
記インクタンクには外部よりインクを導入し得るインク
導入口を備えたものである。
【0015】請求項11記載の発明は、上記請求項10
記載の発明において、前記走行手段が、インクタンク内
のインクが一定値以下となった時点で、載置平面上に設
けられたインク供給部へと移動し、前記インク供給部の
インク導入口にインクタンクのインク導入口を接続して
インク供給部からインクタンクへのインクの補給を行う
ものである。
記載の発明において、前記走行手段が、インクタンク内
のインクが一定値以下となった時点で、載置平面上に設
けられたインク供給部へと移動し、前記インク供給部の
インク導入口にインクタンクのインク導入口を接続して
インク供給部からインクタンクへのインクの補給を行う
ものである。
【0016】請求項12記載の発明は、上記請求項1な
いし11いずれか記載の発明において、記録ヘッドが、
熱エネルギーによってインクに気泡を発生させ、その気
泡の圧力によってインクを吐出させるものである。
いし11いずれか記載の発明において、記録ヘッドが、
熱エネルギーによってインクに気泡を発生させ、その気
泡の圧力によってインクを吐出させるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0018】図1は本発明の実施形態における記録装置
の概略構成を示す説明平面図、図2は図1に示した記録
装置の制御系回路を示すブロック図、図3は図1及び図
2に示したものにおける制御動作の一部を示すフローチ
ャート、図4は図2に示したものにおける制御動作の一
部を示すフローチャートである。
の概略構成を示す説明平面図、図2は図1に示した記録
装置の制御系回路を示すブロック図、図3は図1及び図
2に示したものにおける制御動作の一部を示すフローチ
ャート、図4は図2に示したものにおける制御動作の一
部を示すフローチャートである。
【0019】図1において、ここに示す記録装置Pは、
記録媒体Sとしての用紙を載置固定するための水平な用
紙載置面を有する用紙載置台(載置平面)1を備えると
共に、用紙に記録動作を行う記録手段としての記録カー
トリッジ18と、この記録カートリッジ18などを保持
しつつ用紙載置台1上を走行する走行装置(走行手段)
10とを備えた自走記録装置P1を備える。前記用紙載
置台1には、そのX軸線方向に延出する端縁部に沿って
X軸光源3が配設されると共に、Y軸線方向に延出する
端縁部に沿ってY軸光源2が配設されている。X軸光源
3は、用紙載置台1上においてY軸と平行する方向へと
一定光量の光を発し、またY軸光源2は、用紙載置台上
においてX軸と平行する方向へと一定光量の光を発する
ものとなっている。
記録媒体Sとしての用紙を載置固定するための水平な用
紙載置面を有する用紙載置台(載置平面)1を備えると
共に、用紙に記録動作を行う記録手段としての記録カー
トリッジ18と、この記録カートリッジ18などを保持
しつつ用紙載置台1上を走行する走行装置(走行手段)
10とを備えた自走記録装置P1を備える。前記用紙載
置台1には、そのX軸線方向に延出する端縁部に沿って
X軸光源3が配設されると共に、Y軸線方向に延出する
端縁部に沿ってY軸光源2が配設されている。X軸光源
3は、用紙載置台1上においてY軸と平行する方向へと
一定光量の光を発し、またY軸光源2は、用紙載置台上
においてX軸と平行する方向へと一定光量の光を発する
ものとなっている。
【0020】また、前記用紙載置台1の側縁部近傍に
は、インク供給装置4と充電装置5とが設置されてお
り、前記インク供給装置4には、インク貯留部内のイン
クを吐出させ得るインク導出口4aが形成され、また、
充電装置5には充電接触部5aが突設されている。
は、インク供給装置4と充電装置5とが設置されてお
り、前記インク供給装置4には、インク貯留部内のイン
クを吐出させ得るインク導出口4aが形成され、また、
充電装置5には充電接触部5aが突設されている。
【0021】前記走行装置10には、略直方体形状をな
す車体部(本体部)11の前後両側面11a,11bの
近傍にそれぞれ2個のX駆動車輪12a,12b、13
a,13bを備えると共に、左右両側面11c,11d
の近傍にそれぞれ2個のY駆動車輪14a,14b、1
5a,15bを備えたものとなっている。そして、前記
X駆動車輪12a,12b、13a,13bのうち相対
向するX駆動車輪12aと13a、及び12bと13b
はそれぞれY方向に沿って平設された2本のX駆動軸
(図示せず)の両端部に保持され、また、前記Y駆動車
輪のうち相対向するY駆動車輪14aと15a、及び1
4bと15bはそれぞれX方向に沿って平設された2本
のY駆動軸(図示せず)の両端部に保持されている。
す車体部(本体部)11の前後両側面11a,11bの
近傍にそれぞれ2個のX駆動車輪12a,12b、13
a,13bを備えると共に、左右両側面11c,11d
の近傍にそれぞれ2個のY駆動車輪14a,14b、1
5a,15bを備えたものとなっている。そして、前記
X駆動車輪12a,12b、13a,13bのうち相対
向するX駆動車輪12aと13a、及び12bと13b
はそれぞれY方向に沿って平設された2本のX駆動軸
(図示せず)の両端部に保持され、また、前記Y駆動車
輪のうち相対向するY駆動車輪14aと15a、及び1
4bと15bはそれぞれX方向に沿って平設された2本
のY駆動軸(図示せず)の両端部に保持されている。
【0022】なお、前記X駆動軸及びY駆動軸は、図外
の駆動軸保持部材によってそれぞれ回動自在かつ昇降可
能に保持されており、Y駆動軸とX駆動軸の昇降動作
は、各駆動軸に対応して設けたソレノイド等の昇降駆動
手段(図示せず)によって交互に行われるようになって
いる。さらに、X駆動軸の回動はX軸モータ19が、Y
駆動軸の回動はY軸モータ20がそれぞれ行うようにな
っており、両モータ19,20は車体部11に搭載され
ている。
の駆動軸保持部材によってそれぞれ回動自在かつ昇降可
能に保持されており、Y駆動軸とX駆動軸の昇降動作
は、各駆動軸に対応して設けたソレノイド等の昇降駆動
手段(図示せず)によって交互に行われるようになって
いる。さらに、X駆動軸の回動はX軸モータ19が、Y
駆動軸の回動はY軸モータ20がそれぞれ行うようにな
っており、両モータ19,20は車体部11に搭載され
ている。
【0023】一方、前記車体部11には、記録カートリ
ッジ(記録手段)18はインクジェット方式の記録ヘッ
ドを備えたものとなっている。この記録カートリッジ1
8は、前記用紙載置台1に対しインクを吐出させて記録
動作を行う記録ヘッド18aを備えると共に、記録ヘッ
ド18aに対しインクを供給するインクタンク18bを
備えている。このインクタンク18bの前面には、イン
ク導入管18cが突設されており、その一端に形成され
たインク導入口18c1は、車体部11の前側面11a
から外方へと突出している。また、インクタンク18b
内には、そのインク貯留量を検出するインク残量検出器
18d(図2参照)が設けられている。
ッジ(記録手段)18はインクジェット方式の記録ヘッ
ドを備えたものとなっている。この記録カートリッジ1
8は、前記用紙載置台1に対しインクを吐出させて記録
動作を行う記録ヘッド18aを備えると共に、記録ヘッ
ド18aに対しインクを供給するインクタンク18bを
備えている。このインクタンク18bの前面には、イン
ク導入管18cが突設されており、その一端に形成され
たインク導入口18c1は、車体部11の前側面11a
から外方へと突出している。また、インクタンク18b
内には、そのインク貯留量を検出するインク残量検出器
18d(図2参照)が設けられている。
【0024】そして、このインク導入口18c1は前記
インク供給装置4のインク導出口4aに連結可能となっ
ており、連結時には、前記インク導出口4aからインク
タンク18bへとインクを送給し得るようになってい
る。なお、この実施形態における記録へッド18aはこ
こに内蔵される電熱変換体によってインクを加熱し、イ
ンクに気泡を発生させ、その気泡の圧力によってインク
を吐出させるようにしたいわゆるバブルジェット方式の
ヘッドとなっている。
インク供給装置4のインク導出口4aに連結可能となっ
ており、連結時には、前記インク導出口4aからインク
タンク18bへとインクを送給し得るようになってい
る。なお、この実施形態における記録へッド18aはこ
こに内蔵される電熱変換体によってインクを加熱し、イ
ンクに気泡を発生させ、その気泡の圧力によってインク
を吐出させるようにしたいわゆるバブルジェット方式の
ヘッドとなっている。
【0025】また、前記車体部11の右側面11cに
は、前記Y軸光源2との対向位置に受光面を有する光電
変換素子によって構成されたY軸位置検出器16が設け
られる一方、前記車体部11の左側面11dには、前記
X軸光源2との対向位置に受光面を有する光電変換素子
によって構成されたX軸位置検出器17が設けられてお
り、各検出器16,17には、それぞれ対向する光源
2,3からの距離間隔に比例して減衰する光が受光され
るようになっており、その受光量に応じたレベルの信号
が出力されるようになっている。さらに、車体部11に
は、用紙載置台1上を走行する車体部11の基準位置を
設定する基準位置指定スイッチ(基準位置指定手段)2
0が設けられている。
は、前記Y軸光源2との対向位置に受光面を有する光電
変換素子によって構成されたY軸位置検出器16が設け
られる一方、前記車体部11の左側面11dには、前記
X軸光源2との対向位置に受光面を有する光電変換素子
によって構成されたX軸位置検出器17が設けられてお
り、各検出器16,17には、それぞれ対向する光源
2,3からの距離間隔に比例して減衰する光が受光され
るようになっており、その受光量に応じたレベルの信号
が出力されるようになっている。さらに、車体部11に
は、用紙載置台1上を走行する車体部11の基準位置を
設定する基準位置指定スイッチ(基準位置指定手段)2
0が設けられている。
【0026】また、車体部11の前面部近傍には、各部
に電力を供給するバッテリ21が固定されている。この
バッテリ21には、車体部11の前面より前方へと突出
する充電接触部21aが設けられ、この充電接触部21
aに所定の充電装置の充電接触部を接続することにより
バッテリを充電させ得るようになっている。
に電力を供給するバッテリ21が固定されている。この
バッテリ21には、車体部11の前面より前方へと突出
する充電接触部21aが設けられ、この充電接触部21
aに所定の充電装置の充電接触部を接続することにより
バッテリを充電させ得るようになっている。
【0027】そして、上記各部は車体部に保持された制
御装置40に接続され、この制御装置40によって後述
の記録動作制御が実行されるようになっており、図2
(b)に示すように構成されている。また、図1におい
て、30は前記制御装置40に設けられた受信部41に
対し、電波を用いて種々の指令及びデータを送信する送
信装置であり、図2(a)に示すように構成されてい
る。
御装置40に接続され、この制御装置40によって後述
の記録動作制御が実行されるようになっており、図2
(b)に示すように構成されている。また、図1におい
て、30は前記制御装置40に設けられた受信部41に
対し、電波を用いて種々の指令及びデータを送信する送
信装置であり、図2(a)に示すように構成されてい
る。
【0028】すなわち、図2(a)に示す送信装置は、
文字及び画像などの記録データの作成及び記録すべき文
字及び画像のX軸、Y軸方向における位置を指定する記
録位置データの作成及び各種動作指令の出力などを行う
コンピュータと、前記コンピュータ装置31から送出さ
れる送信情報を後段の送信部33にて送出し得る形態に
合成するデータ合成部32と、前記データ合成部32に
て合成されたデータを変調しアンテナより電波として放
射する送信部33などを備える。
文字及び画像などの記録データの作成及び記録すべき文
字及び画像のX軸、Y軸方向における位置を指定する記
録位置データの作成及び各種動作指令の出力などを行う
コンピュータと、前記コンピュータ装置31から送出さ
れる送信情報を後段の送信部33にて送出し得る形態に
合成するデータ合成部32と、前記データ合成部32に
て合成されたデータを変調しアンテナより電波として放
射する送信部33などを備える。
【0029】また、図2(b)に示す制御装置40は、
前記送信装置30から送信されてくる電波信号をアンテ
ナ41aを介して受信し復調する受信部41と、前記X
軸モータ19、Y軸モータ20、及び記録ヘッド18a
の各駆動部47a,47b、49aと、これら駆動部を
制御する制御部42とにより構成されている。
前記送信装置30から送信されてくる電波信号をアンテ
ナ41aを介して受信し復調する受信部41と、前記X
軸モータ19、Y軸モータ20、及び記録ヘッド18a
の各駆動部47a,47b、49aと、これら駆動部を
制御する制御部42とにより構成されている。
【0030】この制御部42は、各モータ19,20を
この受信部41から送出された記録情報信号からX軸方
向における記録位置データ、Y軸方向における記録位置
データ、及び記録データを分離して出力するデータ分離
部43と、前記基準位置指定スイッチ20による設定デ
ータ及びX,Y位置検出器からの出力データに基づき記
録ヘッド18aの位置を検出する現在位置検出部44
と、この現在位置検出部44によって検出されたX軸方
向における現在位置データ(X位置記録データ)と前記
データ分離部43によって分離されたX軸方向における
記録位置データとの比較を行い、その差分を位置補正デ
ータとして出力する比較部46aと、前記現在位置検出
部44によって検出されたY軸方向における現在位置デ
ータ(X位置データ)とデータ分離部43によって分離
されたY軸方向における記録位置データ(X位置記録デ
ータ)との比較を行い、その差分を位置補正データとし
て出力する比較部46bとを備える。
この受信部41から送出された記録情報信号からX軸方
向における記録位置データ、Y軸方向における記録位置
データ、及び記録データを分離して出力するデータ分離
部43と、前記基準位置指定スイッチ20による設定デ
ータ及びX,Y位置検出器からの出力データに基づき記
録ヘッド18aの位置を検出する現在位置検出部44
と、この現在位置検出部44によって検出されたX軸方
向における現在位置データ(X位置記録データ)と前記
データ分離部43によって分離されたX軸方向における
記録位置データとの比較を行い、その差分を位置補正デ
ータとして出力する比較部46aと、前記現在位置検出
部44によって検出されたY軸方向における現在位置デ
ータ(X位置データ)とデータ分離部43によって分離
されたY軸方向における記録位置データ(X位置記録デ
ータ)との比較を行い、その差分を位置補正データとし
て出力する比較部46bとを備える。
【0031】前記現在位置検出部44は、後述の演算、
制御、判別等の動作を行うCPU、及び制御動作プログ
ラムなどを格納してなるROM等を備える。また、記録
範囲基準記憶部(記録範囲記憶手段)45はRAMによ
って構成され、記録範囲右上位置記憶部45a、記録範
囲左下位置記憶部45b、インク供給位置記憶部45
c、及び充電位置記憶部45d等を備える。
制御、判別等の動作を行うCPU、及び制御動作プログ
ラムなどを格納してなるROM等を備える。また、記録
範囲基準記憶部(記録範囲記憶手段)45はRAMによ
って構成され、記録範囲右上位置記憶部45a、記録範
囲左下位置記憶部45b、インク供給位置記憶部45
c、及び充電位置記憶部45d等を備える。
【0032】ここで、前記記録範囲右上位置記憶部45
aは、用紙載置台1上に載置された用紙のうち、記録動
作を行うべき範囲(記録範囲)の右上の位置を示す位置
データを記憶する記憶領域であり、前記記録範囲左下位
置記憶部45bは記録範囲の左下位置を示すデータを記
憶する記憶領域である。また、インク供給位置記憶部4
5cは、前記インク供給装置のインク導出口の位置デー
タを記憶する記憶領域であり、45dは前記充電装置に
おける充電接触部の位置データを格納する記憶領域であ
る。
aは、用紙載置台1上に載置された用紙のうち、記録動
作を行うべき範囲(記録範囲)の右上の位置を示す位置
データを記憶する記憶領域であり、前記記録範囲左下位
置記憶部45bは記録範囲の左下位置を示すデータを記
憶する記憶領域である。また、インク供給位置記憶部4
5cは、前記インク供給装置のインク導出口の位置デー
タを記憶する記憶領域であり、45dは前記充電装置に
おける充電接触部の位置データを格納する記憶領域であ
る。
【0033】以上の構成に基づき、次に上記実施形態に
よって実行される記録動作を図3及び図4のフローチャ
ートに基づき説明する。
よって実行される記録動作を図3及び図4のフローチャ
ートに基づき説明する。
【0034】記録データの作成及び記録位置などの指定
は、送信装置30におけるコンピュータ装置31によっ
て行う。なお、ここで設定される記録位置データ(X位
置記録データ及びY位置記録データ)は、コンピュータ
装置31などにより画面上において設定した基準位置か
らのX軸方向及びY軸方向における距離データとなって
いる。
は、送信装置30におけるコンピュータ装置31によっ
て行う。なお、ここで設定される記録位置データ(X位
置記録データ及びY位置記録データ)は、コンピュータ
装置31などにより画面上において設定した基準位置か
らのX軸方向及びY軸方向における距離データとなって
いる。
【0035】そして、記録を開始するに際しては、ま
ず、用紙載置台上に用紙を載置固定した後、その用紙に
おいて記録動作を行う領域(記録領域)Eの設定を行
う。この記録領域Eの設定は、次のようにして行う。
ず、用紙載置台上に用紙を載置固定した後、その用紙に
おいて記録動作を行う領域(記録領域)Eの設定を行
う。この記録領域Eの設定は、次のようにして行う。
【0036】使用者は、自走記録装置P1に搭載されて
いる記録ヘッド18aを記録領域Eの右上コーナー部A
へと手動により移動させた後、走行装置10の基準位置
指定スイッチ20を押圧する。これにより、制御装置4
0は、基準位置指定スイッチ20からの押圧信号を受け
て自走記録装置P1の現在の位置を記録範囲右上位置記
憶部45aへと格納する。ここで格納される現在の位置
は、X軸光源3及びY軸光源2からの光を検出したX軸
位置検出検出器17及びY軸位置検出器16からの出力
信号に基づき制御装置40の現在位置検出部44によっ
て判断される。
いる記録ヘッド18aを記録領域Eの右上コーナー部A
へと手動により移動させた後、走行装置10の基準位置
指定スイッチ20を押圧する。これにより、制御装置4
0は、基準位置指定スイッチ20からの押圧信号を受け
て自走記録装置P1の現在の位置を記録範囲右上位置記
憶部45aへと格納する。ここで格納される現在の位置
は、X軸光源3及びY軸光源2からの光を検出したX軸
位置検出検出器17及びY軸位置検出器16からの出力
信号に基づき制御装置40の現在位置検出部44によっ
て判断される。
【0037】すなわち、前述のように、前記X軸位置検
出器17及びY軸位置検出器16に入射する光量は、各
光源2,3からの距離間隔に比例して減衰するため、そ
の減衰量に応じたレベルの信号が現在位置検出部44に
入力される。そして、現在位置検出部44では、各検出
器17,16の検出信号に基づきY軸光源2からの距
離、及びX軸光源3からの距離を判断し、その距離デー
タを位置データとして前記記録範囲右上位置記憶部45
aへと格納する(ステップ1,2)。なお、この記録範
囲右上位置記憶部に格納された位置Aが以下の記録動作
の基準位置となる。
出器17及びY軸位置検出器16に入射する光量は、各
光源2,3からの距離間隔に比例して減衰するため、そ
の減衰量に応じたレベルの信号が現在位置検出部44に
入力される。そして、現在位置検出部44では、各検出
器17,16の検出信号に基づきY軸光源2からの距
離、及びX軸光源3からの距離を判断し、その距離デー
タを位置データとして前記記録範囲右上位置記憶部45
aへと格納する(ステップ1,2)。なお、この記録範
囲右上位置記憶部に格納された位置Aが以下の記録動作
の基準位置となる。
【0038】次に使用者は、走行装置10に搭載されて
いる記録ヘッド18aを記録領域Eの左上コーナー部B
へと移動させ、走行装置10の基準位置指定スイッチ2
0を押圧する。これにより、制御装置40は、基準位置
指定スイッチ20からの押圧信号を受けて走行装置10
の現在の位置を表す位置データを記録範囲左下位置記憶
部45bに格納する。なお、ここで格納される位置デー
タにあっても、前述の記録範囲右上位置Aの場合と同様
に、現在位置検出部44がX軸位置検出器17及びY軸
位置検出器16からの検出信号に基づき判断する(ステ
ップ3,4)。このようにして、記録領域の右上位置
と、左下位置を設定することにより、両位置を対角線上
の2点とする矩形の記録領域Eが設定される。
いる記録ヘッド18aを記録領域Eの左上コーナー部B
へと移動させ、走行装置10の基準位置指定スイッチ2
0を押圧する。これにより、制御装置40は、基準位置
指定スイッチ20からの押圧信号を受けて走行装置10
の現在の位置を表す位置データを記録範囲左下位置記憶
部45bに格納する。なお、ここで格納される位置デー
タにあっても、前述の記録範囲右上位置Aの場合と同様
に、現在位置検出部44がX軸位置検出器17及びY軸
位置検出器16からの検出信号に基づき判断する(ステ
ップ3,4)。このようにして、記録領域の右上位置
と、左下位置を設定することにより、両位置を対角線上
の2点とする矩形の記録領域Eが設定される。
【0039】次に使用者は、前記基準位置Aを基準とし
た充電装置5との接続位置及びインク供給装置4による
インク供給位置の設定を行う。充電装置5との接続位置
設定時には、自走記録装置P1を充電装置5の側部近傍
へと移動させ、自走記録装置P1の充電接触部21aを
充電装置5の充電接触部5aに接触させた後(ステップ
5)、前記基準位置指定スイッチ20を押圧して押圧信
号を送る。これにより、現在位置検出部44は、X軸位
置検出部17及びY軸位置検出部16からの検出信号に
基づいて自走記録装置P1の現在位置、すなわち充電装
置5との接続位置を判断し、その位置データを記録範囲
基準記憶部45の充電位置記憶部45dに格納する(ス
テップ6)。
た充電装置5との接続位置及びインク供給装置4による
インク供給位置の設定を行う。充電装置5との接続位置
設定時には、自走記録装置P1を充電装置5の側部近傍
へと移動させ、自走記録装置P1の充電接触部21aを
充電装置5の充電接触部5aに接触させた後(ステップ
5)、前記基準位置指定スイッチ20を押圧して押圧信
号を送る。これにより、現在位置検出部44は、X軸位
置検出部17及びY軸位置検出部16からの検出信号に
基づいて自走記録装置P1の現在位置、すなわち充電装
置5との接続位置を判断し、その位置データを記録範囲
基準記憶部45の充電位置記憶部45dに格納する(ス
テップ6)。
【0040】また、インク供給位置の設定時には、自走
記録装置P1のインク導入口18c1をインク供給装置
4のインク導出口4aに接続し、基準位置指定スイッチ
20を押圧する。これにより、現在位置検出部44は、
自走記録装置P1の現在の位置であるインク供給装置4
との接続位置を判断し、その位置データを記録範囲基準
記憶部45のインク供給位置記憶部45cに格納する
(ステップ8)。
記録装置P1のインク導入口18c1をインク供給装置
4のインク導出口4aに接続し、基準位置指定スイッチ
20を押圧する。これにより、現在位置検出部44は、
自走記録装置P1の現在の位置であるインク供給装置4
との接続位置を判断し、その位置データを記録範囲基準
記憶部45のインク供給位置記憶部45cに格納する
(ステップ8)。
【0041】充電位置及びインク供給位置の設定動作が
終了すると、現在位置検出部44は、バッテリー21に
設けられた充電量検出器21bからの検出信号に基づ
き、バッテリー21の充電量が十分であるか否かを判断
し(ステップ9)、充電量が十分でない場合には、自走
記録装置10は先に設定した充電装置5との接続位置へ
と移動し、ここで前記充電装置5の充電接触部5aと自
走記録装置5の充電接触部を接触させ、バッテリー21
への充電を行う(ステップ10)。
終了すると、現在位置検出部44は、バッテリー21に
設けられた充電量検出器21bからの検出信号に基づ
き、バッテリー21の充電量が十分であるか否かを判断
し(ステップ9)、充電量が十分でない場合には、自走
記録装置10は先に設定した充電装置5との接続位置へ
と移動し、ここで前記充電装置5の充電接触部5aと自
走記録装置5の充電接触部を接触させ、バッテリー21
への充電を行う(ステップ10)。
【0042】そして、十分な充電量が得られると、現在
位置検出部44は、インクタンク18bに設けられてい
るインク残量検出器18dからの検出信号に基づき、イ
ンクが所定のインク残量以下であるか否かを判断し(ス
テップ12)、適正インク残量以下であると判断された
場合には、自走記録装置P1を先に設定したインク供給
位置へと移動させ(ステップ13)、インク導入口18
C1をインク導出口4aへと接続し、インク供給装置4
からインクタンク18bへとインクを適正量に達するま
で供給する(ステップ14)。
位置検出部44は、インクタンク18bに設けられてい
るインク残量検出器18dからの検出信号に基づき、イ
ンクが所定のインク残量以下であるか否かを判断し(ス
テップ12)、適正インク残量以下であると判断された
場合には、自走記録装置P1を先に設定したインク供給
位置へと移動させ(ステップ13)、インク導入口18
C1をインク導出口4aへと接続し、インク供給装置4
からインクタンク18bへとインクを適正量に達するま
で供給する(ステップ14)。
【0043】このようにして、充電及びインクの補給が
行われると、自走記録装置P1は記録動作可能状態とな
り(ステップ15)、送信装置30からの送信情報を受
信可能とし、受信した記録情報に基づき記録動作を行
う。すなわち、自走記録装置40のデータ分離部43で
は、アンテナ41a及び受信部41を介して送信されて
きた記録情報信号を受信した後、その記録情報信号を記
録データと記録位置データ(X位置データ、Y位置デー
タ)とに分離し、記録データはヘッド駆動部48へと送
出する一方、X位置データは比較部46aへ、Y位置デ
ータは比較部46bへとそれぞれ送出する。
行われると、自走記録装置P1は記録動作可能状態とな
り(ステップ15)、送信装置30からの送信情報を受
信可能とし、受信した記録情報に基づき記録動作を行
う。すなわち、自走記録装置40のデータ分離部43で
は、アンテナ41a及び受信部41を介して送信されて
きた記録情報信号を受信した後、その記録情報信号を記
録データと記録位置データ(X位置データ、Y位置デー
タ)とに分離し、記録データはヘッド駆動部48へと送
出する一方、X位置データは比較部46aへ、Y位置デ
ータは比較部46bへとそれぞれ送出する。
【0044】ここで比較部46aは、前記現在位置検出
部44より出力された現在のY位置データと、前記デー
タ分離部43より出力されたY位置記録データとの比較
を行い、その差分を位置補正データとしてY軸モータ駆
動部47aへと送る。これにより、前記Y軸モータ駆動
部47aはY軸モータ19aを駆動し、記録自走記録装
置10をY方向へと移動させ、データ分離部43から出
力される位置データと、現在位置検出部44から出力さ
れる位置データとが一致するまで移動させる(ステップ
17)。なお、この時、X駆動車輪12a,12b、1
3a,13bは不作動状態にあるソレノイド(図示せ
ず)によってY駆動車輪14a,14b、15a,15
bより上方に保持されており、用紙載置台1上からは離
間した状態に保持されている。
部44より出力された現在のY位置データと、前記デー
タ分離部43より出力されたY位置記録データとの比較
を行い、その差分を位置補正データとしてY軸モータ駆
動部47aへと送る。これにより、前記Y軸モータ駆動
部47aはY軸モータ19aを駆動し、記録自走記録装
置10をY方向へと移動させ、データ分離部43から出
力される位置データと、現在位置検出部44から出力さ
れる位置データとが一致するまで移動させる(ステップ
17)。なお、この時、X駆動車輪12a,12b、1
3a,13bは不作動状態にあるソレノイド(図示せ
ず)によってY駆動車輪14a,14b、15a,15
bより上方に保持されており、用紙載置台1上からは離
間した状態に保持されている。
【0045】次に、比較部46bでは、前記現在位置検
出部44より出力された現在のX位置データと、前記デ
ータ分離部43より出力されたX位置データとの比較を
行い、その差分を位置補正データとしてX軸モータ駆動
部47b及びソレノイド駆動部へと送る。これにより、
差分データに基づき、ソレノイド駆動部49が図外のソ
レノイドを作動させ、X駆動車輪12a,12b、13
a,13bを支持する車軸を下方へと突出させ、各X駆
動車輪12a,12b、13a,13bをY駆動車輪1
4a,14b、15a,15bより下方へと突出させる
(ステップ18)。
出部44より出力された現在のX位置データと、前記デ
ータ分離部43より出力されたX位置データとの比較を
行い、その差分を位置補正データとしてX軸モータ駆動
部47b及びソレノイド駆動部へと送る。これにより、
差分データに基づき、ソレノイド駆動部49が図外のソ
レノイドを作動させ、X駆動車輪12a,12b、13
a,13bを支持する車軸を下方へと突出させ、各X駆
動車輪12a,12b、13a,13bをY駆動車輪1
4a,14b、15a,15bより下方へと突出させる
(ステップ18)。
【0046】次に、位置補正データに従って、前記モー
タ駆動部47bはX軸モータ19を駆動し、Y駆動車輪
14a,14b、15a,15bを回転させて自走記録
装置10をY方向へと移動させ、データ分離部43から
出力される位置データと、現在位置検出部44から出力
される位置データとが一致した時点で、Y方向における
移動を停止させる(ステップ19)。この後、ソレノイ
ド駆動部49aが不作動となり、Y駆動車輪14a,1
4b、15a,15bは上昇する(ステップ20)。そ
して、ヘッド駆動部48はデータ分離部43から送出さ
れる記録データに基づき記録ヘッド18aを駆動し、用
紙に対して記録動作を行う(ステップ21)。
タ駆動部47bはX軸モータ19を駆動し、Y駆動車輪
14a,14b、15a,15bを回転させて自走記録
装置10をY方向へと移動させ、データ分離部43から
出力される位置データと、現在位置検出部44から出力
される位置データとが一致した時点で、Y方向における
移動を停止させる(ステップ19)。この後、ソレノイ
ド駆動部49aが不作動となり、Y駆動車輪14a,1
4b、15a,15bは上昇する(ステップ20)。そ
して、ヘッド駆動部48はデータ分離部43から送出さ
れる記録データに基づき記録ヘッド18aを駆動し、用
紙に対して記録動作を行う(ステップ21)。
【0047】以上、ステップ9〜ステップ19までの記
録動作を全ての記録データが記録されるまで繰り返し実
行し、ステップ16において全ての記録データの記録が
完了したと判断されると、自走記録装置10及び記録ヘ
ッド18aの駆動は停止する。
録動作を全ての記録データが記録されるまで繰り返し実
行し、ステップ16において全ての記録データの記録が
完了したと判断されると、自走記録装置10及び記録ヘ
ッド18aの駆動は停止する。
【0048】以上のように、この実施形態においては、
記録部を有する自走記録装置が記録位置データに応じて
X軸,Y軸両方向へと移動するものとなっているため、
用紙載置台1上に載置し得る大きさの用紙であれば、い
かなる寸法形状の用紙であっても、確実に記録動作を行
うことができる。例えば、数メートル四方に及ぶ大型な
用紙に対しても記録データを入力すると共に、用紙サイ
ズに対応し得る長さの光源を用意するだけで極めて容易
に記録動作を実行することができ、自走記録装置P1自
体には、何ら変更を必要とせず優れた汎用性を得ること
ができる。
記録部を有する自走記録装置が記録位置データに応じて
X軸,Y軸両方向へと移動するものとなっているため、
用紙載置台1上に載置し得る大きさの用紙であれば、い
かなる寸法形状の用紙であっても、確実に記録動作を行
うことができる。例えば、数メートル四方に及ぶ大型な
用紙に対しても記録データを入力すると共に、用紙サイ
ズに対応し得る長さの光源を用意するだけで極めて容易
に記録動作を実行することができ、自走記録装置P1自
体には、何ら変更を必要とせず優れた汎用性を得ること
ができる。
【0049】また、上記実施の形態においては、インク
貯留量及び充電量等に不足が生じた場合にも、自動的に
インクの補給動作、及び充電動作を行うようになってい
るため、記録動作が中断した状態で放置されることもな
く、用紙載置台1上に載置された用紙への記録動作が最
後まで確実に実行される。
貯留量及び充電量等に不足が生じた場合にも、自動的に
インクの補給動作、及び充電動作を行うようになってい
るため、記録動作が中断した状態で放置されることもな
く、用紙載置台1上に載置された用紙への記録動作が最
後まで確実に実行される。
【0050】なお、上記実施の形態においては、基準位
置設定部20を走行手段に設けた場合を例にとり説明し
たが、基準位置指定スイッチを送信装置30側に設ける
ようにしても良く、さらには、記録データの作成、記録
動作開始指令などを行う入力操作機能を自走記録装置P
1側に設けるようにすることも可能である。この場合、
記録データ及び各種指令の授受は有線によって行うこと
ができ、無線通信手段を省略することができるため、よ
り安価に構成することができる。
置設定部20を走行手段に設けた場合を例にとり説明し
たが、基準位置指定スイッチを送信装置30側に設ける
ようにしても良く、さらには、記録データの作成、記録
動作開始指令などを行う入力操作機能を自走記録装置P
1側に設けるようにすることも可能である。この場合、
記録データ及び各種指令の授受は有線によって行うこと
ができ、無線通信手段を省略することができるため、よ
り安価に構成することができる。
【0051】また、送信装置30と自走記録装置40と
の信号の送受信は、電波に限らず光などを用いて行うよ
うにすることも可能である。
の信号の送受信は、電波に限らず光などを用いて行うよ
うにすることも可能である。
【0052】さらに、自走記録装置40の位置を検出す
る位置検出手段として、上記実施形態においては、Y軸
光源2及びX軸光源3と、これら光源2,3からの光を
受光する受光素子としてのY軸位置検出器16及びX軸
位置検出器17とにより位置検出手段を構成したが、両
検出器16,17に替えて発光素子を設けると共に、両
光源2,3に替えてCCDなどからなる受光部を設け、
その受光部からの出力によって自走記録装置P1の位置
を検出するようにすることもできる。
る位置検出手段として、上記実施形態においては、Y軸
光源2及びX軸光源3と、これら光源2,3からの光を
受光する受光素子としてのY軸位置検出器16及びX軸
位置検出器17とにより位置検出手段を構成したが、両
検出器16,17に替えて発光素子を設けると共に、両
光源2,3に替えてCCDなどからなる受光部を設け、
その受光部からの出力によって自走記録装置P1の位置
を検出するようにすることもできる。
【0053】また、送信装置30と自走記録装置P1と
の信号の送受信は、電波に限らず光などを用いて行うよ
うにすることも可能である。
の信号の送受信は、電波に限らず光などを用いて行うよ
うにすることも可能である。
【0054】さらに、位置検出手段は3箇所以上に設定
された検出基準位置からの距離を検出することによって
前記記録手段の位置を検出するようにすることも可能で
あり、検出基準位置を増大させることによってより高精
度な位置検出を行うことができる。
された検出基準位置からの距離を検出することによって
前記記録手段の位置を検出するようにすることも可能で
あり、検出基準位置を増大させることによってより高精
度な位置検出を行うことができる。
【0055】また、上記実施形態においては、単一の自
走記録装置を設けた場合を例にとり説明したが、同一用
紙載置台上に複数個の自走記録装置を設け、それぞれ
を、独立に設定された記録情報に基づき駆動するように
することも可能であり、これによれば、形成すべき記録
画像をより迅速に形成することができる。この場合、用
紙上に設定する記録領域を複数に分割し、各記録領域に
つき1個の自走記録装置を走行させるようにすれば、自
走記録装置が互いに干渉する虞もなく、確実に記録動作
を実行することができる。この場合、基準位置は、各記
録領域に共通した基準位置を設定しても良いが、各記録
領域毎に異なる基準位置を設定して良い。
走記録装置を設けた場合を例にとり説明したが、同一用
紙載置台上に複数個の自走記録装置を設け、それぞれ
を、独立に設定された記録情報に基づき駆動するように
することも可能であり、これによれば、形成すべき記録
画像をより迅速に形成することができる。この場合、用
紙上に設定する記録領域を複数に分割し、各記録領域に
つき1個の自走記録装置を走行させるようにすれば、自
走記録装置が互いに干渉する虞もなく、確実に記録動作
を実行することができる。この場合、基準位置は、各記
録領域に共通した基準位置を設定しても良いが、各記録
領域毎に異なる基準位置を設定して良い。
【0056】(その他)なお、本発明は、インクジェッ
ト方式の記録装置だけでなく、熱転写方式やその他の記
録方式を採る記録装置にも適用可能であり、また、イン
クジェット方式の中でも、上記実施形態に示したような
熱エネルギーによってインクに気泡を発生させ、その気
泡の圧力によってインクを吐出させるようないわゆるバ
ブルジェット方式だけでなく、インクヘッドのインク流
路内に圧電素子を用い、その圧電素子の駆動によってイ
ンクを吐出させるものにも本発明は適用可能である。
ト方式の記録装置だけでなく、熱転写方式やその他の記
録方式を採る記録装置にも適用可能であり、また、イン
クジェット方式の中でも、上記実施形態に示したような
熱エネルギーによってインクに気泡を発生させ、その気
泡の圧力によってインクを吐出させるようないわゆるバ
ブルジェット方式だけでなく、インクヘッドのインク流
路内に圧電素子を用い、その圧電素子の駆動によってイ
ンクを吐出させるものにも本発明は適用可能である。
【0057】但し、上記のようなバブルジェット方式で
は、電気熱変換体やレーザ光などの熱エネルギによりイ
ンクの状態変化を生起させるため、記録装置において優
れた効果をもたらすことができる。すなわち、かかる方
式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できる。
は、電気熱変換体やレーザ光などの熱エネルギによりイ
ンクの状態変化を生起させるため、記録装置において優
れた効果をもたらすことができる。すなわち、かかる方
式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できる。
【0058】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0059】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0060】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、走行手段に固定された記録ヘッド、あるいは走
行手段に装着されることでバッテリーとの電気的な接続
やインクタンクからのインクの供給が可能になる交換自
在のチップタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明
は有効である。
のでも、走行手段に固定された記録ヘッド、あるいは走
行手段に装着されることでバッテリーとの電気的な接続
やインクタンクからのインクの供給が可能になる交換自
在のチップタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明
は有効である。
【0061】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0062】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0063】さらに加えて、以上説明した本発明実施形
態においては、インクを液体として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
態においては、インクを液体として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0064】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、記
録部を有する走行手段の存在位置データ、及び記録位置
データに応じて移動し、その移動に伴って記録部が記録
データに従って移動するものとなっているため、記録媒
体載置台上に載置し得る大きさの記録媒体であれば、い
かなる寸法形状の記録媒体であっても、確実に記録動作
を行うことができる。このため、従来のシリアルプリン
タ及びラインプリンタ等では記録不可能とされていた大
型な記録媒体に対しても、記録データの入力、及び用紙
サイズに対応し得る光源の設定を行うことで、確実に記
録動作を実行させることができ、走行手段及び記録ヘッ
ド自体には何ら変更を必要としないため、優れた汎用性
を得ることができる。
録部を有する走行手段の存在位置データ、及び記録位置
データに応じて移動し、その移動に伴って記録部が記録
データに従って移動するものとなっているため、記録媒
体載置台上に載置し得る大きさの記録媒体であれば、い
かなる寸法形状の記録媒体であっても、確実に記録動作
を行うことができる。このため、従来のシリアルプリン
タ及びラインプリンタ等では記録不可能とされていた大
型な記録媒体に対しても、記録データの入力、及び用紙
サイズに対応し得る光源の設定を行うことで、確実に記
録動作を実行させることができ、走行手段及び記録ヘッ
ド自体には何ら変更を必要としないため、優れた汎用性
を得ることができる。
【0066】また、バッテリーにおける充電量またはイ
ンクタンク内のインク量が一定値以下となった時点で、
走行手段が載置平面上に設けられた電源部またはインク
供給部へと移動し、バッテリーの充電及びインク供給装
置へのインクの供給を行うようになっているため、イン
ク不足や充電量不足によって記録不良や走行停止などが
発生することもなく、用紙載置台上に載置された用紙へ
の記録動作を確実に完了させることができる。
ンクタンク内のインク量が一定値以下となった時点で、
走行手段が載置平面上に設けられた電源部またはインク
供給部へと移動し、バッテリーの充電及びインク供給装
置へのインクの供給を行うようになっているため、イン
ク不足や充電量不足によって記録不良や走行停止などが
発生することもなく、用紙載置台上に載置された用紙へ
の記録動作を確実に完了させることができる。
【図1】本発明の実施形態における記録装置の概略構成
を示した説明平面図である。
を示した説明平面図である。
【図2】図1に示した記録装置の制御系回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図1及び図2に示したものにおける制御動作の
一部を示すフローチャートである。
一部を示すフローチャートである。
【図4】図2に示したものにおける制御動作の一部を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 用紙載置台(載置平面) 2 Y軸光源 3 X軸光源 5 充電装置(充電装置) 10 走行装置(走行手段) 11 本体部 16 Y軸受光手段 17 X軸受光手段 18a 記録ヘッド 18b インクタンク 18c1 インク導入口 19a X軸モータ 19b Y軸モータ 20 基準位置指定スイッチ(基準位置指定手段) 21 バッテリー 33 送信部 34 受信部 40 制御装置(制御手段) 45 記録範囲基準記憶部(記録範囲記憶手段) 40 制御手段 41 無線通信手段 A 基準位置 S 用紙(記録媒体)
Claims (12)
- 【請求項1】 所定の載置平面上に載置された記録媒体
に対し記録データに基づき記録動作を行う記録手段と、 前記載置平面上の任意の位置へと前記記録手段を移動さ
せる走行手段と、 前記載置平面上の所望の位置を基準位置として指定する
基準位置指定手段と、 前記載置平面上における走行手段の存在位置を基準位置
を基準として検出し、存在位置データを出力する位置検
出手段と、 前記記録手段及び走行手段の駆動を制御する制御手段と
を備え、 前記制御手段は、記録開始指令が入力されることによ
り、前記走行手段の存在位置データ及び記録位置データ
に基づき走行手段を駆動して記録手段を記録開始位置へ
と移動させると共に、記録データに基づいて記録ヘッド
を駆動し、記録媒体に対し前記基準位置を基準として記
録動作を実行させるようにしたことを特徴とする記録装
置。 - 【請求項2】 前記記録手段によって実行させるべき記
録範囲を設定する記録範囲設定手段と、 前記記録範囲設定手段によって設定された記録範囲デー
タを記憶する記録範囲記憶手段とを備えたことを特徴と
する請求項1記載の記録装置。 - 【請求項3】 所定のデータ及び指令を入力する設定操
作手段を前記走行手段と別体に設けると共に、 前記設定操作手段と前記制御手段には、両手段の間で電
磁波を用いた通信を可能とする無線通信手段を設け、前
記設定操作手段より入力した情報を前記無線手段によっ
て前記制御手段へと送信するようにしたことを特徴とす
る請求項1または2記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記位置検出手段は、少なくとも2箇所
以上に設定された検出基準位置からの距離を検出するこ
とによって前記記録手段の位置を検出することを特徴と
する請求項1ないし3いずれか記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記位置検出手段は、載置平面上に設定
されたX軸方向に沿って配置されこのX軸方向と交差す
るY軸線方向へと一定光量の光を発するY軸光源と、 前記Y軸方向に沿って配置されこのY軸と交差するX軸
方向へと一定量の光を発するX軸光源と、 前記走行手段の前記Y軸光源との対向位置に受光面を有
するY軸受光手段と、 前記走行手段の前記X軸光源との対向位置に受光面を有
するX軸受光手段と、 前記X軸受光手段にて受光された受光量に基づきX軸方
向におけるX光源からの距離間隔を判定すると共に、Y
軸受光手段にて受光された受光量に基づきY光源からの
距離間隔を判定し、前記両距離間隔によって載置平面上
における走行手段の位置を判断するようにしたことを特
徴とする請求項1ないし4いずれか記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記走行手段は、載置面上に複数存在
し、各走行手段毎に独立に設定された記録開始位置情報
及び記録情報に基づき走行することを特徴とする請求項
1ないし5いずれか記載の記録装置。 - 【請求項7】 前記走行手段は、記録手段を保持しつつ
X軸方向及びY軸方向へと移動する本体部に、その本体
部の移動の駆動源であるモータ及び記録ヘッドに電力を
供給するバッテリーを搭載したことを特徴とする請求項
1ないし6いずれか記載の記録装置。 - 【請求項8】 前記バッテリーは、所定の電源との接続
によって充電可能であることを特徴とする請求項7記載
の記録装置。 - 【請求項9】 前記走行手段は、バッテリーにおける充
電量が一定値以下となった時点で、載置平面上に設けら
れた充電装置へと移動し、前記充電装置によってバッテ
リーの充電を行うことを特徴とする請求項8記載の記録
装置。 - 【請求項10】 前記記録手段は、記録ヘッドにインク
を供給するインクタンクを備え、前記インクタンクは外
部よりインクを導入し得るインク導入口を備えることを
特徴とする請求項1ないし9いずれか記載の記録装置。 - 【請求項11】 前記走行手段は、インクタンク内のイ
ンクが一定値以下となった時点で、載置平面上に設けら
れたインク供給部へと移動し、前記インク供給部のイン
ク導入口にインクタンクのインク導入口を接続してイン
ク供給部からインクタンクへのインクの補給を行うこと
を特徴とする請求項10記載の記録装置。 - 【請求項12】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーによ
ってインクに気泡を発生させ、その気泡の圧力によって
インクを吐出させることを特徴とする請求項1ないし1
1いずれか記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003151A JP2000203099A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003151A JP2000203099A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000203099A true JP2000203099A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11549362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11003151A Pending JP2000203099A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000203099A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019123217A (ja) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 印刷装置 |
| CN110356113A (zh) * | 2019-08-02 | 2019-10-22 | 安奉阳 | 新型喷墨打印机 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617017U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | ||
| JPS60179182U (ja) * | 1984-05-09 | 1985-11-28 | 宮川 智幸 | 小型コンベアオ−ブン |
| JPH03195451A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-08-27 | Hiroshi Shishido | 遠赤外線放射熱と超音波を利用した過熱水蒸気によるパンの製造方法及びその製造装置 |
| JPH03114976U (ja) * | 1990-03-07 | 1991-11-27 | ||
| JPH0727420U (ja) * | 1992-07-31 | 1995-05-23 | 株式会社マルゼン | スチームコンベクションオーブンの棚受けレール構造 |
| JPH09308427A (ja) * | 1996-05-23 | 1997-12-02 | Morikawa Gauge Seisakusho:Kk | 赤外放射加熱オーブン |
-
1999
- 1999-01-08 JP JP11003151A patent/JP2000203099A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617017U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | ||
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| JPH03195451A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-08-27 | Hiroshi Shishido | 遠赤外線放射熱と超音波を利用した過熱水蒸気によるパンの製造方法及びその製造装置 |
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| JPH09308427A (ja) * | 1996-05-23 | 1997-12-02 | Morikawa Gauge Seisakusho:Kk | 赤外放射加熱オーブン |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019123217A (ja) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 印刷装置 |
| JP7058130B2 (ja) | 2018-01-19 | 2022-04-21 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 印刷装置 |
| CN110356113A (zh) * | 2019-08-02 | 2019-10-22 | 安奉阳 | 新型喷墨打印机 |
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