JP2000203377A - 車両用フ―ド装置 - Google Patents

車両用フ―ド装置

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JP2000203377A
JP2000203377A JP11008373A JP837399A JP2000203377A JP 2000203377 A JP2000203377 A JP 2000203377A JP 11008373 A JP11008373 A JP 11008373A JP 837399 A JP837399 A JP 837399A JP 2000203377 A JP2000203377 A JP 2000203377A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フード後端部のリフトアップ機構をレイアウ
ト上有利に構成できるフード装置の提供を図る。 【解決手段】 後端をフード1の後端部に連結したリフ
ト用リンク4を、その前端部のヒンジピン10を中心に
駆動手段15で回動させることによりフード1の後端部
をリフトアップ作動させるようにしてあるため、駆動手
段15の配設方向に制約を受けることがなく、機構設計
の自由度および配設レイアウトの自由度を高めることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用フード装置に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】車両が歩行者に衝突し
た際における歩行者保護対策の1つとして、例えば特開
平9−315266号公報に示されているように、フー
ドの後端部をシリンダ機構によって直接的に上方へ持ち
上げ、歩行者がフード上に衝突した時の該フードの変形
ストロークを確保して衝突エネルギー吸収を十分に行わ
せようとする技術が知られている。
【0003】しかしながら、この従来技術の構造ではシ
リンダ機構をエンジンルームに上下方向に配設して作動
ロッド端をフード後端部に連結し、該シリンダ機構の上
下動ストロークで前述のようにフード後端部を直接的に
持ち上げるように構成しているため、もともと多数の部
品を搭載する関係で狭く制約されたエンジンルームの後
側部に前記シリンダ機構を上下方向に配設し得るに十分
なスペースを確保する必要があって、レイアウト的に不
利となってしまう。
【0004】そこで、本発明は衝突時における歩行者保
護対策としてフード後端部のリフトアップ機能を付加す
る場合に、レイアウト的に有利に構成できる車両用フー
ド装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、車体前部を覆うフードの後端部に、前後にわたって
配設されたリフト用リンクの一端部を連結し、該リフト
用リンクの他端部を車体側部材に軸支して、フードを該
リフト用リンクとの連結点を中心にしてフード前端部側
から開閉自在に軸支する一方、前記リフト用リンクの他
端部側に連結され、歩行者との衝突を検出する歩行者衝
突検出手段の検出作用にもとづいて、前記リフト用リン
クをその他端部の軸支点を中心に回動させてフード後端
部をリフトアップ作動させる駆動手段を設けたことを特
徴としている。
【0006】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のリフト用リンクは、フード後端部をリフトアップし
た状態に保持させるストッパ手段を備えていることを特
徴としている。
【0007】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載のリフト用リンクは、常態にあっては該リフト用
リンクを車体側部材に固定し、駆動手段の作動によって
リフト用リンクに所定値以上の回動力が作用するとロッ
ク解除されるロック手段を備えていることを特徴として
いる。
【0008】請求項4の発明にあっては、請求項3に記
載のロック手段を、リフト用リンクの一端部側に設けた
ピンと、車体側部材に設けられて前記ピンが嵌合するピ
ン嵌合溝とで構成したことを特徴としている。
【0009】請求項5の発明にあっては、請求項3に記
載のロック手段を、リフト用リンクの一端部側に延設さ
れた固定片と、該固定片の端末を車体側部材に固定する
締結部材と、固定片の端末近傍に設けられて、駆動手段
の作動によってリフト用リンクに作用する所定値以上の
回動力で破断する易破断部と、で構成したことを特徴と
している。
【0010】請求項6の発明にあっては、請求項3に記
載のロック手段を、リフト用リンクの一端部側に延設さ
れた固定片と、該固定片の端末を車体側部材に固定する
締結部材と、該端末の締結部材が挿通した部分に設けら
れて、駆動手段の作動によってリフト用リンクに作用す
る所定値以上の回動力で前記固定片の端末を変形させ、
締結部材よりくぐり抜けさせるスリットと、で構成した
ことを特徴としている。
【0011】請求項7の発明にあっては、請求項3に記
載のロック手段を、リフト用リンクの一端部側に延設さ
れた固定片と、該固定片を車体側部材に連結する連結ピ
ンと、駆動手段の作動によってリフト用リンクに作用す
る所定値以上の回動力で連結ピンに牽引力を付与するワ
イヤと、前記連結ピンを固定し、前記ワイヤの牽引力に
よって剪断するシアピンと、で構成したことを特徴とし
ている。
【0012】請求項8の発明にあっては、請求項1〜7
に記載の駆動手段を、歩行者衝突検出手段の検出作用に
もとづいて作動するアクチュエータと、該アクチュエー
タの作動によってリフト用リンクの他端に回動方向に牽
引力を作用させる駆動伝達ワイヤと、で構成したことを
特徴としている。
【0013】請求項9の発明にあっては、請求項1〜7
の何れかに記載の駆動手段を、リフト用リンクの他端部
に設けた回転ギヤ機構と、歩行者衝突検出手段の検出作
用にもとづいて作動するアクチュエータと、該アクチュ
エータの作動を回転ギヤ機構の回転運動に変換する駆動
変換機構と、で構成したことを特徴としている。
【0014】請求項10の発明にあっては、請求項8,
9に記載のアクチュエータが、歩行者衝突検出手段の検
出作用にもとづいて点火作動するガスゼネレータである
ことを特徴としている。
【0015】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、フード
をリフト用リンクとの連結点を中心にしてフード前端部
側から開閉自在に軸支して、リフト用リンクをフード開
閉ヒンジとして用いる一方一端をフードの後端部に連結
したリフト用リンクを、その他端部の軸支点を中心に駆
動手段で回動させることによりフード後端部をリフトア
ップ作動させるようにしてあるため、従来のようなシリ
ンダ機構の直線運動でフード後端部のリフトアップを行
わせるものと異なり、駆動手段がシリンダ機構に限定さ
れることがなく、しかも、駆動手段の配設方向に制約を
受けることがないため、機構設計の自由度および配設レ
イアウトの自由度を高めることができる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、後端部がリフトアップされたフ
ード上に歩行者が衝突した際に、該フードのリフトアッ
プ状態を保持してフードの変形による衝突エネルギー吸
収作用を適切に行わせることができる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、リフト用リンクはロック
手段によって通常時は車体側部材に固定されているた
め、リフト用リンクの一端の連結点を中心として、一般
のフードと同様にフードの開閉動を適切に行わせること
ができる。
【0018】請求項4〜7に記載の発明によれば、それ
ぞれ請求項3の発明の効果に加えて、ロック手段を簡単
に構成することができて設計上およびコスト上有利に得
ることができる。
【0019】請求項8,9に記載の発明によれば、それ
ぞれ請求項1〜7の発明の効果に加えて、駆動手段を簡
単に構成することができて設計上およびレイアウト上有
利に得ることができる。
【0020】請求項10に記載の発明によれば、請求項
8,9の発明の効果に加えて、ガスゼネレータの点火作
動によって、リフト用リンクの回動によるフード後端部
のリフトアップ作動を瞬時に行わせることができて、適
切な歩行者保護を実施することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0022】図1は本発明の車両用フード装置を備えた
自動車の車体前部を略示的に示す側面図で、エンジンル
ームを覆うフード1は一般のフードと同様にその後端部
の両側がフードヒンジ機構を介して車体側部材(パネ
ル)であるフードリッジパネル上に連結される一方、自
由端である前端はフードロック機構によってラジエータ
コアアッパレールに固定されるが、フードヒンジ機構は
後述するようにリフト用リンク4を備え、車両が歩行者
に衝突した際には、例えばバンパー2に設けた歩行者衝
突検出手段3の検出作用にもとづいて、フード1の後端
部が鎖線で示すようにリフトアップ作動され、フード1
の下向きの変形ストロークを十分に確保するようにして
ある。尚、本実施の形態では、請求項1の「車体前部を
覆うフード」を、エンジンルームを覆うフードとしてい
るが、エンジンが車両前部ではなく車両後部側にある車
両においては、車両前側のいわゆるフロントコンパート
メントを覆うフードが「車体前部を覆うフード」に相当
する。
【0023】図2〜4はこのようなフード1の後端部の
連結構造、即ち、前述のフードヒンジ機構F・Hの構造
を略示的に示している。
【0024】フード1の後端部にはフード側ブラケット
5を固設してある一方、フードリッジパネル7上には車
体側部材である車体側ブラケット6を固設してある。
【0025】リフト用リンク4はその後端をフード側ブ
ラケット5にピンとしてのヒンジピン9により連結して
あると共に、前端部の近傍部分を車体側ブラケット6の
前端にヒンジピン10により連結してある。
【0026】車体側ブラケット6の後端部の上縁には、
前記一方のヒンジピン9が嵌合するピン嵌合溝12を設
けて、これらヒンジピン9とピン嵌合溝12とでロック
手段11を構成し、常態にあってはリフト用リンク4を
車体側ブラケット6に固定して、フード1をピン9を中
心にして開閉自在としてある。
【0027】ヒンジピン9とピン嵌合溝12とは、後述
する駆動手段15によってリフト用リンク4にフード後
端部のリフト方向に所定値以上の回動力が作用すると、
ヒンジピン9がピン嵌合溝12から直ちに抜け出るよう
にそれらの嵌合度合いが適宜に設定される。
【0028】15は前述の歩行者衝突検出手段3の検出
作用にもとづいて、前記リフト用リンク4をその前端部
のヒンジピン10を中心に回動させてフード1の後端部
をリフトアップ作動させる駆動手段を示し、本実施形態
ではこの駆動手段15を、前記歩行者衝突検出手段3の
検出作用にもとづいて作動するアクチュエータ16と、
アクチュエータ16の作動部16aとリフト用リンク4
の前端とに跨って張設した駆動伝達ワイヤ17とで構成
している。
【0029】アクチュエータ16としては、例えば自動
車用シートベルト装置のプリテンショナーとして用いら
れている公知のガスゼネレータ、即ち、前記歩行者衝突
検出手段3の検出作用にもとづいてイグナイター16b
を点火作動させ、ガスを発生させて作動部であるピスト
ン16aを急速移動させるようにしたものを用いてい
る。
【0030】18はフード1の後端部をリフトアップし
た状態に保持させるストッパ手段を示し、この例ではス
トッパリンクを用いている。
【0031】ストッパリンク18の一端はリフト用リン
ク4の中間部にピン19により連結してある一方、他端
はピン20により車体側ブラケット6に前後方向に設け
たガイド孔21に摺動自在に係合して該車体側ブラケッ
ト6に連結してある。
【0032】ガイド孔21はその前端を下向きに曲げて
形成してあり、リフト用リンク4のフード後端部のリフ
トアップ方向への回動に伴って前記ピン20がガイド孔
21の後端から前方へ移動し、そして、リフト用リンク
4が図4に示すように略直立状態にまで回動すると、ピ
ン20がガイド孔21の前端曲折部21aに落ち込み係
合して、リフト用リンク4の起立状態を固定、即ち、フ
ード1の後端部のリフトアップ状態を保持するようにし
てある。
【0033】図2〜4中、22は駆動伝達ワイヤ17の
ガイドを示す。
【0034】以上の実施形態の構成によれば、例えば車
両が歩行者に衝突して歩行者衝突検出手段3から図外の
コントロールユニットへ検出信号が入力されると、該コ
ントロールユニットからガスゼネレータ16のイグナイ
ター16bに点火信号が出力され、該イグナイター16
bが点火作動してガスを発生させ、ピストン16aを急
速移動させる。
【0035】これにより、駆動伝達ワイヤ17が急速に
牽引されてリフト用リンク4の前端にヒンジピン10を
中心とした下向きの回動力を付与する。
【0036】この回動力で、一方のヒンジピン9がピン
嵌合溝12から抜け出て、リフト用リンク4は急速にフ
ード1の後端部をリフトアップする方向に回動し(図3
参照)、略直立した状態でストッパリンク18により回
動位置が固定されて、フード1の後端部のリフトアップ
状態が保持される(図4参照)。
【0037】この結果、歩行者がフード1上に衝突した
場合でもフード1の下方への変形ストロークが十分に確
保され、衝突エネルギーを吸収して歩行者を保護するこ
とができる。
【0038】ここで、本発明によれば前述のように、一
端をフード1の後端部に連結したリフト用リンク4を、
その他端部の軸支点であるヒンジピン10を中心に駆動
手段15で回動させることによりフード1の後端部をリ
フトアップ作動させるようにしてあるため、従来のよう
なシリンダ機構の直線運動でフード後端部のリフトアッ
プを行わせるものと異なり、駆動手段15がシリンダ機
構に限定されることがなく、しかも、その配設方向に制
約を受けることがないため、機構設計の自由度および配
設レイアウトの自由度を高めることができる。
【0039】例えば、本実施形態のようにアクチュエー
タ16と駆動伝達ワイヤ17を用いた場合、アクチュエ
ータ16は一定の向きに限定されることがなく、ワイヤ
ガイド22の配置と、駆動伝達ワイヤ17の掛架方向を
変化させることで如何様にも配置することができるか
ら、エンジンルーム内のスペースを考慮して自由に配設
することができて、レイアウトの自由度を拡大すること
ができる。
【0040】前記アクチュエータ16としてガスゼネレ
ータを用いれば、該ガスゼネレータの点火作動によっ
て、リフト用リンク4の回動によるフード1の後端部の
リフトアップ作動を瞬時に行わせることができて、適切
な歩行者保護を行うことができる。
【0041】また、リフト用リンク4は通常の状態では
ロック手段11によって車体側ブラケット6に固定され
ているため、リフト用リンク4の一端のヒンジピン9を
中心として、一般のフードと同様にフード1の開閉動を
適切に行わせることができる。
【0042】また、前記実施形態ではロック手段11
を、一方のヒンジピン9とそのピン嵌合溝12とによっ
て簡単に構成しているが、この他、図5〜10に示すよ
うに同様に簡単な構成とすることができる。
【0043】図5,6に示す例では、リフト用リンク4
の後端側の下縁に固定片30を延設し、該固定片30の
端末を締結部材としてのボルト31で車体側ブラケット
6又はフードレッジパネル7上に固定するようにし、該
固定片30の端末近傍には両側縁を対向的に切欠して狭
幅とした易破断部32を設けて、前記駆動手段15の作
動によってリフト用リンク4に所定値以上の回動力が作
用すると、固定片30が易破断部32から速やかに破断
して固定状態を解除、即ち、ロック解除できるようにし
たものである。
【0044】図7に示す例は、リフト用リンク4の後端
側の下縁に固定片30を延設して、該固定片30の端末
をボルト31で車体側部材6又は7に固定する点は前述
の例と同様であるが、該端末のボルト31が挿通した部
分にはスリット33を設けて、前記駆動手段15の作動
によってリフト用リンク4に所定値以上の回動力が作用
すると、固定片30の端末が変形してスリット33によ
りボルト31からくぐり抜けてロック解除できるように
したものである。
【0045】図8〜10に示す例は、固定片30の端末
にブラケット部34を曲折成形する一方、車体側部材に
このブラケット部34に対応してブラケット部35を曲
折成形して、これら両ブラケット部34,35を突き合
わせて連結ピン36で挿通連結し、該連結ピン36を前
記駆動伝達ワイヤ17から分岐したワイヤ37に連結す
ると共に、シアピン38によって抜け止め固定し、駆動
手段15の作動によって駆動伝達ワイヤ17を介してリ
フト用リンク4に所定値以上の回動力が作用すると、こ
れと同時にワイヤ37によって連結ピン36を牽引し、
シアピン38を剪断してロック解除できるようにしたも
のである。
【0046】なお、34aは位置決め用の突片、35a
は該突片34aを係合した位置決め溝を示している。
【0047】図11は駆動手段15の異なる例を示して
いる。
【0048】リフト用リンク4の前端にはヒンジピン1
0を中心としてギヤ40aを形成する一方、車体側に該
ギヤ40aに噛合するギヤ40bを軸支して回転ギヤ機
構40を構成し、ギヤ40bにピニオン41aを同軸配
置する一方、アクチュエータ16としてのガスゼネレー
タのピストン16aに前記ピニオン41aに噛合するラ
ック41bを設けて駆動変換機構41を構成して、ガス
ゼネレータ16が点火作動してピストン16aが進出す
ると、駆動変換機構41によって回転ギヤ機構40の回
転運動に変換し、リフト用リンク4をヒンジピン10を
中心にフードリフトアップ方向に回動するようにしてあ
る。
【0049】従って、この実施形態にあってもガスゼネ
レータ16をリフト用リンク4と平行に水平方向に配置
できてフードヒンジ機構F・Hの側方の空間部を有効利
用して併設することができ、スペース的に有利に配設す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフード装置を採用した自動車の前部側
面図。
【図2】本発明の第1実施形態を示す略示的側面説明
図。
【図3】同実施形態のリフトアップ作動途中を示す略示
的側面説明図。
【図4】同実施形態のリフトアップ作動状態を示す略示
的側面説明図。
【図5】ロック手段の第2例を示す側面説明図。
【図6】図5のA矢視図。
【図7】ロック手段の第3例を示す図6と同様の平面説
明図。
【図8】ロック手段の第4例を示す側面説明図。
【図9】図8のB矢視図。
【図10】図8のC矢視図。
【図11】駆動手段の第2例を示す側面説明図。
【符号の説明】
1 フード 3 歩行者衝突検出手段 4 リフト用リンク 9 ヒンジピン(ピン) 11 ロック手段 12 ピン嵌合溝 15 駆動手段 16 アクチュエータ 17 駆動伝達ワイヤ 18 ストッパ手段 30 固定片 31 締結部材 32 易破断部 33 スリット 36 連結ピン 37 ワイヤ 38 シアピン 40 回転ギヤ機構 41 駆動変換機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部を覆うフードの後端部に、前後
    にわたって配設されたリフト用リンクの一端部を連結
    し、該リフト用リンクの他端部を車体側部材に軸支し
    て、フードを該リフト用リンクとの連結点を中心にして
    フード前端部側から開閉自在に軸支する一方、前記リフ
    ト用リンクの他端部側に連結され、歩行者との衝突を検
    出する歩行者衝突検出手段の検出作用にもとづいて、前
    記リフト用リンクをその他端部の軸支点を中心に回動さ
    せてフード後端部をリフトアップ作動させる駆動手段を
    設けたことを特徴とする車両用フード装置。
  2. 【請求項2】 リフト用リンクは、フード後端部をリフ
    トアップした状態に保持させるストッパ手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用フード装
    置。
  3. 【請求項3】 リフト用リンクは、常態にあっては該リ
    フト用リンクを車体側部材に固定し、駆動手段の作動に
    よってリフト用リンクに所定値以上の回動力が作用する
    とロック解除されるロック手段を備えていることを特徴
    とする請求項1,2に記載の車両用フード装置。
  4. 【請求項4】 ロック手段を、リフト用リンクの一端部
    側に設けたピンと、車体側部材に設けられて前記ピンが
    嵌合するピン嵌合溝とで構成したことを特徴とする請求
    項3に記載の車両用フード装置。
  5. 【請求項5】 ロック手段を、リフト用リンクの一端部
    側に延設された固定片と、該固定片の端末を車体側部材
    に固定する締結部材と、固定片の端末近傍に設けられ
    て、駆動手段の作動によってリフト用リンクに作用する
    所定値以上の回動力で破断する易破断部と、で構成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用フード装置。
  6. 【請求項6】 ロック手段を、リフト用リンクの一端部
    側に延設された固定片と、該固定片の端末を車体側部材
    に固定する締結部材と、該端末の締結部材が挿通した部
    分に設けられて、駆動手段の作動によってリフト用リン
    クに作用する所定値以上の回動力で前記固定片の端末を
    変形させ、締結部材よりくぐり抜けさせるスリットと、
    で構成したことを特徴とする請求項3に記載の車両用フ
    ード装置。
  7. 【請求項7】 ロック手段を、リフト用リンクの一端部
    側に延設された固定片と、該固定片を車体側部材に連結
    する連結ピンと、駆動手段の作動によってリフト用リン
    クに作用する所定値以上の回動力で連結ピンに牽引力を
    付与するワイヤと、前記連結ピンを固定し、前記ワイヤ
    の牽引力によって剪断するシアピンと、で構成したこと
    を特徴とする請求項3に記載の車両用フード装置。
  8. 【請求項8】 駆動手段を、歩行者衝突検出手段の検出
    作用にもとづいて作動するアクチュエータと、該アクチ
    ュエータの作動によってリフト用リンクの他端に回動方
    向に牽引力を作用させる駆動伝達ワイヤと、で構成した
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の車両用
    フード装置。
  9. 【請求項9】 駆動手段を、リフト用リンクの他端部に
    設けた回転ギヤ機構と、歩行者衝突検出手段の検出作用
    にもとづいて作動するアクチュエータと、該アクチュエ
    ータの作動を回転ギヤ機構の回転運動に変換する駆動変
    換機構と、で構成したことを特徴とする請求項1〜7の
    何れかに記載の車両用フード装置。
  10. 【請求項10】 アクチュエータが、歩行者衝突検出手
    段の検出作用にもとづいて点火作動するガスゼネレータ
    であることを特徴とする請求項8,9に記載の車両用フ
    ード装置。
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Cited By (18)

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