JP2000204023A - 洗浄料組成物 - Google Patents

洗浄料組成物

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JP2000204023A JP11004889A JP488999A JP2000204023A JP 2000204023 A JP2000204023 A JP 2000204023A JP 11004889 A JP11004889 A JP 11004889A JP 488999 A JP488999 A JP 488999A JP 2000204023 A JP2000204023 A JP 2000204023A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄料に於いて、洗浄力や安定性を損なわず
にしっとり感となめらかさを向上する手段を提供する。 【解決手段】 N−[3−アルキル(C10〜C20)
オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン及
び/又はその塩を3〜20重量%を洗浄料組成物に含有
させる。好ましい成分として、カチオン性高分子、油剤
を含有させる。本発明の洗浄料に於いてはこの様な成分
を含有してもべたつきなどの使用時の好ましくない感触
が感じられない。従って、洗浄力や安定性を損なわずに
しっとり感と滑らかさを向上させることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャンプーやリン
スなどに好適な洗浄料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャンプーやリンスなどの洗浄料
に於いて、洗い上がりのしっとり感やなめらかさを発現
させるには、シリコーン等の油性成分やカチオン化セル
ロースなどのカチオン性高分子等を少量含有させること
が行われていた。これは、この様な成分がしっとり感や
なめらかさを発現する反面、この様な成分の含有量を高
くしすぎると、洗浄力、使用時の感触を損なったり、系
の安定性を損なうなどの不都合が生じるため、少量しか
含有できなかったからである。この様な少量の添加によ
り、無添加よりかなりしっとり感やなめらかさを向上さ
せることが出来るものの、まだまだ充分満足の行くレベ
ルまでは達していなかった。即ち、洗浄料に於いて、洗
浄力や安定性を損なわずにしっとり感となめらかさを向
上する手段が望まれていた。
【0003】一方、N−[3−アルキル(C10〜C2
0)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニ
ン及び/又はその塩は保湿剤としてリンスやシャンプー
などの洗浄剤に少量含有させ、しっとり感やなめらかさ
を向上させる技術は既に知られているが、このものを3
〜20重量%と言う高濃度含有させ、洗浄性を損なわず
に、しっとり感やなめらかさを向上させる技術はまだ知
られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、洗浄料に於
いて、洗浄力や安定性を損なわずにしっとり感となめら
かさを向上する手段を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、洗浄料に於いて、洗浄力や安定性を損なわずにしっ
とり感となめらかさを向上する手段を鋭意研究努力を重
ねた結果、N−[3−アルキル(C10〜C20)オキ
シ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン及び/
又はその塩を3〜20重量%と言う高濃度含有させるこ
とにより、この様な手段が提供しうることを見出し、発
明を完成させるに至った。以下、本発明について、実施
の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の必須成分である、
N−[3−アルキル(C10〜C20)オキシ−2−ヒ
ドロキシプロピル]−L−アルギニン 本発明の洗浄料組成物は、N−[3−アルキル(C10
〜C20)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−ア
ルギニンを3〜20重量%、更に好ましくは5〜10重
量%含有することを特徴とする。このN−[3−アルキ
ル(C10〜C20)オキシ−2−ヒドロキシプロピ
ル]−L−アルギニン及び/又はその塩は洗浄料に於い
て、しっとり感向上剤として0.1〜1重量%を含有さ
せることが既に知られている。しかしながら、本発明の
洗浄料組成物のように、高濃度に含有させることによ
り、しっとり感となめらかさが増すと同時に、シリコー
ン類等の油性成分をべたつきなどの好ましくない感触を
発現させずに高濃度含有させることが可能になることは
全く知られていなかった。ここで、アルキル基の鎖長は
上記の如くC10〜C20が好ましく、更に好ましくは
C12〜C18である。中でも、C12とC14の混合
物が特に好ましい。このものは、アルギニンにアシルグ
リシドールを反応させることによって得ることが出来
る。又、アシルグリシドールはトシルグリシドールと脂
肪酸塩とを反応することにより得ることが出来る。この
ものに酸などを加えることにより、塩を形成させること
が出来る。塩としては、通常知られている塩酸塩、硫酸
塩、硝酸塩、燐酸塩等の鉱酸塩類、クエン酸塩、シュウ
酸塩、酒石酸塩などの有機酸塩、アンモニウム塩、有機
アンモニウム塩等が何れも使用できるが、安定性、コス
ト安全性の面で塩酸塩が特に好ましい。この様なN−
[3−アルキル(C10〜C20)オキシ−2−ヒドロ
キシプロピル]−L−アルギニン及び/又はその塩の中
には既に市販されているものもあるので、この様なもの
を利用することも可能である。この様な市販品として
は、上記の如く、本発明の洗浄料で最も好ましい、C1
2とC14の混合物であって、塩酸塩である、味の素株
式会社より販売されている、「アミセーフLMA−6
0」が好ましく例示できる。又、この様なN−[3−ア
ルキル(C10〜C20)オキシ−2−ヒドロキシプロ
ピル]−L−アルギニン及び/又はその塩は、唯一種の
みを含有させることも二種以上を組み合わせて含有させ
ることも可能である。これらは何れも本発明の技術範囲
に属する。
【0007】(2)本発明の洗浄組成物 本発明の洗浄料組成物は、上記N−[3−アルキル(C
10〜C20)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L
−アルギニン及び/又はその塩を3〜20重量%含有す
るものである。ここで、洗浄料組成物としては、洗浄の
際に使用される組成物を意味し、例えば、リンス、シャ
ンプー、ヘアコンディショナー、ヘアパック、石鹸、洗
顔料、ボディーシャンプー等が好ましく例示できる。こ
れらの内では、リンス又はシャンプーに含有させること
が、本発明の効果が如実に発揮されるので特に好まし
い。本発明の洗浄料組成物に於いては、上記必須成分以
外に、通常洗浄料で使用させる任意成分を含有すること
が出来る。この様な任意成分としては、例えば、ワセリ
ンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素
類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリー
ブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルア
ルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイ
ン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール
等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン
界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エ
タノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸
収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が好ましく例示でき
る。これらの中で特に好ましいものは、カチオン化セル
ロースやカチオン化グアーガムの様な高分子多糖類にカ
チオン基を導入したカチオン性高分子である。これは、
しっとり感やなめらかさを更に向上しうるからである。
この様なカチオン性高分子の中では、カチオン化セルロ
ースとカチオン化グアーガムが特に好ましい。このカチ
オン性高分子の本発明の洗浄料組成物に於ける好ましい
含有量は、0.001〜1重量%であり、更に好ましく
は0.05〜0.5重量%である。又、本発明の洗浄料
組成物では、シリコーンや高級アルコールなどの油性成
分を含有させることも好ましい。これは、本発明の洗浄
料の特性として、上記の如くに、高濃度の油性成分を含
有させても洗浄性や使用感に好ましくない影響の発現を
抑制することがあるからである。従って、この様な油性
成分を含有させることにより更にしっとり感やなめらか
さを向上させることが出来るからである。これら油性成
分の好ましい含有量は2〜20重量%であり、更に好ま
しくは5〜15重量%である。
【0008】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について、更
に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ
限定を受けないことは言うまでもない。
【0009】<実施例1>下記に示す処方に従って、本
発明の洗浄剤であるリンスを作成した。即ち、処方成分
を80℃に加熱しイをロに加え撹拌乳化し、撹拌冷却し
リンスを得た。このものについて、専門パネラーを用い
て、洗い上がりのしっとり感となめらかさを、それぞれ
評点5(非常によい)〜評点0(非常に悪い)の直線評
価軸を用いて、評価した。比較品1は「アミセーフLM
Aー60」(N−[3−アルキル(12,14)オキシ
−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩)
を0.1%に減量した(残りは水)通常品を、比較品2
は「アミセーフLMAー60」を0.1%に減量し、更
に残りを塩化ジメチルステアリルアンモニウム1%と水
に置換した通常のタイプのリンスを用いた。評価結果を
表1に示す。これより、本発明の洗浄料組成物であるリ
ンスは優れた作用を発揮していることがわかる。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 エタノール 3 重量部 アミセーフLMAー60(固形分として) 6 重量部 水 75 重量部 ロ ステアリルアルコール 6 重量部 ジメチコン(10c.s.) 3 重量部 流動パラフィン 2 重量部
【0010】
【表1】
【0011】<実施例2>下記に示す処方に従って、本
発明の洗浄剤であるリンスを作成した。即ち、処方成分
を80℃に加熱し、イをロに加え撹拌乳化し、撹拌冷却
しリンスを得た。このものについて、専門パネラーを用
いて、洗い上がりのしっとり感となめらかさを、上記実
施例1と同様に専門パネラーを用いて評価した。結果
は、しっとり感が4.0でなめらかさが4.5であっ
た。これより、本発明の洗浄料組成物に於いては、カチ
オン性高分子を含有することが好ましいことがわかる。 イ 1,3−ブタンジオール 5 重量部 エタノール 3 重量部 アミセーフLMAー60(固形分として) 6 重量部 カチオン化セルロース 0.3重量部 水 74.7重量部 ロ ステアリルアルコール 6 重量部 ジメチコン(10c.s.) 3 重量部 流動パラフィン 2 重量部
【0012】<実施例3>下記に示す処方に従って、本
発明の洗浄剤である実施例1と同様にリンスを作成し
た。このものについて、専門パネラーを用いて、洗い上
がりのしっとり感となめらかさを、上記実施例1と同様
に専門パネラーを用いて評価した。結果は、しっとり感
が4.0でなめらかさが4.5であった。これより、本
発明の洗浄料組成物に於いては、カチオン性高分子とし
てカチオン化グアーガムもカチオン化セルロースと同様
の効果を発揮することがわかる。 1,3−ブタンジオール 5 重量部 エタノール 3 重量部 ステアリルアルコール 6 重量部 ジメチコン(10c.s.) 3 重量部 流動パラフィン 2 重量部 アミセーフLMA−60(固形分として) 6 重量部 カチオン化グアーガム 0.3重量部 水 74.7重量部
【0013】<実施例4>下記に示す処方に従って、実
施例1と同様に本発明の洗浄剤であるリンスを作成し
た。このものについて、専門パネラーを用いて、洗い上
がりのしっとり感となめらかさを、上記実施例1と同様
に専門パネラーを用いて評価した。結果は、しっとり感
が4.5でなめらかさが5.0であった。又、このもの
にはべたついた感触や洗浄性の損失は全く観察されなか
った。これより、本発明の洗浄料組成物に於いては、油
性成分である、ステアリルアルコール、ジメチコン、シ
リコーンエラストマー、流動パラフィン等を感触や機能
を損なわずに、合計14重量%と言う高濃度含有させる
ことが可能であり、これによってしっとり感となめらか
さが著しく向上することがわかる。 1,3−ブタンジオール 5 重量部 エタノール 3 重量部 ステアリルアルコール 6 重量部 ジメチコン(10c.s.) 3 重量部 シリコーンエラストマー 3 重量部 流動パラフィン 2 重量部 アミセーフLMA−60(固形分として) 6 重量部 カチオン化グアーガム 0.3重量部 水 71.7重量部
【0014】<実施例5>下記に示す処方に従って、シ
ャンプーを作成した。即ち、処方成分を80℃で加熱混
合し、撹拌冷却してシャンプーを得た。このものは洗い
上がりのしっとり感となめらかさが実施例1と同様の専
門パネラーによる評価で、それぞれ3.0と3.0であ
り、リンス同様に本発明の効果を発揮していることがわ
かる。 1,3−ブタンジオール 5 重量部 POE(20)ラウリル硫酸ナトリウム 6 重量部 ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド 3 重量部 シリコーンエラストマー 3 重量部 アミセーフLMA−60(固形分として) 6 重量部 カチオン化グアーガム 0.3重量部 水 76.7重量部
【0015】<実施例6>下記に示す処方に従って、ボ
ディシャンプーを作成した。即ち、処方成分を80℃で
加熱混合し、撹拌冷却してボディシャンプーを得た。こ
のものは洗い上がりのしっとり感と肌の滑らかさが実施
例1と同様の専門パネラーによる評価で、それぞれ3.
0と3.0であり、リンスやシャンプーと同様に本発明
の効果を発揮していることがわかる。 1,3−ブタンジオール 5 重量部 POE(20)ラウリル硫酸ナトリウム 6 重量部 ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド 3 重量部 ラウリル硫酸ナトリウム 10 重量部 シリコーンエラストマー 3 重量部 アミセーフLMA−60(固形分として) 10 重量部 カチオン化グアーガム 0.3重量部 水 62.7重量部
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄料に於いて、洗浄
力や安定性を損なわずにしっとり感となめらかさを向上
する手段を提供することが出来る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−[3−アルキル(C10〜C20)
    オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン及
    び/又はその塩を3〜20重量%含有することを特徴と
    する、洗浄料組成物。
  2. 【請求項2】 リンス又はシャンプーであることを特徴
    とする請求項1に記載の洗浄料組成物。
  3. 【請求項3】 更に、カチオン性高分子を含有すること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載の洗浄料組成物。
  4. 【請求項4】 油剤を2〜20重量%含有することを特
    徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の洗浄料組
    成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006092965A1 (ja) * 2005-03-02 2006-09-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コヒーレント光源及びそれを用いた記録再生装置
JP2011157459A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nof Corp 界面活性剤及び洗浄剤組成物
JP2011207801A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nof Corp 毛髪洗浄剤組成物
JP2012012310A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Nof Corp 皮膚洗浄剤組成物

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JP2011207801A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nof Corp 毛髪洗浄剤組成物
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