JP2000204026A - ケラチン繊維の染色におけるカチオン性のジベンゼン性ニトロ化合物の用途、染色用組成物及び染色方法 - Google Patents

ケラチン繊維の染色におけるカチオン性のジベンゼン性ニトロ化合物の用途、染色用組成物及び染色方法

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JP2000204026A
JP2000204026A JP3067A JP2000003067A JP2000204026A JP 2000204026 A JP2000204026 A JP 2000204026A JP 3067 A JP3067 A JP 3067A JP 2000003067 A JP2000003067 A JP 2000003067A JP 2000204026 A JP2000204026 A JP 2000204026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケラチン繊維が受けるであろう種々の処理に
対して、優れた耐性を有し、広範囲の色調において強い
着色に至らしめることができる直接染料を提供する。 【解決手段】 第四級化脂肪鎖、少なくとも1つの第四
級化飽和環を有する脂肪鎖、少なくとも1つの第四級化
不飽和環を有する脂肪鎖から選択される少なくとも1つ
のカチオン性基Zを含有するジベンゼン性ニトロ化合物
を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Zが第四級化脂肪
鎖、少なくとも1つの第四級化飽和環を有する脂肪鎖及
び少なくとも1つの第四級化不飽和環を有する脂肪鎖か
ら選択される少なくとも1つのカチオン性の基Zを含む
ジベンゼン性ニトロ化合物の、ケラチン物質の染色用の
組成物、特にヒトのケラチン物質、中でも毛髪の染色用
組成物における直接染料としての用途、それらを含有す
る染色用組成物、及び対応する直接染色方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪の
染色の分野では、直接染料、すなわち、周囲の空気以外
に酸化剤を何ら供給しないでも、それら自身で毛髪の天
然の色調を一時的に変化させることのできる染料が探求
されている。この用途において、染料はいくつかの基準
を満足するものでなくてはならず、特にそれらはリッチ
で多様な色調を有する染色結果を再現できるもの、例え
ば処方者を満足させることのできる広範囲の色を得るこ
とを可能にするもので、さらに、その染色結果が洗浄、
摩擦、光及び発汗に対して耐性があり、強いものである
ことが必要である。
【0003】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、全く驚くべきことに、また予期しないこと
に、Zが第四級化脂肪鎖、少なくとも1つの第四級化飽
和環を有する脂肪鎖及び少なくとも1つの第四級化不飽
和環を有する脂肪鎖から選択される少なくとも1つのカ
チオン性の基Zを含有し、以下に記載する式(I)のジベ
ンゼン性ニトロ化合物が直接染色用の直接染料としての
使用に適切であるばかりでなく、それらにより、ケラチ
ン繊維が受けるであろう種々の処理に対し耐性があると
いう優れた特性を有する強く多様な色調を得ることがで
きる染色用組成物が得られることを見いだした。最後
に、これらの化合物はケラチン繊維の染色に従来より使
用されている媒体に対し、より良好な溶解性を有し、ま
た合成が容易であることも見いだされている。これらの
発見が本発明の基礎を形成する。
【0004】よって、本発明の第1の主題は、以下の式
(I):
【化27】 {上式中、 ・Bは、好ましくは1〜14の炭素原子を有する直鎖状
又は分枝状のアルキル鎖を表す結合手であり、これは、
酸素、硫黄又は窒素原子等の一又は複数のヘテロ原子及
び/又は一又は複数のZ基が挿入可能で、一又は複数の
ヒドロキシル又はC-Cアルコキシ基で置換されて
いてもよく、一又は複数のケトン官能基を担持可能であ
り; ・R、R、R、R'、R'及びR'は同一で
も異なっていてもよく、結合手Bの2つの価の一方、水
素原子;ハロゲン原子;Z基;(C-C)アルキルカ
ルボニル基;アミノ(C-C)アルキルカルボニル
基;N-Z-アミノ(C -C)アルキルカルボニル基;
N-(C-C)アルキルアミノ(C-C)アルキルカ
ルボニル基;N,N-ジ(C-C)アルキルアミノ(C
-C)アルキルカルボニル基;アミノ(C-C)アル
キルカルボニル(C-C)アルキル基;N-Z-アミノ
(C-C)アルキルカルボニル(C-C)アルキル
基;N-(C-C)アルキルアミノ(C-C)アルキ
ルカルボニル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-
)アルキルアミノ(C-C)アルキルカルボニル
(C-C)アルキル基;カルボキシル基;(C-C)
アルキルカルボキシル基;C-C アルキルスルホニ
ル基;アミノスルホニル基;N-Z-アミノスルホニル
基;N-(C-C)アルキルアミノスルホニル基;N,
N-ジ(C-C)アルキルアミノスルホニル基;C-
アミノスルホニルアルキル基;C-C-N-Z-ア
ミノスルホニルアルキル基;N-(C-C)アルキルア
ミノスルホニル(C-C )アルキル基;N,N-ジ(C
-C)アルキルアミノスルホニル(C-C)アルキル
基;カルバミル基;N-(C-C)アルキルカルバミル
基;N,N-ジ(C -C)アルキルカルバミル基;カル
バミル(C-C)アルキル基;N-(C-C)アルキ
ルカルバミル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-
)アルキルカルバミル(C-C)アルキル基;C
-Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキル
基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;(C-C)
アルコキシ(C-C)アルキル基;C-Cトリフル
オロアルキル基;シアノ基;同一でも異なっていてもよ
く、以下に記載する-NR及びNR'R'基と
同じ意味を有する置換又は非置換のアミノ基;アルキル
が一又は複数のヒドロキシル基で置換されるか非置換
で、アミンがC-Cアルキル、C-Cモノヒドロ
キシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキル、(C
-C)アルキルカルボニル、カルバミル、N-(C-
)アルキルカルバミル又はN,N-ジ(C-C)アル
キルカルバミル、C-Cアルキルスルホニル、ホル
ミル、トリフルオロ(C-C)アルキルカルボニル、
(C-C)アルキルカルボキシル及びチオカルバミル
基から選択される一又は二の同一でも異なっていてもよ
い基で、又はZ基で置換されたアミノ(C-C)アル
キル基;OR又は-SR基を表し; ・Rは、結合手Bの2つの価の一方、水素原子;C
-Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキル
基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;Z基;(C
-C)アルコキシ(C-C)アルキル基;アリール
基;ベンジル基;カルボキシ(C-C)アルキル基;
(C-C)アルキルカルボキシ(C-C)アルキル
基;シアノ(C-C)アルキル基;カルバミル(C-
)アルキル基;N-(C-C)アルキルカルバミル
(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C )アルキル
カルバミル(C-C)アルキル基;C-Cトリフル
オロアルキル基;C-Cアミノスルホニルアルキル
基;C-CのN-Z-アミノスルホニルアルキル基;
N-(C-C)アルキルアミノスルホニル(C-C)
アルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキルアミノスル
ホニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキルス
ルフィニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキ
ルスルホニル(C-C)アルキル基;(C-C)アル
キルカルボニル(C-C )アルキル基;C-Cアミ
ノアルキル基;アミンがC-Cアルキル、C -C
モノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシア
ルキル、(C-C )アルキルカルボニル、ホルミル、
トリフルオロ-(C-C)アルキルカルボニル、(C-
)アルキルカルボキシル、カルバミル、N-(C-C
)アルキルカルバミル、N,N-ジ-(C-C)アルキ
ルカルバミル、チオカルバミル及びC-Cアルキル
スルホニル基から選択される一又は二の同一でも異なっ
ていてもよい基で、又はZ基で置換されたC-C
ミノアルキル基を示し; ・R、R、R'及びR'は同一でも異なっていて
もよく、結合手Bの2つの価の一方、水素原子;Z基;
-Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキ
ル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;(C-C
)アルコキシ(C -C)アルキル基;アリール基;ベ
ンジル基;シアノ(C-C)アルキル基;カルバミル
(C-C)アルキル基;N-(C-C)アルキルカル
バミル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C)ア
ルキルカルバミル(C-C)アルキル基;チオカルバ
ミル(C-C)アルキル基;C-Cトリフルオロア
ルキル基;C-Cスルホアルキル基;(C-C)ア
ルキルカルボキシ(C-C)アルキル基;(C-C)
アルキルスルフィニル(C-C)アルキル基;C-C
アミノスルホニルアルキル基;C-CのN-Z-ア
ミノスルホニルアルキル基;N-(C-C)アルキルア
ミノスルホニル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C
-C)アルキルアミノスルホニル(C-C)アルキル
基;(C-C)アルキルカルボニル(C-C)アルキ
ル基;C-Cアミノアルキル基;アルキルが一又は
複数のヒドロキシル基で置換されるか非置換で、アミン
がアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル、C-
ポリヒドロキシアルキル、(C -C)アルキルカ
ルボニル、カルバミル、N-(C-C)アルキルカルバ
ミル又はN,N-ジ(C-C)アルキルカルバミル、C
-Cアルキルスルホニル、ホルミル、トリフルオロ
(C-C)アルキルカルボニル、(C-C)アルキル
カルボキシル及びチオカルバミル基から選択される一又
は二の同一でも異なっていてもよい基で、又はZ基で置
換されたC-Cアミノアルキル基を示し;・Zは次
の式(II)及び(III)の不飽和のカチオン性基、及び
次の式(IV)の飽和したカチオン性基:
【化28】
【化29】 [上式中: ・Dは、好ましくは1〜14の炭素原子を有する直鎖状
又は分枝状のアルキル鎖を表す結合手であり、これは、
酸素、硫黄又は窒素原子等の一又は複数のヘテロ原子が
挿入可能で、一又は複数のヒドロキシル又はC-C
アルコキシ基で置換可能であり、一又は複数のケトン官
能基を担持可能であり; ・環の構成要素であるE、G、J、L及びMは、同一で
も異なっていてもよく、炭素、酸素、硫黄又は窒素原子
を表し; ・nは0〜4の整数であり; ・mは0〜5の整数であり; ・R基は同一でも異なっていてもよく、結合手Bの2つ
の価の一方、第1のZ基と同一又は異なる第2のZ基、
ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C-C アルキル
基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
リヒドロキシアルキル基、ニトロ基、シアノ基、シアノ
(C-C)アルキル基、C-Cアルコキシ基、トリ
(C-C)アルキルシラン(C-C)アルキル基、ア
ミド基、アルデヒド基、カルボキシル基、(C-C)
アルキルカルボニル基、チオ基、C-Cチオアルキ
ル基、C-Cアルキルチオ基、アミノ基、(C-C
)アルキルカルボニル、カルバミル又はC-Cアル
キルスルホニル基で保護されたアミノ基;R''及び
R'''が同一でも異なっていてもよく、C-Cアルキ
ル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基又はC-C
ポリヒドロキシアルキル基を表すNHR''又はNR''
R'''基を表し; ・Rは、結合手Bの2つの価の一方、C-Cアル
キル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
ポリヒドロキシアルキル基、シアノ(C-C)アル
キル基、トリ(C-C)アルキルシラン(C-C)ア
ルキル基、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル
基、カルバミル(C-C)アルキル基、(C-C)ア
ルキルカルボキシ(C-C)アルキル基、ベンジル
基、又は第1のZ基と同一又は異なる第2のZ基を表
し; ・R、R及びR10は同一でも異なっていてもよ
く、結合手Bの2つの価の一方、C-Cアルキル
基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
リヒドロキシアルキル基、(C-C)アルコキシ(C
-C)アルキル基、シアノ(C-C)アルキル基、ア
リール基、ベンジル基、C-Cアミドアルキル基、
トリ(C-C)アルキルシラン(C-C)アルキル
基、又はアミンが(C-C)アルキルカルボニル、カ
ルバミル又はC-Cアルキルスルホニル基で保護さ
れたC-Cアミノアルキル基を表し;R、R
びR10基の2つが、それらが結合している窒素原子と
共に、一又は複数のヘテロ原子を含有し得る飽和した5
又は6員の炭素ベースの環、例えばピロリジン環、ピペ
リジン環、ピペラジン環又はモルホリン環を形成可能で
あり;該環は、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C-
アルキル基、C-Cモノヒドロキシアルキル
基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、ニトロ基、
シアノ基、シアノ(C-C)アルキル基、C-C
ルコキシ基、トリ(C-C)アルキルシラン(C -C
)アルキル基、アミド基、アルデヒド基、カルボキシ
ル基、ケト(C-C )アルキル基、チオ基、C-C
チオアルキル基、C-Cアルキルチオ基、アミノ
基、又は(C-C)アルキルカルボニル、カルバミル
又はC-Cアルキルスルホニル基で保護されたアミ
ノ基で置換されるか非置換のものであり;また、R
及びR10基の1つは、第1のZ基と同一又は異な
る第2のZ基を表し得るものであり; ・R11は、結合手Bの2つの価の一方、C-C
ルキル基;C-C モノヒドロキシアルキル基;C-
ポリヒドロキシアルキル基;アリール基;ベンジル
基;C-Cアミノアルキル基、アミンが(C-C)
アルキルカルボニル、カルバミル又はC-Cアルキ
ルスルホニル基で保護されたC-C アミノアルキル
基;カルボキシ(C-C)アルキル基;シアノ(C-
)アルキル基;カルバミル(C-C)アルキル基;
-Cトリフルオロアルキル基;トリ(C-C)ア
ルキルシラン(C-C)アルキル基;C-Cスルホ
ンアミドアルキル基;(C-C)アルキルカルボキシ
(C-C)アルキル基;(C-C)アルキルスルフィ
ニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキルスル
ホニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキルケ
ト(C-C)アルキル基;N-(C-C)アルキルカ
ルバミル(C-C)アルキル基;N-(C -C)アル
キルスルホンアミド(C-C)アルキル基を表し; ・x及びyは0又は1の整数で;次の条件: − 式(II)の不飽和のカチオン性基においては; − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
G、J又はLの一つに結合しており; − yは: 1)環の構成要素であるE、G、J及びLが同時に炭素
原子であり、R基が不飽和の環の窒素原子により担持
されている場合か;又は 2)環の構成要素であるE、G、J及びLの少なくとも
1つが、R基が結合している窒素原子を表す場合:に
のみ1を示し得るもので; − 式(III)の不飽和のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
G、J、L又はMの一つに結合しており; − yは、環の構成要素であるE、G、J、L及びMの
少なくとも1つが2価の原子を表し、R基が不飽和の
環の窒素原子により担持されている場合にのみ1を示し
得るもので; − 式(IV)のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手Dは、RないしR10基を
担持する窒素原子に結合しており; − x=1の場合、RないしR10基の2つは、それ
らが結合している窒素原子と共同して、上述した5又は
6員の飽和した環を形成し;結合手Dは該飽和した環の
炭素原子により担持されている;を有するものであり、 ・Xは一価又は二価のアニオンを表し、好ましくは塩
素、臭素、フッ素又はヨウ素等のハロゲン原子、水酸化
物、ヒドロゲノスルファート、又は硫酸メチルもしくは
硫酸エチル等の硫酸C-Cアルキルから選択され
る]から選択され;カチオン性のZ基の数は少なくとも
1であると理解される}のジベンゼン性ニトロ化合物、
及びそれらの酸付加塩類の、ケラチン物質、特に毛髪等
のヒトのケラチン繊維の染色用組成物における、又はそ
の製造における直接染料としての用途にある。
【0005】上述した式(I)、(II)、(III)及び
(IV)において、アルキル及びアルコキシ基は、直鎖状
又は分枝状であり得る。式(I)の化合物は、強無機酸、
例えばHCl、HBr又はHSO、又は有機酸、例
えば酢酸、酒石酸、乳酸、クエン酸又はコハク酸で塩化
してもよい。
【0006】上述した式(II)の不飽和のZ基の環とし
て、例えば特に、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、オキサゾール、チアゾール及びトリアゾール環を挙
げることができる。上述した式(III)の不飽和のZ基
の環として、例えば特に、ピリジン、ピリミジン、ピラ
ジン、オキサジン及びトリアジン環を挙げることができ
る。
【0007】上述した式(I)の化合物としては、特に次
の式(I)ないし(I)23の化合物を挙げることができ
る:
【化30】
【化31】
【化32】
【化33】
【化34】
【化35】
【化36】
【化37】
【化38】
【化39】
【化40】
【化41】
【化42】
【化43】
【化44】
【化45】
【化46】
【化47】
【化48】
【化49】
【化50】
【化51】
【化52】
【0008】本発明における式(I)の化合物は、一般に
従来からよく知られている方法により容易に得ることが
できる。例えば以下の方法がある。 − 上述した式(I)において記載した結合手Bにより離
間した2つの第三級アミン基を担持する化合物1分子
と、ハロアルキル基を担持するニトロベンゼン2分子を
縮合させるか、又は − 上述した式(I)において記載した結合手Bにより離
間した2つのハロゲン基を担持する化合物1分子と、第
三級アミン基を担持するニトロベンゼン2分子を縮合さ
せるか、又は − (a)上述した式(I)において記載した結合手Bによ
り離間した2つのハロゲン基を担持する化合物1分子
と、第三級アミン基を担持するニトロベンゼン1分子を
縮合させ、(b)前記第1のニトロベンゼンとは異なり、
それ自身で第三級アミン基をさらに担持する第2のニト
ロベンゼン1分子を縮合させるか、又は − (a)上述した式(I)において記載した結合手Bによ
り離間した2つの第三級アミンを担持する化合物1分子
と、ハロアルキル基を担持するニトロベンゼン1分子を
縮合させ、(b)前記第1のニトロベンゼンとは異なり、
それ自身でハロアルキル基をさらに担持する第2のニト
ロベンゼン1分子を縮合させるか、又は − ハロアルキル基を含有するニトロベンゼン1分子
と、第三級アミン基を担持するニトロベンゼン1分子を
縮合させる。
【0009】便宜上、第四級化工程は、一般的に合成の
最終工程であるが、式(I)の化合物の調製に至る一連の
反応において、より初期の段階で行ってもよい。
【0010】また本発明の主題は、染色に適した媒体
に、少なくとも1つの本発明の式(I)の化合物を有効量
含有せしめてなることを特徴とする、ケラチン物質の染
色用組成物にある。
【0011】さらに本発明の主題は、染色に適した媒体
に、少なくとも1つの本発明の式(I)の化合物を有効量
含有せしめてなることを特徴とする、毛髪等のヒトのケ
ラチン繊維の直接染色用組成物にある。
【0012】本発明の式(I)のカチオン性のジベンゼン
性ニトロ化合物(類)及び/又はそれらの酸付加塩類は、
染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.00
5〜12重量%、より好ましくはこの重量に対して約
0.05〜6重量%である。
【0013】また、本発明の式(I)の化合物は、酸化染
料(酸化染料先駆物質及び場合によってはカップラー)を
使用するよく知られている酸化染色方法において、酸化
染料で得られる染色効果の光沢を富ませるため、又は色
調を変化させるために使用することもできる。
【0014】本発明の染色用組成物は、色調の範囲を広
げ、種々の色を得るために、本発明の式(I)のカチオン
性のジベンゼン性ニトロ化合物の他にも、従来から使用
されている他の直接染料、特にニトロベンゼン染料、例
えばニトロフェニレンジアミン類、ニトロジフェニルア
ミン類、ニトロアニリン類、ニトロフェニルエーテル類
又はニトロフェノール類、及びニトロピリジン類、アン
トラキノン染料、モノ-又はジアゾ染料、トリアリール
メタン染料、アジン染料、アクリジン染料及びキサンチ
ン染料、又は金属含有染料をさらに含有してもよい。こ
れら他の付加的な直接染料の割合は、染色用組成物の全
重量に対して約0.5〜10重量%の間である。
【0015】染色に適した媒体(又は支持体)は、一般的
に、水、又は水に十分には溶解しない化合物を溶解させ
るための少なくとも1種の有機溶媒と水との混合物から
なる。有機溶媒の例としては、例えば、C-C低級
アルカノール類、例えばエタノール及びイソプロパノー
ル;グリセロール;グリコール類及びグリコールエーテ
ル類、例えば2-ブトキシエタノール、プロピレングリ
コール及びプロピレングリコールモノメチルエーテル、
並びに芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール
又はフェノキシエタノール、それらの類似物及び混合物
を挙げることができる。溶媒類は、染色用組成物の全重
量に対して、好ましくは約1〜40重量%、さらに好ま
しくは約5〜30重量%の割合で存在し得る。
【0016】また本発明の組成物に、ヤシ、ラウリン酸
又はオレイン酸から誘導される酸のモノ-及びジエタノ
ールアミド等の脂肪アミド類を、約0.05〜10重量
%の濃度で添加することもできる。
【0017】さらに、本発明の組成物に、従来からよく
知られている、アニオン性、カチオン性、非イオン性、
両性又は双性イオン性の界面活性剤、又はそれらの混合
物を、組成物の全重量に対して好ましくは約0.1〜5
0重量%、有利には約1〜20重量%の割合で添加する
ことができる。またさらに、約0.2〜5%の範囲の割
合で増粘剤を使用することもできる。
【0018】また、前記染色用組成物は、種々の一般的
なアジュバント類、例えば、酸化防止剤、香料、金属イ
オン封鎖剤、分散剤、毛髪用コンディショナー、防腐剤
及び不透明化剤、並びにケラチン物質の染色に通常使用
される任意の他のアジュバントをさらに含有してもよ
い。
【0019】言うまでもなく、当業者であれば、本発明
の染色用組成物に固有の有利な特性が考えられる添加に
より悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意
して、上述した任意の付加的な化合物を選択するであろ
う。
【0020】本発明の染色用組成物のpHは、一般的に
約3〜12、好ましくは約5〜11であり、ケラチン繊
維の染色に通常使用されている酸性化剤又は塩基性化剤
を使用して所望の値に調節することができる。
【0021】酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有
機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸
類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸、乳酸及びスルホン
酸類を挙げることができる。
【0022】塩基性化剤としては、例えば、アンモニア
水、アルカリ性の炭酸塩類、アルカノールアミン類、例
えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミンとその誘導
体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式
(V):
【化53】 [ここで、Wは、C-Cアルキル基又はヒドロキシル
基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;R
12、R13、R14及びR15は同一でも異なってい
てもよく、水素原子、C-Cアルキル基又はC-C
ヒドロキシアルキル基を表す]の化合物を挙げること
ができる。
【0023】本発明の染色用組成物は種々の形態、例え
ば、液体、クリーム、ゲルの形態、又はケラチン物質、
特にヒトの毛髪の染色に適した任意の他の形態にするこ
とができる。特に、噴霧剤が存在するエアゾール缶に加
圧下にて包装することもでき、またムースの形態にする
こともできる。
【0024】また、本発明の他の主題は、少なくとも1
つの式(I)のカチオン性のジベンゼン性ニトロ化合物を
含有する組成物を、乾燥した又は湿ったケラチン繊維に
適用して作用させることからなる、直接染色によるケラ
チン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の染色方法
に関する。本発明の組成物は、そのまま残る(リーブイ
ン)組成物、すなわち繊維に組成物を適用した後、中間
のすすぎをすることなく乾燥させる組成物として使用す
ることができる。
【0025】他の適用方法においては、組成物を繊維に
適用した後、約3〜60分、好ましくは約5〜45分の
さらし時間を設け、繊維をすすぎ、場合によっては洗浄
し、再度すすいで乾燥させる。
【0026】
【実施例】次に、本発明を例証するものであって限定す
るものではない実施例を示す。調製例 実施例1 :式(I)の化合物の調製
【化54】 工程1: (3-イミダゾール-1-イルプロピル)-(3-メチル-4-ニ
トロフェニル)アミンの合成 125.2g(1モル)の3-イミダゾール-1-イルプロ
ピルアミン(RN 5036-48-6)と41.4g(0.3モル)の
炭酸カリウムを140mlの水に入れた混合物を90℃
まで加熱した。77.6g(0.5モル)の4-フルオロ-
2-メチル-1-ニトロベンゼン(RN 446-33-3)を45分以
上かけて滴下し、混合物を90〜95℃で2時間保持し
た。この混合物を氷浴で冷却し、結晶性沈殿物を脱水機
にかけ、水で洗浄し、五酸化リン上にて、真空下、40
℃で乾燥させた。無水エタノールで還流して再結晶化さ
せたところ、133℃[コフラー(Kofler)]で溶解する
96gの黄色結晶が得られ、C1316とし
て算出したその元素分析は以下の通りであった:
【0027】工程2: 第四級化 上述した工程で得られた(3-イミダゾール-1-イルプロ
ピル)-(3-メチル-4-ニトロフェニル)アミンを88.
9g(0.341モル)と、19.3g(0.1705モ
ル)の1,3-ジクロロプロパン(RN 142-28-9)を220m
lの直鎖ペンタノールに入れた混合物を6時間還流し
た。反応媒体は溶液であった。この溶液を氷浴で冷却
し:ガム状物を沈殿させ、ついでバルクで結晶化させ
た。生成物を脱水機にかけ、無水エタノールで洗浄し、
還流エタノールから再結晶化し、真空下、40℃で乾燥
させた。138〜140℃(コフラー)で溶解する56g
の黄色結晶が得られ、C29 38Cl・H
Oとして算出したその元素分析は次の通りであった: % C H N O Cl 理論値 53.46 6.19 17.20 12.28 10.88 実測値 52.69 6.25 17.06 12.89 10.99
【0028】実施例2:式(I)の化合物の調製
【化55】 工程1: (3-イミダゾール-1-イルプロピル)-(2-メチル-4-ニ
トロフェニル)アミンの合成 250.4g(2モル)の3-イミダゾール-1-イルプロ
ピルアミン(RN 5036-48-6)と82.8g(0.6モル)の
炭酸カリウムを280mlの水に入れた混合物を90℃
まで加熱した。155.1g(1モル)の1-フルオロ-2
-メチル-4-ニトロベンゼン(RN 455-88-9)を30分以上
かけて滴下し、この混合物を90〜95℃で4時間保持
した。得られた混合物を氷浴で冷却し、結晶性生成物を
脱水機にかけ、イソプロパノールで洗浄し、真空下、4
0℃で乾燥させた。還流エタノールから再結晶化させた
ところ、163℃(コフラー)で溶解する144.8gの
オレンジ色結晶が得られ、C1316として
算出したその元素分析は次の通りであった:
【0029】工程2: 第四級化 上述した工程で得られた(3-イミダゾール-1-イルプロ
ピル)-(2-メチル-4-ニトロフェニル)アミンを13
0.1g(0.5モル)と28.25g(0.25モル)の
1,3-ジクロロプロパン(RN 142-28-9)を320mlの
直鎖ペンタノールに入れた混合物を6時間還流した。反
応媒体は溶液であった。この溶液を氷浴で冷却し、無水
エタノールを添加し:ガム状物を沈殿させ、ついで結晶
化させた。この生成物を脱水機にかけ、無水エタノール
で洗浄し、真空下、40℃で乾燥させた。148〜15
0℃(コフラー)で溶解する129.6gの黄色結晶が得
られ、C 2938Cl・2.5HOとして
算出したその元素分析は次の通りであった: % C H N O Cl 理論値 51.33 6.39 16.51 15.32 10.45 実測値 51.69 6.45 16.62 15.38 10.33
【0030】実施例3:式(I)の化合物の調製
【化56】 工程1: (3-イミダゾール-1-イルプロピル)-(4-ニトロフェニ
ル)アミンの合成 150.2g(1.2モル)の3-イミダゾール-1-イル
プロピルアミン(RN 5036-48-6)と139.4ml(1モ
ル)のトリエチルアミンを200mlのジオキサンに入
れた混合物を沸騰水浴で加熱した。141.1g(1モ
ル)の1-フルオロ-4-ニトロベンゼン(RN 350-46-9)を
30分以上かけて滴下し、混合物を90〜95℃で1時
間保持した。得られた混合物を2kgの氷冷水に注ぎ、
結晶性生成物を脱水機にかけ、水で洗浄し、エタノール
で還流して再結晶化させた。126℃(コフラー)で溶解
する106.0gの黄色結晶が得られ、C12
として算出したその元素分析は以下の通りであっ
た:
【0031】工程2: 第四級化 上述した工程で得られた(3-イミダゾール-1-イルプロ
ピル)-(4-ニトロフェニル)アミンを24.6g(0.1
モル)と6.45g(0.05モル)の1,3-ジクロロ-2
-プロパノール(RN 96-23-1)を100mlのトルエンに
入れた混合物を8時間還流した。懸濁液中のガムが結晶
化した。混合物を冷却し、結晶性沈殿物を脱水機にか
け、最小量の無水エタノールで、2回再びスラリー状に
し、真空下、45℃で乾燥させた。228〜230℃
(コフラー)で溶解する24.8gの黄色結晶が得られ、
34Clとして算出したその元素分
析は次の通りであった: % C H N O Cl 理論値 52.18 5.51 18.03 12.87 11.41 実測値 52.23 5.55 18.03 12.80 11.44
【0032】実施例4:式(I)の化合物の調製
【化57】 実施例3の工程2に記載した手順を使用した。実施例3
の工程1で得られた(3-イミダゾール-1-イルプロピ
ル)-(4-ニトロフェニル)アミンを39.4g(0.16
モル)と9.03g(0.08モル)の1,3-ジクロロプ
ロパン(RN 142-28-9)から出発して、186℃(コフラ
ー)で溶解する23.3gの黄色結晶が得られ、C27
34Cl・1/3HOとして算出したそ
の元素分析は次の通りであった: % C H N O Cl 理論値 53.03 5.71 18.32 11.34 11.59 実測値 53.00 5.68 18.33 11.19 11.44
【0033】実施例5:式(I)の化合物の調製
【化58】 実施例3の工程2に記載した手順を使用した。実施例3
の工程1で得られた(3-イミダゾール-1-イルプロピ
ル)-(4-ニトロフェニル)アミンを14.8g(0.06
モル)と6.05g(0.03モル)の1,3-ジブロモプ
ロパン(RN 109-64-8)から出発して、203℃(コフラ
ー)で溶解する19.2gの黄色結晶が得られ、このも
のの元素分析をC2734Brとして算出
した: % C H N O Br 理論値 46.70 4.94 16.14 9.22 23.01 実測値 46.56 5.03 16.21 9.36 22.70
【0034】実施例6:式(I)の化合物の調製
【化59】 実施例3の工程2に記載した手順を使用した。実施例3
の工程1で得られた(3-イミダゾール-1-イルプロピ
ル)-(4-ニトロフェニル)アミンを24.6g(0.10
モル)と7.15g(0.05モル)の1-クロロ-2-(2-
クロロエトキシ)エタン(RN 111-44-4)から出発して、1
18〜120℃(コフラー)で溶解する21.6gの黄色
結晶が得られ、このものの元素分析をC2836
Cl・2HOとして算出した: % C H N O Cl 理論値 50.08 6.00 16.68 16.68 10.56 実測値 50.76 6.08 16.38 16.34 10.34
【0035】実施例7:式(I)の化合物の調製
【化60】 工程1: (3-イミダゾール-1-イルプロピル)-(2-ニトロフェニ
ル)アミンの合成 187.8g(1.5モル)の3-イミダゾール-1-イル
プロピルアミン(RN 5036-48-6)と82.8g(0.6モ
ル)の炭酸カリウムを280mlの水に入れたものを沸
騰水浴で加熱した。141.1g(1モル)の1-フルオ
ロ-2-ニトロベンゼン(RN 1493-27-2)を50分以上かけ
て滴下し、混合物を90〜95℃で2時間保持した。得
られた混合物を2kgの氷冷水に注ぎ、結晶性生成物を
脱水機にかけ、水で洗浄し、イソプロピルアルコールで
還流して再結晶化させた。80℃(コフラー)で溶解する
109.3gの黄色結晶が得られ、C1214
として算出したその元素分析は次の通りであった:
【0036】工程2: 第四級化 トルエンの代わりに、溶媒として2-メチル-1-プロパ
ノールを用い、実施例3の工程2に記載の手順を使用し
た。上述した工程で得られた(3-イミダゾール-1-イル
プロピル)-(2-ニトロフェニル)アミンを74.0g
(0.3モル)と30.3g(0.15モル)の1,3-ジブ
ロモプロパン(RN 109-64-8)から出発し、エタノールで
還流して再結晶化させたところ、166℃(コフラー)で
溶解する86.4gのオレンジ色結晶が得られ、C27
34Brとして算出したその元素分析は次
の通りであった: % C H N O Br 理論値 46.70 4.94 16.14 9.22 23.01 実測値 46.59 5.00 16.15 9.41 22.97
【0037】実施例8:式(I)の化合物の調製
【化61】 工程1: (4,5-ジクロロ-2-ニトロフェニル)-(3-イミダゾー
ル-1-イルプロピル)アミンの合成 50.1g(0.45モル)の3-イミダゾール-1-イル
プロピルアミン(RN 5036-48-6)と62.7ml(0.4
5モル)のトリエチルアミンを100mlの1,2-ジメ
トキシエタンに入れた混合物を加熱して還流した。9
0.6g(0.4モル)の1,2,4-トリクロロ-5-ニト
ロベンゼン(RN 89-69-0)を30分以上かけて滴下し、混
合物を5時間還流して保持した。得られた混合物を1.
5kgの氷冷水に注ぎ、結晶性生成物を脱水機にかけ、
水で洗浄し、五酸化リン上にて、真空下、40℃で乾燥
させた。エタノールで還流して再結晶化させたところ、
130℃(コフラー)で溶解する36gのオレンジ色がか
った黄色結晶が得られ、C1212Cl
して算出したその元素分析は次の通りであった: % C H N O Cl 理論値 45.73 3.84 17.78 10.15 22.50 実測値 45.61 3.88 17.69 10.09 22.43
【0038】工程2: 第四級化 トルエンの代わりに、溶媒として2-メチル-1-プロパ
ノールを用い、実施例3の工程2に記載の手順を使用し
た。上述した工程で得られた(4,5-ジクロロ-2-ニト
ロフェニル)-(3-イミダゾール-1-イルプロピル)アミ
ンを47.27g(0.15モル)と15.15g(0.
075モル)の1,3-ジブロモプロパン(RN 109-64-8)か
ら出発し、エタノールと水の混合物で還流して再結晶化
させたところ、123〜125℃(コフラー)で溶解する
49.0gのオレンジ色結晶が得られ、C2730
ClBr・HOとして算出したその元素分
析は次の通りであった: % C H N O Cl Br 理論値 38.14 3.79 13.18 9.41 16.68 18.8 実測値 37.90 3.81 13.15 9.36 16.79 19.25
【0039】実施例9:式(I)の化合物の調製
【化62】 第四級化 実施例8の工程1で得られた(4,5-ジクロロ-2-ニト
ロフェニル)-(3-イミダゾール-1-イルプロピル)アミ
ンを94.5g(0.3モル)と16.95g(0.15
モル)の1,3-ジクロロプロパン(RN 142-28-9)から出発
し、直鎖ペンタノール中で、150℃で19時間加熱
し、エタノールで還流して再結晶化させたところ、22
4℃(コフラー)で溶解する38.3gのオレンジ色結晶
が得られ、C 2730Cl・1/2H
として算出したその元素分析は次の通りであった: % C H N O Cl 理論値 43.11 4.15 14.89 9.57 28.28 実測値 43.38 4.25 14.71 9.78 28.57
【0040】実施例10:式(I)10の化合物の調製
【化63】 24.1g(0.1モル)のN4-(2-クロロエチル)-N
1,N4-ジメチル-2-ニトロベンゼン-1,4-ジアミン
(RN 14607-54-6)と10.2g(0.05モル)の1,4-
ジイミダゾール-1-イルブタン(RN 69506-86-1)を50
mlのイソブタノールに入れた混合物を、20時間、イ
ソブタノールの還流点で加熱した。形成された結晶性沈
殿物を室温で脱水機にかけた。エタノールで還流し、再
結晶化させて精製したところ、約175〜177℃(コ
フラー)で溶解する20.3gのダークバイオレット色
の結晶が得られ、C 4210Cl・H
Oとして算出したその元素分析は次の通りであった: % C H N O Cl 理論値 51.80 6.38 20.13 11.50 10.19 実測値 50.79 6.43 19.39 11.50 10.20
【0041】実施例11:式(I)11の化合物の調製
【化64】 実施例3の工程2に記載した手順を使用した。44.6
g(0.2モル)のN,N-ジメチル-N'-(4-ニトロフェ
ニル)プロパン-1,3-ジアミン(RN 25238-54-4)及び2
0.2g(0.1モル)の1,3-ジブロモプロパン(RN 10
9-64-8)から出発して、約230℃(コフラー)で分解を
伴い溶解する47.8gの黄色結晶が得られ、C25
40Br・HOとして算出したその元素分
析は次の通りであった: % C H N O Br 理論値 45.06 6.35 12.61 12.00 23.98 実測値 45.15 6.35 12.36 11.61 24.02
【0042】実施例12:式(I)12の化合物の調製
【化65】 トルエンの代わりに、溶媒として2-メチル-1-プロパ
ノールを用い、実施例3の工程2に記載の手順を使用し
た。53.6g(0.24モル)のN,N,N'-トリメチル
-N'-(4-ニトロフェニル)エタン-1,2-ジアミン(RN 1
76665-67-1)と24.2g(0.12モル)の1,3-ジブ
ロモプロパン(RN 109-64-8)から出発して、約147℃
(コフラー)で溶解する63.5gの黄色結晶が得られ、
2540Br・HOとして算出したそ
の元素分析は次の通りであった: % C H N O Br 理論値 45.06 6.35 12.61 12.00 23.98 実測値 45.04 6.38 12.60 12.68 23.98
【0043】実施例13:式(I)13の化合物の調製
【化66】 実施例3に記載の手順を使用した。62.7g(0.3
モル)のN,N-ジメチル-N'-(2-ニトロフェニル)エタ
ン-1,2-ジアミン(RN 25238-55-5)と30.3g(0.
15モル)の1,3-ジブロモプロパン(RN 109-64-8)から
出発し、エタノールと水の混合物で還流して再結晶化さ
せたところ、220℃(コフラー)で溶解する67.0g
の黄色結晶が得られ、C2336Br・H
Oとして算出したその元素分析は次の通りであった: % C H N O Br 理論値 43.27 6.00 13.16 12.53 25.03 実測値 43.24 6.14 12.59 12.72 24.74
【0044】染色用組成物の実施例 実施例1ないし6 :次の表に示す6つの染色用組成物を
調製した(全ての含有量はグラムで表し、A.M.は活性物
質を示す):
【表1】
【0045】実施例7:次の直接染色用組成物を調製し
た:(全ての含有量はグラムで表し、A.M.は活性物質を
示す)
【表2】 上述した各々の組成物を、白髪を90%含有するパーマ
ネントウエーブがかかった又はナチュラルなグレイの髪
の束に適用し、20分間毛髪上に放置しておいた。流水
ですすぎ、乾燥させたところ、毛髪は次の表に示す色調
に染色された。
【表3】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式(I): 【化1】 {上式中、・Bは、好ましくは1〜14の炭素原子を有
    する直鎖状又は分枝状のアルキル鎖を表す結合手であ
    り、これは、酸素、硫黄又は窒素原子等の一又は複数の
    ヘテロ原子及び/又は一又は複数のZ基が挿入可能で、
    一又は複数のヒドロキシル又はC-Cアルコキシ基
    で置換されていてもよく、一又は複数のケトン官能基を
    担持可能であり; ・R、R、R、R'、R'及びR'は同一で
    も異なっていてもよく、結合手Bの2つの価の一方、水
    素原子;ハロゲン原子;Z基;(C-C)アルキルカ
    ルボニル基;アミノ(C-C)アルキルカルボニル
    基;N-Z-アミノ(C -C)アルキルカルボニル基;
    N-(C-C)アルキルアミノ(C-C)アルキルカ
    ルボニル基;N,N-ジ(C-C)アルキルアミノ(C
    -C)アルキルカルボニル基;アミノ(C-C)アル
    キルカルボニル(C-C)アルキル基;N-Z-アミノ
    (C-C)アルキルカルボニル(C-C)アルキル
    基;N-(C-C)アルキルアミノ(C-C)アルキ
    ルカルボニル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-
    )アルキルアミノ(C-C)アルキルカルボニル
    (C-C)アルキル基;カルボキシル基;(C-C)
    アルキルカルボキシル基;C-C アルキルスルホニ
    ル基;アミノスルホニル基;N-Z-アミノスルホニル
    基;N-(C-C)アルキルアミノスルホニル基;N,
    N-ジ(C-C)アルキルアミノスルホニル基;C-
    アミノスルホニルアルキル基;C-C-N-Z-ア
    ミノスルホニルアルキル基;N-(C-C)アルキルア
    ミノスルホニル(C-C )アルキル基;N,N-ジ(C
    -C)アルキルアミノスルホニル(C-C)アルキル
    基;カルバミル基;N-(C-C)アルキルカルバミル
    基;N,N-ジ(C -C)アルキルカルバミル基;カル
    バミル(C-C)アルキル基;N-(C-C)アルキ
    ルカルバミル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-
    )アルキルカルバミル(C-C)アルキル基;C
    -Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキル
    基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;(C-C)
    アルコキシ(C-C)アルキル基;C-Cトリフル
    オロアルキル基;シアノ基;同一でも異なっていてもよ
    く、以下に記載する-NR及び-NR'R'基と
    同じ意味を有する置換又は非置換のアミノ基;アルキル
    が一又は複数のヒドロキシル基で置換されるか非置換
    で、アミンがC-Cアルキル、C-Cモノヒドロ
    キシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキル、(C
    -C)アルキルカルボニル、カルバミル、N-(C-
    )アルキルカルバミル又はN,N-ジ(C-C)アル
    キルカルバミル、C-Cアルキルスルホニル、ホル
    ミル、トリフルオロ(C-C)アルキルカルボニル、
    (C-C)アルキルカルボキシル及びチオカルバミル
    基から選択される一又は二の同一でも異なっていてもよ
    い基で、又はZ基で置換されたアミノ(C-C)アル
    キル基;OR又は-SR基を表し; ・Rは、結合手Bの2つの価の一方、水素原子;C
    -Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキル
    基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;Z基;(C
    -C)アルコキシ(C-C)アルキル基;アリール
    基;ベンジル基;カルボキシ(C-C)アルキル基;
    (C-C)アルキルカルボキシ(C-C)アルキル
    基;シアノ(C-C)アルキル基;カルバミル(C-
    )アルキル基;N-(C-C)アルキルカルバミル
    (C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C )アルキル
    カルバミル(C-C)アルキル基;C-Cトリフル
    オロアルキル基;C-Cアミノスルホニルアルキル
    基;C-C-N-Z-アミノスルホニルアルキル基;N
    -(C-C)アルキルアミノスルホニル(C-C)ア
    ルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキルアミノスルホ
    ニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキルスル
    フィニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキル
    スルホニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキ
    ルカルボニル(C-C )アルキル基;C-Cアミノ
    アルキル基;アミンがC-Cアルキル、C -C
    ノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアル
    キル、(C-C )アルキルカルボニル、ホルミル、ト
    リフルオロ-(C-C)アルキルカルボニル、(C-C
    )アルキルカルボキシル、カルバミル、N-(C-
    )アルキルカルバミル、N,N-ジ-(C-C)アル
    キルカルバミル、チオカルバミル及びC-Cアルキ
    ルスルホニル基から選択される一又は二の同一でも異な
    っていてもよい基で、又はZ基で置換されたC-C
    アミノアルキル基を示し; ・R、R、R'及びR'は同一でも異なっていて
    もよく、結合手Bの2つの価の一方、水素原子;Z基;
    -Cアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルキ
    ル基;C-Cポリヒドロキシアルキル基;(C-C
    )アルコキシ(C -C)アルキル基;アリール基;ベ
    ンジル基;シアノ(C-C)アルキル基;カルバミル
    (C-C)アルキル基;N-(C-C)アルキルカル
    バミル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C)ア
    ルキルカルバミル(C-C)アルキル基;チオカルバ
    ミル(C-C)アルキル基;C-Cトリフルオロア
    ルキル基;C-Cスルホアルキル基;(C-C)ア
    ルキルカルボキシ(C-C)アルキル基;(C-C)
    アルキルスルフィニル(C-C)アルキル基;C-C
    アミノスルホニルアルキル基;C-C-N-Z-アミ
    ノスルホニルアルキル基;N-(C-C)アルキルアミ
    ノスルホニル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-
    )アルキルアミノスルホニル(C-C)アルキル
    基;(C-C)アルキルカルボニル(C-C)アルキ
    ル基;C-Cアミノアルキル基;アルキルが一又は
    複数のヒドロキシル基で置換されるか非置換で、アミン
    がアルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル、C-
    ポリヒドロキシアルキル、(C -C)アルキルカ
    ルボニル、カルバミル、N-(C-C)アルキルカルバ
    ミル又はN,N-ジ(C-C)アルキルカルバミル、C
    -Cアルキルスルホニル、ホルミル、トリフルオロ
    (C-C)アルキルカルボニル、(C-C)アルキル
    カルボキシル及びチオカルバミル基から選択される一又
    は二の同一でも異なっていてもよい基で、又はZ基で置
    換されたC-Cアミノアルキル基を示し; ・Zは次の式(II)及び(III)の不飽和のカチオン性
    基、及び次の式(IV)の飽和したカチオン性基: 【化2】 【化3】 [上式中: ・Dは、好ましくは1〜14の炭素原子を有する直鎖状
    又は分枝状のアルキル鎖を表し、酸素、硫黄又は窒素原
    子等の一又は複数のヘテロ原子が挿入可能で、一又は複
    数のヒドロキシル又はC-Cアルコキシ基で置換可
    能であり、一又は複数のケトン官能基を担持可能な結合
    手であり; ・環の構成要素であるE、G、J、L及びMは、同一で
    も異なっていてもよく、炭素、酸素、硫黄又は窒素原子
    を表し; ・nは0〜4の整数であり; ・mは0〜5の整数であり; ・R基は同一でも異なっていてもよく、結合手Bの2つ
    の価の一方、第1のZ基と同一又は異なる第2のZ基、
    ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C-C アルキル
    基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
    リヒドロキシアルキル基、ニトロ基、シアノ基、シアノ
    (C-C)アルキル基、C-Cアルコキシ基、トリ
    (C-C)アルキルシラン(C-C)アルキル基、ア
    ミド基、アルデヒド基、カルボキシル基、(C-C)
    アルキルカルボニル基、チオ基、C-Cチオアルキ
    ル基、C-Cアルキルチオ基、アミノ基、(C-C
    )アルキルカルボニル、カルバミル又はC-Cアル
    キルスルホニル基で保護されたアミノ基;R''及び
    R'''が同一でも異なっていてもよく、C-Cアルキ
    ル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基又はC-C
    ポリヒドロキシアルキル基を表すNHR''又はNR''
    R'''基を表し; ・Rは、結合手Bの2つの価の一方、C-Cアル
    キル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
    ポリヒドロキシアルキル基、シアノ(C-C)アル
    キル基、トリ(C-C)アルキルシラン(C-C)ア
    ルキル基、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル
    基、カルバミル(C-C)アルキル基、(C-C)ア
    ルキルカルボキシ(C-C)アルキル基、ベンジル
    基、又は第1のZ基と同一又は異なる第2のZ基を表
    し; ・R、R及びR10は同一でも異なっていてもよ
    く、結合手Bの2つの価の一方、C-Cアルキル
    基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
    リヒドロキシアルキル基、(C-C)アルコキシ(C
    -C)アルキル基、シアノ(C-C)アルキル基、ア
    リール基、ベンジル基、C-Cアミドアルキル基、
    トリ(C-C)アルキルシラン(C-C)アルキル
    基、又はアミンが(C-C)アルキルカルボニル、カ
    ルバミル又はC-Cアルキルスルホニル基で保護さ
    れたC-Cアミノアルキル基を表し;R、R
    びR10基の2つが、それらが結合している窒素原子と
    共に、ピロリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環又は
    モルホリン環等の一又は複数のヘテロ原子を含有し得る
    飽和した5又は6員の炭素ベースの環を形成可能であ
    り;該環は、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C-C
    アルキル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、
    -Cポリヒドロキシアルキル基、ニトロ基、シア
    ノ基、シアノ(C-C)アルキル基、C-Cアルコ
    キシ基、トリ(C-C)アルキルシラン(C-C )ア
    ルキル基、アミド基、アルデヒド基、カルボキシル基、
    ケト(C-C)アルキル基、チオ基、C-Cチオア
    ルキル基、C-Cアルキルチオ基、アミノ基、又は
    (C-C)アルキルカルボニル、カルバミル又はC-
    アルキルスルホニル基で保護されたアミノ基で置換
    又は非置換され得るものであり;また、R、R及び
    10基の1つは、第1のZ基と同一又は異なる第2の
    Z基を表し得るものであり; ・R11は、結合手Bの2つの価の一方、C-C
    ルキル基;C-C モノヒドロキシアルキル基;C-
    ポリヒドロキシアルキル基;アリール基;ベンジル
    基;C-Cアミノアルキル基、アミンが(C-C)
    アルキルカルボニル、カルバミル又はC-Cアルキ
    ルスルホニル基で保護されたC-C アミノアルキル
    基;カルボキシ(C-C)アルキル基;シアノ(C-
    )アルキル基;カルバミル(C-C)アルキル基;
    -Cトリフルオロアルキル基;トリ(C-C)ア
    ルキルシラン(C-C)アルキル基;C-Cスルホ
    ンアミドアルキル基;(C-C)アルキルカルボキシ
    (C-C)アルキル基;(C-C)アルキルスルフィ
    ニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキルスル
    ホニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキルケ
    ト(C-C)アルキル基;N-(C-C)アルキルカ
    ルバミル(C-C)アルキル基;N-(C -C)アル
    キルスルホンアミド(C-C)アルキル基を表し; ・x及びyは0又は1の整数で;次の条件: − 式(II)の不飽和のカチオン性基においては; − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
    り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
    G、J又はLの一つに結合しており; − yは: 1)環の構成要素であるE、G、J及びLが同時に炭素
    原子であり、R基が不飽和の環の窒素原子により担持
    されている場合か;又は 2)環の構成要素であるE、G、J及びLの少なくとも
    1つが、R基が結合している窒素原子を表す場合:に
    のみ1を示し得るもので; − 式(III)の不飽和のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
    り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
    G、J、L又はMの一つに結合しており; − yは、環の構成要素であるE、G、J、L及びMの
    少なくとも1つが2価の原子を表し、R基が不飽和の
    環の窒素原子により担持されている場合にのみ1を示し
    得るもので; − 式(IV)のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手Dは、RないしR10基を
    担持する窒素原子に結合しており; − x=1の場合、RないしR10基の2つは、それ
    らが結合している窒素原子と共同して、上述した5又は
    6員の飽和した環を形成し;結合手Dは該飽和した環の
    炭素原子により担持されている;を有するものであり、 ・Xは一価又は二価のアニオンを表す]から選択さ
    れ;カチオン性のZ基の数は少なくとも1であると理解
    される}の化合物、及びそれらの酸付加塩類からなる直
    接染料。
  2. 【請求項2】 式(II)の不飽和のZ基の環が、ピロー
    ル、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、チアゾ
    ール及びトリアゾール環から選択されることを特徴とす
    る請求項1に記載の染料。
  3. 【請求項3】 式(III)の不飽和のZ基の環が、ピリ
    ジン、ピリミジン、ピラジン、オキサジン及びトリアジ
    ン環から選択されることを特徴とする請求項1に記載の
    染料。
  4. 【請求項4】 式(IV)において、R、R及びR
    10基の2つが、ピロリジン環、ピペリジン環、ピペラ
    ジン環又はモルホリン環を形成し;該環が、ハロゲン原
    子、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、C-C
    モノヒドロキシアルキル基、C-Cポリヒドロキシ
    アルキル基、ニトロ基、シアノ基、シアノ(C-C)
    アルキル基、C-Cアルコキシ基、トリ(C-C)
    アルキルシラン(C-C)アルキル基、アミド基、ア
    ルデヒド基、カルボキシル基、(C -C)アルキルカ
    ルボニル基、チオ基、C-Cチオアルキル基、C-
    アルキルチオ基、アミノ基、又は(C-C)アル
    キルカルボニル、カルバミル又はC-Cアルキルス
    ルホニル基で保護されたアミノ基で置換又は非置換され
    得るものであることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか1項に記載の染料。
  5. 【請求項5】 Xが、ハロゲン原子、水酸化物、硫酸
    水素塩又は(C-C )硫酸アルキルから選択されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の染料。
  6. 【請求項6】 式(I)の化合物が、次の式(I)ないし
    (I)23: 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 【化21】 【化22】 【化23】 【化24】 【化25】 【化26】 のものから選択されることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1項に記載の染料。
  7. 【請求項7】 式(I)の化合物の酸付加塩類が塩酸塩
    類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、クエン酸塩類、コハク
    酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から選択さ
    れることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項
    に記載の染料。
  8. 【請求項8】 染色に適した媒体に、請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載された式(I)の少なくとも1つの
    化合物を有効量含有せしてなることを特徴とするケラチ
    ン物質の染色用組成物。
  9. 【請求項9】 染色に適した媒体に、請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載された式(I)の少なくとも1つの
    化合物を有効量含有してなることを特徴とする毛髪等の
    ヒトのケラチン繊維の直接染色用組成物。
  10. 【請求項10】 3〜12のpHを有することを特徴と
    する請求項8又は9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 式(I)の化合物が組成物の全重量に対
    して0.005〜12重量%の範囲の濃度で存在してい
    ることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項
    に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 式(I)の化合物が組成物の全重量に対
    して0.05〜6重量%の範囲の濃度で存在しているこ
    とを特徴とする請求項11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 染色に適した媒体が、有機溶媒及び/
    又は水からなる水性媒体であり、組成物の全重量に対し
    て1〜40重量%の割合であることを特徴とする請求項
    8ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 請求項8ないし13のいずれか1項に
    記載の染色用組成物を乾燥した又は湿ったケラチン繊維
    に適用し、これらの繊維を中間のすすぎなしに乾燥させ
    ることを特徴とする、直接染色によるヒトの毛髪等のケ
    ラチン繊維の染色方法。
  15. 【請求項15】 請求項8ないし13のいずれか1項に
    記載の染色用組成物を乾燥した又は湿ったケラチン繊維
    に適用し、該組成物を場合によっては3〜60分の範囲
    のさらし時間の間放置して作用させ、繊維をすすぎ、場
    合によっては洗浄し、再度すすいで乾燥させることを特
    徴とする、直接染料による、ヒトの毛髪等のケラチン繊
    維の染色方法。
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