JP2000204257A - シリコ―ン重合体組成物中で現場生成された樹脂―充填材およびそのシリコ―ン重合体組成物の製造法 - Google Patents
シリコ―ン重合体組成物中で現場生成された樹脂―充填材およびそのシリコ―ン重合体組成物の製造法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 希釈剤中における、その希釈剤に不溶の、現
場形成・樹脂−充填材、その製造法およびその樹脂−充
填材含有シリコーン組成物を提供する。 【解決手段】 式:(Me3SiO1/2)0.39(Me2ViSiO1/2)0.06
(OH)0.06(SiO4/2)0.55(ビニル含有量2.3重量%)を
有するビニル官能性MQ樹脂(A)とキシレン(希釈
剤)との溶液を調製し、この溶液に式: Me(SiMe2O)4(S
iHMeO)8SiMe3を有するジメチル−メチル水素シロキサン
(B)、白金と1,3−ジエテニル−1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサンとの錯体(触媒)および追加
のキシレンを(A):(B)=1.9:1重量比で添
加、混合する。この混合物を120℃で1時間加熱する
と、キシレンに不溶な現場形成・樹脂−充填材とキシレ
ンとの均質なブレンドが得られる。
場形成・樹脂−充填材、その製造法およびその樹脂−充
填材含有シリコーン組成物を提供する。 【解決手段】 式:(Me3SiO1/2)0.39(Me2ViSiO1/2)0.06
(OH)0.06(SiO4/2)0.55(ビニル含有量2.3重量%)を
有するビニル官能性MQ樹脂(A)とキシレン(希釈
剤)との溶液を調製し、この溶液に式: Me(SiMe2O)4(S
iHMeO)8SiMe3を有するジメチル−メチル水素シロキサン
(B)、白金と1,3−ジエテニル−1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサンとの錯体(触媒)および追加
のキシレンを(A):(B)=1.9:1重量比で添
加、混合する。この混合物を120℃で1時間加熱する
と、キシレンに不溶な現場形成・樹脂−充填材とキシレ
ンとの均質なブレンドが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコーン重合体
組成物中で現場形成された樹脂−充填材を提供するもの
である。
組成物中で現場形成された樹脂−充填材を提供するもの
である。
【0002】
【従来の技術】しばしば「MQ」樹脂と称されるシロキ
サン樹脂は、本質的にR3SiO1/2単位およびSiO4/2単位
(それぞれM単位およびQ単位)より成る巨大分子重合
体である。ただし、上記の式において、Rは官能性また
は非官能性の有機基である。当業者が認めるように、こ
のような樹脂は、また、D単位およびT単位とそれぞれ
称されるR2SiO2/2単位およびRSiO3/2単位も限られた数
で含んでいることができる。ここで使用される「MQ樹
脂」なる用語は、M単位およびQ単位のほかに、当該樹
脂の平均で20モルパーセント以下がD単位とT単位よ
り成っていることを意味する。
サン樹脂は、本質的にR3SiO1/2単位およびSiO4/2単位
(それぞれM単位およびQ単位)より成る巨大分子重合
体である。ただし、上記の式において、Rは官能性また
は非官能性の有機基である。当業者が認めるように、こ
のような樹脂は、また、D単位およびT単位とそれぞれ
称されるR2SiO2/2単位およびRSiO3/2単位も限られた数
で含んでいることができる。ここで使用される「MQ樹
脂」なる用語は、M単位およびQ単位のほかに、当該樹
脂の平均で20モルパーセント以下がD単位とT単位よ
り成っていることを意味する。
【0003】MQ樹脂は、米国特許第2,676,18
2号明細書に開示されるように、シリケート塩の酸加水
分解とそれに続く縮合により製造されることが多い。こ
の樹脂は、その巨大分子を溶媒に溶解させるそのような
方法で製造される。溶媒は有機溶媒であることが多い。
2号明細書に開示されるように、シリケート塩の酸加水
分解とそれに続く縮合により製造されることが多い。こ
の樹脂は、その巨大分子を溶媒に溶解させるそのような
方法で製造される。溶媒は有機溶媒であることが多い。
【0004】米国特許第2,814,601号明細書に
は、MQ樹脂は、水溶性のシリケートを酸を用いてケイ
酸単量体またはケイ酸オリゴマーに転化することにより
製造できることが開示される。十分な重合が達成された
とき、その樹脂をトリメチルクロロシランと反応させて
末端をキャップし、MQ樹脂を得る。
は、MQ樹脂は、水溶性のシリケートを酸を用いてケイ
酸単量体またはケイ酸オリゴマーに転化することにより
製造できることが開示される。十分な重合が達成された
とき、その樹脂をトリメチルクロロシランと反応させて
末端をキャップし、MQ樹脂を得る。
【0005】これらのMQ樹脂は、しかし、末端キャッ
プ後にその樹脂中に有意量のシラノールが残るという欠
点を持つ。
プ後にその樹脂中に有意量のシラノールが残るという欠
点を持つ。
【0006】米国特許第2,857,356号明細書に
は、アルキルシリケートと加水分解性のトリアルキルシ
ラン・オルガノポリシロキサンとの混合物の共−加水分
解によりMQ樹脂を製造する方法が開示される。しか
し、この方法の欠点は、MQ樹脂中に大量のアルコキシ
基とシラノール基が残り、それにより貯蔵安定性が乏し
くなることである。
は、アルキルシリケートと加水分解性のトリアルキルシ
ラン・オルガノポリシロキサンとの混合物の共−加水分
解によりMQ樹脂を製造する方法が開示される。しか
し、この方法の欠点は、MQ樹脂中に大量のアルコキシ
基とシラノール基が残り、それにより貯蔵安定性が乏し
くなることである。
【0007】米国特許第4,611,042号明細書に
は、トリメチルシロキサン(M)単位、アルケニルジメ
チルシロキサン(M)単位およびSiO4/2(Q)単位を含
む、キシレン可溶性の樹脂状共重合体が開示される。ア
ルケニルジメトキシシラン単位対トリメチルシロキサン
単位の比は0.02:1〜0.5:1である。総M単位
対Q単位の比は0.6:1〜1.2:1である。
は、トリメチルシロキサン(M)単位、アルケニルジメ
チルシロキサン(M)単位およびSiO4/2(Q)単位を含
む、キシレン可溶性の樹脂状共重合体が開示される。ア
ルケニルジメトキシシラン単位対トリメチルシロキサン
単位の比は0.02:1〜0.5:1である。総M単位
対Q単位の比は0.6:1〜1.2:1である。
【0008】米国特許第4,707,531号明細書に
は、アルキルシリケートを塩酸水溶液とトリアルキルシ
ランまたはジシロキサンとの混合物に0〜90℃の温度
で滴下することによるMQ樹脂の製造法が開示される。
この方法は大量のメタノールを含有する塩酸水溶液を生
成させるので、環境問題が生ずる。また、この方法で
は、高分子量のSi−H含有MQ樹脂を製造することはで
きない。
は、アルキルシリケートを塩酸水溶液とトリアルキルシ
ランまたはジシロキサンとの混合物に0〜90℃の温度
で滴下することによるMQ樹脂の製造法が開示される。
この方法は大量のメタノールを含有する塩酸水溶液を生
成させるので、環境問題が生ずる。また、この方法で
は、高分子量のSi−H含有MQ樹脂を製造することはで
きない。
【0009】米国特許第4,774,310号明細書に
は、ケイ素−結合水素原子を含むMQ樹脂とその製造法
が開示される。この方法は、シロキサン樹脂と式(HR2S
i)2Oを有するジシロキサンとを酸性触媒の存在下で加熱
することを含んで成る。その樹脂とジシロキサンとを加
熱することにより形成された反応混合物は、次いで中和
される。
は、ケイ素−結合水素原子を含むMQ樹脂とその製造法
が開示される。この方法は、シロキサン樹脂と式(HR2S
i)2Oを有するジシロキサンとを酸性触媒の存在下で加熱
することを含んで成る。その樹脂とジシロキサンとを加
熱することにより形成された反応混合物は、次いで中和
される。
【0010】米国特許第5,527,873号明細書に
は、シリコーン樹脂とその製造法が開示される。その方
法は、(a)シリコーン樹脂、(b)有機溶媒および
(c)酸触媒を混合して反応生成物を形成し、次いでそ
の反応生成物をジオルガノポリシロキサンと反応させる
ことを含んで成る。得られるMQシリコーン樹脂の分子
量は1,000である。
は、シリコーン樹脂とその製造法が開示される。その方
法は、(a)シリコーン樹脂、(b)有機溶媒および
(c)酸触媒を混合して反応生成物を形成し、次いでそ
の反応生成物をジオルガノポリシロキサンと反応させる
ことを含んで成る。得られるMQシリコーン樹脂の分子
量は1,000である。
【0011】MQ樹脂には、感圧接着剤、塗料、被覆剤
およびエラストマーの成分としての用途を含めて非常に
多くの用途がある。例えば、被覆剤中でのMQ樹脂の使
用は、米国特許第3,627,851号および同第5,
034,061号明細書に開示されている。
およびエラストマーの成分としての用途を含めて非常に
多くの用途がある。例えば、被覆剤中でのMQ樹脂の使
用は、米国特許第3,627,851号および同第5,
034,061号明細書に開示されている。
【0012】MQ樹脂は、また、米国特許第2,85
7,356号、同第3,528,940号、同第4,8
31,070号、同第4,865,920号、同第5,
470,923号明細書および欧州特許第0 459
292号明細書に開示されるとおり、感圧接着剤でも使
用される。
7,356号、同第3,528,940号、同第4,8
31,070号、同第4,865,920号、同第5,
470,923号明細書および欧州特許第0 459
292号明細書に開示されるとおり、感圧接着剤でも使
用される。
【0013】この技術分野のMQ樹脂の重量平均分子量
(Mw)は30,000に限られ、またその数平均分子
量Mnは7,000に限られていた。この制限は、もっ
と高分子量を得ようとすると処理がしにくいゲルがもた
らされるので、シリケート塩の加水分解と縮合による上
記製造法に固有なものである。
(Mw)は30,000に限られ、またその数平均分子
量Mnは7,000に限られていた。この制限は、もっ
と高分子量を得ようとすると処理がしにくいゲルがもた
らされるので、シリケート塩の加水分解と縮合による上
記製造法に固有なものである。
【0014】MQ樹脂に基づくより高分子量の化合物が
米国特許第4,639,489号明細書に記載される。
この米国特許には、脱泡剤の製造に当たっての、MQ樹
脂とヒドロキシ末端基付きポリジメチルシロキサンとの
反応が開示される。線状ポリジメチルシロキサンの重量
は、しかし、その反応で用いられるMQ樹脂の量よりは
るかに多い。しかして、その反応生成物は、本質的に
は、Mシロキシ単位とQシロキシ単位より成るものでは
なく、主としてDシロキシ単位より成る。
米国特許第4,639,489号明細書に記載される。
この米国特許には、脱泡剤の製造に当たっての、MQ樹
脂とヒドロキシ末端基付きポリジメチルシロキサンとの
反応が開示される。線状ポリジメチルシロキサンの重量
は、しかし、その反応で用いられるMQ樹脂の量よりは
るかに多い。しかして、その反応生成物は、本質的に
は、Mシロキシ単位とQシロキシ単位より成るものでは
なく、主としてDシロキシ単位より成る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の1つ
の目的は、シリコーン組成物中で現場形成された樹脂−
充填材を提供することである。本発明のもう1つの目的
は、その樹脂−充填材を製造する方法およびその樹脂−
充填材を含有するシリコーン組成物を提供することであ
る。
の目的は、シリコーン組成物中で現場形成された樹脂−
充填材を提供することである。本発明のもう1つの目的
は、その樹脂−充填材を製造する方法およびその樹脂−
充填材を含有するシリコーン組成物を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、架橋剤と化学
的に結合したMQ樹脂である、シリカ系充填材と同様の
性質を持つが、常用のMQ樹脂の性質とは余り似ていな
い樹脂−充填材を提供するものである。本発明の樹脂−
充填材は有機溶媒に不溶であって、シリコーン重合体中
で安定な懸濁液を形成する。この樹脂−充填材は、低
(例えば、5〜10重量%)装填量でシリコーン重合体
の粘度を劇的に低下させる。本発明の樹脂−充填材は、
中央値として凝集粒子の粒径が5〜50マイクロメート
ルである。
的に結合したMQ樹脂である、シリカ系充填材と同様の
性質を持つが、常用のMQ樹脂の性質とは余り似ていな
い樹脂−充填材を提供するものである。本発明の樹脂−
充填材は有機溶媒に不溶であって、シリコーン重合体中
で安定な懸濁液を形成する。この樹脂−充填材は、低
(例えば、5〜10重量%)装填量でシリコーン重合体
の粘度を劇的に低下させる。本発明の樹脂−充填材は、
中央値として凝集粒子の粒径が5〜50マイクロメート
ルである。
【0017】本発明は、シリコーン重合体組成物中で現
場生成された樹脂−充填材を提供するものである。この
樹脂−充填材は、成分(A)としてのビニル官能性のM
Q樹脂と、成分(B)としてのケイ素原子に結合した水
素原子を有する実質的に線状のポリジオルガノシロキサ
ンとの反応生成物を含んで成る。
場生成された樹脂−充填材を提供するものである。この
樹脂−充填材は、成分(A)としてのビニル官能性のM
Q樹脂と、成分(B)としてのケイ素原子に結合した水
素原子を有する実質的に線状のポリジオルガノシロキサ
ンとの反応生成物を含んで成る。
【0018】成分(A)は、平均一般単位式:R1 aR2 bR3
cSiO(4-a-b-c)/2を持つ固体のビニル官能性MQ樹脂で
ある。ここで、R1はヒドロキシル基であり、R2は、少
なくとも2個の隣接炭素原子間に、ケイ素−結合水素原
子と付加反応することができる少なくとも1個の不飽和
結合(即ち、ビニル)を有する一価の炭化水素基であ
り、各R3はアルキル基、アリール基またはアリールア
ルキル基であり、ここでそれらR3基は同一でもよい
し、異なっていてもよく、aは0〜0.2の数であり、
bは少なくとも0.02〜1.50の数であり、そして
cは0〜1.48の数であり、ただし1≦a+b+c≦
1.5である。R2はビニル基であるのが好ましい。R3
はメチル基であるのが好ましい。
cSiO(4-a-b-c)/2を持つ固体のビニル官能性MQ樹脂で
ある。ここで、R1はヒドロキシル基であり、R2は、少
なくとも2個の隣接炭素原子間に、ケイ素−結合水素原
子と付加反応することができる少なくとも1個の不飽和
結合(即ち、ビニル)を有する一価の炭化水素基であ
り、各R3はアルキル基、アリール基またはアリールア
ルキル基であり、ここでそれらR3基は同一でもよい
し、異なっていてもよく、aは0〜0.2の数であり、
bは少なくとも0.02〜1.50の数であり、そして
cは0〜1.48の数であり、ただし1≦a+b+c≦
1.5である。R2はビニル基であるのが好ましい。R3
はメチル基であるのが好ましい。
【0019】a+b+cが1より小さくなると、成分
(A)を希釈剤に溶かすことができなくなる。a+b+
cが1.5より大きくなると、成分(A)は固体でなく
なり、粘稠な液体となる。bが0.02より小さくなる
と、樹脂−充填材が、それより揮発性希釈剤が除去され
た後に、不溶性の固体でなくなる可能性があるか、また
はその樹脂−充填材が分散されている不揮発性希釈剤の
粘度を劇的に増加させる可能性がある。aは0.03〜
0.1、bは0.04〜0.1、cは1.18〜1.3
3、a+b+cの値は1.25〜1.45であるのが好
ましい。
(A)を希釈剤に溶かすことができなくなる。a+b+
cが1.5より大きくなると、成分(A)は固体でなく
なり、粘稠な液体となる。bが0.02より小さくなる
と、樹脂−充填材が、それより揮発性希釈剤が除去され
た後に、不溶性の固体でなくなる可能性があるか、また
はその樹脂−充填材が分散されている不揮発性希釈剤の
粘度を劇的に増加させる可能性がある。aは0.03〜
0.1、bは0.04〜0.1、cは1.18〜1.3
3、a+b+cの値は1.25〜1.45であるのが好
ましい。
【0020】成分(B)は、実験式:
【0021】
【化3】
【0022】を有する実質的に線状のポリジオルガノシ
ロキサンである。ここで、各R4はアルキル基、アリー
ル基またはアリールアルキル基から独立に選ばれる一価
の基であり、pは0または1であり、xは0〜70であ
り、そしてyは0〜100であり、ただし各分子中には
少なくとも2個のケイ素−結合水素原子が存在してい
る。R4はメチル基であるのが好ましく、pは0である
のが好ましく、xは0〜1であるのが好ましく、そして
yは6〜15であるのが好ましい。
ロキサンである。ここで、各R4はアルキル基、アリー
ル基またはアリールアルキル基から独立に選ばれる一価
の基であり、pは0または1であり、xは0〜70であ
り、そしてyは0〜100であり、ただし各分子中には
少なくとも2個のケイ素−結合水素原子が存在してい
る。R4はメチル基であるのが好ましく、pは0である
のが好ましく、xは0〜1であるのが好ましく、そして
yは6〜15であるのが好ましい。
【0023】本発明の樹脂−充填材は、この樹脂−充填
材では充填材のシリコーン重合体への分散が困難である
という問題が回避されるので、常用のシリカ系充填材よ
り有利である。常用のシリカ系充填材は大きな凝集物の
形を取る固体であって、小さい凝集物または粒子として
シリコーン重合体組成物に分散させるのが困難である場
合が多い。しかし、本発明の成分(A)および(B)
は、両方とも、溶媒およびシリコーン重合体に溶ける。
所望とされる範囲の凝集物の粒径を持つ樹脂−充填材
が、(A)と(B)とを制御された方式で反応させるこ
とにより製造することができるのである。
材では充填材のシリコーン重合体への分散が困難である
という問題が回避されるので、常用のシリカ系充填材よ
り有利である。常用のシリカ系充填材は大きな凝集物の
形を取る固体であって、小さい凝集物または粒子として
シリコーン重合体組成物に分散させるのが困難である場
合が多い。しかし、本発明の成分(A)および(B)
は、両方とも、溶媒およびシリコーン重合体に溶ける。
所望とされる範囲の凝集物の粒径を持つ樹脂−充填材
が、(A)と(B)とを制御された方式で反応させるこ
とにより製造することができるのである。
【0024】本発明は、さらに、樹脂−充填材を希釈剤
中で現場製造する方法を開示する。この方法は、上記の
成分(A)および(B)を含んで成る反応混合物を、触
媒である成分(C)および希釈剤である成分(D)の存
在下で加熱する工程を含んで成る。成分(A)、(B)
および(C)は成分(D)に溶解される。成分(E)と
しての任意成分である触媒禁止剤も反応混合物に加える
ことができる。
中で現場製造する方法を開示する。この方法は、上記の
成分(A)および(B)を含んで成る反応混合物を、触
媒である成分(C)および希釈剤である成分(D)の存
在下で加熱する工程を含んで成る。成分(A)、(B)
および(C)は成分(D)に溶解される。成分(E)と
しての任意成分である触媒禁止剤も反応混合物に加える
ことができる。
【0025】成分(A)と(B)とは、典型的には、
1.4:1〜22:1に等しい(A):(B)重量比で
反応せしめられる。(A):(B)は2.6:1〜9.
0:1であるのが好ましく、2.6:1〜6.7:1が
さらに好ましい。ただし、使用される正確な比は、成分
(B)中に存在するSi−H基の数と成分(B)の重合度
に依存する。成分(A)および(B)の量は、その反応
生成物が溶媒に不溶となるように選ばれる。成分(A)
および(B)の量は、その反応生成物が、シリコーン重
合体組成物の粘度を、その組成物中に10重量%の反応
生成物が存在するとき少なくとも1,000%増加させ
るように選ばれるのが好ましい。
1.4:1〜22:1に等しい(A):(B)重量比で
反応せしめられる。(A):(B)は2.6:1〜9.
0:1であるのが好ましく、2.6:1〜6.7:1が
さらに好ましい。ただし、使用される正確な比は、成分
(B)中に存在するSi−H基の数と成分(B)の重合度
に依存する。成分(A)および(B)の量は、その反応
生成物が溶媒に不溶となるように選ばれる。成分(A)
および(B)の量は、その反応生成物が、シリコーン重
合体組成物の粘度を、その組成物中に10重量%の反応
生成物が存在するとき少なくとも1,000%増加させ
るように選ばれるのが好ましい。
【0026】次の指針が、当業者をして、過度の実験を
行わずとも適切な(A):(B)比を選ぶのを可能にす
る。一般に、成分(A)の所定のMQ樹脂と、成分
(B)のSi−H基の所定数に関し、成分(B)の量が増
すと、それにつれて(A)と(B)との間の共重合の程
度が増大して最大値に至り、その後は成分(B)の量が
増加し続けるにつれて低下する。これに対応して、樹脂
−充填材を含むシリコーン重合体希釈剤の粘度は、成分
(B)の量が増すにつれて最大値まで増大し、その後粘
度は、成分(B)の量が増加し続けるにつれて低下す
る。(A)が過剰に存在する場合で、一次粒子が形成し
始めるとき、それら粒子は、(B)の量が成分(A)の
量と比較して増大するにつれて、凝集粒子が最大粒径に
達するまで凝集していく。最大粒径に達した後も成分
(B)の量が増え続けると、過剰の成分(B)は成分
(A)の2分子を一緒に結合する代わりに、成分(A)
の末端をキャップし始める。このことが凝集粒子の粒径
を減少させる原因である。
行わずとも適切な(A):(B)比を選ぶのを可能にす
る。一般に、成分(A)の所定のMQ樹脂と、成分
(B)のSi−H基の所定数に関し、成分(B)の量が増
すと、それにつれて(A)と(B)との間の共重合の程
度が増大して最大値に至り、その後は成分(B)の量が
増加し続けるにつれて低下する。これに対応して、樹脂
−充填材を含むシリコーン重合体希釈剤の粘度は、成分
(B)の量が増すにつれて最大値まで増大し、その後粘
度は、成分(B)の量が増加し続けるにつれて低下す
る。(A)が過剰に存在する場合で、一次粒子が形成し
始めるとき、それら粒子は、(B)の量が成分(A)の
量と比較して増大するにつれて、凝集粒子が最大粒径に
達するまで凝集していく。最大粒径に達した後も成分
(B)の量が増え続けると、過剰の成分(B)は成分
(A)の2分子を一緒に結合する代わりに、成分(A)
の末端をキャップし始める。このことが凝集粒子の粒径
を減少させる原因である。
【0027】成分(A)の量が多すぎると(例えば
(A):(B)が>22:1であるとき)、樹脂−充填
材は溶媒に溶けるようになる可能性があるか、またはシ
リコーン重合体組成物の粘度を劇的には増大させなくな
る可能性があるか、或いはその両方を引き起こす可能性
がある。成分(B)の量が多すぎると(例えば、
(A):(B)が<1.4:1であるとき)、樹脂−充
填材が脆くならない可能性があるか、溶媒に溶けるよう
になる可能性があるか、またはシリコーン重合体組成物
の粘度を劇的には増大させなくなる可能性があるか、或
いはその両者を併せ引き起こす可能性がある。
(A):(B)が>22:1であるとき)、樹脂−充填
材は溶媒に溶けるようになる可能性があるか、またはシ
リコーン重合体組成物の粘度を劇的には増大させなくな
る可能性があるか、或いはその両方を引き起こす可能性
がある。成分(B)の量が多すぎると(例えば、
(A):(B)が<1.4:1であるとき)、樹脂−充
填材が脆くならない可能性があるか、溶媒に溶けるよう
になる可能性があるか、またはシリコーン重合体組成物
の粘度を劇的には増大させなくなる可能性があるか、或
いはその両者を併せ引き起こす可能性がある。
【0028】成分(B)がその末端に2個のSi−H単位
を含んでいる場合であって、成分(A)の所定のMQ樹
脂に関して、成分(B)の重合度(DP(B))が減少する
と(ただし、5よりは小さくならない)、それにつれて
共重合反応の程度が大きくなり、かつ反応生成物の揮発
性液体中の溶解性が小さくなるか、または(A)と
(B)との共重合反応生成物を含んで成るシリコーン重
合体組成物の粘度が増大する。
を含んでいる場合であって、成分(A)の所定のMQ樹
脂に関して、成分(B)の重合度(DP(B))が減少する
と(ただし、5よりは小さくならない)、それにつれて
共重合反応の程度が大きくなり、かつ反応生成物の揮発
性液体中の溶解性が小さくなるか、または(A)と
(B)との共重合反応生成物を含んで成るシリコーン重
合体組成物の粘度が増大する。
【0029】成分(A)と(B)とは付加反応で反応せ
しめられる。希釈剤(D)が重合体であるときは、成分
(A)および(B)は(D)に攪拌または剪断混合によ
って分散せしめられる。その混合物に触媒(C)、およ
び場合によっては禁止剤(E)が攪拌または剪断混合に
より分散された後、その組成物は、付加反応を行わせる
ために、典型的には、20〜200℃、好ましくは10
0〜120℃に1〜4時間加熱される。その反応を20
0℃より高い温度で行うと、重合体が分解することがあ
る。触媒である成分(C)は、反応を促進するのに必要
とされるものである。
しめられる。希釈剤(D)が重合体であるときは、成分
(A)および(B)は(D)に攪拌または剪断混合によ
って分散せしめられる。その混合物に触媒(C)、およ
び場合によっては禁止剤(E)が攪拌または剪断混合に
より分散された後、その組成物は、付加反応を行わせる
ために、典型的には、20〜200℃、好ましくは10
0〜120℃に1〜4時間加熱される。その反応を20
0℃より高い温度で行うと、重合体が分解することがあ
る。触媒である成分(C)は、反応を促進するのに必要
とされるものである。
【0030】成分(C)は付加反応触媒、好ましくは白
金触媒である。適した付加反応触媒は米国特許第3,4
19,593号明細書に記載されている。成分(C)を
例示すると、クロロ白金酸、クロロ白金酸のアルコール
溶液、白金化合物とオレフィンのような不飽和有機化合
物との錯体、および白金化合物と不飽和炭化水素基を含
むオルガノシロキサンとの錯体(この場合、白金とオル
ガノシロキサンとのこれら錯体はオルガノシロキサン樹
脂に埋入させめることができる)が挙げられる。成分
(C)は白金とオルガノシロキサンとの錯体であるのが
好ましい。成分(C)は、白金と1,3−ジエテニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯体、
またはメチル若しくはフェニル官能基を有するオルガノ
シロキサン樹脂に埋入されたそのような錯体であるのが
最も好ましい。成分(C)は、典型的には、反応混合物
が0.2〜40重量ppm、好ましくは1〜10重量p
pmの白金を含有するような量で加えられる。
金触媒である。適した付加反応触媒は米国特許第3,4
19,593号明細書に記載されている。成分(C)を
例示すると、クロロ白金酸、クロロ白金酸のアルコール
溶液、白金化合物とオレフィンのような不飽和有機化合
物との錯体、および白金化合物と不飽和炭化水素基を含
むオルガノシロキサンとの錯体(この場合、白金とオル
ガノシロキサンとのこれら錯体はオルガノシロキサン樹
脂に埋入させめることができる)が挙げられる。成分
(C)は白金とオルガノシロキサンとの錯体であるのが
好ましい。成分(C)は、白金と1,3−ジエテニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯体、
またはメチル若しくはフェニル官能基を有するオルガノ
シロキサン樹脂に埋入されたそのような錯体であるのが
最も好ましい。成分(C)は、典型的には、反応混合物
が0.2〜40重量ppm、好ましくは1〜10重量p
pmの白金を含有するような量で加えられる。
【0031】成分(A)、(B)および(C)は、反応
混合物を形成するために、揮発性または不揮発性の液体
から選ばれる希釈剤である成分(D)に溶解せしめられ
る。揮発性の液体は、有機溶媒または低粘度のポリオル
ガノシロキサンであることができる。適した有機溶媒の
例に、ヘキサンおよびヘプタンのようなアルカン類;ト
ルエン、キシレンおよびベンゼンのような芳香族溶媒
類;およびケトン類がある。低粘度ポリオルガノシロキ
サンは、典型的には、100mPa・s未満の粘度を有する
もので、その例としてオクタメチルシクロテトラシロキ
サンおよびデカメチルシクロペンタ−シロキサンが挙げ
られる。成分(D)が揮発性液体である場合、それは、
成分(A)および(B)を反応させたあとで反応混合物
から除去することができる。得られる樹脂−充填材は、
その揮発性液体が反応混合物から除去された後は、溶媒
に不溶となる。
混合物を形成するために、揮発性または不揮発性の液体
から選ばれる希釈剤である成分(D)に溶解せしめられ
る。揮発性の液体は、有機溶媒または低粘度のポリオル
ガノシロキサンであることができる。適した有機溶媒の
例に、ヘキサンおよびヘプタンのようなアルカン類;ト
ルエン、キシレンおよびベンゼンのような芳香族溶媒
類;およびケトン類がある。低粘度ポリオルガノシロキ
サンは、典型的には、100mPa・s未満の粘度を有する
もので、その例としてオクタメチルシクロテトラシロキ
サンおよびデカメチルシクロペンタ−シロキサンが挙げ
られる。成分(D)が揮発性液体である場合、それは、
成分(A)および(B)を反応させたあとで反応混合物
から除去することができる。得られる樹脂−充填材は、
その揮発性液体が反応混合物から除去された後は、溶媒
に不溶となる。
【0032】別法として、成分(D)は、例として高粘
度のポリジオルガノシロキサンが挙げられる不揮発性シ
リコーン重合体のような不揮発性液体であることもでき
る。高分子量のポリジオルガノシロキサンは、典型的に
は、100mPa・s〜1000万mPa・sまたはそれより大の
範囲内の粘度を有するが、粘度は1,000〜30,0
00mPa・sの範囲内にあるのが好ましい。この高分子量
ポリジオルガノシロキサンは線状構造または分枝構造を
有することができる。成分(D)が不揮発性液体である
場合、MQ樹脂成分(A)は純粋な粉末か、重合体
(D)中の溶液かのいずれかとして加えることができ、
そして樹脂−充填材は、成分(A)と(B)との反応後
に成分(D)の中に分散されている。
度のポリジオルガノシロキサンが挙げられる不揮発性シ
リコーン重合体のような不揮発性液体であることもでき
る。高分子量のポリジオルガノシロキサンは、典型的に
は、100mPa・s〜1000万mPa・sまたはそれより大の
範囲内の粘度を有するが、粘度は1,000〜30,0
00mPa・sの範囲内にあるのが好ましい。この高分子量
ポリジオルガノシロキサンは線状構造または分枝構造を
有することができる。成分(D)が不揮発性液体である
場合、MQ樹脂成分(A)は純粋な粉末か、重合体
(D)中の溶液かのいずれかとして加えることができ、
そして樹脂−充填材は、成分(A)と(B)との反応後
に成分(D)の中に分散されている。
【0033】任意成分としての禁止剤である成分(E)
も反応混合物に加えることができる。成分(E)は如何
なる付加反応触媒禁止剤であってもよい。適した禁止剤
は米国特許第3,445,420号明細書に開示されて
いる。成分(E)は、トリアルキルアミンのようなアミ
ン、オキシム、過酸化水素のようなペルオキシド、また
はジアルキルアセチレンのようなアセチレン化合物、ジ
カルボキシレート類およびメチルブチノール若しくはエ
チニルシクロヘキサノールのようなアセチレニック・ア
ルコール類であることができる。成分(E)はエチニル
シクロヘキサノールであるのが好ましい。成分(E)は
組成物の0〜0.05重合パーセントを占める。
も反応混合物に加えることができる。成分(E)は如何
なる付加反応触媒禁止剤であってもよい。適した禁止剤
は米国特許第3,445,420号明細書に開示されて
いる。成分(E)は、トリアルキルアミンのようなアミ
ン、オキシム、過酸化水素のようなペルオキシド、また
はジアルキルアセチレンのようなアセチレン化合物、ジ
カルボキシレート類およびメチルブチノール若しくはエ
チニルシクロヘキサノールのようなアセチレニック・ア
ルコール類であることができる。成分(E)はエチニル
シクロヘキサノールであるのが好ましい。成分(E)は
組成物の0〜0.05重合パーセントを占める。
【0034】本発明の樹脂−充填材は、この充填材が分
散されているシリコーン重合体組成物に有意のずり減粘
性とチキソトロープ性を付与する。この樹脂−充填材は
疎水性であるので有利である。常用のシリカ系充填材は
親水性である。親水性充填材はある種の用途には望まし
くないことが多い。それ故、シリカ充填材には、一般的
には、それらを疎水性にする処理が行われる。しかし、
典型的な処理充填材はその処理充填材を含んでいる組成
物に有意のずり減粘挙動またはチキソトロープ挙動を付
与しない。本発明の樹脂−充填材は疎水性であって、こ
の樹脂−充填材が分散されているシリコーン重合体組成
物にずり減粘性若しくはチキソトロープ性またはそれら
両性質を付与する。
散されているシリコーン重合体組成物に有意のずり減粘
性とチキソトロープ性を付与する。この樹脂−充填材は
疎水性であるので有利である。常用のシリカ系充填材は
親水性である。親水性充填材はある種の用途には望まし
くないことが多い。それ故、シリカ充填材には、一般的
には、それらを疎水性にする処理が行われる。しかし、
典型的な処理充填材はその処理充填材を含んでいる組成
物に有意のずり減粘挙動またはチキソトロープ挙動を付
与しない。本発明の樹脂−充填材は疎水性であって、こ
の樹脂−充填材が分散されているシリコーン重合体組成
物にずり減粘性若しくはチキソトロープ性またはそれら
両性質を付与する。
【0035】本発明は、さらに、樹脂−充填材が分散さ
れているシリコーン重合体組成物の粘度を制御する方法
を教示する。シリコーン重合体組成物の粘度は、希釈剤
中における所定の樹脂−充填材の量を多くするか、
(A):(B)の比を変えることによって(A)と
(B)との間の共重合の程度を大きくするか、またはそ
の両方を行うことにより増大される。粘度は、希釈剤中
における所定の樹脂−充填材の量を少なくするか、
(A):(B)の比を変えることによって(A)と
(B)との間の共重合の程度を小さくするか、またはそ
の両方を行うことにより減少される。
れているシリコーン重合体組成物の粘度を制御する方法
を教示する。シリコーン重合体組成物の粘度は、希釈剤
中における所定の樹脂−充填材の量を多くするか、
(A):(B)の比を変えることによって(A)と
(B)との間の共重合の程度を大きくするか、またはそ
の両方を行うことにより増大される。粘度は、希釈剤中
における所定の樹脂−充填材の量を少なくするか、
(A):(B)の比を変えることによって(A)と
(B)との間の共重合の程度を小さくするか、またはそ
の両方を行うことにより減少される。
【0036】本発明は、さらに、樹脂−充填材の凝集粒
子の粒径を調整する方法も教示する。本発明の方法は
(i)(A):(B)の比を変えるか、または成分
(B)の各分子の重合度若しくはSi−H官能基の数を変
えることによって(A)と(B)との間の共重合の程度
を変えるか、(ii)樹脂−充填材の希釈剤中の装填量
を変えるか、またはその両方を行うことから成る。凝集
粒子の粒径は、一般的には5〜50マイクロメートルで
ある。
子の粒径を調整する方法も教示する。本発明の方法は
(i)(A):(B)の比を変えるか、または成分
(B)の各分子の重合度若しくはSi−H官能基の数を変
えることによって(A)と(B)との間の共重合の程度
を変えるか、(ii)樹脂−充填材の希釈剤中の装填量
を変えるか、またはその両方を行うことから成る。凝集
粒子の粒径は、一般的には5〜50マイクロメートルで
ある。
【0037】例えば、樹脂−充填材の希釈剤中の装填量
が5重量%に固定され、そして成分(B)が重合度12
で、8個のSi−H基を有する場合、(A):(B)が3
2:1であるとき一次粒子が形成し始める。これは倍率
1000Xでの光学顕微鏡による観察に基づくものであ
る。この一次粒子の直径は、典型的には1マイクロメー
トルである。成分(B)の量が成分(A)の量に比較し
て多くなると、それにつれて凝集粒子が形成し始める。
この凝集粒子は、(A):(B)が5.6:1であると
き最大粒径に達する。(A):(B)比が>32:1で
あるとき、(A)の分子全てを結合するに足る(B)の
分子は存在しない。しかし、本発明者は、(A):
(B)が<5.6:1であるときは、過剰の(B)分子
が、(A)の他の分子に結合する代わりに(A)分子の
末端をキャップし、それによって、前記のように、凝集
粒子の粒径が減少されると考えている。
が5重量%に固定され、そして成分(B)が重合度12
で、8個のSi−H基を有する場合、(A):(B)が3
2:1であるとき一次粒子が形成し始める。これは倍率
1000Xでの光学顕微鏡による観察に基づくものであ
る。この一次粒子の直径は、典型的には1マイクロメー
トルである。成分(B)の量が成分(A)の量に比較し
て多くなると、それにつれて凝集粒子が形成し始める。
この凝集粒子は、(A):(B)が5.6:1であると
き最大粒径に達する。(A):(B)比が>32:1で
あるとき、(A)の分子全てを結合するに足る(B)の
分子は存在しない。しかし、本発明者は、(A):
(B)が<5.6:1であるときは、過剰の(B)分子
が、(A)の他の分子に結合する代わりに(A)分子の
末端をキャップし、それによって、前記のように、凝集
粒子の粒径が減少されると考えている。
【0038】
【実施例】以下の実施例において、「Me」はメチル基
を表し、「Vi」はビニル基を表し、「PDMS」はポリジ
メチルシロキサンを意味し、そして「不溶」とは、樹脂
−充填材が揮発性希釈剤中で製造されるとき、その試料
が製造され、そしてそれより希釈剤が除去された後に、
その試料をキシレンまたはポリジメチルシロキサンのよ
うな溶媒に再溶解させることができないことを意味す
る。特に断らない限りは、部は全て重量部である。
を表し、「Vi」はビニル基を表し、「PDMS」はポリジ
メチルシロキサンを意味し、そして「不溶」とは、樹脂
−充填材が揮発性希釈剤中で製造されるとき、その試料
が製造され、そしてそれより希釈剤が除去された後に、
その試料をキシレンまたはポリジメチルシロキサンのよ
うな溶媒に再溶解させることができないことを意味す
る。特に断らない限りは、部は全て重量部である。
【0039】参考例1 成分(A)としての式:(Me3SiO1/2)0.39(Me2ViSiO1/2)
0.06(OH)0.06(SiO4/2) 0.55を有するビニル官能性MQ樹
脂63部と成分(D)としてのキシレン37部との溶液
を調製した。そのビニル官能性MQ樹脂は2.3重量%
のビニル含有量を有していた。
0.06(OH)0.06(SiO4/2) 0.55を有するビニル官能性MQ樹
脂63部と成分(D)としてのキシレン37部との溶液
を調製した。そのビニル官能性MQ樹脂は2.3重量%
のビニル含有量を有していた。
【0040】成分(B)としてのジメチル−メチル水素
シロキサン、成分(C)としての白金と1,3−ジエテ
ニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの
錯体および追加の(D)を、上記のビニル官能性MQ樹
脂とキシレンとの組成物と、得られる混合物が所望とさ
れる(A):(B)比および[(A)+(B)]/
[(A)+(B)+(D)]比を有するような量で混合
した。この混合物を120℃で1時間加熱した。得られ
た組成物は現場生成された樹脂−充填材とキシレンとの
均質なブレンドであった。
シロキサン、成分(C)としての白金と1,3−ジエテ
ニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの
錯体および追加の(D)を、上記のビニル官能性MQ樹
脂とキシレンとの組成物と、得られる混合物が所望とさ
れる(A):(B)比および[(A)+(B)]/
[(A)+(B)+(D)]比を有するような量で混合
した。この混合物を120℃で1時間加熱した。得られ
た組成物は現場生成された樹脂−充填材とキシレンとの
均質なブレンドであった。
【0041】参考例2 成分(A)としての式: (Me3SiO1/2)0.39(Me2ViSi
O1/2)0.06(OH)0.06(SiO4/2)0.55を有するビニル官能性
MQ樹脂63部とキシレン37部との溶液を、成分
(D)としてのポリオルガノシロキサン希釈剤と混合し
た。そのビニル官能性MQ樹脂は2.3重量%のビニル
含有量を有していた。その混合物から、真空下で、穏や
かに加熱しながら、キシレンを除去した。得られた組成
物は50重量部のビニル官能性MQ樹脂と50重量部の
ポリオルガノシロキサンを有していた。
O1/2)0.06(OH)0.06(SiO4/2)0.55を有するビニル官能性
MQ樹脂63部とキシレン37部との溶液を、成分
(D)としてのポリオルガノシロキサン希釈剤と混合し
た。そのビニル官能性MQ樹脂は2.3重量%のビニル
含有量を有していた。その混合物から、真空下で、穏や
かに加熱しながら、キシレンを除去した。得られた組成
物は50重量部のビニル官能性MQ樹脂と50重量部の
ポリオルガノシロキサンを有していた。
【0042】成分(B)としてのメチル水素シロキサ
ン、成分(C)としての白金と1,3−ジエテニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯体お
よび追加の(D)を、上記のビニル官能性MQ樹脂とポ
リオルガノシロキサンとの組成物と、得られる混合物が
所望とされる(A):(B)比および[(A)+
(B)]/[(A)+(B)+(D)]比を有するよう
な量で混合した。粘度が高い場合、その混合物を高剪断
条件下で混合する。この混合物を次に120℃で1時間
加熱した。得られた組成物は、現場生成された充填材と
ポリオルガノシロキサンとの均質なブレンドであった。
ン、成分(C)としての白金と1,3−ジエテニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯体お
よび追加の(D)を、上記のビニル官能性MQ樹脂とポ
リオルガノシロキサンとの組成物と、得られる混合物が
所望とされる(A):(B)比および[(A)+
(B)]/[(A)+(B)+(D)]比を有するよう
な量で混合した。粘度が高い場合、その混合物を高剪断
条件下で混合する。この混合物を次に120℃で1時間
加熱した。得られた組成物は、現場生成された充填材と
ポリオルガノシロキサンとの均質なブレンドであった。
【0043】参考例3 成分(A)としての式: (Me3SiO1/2)0.39(Me2ViSi
O1/2)0.06(OH)0.06(SiO4/2)0.55を有するビニル官能性
MQ樹脂63部とキシレン37部との溶液を、成分(D
1)としてのポリオルガノシロキサン希釈剤と混合し
た。そのビニル官能性MQ樹脂は2.3重量%のビニル
含有量を有していた。その混合物から、真空下で、穏や
かに加熱しながら、キシレンを駆出させた。得られた組
成物は50重量部のビニル官能性MQ樹脂と50重量部
のポリオルガノシロキサンを有していた。
O1/2)0.06(OH)0.06(SiO4/2)0.55を有するビニル官能性
MQ樹脂63部とキシレン37部との溶液を、成分(D
1)としてのポリオルガノシロキサン希釈剤と混合し
た。そのビニル官能性MQ樹脂は2.3重量%のビニル
含有量を有していた。その混合物から、真空下で、穏や
かに加熱しながら、キシレンを駆出させた。得られた組
成物は50重量部のビニル官能性MQ樹脂と50重量部
のポリオルガノシロキサンを有していた。
【0044】成分(B)としてのメチル水素シロキサ
ン、成分(C)としての白金と1,3−ジエテニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯体お
よび成分(D2)としての第二のポリオルガノシロキサ
ン希釈剤を、上記のビニル官能性MQ樹脂とポリオルガ
ノシロキサンとの組成物と、得られる混合物が所望とさ
れる(A):(B)比および[(A)+(B)]/
[(A)+(B)+(D)]比を有するような量で混合
した。この混合物を高剪断条件下で混合し、次いで12
0℃で1時間加熱する。得られた組成物は現場生成され
た充填材とポリオルガノシロキサンとの均質なブレンド
であった。
ン、成分(C)としての白金と1,3−ジエテニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯体お
よび成分(D2)としての第二のポリオルガノシロキサ
ン希釈剤を、上記のビニル官能性MQ樹脂とポリオルガ
ノシロキサンとの組成物と、得られる混合物が所望とさ
れる(A):(B)比および[(A)+(B)]/
[(A)+(B)+(D)]比を有するような量で混合
した。この混合物を高剪断条件下で混合し、次いで12
0℃で1時間加熱する。得られた組成物は現場生成され
た充填材とポリオルガノシロキサンとの均質なブレンド
であった。
【0045】実施例1 試料1−1および1−2は参考例1に記載した方法によ
り製造された。各試料中の(A)ビニル官能性MQ樹脂
の量と(B)メチル水素シロキサンの量との比(A):
(B)を表1に示す。(B)の式も表1に示される。追
加の(D)としてのキシレンの量は、それらが、表1
の、(D)を有する試料組成物中で、ある一定量の樹脂
−充填材を生成させるように選ばれた。各試料から形成
された樹脂−充填材がキシレンに不溶であるかどうかも
表1に示される。
り製造された。各試料中の(A)ビニル官能性MQ樹脂
の量と(B)メチル水素シロキサンの量との比(A):
(B)を表1に示す。(B)の式も表1に示される。追
加の(D)としてのキシレンの量は、それらが、表1
の、(D)を有する試料組成物中で、ある一定量の樹脂
−充填材を生成させるように選ばれた。各試料から形成
された樹脂−充填材がキシレンに不溶であるかどうかも
表1に示される。
【0046】比較例1 実施例1におけるようにして試料C1−3およびC1−
4を製造した。結果は表1に示される。ただし、試料C
1−3では、(A):(B)比が22:1より大であ
り、また試料C1−4では、成分(B)がより大きな重
合度を有していた。
4を製造した。結果は表1に示される。ただし、試料C
1−3では、(A):(B)比が22:1より大であ
り、また試料C1−4では、成分(B)がより大きな重
合度を有していた。
【0047】実施例1および比較例1は、(A):
(B)の比のための範囲を示している。実施例1は、ま
た、樹脂−充填材は溶媒中で製造できることも示してい
る。
(B)の比のための範囲を示している。実施例1は、ま
た、樹脂−充填材は溶媒中で製造できることも示してい
る。
【0048】
【表1】
【0049】実施例2 試料2−1および2−2は参考例2に記載した方法によ
り製造された。各試料中の(A)ビニル官能性MQ樹脂
の量と(B)メチル水素シロキサンの量との比(A):
(B)を表2に示す。(B)の式も表2に示される。追
加の(D)としての希釈剤の量は、それらが、表2の、
(D)を有する試料組成物中である一定量の樹脂−充填
材を生成させるように選ばれた。各試料から形成された
樹脂−充填材がキシレンに可溶であるかどうかも表2に
示される。(D)としての希釈剤は約4mPa・sの粘度を
有するデカメチルシクロペンタシロキサンであった。結
果を表2に示す。
り製造された。各試料中の(A)ビニル官能性MQ樹脂
の量と(B)メチル水素シロキサンの量との比(A):
(B)を表2に示す。(B)の式も表2に示される。追
加の(D)としての希釈剤の量は、それらが、表2の、
(D)を有する試料組成物中である一定量の樹脂−充填
材を生成させるように選ばれた。各試料から形成された
樹脂−充填材がキシレンに可溶であるかどうかも表2に
示される。(D)としての希釈剤は約4mPa・sの粘度を
有するデカメチルシクロペンタシロキサンであった。結
果を表2に示す。
【0050】実施例2は、低粘度シロキサン希釈剤中で
樹脂−充填材が製造できることを示している。
樹脂−充填材が製造できることを示している。
【0051】
【表2】
【0052】実施例3 試料3−1および3−2は参考例3に記載した方法によ
り製造された。第一希釈剤(D1)は、1,000mPa・
sの粘度を有する、線状の、トリメチルシロキシ基で末
端ブロックされたポリジメチルシロキサンであった。試
料3−1および3−2中の第二希釈剤(D2)は、米国
特許第4,639,489号明細書に記載される方法を
用いて製造された、粘度が17,000mPa・sの分枝ポ
リジメチルシロキサンであった。粘度は、No.52ス
ピンドルを有するブルックフィールド(Brookfield:登
録商標)・コーン/プレート・ディジタル粘度計(cone
/plate digital viscometer)を用いて、室温(25+
/−2℃)で測定された。
り製造された。第一希釈剤(D1)は、1,000mPa・
sの粘度を有する、線状の、トリメチルシロキシ基で末
端ブロックされたポリジメチルシロキサンであった。試
料3−1および3−2中の第二希釈剤(D2)は、米国
特許第4,639,489号明細書に記載される方法を
用いて製造された、粘度が17,000mPa・sの分枝ポ
リジメチルシロキサンであった。粘度は、No.52ス
ピンドルを有するブルックフィールド(Brookfield:登
録商標)・コーン/プレート・ディジタル粘度計(cone
/plate digital viscometer)を用いて、室温(25+
/−2℃)で測定された。
【0053】第二希釈剤(D2)、それら希釈剤中で形
成された樹脂−充填材の量、(B)の構造、(A):
(B)比および粘度を表3に示す。
成された樹脂−充填材の量、(B)の構造、(A):
(B)比および粘度を表3に示す。
【0054】実施例3は分枝シリコーン重合体を含む組
成物中で樹脂−充填材が製造できること、およびその組
成物中の樹脂−充填材の重量割合がより高いと、得られ
る粘度が一層高くなることを示している。
成物中で樹脂−充填材が製造できること、およびその組
成物中の樹脂−充填材の重量割合がより高いと、得られ
る粘度が一層高くなることを示している。
【0055】
【表3】
【0056】実施例4 実施例4および比較例4の試料は参考例2に記載した方
法により製造された。(D)としての希釈剤は、線状
の、トリメチルシロキシ基で末端ブロックされたポリジ
メチルシロキサンであった。希釈剤、その希釈剤中で形
成された樹脂−充填材の量、(B)メチル水素シロキサ
ンの式および(A):(B)比を表4に示す。希釈剤を
含む組成物の粘度と樹脂−充填材の結果も表4に報告さ
れる。粘度は室温(25+/−2℃)で測定された。N
o.52スピンドルを有するブルックフィールド(登録
商標)・コーン/プレート・ディジタル粘度計が用いら
れた。中央値としての凝集粒子の粒径は、コールター・
レーザー・散乱粒子寸法アナライザー(Coulter Laser
Scattering Particle Size Analyzer)で測定された。
結果はマイクロメートルで報告される。粒径測定用試料
は、全て、適切な暗さ(obscuration)を得るために、
トルエンで希釈され、そして参照として純トルエンが用
いられた。
法により製造された。(D)としての希釈剤は、線状
の、トリメチルシロキシ基で末端ブロックされたポリジ
メチルシロキサンであった。希釈剤、その希釈剤中で形
成された樹脂−充填材の量、(B)メチル水素シロキサ
ンの式および(A):(B)比を表4に示す。希釈剤を
含む組成物の粘度と樹脂−充填材の結果も表4に報告さ
れる。粘度は室温(25+/−2℃)で測定された。N
o.52スピンドルを有するブルックフィールド(登録
商標)・コーン/プレート・ディジタル粘度計が用いら
れた。中央値としての凝集粒子の粒径は、コールター・
レーザー・散乱粒子寸法アナライザー(Coulter Laser
Scattering Particle Size Analyzer)で測定された。
結果はマイクロメートルで報告される。粒径測定用試料
は、全て、適切な暗さ(obscuration)を得るために、
トルエンで希釈され、そして参照として純トルエンが用
いられた。
【0057】実施例4および比較例4は、(成分(B)
が増していくので)(A):(B)比が変わると、シリ
コーン重合体組成物の粘度はまず最大値まで増加し、そ
の後減少することを示している。それに対応して、樹脂
−充填材の凝集粒子の粒径が増減した。
が増していくので)(A):(B)比が変わると、シリ
コーン重合体組成物の粘度はまず最大値まで増加し、そ
の後減少することを示している。それに対応して、樹脂
−充填材の凝集粒子の粒径が増減した。
【0058】
【表4】
【0059】
【表5】
【0060】実施例5 実施例5の試料は参考例2の方法により製造された。
(A)、(B)および(D)の量は、試料が樹脂−充填
材を色々な量で含むように選ばれた。希釈剤(D)は、
線状の、トリメチルシロキシ基で末端ブロックされたポ
リジメチルシロキサンである。粘度結果は実施例3にお
けるようにして得られた。希釈剤(D)、その希釈剤中
で形成された樹脂−充填材の量、(B)の構造、
(A):(B)比および粘度を表5に報告する。
(A)、(B)および(D)の量は、試料が樹脂−充填
材を色々な量で含むように選ばれた。希釈剤(D)は、
線状の、トリメチルシロキシ基で末端ブロックされたポ
リジメチルシロキサンである。粘度結果は実施例3にお
けるようにして得られた。希釈剤(D)、その希釈剤中
で形成された樹脂−充填材の量、(B)の構造、
(A):(B)比および粘度を表5に報告する。
【0061】実施例5は、樹脂−充填材の希釈剤中にお
ける量が増えると、それにつれて組成物の粘度が増加す
ることを示している。
ける量が増えると、それにつれて組成物の粘度が増加す
ることを示している。
【0062】
【表6】
【0063】実施例6 試料6−1および6−2は、成分(B)がジメチル水素
シロキシ基で末端ブロックされたジメチル・メチル水素
シロキサンであったことを除いて、参考例2に記載した
方法により製造された。希釈剤(D)は線状のPDMSであ
った。
シロキシ基で末端ブロックされたジメチル・メチル水素
シロキサンであったことを除いて、参考例2に記載した
方法により製造された。希釈剤(D)は線状のPDMSであ
った。
【0064】実施例6は、二官能性成分(B)の重合度
が高くなると、それにつれて組成物の粘度が低下するこ
とを示している。
が高くなると、それにつれて組成物の粘度が低下するこ
とを示している。
【0065】
【表7】
【0066】実施例7 参考例2の方法により2つの試料を製造した。試料7−
1は10重量%の樹脂−充填材を含有し、その希釈剤は
1,000mPa・sの線状ポリジメチルシロキサンであっ
た。試料7−2は8重量%の樹脂−充填材を含有し、そ
の希釈剤は12,500mPa・sの線状ポリジメチルシロ
キサンであった。
1は10重量%の樹脂−充填材を含有し、その希釈剤は
1,000mPa・sの線状ポリジメチルシロキサンであっ
た。試料7−2は8重量%の樹脂−充填材を含有し、そ
の希釈剤は12,500mPa・sの線状ポリジメチルシロ
キサンであった。
【0067】図1は、試料7−1および7−2について
の定常剪断速度掃引曲線を示すものである。「V」は試
料の粘度を意味し、Pa・sの単位で表される。Sは定常剪
断速度を意味し、1/sの単位で表される。測定は、ト
ルク範囲が0.20〜200g・cmである変換器を具
えるレオメトリック・サイエンテフィックRDA II
レオメーター(Rheometric Scientific RDA II rheomet
er)で行われた。コーン角度が0.0403ラジアンで
ある50mmのコーン/プレート掴み具(Coneand Plat
e fixture)が用いられた。上部掴み具と下部掴み具と
の間のギャップは0.0508mmであった。試験温度
は25℃であった。測定時間は30秒で、測定前の遅れ
時間は45秒であった。
の定常剪断速度掃引曲線を示すものである。「V」は試
料の粘度を意味し、Pa・sの単位で表される。Sは定常剪
断速度を意味し、1/sの単位で表される。測定は、ト
ルク範囲が0.20〜200g・cmである変換器を具
えるレオメトリック・サイエンテフィックRDA II
レオメーター(Rheometric Scientific RDA II rheomet
er)で行われた。コーン角度が0.0403ラジアンで
ある50mmのコーン/プレート掴み具(Coneand Plat
e fixture)が用いられた。上部掴み具と下部掴み具と
の間のギャップは0.0508mmであった。試験温度
は25℃であった。測定時間は30秒で、測定前の遅れ
時間は45秒であった。
【0068】実施例7は、現場生成樹脂−充填材を含有
する重合体ブレンドは強いずり減粘性とチキソトロープ
性を示すことを明らかにしている。図1に示されるよう
に、両試料7−1および7−2の定常剪断速度粘度は剪
断速度が増加すると速やかに減少する。定常剪断速度が
掃引降下される(sweep down)と粘度は一部回復して、
ずり減粘とチキソトロープの両挙動を示している。線状
重合体の長さがブレンドのチキソトロープ挙動に著しく
強い影響を与えるが、ずり減粘挙動に対しては影響の程
度がチキソトロープ挙動の場合よりはるかに小さい。
する重合体ブレンドは強いずり減粘性とチキソトロープ
性を示すことを明らかにしている。図1に示されるよう
に、両試料7−1および7−2の定常剪断速度粘度は剪
断速度が増加すると速やかに減少する。定常剪断速度が
掃引降下される(sweep down)と粘度は一部回復して、
ずり減粘とチキソトロープの両挙動を示している。線状
重合体の長さがブレンドのチキソトロープ挙動に著しく
強い影響を与えるが、ずり減粘挙動に対しては影響の程
度がチキソトロープ挙動の場合よりはるかに小さい。
【図1】試料7−1及び7−2についての定常剪断速度
掃引曲線を示す図である。
掃引曲線を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 樹脂−充填材の製造法にして、次の: (A)平均一般単位式: 【化1】 (式中、R1はヒドロキシル基であり、R2は、少なくと
も2個の隣接炭素原子間に、ケイ素−結合水素原子と付
加反応することができる少なくとも1個の不飽和結合を
有する一価の炭化水素基であり、各R3は独立にアルキ
ル基、アリール基およびアリールアルキル基から選ば
れ、aは0〜0.2の数であり、bは少なくとも0.0
2〜1.50の数であり、そしてcは0〜1.48の数
であり、ただし1≦a+b+c≦1.5である。)を有
するビニル官能性MQ樹脂; (B)実験式: 【化2】 (式中、各R4はアルキル基、アリール基またはアリー
ルアルキル基から独立に選ばれる一価の基であり、pは
0または1であり、xは0〜70の範囲であり、そして
yは0〜100の範囲であり、ただし各分子中には少な
くとも2個のケイ素−結合水素原子が存在している。)
を有する実質的に線状のポリジオルガノシロキサン; (C)付加反応触媒;および(D)希釈剤を含んで成
る、成分(A)および(B)が1.4:1〜22:1の
範囲内の(A):(B)重量比を与える量で存在してい
る反応混合物を加熱する工程を含んで成る、上記の方
法。 - 【請求項2】 希釈剤が有機溶媒および低粘度のポリオ
ルガノシロキサンより成る群から選ばれる、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】 成分(A)と(B)との反応後に希釈剤
を除去する工程をさらに含む、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 希釈剤が100〜10,000,000
mPa・sの範囲内の粘度を有する不揮発性の液状シリコー
ン重合体である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 反応混合物が(E)付加反応触媒禁止剤
をさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5の方法で
製造された樹脂−充填材組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US224415 | 1981-01-12 | ||
| US09/224,415 US6075087A (en) | 1998-12-31 | 1998-12-31 | Resin-fillers produced in-situ in silicone polymer compositions method for preparation of the compositions |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000204257A true JP2000204257A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=22840573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11375446A Withdrawn JP2000204257A (ja) | 1998-12-31 | 1999-12-28 | シリコ―ン重合体組成物中で現場生成された樹脂―充填材およびそのシリコ―ン重合体組成物の製造法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6075087A (ja) |
| EP (1) | EP1016686A2 (ja) |
| JP (1) | JP2000204257A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6512015B1 (en) * | 2000-06-30 | 2003-01-28 | Dow Corning Corporation | Silicone foam control compositions |
| CN101880415B (zh) * | 2002-07-09 | 2013-05-22 | 莫门蒂夫性能材料股份有限公司 | 具有改进硬度的二氧化硅-橡胶混合物 |
| JP2006213810A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 粘着剤用シリコーン組成物及び該組成物から得られる粘着テープ |
| US20080135520A1 (en) * | 2006-12-12 | 2008-06-12 | Tao Sun | Chemical composition for chemical mechanical planarization |
| WO2013037105A1 (en) * | 2011-09-13 | 2013-03-21 | Dow Corning (China) Holding Co., Ltd. | Filled silicone composition, preparation and uses thereof |
| EP3171946A1 (en) | 2014-07-23 | 2017-05-31 | Dow Corning Corporation | Pituitous silicone fluid |
| KR101987005B1 (ko) | 2015-04-08 | 2019-06-10 | 다우 실리콘즈 코포레이션 | 점액성 실리콘 에멀젼 |
| JP2018512491A (ja) | 2015-04-08 | 2018-05-17 | ダウ シリコーンズ コーポレーション | 粘液様シリコーンフルイド組成物 |
| EP3280388A1 (en) | 2015-04-08 | 2018-02-14 | Dow Corning Corporation | Fluid compositions and personal care |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US2814601A (en) * | 1954-04-29 | 1957-11-26 | Dow Corning | Organopolysiloxane adhesive and pressure-sensitive adhesive tape containing same |
| DE1017883B (de) * | 1954-07-08 | 1957-10-17 | Fellows Gear Shaper Co | Schalt- und Vorschubeinrichtung fuer Zahnradherstellungsmaschinen |
| NL129346C (ja) * | 1966-06-23 | |||
| US3528940A (en) * | 1966-12-15 | 1970-09-15 | Gen Electric | Silicone pressure-sensitive adhesive of improved strength |
| US3627851A (en) * | 1970-10-23 | 1971-12-14 | Dow Corning | Flexible coating composition |
| JPS60251906A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-12 | Dow Corning Kk | シリコ−ン消泡剤組成物の製造方法 |
| JPS61195129A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-29 | Toray Silicone Co Ltd | 有機けい素重合体の製造方法 |
| US4611042A (en) * | 1985-10-03 | 1986-09-09 | Dow Corning Corporation | Resinous copolymeric siloxanes containing alkenyldimethylsiloxanes |
| GB8615862D0 (en) * | 1986-06-28 | 1986-08-06 | Dow Corning Ltd | Making siloxane resins |
| US4831070A (en) * | 1987-11-02 | 1989-05-16 | Dow Corning Corporation | Moldable elastomeric pressure sensitive adhesives |
| FR2624128B1 (fr) * | 1987-12-08 | 1990-07-20 | Rhone Poulenc Chimie | Antimousse comportant une resine mq |
| US4865920A (en) * | 1988-09-20 | 1989-09-12 | Dow Corning Corporation | Hot-melt pressure sensitive adhesive article and method of making |
| US5034061A (en) * | 1990-03-15 | 1991-07-23 | General Electric Company | Transparent shatter-resistant silicone coating |
| US5096981A (en) * | 1990-05-29 | 1992-03-17 | General Electric Company | Pressure sensitive adhesives |
| US5470923A (en) * | 1991-08-22 | 1995-11-28 | Dow Corning Corporation | Moisture-curable silicone pressure-sensitive adhesives |
| JPH07228701A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | ケイ素原子結合水素原子含有シリコーン樹脂の製造方法 |
| GB9412179D0 (en) * | 1994-06-17 | 1994-08-10 | Dow Corning Sa | Foam control agent |
| US5914362A (en) * | 1996-04-19 | 1999-06-22 | Dow Corning Corporation | Silicone-based antifoam compositions cross-reference to related applications |
-
1998
- 1998-12-31 US US09/224,415 patent/US6075087A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-12-28 JP JP11375446A patent/JP2000204257A/ja not_active Withdrawn
- 1999-12-29 EP EP99126111A patent/EP1016686A2/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| US6075087A (en) | 2000-06-13 |
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