JP2000204276A - 油中水型乳化組成物 - Google Patents

油中水型乳化組成物

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JP2000204276A
JP2000204276A JP11004759A JP475999A JP2000204276A JP 2000204276 A JP2000204276 A JP 2000204276A JP 11004759 A JP11004759 A JP 11004759A JP 475999 A JP475999 A JP 475999A JP 2000204276 A JP2000204276 A JP 2000204276A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 さっぱりとした使用感を与え、乳化安定性に
優れた油中水型乳化組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ポリヒドロキシステアリン酸のエ
ステル結合物からなる特定のノニオン界面活性剤を0.
05〜5.0重量%、(B)液状油成分を7.0〜6
0.0重量%、および(C)有機酸塩、アミノ酸、およ
びそれらの塩の中から選ばれる1種または2種以上を
0.07〜6.5重量%含有してなる油中水型乳化組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油中水型(W/O
型)乳化組成物に関する。さらに詳しくは、さっぱりと
した使用感を与え、乳化安定性に優れた油中水型乳化組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】乳化化粧料にはスキンケアクリーム、マ
ッサージクリーム、サンスクリーンローション、ファン
デーション、アイライナー、マスカラなど種々のものが
挙げられる。これらは、乳化タイプ別に分類すると、水
中油型(O/W型)乳化化粧料と油中水型(W/O型)
乳化化粧料とに大別される。
【0003】乳化化粧料は、油性化粧料に比べ成分中に
水を多く含有するため、肌に塗布した場合さっぱり感を
与え、さらに油性感が抑えられている。また液状やクリ
ーム状のものが多く、その性能として肌上でのびがよ
く、ムラのない均一な仕上がりが得られやすい等の特性
を有する。
【0004】特にW/O型化粧料は油相が連続相(外
相)であるため、O/W型化粧料に比べ微生物抵抗性が
高く、また使用に際しても、皮膚表面上に水分透過性の
低い油膜を残し、長時間にわたって肌を乾燥から保護す
るとともに、水浴あるいは水仕事、発汗などによって水
と接触しても再乳化を起こすことが少なく、化粧落ちが
起こりにくい、色持ちがよい等の優れた性能を有してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
W/O型化粧料は安定な乳化を得ることが困難であり、
安定化を図るためには、分散相(内相)に含有せしめる
水分量を制限したり、また、分散相に固型状油成分を配
合したりすることが多く、実際に使用した場合、べとつ
き感や油性感が強いという欠点があった。
【0006】一方、使用性の点から、乳化系においてべ
とつきが少なく、さっぱりとした使用感を得るには、油
成分量を少なくするとともに、べとつきの少ない油分を
用いることが必要である。特に液状油は皮膚上で均一な
薄膜を形成し、べとつきのないなめらかな感触を付与す
るため、W/O型化粧料の油成分として適しているが、
これら液状油からなる油成分を分散相に用いた場合、乳
化系化粧料で通常乳化剤として用いられている界面活性
剤では被乳化性が悪く、均一で微細な乳化系を得るのは
難しく、安定な乳化物を得ることが困難であった。
【0007】すなわち、液状油を配合したW/O型化粧
料は、O/W型乳化化粧料に比べ、使用性の点では勝
り、嗜好性も高いにもかかわらず、安定な乳化物を得る
ことが困難であるために化粧料として広く利用されてい
ないのが現状である。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、安定性が高く、しかも優れた清涼感を
有し、塗布後もさっぱりとしていながら化粧もちのよい
W/O型乳化組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討を行った結果、特定のノニオン界面
活性剤を乳化剤として用い、液状油分からなる油相に、
一定濃度の有機酸塩、アミノ酸、およびそれらの塩を含
む水相を攪拌下で加えることにより、水相が長時間安定
に乳化され、塗布時にはべたつきがなく、塗布後は化粧
くずれにしにくいW/O型乳化組成物を得ることができ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち本発明は、(A)下記一般式
(I)
【0011】
【化2】
【0012】(式中、R1、R2は、それぞれ独立に水素
原子または炭素原子数1〜6の低級アルキル基を表し;
a+bは1〜30の整数を表し;mは10〜200の整
数を表す)で表されるノニオン界面活性剤を0.05〜
5.0重量%、(B)液状油成分を7.0〜60.0重
量%、および(C)有機酸塩、アミノ酸、およびそれら
の塩の中から選ばれる1種または2種以上を0.07〜
6.5重量%含有してなる油中水型乳化組成物に関す
る。
【0013】本発明ではさらに(D)疎水性粉末を3.
0〜60.0重量%配合することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳述する。
【0015】本発明に用いられる(A)成分であるノニ
オン界面活性剤は、下記一般式(I)
【0016】
【化3】
【0017】(式中、R1、R2は、それぞれ独立に水素
原子または炭素原子数1〜6の低級アルキル基を表し;
a+bは1〜30の整数を表し;mは10〜200の整
数を表す)で表される、ポリエチレングリコールとヒド
ロキシステアリン酸をエステル重合してなるポリヒドロ
キシステアリン酸のエステル結合物である。
【0018】上記一般式(I)中、好ましい具体例とし
ては、mが10〜100、より好ましくは20〜60で
あり、a+bが3〜20、より好ましくは5〜15のも
のである。なお、炭素数1〜6の低級アルキル基は、直
鎖、分岐鎖のいずれも含み、具体的には、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、
tert−ペンチル基、ヘキシル基等が例示される。
(A)成分は、具体的にはArlacel P 135(ICI Surfact
ants製)等として商業的に入手可能である。
【0019】(A)成分の配合量は、本発明油中水型乳
化組成物中、その上限が5.0重量%であり、好ましく
は3.0重量%である。一方、下限は0.05重量%で
あり、好ましくは0.5重量%である。配合量が5.0
重量%超ではべたつきを生じて使用感が好ましくなく、
一方、0.05重量%未満では本願発明効果が十分に得
られず、特に長期安定性に乏しい。
【0020】(B)成分としての液状油分は、油相をな
すものであり、室温(25℃)において液状の油分であ
って、化粧料等に一般に用いられ得るものであれば特に
限定されるものでなく、例えば、流動パラフィン等の鉱
物油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ
油、ナタネ油、ヒマシ油、スクワレン等の天然動植物油
脂、脂肪酸エステル等の合成エステル油や、シリコーン
油等が挙げられる。
【0021】(B)成分は、油相の系中粘度(25℃)
が2〜1000mPa・s、特には3〜300mPa・
sをなすよう配合されるのが好ましい。
【0022】本発明では特に、粘度2〜100mPa・
s(25℃)のシリコーン油の1種または2種以上と、
粘度3〜200mPa・s(25℃)の液状エステル油
の1種または2種以上とからなるシリコーン油/エステ
ル油混合油が好ましく用いられる。なお、ここでいう
「粘度」は25℃におけるB型粘度計での測定値によ
る。
【0023】上記シリコーン油としては、例えば下記式
(II)
【0024】
【化4】
【0025】(式中、R3〜R10は、それぞれ独立に水
素原子、炭素原子数1〜6の低級アルキル基またはフェ
ニル基を表し;tは0〜50の整数を表す)で表される
鎖状シリコーン油、下記式(III)
【0026】
【化5】
【0027】(式中、R11、R12はそれぞれ独立に水素
原子、炭素原子数1〜6の低級アルキル基を表し;uは
3〜7の整数を表す)で表される環状シリコーン油等が
例示される。
【0028】上記式(II)で表される鎖状シリコーン
油としては、具体的にはジメチルポリシロキサン、メチ
ルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。
【0029】上記式(III)で表される環状シリコー
ン油としては、具体的にはドデカメチルシクロポリシロ
キサン、オクタメチルシクロポリシロキサン、デカメチ
ルシクロポリシロキサン等が挙げられる。
【0030】これらシリコーン油の中でも、揮発性を有
する環状ポリシロキサンは、実際に化粧料として使用し
た場合、肌上に残らないため、使用中、油性感がなく、
さっぱり感を与えることができ、また、ジメチルポリシ
ロキサン等の鎖状シリコーン油に比しより長期安定性に
優れているため、より好ましく用いられる。
【0031】これらシリコーン油は、具体的には、SH
244、SH344、SH245、DC345(以上、
いずれもトーレ・シリコーン(株)製)、KF994、
KF995、KF996、KF9956(以上、いずれ
も信越化学工業(株)製)、TSF404、TSF40
5、TSF406(以上、いずれも東芝シリコーン
(株)製)等として商業的に入手可能である。
【0032】また、液状エステル油としては、トリ−2
−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソ
ステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エ
チルヘキサン酸ペンタンエリスリトール、トリ−2−エ
チルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチ
ル、2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジ
カプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ2−エチルヘキ
サン酸ネオペンチルグリコール、イソパルミチン酸イソ
オクチル、イソノナン酸イソノニル、ジメチルオクタン
酸ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシ
ル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル等や液状の紫外線吸
収剤であるイソプロピル−p−メトキシシンナメート、
2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート等のケ
イ皮酸エステルが挙げられる。
【0033】上記シリコーン油/エステル油混合油は、
シリコーン油:エステル油=80:20〜10:90
(重量比)の割合で混合するのが好ましく、特には5
0:50〜25:75(重量比)である。油相中、シリ
コーン油が80.0重量部より多い場合は、乳化粒子が
粗大なものになりやすく、長期安定性を保つことが難し
いため、液状エステル油を油相中に20重量部以上とな
るよう組み合わせるのが好ましい。
【0034】油相には、上記(B)成分のほか、適宜、
液状ではない各種化粧品油分、例えば固型または半固形
のワセリン等の鉱物油、天然動植物油脂、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール等の高級脂肪族アルコー
ル、ステアリン酸、ベヘニン酸などの高級脂肪酸、パラ
フィンワックス、カルナバロウ、キャンデリラロウなど
のワックス類を配合してもよい。ただし、これら固型ま
たは半固形の油分を多量に配合した場合、べとつき感や
油性感が強くなり使用感の点で好ましくない。
【0035】(B)成分の配合量は、本発明油中水型乳
化組成物中、上限が60.0重量%であり、好ましくは
40.0重量%である。一方、下限は7.0重量%であ
り、好ましくは15.0重量%である。配合量が60.
0重量%超では水相によるさっぱり感、清涼感が乏しく
なり、一方、7.0重量%未満では乳化が不安定とな
り、好ましくない。
【0036】(C)成分に用いられる有機酸としては、
特に限定されるものでないが、クエン酸、乳酸、シュウ
酸、スルホン酸等が例示され、また、アミノ酸として
は、グリシン、アラニン、プロリン、リジン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸等が例示される。これら有機酸、
アミノ酸の塩としては、塩酸塩、金属塩(ナトリウム
塩、カリウム塩)、アミン塩等が挙げられる。本発明で
は塩の形で用いられるのが好ましい。中でもアミノ酸の
ナトリウム塩、カリウム塩は、変質が少なく、安全性も
高く、たとえ口の付近にこの乳化組成物を塗布した際に
も無機塩のような不快なにがみや塩辛さが少ないため、
化粧料に配合する上で好ましく用いられる。(C)成分
は1種または2種以上を用いることができる。
【0037】(C)成分を本発明組成物中に配合する
際、(C)成分を水(水相)に対し、0.5〜7.0%
の濃度割合で、より好ましくは2.0〜5.0%の濃度
割合で溶解して水溶液として用いるのが好ましい。この
濃度割合が0.5%未満では乳化を安定化する効果が小
さくなるおそれがあり、一方、7.0%超では乾燥後に
固体状の塩が結晶化して析出するおそれがあり、好まし
くない。
【0038】本発明乳化組成物中、水相の配合量は上限
が90.0重量%であり、好ましくは70.0重量%で
ある。一方、下限は15.0重量%であり、好ましくは
30.0重量%である。水相が90.0重量%超では長
期安定性が乏しくなり、一方、15.0重量%未満では
実際に使用したときの清涼感が乏しくなり、好ましくな
い。
【0039】したがって、水相に添加される(C)成分
の本発明油中水型乳化組成物全量中における配合量は、
上限が6.5重量%であり、好ましくは4.5重量%で
ある。一方、下限は0.07重量%であり、好ましくは
0.3重量%である。
【0040】水相には、(C)成分の他に、所望により
無機塩を添加してもよい。無機塩としては、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等の炭酸塩、
リン酸塩、硝酸塩、ホウ酸塩、硫酸塩、亜流酸塩、ハロ
ゲン化合物(塩化ナトリウム、塩化カリウム等)のう
ち、水溶性のものが挙げられる。
【0041】水相にはさらに、グリセリン、ソルビトー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチ
ルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシ
ド、グルコースなどの保湿剤、消炎剤、殺菌剤、ビタミ
ン類などの薬効剤等を配合することができる。
【0042】本発明乳化組成物には、上記(A)〜
(C)成分に加えて、さらに所望により(D)成分とし
て疎水性粉末を配合してもよい。
【0043】(D)成分に用いられる疎水性粉末は、粉
末自体が疎水性のもののみならず、親水性粉末等であっ
ても粉末表面を疎水化処理した疎水化処理粉末も含む。
【0044】疎水性の粉末としては、具体的には、ポリ
アミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、
ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチ
レンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミ
ン樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉
末などの有機粉末や、トリメチルシルセスキオキサン粉
末などのシリコン粉末等が例示される。
【0045】疎水化処理粉末の粉末成分としては、例え
ばタルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白
雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲
母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カ
ルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウ
ム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼ
オライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッ
コウ)、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロ
キシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリ
スチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸
アルミニウムなど)、窒化ホウ素等の無機粉末;二酸化
チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の
無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;
黒酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機
黒色系顔料;マンゴバイオレット、バルトバイオレット
等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタ
ン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機
青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタン
コーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッド
タルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化
ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダ
ー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料等が挙げられ
る。本発明ではこれら粉末成分を疎水化処理したものが
用いられる。
【0046】疎水化処理方法としては、撥水性を付与で
きる方法であればいかなるものでもよく、その方法は問
わないが、例えば気相法、液相法、オートクレーブ法、
メカノケミカル法等、通常の表面処理方法を用いること
ができる。
【0047】例えば疎水化処理剤を原料粉末に添加して
処理を行う場合、適当な溶媒(ジクロルメタン、クロロ
ホルム、ヘキサン、エタノール、キシレン、揮発性シリ
コーン等)に希釈して添加してもよく、あるいは直接添
加してもよい。粉末と処理剤の混合攪拌には、ボールミ
ル、ホジャーサイトボールミル、振動ボールミル、アト
ライター、ポットミル、ロッドミル、パンミル、ホモミ
キサー、ホモディスパー、ヘンシェルミキサー、ナウタ
ーミキサー等も使用することができる。この他にも、粉
末表面の活性を利用し、気相反応により100℃以下の
低温で環状オルガノシロキサンを粉末表面上で重合させ
る方法(特公平1−54380号)や、前記方法の後に
表面のシリコーンポリマーのSi−H部分にグリセロー
ルモノアリルエーテル等のペンダント基を付加させる方
法(特公平1−54381号)等も用いることができ
る。
【0048】疎水化処理剤としては、特に限定されるも
のではないが、脂肪酸デキストリン処理粉末、トリメチ
ルシロキシ珪酸処理粉末、フッ素変性トリメチルシロキ
シ珪酸処理粉末、メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉
末、フッ素変性メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉末、
ジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン等の低粘度〜高粘度油状
ポリシロキサン処理粉末、ガム状ポリシロキサン処理粉
末、メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉末、フ
ッ素変性メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉
末、メチルトリクロルシラン、メチルトリアルコキシシ
ラン、ヘキサメチルジシラン、ジメチルジクロルシラ
ン、ジメチルジアルコキシシラン、トリメチルクロルシ
ラン、トリメチルアルコキシシラン等の有機シリル化合
物あるいはそれらのフッ素置換体による処理粉末、エチ
ルトリクロルシラン、エチルトリアルコキシシラン、プ
ロピルトリクロルシラン、プロピルトリアルコキシシラ
ン、ヘキシルトリクロルシラン、ヘキシルトリアルコキ
シシラン、長鎖アルキルトリクロルシラン、長鎖アルキ
ルトリエトキシシラン等の有機変性シランあるいはそれ
らのフッ素置換体による処理粉末、アミノ変性ポリシロ
キサン処理粉末、フッ素変性ポリシロキサン処理粉末、
フッ化アルキルリン酸処理粉末等が挙げられる。
【0049】疎水性粉末は撥水性が強く、実際に乳化物
に適用した場合も、水や汗に強く、化粧くずれが最も起
きにくいため効果の持続性に優れる。また乳化粒子が緻
密で長期安定性も最も優れている。
【0050】これら疎水性粉末は1種を用いてもよく、
あるいは2種以上を用いてもよい。また、一般の化粧品
に適用できる疎水性粉末であればよく、上記例示の成分
に限定されるものではない。
【0051】なお、疎水性粉末でない粉末(無処理粉末
等)を使用した場合においても、比較的安定な乳化物が
得られるが、粉末表面の親水性が強いため、水や汗によ
る化粧くずれが非常に起きやすい。
【0052】(D)成分の配合量は、本発明油中水型乳
化組成物中、好ましくは3.0〜60.0重量%であ
り、より好ましくは5〜40.0重量%である。配合量
が少なすぎる場合は発色に乏しく、化粧料としては不適
であり、一方、配合量が多すぎると、粉っぽさが著し
く、また安定性も悪くなりがちである。
【0053】本発明の油中水型乳化組成物は、例えば次
のようにして調製される。
【0054】まず、(B)成分を含む油相中に(A)成
分を添加し、加熱撹拌する。次いで、(A)成分が分散
した後、(C)成分を含む水相を少量ずつ添加し、さら
に撹拌し、目的の油中水型乳化組成物を得る。必要に応
じて(D)成分をさらに添加して攪拌し、粉末配合乳化
化粧料とすることもできる。
【0055】上記の方法において、製造温度は(A)成
分が(B)成分に溶ける限り、5〜90℃までの任意の
温度を選択することができ、いずれにおいても安定な油
中水型乳化組成物を得ることができる。
【0056】このようにして得られた本発明の油中水型
乳化組成物の特徴は、静置時や、振盪時には非常に安定
であるが、溶液を薄膜にして軽いシエアを与えると簡単
に破壊されることである。このことは実際に肌に塗布す
る際も同様の現象が起きていることを示し、したがって
油中水型でありながら塗布時はただちに乳化破壊が起
き、水相が皮膚に接触し、清涼感を感じ、のびがよく、
べたつきのないさっぱりとした使用感を与えると考えら
れる。
【0057】本発明の油中水型乳化組成物は、長時間静
置した場合、上部に油成分の層が多少分離する場合もあ
る。しかし、軽い振盪により、均一化する程度の粘度の
場合は、振盪型化粧料として使用可能である。
【0058】本発明の油中水型乳化組成物は、化粧品、
医薬部外品、医薬品等に広く適用され得るが、その主な
性能であるさっぱりとした使用感や化粧くずれしにくさ
が明確に知覚されるものとして、サンスクリーン剤やフ
ァンデーションとしての用途が特に好ましい。
【0059】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はこれによってなんら限定される
ものではない。
【0060】(実施例1〜6、比較例1〜3)下記表1
〜2に示す組成の油中水型乳化組成物(試料)を常法に
より調製した。得られた各試料を用いて、下記評価基準
により清涼感、べたつきを評価した。結果を表1〜2に
示す。
【0061】[使用感(清涼感)]各試料を2ヵ月間4
0℃で放置した後、専門パネラー(女性10名)により
実使用してもらい、使用感(清涼感)を官能評価した。 (評価基準) ◎: 10名中、8名以上が清涼感が良好と評価 ○: 10名中、6名以上が清涼感が良好と評価 △: 10名中、4名以上が清涼感が良好と評価 ×: 10名中、3名以下が清涼感が良好と評価
【0062】[使用感(べたつき)]各試料を2ヵ月間
40℃で放置した後、専門パネラー(女性10名)によ
り実使用してもらい、使用感(べたつき)を官能評価し
た。 (評価基準) ◎: 10名中、8名以上がべたつきがないと評価 ○: 10名中、6名以上がべたつきがないと評価 △: 10名中、4名以上がべたつきがないと評価 ×: 10名中、3名以下がべたつきがないと評価
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】表1〜2中、ジポリヒドロキシステアリン
酸−PEG30(1)は、一般式(I)中において、aは
5、bは5、mは30の整数を示し、RはHのものを用
いた。
【0066】(評価)表1〜2から明らかなように、本
発明品(実施例1〜6)は、比較品(比較例1〜3)に
比べて清涼感、べたつきのなさに優れた使用感であっ
た。また、実施例1〜6はいずれも優れた乳化状態が得
られた。
【0067】(実施例7〜11、比較例5〜9)下記表
3〜4に示す組成の液状クリーム(試料)を常法により
調製した。得られた各試料の乳化状態、状態安定性(5
0℃で1週間保存、0℃で1週間保存)を目視により観
察し、乳化安定性を評価した。結果を表3〜4に示す。
【0068】
【表3】
【0069】
【表4】
【0070】表3〜4中、ジポリヒドロキシステアリン
酸−PEG30(2)は、一般式(I)中において、aは
5、bは5、mは30の整数を示し、Rはメチル基のも
のを用いた。
【0071】また、ジポリヒドロキシステアリン酸−P
EG120(3)は、一般式(I)中において、aは1
5、bは15、mは120の整数を示し、Rはメチル基
のものを用いた。
【0072】また、ジポリヒドロキシステアリン酸−P
EG6(4)は、一般式(I)中において、aは3、bは
3、mは6の整数を示し、Rはメチル基のものを用い
た。
【0073】(評価)表3〜4から明らかなように、本
発明品はいずれも、優れた乳化状態を示し、また、乳化
状態の安定性に優れるものであった。
【0074】(実施例12〜15、比較例10〜11)
下記表5〜6に示す組成の液状クリーム(試料)を常法
により調製した。得られた各試料の乳化状態、状態安定
性(50℃で1週間保存、0℃で1週間保存)を目視に
より観察し、乳化安定性を評価した。結果を表5〜6に
示す。
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】表5〜6中、ジポリヒドロキシステアリン
酸−PEG60(5)は、一般式(I)中において、aは
10、bは10、mは60の整数を示し、RはHのもの
を用いた。
【0078】(評価)表5〜6から明らかなように、本
発明品はいずれも、優れた乳化状態を示し、また、乳化
状態の安定性に優れるものであった。
【0079】(実施例16〜19、比較例12)下記表
7に示す組成の液状ファンデーション(試料)を常法に
より調製した。得られた各試料を用いて、下記評価基準
により外観、使用感(清涼感)、使用感(べたつき)、
耐水性、耐汗性を評価した。結果を表7に示す。なお、
使用感(清涼感)、使用感(べたつき)の各評価基準は
表1〜2における基準と同じものとした。
【0080】[外観]各試料の外観(乳化状態)を目視
により観察した。 (評価基) ◎: 10名中、8名以上が外観に優れると評価 ○: 10名中、6名以上が外観に優れると評価 △: 10名中、4名以上が外観に優れると評価 ×: 10名中、3名以下が外観に優れると評価
【0081】[耐水性]専門パネラー(10名)により
試料を皮膚に塗布してもらった後、塗布した肌を2分間
流水にさらした後の化粧くずれの状態を観察した。 (評価基) ◎: 10名中、8名以上が化粧くずれがないと評価 ○: 10名中、6名以上が化粧くずれがないと評価 △: 10名中、4名以上が化粧くずれがないと評価 ×: 10名中、3名以下が化粧くずれがないと評価
【0082】[耐汗性]専門パネラー(10名)により
試料を皮膚に塗布してもらった後、40℃、湿度80%
の恒温恒湿室中に1時間在室した後の化粧くずれの状態
を観察した。 (評価基) ◎: 10名中、8名以上が化粧くずれがないと評価 ○: 10名中、6名以上が化粧くずれがないと評価 △: 10名中、4名以上が化粧くずれがないと評価 ×: 10名中、3名以下が化粧くずれがないと評価
【0083】
【表7】
【0084】表7中、ジポリヒドロキシステアリン酸−
PEG30(6)は、一般式(I)中において、aは5、
bは5、mは30の整数を示し、RはHのものを用い
た。
【0085】なお、用いた粉末はそれぞれ以下のもので
ある。 (化粧用粉末)以下の組成のものを原料粉末として使用
した。 (原料粉末) 酸化チタン 8 重量部 タルク 4 重量部 ベンガラ 1.2重量部 黄酸化鉄 2.6重量部 黒酸化鉄 0.2重量部 [無処理化粧用粉末] 原料粉末自体そのもの [パルミチン酸処理粉末] 原料粉末に対し、2%のパ
ルミチン酸を添加、混合し、表面処理を行ったもの。 [デキストリン脂肪酸エステル化粧用粉末] 原料粉末
に対し、2%のデキストリンステアリン酸エステルを添
加、混合し、表面処理を行ったもの。 [フッ素処理化粧用粉末] 原料粉末に対し、2%のパ
ーフロオロアルキルリン酸エステルを添加、混合し、表
面処理を行ったもの。 [シリコーン処理化粧用粉末] 原料粉末に対し、2%
のメチルハイドロジエンポリシロキサン(「KF9
9」;(信越化学工業(株)製)添加後加熱処理したも
の。
【0086】(評価)表7から明らかなように、本発明
品はいずれも、外観、使用感(清涼感、べたつきのな
さ)、耐水性、耐汗性に優れ、化粧くずれしにくい性能
を有するものであった。また、本発明品はいずれも優れ
た乳化状態が得られた。
【0087】 (実施例20) アイライナー (配 合 成 分) (重量%) (1)シリコーン処理黒酸化鉄 20.0 (2)ステアリルアルコール 5.0 (3)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 (4)ビタミンEアセテート 0.2 (5)オリーブ油(オレイン酸トリグリセリド) 2.0 (6)香料 0.1 (7)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 2.0 (8)水 残 余 (9)1,3−ブチレングリコール 10.0 (10)リジン塩酸塩 3.0 (製法)(1)〜(8)を加熱撹拌して乳化し、(1
0)を(9)に溶解して、(1)〜(8)に加えてアイ
ライナーを得た。このアイライナーは、40℃、25
℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定であり、変臭もな
く、かつ、清涼感のあるさっぱりとした使用感で使用性
に優れ、耐水性、耐汗性ともに良好で、化粧持ちに優れ
たものであった。
【0088】 (実施例21) ハンドクリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)ジメチルポリシロキサン 10.0 (2)ソルビタン脂肪酸エステル 1.0 (3)トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 15.0 (4)ビタミンEアセテート 0.2 (5)パラベン 0.2 (6)香料 0.1 (7)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 3.0 (8)シリコーン処理タルク 3.0 (9)水 残 余 (10)プロピレングリコール 10.0 (11)クエン酸ナトリウム 1.2 (製法)(1)〜(8)と(9)〜(11)を別々に7
0℃に加熱し、(1)〜(8)に(9)〜(11)を撹
拌しながら加えて乳化後、冷却してハンドクリームを得
た。このハンドクリームは、40℃、25℃、0℃でそ
れぞれ1カ月以上安定であり、かつ、清涼感のあるさっ
ぱりとした使用感で使用性に優れ、耐水性、耐汗性とも
に良好で、化粧持ちに優れたものであった。
【0089】 (実施例22) マスカラ (配 合 成 分) (重量%) (1)アイソパーE 10.0 (2)酢酸ビニルエマルジョン 8.0 (3)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 3.0 (4)デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0 (5)トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 15.0 (6)香料 0.1 (7)パルミチン酸処理酸化鉄ブラック 3.1 (8)プロピレングリコール 3.0 (9)水 残 余 (10)パラベン 0.1 (11)グルタミン酸ナトリウム 3.0 (製法)(1)〜(8)と(9)〜(11)を60℃に
加熱し、(1)〜(8)に(9)〜(11)を攪拌しな
がら加えて乳化後、冷却してマスカラを得た。このマス
カラは、40℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安
定であり、変臭もなく、かつ、清涼感のあるさっぱりと
した使用感で使用性に優れ、耐水性、耐汗性ともに良好
で、化粧持ちに優れたものであった。
【0090】 (実施例23) サンスクリーンクリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)ビースワックス 4.0 (2)ショートニング 1.0 (3)イソパルミチン酸イソノニル 15.0 (4)デカメチルシクロペンタシロキサン 8.0 (5)p−ジメチルアミノ安息香酸2− エチルヘキシルエステル 4.0 (6)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 1.0 (7)香料 0.1 (8)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 3.0 (9)パラベン 0.1 (10)エタノール 5.0 (11)精製水 残 余 (12)アラニン 2.4 (13)プロピレングリコール 5.0 (14)デキストリンパルミチン酸エステル処理 超微粒子酸化チタン 8.0 (製法)(1)〜(8)と(9)〜(13)を別々に7
0℃に加熱撹拌し、(1)〜(8)に(9)〜(12)
を撹拌しながら加えて乳化後、(14)を加えて混合撹
拌し、冷却してW/O型のサンスクリーンクリームを得
た。このサンスクリーンクリームは、40℃、25℃、
0℃でそれぞれ1カ月以上安定であった。使用時も、清
涼感があり、さっぱりとした使用感で使用性に優れ、耐
水性、耐汗性ともに良好で、長時間紫外線を防いだ。
【0091】 (実施例24) サンスクリーンローション (配 合 成 分) (重量%) (1)ジメチルポリシロキサン 12.0 (2)トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン 20.0 (3)流動パラフィン 1.5 (4)オクチルメトキシシンナメート 7.0 (5)パラベン 0.1 (6)香料 0.1 (7)シリコーン処理酸化亜鉛 6.0 (8)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 1.0 (9)精製水 残 余 (10)ソルビタン脂肪酸エステル 0.3 (11)プロピレングリコール 5.0 (12)グルタミン酸ナトリウム 1.5 (13)塩化ナトリウム 0.5 (製法)(1)〜(8)と(9)〜(11)を、(1)
〜(8)に(9)〜(11)を撹拌しながら加えて乳化
後、冷却してW/O型のサンスクリーンローションを得
た。このローションは、40℃、25℃、0℃でそれぞ
れ1カ月以上安定であり、変臭もなくあり、かつ、清涼
感のあるさっぱりとした使用感で使用性に優れ、耐水
性、耐汗性ともに良好で、化粧持ちに優れたものであっ
た。
【0092】 (実施例25) プレメークローション (配 合 成 分) (重量%) (1)コハク酸ジ2−エチルヘキシル 10.0 (2)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 1.2 (3)トリメチルシロキシケイ酸 3.0 (4)デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0 (5)オクチルメトキシシンナメート 7.5 (6)香料 0.1 (7)パラベン 0.1 (8)フッ素処理タルク 3.0 (9)球状ナイロン粉末 5.0 (10)精製水 残 余 (11)ポリエチレングリコール 1.4 (12)グリシン 2.0 (製法)(1)〜(9)と(10)〜(12)を別々に
70℃に加熱撹拌し、(1)〜(9)に(10)〜(1
2)を撹拌しながら加えて乳化した後、冷却してプレメ
ークローションを製造した。このローションは、37
℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定であり、変
臭もなかった。また、さっぱりとした使用感でありなが
ら、耐水性、耐汗性ともに良好で、化粧持ちに優れたも
のであった。そして、重ねてパウダリーファンデーショ
ンを塗布すると、このローションなしに塗布した場合に
比べて化粧持ちが向上した。
【0093】 (実施例26) ファンデーション (配 合 成 分) (重量%) (1)オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 (2)トリメチルシロキシケイ酸 3.0 (3)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 10.0 (4)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 1.5 (5)オルガノシロキサン硬化物球状粉末 1.6 (6)フッ素処理二酸化チタン 5.8 (7)フッ素処理タルク 4.2 (8)フッ素処理酸化鉄 2.1 (9)精製水 残 余 (10)プロピレングリコール 5.0 (11)パラベン 0.1 (12)エタノール 3.0 (13)グルタミン酸ナトリウム 2.5 (製法)(1)〜(8)と(9)〜(12)を別々に7
0℃に加熱撹拌し、(1)〜(8)に(9)〜(12)
を撹拌しながら加えて乳化した後、冷却してファンデー
ションを製造した。このファンデーションは、37℃、
25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定であり、変臭も
なかった。また、さっぱりとした清涼感のある使用感で
あり、かつ、耐水性、耐汗性ともに良好で、化粧もちに
優れたものであった。
【0094】 (実施例27 ) ファンデーション (配 合 成 分) (重量%) (1)ジメチルポリシロキサン 15.0 (2)メチルフェニルポリシロキサン 3.0 (3)スクワラン 3.0 (4)トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン 8.0 (5)香料 0.1 (6)パラベン 0.1 (7)オクチルメトキシシンナメート 5.5 (8)ジポリヒドロキシステアリン酸−PEG30 0.6 (9)シリコーン処理二酸化チタン 5.8 (10)シリコーン処理セリサイト 4.2 (11)シリコーン処理酸化鉄 2.1 (12)ブチレングリコール 5.0 (13)精製水 残 余 (14)アルギニン酸ナトリウム 3.0 (製法)(1)〜(11)と(12)〜(14)を別々
に加熱撹拌して均一にし、(1)〜(11)を(12)
〜(14)に撹拌しながら加えて乳化した後、冷却して
ファンデーションを製造した。このファンデーションは
40℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定であ
り、かつ、清涼感のあるさっぱりとした使用感で使用性
に優れ、耐水性、耐汗性ともに良好で、化粧持ちに優れ
たものであった。
【0095】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の油中水型乳
化組成物は、適用時に清涼感を有し、しかも適用後も油
性感がなく、さっぱりとした使用感を有しており、さら
に水や汗により化粧くずれしにくいという効果を有し、
かつ長期保存安定性が高いという効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61K 7/00 A61K 7/00 J N 7/02 7/02 Z 7/032 7/032 7/42 7/42 B01J 13/00 B01J 13/00 A (C08L 101/16 71:02) (72)発明者 難波 富幸 神奈川県横浜市港北区新羽町1050 株式会 社資生堂第一リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA122 AB212 AB232 AB332 AB432 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC212 AC231 AC242 AC302 AC331 AC342 AC352 AC372 AC402 AC422 AC442 AC482 AC581 AC582 AC912 AD041 AD042 AD072 AD151 AD172 AD242 AD662 BB04 CC04 CC05 CC14 CC19 DD32 EE01 EE06 4D077 AA09 AB11 AC02 BA07 BA15 DC14Z DC27Y DC27Z DC28Z DC33Y DC50Y DD04Y DD32Y DD38Y DD56Y DE02Y DE07Y DE08Y 4G065 AB10Y AB11Y BA06 BA07 BB06 CA04 DA02 EA01 EA04 4J002 AB013 AE051 BB033 BC023 BC033 BD153 BG063 CC193 CF102 CH022 CL003 CP031 CP033 DA037 DA067 DE077 DE097 DE117 DE137 DE187 DE237 DG047 DH047 DJ007 DJ017 DJ037 DJ047 DJ057 DK007 EG037 EG047 EH036 EH046 EH056 EH076 FA083 FD010 FD017 FD090 FD097 FD200 FD312 GB00 HA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2は、それぞれ独立に水素原子または炭
    素原子数1〜6の低級アルキル基を表し;a+bは1〜
    30の整数を表し;mは10〜200の整数を表す)で
    表されるノニオン界面活性剤を0.05〜5.0重量
    %、(B)液状油成分を7.0〜60.0重量%、およ
    び(C)有機酸塩、アミノ酸、およびそれらの塩の中か
    ら選ばれる1種または2種以上を0.07〜6.5重量
    %含有してなる油中水型乳化組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分が、粘度2〜100mPa・
    s(25℃)のシリコーン油の1種または2種以上と、
    粘度3〜200mPa・s(25℃)の液状エステル油
    の1種または2種以上とからなるシリコーン油/エステ
    ル油混合油を含む、請求項1記載の油中水型乳化組成
    物。
  3. 【請求項3】 (B)成分中に粘度2〜100mPa・
    s(25℃)のシリコーン油と、粘度3〜200mPa
    ・s(25℃)の液状エステル油を、80:20〜1
    0:90(重量比)の割合で含む、請求項2記載の油中
    水型乳化組成物。
  4. 【請求項4】 さらに、(D)疎水性粉末を3.0〜6
    0.0重量%配合してなる、請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の油中水型乳化組成物。
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