JP2000204331A - 粘着ラベル及び粘着ラベルの加工方法 - Google Patents
粘着ラベル及び粘着ラベルの加工方法Info
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- JP2000204331A JP2000204331A JP11005653A JP565399A JP2000204331A JP 2000204331 A JP2000204331 A JP 2000204331A JP 11005653 A JP11005653 A JP 11005653A JP 565399 A JP565399 A JP 565399A JP 2000204331 A JP2000204331 A JP 2000204331A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 二つの層間で無理なく剥離させることが可能
な粘着ラベルであって、剥離しようとする層と該層に隣
接する層との間において、製造コスト増を招くこともな
く接着強度の部分的な強弱が形成されている粘着ラベル
を提供することである。 【解決手段】 粘着剤層3の粘着力により物品に貼り付
けられる粘着ラベル10を、その表面にラベル表示がさ
れる基材シート層1と、基材シート層1と前記粘着剤層
3との間に設けられた合成樹脂製のラミネート層2とを
含んで構成する。そして、ラミネート層2とその上側に
隣接して設けられた基材シート層1との間に、疑似接着
部5および剥離部6を形成する。これにより、基材シー
ト層1とラミネート層2との間に、疑似接着部5による
相対的に接着強度の高い部分と、剥離部6による接着強
度の弱い部分とを設け、剥離の対象である基材シート層
1をラミネート層2より容易に剥離できるようにする。
な粘着ラベルであって、剥離しようとする層と該層に隣
接する層との間において、製造コスト増を招くこともな
く接着強度の部分的な強弱が形成されている粘着ラベル
を提供することである。 【解決手段】 粘着剤層3の粘着力により物品に貼り付
けられる粘着ラベル10を、その表面にラベル表示がさ
れる基材シート層1と、基材シート層1と前記粘着剤層
3との間に設けられた合成樹脂製のラミネート層2とを
含んで構成する。そして、ラミネート層2とその上側に
隣接して設けられた基材シート層1との間に、疑似接着
部5および剥離部6を形成する。これにより、基材シー
ト層1とラミネート層2との間に、疑似接着部5による
相対的に接着強度の高い部分と、剥離部6による接着強
度の弱い部分とを設け、剥離の対象である基材シート層
1をラミネート層2より容易に剥離できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送用伝票等の用
途に適用される粘着ラベルに関するものである。
途に適用される粘着ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着ラベルは、その表面にラベル表示が
される基材シート層や、物品に貼り付けるための粘着力
を有する粘着剤層を含んで構成されており、配送用伝票
等として用いられている。即ち、粘着ラベルが例えば配
送用伝票として用いられる場合には、その基材シート層
の表面に物品の配送先がラベル表示され、その粘着剤層
によって物品の包みに貼着されることにより、かかる物
品が目的の配送先へ配送されることになる。そして、例
えば、配送先において前記基材シート層におけるラベル
表示された一部の部分が剥離され、この剥離された部分
が受領書として物品授受の管理用に保管等されることが
ある。
される基材シート層や、物品に貼り付けるための粘着力
を有する粘着剤層を含んで構成されており、配送用伝票
等として用いられている。即ち、粘着ラベルが例えば配
送用伝票として用いられる場合には、その基材シート層
の表面に物品の配送先がラベル表示され、その粘着剤層
によって物品の包みに貼着されることにより、かかる物
品が目的の配送先へ配送されることになる。そして、例
えば、配送先において前記基材シート層におけるラベル
表示された一部の部分が剥離され、この剥離された部分
が受領書として物品授受の管理用に保管等されることが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記粘着ラベ
ルとして、前記のような強制的な剥離を受ける前には接
着された状態にあり、剥離する必要が生じた場合に人手
等によって比較的に容易に無理なく剥離させ得るものが
望まれる。かかる要請を満たす粘着ラベルとして、前記
基材シート層等の剥離される層とその下側に隣接して設
けられる層との間の全面が、ある程度の接着強度で仮接
着された状態にある疑似接着状態としたものを用いるこ
とが考えられる。
ルとして、前記のような強制的な剥離を受ける前には接
着された状態にあり、剥離する必要が生じた場合に人手
等によって比較的に容易に無理なく剥離させ得るものが
望まれる。かかる要請を満たす粘着ラベルとして、前記
基材シート層等の剥離される層とその下側に隣接して設
けられる層との間の全面が、ある程度の接着強度で仮接
着された状態にある疑似接着状態としたものを用いるこ
とが考えられる。
【0004】しかし、かかる疑似接着状態とされた層を
含む粘着ラベルを用いると、剥離しようとする層と隣接
する層とがある程度の強度で接着された状態であること
により、以下の問題を生ずることが考えられる。即ち、
二つの層間が全面的に接着され引き剥がすきっかけとな
るべき部分が存在しなければ、かかる二つの層間を人手
によって速やかに剥離させることは必ずしも容易ではな
い。
含む粘着ラベルを用いると、剥離しようとする層と隣接
する層とがある程度の強度で接着された状態であること
により、以下の問題を生ずることが考えられる。即ち、
二つの層間が全面的に接着され引き剥がすきっかけとな
るべき部分が存在しなければ、かかる二つの層間を人手
によって速やかに剥離させることは必ずしも容易ではな
い。
【0005】一方、二つの層間が疑似接着状態とされた
粘着ラベルにあっては、上記のごとく物品の配送に用い
た場合には、疑似接着状態にある二つの層間の接着強度
は必ずしも十分ではないので、配送中に作用し得る接触
等の各種の力により表面の基材シート層が完全に脱落し
てしまう等のおそれがある。
粘着ラベルにあっては、上記のごとく物品の配送に用い
た場合には、疑似接着状態にある二つの層間の接着強度
は必ずしも十分ではないので、配送中に作用し得る接触
等の各種の力により表面の基材シート層が完全に脱落し
てしまう等のおそれがある。
【0006】従って、剥離させようとする層と該層に隣
接する層との間の接着強度について、特定の部分につい
ては強められ、特定の部分については弱められた粘着ラ
ベルが求められる。一方、かかる粘着ラベルを製造する
にあたり、その作業工程が煩雑となることを防ぎ、製造
コスト増を招かないことも求められる。
接する層との間の接着強度について、特定の部分につい
ては強められ、特定の部分については弱められた粘着ラ
ベルが求められる。一方、かかる粘着ラベルを製造する
にあたり、その作業工程が煩雑となることを防ぎ、製造
コスト増を招かないことも求められる。
【0007】そこで、本発明は、二つの層間で無理なく
剥離させることが可能な粘着ラベルであって、かかる剥
離しようとする層と該層に隣接する層との間において接
着強度の部分的な強弱が形成されており、また、その製
造コスト増を招くこともない粘着ラベルを提供すること
を目的とする。
剥離させることが可能な粘着ラベルであって、かかる剥
離しようとする層と該層に隣接する層との間において接
着強度の部分的な強弱が形成されており、また、その製
造コスト増を招くこともない粘着ラベルを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の粘着ラベルは、粘着剤層の粘着力により物
品に貼り付けられるものであり、その表面にラベル表示
がされる基材シート層と、該基材シート層と前記粘着剤
層との中間に設けられた合成樹脂製のラミネート層とを
含み、ラミネート層と、該ラミネート層の上側又は下側
に隣接して設けられた層との界面に疑似接着部及び剥離
部が部分的に形成されている(請求項1)。
め、本発明の粘着ラベルは、粘着剤層の粘着力により物
品に貼り付けられるものであり、その表面にラベル表示
がされる基材シート層と、該基材シート層と前記粘着剤
層との中間に設けられた合成樹脂製のラミネート層とを
含み、ラミネート層と、該ラミネート層の上側又は下側
に隣接して設けられた層との界面に疑似接着部及び剥離
部が部分的に形成されている(請求項1)。
【0009】本発明の粘着ラベルにあっては、前記ラミ
ネート層とラミネート層に隣接する層との界面に疑似接
着部および剥離部が部分的に形成されているので、この
界面から上側の層の部分を容易に剥離させることができ
る。ここで、疑似接着部とは前記互いに隣接する二つの
層間において疑似接着状態とされた部分である。この
「疑似接着状態」とは、両部材が通常の使用状態では接
着しているが、両部材を剥離させる場合に特に工具を用
いずとも、人手で引っ張るのみで無理なく剥離させるこ
とができる程度に接着された状態にあり、剥離された後
には再度接着させ得ないことを意味する。
ネート層とラミネート層に隣接する層との界面に疑似接
着部および剥離部が部分的に形成されているので、この
界面から上側の層の部分を容易に剥離させることができ
る。ここで、疑似接着部とは前記互いに隣接する二つの
層間において疑似接着状態とされた部分である。この
「疑似接着状態」とは、両部材が通常の使用状態では接
着しているが、両部材を剥離させる場合に特に工具を用
いずとも、人手で引っ張るのみで無理なく剥離させるこ
とができる程度に接着された状態にあり、剥離された後
には再度接着させ得ないことを意味する。
【0010】また、剥離部とは、前記互いに隣接する二
つの層間において剥離剤等による剥離性を高める処理を
施された部分である。
つの層間において剥離剤等による剥離性を高める処理を
施された部分である。
【0011】この粘着ラベルにあっては、ラミネート層
に隣接して設けられた層との接着は疑似接着部によるの
で、これら二つの層間で無理なく剥離させることができ
る。そして、かかる二つの層間には剥離部も形成されて
おり、この剥離部が形成された部分は接着強度が著しく
弱められた状態にあるので、該部分をきっかけとして速
やかに剥離させることができる。これにより、本発明の
粘着ラベルにあっては、前記界面から上側に設けられる
層の部分を、手間取ることなく容易に剥離させることが
できる。
に隣接して設けられた層との接着は疑似接着部によるの
で、これら二つの層間で無理なく剥離させることができ
る。そして、かかる二つの層間には剥離部も形成されて
おり、この剥離部が形成された部分は接着強度が著しく
弱められた状態にあるので、該部分をきっかけとして速
やかに剥離させることができる。これにより、本発明の
粘着ラベルにあっては、前記界面から上側に設けられる
層の部分を、手間取ることなく容易に剥離させることが
できる。
【0012】また、前記ラミネート層に隣接して設けら
れた層が、ラミネート層の下側に設けられた合成樹脂製
のフィルム層である場合には(請求項2)、フィルムは
一般的に平滑性が良いために剥離剤の塗工状態を向上さ
せることができる。また、予め合成樹脂製フィルムに印
刷することにより、基材シートの表面以外にも情報を表
示することができる。
れた層が、ラミネート層の下側に設けられた合成樹脂製
のフィルム層である場合には(請求項2)、フィルムは
一般的に平滑性が良いために剥離剤の塗工状態を向上さ
せることができる。また、予め合成樹脂製フィルムに印
刷することにより、基材シートの表面以外にも情報を表
示することができる。
【0013】また、本発明の粘着ラベルを、粘着力によ
り物品に貼り付けるための粘着剤層と、その表面にラベ
ル表示がされる基材シート層と、該基材シート層と前記
粘着剤層との中間に設けられた合成樹脂製のラミネート
層とを含む構成とし、ラミネート層と、該ラミネート層
の上側又は下側に隣接して設けられた層との界面に疑似
接着部及び強接着部を部分的に形成することもできる
(請求項3)。ここで、強接着部とは、前記互いに隣接
する二つの層間において疑似接着状態よりも接着強度が
強められた部分である。この粘着ラベルにあっては、か
かる強接着部が部分的に形成されているので、この界面
から上側の層の部分を強く接着しておくことができ、基
材シート層全体が脱落等してしまうことがない。
り物品に貼り付けるための粘着剤層と、その表面にラベ
ル表示がされる基材シート層と、該基材シート層と前記
粘着剤層との中間に設けられた合成樹脂製のラミネート
層とを含む構成とし、ラミネート層と、該ラミネート層
の上側又は下側に隣接して設けられた層との界面に疑似
接着部及び強接着部を部分的に形成することもできる
(請求項3)。ここで、強接着部とは、前記互いに隣接
する二つの層間において疑似接着状態よりも接着強度が
強められた部分である。この粘着ラベルにあっては、か
かる強接着部が部分的に形成されているので、この界面
から上側の層の部分を強く接着しておくことができ、基
材シート層全体が脱落等してしまうことがない。
【0014】そして、前記ラミネート層と、該ラミネー
ト層に隣接して設けられた層との界面に、前記疑似接着
部および強接着部が部分的に形成された以外の部分に、
さらに剥離部を形成した場合には(請求項4)、基材シ
ート層全体が脱落等することを防ぎつつ、剥離部が形成
される部分については容易に剥離させることもできる。
また、かかる剥離部を設ける場合について、ラミネート
層の下側に隣接するフィルム層を設けることもできる
(請求項5)。
ト層に隣接して設けられた層との界面に、前記疑似接着
部および強接着部が部分的に形成された以外の部分に、
さらに剥離部を形成した場合には(請求項4)、基材シ
ート層全体が脱落等することを防ぎつつ、剥離部が形成
される部分については容易に剥離させることもできる。
また、かかる剥離部を設ける場合について、ラミネート
層の下側に隣接するフィルム層を設けることもできる
(請求項5)。
【0015】さらに、その表面にラベル表示がされる基
材シート層と、物品に貼り付けるための粘着力を備える
粘着剤層と、基材シート層と粘着剤層との中間に設けら
れたラミネート層とを含み、ラミネート層と該ラミネー
ト層の上側又は下側に隣接して設けられた層との界面が
疑似接着状態とされる粘着ラベルに対して、外側からそ
の積層方向に部分的に加熱し、前記疑似接着状態とされ
るラミネート層と隣接する層との界面を部分的に強接着
状態に変化させることができる(請求項6)。
材シート層と、物品に貼り付けるための粘着力を備える
粘着剤層と、基材シート層と粘着剤層との中間に設けら
れたラミネート層とを含み、ラミネート層と該ラミネー
ト層の上側又は下側に隣接して設けられた層との界面が
疑似接着状態とされる粘着ラベルに対して、外側からそ
の積層方向に部分的に加熱し、前記疑似接着状態とされ
るラミネート層と隣接する層との界面を部分的に強接着
状態に変化させることができる(請求項6)。
【0016】これにより、前記基材シート層とラミネー
ト層とを含む層が積層されてなる粘着ラベルの外側より
部分的に加熱することによって、前記ラミネート層に隣
接する層との界面を部分的に強接着状態とできる。従っ
て、かかる強接着状態の部分を形成するにあたり、粘着
ラベルの構成が複雑とならない。また、任意の場所、大
きさ、形状に強接着状態とできるので、製造する工程に
おける煩雑な作業を伴わず、製造コスト増を招くことが
ない。
ト層とを含む層が積層されてなる粘着ラベルの外側より
部分的に加熱することによって、前記ラミネート層に隣
接する層との界面を部分的に強接着状態とできる。従っ
て、かかる強接着状態の部分を形成するにあたり、粘着
ラベルの構成が複雑とならない。また、任意の場所、大
きさ、形状に強接着状態とできるので、製造する工程に
おける煩雑な作業を伴わず、製造コスト増を招くことが
ない。
【0017】また、前記粘着ラベルについて、前記基材
シートに、前記粘着ラベルが貼着される物品の配送先が
表面に表示される第一の領域及び第二の領域を設け、基
材シートにおける第一の領域と第二の領域の境界に、該
第一の領域と第二の領域とを互いに分離させることがで
きる分離手段を設け、前記第一の領域とされる基材シー
トの範囲に含まれる部分において、前記ラミネート層と
その隣接する層との界面に強接着部を部分的に形成し、
前記第二の領域とされる基材シートの範囲に含まれる部
分において、前記ラミネート層とその隣接する層との界
面に、第二の領域の端に相当するいずれかの部分に前記
剥離部を形成するとともに、該剥離部以外の部分を疑似
接着部とすることができる(請求項7)。ここで、前記
分離手段としては、例えば、ミシン目やハーフカット等
を設けることができる。
シートに、前記粘着ラベルが貼着される物品の配送先が
表面に表示される第一の領域及び第二の領域を設け、基
材シートにおける第一の領域と第二の領域の境界に、該
第一の領域と第二の領域とを互いに分離させることがで
きる分離手段を設け、前記第一の領域とされる基材シー
トの範囲に含まれる部分において、前記ラミネート層と
その隣接する層との界面に強接着部を部分的に形成し、
前記第二の領域とされる基材シートの範囲に含まれる部
分において、前記ラミネート層とその隣接する層との界
面に、第二の領域の端に相当するいずれかの部分に前記
剥離部を形成するとともに、該剥離部以外の部分を疑似
接着部とすることができる(請求項7)。ここで、前記
分離手段としては、例えば、ミシン目やハーフカット等
を設けることができる。
【0018】そして、この粘着ラベルを配送用伝票とし
て用いると、この粘着ラベルが貼着された物品等が配送
される場合に、その配送途中において、前記基材シート
における第一の領域とされる部分については、前記強接
着部によって脱落が防止される。
て用いると、この粘着ラベルが貼着された物品等が配送
される場合に、その配送途中において、前記基材シート
における第一の領域とされる部分については、前記強接
着部によって脱落が防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1乃至図8に基づいて説明する。図1は、本発明の第一
の実施形態にかかる粘着ラベル10の一部が示された断
面図である。この粘着ラベル10は、基材シート層1、
ラミネート層2及び粘着剤層3が順次積層され、粘着剤
層3の下面に離型紙4が附されて構成されている。
1乃至図8に基づいて説明する。図1は、本発明の第一
の実施形態にかかる粘着ラベル10の一部が示された断
面図である。この粘着ラベル10は、基材シート層1、
ラミネート層2及び粘着剤層3が順次積層され、粘着剤
層3の下面に離型紙4が附されて構成されている。
【0020】基材シート層1は、ラベルとして表示した
い文字や絵、罫線等の内容がその表面1aにラベル表示
される。この基材シート層1は、文字等の表示が可能な
紙材により形成できる。紙材として、上質紙、グラシン
紙、アート紙、コート紙(熱転写紙、インクジェット用
紙含む)、感圧紙、感熱紙、樹脂含浸紙等を用いること
ができる。紙素材の坪量は特には限定されないが、例え
ば20g/m2以上450g/m2以下程度とされる。また、
紙材以外であっても、文字や絵等の表示が可能な、布や
各種のプラスチックフィルムを用いることもできる。基
材シート層1にプラスチックフィルムを用いた場合、プ
ラスチックフィルムの厚みは特には限定されないが、8
μm以上200μm以下程度とされる。
い文字や絵、罫線等の内容がその表面1aにラベル表示
される。この基材シート層1は、文字等の表示が可能な
紙材により形成できる。紙材として、上質紙、グラシン
紙、アート紙、コート紙(熱転写紙、インクジェット用
紙含む)、感圧紙、感熱紙、樹脂含浸紙等を用いること
ができる。紙素材の坪量は特には限定されないが、例え
ば20g/m2以上450g/m2以下程度とされる。また、
紙材以外であっても、文字や絵等の表示が可能な、布や
各種のプラスチックフィルムを用いることもできる。基
材シート層1にプラスチックフィルムを用いた場合、プ
ラスチックフィルムの厚みは特には限定されないが、8
μm以上200μm以下程度とされる。
【0021】ラミネート層2は合成樹脂により形成され
ている。ラミネート層2を形成するための樹脂として熱
可塑性樹脂を用いることができ、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、エチレン酢
酸ビニル樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エチ
レンアクリル酸メチル、アイオノマー樹脂、ポリビニル
アルコール、ポリエステル等を挙げることができる。ま
た、いわゆるメタロセン触媒を用いて重合されたポリエ
チレン、ポリプロピレン等も好適に用いることができ
る。
ている。ラミネート層2を形成するための樹脂として熱
可塑性樹脂を用いることができ、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、エチレン酢
酸ビニル樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エチ
レンアクリル酸メチル、アイオノマー樹脂、ポリビニル
アルコール、ポリエステル等を挙げることができる。ま
た、いわゆるメタロセン触媒を用いて重合されたポリエ
チレン、ポリプロピレン等も好適に用いることができ
る。
【0022】粘着剤層3は、これが有する粘着力により
物品等に貼り着けるための部分であり、周知の各種の粘
着剤を用いて形成できる。粘着ラベル10を物品等に貼
り付ける場合には、粘着剤層3の下面に附されている離
型紙4を剥がして用いられることになる。
物品等に貼り着けるための部分であり、周知の各種の粘
着剤を用いて形成できる。粘着ラベル10を物品等に貼
り付ける場合には、粘着剤層3の下面に附されている離
型紙4を剥がして用いられることになる。
【0023】そして、この粘着ラベル10にあっては、
基材シート層1とその下側のラミネート層2との間に
は、疑似接着部5および剥離部6が形成されている。疑
似接着部5は、この部分により基材シート層1とラミネ
ート層2とが疑似接着状態とされている。また、剥離部
6は、疑似接着部5に比べて接着強度が弱められた部分
であり、この部分を剥離のきっかけとすることにより、
基材シート層1をラミネート層2より容易に剥離させる
ことできる。この剥離部6を形成するための剥離剤とし
ては、剥離性に優れたシリコーン、フッ素、ワックス、
インク、パラフィン、PVA等の他、アルコールや水等
を用いて形成することができる。
基材シート層1とその下側のラミネート層2との間に
は、疑似接着部5および剥離部6が形成されている。疑
似接着部5は、この部分により基材シート層1とラミネ
ート層2とが疑似接着状態とされている。また、剥離部
6は、疑似接着部5に比べて接着強度が弱められた部分
であり、この部分を剥離のきっかけとすることにより、
基材シート層1をラミネート層2より容易に剥離させる
ことできる。この剥離部6を形成するための剥離剤とし
ては、剥離性に優れたシリコーン、フッ素、ワックス、
インク、パラフィン、PVA等の他、アルコールや水等
を用いて形成することができる。
【0024】この剥離部6を形成するにあたり、各種の
形状パターンに形成することができる。図2は、剥離部
6の形状パターンの例を示す、基材シート層1に対する
下側から剥離部6を俯瞰した一部平面図である。剥離部
6を、図2(a)に示されるような縦ストライプ状に、
又は図示されない横ストライプ状に形成できる他、図2
(b)に示されるように格子状としたり、図2(c)に
示されるように斜めストライプ状とすることもできる。
また、図2に例示される形状パターン以外にも、剥離部
6を文字のパターンに形成するのであってもよく、基材
シート層1をラミネート層2より剥離するきっかけとで
きれば、いかなるパターンに形成するのであってもよ
い。
形状パターンに形成することができる。図2は、剥離部
6の形状パターンの例を示す、基材シート層1に対する
下側から剥離部6を俯瞰した一部平面図である。剥離部
6を、図2(a)に示されるような縦ストライプ状に、
又は図示されない横ストライプ状に形成できる他、図2
(b)に示されるように格子状としたり、図2(c)に
示されるように斜めストライプ状とすることもできる。
また、図2に例示される形状パターン以外にも、剥離部
6を文字のパターンに形成するのであってもよく、基材
シート層1をラミネート層2より剥離するきっかけとで
きれば、いかなるパターンに形成するのであってもよ
い。
【0025】ここで、前記疑似接着部5および剥離部6
を形成しつつ、基材シート層1とラミネート層2とを積
層させることができる製造方法の一例について以下に説
明する。まず、基材シート1の片面側(粘着ラベル10
として用いる場合の裏面に当たる側)に、所要のパター
ンに沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンか
らなる剥離部6を形成する。なお、基材シート1に剥離
剤を塗布するにあたり、例えば、グラビアコーターを用
いることができる。また、剥離剤の粘度により、ロール
コーター、ダイコーター、コンマコーター等を用いると
よい。
を形成しつつ、基材シート層1とラミネート層2とを積
層させることができる製造方法の一例について以下に説
明する。まず、基材シート1の片面側(粘着ラベル10
として用いる場合の裏面に当たる側)に、所要のパター
ンに沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンか
らなる剥離部6を形成する。なお、基材シート1に剥離
剤を塗布するにあたり、例えば、グラビアコーターを用
いることができる。また、剥離剤の粘度により、ロール
コーター、ダイコーター、コンマコーター等を用いると
よい。
【0026】次に、後に説明する図4に図示されるよう
に、前記ラミネート層2を形成するための樹脂組成物を
溶融してTダイ63からフィルム状に押し出し、該押し
出された溶融樹脂フィルム65と基材シート層1(図4
における基材シート11に相当)とを、冷却ロール59
と圧力ロール57との間のロール間ニップ61に供給し
て積層させた後、溶融樹脂フィルム65は冷却ロール5
9で冷却されて凝固しラミネート層2となる。こうし
て、基材シート層1とラミネート層2とを積層させるこ
とができる。そして、かかる工程において、基材シート
層1とラミネート層2との間において、剥離部6以外の
部分を疑似接着状態とするには、例えば、(1)溶融樹
脂フィルムの押出温度を比較的低温とする、(2)基材
シート層1を予め冷却し、溶融樹脂フィルムと基材シー
ト層1とが接触する瞬間の基材シート層1の温度を低温
とする、等の手段を採用すればよい。
に、前記ラミネート層2を形成するための樹脂組成物を
溶融してTダイ63からフィルム状に押し出し、該押し
出された溶融樹脂フィルム65と基材シート層1(図4
における基材シート11に相当)とを、冷却ロール59
と圧力ロール57との間のロール間ニップ61に供給し
て積層させた後、溶融樹脂フィルム65は冷却ロール5
9で冷却されて凝固しラミネート層2となる。こうし
て、基材シート層1とラミネート層2とを積層させるこ
とができる。そして、かかる工程において、基材シート
層1とラミネート層2との間において、剥離部6以外の
部分を疑似接着状態とするには、例えば、(1)溶融樹
脂フィルムの押出温度を比較的低温とする、(2)基材
シート層1を予め冷却し、溶融樹脂フィルムと基材シー
ト層1とが接触する瞬間の基材シート層1の温度を低温
とする、等の手段を採用すればよい。
【0027】次に、本発明の第二の実施形態について図
3に基づいて説明する。図3は、第二の実施形態にかか
る粘着ラベル20の一部が示された断面図である。この
粘着ラベル20は、基材シート層11、ラミネート層1
2及び粘着剤層13が積層され、粘着剤層13の下面に
離型紙14が附されていることに加え、ラミネート層1
2の下側にフィルム層17が積層されて構成されてい
る。そして、疑似接着部15及び剥離部16は、ラミネ
ート層12とフィルム層17との間に形成されている。
3に基づいて説明する。図3は、第二の実施形態にかか
る粘着ラベル20の一部が示された断面図である。この
粘着ラベル20は、基材シート層11、ラミネート層1
2及び粘着剤層13が積層され、粘着剤層13の下面に
離型紙14が附されていることに加え、ラミネート層1
2の下側にフィルム層17が積層されて構成されてい
る。そして、疑似接着部15及び剥離部16は、ラミネ
ート層12とフィルム層17との間に形成されている。
【0028】基材シート層11、ラミネート層12、粘
着剤層13及び剥離部16は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1、ラミネート層2、粘着剤層
3及び剥離部6の各々と同様に形成される。
着剤層13及び剥離部16は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1、ラミネート層2、粘着剤層
3及び剥離部6の各々と同様に形成される。
【0029】フィルム層17は、二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム(OPP)やポリエチレンテレフタレート
(PET)等のフィルム材からなる合成樹脂製のシート
により形成される。フィルム層17の厚みは特には限定
されないが、8μm以上200μm以下程度とされる。
このフィルム層17を積層することにより、各々のフィ
ルムの特性を利用できるとともに、その表面平滑性を利
用した場合に剥離剤の塗工性が上がる(紙材と比べる
と、剥離剤の含浸がなくバラツキが少ない)ので、フィ
ルム層17の上面に剥離部16を形成するにあたり、剥
離調整を行い易くなる。
ンフィルム(OPP)やポリエチレンテレフタレート
(PET)等のフィルム材からなる合成樹脂製のシート
により形成される。フィルム層17の厚みは特には限定
されないが、8μm以上200μm以下程度とされる。
このフィルム層17を積層することにより、各々のフィ
ルムの特性を利用できるとともに、その表面平滑性を利
用した場合に剥離剤の塗工性が上がる(紙材と比べる
と、剥離剤の含浸がなくバラツキが少ない)ので、フィ
ルム層17の上面に剥離部16を形成するにあたり、剥
離調整を行い易くなる。
【0030】ここで、前記疑似接着部15及び剥離部1
6を形成しつつ、基材シート層11の下側にラミネート
層12を積層し、その下側にフィルム層17を積層でき
る製造方法の一例について、図4を参照しつつ説明す
る。まず、フィルム層17の上面側に、所要のパターン
に沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンから
なる剥離部16を形成する。かかる剥離部16の形成に
ついて、前記粘着ラベル10の場合と同様に、グラビア
コーターやロールコーター等を用いることができる。
6を形成しつつ、基材シート層11の下側にラミネート
層12を積層し、その下側にフィルム層17を積層でき
る製造方法の一例について、図4を参照しつつ説明す
る。まず、フィルム層17の上面側に、所要のパターン
に沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンから
なる剥離部16を形成する。かかる剥離部16の形成に
ついて、前記粘着ラベル10の場合と同様に、グラビア
コーターやロールコーター等を用いることができる。
【0031】次に、図4に示すように、ラミネート層1
2を形成する樹脂組成物を溶融してTダイ63からフィ
ルム状に押し出し、該押し出された溶融樹脂フィルム6
5をロール間ニップ61に供給する。同時に、圧力ロー
ル57を介して基材シート層11がロール間ニップ61
に供給され、冷却ロール59を介してフィルム層17が
ロール間ニップ61に供給される。そして、このロール
間ニップ61にて、基材シート層11、溶融樹脂フィル
ム65及びフィルム層17が積層される。溶融樹脂フィ
ルム65は冷却ロール59で冷却されて凝固し、ラミネ
ート層12となる。こうして、基材シート層11、ラミ
ネート層12及びフィルム層17を積層させることがで
きる。
2を形成する樹脂組成物を溶融してTダイ63からフィ
ルム状に押し出し、該押し出された溶融樹脂フィルム6
5をロール間ニップ61に供給する。同時に、圧力ロー
ル57を介して基材シート層11がロール間ニップ61
に供給され、冷却ロール59を介してフィルム層17が
ロール間ニップ61に供給される。そして、このロール
間ニップ61にて、基材シート層11、溶融樹脂フィル
ム65及びフィルム層17が積層される。溶融樹脂フィ
ルム65は冷却ロール59で冷却されて凝固し、ラミネ
ート層12となる。こうして、基材シート層11、ラミ
ネート層12及びフィルム層17を積層させることがで
きる。
【0032】この図4に示される製造工程の例におい
て、基材シート層11とラミネート層12との接着強度
を高めつつ、ラミネート層12とフィルム層17との間
において剥離部16が形成された部分以外を疑似接着状
態とするには、例えば、(1)溶融樹脂フィルム65を
ロール間ニップ61のやや圧力ロール57寄り(図4の
左寄り)に供給してまず基材シート層11とのみ接触さ
せ、その後フィルム層17と接触させる、(2)フィル
ム層17を予め冷却し、溶融樹脂フィルム65とフィル
ム層17とが接触する瞬間のフィルム層17の温度を低
温とする、(3)溶融樹脂フィルムの押出温度を比較的
低温とし、基材シート層11の溶融樹脂フィルムと接触
する側にコロナ処理、オゾン処理等の前処理をしてお
く、等の手段を採用すればよい。次に、本発明の第三の
実施形態について図5に基づいて説明する。図5は、第
三の実施形態にかかる粘着ラベル30の一部が示された
断面図である。この粘着ラベル30は、基材シート層2
1、ラミネート層22及び粘着剤層23が順次積層さ
れ、粘着剤層23の下面に離型紙24が附されて構成さ
れている。
て、基材シート層11とラミネート層12との接着強度
を高めつつ、ラミネート層12とフィルム層17との間
において剥離部16が形成された部分以外を疑似接着状
態とするには、例えば、(1)溶融樹脂フィルム65を
ロール間ニップ61のやや圧力ロール57寄り(図4の
左寄り)に供給してまず基材シート層11とのみ接触さ
せ、その後フィルム層17と接触させる、(2)フィル
ム層17を予め冷却し、溶融樹脂フィルム65とフィル
ム層17とが接触する瞬間のフィルム層17の温度を低
温とする、(3)溶融樹脂フィルムの押出温度を比較的
低温とし、基材シート層11の溶融樹脂フィルムと接触
する側にコロナ処理、オゾン処理等の前処理をしてお
く、等の手段を採用すればよい。次に、本発明の第三の
実施形態について図5に基づいて説明する。図5は、第
三の実施形態にかかる粘着ラベル30の一部が示された
断面図である。この粘着ラベル30は、基材シート層2
1、ラミネート層22及び粘着剤層23が順次積層さ
れ、粘着剤層23の下面に離型紙24が附されて構成さ
れている。
【0033】基材シート層21は、ラベルとして表示し
たい文字や絵、罫線等の内容がその表面21aにラベル
表示される。基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22、粘着剤層23は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1の材質及び厚み、ラミネート
層2、粘着剤層3と同等である。
たい文字や絵、罫線等の内容がその表面21aにラベル
表示される。基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22、粘着剤層23は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1の材質及び厚み、ラミネート
層2、粘着剤層3と同等である。
【0034】この粘着ラベル30にあっては、基材シー
ト層21とその下側に隣接するラミネート層22との間
には、疑似接着部25および強接着部28が形成されて
いる。疑似接着部25については、前記第一の実施形態
における疑似接着部5と同様である。強接着部28は、
疑似接着部25に比べて接着強度が強められた部分であ
り、この部分によって基材シート層21をラミネート層
22に強く接着することにより、基材シート層21の全
体がラミネート層22から完全に剥離されてしまわない
ようにできる。
ト層21とその下側に隣接するラミネート層22との間
には、疑似接着部25および強接着部28が形成されて
いる。疑似接着部25については、前記第一の実施形態
における疑似接着部5と同様である。強接着部28は、
疑似接着部25に比べて接着強度が強められた部分であ
り、この部分によって基材シート層21をラミネート層
22に強く接着することにより、基材シート層21の全
体がラミネート層22から完全に剥離されてしまわない
ようにできる。
【0035】ここで、基材シート層21とラミネート層
22とを積層し、これらの層間に疑似接着部25及び強
接着部28を形成する工程の一例について以下に説明す
る。
22とを積層し、これらの層間に疑似接着部25及び強
接着部28を形成する工程の一例について以下に説明す
る。
【0036】前記第一の実施形態における基材シート1
の片面側に剥離部を形成するための離型処理を施さない
以外は、第一の実施形態と同様に加工を行うことによ
り、基材シート層21とラミネート層22との間の全面
を疑似接着状態とすることができる。次に、基材シート
層21とラミネート層22との間における接着強度を高
めたい部分について、これらが積層されたものの外側か
ら部分的に加熱すると、疑似接着状態にあるラミネート
層22の界面を溶かして強接着状態に変化させることが
でき、当該加熱された部分が強接着部28に形成され
る。そして、加熱されず疑似接着状態で残された部分が
疑似接着部25となる。
の片面側に剥離部を形成するための離型処理を施さない
以外は、第一の実施形態と同様に加工を行うことによ
り、基材シート層21とラミネート層22との間の全面
を疑似接着状態とすることができる。次に、基材シート
層21とラミネート層22との間における接着強度を高
めたい部分について、これらが積層されたものの外側か
ら部分的に加熱すると、疑似接着状態にあるラミネート
層22の界面を溶かして強接着状態に変化させることが
でき、当該加熱された部分が強接着部28に形成され
る。そして、加熱されず疑似接着状態で残された部分が
疑似接着部25となる。
【0037】この強接着部28を形成するための加熱の
方法として、裏面側にラミネート層22が積層された基
材シート層21の表面21aの側より金型熱版でプレス
することにより、部分的に積層方向に加熱する方法を挙
げることができる。また、この方法は、ホットスタンピ
ングを利用して行うこともできる。また、その他にも、
ノズルから高温熱風を噴射することにより、点状又は線
状に強接着状態の部分を形成することもできる。
方法として、裏面側にラミネート層22が積層された基
材シート層21の表面21aの側より金型熱版でプレス
することにより、部分的に積層方向に加熱する方法を挙
げることができる。また、この方法は、ホットスタンピ
ングを利用して行うこともできる。また、その他にも、
ノズルから高温熱風を噴射することにより、点状又は線
状に強接着状態の部分を形成することもできる。
【0038】次に、本発明の第四の実施形態について図
6に基づいて説明する。図6は、第四の実施形態にかか
る粘着ラベル40の一部が示された断面図である。この
粘着ラベル40は、基材シート層31、ラミネート層3
2及び粘着剤層33が順次積層され、粘着剤層33の下
面に離型紙34が附されて構成されている。
6に基づいて説明する。図6は、第四の実施形態にかか
る粘着ラベル40の一部が示された断面図である。この
粘着ラベル40は、基材シート層31、ラミネート層3
2及び粘着剤層33が順次積層され、粘着剤層33の下
面に離型紙34が附されて構成されている。
【0039】基材シート層31の材質及び厚み、ラミネ
ート層32及び粘着剤層33は各々に、前記第三の実施
形態にかかる基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22及び粘着剤層23と同等である。そして、こ
の粘着ラベル40にあっては、基材シート層31とラミ
ネート層32との間には、疑似接着部35及び強接着部
38に加えて、剥離部36も形成されている。これによ
り、この粘着ラベル40にあっては、基材シート層31
について、強接着部38が形成される部分についてはラ
ミネート層32より剥離されない一方、剥離部36が形
成される部分についてはラミネート層32より容易に剥
離させることができる。
ート層32及び粘着剤層33は各々に、前記第三の実施
形態にかかる基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22及び粘着剤層23と同等である。そして、こ
の粘着ラベル40にあっては、基材シート層31とラミ
ネート層32との間には、疑似接着部35及び強接着部
38に加えて、剥離部36も形成されている。これによ
り、この粘着ラベル40にあっては、基材シート層31
について、強接着部38が形成される部分についてはラ
ミネート層32より剥離されない一方、剥離部36が形
成される部分についてはラミネート層32より容易に剥
離させることができる。
【0040】なお、この第四の実施形態にかかる粘着ラ
ベルについて、特に図示されない前記フィルム層をラミ
ネート層32の下側に隣接して積層し、疑似接着部3
5、剥離部36及び強接着部38をラミネート層32と
フィルム層との間に形成するようにしてもよい。これに
より、前述したように、剥離部36を形成するにあたり
剥離調整を行い易くなる。
ベルについて、特に図示されない前記フィルム層をラミ
ネート層32の下側に隣接して積層し、疑似接着部3
5、剥離部36及び強接着部38をラミネート層32と
フィルム層との間に形成するようにしてもよい。これに
より、前述したように、剥離部36を形成するにあたり
剥離調整を行い易くなる。
【0041】次に、本発明の粘着ラベルを使用する例に
ついて、前記第四の実施形態にかかる粘着ラベル40を
配送用伝票として用いる例を挙げ、図7に基づいて説明
する。図7は、前記粘着ラベル40が物品の包装に貼り
付けられている状態を示す図である。即ち、前記粘着ラ
ベル40より離型紙34が剥離され、粘着剤層33によ
って貼り付けられた状態が示されている。図7(a)は
粘着ラベル40の表面を眺めた平面図であり、図7
(b)は図7(a)におけるVII−VII線断面図を示して
いる。
ついて、前記第四の実施形態にかかる粘着ラベル40を
配送用伝票として用いる例を挙げ、図7に基づいて説明
する。図7は、前記粘着ラベル40が物品の包装に貼り
付けられている状態を示す図である。即ち、前記粘着ラ
ベル40より離型紙34が剥離され、粘着剤層33によ
って貼り付けられた状態が示されている。図7(a)は
粘着ラベル40の表面を眺めた平面図であり、図7
(b)は図7(a)におけるVII−VII線断面図を示して
いる。
【0042】基材シート31のうち、その表面31aに
おける領域41に含まれる部分は「送り状」としての役
目を果たすべき部分である。この領域41は、粘着ラベ
ル40が貼着される物品の配送先を表示するための第一
の領域にあたる。また、基材シート層31のうち、その
表面31aにおける領域42に含まれる部分は「受領
書」としての役目を果たすべき部分である。この領域4
2は、粘着ラベル40が貼着される物品の配送先を表示
するための第二の領域にあたる。そして、領域41と領
域42との境界に沿って、「受領書」の部分を切り離す
ためのミシン目43が設けられている。このミシン目4
3は、領域42を領域41から分離させるための前記分
離手段にあたる。また、同図中、46は表面31aに表
示された配送先を示す文字等の表示である。
おける領域41に含まれる部分は「送り状」としての役
目を果たすべき部分である。この領域41は、粘着ラベ
ル40が貼着される物品の配送先を表示するための第一
の領域にあたる。また、基材シート層31のうち、その
表面31aにおける領域42に含まれる部分は「受領
書」としての役目を果たすべき部分である。この領域4
2は、粘着ラベル40が貼着される物品の配送先を表示
するための第二の領域にあたる。そして、領域41と領
域42との境界に沿って、「受領書」の部分を切り離す
ためのミシン目43が設けられている。このミシン目4
3は、領域42を領域41から分離させるための前記分
離手段にあたる。また、同図中、46は表面31aに表
示された配送先を示す文字等の表示である。
【0043】そして、かかる配送用伝票が付された物品
が配送される場合に、領域42の部分は、配送先で切り
離され「受領書」として保管されることになる。粘着ラ
ベル40によると、領域42の部分の切り離しを物品の
配送先で手間取らず速やかに行うことができ、該作業が
容易である。即ち、領域42の左端から一定範囲の領域
45に対応させて剥離部36が形成されているので、こ
の部分をきっかけとして領域42の全体を剥離させ得る
からである。
が配送される場合に、領域42の部分は、配送先で切り
離され「受領書」として保管されることになる。粘着ラ
ベル40によると、領域42の部分の切り離しを物品の
配送先で手間取らず速やかに行うことができ、該作業が
容易である。即ち、領域42の左端から一定範囲の領域
45に対応させて剥離部36が形成されているので、こ
の部分をきっかけとして領域42の全体を剥離させ得る
からである。
【0044】一方、基材シート層31のうち少なくとも
領域41の部分は、物品の配送途中に脱落を生ずると困
る部分である。粘着ラベル40によると、基材シート層
31の領域44の部分については、該領域44に対応さ
せて形成される強接着部38によって強く接着されてい
る。従って、たとえ基材シート層31における疑似接着
部35が形成される部分に対応する領域の脱落を生じて
も、領域41の全体の脱落は免れることができる。
領域41の部分は、物品の配送途中に脱落を生ずると困
る部分である。粘着ラベル40によると、基材シート層
31の領域44の部分については、該領域44に対応さ
せて形成される強接着部38によって強く接着されてい
る。従って、たとえ基材シート層31における疑似接着
部35が形成される部分に対応する領域の脱落を生じて
も、領域41の全体の脱落は免れることができる。
【0045】ここで、「送り状」とされる領域41に含
まれる一部の領域44を強く接着することにより、領域
41の全体の脱落の防止を目的とするのであれば、粘着
ラベルを図8に示される構成に積層することも考えられ
る。図8は、かかる目的を達成するべく形成された粘着
ラベルの例についての一部の断面図を示している。この
粘着ラベルは、順次に積層された基材シート層51、ラ
ミネート層52及び粘着剤層53を含んで構成されてお
り、基材シート層51とラミネート層52との間が疑似
接着状態54とされている。そして、強く接着したい領
域44に対応する部分については、ラミネート層52を
部分的に切り欠いて粘着剤層53によって基材シート層
51を粘着する構造とされている。しかし、この図8に
示されるような構造に形成するためには、ラミネート層
52における領域44に対応する部分について部分的に
切り欠いた構成としなければならず、かかる構成に製造
する工程は煩雑な作業を伴うものであり、製造コストを
増加させるおそれがある。
まれる一部の領域44を強く接着することにより、領域
41の全体の脱落の防止を目的とするのであれば、粘着
ラベルを図8に示される構成に積層することも考えられ
る。図8は、かかる目的を達成するべく形成された粘着
ラベルの例についての一部の断面図を示している。この
粘着ラベルは、順次に積層された基材シート層51、ラ
ミネート層52及び粘着剤層53を含んで構成されてお
り、基材シート層51とラミネート層52との間が疑似
接着状態54とされている。そして、強く接着したい領
域44に対応する部分については、ラミネート層52を
部分的に切り欠いて粘着剤層53によって基材シート層
51を粘着する構造とされている。しかし、この図8に
示されるような構造に形成するためには、ラミネート層
52における領域44に対応する部分について部分的に
切り欠いた構成としなければならず、かかる構成に製造
する工程は煩雑な作業を伴うものであり、製造コストを
増加させるおそれがある。
【0046】本発明の粘着ラベルによると、より強く接
着される領域を形成するにあたり、煩雑な作業を伴うこ
となく順次に積層したものに対する簡易な工程によって
製造することが可能である。
着される領域を形成するにあたり、煩雑な作業を伴うこ
となく順次に積層したものに対する簡易な工程によって
製造することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粘着ラベ
ルは、剥離しようとする層と該層に隣接する層との二つ
の層間で無理なく剥離させることが可能であり、さら
に、これらの二つの層間に接着強度の部分的な強弱が形
成されている。これにより、基材シート層等の剥離を手
間取ることなく容易に行えることに加え、基材シート層
等の全体が脱落等してしまうことを防ぐこともできると
いう効果を奏する。
ルは、剥離しようとする層と該層に隣接する層との二つ
の層間で無理なく剥離させることが可能であり、さら
に、これらの二つの層間に接着強度の部分的な強弱が形
成されている。これにより、基材シート層等の剥離を手
間取ることなく容易に行えることに加え、基材シート層
等の全体が脱落等してしまうことを防ぐこともできると
いう効果を奏する。
【図1】図1は、第一の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図2】図2は、剥離部の形状パターンの例を示す平面
図である。
図である。
【図3】図3は、第二の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図4】図4は、粘着ラベルを製造する工程の例を示す
図である。
図である。
【図5】図5は、第三の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図6】図6は、第四の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図7】図7(a)は、配送用伝票として用いられた粘
着ラベルの平面図である。図7(b)は、図7(a)に
おけるVII−VII線矢視断面図である。
着ラベルの平面図である。図7(b)は、図7(a)に
おけるVII−VII線矢視断面図である。
【図8】比較対象の粘着ラベルの一部が示された断面図
である。
である。
1 ・・・基材シート層 1a・・・基材シート層の表面 2 ・・・ラミネート層 3 ・・・粘着剤層 4 ・・・離型紙 5 ・・・疑似接着部 6 ・・・剥離部 10 ・・・粘着ラベル(第一の実施形態) 11 ・・・基材シート層 11a・・・基材シート層の表面 12 ・・・ラミネート層 13 ・・・粘着剤層 14 ・・・離型紙 15 ・・・疑似接着部 16 ・・・剥離部 17 ・・・フィルム層 20 ・・・粘着ラベル(第二の実施形態) 21 ・・・基材シート層 21a・・・基材シート層の表面 22 ・・・ラミネート層 23 ・・・粘着剤層 24 ・・・離型紙 25 ・・・疑似接着部 28 ・・・強接着部 30 ・・・粘着ラベル(第三の実施形態) 31 ・・・基材シート層 31a・・・基材シート層の表面 32 ・・・ラミネート層 33 ・・・粘着剤層 34 ・・・離型紙 35 ・・・疑似接着部 36 ・・・剥離部 38 ・・・強接着部 40 ・・・粘着ラベル(第四の実施形態) 41 ・・・「送り状」とされる領域 42 ・・・「受領書」とされる領域 43 ・・・切取線 44 ・・・基材シート層における接着の強い領域 45 ・・・基材シート層における接着の弱い領域 46 ・・・印刷等された文字 51 ・・・基材シート層 52 ・・・ラミネート層 53 ・・・粘着剤層 57 ・・・圧力ロール 59 ・・・冷却ロール 61 ・・・ロール間ニップ 63 ・・・Tダイ 65 ・・・溶融樹脂フィルム
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月31日(2000.3.3
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 粘着ラベル及び粘着ラベルの加工方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送用伝票等の用
途に適用される粘着ラベルに関するものである。
途に適用される粘着ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着ラベルは、その表面にラベル表示が
される基材シート層や、物品に貼り付けるための粘着力
を有する粘着剤層を含んで構成されており、配送用伝票
等として用いられている。即ち、粘着ラベルが例えば配
送用伝票として用いられる場合には、その基材シート層
の表面に物品の配送先がラベル表示され、その粘着剤層
によって物品の包みに貼着されることにより、かかる物
品が目的の配送先へ配送されることになる。そして、例
えば、配送先において前記基材シート層におけるラベル
表示された一部の部分が剥離され、この剥離された部分
が受領書として物品授受の管理用に保管等されることが
ある。
される基材シート層や、物品に貼り付けるための粘着力
を有する粘着剤層を含んで構成されており、配送用伝票
等として用いられている。即ち、粘着ラベルが例えば配
送用伝票として用いられる場合には、その基材シート層
の表面に物品の配送先がラベル表示され、その粘着剤層
によって物品の包みに貼着されることにより、かかる物
品が目的の配送先へ配送されることになる。そして、例
えば、配送先において前記基材シート層におけるラベル
表示された一部の部分が剥離され、この剥離された部分
が受領書として物品授受の管理用に保管等されることが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記粘着ラベ
ルとして、前記のような強制的な剥離を受ける前には接
着された状態にあり、剥離する必要が生じた場合に人手
等によって比較的に容易に無理なく剥離させ得るものが
望まれる。かかる要請を満たす粘着ラベルとして、前記
基材シート層等の剥離される層とその下側に隣接して設
けられる層との間の全面が、ある程度の接着強度で仮接
着された状態にある疑似接着状態としたものを用いるこ
とが考えられる。
ルとして、前記のような強制的な剥離を受ける前には接
着された状態にあり、剥離する必要が生じた場合に人手
等によって比較的に容易に無理なく剥離させ得るものが
望まれる。かかる要請を満たす粘着ラベルとして、前記
基材シート層等の剥離される層とその下側に隣接して設
けられる層との間の全面が、ある程度の接着強度で仮接
着された状態にある疑似接着状態としたものを用いるこ
とが考えられる。
【0004】しかし、かかる疑似接着状態とされた層を
含む粘着ラベルを用いると、剥離しようとする層と隣接
する層とがある程度の強度で接着された状態であること
により、以下の問題を生ずることが考えられる。即ち、
二つの層間が全面的に接着され引き剥がすきっかけとな
るべき部分が存在しなければ、かかる二つの層間を人手
によって速やかに剥離させることは必ずしも容易ではな
い。
含む粘着ラベルを用いると、剥離しようとする層と隣接
する層とがある程度の強度で接着された状態であること
により、以下の問題を生ずることが考えられる。即ち、
二つの層間が全面的に接着され引き剥がすきっかけとな
るべき部分が存在しなければ、かかる二つの層間を人手
によって速やかに剥離させることは必ずしも容易ではな
い。
【0005】一方、二つの層間が疑似接着状態とされた
粘着ラベルにあっては、上記のごとく物品の配送に用い
た場合には、疑似接着状態にある二つの層間の接着強度
は必ずしも十分ではないので、配送中に作用し得る接触
等の各種の力により表面の基材シート層が完全に脱落し
てしまう等のおそれがある。
粘着ラベルにあっては、上記のごとく物品の配送に用い
た場合には、疑似接着状態にある二つの層間の接着強度
は必ずしも十分ではないので、配送中に作用し得る接触
等の各種の力により表面の基材シート層が完全に脱落し
てしまう等のおそれがある。
【0006】従って、剥離させようとする層と該層に隣
接する層との間の接着強度について、特定の部分につい
ては強められ、特定の部分については弱められた粘着ラ
ベルが求められる。一方、かかる粘着ラベルを製造する
にあたり、その作業工程が煩雑となることを防ぎ、製造
コスト増を招かないことも求められる。
接する層との間の接着強度について、特定の部分につい
ては強められ、特定の部分については弱められた粘着ラ
ベルが求められる。一方、かかる粘着ラベルを製造する
にあたり、その作業工程が煩雑となることを防ぎ、製造
コスト増を招かないことも求められる。
【0007】そこで、本発明は、二つの層間で無理なく
剥離させることが可能な粘着ラベルであって、かかる剥
離しようとする層と該層に隣接する層との間において接
着強度の部分的な強弱が形成されており、また、その製
造コスト増を招くこともない粘着ラベルを提供すること
を目的とする。
剥離させることが可能な粘着ラベルであって、かかる剥
離しようとする層と該層に隣接する層との間において接
着強度の部分的な強弱が形成されており、また、その製
造コスト増を招くこともない粘着ラベルを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の粘着ラベルは、粘着剤層の粘着力により物
品に貼り付けられる粘着ラベルであって、その表面にラ
ベル表示がされる基材シート層と、該基材シート層と前
記粘着剤層との間に設けられた合成樹脂製のラミネート
層とを含み、ラミネート層と、該ラミネート層の上側又
は下側に隣接して設けられた層との界面に疑似接着部及
び強接着部が部分的に形成されてなるものである。
め、本発明の粘着ラベルは、粘着剤層の粘着力により物
品に貼り付けられる粘着ラベルであって、その表面にラ
ベル表示がされる基材シート層と、該基材シート層と前
記粘着剤層との間に設けられた合成樹脂製のラミネート
層とを含み、ラミネート層と、該ラミネート層の上側又
は下側に隣接して設けられた層との界面に疑似接着部及
び強接着部が部分的に形成されてなるものである。
【0009】ここで、疑似接着部とは、前記互いに隣接
する二つの層間において疑似接着状態とされた部分であ
る。この「疑似接着状態」とは、両部材が通常の使用状
態では接着しているが、両部材を剥離させる場合に特に
工具を用いずとも、人手で引っ張るのみで無理なく剥離
させることができる程度に接着された状態にあり、剥離
された後には再度接着させ得ないことを意味する。また
強接着部とは、前記互いに隣接する二つの層間において
疑似接着状態よりも接着強度が強められた部分である。
する二つの層間において疑似接着状態とされた部分であ
る。この「疑似接着状態」とは、両部材が通常の使用状
態では接着しているが、両部材を剥離させる場合に特に
工具を用いずとも、人手で引っ張るのみで無理なく剥離
させることができる程度に接着された状態にあり、剥離
された後には再度接着させ得ないことを意味する。また
強接着部とは、前記互いに隣接する二つの層間において
疑似接着状態よりも接着強度が強められた部分である。
【0010】本発明の粘着ラベルにあっては、前記ラミ
ネート層とラミネート層に隣接する層との界面に疑似接
着部が部分的に形成されているので、この界面から上側
の層の部分を容易に剥離させることができる。また、強
接着部が部分的に形成されているので、この界面から上
側の層の部分を強く接着しておくことができ、基材シー
ト層全体が脱落等してしまうことがない。
ネート層とラミネート層に隣接する層との界面に疑似接
着部が部分的に形成されているので、この界面から上側
の層の部分を容易に剥離させることができる。また、強
接着部が部分的に形成されているので、この界面から上
側の層の部分を強く接着しておくことができ、基材シー
ト層全体が脱落等してしまうことがない。
【0011】また、前記ラミネート層と、該ラミネート
層に隣接して設けられた層との界面に、前記疑似接着部
および強接着部が部分的に形成された以外の部分に、さ
らに剥離部を形成するとよい。ここで、剥離部とは、前
記互いに隣接する二つの層間において剥離剤等による剥
離性を高める処理を施された部分である。この手段によ
れば、基材シート層全体が脱落等することを防ぎつつ、
剥離部が形成される部分については容易に剥離させるこ
ともできる。
層に隣接して設けられた層との界面に、前記疑似接着部
および強接着部が部分的に形成された以外の部分に、さ
らに剥離部を形成するとよい。ここで、剥離部とは、前
記互いに隣接する二つの層間において剥離剤等による剥
離性を高める処理を施された部分である。この手段によ
れば、基材シート層全体が脱落等することを防ぎつつ、
剥離部が形成される部分については容易に剥離させるこ
ともできる。
【0012】さらに、かかる剥離部を設ける場合につい
て、ラミネート層の下側に隣接するフィルム層を設ける
こともできる。この手段のよれば、フィルムは一般的に
平滑性が良いために剥離剤の塗工状態を向上させること
ができる。また、予め合成樹脂製フィルムに印刷するこ
とにより、基材シートの表面以外にも情報を表示するこ
とができる。
て、ラミネート層の下側に隣接するフィルム層を設ける
こともできる。この手段のよれば、フィルムは一般的に
平滑性が良いために剥離剤の塗工状態を向上させること
ができる。また、予め合成樹脂製フィルムに印刷するこ
とにより、基材シートの表面以外にも情報を表示するこ
とができる。
【0013】また、その表面にラベル表示がされる基材
シート層と、物品に貼り付けるための粘着力を備える粘
着剤層と、基材シート層と粘着剤層との中間に設けられ
たラミネート層とを含み、ラミネート層と該ラミネート
層の上側又は下側に隣接して設けられた層との界面が疑
似接着状態とされる粘着ラベルに対して、外側からその
積層方向に部分的に加熱し、前記疑似接着状態とされる
ラミネート層と隣接する層との界面を部分的に強接着状
態に変化させることができる。
シート層と、物品に貼り付けるための粘着力を備える粘
着剤層と、基材シート層と粘着剤層との中間に設けられ
たラミネート層とを含み、ラミネート層と該ラミネート
層の上側又は下側に隣接して設けられた層との界面が疑
似接着状態とされる粘着ラベルに対して、外側からその
積層方向に部分的に加熱し、前記疑似接着状態とされる
ラミネート層と隣接する層との界面を部分的に強接着状
態に変化させることができる。
【0014】これにより、前記基材シート層とラミネー
ト層とを含む層が積層されてなる粘着ラベルの外側より
部分的に加熱することによって、前記ラミネート層に隣
接する層との界面を部分的に強接着状態とできる。従っ
て、かかる強接着状態の部分を形成するにあたり、粘着
ラベルの構成が複雑とならない。また、任意の場所、大
きさ、形状に強接着状態とできるので、製造する工程に
おける煩雑な作業を伴わず、製造コスト増を招くことが
ない。
ト層とを含む層が積層されてなる粘着ラベルの外側より
部分的に加熱することによって、前記ラミネート層に隣
接する層との界面を部分的に強接着状態とできる。従っ
て、かかる強接着状態の部分を形成するにあたり、粘着
ラベルの構成が複雑とならない。また、任意の場所、大
きさ、形状に強接着状態とできるので、製造する工程に
おける煩雑な作業を伴わず、製造コスト増を招くことが
ない。
【0015】従って、前記粘着ラベルについて、前記基
材シートに、前記粘着ラベルが貼着される物品の配送先
が表面に表示される第一の領域及び第二の領域を設け、
基材シートにおける第一の領域と第二の領域の境界に、
該第一の領域と第二の領域とを互いに分離させることが
できる分離手段を設け、前記第一の領域とされる基材シ
ートの範囲に含まれる部分において、前記ラミネート層
とその隣接する層との界面に強接着部を部分的に形成
し、前記第二の領域とされる基材シートの範囲に含まれ
る部分において、前記ラミネート層とその隣接する層と
の界面に、第二の領域の端に相当するいずれかの部分に
前記剥離部を形成するとともに、該剥離部以外の部分を
疑似接着部とすることができる。ここで、前記分離手段
としては、例えば、ミシン目やハーフカット等を設ける
ことができる。
材シートに、前記粘着ラベルが貼着される物品の配送先
が表面に表示される第一の領域及び第二の領域を設け、
基材シートにおける第一の領域と第二の領域の境界に、
該第一の領域と第二の領域とを互いに分離させることが
できる分離手段を設け、前記第一の領域とされる基材シ
ートの範囲に含まれる部分において、前記ラミネート層
とその隣接する層との界面に強接着部を部分的に形成
し、前記第二の領域とされる基材シートの範囲に含まれ
る部分において、前記ラミネート層とその隣接する層と
の界面に、第二の領域の端に相当するいずれかの部分に
前記剥離部を形成するとともに、該剥離部以外の部分を
疑似接着部とすることができる。ここで、前記分離手段
としては、例えば、ミシン目やハーフカット等を設ける
ことができる。
【0016】そして、この粘着ラベルを配送用伝票とし
て用いると、この粘着ラベルが貼着された物品等が配送
される場合に、その配送途中において、前記基材シート
における第一の領域とされる部分については、前記強接
着部によって脱落が防止される。
て用いると、この粘着ラベルが貼着された物品等が配送
される場合に、その配送途中において、前記基材シート
における第一の領域とされる部分については、前記強接
着部によって脱落が防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1乃至図8に基づいて説明する。
1乃至図8に基づいて説明する。
【0018】図1の粘着ラベル10は、基材シート層
1、ラミネート層2及び粘着剤層3が順次積層され、粘
着剤層3の下面に離型紙4が附されて構成されている。
1、ラミネート層2及び粘着剤層3が順次積層され、粘
着剤層3の下面に離型紙4が附されて構成されている。
【0019】基材シート層1は、ラベルとして表示した
い文字や絵、罫線等の内容がその表面1aにラベル表示
される。この基材シート層1は、文字等の表示が可能な
紙材により形成できる。紙材として、上質紙、グラシン
紙、アート紙、コート紙(熱転写紙、インクジェット用
紙含む)、感圧紙、感熱紙、樹脂含浸紙等を用いること
ができる。紙素材の坪量は特には限定されないが、例え
ば20g/m2以上450g/m2以下程度とされる。ま
た、紙材以外であっても、文字や絵等の表示が可能な、
布や各種のプラスチックフィルムを用いることもでき
る。基材シート層1にプラスチックフィルムを用いた場
合、プラスチックフィルムの厚みは特には限定されない
が、8μm以上200μm以下程度とされる。
い文字や絵、罫線等の内容がその表面1aにラベル表示
される。この基材シート層1は、文字等の表示が可能な
紙材により形成できる。紙材として、上質紙、グラシン
紙、アート紙、コート紙(熱転写紙、インクジェット用
紙含む)、感圧紙、感熱紙、樹脂含浸紙等を用いること
ができる。紙素材の坪量は特には限定されないが、例え
ば20g/m2以上450g/m2以下程度とされる。ま
た、紙材以外であっても、文字や絵等の表示が可能な、
布や各種のプラスチックフィルムを用いることもでき
る。基材シート層1にプラスチックフィルムを用いた場
合、プラスチックフィルムの厚みは特には限定されない
が、8μm以上200μm以下程度とされる。
【0020】ラミネート層2は合成樹脂により形成され
ている。ラミネート層2を形成するための樹脂として熱
可塑性樹脂を用いることができ、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、エチレン酢
酸ビニル樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エチ
レンアクリル酸メチル、アイオノマー樹脂、ポリビニル
アルコール、ポリエステル等を挙げることができる。ま
た、いわゆるメタロセン触媒を用いて重合されたポリエ
チレン、ポリプロピレン等も好適に用いることができ
る。
ている。ラミネート層2を形成するための樹脂として熱
可塑性樹脂を用いることができ、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、エチレン酢
酸ビニル樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エチ
レンアクリル酸メチル、アイオノマー樹脂、ポリビニル
アルコール、ポリエステル等を挙げることができる。ま
た、いわゆるメタロセン触媒を用いて重合されたポリエ
チレン、ポリプロピレン等も好適に用いることができ
る。
【0021】粘着剤層3は、これが有する粘着力により
物品等に貼り着けるための部分であり、周知の各種の粘
着剤を用いて形成できる。粘着ラベル10を物品等に貼
り付ける場合には、粘着剤層3の下面に附されている離
型紙4を剥がして用いられることになる。
物品等に貼り着けるための部分であり、周知の各種の粘
着剤を用いて形成できる。粘着ラベル10を物品等に貼
り付ける場合には、粘着剤層3の下面に附されている離
型紙4を剥がして用いられることになる。
【0022】そして、この粘着ラベル10にあっては、
基材シート層1とその下側のラミネート層2との間に
は、疑似接着部5および剥離部6が形成されている。疑
似接着部5は、この部分により基材シート層1とラミネ
ート層2とが疑似接着状態とされている。また、剥離部
6は、疑似接着部5に比べて接着強度が弱められた部分
であり、この部分を剥離のきっかけとすることにより、
基材シート層1をラミネート層2より容易に剥離させる
ことできる。この剥離部6を形成するための剥離剤とし
ては、剥離性に優れたシリコーン、フッ素、ワックス、
インク、パラフィン、PVA等の他、アルコールや水等
を用いて形成することができる。
基材シート層1とその下側のラミネート層2との間に
は、疑似接着部5および剥離部6が形成されている。疑
似接着部5は、この部分により基材シート層1とラミネ
ート層2とが疑似接着状態とされている。また、剥離部
6は、疑似接着部5に比べて接着強度が弱められた部分
であり、この部分を剥離のきっかけとすることにより、
基材シート層1をラミネート層2より容易に剥離させる
ことできる。この剥離部6を形成するための剥離剤とし
ては、剥離性に優れたシリコーン、フッ素、ワックス、
インク、パラフィン、PVA等の他、アルコールや水等
を用いて形成することができる。
【0023】この剥離部6を形成するにあたり、各種の
形状パターンに形成することができる。図2は、剥離部
6の形状パターンの例を示す、基材シート層1に対する
下側から剥離部6を俯瞰した一部平面図である。剥離部
6を、図2(a)に示されるような縦ストライプ状に、
又は図示されない横ストライプ状に形成できる他、図2
(b)に示されるように格子状としたり、図2(c)に
示されるように斜めストライプ状とすることもできる。
また、図2に例示される形状パターン以外にも、剥離部
6を文字のパターンに形成するのであってもよく、基材
シート層1をラミネート層2より剥離するきっかけとで
きれば、いかなるパターンに形成するのであってもよ
い。
形状パターンに形成することができる。図2は、剥離部
6の形状パターンの例を示す、基材シート層1に対する
下側から剥離部6を俯瞰した一部平面図である。剥離部
6を、図2(a)に示されるような縦ストライプ状に、
又は図示されない横ストライプ状に形成できる他、図2
(b)に示されるように格子状としたり、図2(c)に
示されるように斜めストライプ状とすることもできる。
また、図2に例示される形状パターン以外にも、剥離部
6を文字のパターンに形成するのであってもよく、基材
シート層1をラミネート層2より剥離するきっかけとで
きれば、いかなるパターンに形成するのであってもよ
い。
【0024】ここで、前記疑似接着部5および剥離部6
を形成しつつ、基材シート層1とラミネート層2とを積
層させることができる製造方法の一例について以下に説
明する。まず、基材シート1の片面側(粘着ラベル10
として用いる場合の裏面に当たる側)に、所要のパター
ンに沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンか
らなる剥離部6を形成する。なお、基材シート1に剥離
剤を塗布するにあたり、例えば、グラビアコーターを用
いることができる。また、剥離剤の粘度により、ロール
コーター、ダイコーター、コンマコーター等を用いると
よい。
を形成しつつ、基材シート層1とラミネート層2とを積
層させることができる製造方法の一例について以下に説
明する。まず、基材シート1の片面側(粘着ラベル10
として用いる場合の裏面に当たる側)に、所要のパター
ンに沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンか
らなる剥離部6を形成する。なお、基材シート1に剥離
剤を塗布するにあたり、例えば、グラビアコーターを用
いることができる。また、剥離剤の粘度により、ロール
コーター、ダイコーター、コンマコーター等を用いると
よい。
【0025】次に、後に説明する図4に図示されるよう
に、前記ラミネート層2を形成するための樹脂組成物を
溶融してTダイ63からフィルム状に押し出し、該押し
出された溶融樹脂フィルム65と基材シート層1(図4
における基材シート11に相当)とを、冷却ロール59
と圧力ロール57との間のロール間ニップ61に供給し
て積層させた後、溶融樹脂フィルム65は冷却ロール5
9で冷却されて凝固しラミネート層2となる。こうし
て、基材シート層1とラミネート層2とを積層させるこ
とができる。そして、かかる工程において、基材シート
層1とラミネート層2との間において、剥離部6以外の
部分を疑似接着状態とするには、例えば、(1)溶融樹
脂フィルムの押出温度を比較的低温とする、(2)基材
シート層1を予め冷却し、溶融樹脂フィルムと基材シー
ト層1とが接触する瞬間の基材シート層1の温度を低温
とする、等の手段を採用すればよい。
に、前記ラミネート層2を形成するための樹脂組成物を
溶融してTダイ63からフィルム状に押し出し、該押し
出された溶融樹脂フィルム65と基材シート層1(図4
における基材シート11に相当)とを、冷却ロール59
と圧力ロール57との間のロール間ニップ61に供給し
て積層させた後、溶融樹脂フィルム65は冷却ロール5
9で冷却されて凝固しラミネート層2となる。こうし
て、基材シート層1とラミネート層2とを積層させるこ
とができる。そして、かかる工程において、基材シート
層1とラミネート層2との間において、剥離部6以外の
部分を疑似接着状態とするには、例えば、(1)溶融樹
脂フィルムの押出温度を比較的低温とする、(2)基材
シート層1を予め冷却し、溶融樹脂フィルムと基材シー
ト層1とが接触する瞬間の基材シート層1の温度を低温
とする、等の手段を採用すればよい。
【0026】図3の粘着ラベル20は、基材シート層1
1、ラミネート層12及び粘着剤層13が積層され、粘
着剤層13の下面に離型紙14が附されていることに加
え、ラミネート層12の下側にフィルム層17が積層さ
れて構成されている。そして、疑似接着部15及び剥離
部16は、ラミネート層12とフィルム層17との間に
形成されている。
1、ラミネート層12及び粘着剤層13が積層され、粘
着剤層13の下面に離型紙14が附されていることに加
え、ラミネート層12の下側にフィルム層17が積層さ
れて構成されている。そして、疑似接着部15及び剥離
部16は、ラミネート層12とフィルム層17との間に
形成されている。
【0027】基材シート層11、ラミネート層12、粘
着剤層13及び剥離部16は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1、ラミネート層2、粘着剤層
3及び剥離部6の各々と同様に形成される。
着剤層13及び剥離部16は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1、ラミネート層2、粘着剤層
3及び剥離部6の各々と同様に形成される。
【0028】フィルム層17は、二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム(OPP)やポリエチレンテレフタレート
(PET)等のフィルム材からなる合成樹脂製のシート
により形成される。フィルム層17の厚みは特には限定
されないが、8μm以上200μm以下程度とされる。
このフィルム層17を積層することにより、各々のフィ
ルムの特性を利用できるとともに、その表面平滑性を利
用した場合に剥離剤の塗工性が上がる(紙材と比べる
と、剥離剤の含浸がなくバラツキが少ない)ので、フィ
ルム層17の上面に剥離部16を形成するにあたり、剥
離調整を行い易くなる。
ンフィルム(OPP)やポリエチレンテレフタレート
(PET)等のフィルム材からなる合成樹脂製のシート
により形成される。フィルム層17の厚みは特には限定
されないが、8μm以上200μm以下程度とされる。
このフィルム層17を積層することにより、各々のフィ
ルムの特性を利用できるとともに、その表面平滑性を利
用した場合に剥離剤の塗工性が上がる(紙材と比べる
と、剥離剤の含浸がなくバラツキが少ない)ので、フィ
ルム層17の上面に剥離部16を形成するにあたり、剥
離調整を行い易くなる。
【0029】ここで、前記疑似接着部15及び剥離部1
6を形成しつつ、基材シート層11の下側にラミネート
層12を積層し、その下側にフィルム層17を積層でき
る製造方法の一例について、図4を参照しつつ説明す
る。まず、フィルム層17の上面側に、所要のパターン
に沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンから
なる剥離部16を形成する。かかる剥離部16の形成に
ついて、前記粘着ラベル10の場合と同様に、グラビア
コーターやロールコーター等を用いることができる。
6を形成しつつ、基材シート層11の下側にラミネート
層12を積層し、その下側にフィルム層17を積層でき
る製造方法の一例について、図4を参照しつつ説明す
る。まず、フィルム層17の上面側に、所要のパターン
に沿って前記剥離剤を塗布し、所要の形状パターンから
なる剥離部16を形成する。かかる剥離部16の形成に
ついて、前記粘着ラベル10の場合と同様に、グラビア
コーターやロールコーター等を用いることができる。
【0030】次に、図4に示すように、ラミネート層1
2を形成する樹脂組成物を溶融してTダイ63からフィ
ルム状に押し出し、該押し出された溶融樹脂フィルム6
5をロール間ニップ61に供給する。同時に、圧力ロー
ル57を介して基材シート層11がロール間ニップ61
に供給され、冷却ロール59を介してフィルム層17が
ロール間ニップ61に供給される。そして、このロール
間ニップ61にて、基材シート層11、溶融樹脂フィル
ム65及びフィルム層17が積層される。溶融樹脂フィ
ルム65は冷却ロール59で冷却されて凝固し、ラミネ
ート層12となる。こうして、基材シート層11、ラミ
ネート層12及びフィルム層17を積層させることがで
きる。
2を形成する樹脂組成物を溶融してTダイ63からフィ
ルム状に押し出し、該押し出された溶融樹脂フィルム6
5をロール間ニップ61に供給する。同時に、圧力ロー
ル57を介して基材シート層11がロール間ニップ61
に供給され、冷却ロール59を介してフィルム層17が
ロール間ニップ61に供給される。そして、このロール
間ニップ61にて、基材シート層11、溶融樹脂フィル
ム65及びフィルム層17が積層される。溶融樹脂フィ
ルム65は冷却ロール59で冷却されて凝固し、ラミネ
ート層12となる。こうして、基材シート層11、ラミ
ネート層12及びフィルム層17を積層させることがで
きる。
【0031】この図4に示される製造工程の例におい
て、基材シート層11とラミネート層12との接着強度
を高めつつ、ラミネート層12とフィルム層17との間
において剥離部16が形成された部分以外を疑似接着状
態とするには、例えば、(1)溶融樹脂フィルム65を
ロール間ニップ61のやや圧力ロール57寄り(図4の
左寄り)に供給してまず基材シート層11とのみ接触さ
せ、その後フィルム層17と接触させる、(2)フィル
ム層17を予め冷却し、溶融樹脂フィルム65とフィル
ム層17とが接触する瞬間のフィルム層17の温度を低
温とする、(3)溶融樹脂フィルムの押出温度を比較的
低温とし、基材シート層11の溶融樹脂フィルムと接触
する側にコロナ処理、オゾン処理等の前処理をしてお
く、等の手段を採用すればよい。
て、基材シート層11とラミネート層12との接着強度
を高めつつ、ラミネート層12とフィルム層17との間
において剥離部16が形成された部分以外を疑似接着状
態とするには、例えば、(1)溶融樹脂フィルム65を
ロール間ニップ61のやや圧力ロール57寄り(図4の
左寄り)に供給してまず基材シート層11とのみ接触さ
せ、その後フィルム層17と接触させる、(2)フィル
ム層17を予め冷却し、溶融樹脂フィルム65とフィル
ム層17とが接触する瞬間のフィルム層17の温度を低
温とする、(3)溶融樹脂フィルムの押出温度を比較的
低温とし、基材シート層11の溶融樹脂フィルムと接触
する側にコロナ処理、オゾン処理等の前処理をしてお
く、等の手段を採用すればよい。
【0032】図5の粘着ラベル30は、基材シート層2
1、ラミネート層22及び粘着剤層23が順次積層さ
れ、粘着剤層23の下面に離型紙24が附されて構成さ
れている。
1、ラミネート層22及び粘着剤層23が順次積層さ
れ、粘着剤層23の下面に離型紙24が附されて構成さ
れている。
【0033】基材シート層21は、ラベルとして表示し
たい文字や絵、罫線等の内容がその表面21aにラベル
表示される。基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22、粘着剤層23は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1の材質及び厚み、ラミネート
層2、粘着剤層3と同等である。
たい文字や絵、罫線等の内容がその表面21aにラベル
表示される。基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22、粘着剤層23は、各々に前記第一の実施形
態における基材シート層1の材質及び厚み、ラミネート
層2、粘着剤層3と同等である。
【0034】この粘着ラベル30にあっては、基材シー
ト層21とその下側に隣接するラミネート層22との間
には、疑似接着部25および強接着部28が形成されて
いる。疑似接着部25については、前記第一の実施形態
における疑似接着部5と同様である。強接着部28は、
疑似接着部25に比べて接着強度が強められた部分であ
り、この部分によって基材シート層21をラミネート層
22に強く接着することにより、基材シート層21の全
体がラミネート層22から完全に剥離されてしまわない
ようにできる。
ト層21とその下側に隣接するラミネート層22との間
には、疑似接着部25および強接着部28が形成されて
いる。疑似接着部25については、前記第一の実施形態
における疑似接着部5と同様である。強接着部28は、
疑似接着部25に比べて接着強度が強められた部分であ
り、この部分によって基材シート層21をラミネート層
22に強く接着することにより、基材シート層21の全
体がラミネート層22から完全に剥離されてしまわない
ようにできる。
【0035】ここで、基材シート層21とラミネート層
22とを積層し、これらの層間に疑似接着部25及び強
接着部28を形成する工程の一例について以下に説明す
る。
22とを積層し、これらの層間に疑似接着部25及び強
接着部28を形成する工程の一例について以下に説明す
る。
【0036】前記第一の実施形態における基材シート1
の片面側に剥離部を形成するための離型処理を施さない
以外は、第一の実施形態と同様に加工を行うことによ
り、基材シート層21とラミネート層22との間の全面
を疑似接着状態とすることができる。次に、基材シート
層21とラミネート層22との間における接着強度を高
めたい部分について、これらが積層されたものの外側か
ら部分的に加熱すると、疑似接着状態にあるラミネート
層22の界面を溶かして強接着状態に変化させることが
でき、当該加熱された部分が強接着部28に形成され
る。そして、加熱されず疑似接着状態で残された部分が
疑似接着部25となる。
の片面側に剥離部を形成するための離型処理を施さない
以外は、第一の実施形態と同様に加工を行うことによ
り、基材シート層21とラミネート層22との間の全面
を疑似接着状態とすることができる。次に、基材シート
層21とラミネート層22との間における接着強度を高
めたい部分について、これらが積層されたものの外側か
ら部分的に加熱すると、疑似接着状態にあるラミネート
層22の界面を溶かして強接着状態に変化させることが
でき、当該加熱された部分が強接着部28に形成され
る。そして、加熱されず疑似接着状態で残された部分が
疑似接着部25となる。
【0037】この強接着部28を形成するための加熱の
方法として、裏面側にラミネート層22が積層された基
材シート層21の表面21aの側より金型熱版でプレス
することにより、部分的に積層方向に加熱する方法を挙
げることができる。また、この方法は、ホットスタンピ
ングを利用して行うこともできる。また、その他にも、
ノズルから高温熱風を噴射することにより、点状又は線
状に強接着状態の部分を形成することもできる。
方法として、裏面側にラミネート層22が積層された基
材シート層21の表面21aの側より金型熱版でプレス
することにより、部分的に積層方向に加熱する方法を挙
げることができる。また、この方法は、ホットスタンピ
ングを利用して行うこともできる。また、その他にも、
ノズルから高温熱風を噴射することにより、点状又は線
状に強接着状態の部分を形成することもできる。
【0038】図6の粘着ラベル40は、基材シート層3
1、ラミネート層32及び粘着剤層33が順次積層さ
れ、粘着剤層33の下面に離型紙34が附されて構成さ
れている。
1、ラミネート層32及び粘着剤層33が順次積層さ
れ、粘着剤層33の下面に離型紙34が附されて構成さ
れている。
【0039】基材シート層31の材質及び厚み、ラミネ
ート層32及び粘着剤層33は各々に、前記第三の実施
形態にかかる基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22及び粘着剤層23と同等である。そして、こ
の粘着ラベル40にあっては、基材シート層31とラミ
ネート層32との間には、疑似接着部35及び強接着部
38に加えて、剥離部36も形成されている。これによ
り、この粘着ラベル40にあっては、基材シート層31
について、強接着部38が形成される部分についてはラ
ミネート層32より剥離されない一方、剥離部36が形
成される部分についてはラミネート層32より容易に剥
離させることができる。
ート層32及び粘着剤層33は各々に、前記第三の実施
形態にかかる基材シート層21の材質及び厚み、ラミネ
ート層22及び粘着剤層23と同等である。そして、こ
の粘着ラベル40にあっては、基材シート層31とラミ
ネート層32との間には、疑似接着部35及び強接着部
38に加えて、剥離部36も形成されている。これによ
り、この粘着ラベル40にあっては、基材シート層31
について、強接着部38が形成される部分についてはラ
ミネート層32より剥離されない一方、剥離部36が形
成される部分についてはラミネート層32より容易に剥
離させることができる。
【0040】なお、上記図6の粘着ラベルについて、特
に図示されない前記フィルム層をラミネート層32の下
側に隣接して積層し、疑似接着部35、剥離部36及び
強接着部38をラミネート層32とフィルム層との間に
形成するようにしてもよい。これにより、前述したよう
に、剥離部36を形成するにあたり剥離調整を行い易く
なる。
に図示されない前記フィルム層をラミネート層32の下
側に隣接して積層し、疑似接着部35、剥離部36及び
強接着部38をラミネート層32とフィルム層との間に
形成するようにしてもよい。これにより、前述したよう
に、剥離部36を形成するにあたり剥離調整を行い易く
なる。
【0041】次に、本発明の粘着ラベルを使用する例に
ついて、前記第四の実施形態にかかる粘着ラベル40を
配送用伝票として用いる例を挙げ、図7に基づいて説明
する。図7は、前記粘着ラベル40が物品の包装に貼り
付けられている状態を示す図である。即ち、前記粘着ラ
ベル40より離型紙34が剥離され、粘着剤層33によ
って貼り付けられた状態が示されている。図7(a)は
粘着ラベル40の表面を眺めた平面図であり、図7
(b)は図7(a)におけるVII−VII線断面図を示して
いる。
ついて、前記第四の実施形態にかかる粘着ラベル40を
配送用伝票として用いる例を挙げ、図7に基づいて説明
する。図7は、前記粘着ラベル40が物品の包装に貼り
付けられている状態を示す図である。即ち、前記粘着ラ
ベル40より離型紙34が剥離され、粘着剤層33によ
って貼り付けられた状態が示されている。図7(a)は
粘着ラベル40の表面を眺めた平面図であり、図7
(b)は図7(a)におけるVII−VII線断面図を示して
いる。
【0042】基材シート31のうち、その表面31aに
おける領域41に含まれる部分は「送り状」としての役
目を果たすべき部分である。この領域41は、粘着ラベ
ル40が貼着される物品の配送先を表示するための第一
の領域にあたる。また、基材シート層31のうち、その
表面31aにおける領域42に含まれる部分は「受領
書」としての役目を果たすべき部分である。この領域4
2は、粘着ラベル40が貼着される物品の配送先を表示
するための第二の領域にあたる。そして、領域41と領
域42との境界に沿って、「受領書」の部分を切り離す
ためのミシン目43が設けられている。このミシン目4
3は、領域42を領域41から分離させるための前記分
離手段にあたる。また、同図中、46は表面31aに表
示された配送先を示す文字等の表示である。
おける領域41に含まれる部分は「送り状」としての役
目を果たすべき部分である。この領域41は、粘着ラベ
ル40が貼着される物品の配送先を表示するための第一
の領域にあたる。また、基材シート層31のうち、その
表面31aにおける領域42に含まれる部分は「受領
書」としての役目を果たすべき部分である。この領域4
2は、粘着ラベル40が貼着される物品の配送先を表示
するための第二の領域にあたる。そして、領域41と領
域42との境界に沿って、「受領書」の部分を切り離す
ためのミシン目43が設けられている。このミシン目4
3は、領域42を領域41から分離させるための前記分
離手段にあたる。また、同図中、46は表面31aに表
示された配送先を示す文字等の表示である。
【0043】そして、かかる配送用伝票が付された物品
が配送される場合に、領域42の部分は、配送先で切り
離され「受領書」として保管されることになる。粘着ラ
ベル40によると、領域42の部分の切り離しを物品の
配送先で手間取らず速やかに行うことができ、該作業が
容易である。即ち、領域42の左端から一定範囲の領域
45に対応させて剥離部36が形成されているので、こ
の部分をきっかけとして領域42の全体を剥離させ得る
からである。
が配送される場合に、領域42の部分は、配送先で切り
離され「受領書」として保管されることになる。粘着ラ
ベル40によると、領域42の部分の切り離しを物品の
配送先で手間取らず速やかに行うことができ、該作業が
容易である。即ち、領域42の左端から一定範囲の領域
45に対応させて剥離部36が形成されているので、こ
の部分をきっかけとして領域42の全体を剥離させ得る
からである。
【0044】一方、基材シート層31のうち少なくとも
領域41の部分は、物品の配送途中に脱落を生ずると困
る部分である。粘着ラベル40によると、基材シート層
31の領域44の部分については、該領域44に対応さ
せて形成される強接着部38によって強く接着されてい
る。従って、たとえ基材シート層31における疑似接着
部35が形成される部分に対応する領域の脱落を生じて
も、領域41の全体の脱落は免れることができる。
領域41の部分は、物品の配送途中に脱落を生ずると困
る部分である。粘着ラベル40によると、基材シート層
31の領域44の部分については、該領域44に対応さ
せて形成される強接着部38によって強く接着されてい
る。従って、たとえ基材シート層31における疑似接着
部35が形成される部分に対応する領域の脱落を生じて
も、領域41の全体の脱落は免れることができる。
【0045】ここで、「送り状」とされる領域41に含
まれる一部の領域44を強く接着することにより、領域
41の全体の脱落の防止を目的とするのであれば、粘着
ラベルを図8に示される構成に積層することも考えられ
る。図8は、かかる目的を達成するべく形成された粘着
ラベルの例についての一部の断面図を示している。この
粘着ラベルは、順次に積層された基材シート層51、ラ
ミネート層52及び粘着剤層53を含んで構成されてお
り、基材シート層51とラミネート層52との間が疑似
接着状態54とされている。そして、強く接着したい領
域44に対応する部分については、ラミネート層52を
部分的に切り欠いて粘着剤層53によって基材シート層
51を粘着する構造とされている。しかし、この図8に
示されるような構造に形成するためには、ラミネート層
52における領域44に対応する部分について部分的に
切り欠いた構成としなければならず、かかる構成に製造
する工程は煩雑な作業を伴うものであり、製造コストを
増加させるおそれがある。
まれる一部の領域44を強く接着することにより、領域
41の全体の脱落の防止を目的とするのであれば、粘着
ラベルを図8に示される構成に積層することも考えられ
る。図8は、かかる目的を達成するべく形成された粘着
ラベルの例についての一部の断面図を示している。この
粘着ラベルは、順次に積層された基材シート層51、ラ
ミネート層52及び粘着剤層53を含んで構成されてお
り、基材シート層51とラミネート層52との間が疑似
接着状態54とされている。そして、強く接着したい領
域44に対応する部分については、ラミネート層52を
部分的に切り欠いて粘着剤層53によって基材シート層
51を粘着する構造とされている。しかし、この図8に
示されるような構造に形成するためには、ラミネート層
52における領域44に対応する部分について部分的に
切り欠いた構成としなければならず、かかる構成に製造
する工程は煩雑な作業を伴うものであり、製造コストを
増加させるおそれがある。
【0046】本発明の粘着ラベルによると、より強く接
着される領域を形成するにあたり、煩雑な作業を伴うこ
となく順次に積層したものに対する簡易な工程によって
製造することが可能である。
着される領域を形成するにあたり、煩雑な作業を伴うこ
となく順次に積層したものに対する簡易な工程によって
製造することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粘着ラベ
ルは、剥離しようとする層と該層に隣接する層との二つ
の層間で無理なく剥離させることが可能であり、さら
に、これらの二つの層間に接着強度の部分的な強弱が形
成されている。これにより、基材シート層等の剥離を手
間取ることなく容易に行えることに加え、基材シート層
等の全体が脱落等してしまうことを防ぐこともできると
いう効果を奏する。
ルは、剥離しようとする層と該層に隣接する層との二つ
の層間で無理なく剥離させることが可能であり、さら
に、これらの二つの層間に接着強度の部分的な強弱が形
成されている。これにより、基材シート層等の剥離を手
間取ることなく容易に行えることに加え、基材シート層
等の全体が脱落等してしまうことを防ぐこともできると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第一の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図2】図2は、剥離部の形状パターンの例を示す平面
図である。
図である。
【図3】図3は、第二の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図4】図4は、粘着ラベルを製造する工程の例を示す
図である。
図である。
【図5】図5は、第三の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図6】図6は、第四の実施形態にかかる粘着ラベルの
一部が示された断面図である。
一部が示された断面図である。
【図7】図7(a)は、配送用伝票として用いられた粘
着ラベルの平面図である。図7(b)は、図7(a)に
おけるVII−VII線矢視断面図である。
着ラベルの平面図である。図7(b)は、図7(a)に
おけるVII−VII線矢視断面図である。
【図8】比較対象の粘着ラベルの一部が示された断面図
である。
である。
【符号の説明】 1 基材シート層 1a 基材シート層の表面 2 ラミネート層 3 粘着剤層 4 離型紙 5 疑似接着部 6 剥離部 10 粘着ラベル(第一の実施形態) 11 基材シート層 11a 基材シート層の表面 12 ラミネート層 13 粘着剤層 14 離型紙 15 疑似接着部 16 剥離部 17 フィルム層 20 粘着ラベル(第二の実施形態) 21 基材シート層 21a 基材シート層の表面 22 ラミネート層 23 粘着剤層 24 離型紙 25 疑似接着部 28 強接着部 30 粘着ラベル(第三の実施形態) 31 基材シート層 31a 基材シート層の表面 32 ラミネート層 33 粘着剤層 34 離型紙 35 疑似接着部 36 剥離部 38 強接着部 40 粘着ラベル(第四の実施形態) 41 「送り状」とされる領域 42 「受領書」とされる領域 43 切取線 44 基材シート層における接着の強い領域 45 基材シート層における接着の弱い領域 46 印刷等された文字 51 基材シート層 52 ラミネート層 53 粘着剤層 57 圧力ロール 59 冷却ロール 61 ロール間ニップ 63 Tダイ 65 溶融樹脂フィルム
Claims (7)
- 【請求項1】 粘着剤層の粘着力により物品に貼り付け
られる粘着ラベルであって、 その表面にラベル表示がされる基材シート層と、該基材
シート層と前記粘着剤層との間に設けられた合成樹脂製
のラミネート層とを含み、 ラミネート層と、該ラミネート層の上側又は下側に隣接
して設けられた層との界面に疑似接着部及び剥離部が部
分的に形成されてなる粘着ラベル。 - 【請求項2】 前記ラミネート層に隣接して設けられた
層が、ラミネート層の下側に設けられた合成樹脂製のフ
ィルム層であることを特徴とする請求項1に記載の粘着
ラベル。 - 【請求項3】 粘着剤層の粘着力により物品に貼り付け
られる粘着ラベルであって、 その表面にラベル表示がされる基材シート層と、該基材
シート層と前記粘着剤層との間に設けられた合成樹脂製
のラミネート層とを含み、 ラミネート層と、該ラミネート層の上側又は下側に隣接
して設けられた層との界面に疑似接着部及び強接着部が
部分的に形成されてなる粘着ラベル。 - 【請求項4】 前記ラミネート層と、該ラミネート層に
隣接して設けられた層との界面に、前記疑似接着部およ
び強接着部が部分的に形成された以外の部分に、さらに
剥離部が形成されてなる請求項3に記載の粘着ラベル。 - 【請求項5】 前記ラミネート層に隣接して設けられた
層が、ラミネート層の下側に設けられたフィルム層であ
ることを特徴とする請求項4に記載の粘着ラベル。 - 【請求項6】 その表面にラベル表示がされる基材シー
ト層と、物品に貼り付けるための粘着力を備える粘着剤
層と、基材シート層と粘着剤層との中間に設けられたラ
ミネート層とを含み、ラミネート層と該ラミネート層の
上側又は下側に隣接して設けられた層との界面が疑似接
着状態とされる粘着ラベルに対して、 外側からその積層方向に部分的に加熱し、前記疑似接着
状態とされるラミネート層と隣接する層との界面を部分
的に強接着状態に変化させる粘着ラベルの加工方法。 - 【請求項7】 前記基材シートに、前記粘着ラベルが貼
着される物品の配送先が表面に表示される第一の領域及
び第二の領域が設けられ、 基材シートにおける第一の領域と第二の領域の境界に
は、該第一の領域と第二の領域とを互いに分離させるこ
とができる分離手段が設けられており、 前記第一の領域とされる基材シートの範囲に含まれる部
分において、前記ラミネート層とその隣接する層との界
面に強接着部が部分的に形成され、 前記第二の領域とされる基材シートの範囲に含まれる部
分において、前記ラミネート層とその隣接する層との界
面に、第二の領域の端に相当するいずれかの部分に前記
剥離部が形成されるとともに、該剥離部以外の部分が疑
似接着部とされている請求項4又は5に記載の粘着ラベ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11005653A JP2000204331A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 粘着ラベル及び粘着ラベルの加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11005653A JP2000204331A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 粘着ラベル及び粘着ラベルの加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000204331A true JP2000204331A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11617100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11005653A Pending JP2000204331A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 粘着ラベル及び粘着ラベルの加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000204331A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005082741A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Saikyosha:Kk | 粘着加工シート及びこの粘着加工シートを用いた製品 |
| JP2007015171A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 配送伝票 |
| JP2015025958A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | トッパン・フォームズ株式会社 | ラベルシート |
| JP2015184497A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | トッパン・フォームズ株式会社 | ラベル |
| CN105985744A (zh) * | 2015-03-19 | 2016-10-05 | 金银铁 | 无粘性运单标签及其制作方法 |
| JP2018159051A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-11 | サトーホールディングス株式会社 | 接着シート、積層体、及び接着シートの製造方法 |
| KR20240001367A (ko) * | 2022-06-27 | 2024-01-03 | (주)씰코리아 | 떼기 파지부가 구비된 운송장 |
-
1999
- 1999-01-12 JP JP11005653A patent/JP2000204331A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005082741A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Saikyosha:Kk | 粘着加工シート及びこの粘着加工シートを用いた製品 |
| JP2007015171A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 配送伝票 |
| JP2015025958A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | トッパン・フォームズ株式会社 | ラベルシート |
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| JP2018159051A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-11 | サトーホールディングス株式会社 | 接着シート、積層体、及び接着シートの製造方法 |
| JP7058999B2 (ja) | 2017-03-21 | 2022-04-25 | サトーホールディングス株式会社 | 接着シート及び積層体 |
| KR20240001367A (ko) * | 2022-06-27 | 2024-01-03 | (주)씰코리아 | 떼기 파지부가 구비된 운송장 |
| KR102730581B1 (ko) * | 2022-06-27 | 2024-11-14 | (주)씰코리아 | 떼기 파지부가 구비된 운송장 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010911 |