JP2000204571A - 擁壁構築法 - Google Patents
擁壁構築法Info
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Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロック本体に縦鉄筋挿通孔と充填材詰め込
み空部を持つ擁壁構築用ブロックを用いて、比較的急勾
配の擁壁を構築する際でもブロックの積み増し後に充填
材の詰め込みが可能で作業効率の向上が図れる擁壁構築
法の提供。 【解決手段】 擁壁構築用ブロックとしては、正面開口
部を金網39で閉塞し平面開口部をも持つ上開放型ブロ
ック30と、正面開口部を金網49で閉塞し平面開口部
及び底面開口部をも持つ上下開放型ブロック40を用い
る。鉄筋挿通孔32(42),32(42)の間隔で縦
鉄筋12,12を植立させた基礎コンクリート13を設
け、基礎コンクリート13の上に縦鉄筋12,12が鉄
筋挿通孔32,32を挿通するように最下段のブロック
30を載置し、この上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔
42,42を挿通するようにブロック40を順次2段積
み上げる。この最上段のブロック40の平面開口部43
bから玉石や残石の充填材8を落とし込んで空部33,
43,43内に詰め込む。ブロック積み上げ後に充填材
8のバッチ充填が可能で作業効率の向上に資する。
み空部を持つ擁壁構築用ブロックを用いて、比較的急勾
配の擁壁を構築する際でもブロックの積み増し後に充填
材の詰め込みが可能で作業効率の向上が図れる擁壁構築
法の提供。 【解決手段】 擁壁構築用ブロックとしては、正面開口
部を金網39で閉塞し平面開口部をも持つ上開放型ブロ
ック30と、正面開口部を金網49で閉塞し平面開口部
及び底面開口部をも持つ上下開放型ブロック40を用い
る。鉄筋挿通孔32(42),32(42)の間隔で縦
鉄筋12,12を植立させた基礎コンクリート13を設
け、基礎コンクリート13の上に縦鉄筋12,12が鉄
筋挿通孔32,32を挿通するように最下段のブロック
30を載置し、この上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔
42,42を挿通するようにブロック40を順次2段積
み上げる。この最上段のブロック40の平面開口部43
bから玉石や残石の充填材8を落とし込んで空部33,
43,43内に詰め込む。ブロック積み上げ後に充填材
8のバッチ充填が可能で作業効率の向上に資する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、川岸,海岸,道路
脇等の堤や崖の土留めを図るための擁壁構築法に関し、
特に、ブロック本体に縦鉄筋挿通孔と充填材詰め込み空
部を持つ擁壁構築用ブロックを用いた擁壁構築法に関す
る。
脇等の堤や崖の土留めを図るための擁壁構築法に関し、
特に、ブロック本体に縦鉄筋挿通孔と充填材詰め込み空
部を持つ擁壁構築用ブロックを用いた擁壁構築法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、川岸等の土留めを図るための擁壁
構築法としては、例えば第2505301 号の実用新案登録公
報には、図10に示す擁壁構築用ブロック20を用いた
図11に示す擁壁構築法が開示されている。この擁壁構
築用ブロック20は、厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋
挿通孔5,5及びこの縦鉄筋挿通孔5,5よりも手前の
前面部2で正面側に開口する充填材詰め込み空部4を備
えたコンクリートブロック本体1と、充填填材詰め込み
空部4の正面開口部6を閉塞して空部4内の充填材8の
逸出を抑止する金網等の抑止部材9とを有する。この抑
止部材9は枠板10とアンカーボルト11とを以て正面
開口部6の周縁部分3に止着されている。
構築法としては、例えば第2505301 号の実用新案登録公
報には、図10に示す擁壁構築用ブロック20を用いた
図11に示す擁壁構築法が開示されている。この擁壁構
築用ブロック20は、厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋
挿通孔5,5及びこの縦鉄筋挿通孔5,5よりも手前の
前面部2で正面側に開口する充填材詰め込み空部4を備
えたコンクリートブロック本体1と、充填填材詰め込み
空部4の正面開口部6を閉塞して空部4内の充填材8の
逸出を抑止する金網等の抑止部材9とを有する。この抑
止部材9は枠板10とアンカーボルト11とを以て正面
開口部6の周縁部分3に止着されている。
【0003】充填材8としては、例えば玉石が用いられ
る。
る。
【0004】図11に示すように、河床に鉄筋挿通孔
5,5の間隔で縦鉄筋12,12を植立させた基礎コン
クリート13を設置又は打設し、その基礎コンクリート
10の上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔5,5を挿通
するように最下段のブロック20を載置し、この最下段
のブロック20上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔を挿
通するように上段のブロック20を順次積み上げて擁壁
を構築する。
5,5の間隔で縦鉄筋12,12を植立させた基礎コン
クリート13を設置又は打設し、その基礎コンクリート
10の上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔5,5を挿通
するように最下段のブロック20を載置し、この最下段
のブロック20上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔を挿
通するように上段のブロック20を順次積み上げて擁壁
を構築する。
【0005】このような擁壁構築用ブロック20が護岸
擁壁に利用されると、空部4内に玉石などの充填材8が
詰め込まれ、金網等の抑止部材9で正面開口部6が閉塞
されているため、空部4内には微細空間が多数存在し、
良好な魚巣や植生空間となり、また自然の景観にマッチ
した護岸擁壁を得ることができる。
擁壁に利用されると、空部4内に玉石などの充填材8が
詰め込まれ、金網等の抑止部材9で正面開口部6が閉塞
されているため、空部4内には微細空間が多数存在し、
良好な魚巣や植生空間となり、また自然の景観にマッチ
した護岸擁壁を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ブ
ロック20を用いた従来の擁壁構築法にあっては次のよ
うな問題点があった。
ロック20を用いた従来の擁壁構築法にあっては次のよ
うな問題点があった。
【0007】即ち、擁壁勾配が緩勾配の場合、ブロック
本体1を順次積み上げた後、各ブロック本体1の空部4
内に充填材8を詰め込み、正面開口部6を抑止部材9で
閉塞することができる。しかし、擁壁勾配が急勾配にな
る程、ブロック本体1の積み上げ後には充填材8の詰め
込み自体が困難となるため、ブロック本体1の空部4内
に充填材8を予め詰め込んで正面開口部6を抑止部材9
で閉塞したブロック20自体を順次積み上げて構築せね
ばならない。充填材8を詰め込んだブロック20の重機
による吊り上げ時には、充填材8が空部4内で動いてず
れることがあり、重機の操作を慎重に行う必要性から、
ブロックの積み上げ作業効率が悪い。特に、急勾配で段
数の多い擁壁を構築する際は、段数が増す程に作業効率
が非常に悪くなる。
本体1を順次積み上げた後、各ブロック本体1の空部4
内に充填材8を詰め込み、正面開口部6を抑止部材9で
閉塞することができる。しかし、擁壁勾配が急勾配にな
る程、ブロック本体1の積み上げ後には充填材8の詰め
込み自体が困難となるため、ブロック本体1の空部4内
に充填材8を予め詰め込んで正面開口部6を抑止部材9
で閉塞したブロック20自体を順次積み上げて構築せね
ばならない。充填材8を詰め込んだブロック20の重機
による吊り上げ時には、充填材8が空部4内で動いてず
れることがあり、重機の操作を慎重に行う必要性から、
ブロックの積み上げ作業効率が悪い。特に、急勾配で段
数の多い擁壁を構築する際は、段数が増す程に作業効率
が非常に悪くなる。
【0008】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課題
は、ブロック本体に縦鉄筋挿通孔と充填材詰め込み空部
を持つ擁壁構築用ブロックを用いた擁壁構築法におい
て、比較的急勾配の擁壁を構築する際でも、ブロックの
積み増し後に空部内への充填材の詰め込みが可能であっ
て、作業効率の向上が図れる擁壁構築法を提供すること
にある。
は、ブロック本体に縦鉄筋挿通孔と充填材詰め込み空部
を持つ擁壁構築用ブロックを用いた擁壁構築法におい
て、比較的急勾配の擁壁を構築する際でも、ブロックの
積み増し後に空部内への充填材の詰め込みが可能であっ
て、作業効率の向上が図れる擁壁構築法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の講じた第1の手段は、正面開口部とは別に
充填材投入口として機能する平面開口部を持つ上開放型
ブロックを利用し、この上開放型ブロックの積み増しと
平面開口部からの充填材の落とし込みとを繰り返して擁
壁を構築する方法にある。
め、本発明の講じた第1の手段は、正面開口部とは別に
充填材投入口として機能する平面開口部を持つ上開放型
ブロックを利用し、この上開放型ブロックの積み増しと
平面開口部からの充填材の落とし込みとを繰り返して擁
壁を構築する方法にある。
【0010】即ち、第1の手段は、厚さ途中で上下に貫
通する縦鉄筋挿通孔及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の
前面部で正面側に開口する充填材詰め込み空部を備えた
ブロック本体と上記充填材詰め込み空部の上記正面開口
部を閉塞して上記充填材詰め込み空部内の充填材の逸出
を抑止する抑止部材とを有する擁壁構築用ブロックを用
い、上記鉄筋挿通孔の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コ
ンクリートの上に上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するよ
うに最下段の上記ブロックを載置し、この最下段のブロ
ック上に上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように上段
の上記ブロックを順次積み上げて成る擁壁構築法におい
て、上記ブロックとしては、上記前面部には上記充填材
詰め込み空部から平面側に開口する平面開口部をも持つ
上開放型ブロックを用い、この上開放型ブロックを1段
毎積み上げる都度、積み増しした上記上開放型ブロック
の平面開口部から上記充填材を落とし込んで上記空部内
へ詰め込むようにすることを特徴とする。
通する縦鉄筋挿通孔及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の
前面部で正面側に開口する充填材詰め込み空部を備えた
ブロック本体と上記充填材詰め込み空部の上記正面開口
部を閉塞して上記充填材詰め込み空部内の充填材の逸出
を抑止する抑止部材とを有する擁壁構築用ブロックを用
い、上記鉄筋挿通孔の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コ
ンクリートの上に上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するよ
うに最下段の上記ブロックを載置し、この最下段のブロ
ック上に上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように上段
の上記ブロックを順次積み上げて成る擁壁構築法におい
て、上記ブロックとしては、上記前面部には上記充填材
詰め込み空部から平面側に開口する平面開口部をも持つ
上開放型ブロックを用い、この上開放型ブロックを1段
毎積み上げる都度、積み増しした上記上開放型ブロック
の平面開口部から上記充填材を落とし込んで上記空部内
へ詰め込むようにすることを特徴とする。
【0011】第1の手段においては、正面開口部を閉塞
する抑止部材を設けた上開放型ブロックを積み上げた
後、そのブロックの正面開口部ではなく、開放状態の平
面開口部を介して空部内へ充填材を落とし込んで詰め込
むことができる。従って、急勾配でも緩勾配でも、ブロ
ックの積み増し後に充填材を比較的簡単に詰め込むこと
ができ、作業効率の向上に寄与する。ブロックの積み上
げ時にはブロック前面側の空部が非充填状態となってい
るため、比較的軽量で背面側に重心があるので、取り扱
い性が良い。空部内の充填材としては玉石や土嚢などを
空部内に整列配置させるものに限らず、積み上げられて
設置済みのブロックの中に充填すれば良いから、川岸等
の施工現場での残石,残土等を無造作に詰め込んでも構
わない。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実現
できる。平面開口部の分だけ、従前に比し空部容積を増
やすことができるため、充填材の充填量を増量でき、残
石,残土の処理能力が高まる。
する抑止部材を設けた上開放型ブロックを積み上げた
後、そのブロックの正面開口部ではなく、開放状態の平
面開口部を介して空部内へ充填材を落とし込んで詰め込
むことができる。従って、急勾配でも緩勾配でも、ブロ
ックの積み増し後に充填材を比較的簡単に詰め込むこと
ができ、作業効率の向上に寄与する。ブロックの積み上
げ時にはブロック前面側の空部が非充填状態となってい
るため、比較的軽量で背面側に重心があるので、取り扱
い性が良い。空部内の充填材としては玉石や土嚢などを
空部内に整列配置させるものに限らず、積み上げられて
設置済みのブロックの中に充填すれば良いから、川岸等
の施工現場での残石,残土等を無造作に詰め込んでも構
わない。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実現
できる。平面開口部の分だけ、従前に比し空部容積を増
やすことができるため、充填材の充填量を増量でき、残
石,残土の処理能力が高まる。
【0012】また、上記課題を解決するため、本発明の
講じた第2の手段は、正面開口部とは別に充填材投入口
として機能する平面開口部と下段ブロックのための充填
材投入口として機能する底面開口部とを持つ上下開放型
ブロックを利用し、このブロックを複数段隣接させて積
み上げた後、最上段ブロックの平面開口部から充填材を
落とし込んで複数個の一連の空部内へ一挙に詰め込むバ
ッチ充填工程を含む方法にある。
講じた第2の手段は、正面開口部とは別に充填材投入口
として機能する平面開口部と下段ブロックのための充填
材投入口として機能する底面開口部とを持つ上下開放型
ブロックを利用し、このブロックを複数段隣接させて積
み上げた後、最上段ブロックの平面開口部から充填材を
落とし込んで複数個の一連の空部内へ一挙に詰め込むバ
ッチ充填工程を含む方法にある。
【0013】即ち、第2の手段は、厚さ途中で上下に貫
通する縦鉄筋挿通孔及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の
前面部で正面側に開口する充填材詰め込み空部を備えた
ブロック本体と上記充填材詰め込み空部の正面開口部を
閉塞して上記充填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑
止する抑止部材とを有する擁壁構築用ブロックを用い、
上記鉄筋挿通孔の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コンク
リートの上に上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように
最下段の上記ブロックを載置し、このブロック上に上記
縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように上段の上記ブロッ
クを順次積み上げて成る擁壁構築法において、上記ブロ
ックとしては、上記前面部には上記充填材詰め込み空部
から平面側に開口する平面開口部と上記充填材詰め込み
空部から底面側に開口する底面開口部をも持つ上下開放
型ブロックを用い、この上下開放型ブロックを複数段隣
接させて積み上げた後、最上段の上記上下開放型ブロッ
クの上記平面開口部から上記充填材を落とし込んで複数
個の一連の上記空部内へ一挙に詰め込むバッチ充填工程
を含むことを特徴とする。
通する縦鉄筋挿通孔及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の
前面部で正面側に開口する充填材詰め込み空部を備えた
ブロック本体と上記充填材詰め込み空部の正面開口部を
閉塞して上記充填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑
止する抑止部材とを有する擁壁構築用ブロックを用い、
上記鉄筋挿通孔の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コンク
リートの上に上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように
最下段の上記ブロックを載置し、このブロック上に上記
縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように上段の上記ブロッ
クを順次積み上げて成る擁壁構築法において、上記ブロ
ックとしては、上記前面部には上記充填材詰め込み空部
から平面側に開口する平面開口部と上記充填材詰め込み
空部から底面側に開口する底面開口部をも持つ上下開放
型ブロックを用い、この上下開放型ブロックを複数段隣
接させて積み上げた後、最上段の上記上下開放型ブロッ
クの上記平面開口部から上記充填材を落とし込んで複数
個の一連の上記空部内へ一挙に詰め込むバッチ充填工程
を含むことを特徴とする。
【0014】第2の手段においては、正面開口部を閉塞
する抑止部材を設けた上下開放型ブロックを複数段隣接
させて積み上げた後、そのブロックの正面開口部ではな
く、最上段ブロックの開放状態の平面開口部を介して充
填材を落とし込むことができるため、各ブロックの平面
開口部と底面開口部の存在により、積み上げられた段数
分だけの空部が相連通しているので、これらの空部内に
は充填材が一挙に詰め込まれる。従って、急勾配でも緩
勾配でも、また段数が多くても、複数段のブロックの積
み上げ後に、充填材のバッチ充填を実現できるので、作
業効率の大幅向上が図れる。ブロックの積み上げ時には
ブロック前面側の空部が非充填状態となっているため、
比較的軽量で背面側に重心があるので、取り扱い性が良
い。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実現でき
る。平面開口部と底面開口部の分だけ、従前に比し空部
容積を増やすことができるため、充填材の充填量を増量
でき、残石,残土の処理能力が高まる。
する抑止部材を設けた上下開放型ブロックを複数段隣接
させて積み上げた後、そのブロックの正面開口部ではな
く、最上段ブロックの開放状態の平面開口部を介して充
填材を落とし込むことができるため、各ブロックの平面
開口部と底面開口部の存在により、積み上げられた段数
分だけの空部が相連通しているので、これらの空部内に
は充填材が一挙に詰め込まれる。従って、急勾配でも緩
勾配でも、また段数が多くても、複数段のブロックの積
み上げ後に、充填材のバッチ充填を実現できるので、作
業効率の大幅向上が図れる。ブロックの積み上げ時には
ブロック前面側の空部が非充填状態となっているため、
比較的軽量で背面側に重心があるので、取り扱い性が良
い。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実現でき
る。平面開口部と底面開口部の分だけ、従前に比し空部
容積を増やすことができるため、充填材の充填量を増量
でき、残石,残土の処理能力が高まる。
【0015】更に、上記課題を解決するため、本発明の
講じた第3の手段は、上記上開放型ブロックと上記上下
開放型ブロックとを組み合わせて利用し、上下開放型ブ
ロックを複数段隣接させて積み上げる途中段に上開放型
ブロックを介在させ、その上開放型ブロックより下段側
ブロックの空部に対する充填材のバッチ充填工程とその
上開放型ブロック以上の上段側ブロックの空部に対する
充填材のバッチ充填工程とを分けた方法にある。
講じた第3の手段は、上記上開放型ブロックと上記上下
開放型ブロックとを組み合わせて利用し、上下開放型ブ
ロックを複数段隣接させて積み上げる途中段に上開放型
ブロックを介在させ、その上開放型ブロックより下段側
ブロックの空部に対する充填材のバッチ充填工程とその
上開放型ブロック以上の上段側ブロックの空部に対する
充填材のバッチ充填工程とを分けた方法にある。
【0016】即ち、第3の手段は、厚さ途中で上下に貫
通する縦鉄筋挿通孔及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の
前面部で正面側に開口する充填材詰め込み空部を備えた
ブロック本体と上記充填材詰め込み空部の正面開口部を
閉塞して上記充填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑
止する抑止材とを有するブロックを用い、上記鉄筋挿通
孔の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コンクリートの上に
上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように最下段の上記
ブロックを載置し、このブロック上に上記縦鉄筋が鉄筋
挿通孔を挿通するように上段の上記ブロックを順次積み
上げて成る擁壁構築法において、上記ブロックとして
は、上記前面部には上記充填材詰め込み空部から平面側
に開口する平面開口部をも持つ上開放型ブロックと、上
記前面部には上記充填材詰め込み空部から平面側に開口
する平面開口部と上記充填材詰め込み空部から底面側に
開口する底面開口部をも持つ上下開放型ブロックとを用
い、上記上下開放型ブロックを1段又は複数段隣接させ
て積み上げた後、最上段の上記上下開放型ブロックの上
記平面開口部から上記充填材を落とし込んで1個又は複
数個の一連の前記空部へ一挙に詰め込む第1のバッチ充
填工程を含み、次に、その最上段の上記上下開放型ブロ
ックの上に上記上開放型ブロックを載置し、この上開放
型ブロックの平面開口部から、又は上記上下開放型ブロ
ックの上に上記上下開放型ブロックを1段又は複数段隣
接させて積み上げた後、最上段の上記上下開放型ブロッ
クの上記平面開口部から、上記充填材を落とし込んで1
個又は複数個の一連の上記空部内へ一挙に詰め込む第2
のバッチ充填工程を1回又は複数回繰り返して成ること
を特徴とする。
通する縦鉄筋挿通孔及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の
前面部で正面側に開口する充填材詰め込み空部を備えた
ブロック本体と上記充填材詰め込み空部の正面開口部を
閉塞して上記充填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑
止する抑止材とを有するブロックを用い、上記鉄筋挿通
孔の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コンクリートの上に
上記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように最下段の上記
ブロックを載置し、このブロック上に上記縦鉄筋が鉄筋
挿通孔を挿通するように上段の上記ブロックを順次積み
上げて成る擁壁構築法において、上記ブロックとして
は、上記前面部には上記充填材詰め込み空部から平面側
に開口する平面開口部をも持つ上開放型ブロックと、上
記前面部には上記充填材詰め込み空部から平面側に開口
する平面開口部と上記充填材詰め込み空部から底面側に
開口する底面開口部をも持つ上下開放型ブロックとを用
い、上記上下開放型ブロックを1段又は複数段隣接させ
て積み上げた後、最上段の上記上下開放型ブロックの上
記平面開口部から上記充填材を落とし込んで1個又は複
数個の一連の前記空部へ一挙に詰め込む第1のバッチ充
填工程を含み、次に、その最上段の上記上下開放型ブロ
ックの上に上記上開放型ブロックを載置し、この上開放
型ブロックの平面開口部から、又は上記上下開放型ブロ
ックの上に上記上下開放型ブロックを1段又は複数段隣
接させて積み上げた後、最上段の上記上下開放型ブロッ
クの上記平面開口部から、上記充填材を落とし込んで1
個又は複数個の一連の上記空部内へ一挙に詰め込む第2
のバッチ充填工程を1回又は複数回繰り返して成ること
を特徴とする。
【0017】第3の手段においては、正面開口部を閉塞
する抑止部材を設けた上下開放型ブロックを1段又は複
数段隣接させて積み上げた後、ブロックの正面開口部で
はなく、第1のバッチ充填工程によって、最上段ブロッ
クの平面開口部を介して充填材を落とし込むことができ
るため、空部内には充填材が一挙に詰め込まれる。ま
た、上開放型ブロックの平面開口部から、又は上開放型
ブロックの上に上下開放型ブロックを1段又は複数段隣
接させて積み上げた後、ブロックの正面開口部ではな
く、第2のバッチ充填工程によって、最上段ブロックの
平面開口部を介して充填材を落とし込むことができるた
め、空部内には充填材が一挙に詰め込まれる。従って、
急勾配でも緩勾配でも、また段数が多くても、複数段の
ブロックの積み上げ後に、充填材のバッチ充填を実現で
きるので、作業効率の大幅向上が図れる。ブロックの積
み上げ時にはブロック前面側の空部が非充填状態となっ
ているため、比較的軽量で背面側に重心があるので、取
り扱い性が良い。残石,残土等の後片付けコストの低廉
化も実現できる。
する抑止部材を設けた上下開放型ブロックを1段又は複
数段隣接させて積み上げた後、ブロックの正面開口部で
はなく、第1のバッチ充填工程によって、最上段ブロッ
クの平面開口部を介して充填材を落とし込むことができ
るため、空部内には充填材が一挙に詰め込まれる。ま
た、上開放型ブロックの平面開口部から、又は上開放型
ブロックの上に上下開放型ブロックを1段又は複数段隣
接させて積み上げた後、ブロックの正面開口部ではな
く、第2のバッチ充填工程によって、最上段ブロックの
平面開口部を介して充填材を落とし込むことができるた
め、空部内には充填材が一挙に詰め込まれる。従って、
急勾配でも緩勾配でも、また段数が多くても、複数段の
ブロックの積み上げ後に、充填材のバッチ充填を実現で
きるので、作業効率の大幅向上が図れる。ブロックの積
み上げ時にはブロック前面側の空部が非充填状態となっ
ているため、比較的軽量で背面側に重心があるので、取
り扱い性が良い。残石,残土等の後片付けコストの低廉
化も実現できる。
【0018】特に、第2のバッチ充填工程においては、
最下段のブロックが上開放型ブロックとなるため、この
上開放型ブロックが充填材の落とし込みをその下段ブロ
ックへ通さず受け止めている。このため、上開放型ブロ
ックが仕切ブロックとして機能し、上下開放型ブロック
の複数個の空部が作る連通した空部柱の高さを分断し、
充填材の累積荷重よる最下段のブロックの抑止部材の大
きな孕みを軽減でき、抑止部材の耐久性を向上できる。
1段〜4段置きで上開放型ブロックを介在させて積み上
げることが望ましい。
最下段のブロックが上開放型ブロックとなるため、この
上開放型ブロックが充填材の落とし込みをその下段ブロ
ックへ通さず受け止めている。このため、上開放型ブロ
ックが仕切ブロックとして機能し、上下開放型ブロック
の複数個の空部が作る連通した空部柱の高さを分断し、
充填材の累積荷重よる最下段のブロックの抑止部材の大
きな孕みを軽減でき、抑止部材の耐久性を向上できる。
1段〜4段置きで上開放型ブロックを介在させて積み上
げることが望ましい。
【0019】通常、抑止部材しては、線材間に隙間を持
つ面状の線材編成体や網状組織体が好ましい。通気又は
通水性を有し、空部内の充填材を抑止できるものであれ
ば良い。魚巣ブロックや草木ブロックとして利用でき
る。一般には矩形網目や菱形網目の亜鉛メッキ処理の鉄
網(布団籠又は蛇籠網)を用いることができるが、網で
無くとも形状的に網目を持つ網目部材であれば良い。屈
曲性が乏しく撓み強度のある金属製格子(鉄格子,鉄
柵)蓋を用いると、充填材の落とし込みの際に最下段の
ブロックに大きな孕みが生じ難くなる。格子点を熔接し
た熔接格子蓋でも鋳物製のグレーチング蓋でも良い。こ
こで、上記の上開放型ブロック又は上下開放型ブロック
において、金網等の抑止部材の孕みを低減して補強する
ため、ブロック本体の背面側に埋設して空部内に起立
し、抑止部材を掛け止する押さえ部材(例えばフック付
鉄棒材、係留線材、緊張部材)を設けても良い。
つ面状の線材編成体や網状組織体が好ましい。通気又は
通水性を有し、空部内の充填材を抑止できるものであれ
ば良い。魚巣ブロックや草木ブロックとして利用でき
る。一般には矩形網目や菱形網目の亜鉛メッキ処理の鉄
網(布団籠又は蛇籠網)を用いることができるが、網で
無くとも形状的に網目を持つ網目部材であれば良い。屈
曲性が乏しく撓み強度のある金属製格子(鉄格子,鉄
柵)蓋を用いると、充填材の落とし込みの際に最下段の
ブロックに大きな孕みが生じ難くなる。格子点を熔接し
た熔接格子蓋でも鋳物製のグレーチング蓋でも良い。こ
こで、上記の上開放型ブロック又は上下開放型ブロック
において、金網等の抑止部材の孕みを低減して補強する
ため、ブロック本体の背面側に埋設して空部内に起立
し、抑止部材を掛け止する押さえ部材(例えばフック付
鉄棒材、係留線材、緊張部材)を設けても良い。
【0020】なお、充填材としては玉石,栗石,砂利,
砂礫、土石,土砂,土嚢,木材等の塊状体を用いること
ができる。空部内に微細空間を多数形成し得る充填材に
限らず、空部内を稠密に充填するものでも良い。
砂礫、土石,土砂,土嚢,木材等の塊状体を用いること
ができる。空部内に微細空間を多数形成し得る充填材に
限らず、空部内を稠密に充填するものでも良い。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0022】図1は、本発明の実施形態に係る擁壁構築
法を用いて構築した護岸擁壁を示す断面図、図2は同護
岸擁壁を示すを示す正面図、図3は同護岸擁壁の下部側
のブロックを積み上げた状態を示す断面図、図4は下部
側のブロックに充填材を詰め込んだ状態を示す断面図、
図5は上部側のブロックを積み上げた状態を示す断面
図、図6(A)は本例の擁壁構築法に用いる上開放型ブ
ロックを示す背面図、図6(B)は同上開放型ブロック
を示す正面図、図6(C)は同上開放型ブロックを示す
右側面図、図7(A)は同上開放型ブロックのブロック
本体を示す背面図、図7(B)は同ブロック本体を示す
正面図、図7(C)は図7(A)中のC−C線に沿って
切断した状態を示す断面図である。なお、上開放型ブロ
ックの左側面図は右側面図と対称に現れる。
法を用いて構築した護岸擁壁を示す断面図、図2は同護
岸擁壁を示すを示す正面図、図3は同護岸擁壁の下部側
のブロックを積み上げた状態を示す断面図、図4は下部
側のブロックに充填材を詰め込んだ状態を示す断面図、
図5は上部側のブロックを積み上げた状態を示す断面
図、図6(A)は本例の擁壁構築法に用いる上開放型ブ
ロックを示す背面図、図6(B)は同上開放型ブロック
を示す正面図、図6(C)は同上開放型ブロックを示す
右側面図、図7(A)は同上開放型ブロックのブロック
本体を示す背面図、図7(B)は同ブロック本体を示す
正面図、図7(C)は図7(A)中のC−C線に沿って
切断した状態を示す断面図である。なお、上開放型ブロ
ックの左側面図は右側面図と対称に現れる。
【0023】本例の擁壁構築法に用いる擁壁構築用ブロ
ックは、図6に示す上開放型ブッロック30と、図8に
示す上下開放型ブロック40の2種類である。
ックは、図6に示す上開放型ブッロック30と、図8に
示す上下開放型ブロック40の2種類である。
【0024】まず、上開放型ブロック30は、図7に示
すコンクリートブロック本体(例えば幅1500mm、高さ66
6mm 、奥行き555mm )31と菱形目の亜鉛メッキ処理の
金網(抑止部材)39とから成る。ブロック本体31
は、背面部において上面幅方向に突設した嵌合凸部31
aと、下面幅方向に凹んだ嵌合凸部31bと、嵌合凸部
31aと嵌合凸部31bとの位置で上下面を貫通する一
対の鉄筋挿通孔32,32と、この鉄筋挿通孔32,3
2よりも手前の前面部で正面側に開口する充填材詰め込
み空部33とを有している。鉄筋挿通孔32は底面に向
かって先細状となっている。ブロック本体31の側面に
は湾曲断面の側溝が31cが形成されている。ブロック
本体31の前面部において、充填材詰め込み空部33か
ら正面側に開口する正面開口部33aの外、充填材詰め
込み空部33から平面側に開口する平面開口部33bと
が形成されている。従って、この充填材詰め込み空部3
3は底面部34aと左右の側面部34b,34bと背面
部34cとで4面が囲まれた空間となっている。
すコンクリートブロック本体(例えば幅1500mm、高さ66
6mm 、奥行き555mm )31と菱形目の亜鉛メッキ処理の
金網(抑止部材)39とから成る。ブロック本体31
は、背面部において上面幅方向に突設した嵌合凸部31
aと、下面幅方向に凹んだ嵌合凸部31bと、嵌合凸部
31aと嵌合凸部31bとの位置で上下面を貫通する一
対の鉄筋挿通孔32,32と、この鉄筋挿通孔32,3
2よりも手前の前面部で正面側に開口する充填材詰め込
み空部33とを有している。鉄筋挿通孔32は底面に向
かって先細状となっている。ブロック本体31の側面に
は湾曲断面の側溝が31cが形成されている。ブロック
本体31の前面部において、充填材詰め込み空部33か
ら正面側に開口する正面開口部33aの外、充填材詰め
込み空部33から平面側に開口する平面開口部33bと
が形成されている。従って、この充填材詰め込み空部3
3は底面部34aと左右の側面部34b,34bと背面
部34cとで4面が囲まれた空間となっている。
【0025】ブロック本体31の正面開口部33aは金
網39で閉塞されている。金網39の縁は空部33の内
面に差し込んで衝合してあり、埋め込みボルト(図示せ
ず)と押さえ板(図示せず)で挟み込んで止着されてい
る。
網39で閉塞されている。金網39の縁は空部33の内
面に差し込んで衝合してあり、埋め込みボルト(図示せ
ず)と押さえ板(図示せず)で挟み込んで止着されてい
る。
【0026】図8(A)は本例の擁壁構築法に用いる上
下開放型ブロックを示す背面図、図8(B)は同上下開
放型ブロックを示す正面図、図8(C)は同上下開放型
ブロックを示す右側面図、図9(A)は同上下面開放型
ブロックのブロック本体を示す背面図、図9(B)は同
ブロック本体を示す正面図、図9(C)は図9(A)中
のC−C線に沿って切断した状態を示す断面図である。
なお、上下開放型ブロックの左側面図は右側面図と対称
に現れる。
下開放型ブロックを示す背面図、図8(B)は同上下開
放型ブロックを示す正面図、図8(C)は同上下開放型
ブロックを示す右側面図、図9(A)は同上下面開放型
ブロックのブロック本体を示す背面図、図9(B)は同
ブロック本体を示す正面図、図9(C)は図9(A)中
のC−C線に沿って切断した状態を示す断面図である。
なお、上下開放型ブロックの左側面図は右側面図と対称
に現れる。
【0027】上下開放型ブロック40は、図8に示すコ
ンクリートブロック本体(例えば幅1500mm、高さ666mm
、奥行き555mm )41と菱形目の亜鉛メッキ処理の金
網(抑止部材)49とから成る。ブロック本体41は、
背面部において上面幅方向に突設した嵌合凸部41a
と、下面幅方向に凹んだ嵌合凸部41bと、嵌合凸部4
1aと嵌合凸部41bとの位置で上下面を貫通する一対
の鉄筋挿通孔42,42と、この鉄筋挿通孔42,42
よりも手前の前面部で正面側に開口する充填材詰め込み
空部43とを有している。鉄筋挿通孔42は底面に向か
って先細状となっている。ブロック本体41の側面には
湾曲断面の側溝が41cが形成されている。
ンクリートブロック本体(例えば幅1500mm、高さ666mm
、奥行き555mm )41と菱形目の亜鉛メッキ処理の金
網(抑止部材)49とから成る。ブロック本体41は、
背面部において上面幅方向に突設した嵌合凸部41a
と、下面幅方向に凹んだ嵌合凸部41bと、嵌合凸部4
1aと嵌合凸部41bとの位置で上下面を貫通する一対
の鉄筋挿通孔42,42と、この鉄筋挿通孔42,42
よりも手前の前面部で正面側に開口する充填材詰め込み
空部43とを有している。鉄筋挿通孔42は底面に向か
って先細状となっている。ブロック本体41の側面には
湾曲断面の側溝が41cが形成されている。
【0028】ブロック本体41の前面部において、充填
材詰め込み空部43から正面側に開口する正面開口部4
3aの外、充填材詰め込み空部43から平面側に開口す
る平面開口部43bと充填材詰め込み空部43から底面
側に開口する底面開口部43cとが形成されている。従
って、この充填材詰め込み空部43は左右の側面部44
b,44bと背面部44cとで3面が囲まれた空間とな
っている。
材詰め込み空部43から正面側に開口する正面開口部4
3aの外、充填材詰め込み空部43から平面側に開口す
る平面開口部43bと充填材詰め込み空部43から底面
側に開口する底面開口部43cとが形成されている。従
って、この充填材詰め込み空部43は左右の側面部44
b,44bと背面部44cとで3面が囲まれた空間とな
っている。
【0029】ブロック本体41の正面開口部43aは金
網49で閉塞されている。金網49の縁は空部43の内
面に差し込んで衝合してあり、埋め込みボルト(図示せ
ず)と押さえ板(図示せず)で挟み込んで止着されてい
る。
網49で閉塞されている。金網49の縁は空部43の内
面に差し込んで衝合してあり、埋め込みボルト(図示せ
ず)と押さえ板(図示せず)で挟み込んで止着されてい
る。
【0030】先ず、図1に示すように、例えば河床に鉄
筋挿通孔32(42),32(42)の間隔で縦鉄筋1
2,12を植立させた基礎コンクリート13を設置又は
打設し、その基礎コンクリート13の上に縦鉄筋12,
12が鉄筋挿通孔32,32を挿通するように最下段の
上開放型ブロック30を載置し、この最下段の上開放型
ブロック30上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔42,
42を挿通するように上下開放型ブロック40を重機に
よる吊り上げにより順次2段積み上げる。上に積み重ね
る段毎、図5に示すように千鳥配置(レンガ積み)にな
るように積み上げる。なお、擁壁の側端部には通常のブ
ロックと横幅が半分のブロックを組み込む。ブロック3
0、40、40の背後の法面側にはブロックの積み上げ
と並行して裏込コンクリート15と栗石などの裏込材1
6を設ける。
筋挿通孔32(42),32(42)の間隔で縦鉄筋1
2,12を植立させた基礎コンクリート13を設置又は
打設し、その基礎コンクリート13の上に縦鉄筋12,
12が鉄筋挿通孔32,32を挿通するように最下段の
上開放型ブロック30を載置し、この最下段の上開放型
ブロック30上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔42,
42を挿通するように上下開放型ブロック40を重機に
よる吊り上げにより順次2段積み上げる。上に積み重ね
る段毎、図5に示すように千鳥配置(レンガ積み)にな
るように積み上げる。なお、擁壁の側端部には通常のブ
ロックと横幅が半分のブロックを組み込む。ブロック3
0、40、40の背後の法面側にはブロックの積み上げ
と並行して裏込コンクリート15と栗石などの裏込材1
6を設ける。
【0031】最下段の上開放型ブロック30と2段の上
下面開放型ブロック40,40を積み上げた状態では、
各ブロックの空部33,43,43が連通しており、最
上段の上下開放型ブロック40の平面開口部43bのみ
が開放状態となっている。そこで、図2に示すように、
この最上段の上下開放型ブロック40の平面開口部43
bから玉石や残石の充填材8を落と込んで空部33,4
3,43内に詰め込む。なお、最下段のブロックは上下
開放型ブロック40でも差支えない。
下面開放型ブロック40,40を積み上げた状態では、
各ブロックの空部33,43,43が連通しており、最
上段の上下開放型ブロック40の平面開口部43bのみ
が開放状態となっている。そこで、図2に示すように、
この最上段の上下開放型ブロック40の平面開口部43
bから玉石や残石の充填材8を落と込んで空部33,4
3,43内に詰め込む。なお、最下段のブロックは上下
開放型ブロック40でも差支えない。
【0032】このように、正面開口部を閉塞する抑止部
材49を設けた上下開放型ブロック40を複数段隣接さ
せて積積み上げた後、ブロックの正面開口部ではなく、
最上段ブロック40の平面開口部43bを介して充填材
8を簡単に落とし込むことができるため、空部内には充
填材が一挙に詰め込まれ、バッチ充填ができる。それ
故、急勾配でも緩勾配でも、また段数が多くても、作業
効率の向上が図れる。
材49を設けた上下開放型ブロック40を複数段隣接さ
せて積積み上げた後、ブロックの正面開口部ではなく、
最上段ブロック40の平面開口部43bを介して充填材
8を簡単に落とし込むことができるため、空部内には充
填材が一挙に詰め込まれ、バッチ充填ができる。それ
故、急勾配でも緩勾配でも、また段数が多くても、作業
効率の向上が図れる。
【0033】次に、最上段の上下開放型ブロック40の
上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔32,32を挿通す
るように上開放型ブロック30を載置し、この上開放型
ブロック30上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔42,
42を挿通するように上下開放型ブロック40を重機に
よる吊り上げにより順次3段積み上げる。上に積み重ね
る段毎、図5に示すように千鳥配置(レンガ積み)にな
るように積み上げる。
上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔32,32を挿通す
るように上開放型ブロック30を載置し、この上開放型
ブロック30上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔42,
42を挿通するように上下開放型ブロック40を重機に
よる吊り上げにより順次3段積み上げる。上に積み重ね
る段毎、図5に示すように千鳥配置(レンガ積み)にな
るように積み上げる。
【0034】なお、擁壁の側端部には通常のブロックと
横幅が半分のブロックを組み込む。縦鉄筋12,12は
必要に応じて継ぎ足す。ブロック30,40,40,4
0の背後の法面側にはブロックの積み上げと並行して裏
込コンクリート15と栗石などの裏込材16を設ける。
横幅が半分のブロックを組み込む。縦鉄筋12,12は
必要に応じて継ぎ足す。ブロック30,40,40,4
0の背後の法面側にはブロックの積み上げと並行して裏
込コンクリート15と栗石などの裏込材16を設ける。
【0035】上部側の上開放型ブロック30と3段の上
下開放型ブロック40,40,40を積み上げた状態で
は、各ブロックの空部33,43,43,43が連通し
ており、最上段の上下開放型ブロック40の平面開口部
43bのみが開放状態となっている。そこで、図4に示
すように、この最上段の上下開放型ブロック40の平面
開口部43bから玉石や残石の充填材8を落と込んで空
部33,43,43,43内に詰め込む。この後、最上
段の上下開放型ブロック40の上に天端コンクリート1
8を設置又は打設して平面開口部43bを隠す。
下開放型ブロック40,40,40を積み上げた状態で
は、各ブロックの空部33,43,43,43が連通し
ており、最上段の上下開放型ブロック40の平面開口部
43bのみが開放状態となっている。そこで、図4に示
すように、この最上段の上下開放型ブロック40の平面
開口部43bから玉石や残石の充填材8を落と込んで空
部33,43,43,43内に詰め込む。この後、最上
段の上下開放型ブロック40の上に天端コンクリート1
8を設置又は打設して平面開口部43bを隠す。
【0036】このように、上開放型ブロック30の上に
上下開放型ブロック40を複数段隣接させて積み上げた
後、ブロックの正面開口部ではなく、最上段ブロック4
0の平面開口部43bを介して充填材を落とし込むこと
ができるため、空部33,43内には充填材が一挙に詰
め込まれる。従って、急勾配でも緩勾配でも、また段数
が多くても、複数段のブロックの積み上げ後に、充填材
のバッチ充填を実現できるので、作業効率の大幅向上が
図れる。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実現
できる。
上下開放型ブロック40を複数段隣接させて積み上げた
後、ブロックの正面開口部ではなく、最上段ブロック4
0の平面開口部43bを介して充填材を落とし込むこと
ができるため、空部33,43内には充填材が一挙に詰
め込まれる。従って、急勾配でも緩勾配でも、また段数
が多くても、複数段のブロックの積み上げ後に、充填材
のバッチ充填を実現できるので、作業効率の大幅向上が
図れる。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実現
できる。
【0037】中途段の上開放型ブロック30は上下開放
型ブロック40の複数段の仕切ブロクとして機能し、充
填材8の落とし込みをその下段ブロックへ通さず受け止
めている。このため、上下開放型ブロック40の複数個
の空部43が作る連通した空部柱の高さを分断し、充填
材8の累積荷重よる最下段のブロックの抑止部材の大き
な孕みを軽減でき、抑止部材の耐久性を向上できる。
型ブロック40の複数段の仕切ブロクとして機能し、充
填材8の落とし込みをその下段ブロックへ通さず受け止
めている。このため、上下開放型ブロック40の複数個
の空部43が作る連通した空部柱の高さを分断し、充填
材8の累積荷重よる最下段のブロックの抑止部材の大き
な孕みを軽減でき、抑止部材の耐久性を向上できる。
【0038】なお、上記実施形態では、上開放型ブロッ
ク30と上下開放型ブロック40とを組み合わせて擁壁
を構築した場合を示してあるが、これに限らず、上開放
型ブロック30のみを用いて擁壁を構築しても良いし、
また上下開放型ブロック40のみを用いて擁壁を構築し
ても良い。いずれの場合も最上段のブロックの平面開口
部から充填材8を落とし込むことができるので、作業効
率の向上に資する。
ク30と上下開放型ブロック40とを組み合わせて擁壁
を構築した場合を示してあるが、これに限らず、上開放
型ブロック30のみを用いて擁壁を構築しても良いし、
また上下開放型ブロック40のみを用いて擁壁を構築し
ても良い。いずれの場合も最上段のブロックの平面開口
部から充填材8を落とし込むことができるので、作業効
率の向上に資する。
【0039】また本発明には、基礎コンクリート13の
上に上開放型ブロック30又は上下開放型ブロック40
を直接設置せずに、他の種類のブロックや基礎コンクリ
ート板等を設置した後、その上に上開放型ブロック30
又は上下開放型ブロック40を積み上げた擁壁も含まれ
ることは言う迄もない。
上に上開放型ブロック30又は上下開放型ブロック40
を直接設置せずに、他の種類のブロックや基礎コンクリ
ート板等を設置した後、その上に上開放型ブロック30
又は上下開放型ブロック40を積み上げた擁壁も含まれ
ることは言う迄もない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次の効果
を奏する。
を奏する。
【0041】 本発明は、正面開口部とは別に充填材
投入口として機能する平面開口部を持つ上開放型ブロッ
クを利用し、この上開放型ブロックの積み増しと平面開
口部からの充填材の落とし込みとを繰り返して擁壁を構
築する方法であるため、正面開口部を閉塞する抑止部材
を設けた上開放型ブロックを積み上げた後、そのブロッ
クの正面開口部ではなく、平面開口部を介して空部内へ
充填材を落とし込んで詰め込むことができる。従って、
急勾配でも緩勾配でも、ブロックの積み増し後に充填材
を詰め込むことができ、作業効率の向上を図ることがで
きる。積み上げられて設置されたブロックの中に平面開
口部から充填材を詰め込むことができるので、川岸等の
施工現場での残石,残土等を無造作に詰め込んでも構わ
ない。それ故、残石,残土等の後片付けコストの低廉化
も実現できる。
投入口として機能する平面開口部を持つ上開放型ブロッ
クを利用し、この上開放型ブロックの積み増しと平面開
口部からの充填材の落とし込みとを繰り返して擁壁を構
築する方法であるため、正面開口部を閉塞する抑止部材
を設けた上開放型ブロックを積み上げた後、そのブロッ
クの正面開口部ではなく、平面開口部を介して空部内へ
充填材を落とし込んで詰め込むことができる。従って、
急勾配でも緩勾配でも、ブロックの積み増し後に充填材
を詰め込むことができ、作業効率の向上を図ることがで
きる。積み上げられて設置されたブロックの中に平面開
口部から充填材を詰め込むことができるので、川岸等の
施工現場での残石,残土等を無造作に詰め込んでも構わ
ない。それ故、残石,残土等の後片付けコストの低廉化
も実現できる。
【0042】この上開放型ブロックを用いると、積み上
げ時には軽量で取り扱い性が良好であるばかりか、平面
開口部の分だけ、従前に比し空部容積を増やすことがで
きるため、充填材の充填量を増量でき、残石,残土の処
理能力が高まる。
げ時には軽量で取り扱い性が良好であるばかりか、平面
開口部の分だけ、従前に比し空部容積を増やすことがで
きるため、充填材の充填量を増量でき、残石,残土の処
理能力が高まる。
【0043】 また本発明は、正面開口部とは別に充
填材投入口として機能する平面開口部と下段ブロックの
ための充填材投入口として機能する底面開口部を持つ上
下開放型ブロックを利用し、このブロックを複数段隣接
させて積み上げた後、最上段ブロックの平面開口部から
充填材を落とし込んで複数個の一連の空部内へ一挙に詰
め込むバッチ充填工程を含む方法であるため、正面開口
部を閉塞する抑止部材を設けた上下開放型ブロックを複
数段隣接させて積み上げた後、そのブロックの正面開口
部ではなく、最上段ブロックの平面開口部を介して充填
材を落とし込むことができ、連通した空部内に充填材を
一挙に詰め込むことができる。従って、急勾配でも緩勾
配でも、また段数が多くても、複数段のブロックの積み
上げ後に、充填材のバッチ充填を実現できるので、作業
効率の大幅向上が図れる。残石,残土等の後片付けコス
トの低廉化も実現できる。
填材投入口として機能する平面開口部と下段ブロックの
ための充填材投入口として機能する底面開口部を持つ上
下開放型ブロックを利用し、このブロックを複数段隣接
させて積み上げた後、最上段ブロックの平面開口部から
充填材を落とし込んで複数個の一連の空部内へ一挙に詰
め込むバッチ充填工程を含む方法であるため、正面開口
部を閉塞する抑止部材を設けた上下開放型ブロックを複
数段隣接させて積み上げた後、そのブロックの正面開口
部ではなく、最上段ブロックの平面開口部を介して充填
材を落とし込むことができ、連通した空部内に充填材を
一挙に詰め込むことができる。従って、急勾配でも緩勾
配でも、また段数が多くても、複数段のブロックの積み
上げ後に、充填材のバッチ充填を実現できるので、作業
効率の大幅向上が図れる。残石,残土等の後片付けコス
トの低廉化も実現できる。
【0044】この上下開放型ブロックを用いると、積み
上げ時には軽量で取り扱い性が良好であるばかりか、平
面開口部と底面開口部の分だけ、従前に比し空部容積を
増やすことができるため、充填材の充填量を増量でき、
残石,残土の処理能力が高まる。
上げ時には軽量で取り扱い性が良好であるばかりか、平
面開口部と底面開口部の分だけ、従前に比し空部容積を
増やすことができるため、充填材の充填量を増量でき、
残石,残土の処理能力が高まる。
【0045】 更に本発明は、上開放型ブロックと上
下開放型ブロックとを組み合わせて利用し、上下開放型
ブロックを複数段隣接させて積み上げる途中段に上開放
型ブロックを介在させ、その上開放型ブロックより下段
側ブロックの空部に対する充填材のバッチ充填工程とそ
の上開放型ブロック以上の上段側ブロックの空部に対す
る充填材のバッチ充填工程とを分けた方法であるため、
正面開口部を閉塞する抑止部材を設けた上下開放型ブロ
ックを1段又は複数段隣接させて積み上げた後、ブロッ
クの正面開口部ではなく、最上段ブロックの平面開口部
を介して充填材を落とし込むことができるので、空部内
には充填材を一挙に詰め込むことができる。また、上開
放型ブロックの平面開口部から、又はその上開放型ブロ
ックの上に上下開放型ブロックを1段又は複数段隣接さ
せて積み上げた後、ブロックの正面開口部ではなく、最
上段ブロックの平面開口部を介して充填材を落とし込む
ことができるので、空部内には充填材を一挙に詰め込む
ことができる。従って、急勾配でも緩勾配でも、また段
数が多くても、複数段のブロックの積み上げ後に、充填
材のバッチ充填を実現できるので、作業効率の大幅向上
が図れる。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実
現できる。
下開放型ブロックとを組み合わせて利用し、上下開放型
ブロックを複数段隣接させて積み上げる途中段に上開放
型ブロックを介在させ、その上開放型ブロックより下段
側ブロックの空部に対する充填材のバッチ充填工程とそ
の上開放型ブロック以上の上段側ブロックの空部に対す
る充填材のバッチ充填工程とを分けた方法であるため、
正面開口部を閉塞する抑止部材を設けた上下開放型ブロ
ックを1段又は複数段隣接させて積み上げた後、ブロッ
クの正面開口部ではなく、最上段ブロックの平面開口部
を介して充填材を落とし込むことができるので、空部内
には充填材を一挙に詰め込むことができる。また、上開
放型ブロックの平面開口部から、又はその上開放型ブロ
ックの上に上下開放型ブロックを1段又は複数段隣接さ
せて積み上げた後、ブロックの正面開口部ではなく、最
上段ブロックの平面開口部を介して充填材を落とし込む
ことができるので、空部内には充填材を一挙に詰め込む
ことができる。従って、急勾配でも緩勾配でも、また段
数が多くても、複数段のブロックの積み上げ後に、充填
材のバッチ充填を実現できるので、作業効率の大幅向上
が図れる。残石,残土等の後片付けコストの低廉化も実
現できる。
【0046】特に、第2のバッチ充填工程においては、
最下段のブロックが上開放型ブロックとなるため、この
上開放型ブロックが充填材の落とし込みをその下段ブロ
ックへ通さず受け止めている。このため、上開放型ブロ
ックが仕切ブロックとして機能し、上下開放型ブロック
の複数個の空部が作る連通した空部柱の高さを分断し、
充填材の累積荷重よる最下段のブロックの抑止部材の大
きな孕みを軽減でき、抑止部材の耐久性を向上できる。
最下段のブロックが上開放型ブロックとなるため、この
上開放型ブロックが充填材の落とし込みをその下段ブロ
ックへ通さず受け止めている。このため、上開放型ブロ
ックが仕切ブロックとして機能し、上下開放型ブロック
の複数個の空部が作る連通した空部柱の高さを分断し、
充填材の累積荷重よる最下段のブロックの抑止部材の大
きな孕みを軽減でき、抑止部材の耐久性を向上できる。
【図1】本発明の実施形態に係る擁壁構築法を用いて構
築した護岸擁壁を示す断面図である。
築した護岸擁壁を示す断面図である。
【図2】同護岸擁壁を示すを示す正面図である。
【図3】同護岸擁壁の下部側のブロックを積み上げた状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】同護岸擁壁の下部側のブロックに充填材を詰め
込んだ状態を示す断面図である。
込んだ状態を示す断面図である。
【図5】同護岸擁壁の上部側のブロックを積み上げた状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図6】(A)は本例の擁壁構築法に用いる上開放型ブ
ロックを示す背面図、(B)は同上開放型ブロックを示
す正面図、(C)は同上開放型ブロックを示す右側面図
である。
ロックを示す背面図、(B)は同上開放型ブロックを示
す正面図、(C)は同上開放型ブロックを示す右側面図
である。
【図7】(A)は同上開放型ブロックのブロック本体を
示す背面図、(B)は同ブロック本体を示す正面図、
(C)は図7(A)中のC−C線に沿って切断した状態
を示す断面図である。
示す背面図、(B)は同ブロック本体を示す正面図、
(C)は図7(A)中のC−C線に沿って切断した状態
を示す断面図である。
【図8】(A)は本例の擁壁構築法に用いる上下開放型
ブロックを示す背面図、(B)は同上下開放型ブロック
を示す正面図、(C)は同上下開放型ブロックを示す右
側面図である。
ブロックを示す背面図、(B)は同上下開放型ブロック
を示す正面図、(C)は同上下開放型ブロックを示す右
側面図である。
【図9】(A)は同上下開放型ブロックのブロック本体
を示す背面図、(B)は同ブロック本体を示す正面図、
(C)は図9(A)中のC−C線に沿って切断した状態
を示す断面図である。
を示す背面図、(B)は同ブロック本体を示す正面図、
(C)は図9(A)中のC−C線に沿って切断した状態
を示す断面図である。
【図10】従来の擁壁構築用ブロックを示す一部破断平
面図である。
面図である。
【図11】図10に示す擁壁構築用ブロックを用いて構
築した擁壁を示す断面図である。
築した擁壁を示す断面図である。
1…コンクリートブロック本体 2…前面部 3…周縁部分 4…充填填材詰め込み空部 5…縦鉄筋挿通孔 6…正面開口部 8…充填材 9…抑止部材 10…枠板 11…アンカーボルト 12…縦鉄筋 13…基礎コンクリート 15…裏込コンクリート 16…裏込材 18…天端コンクリート 20…擁壁構築用ブロック 30…上開放型ブッロック 31,41…コンクリートブロック本体 31a,41a…嵌合凸部 31b,41b…嵌合凹部 32,42…鉄筋挿通孔 33,43…充填材詰め込み空部 33a,43a…正面開口部 33b,43b…平面開口部 34a…底面部 34b,44b…側面部 34c,44c…背面部 39,49…金網(抑止部材) 40…上下開放型ブロック 31c,41c…側溝 43c…底面開口部。
Claims (8)
- 【請求項1】 厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋挿通孔
及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の前面部で正面側に開
口する充填材詰め込み空部を備えたブロック本体と前記
充填材詰め込み空部の前記正面開口部を閉塞して前記充
填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑止する抑止部材
とを有する擁壁構築用ブロックを用い、前記鉄筋挿通孔
の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コンクリートの上に前
記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように最下段の前記ブ
ロックを載置し、この最下段のブロック上に前記縦鉄筋
が鉄筋挿通孔を挿通するように上段の前記ブロックを順
次積み上げて成る擁壁構築法において、 前記ブロックとしては、前記前面部には前記充填材詰め
込み空部から平面側に開口する平面開口部をも持つ上開
放型ブロックを用い、 この上開放型ブロックを1段毎積み上げる都度、積み増
しした前記上開放型ブロックの平面開口部から前記充填
材を落とし込んで前記空部内へ詰め込むようにすること
を特徴とする擁壁構築法。 - 【請求項2】 厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋挿通孔
及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の前面部で正面側に開
口する充填材詰め込み空部を備えたブロック本体と前記
充填材詰め込み空部の正面開口部を閉塞して前記充填材
詰め込み空部内の充填材の逸出を抑止する抑止部材とを
有する擁壁構築用ブロックを用い、前記鉄筋挿通孔の間
隔で縦鉄筋を植立させた基礎コンクリートの上に前記縦
鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように最下段の前記ブロッ
クを載置し、このブロック上に前記縦鉄筋が鉄筋挿通孔
を挿通するように上段の前記ブロックを順次積み上げて
成る擁壁構築法において、 前記ブロックとしては、前記前面部には前記充填材詰め
込み空部から平面側に開口する平面開口部と前記充填材
詰め込み空部から底面側に開口する底面開口部をも持つ
上下開放型ブロックを用い、 この上下開放型ブロックを複数段隣接させて積み上げた
後、最上段の前記上下開放型ブロックの前記平面開口部
から前記充填材を落とし込んで複数個の一連の前記空部
内へ一挙に詰め込むバッチ充填工程を含むことを特徴と
する擁壁構築法。 - 【請求項3】 厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋挿通孔
及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の前面部で正面側に開
口する充填材詰め込み空部を備えたブロック本体と前記
充填材詰め込み空部の正面開口部を閉塞して前記充填材
詰め込み空部内の充填材の逸出を抑止する抑止材とを有
する擁壁構築用ブロックを用い、前記鉄筋挿通孔の間隔
で縦鉄筋を植立させた基礎コンクリートの上に前記縦鉄
筋が鉄筋挿通孔を挿通するように最下段の前記ブロック
を載置し、このブロック上に前記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を
挿通するように上段の前記ブロックを順次積み上げて成
る擁壁構築法において、 前記ブロックとしては、前記前面部には前記充填材詰め
込み空部から平面側に開口する平面開口部をも持つ上開
放型ブロックと、前記前面部には前記充填材詰め込み空
部から平面側に開口する平面開口部と前記充填材詰め込
み空部から底面側に開口する底面開口部をも持つ上下開
放型ブロックとを用い、 前記上下開放型ブロックを1段又は複数段隣接させて積
み上げた後、最上段の前記上下開放型ブロックの前記平
面開口部から前記充填材を落とし込んで1個又は複数個
の一連の前記空部へ一挙に詰め込む第1のバッチ充填工
程を含み、 次に、その最上段の前記上下開放型ブロックの上に前記
上開放型ブロックを載置し、この上開放型ブロックの前
記平面開口部から、又はこの上開放型ブロックの上に前
記上下開放型ブロックを1段又は複数段隣接させて積み
上げた後、最上段の前記上下開放型ブロックの前記平面
開口部から、前記充填材を落とし込んで1個又は複数個
の一連の前記空部内へ一挙に詰め込む第2のバッチ充填
工程を1回又は複数回繰り返して成ることを特徴とする
擁壁構築法。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
おいて、前記抑止部材は金網であることを特徴とする擁
壁構築法。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
おいて、前記抑止部材は金属製格子であることを特徴と
する擁壁構築法。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
おいて、前記充填材は玉石,栗石,砂礫、土砂,土嚢,
木材のいずれかを含むことを特徴とする擁壁構築法。 - 【請求項7】 厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋挿通孔
及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の前面部で正面側に開
口する充填材詰め込み空部を備えたブロック本体と前記
充填材詰め込み空部の前記正面開口部を閉塞して前記充
填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑止する抑止部材
とを有する擁壁構築用ブロックにおいて、 前記前面部には前記充填材詰め込み空部から平面側に開
口する平面開口部をも持つことを特徴とする上開放型ブ
ロック。 - 【請求項8】 厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋挿通孔
及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の前面部で正面側に開
口する充填材詰め込み空部を備えたブロック本体と前記
充填材詰め込み空部の前記正面開口部を閉塞して前記充
填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑止する抑止部材
とを有する擁壁構築用ブロックにおいて、 前記前面部には前記充填材詰め込み空部から平面側に開
口する平面開口部と前記充填材詰め込み空部から底面側
に開口する底面開口部をも持つことを特徴とする上下開
放型ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009378A JP2000204571A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 擁壁構築法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009378A JP2000204571A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 擁壁構築法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000204571A true JP2000204571A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11718802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11009378A Pending JP2000204571A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 擁壁構築法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000204571A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101609249B1 (ko) * | 2014-05-23 | 2016-04-06 | (주)주성엔지니어링 | 프리캐스트 부재를 이용한 사면보강벽 및 그 공법 |
| USD785208S1 (en) | 2016-02-11 | 2017-04-25 | Pacific Prebenched Ltd. | Block for a retaining wall |
| US9856622B2 (en) | 2016-03-30 | 2018-01-02 | Robert Gordon McIntosh | Retaining wall system, method of supporting same, and kit for use in constructing same |
| USD895153S1 (en) | 2018-10-05 | 2020-09-01 | Pacific Prebenched Ltd. | Block for a retaining wall |
| CN112962629A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-06-15 | 安徽理工大学 | 一种建筑施工用岩土边坡防控滑坡装置及其施工方法 |
| CN113737846A (zh) * | 2021-09-04 | 2021-12-03 | 山东泰东公路工程有限公司 | 一种加筋土挡土墙结构及其施工方法 |
| US12264447B2 (en) | 2021-03-17 | 2025-04-01 | Robert Gordon McIntosh | Retaining wall systems |
| USD1117833S1 (en) | 2023-10-23 | 2026-03-10 | Robert Gordon McIntosh | Retaining wall block |
-
1999
- 1999-01-18 JP JP11009378A patent/JP2000204571A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101609249B1 (ko) * | 2014-05-23 | 2016-04-06 | (주)주성엔지니어링 | 프리캐스트 부재를 이용한 사면보강벽 및 그 공법 |
| USD785208S1 (en) | 2016-02-11 | 2017-04-25 | Pacific Prebenched Ltd. | Block for a retaining wall |
| US9856622B2 (en) | 2016-03-30 | 2018-01-02 | Robert Gordon McIntosh | Retaining wall system, method of supporting same, and kit for use in constructing same |
| US10676890B2 (en) | 2016-03-30 | 2020-06-09 | Robert Gordon McIntosh | Retaining wall system, method of supporting same, and kit for use in constructing same |
| USD895153S1 (en) | 2018-10-05 | 2020-09-01 | Pacific Prebenched Ltd. | Block for a retaining wall |
| CN112962629A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-06-15 | 安徽理工大学 | 一种建筑施工用岩土边坡防控滑坡装置及其施工方法 |
| US12264447B2 (en) | 2021-03-17 | 2025-04-01 | Robert Gordon McIntosh | Retaining wall systems |
| CN113737846A (zh) * | 2021-09-04 | 2021-12-03 | 山东泰东公路工程有限公司 | 一种加筋土挡土墙结构及其施工方法 |
| USD1117833S1 (en) | 2023-10-23 | 2026-03-10 | Robert Gordon McIntosh | Retaining wall block |
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