JP2000204702A - 耐震断熱パネルおよびそれを使用した耐震断熱構造 - Google Patents
耐震断熱パネルおよびそれを使用した耐震断熱構造Info
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- JP2000204702A JP2000204702A JP11009923A JP992399A JP2000204702A JP 2000204702 A JP2000204702 A JP 2000204702A JP 11009923 A JP11009923 A JP 11009923A JP 992399 A JP992399 A JP 992399A JP 2000204702 A JP2000204702 A JP 2000204702A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 壁倍率を向上し、しかも圧縮変形にも抗し得
る強度が得られる耐震強度の極めて向上した耐震断熱パ
ネルおよびそれを用いた耐震断熱構造を提供するる。 【解決手段】 柱、間柱などの縦部材、ならびに土台、
梁、胴縁、桁などの横架材に四側が囲繞された方形の軸
組み空間に、略矩形状の板状断熱材の隅角部に補強部材
を設けて補強した耐震断熱パネルを嵌入配置した。
る強度が得られる耐震強度の極めて向上した耐震断熱パ
ネルおよびそれを用いた耐震断熱構造を提供するる。 【解決手段】 柱、間柱などの縦部材、ならびに土台、
梁、胴縁、桁などの横架材に四側が囲繞された方形の軸
組み空間に、略矩形状の板状断熱材の隅角部に補強部材
を設けて補強した耐震断熱パネルを嵌入配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造軸組工法にお
いて、木造軸組み建築物を耐震および断熱構造とするの
に用いられる耐震断熱パネルおよびそれを用いた耐震断
熱構造に関する。
いて、木造軸組み建築物を耐震および断熱構造とするの
に用いられる耐震断熱パネルおよびそれを用いた耐震断
熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の木造軸組工法では、柱と柱との間
を間柱、筋交、横桟などで補強して、これらの軸組み空
間にグラスウールなどの断熱材を充填した後、縦胴縁な
どを取付、外装材、内装材を施工している。
を間柱、筋交、横桟などで補強して、これらの軸組み空
間にグラスウールなどの断熱材を充填した後、縦胴縁な
どを取付、外装材、内装材を施工している。
【0003】しかしながら、グラスウールは、元々断熱
性能が低く、さらに吸湿により断熱性能が一層低下する
こと、防湿層の設置が不可欠であり施工に手間がかかる
ことにより、これらの問題がほとんどない発泡合成樹脂
による断熱材を使用するケースが主流となっている。ま
た、これら発泡合成樹脂による断熱材は、施工容易性の
観点から、筋交を排除した軸組に構造用面材と組み合わ
せて取り付けることが多い。
性能が低く、さらに吸湿により断熱性能が一層低下する
こと、防湿層の設置が不可欠であり施工に手間がかかる
ことにより、これらの問題がほとんどない発泡合成樹脂
による断熱材を使用するケースが主流となっている。ま
た、これら発泡合成樹脂による断熱材は、施工容易性の
観点から、筋交を排除した軸組に構造用面材と組み合わ
せて取り付けることが多い。
【0004】例えば、登録実用新案公報第300900
2号、特開平10−140691号公報には、筋交を不
要としつつ、耐震強度を向上するために、このような軸
組み空間に嵌入して躯体を構成する断熱構造パネルが開
示されている。
2号、特開平10−140691号公報には、筋交を不
要としつつ、耐震強度を向上するために、このような軸
組み空間に嵌入して躯体を構成する断熱構造パネルが開
示されている。
【0005】すなわち、特開平10−140691号公
報には、図16に示したように、発泡ポリスチレン、発
泡ポリウレタン等の発泡合成樹脂からなる板状断熱材2
01の室外側の面に、構造用合板、金属、樹脂、無機質
などの材料からなる構造用面材が貼着されるとともに、
室内側の面に合板や石膏ボードなどからなる内装下地面
材が貼着され、この構造用面材の少なくとも上部および
下部の左右に接続ブラケット204が固定されている構
造用パネル200が開示されている。そして、この構造
用パネル200は、例えば、柱205、206、胴差2
07及び土台208によって囲まれた軸組空間に嵌込
み、接続ブラケットを204を柱205、206、胴差
207及び土台208にネジ止めすることによって構造
用パネル200を固定するようになっている。また、登
録実用新案公報第3009002号でも、図17に示し
たように、板状断熱材301の両主面に、構造用合板、
金属、樹脂、無機質などの材料からなる構造用面材30
2が貼着された断熱パネルを、例えば、柱305、30
6、胴差307及び土台308によって囲まれた軸組空
間に嵌込み、金属プレート304で柱305、306、
胴差307及び土台308に固定して、筋交機能のみな
らず、垂直荷重に対する耐力に耐え得るようにしてい
る。
報には、図16に示したように、発泡ポリスチレン、発
泡ポリウレタン等の発泡合成樹脂からなる板状断熱材2
01の室外側の面に、構造用合板、金属、樹脂、無機質
などの材料からなる構造用面材が貼着されるとともに、
室内側の面に合板や石膏ボードなどからなる内装下地面
材が貼着され、この構造用面材の少なくとも上部および
下部の左右に接続ブラケット204が固定されている構
造用パネル200が開示されている。そして、この構造
用パネル200は、例えば、柱205、206、胴差2
07及び土台208によって囲まれた軸組空間に嵌込
み、接続ブラケットを204を柱205、206、胴差
207及び土台208にネジ止めすることによって構造
用パネル200を固定するようになっている。また、登
録実用新案公報第3009002号でも、図17に示し
たように、板状断熱材301の両主面に、構造用合板、
金属、樹脂、無機質などの材料からなる構造用面材30
2が貼着された断熱パネルを、例えば、柱305、30
6、胴差307及び土台308によって囲まれた軸組空
間に嵌込み、金属プレート304で柱305、306、
胴差307及び土台308に固定して、筋交機能のみな
らず、垂直荷重に対する耐力に耐え得るようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の耐震構造に用いる断熱構造パネルは、発泡合
成樹脂からなる板状断熱材の両面に構造用面材を貼着し
た構成であるので、コストも高くなり、その重量も発泡
樹脂の板状断熱材単独に比較すれば大きく、運搬及び施
工において不便である。
うな従来の耐震構造に用いる断熱構造パネルは、発泡合
成樹脂からなる板状断熱材の両面に構造用面材を貼着し
た構成であるので、コストも高くなり、その重量も発泡
樹脂の板状断熱材単独に比較すれば大きく、運搬及び施
工において不便である。
【0007】このため、本発明者等は、このように発泡
合成樹脂からなる板状断熱材の両面に構造用面材を貼着
することなく、発泡合成樹脂からなる板状断熱材のみ
で、耐震強度、すなわち必要な壁倍率が得られるように
するために鋭意研究した結果、以下の知見を得るに至っ
た。
合成樹脂からなる板状断熱材の両面に構造用面材を貼着
することなく、発泡合成樹脂からなる板状断熱材のみ
で、耐震強度、すなわち必要な壁倍率が得られるように
するために鋭意研究した結果、以下の知見を得るに至っ
た。
【0008】従って、このような板状断熱材の構造強度
の指標である壁倍率を求めるには、板状断熱材の面内せ
ん断試験を、JIS A 1414に定められているタ
イロッド式の「面内せん断試験A法」に準じて行われ
る。
の指標である壁倍率を求めるには、板状断熱材の面内せ
ん断試験を、JIS A 1414に定められているタ
イロッド式の「面内せん断試験A法」に準じて行われ
る。
【0009】このせん断試験では、 1)せん断変形角γが、1/300ラジアン(rad.)の時
の荷重、 2)最大荷重の2/3の荷重、 3)最大せん断ひずみ量の1/2に対応する荷重、 のうちで、最小の荷重をP0として、短期許容せん断耐
力Paを求めて、壁倍率を算出する。すなわち、短期許
容せん断耐力 Pa=P0×3/4であり、 壁倍率=Pa÷L×1/130 ここで、3/4:バラツキ係数 L:試験体の長さ(m) 130:壁倍率算出の基準強度(kgf) から求められるものである。
の荷重、 2)最大荷重の2/3の荷重、 3)最大せん断ひずみ量の1/2に対応する荷重、 のうちで、最小の荷重をP0として、短期許容せん断耐
力Paを求めて、壁倍率を算出する。すなわち、短期許
容せん断耐力 Pa=P0×3/4であり、 壁倍率=Pa÷L×1/130 ここで、3/4:バラツキ係数 L:試験体の長さ(m) 130:壁倍率算出の基準強度(kgf) から求められるものである。
【0010】従って、発泡合成樹脂からなる板状断熱材
のみで、耐震強度、すなわち必要な壁倍率が得られるよ
うにするには、P0を大きくすることが必須となり、一
般的にはせん断変形角γが、1/300ラジアン(ra
d)の時の荷重を大きくすることが必要となる。
のみで、耐震強度、すなわち必要な壁倍率が得られるよ
うにするには、P0を大きくすることが必須となり、一
般的にはせん断変形角γが、1/300ラジアン(ra
d)の時の荷重を大きくすることが必要となる。
【0011】このためには、嵌入した発泡合成樹脂と軸
組との間に間隙が生じないようにすることが必要とな
る。例えば、柱の間の内のりの高さが、2670mmで
あれば、せん断変形角が1/300ラジアンに相当する
のは、約9mmの柱の間隙(ずれ)に相当する。このた
め、柱の間に板状発泡断熱材を嵌入する場合、柱と板状
発泡断熱材との間には、通常3mmの間隙が存在すれ
ば、その間隙に相当する量だけ無抵抗で変位するため、
壁倍率を求める際には、6mmのずれ(せん断変形角1
/200)の荷重で壁倍率を求めることになり、その分
だけ壁倍率が低くなってしまう。
組との間に間隙が生じないようにすることが必要とな
る。例えば、柱の間の内のりの高さが、2670mmで
あれば、せん断変形角が1/300ラジアンに相当する
のは、約9mmの柱の間隙(ずれ)に相当する。このた
め、柱の間に板状発泡断熱材を嵌入する場合、柱と板状
発泡断熱材との間には、通常3mmの間隙が存在すれ
ば、その間隙に相当する量だけ無抵抗で変位するため、
壁倍率を求める際には、6mmのずれ(せん断変形角1
/200)の荷重で壁倍率を求めることになり、その分
だけ壁倍率が低くなってしまう。
【0012】従って、このような初期のガタツキの発生
を有効に防止することによって、必要な耐震強度が発現
する。
を有効に防止することによって、必要な耐震強度が発現
する。
【0013】また、図18に示したように、地震などの
横揺れの際には、水平力Pを受けて、F方向に圧縮力が
発生するが、これに対する抵抗が小さい場合には、上記
した最大変位が小さくなるために、壁倍率が低くなって
しまう。
横揺れの際には、水平力Pを受けて、F方向に圧縮力が
発生するが、これに対する抵抗が小さい場合には、上記
した最大変位が小さくなるために、壁倍率が低くなって
しまう。
【0014】従って、発泡合成樹脂の四隅を補強するこ
とによって、壁倍率が向上するとともに、水平方向の力
Pによって発生するせん断力Fによる圧縮変形にも抗し
得る強度が得られることになる。
とによって、壁倍率が向上するとともに、水平方向の力
Pによって発生するせん断力Fによる圧縮変形にも抗し
得る強度が得られることになる。
【0015】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであって、初期のガタツキの発生を有効に防
止するとともに、せん断強度を向上させることによっ
て、壁倍率を向上し、しかも圧縮力による圧縮変形にも
抗し得る強度が得られる耐震強度の極めて向上した耐震
断熱パネルおよびそれを用いた耐震断熱構造を提供する
ことを目的とする。
されたものであって、初期のガタツキの発生を有効に防
止するとともに、せん断強度を向上させることによっ
て、壁倍率を向上し、しかも圧縮力による圧縮変形にも
抗し得る強度が得られる耐震強度の極めて向上した耐震
断熱パネルおよびそれを用いた耐震断熱構造を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
および目的を達成するために発明なされたものであっ
て、本発明の耐震断熱パネルは、柱、間柱などの縦部
材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横架材からなる
軸組み部材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に嵌入
配置される耐震断熱パネルであって、略矩形状の板状断
熱材の隅角部に補強部材を設けて補強したことを特徴と
する。
および目的を達成するために発明なされたものであっ
て、本発明の耐震断熱パネルは、柱、間柱などの縦部
材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横架材からなる
軸組み部材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に嵌入
配置される耐震断熱パネルであって、略矩形状の板状断
熱材の隅角部に補強部材を設けて補強したことを特徴と
する。
【0017】また、本発明の耐震断熱構造は、柱、柱、
間柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの
横架材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に、略矩形
状の板状断熱材の隅角部に補強部材を設けて補強した耐
震断熱パネルを嵌入配置したことを特徴とする。
間柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの
横架材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に、略矩形
状の板状断熱材の隅角部に補強部材を設けて補強した耐
震断熱パネルを嵌入配置したことを特徴とする。
【0018】また、本発明では、前記補強部材が、板状
断熱材の主面表面の隅角部に設けられていることを特徴
とする。
断熱材の主面表面の隅角部に設けられていることを特徴
とする。
【0019】さらに、本発明では、前記補強部材が、前
記板状断熱材の隅角部に切欠部を設けて固着したことを
特徴とする。
記板状断熱材の隅角部に切欠部を設けて固着したことを
特徴とする。
【0020】また、本発明では、前記補強部材が、板状
断熱材の隅角部を覆うキャップ形状の部材から構成され
ていることを特徴とする。
断熱材の隅角部を覆うキャップ形状の部材から構成され
ていることを特徴とする。
【0021】このように、本発明では、略矩形状の板状
断熱材の隅角部に補強部材を設けて補強した耐震断熱パ
ネルを、軸組み空間内に嵌入して嵌込んでいるので、軸
組み空間の四隅の隅角部が、この板状断熱材の隅角部に
設けた補強部材が存在することになるので補強されてい
ることになる。
断熱材の隅角部に補強部材を設けて補強した耐震断熱パ
ネルを、軸組み空間内に嵌入して嵌込んでいるので、軸
組み空間の四隅の隅角部が、この板状断熱材の隅角部に
設けた補強部材が存在することになるので補強されてい
ることになる。
【0022】従って、地震の際の横揺れにより柱に対し
て、水平方向の力が加わった場合にも、軸組み空間の四
隅の隅角部が変形することがないので、初期のガタツキ
が発生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震
強度が向上することになる。
て、水平方向の力が加わった場合にも、軸組み空間の四
隅の隅角部が変形することがないので、初期のガタツキ
が発生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震
強度が向上することになる。
【0023】しかも、このように板状断熱材の隅角部に
補強部材が存在することになるので、板状断熱材の本体
部だけでなく、板状断熱材の隅角部の補強部材によっ
て、水平方向の力によって発生するせん断力に対抗する
ことができ、構造強度、すなわち耐震強度が向上すると
ともに、この板状断熱材の隅角部において圧縮力による
圧縮変形にも抗し得る強度が得られることになる。
補強部材が存在することになるので、板状断熱材の本体
部だけでなく、板状断熱材の隅角部の補強部材によっ
て、水平方向の力によって発生するせん断力に対抗する
ことができ、構造強度、すなわち耐震強度が向上すると
ともに、この板状断熱材の隅角部において圧縮力による
圧縮変形にも抗し得る強度が得られることになる。
【0024】従って、本発明の耐震断熱パネルは、柱間
での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これに
より、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、そ
の耐震強度が大幅に向上する。
での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これに
より、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、そ
の耐震強度が大幅に向上する。
【0025】さらに、本発明の耐震断熱パネルを、軸組
み空間に嵌入するだけで断熱壁を構成することができ、
筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工期の
短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることなく、
居住空間が広くとれる。
み空間に嵌入するだけで断熱壁を構成することができ、
筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工期の
短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることなく、
居住空間が広くとれる。
【0026】また、本発明の耐震断熱パネルは、予め工
場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法合
わせを行うことができるので、コストの低減を図ること
ができる。
場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法合
わせを行うことができるので、コストの低減を図ること
ができる。
【0027】また、本発明の耐震断熱構造は、前記補強
部材と軸組み空間を構成する縦部材および横架材との間
を係止部材で係止したことを特徴とする。
部材と軸組み空間を構成する縦部材および横架材との間
を係止部材で係止したことを特徴とする。
【0028】このように、構造部材としての働きをする
板状断熱材と、板状断熱材の隅角部に補強部材を有して
いるため、柱など、土台、胴差などの横架材などに取付
ける際に釘打ち、金物などの係止部材で係止をすること
ができ、しかも、地震の際の横揺れにより柱に対して、
水平方向の力が加わった場合にも、初期のガタツキが発
生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震強度
が向上することになる。
板状断熱材と、板状断熱材の隅角部に補強部材を有して
いるため、柱など、土台、胴差などの横架材などに取付
ける際に釘打ち、金物などの係止部材で係止をすること
ができ、しかも、地震の際の横揺れにより柱に対して、
水平方向の力が加わった場合にも、初期のガタツキが発
生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震強度
が向上することになる。
【0029】また、本発明の耐震断熱パネルは、柱、間
柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横
架材からなる軸組み部材に四側が囲繞された方形の軸組
み空間に嵌入配置される耐震断熱パネルであって、略矩
形状の板状断熱材の4隅の隅角部を欠落して、この欠落
部に軸組み空間の四隅の隅角部方向に拡張収縮可能な隅
角補強部材を設けたことを特徴とする。
柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横
架材からなる軸組み部材に四側が囲繞された方形の軸組
み空間に嵌入配置される耐震断熱パネルであって、略矩
形状の板状断熱材の4隅の隅角部を欠落して、この欠落
部に軸組み空間の四隅の隅角部方向に拡張収縮可能な隅
角補強部材を設けたことを特徴とする。
【0030】さらに、本発明の耐震断熱構造は、柱、間
柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横
架材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に、略矩形状
の板状断熱材の4隅の隅角部を欠落して、この欠落部に
軸組み空間の四隅の隅角部方向に拡張収縮可能な隅角補
強部材を設けた耐震断熱パネルを、前記隅角補強部材を
軸組み空間の四隅の隅角部方向とは反対方向に縮めて軸
組空間内に嵌入配置して、前記隅角補強部材を軸組み空
間の四隅の隅角部方向に拡張して、隅角部補強部材と軸
組み空間を構成する縦部材および横架材との間を係止部
材で係止したことを特徴とする。
柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横
架材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に、略矩形状
の板状断熱材の4隅の隅角部を欠落して、この欠落部に
軸組み空間の四隅の隅角部方向に拡張収縮可能な隅角補
強部材を設けた耐震断熱パネルを、前記隅角補強部材を
軸組み空間の四隅の隅角部方向とは反対方向に縮めて軸
組空間内に嵌入配置して、前記隅角補強部材を軸組み空
間の四隅の隅角部方向に拡張して、隅角部補強部材と軸
組み空間を構成する縦部材および横架材との間を係止部
材で係止したことを特徴とする。
【0031】このように、本発明では、軸組み空間に耐
震断熱パネルを嵌入配置する際に、隅角補強部材を軸組
み空間の四隅の隅角部方向とは反対方向に縮めておくの
で、軸組み空間への嵌入が容易である。
震断熱パネルを嵌入配置する際に、隅角補強部材を軸組
み空間の四隅の隅角部方向とは反対方向に縮めておくの
で、軸組み空間への嵌入が容易である。
【0032】また、隅角補強部材を軸組み空間の四隅の
隅角部方向に拡張して、隅角部補強部材と軸組み空間を
構成する縦部材および横架材との間を係止部材で係止す
るので、軸組み空間の四隅の隅角部が、この隅角補強部
材が存在することになるので補強されていることにな
る。
隅角部方向に拡張して、隅角部補強部材と軸組み空間を
構成する縦部材および横架材との間を係止部材で係止す
るので、軸組み空間の四隅の隅角部が、この隅角補強部
材が存在することになるので補強されていることにな
る。
【0033】従って、地震の際の横揺れにより柱に対し
て、水平方向の力が加わった場合にも、軸組み空間の四
隅の隅角部が変形することがないので、初期のガタツキ
が発生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震
強度が向上することになる。
て、水平方向の力が加わった場合にも、軸組み空間の四
隅の隅角部が変形することがないので、初期のガタツキ
が発生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震
強度が向上することになる。
【0034】しかも、このように軸組み空間の隅角部に
隅角補強部材が存在することになるので、水平方向の力
によって発生するせん断力に対抗することができ、構造
強度、すなわち耐震強度が向上するとともに、この板状
断熱材の隅角部において圧縮力による圧縮変形にも抗し
得る強度が得られることになる。
隅角補強部材が存在することになるので、水平方向の力
によって発生するせん断力に対抗することができ、構造
強度、すなわち耐震強度が向上するとともに、この板状
断熱材の隅角部において圧縮力による圧縮変形にも抗し
得る強度が得られることになる。
【0035】従って、本発明の耐震断熱パネルは、柱間
での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これに
より、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、そ
の耐震強度が大幅に向上する。
での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これに
より、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、そ
の耐震強度が大幅に向上する。
【0036】さらに、本発明の耐震断熱パネルを、軸組
み空間に嵌入するだけで断熱壁を構成することができ、
筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工期の
短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることなく、
居住空間が広くとれる。
み空間に嵌入するだけで断熱壁を構成することができ、
筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工期の
短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることなく、
居住空間が広くとれる。
【0037】また、本発明の耐震断熱パネルは、予め工
場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法合
わせを行うことができるので、コストの低減を図ること
ができる。
場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法合
わせを行うことができるので、コストの低減を図ること
ができる。
【0038】また、本発明の耐震断熱構造は、前記隅角
部補強部材と板状断熱材との間を係止部材で係止したこ
とを特徴とする。
部補強部材と板状断熱材との間を係止部材で係止したこ
とを特徴とする。
【0039】このようにすれば、隅角部補強部材だけで
なく、板状断熱材本体でも、水平方向の力によって発生
するせん断力に対抗することができ、構造強度、すなわ
ち耐震強度が向上するとともに、この板状断熱材の隅角
部において圧縮力による圧縮変形にも抗し得る強度が得
られることになる。
なく、板状断熱材本体でも、水平方向の力によって発生
するせん断力に対抗することができ、構造強度、すなわ
ち耐震強度が向上するとともに、この板状断熱材の隅角
部において圧縮力による圧縮変形にも抗し得る強度が得
られることになる。
【0040】さらに、本発明は、前記隅角部補強部材
が、前記欠落部に伸縮自在な気密弾性部材を介して接合
されていることを特徴とする。
が、前記欠落部に伸縮自在な気密弾性部材を介して接合
されていることを特徴とする。
【0041】このようにすることによって、隅角部補強
部材と板状断熱材本体との間の気密性、断熱性が維持さ
れることになる。
部材と板状断熱材本体との間の気密性、断熱性が維持さ
れることになる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(実施例)について説明する。
の実施の形態(実施例)について説明する。
【0043】図1は、本発明の第1の実施例に係る耐震
断熱パネルを適用した戸建住宅の斜視図、図2は、本発
明の第1の実施例に係る耐震断熱パネルを適用した外壁
の図1のI−I線についての横断面図、図3は、本発明
の第1の実施例に係る耐震断熱パネルを土台−胴差間に
設置した状態を示す正面図、図4は、本発明の第1の実
施例に係る耐震断熱パネルの図3のII−II線での横断面
図である。
断熱パネルを適用した戸建住宅の斜視図、図2は、本発
明の第1の実施例に係る耐震断熱パネルを適用した外壁
の図1のI−I線についての横断面図、図3は、本発明
の第1の実施例に係る耐震断熱パネルを土台−胴差間に
設置した状態を示す正面図、図4は、本発明の第1の実
施例に係る耐震断熱パネルの図3のII−II線での横断面
図である。
【0044】本発明に係る耐震断熱パネル1は、例え
ば、図1〜図3に示すように、柱、間柱などの縦部材、
ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横架材に四側が囲繞
された方形の軸組み空間に、耐震断熱パネル自体を嵌入
して(嵌込み)、耐震断熱パネル1を、壁用耐震断熱パ
ネル、床用耐震断熱パネル、ならびに天井用耐震断熱パ
ネルとして用いて、構造部材の一部として用いられるも
のである。
ば、図1〜図3に示すように、柱、間柱などの縦部材、
ならびに土台、梁、胴縁、桁などの横架材に四側が囲繞
された方形の軸組み空間に、耐震断熱パネル自体を嵌入
して(嵌込み)、耐震断熱パネル1を、壁用耐震断熱パ
ネル、床用耐震断熱パネル、ならびに天井用耐震断熱パ
ネルとして用いて、構造部材の一部として用いられるも
のである。
【0045】すなわち、図2及び図3に示したように、
耐震断熱パネル1は、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレ
タンなどの合成発泡樹脂の断熱材からなる板状断熱材2
を備えている。この場合、その発泡倍率は、任意である
が、例えば、20〜60倍とするのが望ましい。なお、
この板状断熱材2は、合成発泡樹脂に限定されるもので
はなく、グラスウールなどの繊維系の断熱材を樹脂など
で固着させたものであってもよい。また、この板状断熱
材2は、形状が略矩形であり、その大きさは、特に限定
されるものではなく、前記軸組み空間の大きさによって
設定すればよく、例えば、横810×縦2630×厚さ
70mmとすればよい。
耐震断熱パネル1は、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレ
タンなどの合成発泡樹脂の断熱材からなる板状断熱材2
を備えている。この場合、その発泡倍率は、任意である
が、例えば、20〜60倍とするのが望ましい。なお、
この板状断熱材2は、合成発泡樹脂に限定されるもので
はなく、グラスウールなどの繊維系の断熱材を樹脂など
で固着させたものであってもよい。また、この板状断熱
材2は、形状が略矩形であり、その大きさは、特に限定
されるものではなく、前記軸組み空間の大きさによって
設定すればよく、例えば、横810×縦2630×厚さ
70mmとすればよい。
【0046】そして、図2〜図4に示したように、この
板状断熱材2の上下左右の隅角部5にはそれぞれ、補強
部材20が設けられている。
板状断熱材2の上下左右の隅角部5にはそれぞれ、補強
部材20が設けられている。
【0047】すなわち、板状断熱材2の上下左右の四隅
の隅角部5には、その主面の表裏面が三角形状に切欠か
れた切欠部4が形成されており、この切欠部4に相補的
な形状の三角形の板状の補強部材20が固着されてい
る。
の隅角部5には、その主面の表裏面が三角形状に切欠か
れた切欠部4が形成されており、この切欠部4に相補的
な形状の三角形の板状の補強部材20が固着されてい
る。
【0048】この補強部材20の材質は特に限定される
ものではなく、木材、合成樹脂、金属など種々の材料が
使用可能であるが、後述するように、釘打ち、ネジなど
によって、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの
縦部材、土台9、胴差12、桁13などの横架材に係止
することを考慮すれば、木材、合成樹脂などとするのが
望ましい。
ものではなく、木材、合成樹脂、金属など種々の材料が
使用可能であるが、後述するように、釘打ち、ネジなど
によって、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの
縦部材、土台9、胴差12、桁13などの横架材に係止
することを考慮すれば、木材、合成樹脂などとするのが
望ましい。
【0049】この補強部材20の大きさ、すなわち切欠
部4の大きさとしては、特に限定されるものではない
が、板状断熱材2の後述する隅角部を補強する効果を考
慮すれば、例えば、板状断熱材2の縦横方向の長さが5
0〜300mm、補強部材20の厚さ、すなわち、切欠
部4の深さが、10〜30mmとすればよい。また、こ
の切欠部4および補強部材20の形状は、三角形に限定
されるものではなく、例えば、四角形状にするなど適宜
変更可能である。
部4の大きさとしては、特に限定されるものではない
が、板状断熱材2の後述する隅角部を補強する効果を考
慮すれば、例えば、板状断熱材2の縦横方向の長さが5
0〜300mm、補強部材20の厚さ、すなわち、切欠
部4の深さが、10〜30mmとすればよい。また、こ
の切欠部4および補強部材20の形状は、三角形に限定
されるものではなく、例えば、四角形状にするなど適宜
変更可能である。
【0050】また、この補強部材20を、板状断熱材2
の切欠部4に固着する方法としては、特に限定されるも
のではなく、例えば、接着剤によって貼着したり、板状
断熱材2を成型する際に一体成形により接合したり、釘
打ち係止などの方法が採用可能である。
の切欠部4に固着する方法としては、特に限定されるも
のではなく、例えば、接着剤によって貼着したり、板状
断熱材2を成型する際に一体成形により接合したり、釘
打ち係止などの方法が採用可能である。
【0051】このように構成される耐震断熱パネル1
は、例えば、下記のようにして用いられる。
は、例えば、下記のようにして用いられる。
【0052】すなわち、図1に示した木造建築物では、
基礎8の上に土台9が設けてあり、この土台9の上に、
通し柱10、管柱11が設けてある。これらの柱10、
11に、胴差12、桁13が掛け渡してある。
基礎8の上に土台9が設けてあり、この土台9の上に、
通し柱10、管柱11が設けてある。これらの柱10、
11に、胴差12、桁13が掛け渡してある。
【0053】本発明の耐震断熱パネル1を、土台9、胴
差12、桁13、および柱10、11などの間に形成さ
れた軸組み空間S内に耐震断熱パネル1を、嵌入して嵌
込めば、耐震断熱パネル1の敷設が完了する。
差12、桁13、および柱10、11などの間に形成さ
れた軸組み空間S内に耐震断熱パネル1を、嵌入して嵌
込めば、耐震断熱パネル1の敷設が完了する。
【0054】そして、図2に示すように、耐震断熱パネ
ル1の板状断熱材2の屋外側に、図3に示したように板
状断熱材2を貫通して中央部に適宜埋設した胴縁取付部
材19および柱10などに縦胴縁6を設け、その屋外側
に外装材15を敷設する。一方、柱10、11の屋内側
には、必要に応じて気密防湿シート16を介して、内装
材17を敷設する。
ル1の板状断熱材2の屋外側に、図3に示したように板
状断熱材2を貫通して中央部に適宜埋設した胴縁取付部
材19および柱10などに縦胴縁6を設け、その屋外側
に外装材15を敷設する。一方、柱10、11の屋内側
には、必要に応じて気密防湿シート16を介して、内装
材17を敷設する。
【0055】このように、本発明の耐震断熱パネル1を
軸組み空間S内に嵌入して嵌込み、軸組み空間Sの四隅
の隅角部S’が、板状断熱材2の隅角部5に設けた補強
部材が存在することになるので補強されていることにな
る。
軸組み空間S内に嵌入して嵌込み、軸組み空間Sの四隅
の隅角部S’が、板状断熱材2の隅角部5に設けた補強
部材が存在することになるので補強されていることにな
る。
【0056】従って、図3に示したように、地震の際の
横揺れにより柱10、11に対して、水平方向の力Pが
加わった場合にも、軸組み空間Sの四隅の隅角部S’が
変形することがないので、初期のガタツキが発生しにく
く、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震強度が向上す
ることになる。
横揺れにより柱10、11に対して、水平方向の力Pが
加わった場合にも、軸組み空間Sの四隅の隅角部S’が
変形することがないので、初期のガタツキが発生しにく
く、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震強度が向上す
ることになる。
【0057】しかも、このように板状断熱材2の隅角部
5に補強部材20が存在することになるので、板状断熱
材2の本体部だけでなく、板状断熱材2の隅角部の補強
部材20によっても、水平方向の力Pによって発生する
せん断力Fに対抗することができ、構造強度、すなわち
耐震強度が向上するとともに、この板状断熱材の隅角部
において圧縮力による圧縮変形にも抗し得る強度が得ら
れることになる。
5に補強部材20が存在することになるので、板状断熱
材2の本体部だけでなく、板状断熱材2の隅角部の補強
部材20によっても、水平方向の力Pによって発生する
せん断力Fに対抗することができ、構造強度、すなわち
耐震強度が向上するとともに、この板状断熱材の隅角部
において圧縮力による圧縮変形にも抗し得る強度が得ら
れることになる。
【0058】従って、本発明の耐震断熱パネル1は、柱
間での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これ
により、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、
その耐震強度が大幅に向上する。
間での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これ
により、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、
その耐震強度が大幅に向上する。
【0059】さらに、本発明の耐震断熱パネル1を、軸
組み空間Sに嵌入するだけで断熱壁を構成することがで
き、筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工
期の短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることな
く、居住空間が広くとれる。
組み空間Sに嵌入するだけで断熱壁を構成することがで
き、筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工
期の短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることな
く、居住空間が広くとれる。
【0060】また、本発明の耐震断熱パネル1は、予め
工場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法
合わせを行うことができるので、コストの低減を図るこ
とができる。
工場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法
合わせを行うことができるので、コストの低減を図るこ
とができる。
【0061】なお、この実施例では、耐震断熱パネル1
を、軸組み空間Sに嵌入するだけであったが、図5に示
したように、土台9、胴差12、桁13、および柱1
0、11などの軸組み空間Sを形成する隅角部分に、略
三角形状の金属製の係止部材7を、釘などの締結部材1
4によって打ち付けて固定係止することも可能である。
を、軸組み空間Sに嵌入するだけであったが、図5に示
したように、土台9、胴差12、桁13、および柱1
0、11などの軸組み空間Sを形成する隅角部分に、略
三角形状の金属製の係止部材7を、釘などの締結部材1
4によって打ち付けて固定係止することも可能である。
【0062】このようにすれば、係止部材7にて、耐震
断熱パネル1の角部が、土台9、胴差12、桁13、お
よび柱10、11などの軸組み空間Sを形成する隅角部
Sに係止固定されていることになる。
断熱パネル1の角部が、土台9、胴差12、桁13、お
よび柱10、11などの軸組み空間Sを形成する隅角部
Sに係止固定されていることになる。
【0063】従って、図5に示したように、地震の際の
横揺れにより柱10、11に対して、水平方向の力Pが
加わった場合にも、板状断熱材2の隅角部5において変
形が生じず、水平方向の力Pによって発生するせん断力
Fに対抗することができる。
横揺れにより柱10、11に対して、水平方向の力Pが
加わった場合にも、板状断熱材2の隅角部5において変
形が生じず、水平方向の力Pによって発生するせん断力
Fに対抗することができる。
【0064】さらに、上記の実施例では、補強部材20
を板状断熱材2の上下左右の四隅の隅角部5に設けた
が、四隅全てに設ける必要はなく、少なくとも対角線上
にある位置に設けておけば、水平方向の力Pによって発
生する圧縮力Fによる圧縮、変形に対抗できる。しかし
ながら、この組み合わせは、適宜変更可能であることは
勿論可能である。
を板状断熱材2の上下左右の四隅の隅角部5に設けた
が、四隅全てに設ける必要はなく、少なくとも対角線上
にある位置に設けておけば、水平方向の力Pによって発
生する圧縮力Fによる圧縮、変形に対抗できる。しかし
ながら、この組み合わせは、適宜変更可能であることは
勿論可能である。
【0065】また、上記の実施例では、補強部材20
を、板状断熱材2の隅角部5の主面の表裏面に形成した
切欠部4に固着したが、図6に示したように、板状断熱
材2の隅角部5の厚さ方向の中間部にスリット状の切欠
部4’を設けて、これに補強部材20を嵌合してもよ
い。なお、この切欠部4’を厚さ方向に複数設けてもよ
い。このようにすれば、外見上も見栄えの良い耐震断熱
パネルが得られることになる。
を、板状断熱材2の隅角部5の主面の表裏面に形成した
切欠部4に固着したが、図6に示したように、板状断熱
材2の隅角部5の厚さ方向の中間部にスリット状の切欠
部4’を設けて、これに補強部材20を嵌合してもよ
い。なお、この切欠部4’を厚さ方向に複数設けてもよ
い。このようにすれば、外見上も見栄えの良い耐震断熱
パネルが得られることになる。
【0066】また、板状断熱材2の隅角部5に切欠部4
を設けて補強部材20を固着する代わりに、図7に示し
たように、板状断熱材2の隅角部5の形状に対応したキ
ャップ形状の補強部材30を固着するようにすれば、そ
の製作が容易である。
を設けて補強部材20を固着する代わりに、図7に示し
たように、板状断熱材2の隅角部5の形状に対応したキ
ャップ形状の補強部材30を固着するようにすれば、そ
の製作が容易である。
【0067】また、耐震断熱パネル1と土台9、胴差1
2、桁13、および柱10、11などの軸組み空間Sと
の間にどうしても多少3mm程度の隙間が発生するが、
この隙間の存在による断熱性能を低下を防止するため
に、この隙間を現場発泡ウレタン注入で閉塞したり、気
密テープにて閉止することも可能である。
2、桁13、および柱10、11などの軸組み空間Sと
の間にどうしても多少3mm程度の隙間が発生するが、
この隙間の存在による断熱性能を低下を防止するため
に、この隙間を現場発泡ウレタン注入で閉塞したり、気
密テープにて閉止することも可能である。
【0068】図8は、本発明の第2の実施例に係る耐震
断熱パネルを適用した戸建住宅の斜視図、図9は、本発
明の第2の実施例に係る耐震断熱パネルを適用した外壁
の図1のIII−III線についての横断面図、図10は、本
発明の第2の実施例に係る耐震断熱パネルを土台−胴差
間に設置した状態を示す正面図、図11は、本発明の第
2の実施例に係る耐震断熱パネルの図10のIV−IV線で
の横断面図、図12は、図11のE部の拡大図、図13
は、図10の部分拡大正面図、図14は、図13のV−
V線での断面図である。
断熱パネルを適用した戸建住宅の斜視図、図9は、本発
明の第2の実施例に係る耐震断熱パネルを適用した外壁
の図1のIII−III線についての横断面図、図10は、本
発明の第2の実施例に係る耐震断熱パネルを土台−胴差
間に設置した状態を示す正面図、図11は、本発明の第
2の実施例に係る耐震断熱パネルの図10のIV−IV線で
の横断面図、図12は、図11のE部の拡大図、図13
は、図10の部分拡大正面図、図14は、図13のV−
V線での断面図である。
【0069】なお、上記の第1の実施例と同じ構成部材
には、100を加えた参照番号を付してその詳細な説明
は省略する。
には、100を加えた参照番号を付してその詳細な説明
は省略する。
【0070】この実施例の耐震断熱パネル101も、上
記の第1の実施例と同様に、図8〜図9に示すように、
柱、間柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁な
どの横架材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に、耐
震断熱パネル自体を嵌入して(嵌込み)、耐震断熱パネ
ル101を、壁用耐震断熱パネル、床用耐震断熱パネ
ル、ならびに天井用耐震断熱パネルとして用いて、構造
部材の一部として用いられるものである。
記の第1の実施例と同様に、図8〜図9に示すように、
柱、間柱などの縦部材、ならびに土台、梁、胴縁、桁な
どの横架材に四側が囲繞された方形の軸組み空間に、耐
震断熱パネル自体を嵌入して(嵌込み)、耐震断熱パネ
ル101を、壁用耐震断熱パネル、床用耐震断熱パネ
ル、ならびに天井用耐震断熱パネルとして用いて、構造
部材の一部として用いられるものである。
【0071】すなわち、図8および図9に示したよう
に、耐震断熱パネル101は、第1の実施例と同様に発
泡ポリスチレン、発泡ポリウレタンなどの断熱材からな
る板状断熱材102を備えている。
に、耐震断熱パネル101は、第1の実施例と同様に発
泡ポリスチレン、発泡ポリウレタンなどの断熱材からな
る板状断熱材102を備えている。
【0072】そして、図10〜図12に示したように、
板状断熱材102の上下左右の四隅の隅角部105を三
角形状に欠落した状態にして、欠落部104としてい
る。この欠落部104の側端面104aに、気密性の弾
性部材106を貼着して、この弾性部材106を介し
て、欠落部104の形状に対応する三角形状の隅角補強
部材107を固着している。
板状断熱材102の上下左右の四隅の隅角部105を三
角形状に欠落した状態にして、欠落部104としてい
る。この欠落部104の側端面104aに、気密性の弾
性部材106を貼着して、この弾性部材106を介し
て、欠落部104の形状に対応する三角形状の隅角補強
部材107を固着している。
【0073】具体的には、欠落部104の側端面104
aに、例えば、ウレタンなどの硬質の発泡プラスチック
などの硬質樹脂からなる補強材108を貼着し、この補
強材108に気密性の弾性部材106のスカート部10
6aを貼着している。そして、弾性部材106の蛇腹状
の伸縮部106bの一端を、隅角補強部材107の傾斜
内側面107cに設けた溝部107d内に固着してい
る。
aに、例えば、ウレタンなどの硬質の発泡プラスチック
などの硬質樹脂からなる補強材108を貼着し、この補
強材108に気密性の弾性部材106のスカート部10
6aを貼着している。そして、弾性部材106の蛇腹状
の伸縮部106bの一端を、隅角補強部材107の傾斜
内側面107cに設けた溝部107d内に固着してい
る。
【0074】このように構成することによって、隅角補
強部材107が、軸組み空間Sの四隅の隅角部方向Gに
拡張収縮可能となっている。
強部材107が、軸組み空間Sの四隅の隅角部方向Gに
拡張収縮可能となっている。
【0075】なお、この隅角補強部材107は、第1の
実施例の補強部材20の材質と同様に、特に限定される
ものではなく、木材、合成樹脂、金属など種々の材料が
使用可能であるが、後述するように、釘打ち、ネジなど
によって、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの
縦部材、土台9、胴差12、桁13などの横架材に係止
することを考慮すれば、木材、合成樹脂などとするのが
望ましい。
実施例の補強部材20の材質と同様に、特に限定される
ものではなく、木材、合成樹脂、金属など種々の材料が
使用可能であるが、後述するように、釘打ち、ネジなど
によって、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの
縦部材、土台9、胴差12、桁13などの横架材に係止
することを考慮すれば、木材、合成樹脂などとするのが
望ましい。
【0076】また、気密性の弾性部材106としては、
弾性と気密性を有するものであればよく、例えば、弾性
ゴム、樹脂シートなどが使用可能である。
弾性と気密性を有するものであればよく、例えば、弾性
ゴム、樹脂シートなどが使用可能である。
【0077】さらに、この隅角補強部材107の外側の
直角をなす外側辺107a、107bに沿った内側の表
面には、図13及び図14に示したように、軸組み空間
Sを構成する柱10、11などの縦部材、土台9、胴差
12、桁13などの横架材に係止するための釘などの締
結部材110の頭部を収容する係止用溝部111が形成
されている。
直角をなす外側辺107a、107bに沿った内側の表
面には、図13及び図14に示したように、軸組み空間
Sを構成する柱10、11などの縦部材、土台9、胴差
12、桁13などの横架材に係止するための釘などの締
結部材110の頭部を収容する係止用溝部111が形成
されている。
【0078】なお、この隅角補強部材107の形状、す
なわち、欠落部104の形状は、三角形に限定されるも
のではなく、例えば、四角形状にするなど適宜変更可能
である。
なわち、欠落部104の形状は、三角形に限定されるも
のではなく、例えば、四角形状にするなど適宜変更可能
である。
【0079】このように構成される耐震断熱パネル10
1は、例えば、下記のようにして用いられる。
1は、例えば、下記のようにして用いられる。
【0080】すなわち、本発明の耐震断熱パネル101
の隅角補強部材107を、軸組み空間Sの四隅の隅角部
方向Gとは反対方向に縮めて、この状態で耐震断熱パネ
ル101を軸組空間S内に嵌入して嵌込む。
の隅角補強部材107を、軸組み空間Sの四隅の隅角部
方向Gとは反対方向に縮めて、この状態で耐震断熱パネ
ル101を軸組空間S内に嵌入して嵌込む。
【0081】そして、耐震断熱パネル101が耐震断熱
パネル101を軸組空間S内に嵌込まれた状態で、隅角
補強部材107を軸組み空間Sの四隅の隅角部方向G方
向に拡張して、隅角補強部材107の外側の直角をなす
外側辺107a、107bを軸組み空間Sの隅角部S’
の内側角部に当接するようにする。この隅角補強部材1
07の係止用溝部111に、釘などの締結部材110を
打ち込み、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの
縦部材、土台9、胴差12、桁13などの横架材に、す
なわち、軸組み空間Sの隅角部S’に隅角補強部材10
7を係止固定する。
パネル101を軸組空間S内に嵌込まれた状態で、隅角
補強部材107を軸組み空間Sの四隅の隅角部方向G方
向に拡張して、隅角補強部材107の外側の直角をなす
外側辺107a、107bを軸組み空間Sの隅角部S’
の内側角部に当接するようにする。この隅角補強部材1
07の係止用溝部111に、釘などの締結部材110を
打ち込み、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの
縦部材、土台9、胴差12、桁13などの横架材に、す
なわち、軸組み空間Sの隅角部S’に隅角補強部材10
7を係止固定する。
【0082】その後は、第1の実施例と同様に、耐震断
熱パネル101の板状断熱材102の屋外側に、縦胴縁
6を設け、その屋外側に外装材15を敷設する。一方、
柱10、11の屋内側には、必要に応じて気密防湿シー
ト16を介して、内装材17を敷設する。
熱パネル101の板状断熱材102の屋外側に、縦胴縁
6を設け、その屋外側に外装材15を敷設する。一方、
柱10、11の屋内側には、必要に応じて気密防湿シー
ト16を介して、内装材17を敷設する。
【0083】このように、本発明の耐震断熱パネル10
1を軸組み空間S内に嵌入して嵌込み、軸組み空間Sの
四隅の隅角部S’が、板状断熱材2の隅角補強部材10
7が存在することになるので補強されていることにな
る。
1を軸組み空間S内に嵌入して嵌込み、軸組み空間Sの
四隅の隅角部S’が、板状断熱材2の隅角補強部材10
7が存在することになるので補強されていることにな
る。
【0084】従って、図10に示したように、地震の際
の横揺れにより柱10、11に対して、水平方向の力P
が加わった場合にも、軸組み空間Sの四隅の隅角部S’
が変形することがないので、初期のガタツキが発生しに
くく、その結果耐震強度が向上することになる。
の横揺れにより柱10、11に対して、水平方向の力P
が加わった場合にも、軸組み空間Sの四隅の隅角部S’
が変形することがないので、初期のガタツキが発生しに
くく、その結果耐震強度が向上することになる。
【0085】なお、この実施例では、隅角補強部材10
7に、釘などの締結部材110を直接打ち込み、軸組み
空間Sの隅角部S’に係止固定したが、図15に示した
ように、略三角形状の金属製の係止部材112を用い
て、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの縦部
材、土台9、胴差12、桁13などの横架材、隅角補強
部材107、ならびに板状断熱材102の補強材108
の間にわたって係止固定してもよい。
7に、釘などの締結部材110を直接打ち込み、軸組み
空間Sの隅角部S’に係止固定したが、図15に示した
ように、略三角形状の金属製の係止部材112を用い
て、軸組み空間Sを構成する柱10、11などの縦部
材、土台9、胴差12、桁13などの横架材、隅角補強
部材107、ならびに板状断熱材102の補強材108
の間にわたって係止固定してもよい。
【0086】このようにすれば、隅角補強部材107だ
けでなく、板状断熱材102の本体部でも、水平方向の
力Pによって発生する圧縮力Fに対抗することができ、
構造強度、すなわち耐震強度が向上するとともに、この
板状断熱材の隅角部において圧縮力による圧縮変形にも
抗し得る強度が得られることになる。
けでなく、板状断熱材102の本体部でも、水平方向の
力Pによって発生する圧縮力Fに対抗することができ、
構造強度、すなわち耐震強度が向上するとともに、この
板状断熱材の隅角部において圧縮力による圧縮変形にも
抗し得る強度が得られることになる。
【0087】従って、耐震断熱パネル101は、柱間で
の水平力を受ける構造部材としての働きをし、これによ
り、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、その
耐震強度が大幅に向上する。
の水平力を受ける構造部材としての働きをし、これによ
り、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、その
耐震強度が大幅に向上する。
【0088】以上、本発明に係る耐震断熱パネルを壁パ
ネルとして用いる場合について説明したが、本発明は上
記の実施例に限定されず本発明の技術的思想の範囲内で
さらに種々変形可能である。
ネルとして用いる場合について説明したが、本発明は上
記の実施例に限定されず本発明の技術的思想の範囲内で
さらに種々変形可能である。
【0089】例えば、図示しないが、板状断熱材102
の補強材108と隅角補強部材107の傾斜内側面10
7cとの間に、固定用部材を嵌合させて、軸組み空間S
の隅角部S’の内側角部に隅角補強部材107を強固に
当接させて係止固定することも可能であり、さらには、
本発明の耐震断熱パネルを、屋根パネルなどに用いるこ
とも可能である。
の補強材108と隅角補強部材107の傾斜内側面10
7cとの間に、固定用部材を嵌合させて、軸組み空間S
の隅角部S’の内側角部に隅角補強部材107を強固に
当接させて係止固定することも可能であり、さらには、
本発明の耐震断熱パネルを、屋根パネルなどに用いるこ
とも可能である。
【0090】
【発明の効果】本発明の耐震断熱パネルおよびそれを用
いた耐震断熱構造では、耐震断熱パネルを軸組み空間内
に嵌入して嵌込み、軸組み空間の四隅の隅角部が、板状
断熱材の隅角部に設けた補強部材が存在することになる
ので補強されていることになる。
いた耐震断熱構造では、耐震断熱パネルを軸組み空間内
に嵌入して嵌込み、軸組み空間の四隅の隅角部が、板状
断熱材の隅角部に設けた補強部材が存在することになる
ので補強されていることになる。
【0091】従って、地震の際の横揺れにより柱に対し
て、水平方向の力が加わった場合にも、軸組み空間の四
隅の隅角部が変形することがないので、初期のガタツキ
が発生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震
強度が向上することになる。
て、水平方向の力が加わった場合にも、軸組み空間の四
隅の隅角部が変形することがないので、初期のガタツキ
が発生しにくく、その結果、壁倍率が大きくなり、耐震
強度が向上することになる。
【0092】しかも、このように板状断熱材の隅角部に
補強部材が存在することになるので、板状断熱材の本体
部だけでなく、板状断熱材の隅角部の補強部材によって
も、水平方向の力によって発生するせん断力に対抗する
ことができ、構造強度、すなわち耐震強度が向上すると
ともに、この板状断熱材の隅角部において圧縮力による
圧縮変形にも抗し得る強度が得られることになる。
補強部材が存在することになるので、板状断熱材の本体
部だけでなく、板状断熱材の隅角部の補強部材によって
も、水平方向の力によって発生するせん断力に対抗する
ことができ、構造強度、すなわち耐震強度が向上すると
ともに、この板状断熱材の隅角部において圧縮力による
圧縮変形にも抗し得る強度が得られることになる。
【0093】従って、本発明の耐震断熱パネルは、柱間
での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これに
より、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、そ
の耐震強度が大幅に向上する。
での水平力を受ける構造部材としての働きをし、これに
より、筋かいなどを不要にすることができ、しかも、そ
の耐震強度が大幅に向上する。
【0094】さらに、本発明の耐震断熱パネルを、軸組
み空間に嵌入するだけで断熱壁を構成することができ、
筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工期の
短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることなく、
居住空間が広くとれる。
み空間に嵌入するだけで断熱壁を構成することができ、
筋かいなどの構造部材の敷設を省くことができ、工期の
短縮が図れるとともに、壁厚さが大きくなることなく、
居住空間が広くとれる。
【0095】また、本発明の耐震断熱パネルは、予め工
場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法合
わせを行うことができるので、コストの低減を図ること
ができる。
場にて耐震断熱パネルを一貫生産することにより寸法合
わせを行うことができるので、コストの低減を図ること
ができる。
【0096】さらに、本発明で、板状断熱材の4隅の隅
角部を欠落して、この欠落部に軸組み空間の四隅の隅角
部方向に拡張収縮可能な隅角補強部材を設けた耐震断熱
パネルを用いた構成では、隅角軸組み空間に耐震断熱パ
ネルを嵌入配置する際に、隅角補強部材を軸組み空間の
四隅の隅角部方向とは反対方向に縮めておくので、軸組
み空間への嵌入が容易となる。
角部を欠落して、この欠落部に軸組み空間の四隅の隅角
部方向に拡張収縮可能な隅角補強部材を設けた耐震断熱
パネルを用いた構成では、隅角軸組み空間に耐震断熱パ
ネルを嵌入配置する際に、隅角補強部材を軸組み空間の
四隅の隅角部方向とは反対方向に縮めておくので、軸組
み空間への嵌入が容易となる。
【図1】図1は、本発明の第1の実施例に係る耐震断熱
パネルを適用した戸建住宅の斜視図である。
パネルを適用した戸建住宅の斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施例に係る耐震断熱
パネルを適用した外壁の図1のI−I線についての横断
面図である。
パネルを適用した外壁の図1のI−I線についての横断
面図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施例に係る耐震断熱
パネルを土台−胴差間に設置した状態を示す正面図であ
る。
パネルを土台−胴差間に設置した状態を示す正面図であ
る。
【図4】図4は、本発明の第1の実施例に係る耐震断熱
パネルの図3のII−II線での横断面図である。
パネルの図3のII−II線での横断面図である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施例に係る耐震断熱
パネルの取付状態の別の実施例を示す正面図である。
パネルの取付状態の別の実施例を示す正面図である。
【図6】図6は、本発明の第1の実施例に係る耐震断熱
パネルの別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
パネルの別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
【図7】図7は、本発明の第1の実施例に係る耐震断熱
パネルの別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
パネルの別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
【図8】図8は、本発明の第2の実施例に係る耐震断熱
パネルを適用した戸建住宅の斜視図である。
パネルを適用した戸建住宅の斜視図である。
【図9】図9は、本発明の第2の実施例に係る耐震断熱
パネルを適用した外壁の図1のIII−III線についての横
断面図である。
パネルを適用した外壁の図1のIII−III線についての横
断面図である。
【図10】図10は、本発明の第2の実施例に係る耐震
断熱パネルを土台−胴差間に設置した状態を示す正面図
である。
断熱パネルを土台−胴差間に設置した状態を示す正面図
である。
【図11】図11は、本発明の第2の実施例に係る耐震
断熱パネルの図10のIV−IV線での横断面図である。
断熱パネルの図10のIV−IV線での横断面図である。
【図12】図12は、図11のE部の拡大図である。
【図13】図13は、図10の部分拡大正面図である。
【図14】図14は、図13のV−V線での断面図であ
る。
る。
【図15】図15は、本発明の第2の実施例に係る耐震
断熱パネルの別の取付状態を示す縦断面図である。
断熱パネルの別の取付状態を示す縦断面図である。
【図16】図16は、従来の耐震断熱パネルの取付状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図17】図17は、従来の耐震断熱パネルの取付状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図18】図18は、断熱パネルに水平方向の荷重がか
かった状態を説明する概略図である。
かった状態を説明する概略図である。
1 耐震断熱パネル 2 板状断熱材 2a 長側面 2c 短側面 4 切欠部 5 隅角部 6 縦胴縁 7 係止部材 8 基礎 9 土台 10 柱 11 管柱 12 胴差 13 桁 14 締結部材 15 外装材 16 気密防湿シート 17 内装材 19 胴縁取付部材 20 補強部材 30 補強部材 101 耐震断熱パネル 102 板状断熱材 104 欠落部 105 隅角部 106 弾性部材 106a スカート部 106b 伸縮部 107 隅角補強部材 107a 外側辺 107c 傾斜内側面 107d 溝部 108 補強材 110 締結部材 111 係止用溝部 112 係止部材 200 構造用パネル 201 板状断熱材 204 接続ブラケット 205 柱 207 胴差 208 土台 301 板状断熱材 302 構造用面材 304 金属プレート 305 柱 307 胴差 308 土台
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DB01 DC02 DD01 EA09 FA04 GA12 GA24 HA31 HD03 HD09 HF03 HF07 KA03 KA05 LA09 LA11 LA12 MA01 2E002 EA01 EA02 EA08 EB12 FA03 FA09 FB05 FB07 FB08 FB10 FB12 FB24 HA02 HA03 HB01 HB02 HB04 JA01 JA03 JB01 JB02 JB04 JC02 JC03 MA12 MA32 2E162 BA05 BB08 CA16 CA31 CB01 CC03 CD02 CD03 CD04
Claims (14)
- 【請求項1】 柱、間柱などの縦部材、ならびに土台、
梁、胴縁、桁などの横架材からなる軸組み部材に四側が
囲繞された方形の軸組み空間に嵌入配置される耐震断熱
パネルであって、 略矩形状の板状断熱材の隅角部に補強部材を設けて補強
したことを特徴とする耐震断熱パネル。 - 【請求項2】 前記補強部材が、板状断熱材の主面表面
の隅角部に設けられていることを特徴とする請求項1に
記載の耐震断熱パネル。 - 【請求項3】 前記補強部材が、前記板状断熱材の隅角
部に切欠部を設けて固着したことを特徴とする請求項1
または2に記載の耐震断熱パネル。 - 【請求項4】 前記補強部材が、板状断熱材の隅角部を
覆うキャップ形状の部材から構成されていることを特徴
とする請求項1から3のいずれかに記載の耐震断熱パネ
ル。 - 【請求項5】 柱、間柱などの縦部材、ならびに土台、
梁、胴縁、桁などの横架材からなる軸組み部材に四側が
囲繞された方形の軸組み空間に嵌入配置される耐震断熱
パネルであって、 略矩形状の板状断熱材の4隅の隅角部を欠落して、この
欠落部に軸組み空間の四隅の隅角部方向に拡張収縮可能
な隅角補強部材を設けたことを特徴とする耐震断熱パネ
ル。 - 【請求項6】 前記隅角部補強部材が、前記欠落部に伸
縮自在な気密弾性部材を介して接合されていることを特
徴とする請求項5に記載の耐震断熱パネル。 - 【請求項7】 柱、間柱などの縦部材、ならびに土台、
梁、胴縁、桁などの横架材に四側が囲繞された方形の軸
組み空間に、 略矩形状の板状断熱材の隅角部に補強部材を設けて補強
した耐震断熱パネルを嵌入配置したことを特徴とする耐
震断熱構造。 - 【請求項8】 前記補強部材が、板状断熱材の主面表面
の隅角部に設けられていることを特徴とする請求項7に
記載の耐震断熱構造。 - 【請求項9】 前記補強部材が、前記板状断熱材の隅角
部に切欠部を設けて固着したことを特徴とする請求項7
または8に記載の耐震断熱構造。 - 【請求項10】 前記補強部材が、板状断熱材の隅角部
を覆うキャップ形状の部材から構成されていることを特
徴とする請求項7から9のいずれかに記載の耐震断熱構
造。 - 【請求項11】 前記補強部材と軸組み空間を構成する
縦部材および横架材との間を係止部材で係止したことを
特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の耐震断
熱構造。 - 【請求項12】 柱、間柱などの縦部材、ならびに土
台、梁、胴縁、桁などの横架材に四側が囲繞された方形
の軸組み空間に、 略矩形状の板状断熱材の4隅の隅角部を欠落して、この
欠落部に軸組み空間の四隅の隅角部方向に拡張収縮可能
な隅角補強部材を設けた耐震断熱パネルを、 前記隅角補強部材を軸組み空間の四隅の隅角部方向とは
反対方向に縮めて軸組空間内に嵌入配置して、 前記隅角補強部材を軸組み空間の四隅の隅角部方向に拡
張して、隅角部補強部材と軸組み空間を構成する縦部材
および横架材との間を係止部材で係止したことを特徴と
する耐震断熱構造。 - 【請求項13】 前記隅角部補強部材と板状断熱材との
間を係止部材で係止したことを特徴とする請求項12に
記載の耐震断熱構造。 - 【請求項14】 前記隅角部補強部材が、前記欠落部に
伸縮自在な気密弾性部材を介して接合されていることを
特徴とする請求項12または13のいずれかに記載の耐
震断熱構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009923A JP2000204702A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 耐震断熱パネルおよびそれを使用した耐震断熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009923A JP2000204702A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 耐震断熱パネルおよびそれを使用した耐震断熱構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000204702A true JP2000204702A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11733620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11009923A Pending JP2000204702A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 耐震断熱パネルおよびそれを使用した耐震断熱構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000204702A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010273738A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 断熱浴槽 |
| JP2011006896A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Kazama Giken Kaihatsu:Kk | 建築物およびその耐震補強方法 |
| KR101029009B1 (ko) * | 2009-12-24 | 2011-04-12 | (주)비온디 | 건축구조재의 보강 고정구 및 이를 활용한 내진 공법 |
| JP2011241650A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Taisei Corp | 構造壁 |
| JP2018044420A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 高周波熱錬株式会社 | 鋼製耐震壁、耐震壁付建物及び耐震壁付建物の施工方法 |
| JP2018071299A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 株式会社アクト | 壁パネル及びその固定構造 |
| JP2018204262A (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-27 | 芳英 春城 | 木造建築物の耐力構造 |
| JP7751680B1 (ja) | 2024-03-26 | 2025-10-08 | 株式会社淀川製鋼所 | 簡易構造物の壁面構造 |
-
1999
- 1999-01-18 JP JP11009923A patent/JP2000204702A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010273738A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 断熱浴槽 |
| JP2011006896A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Kazama Giken Kaihatsu:Kk | 建築物およびその耐震補強方法 |
| KR101029009B1 (ko) * | 2009-12-24 | 2011-04-12 | (주)비온디 | 건축구조재의 보강 고정구 및 이를 활용한 내진 공법 |
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| JP7751680B1 (ja) | 2024-03-26 | 2025-10-08 | 株式会社淀川製鋼所 | 簡易構造物の壁面構造 |
| JP2025158151A (ja) * | 2024-03-26 | 2025-10-17 | 株式会社淀川製鋼所 | 簡易構造物の壁面構造 |
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