JP2000205187A - 曲線状のフェアリングを備えた二相ヘリカル混流羽根車 - Google Patents

曲線状のフェアリングを備えた二相ヘリカル混流羽根車

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JP2000205187A
JP2000205187A JP11373094A JP37309499A JP2000205187A JP 2000205187 A JP2000205187 A JP 2000205187A JP 11373094 A JP11373094 A JP 11373094A JP 37309499 A JP37309499 A JP 37309499A JP 2000205187 A JP2000205187 A JP 2000205187A
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Yves Charron
シャロン イヴ
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D31/00Pumping liquids and elastic fluids at the same time
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/08Sealings
    • F04D29/16Sealings between pressure and suction sides
    • F04D29/165Sealings between pressure and suction sides especially adapted for liquid pumps
    • F04D29/167Sealings between pressure and suction sides especially adapted for liquid pumps of a centrifugal flow wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 羽根車の入口と出口との間の漏れを抑える。 【解決手段】 圧縮または膨張二相ヘリカル混流羽根車
は、ボス26の上に取り付けられた1つまたは2つ以上
の羽根25と、羽根の外側の部分に取り付けられたカバ
ー24とを有し、この組立体がハウジング20内に設置
されている。カバー24は、羽根車の入口および/また
は出口に対応する端部の少なくとも一方に、羽根車の入
口と出口との間の漏れを抑えるように値が決められてい
る傾斜を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二相ヘリカル混流
羽根車と、この種の羽根車を有する圧縮装置および膨張
装置に関する。
【0002】本発明は、特に、以下の二相ヘリカル混流
羽根車に関する。 −本質的に円筒形のシェル内で流れが生じるヘリカル軸
流羽根車、ヘリカル混流羽根車の下位形(回転している
立体的なシェル内で流れが生じる) −例えば仏国特許第2,665,224号公報明細書に
記載されているような圧縮羽根車(エネルギーが回転子
から流体へ伝達する)および膨張羽根車(エネルギーが
流体から回転子へ伝達する) この後の説明では、 −羽根車の子午面は、回転軸を通る任意の平面を指す。 −羽根車の径方向面は、回転軸に垂直な任意の平面を指
す。 −羽根車の流路は、流体が流れ、羽根と内側および外側
のシェルとによって囲まれた空間を指す。
【0003】本発明による羽根車は、1または2以上の
液相、気相および場合によっては固相から成る混合物の
圧縮および膨張を行う装置に特に用いられる。
【0004】羽根車は、石油産出、地熱、液化プロセス
(特に天然ガスの液化)、水および酸化ガスの混合再注
入、再精製プロセス(触媒による改質、水素化分解法や
水素化脱硫法等の水素添加処理)などの多くの分野にお
いて利用できる。
【0005】
【従来の技術】単相の圧縮および膨張径方向(遠心力)
混流羽根車は、羽根の上面と下面との間の漏れ率および
再循環率を抑え、その結果、羽根車の効率を向上させる
ように、通常は外側のシェル(カバーあるいはキャップ
あるいはフェアリング)によって覆われている。これら
のシェルは、エネルギー変換中に現れる圧力勾配(圧縮
時に正かつ膨張時に負)の結果として生じる羽根車の入
口と出口との間の漏れを抑えるように、その一方の端部
にシール(例えばラビリンスシール)を備えている。
【0006】仏国特許第2,697,870号公報明細
書には、シール機構によって羽根車の外面全体を覆うフ
ェアリングを備えた圧縮ヘリカル軸流羽根車の羽根のカ
バーが記載されている。フェアリングには2つの目的が
あり、1つは、第1段から最終段までの羽根の高さの減
少を考慮して、回転子と固定子との間のスペースを低減
させるためであり(体積流量の低減)、もう1つは、回
転方向に配列された複数の溝等の適切なシール機構を用
いて摩擦損を防ぐと同時に、各羽根車の近くの漏れを低
減させるためである。
【0007】図1は、従来技術による、カバーを備えた
ヘリカル軸流羽根車を子午線で切断した図である。
【0008】羽根車Iは、いくつかの羽根3を備えたボ
ス1と、羽根3の外側の部分に固定された実質的に円筒
形のカバー4とを有している。この組立体はハウジング
2の中に設置されている。
【0009】カバー4は、カバー4とハウジング2の内
壁との間に配置されたシール装置(不図示)を、その外
側部分に備えることも可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、羽根
車の入口と出口との間の漏れを抑えるように値が選択さ
れた傾斜を、端部の少なくとも一方に有する「カバー」
と呼ばれる追加の要素を、羽根の外側の部分に設置する
ことにある。
【0011】圧力が最大となるカバー端部の傾斜は、特
に、圧力と、カバーと固定部分との間で流れが止められ
た液体塊Mのいずれかの側に働く遠心力の接線成分との
間のつりあいがとれるように定められる。
【0012】カバーの独特な形状により、以下の結果の
少なくとも1つを特に得ることができる。 −羽根車の羽根の内輪と外輪との間の漏れ率を全体的に
抑制する。 −カバーの外側(圧縮の場合は出口から入口まで、膨張
の場合は入口から出口まで)の漏れ率を抑える。これに
より、段階の効率を増大させることができる。
【0013】本発明の目的はまた、液体の相の分離を抑
えるために、流体流路の平均曲率を特定の形状にするこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボスの上に取
り付けられた1つまたは2つ以上の羽根と、羽根の外側
の部分に取り付けられたカバーとを有し、この組立体が
ハウジング内に設置されている、圧縮または膨張二相ヘ
リカル混流羽根車に関する。この羽根車は、カバーが、
羽根車の入口および/または出口に対応する端部の少な
くとも一方に、羽根車の入口と出口との間の漏れを抑え
るように値が決められている傾斜を有することを特徴と
する。
【0015】傾斜の値は、例えば、圧力と、カバーと固
定部分との間で流れが止められた液体塊Mのいずれかの
側に働く遠心力の接線成分との間のつりあいがとれるよ
うに決められる。
【0016】傾斜の値は、多くても最大長さLmaxに
等しい長さLzによって決定することができる。
【0017】このLmaxの値は、例えば軸方向長さL
tの多くても約20%に等しい。
【0018】一実施態様によれば、傾斜は、羽根車の高
圧端(最大の圧力がかけられる羽根車の部分)に設けら
れている。
【0019】羽根車は、圧縮羽根車または膨張羽根車で
あってもよい。
【0020】圧縮羽根車または膨張羽根車は、少なくと
も1つのボスと2つの連続した羽根とによって境界が定
められた少なくとも1つの流路を備えることができ、該
羽根車は子午面で測定した軸方向長さLtおよび平均曲
率半径Rh(z)を有し、該曲率半径Rh(z)は少な
くとも長さLtの一部にわたって流路内の前記多相流体
の相の分離を抑えるのに適している。
【0021】本発明はまた、少なくとも1つの液相と気
相とを有する多相流体の圧縮装置または膨張装置に関
し、この装置は、ハウジングと、1つまたは2つ以上の
圧縮セル(Ii,Ri)と、シャフト上に取り付けられ
ている羽根車と、多相流体の取り入れを可能にする入口
と、ある程度エネルギーが増加した多相流体を取り出す
ための出口とを有している。圧縮機は、圧縮セルの少な
くとも1つが上述した羽根車を有していることを特徴と
する。
【0022】本発明による圧縮羽根車または圧縮装置
は、特に、石油流出物の汲み上げに用いられる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図2は、追加されたカバーすなわち本発明
の独特な特徴を呈する要素を備えた少なくとも1つの羽
根車を有する、特定の例に限定されない圧縮機組立体を
概略的に示す軸方向断面図である。
【0025】このような組立体は、例えば多相石油流出
物の汲み上げに用いられる。
【0026】この例では、参照符号20はいくつかの圧
縮セルが配置されているハウジングを示す。ハウジング
20は少なくとも1つの入口ポート21とエネルギーが
増大する多相流体を排出する少なくとも1つの出口ポー
ト22とを有している。
【0027】圧縮セルは、例えば流体のエネルギーを増
加させることが目的の羽根車Iiと、添字iが圧縮セル
の列に対応するディヒューザRiとを有している。羽根
車Iiは、シャフト23に固定され、当業者に公知の手
段を用いてその上の適所に保持される。
【0028】羽根車は羽根25の外側の部分に取り付け
られたカバー24(図3)を備えており、羽根25はボ
ス26に固定されている(図3)。カバー24は、少な
くともその長さの一部にわたって、羽根車の入口と出口
との間の漏れを抑えるように値が定められた傾斜を有し
ている。この傾斜は、カバー24の例えば最も高い圧力
にさらされる端部、すなわち高圧端の近くに配置されて
いる。
【0029】カバー24は、例えば、少なくとも以下の
パラメータ、ハウジング20の壁に最も近接している外
面Sext、ボス26側に位置している内面Sint、
外面と内面の形状が同一か実質的に同一であるときに一
定になる厚さec、によって形成される。
【0030】ボス26、羽根25、およびカバー24の
内面Sintは、圧縮セルを通って多相流体が流れる流
路を形成する。
【0031】通常は、圧縮セルは羽根車とディフューザ
Riとから成る組を有している。しかしながら、圧縮セ
ルは、本発明の範囲から逸脱することなく、ディフュー
ザRiが続いて配置されていない羽根車Iiから成って
もよい。
【0032】カバー24の傾斜の決定方法 本発明によるカバー24の傾斜は、羽根車の入口と出口
との間の漏れを抑えるように、例えば後述する段階を実
施することにより、その端部の少なくとも一方に設けら
れる。
【0033】カバー24の外側の部分での漏れを抑える
ことを述べている本方法は、カバー24とハウジング2
0との間の隙間の近くの多量の液体の両側に加えられる
力を比較することで実行される。
【0034】羽根車は、圧縮羽根車と膨張羽根車との2
つのタイプに区別できる。 a)圧縮羽根車の場合(図3) 出口の圧力P2が入口の圧力P1よりも高く、高圧側から
低圧側に漏れが生じると、主として羽根車の出口での漏
れが抑えられるようにされ、少なくとも羽根車の出口の
近くのカバー24の部分の傾斜が特定の寸法に形成され
る。したがって、羽根車の入口において、カバー24の
外側の部分の傾斜はカバー24の下側の部分の傾斜と等
しくなり、その傾斜は子午面の流路の平均傾斜によって
定められる。 b)膨張羽根車の場合(図4) 出口の圧力P2が入口の圧力P1よりも低く、高圧側から
低圧側に漏れが生じると、主として羽根車の入口での漏
れが抑えられるようにされ、少なくとも羽根車の入口の
近くのカバー24の部分の傾斜が特定の寸法に形成され
る。したがって、羽根車の出口において、カバー24の
外側の部分の傾斜はカバー24の下側の部分の傾斜と等
しくなり、その傾斜は子午面の流路の平均傾斜によって
定められる。
【0035】通常は、本方法の段階では、圧力が最大で
ある羽根車側の圧力によって生じる力Fpjと、ハウジ
ンング20とカバー24の外面との間の回転体積に含ま
れる液体塊に遠心加速することで生じる力とのつりあい
をとるように、長さの値または角度の値によりカバー2
4の傾斜が定められる。
【0036】添字jは、羽根車の入口の1と羽根車の出
口の2とに対応している。
【0037】以下に詳述する方法(図5)は、非限定的
な例による圧縮羽根車(場合a))に対するものであ
る。
【0038】本発明の範囲から逸脱することなく、ここ
に述べる計算は同様に膨張羽根車に適用され、そして羽
根車の入口の傾斜を形成するための計算が行われる。
【0039】まず、以下のデータを定義することから始
める。
【0040】毎秒回転数を表す羽根車の回転速度N カバー24の外側の部分(点C)と羽根車の出口におけ
る回転軸Rcとの間の距離Rc2 羽根車の出口における子午面の回転軸Rcと、点Cおけ
るカバー24の外面への接線とが成す角度θ2 出口における、カバー24と固定部分との間の径方向の
間隔J2 羽根車の出口での圧力P2 羽根車の入口での圧力P1 漏れ状態は、回転速度N,半径Rc2,および角度θ2
生ずる。漏れは角度θ 2が大きくなるときに減少する傾
向がある。
【0041】まず第1に、カバー24の外側の形状は、
流路の外側の形状と同一であると仮定する。
【0042】例えば、羽根車の出口の以下のパラメータ
が計算される。
【0043】・所与のパラメータ カバー24の表面に対して垂直な方向の間隙の高さ Jp2=J2/cos(θ2) カバー24の表面に対して垂直な間隙の回転面 Sj2=2×π×Rc2×Jp2 ・圧力によって生じる力の測定 間隙の近くの羽根車の出口から入口への圧力によって生
じる力 Fp2=Sj2×(P2−P1) 半径Rc2における遠心加速度 Ax2=(2×π×N)2×Rc2 ・流体塊に加速度によって働く力の測定 遠心加速度のカバー24への接線方向の成分 Ac2=Ax2×sin(θ2) カバー24、すなわち軸方向の長さLzにわたって距離
Jp2で測定されたこの面に平行なシェルの外面により
定まる回転体積Vは、 V=2×π×Rmz×Lz×Jp2 と定義され、Rmzはカバー24の長さLzにわたる平
均外側半径である。
【0044】対応する回転体積に含まれる流体体積の質
量 M=V×ρo ここで、ρoは液体の密度である。
【0045】回転体積に含まれる流体の質量Mに遠心加
速度によって働く力 Fc=Ac2×M=Ax2×sin(θ2)×2×π×R
mz×Lz×Jp2×ρo 羽根車の出口に位置しているカバー24の部分に与えら
れる傾斜の値は、これらの2つの力と漏れを防ぐ所望の
平衡条件とから導かれる。傾斜の値は、値Lzあるいは
角度θの値により与えられる。
【0046】Lzの値は、例えば下記の等式から推定さ
れる。
【0047】Lz=Rc2×(P2−P1)/Rmz/A
2/sin(θ2)/ρo Lzの値が最大値Lmaxよりも小さいかどうか調べ
る。
【0048】Lz≦Lmaxであれば、角度θ2の対応
する値が許容可能である。
【0049】Lz>Lmaxであれば、角度θ2の値
を、Lzの値がLmax以下になるまで増加する。
【0050】Lmaxの値は、羽根車の軸方向の長さL
tの例えば約20%に等しい。
【0051】図6は、羽根の外側の部分に固定されたカ
バーを備えたヘリカル軸流羽根車の変形例を概略的に示
す。カバー24は、円錐形のすなわち多少湾曲した部分
を子午面内の羽根車の一方の端部(図では入口)に有
し、また、湾曲した部分を子午面内の他方の端部(図で
は出口)に有している。この配置は、例えば入口で軸方
向の絶対速度(入口で僅かしか相分離を生じさせない)
を備え、出口で大きく逸れた絶対速度(エネルギー変換
の結果として生じ、とくに子午面内の直線流路の面前で
顕著な相分離を生じさせる)を備える圧縮ヘリカル軸流
羽根車に特に適している。
【0052】流体の流れ方向に関してカバー24の上流
部に、羽根車の端部のいずれかの側での漏れを抑えるた
めに、カバー24の外側の部分にラビリンスシステム等
のシール機構30が設けられている。このようなシール
機構30(リング型,ラビリンス他)の寸法は、当業者
に公知の方法で決定される。
【0053】カバー24の円錐形の(すなわち僅かに曲
線状の)および曲線状の部分は、機能(圧縮または膨
張)と羽根車の設計(羽根車の入口または出口で大きな
加速度を加える)とに従って、入口と出口との間で逆に
することができる。
【0054】・子午面内の流路の傾斜による、羽根車の
出口におけるカバーとハウジングとの間での漏れの抑え
に関する数値例 データ 羽根車の回転速度N:100rps カバー24から回転軸Rcまでの距離:Rc2=0.1
25m 羽根車の出口で子午面内に回転軸を有するカバー24に
よって形成される角度:25° カバー24と(出口での)固定部分との間の間隙:J2
=0.00045m 羽根車の下流での圧力:P2=1MPa(絶対圧力) 羽根車の上流での圧力:P1=0.8MPa(絶対圧
力) 下記の全ての値を、羽根車の出口について計算する(特
に定められていない限り) カバー表面に対して垂直な方向における間隙の高さ Jp2=J2/cos(25)=0.0005m カバー表面に対して垂直な間隙の回転面 Sj2=2×π×Rc2×Jp2=0.000392m2 間隙の近くに下流から上流への圧力によって生じる力 Fp2=Sj2×(P2−P1)=78N 半径Rc2における遠心加速度 Ax2=(2×π×N)2×Rc2=49,300m/s2 遠心加速度のカバー24に平行な成分 Ac2=Ax2×sin(25)=20,835m/s2 圧力と、カバー24と固定部分との間で流れが止められ
た液体塊M(質量Mおよび密度ρ)の遠心力に対応する
力との間のつりあいは、Fp2=M×Ac2のとき、すな
わちM=0.0037kg、すなわち1000kg/m
3の液体密度に対して体積が3.7×10-63のときに
達成される。この液体の体積は、数mmのオーダーの軸
方向の長さ(この値は数cmのオーダーの羽根車の軸方
向の長さと同等とみなされうる)に相当する。この長さ
は、カバー24の傾斜さらにはカバー24の曲率にした
がって正確に求められる。
【0055】計算結果は、カバー24の外側のある程度
の液体の蓄積(回転するカバー24と固定部分との間の
体積)から、遠心加速度の傾いたカバー24に平行な成
分が圧力に対抗するのに充分であることを示している。
力のつりあいがとれているとき、羽根車と固定部分との
間の近くで液体の交換が生じない。
【0056】図2から図6に記載されたカバーは、例え
ば「子午面に曲線状の流路を備えた二相羽根車」と題さ
れた仏国特許出願第98/16,522号明細書に記載
された方法によって平均曲率半径が決定される流路を有
する羽根車の羽根の外側の部分の上に配置できる。この
曲率半径のこの特定の形状により、主に多相流体の相の
分離を抑えることができる。
【0057】上記の計算段階によって得られた角度の値
θ1またはθ2にそれぞれ対応する傾斜を有するカバーを
備えた圧縮羽根車または膨張羽根車から始める。
【0058】・流路に与えられる平均曲率の値を決定す
る計算方法の段階の概要 まず、既知の初期の曲率半径を持ち、値Anc(z)が
zの全ての値について知られている羽根車から始める。
Anc(z)は、径方向の加速、および上述した特許出
願において与えられた種々の加速を考慮に入れた子午面
内の非曲線状の流路に対応している。
【0059】ここで、値ATを最小化する。子午面内の
流路の新たな平均曲率半径を、例えば以下のように決定
する。 ・ 流路入口をZ=0とし、流路出口をZ=1とする
と、Anc(z)の最小値に対応する点Z0が決定され
る。 ・ Z=Z0とすると、例えばゼロ傾斜(T(Z0)=
0)が、シェルCmoy(液体の流れが続く中間路に対
応する流路の中間シェル)の子午面内において選択され
る。本発明の範囲から逸脱することなく、Rh(z)の
計算手順を変更せずに0とは異なる値をとることができ
る。 ・ zの全ての値に有効な開始値At_max=At_
max_1が選択する。 ・ Ac(z)を計算する。
【0060】Anc(z)の既知の値をAt_maxの
値と比較する。
【0061】a)とb)との2つの場合が生じる。
【0062】a)Anc(z)≦At_maxであれ
ば、Ac(z)は、0と、
【0063】
【数1】 で計算されるAt_max−Ac(z)との間の任意の
値を有することができ、そしてこれらの値の1つを選択
する。この条件の下で、Rh(z)は負であり、シェル
Cmoyの凹面は負のxの方へ向けられる。
【0064】b)Anc(z)>At_maxであれ
ば、Ac(z)=At_max−Anc(z)であり、
このAt_max−Anc(z)を、
【0065】
【数2】 により計算する。
【0066】この条件の下では、Rh(z)は正であ
り、シェルCmoyの凹面は正のxの方へ向けられる。 ・ 例えば点Z0から流路の入口に向かうときには、傾
斜T1はシェルCmoyの入口で得られ、同様に、例え
ば点Z0から出口に向かうときには、出口で傾斜T2が得
られる。したがって、羽根車の曲率は任意の位置で決定
される。2つの角度γ1およびγ2の値は傾斜T1および
2にそれぞれ対応する。 ・ 任意の位置で、傾斜T(z)に対応する角度γは−
90°と+90°との間の範囲になければならない。計
算手順の間に、任意の位置で角度が−90°よりも小さ
くあるいは90°よりも大きくなった場合には、At_
maxの初期値が小さくなり、−90°と90°との間
の範囲内の角度値[γ1,γ2]が得られるまで、計算が
繰り返される。 ・ 羽根車の機能(圧縮、膨張、または他の特殊な応
用)に特有の理由により、傾斜の絶対値が極端に大きく
なった場合、At_maxの初期値が小さくなり、−9
0°と90°との間の範囲内の角度値が得られるまで計
算が繰り返される。 ・ 流路の入口と出口との間でAt_maxの種々の値
を選択することが可能である。
【0067】羽根車の性質と羽根車の機能(圧縮、膨
張、または他の応用)にしたがって、傾斜T1およびT2
に対応する角度γ1およびγ2を、上述した値−90°,
90°とは異なる値とすることができる。
【0068】・θ1とθ2の値の選定 ・ |θj|≧|γj|であれば、羽根車はカバーのθ
jと流路のγjとの2つの角度により形成される。 ・ |θj|<|γj|であれば、[|θj|;|γj
|]の間の範囲内にある値の1つがカバー24の角度値
θjとして得られ、羽根車の入口(例えば図4の膨張羽
根車)についてはj=1であり、羽根車の外側(例えば
図3の圧縮羽根車)についてはj=2である。
【0069】入口部と出口部とを有し、少なくとも1つ
のボスと2つの連続した羽根によって少なくとも1つの
流路が形成された圧縮羽根車を、例として定める。この
羽根車は軸方向の長さLtと平均曲率半径Rh(z)
(子午面において)とを有し、前記曲率半径Rh(z)
は、少なくとも長さLtの一部にわたって、流路内での
前記多相流体の相の分離を抑えるようにされている。
【0070】ハウジングの直径は、全長にわたって一定
あるいは変動し得る。
【0071】羽根の個数、厚さおよび材質、ならびにカ
バーの厚さおよび材質は、羽根車の内側の部分に加えら
れ、かつ回転速度および伝達されたトルクから主に生じ
る機械的な応力を考慮して装置の完全な状態を確保する
ように決定する。これらの計算方法は当業者に公知であ
る。
【0072】羽根の個数、厚さおよび角度は、従来技術
または先行特許にしたがって、液圧面上で決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による、カバーを備えた羽根車を概略
的に示す図である。
【図2】曲線部を有するカバーを備えた少なくも1つの
羽根車を有する圧縮装置の全体図である。
【図3】圧縮羽根車または膨張羽根車用のカバーの変形
例を概略的に示す図である。
【図4】圧縮羽根車または膨張羽根車用のカバーの変形
例を概略的に示す図である。
【図5】傾斜の値を決定するのに用いられるパラメータ
を示す図である。
【図6】他のシール手段を有する実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
20 ハウジング 21 入口ポート 22 出口ポート 23 シャフト 24 カバー 25 羽根 26 ボス 30 シール機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボス(26)の上に取り付けられた1つ
    または2つ以上の羽根(25)と、羽根の外側の部分に
    取り付けられたカバー(24)とを有し、この組立体が
    ハウジング(20)内に設置されている、圧縮または膨
    張二相ヘリカル混流羽根車において、 前記カバーが、前記羽根車の入口および/または出口に
    対応する端部の少なくとも一方に、前記羽根車の入口と
    出口との間の漏れを抑えるように値が決められている傾
    斜を有することを特徴とする、圧縮または膨張二相ヘリ
    カル混流羽根車。
  2. 【請求項2】 前記傾斜の値が、圧力と、前記カバーと
    固定部分との間で流れが止められた液体塊に対していず
    れかの側に加えられる遠心力の接線成分との間のつりあ
    いがとれるように決められている、請求項1に記載の羽
    根車。
  3. 【請求項3】 前記傾斜の値が、多くても最大長さLm
    axに等しい長さLzによって決められている請求項1
    または2に記載の羽根車。
  4. 【請求項4】 Lmaxの値が、軸方向長さLtの多く
    ても約20%に等しい、請求項3に記載の羽根車。
  5. 【請求項5】 前記羽根車の高圧端に配置された傾斜を
    有している、請求項1から4のいずれか1項に記載の羽
    根車。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのボスと2つの連続した
    羽根とによって形成された少なくとも1つの流路を有す
    る、請求項1から5のいずれか1項に記載の羽根車にお
    いて、 子午面で測定した軸方向長さLtおよび平均曲率半径R
    h(z)を有し、該曲率半径Rh(z)が少なくとも長
    さLtの一部にわたって前記流路内の前記多相流体の相
    の分離を抑えるのに適していることを特徴とする、請求
    項1から5のいずれか1項に記載の羽根車。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのボスと2つの連続した
    羽根とによって形成された少なくとも1つの流路を有す
    ることを特徴する、請求項1から5のいずれか1項に記
    載の羽根車において、 子午面で測定した軸方向長さLtおよび平均曲率半径R
    h(z)を有し、該曲率半径Rh(z)が少なくとも長
    さLtの一部にわたって前記流路内の前記多相流体の相
    の分離を抑えるのに適していることを特徴とする、請求
    項1から5のいずれか1項に記載の羽根車。
  8. 【請求項8】 ハウジング(20)と、1つまたは2つ
    以上の圧縮セル(Ii,Ri)と、シャフト(23)上
    に取り付けられている羽根車と、多相流体の取り入れを
    可能にする入口と、ある程度エネルギーが増加した多相
    流体を取り出すための出口とを有する、少なくとも1つ
    の液相と気相とを有する多相流体の圧縮装置または膨張
    装置において、 前記圧縮セルの少なくとも1つが、請求項1から7のい
    ずれか1項に記載の羽根車を有していることを特徴とす
    る、多相流体の圧縮装置または膨張装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    羽根車または請求項8に記載の圧縮装置を石油流出物の
    汲み上げに用いる方法。
JP11373094A 1998-12-28 1999-12-28 曲線状のフェアリングを備えた二相ヘリカル混流羽根車 Pending JP2000205187A (ja)

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