JP2000205292A - 動力伝達機構 - Google Patents

動力伝達機構

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JP2000205292A
JP2000205292A JP11007767A JP776799A JP2000205292A JP 2000205292 A JP2000205292 A JP 2000205292A JP 11007767 A JP11007767 A JP 11007767A JP 776799 A JP776799 A JP 776799A JP 2000205292 A JP2000205292 A JP 2000205292A
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JP
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coil spring
pulley
rotating body
power transmission
transmission mechanism
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JP11007767A
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Hirohiko Tanaka
洋彦 田中
Akihito Uryu
明史 瓜生
Masahiko Okada
昌彦 岡田
Masahiro Kawaguchi
真広 川口
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンから圧縮機への動力伝達に関与するコ
イルバネの繰り返し応力に対する機械的耐性の確保と、
動力遮断動作の適時性とを両立させる。 【解決手段】圧縮機のハウジング12の一端にはプーリ
43が回転可能に設けられ、圧縮機の駆動軸16の一端
にはプーリの径方向に延びる受承部材50が固定されて
いる。プーリ43の収容凹部45内には、互いに重ね合
わされた一対のコイルバネ601,602が配設され、
各バネの基端部はプーリの底壁43cに固定されてい
る。自然長状態から伸張したコイルバネの先端部63
を、プーリの開口側に設けられた規制部材471に掛止
することで、その先端部63が受承部材50の一部を押
圧可能な位置に保持される。圧縮機側の負荷によりバネ
と規制部材との係合が外れると、プーリ43と駆動軸1
6との作動連結が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動源と被動機器
とを動力伝達可能に作動連結する一方で被動機器側の過
負荷により両者の作動連結を解除して動力伝達を遮断す
ることができる動力伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン又はモータ等の駆動源から圧縮
機等の被動機器への動力伝達経路において、被動機器に
異常事態(例えばデッドロック)が生じたときにその反
動として過大な負荷トルクが駆動源に波及するのを阻止
するために、両者間の作動連結を強制解除可能な動力伝
達機構を設けることがある。例えば、実開昭63−19
083号公報に開示された車輌用クラッチレス圧縮機
は、エンジンとつながるプーリと圧縮機の駆動軸とを過
負荷可破断材(具体的にはシェアピン)を用いて結合す
る動力伝達機構を採用する。即ち、この動力伝達機構で
は、駆動軸に嵌合固定された駆動力受承体に一対のシェ
アピンが立設され、各ピンがプーリの側壁に形成された
穴に係合されることで作動連結関係が構築されている。
そして、圧縮機内部の異常等によって圧縮機側の負荷ト
ルクが高まり、その負荷トルクに起因してシェアピンに
所定の限界値を超える応力が作用すると、二つのピンが
ほぼ同時に破断してエンジンと圧縮機との作動連結を解
除するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、負荷トルク
がシェアピンを破断させる予定値(想定破断トルク)に
達するやそのピンが予定通りに破断するようにシェアピ
ンを設計しておいても、想定破断トルク未満の負荷トル
クによってシェアピンが破断してしまうことがある。こ
れは、通常運転時に変動する負荷トルク(破断トルクよ
りも小さい)による繰り返し応力を受けてシェアピンが
次第に疲労し、その結果、シェアピンを破断させるのに
必要な限界応力が時間の経過と共に次第に低くなるため
である。他方、このような応力疲労による予期せぬ破断
を防止するためにピン径を太くする等の強度向上策を採
用すると、今度は逆に応力疲労の影響がない新品同様の
シェアピンを想定破断トルクで破断させるのが困難にな
るというジレンマがある。
【0004】このように従来の動力伝達機構では、破断
トルクの精度向上とシェアピンの強度(即ち繰り返し応
力に対する機械的耐性)の確保とを両立させることは非
常に困難であった。
【0005】なお、上記の例は部材の破断によって動力
遮断を達成するタイプの動力伝達機構での話であるが、
二つの部材の係合に基づいて駆動源と被動機器との作動
連結を確保する一方で、過大な負荷トルクに起因する前
記二つの部材間での係合の解除により動力遮断を達成す
るタイプの動力伝達機構においても、同様の二律背反的
課題が存在することがある。例えば、二つの回転体の一
方に設けられて他方の回転体との係合及び離脱に関与す
る弾性連結部材の機械的強度を高めようとすると、その
連結部材の弾性まで必要以上に高めてしまい、結果とし
てその弾性連結部材の離脱動作に支障を来たす(即ち予
定した負荷トルクで適時に動力遮断されない)というよ
うな問題が生ずることがある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、駆動源から被動機器への動力伝達
に関与する弾性連結部材の繰り返し応力に対する機械的
耐性の確保と、動力遮断動作の適時性とを両立させるこ
とができる動力伝達機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、駆動
源と被動機器とを動力伝達可能に作動連結する一方で被
動機器側の過負荷により両者の作動連結を解除可能な動
力伝達機構において、駆動源側に設けられると共に収容
凹部を備えた第1回転体と、被動機器側に設けられると
共に動力受承部を備えた第2回転体と、前記収容凹部内
に前記第1回転体と一体回転可能に設けられた少なくと
も一つのコイルバネと、前記動力受承部と干渉しないよ
う前記第1回転体に一体回転可能に設けられると共に伸
張状態にある前記コイルバネの一部と係合して該コイル
バネの収縮を規制するための規制手段とを備え、前記規
制手段により前記コイルバネを伸張状態に維持すること
で該コイルバネの先端部が前記第2回転体の動力受承部
を押圧可能な位置に保持されることを特徴とする。
【0008】この動力伝達機構によれば、第1回転体の
収容凹部内に設けられたコイルバネを伸張し、そのバネ
の一部を同じく第1回転体に設けられた規制手段に係合
することで該コイルバネの収縮が規制される。規制手段
によってコイルバネの伸張状態が維持される限り、該コ
イルバネの先端部が第2回転体の動力受承部を押圧可能
な位置に保持され、当該動力伝達機構を介して駆動源か
ら被動機器への動力伝達が可能となる。他方、被動機器
側に過大な負荷が生ずると、第1回転体に対する第2回
転体の追従回転が阻害され、第2回転体の動力受承部が
コイルバネの先端部を第1回転体の回転方向と逆方向に
押し返す格好となる。すると、コイルバネは動力受承部
によって部分的に押し止められ両回転体の角速度差に応
じた捩じれを生ずるが、その場合でも動力受承部に干渉
されない規制手段は第1回転体と一体回転する。従っ
て、両回転体の角速度差に起因してコイルバネの各部と
規制手段との相対配置(又は回転方向の位相)が変わ
り、伸張状態にあるコイルバネの一部と規制手段との係
合が外れ、コイルバネが収縮して第1回転体の収容凹部
内に収容される。その結果、コイルバネ先端部が動力受
承部を押圧不能となり、駆動源側の第1回転体と被動機
器側の第2回転体との作動連結が解除される。
【0009】この構成によれば、コイルバネが伸張状態
から収縮することによる動力受承部との係合解除動作
は、コイルバネの復元付勢力の大小にほとんど影響され
ることがない。このため、コイルバネの機械的強度を高
めた結果そのコイルバネの復元付勢力が大きくなったと
しても、そのことで前記係合解除動作が悪影響を受ける
ことはない。従って、本発明によれば、駆動源から被動
機器への動力伝達に関与する弾性連結部材(コイルバ
ネ)の繰り返し応力に対する機械的耐性の確保と、動力
遮断動作の適時性とを両立させることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の動力
伝達機構において、前記第2回転体の動力受承部は前記
第1回転体の収容凹部の外側領域に配置され、前記規制
手段は、前記収容凹部の内と外との境界域にあって伸張
状態のコイルバネの先端部又はその近傍と係合可能な位
置に配設された規制部材により構成されることを特徴と
する。
【0011】この構成によれば、規制手段たる規制部材
とコイルバネとの係合時には、コイルバネの先端部が収
容凹部の外側領域に突出配置されることで該先端部が第
2回転体の動力受承部を押圧可能な位置に保持される。
他方、規制部材とコイルバネとの係合が解除されたとき
には、コイルバネの先端部が収容凹部内に没入配置され
ることで該先端部は第2回転体の動力受承部を押圧不能
となる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の動力伝達機構において、前記第1回転体は前記駆動源
によってベルト駆動されるプーリであり、前記コイルバ
ネの基端部は前記プーリの収容凹部の底壁に固定されて
いることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、プーリの収容凹部内で
のコイルバネの自由な捩じり変形を許容しつつコイルバ
ネの基端部をプーリに同期回転可能に連結すると共に、
該コイルバネの先端部を自由端状態として第2回転体の
動力受承部との係合及び係合解除をならしめることが容
易となる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か一項に記載の動力伝達機構において、前記第2回転体
は、被動機器の内部機構と作動連結された駆動軸と、該
駆動軸の一端に固定されて前記第1回転体の半径方向に
延びる受承部材とからなり、この受承部材の半径方向先
端域に前記動力受承部が設けられていることを特徴とす
る。
【0015】この構成によれば、駆動軸の一端に固定さ
れた受承部材の半径方向先端域に存在する動力受承部
を、コイルバネの先端部で押圧することで動力伝達が可
能となる。受承部材の動力受承部もコイルバネ先端部も
第1及び第2回転体の回転軸線から一定の距離(又は半
径)のところに存在するため、第1回転体から第2回転
体へのトルク伝達時において、動力受承部に対するコイ
ルバネ先端部の押圧力を過度に大きくせずとも十分に大
きなトルクが伝わる(又は十分に大きなモーメントが生
ずる)。それ故、トルク伝達時の前記押圧に対する反作
用によりコイルバネが巻き広げられるばかりでトルク伝
達が果たせないという不都合な事態が回避される。又、
このことはコイルバネの機械的強度の要求レベルを緩和
する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を車輌用空調装置の可変容
量圧縮機に具体化した一実施形態を図1〜図5を参照し
て説明する。以下に述べる圧縮機10は、駆動源たる車
輌エンジンとの間に電磁クラッチ等のクラッチ機構を必
要としないため、クラッチレス圧縮機と呼ばれる。本発
明の動力伝達機構はそのようなクラッチ機構に代わって
用いられ、通常時の動力伝達と非常時の動力遮断を選択
的に行う。
【0017】図1に示すように車輌用空調装置は、揺動
斜板式可変容量圧縮機10と、外部冷媒回路30と、該
空調装置の制御全般を司る制御装置34とを備えてい
る。外部冷媒回路30は例えば、凝縮器31、温度式の
膨張弁32及び蒸発器33を備えたタイプであり、圧縮
機10とともに冷凍サイクルを構成する。
【0018】(圧縮機本体の構成と空調制御での基本動
作)被動機器としての圧縮機10は、シリンダブロック
11と、その前端面に接合固定されたフロントハウジン
グ12と、シリンダブロック11の後端面に弁形成体1
4を介して接合固定されたリヤハウジング13とを備え
ている。これら部材11,12,13及び14は全体と
して圧縮機のハウジングを構成する。
【0019】フロントハウジング12内には、シリンダ
ブロック11の前端面によってクランク室15が区画形
成されている。クランク室15には、回動可能な駆動軸
16と、該駆動軸16上に止着された回転支持体(ラグ
プレート)18と、カムプレートとしての斜板19と、
ラグプレート18と斜板19との間に介在されたヒンジ
機構20とが設けられている。ラグプレート18はスラ
ストベアリング17を介してフロントハウジング12の
内壁面に接している。斜板19は駆動軸16によってそ
の軸線方向へのスライド可能且つ傾動可能に支持されて
いる。又、ラグプレート18及びヒンジ機構20によ
り、斜板19は駆動軸16に対しスライド及び傾動可能
で且つ駆動軸16と一体回転可能となっている。
【0020】シリンダブロック11には複数のシリンダ
ボア11a(一つのみ図示)が、駆動軸16を等角度間
隔にて取り囲むように形成されている。各シリンダボア
11aは駆動軸16と平行に延び、各ボア11a内には
片頭型のピストン21が往復動可能に収容されている。
各ピストン21の一端は一対のシュー22を介して斜板
19の外周部に係留されている。各ボア11a内におい
てピストン端面と弁形成体14との間には圧縮室が区画
されている。そして、傾斜状態の斜板19が駆動軸16
と共に回転すると、それに伴う斜板の波打ち運動がシュ
ー22を介して各ピストン21の往復運動を生じさせ
る。尚、駆動軸16、ラグプレート18、斜板19、ヒ
ンジ機構20及びピストン22によって圧縮機10の内
部機構が構成される。
【0021】リヤハウジング13内には弁形成体14に
よって吸入室25及び吐出室26がそれぞれ区画形成さ
れている。吐出室26と吸入室25とは外部冷媒回路3
0によって接続されている。弁形成体14は少なくとも
三枚の金属板材を重ね合わせて構成される。この弁形成
体14には各シンンダボア11a(又は圧縮室)毎に吸
入孔及び吐出孔が形成され、これら各孔に対応してフラ
ッパ弁としての吸入弁14a及び吐出弁14bが形成さ
れている。ピストン21の往復運動に伴い、吸入室25
内の冷媒ガスが吸入弁14aを押し開けてシリンダボア
11a内へ吸入され、その後ピストン21によって圧縮
され、圧縮された冷媒ガスが吐出弁14bを押し開けて
吐出室26へ吐出される。
【0022】シリンダブロック11、弁形成体14及び
リヤハウジング13内には、クランク室15と吐出室2
6とをつなぐ給気通路23が設けられている。給気通路
23の途中には、リヤハウジング13に組み込まれる形
で容量制御弁24が介在されている。この容量制御弁2
4は例えば、ソレノイド24a、弁体24b及びポート
24c(給気通路23の一部を構成する)を備えた弁開
度調節可能な電磁弁として構成されている。ソレノイド
24aは制御装置34によって外部的な通電制御を受け
る。この制御弁24では、ソレノイド24aが励磁され
ると弁体24bがポート24cを閉鎖し、ソレノイド2
4aが消磁されると弁体24bがポート24cを開放す
る。
【0023】他方、駆動軸16にはその軸心に沿って放
圧通路16aが形成されている。放圧通路16aの一端
はクランク室15内に開口する一方、放圧通路16aの
他端はシリンダブロック11の略中央に形成された凹部
11b内に開口している。この凹部11bは、シリンダ
ブロック11及び弁形成体14を貫通する絞りとしての
放圧孔27を介して吸入室25と連通している。放圧通
路16a、凹部11b及び放圧孔27は、クランク室1
5の圧力(クランク圧Pc)を吸入室25に逃がすため
の抽気通路を構成する。なお、前記凹部11b内には付
勢バネ29が配設されている。この付勢バネ29は駆動
軸16全体を前方に付勢し、スラストベアリング17を
介してラグプレート18をフロントハウジング12の内
壁面に常時接触させて、圧縮機の内部機構を一義的に位
置決めする。
【0024】このような揺動斜板式圧縮機の吐出容量
は、容量制御弁24によってクランク圧Pcを制御する
ことで可変調節される。即ち、制御装置34からの通電
制御による制御弁24の弁開度調節に基づき、給気通路
23を介したクランク室15への高圧冷媒ガスの供給量
と、抽気通路を介したクランク室15からの冷媒ガスの
放出量とのバランスを調節することでクランク圧Pcが
制御される。そして、クランク圧Pcを高め誘導すれ
ば、斜板19の傾角が小さくなり各ピストン21のスト
ロークが小さくなって吐出容量が減少する。他方、クラ
ンク圧Pcを低め誘導すれば、斜板19の傾角が大きく
なり各ピストン21のストロークが大きくなって吐出容
量が増大する。つまり制御装置34は、蒸発器33に設
けた温度センサやその他のセンサ類(いずれも図示せ
ず)からの検知情報に基づいて車室内の冷房負荷の大き
さを判断し、その冷房負荷に応じて制御弁24への通電
量を調節する。そして、通電制御された制御弁開度に応
じてクランク圧Pcを、ひいては斜板傾角を決定し、圧
縮機の吐出容量を冷房負荷にみあったものに調節する。
このように、この可変容量圧縮機においては、冷房負荷
の変化に応じた斜板19の傾角制御に基づき、吐出容量
(圧縮能力)がフィードバック制御される。
【0025】なお、斜板19の最大傾角はその斜板19
に設けられたストッパ19aがラグプレート18に当接
することで規制される。他方、斜板19の最小傾角は駆
動軸16の略中央部に装着された規制リング28に斜板
19が当接することで規制される。一般に最小傾角はピ
ストンストロークがゼロにならないように0°よりも僅
かに大きく設定される。
【0026】(動力伝達機構の構成及び作用)図1に示
すように、フロントハウジング12の前端部はスリーブ
状に形成されて支持筒部41を構成している。この支持
筒部41の外周面上にはアンギュラベアリング42を介
して、第1回転体としてのプーリ43が回転可能に支持
されている。このプーリ43は、Vベルト等の動力伝達
ベルト44を介して駆動源としての車輌エンジン35に
作動連結されている。図2及び図3に示すように、プー
リ43は、アンギュラベアリング42の外輪に取着され
る内側筒部43a(以下「ボス部」という)と、ベルト
44が掛装される外側リング状部43bと、前記ボス部
43aと外側リング状部43bとを連結する底壁として
のフランジ部43cとを有している。そして、ボス部4
3a、外側リング状部43b及びフランジ部43cによ
って囲まれる領域には環状の収容凹部45が確保されて
いる。
【0027】図1〜図3に示すように、駆動軸16の前
端部はプーリ43のほぼ中心域を貫通するように存在
し、その駆動軸16の前端部には受承部材50がロック
ボルト46によって固定されて駆動軸16と受承部材5
0とが一体回転可能となっている。なお、駆動軸16及
び受承部材50は第2回転体を構成する。
【0028】受承部材50は、駆動軸16の前端部外周
に嵌合する円筒部51と、その円筒部51の外端(図3
では上端)に一体化されたプレート部52とを有してい
る。円筒部51の大部分はプーリの収容凹部45内に進
入しているが、プレート部52はその収容凹部45の外
側領域に配置(即ちプーリ43よりも前方に配置)され
ている。このプレート部52はプーリ43の径方向に直
線状に延びており、ボルト46を挟んで配置された一対
のプレート腕部521,522からなる。つまり、各プ
レート腕部521,522はボルト46を挟んで互いに
180°の角度位置に存在する。受承部材50はその全
体が剛性の高い材料(例えば金属やエンジニアリングプ
ラスチック)で作られており、各プレート腕部521,
522が外力を受けてたわむことはない。
【0029】又、特に図6に示すように、プレート腕部
521,522の各先端域には係合凹部53が設けられ
ている。各係合凹部53は、プレート腕部の下面(即ち
プーリ43との対向面)及び片方の側面に開口して形成
され、この係合凹部53内に前記片方の側面側から後記
コイルバネの一端が係入するのを許容する形状となって
いる。
【0030】図2〜図5に示すように、プーリ43の収
容凹部45内には、一対のコイルバネ601,602か
らなる弾性連結部材60が配設されている。二つのコイ
ルバネ601,602は同じ形状をなし且つ同じ金属か
らできている。各コイルバネは、螺旋状の本体部と、そ
の両端たる基端部62及び先端部63を有している。両
コイルバネ601,602は、それぞれの基端部62が
互いにボルト46(又は駆動軸16)を挟んでほぼ18
0°反対側に位置するように重ね合わされている。各コ
イルバネの基端部62は、プーリ43のフランジ部43
cに対して例えばリベットのような固着手段で固定さ
れ、その結果、両コイルバネ601,602はプーリ4
3と一体回転可能となっている。なお、上述のような両
コイルバネの重ね合わせの結果、それぞれの先端部63
も互いにボルト46を挟んでほぼ180°反対側に位置
する。
【0031】特に図5は、両コイルバネ601,602
の基端部62をプーリ43に固定した直後の状態を示
す。この状態では各コイルバネが、プーリ43のボス部
43aの外周面と外側リング状部43bの内周面との間
に前記外周面及び内周面のいずれとも接触することなく
保持される。つまり、各コイルバネが描く螺旋円の半径
は、ボス部43aの外周の半径よりも大きく且つ外側リ
ング状部43bの内周の半径よりも小さくなるように設
定されている。尚、各コイルバネは、その螺旋状の本体
部がボス部43aの周囲を2周半ほど取り巻く程度の長
さを有している。又、図5に示すように、両コイルバネ
601,602が自然長状態にあるとき、両コイルバネ
の先端部63は共にプーリ43の収容凹部45内に完全
に収められる。このとき、プーリ43と駆動軸16とは
作動連結関係にない。
【0032】更に図2〜図5に示すように、プーリ43
の外側リング状部43bの開口端縁(即ち収容凹部45
の内と外との境界域)には、規制手段として一対の規制
部材471,472がリベット48によって固定されて
いる。規制部材471はコイルバネ601及びプレート
腕部521に対応し、規制部材472はコイルバネ60
2及びプレート腕部522に対応している。両規制部材
471,472は、各規制部材がそれと対応するコイル
バネの先端部63の近傍に位置すると共に互いにボルト
46を挟んで180°反対側に位置するように配置され
ている。
【0033】プーリ43に固定された規制部材471,
472の各々は、フランジ部43cに対し略平行であ
り、ボルト46に向かって内方向に延出する。但し、各
規制部材の延出長は、図2に示すようにプーリ43の正
面側から見て、各コイルバネの本体部を横切るがプーリ
のボス部43aにまで達しない長さである。
【0034】図1の圧縮機を車輌のエンジンルーム内に
組み込む場合には、図5に示すような自然長状態にある
コイルバネ601,602の各先端部63が該コイルバ
ネの復元付勢力に抗して収容凹部45から外に引き出さ
れ、その先端部63と対応する規制部材471,472
の上面に掛止される。すると、図2及び図3に示すよう
に、規制部材471,472によって各コイルバネの先
端部63が収容凹部45内に引っ込むことが規制され、
各コイルバネの先端部63が規制部材の上面の位置(又
は高さ)に保持されて、各コイルバネが伸張状態に維持
される。
【0035】かかる伸張状態では、各コイルバネの先端
部63の高さがプレート腕部521(又は522)の係
合凹部53の高さに符合し、該係合凹部53内にプレー
ト腕部の側面開口からコイルバネ先端部63が係入可能
となる。そして、まさに図2に示すように、各コイルバ
ネの先端部63の端面が係合凹部53の奥壁54(図6
参照)に当接することで、両コイルバネ601,602
と受承部材50との間に動力伝達のための係合が確保さ
れる。なお、前記奥壁54は第2回転体の動力受承部を
構成する。こうして、二つのコイルバネ601,602
を介してプーリ43(第1回転体)と受承部材50及び
駆動軸16(第2回転体)とが同期回転可能に作動連結
され、駆動源から被動機器への動力伝達が可能となる。
【0036】次に動力伝達機構の作用を説明する。通常
の運転状態においては、駆動源としてのエンジン35の
動力は、ベルト44、プーリ43、コイルバネ601,
602及びそれらの先端部63によって押圧される受承
部材50を介して駆動軸16に伝達される(図2及び図
3参照)。このとき、エンジン35側の供給トルクと圧
縮機10側の負荷トルクとが釣り合い、図2に示すよう
にプーリ43の角速度ω1と受承部材50及び駆動軸1
6の角速度ω2とが均衡した状態でプーリ43及び駆動
軸16が同期回転する。
【0037】駆動軸16への動力伝達に伴い、駆動軸1
6に作動連結された斜板19が個々のピストン21を往
復動させ、各々に冷媒ガスの吸入及び圧縮という仕事を
させる。この仕事状況(負荷発生状況)に相応して、駆
動軸16及び受承部材50にはプーリ43の回転方向と
は逆向きの負荷トルクが作用する。しかしながら、その
負荷トルクが所定の限界値を超えず、エンジン35に対
して許し難い影響を及ぼさない程度のものであるなら
ば、コイルバネ601,602及び受承部材50を介し
てプーリ43から駆動軸16への動力伝達が維持され
る。
【0038】これに対し、圧縮機本体で何らかの不具合
(例えばデッドロック)が生じ、圧縮機側の負荷トルク
が前記所定の限界値を超えて過大になると、プーリ43
と受承部材50及び駆動軸16との同期回転が維持でき
なくなり、プーリ43の角速度ω1と受承部材50及び
駆動軸16の角速度ω2’との間にギャップが生じる
(図4参照,ω2’<ω1)。即ち、コイルバネ60
1,602はプーリ43との一体回転を続けようとする
のに対し、受承部材50はプーリ43への追従回転に強
く逆らい、第1及び第2回転体間に角速度差(ω1−ω
2’)が生じる。
【0039】すると、プーリ43が角速度ω1で回転し
続けようとする一方で、各コイルバネの先端部63は受
承部材50の各係合凹部の奥壁54によって逆に押し止
められ、コイルバネ601,602はやや巻き広げられ
ながら捩じられる。この瞬間に、第1及び第2回転体間
の角速度差に基づき、図2の位置にある規制部材47
1,472の各々が、奥壁54によって押し止められた
コイルバネ先端部63の位置よりもプーリ回転方向前方
に素早く相対移動し(図4参照)、二つの規制部材47
1,472と各々に対応するコイルバネ601,602
との係合が同時に解除される。この係合解除によって伸
張状態のコイルバネが収縮するのを規制するものがなく
なるため、各コイルバネは自己の復元付勢力によって自
然長状態にまで収縮する(図5参照)。バネの収縮によ
り、コイルバネ先端部63と奥壁54との係合がなくな
るため、各コイルバネは前記捩じりの付勢力に基づいて
捩じりのない状態に戻り、図4に示すように、各コイル
バネの先端部63は、対応する規制部材よりもプーリ回
転方向前方の本来の相対配置位置に戻る。
【0040】このように、圧縮機側の負荷トルクが過大
になり駆動軸16がプーリ43に追従回転できなくなる
と、各コイルバネの先端部63と規制部材471,47
2との係合が瞬間的に解除されると共に各コイルバネの
先端部63が係合凹部53から離脱し、図4及び図5に
示すように両コイルバネ601,602と受承部材50
との作動連結が解消され、プーリ43から駆動軸16へ
の動力伝達が遮断される。尚、図4及び図5の状態で
は、エンジン35が駆動し続ける限りプーリ43及びコ
イルバネ601,602は圧縮機側の事情に関係なく回
転し続ける。
【0041】(効果)本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 ○ 圧縮機側に過大な負荷トルクが生じたときには、コ
イルバネ601,602と受承部材50との作動連結を
速やかに解除してエンジン35と圧縮機10との間の動
力伝達を遮断することができる。それ故、過大な反発負
荷トルクからエンジン35等を確実に保護することがで
きる。
【0042】○ コイルバネ601,602と受承部材
50との作動連結及びその解除は、受承部材の各プレー
ト腕部の係合凹部53に係入するコイルバネ先端部63
と、規制部材471,472との相対位置によって決ま
る。又、コイルバネの先端部63は、そのコイルバネが
規制部材471,472によって伸張状態に維持される
限り係合凹部53内に係入し続けることができる。それ
故、コイルバネ先端部63の係合凹部53からの離脱動
作は、そのコイルバネの復元付勢力(即ちコイルバネの
バネ定数)の大小にほとんど影響されない。このため、
各コイルバネの機械的強度を高めるべく、例えばコイル
径や線材太さの大きなコイルバネを用いることができ
る。そして、コイルバネの機械的強度を高めた結果その
バネ弾性までもが高くなったとしても、適時の離脱動作
が阻害されることはない。即ち、本実施形態によれば、
従来の動力伝達機構にありがちな二律背反的な要求、即
ち弾性連結部材(コイルバネ601,602)の繰り返
し応力に対する機械的耐性の確保と動力遮断動作の適時
性とを見事に両立させることができる。
【0043】○ 各コイルバネの基端部62はプーリの
フランジ部(底壁)43cに固定され、先端部63は該
プーリ43と一体回転する規制部材471,472上に
掛止されるに過ぎない。又、伸張状態にあるコイルバネ
の復元付勢力は、コイルバネ先端部63が受承部材50
の係合凹部奥壁54を押圧する方向(動力伝達方向)に
は作用しない。このため、前記コイルバネの復元付勢力
は、駆動軸16を含む圧縮機10の内部機構に波及せ
ず、圧縮機内部機構が両コイルバネ601,602から
の荷重を受けることがない。
【0044】○ プーリ43から駆動軸16への動力伝
達時、各コイルバネの先端部63がそれと対応する係合
凹部53内に係入される。このため、動力伝達時には、
係合凹部53を区画している奥壁54以外の内壁によ
り、コイルバネ先端部63のプーリの半径方向(内方向
及び外方向)への位置ずれが規制される。従って、予期
せぬ事情でコイルバネ先端部63が規制部材471,4
72の上面から径方向に滑り落ちるという不慮の事態を
回避することができる。
【0045】○ 弾性連結部材60は複数のコイルバネ
601,602から構成されると共に、コイルバネの各
基端部62は等角度間隔位置(即ち180°反対側の位
置)でプーリ43に連結され、且つコイルバネの各先端
部63も等角度間隔位置(即ち180°反対側の位置)
で受承部材50に係合している。従って、エンジン35
からの動力伝達に際し、弾性連結部材60が原因となっ
て駆動軸16をその中心軸線に対し傾けるようなモーメ
ントは発生しない。それ故、受承部材50及び駆動軸1
6の姿勢(又は回転状況)が安定しトルクが無駄なく伝
達される。
【0046】○ 圧縮機側で生ずる負荷トルクが所定の
限界値を超えない限り、駆動軸16に作用するトルクの
変動を弾性連結部材60の捩じり変形によってある程度
緩和することができる。即ち、弾性連結部材60はダン
パとしても機能する。
【0047】○ 本実施形態によれば、プーリ43の環
状の収容凹部45内に両コイルバネ601,602がす
っぽり収容される。このため、プーリ43の内部空間を
有効利用することができる。
【0048】○ 各コイルバネの先端部63が係合凹部
54から離脱して両コイルバネ601,602が自然長
状態に戻る動作は、各コイルバネの先端部63がプーリ
の収容凹部45内に落ち込む動作と理解することもでき
る。この点、特開平10−267046号公報に開示の
動力伝達機構は、圧縮状態で取り付けられたコイルバネ
の一端部が、被動機器側回転体に設けられたバネの太さ
相当の幅を有する収容溝又は凹部に落ち込むことで動力
遮断が実現するように構成されている。このため、該先
行技術と本件との間にある種の類似性を見出すこともで
きる。しかし、前記先行技術と本件とでは、コイルバネ
の先端部が落ち込むことになる凹部を区画形成する母材
の成り立ちが明らかに相違し、それが故に、それら凹部
の大きさ又は広さにはかなりの隔たりがある。即ち、本
件におけるプーリの収容凹部45の方が、先行技術にお
ける収容溝又は凹部よりも明らかに大きい。それ故、本
実施形態によれば、係合凹部54から離脱した各コイル
バネの先端部63は、プーリの収容凹部45内に確実に
落ち込むことができ、離脱動作又は二つの回転体間にお
ける動力遮断動作の確実性が高い。
【0049】(別例)前記実施形態を以下のような態様
に変更してもよい。 ○ 前記実施形態では、弾性連結部材60を二つのコイ
ルバネ601,602で構成したが、使用するコイルバ
ネは一つだけでもよく、逆に三つ以上のコイルバネが用
いられてもよい。即ち、プーリ43と駆動軸16との作
動連結に関与するコイルバネは少なくとも一つあれば足
りる。
【0050】○ 前記実施形態では、規制部材471,
472をプーリの外側リング状部43bに固定したが、
これらは規制部材471,472はプーリの内側筒部
(ボス部)43aの側に固定されてもよい。
【0051】○ 前記実施形態では、受承部材50のプ
レート腕部521,522の各先端域に係合凹部53を
設けたが、かかる係合凹部53は必ずしも形成する必要
はない。即ち、受承部材50のプレート腕部521,5
22の側面を動力受承部とみなし、その側面をコイルバ
ネ601,602の各先端部で単に押圧するようにして
もよい(図7参照)。
【0052】○ 例えば図7に示すように、コイルバネ
の先端部63が乗り上げる規制部材471(又は47
2)の上面に、プーリの半径方向(内方向及び/又は外
方向)へのコイルバネの位置ずれを規制する一又は二以
上のガイド部71(好ましくはガイド突部)を設けても
よい。かかるガイド部71を設けることで、予期せぬ事
情でコイルバネ先端部63が規制部材471,472の
上面から径方向に滑り落ちるという不慮の事態を回避す
ることができる。
【0053】○ 前記実施形態の動力伝達機構におい
て、電磁クラッチをあえて併設してもよい。 (付記)前記実施形態及び別例から把握できる各請求項
に記載した発明以外の技術的思想の要点としては、
(1)請求項4に記載の動力伝達機構において、前記動
力受承部は前記受承部材の半径方向先端域に設けられた
係合凹部の奥壁であること、(2)請求項4に記載の動
力伝達機構において、前記動力受承部は前記受承部材を
構成するプレート腕部の側面であること、(3)請求項
1〜4に記載の動力伝達機構において、前記コイルバネ
は、自然長状態では前記第1回転体の収容凹部内に収容
可能であり、前記規制手段と係合する伸張状態では少な
くともその先端部が前記収容凹部の外側領域に配置可能
であること、があげられる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の本
発明によれば、コイルバネが伸張状態から収縮すること
によるコイルバネ先端部と動力受承部との係合解除動作
は、コイルバネの復元付勢力の大きさにほとんど影響さ
れない。従って、駆動源から被動機器への動力伝達に関
与する弾性連結部材としてのコイルバネの繰り返し応力
に対する機械的耐性の確保と、動力遮断動作の適時性と
を見事に両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における可変容量圧縮機の断面図。
【図2】動力伝達時における動力伝達機構の正面図。
【図3】図2の3−3線での断面図。
【図4】動力遮断時における動力伝達機構の正面図。
【図5】図4の5−5線での断面図。
【図6】受承部材及びコイルバネの一部を拡大して示す
斜視図。
【図7】別例となる動力伝達機構の正面図。
【符号の説明】
10…圧縮機(被動機器)、16…駆動軸、35…車輌
エンジン(駆動源)、43…プーリ(第1回転体)、4
3c…フランジ部(収容凹部の底壁)45…収容凹部、
471,472…規制部材(規制手段)、50…受承部
材(16及び50は第2回転体を構成する)、53…係
合凹部、54…係合凹部の奥壁(動力受承部)、60…
弾性連結部材、601,602…コイルバネ、62…コ
イルバネの基端部、63…コイルバネの先端部。
フロントページの続き (72)発明者 岡田 昌彦 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 川口 真広 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源と被動機器とを動力伝達可能に作
    動連結する一方で被動機器側の過負荷により両者の作動
    連結を解除可能な動力伝達機構において、 駆動源側に設けられると共に収容凹部を備えた第1回転
    体と、 被動機器側に設けられると共に動力受承部を備えた第2
    回転体と、 前記収容凹部内に前記第1回転体と一体回転可能に設け
    られた少なくとも一つのコイルバネと、 前記動力受承部と干渉しないよう前記第1回転体に一体
    回転可能に設けられると共に伸張状態にある前記コイル
    バネの一部と係合して該コイルバネの収縮を規制するた
    めの規制手段とを備え、 前記規制手段により前記コイルバネを伸張状態に維持す
    ることで該コイルバネの先端部が前記第2回転体の動力
    受承部を押圧可能な位置に保持されることを特徴とする
    動力伝達機構。
  2. 【請求項2】 前記第2回転体の動力受承部は前記第1
    回転体の収容凹部の外側領域に配置され、前記規制手段
    は、前記収容凹部の内と外との境界域にあって伸張状態
    のコイルバネの先端部又はその近傍と係合可能な位置に
    配設された規制部材により構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の動力伝達機構。
  3. 【請求項3】 前記第1回転体は前記駆動源によってベ
    ルト駆動されるプーリであり、前記コイルバネの基端部
    は前記プーリの収容凹部の底壁に固定されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の動力伝達機構。
  4. 【請求項4】 前記第2回転体は、被動機器の内部機構
    と作動連結された駆動軸と、該駆動軸の一端に固定され
    て前記第1回転体の半径方向に延びる受承部材とからな
    り、この受承部材の半径方向先端域に前記動力受承部が
    設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一項に記載の動力伝達機構。
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